JP2003516698A - 複数のフィルタセットおよび正規化されたフィルタ適応を用いた干渉除去の方法およびシステム - Google Patents

複数のフィルタセットおよび正規化されたフィルタ適応を用いた干渉除去の方法およびシステム

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JP2003516698A JP2001543868A JP2001543868A JP2003516698A JP 2003516698 A JP2003516698 A JP 2003516698A JP 2001543868 A JP2001543868 A JP 2001543868A JP 2001543868 A JP2001543868 A JP 2001543868A JP 2003516698 A JP2003516698 A JP 2003516698A
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カールソン,ヨナス
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テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
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    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70703Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation using multiple or variable rates

Abstract

(57)【要約】 符号分割多元接続(CDMA)ネットワークにおける干渉除去の方法およびシステム。本発明の一実施例では、送信された信号は特定の拡散系列で拡散される。信号は拡散系列長とは異なる特定の拡散率を有する複数のシンボルを含む。送信された信号は受信され送信された信号を復号するために複数の逆拡散系列を用いてフィルタリングされ、それぞれの逆拡散系列は拡散系列の特有の部分に対応し、対応する拡散系列の一部で拡散された受信信号の一部を逆拡散するために用いられる。加えて、それぞれの逆拡散系列は別の信号による干渉を除去するために適応され、そのような干渉は逆拡散系列に対応する拡散系列の一部に関連している。本発明の別の実施例では、受信したCDMA伝送を復号するために用いられる逆拡散系列を干渉除去に適応させ、そして適応された逆拡散系列は後のフィルリングで使用するための逆拡散系列を生成するため正規化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は全明細書を添付した同時出願中の米国特許仮出願、出願番号60/1
70080、出願日1999年12月9日に基づく優先権を主張し、参照によっ
てここに取り込む。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は、総括的には移動通信体無線通信システムの符合分割多元接続(CD
MA)通信に関し、特に多元接続通信システムの干渉除去に関する。
【0003】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
無線通信システムの複数のユーザーによる同時通信を可能にするため、何れか
のタイプの多重通信技術を利用する必要がある。これまで、大部分の移動通信シ
ステムは、それぞれのアクティブな呼が特定の周波数に割り当てられる周波数分
割多元接続(FDMA)、またはそれぞれのユーザーが特定のタイムスロットお
よび周波数に割り当てられている時分割多元接続(TDMA)を利用してきた。
しかし第三世代の移動通信システムとして符合分割多元接続(CDMA)が主な
多元接続技術として選択されるようになってきた。特に広帯域CDMA(WCD
MA)が第三世代システムの主流として利用されるようになるだろう。
【0004】 CDMAシステムでは、多数のユーザーが同じ周波数に割り当てられる。別の
ユーザーの信号を区別するために、それぞれのユーザーごとに擬似雑音拡散系列
(a pseudo-noise spreading sequence)が割り当てられていて、送信側は狭帯
域情報信号を広帯域信号に拡散するためにそれを使用する。CDMA信号を検出
するために、従来は、送信側で使用された拡散系列と同じ拡散系列を用いて受信
側で受信信号を逆拡散する。この逆拡散は、広帯域信号を狭帯域信号に復調する
。しかし広帯域信号は複数のユーザーの情報を含んでいるので、広帯域信号に含
まれている別の情報信号は特定のユーザーの逆拡散信号の品質に干渉する傾向が
ある。その結果、通常、何らかの形態の干渉除去がパフォーマンスを向上させる
ために利用される。
【0005】 第一のタイプの干渉除去では、多様な全ユーザーの拡散符合の情報をチャネル
特性の推定値および全干渉信号のデータシンボルと共に利用する。このタイプの
干渉除去は、並列減算式干渉除去のようなマルチユーザー検出アルゴリズムを利
用して行うことが可能である。一般的に必要な全情報は基地局で得られるので、
マルチユーザー検出装置は最も頻繁には移動通信システムの基地局に見られる。
【0006】 第二のタイプの干渉除去は、干渉信号に用いられている実際の拡散系列の情報
を持たないシングルユーザー検出装置を利用して行わうことができる。変調方式
と拡散率のみがわかっていると仮定する。一般的に拡散符号の詳細な情報または
干渉信号のデータシンボルは移動局では得られないので、シングルユーザー検出
装置は、最も頻繁に移動局で見られる。さらに、シングルユーザー検出装置は、
一般的に必要な処理リソースの総量に関してマルチユーザー検出装置と比べて複
雑でないので、移動局に適切である。複雑性の低減により、シングルユーザー検
出装置の実行が容易になり、シングルユーザー検出装置を同様に基地局でも利用
することが望ましい場合もある。シングルユーザー検出装置での干渉除去は、短
い拡散系列の使用によって導入された周期定常特性(cyclo-stationary propert
ies)を利用する適応型アルゴリズムに基づく。従って、これらの適応型シング
ルユーザー干渉除去アルゴリズムは、干渉信号の拡散系列情報がなくても効果的
に干渉を除去できる。
【0007】 現在のCDMAシステムでは、短い拡散系列はシンボル時間と等しい周期を持
っている。言い換えれば、拡散系列長は拡散率に合うように変化する。しかし、
WCDMA基準では、短い拡散系列またはスクランブリングコードは、情報の伝
送に使用される拡散率に関係なく長さが256チップに固定されている。このよ
うに、データシンボルの拡散率が256のときのみ、拡散系列長はシンボル時間
に等しい。拡散率が低いとき(すなわち、データ比率が高いとき)、干渉信号の
周期定常特性が部分的に破壊される。結果として、現在のシングルユーザー干渉
除去技術は、WCDMA基準を用いた通信においては効果的でない。
【0008】 さらに、WCDMA環境において、ユーザーはマルチレートユーザーになりう
る(すなわち、そのようなユーザーの拡散率は、アプリケーション、チャネル品
質などにより頻繁に変化可能である)。しかし、何れの与えられた時間において
も、WCDMAシステム内の異なるユーザーが同じ拡張率を利用しているという
ことでは必ずしもない。従って、別のユーザーからの干渉信号が、当該のユーザ
ーとは異なる拡張率を有していることもある。これらの問題はWCDMA環境で
の従来の干渉除去技術の効果をさらに低減する可能性がある。 現在の適応型干渉除去技術の多くに伴う別の問題点は、それらの技術が干渉除
去のために受信機を適応させるために使用されるとともに、無線チャネルの変化
に対応するためにも使用される点にある。無線チャネルの劣化は干渉信号の変化
に応じて非常に早く起こるので、これらの干渉除去技術の適応では、無線チャネ
ルの変化への対応が困難なことがしばしばある。さらに、劣化の取り扱いに加え
、適応型受信機は複数のアンテナからの信号およびマルチパスチャネルを介して
伝搬された信号の受信および処理を行うことが可能でなければならない。
【0009】 それゆえ、特定の伝送に使用される拡散率が、その伝送の短いスクランブリン
グコード長と異なるとき、干渉除去のシステムおよび方法が必要となる。システ
ムおよび方法は複数の伝搬パスからの、複数のアンテナで受信された伝送信号を
処理することも可能でなければならない。さらに、システムおよび方法により、
干渉除去は無線チャネルの比較的速い変化および別のユーザーの信号による干渉
の比較的遅い変化に適応することも可能になる。好適には、システムおよび方法
はユーザー自身の拡散率の変化にも対応し、干渉しているユーザーの拡散率がユ
ーザー自身の拡散率と異なっているとき効果的な干渉除去を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は符号分割多元接続(CDMA)伝送における干渉除去の方法およびシ
ステムを含む。本発明の一つの特徴は、伝送で符号化された信号を復号するのに
複数のフィルタセットが使用される点であり、そこでは、信号は信号を符号化す
るのに使用される拡散系列長とは異なる拡張率を有する。本発明の別の特徴は、
伝送で符号化された信号を復号するために使用されるフィルタもしくは複数のフ
ィルタは正規化された適応処理を用いて適応される点である。 本発明の一実施例では、CDMA伝送で符号化された信号が特定のチャネルで
伝送される方法を提供する。信号は、複数のシンボルを含み(それぞれのシンボ
ルは関連する拡散率を有する)、そして特有の拡散系列を用いて拡散される。こ
の実施例では、拡散系列長は少なくとも一つのシンボルに関連する拡散率と異な
る。CDMA伝送は、受信されると、符号化信号を復号するために、複数の逆拡
散系列を使用してフィルタリングされる。それぞれの逆拡散系列は、拡散系列の
特定の部分に対応する。従って、受信されたCDMA伝送のそれぞれのシンボル
は、シンボルを拡散する時に使用された拡散系列部分に対応する逆拡散系列部分
を使用して逆拡散される。それぞれの逆拡散系列はさらに、拡散系列の対応する
部分に関連する干渉を除去するために適応される。一般的に、そのような干渉は
CDMA伝送で符号化された別の信号によって引き起こされる。好適には、適応
段階はそれぞれのフィルタリング工程の後で、次のフィルタリング工程で利用す
るための更新された逆拡散系列を生成するために行われる。
【0011】 本発明の別の実施例では、干渉除去は、特定の拡散系列で符号化された信号を
含むCDMA伝送を受信するためのアンテナを一つ以上含むシステムで行われる
。システムは、受信したCDMA伝送における干渉を除去するために複数の逆拡
散ベクトルそれぞれを適応させる干渉除去適応ユニットを含む。加えて、システ
ムは、符号化信号を復号するために適応された逆拡散ベクトルを使用して受信し
たCDMA伝送を逆拡散するためのフィルタリングユニットを一つ以上含む。そ
れぞれのフィルタリングユニットは複数の逆拡散フィルタを備え、それぞれ逆拡
散フィルタは適応された逆拡散ベクトルのうちの一つを使用し、受信したCDM
A伝送の一部を逆拡散する。特に、使用される特定の適応された逆拡散ベクトル
は、信号を符号化するとき使用された拡散系列部分に対応する逆拡散ベクトルで
ある。
【0012】 本発明の別の実施例では、信号が特定の拡散系列を用いて符号化されるCDM
A伝送が、特定のチャネルで送信される。CDMA伝送は受信され、信号を復号
するために少なくとも一つの逆拡散系列を使ってフィルタリングされる。続いて
、該少なくとも一つの逆拡散系列は、CDMA伝送において別の信号によって生
じた干渉を除去するために適応される。適応された逆拡散系列は、それに続くフ
ィルタリング段階で使用する逆拡散系列を生成するためにさらに正規化される。 追加的な選択肢として、エラーベクトルを計算し、逆拡散系列を適応させると
きに用いるそれぞれの逆拡散系列を求めることができる。好適には、そのような
エラーベクトルのそれぞれが正規化され、対応する適応された逆拡散系列を計算
するために利用される。さらに逆拡散系列は、無線チャネル変化に対応するよう
に適応されることも可能で、適応はエネルギー総量および受信したCDMA伝送
の部分に関連する位相に従って行われる。
【0013】 また別の実施例では、拡散系列により符号化された信号をそこに含むCDMA
伝送を受信するためのアンテナを少なくとも一つ有する干渉除去システムが提供
される。システムは受信したCDMA伝送における干渉を除去するために少なく
とも一つの逆拡散ベクトルを適応させる干渉除去ユニットを含む。干渉除去ユニ
ットは、また、次のフィルタリングで利用するための更新された逆拡散系列を生
成するために、適応された逆拡散系列を正規化する。システムはさらに、符号化
された信号を復号するために正規化され適応された逆拡散ベクトルを用いて受信
したCDMA伝送を逆拡散するためのフィルタリングユニットを一つ以上含む。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明をさらなる理解のために、添付した図面を参照し、それと併せて以下で
詳細に説明する。 ここで参照する全図面に関して、同様の参照記号は同様のまたは類似の部分を
意味する。図1についていえば、本発明を実行することのできる移動通信ネット
ワーク2のブロック図が描かれている。ネットワーク2は特定の地域で有用な移
動体通信交換局(MSC)10を含む。MSC10は一般的にはそのサービスエ
リア内の無線通信を制御し、また、通話接続をネットワーク2内の別のMSC1
0または公衆交換電話網(PSTN)4などの外部ネットワークに送る。その制
御機能に関連して、MSC10は複数の基地局(BTS)12を監視し、特定の
移動局(MS)14に関連する通話を、MS14が現在位置しているセルとして
の役割を持つBTS12へ、およびBTS2から繋ぐ。
【0015】 BTS12と複数のMS14の間の通信は無線インターフェイス16を介して
行われる。WCDMA基準では、BTS12と複数のMS14の間の通信が、そ
れぞれのMS14に特有の拡散符号を利用して同じ帯域幅で同時に行われる。し
かし、結果としてBTS12と特定のMS14との間の信号の質は、他のMS1
4からの信号の干渉によりやや劣化する。
【0016】 図2では、受信信号の適応型干渉除去に用いられるWCDMA受信機6の一部
のブロック図が描かれている。受信機6はBTS12またはMS14のどちらに
でも配置できる。しかし、WCDMA基準によれば短いスクランブリングコード
は、一般的にアップリンクの方向でのみ使用される。結果として、短いスクラン
ブリングコードの周期定常特性に基づく適応型のシングルユーザー干渉除去はW
CDMAシステムの基地局で最も頻繁に行われる。
【0017】 適応型のシングルユーザー干渉除去アルゴリズムを用いることによって、受信
機6は、システム内の他のユーザーを検出し相互に影響しあうことなくそれぞれ
のユーザーのために干渉を除去することができる。結果として、本発明による干
渉除去を、受信機6間の、または異なるユーザーの信号の検出の間の相互通信を
必要とせずにモジュラー回路で行うことができるので、システムのサービス、メ
ンテナンス、およびリダンダンシー要求が簡略化される。さらに、基地局での干
渉除去に関しては、これらの利点により干渉除去能力のない基地局を完全な干渉
除去機能をもった基地局へ徐々に改良することが容易になる。特に、そのような
基地局の全受信機基板はすべて一度に変える必要はなく、付加的な基板間の通信
も必要ない(すなわち、同じバックプレーンを使用できる)。従って、本発明に
よる干渉除去技術の使用により、基地局の容量を増加し、基地局の範囲を広げ、
および/または移動体端末の消費出力の低減を可能にする。
【0018】 受信機6の構造に戻ると、受信機6は、伝送信号をそれぞれ受信するアンテナ
18を一つ以上含むことができる。複数のアンテナ18が使用されるとき、それ
ぞれのアンテナ18で受信された信号は、異なる伝搬遅延を持つ可能性がある。
加えて、無線環境でのマルチパス伝搬は、アンテナ18それぞれが複数の電波を
受信する結果となる。従って、それぞれのアンテナ18のそれぞれの電波は、別
々に処理されるべきである。受信機6内のサーチャー/トラッカー(Searcher/T
racker)ユニット(図示されていない)は、それぞれのアンテナ18で受信され
た最も強い電波を見分けて選択し、そしてそれぞれ個々の電波の時間遅延を計算
する。
【0019】 サーチャー/トラッカーユニットからのそれぞれの時間遅延は、全受信電波を
一時的に時間合わせするために対応する時間遅延ユニット20で利用される。ア
ンテナ18で受信された信号は、干渉除去(IC)適応およびチャネル推定ユニ
ット22にも提供され、それは干渉除去のために逆拡散ベクトルを適応させ、無
線チャネルの変化に対応するためにチャネル補正値を発生させる。パフォーマン
スを最大化するために、干渉除去適応は、干渉の緩やかな変化により比較的ゆっ
くり行われ、一方チャネル補正値は、無線チャネルの比較的速い変化により速や
かに適応される。
【0020】 適応される逆拡散ベクトルがそれぞれの電波に対応するフィルタリングブロッ
ク24に提供される。フィルタリングブロック24は、適応された逆拡散ベクト
ルによって時間遅延した信号電波を乗じる機能を果たす。さらに乗算器26で、
フィルタリングブロック24のアウトプットはチャネル補正値を乗じてフィルタ
リングされ、そして各アンテナの各電波のフィルタリング信号は加算器28で合
計される。合計された信号は決定ブロック30で処理され、検出された信号の決
定値が生成される(例えば、それぞれの受信されたシンボルが「0」を表すか「
1」を表すかを決定する)。加えて、合計された信号および検出された信号は、
フィードバックループ32および34を通ってIC適応およびチャネル推定ユニ
ット22に提供され、後に続く干渉除去および無線チャネル適応で利用される。
【0021】 数学的には、アンテナmで受信された送信無線信号は次の式で表すことができ
る。
【数1】 上式中、Kはユーザー数、Nはユーザーkによって送信されたシンボルの数、
はユーザーkからの受信された電波の数、b (n)は送信されたシンボル
、Ck、l、m (n)は複素数のチャネル係数、S (n)(t)はユーザーk
のn番目のシンボル(ここで拡散系列の継続時間はT)、Tはユーザーkの
シンボルタイム、τk、l、mは電波の時間遅延、そしてn(t)はm番目の
アンテナ18で受信された時間の関数としてのノイズである。
【0022】 時間遅延ブロック20はベクトルrk、l、m (n)を生成し、それにはユー
ザーkのSFチップからなるn番目のシンボルに対応する時間合わせサンプル
が含まれる。チップレートサンプリングの場合は(すなわち、それぞれのチップ
について受信信号が一度サンプリングされる場合)、ベクトルrk、l、m (n のi番目の要素(SFはユーザーkの拡散率でi=0、・・・、(SF
1))はr(nT+τk、l、m;Ti)で、そのときTはチップ時間
である。このように、ユーザーkのシンボルタイムはT=SF である
。IC適応およびチャネル推定ユニット22は、ユーザーkに関し、フィルタリ
ングベクトルwk、l、m (n)をフィルタリングブロック24へ、チャネル推
定■k、l、m (n)を乗算器26に提供する。そして受信機6は次の式で与え
られる検出信号d (n)を生成する。
【数2】 上式中、(●)は複素共役転置行列である(すなわち、 の複素共役転置行列でWk、l、m (n)Hはwk、l、m (n)の複素共役転
置行列である)。BPSK変調の場合は、検出信号の最終決定は決定変数 d (n) の実数部分に現れる。
【0023】 チャネル推定 を計算するために、多くの様々な方法が当業者に公知である。好適な実施例では
、チャネル推定は受信された無線伝送の部分に関連する増幅および位相に従って
、無線チャネル変化に対応するために適応される。加えて、フィルタリングベク
トルwk、l、m (n)を計算する多くの異なる方法が可能である。しかし、好
適には新しいフィルタリングベクトルは前のフィルタリングベクトルおよび次の
ような他の情報に基づいて計算される。
【数3】 短い拡散系列がシンボル時間と等しい周期を持っていると仮定すると、それぞれ
のユーザーkに関し、拡散系列s (n)(t)は全シンボルnに対して同じで
なので、この式が可能である。
【0024】 しかし、WCDMA受信機6の場合は、この仮定が常に当てはまるとは限らな
い。上記に述べたように、短い拡散系列は情報の送信に使用される拡散率に関係
なく長さが256チップに固定されている。拡散率が拡散系列長とは異なる場合
にシンボルに関する周期定常特性が部分的に破壊されても、他の区間の周期定常
性はまだ存在する。図3では、拡散率42が拡散系列長40より小さい場合の例
示的な略図が描かれている。特に、この場合の拡散率は64である(すなわち、
拡散率は拡散系列長の4分の1)。結果として、拡散系列の同じ部分を使用して
、毎4番目のシンボル44が拡散される。
【0025】 本発明によると、シンボル44を処理するために4つの独立した適応フィルタ
が用いられる。言い換えれば、受信されたシンボル44は4つの異なるセットに
分けることができる(すなわち、セット1、n=0、4、8、12、16、・・
・;セット2、n=1、5、9、13、17、・・・;セット3、n=2、6、
10、14、18、・・・;そしてセット4、n=3、7、11、15、19、
・・・;nはシンボルの時間指数)。それぞれのセットには対応する適応フィル
タがあり、それはセット内のシンボルへの干渉を除去するために使用される。
【0026】 図3に描かれている例では拡散系列長の4分の1の拡散率を用いているが、別
の拡散率も使用することができる。従って、もし拡散系列40の長さがSFCで
示されていて(WCDMA基準ではSFC=256)かつユーザーkに関する拡
散率がSFDの場合、時間nにおけるフィルタリングベクトル(すなわちw 、l、m (n) )は時間n−(SFC/SFD)(すなわちwk、l、m (n −(SFC/SFDk)) )におけるフィルタリングベクトルおよび他の情報に
基づいて次のように計算される。
【数4】 一般的に、SFC/SFDは整数であると仮定される。このように、WCDM
A受信機6は、拡散率42が拡散系列40の長さと異なる場合に対応するために
独立して更新されるフィルタリングまたは逆拡散ベクトルのSFC/SFD
を有する。
【0027】 しかし、そのような場合に単にフィルタ1セットを備えるだけでは常に十分と
はいえない。多くの場合、ユーザーは頻繁に拡散率を変えることができる。例え
ば、拡散率は異なるサービスごとに違っても良いし、または、無線チャネルの質
の変化の結果として変化しても良い。本発明の別の点によると、ユーザーが拡散
率を変えると受信機6で使用される適応フィルタの数が変わる。従って、個々の
フィルタのセットが、ユーザーに使用されているそれぞれの異なる拡散率に対し
て保持される。例えば、SFC/SFD=4のとき、4枚の適応フィルタのセ
ットが使用するために保持され、一方、SFC/SFD=8のとき、8枚の適
応フィルタのセットが使用するために保持される。
【0028】 図4では、異なる拡散率に用いる複数のフィルタセットを含む、図2のフィル
タリングブロック24の例示的なブロック図が描かれている。第一のフィルタセ
ット50は、SFC/SFD=4のとき用いるように設計されている。第一の
フィルタセット50は拡散系列の4つの異なる部分に対応する4枚の適応フィル
タ54(1)−54(4)を含む。それぞれの適応フィルタ54はIC適応ユニ
ット22から、拡散系列のその部分に対応しているシンボルのセットを逆拡散す
るために使用される適応ベクトルを受信する。加えて、適応フィルタ54は適切
な時間遅延信号電波を時間遅延ユニット20から受信し、そしてそれは、受信し
た適応ベクトルを用いてフィルタリングされる。その電波について、適応フィル
タ54のアウトプットはその後続いて適応フィルタ・マルチプレクサ56で合成
され、その合成されたアウトプットはフィルタセット・マルチプレクサ61を通
ってチャネル推定乗算器26に送られる。
【0029】 同様に、第二のフィルタセットはSFC/SFD=8のとき用いるように設
計されている。第二のフィルタセット52は拡散系列の8つの異なる部分に対応
する8枚の適応フィルタ58(1)−58(8)を含む。それぞれの適応フィル
タ58はIC適応ユニット22から、拡散系列のその部分に対応しているシンボ
ルのセットを逆拡散するために使用される適応ベクトルを受信する。加えて、適
応フィルタ58は適切な時間遅延信号電波を時間遅延ユニット20から受信し、
そしてそれは、受信した適応ベクトルを用いてフィルタリングされる。その電波
について、適応フィルタ58からのアウトプットはその後続いて適応フィルタ・
マルチプレクサ60で合成され、その合成されたアウトプットはフィルタセット
・マルチプレクサ61を通ってチャネル乗算器26に送られる。図には描かれて
いないが、フィルタリングブロック24は他の拡散率に関連する干渉除去を援助
する別のフィルタのセットを含むことができる。従って、独自のフィルタセット
を特定のユーザーの異なる拡散率のそれぞれに対して保持することができる。い
ずれにしても、フィルタセット・マルチプレクサ61は、どんな時でも、SFC
/SFDの現在の値に応じて、適応フィルタ・マルチプレクサ56および60
のうちの一つからだけの信号を選択する。このように、フィルタセット・マルチ
プレクサ61は、SFC/SFD=4の場合、第一のフィルタセット50に対
して適応フィルタ・マルチプレクサ56からの信号を選択し、SFC/SFD =8の場合、第二のフィルタセット52に対して適応フィルタ・マルチプレクサ
60からの信号を選択する。
【0030】 本発明の別の実施例では、特定のユーザーによって使用される拡散率の数が多
い場合、互いに値の近い拡散率がフィルタセットを共有することによってフィル
タセットの数を低減することができる。この低減は干渉除去処理の複雑さを緩和
し、収束時間が長くなりすぎる状況を回避することができる。例えば、それぞれ
が拡散系列の4分の1に対応している4枚の適応フィルタのセットを、SFC/
SFD=2の場合およびSFC/SFD=4の場合両方に使用することがで
き、一方で、それぞれが拡散系列の16分の1に対応している16枚の適応フィ
ルタのセットを、SFC/SFD=8の場合およびSFC/SFD=16の
場合両方に使用することができる。結果として、この例の場合、4セットではな
くたった2セットのフィルタセットが必要である。
【0031】 図5では、多数の異なる拡散率に対して使用する唯一の共有フィルタセットを
含む図2のフィルタリングブロックの例示的なブロック図が描かれている。フィ
ルタリングブロック24は、それぞれが拡散系列の16分の1に対応する16枚
の適応フィルタ70−85を含む。例えば、これらのフィルタはSFC/SFD =8の場合およびSFC/SFD=16の場合両方に使用することができる
。それぞれの適応フィルタ70−85はIC適応ユニット22から、拡散系列の
その部分に対応するシンボルのセットを逆拡散するために使用される適応ベクト
ルを受信する。加えて、適応フィルタ70−85は適切に時間遅延した信号電波
を時間遅延ユニット20から逆マルチプレクサを介して受信する。逆マルチプレ
クサ68は電波を、それぞれが拡散系列の特定の部分に対応する連続したセグメ
ントに分離するのに役立つ。そして、逆マルチプレクサ68はそれぞれのセグメ
ントを、拡散系列のその部分に対応する適応フィルタ70−85に送る。それぞ
れの適応フィルタ70−85は拡散系列の対応する部分に対し受信した適応ベク
トルを用いて、受信された時間遅延した信号電波をフィルタリングする。このよ
うに、それぞれの適応フィルタ70−85はSFC/SFD=16の場合、一
つのシンボルをフィルタリングし、SFC/SFD=8の場合、半分のシンボ
ルをフィルタリングする。その電波について、適応フィルタ70−85のアウト
プットはその後マルチプレクサ87で連続的に合成され、そして合成されたアウ
トプットは電波のチャネル推定乗算器26に送られる。
【0032】 適応フィルタ70−85はSFC/SFD=8およびSFC/SFD=1
6のとき使用されると記述されているが、同じ適応フィルタ70−85がSFC
/SFDの他の値、例えばSFC/SFD=1、2、または4のような値の
ときにも使用することができる。しかし、SFC/SFDの値がフィルタセッ
トに属するフィルタの数に比べかなり小さくなるので、適応フィルタリングのパ
フォーマンスは悪化する傾向がある。従って、フィルタセットが異なる拡散率で
共有されるとき、それぞれの特定のフィルタセットは、好適にはそのフィルタセ
ットの場合の最適な拡散率に近い拡散率のみに共有される(例えば、最適な拡散
率がSFC/適応フィルタの数;従って、16枚の適応フィルタを含むフィルタ
セットの場合、最適な拡散率は256/16=16)。
【0033】 図6では、拡散率42が拡散系列長40の2分の1であるがシンボルは4枚の
フィルタのセットを用いて逆拡散される場合の例が略図で描かれている。この場
合、それぞれのシンボルは半分に分けられ、その半分はそれぞれ別のフィルタ5
4で逆拡散される(図4参照)。このように、第一のシンボル42の第一の半分
46(1)は第一のフィルタ54(1)に送られ、第一のシンボル42の第二の
半分46(2)は第二のフィルタ54(2)に送られ、第二のシンボル42の第
一の半分46(3)は第三のフィルタ54(3)に送られ、第二のシンボル42
の第二の半分46(4)は第四のフィルタ54(4)に送られる。結果として、
それぞれのフィルタ54は拡散系列の特定の部分に対応する。
【0034】 ユーザー自身の拡散率の頻繁な変化の可能性に加え、システム内の干渉してい
るユーザーの少なくとも一部が当該ユーザーの拡散率とは異なる拡散率を使用し
ていることもありうる。本発明の受信機6はユーザーの可変拡散率への干渉を処
理する別途の機能性を何ら含まないが、本発明による干渉除去の手順であれば、
他のユーザーの拡散率が当該ユーザーに使用されているものと異なる場合でも効
果的に干渉が除去される。
【0035】 本発明の別の点は、干渉除去の収束特性を改良することができる点である。図
2に関して述べたように、チャネル補正手順は干渉除去フィルタリングからは独
立している。この分離は受信機6が無線チャネルの急速な減衰をよりうまく扱う
ために役立つ一方で、減衰する無線チャネルの収束の望ましいレベルを得るのに
常に十分というわけではない。しかし、本発明の別の実施例によると、例えばI
Cフィルタ係数の更新に利用されるベクトルを正規化することによってIC適応
に限界を設定し、収束レベルを改善することができる。
【0036】 典型的には、現在のフィルタ係数は(例えば時間t+1の時)、前のフィルタ
セットの係数(例えば時間tの時)の関数として、例えば次のように決めること
ができる。
【数5】 上式中、関数f()は適応の選択された方法に依存するエラー関数で、μは適応
の選択された方法のステップサイズである。例えば、グリフィス(Griffiths)
のアルゴリズムによると、エラー関数(すなわちf()=e(t))は次の式
で与えられる。
【数6】 ここで
【数7】 で、hはユーザーkについてチャネル推定を表す複素値である。このタイプの
アルゴリズムは減衰する無線チャネルの収束に問題がある。
【0037】 しかし、更新方法に何らかの限界を設定することによって、フィルタ係数更新
の収束特性は改善することができる。好適な実施例では、エラー関数および適応
フィルタ係数は正規化される。従って、フィルタ係数の更新は、次のアルゴリズ
ムによって行うことができる。
【数8】
【数9】 マルチパス無線チャネルおよび/または複数の受信アンテナ18の場合、エラー
関数の正規化は異なる電波のチャネル推定の関数となりうる。従って、もしM本
のアンテナがありそれぞれがLの電波を受信するとき、アンテナmおよび電波l
についてのフィルタ係数は次のように更新できる。
【数10】
【数11】 上式中、hm、lはアンテナmおよび電波lについてのチャネル推定である。結
果として、実際のステップサイズは特定の電波のエネルギーに調整される。ある
いは、実際のステップサイズを、例えば特定の電波の増幅、または電波のエネル
ギーの他の関数によるような、別の方法で調節することもできる。同様に、単一
電波の場合、エラー関数の正規化は電波に関連するエネルギーの総量の関数でも
ありうる。
【0038】 多くの異なる適応アルゴリズムを、最小2乗平均(LMS)アルゴリズム、再
帰形最小2乗(RLS)アルゴリズムおよび規格化再帰形最小2乗(NRLS)
アルゴリズムを含む、本発明による正規化および/または複数のフィルタセット
に従って使用することができる。しかし、一つの好適な実施例では、正規化され
たグリフィスのアルゴリズムが逆拡散ベクトルの更新に使用される。従って、エ
ラー関数は、
【数12】 で与えられ、逆拡散ベクトルは次の式によって適応される。
【数13】 ここで
【数14】 そして、BPSK変調の場合
【数15】
【0039】 図2の受信機6では、 は加算器28のアウトプットを表し、W(t+1)はIC適応ユニット22で
生成された、適応された逆拡散ベクトルをあらわす。正規化されたグリフィスの
アルゴリズムに関連して、ステップサイズは約μ=0.01が好適である。理想
的には、全アンテナの全電波に対する逆拡散ベクトルの適応は合同で行われる。
しかし、それぞれの電波に対して別々に実行行うほうが、適応はずっと簡単であ
る。
【0040】 当業者には高く評価されるだろうが、正規化された適応アルゴリズムは一つ以
上のフィルタのセットに関して使用することもできる(すなわち、拡散率が拡散
系列長と異なるとき)。従って、もしそれぞれのtの値が伝送されたシンボルに
対応するとき、そのときは適応フィルタの更新は次の式を用いて成し遂げること
ができる。
【数16】
【0041】 本発明による方法および装置の好適な実施例が添付された図面に描かれ、上記
の詳細な説明に記述されているが、本発明は開示された実施例に限定されるもの
ではなく、次の特許請求の範囲で示され定義された発明の範囲を離れることなく
多数の再編成、変更、および代用を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実行できる移動通信ネットワークのブロック図。
【図2】 受信信号の適応型干渉除去に用いられるWCDMA受信機の一部の
ブロック図。
【図3】 拡散率が拡散系列長より小さい場合の例示的な図。
【図4】 複数の異なる拡散率に用いるフィルタセットを含む図2のフィルタ
リングブロック24の例示的なブロック図。
【図5】 多数の異なる拡散率に対して使用する唯一の共有フィルタセットを
含む図2のフィルタリングブロックの例示的なブロック図。
【図6】 拡散率が拡散系列長の2分の1であるが、シンボルは4枚のフィル
タのセットを用いて逆拡散される場合の例示的な略図。
【符号の説明】
2 移動通信ネットワーク 4 公衆交換電話網(PSTN) 10 移動体通信交換局(MSC) 12 基地局(BTS) 14 移動局(MS) 16 無線インターフェイス 18 アンテナ 20 時間遅延ユニット 22 干渉除去(IC)適応およびチャネル推定ユニット 24 フィルタリングブロック 26 乗算器 28 加算器 30 決定ブロック 32、34 フィードバックループ 40 拡散系列 42 拡散率 44 シンボル 46 シンボルの半分 50 第一のフィルタセット 52 第二のフィルタセット 54、58 適応フィルタ 56、60、61 マルチプレクサ 68 逆マルチプレクサ 70−85 適応フィルタ 87 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符合分割多元接続(CDMA)通信システムにおいてCDM
    A伝送の際に符号化された信号を復号するために干渉を除去する方法であって、 特有のチャネルにおいて、そこで符号化された特定の信号を有するCDMA伝
    送を送信する段階であって、前記信号は複数のシンボルを含み、それぞれのシン
    ボルは対応する拡散率を有し、および前記信号は特有の拡散率で拡散し、ここで
    拡散系列長は対応する拡散率の少なくとも一つと異なり、およびここで前記CD
    MA伝送はそこで符号化された他の信号を少なくとも一つ含む段階と、 そこで符号化された特定の信号を有するCDMA伝送を受信する段階と、 特定の信号を復号するために複数の逆拡散系列を用いてCDMA伝送をフィル
    タリングする段階であって、ここで複数の逆拡散系列それぞれが拡散系列の特有
    の部分に対応し、それぞれのシンボルは複数の逆拡散系列のうちの少なくとも一
    つを用いて逆拡散され、前記複数の逆拡散系列のうちの少なくとも一つはそのシ
    ンボルを拡散するとき用いられた拡散系列の部分によってそれぞれのシンボルに
    対して選択される段階と、 それぞれの逆拡散系列を、その逆拡散系列に対応する拡散系列の部分に関連す
    る干渉を除去するために適応する段階であって、前記干渉は少なくとも一つの他
    の信号により生じる段階と、 を備える方法。
  2. 【請求項2】 複数の逆拡散系列の第一のサブセットは第一の拡散率に関連
    し、複数の逆拡散系列の第二のサブセットは第二の拡散率に関連し、ここで前記
    第一の拡散率は前記第二の拡散率とは異なる請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 逆拡散系列の第一のサブセットは、、逆拡散系列の第二のサ
    ブセットは、特定の拡散系列長を第二の拡散率で割った数に等しい数の逆拡散系
    列を備える請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 逆拡散系列の第一のサブセットはさらに第三の拡散率に関連
    し、前記第三の拡散率は前記第一の拡散率とは異なり、第三の拡散率に関連する
    それぞれのシンボルは、逆拡散系列の第一のサブセット内の逆拡散系列を用いて
    逆拡散される請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 特定の拡散系列は繰り返す短い拡散系列を備える請求項1に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】逆拡散系列を適応させる段階はさらに、その逆拡散系列に関連
    する、前のフィルタリング操作に関連して計算されたエラーに基づいて、それぞ
    れの逆拡散系列を更新することを含む請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記前のフィルタリング操作は、その逆拡散系列を用いて特
    定の信号内の前のシンボルを逆拡散することを含む請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 CDMA伝送に関連する少なくとも一つのチャネル補正値を
    決定する段階と、 少なくとも一つの逆拡散シンボルを少なくとも一つのチャネル補正値を用いて
    修正する段階と、 をさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 受信の段階はCDMA伝送の複数の電波を受信することを含
    み、フィルタリングの段階は複数の電波それぞれを別個にフィルタリングするこ
    とを含む請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 適応の段階は、適応の収束が改良されるように適応に限界
    を設定することを含む請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 適応に限界を設定する段階は、逆拡散系列の正規化を含む
    請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 適応に限界を設定する段階はさらに、それぞれの逆拡散系
    列についてエラー関数を正規化することを含み、前記エラー関数は、逆拡散系列
    に関連する、前のフィルタリング操作に対応し、逆拡散系列を適応させる段階は
    さらに、エラー関数に基づくそれぞれの逆拡散系列の更新を含む請求項11に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 受信の段階は複数のCDMA伝送の電波を受信することを
    含み、フィルタリングの段階は複数の電波それぞれを別個にフィルタリングする
    ことを含み、適応の段階はそれぞれの電波について逆拡散系列を別個に適応させ
    ることを含み、それぞれのエラー関数の正規化はそれぞれの電波のエネルギーに
    基づく前記更新のためにステップサイズを調整することを含む請求項12に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 逆拡散系列を適応させる段階は、グリフィスのアルゴリズ
    ムに従って逆拡散系列を更新することを含む請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 CDMA受信機のための干渉除去システムは、 特定の拡散系列により符号化された信号を含むCDMA伝送を受信する少なく
    とも一本のアンテナと、 受信したCDMA伝送内の干渉を除去するために、それぞれが拡散系列の特定
    の部分に対応する複数の逆拡散ベクトルを適応させるための干渉除去適応ユニッ
    トと、 符号化された信号を復号するために適応された逆拡散ベクトルを用いて受信し
    たCDMA伝送を逆拡散するための少なくとも一つのフィルタリングユニットで
    あって、それぞれのフィルタリングユニットが逆拡散フィルタのセットを備え、
    前記逆拡散フィルタのそれぞれが、適応された逆拡散ベクトルに対応する拡散系
    列の特定の部分によって符号化された受信したCDMA伝送の一部を逆拡散する
    ために、適応された逆拡散ベクトルのうちの一つを使用するユニットと、 を備える干渉除去システム。
  16. 【請求項16】 複数の逆拡散ベクトルは、拡散ベクトル長を逆拡散ベクト
    ル長で割った数に等しい数の逆拡散系列を備え、その逆拡散ベクトルの全てが同
    じ長さである請求項15に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 干渉除去適応ユニットは、逆拡散ベクトルを用いて行われ
    る、前の逆拡散操作に関連するエラーに基づく複数の逆拡散ベクトルのそれぞれ
    を適応させる請求項15に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 それぞれのフィルタリングユニットは複数の逆拡散フィル
    タのセットを備え、それぞれの逆拡散フィルタのセットは複数の逆拡散ベクトル
    を含み、少なくとも一つの拡散率と関連する請求項15に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 少なくとも一本のアンテナが複数の電波としてCDMA伝
    送を受信し、システムはさらに、 それぞれが一時的に電波をそろえるためのものである、複数の電波それぞれの
    ための時間遅延ユニットと、 電波として受信したCDMA伝送を逆拡散するために、それぞれが電波のうち
    の一つと関連している、複数のフィルタリングユニットと、 を備える請求項15に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 符合分割多元接続(CDMA)通信システムにおいてCD
    MA伝送の際に符号化された信号を復号するために干渉を除去する方法であって
    、 特有のチャネルにおいて、そこで符号化された特定の信号を有するCDMA伝
    送を送信する段階であって、前記信号は特定の拡散系列を用いて符号化され、こ
    こで前記CDMA伝送はそこで符号化された他の信号を少なくとも一つ含む段階
    と、 そこで符号化された特定の信号を有するCDMA伝送を受信する段階と、 特定の信号を復号するために複数の逆拡散系列を用いてCDMA伝送をフィル
    タリングする段階と、 少なくとも一つの他の信号により生じる干渉を除去するために、逆拡散系列の
    少なくとも一つを適応させる段階と、 次のフィルタリング段階で使用する少なくとも一つの逆拡散系列を生成するた
    めに、少なくとも一つの適応された逆拡散系列を正規化する段階と、 を備える方法。
  21. 【請求項21】 無線チャネル変化に対応する少なくとも一つの逆拡散系列
    を適応させる段階をさらに備え、前記無線チャネル変化に対応するために適応さ
    せる段階は、受信したCDMA伝送の部分に関連する振幅および位相に従って行
    われる請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 干渉除去のために適応させる段階はさらに、それぞれの逆
    拡散系列についてエラーベクトルを計算することと、それぞれのエラーベクトル
    を正規化することを含み、それぞれの正規化されたエラーベクトルは対応する適
    合された逆拡散系列を計算するために用いられる請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 適応させる段階と正規化する段階は、次のフィルタリング
    段階で使用する逆拡散系列を少なくとも一つ生成するために正規化されたグリフ
    ィスのアルゴリズムを用いることを含む請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 CDMA伝送をフィルタリングする段階は、特定の信号を
    復号するために複数の逆拡散系列を使用することを含み、それぞれの逆拡散系列
    は拡散系列の特定の部分に対応し、ここでそれぞれの逆拡散系列は、拡散系列の
    対応する特定の部分を用いて符号化されたCDMA伝送の少なくとも一部分を逆
    拡散するために使用される請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 複数の逆拡散系列は、拡散系列長を逆拡散系列長で割った
    数に等しい数の逆拡散系列を備える請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 CDMA受信機のための干渉除去システムであって、 特定の拡散系列により符号化された信号を含むCDMA伝送を受信する少なく
    とも一本のアンテナと、 受信したCDMA伝送内の干渉を除去するために、少なくとも一つの逆拡散ベ
    クトルを適応させるための干渉除去適応ユニットであって、ここで干渉除去ユニ
    ットはさらに、次のフィルタリングの段階で使用する少なくとも一つの逆拡散系
    列を生成するために少なくとも一つの適応された逆拡散系列を正規化するユニッ
    トと、 符号化された信号を復号するために正規化され適応された少なくとも一つの逆
    拡散ベクトルを用いて、受信したCDMA伝送を逆拡散するための少なくとも一
    つのフィルタリングユニットと、 を備える干渉除去システム。
  27. 【請求項27】 複数の逆拡散ベクトルそれぞれは拡散系列の特定の部分に
    対応し、それぞれのフィルタリングユニットは複数の逆拡散フィルタを備え、そ
    れぞれの前記逆拡散フィルタは、拡散系列の対応する特定の部分により符号化さ
    れた、受信したCDMA伝送の一部を逆拡散するために複数の逆拡散ベクトルの
    うちの一つを用いる請求項26に記載のシステム。
  28. 【請求項28】 干渉除去ユニットはさらに、それぞれの逆拡散系列につい
    てエラーベクトルを計算し、それぞれのエラーベクトルを正規化し、それぞれの
    正規化されたエラーベクトルは対応する少なくとも一つの適応された逆拡散系列
    のうちの一つを計算するために用いられる請求項26に記載のシステム。
  29. 【請求項29】 無線チャネル変化に対応するために少なくとも一つの逆拡
    散系列を適応させるためのチャネル推定ユニットをさらに備え、ここで無線チャ
    ネル変化に対応するための前記適応は、受信したCDMA伝送の部分に関連する
    振幅および位相に従って行われる請求項26に記載のシステム。
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