JP2003516021A - 符号分割多重接続通信システムの共通パケットチャネルのチャネル割り当て方法及び装置 - Google Patents

符号分割多重接続通信システムの共通パケットチャネルのチャネル割り当て方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 非同期移動通信方式の符号分割多重接続通信システムで逆方向共通パケットチャネルを通じてデータを送受信することができる装置及び方法を提供する。UTRANが接近捕捉チャネル(AP_AICH)内にCSICHチャネルを割り当ててこれを通じて使用可能な共通パケットチャネルの最大データ伝送速度とPCPCHの使用状態情報を伝送し、UEはUTRANから提供される使用可能な共通パケットチャネルの最大データ伝送速度とPCPCHの使用状態情報により自分が使用しようとするデータ伝送速度とデータ伝送量及びUTRAN内の逆方向共通パケットチャネルの状態を考慮して接近プリアンブルを送信することにより共通パケットチャネルを割り当てる装置及び方法を具現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は符号分割多重接続通信システムの共通チャネル通信装置及び方法に関
するもので、特に非同期方式の符号分割多重接続通信システムで共通パケットチ
ャネルを通じてデータを通信することができる装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
次世代移動通信システムである非同期方式(または、UMTS)の符号分割多重
接続(Wideband Code Division Multiple Access、以下、W−CDMA)の通信シ
ステムでは逆方向共通チャネル(reverse common channel)に任意接近チャネル(R
andom access channel、以下、RACH)と共通パケットチャネル(Common Packe
t Channel、以下、CPCH)が使用される。
【0003】 図1は従来の非同期式逆方向共通チャネル中の一つであるRACHを通じてト
ラヒック信号を送受信する方法を示した図である。前記図1で、参照番号151
は逆方向チャネルの信号送信手順を示すもので、チャネルはRACHになること
ができる。そして参照番号111は順方向チャネルとして、接近プリアンブル捕
捉表示チャネル(Access Preamble Acquisition Indicator Channel:以下、AI
CH)を示し、前記AICHはUMTS地上無線接続網(UMTS Terrestrial Radio
Access Network:以下、UTRAN)が前記RACHから伝送された信号を受信
し、前記受信された信号に応答するチャネルである。前記RACHにより伝送さ
れる信号は接近プリアンブル(Access preamble:以下、AP)と言われ、多数の
RACH用シグネチャー中の一つを任意に選択して生成される信号である。
【0004】 前記RACHは伝送データの種類に従って接近サービスクラス(Access Servic
e Class:以下、ASC)を選択し、前記ASCに定義されているRACH下位チ
ャネル集合(RACH sub_channel group)とAPを使用してチャネルの使用権をUT
RANから獲得する。
【0005】 図1を参照すると、加入者装置(User Equipment:以下、UE)は前記RACH
を使用して一定長さのAP162を伝送した後、前記UTRANからの応答を待
機する。前記UTRANから一定時間の間応答がないと、UEは前記図1の16
4で示しているように、送信電力を一定量増加して前記APを再伝送する。前記
UTRANは前記RACHを通じて伝送されるAPを検出すると、前記検出され
たAPのシグネチャー(signature)122を順方向のAICHを通じて伝送する
。前記APを伝送した後、前記UEは前記UTRANがAPに対する応答として
伝送したAICH信号から自分が伝送したシグネチャーが検出されるかを検査す
る。この場合、前記RACHを通じて伝送したAPに使用されたシグネチャーが
検出されると、前記UEは前記UTRANが前記APを検出したと判断し、逆方
向接近チャネルを通じてメッセージを伝送する。
【0006】 しかし、前記UEはAP162を伝送した後、設定された時間(Tp-AI)内にU
TRANが伝送したAICH信号から自分が伝送したシグネチャーの検出に失敗
すると、前記UEはUTRANが前記プリアンブルの検出に失敗したと判断し、
予め設定された時間が経過した後、前記APを再伝送する。参照番号164によ
り示したように、前記APは以前状態で伝送したAPの送信電力よりΔP(dB)ほ
ど増加させた送信電力に再伝送される。前記APの生成に使用されるシグネチャ
ーもUEが選択したASC内に定義されているシグネチャーで任意に選択された
シグネチャーである。前記UEはAPを伝送した後、UTRANから伝送したシ
グネチャーを使用してAICH信号の受信に失敗すると、設定された時間が経過
した後、APの送信電力とシグネチャーを変化させ、前記のような動作を反復遂
行する。前記UEはAPを送信し、AICH信号を受信する過程で、自分が伝送
したシグネチャーを使用する信号が受信されると、予め設定された時間が経過し
た後、逆方向共通チャネルメッセージ170を前記シグネチャーで使用するスク
ランブリング符号に拡散し、予め設定されたチャネル符号(Channelization code
)を使用して、前記UTRANがAICH信号に応答したプリアンブルに相応す
る電力(逆方向共通チャネルメッセージの初期電力)に伝送する。
【0007】 上述したようにRACHを利用してAPを伝送すると、UTRANでAPを効
率的に検出することができ、逆方向共通チャネルのメッセージに対する初期電力
を容易に設定することができる。しかし、RACHは電力が制御されないので、
UEが高いデータ率や、多量の伝送データを有する、伝送時間が一定長さ以上で
あるパケットデータを伝送することは難しい。また、ただ一度のAP_AICH(
Access Preamble Acquisition Indicator Channel)を通じてチャネルが割り当て
られるので、同一のシグネチャーを利用してAPを送信したUEは同一のチャネ
ルを使用するようになる。この場合、相異なるUEにより伝送されたデータが互
いに衝突して、前記UTRANが前記データを受信できない場合が発生する。
【0008】 このため、W−CDMA方式で逆方向共通チャネルを電力制御し、UE間の衝
突を抑制できる方式が提案された。この方式は共通パケットチャネル(Common Pa
cket Channel:以下、CPCH)に適用される。前記CPCHでは逆方向共通チ
ャネルの電力制御を可能にし、相異なるUEにチャネルを割り当てるRACHに
比べて良好な信頼性を示す。このように、前記CPCHはUEが高い伝送速度の
データチャネルを一定時間の間(数十乃至数百ms程度)、伝送することができるよ
うにする。また、前記CPCHは一定大きさ以下の逆方向伝送メッセージは専用
チャネル(Dedicated Channel)を使用しなく、迅速にUTRANに伝送すること
ができるようにする。
【0009】 前記専用チャネルを設定するためには、関連された多くの制御メッセージがU
EとUTRAN間に送受信されるべきであり、制御メッセージの送受信にも長い
時間が要求される。数十、または数百msの比較的少ない量のデータを伝送するた
めの多くの制御メッセージの交換は大きなオーバヘッダになる。従って一定な大
きさ以下のデータを伝送する場合には、共通パケットチャネルを通じて伝送する
ことがより効果的である。
【0010】 しかし、前記CPCHの使用権を獲得するために、多数のUEは多数のシグネ
チャーを使用してプリアンブルを伝送するので、UEからのCPCH信号間に衝
突が発生することができる。このような現象を最大限防止するために、UEにC
PCHの使用権を割り当てる方法を使用すべきである。
【0011】 非同期移動通信方法ではUTRANとUTRANを区別するため順方向スクラ
ンブリング符号を使用し、UEとUEを区別するため逆方向スクランブリング符
号を使用する。またUTRANから伝送されるチャネルを区別するため直交符号
(Orthogonal Variable Spreading Factor:OVSF)を使用し、UEから伝送さ
れるチャネルを区分するためにも直交符号(OVSF)を使用する。
【0012】 従って、CPCHをUEが使用するために必要な情報は、逆方向CPCHチャ
ネルのメッセージ部で使用するスクランブリング符号、逆方向CPCHのメッセ
ージ部で使用する直交符号(OVSF)、逆方向CPCHのデータ部(UL_DPD
CH)で使用する直交符号(OVSF)、逆方向CPCHの最大データ伝送速度、
CPCHの電力制御のため使用される順方向専用チャネル(DL_DPCCH)の
チャネル符号である。前記情報はUTRANとUE間の専用チャネルが設定され
る場合に必要な情報である。また、前記情報は専用チャネルの設定前に、多数の
シグナリング信号の伝送(オーバヘッダ)を通じてUEに伝送される。ところが、
CPCHは専用チャネルではなく共通チャネルであるので、前記情報をUEに割
り当てるために、従来の技術ではAPで使用されるシグネチャーとRACHで使
用される下位チャネルの概念を導入したCPCH下位チャネルの結合により前記
の情報を表示する。
【0013】 図2は上述したような従来技術の順方向及び逆方向チャネルの信号伝送手順を
示している。前記図2ではRACHで使用するAPを伝送する方式に付加して、
相異なるUEからのCPCH信号間の衝突を防止できるように衝突検出プリアン
ブル(Collision Detection preamble:以下、CD_P)を使用する。
【0014】 前記図2で参照番号211はUEがCPCHを割り当てられるために動作する
時に遂行される逆方向チャネルの動作流れを示した図であり、201はCPCH
をUEに割り当てるためのUTRANの動作流れを示した図である。前記図2で
UEはAP213を伝送する。前記AP213を構成するシグネチャーは、前記
RACHで使用されるシグネチャー中の選択された一つを使用するか、同一のシ
グネチャーを使用することができ、前記シグネチャーは異なるスクランブリング
符号を使用して区分されることができる。前記APを構成するシグネチャーは、
上述したような情報に基づいてUEにより選択されるが、RACHが任意にシグ
ネチャーを選択する方式とは異なる。即ち、それぞれのシグネチャーにはUL_
DPCCHに使用する直交符号、UL_DPDCHに使用する直交符号、UL_ス
クランブリング符号及びDL_DPCCHに使用する直交符号、最大フレーム数
、伝送速度がマッピングされている。従って、UEで一つのシグネチャーを選択
することは、対応するシグネチャーにマッピングされた前記4種の情報を選択す
ることと同一である。またUEは前記APの伝送前に、AP_AICHの後部分
を利用して伝送されるCPCH状態表示チャネル(CPCH Status Indicator Chann
el:以下、CSICH)を通じて、UEが属したUTRAN内で現在使用可能な
CPCHチャネルの状態を確認する。その後、前記UEは前記CSICHを通じ
て現在使用可能なCPCHチャネル中で自分が使用しようとするチャネルのシグ
ネチャーを選択してAPを伝送する。前記AP213はUEが設定した初期伝送
電力を使用してUTRANに送信される。前記図2で、UEは212時間内に基
地局からの応答がないと、AP215を再伝送する。前記APの再伝送回数と待
機時間212はCPCHチャネル獲得作業をスタートする前に設定される値であ
り、前記再伝送回数が設定値を超過すると、UEはCPCHチャネル獲得作業を
中止する。
【0015】 前記AP215が受信されると、前記UTRANは受信されたAPを他のUE
から受信されたAPと比較する。前記AP215が選択されると、前記UTRA
Nは202時間後にAP_AICH203をACKとして伝送する。前記UTR
ANが受信されたAPを比較して前記AP215を選択するには多数の基準があ
る。例えば、UEがAPを通じてUTRANに要請したCPCHの使用ができる
場合、またはUTRANが受信したAPの受信電力がUTRANにより要求され
る最小受信電力の値を満足する場合になることができる。前記AP_AICH2
03はUTRANにより選択されたAP215を構成するシグネチャーの値を含
む。前記UEは前記AP215の伝送後に受信された前記AP_AICH203
内に前記UEそれ自信により伝送されたシグネチャーが含まれていると、214
時間後に衝突検出プリアンブル(以下、CD_P)217を伝送する。前記CD_P
217を伝送する理由は、多数のUEからの伝送チャネル間の衝突を防止するた
めである。即ち、UTRANに属した多数のUEが同時に同一のAPを伝送して
同一のCPCHに対する使用権を前記UTARNに要求することができ、その結
果、同一のAP_AICHを受信したUEは同一のCPCHを使用しようとする
ことができ、衝突をもたらす。前記同時に同一のAPを伝送した多数のUEのそ
れぞれは、CD_Pに使用するシグネチャーを選択してCD_Pを伝送する。前記
多数のCD_Pを受信したUTRANは受信されたCD_P中で一つのCD_Pを
選択して応答することができる。例えば、前記CD_Pを選択する基準はUTR
ANから受信されたCD_Pの受信電力の大きさになることができる。前記CD_
P217を構成するシグネチャーは、APに使用されるシグネチャー中の任意の
一つであり、上述したRACHと同一の方式に選択され使用されることができる
。即ち、CD_Pに使用されるシグネチャー中の一つを任意に選択して伝送する
ことができる。また、ただ一つのシグネチャーをCD_Pが使用することができ
る。前記CD_Pに使用されるシグネチャーがただ一つである場合には、UEは
一定な時間区間で任意の時点を選択してCD_Pを伝送する方法を使用する。
【0016】 前記CD_P217が受信されると、前記UTRANは前記受信されたCD_P
と他のUEから受信されたCD_Pを比較する。前記CD_P217が選択される
と、前記UTRANは衝突検出捕捉表示チャネル(Collision detection Indicat
or channel:以下、CD_ICH)205を206時間後にUEに伝送する。前記
UTRANから伝送されたCD_ICH205を受信すると、UEはUTRAN
に送信したCD_Pに使用されたシグネチャーの値がCD_ICH205に含まれ
ているかを確認(CD_ACK確認)した後、含まれていると、216時間後に電
力制御プリアンブル(Power control preamble:以下、PC_P)を伝送する。前
記PC_P219はUEがAPに使用されるシグネチャーを決定する間に決定さ
れた逆方向スクランブリング符号と、前記CPCHメッセージ伝送時の制御部(
UL_DPCCH)221として同一のチャネル符号(OVSF)を使用する。前記
PC_P219はパイロットビット、電力制御命令語ビット、フィードバック情
報ビットに構成される。前記PC_P219の長さは0、または8スロットであ
る。前記スロットはUMTS方式で物理チャネルを伝送する時に使用される基本
伝送単位であり、UMTS方式で3.84Mcpsのチップレートを使用する時に2
560チップの長さを有する。前記PC_P219の長さが0スロットである場
合は、前記UTRANとUE間の現在無線環境が良好であるので、別の電力制御
なし、CD_Pを伝送した時の送信電力にCPCHメッセージ部を送信すること
ができる。前記PC_P219の長さが8スロットである場合には、CPCHメ
ッセージ部の送信電力を調節することが必要である。
【0017】 前記AP215とCD_P217は同一の初期値を有するスクランブリング符
号のスタート位置を相異なるようにして使用することができる。一例にAPは0
番目から4095番目値までの4096長さのスクランブリング符号を、CD_
Pは4096番目から8191番目値までの4096長さのスクランブリング符
号を使用することができる。前記APとCD_Pは同一の初期値を有するスクラ
ンブリング符号の同一の部分を使用することができ、こうような方式は、W−C
DMA方式で逆方向共通チャネルに使用するシグネチャーをRACH用とCPC
H用に区別する場合に使用することができる。前記PC_P219に使用される
スクランブリング符号は、AP215とCD_P217に使用されるスクランブ
リング符号と同一の初期値を有するスクランブリング符号の0番目値から214
29番目値まで使用することもでき、前記AP215とCD_P217に使用さ
れるスクランブリング符号と一対一にマッピングされる異なるスクランブリング
符号を使用することもできる。
【0018】 前記参照番号207と209のぞれぞれは順方向専用物理チャネル(Downlin k
Dedicated physical Channel:以下、DL_DPCH)中、専用物理制御チャネ
ル(Dedicated Physical Control Channel:以下、DL_DPCCH)のパイロッ
トフィールドと電力制御命令語フィールドを意味する。前記DL_DPCCHは
UTRANで基地局の区別のため第1順方向スクランブリング符号(Primary Scr
ambling code)を使用することができ、前記UTRANの容量拡張のため第2ス
クランブリング符号(Secondary Scrambling code)を使用することもできる。前
記DL_DPCCHに使用するチャネル符号OVSFはUEがAPに使用するシ
グネチャーを選択する時に決定されるチャネル符号を使用する。前記DL_DP
CCHはUTRANがUEから伝送されるPC_P、またはCPCHメッセージ
に対する電力制御を遂行する時に使用される。前記UTRANは前記PC_P2
19を受信した以後に、PC_Pのパイロットフィールドの受信電力を測定して
、前記電力制御命令語209を利用してUEが伝送する逆方向送信チャネルの送
信電力を制御する。前記UEはUTRANから受信されたDL_DPCCH信号
の電力を測定してPC_P219の電力制御フィールドに電力制御命令語を入力
し、前記PC_P219をUTRANに伝送して、UTRANから伝送される順
方向チャネルの送信電力を制御する。
【0019】 前記参照番号221と223のそれぞれはCPCHメッセージの制御部(UL_
DPCCH)とデータ部(UL_DPDCH)を示す。前記図2のCPCHメッセー
ジを拡散するため使用されるスクランブリング符号は、PC_P219で使用す
るスクランブリング符号と同一のスクランブリング符号を使用して10ms単位に
0番目から38399番目値までの38400長さのスクランブリング符号を使
用する。前記図2のメッセージで使用するスクランブリング符号は、AP215
とCD_P217で使用するスクランブリング符号であるか、一対一にマッピン
グされる他のスクランブリング符号であることもできる。前記CPCHメッセー
ジのデータ部223が使用するチャネル符号OVSFはUTRANとUEが予め
約束した方式に従って決定される。即ち、APに使用するシグネチャーとUL_
DPDCHに使用するOVSF符号はマッピングされるので、使用するAPシグ
ネチャーを決定することにより前記UL_DPDCHに使用するOVSF符号は
決定される。制御部(UL_DPCCH)221が使用するチャネル符号はPC_P
が使用するチャネル符号(OVSF)と同一のチャネル符号である。前記制御部(
UL_DPCCH)221が使用するチャネル符号は、前記UL_DPDCHに使
用するOVSF符号が決定されると、OVSF符号ツリー構造により決定される
【0020】 前記図2の説明を参照すると、従来技術では逆方向共通チャネルであるCPC
Hの効率を高めるためにチャネルの電力制御を可能にし、CD_PとCD_ICH
を使用して相異なるUEからの逆方向信号間の衝突を減少させた。しかし、従来
技術ではUEがCPCHを使用するためのすべての情報を選択して、前記選択さ
れた情報をUTRANに伝送する。前記選択方法は、UEが伝送するAPのシグ
ネチャー、CD_Pのシグネチャー、CPCH下位チャネルの結合により遂行さ
れることができる。前記従来技術の説明で、CSICHを利用してUEが現在U
TRANで使用されているCPCHの状態を分析することにより、UTRANに
必要なCPCHのチャネルの割り当てを要求するとしても、従来技術のようにU
EがCPCHの伝送に必要なすべての情報を予め決定して伝送することは、CP
CHのチャネル割り当てに関する制約及びチャネル獲得時間の遅延をもたらす。
【0021】 前記CPCHのチャネル割り当てに関する制約とは、UTRAN内に使用可能
な多数のCPCHが存在するとしても、UTRAN内のUEが同一なCPCHを
要求すると、同一のAPが選択されることを意味する。同一のAP_AICHが
受信され、前記CD_Pがさらに伝送されても、選択されなかったCD_Pを伝送
したUEは最初からCPCH割り当てのための作業をさらにスタートすべきであ
る。またCD_Pの選択過程が遂行されても、多数のUEが依然として同一のC
D_ICHを受信して、CPCHの逆方向伝送中に衝突が発生する確率が増加す
る。また前記の説明でCSICHが確認され、UEがCPCHの使用権を要求す
るとしても、UTRAN内のCPCHを利用しようとするすべてのUEがCSI
CHを受信する。CPCH中で使用可能なチャネルが要求されても、多数のUE
が同時に前記チャネルの割り当てを要求する場合が発生することができる。この
ような場合、前記UTRANは割り当てることができる他のCPCHがあるにも
関わらず、UEが要求するCPCHを割り当てなければならないとの制約が発生
する。
【0022】 前記チャネル獲得にかかる時間の遅延とは、前記CPCHチャネル割り当ての
制約部分に説明したような場合が発生すると、UEは所望するCPCHチャネル
を割り当てるためにCPCH割り当て要求を繰り返して遂行すべきである。前記
従来技術の説明でシステムの複雑さを低減するため導入したCD_Pにただ一つ
のシグネチャーを使用して一定期間の間、任意の時点にCD_Pを伝送する方法
を使用する場合、一つのUEのCD_ICHを伝送し、処理する間、伝送時点が
異なる他のUEのCD_ICHを処理できない短所が発生する。
【0023】 また従来技術ではAPに使用される一つのシグネチャーに一つの逆方向スクラ
ンブリング符号を符合させ使用するので、UTRANで使用するCPCHの数が
増加するごとに、逆方向スクランブリング符号の数も増加して、資源浪費をもた
らす短所がある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを通じ
てメッセージを伝送することができる装置及び方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、移動局の受信器が低い複雑度に捕捉通知チャネルを受信
することができる順方向捕捉通知チャネルを提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、順方向捕捉通知チャネルを通じて伝送される多数
のシグネチャーを簡単に検出することができる移動局受信方法を提供することに
ある。 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを
通じてメッセージを伝送する逆方向共通チャネルの効率的な電力制御を遂行する
ためのチャネル割り当て方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを
通じてメッセージを伝送する逆方向共通チャネルを迅速に割り当てるためのチャ
ネル割り当て方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを
通じてメッセージを伝送する逆方向共通チャネルのチャネル割り当てにおいて、
信頼できるチャネル割り当て方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを
通じてメッセージを伝送する逆方向共通チャネルの通信方法で発生する誤りを復
旧することができる方法を提供することにある 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを
通じてメッセージを伝送する逆方向共通チャネルの通信方法で発生するUE間の
逆方向の衝突を感知し、解決することができる方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、非同期方式の符号分割多重接続通信システムで逆
方向共通チャネルを通じてメッセージを伝送することができるようにチャネルを
割り当てることができる装置及び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを
通じてメッセージを伝送する逆方向共通チャネルの通信方法で、チャネル割り当
てメッセージ、またはチャネル使用要求メッセージに対する誤りが発生した場合
、誤りを検出することができる装置及び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを
通じてメッセージを伝送する逆方向共通チャネルの通信システムで、チャネル割
り当てメッセージ、またはチャネル使用要求メッセージに対する誤りが発生した
場合、誤りを復旧することができる方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで共通チャネルを
通じてメッセージを伝送する逆方向共通チャネルの通信方法で、チャネル割り当
てメッセージ、またはチャネル要求メッセージに対する誤りが発生した場合、誤
りを検出できるように電力制御プリアンブルを使用する装置及び方法を提供する
ことにある。 本発明のさらに他の目的は、符号分割多重接続通信システムで逆方向共通パケ
ットチャネルの衝突を検出し、逆方向共通パケットチャネルを割り当てるために
一つの符号に結合して送受信する装置及び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、逆方向共通チャネルを多数の集合に分割し、各集
合を効率的に管理する方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、逆方向共通チャネルに割り当てられた無線資源を
動的に管理する方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、逆方向共通チャネルに割り当てられた逆方向スク
ランブリング符号を効率的に管理する方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、逆方向共通チャネルの現在状態をUTRANがU
Eに知らせる方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、逆方向共通チャネルの現在状態をUTRANがU
Eに知らせる情報を伝送することにおいて、信頼度を高めることができる装置及
び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、逆方向共通チャネルの現在状態をUTRANがU
Eに知らせる情報を伝送することにおいて、信頼度を高めることができる符号器
と復号化器の装置及び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、UTRANから伝送される逆方向共通チャネルの
現在状態をUEが迅速に分かることができるようにする装置及び方法を提供する
ことにある。 本発明のさらに他の目的は、UTRANから伝送された逆方向共通チャネルの
状態情報に基づいて、UEが逆方向共通チャネルを利用するかを決定する方法を
提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、AP(Access Preamble)とCA(Channel Allocati
on)信号を利用して逆方向共通チャネルを割り当てるための装置及び方法を提供
することにある。 本発明のさらに他の目的は、APとCA信号を利用して逆方向共通チャネルを
割り当てるためのマッピング方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、逆方向共通パケットチャネルを通じてデータを伝
送しようとするUEの上位階層の動作方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、APシグネチャーとアクセススロットの結合に逆
方向共通チャネルの伝送速度を示すことができる方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、APシグネチャーとアクセススロットの結合に逆
方向共通チャネルの伝送データフレームの数を示すことができる方法を提供する
ことにある。 本発明のさらに他の目的は、UTRANが逆方向共通チャネルをCPCHセッ
トごとに最大データ伝送速度の集合に従ってUEに割り当てることができる方法
を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、逆方向共通チャネルの割り当てと逆方向外ループ
電力制御を同時に遂行する装置及び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、CSIC状態表示チャネル(CPCH status Ind
icator Channel)を通じて最大データ伝送速度を伝送する装置及び方法を提供す
ることにある。 本発明のさらに他の目的は、CSICHを通じてCPCHの使用可能情報を伝
送する装置及び方法を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は、CSICHを通じて最大データ伝送速度とCPC
Hの使用可能情報を同時に伝送する装置及び方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本発明は、符号分割多重接続通信システムで
基地局の伝送速度及び使用可能なチャネルを指定する方法を提供する。前記基地
局は接近プリアンブルチャネルを通じて移動局が伝送するデータを有しているこ
とを示す情報を受信する。前記基地局は少なくとも一つの物理チャネルの使用状
態情報と前記情報の受信に応答した使用可能な最大データ伝送速度情報を含み、
前記応答メッセージを前記移動局に伝送する。
【0026】 本発明は符号分割多重接続移動通信システムで物理チャネルの割り当てのため
の方法をさらに提供する。移動局は少なくとも一つの物理チャネルの使用状態情
報と、基地局からの接近プリアンブルに対する応答メッセージを通じて使用可能
な最大データ伝送速度情報を受信する。前記移動局は前記少なくとも一つの物理
チャネルの使用状態情報と使用可能な最大データ伝送速度情報により決定される
所定物理チャネルの割り当て要求に対する接近プリアンブルを前記基地局に伝送
する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の望ましい実施形態を添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記
の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知機能また
は構成に関する具体的な説明は省略する。
【0028】 本発明の実施形態によるCDMA通信システムでは、逆方向共通チャネルを通
じてUTRANにメッセージを伝送するためには、UEは逆方向共通チャネルを
通じて逆方向共通チャネルの状態を確認した後、自分が所望する接近プリアンブ
ル(AP)をUTRANに伝送する。UTRANは前記APを捕捉した後、前記A
Pに対する応答信号(または、接近プリアンブル捕捉表示信号)を接近プリアンブ
ル捕捉表示チャネル(AP_AICH)を通じて伝送する。前記UEは前記接近プ
リアンブル捕捉表示信号を受信し、前記受信された信号が許可(ACK)信号であ
ると、衝突検出プリアンブル(CD_P)をUTRANに伝送する。UTRANは
前記衝突検出プリアンブルを受信して、前記受信された衝突検出信号に対する応
答信号(または、衝突検出表示チャネル(CD_ICH)信号)及び逆方向共通チャ
ネルに対するチャネル割り当て(CA)信号を前記UEに伝送する。この場合、前
記UEは前記CD_ICH信号及びチャネル割り当て信号をUTRANから受信
して、CD_ICH信号がACK信号であると、前記チャネル割り当てメッセー
ジにより割り当てられたチャネルを通じて逆方向共通チャネルメッセージを送信
する。前記メッセージの送信前に、電力制御プリアンブル(PC_P)を伝送する
こともできる。またUTRANは前記電力制御プリアンブル及び前記逆方向共通
チャネルメッセージに対して電力制御信号を伝送し、前記UEは順方向チャネル
を通じて受信される電力制御命令によって前記電力制御プリアンブル及び前記逆
方向共通チャネルメッセージの送信電力を制御する。
【0029】 前記説明において、もし、UEが送信できる多数のAPを有すると、UEが伝
送するプリアンブルはその中の一つのAPになることができ、前記UTRANは
前記APに応答してAP_AICHを発生し、前記AP_AICHを送信した後、
前記のようなチャネルを割り当てるためのCA_ICHを伝送することもできる
【0030】 図3は本発明の実施形態による逆方向共通パケットチャネル(CPCH)、また
は逆方向共通チャネルを設定するためのUEとUTRAN間の信号の流れを示し
た図である。本発明の実施形態では前記逆方向共通チャネルの具体的な例に逆方
向共通パケットチャネルを使用すると仮定する。しかし前記逆方向共通チャネル
は前記共通パケットチャネル以外の他の共通チャネルにも適用されることができ
る。
【0031】 前記図3を参照すると、前記UEは順方向放送チャネル(downlink Broadcasti
ng channel)を通じて順方向のタイミングに同期を合わせた後、前記逆方向共通
チャネル、またはCPCHに関連された情報を獲得する。前記逆方向共通チャネ
ルに関連された情報はAPに使用されるスクランブリング符号及びシグネチャー
の数、順方向のAICHタイミングなどに関する情報を含む。前記図3の301
はUTRANからUEに伝送される順方向信号を示し、331はUEからUTR
ANに伝送される逆方向信号を示す。前記UEがCPCHを通じて信号を伝送し
ようとする場合、先ずCPCH状態表示チャネル(CPCH Status indicator c
hannel:以下、CSICH)を通じてUTRAN内のCPCHの状態に対する情
報を受信する。前記CPCHの状態に対する情報とは、従来技術ではUTRAN
内のCPCHに対する情報、即ちCPCHの数と使用可能性などに関する情報を
示すが、本発明では各CPCHに使用可能な最大データ伝送速度と、UEが一つ
のCPCHを通じて多重符号を送信する場合に、いくつまで多重符号を送信する
ことができるかに対する情報を示す。本発明は従来技術のように各CPCHチャ
ネルの使用可能性に対する情報を伝送する場合であっても、本発明のチャネル割
り当て方法を使用することができる。前記データ伝送速度は次世代非同期移動通
信標準方式で最小15Ksps(symbols per second)から最大960Kspsであり、
多重符号送信の数は1個から6個までである。
【0032】 CPCH状態表示チャネル(CSICH) 以下、本発明の実施形態による共通パケット物理チャネルの割り当てのためU
TRANがUEに伝送するCPCH状態表示チャネル(CSICH:CPCH Sta
tus Indicator Channel)に対して詳細に説明する。前記CPCHは物理チャネル
をCPCHデータに伝送する。本発明で提案する方法は、UTRANがCSIC
Hを通じて物理チャネル(以下、共通パケットチャネル)の使用状態情報と、使用
可能な最大データ伝送速度情報をUEに伝送することにより、使用しようとする
物理チャネルを割り当てる方法である。
【0033】 従って、以下の説明では次のような手順に従って説明する。 一番目に、上述したように共通パケットチャネルの使用状態情報と使用可能な
最大データ伝送速度情報を伝送するためのCSICHの構造と生成構造を説明す
る。 二番目に、CSICHを使用して共通パケットチャネルの使用状態情報と、C
HICHを使用して使用可能な最大データ伝送速度情報を伝送する方法を説明す
る。
【0034】 以下、共通パケットチャネルの使用状態情報と使用可能な最大データ伝送速度
情報を伝送するためのCSICHの構造と生成構造に対して詳細に説明する。 図4は本発明の実施形態によるCSICHチャネルの構造を示した図である。 前記図4ではCSICHは接近プリアンブル捕捉表示チャネル(Access Preamb
le Acquisition Indicator channel:以下、AICH)中に使用しない後部分8
ビットを使用してUTRAN内のPCPCHの状態に対する情報を送信するチャ
ネルである。この時、前記AICHはW−CDMA方式によるUTRANがUE
から接近プリアンブル(Access preamble:以下、AP)を受信し、前記受信した
APに対する応答を目的として使用されるチャネルである。前記応答はACK、
またはNAKに提供されることができる。前記APはUEが共通パケットチャネ
ルを通じて伝送すべきであるデータが存在する時、これをUTRANに知らせる
ために使用されるチャネルである。
【0035】 図4はCSICHのチャネル構造を示した図である。前記図4を参照すると、
前記図4の431は一つのアクセススロット(Access Slot)内にAP_AICH部
の32ビットとCSICH部の8ビットが共に含まれている構造を示す。前記ア
クセススロットはW−CDMA方式でAPとAP_AICHの送受信に基準にな
るスロットであり、前記図4の411のように20msフレーム間に15個のアク
セススロットに構成されている。一方、前記一つのフレームの長さは20msであ
り、前記一つのフレームを構成するそれぞれのアクセススロットは5120チッ
プの長さを有する。上述したように参照番号431は一つのアクセススロット内
にAP_AICHとCSICHが同時に伝送される構造を示す。前記AP_AIC
H部分に伝送するデータがないと、AP_AICH部分は伝送されない。前記A
P_AICHとCSICHは所定乗算器を通じて所定チャネル符号に拡散される
。前記所定チャネル符号はUTRANで指定するチャネル符号であり、前記AP
_AICHと前記CSICHは同一のチャネル符号を使用する。本発明の実施形
態の説明で、チャネル符号の拡散率(Spreading Factor)は256に仮定する。前
記拡散率とは一つのシンボルごとに拡散率の長さを有する直交符号(OVSF Co
de)とAP_AICH及びCSICHがかけられるとの意味である。一方、前記ア
クセススロットごとにAP_AICHとCSICHを通じて異なる情報を伝送す
ることができ、20msフレームごとに伝送されるCSICHの情報は120ビッ
トになる。前記説明で、CSICHを通じてPCHチャネル状態情報を伝送する
時に、AP_AICH中に後部分の使用しない8ビットを利用することに説明し
た。しかし、CD_ICHの構造は前記AP_AICHの構造と物理的に同一であ
るので、前記CSICHを通じて伝送するCPCHチャネル状態情報を、前記C
D_ICHを通じて伝送することもできる。
【0036】 上述したように、一つのフレームで本発明の実施形態によるCSICHには1
20ビット(bits)が割り当てられ、前記CSICHを通じて共通パケットチャネ
ルの使用状態情報と、使用可能な最大データ伝送速度情報が伝送される。即ち、
前記一つのフレームは15個のスロットに構成され、前記それぞれのスロットに
は前記CSICHに8ビットが割り当てられる。
【0037】 次にUTRANでCSICHを使用して共通パケットチャネルの使用状態情報
と、使用可能な最大データ伝送速度情報を伝送するためのマッピング構造及び方
法を詳細に説明する。即ち、上述したように本発明は、一つのフレームに割り当
てられた120ビットに共通パケットチャネルの使用状態情報と、使用可能な最
大データ伝送速度情報をマッピングする方法を含む。
【0038】 また、本発明の実施形態では、UTRANによりCSICHを通じて伝送され
る情報は、上述したようにCPCHの使用可能な最大データ伝送速度情報と、U
TRANで使用する各PCPCHの使用状態情報に構成される。一方、前記CP
CHの使用可能な最大データ伝送速度情報には、一つのCPCHで多重符号送信
(Multi code transmission)が使用される場合に使用される多重符号の数に対す
る情報が含まれて伝送されることができる。
【0039】 先ず、本発明の実施形態によるUTRANでCPCHの使用可能な最大データ
伝送速度情報を伝送する方法に対して詳細に説明する。下記の詳細な説明では、
一つのCPCHで多重符号送信(Multi code transmission)が使用される場合と
、使用されない場合の例を区分して説明する。
【0040】 前記CSICHを通じて伝送される情報中、CPCHの使用可能な最大データ
伝送速度情報と共に、一つのCPCHで多重符号送信が使用される場合、使用さ
れる多重符号の数を伝送する場合の簡単な応用例は下記<表1>のような方法が
可能である。下記の<表1>ではCPCHの可能な最大データ伝送速度として七
つの伝送速度SF4、SF8、SF16、SF32、SF64、SF128、S
F256を例としている。
【表1】
【0041】 前記<表1>で多重符号は拡散率4を有し、W−CDMA方式ではUEが多重
符号送信を遂行すると、UEのチャネル符号の拡散率は4のみが使用できるよう
に規定している。前記<表1>に示したように、本発明の実施形態で、CSIC
Hを通じて伝送されるCPCHの使用可能な最大データ伝送速度情報は4ビット
に表現することができる。前記4ビットをCSICHを通じてCPCHを使用し
ようとするUEに伝送する方法には、CSICHに割り当てられた8ビットの一
つのスロット内に2度反復して伝送するか、別の(8、4)符号化方法を使用して
伝送することができる。
【0042】 前記<表1>を参照して上述した例では、多重符号の使用による多重符号の数
をUEに知らせるための1ビットを含めて4ビットを伝送することに説明した。
しかし、上述したように多重符号を使用しないと、前記<表1>の括弧内の3ビ
ット情報のみを伝送することも可能である。この時、前記3ビット情報はCPC
Hの使用可能な最大データ伝送速度情報である。この場合には(8、3)符号化を
使用して一つのスロットに8シンボルを伝送するか、前記3ビットを2回反復し
、前記3ビット中の1シンボルはもう一度反復して伝送することもできる。
【0043】 次に、本発明の実施形態によるUTRANでPCPCHの使用状態情報を伝送
する方法に対して詳細に説明する。 前記PCPCHの使用状態情報はUTRANで使用する各PCPCHが使用さ
れるか否かに関する情報であり、前記PCPCHの使用状態情報のビット数は前
記UTRANで使用するPCPCHの総数により決定される。前記PCPCHの
使用状態情報のビットもCSICHを通じて伝送されることができ、このために
は前記PCPCHの使用状態情報のビットを前記CSICHに割り当てられた領
域にマッピングする方法が提案されるべきである。以下、フレーム内のビット中
、前記CSICHに割り当てられた領域のビットをCSICH情報ビットに通称
して使用する。前記マッピング方法は前記CSICH情報ビットの数と前記UT
RANで使用するPCPCHの総数、即ちPCPCHの使用状態情報のビット数
により決定されることができる。
【0044】 先ず、前記CSICHを通じて伝送することができる情報中にPCPCHの使
用状態情報を伝送する時に、UTRANで使用するPCPCHの総数による前記
PCPCHの使用状態情報のビット数が一つのスロット内のCSICH情報ビッ
ト数と同一である場合がある。例えば、前記一つのスロット内のCSICH情報
ビット数が8であり、前記UTRANで使用するPCPCHの総数が8である場
合がこれに該当する。この場合には一つのCSICH情報ビットに対応して一つ
のPCPCHの使用状態情報ビットをマッピングすることにより一つのフレーム
にUTRANで使用するすべてのPCPCHの状態情報を15回反復して伝送す
ることができる。
【0045】 この場合に、前記CSICH情報ビットの使用例を簡単に説明すると、複数の
CSICH情報ビット中に3番目のCSICH情報ビットは、UTRANで使用
する複数のPCPCHの中に3番目のPCPCHを使用するか否かを示す使用状
態情報を意味する。従って、前記3番目のCSICH情報ビットの値に0が伝送
されることは、現在、3番目のPCPCHは使用中であることを示し、前記3番
目のCSICH情報ビットの値に1が伝送されることは、現在、3番目のPCP
CHは使用中ではないことを示すものである。前記該当PCPCHを使用するか
否か示すCSICH情報ビットの値は0と1の意味を置き換えて使用することが
できる。
【0046】 次に、前記CSICHを通じて伝送できる情報中にPCPCHの使用状態情報
を伝送する時に、UTRANで使用するPCPCHの総数による前記PCPCH
の使用状態情報のビット数が一つのスロット内のCSICH情報ビット数より多
くの場合である。この場合には、前記PCPCHの使用状態情報を少なくとも二
つのCSICHを通じて伝送する多重CSICH方法と、一つのチャネルを通じ
て複数のスロット、または複数のフレームに伝送する方法を使用することができ
る。
【0047】 前記PCPCHの使用状態情報を少なくとも二つのCSICHを通じて伝送す
る前記一番目の方法は、前記PCPCHの使用状態情報を8ビット単位にして相
異なるチャネルのCSICH情報ビットを通じて伝送するものである。この時、
前記相異なるチャネルのCSICH情報ビットはAP_AICH、RACH_AI
CH及びCD/CA_ICHそれぞれの一つのアクセススロットを構成するビット
中、使用しない後部分8ビットに該当する。例えば、前記UTRANで使用する
PCPCHの総数が24である場合、前記24個のPCPCHを8単位に区分し
、最初8個のPCPCHの状態情報はAP_AICHの一つのアクセススロット
を構成するビット中に使用しない後部分8ビットを通じて伝送する。次の8個の
PCPCHの状態情報はRACH_AICHの一つのアクセススロットを構成す
るビット中、使用しない後部分8ビットを通じて伝送する。最後の8個のPCP
CHの状態情報はCD/CA_ICHの一つのアクセススロットを構成するビット
中、使用しない後部分8ビットを通じて伝送する。
【0048】 上述したように伝送しようとするPCPCHの使用状態情報のビット数が多く
の場合には、前記PCPCHの使用状態情報を分かれて、前記分かれた情報を上
述した複数のチャネル(AP_AICH、RACH_AICH、CD/CA_ICH)
中、全部、または一部を使用して伝送することができる。前記複数のチャネル、
即ちAP_AICH、RACH_AICH及びCD/CA_ICHそれぞれは相異な
る順方向チャネル符号を使用するので、UEは前記チャネルを区分して受信する
ことができる。即ち、前記UEは多重CSICHを受信することができる。
【0049】 また、前記PCPCHの使用状態情報のビット数が多くの場合、複数のCSI
CHを複数の順方向チャネル符号に割り当てて、UEに伝送する方法を使用する
こともできる。
【0050】 前記PCPCHの使用状態情報を少なくとも二つのCSICHを通じて伝送す
る前記二番目の方法は、前記PCPCHの使用状態情報を8ビット単位にして一
つのチャネルを通じて伝送される複数のスロット、または複数のフレームを通じ
て伝送するものである。
【0051】 例えば、伝送しようとするPCPCHの使用状態情報が60ビットであると、
前記60ビットは120ビットに構成された一つのフレーム内のCSICH情報
ビットには二度しか反復伝送できない。前記60ビットの2度反復は前記伝送さ
れるPCPCHの使用状態情報の信頼度を低下させることができる。このような
問題点を解決するために、次のフレームを通じて前記60ビットのCSICHの
情報を反復伝送することができる。前記60ビットを30ビットずつに分けて、
始めの30ビットを一つのフレーム内のCSICH情報ビットに4回反復して伝
送し、その残りの30ビットを次のCSICHフレーム内のCSICH情報ビッ
トに4回反復して伝送することができる。
【0052】 最後に、前記CSICHを通じて伝送することができる情報中、PCPCHの
使用状態情報を伝送する時に、UTRANで使用するPCPCHの総数による前
記PCPCHの使用状態情報のビット数が一つのスロット内の前記CSICH情
報のビット数より小さい場合である。この場合には、一つのフレーム内に割り当
てられた120ビットのCSICH情報を部分的に使用して前記PCPCHの使
用状態情報を伝送することができる。即ち、前記PCPCHの使用状態情報を伝
送するためのCSICH情報ビット数を低減することにより前記PCPCHの使
用状態情報を伝送するものである。
【0053】 例えば、伝送するためのPCPCHの使用状態情報が4ビットに構成されてい
ると、一つのフレームを構成する各アクセススロット内の8個のCSICH情報
ビット中、始めの4ビットに前記PCPCHの使用状態情報を伝送し、その残り
の4ビットには前記PCPCHの使用状態情報を伝送しない。前記PCPCHの
使用状態情報を伝送しないCSICH情報ビットにはUEが知っているナルビッ
ト(null bit)を伝送することができる。他の例に一つのフレームを構成する各ア
クセススロット内の8ビットCSICH情報に2ビットのPCPCHの使用状態
情報と2ビットのナルビットを反復して伝送することができる。そうでなければ
、前記一つのフレームを構成する各アクセススロット内の8ビットCSICH情
報ビットに1ビットのPCPCHの使用状態情報と1ビットのナルビットを反復
して伝送することもできる。その以外にも一つのフレームを構成する初期アクセ
ススロット内の8ビットCSICH情報のすべてにPCPCHの使用状態情報を
伝送し、次のアクセススロット内の8ビットCSICH情報のすべてにはナルビ
ットを伝送することができる。即ち、一つのアクセススロットを周期にして前記
PCPCHの使用状態情報とナルビットを反復して伝送する方法である。従って
、一つのフレーム内の奇数番目アクセススロットを通じてはPCPCHの使用状
態情報が伝送され、偶数番目アクセススロットを通じてはナルデータが伝送され
る。一方、偶数番目アクセススロットを通じて前記PCPCHの使用状態情報が
伝送され、奇数番目アクセススロットを通じてはナルデータが伝送されることも
できる。前記ナルビット(null bit)は不連続伝送(Discontinuous transmission
:以下、DTX)に置き換えることもできる。前記DTXはデータを伝送しない
ことを意味する。
【0054】 上述した場合において、UEは一つのフレームを通じてPCPCHの使用状態
情報とナルビットを受信するようになる。もし、前記UTRANがナルビットの
代わりにDTXを使用する場合、UEは不連続受信(Discontinuous Recep tion
:以下、DRX)を使用することができる。前記DRXとはデータが伝送されな
い区間に受信しないことを意味する。
【0055】 上述した例のように、UTRANはPCPCHの使用状態情報をUEに伝送す
ることにより、CPCHを通じてデータを伝送しようとするUEが現在PCPC
Hの使用状態をモニタリングすることができるようにする。即ち、CPCHを使
用しようとするUEが、CSICHを通じて伝送されるPCPCHの使用状態情
報を受信し、UTRANで使用可能なPCPCHを使用できるか否かを確認する
ようにするものである。従って、CPCHを使用しようとするUEは現在UTR
ANにより使用可能なPCPCHの割り当てを要求することができる。前記CP
CHを使用しようとするUEは前記PCPCHの使用状態情報により使用可能性
が確認されたPCPCH中、所望する一つのPCPCHの割り当てを要求するA
Pシグネチャーを選択して前記UTRANに伝送する。一方、前記UTRANは
AP_AICHを通じて前記APシグネチャーに応答するACK、またはNAK
を伝送する。一方、上述したように前記UTRANは前記CSICHを通じてP
CPCHの使用状態情報を伝送する。前記UEは前記AP_AICHを通じてU
TRANからACK信号を受信すると、さらに任意のCDシグネチャーを選択し
てCD_Pを伝送する。前記UTRANは前記CD_Pに応答してCA信号と共に
、ACK、またはNAKを伝送する。前記UEは前記UTRANから前記CDに
対するACK信号及びCA信号を受信すると、自分に割り当てられたCPCHチ
ャネルを前記モニタリング過程で確認した結果と比較する。前記比較により、割
り当てられたPCPCHがすでに使用中であると判断されると、前記CAがエラ
ーであることが分かる。従って、前記UEは自分に割り当てられたPCPCHを
通じて信号を伝送しないこともできる。他の方法には上述した手順によりPCP
CHが割り当てられた後に、さらにCSICHをモニタリングして自分に割り当
てられたPCPCHが以前のモニタリングでは使用されなかったが、今度のモニ
タリングで使用中に表示されると、前記CAが正常に受信されたことが分かる。
そうでなければ、自分に割り当てられたPCPCHが以前のモニタリングですで
に使用中であったか、今度のモニタリングで使用中であることに表示されないと
、CAがエラーであることが分かる。このような二番目のモニタリングはPCP
CH、またはメッセージの伝送後に遂行されることができ、この時、エラーが検
出されると、前記UEは信号伝送を中断する。
【0056】 前記説明ではUTRANが最大使用可能なデータ伝送速度情報をUEに伝送す
る方法と、PCPCHの使用状態情報をUEに伝送する方法に対して説明した。
【0057】 最後に、前記二つの情報を同時に伝送することも可能である。これに対する具
体的な実施形態による説明は下記のようである。
【0058】 一番目の実施形態 本発明による前記二種類の情報を同時に伝送する一番目の実施形態は、CSI
CHの一つのフレームを構成する多数のスロット中に、いくつかのスロットは最
大データ伝送速度情報を伝送するのに使用し、その残りのスロットはPCPCH
の使用状態情報を伝送するのに使用する方法である。現在非同期方式CDMA移
動無線通信の標準案で使用する前記CSICHの一つのフレームは一つのアクセ
スフレームと同一の長さを有することができる。また、前記フレームの長さは2
0msであり、前記フレームは15個のアクセススロットを含む。前記方法に対す
る一例に、UTRANで使用する最大データ伝送速度を伝送するのに必要な情報
ビットの数が3であり、UTRANで使用するPCPCHの数が40個である場
合を仮定する。この場合、UTRANはCSICHの一つのフレームを構成する
15個のスロット中、3個のスロットを最大データ伝送速度を伝送するのに使用
し、その残りの12個のスロットをPCPCHの使用状態情報を伝送するのに使
用することができる。即ち、前記UTRANは一つのフレームを通じて24ビッ
トの最大データ伝送速度情報と、96ビットのPCPCHの使用状態情報を伝送
することができる。
【0059】 従って、CSICHでIチャネルとQチャネルに同一のデータが伝送されると
仮定する場合、3ビットの最大データ伝送速度情報を総4回反復して伝送するこ
とができる。また、UTRANで使用するそれぞれのPCPCHが使用できるか
否かを示す40ビットの使用状態情報をIチャネル及びQチャネルを通じて一度
伝送することができる。これに対して、IチャネルとQチャネルを通じて相異な
るデータが伝送されると仮定する場合、3ビットの最大データ伝送速度情報を総
8度反復して伝送することができる。また、UTRANで使用するPCPCHそ
れぞれに対する使用状態情報を2度反復して伝送することができる。上述した一
番目の方法で、最大データ伝送速度を伝送するスロットと、UTRANが使用す
るPCPCHの使用状態情報を伝送するスロットの位置はUTRANが任意に配
置するか、予め決定されることができる。
【0060】 前記スロット位置の配置に対する一例は、一つのCSICHフレーム内の15
個のアクセススロット中の0番目、5番目、10番目スロットを通じて最大デー
タ伝送速度情報を伝送することができ、PCPCHの使用状態情報はその残りの
スロットを通じて伝送することができる。他の例として、0番目、1番目、2番
目スロットを通じて最大データ伝送速度情報を伝送し、3番目から14番目スロ
ットを通じてUTRANで使用するPCPCHの使用状態情報を伝送することも
できる。上述したいくつかのスロットは最大データ伝送速度情報に割り当てられ
、その他のいくつかのスロットをPCPCHの使用状態情報に割り当てるのはU
TRANで使用するPCPCHの数と最大データ伝送速度の反復回数を考慮して
決定される。また、前記最大データ伝送速度とPCPCHの使用状態情報は前記
情報の量によっていくつかのCSICHフレームに分けて伝送されることもでき
る。どのスロットにどのような情報を伝送するかに対することはCSICHを伝
送する以前にUEと予め約束する。
【0061】 二番目の実施形態 本発明による前記二種類の情報を同時に伝送する二番目の実施形態は、一つの
アクセススロットで伝送される8個のCSICH情報ビットを分けて、いくつか
の情報ビットは最大データ伝送速度を表示し、その他の情報ビットはPCPCH
の使用状態情報を表示するのに使用する方法である。
【0062】 例えば、IチャネルとQチャネルを通じて同一のビットを伝送する場合、一つ
のアクセススロットの始めの2ビットは、UTRANのPCPCHで使用可能な
最大データ伝送速度情報を伝送するのに使用し、その残りの6ビットはUTRA
NのPCPCHの使用状態情報を伝送するのに使用することができる。従って、
前記最大データ伝送速度情報は一つのアクセススロットを通じて1ビットが伝送
され、前記PCPCHの使用状態情報は一つのアクセススロットを通じて3ビッ
トが伝送される。
【0063】 しかし、IチャネルとQチャネルを通じて相異なるビットを伝送する場合には
、上述したIチャネルとQチャネルを通じて同一のビットを伝送する場合に比べ
て、2倍の前記最大データ伝送速度と前記PCPCHの使用状態情報を伝送する
ことができる。
【0064】 上述した二番目の実施形態では、PCPCHの最大データ伝送速度を伝送する
のに一つのアクセススロットの始めの2ビットを使用し、PCPCHの使用状態
情報を伝送するのにその残りの6ビットを使用することに説明した。しかし、上
述した例以外にも、前記最大データ伝送速度情報を一つのアクセススロットの6
ビットを使用して伝送し、前記PCPCH使用状態情報を一つのアクセススロッ
トの2ビットを使用して伝送するなど、各種の変形が可能である。即ち、前記P
CPCHの最大データ伝送速度情報とPCPCHの使用状態情報を伝送するのに
使用するビットの数と位置は、UTRANが任意に決定してUEに通報すること
ができる。一方、前記PCPCHの最大データ伝送速度情報とPCPCHの使用
状態情報を伝送するのに使用するビットの数と位置を予め決定した場合には、C
SICHの伝送以前にUEと約束されているとよい。
【0065】 また、前記UTRANは前記二種類の情報を複数のアクセススロット、または
複数のフレームを通じて伝送することができる。前記複数のフレームを通じて前
記二種類の情報を伝送する場合は、前記二種類の情報が多いか、前記情報の信頼
度を高めるためである。前記UTRANは前記二種類の情報を伝送するためのア
クセススロットの個数を決定することにおいて、前記二種類の情報、即ち、前記
最大データ伝送速度情報と前記PCPCHの使用状態情報を伝送するため要求さ
れるビット数を考慮すべきである。前記二種類の情報を伝送するためのフレーム
の個数も前記最大データ伝送速度情報と前記PCPCHの使用状態情報を伝送す
るため要求されるビット数を考慮すべきである。
【0066】 三番目の実施形態 本発明による前記二種類の情報を同時に伝送する三番目の実施形態は、同時に
伝送が可能な複数のCSICHを通じてPCPCHで使用可能な最大データ伝送
速度とPCPCHの使用状態情報を伝送する方法である。例えば、複数のCSI
CH中、いずれか一つのCSICHを通じて前記使用可能な最大データ伝送速度
情報を伝送し、その残りのCSICHを通じて前記PCPCHの使用状態情報を
伝送する。前記例で、伝送されるCSICHは順方向チャネル符号、または逆方
向チャネル符号に区別されることができる。前記例とは異なり、一つのCSIC
Hに対応して別のチャネル符号を割り当てることにより、一つのアクセススロッ
ト内に40個のCSICH情報ビットを伝送する方法を使用することもできる。
上述したように一つのCSICHに別のチャネル符号を割り当てる方法を使用す
るようになると、前記一つのアクセススロット内でPCPCHの最大データ伝送
速度情報とPCPCHの使用状態情報を共に伝送することができる。
【0067】 上述した三番目の実施形態でいくつかのCSICHを伝送するかに対する判断
は、UTRANがPCPCHの最大データ伝送速度情報とUTRANで使用する
PCPCHの総数に対する情報及び前記情報に対する信頼度を考慮して決定する
ことができる。
【0068】 四番目の実施形態 本発明による前記二種類の情報を同時に伝送する四番目の実施形態は、複数の
フレームを使用して伝送する方法である。即ち、一つのフレーム内のすべてのC
SICH情報ビットはPCPCHで使用可能な最大データ伝送速度情報を伝送す
るのに使用され、その残りのフレーム内のすべてのCSICH情報ビットはUT
RANで使用する各PCPCHの使用状態情報を伝送するのに使用されるもので
ある。
【0069】 上述した実施形態で、PCPCHの最大データ伝送速度情報をいくつのフレー
ムに伝送するかと、PCPCHの使用状態情報をいくつのフレームに伝送するか
は、UTRANがCSICHを通じて伝送される情報量と前記情報の信頼度を考
慮して決定することができる。この時、前記決定された結果はUEと予め約束さ
れるべきである。
【0070】 五番目の実施形態 本発明による前記二種類の情報を同時に伝送する五番目の実施形態は、CSI
CH情報ビット中、予め約束された位置のビットに最大データ伝送速度情報を伝
送する方法である。即ち、フレーム内のCSICH情報ビット中にUTRANと
UE間に予め約束された位置のCSICH情報ビットを通じてPCPCHの最大
データ伝送速度情報を伝送する。一方、前記最大データ伝送速度情報を伝送する
ために使用するCSICH情報ビット外に、その残りのCSICH情報ビットを
通じてはUTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報を伝送する。
【0071】 上述した実施形態で、PCPCHの最大データ伝送速度情報をCSICH情報
ビットに記録して伝送する方法の一例は下記<数式1>のようである。
【数4】
【0072】 前記<数式1>でiは最大データ伝送速度情報ビットの数であり、diは伝送
しようとする最大データ伝送速度情報である。例えば、前記i=3である場合に
i={101}に表現されると、d0=1、d1=0、d2=1になる。
【0073】 上述した五番目の実施形態でPCPCHの使用状態情報をCSICH情報ビッ
トに記録して伝送する方法の一例は下記<数式2>のようである。
【数5】
【0074】 前記<数式2>でjはUTRANのCPCH集合ごとに使用するPCPCHの
総数であり、Pjは各PCPCHの使用状態情報を意味する。従って、PCPC
Hの個数が16であり、各PCPCHが使用されるか否かを示す前記PCPCH
の使用状態情報Pjを{0001110010101100}などに表現する。
【0075】 下記<数式3>は一つのフレームを通じて伝送することができるCSICH情
報ビットの総ビット数(N)が決定されると、前記CSICH情報ビット中、前記
PCPCHの使用状態情報と共に、前記最大データ伝送速度情報を設定回数だけ
反復して伝送するのに要求されるビットを除外したその残りのビットに0を記録
することを示している。 <数式3> ek=0, k=0,1, . . . , K−1 または ek=1, k=0,1, . . . ,K−1
【0076】 前記<数式3>でkは前記CPCHで伝送可能な最大データ伝送速度情報ビッ
トとUTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報に対するビットを伝送す
るため使用され残ったCSICH情報ビットとしてゼロパッデングするか、DT
Xするビットの数である。
【0077】 下記<数式4>は一つのフレームを通じて伝送することができるCSICH情
報ビットの総数Nを示している。 <数式4> N=I×R+J+K
【0078】 前記<数式4>で定義しているNが120より小さな場合には120の約数の
中で選択される。具体的な例にN=3、5、15、30、60になることができ
る。前記<数式4>で、Rは一つのアクセスフレームで最大データ伝送速度情報
ビットを何回反復するかに対する数である。前記<数式4>ではIとJはシステ
ム具現時に決定するもので、UTRANがUEに通報するので、予め分かり得る
値である。即ち、上位階層メッセージから与えられた値である。
【0079】 上述したNを決定する方法として、先ず前記I、Jを分かり、N≧I+Jの条
件を満足する値中、前記3、5、15、30、60で最小になる値に定めること
ができる。またはUTRANが前記I、J以外にN、またはR値をUEに伝送し
て前記<数式4>によりR、またはN及びK値を決定することができる。
【0080】 前記N、R値が決定される手順は次のように三つの方法がある。 一番目の方法では、与えられたI値とJ値によりN値を決定し、R値は(N−
J)をIに分けた商に決定することができる。即ち、下記<数式5>のようであ
る。
【数6】 二番目の方法では、N値が上位階層メッセージを利用して予め与えられ、R値
は前記<数式5>を利用して計算される。 三番目の方法では、R値が上位階層メッセージを利用して予め与えられ、N値
はR×I+J値を利用して計算される。 一方、K値はK=N−(R×I+J)を利用して計算することができる。
【0081】 前記I、J、R、N、K値に対して情報を配列するのには多数の方法があり、
次の実施形態でその例を示している。 N個の総ビットをSI0、SI1、...、SIN-1に示し、SI0は一番目ビッ
トを、SIN-1はN番目ビットを示す。
【数7】 前記<数式6>でrは中間変数であり、JをRに分けた商に定義することがで
きる。 <数式7> s=J−r×R 前記<数式7>でsは中間変数であり、Jビット中、r個ビットずつ、R個の
グループに含まれなかったその残りのビットを示す。この時、前記sはRより小
さな数である。即ち、前記sは0≦s<Rの条件を満足し、JをRに分けた余り
である。
【0082】 情報ビットを配列する一番目の実施形態は次のようである。 <数式8> SIl(I+r+l)+i=di 0≦i≦I−l、l=0,1,...,s−1 <数式9> SIs(I+r+l)+(l-s)×(I+r)+i=di 0≦i≦I−l、l=0,1,...,s−1 前記<数式8>と前記<数式9>は伝送可能な最大データ伝送速度を表示する
ビットをCSICHのどの位置に伝送するかを決定する式である。 <数式10> SIl(I+r+l)+I+j=pl(r+l)+j 0≦j≦r、l=0,1,...,s−1 <数式11> SIs(I+r+l)+(l-s)(I+r)+I+j=ps(r+l)+(l-s)r+j 0≦j≦r−l、l=s,s+1,...,R−1 上述した方法にCSICHを伝送すると、前記情報ビットは次のような順に伝
送される。このようにUEは上述した説明からI、J、R、K値を分かるように
なるので、ビット配列を分かるようになる。 例えばI=3、J=16、N=30、R=4、K=2である場合に、最大デー
タ伝送速度情報(3ビット)、PCPCH使用状態情報の16ビット中に始めの5
ビット(1〜5番目)、最大データ伝送速度情報(3ビット)、PCPCH使用状態
情報の16ビット中に次の5ビット(6〜10番目)、最大データ伝送速度情報(
3ビット)、PCPCH使用状態情報の16ビット中に次の5ビット(11〜15
番目)、最大データ伝送速度情報(3ビット)の順に一つのフレーム内で反復配列
され、次の2ビットはDTX、または0にパッデングされる。この時、最後のP
CPCH使用状態情報を表示する16番目ビット(前記s)は16ビット中に始め
の5ビット(1〜5番目)の後ろに位置する。もし、sが2ビットであると、次の
ブロック(6〜10番目)の後ろに位置する。 前記<数式10>と前記<数式11>はUTRANで使用する各PCPCHの
使用状態情報を表示するビットをCSICHのどの位置に伝送するかを決定する
式である。 <数式12> SIR×I+J+K=ek k=0,1,...,K−1 前記<数式12>はPCPCHの伝送可能な最大データ伝送速度情報ビットと
UTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報ビットをCSICHを通じて
伝送した後、残ったビットをゼロパッデングするか、DTXする位置を決定する
式である。
【0083】 情報ビットを配列する二番目の実施形態は次のようである。 <数式13> t=min[1:1×(r+l)>J] 前記<数式13>でtは中間変数であり、J個のビットを分ける回数に該当す
る。前記<数式13>で、tはRより小さいか、同じである。 <数式14> SIl(I+r+l)+i=di 0≦i≦I−l,l=0,1,...,t−1 <数式15> SIJ+l×I+i=di 0≦i≦I−l,l=t,t+1,...,R−1 前記<数式14>と前記<数式15>は伝送可能な最大データ伝送速度を表示
するビットをCSICHのどの位置に伝送するかを決定する式である。 <数式16> SIl(I+r+l)+I+j=pl(r+l)+j 0≦j≦r,l=0,1,...,t−2 <数式17> SI(t-l)(I+r+l)+I+j=p(t-l)(r+l)+j 0≦j≦r−(t×(r+l)−J) 前記<数式16>と前記<数式17>はUTRANで使用する各PCPCHの
使用状態情報を表示するビットをCSICHのどの位置に伝送するかを決定する
式である。 <数式18> SIR×I+J+k=ek k=0,1,...,K−1 前記<数式18>はPCPCHの伝送可能な最大データ伝送速度情報ビットと
UTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報ビットをCSICHを通じて
伝送した後、残ったビットをゼロパッデングするか、DTXする位置を決定する
式である。
【0084】 情報ビットを配列する三番目の実施形態は次のようである。 <数式19> SIj=pj 0≦j≦J−1 前記<数式19>はUTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報を表示
するビットをCSICHのどの位置に伝送するかを決定する式である。 <数式20> SIJ+l×I+i=di 0≦i≦I−l、0≦l≦R−1 前記<数式20>は伝送可能な最大データ伝送速度を表示するビットをCSI
CHのどの位置に伝送するかを決定する式である。 <数式21> SIR×I+J+K=ek k=0,1,...,K−1 前記<数式21>はPCPCHの伝送可能な最大データ伝送速度情報ビットと
UTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報に対する情報ビットをCSI
CHを通じて伝送した後、残ったビットをゼロパディングするか、DTXする位
置を決定する式である。
【0085】 情報ビットを配列する四番目の実施形態は次のようである。 <数式22> SIR×I+j=pj 0≦j≦J−1 前記<数式22>はUTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報を表示
するビットをCSICHのどの位置に伝送するかを決定する式である。 <数式23> SIl×I+i=di 0≦i≦I−l、0≦l≦R−1 前記<数式23>は伝送可能な最大データ伝送速度を表示するビットをCSI
CHのどの位置に伝送するかを決定する式である。 <数式24> SIR×I+J+k=ek k=0,1,...,K−1 前記<数式24>はPCPCHの伝送可能な最大データ伝送速度情報ビットと
UTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報に対するビットをCSICH
を通じて伝送した後、残ったビットをゼロパッデングするか、DTXする位置を
決定する式である。
【0086】 情報ビットを配列する五番目の実施形態は次のようである。
【数8】 前記<数式25>でmは中間変数である。 <数式26> SIl(I+r+m)+i=di 0≦i≦I−l、l=0,1,...,R−1 前記<数式26>は伝送可能な最大データ伝送速度を表示するビットをCSI
CHのどの位置に伝送するかを決定する式である。 <数式27> SIl(I+r+m)+I+j=pl×r+j 0≦j≦r−l、l=0,1,...,R−2 <数式28> SI(R-1)(I+r+m)+I+j=p(R-1)r+j 0≦j≦RI+J−1−(R−l)(I+r+m)−I 前記<数式27>と前記<数式28>はUTRANで使用する各PCPCHの
使用状態情報を表示するビットをCSICHのどの位置に伝送するかを決定する
式である。 <数式29> SIl×(I+r+m)+I+r+k=el×m+k 0≦l≦R−2、k=0,1,...,m−1 <数式30> SIR×I+J+k=e(R-1)×m+k k=0,1,...,N−1−R×I−J 前記<数式29>と前記<数式30>はPCPCHの使用可能な最大データ伝
送速度情報ビットとUTRANで使用する各PCPCHの使用状態情報ビットを
CSICHを通じて伝送した後、残ったビットをゼロパッデングするか、DTX
する位置を決定する式である。
【0087】 前記PCPCHで使用可能な最大データ伝送速度情報とUTRANで使用する
各PCPCHの使用状態情報を同時に伝送する方法の実施形態で、最大データ伝
送速度情報の代わりに存続(Persistence)値、またはUTRAN内のPCPCH
で使用可能なNF_Maxに関する値を伝送することもできる。
【0088】 前記別の符号化方法を使用する伝送方法はCPICHを通じて伝送される状態
表示(Status Indicator:以下、SI)情報の信頼度を高めるためにエラー訂正符
号に符号化して伝送する。前記SIを符号化して伝送する方法はSI情報ビット
をエラー訂正符号に符号化して、アクセスフレームのアクセススロットに8個の
符号化シンボルを入力した後、アクセスフレームごとに総120個の符号化シン
ボルを伝送する方法を使用する。この時、SI情報ビットの数と各状態情報の意
味及び伝送方法に対しては、UTRANとUEが予め設定することもでき、放送
チャネル(Broadcasting channel:BCH)を通じてシステムパラメータに伝送す
ることもできる。従って、UEも予め前記SI情報ビットの数及び伝送方法を分
かっており、UTRANから受信されるCSICH信号を復号する。
【0089】 図5は本発明の実施形態によるSI情報ビットを伝送するためのCSICH符
号器の構造を示す。 図5を参照すると、先ず、UTRANは逆方向CPCHの現在使用状態、即ち
、現在逆方向チャネルを通じて受信されるチャネルのデータ伝送速度及びチャネ
ル状態を確認して、CSICHチャネルに伝送する最大データ伝送速度を決定し
て前記<表1>のように該当する情報ビットを出力する。前記情報ビットは下記
<表2>で示す入力ビットである。
【0090】 前記入力ビットを符号化する方法は伝送方法に従って変えることができる。即
ち、チャネル状態情報をフレーム単位に知らせるか、スロット単位に知らせるか
によって変えることができる。先ず、チャネル状態情報をフレーム単位に伝送す
る場合を説明する。前記入力情報(SIビット)と前記SIビット数に対する制御
情報は反復器501に同時に入力される。前記反復器501は前記SIビットを
前記SIビット数に対する制御情報に応じて反復する。しかし、前記SIビット
数に対する制御情報は入力情報のビット数をUTRANとUEが予め分かってい
る場合には不要である。
【0091】 前記図5のCSICH符号器の動作に対する説明は次のようである。3個のS
IビットS0、S1、S2が反復器501に入力されると、前記反復器501は
SIのビット数が3個であるを示す制御情報によって前記入力されたSIビット
を反復してS0、S1、S2、S0、S1、S2、...、S0、S1、S2の
ような形態の60個の反復されたビット列を出力する。すると、前記反復された
60個のビット列は4ビット単位に符号器503に入力される。前記符号器50
3は前記4ビット単位に入力されるビット列のビットを(8、4)両直交符号(Bi-
orthogonal code)に符号化して、8個ずつの符号化シンボルを出力する。こうよ
うにして、前記60個の入力ビット列を符号化すると、前記符号器503から全
体120シンボルが出力される。従って、一つのCSICHのスロットごとに8
シンボルを伝送すると、一つのフレームを通じて前記符号器503から前記シン
ボルを伝送することができる。
【0092】 また、入力情報が4ビットである場合、入力4ビットは反復器501により1
5回反復され60個のシンボルを出力する。前記出力された60個のシンボルは
(8、4)両直交符号器503により4ビット単位に8シンボルの両直交符号を符
号化する。この方法は具現時に反復器501を除去し、入力4ビットを8シンボ
ルの両直交符号に出力してスロットごと(15スロット)に同一の両直交符号を伝
送することと同一である。
【0093】 入力が3ビットであり、(8、3)符号器を使用する場合にも、前記反復器50
1は意味がないので、具現時には前記図5の反復器を除去し、入力3ビットに対
して8ビットのシンボルを出力してスロットごと(15スロット)に同一の符号化
されたシンボルを伝送することができる。
【0094】 上述したように、スロットごとに同一のシンボルを伝送することができると、
UTRANはスロット単位にUEにPCPCHチャネル状態情報を伝送すること
ができる。即ち、UTRANはスロット単位にUEに伝送する最大データ伝送速
度を決定し、前記決定された最大データ伝送速度に該当する入力ビットを決定し
、前記決定された入力ビットをスロット単位に伝送する。この場合、UTRAN
はスロット単位ごとに現在の逆方向チャネルのデータ伝送速度及び状態を分析す
べきであるので、いくつかのスロット単位に最大データ伝送速度を伝送すること
も可能である。
【0095】 この時、符号化に使用されるエラー訂正符号である(8、4)両直交符号(Bi-or
thogonal code)は、下記<表2>のような4入力ビットと8出力シンボル間の関
係を有する。
【表2】
【0096】 図6は前記図5のCSICH符号器に対応するCSICH復号器の構造を示す
図である。 前記図6を参照すると、先ず、入力が3ビットであり、前記入力3ビットを2
0回反復して60ビットを生成する。前記反復により生成された60ビットは4
ビット単位に復号器に入力される。前記復号器が(8、4)両直交符号器を使用す
る符号器に対応する復号器と仮定すると、受信信号が相関度計算器601に8シ
ンボルずつ入力されると、前記入力された受信信号と(8、4)両直交符号との相
関度を計算して出力するので、<表2>の16種類に対する各相関値が出力され
る。
【0097】 前記出力された相関値がLLR(Likelihood Ratio)値計算器603に入力され
ると、確率P0と確率P1の比を計算して4ビットLLR値を出力する。ここで
確率P0とは、SIビット数により決定される制御情報に従って、UTRANか
ら伝送された情報ビット4ビットの各ビットに対する復号化ビットが0になる確
率であり、確率P1とは前記復号化ビットが1になる確率である。すると、前記
LLR値はLLR値累積器605に入力される。次のスロットで8シンボルが受
信されると、復号器は上述したような過程を反復してLLR計算器603から出
力される4ビットを既存値に加算する。上述した過程により15スロットをすべ
て受信すると、前記復号器はLLR値累積器605に貯蔵された値を使用してU
TRANから伝送された状態情報を判断する。
【0098】 次に、入力が4、または3ビットであり、(8、4)、または(8、3)符号器を
使用する場合に対して説明する。受信信号が相関度計算器601に8シンボルず
つ入力されると、前記相関度計算器601は前記受信された信号と(8、4)、ま
たは(8、3)両直交符号との相関度を計算して出力する。この時、スロット単位
ごとにUTRANから状態情報が受信されると、前記復号器は前記相関度によっ
て最大相関値を利用してUTRANから伝送された状態情報を判断する。もし、
UTRANが15スロット(一つのフレーム)、またはいくつかのスロット単位に
同一の状態情報を反復して伝送する場合であれば、受信信号が相関度計算器60
1に8シンボルずつ入力されると、前記受信された信号と(8、4)、または(8
、3)両直交符号との相関度を計算し、前記計算された相関値をLLR値計算器
603に提供する。前記LLR値計算器603は確率P0と確率P1の比を計算
し、LLR値を出力する。ここで、確率P0はSIビット数に従って決定される
制御情報によってUTRANから伝送された情報ビット4ビット、または3ビッ
トの復号化されたビットが0になる確率を示し、確率P1とは前記復号化された
ビットが1になる確率を示す。すると、前記LLR値はLLR値累積器605に
入力され累積される。次のスロットで受信される8シンボルに対して前記過程を
反復してLLR値を既存値に累積する。上述したような動作は一つのフレームを
通じて伝送されるすべてのシンボルに対して遂行される。即ち、一つのスロット
に8シンボルが伝送される場合は、15個のスロット、即ち上述した動作を15
回反復して遂行する。従って、UTRANが同一の状態情報を反復して伝送した
場合であれば、上述した動作により累積された最終LLR値は前記UTRANに
より反復伝送された回数と同一である。UEは前記累積されたLLR値によりU
TRANが伝送した状態情報を判断する。
【0099】 CSICHに伝送される情報ビットを符号化する従来技術の方法に比べて、性
能が向上する他の応用例は下記の説明のようである。 本発明の実施形態の理解を助けるため、CSICHに伝送すべきである情報ビ
ットが4個であると仮定する。前記情報ビットは手順にS0、S1、S2、S3
と表記する。従来技術では前記情報ビットは単純反復され伝送される。即ち、一
つのフレーム内に120ビットが伝送されると、S0が30回反復され、S1が
30回反復され、S2が30回反復され、その残りのS3も30回反復される。
従って、前記従来技術での問題点はUEが必要な情報を獲得するためには、一つ
のフレームを完全に受信した後のみに、UEが必要なCPCHの情報を受信する
ことができるということにある。
【0100】 上述したような問題点を解決するために本発明の他の実施形態では、前記情報
ビットの伝送手順を変えてタイムダイバーシティを獲得し、UEが一つのフレー
ムのCSICHを完全に受信しなくても、現在のCPCHの状態を分かることが
できるようにする。例えば、前記情報ビットの伝送手順をS0、S1、S2、S
3、S0、S1、S2、S3、S0、S1、S2、S3、...、S0、S1、
S2、S3とすると、加算性白色ガウス雑音(Additive White Gaussian Noise:
以下、AWGN)環境では同一の符号利得を有する。しかし、移動通信システム
で必ず発生するフェーディング環境ではタイムダイバシーティ利得を有するので
、符号利得が従来技術より向上する。またUEがCSICHの一つのスロット(
情報ビットの数が4個以下である場合)のみ受信しても、現在UTRAN内のP
CPCHの状態を分かることができる。一方、CSICHに伝送する情報ビット
が多くの場合でも、従来技術よりはもっと迅速にUTRAN内のCPCHに対す
る情報を分かることができる。
【0101】 前記CSICHを通じて情報ビットを伝送する従来技術に比べて、CSICH
に伝送する情報ビットを符号化することにより性能が向上する本発明によるさら
に他の実施形態は下記の説明のようである。前記本発明の実施形態で説明した二
番目の方法は、CSICHの情報ビットをビット単位に伝送する。即ち、CSI
CHに伝送すべきである情報ビットが6ビットであり、それぞれS0、S1、S
2、S3、S4、S5、S6とすると、S0、S1、S2、S3、S4、S5、
S6のビット手順に反復伝送する。これに対して、以下説明される三番目の方法
はシンボル単位に情報ビットを伝送する方法に対するものである。
【0102】 前記三番目の方法で、シンボル単位に情報ビットを伝送する理由は、現在のW
−CDMAシステムで順方向AICHチャネルの場合、情報ビットを手順通り、
IチャネルとQチャネルに伝送しているためである。また、現在のW−CDMA
システムで同一の情報ビットをIチャネルとQチャネルに伝送するために、同一
のビットを反復する構造になっているので、前記AICH受信器と同一の受信器
を本発明でも使用できるようにするためである。
【0103】 上述した反復構造を使用してシンボル単位にCSICHの情報ビットを伝送す
るための式は下記の<数式31>のようである。
【数9】
【0104】 前記<数式31>でNはSI情報ビットの数であり、現在のW−CDMA標準
案では前記Nの値に1、2、3、4、5、6、10、12、15、20、30、
60を提案している。mは一つのCSICH間、反復伝送されるSI情報ビット
の周期であり、前記W−CDMA標準案ではmの値に120、60、40、30
、24、20、12、10、8、6、4、2を提案している。前記mはNにより
決定される。前記<数式31>のnはN個のSI情報ビット中の一つを示す値で
ある。
【0105】 前記<数式31>でb2(n+mN)は2(n+mN)番目情報ビットであり、b2(n+m N)+1 と同一の値を有する。即ち、CSICH情報ビットは同一の値で2度反復さ
れる。一方、前記<数式31>でSInの値が1である場合は、前記情報ビット
は−1にマッピングされ、0である場合は+1にマッピングされる。前記マッピ
ングされる値は交代できる。
【0106】 例えば、前記<数式31>でN=10である場合を説明すると、nは0から9
の値を有し、mは0から5の値を有する。一方、SI0=1、SI1=0、SI2
=1、SI3=1、SI4=0、SI5=0、SI6=1、SI7=1、SI8=0、
SI9=1とすると、前記<数式31>によりb0=−1、b1=−1、b2=1、
3=1、b4=−1、b5=−1、b6=−1、b7=−1、b8=1、b9=1、
10=1、b11=1、b12=−1、b13=−1、b14=−1、b15=−1、b16 =1、b17=1、b18=−1、b19=−1の値を得ることができる。前記値は一
つのCSICHフレーム内で6回反復される。即ち、前記値はb0=−1、b20
=−1、b40=−1、b60=−1、b80=−1、b100=−1を基準にして反復
される。
【0107】 図31は本発明の他の実施形態によるCSICH復号器を示す。 前記図31を参照すると、第1反復器3101は入力されたSI情報ビット0
と1を+1、−1にマッピングし、前記マッピングされたSIビットを<数式3
1>により反復する。前記反復されたSIビットは第2反復器3103に入力さ
れる。前記第2反復器3103は前記受信されたSI情報ビット数に対する制御
情報によって前記第1反復器3101の出力を反復して伝送する。前記反復され
る回数は120/2Nである。前記図31で第1反復器3101が除去されると
、上述した従来技術に比べてCSICHに伝送する情報ビットを符号化方法の性
能が向上する二番目の実施形態のためのハードウェア構造図の例になる。また、
第1反復器3101と第2反復器3103をすべて使用すると、CSICHに伝
送する情報ビットを符号化する三番目の実施形態に対するハードウェア構造図の
例になる。
【0108】 従来技術では、UTRANで使用される各CPCHの状態に関する情報がCS
ICHを通じて伝送されるので、UTRANは一つのCSICHスロット内に前
記情報を伝送することができなく、一つのフレームの全体スロットに分けて伝送
する。従って、PCPCHを使用しようとするUEが現在UTRAN内のPCP
CHの状況を分かるためには、本発明の実施形態よりずっと長い時間の間CSI
CHを受信すべきであり、かつ各CSICH情報のスタート部分のスロットとエ
ンド部分のスロットに対する別の情報も必要である。しかし、本発明の実施形態
では、UTRANで使用するPCPCHの数に関わらず、CPCHが支援できる
最大データ伝送速度と、多重符号を使用する場合、CPCHごとに使用すること
ができる多重符号の数が伝送されるので、PCPCHの数に関わらず、4ビット
に表現が可能である。前記図5及び図6の説明で、多重符号を使用する場合のた
め一つの情報ビットを使用したが、CPCHメッセージを最大に伝送することが
できるフレームのNFM(Number of Frame Max)のために情報ビットを割り当て
ることができる。前記UTRANはCPCHごとに一つのNFMを設定すること
ができ、他の方法にはCA、または順方向DPCCHに対応させることができる
。一方、UEがNFMを選択するために、APに対応させるか、AP下位チャネ
ルに対応させることができる。UTRANとUEで前記NF_MAXを設定し知
らせるのに各種方法がある。前記方法の例にUTRANはCPCHセットごとに
一つのNF_MAXを設定することができ、CPCHセットごとに多数のNF_M
AXを設定することもできる。前記多数のNF_MAXを設定する場合には、そ
れぞれのNF_MAXはUEが選択してUTRANに伝送するAPシグネチャー
とAP下位チャネルの結合にUEにより直接選択するようにすることが可能であ
る。
【0109】 前記NF_MAXを設定する他の方法は、NF_MAXをチャネル割り当てメッ
セージに対応させ、UTRANが直接UEにNF_MAXに対する情報を与える
方法であり、NF_MAXを設定するさらに他の方法は、逆方向CPCHと対応
されるDL_DPCCHに対応させることもできる。さらに他の方法はNFMを
使用しなくスーパービジョンを利用することもできる。即ち、UEは伝送するデ
ータがないと、伝送を中断し、UTRANがこれを感知してチャネルを解除する
。さらに一つの方法では、前記NFMは順方向DPDCHを利用してUEに伝送
されることもできる。
【0110】 AP/AP−AICH 図4のCSICHを通じて現在UTRAN内のCPCHに対する情報を受信し
たUEは、CPCHチャネル使用権及びCPCHチャネル使用に関する情報を獲
得するために図3のAP333を伝送する準備をする。
【0111】 前記図3のAP333を伝送するために、UEはAP用シグネチャーを選択す
べきであり、本発明の実施形態ではシグネチャーの選択以前にCSICHを通じ
て獲得したUTRAN内のCPCHに関する情報と、UEがCPCHを通じて伝
送するデータの特性に基づいて適切な接近サービス集合(Access Service Class)
を選択することもできる。例えば、前記ASCはUEが使用しようとする等級に
従って区別されることができ、UEで使用するデータ伝送速度に従って区別され
ることもでき、UEが使用するサービスの種類に従って区別されることもできる
。前記ASCは放送チャネルを通じてUTRAN内のUEに伝送され、UEはC
SICHと伝送しようとするデータの特性に従って適切なASCを選択する。前
記ASCを選択したUEは、ASC内に定義されているCPCHに対するAP下
位チャネルグループ中の一つを任意に選択する。UTRANから伝送されるフレ
ームに使用されるシステムフレーム番号(System Frame Number:以下、SFN)
と下記<表3>を使用して、現在UTRANから伝送されるフレームのSFNを
Kと定義すると、UEはK+1、K+2番目フレームで使用可能なアクセススロ
ットを誘導し、前記誘導されたアクセススロット中の一つを選択して前記図3の
AP331に伝送する場合に使用する。前記AP下位チャネルグループとは下記
<表3>の下位チャネル12個の部分集合を意味する。
【表3】
【0112】 前記図3のAP 331を伝送するため使用するアクセススロットの構造は図
7に示されている。前記図7の701はアクセススロットを示し、5120チッ
プの長さを有する。前記アクセススロットは0番から14番まで反復される構造
であり、反復周期は20msである。前記図7の703はアクセススロット0番
から14番までのスタートとエンドを示す。
【0113】 前記図7を参照すると、0番目アクセススロットのスタートはSFNが10m
s単位であるので、SFNが偶数であるフレームのスタートと同一であり、14
番目アクセススロットのエンドはSFNが奇数であるフレームのエンドと同一で
ある。
【0114】 UEは上述したような方式にUEが選択したシグネチャー、またはUTRAN
により割り当てられるASC内に定義されているCPCH用下位チャネルグルー
プと有効したシグネチャー中で任意に一つを選択する。前記UEは前記選択され
たシグネチャーを利用して前記図3のAP331を構成した後、UTRANのタ
イミングに合わせてUTRANに伝送する。前記AP331がAPに使用するA
Pシグネチャーに従って区分されると、各シグネチャーは最大データ伝送速度が
マッピングされるか、最大データ伝送速度及びNFMがマッピングされることが
できる。従って、APが意味する情報はUEが使用しようとするCPCHの最大
データ伝送速度、またはUEが伝送するデータのフレームの数、または前記二つ
の情報の結合である。前記APに対する最大データ伝送速度とCPCHが伝送す
るデータフレームの数を結合してマッピングさせることができるが、他の方法に
APシグネチャーと前記APシグネチャーを利用してUEにより生成されたAP
を伝送するアクセススロットとの結合に最大データ伝送速度とNF_MAXを選
択してUTRANに伝送することもできる。上述した方法に対する例に、UEが
選択したAPシグネチャーはUEがCPCHを通じて伝送するデータの最大デー
タ伝送速度、または拡散率(Spreading Factor)を示すことができるように対応さ
せ、UEが前記シグネチャーを利用して生成するAPを伝送するアクセス下位チ
ャネルをNF_MAXに対応させることもでき、その逆の場合も可能である。
【0115】 例えば、前記UEからUTRANにAPを伝送する過程は、UEは前記AP3
31を伝送した後、一定時間(3、または4スロットに該当する時間)332間、
UTRANからAP_AICH信号の受信を待機して、前記AP_AICH信号を
受信すると、UEが伝送したAPシグネチャーに対する応答が含まれているかを
確認する。応答がないか、NAKである場合、前記AP335のようにAPの送
信電力を高めてUTRANに伝送する。前記図3の説明でUTRANがAP33
5を受信して、UEが要求した伝送速度を有したCPCHの割り当てができる場
合、受信したAP335に対する応答としてAP_AICH303を予め約束さ
れた時間302後にUEに伝送する。この場合、前記UTRANの逆方向の容量
が所定値を超過するか、これ以上の復調器がないと、UTRANはNAK信号を
伝送してUEの逆方向共通チャネル伝送を一時中断させる。またUTRANがA
Pの検出に失敗した場合、前記AP_AICH303のようなAICHにACK
信号、またはNAKを伝送できないので、本発明の実施形態では、いずれも伝送
しないと仮定する。
【0116】 CD 前記UEは前記AP_AICH303を通じてACKを受信すると、CD_P3
37を伝送する。前記CD_Pの構造はAPの構造と同一であり、CD_Pを構成
するため使用するシグネチャーはAPに使用するシグネチャーの集合と同一のシ
グネチャーの集合で選択されることもできる。前記のようにAPと同一のシグネ
チャーの集合中でCD_Pに使用するシグネチャーを使用する場合、APとCD_
Pを区別するためAPとCD_Pに相異なるスクランブリング符号を使用する。
前記スクランブリング符号は、初期値は同一であるが、スタート点を相異なるよ
うにして使用することもでき、初期値が異なるスクランブリング符号をそれぞれ
APとCD_Pに使用することもできる。前記のように任意のシグネチャーを選
択してCD_Pを伝送する理由は、二つ以上のUEが同時にAPを伝送して衝突
が発生したとしても、同一のCD_Pを選択する確率を低めるためである。従来
技術では一つのCD_Pが所定の伝送時点に相異なるUEの逆方向衝突の確率を
低めるために伝送される方法を使用しているが、前記方法は一つのUEからCD
_Pに対する応答を処理する以前に、他の加入者が同一のCD_Pを使用してUT
RANにCPCH使用権を要求すると、UTRANは後にCD_Pを伝送したU
Eに応答をしないか、応答するとしても先ずCD_Pを伝送したUEと逆方向衝
突の確率が発生する。
【0117】 前記図3で、UTRANはUEが伝送したCD_P337に対する応答にCD/
CA_ICH305を伝送する。前記CD/CA_ICH中でCD_ICHに対して
先ず説明すると、前記CD_ICHはUEが順方向を通じてCD_Pに使用された
シグネチャーを伝送する場合、該当UEにCD_Pに対するACKを伝送するチ
ャネルである。前記CD_ICHはAP_AICHと相異なる直交チャネル符号を
使用して拡散されることもでき、従って前記CD_ICHとAP_AICHは相異
なる物理チャネルを通じて伝送されることもでき、また一つの直交チャネルを時
分割して同一の物理チャネルを通じて伝送されることもできる。
【0118】 本発明の実施形態では前記CD_ICHをAP_AICHと異なる物理チャネル
を通じて伝送する場合に対して説明する。即ち、前記CD_ICHとAP_AIC
Hが長さ256の直交拡散符号に拡散され、独立的な物理チャネルを通じて伝送
される場合と仮定する。
【0119】 CA 前記図3で、CA_ICH(Channel Allocaton_Indicator Channel)はUTRA
NがUEに割り当てるCPCHのチャネル情報とCPCHの電力制御のため割り
当てる順方向チャネルの割り当て情報を含む。前記CPCHの電力制御のため割
り当てる順方向は各種方法が可能である。
【0120】 一番目に、順方向共通電力制御チャネル(Shared power control channel)を使
用するものである。前記のように共通電力制御チャネルを使用してチャネルの電
力を制御する方法は、本願出願人により先出願された大韓民国特許出願1998
−10394の方法を使用することができる。そして前記共通電力制御チャネル
を利用して前記CPCHに対する電力制御命令を伝送することができる。前記順
方向チャネル割り当ては電力制御に使用する順方向共通電力制御のチャネル番号
とタイムスロット情報を含むことができる。
【0121】 二番目に、順方向の制御チャネルはメッセージと電力制御命令に時分割された
チャネルを使用することができる。すでにW−CDMAシステムでは順方向共通
チャネル(Downlink Shared Channel)の制御のため前記チャネルを定義している
。このようにデータと電力制御命令を時分割して伝送する場合も、チャネル情報
は順方向制御チャネルのチャネル番号とタイムスロットに関する情報を含む。
【0122】 三番目に、一つの順方向チャネルをCPCHの制御のため割り当てることがで
きる。このチャネルを通じて電力制御命令及び制御命令などが共に伝送されるこ
とができる。この場合、チャネル情報は順方向チャネルのチャネル番号になる。
【0123】 本発明の実施形態で、CD/CA_ICHは同時に伝送されると仮定する。しか
し、CD_ICHを伝送した以後にCA_ICHを伝送することもでき、前記同時
に伝送する場合にもCD_ICHとCA_ICHを相異なるチャネル符号に伝送す
ることもでき、同一のチャネル符号に伝送することもできる。また上位階層のメ
ッセージを処理するのに発生する遅延を低減するために、CA_ICHを通じて
送信されるチャネル割り当て命令はCD_ICHと同一な形態に伝送されると仮
定する。このような場合、16個のシグネチャー及び16個のCPCHが存在す
ると、それぞれのCPCHはそれぞれ一つのシグネチャーに対応される。例えば
、UTRANが、UEにメッセージを伝送するため5番目のCPCHを割り当て
ようとする場合、これに対応する5番目のシグネチャーをチャネル割り当て命令
に伝送する。
【0124】 前記CD/CA_ICHの説明で、チャネル割り当て命令を通じて伝送されるC
A_ICHのフレームは20ms長さを有し、15個のスロットを含むと仮定し、
この構造はAP_AICH及びCD_ICHと同一の構造である。前記AP_AI
CHとCD_ICHを伝送するフレームは15個のスロットに構成され、一つの
スロットは20個のシンボルに構成されることができる。一つのシンボルの周期
(または区間)は256チップの長さを有すると仮定し、AP、CD、CAに対す
る応答が伝送される部分は16個のシンボル区間のみで伝送されると仮定した。
【0125】 従って、前記図3のように伝送されるチャネル割り当て命令は16のシンボル
に構成されることができ、それぞれのシンボルは256チップの長さを有する。
そして前記シンボルごとに1ビットのシグネチャーと拡散符号がかけられて順方
向を通じて伝送され、前記各シグネチャー間には直交性が保障されるようにした
【0126】 本発明の望ましい実施形態では、前記CD/CA_ICHはチャネル割り当て命
令のため1個、2個、または4個のシグネチャーを使用して伝送される。
【0127】 前記図3で、UEはUTRANから伝送されるCD/CA_ICH305を受信
して、CD_ICHにACK信号が含まれているかを確認し、CA_ICHを通じ
て伝送されたCPCHチャネル使用に関する情報を解析する。前記二つの情報の
解析は順次的にすることもでき、同時にすることもできる。前記受信されたCD
/CA_ICH305の中でCD_ICHを通じてACKを受信し、CA_ICHを
通じてチャネル割り当て情報を受信したUEは、UTRANが割り当てたCPC
Hチャネル情報によってCPCHデータ部343と制御部341を構成し、前記
CPCHのデータ部343と制御部341を伝送する以前に、CPCH設定作業
以前に設定されたCD/CA_ICH受信以後の一定時間後に、電力制御プリアン
ブルPC_P339をUTRANに伝送する。
【0128】 PC_P 前記電力制御プリアンブルPC_Pの長さは0、または8スロットであるが、
本発明の実施形態で前記電力制御プリアンブルPC_P339は8スロットを伝
送すると仮定する。前記電力制御プリアンブルPC_Pの第1目的は、電力制御
プリアンブルのパイロットフィールドを利用してUTRANでUEの逆方向送信
電力を初期に設定できるようにするものである。しかし、本発明の実施形態では
、さらに他の用度に、UEが受信したチャネル割り当てメッセージに対する再確
認の目的に使用することができる。前記再確認する理由はUEが受信したCA_
ICHに誤りが発生してUEがCPCHを誤設定して他のUEが使用しているC
PCHと衝突する場合を防止するためである。前記再確認する目的に電力制御プ
リアンブルを使用する場合、電力制御プリアンブルの長さは8スロットになる。
【0129】 前記CAメッセージを再確認する方法が電力制御プリアンブルを使用するとし
ても、UTRANはすでに電力制御プリアンブルに使用されるパイロットビット
のパータンを分かっているので、電力測定とCAメッセージに対する確認に難し
さはない。
【0130】 前記図3の電力制御プリアンブル339の送信時期とほぼ類似な時期に、UT
RANでは該当UEに対するCPCHの逆方向電力制御のための順方向専用チャ
ネルを送信し始める。前記順方向専用チャネルのチャネル符号はCAメッセージ
を通じてUEに送信され、前記順方向専用チャネルはパイロットフィールド、電
力制御命令語フィールド、メッセージフィールドに構成される。前記メッセージ
フィールドはUTRANがUEに伝送すべきであるデータがある場合のみに伝送
される。前記図3の307は逆方向電力制御命令語フィールドを示し、309は
パイロットフィールドを示す。
【0131】 前記図3の電力制御プリアンブル339が電力制御の目的だけではなく、CA
(Channel Allocation)メッセージに対する再確認用度に使用される場合、UTR
ANが解析した電力制御プリアンブルに伝送されたCAメッセージとUTRAN
が図3のCD/CA_ICH305に伝送したメッセージが相異なる場合、UT
RANは設定した順方向専用チャネルの電力制御フィールドに逆方向送信電力ダ
ウン命令語を持続的に伝送し、FACH、または設定された順方向専用チャネル
にCPCH伝送中断メッセージを伝送する。
【0132】 前記図3の電力制御プリアンブル339を伝送したUEは、すぐにCPCHメ
ッセージ部343を伝送する。前記UEはCPCHメッセージ部の伝送中にUT
RANからCPCH伝送中断命令が受信されると、直ちにCPCHの伝送を中断
し、CPCH伝送中断命令が受信されないと、CPCHの伝送を完了した後、U
TRANからCPCH受信に関するACK、またはNAKを受信する。
【0133】 スクランブリング符号の構造 図8Aは従来技術で使用する逆方向スクランブリング符号の構造を示した図で
あり、図8Bは本発明で使用する逆方向スクランブリング符号の構造を示した図
である。
【0134】 もっと詳細に、前記図8Aは従来技術でCPCH伝送初期設定及び伝送過程中
に使用する逆方向スクランブリング符号の構造を示した図である。前記図8Aの
801はAPに使用される逆方向スクランブリング符号であり、803はCD_
Pに使用される逆方向スクランブリング符号である。前記APに使用される逆方
向スクランブリング符号とCD_Pに使用される逆方向スクランブリング符号は
同一の初期値で生成される逆方向スクランブリング符号であり、AP部分には0
番目値から4095番目値まで使用し、CD_P部分には4096番目値から8
191番目値まで使用する。前記APとCD_Pに使用される逆方向スクランブ
リング符号はUTRANにより放送されるか、システム全体で予め設定した逆方
向スクランブリング符号を使用することができる。また前記逆方向スクランブリ
ング符号は256長さのシーケンスを使用することができ、APやCD_P期間
の間、反復されない長い符号を使用することもできる。前記図8AのAPとCD
_Pで同一の逆方向スクランブリング符号が使用されることができる。即ち、同
一の初期値を使用して生成される逆方向スクランブリング符号の一定部分を使用
してAPとCD_Pを同一に使用することができるが、上述した場合はAPに使
用されるシグネチャーとCD_Pに使用されるシグネチャーが相異なるシグネチ
ャーの集合で選択された場合である。このような例は、任意接続チャネルに使用
される16個のシグネチャー中で8個をAP用シグネチャーに割り当て、その他
の8個をCD_P用シグネチャーに割り当てるものである。
【0135】 前記図8Aの805と807はそれぞれ電力制御プリアンブルPC_PとCP
CHのメッセージ部に使用される逆方向スクランブリング符号であり、同一の初
期値を有する逆方向スクランブリング符号で使用する部分を相異なるようにして
PC_PとCPCHのメッセージ部に使用する。前記PC_P部分とCPCHのメ
ッセージ部分に使用される逆方向スクランブリング符号は、APとCD_Pに使
用された逆方向スクランブリング符号と同一のスクランブリング符号になること
ができ、また前記APでUEが伝送するシグネチャーと一対一に対応される逆方
向スクランブリング符号になることができる。前記図8AのPC_Pスクランブ
リング符号805は、逆方向スクランブリング符号#bの0番目から20479
番目の値までを使用し、メッセージスクランブリング符号807は逆方向スクラ
ンブリング符号の20480番目の値から20479番目の値を使用することに
より、総長さ38400のスクランブリング符号を使用する。前記PC_PとC
PCHのメッセージ部に使用されるスクランブリング符号も長さ256を有する
スクランブリング符号を使用することができる。
【0136】 前記図8Bは本発明で使用される逆方向スクランブリング符号の構造を示した
図である。前記図8Bの811と813はAPとCD_Pで使用される逆方向ス
クランブリング符号を示す。前記逆方向スクランブリング符号811と813は
従来技術と同一の方式を使用する。前記逆方向スクランブリング符号はUTRA
NによりUEに知らせるか、またはシステム全体内で予め約束される。
【0137】 前記図8Bの815はPC_P部分に使用される逆方向スクランブリング符号
を示す。前記PC_P部分に使用される逆方向スクランブリング符号は前記AP
とCD_Pに使用された逆方向スクランブリング符号と同一のスクランブリング
符号になることができ、または前記APに使用されるシグネチャーと一対一に対
応されるスクランブリング符号になることができる。前記図8Bの815はPC
_P部分に使用される0番目から20479番目までの値を有するスクランブリ
ング符号である。前記図8Bの817はCPCHのメッセージ部分に使用される
逆方向スクランブリング符号であり、前記スクランブリング符号はPC_Pに使
用されるスクランブリング符号と同一の符号を使用するか、前記PC_Pに使用
されるスクランブリング符号と一対一に対応されるか、前記APに使用されたシ
グネチャーと一対一に対応されるスクランブリング符号を使用することができる
。前記CPCHのメッセージ部分は0番目から38399番目までの38400
長さのスクランブリングを使用する。
【0138】 前記本発明の実施形態によるスクランブリング符号構造の説明で使用されたす
べてのスクランブリング符号は、AP、CD_P、PC_P、CPCHメッセージ
部の間、反復されない長いスクランブリング符号を例に挙げて説明したが、25
6の短い長さを有するスクランブリング符号を使用することもできる。
【0139】 APの詳細な説明 図9Aと図9Bは本発明の実施形態によるCPCH接近プリアンブルのチャネ
ル構造と生成構造を示した図である。図9AはAPのチャネル構造であり、図9
Bは一つのAPスロットに対する生成構造である。
【0140】 前記図9Aの901は接近プリアンブルAPの長さを示す。前記図9Aの90
1でAPはAP用シグネチャー中、選択したシグネチャーを一つのスロット内で
256回反復する。前記AP用シグネチャー903は長さ16の直交符号である
。前記図9Aのシグネチャー903のkは0から15になることができる。即ち
、本発明の実施形態では、16種類のシグネチャーが提供される。前記図9Aの
AP用シグネチャーの例は下記<表4>に示されている。UEは前記図9Aの9
03シグネチャーを選択することにおいて、UTRANが伝送するCPCH状態
表示チャネル(CPCH Status Indicator Channel:以下、CSICH)を通じ
てUTRAN内のCPCHが支援することができる最大データ伝送速度と一つの
CPCH内で使用することができる多重符号の数を確認し、CPCHを通じて伝
送すべきであるデータの特性、伝送速度、伝送長さなどを考慮して適切な接近サ
ービス集合(Access Service Class)を選択した後、ASC内に定義されたシグネ
チャー中でUEに適切なシグネチャーを選択する。
【表4】
【0141】 前記図9Bの接近プリアンブル905は901と同一の大きさを有する。前記
接近プリアンブル905は乗算器906により逆方向スクランブリング符号90
7に拡散された後、UTRANに伝送される。前記APが伝送される時点は前記
本発明の実施形態で図7と<表3>の説明に記述されており、前記スクランブリ
ング符号907に対しては前記図8Bを参照して詳細に上述されている。
【0142】 前記図9BのAPを通じてUEがUTRANに伝送する情報は、UEが要求す
るCPCHの伝送速度、またはUEが伝送するフレームの数であるか、または前
記二つの情報の結合をシグネチャーと一対一に対応させ生成した情報である。
【0143】 従来技術でUEがAPを通じてUTRANに伝送する情報は、UEがCPCH
の使用に必要な逆方向スクランブリング符号、伝送速度、CPCH電力制御のた
めの順方向専用チャネルのチャネル符号、データ伝送速度、伝送するデータフレ
ームの数を決定して、これに対応するシグネチャーをAPを通じてUTRANに
伝送した。前記のような方法にAPを通じて伝送する情報を決定すると、UTR
ANは、UEが要求するチャネルに対する使用許可、または使用禁止の程度の機
能のみを有するので、使用可能なCPCHがUTRAN内に存在するとしても、
これをUEに割り当てられない短所が発生し、同一の条件を有したCPCHを要
求するUEが多い場合、相異なるUE間にCPCH獲得のための衝突が発生して
、UEがチャネル獲得にかかる時間が長くなる。本発明の実施形態ではUEはU
TRANにCPCHの伝送可能な最大データ伝送速度、または前記最大データ伝
送速度と伝送するデータのフレーム数のみを伝送し、CAを通じて逆方向スクラ
ンブリング符号、順方向専用チャネルのチャネル符号などのCPCHを利用する
ための他の情報に対してUTRANが決定し、UEにCPCH使用権を付加する
ことができるので、UTRAN内のCPCHの割り当てを柔軟であり、かつ効率
的にすることができる。
【0144】 UTRANが一つのPCPCH内に多数の多重チャネル符号を使用する多重チ
ャネル符号の送信を支援する場合、前記APの伝送に使用されるAPシグネチャ
ーは多重符号の伝送に使用されるスクランブリング符号を示すこともでき、UE
がPCPCH内に使用される多数の多重符号を選択可能な場合にはUEが所望す
る多重符号の数を示すこともできる。前記APシグネチャーが多重符号用逆方向
スクランブリング符号を示す場合、UTRANがUEに伝送するチャネル割り当
てメッセージはUEが使用する多重符号の数を示すことができ、APシグネチャ
ーがUEの使用しようとする多重符号の数を示す場合には、チャネル割り当てメ
ッセージはUEが多重符号伝送に使用する逆方向スクランブリング符号を示すこ
ともできる。
【0145】 CD_Pの詳細な説明 図10Aと図10Bはそれぞれ本発明の実施形態による衝突検出プリアンブル
CD_Pのチャネル構造と生成構造を示した図である。前記CD_Pのチャネル構
造と生成構造は前記図9Aと図9BのAPのチャネル構造及び生成構造と同一で
ある。図10AはCD_Pの一つのスロットに対するチャネル構造であり、図1
0BはCD_P一つのスロットの生成構造である。前記図10Bの逆方向スクラ
ンブル符号は図8Bに示されたAPスクランブリング符号とは異なる。前記図1
0Aの1001はCP_Pの長さを示す。CD_Pシグネチャーは長さ16の直交
符号1003であり、前記AP用16個のシグネチャーと同一のものを使用する
ことができる。前記図10のシグネチャー1003のjは0から15になること
ができる。即ち、CD_Pに使用するシグネチャーは16種類になることができ
る。前記図10Aのシグネチャー1003は16個のシグネチャー中で任意に選
択される。前記任意に選択される理由は同一のAPをUTRANに伝送した後、
ACKを受信したUE間の衝突を防止するため、もう一度UTRANから確認過
程を遂行するためである。前記図10Aのシグネチャー1003を使用すること
において、従来技術はCD_Pに使用するシグネチャーをただ一つに規定して使
用するか、任意接続チャネルでAPを伝送する場合に使用する方法を使用する。
一つのシグネチャーのみを使用してCD_Pを伝送する従来方法は、同一のシグ
ネチャーを使用する代わり、CD_Pを伝送する時点を任意にしてUE間の衝突
を防止することに目的がある。しかし、この方法の短所はUTRANが一つのU
EからCD_Pを受信してACKを伝送しない時点で他のUEがCD_Pを送信す
ると、先ず受信されたUEのCD_Pに対するACKを処理する以前には、他の
UEが伝送したCD_Pに対して処理することができない。即ち、一つのUEの
CD_Pを処理する時間内に他のUEのCD_Pに対して処理することができない
【0146】 従って、前記のような従来技術の方法は、CD_Pを伝送することができるア
クセススロットを検出するのに、UEが待機する時まで長い時間がかかって、C
D_Pを伝送するまで多い遅延時間が発生することができる短所がある。 本発明の実施形態ではCD_PはUEがAP_AICHを受信した後、一定時間
後に任意に選択したシグネチャーをUTRANに伝送する方法を使用する。
【0147】 前記図10BのCD_P1005は図10Aの1001と同一の大きさを有す
る。前記CD_P1005は乗算器1006により逆方向スクランブリング符号
1007を拡散して、前記AP_AICHが受信された後にUTRANに伝送す
る。前記図10Bで、逆方向スクランブリング符号はAPで使用するスクランブ
リング符号と同一の(0番目〜4095番目チップ)符号を使用することもできる
。即ち、16個のシグネチャー中に任意接近チャネルのプリアンブル用に12個
を使用すると、その他の4個のシグネチャーをCPCHのAP用及びCD_P用
に分けて使用することもできる。前記CD_Pが伝送される時点はAP_AICH
を受信した以後、一定時間後であり、前記スクランブリング符号1007に対す
る説明は前記図8Bを参照して詳細に上述されている。
【0148】 AP_AICH及びCD/CA_ICH 図11AはUTRANが受信したAPに対してACK、またはNAKに伝送す
ることができる接近プリアンブル捕捉表示チャネル(Access Preamble Acquisiti
on indicator Channel:以下、AP_AICH)、受信したCD_Pに対してAC
K、またはNAKに伝送することができる衝突検出表示チャネル(Collision Det
ection Indicator Channel:以下、CD_ICH)及び本発明の実施形態でUTR
ANがUEにCPCHチャネル割り当て命令を伝送するチャネル割り当て表示チ
ャネル(Channel Allocation Indicator Channel:以下、CA_ICH)のチャネ
ル構造を示す図であり、図11Bは生成構造を示した図である。
【0149】 前記図11Aの1101は、UTRANが捕捉したAPに対するACKとNA
Kを伝送するAP_AICHメッセージ表示部を示す。AP_AICHを伝送する
場合、前記表示部分(シグネチャー伝送部分)1101の後部分1105はCSI
CH信号を伝送する。また図11Aは前記CD_P信号に対する応答及びチャネ
ル割り当て(Channel Assignment)信号を伝送するCD/CA_ICH信号を伝送す
る構造を示す図である。ただ、この時、表示部分1101はAP_AICHと同
一のチャネル構造を有し、CD_Pに対する応答信号(ACK、NAK、または捕
捉失敗)及びCA信号が同時に伝送される。図11AのCD/CA_ICHを説明
すると、前記表示部分(シグネチャー伝送部分)1101の後部分1105は空く
こともでき、前記CSICHを送ることもできる。前記AP_AICHとCD/C
A_ICHは同一のスクランブリング符号を使用してチャネル符号(OVSF符号
)を相異なるようにするので区分されることができる。前記CSICHのチャネ
ル構造と生成構造は前記図4Aと図4Bの説明に記述されている。前記図11B
の1111は表示チャネル(Indicator Channel:以下、ICH)のフレーム構造
を示す部分である。前記図11Bの1111に示されているように、ICHの一
つのフレームは20msの長さを有し、15個のスロットに構成される。また、前
記各スロットは前記<表4>の16個のシグネチャー中の0個、または一つ以上
のシグネチャーを伝送することができる。前記図11BのCPCH状態表示チャ
ネル(CSICH)1107の大きさは前記図11Aの1103と同一であり、前
記図11Bの1109はチャネル符号を示し、AP_AICH、CD_ICH、C
A_ICHはそれぞれ異なるチャネル符号を使用することもできる。この時、C
D_ICHとCA_ICHは同一のチャネル符号を使用することもできる。前記図
11Bの1107は乗算器1108を通じてチャネル符号1109に拡散され、
前記拡散された15個のスロットは一つのICHフレームを形成して、順方向ス
クランブリング符号1113と乗算器1112を通じて拡散され伝送される。
【0150】 図12はCD_ICHとCA_ICH命令語を生成することができるICH生成
器を示す。AP_AICHを生成するための構造も同一である。上述したように
ICHフレームの各スロットは16個のシグネチャー中、対応されるシグネチャ
ーを割り当てる。前記図12を参照すると、乗算器1201−1216はそれぞ
れ対応されるシグネチャー(直交符号W1〜W16)を第1入力にし、またそれぞれ
対応される捕捉表示AI1〜AI16を第2入力にする。前記各AI1〜AI16はA
P_AICH及びCD_ICHの場合は、1、0、−1値を有することができ、A
I=1である場合はACKを意味し、−1である場合はNAKを意味し、0であ
る場合はUEから伝送された該当シグネチャーの捕捉に失敗したことを意味する
。従って前記乗算器1201−1216はそれぞれ対応される直交符号と捕捉表
示AIをかけて出力し、加算器1220は前記乗算器1201−1216の出力
を加算してICH信号に出力する。
【0151】 前記UTRANが図12の前記ICH生成器を通じてチャネル割り当て命令を
伝送する方法は多様な具現が可能である。 1.第1チャネル割り当て方法 一番目の方法は、一つの順方向チャネルを割り当てて前記割り当てられたチャ
ネルを通じてチャネル割り当て命令を伝送する方法である。図13A及び13B
は前記第1実施形態によりCD_ICHとCA_ICHの構造を示す図であり、図
13AはCD_ICHとCA_ICHのスロットの構造を、図13BはCD/CA_
ICHを伝送するCD/CA_ICHの伝送例を示した図である。前記図13Aの
1301はCD_Pに対する応答信号を伝送するCD_ICHの送信スロット構造
であり、1311はチャネル割り当て命令を伝送するCA_ICHの送信スロッ
ト構造であり、1331はCD_Pに対する応答信号を伝送するCD_ICHの送
信フレーム構造であり、1341は前記CD_ICHフレームを送信した後、τ
時間遅延してチャネル割り当て命令をCA_ICHを通じて伝送するフレームの
構造である。前記図13の1303と1313はCSICH部分を示す。このよ
うな場合の利点は下記の説明のようである。CD_ICHとCA_ICHはそれぞ
れ順方向のチャネルが異なるので物理的に分離されている。従って、AICHが
16個のシグネチャーを有すると、前記第1割り当て方法はCD_ICHに16
個のシグネチャーを使用することができ、CA_ICHにも同一シグネチャー1
6個を使用することができる。この場合、シグネチャーの符号を使用して伝達す
ることができる情報の種類は2倍になることができる。従って、CA_ICHの
+1、または−1の符号を使用するようになると、32個のシグネチャーをCA
_ICHに使用することができる。
【0152】 この場合には同時に同種のチャネルを要求した多数の使用者に相異なるチャネ
ルを割り当てることができる。先ず、UTRAN内のUE中、UE#1、UE#
2、そしてUE#3が同時にAP#3をUTRANに伝送してAP#3に該当す
るチャネルを要求し、UE#4はAP#5に該当するチャネルを要求すると仮定
する。この仮定は下記の<表5>で一番目行に該当する。このような場合、UT
RANはAP#3と#5を認識する。この時、予め定義された基準により、UT
RANは受信されたAPの応答としてAP_AICHを生成する。予め定義され
た基準の一例として、UTRANは前記APの受信電力比により受信されたAP
に応答することができる。ここでは、前記UTRANは前記AP#3を選択する
と仮定する。すると、前記UTRANはAP#3にはACKを伝送し、AP#5
にはNAKを伝送する。これは下記<表5>の二番目行に該当する。
【0153】 UTRANが伝送したACKを受信したUE#1、#2、#3は、それぞれ任
意にCD_Pを発生させる。三つのUEがCD_Pを発生させた場合(少なくとも
二つのUEは一つのAP_AICHに対してCD_Pを発生させる。)、前記各U
Eは与えられたシグネチャーを使用して前記CD_Pを発生させ、前記CD_Pは
異なるシグネチャーを有するUTRANに伝送される。ここで、UE#1はCD
_P#6、UE#2はCD_P#2、そしてUE#3はCD_P#9をそれぞれ発
生させたと仮定する。このようにそれぞれのUEが伝送したCD_Pが受信され
ると、UTRANは三つのCD_Pが受信されることを認知し、UEが要求した
CPCHが使用可能であるかを検査する。UTRAN内にUEが要請したCPC
Hが三つ以上である場合、CD_ICH#2、#6、#9にACKを伝送し、C
A_ICHを通じて三つのチャネル割り当てメッセージを伝送する。このような
場合、UTRANがCA_ICHを通じて#4、#6、#10のチャネルを割り
当てるメッセージを伝送すると、UEは下記のような過程を通じて自分に割り当
てられたCPCHの番号を分かるようになる。UE#1は自分がUTRANに伝
送したCD_Pのシグネチャーを分かっており、その番号が6であることも分か
っている。前記のようにUTRANがCD_ICHに多数のACKを伝送する場
合にも、いくつかのACKが伝送されたかを分かることができる。
【0154】 本発明の実施形態の説明では<表5>に示したような場合を仮定した。先ず、
UTRANはCD_ICHを通じて三つのACKをUEに伝送し、CA_ICHに
も三つのチャネル割り当てメッセージを伝送した。前記伝送されたチャネル割り
当てメッセージはチャネル番号#2、#6、#9に対応する。前記のようなCD
_ICHとCA_ICHをすべて受信したUE#1は、UTRAN内の三つのUE
が同時にCPCHチャネルを要求し、自分はCD_ICHのACK手順によって
、CA_ICHを通じて伝達されたチャネル割り当てメッセージの二番目メッセ
ージの内容によりCPCHを使用することができることが分かる。
【表5】
【0155】 前記のような過程を通じて、UE#2はCD_P#2を伝送したので、CA_I
CHにより伝送されたチャネル割り当てメッセージ中、四番目のメッセージを使
用することができる。同一の方式により、UE#3には10番目チャネルが割り
当てられる。このような方式に多数のチャネルを多数の使用者に同時に割り当て
ることができる。
【0156】 2.第2チャネル割り当て方法 第2チャネル割り当て方法は前記第1チャネル割り当て方法の具現例で、CD
_ICHフレームとCA_ICHフレームの伝送時間差異τを“0”に設定してC
D_ICHとCA_ICHを同時に伝送する方法である。現在のW_CDMA方式
ではAP_AICHの一つのシンボルは拡散率256を使用して拡散し、AIC
Hの一つのスロットには16シンボルを伝送する。CD_ICHとCA_ICHを
同時に伝送する方法は、それぞれ相異なる長さのシンボルを使用して伝送するこ
とができる。即ち拡散率が異なる直交符号をCD_ICHとCA_ICHにそれぞ
れ割り当てる方法を使用することができる。前記第2方法に対する一例に、CD
_Pに使用されるシグネチャーの数は全体16個が可能であり、CPCHが16
個まで割り当てられる場合、CA_ICHとCD_ICHにそれぞれ512チップ
長さのチャネルを割り当てることができ、この時、それぞれのCD_ICHとC
A_ICHには512チップ長さのシンボルが8個ずつ伝送されることができる
が、互いに直交関係にある8個のシグネチャーを割り当てて、これに+1/−1
の符号をかけて全体16個のCA_ICHとCD_ICHを伝送することができる
ようにする。この方法の利点は別の直交符号を新たなCA_ICHに割り当てる
必要がないということである。
【0157】 上述したように、CA_ICHとCD_ICHに512チップ長さの直交符号を
割り当てることにおいて、下記のような方法を使用することができる。256長
さの一つの直交符号WiをCA_ICHとCD_ICHに割り当てる。CD_ICH
に割り当てる512長さの直交符号はWiを2度反復して生成する。即ち、長さ
512の直交符号{Wii}になるものである。そして、CA_ICHに割り当て
る512長さの直交符号はWiにWiの逆を連結して生成した{Wi −Wi}の51
2チップ長さの直交符号を割り当てると、別の直交符号の割り当てなし前記生成
された{Wi i}{Wi −Wi}を使用してCD_ICHとCA_ICHを同時に伝送
することができる。
【0158】 図14は前記第2方法の他の実施形態を示す図であり、同一の拡散率を有する
相異なるチャネル符号を割り当てることにより、CD_ICHとCA_ICHを同
時に伝送する方法が示されている。前記図14の1401と1411はそれぞれ
CD_ICH部とCA_ICH部であり、1403と1413は256の同一の拡
散率を有する相異なる直交チャネル符号である。前記図14の1405と141
5は5120チップ長さを有するアクセススロット15個に構成されたCD_I
CHフレームとCA_ICHフレームを示す。
【0159】 前記図14を参照すると、CD_ICH部1401は長さ16のシグネチャー
をシンボル単位に2回反復して生成されたシグネチャーと、ACK、NAK、捕
捉失敗を示す1、−1、0をシンボル単位にかけることにより生成される。前記
CD_ICH部1401は多数のシグネチャーに対してACKとNAKを同時に
伝送することができる。前記CD_ICH部1401は乗算器1402を通じて
チャネル符号1403に拡散され、CD_ICHフレーム1405の一つのアク
セススロットを構成する。前記CD_ICHフレーム1405は乗算器1406
により順方向スクランブリング符号1407に拡散され伝送される。
【0160】 前記CA_ICH部1411は長さ16のシグネチャーをシンボル単位に2回
反復して生成されたシグネチャーと、ACK、NAK、捕捉失敗を示す1、−1
、0をシンボル単位にかけることにより生成される。前記CA_ICH部141
1は多数のシグネチャーに対してACKとNAKを同時に伝送することができる
。前記CA_ICH部1411は乗算器1412を通じてチャネル符号1413
に拡散され、CA_ICHフレーム1415の一つのアクセススロットを構成す
る。前記CA_ICHフレーム1415は乗算器1416により順方向スクラン
ブリング符号1417に拡散され伝送される。
【0161】 図15は前記第2方法のさらに他の活用例であり、CD_ICHとCA_ICH
は同一のチャネル符号に拡散されるが、相異なるシグネチャーの集合を使用して
同時に伝送されることができる方法を示している。
【0162】 前記図15を参照すると、CA_ICH部1501は長さ16のシグネチャー
をシンボル単位に2回反復して生成されたシグネチャーと、ACK、NAK、捕
捉失敗を示す1、−1、0をシンボル単位にかけることにより生成される。前記
CA_ICH部1501は多数のシグネチャーに対してACKとNAKを同時に
伝送することができる。k番目のCA_ICH部1503は一つのCPCHチャ
ネルに多数のCAシグネチャーが対応される場合に使用される。前記のように多
数のCAシグネチャーを一つのCPCHチャネルに対応させる方法を使用する理
由は、UTRANからUEにCA_ICHが伝送される時、伝送誤りが発生して
UEがUTRANで割り当てない他のCPCHを使用する場合が発生する確率を
低減するためである。前記図15の1505はCD_ICH部を示す。前記CD_
ICH部1505の物理的な構造はCA_ICHと同一であるが、CA_ICH部
で使用するシグネチャーの集合と異なるシグネチャーの集合で選択したシグネチ
ャーを使用するので、CA_ICH部1501と互いに直交する。従って、UT
RANがCD_ICHとCA_ICHを同時に伝送しても、UEがCD_ICHと
CA_ICHを混同しないことができる。前記図15のCA_ICH部#1 15
01とCA_ICH部#k 1503は加算器1502により加算されCD_IC
H部1505になる。前記CD_ICH部1505は加算器1504により前記
CA_ICH部と加算され、乗算器1506により直交チャネル符号1507に
拡散された後、一つのCD/CA_ICHのスロットの表示部分になる。前記CD
/CA_ICHは乗算器1508により順方向スクランブリング符号に拡散され伝
送される。
【0163】 前記CD_ICHフレームとCA_ICHフレームの伝送時間差τを“0”に設
定してCD_ICHとCA_ICHを同時に伝送する方法では、現在W−CDMA
標準で進行中であるAICH用シグネチャーをそのまま使用することができ、前
記AICH用シグネチャーは前記<表4>に示されている。CA_ICHの場合
、UTRANは多数のCPCHチャネル中の一つをUEに指定するので、UEの
受信器は多数のシグネチャーに対して検出を試みるべきである。既存のAP_A
ICH、CD_ICHではUEはただ一つのシグネチャーに対する検出を遂行す
る。しかし、本発明の実施形態で使用するCA_ICHを使用する場合、UEの
受信器はすべての可能なシグネチャーに対して検出を試みるべきである。従って
、UEの受信器の複雑さを低減できるように、AICHのシグネチャーの構造を
設計、または再配置する方法が必要である。
【0164】 上述したように、16個の可能なシグネチャー中の8個のシグネチャーとCD
_ICHに割り当てられた+1/−1をかけて16個のシグネチャーを獲得し、
前記16個の可能なシグネチャー中のその残りの8個のシグネチャーとCPCH
割り当てのためCA_ICHに割り当てられた+1/−1をかけて16個のシグ
ネチャーを獲得すると仮定する。
【0165】 前記W−CDMA標準案で使用するAICHのシグネチャーはアダマール(Had
amard)関数を使用する。前記アダマール関数は下記のような形態に生成される。 Hn=Hn−1 Hn−1 Hn−1 −Hn−1 Hl=1 1 1 −1
【0166】 すると、本発明の実施形態で必要な長さ16のアダマール関数は次のようであ
る。前記<表4>に示されているアダマール関数により生成されたシグネチャー
はAICHのチャネル利得Aがかけられた形態であり、下記のシグネチャーはA
ICHのチャネル利得Aがかけられる以前のシグネチャーの形態である。 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 =>S0 1-1 1-1 1-1 1-1 1-1 1-1 1-1 1-1 =>S1 1 1-1-1 1 1-1-1 1 1-1-1 1 1-1-1 =>S2 1-1-1 1 1-1-1 1 1-1-1 1 1-1-1 1 =>S3 1 1 1 1-1-1-1-1 1 1 1 1-1-1-1-1 =>S4 1-1 1-1-1 1-1 1 1-1 1-1-1 1-1 1 =>S5 1 1-1-1-1-1 1 1 1 1-1-1-1-1 1 1 =>S6 1-1-1 1-1 1 1-1 1-1-1 1-1 1 1-1 =>S7 1 1 1 1 1 1 1 1 -1-1-1-1-1-1-1-1 =>S8 1-1 1-1 1-1 1-1 -1 1-1 1-1 1-1 1 =>S9 1 1-1-1 1 1-1-1 -1-1 1 1-1-1 1 1 =>S10 1-1-1 1 1-1-1 1 -1 1 1-1-1 1 1-1 =>S11 1 1 1 1-1-1-1-1 -1-1-1-1 1 1 1 1 =>S12 1-1 1-1-1 1-1 1 -1 1-1 1 1-1 1-1 =>S13 1 1-1-1-1-1 1 1 -1-1 1 1 1 1-1-1 =>S14 1-1-1 1-1 1 1-1 -1 1 1-1 1-1-1 1 =>S15
【0167】 前記アダマール関数中で8個をCD_ICHに割り当て、そしてその残りの8
個をCA_ICHに割り当てる。この時、CA_ICHのシグネチャーを割り当て
る手順は下記のようであり、目的はFHTを簡単に遂行するためである。 {S0、S8、S12、S2、S6、S10、S14} そして、CD_ICHに対するシグネチャーは次のように割り当てられる。 {S1、S9、S5、S13、S3、S7、S11、S15}
【0168】 ここで、CA_ICHのシグネチャーは左から左に割り当てられる。このよう
に割り当てる理由は、UEでFHTを遂行可能にして複雑度を最小化するためで
ある。前記のCA_ICHのシグネチャーで左から2個、4個、8個のシグネチ
ャーを選択すると、最終列を除いて各列の1の数と−1の数が同一である。上述
した方法にCD_ICHとCA_ICHに対するシグネチャーを割り当てることに
より、使用されたシグネチャーの数に比べてUEの受信器の構造が簡単になる。
【0169】 また、前記シグネチャーをCPCH制御のための順方向チャネル、またはCP
CHにさらに他の形態に対応させることができる。例えば、CA_ICHに対す
るシグネチャーは下記のように割り当てることができる。 [0、8] =>2個までのシグネチャーを使用 [0、4、8、12] =>4個までのシグネチャーを使用 [0、2、4、6、8、10、12、14] =>8個までのシグネチャーを使用
【0170】 もし、全体NUM_CPCHのCPCHを使用すると(1<NUM_CPCH≦
16)、k番目(k=0、....、NUM_CPCH−1)CPCH(またはCP
CHの制御のための順方向チャネル)に対応されるシグネチャーにかけられる+
1/−1符号は次のようである。 CA_sign_sig[k]=(−1)[k mod 2]
【0171】 ここで、CA_sign_sig[k]はk番目シグネチャーにかける+1/−1の符号を
意味し、[k mod 2]はkを2に分けた余りを意味する。xは使用されるシグネチ
ャーの次元を示す数に定義される。即ち、下記のように表現することができる。 x=2 if 0<NUM_CPCH≦4 4 if 4<NUM_CPCH≦8 8 if 8<NUM_CPCH≦16 そして、使用されるシグネチャーは次のようである。
【数10】 ここで
【数11】 はyを超過しない最大の整数を意味する。例えば、4個のシグネチャーを使用す
る場合、次のようにシグネチャーを割り当てることができる。 S1 => 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 S5 => 1 1 1 1-1-1-1-1 1 1 1 1-1-1-1-1 S9 => 1 1 1 1 1 1 1 1 -1-1-1-1-1-1-1-1 S13 =>1 1 1 1-1-1-1-1 -1-1-1-1 1 1 1 1
【0172】 前記から分かるように、本発明の実施形態に従ってシグネチャーを割り当てる
と、長さ4のアダマール符号を各4回反復した形態になる。このため、UE受信
器でCA_AICHを受信する時、反復された4シンボルずつを加えた後、長さ
4のFHTを取るとよいので、UEの複雑度を大いに減少することができる。
【0173】 また、前記CA_ICHシグネチャーマッピングで、各CPCH情報に対する
シグネチャーの番号を一つずつ加えた形態に対応させることもできる。この場合
、連続した2i、2i+1番目の二つのシンボルが反対符号になるが、UE受信
器は逆拡散したシンボル中の先のシンボルから後のシンボルを引くので、同じ具
現と見ることができる。
【0174】 反対に、CD_ICHに対するシグネチャーは、次のような手順に割り当てる
ことができる。k番目のCD_ICHのシグネチャーを生成する一番容易な方法
は前記CA_ICHのシグネチャー割り当て方法でシグネチャーの番号を一つず
つ増加させるものである。さらに他の方法は次のように表現することができる。
【数12】 即ち、上述したように[1、3、5、7、9、11、13、15]の手順により
順次的にCA_ICHを割り当てるものである。
【0175】 図16に前記シグネチャー構造に対するUEのCA_ICH受信装置を示す。
図16を参照すると、乗算器1611はA/D変換器から受信された信号とパイ
ロットチャネルの拡散符号Wpをかけて逆拡散した後、前記逆拡散された信号を
チャネル推定器1613に提供する。前記チャネル推定器1613は前記逆拡散
されたパイロットチャネル信号から順方向チャネルの大きさと位相を推定する。
複素共役器1615はチャネル推定器1613の出力を複素共役する。乗算器1
617は受信信号とAICHチャネルのウォルシュ拡散符号(Walsh Spreading c
ode)をかけ、累積器1619はこれを一定シンボル区間(256チップ)の間累積
して逆拡散されたシンボルを出力する。乗算器1621は累積器1619の出力
と複素共役器1615の出力をかけて復調し、前記出力結果値はFHT変換器1
629に提供される。前記FHT変換器1629は復調されたシンボルを受信し
て各シグネチャーに対する信号大きさを出力する機能をする。制御及び判定器1
631はFHT変換器1629の出力を受信して、一番可能性が高いCA_IC
Hのシグネチャーを判定する。本発明ではCA_ICHのシグネチャー構造に対
して現在W−CDMA標準案で使用しているシグネチャーを使用してUEの受信
器の構造を簡単にする実施形態を示したが、前記実施形態に付加してシグネチャ
ーの一部をCA_ICHに使用する場合よりもっと効率的な割り当て方法を提案
する。前記割り当て方法を整理すると下記の説明のようである。
【0176】 前記新たな割り当て方法で、長さが2Kである2K個のシグネチャーが発生され
る(ここで、+1/−1の符号をかけることまで考慮すると、可能なシグネチャー
の数は2K+1になることができる。)。しかし、全体シグネチャーをすべて使用す
ることではなく、シグネチャー中の一部のみを使用すると、UE受信器の複雑さ
を低減するために、より効率的にシグネチャーを割り当てることが必要である。
全体シグネチャー中、M個のシグネチャーのみを使用すると仮定する。ここで、
L-1<M≦2Lであり、1≦L≦Kである。この時、使用する長さ2KであるM
個のシグネチャーは長さ2Lのアダマール関数の各ビットを2K-L回だけ反復して
伝送する形態になるようにする。
【0177】 そして、ICHを伝送するもう一つの方法はプリアンブルに使用されるシグネ
チャーとは異なるシグネチャーを使用するものである。前記シグネチャーは下記
の<表6>に示されている。
【0178】 本発明のICHシグネチャーの第2実施形態では下記<表6>のシグネチャー
をそのまま使用し、CA_ICHをUE受信器が低い複雑度に受信することがで
きる割り当てを提案する。ICHのシグネチャー間には直交性が維持される。そ
のため、ICHに割り当てるシグネチャーを効率的に配置すると、UEはIFH
T(Inverse Fast Hadamard Transform)などの方法を通じて簡単にCD_ICHを
復調することができる。
【表6】
【0179】 前記表6で、n番目シグネチャーをSnとし、そしてn番目シグネチャーに−
1をかけたことを−Snと表示する。本発明の第2実施形態に従うICHシグネ
チャーは次のように割り当てられる。 {S1、−S1、S2、−S2、S3、−S3、S14、−S14、 S4、−S4、S9、−S9、S11、−S11、S15、−S15}
【0180】 もし、上述したCPCHの数が16より小さいと、左からシグネチャーをCP
CHに割り当てる。このように割り当てる理由はUEでIFHTを遂行できるよ
うにして複雑度を最小化するためである。{1、2、3、14、15、9、4、
11}中で、左から2個、4個、8個のシグネチャーを選択すると、最終列を除
いて各列のAの数と−Aの数が同一である。そして各シンボルの手順を再配置し
、任意のマスクをかけると、前記シグネチャーはIFHTを遂行することができ
る直交符号の構造を有するようになる。
【0181】 図17は本発明の第2実施形態によるUE受信器の構造を示す。前記図17を
参照すると、UEは入力信号を256チップ間隔の間逆拡散して、チャネル補償
したシンボルXiを発生する。XiがUE受信器に入力されるi番目シンボル(2
56チップ長さの信号を逆拡散したこと)を意味すると仮定する場合、位置変換
器1723はXiを次のように再配置する。 Y={X15、X9、X10、X6、X11、X3、X7、X113、X12、X14、X4、X8、X5、X2、X0}
【0182】 そして、乗算器1727は再配置した値Yにマスク発生器1725で発生した
次のようなマスクMをかける。 M={−1、−1、−1、−1、1、1、1、−1、1、−1、−1、1、1
、1、−1、−1}
【0183】 すると、前記S1、S2、S3、S14、S15、S9、S4、S11のシグ
ネチャーはそれぞれS'1、S'2、S'3、S'14、S'15、S'9、S'4、
S'11のように変換される。 S'1 =1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 S'2 =1 1 1 1 1 1 1 1 -1-1-1-1 -1-1-1-1 S'3 =1 1 1 1 -1-1-1-1 -1-1-1-1 1 1 1 1 S'14=1 1 1 1 -1-1-1-1 1 1 1 1 -1-1-1-1 S'15=1 1-1-1 1 1-1-1 1 1-1-1 1 1-1-1 S'9 =1 1-1-1 1 1-1-1 -1-1 1 1 -1-1 1 1 S'4 =1 1-1-1 -1-1 1 1 -1-1 1 1 1 1-1-1 S'11=1 1-1-1 -1-1 1 1 1 1-1-1 -1-1 1 1
【0184】 前記から分かるように、入力シンボルの手順を再配置し、シンボルごとに特定
マスクをかけると、シグネチャーがIFHTを遂行することができる直交符号の
形態に変換される。そして、IFHTを遂行する時、長さ16に対するIFHT
を遂行する必要もなく、反復されるシンボルを加算した後にIFHTを遂行する
と、受信器の複雑さをさらに減少させることができる。即ち、5〜8個のシグネ
チャーが使用される場合(9〜16個のCHCH)、2個のシンボルが反復される
ので、反復されるシンボルを加えると、長さ8のみに対してIFHTが遂行され
る。また3〜4個のシグネチャーが使用される場合(5〜8個のCPCH)、4個
のシンボルが反復されるので、反復されるシンボルを加えた後、IFHTを遂行
することができる。このように既存のシグネチャーの割り当てを効率的に配置す
ることにより、受信器の複雑さを減少させることができる。
【0185】 図17のUE受信器は逆拡散されたシンボルを再配置した後、特定マスクMを
かける構造である。しかし、特定マスクMを先ずかけた後、逆拡散されたシンボ
ルを再配置しても結果は同一である。この場合、かけられるマスクMの形態が相
異なることが差異点である。
【0186】 乗算器1711はA/D変換器(図示せず)の出力信号を受信してパイロットチ
ャネルの拡散符号Wpをかけて逆拡散する。チャネル推定器1713は前記逆拡
散されたパイロット信号から順方向チャネルの大きさと位相を推定する。そして
乗算器1717は受信信号とAICHチャネルのウェルシュ拡散符号(Walsh spr
eading code)をかけ、累積器1719は前記乗算器1717の出力を一定シンボ
ル区間(256チップ)の間に累積して逆拡散されたシンボルを出力する。逆拡散
されたAICHシンボルは複素共役器1715でチャネル推定器1713の出力
の複素共役とかけられて復調される。復調されたシンボルは位置変換器1723
に入力されるが、この位置変換器1723の役割は反復されるシンボルが互いに
近接するように入力シンボルを再配置する。そして位置変換器1723の出力は
乗算器1727によりマスク発生器1725で出力されるマスクとかけられてF
HT変換器1729に入力される。FHT変換器1729は乗算器1727の出
力を受信して各シグネチャーに対する信号強さを出力する機能をする。制御及び
判定器1731はFHT変換器1729の出力を受信して可能性が一番高いCA
_ICHのシグネチャーを判定する。図17で位置変換器1723とマスク発生
器1725及び乗算器1727の位置を互い置き換えても同一の結果を得ること
ができる。そして、UE受信器は位置変換器1723を使用して入力シンボルの
位置を変えなくても、各シンボルが伝送される位置を記憶して、これをFHTの
遂行時に使用することもできる。
【0187】 本発明によるCA_ICHシグネチャー構造の実施形態を要約すると、長さが
Kである2K個のシグネチャーが発生される(ここで、+1/−1の符号をかける
ことまで考慮すると、可能なシグネチャーの数は2K+1になることができる。)。
しかし、全体シグネチャーをすべて使用するものではなく、シグネチャー中の一
部のみを使用すると、UE受信器の複雑さを低減するため、より効率的にこれを
割り当てるのが必要である。全体シグネチャー中、M個のシグネチャーのみを使
用すると仮定する。ここで、2L-1<M≦2Lであり、1≦L≦Kである。この時
、使用する長さ2KであるM個のシグネチャーは各シンボルの位置を再配置(perm
utation)した後、特定マスクを各ビットに排他的論理和した場合、長さ2Lのア
ダマール関数の各ビットを2K-L回だけ反復して伝送する形態になるようにする
。そこで、UE受信器で受信シンボルに特定マスクをかけて、各シンボルの位置
を再配置してFHTを簡単に遂行できるようにすることにその目的がある。
【0188】 前記のようなCPCHのチャネル割り当てに使用する適切なシグネチャーの選
択だけではなく、逆方向CPCHのデータチャネル及び制御チャネルの割り当て
と、逆方向CPCHを制御する順方向制御チャネルの割り当ても重要な問題であ
る。
【0189】 先ず、逆方向共通チャネルを割り当てる一番容易な方法は、UTRANが電力
制御情報を送信する順方向制御チャネルとUEがメッセージを送信する逆方向共
通制御チャネルを一対一対応させて割り当てる方法である。前記のように順方向
制御チャネルと逆方向共通制御チャネルを一対一に割り当てる場合には、別に追
加的なメッセージなし逆方向共通制御チャネルと順方向制御チャネルを一度の命
令に割り当てることができる。即ち、前記のようなチャネル割り当て方法はCA
_ICHが順方向と逆方向に使用されるチャネルをすべて指定する場合に提供さ
れる。
【0190】 二番目の方法は、逆方向チャネルをUEが伝送したAPのシグネチャー、接近
チャネルのスロット番号、そしてCD_Pのシグネチャーなどの関数にマッピン
グさせたものである。例えば逆方向共通チャネルをCD_Pのシグネチャーとこ
のプリアンブルを伝送した時点のスロット番号に対応される逆方向チャネルに対
応させるものである。即ち、前記のようなチャネル割り当て方法は、CD_IC
Hは逆方向に使用されるチャネルを割り当てる機能をし、前記CA_ICHは順
方向に使用するチャネルを割り当てる機能をする。前記のような方法にUTRA
Nが順方向チャネルを割り当てると、前記UTRANが有している資源を最大限
活用して使用することができるので、チャネル活用の効率が高くなる。
【0191】 逆方向CPCHを割り当てる方法のさらに他の例は、UEが伝送したAPのシ
グネチャーとUEが受信したCA_ICHをUTRANとUEが同時に分かるよ
うになるので、この二つの変数を利用して逆方向CPCHチャネルを割り当てる
方法である。前記APのシグネチャーはデータ伝送速度に対応させ、前記CA_
ICHを前記伝送速度が属している逆方向CPCHチャネルに割り当てることに
より、チャネル選択の自由度を高めることができる。この時、前記APのシグネ
チャーの総数をM個、CA_ICHの個数をN個とすると、選択可能な場合の数
はM×N個である。
【0192】 ここで下記<表7>のように、APのシグネチャーの番号が3(M=3)個であ
り、CA_ICHの番号が4(N=4)個と仮定する。
【表7】
【0193】 前記<表7>でAPのシグネチャーはAP(1)、AP(2)、AP(3)であり、
前記CA_ICHにより割り当てられたチャネルの番号はCA(1)、CA(2)、
CA(3)、CA(4)である。この時、チャネルを割り当てる場合、前記CA_I
CHのみによりチャネルを選択するようになると、割り当て可能なチャネルの数
は4個である。即ち、前記UTRANがUEにCA(3)を伝送し、これによって
前記UEがCA(3)を受信すると、前記UEは3番目チャネルを割り当てる。し
かし、上述したようにUEとUTRANがAPの番号とCAの番号を分かってい
るので、これを結合して使用することが可能である。例えば、前記<表7>のよ
うなAP番号及びCA番号を利用してチャネルを割り当てる場合、前記UEがA
P(2)を伝送し、UTRANがCA(3)を受信すると、UEはチャネル番号3を
選択するのではなく、チャネル番号7(2、3)を選択する。即ち、前記AP=2
、CA=3に該当するチャネルは前記<表7>から分かることができ、前記<表
7>のような情報はUEとUTRANすべてに貯蔵されている。従って前記UE
とUTRANは前記<表7>で二番目行と三番目列を選択すると、割り当てられ
たCPCHチャネル番号が7であることが分かる。その結果、(2、3)に該当す
るCPCHチャネルの番号は7になる。
【0194】 従って、前記のように二つの変数を利用してチャネルを選択する方法は選択可
能なチャネル数を増加させる。前記<表7>のような情報はUEとUTRANが
上位階層の信号交換により有するか、数式により計算することができる。即ち、
列AP番号と行CA番号を使用して互いに交差する地点と番号を判断すことがで
きる。現在はAPが16種類であり、CA_ICHにより割り当てられる番号が
16種類であるので、最大に生成可能なチャネルの場合の数は16×16=25
6種類である。
【0195】 上述したように16種類のAPシグネチャーとCA_ICHメッセージを利用
して決定される情報は、逆方向CPCHのPC_P及びメッセージを伝送する時
に使用するスクランブリング符号、前記逆方向CPCHで使用するチャネル符号
(即ち、前記逆方向CPCHが含む逆方向DPDCH及び逆方向DPCCHで使
用するチャネル符号)、及び逆方向CPCHの電力制御のための順方向専用チャ
ネルDL_DCH(即ち、DL_DPCCHのためのチャネル符号)のチャネル符号
を意味する。UTRANがUEにチャネルを割り当てる方法は、UEが要請した
APシグネチャーはUEが使用しようとする最大データ伝送速度であるので、U
TRANは現在前記UEが要請した最大データ伝送速度を割り当てることができ
ると、該当するチャネル中で使用中ではないチャネルを選択し、そのチャネルに
該当するシグネチャーを指定する下記のルールによって対応するシグネチャーを
選択して選択されたシグネチャーを伝送する。
【0196】 上述したように、16種類のAPのシグネチャーとCA_ICHメッセージを
利用して、UTRANがUEに逆方向スクランブリング符号、前記スクランブリ
ング符号で使用するチャネル符号、逆方向CPCHの電力制御のための順方向専
用チャネルを割り当てる実施形態は図30A及び30Bのようである。
【0197】 前記方法は、UTRANがPCPCHのデータ伝送速度に従ってモデム数を固
定された値に割り当てた場合、下記のような問題点を有する。例えば、UTRA
Nが60Kbps用に5個のモデム、30Kbps用に10個のモデム、15Kbps用に2
0個のモデムを割り当てたと仮定する。このような環境で、UTRAN内に属し
ているUEが20個の15Kbps用PCPCHと、7個の30Kbps用PCPCHと
、3個の60Kbps用PCPCHを使用していると、UTRAN内の他のUEが1
5Kbps用PCPCHを要求すると、UTRANは有している余分の15Kbps用P
CPCHがないので、新たに15Kbps用のPCPCHを要求するUEにはPCP
CHを割り当てることができない。
【0198】 従って、本発明の実施形態ではこのような場合が発生しても、UEにPCPC
Hを割り当てることができ、高い伝送速度を有するPCPCHを低い伝送速度を
有するPCPCHに割り当てることができるように、あるPCPCHが二つの以
上の伝送速度を支援できるようにする方法を提示する。
【0199】 前記APのシグネチャーとCA_ICHメッセージを利用してUTRANがU
EにCPCHの使用に必要な情報を伝達する一番目方法を説明する前に、下記の
ような事項を仮定する。
【0200】 一番目、PSFは特定拡散率(Spreading Factor:以下、SF)の共通パケット物
理チャネル(Physical Common Packet Channel:以下、PCPCH)の数であり、
前記PSFを利用して特定拡散率のチャネル符号の番号を表示することができる。
例えば、前記チャネル符号はNodSF(0)、NodSF(1)、NodSF(2)、..
.、NodSF(PSF−1)に表示することができる。前記NodSF中で、偶数番目
NodSF値はCPCHのデータ部の拡散に使用され、奇数番目NodSF値はCP
CHの制御部の拡散に使用される。前記PSFはUTRANで逆方向CPCHの復
調のため使用するモデムの数と同一であり、UTRANで逆方向CPCHに対応
されるように割り当てる順方向専用チャネルの数と同一であることもできる。
【0201】 二番目、TSFは特定拡散率に使用されるCAシグネチャーの数であり、前記T SF を利用して特定拡散率に使用されるCAシグネチャーの番号を表示することが
できる。例えば、前記CAシグネチャーの番号はCASF(0)、CASF(1)、..
..、CASF(TSF−1)に表示することができる。
【0202】 三番目、SSFは特定拡散率に使用されるAPシグネチャーの数であり、前記S SF を利用して特定拡散率に使用されるAPシグネチャーの番号を表示することが
できる。例えば、前記APシグネチャーの番号はAPSF(0)、APSF(1)、..
.、APSF(SSF−1)に表示することができる。
【0203】 上述した三つのパラメータはUTRANにより決定される。TSFとSSFの乗算
はPSFと同一であるか、大きな値を有すべきであり、前記SSFはUTRANがC
PCHを利用するUEがAPを伝送する過程でどのくらいの衝突を許容するかと
、各拡散率(データ伝送速度とは反比例)のCPCHの利用度を考慮して設定する
ことができ、前記SSFが設定されると、TSFはPSFを考慮して決定される。
【0204】 前記図30A及び30Bを参照して、APのシグネチャーとCAメッセージを
利用してUEにCPCHに必要な情報を伝送する一番目方法を説明する。前記図
30Aの3001はUTRANでPCPCHをいくつかにするかによってPSF
数を決定する過程であり、3002はSSFとTSFを決定する過程である。
【0205】 前記図30Aの3003はMSFを計算する過程である。前記MSFはSSFに任意
の正の定数CをかけてSSFに分けた値が0になる最小の正の定数Cの値である。
前記MSFはCAメッセージが同一の共通パケット物理チャネル(PCPCH)を示
すまでかかる周期であり、前記MSFを計算する理由は前記CAメッセージが一定
周期反復に同一の共通パケット物理チャネルを示さないようにCAメッセージを
割り当てるためである。前記3003過程で、MSFを計算する式は下記のようで
ある。 MSF = min{c:(c×SSF) mod(SSF) ≡0}
【0206】 前記図30Aの3004はnを計算する過程であり、前記nはMSFの周期が何
回反復されたかを示す値である。例えばn=0であると、CAメッセージの周期
が一度も繰り返されたことがないことを意味し、n=1であると、CAメッセー
ジの周期が一度繰り返されたことを意味する。前記nの値は下記の条件を満足す
るnを検出する過程で獲得され、nは0からスタートする。 n×MSF×SSF≦i+j×SSF<(n+1)×MSF×SSF ここで、iはAPシグネチャーの番号であり、jはCAメッセージの番号であ
る。
【0207】 前記図30Aの3005はシグマ(σ)関数値を計算する過程である。前記シグ
マ関数はパーミュテイション(permutation)であり、前記シグマ関数を計算する
目的は次のようである。即ち、CAメッセージが周期的に一定なPCPCHのみ
を示すと、CAメッセージが周期性を有するようになって、他のPCPCHは示
さないようになる。従って、CAメッセージが周期性を有しつつ、一定なPCC
PHのみを示さないようにするため、CAメッセージの周期を任意的に調節する
作用をするものである。
【0208】 前記シグマは下記のように定義される。
【数13】 ここで、iはAPシグネチャーの番号であり、SSFモジューロ演算はσ値がS SF の値を越えないようにし、CAメッセージが手順にPCPCHを示すようにす
るため遂行する。
【0209】 前記図30Aの3006は前記3005で求められたシグマ関数値と3004
で求められたn値を利用して、APシグネチャーの番号iとCAメッセージ番号
jを受信することによりkの値を計算する過程である。前記k値は特定拡散率、
または特定伝送速度のPCPCHのチャネル番号であり、前記k値はUTRAN
で特定拡散率、または特定伝送速度の逆方向PCPCHの復調のため割り当てた
モデム番号と一対一に対応される値である。また前記k値は逆方向PCPCHの
スクランブリング符号と一対一に対応されることができる値である。
【0210】 前記k値を計算して結果が出ると、前記k値と一対一に対応される順方向専用
チャネルのチャネル番号が決定される。言い換えれば、UEが伝送したAPシグ
ネチャーの番号とUTRANで割り当てるCAメッセージの結合として順方向専
用チャネルのチャネル符号が決定され、前記順方向専用チャネルと対応される逆
方向CPCHを制御することができる。
【0211】 前記図30Bの3007は、前記図30Aの3006で計算されたk値を使用
して、前記求められたkに指定される順方向専用チャネルに対して一対一に対応
される逆方向共通チャネルのデータ部のチャネル符号が拡散率のある程度に該当
するチャネル符号であるかに対する範囲を求める過程である。前記逆方向チャネ
ル符号の範囲は下記条件を使用して計算する。
【数14】
【0212】 ここで、前記
【数15】 は拡散率2m-1であるチャネル符号(または、OVSF符号)を 意味し、前記
【数16】 は拡散率2mであるチャネル符号(または、OVSF符号)を意味する。従って、
前記k値により逆方向PCPCHのメッセージ部に使用されるチャネル符号がO
VSF符号ツリーでどのような拡散率を有するかを分かることができる。
【0213】 前記図30Bの3008は前記図30Aの3006で求められたk値と300
7で求められたm値を使用して、逆方向PCPCHに使用するスクランブリング
符号の番号を決定する過程である。前記スクランブリング符号の番号はPCPC
Hに使用する逆方向スクランブリング符号と一対一に対応され、UEは前記スク
ランブリング符号が示すスクランブリング符号を使用してPC_PとPCPCH
を拡散させUTRANに伝送するようになる。
【0214】 前記逆方向スクランブリング符号の番号を求める式は下記のようである。
【数17】 ここで、kは前記3006で求められた値であり、mは前記3007で求めら
れた値である。
【0215】 前記図30Bの3009はUEが逆方向PCPCHのメッセージ部をチャネル
化させる場合に使用するチャネル符号のヘッディングノードを決定する過程であ
る。前記ヘッディングノードはk値に符合するOVSF符号ツリーの枝中に最低
の拡散率(または、最高の伝送速度)を有するノードを意味する。前記ヘッディン
グノードを決定したUEは、UEがAPを受信しつつ決定した拡散率を使用して
チャネル符号を決定する。例えばk=4であり、前記kに符合されるヘッディン
グノードが拡散率=16であり、UEが拡散率=64であるPCPCHを所望す
ると、UEはヘッディングノードから拡散率64であるチャネル符号を選択して
使用するようになる。ここには二つの選択方法がある。一番目の方法は、前記ヘ
ッディングノードで上方に向かうチャネル符号枝、即ち拡散率256であるチャ
ネル符号を逆方向PCPCHの制御部に使用し、前記ヘッディングノードで下方
に向かうチャネル符号枝中にUEが要求した拡散率を有するチャネル符号枝に合
うと、前記枝から上方に向かうチャネル符号をメッセージ部に使用する。二番目
の方法は前記ヘッディングノードの下方の枝から下方に向かうと生成される拡散
率256であるチャネル符号をPCPCHの制御部のチャネル拡散に使用し、前
記ヘッディングノードの上方の枝から続けて上方に向かうつつUEが要求する拡
散率を有したチャネル符号の枝に合うと、二つの枝中で上の枝をメッセージ部の
チャネル拡散に使用する。
【0216】 前記図30Bの3010は3009で求められたヘッディングノードとUEが
APを伝送しつつ知っている拡散率を使用してUEがPCPCHのメッセージ部
をチャネル拡散させるのに使用するチャネル符号を決定する過程であり、上述し
た方法中、二番目の方法にUEが使用するチャネル符号を決定する方法を使用し
た。前記チャネル符号は下記式により決定される。 Channel Code Number = (Heading Node Number)×SF/2m-1
【0217】 前記図30A及び30Bで説明した方法のように、APとCAメッセージを利
用してUTRANがUEにPCPCHに必要な情報及びチャネルを割り当てると
、従来技術に比べてPCPCH資源活用度を高めることができる。
【0218】 実施形態 前記APのシグネチャーとCA_ICHメッセージを利用してUTRANがU
EにCPCHの使用に必要な情報を伝送する一番目の方法のアルゴリズムによる
実施形態を次のように示す。 P4.2=1 AP1(=AP4、2(0)) 、 AP2(=AP4、2(1)) P4=1 AP3(=AP4(0))、 AP4(=AP4(1)) P8=2 AP5(=AP8(0))、 AP6(=AP8(1)) P16=4 AP7(=AP16(0))、 AP8(=AP16(1)) P32=8 AP9(=AP32(0))、 AP10(=AP32(1)) P64=16 AP11(=AP64(0))、 AP12(=AP64(1)) P128=32 AP13(=AP128(0))、 AP14(=AP128(1)) P256=32 AP15(=AP256(0))、 AP16(=AP256(1))
【0219】 ここで、16個のCAをすべて使用することができると仮定する。この時、与
えられたAPシグネチャー(signature)値とUTRANから受信したCAシグネ
チャー(Signature)値を利用して次のように該当ノード値を検出する。
【0220】 (1) Multi-codeである場合:P4.2=1 F(AP1、CA0)=Nod4、2(0) F(AP2、CA0)=Nod4、2(0)
【0221】 (2) SF=4である場合:P4=1 F(AP3、CA0)=Nod4(0) F(AP4、CA0)=Nod4(0)
【0222】 (3)SF=8である場合:P8=2 F(AP5、CA0)=Nod8(0)、F(AP6、CA1)=Nod8(0) F(AP6、CA0)=Nod8(1)、F(AP5、CA1)=Nod8(1)
【0223】 (4)SF=16である場合:P16=4 F(AP7、CA0)=Nod16(0)、F(AP8、CA2)=Nod16(0) F(AP8、CA0)=Nod16(1)、F(AP7、CA2)=Nod16(1) F(AP7、CA1)=Nod16(2)、F(AP8、CA3)=Nod16(2) F(AP8、CA1)=Nod16(3)、F(AP7、CA3)=Nod16(3)
【0224】 (5)SF=32である場合:P32=8 F(AP9、CA0)=Nod32(0)、F(AP10、CA4)=Nod32(0) F(AP10、CA0)=Nod32(1)、F(AP9、CA4)=Nod32(1) F(AP9、CA1)=Nod32(2)、F(AP10、CA5)=Nod32(2) F(AP10、CA1)=Nod32(3)、F(AP9、CA5)=Nod32(3) F(AP9、CA2)=Nod32(4)、F(AP10、CA6)=Nod32(4) F(AP10、CA2)=Nod32(5)、F(AP9、CA6)=Nod32(5) F(AP9、CA3)=Nod32(6)、F(AP10、CA7)=Nod32(6) F(AP10、CA3)=Nod32(7)、F(AP9、CA7)=Nod32(6)
【0225】 (6)SF=64である場合:P64=16 F(AP11、CA0)=Nod64(0)、F(AP12、CA8)=Nod64(0) F(AP12、CA0)=Nod64(1)、F(AP11、CA8)=Nod64(1) F(AP11、CA1)=Nod64(2)、F(AP12、CA9)=Nod64(2) F(AP12、CA1)=Nod64(3)、F(AP11、CA9)=Nod64(3) F(AP11、CA2)=Nod64(4)、 F(AP12、CA10)=Nod64(4) F(AP12、CA2)=Nod64(5)、F(AP11、CA10)=Nod64(5) F(AP11、CA3)=Nod64(6)、F(AP12、CA11)=Nod64(6) F(AP12、CA3)=Nod64(7)、F(AP11、CA11)=Nod64(7) F(AP11、CA4)=Nod64(8)、F(AP12、CA12)=Nod64(8) F(AP12、CA4)=Nod64(9)、F(AP11、CA12)=Nod64(9) F(AP11、CA5)=Nod64(10)、F(AP12、CA13)=Nod64(10) F(AP12、CA5)=Nod64(11)、F(AP11、CA13)=Nod64(11) F(AP11、CA6)=Nod64(12)、F(AP12、CA14)=Nod64(12) F(AP12、CA6)=Nod64(13)、F(AP11、CA14)=Nod64(13) F(AP11、CA7)=Nod64(14)、F(AP12、CA15)=Nod64(14) F(AP12、CA7)=Nod64(15)、F(AP11、CA15)=Nod64(15)
【0226】 (7)SF=128である場合:P128=32 F(AP13、CA0)=Nod128(0) F(AP14、CA0)=Nod128(1) F(AP13、CA1)=Nod128(2) F(AP14、CA1)=Nod128(3) F(AP13、CA2)=Nod128(4) F(AP14、CA2)=Nod128(5) F(AP13、CA3)=Nod128(6) F(AP14、CA3)=Nod128(7) F(AP13、CA4)=Nod128(8) F(AP14、CA4)=Nod128(9) F(AP13、CA5)=Nod128(10) F(AP14、CA5)=Nod128(11) F(AP13、CA6)=Nod128(12) F(AP14、CA6)=Nod128(13) F(AP13、CA7)=Nod128(14) F(AP14、CA7)=Nod128(15) F(AP13、CA8)=Nod128(16) F(AP14、CA8)=Nod128(17) F(AP13、CA9)=Nod128(18) F(AP14、CA9)=Nod128(19) F(AP13、CA10)=Nod128(20) F(AP14、CA10)=Nod128(21) F(AP13、CA11)=Nod128(22) F(AP14、CA11)=Nod128(23) F(AP13、CA12)=Nod128(24) F(AP14、CA12)=Nod128(25) F(AP13、CA13)=Nod128(26) F(AP14、CA13)=Nod128(27) F(AP13、CA14)=Nod128(28) F(AP14、CA14)=Nod128(29) F(AP13、CA15)=Nod128(30) F(AP14、CA15)=Nod64(31)
【0227】 (8)SF=256である場合:P256=32 F(AP15、CA0)=Nod256(0) F(AP16、CA0)=Nod256(1) F(AP15、CA1)=Nod256(2) F(AP16、CA1)=Nod256(3) F(AP15、CA2)=Nod256(4) F(AP16、CA2)=Nod256(5) F(AP15、CA3)=Nod256(6) F(AP16、CA3)=Nod256(7) F(AP15、CA4)=Nod256(8) F(AP16、CA4)=Nod256(9) F(AP15、CA5)=Nod256(10) F(AP16、CA5)=Nod256(11) F(AP15、CA6)=Nod256(12) F(AP16、CA6)=Nod256(13) F(AP15、CA7)=Nod256(14) F(AP16、CA7)=Nod256(15) F(AP15、CA8)=Nod256(16) F(AP16、CA8)=Nod256(17) F(AP15、CA9)=Nod256(18) F(AP16、CA9)=Nod256(19) F(AP15、CA10)=Nod256(20) F(AP16、CA10)=Nod256(21) F(AP15、CA11)=Nod256(22) F(AP16、CA11)=Nod256(23) F(AP15、CA12)=Nod256(24) F(AP16、CA12)=Nod256(25) F(AP15、CA13)=Nod256(26) F(AP16、CA13)=Nod256(27) F(AP15、CA14)=Nod256(28) F(AP16、CA14)=Nod256(29) F(AP15、CA15)=Nod256(30) F(AP16、CA15)=Nod256(31)
【0228】 前記内容を下記<表8>を利用して表現することができる。下記<表8>は前
記実施形態によるチャネルマッピング関係を示す。この時、必要なスクランブリ
ング符号(Scrambling Code)番号とチャネル符号(Channelization Code)番号を下
記<表8>のように求めることができる。前記UEが固有のスクランブリング符
号を使用する場合、即ち、一つのスクランブリング符号(Scrambling Code)を一
つのUEのみが使用できるようにする場合には、スクランブリング符号(Scrambl
ing Code)番号はPCPCH番号と一致し、チャネル符号はすべて0になる。
【表8A】
【表8B】
【0229】 前記<表8>は一つのスクランブリング符号を同時に多数のUEが使用可能な
場合を例に挙げたが、各UEが固有のスクランブリング符号を使用する場合には
、前記<表8>でスクランブリング符号番号はPCPCH番号と同一であり、チ
ャネル符号番号はすべてSF=4ノードで、0、または1になる。
【0230】 前記図30Aの3001から3006までは特定拡散率、または特定伝送速度
のPCPCHの番号kを計算する過程である。前記図30Aの3001から30
06で使用した方法外にも、APのシグネチャー番号iとCAシグネチャー番号
jを使用してk値を決定する方法がある。
【0231】 前記APとCAメッセージを利用してk値を決定する二番目の方法に使用され
る式は下記のようである。 F(APSF(i)、CASF(j))=NodSF(i×MSF+jmodPSF)forj<
SFSF=min(PSF、TSF)
【0232】 前記式中にAPSF(i)は特定拡散率によるAPシグネチャー中にi番目シグネ
チャーを意味し、CASF(j)は特定拡散率によるCAシグネチャー中にj番目メ
ッセージを意味する。前記F関数は特定拡散率でAPシグネチャーの番号とCA
シグネチャーの番号を使用してUTRANがUEに逆方向PCPCHの番号kを
割り当てることを示す。前記式でMSFは図30のMSFとは意味が相異なる。前記
図30AのMSFはCAメッセージが同一のPCPCHを示すまでの周期であるが
、前記式でのMSFは特定拡散率でPCPCHの総数と特定拡散率で使用するCA
メッセージの総数中、小さな値を示す。前記式は特定拡散率でCAシグネチャー
の番号が前記MSFより小さい場合、使用することができない。即ち、特定拡散率
で使用するCAシグネチャーの総数がPCPCHの数より小さい場合、UTRA
NがUEに伝送するCAシグネチャーの番号はCAシグネチャーの総数より小さ
な値のみに設定すべきである。もし、特定拡散率で使用するPCPCHの総数が
CAシグネチャーの数より小さい場合、UTRANがUEに伝送するCAシグネ
チャーの番号はPCPCHの総数より小さな値のみに設定されるべきである。前
記のように式の範囲を定めた理由は、前記二番目の方法の式はAPシグネチャー
の番号を固定させたまま、CAシグネチャーの数によりPCPCHを割り当てる
ためである。前記UTRANが多重CAシグネチャーを使用してUEにPCPC
Hを割り当てる場合、特定拡散率でPCPCHの数がCAメッセージの数より大
きい場合が発生する。このような場合が発生した時、CAシグネチャーの数が不
足であるので、UEが伝送するAPシグネチャーを使用してPCPCHを割り当
てるためである。前記式で逆方向PCPCHの番号kの値は、前記MSFにAPシ
グネチャーの番号iをかけた値にCAシグネチャーの番号jをPCPCHの総数
にモジューロPSF演算を遂行することにより決定される。前記モジューロ演算
後に、CAシグネチャーの数がPCPCHの数より小さい場合、UTRANはA
Pまで使用してPCPCHを割り当てることができ、CAシグネチャーの数がP
CPCHの数より大きい場合、前記モジューロ演算を通じて必要なだけのCAシ
グネチャーを使用することができる。
【0233】 前記APシグネチャーの番号iとCAシグネチャーの番号jを利用して逆方向
PCPCHを割り当てる一番目の方法と二番目の方法の大きな差異は次のようで
ある。一番目の方法はCAシグネチャーの番号を固定させたまま、APシグネチ
ャーの番号を使用してPCPCHを割り当てる方式を使用し、二番目の方法はA
Pのシグネチャーを固定させたまま、CAシグネチャーの番号を使用してPCP
CHを割り当てる方式を使用する。
【0234】 前記二番目の方式で使用する式により求められたkは、前記図30Bの300
7過程で逆方向PCPCHのデータ部で使用するチャネル符号の拡散率の計算で
利用される。前記図30Bの3007の計算結果とk値は逆方向PCPCHで使
用する逆方向スクランブリング符号の番号を決定する。前記図30Bの3009
過程でヘッディングノードの番号が決定され、前記図30Bの3010で逆方向
PCPCHに使用されるチャネル符号の番号が決定される。前記図30Bの30
07から3010までの過程はAPシグネチャーの番号とCAシグネチャーの番
号を使用して逆方向PCPCHを割り当てる一番目の方法と同一である。
【0235】 APシグネチャーの番号iとCAシグネチャーの番号jを利用して逆方向PC
PCHを割り当てる三番目の方法は下記のような式を使用する。 PSF≦TSF → F(APSF(i)、CASF(j)) = NodSF(j) PSF>TSF → F(APSF(i)、CASF(j)) = NodSF(n)(i)+((j−
1)×SSFmodPSF))
【0236】 前記三番目の方法は特定データ率、または特定拡散率のPCPCHの総数とC
Aシグネチャーの総数を比較して逆方向PCPCHの番号kを決定する相異なる
式を使用する。前記三番目の方法の式中、一番目の式はPCPCHの数がCAシ
グネチャーの数と同一であるか、小さい場合に使用される式であり、前記式では
CAシグネチャーの番号jが逆方向PCPCHの番号kになる。
【0237】 前記三番目の方法の式中、二番目の式は逆方向PCPCHの数がCAシグネチ
ャーの数より大きい場合に使用される式である。前記式でσ関数は図30Aの3
005過程で計算されるσ関数と同一の関数であり、前記σ関数はCAメッセー
ジが手順にPCPCHを示すようにする。前記式でAPシグネチャーの総数をC
Aシグネチャーの番号から1を引いた値とかけて逆方向PCPCHの総数にモジ
ューロ演算を遂行することは、計算された逆方向PCPCHの番号kの値が特定
拡散率で設定された逆方向PCPCHの総数より大きくならないするためである
【0238】 前記式で計算されたk値は図30Bの3007過程から3010過程まで使用
され、UTRANがUEに逆方向PCPCHを割り当てる方法に使用される。
【0239】 このような動作を図18及び図19を参照して説明する。UEの制御器182
0及びUTRANの制御器1920は前記<表7>のようなCPCH割り当て情
報や、上述したような計算方法を利用して前記<表7>のような構造を有する共
通パケットチャネルを割り当てることができる。図18及び図19の説明では前
記制御器1820及び1920が前記<表7>のような情報を含むと仮定する。
【0240】 先ず、UEの制御器1820はCPCHを通じた通信が必要な場合、所望する
データ伝送速度に対応されるAPシグネチャーを決定した後、決定されたAPシ
グネチャーとスクランブリング符号をチップ単位にかけるプリアンブル発生器1
831を通じて決定されたAPシグネチャーを伝送する。すると、UTRANは
前記APプリアンブルを受信してAPプリアンブルに使用されたシグネチャーを
確認し、前記受信されたシグネチャーが他のUEで使用されないと、受信された
シグネチャーを使用してAP_AICHを生成する。しかし、他のUEで使用さ
れていると、受信されたシグネチャーの位相を反転したシグネチャー値を利用し
てAP_AICHを生成する。この時、他のUEにより異なるシグネチャーが使
用されたAPプリアンブルを受信したUTRANは、前記受信されたシグネチャ
ーが使用されたかを検査し、前記受信されたシグネチャーの位相反転、または同
位相のシグネチャー値を利用してAP_AICHを生成する。その後、前記UT
RANは生成されたシグネチャーの値を加算してAP_AICH信号を生成して
、各シグネチャーに対する状態を伝送することができる。UEは伝送されたシグ
ネチャーと同一のシグネチャーを使用したAP_AICHを受信すると、衝突検
出のためのシグネチャー中の任意の一つを使用してCD_Pを生成し、前記生成
されたCD_Pを伝送する。UTRANはUEから前記CD_Pに含まれたシグネ
チャーを受信すると、前記CD_Pに使用されたシグネチャーと同一のシグネチ
ャーを使用してCD_ICHを伝送する。同時に前記UTRANがプリアンブル
検出器1911を通じてCD_Pを受信すると、前記UTRANの制御器192
0は共通パケットチャネルの割り当て要求を検出し、CA_ICHを生成してU
Eに伝送する。上述したように、前記CD_ICHとCA_ICHは同時に伝送さ
れることもでき、別に伝送されることもできる。前記CA_ICHの生成動作を
詳細に説明すると、UTRANはUEによりAPに要求されたシグネチャーに応
じてUEが要求するデータ伝送速度に該当するスクランブリング符号中、使用さ
れないスクランブリング符号、即ち前記<表7>の指定されるCA_ICHシグ
ネチャーを決定する。従って前記CA_ICHシグネチャーは前記APプリアン
ブルに使用されるシグネチャーと結合され、前記CPCHを割り当てる情報を生
成する。UTRANの制御器1920は前記決定されたCA_ICHシグネチャ
ーと前記受信されたAPのシグネチャーを結合してCPCHを割り当てる。そし
て前記UTRANは前記決定されたCA_ICHシグネチャー情報を前記AIC
H発生器1931を通じて受信してCA_ICHを発生させる。前記CA_ICH
は信号形成器1933を通じてUEに伝送される。そして前記CA_AICHシ
グネチャー情報を受信したUEは、前記伝送したAPのシグネチャー情報と前記
受信されたCA_AICHシグネチャーを利用して前記のような方法に共通パケ
ットチャネルを割り当てる。
【0241】 図18は本発明の実施形態により逆方向CPCHを通じてメッセージを通信す
るUEの構造を示した図である。 前記図18を参照すると、AICH復調器1811は制御器1820から提供
される、チャネル指定のための制御メッセージ182に従って、UTRANのA
ICH発生器から送信される順方向のAICH信号を復調する。前記AICH復
調器1811はAP_AICH復調器、CD_ICH復調器、CA_ICH復調器
をそれぞれ備えることができる。このような場合、前記制御器1820は前記U
TRANから送信されるAP_AICH、CD_ICH及びCA_ICHをそれぞ
れ受信することができるように、前記各復調器のチャネルを指定する。また前記
AP_AICH、CD_ICH及びCA_ICHを一つの復調器に具現するか、ま
たは別の復調器に具現することができる。このような場合、前記制御器1820
は時間分割され受信される各AICHを受信するためにスロットを割り当てるこ
とによりチャネルを指定することができる。
【0242】 データ及び制御信号処理器1813は前記制御器1820の制御下にチャネル
を指定し、前記指定されたチャネルを通じて受信されるデータ、または制御信号
(電力制御命令)を処理する。チャネル推定器1815は順方向を通じて前記UT
RANから受信される信号の強さを推定して、前記データ及び制御信号処理器1
813の位相補償及び利得を制御して復調を助ける。
【0243】 制御器1820はUEの順方向チャネル受信器及び逆方向チャネル送信器の全
般的な動作を制御する。本発明の実施形態で、前記制御器1820はプリアンブ
ル発生制御信号1826を利用してUTRANをアクセスする時、接近プリアン
ブルAP及び衝突検出プリアンブルCD_Pの発生を制御し、逆方向電力制御信
号1824を利用して逆方向の電力を制御し、前記UTRANから送信されるA
ICH信号を処理する。即ち、前記制御器1820は図3の331のようにプリ
アンブル発生器1831を制御して接近プリアンブルAP及び衝突検出プリアン
ブルCD_Pを発生し、AICH復調器1811を制御して図3の301のよう
に発生されるAICH信号を処理する。
【0244】 プリアンブル発生器1831は前記制御器1820の制御下に図3の331の
ようにプリアンブルAP及びCD_Pを生成する。フレーム形成器(frame forma
tter)1833は前記プリアンブル発生器1831から出力されるプリアンブル
AP及びCD_Pと、逆方向のパケットデータとパイロット信号を受信してフレ
ームデータをフォーマッティングする。前記フレーム形成器(frame formatter)
1833は前記制御器1820で出力される電力制御信号により逆方向の送信電
力を制御し、UTRANからCPCHが割り当てられた以後には、電力制御プリ
アンブルとデータのような他の逆方向伝送信号1832を伝送することができる
。また、このような場合、逆方向を通じて順方向の電力を制御するための電力制
御命令を伝送することもできる。
【0245】 図19は本発明の実施形態によって逆方向CPCHチャネルを通じてメッセー
ジを通信するUTRANの送受信器の構造を示した図である。
【0246】 前記図19を参照すると、AICH検出器1911はUEから送信され図3の
331のようなAP及びCD_Pを検出して制御器1920に出力する。データ
及び制御信号処理器1913は前記制御器1920の制御によりチャネルを指定
し、指定されたチャネルを通じて受信されるデータ、または制御信号を処理する
。チャネル推定器1915は順方向を通じて前記UEから受信される信号の強さ
を推定して前記データ及び制御信号処理器1913の利得を制御する。
【0247】 前記図19の制御器1920はUTRANの順方向チャネル送信器及び逆方向
チャネル受信器の全般的な動作を制御する。前記制御器1920はプリアンブル
選択制御命令1922に基づいて、UEがUTRANをアクセスする時に発生さ
れる接近プリアンブルAP及び衝突検出プリアンブルCD_Pの検出を制御し、
前記AP及びCD_Pに対する応答及びチャネル割り当て命令のためのAICH
信号の発生を制御する。即ち、前記制御器1920はプリアンブル検出器191
1を通じて受信される接近プリアンブルAP及び衝突検出プリアンブルCD_P
が検出されると、AICH発生制御命令1926を利用してAICH発生器19
31を制御して図3の301のようにICH信号を発生させる。
【0248】 AICH発生器1931は制御器1920の制御により前記プリアンブル信号
に対する応答信号であるAP_AICH、CD_ICH及びCA_ICHを発生す
る。前記AICH発生器1931はAP_AICH発生器、CD_ICH発生器、
CA_ICH発生器をそれぞれ備えることができる。このような場合、前記制御
器1920は前記図3の301のようにAP_AICH、CD_ICH及びCA_
ICHをそれぞれ発生するように各発生器を指定する。また前記AP_AICH
、CD_ICH及びCA_ICHは一つの発生器に具現するか、または別の発生器
に具現することができる。このような場合、前記制御器1920はAP_AIC
H、CD_ICH、CA_ICHを送信できるように、AICHフレームのスロッ
トを時分割して割り当てることができる。
【0249】 フレーム形成器(frame formatter)1933は前記AICH発生器1931で
出力されるAP_AICH、CD_ICH、CA_ICHと、順方向制御信号を受
信してフレームデータをフォーマッティングし、前記制御器1920で出力され
る電力制御命令1924により逆方向の送信電力を制御する。また、前記フレー
ム形成器(frame formatter)1933は逆方向を通じて順方向電力制御命令
1932が受信されると、この電力制御命令によって共通パケットチャネルを制
御するための順方向チャネルの伝送電力を制御することもできる。
【0250】 本発明の実施形態では逆方向CPCHが設定される時、一対一に対応される順
方向専用チャネルを利用してUTRANが外ループ(Outer loop)電力制御を遂行
する方法と、CA確認メッセージをUEに伝送する他の方法を説明する。
【0251】 前記順方向専用物理チャネルは順方向専用制御物理チャネルと順方向専用デー
タ物理チャネルに構成される。前記順方向専用制御物理チャネルはパイロット4
ビット、逆方向電力制御命令語2ビット、TFCI0ビットに構成され、前記順
方向専用データ物理チャネルはデータ4ビットに構成される。前記逆方向CPC
Hに対応する順方向専用物理チャネルは拡散率512であるチャネル符号に拡散
されUEに伝送される。
【0252】 前記順方向専用物理チャネルを利用して外ループ電力制御を遂行する方法は、
UTRANが順方向専用データ物理チャネルと順方向専用制御物理チャネル中、
TFCI部、またはパイロット部を利用してUEと予め約束されたビットパータ
ンを送って、UEは順方向専用物理データチャネルのビット誤率(BER)と順方
向専用制御物理チャネルのビット誤率を測定した後、UTRANに伝送する。U
TRANは前記測定された値を利用して外ループ電力制御を遂行する。
【0253】 前記UTRANとUEに予め約束された‘ビットパータン’とは前記本発明の
実施形態で使用するチャネル割り当て確認メッセージ、またはチャネル割り当て
確認メッセージと一対一に対応される特定ビットパータン、または符号化された
ビット列になることができる。前記‘チャネル割り当て確認メッセージ’とはU
Eが要求してUTRANにより割り当てられるCPCHに対する確認メッセージ
を意味する。
【0254】 前記UTRANがUEに伝送するチャネル割り当て確認メッセージ、またはチ
ャネル割り当て確認メッセージと一対一に対応される特定ビットパータン、また
は符号化されたビット列は、前記逆方向CPCHに対応される順方向専用データ
物理チャネルのデータ部と順方向専用制御物理チャネルのTFCI部を利用して
伝送されることができる。
【0255】 前記順方向専用データ物理チャネルのデータ部を利用する方法は、データ部4
ビットに4ビット、または3ビットのチャネル割り当て確認メッセージを符号化
しなく単純反復伝送する方法と、前記チャネル割り当て確認メッセージを符号化
して伝送する他の方法を使用することができる。前記3ビットのチャネル割り当
て確認メッセージは、二つのシグネチャーを使用してUEにCPCHを割り当て
る場合に使用する方法である。この場合、順方向専用物理チャネルの構造はデー
タ部4ビット、パイロット部4ビット、電力制御命令語部2ビットに構成される
【0256】 前記順方向専用制御物理チャネルのTFCI部を利用する方法は、前記順方向
専用物理チャネルの構造でデータ部に割り当てられた4ビット中の2ビットをT
FCI部に割り当てて、符号化されたシンボルをTFCI部2ビットに伝送する
方法を使用することができる。前記TFCI部2ビットは一つのスロットに伝送
されるビットであり、15個のスロットに構成される一つのフレームには30ビ
ットが伝送される。前記TFCIビットに伝送されるビットを符号化する方法は
、(30、4)符号化方法、または(30、3)符号化方法が通常的に使用される。
前記(30、4)符号化方法、または(30、3)符号化方法は、従来のW−CDM
A標準でTFCIの伝送のため使用する(30、6)符号化方法で0フェーディン
グを使用して具現することができる。この場合、順方向専用物理チャネル構造は
データ部2ビット、TFCI部2ビット、TPC2ビット、パイロット4ビット
に構成される。
【0257】 前記説明された二つの方法を使用すると、順方向専用物理チャネルを使用して
外ループ電力制御のためのビット誤率を測定することができ、またUEとUTR
ANが互いに知っているチャネル割り当て確認メッセージ、またはチャネル割り
当て確認メッセージと一対一に対応されるビット列を伝送することにより、CP
CHのチャネル割り当てを確認することができ、CPCHのチャネル割り当てに
安定性を獲得することができる。
【0258】 前記順方向専用チャネルの一つのフレームを伝送する間、前記フレームのN個
のスロットはビット誤率の測定のために、UTRANとUEが予め約束したパー
タンを伝送することができ、前記フレームの残りのスロット(15−N)はチャネ
ル割り当て確認メッセージを伝送するため使用することができる。または順方向
専用チャネルの伝送時、特定フレームはビット誤率の測定のために、UTRAN
とUEが予め約束したパータンを伝送するのに使用することができ、他の特定フ
レームはチャネル割り当て確認メッセージを伝送するのに使用することができる
。前記伝送方法の一例に、順方向専用物理チャネルの第1フレーム、または第2
フレームまではチャネル割り当て確認メッセージを伝送する場合に使用すること
ができ、その以後のフレームは順方向専用チャネルのビット誤率を測定するため
にUEとUTRANが予め約束したビットパータンを伝送する場合に使用するこ
とができる。
【0259】 図33は外ループ電力制御の逆方向外ループ制御のため提示される本発明の実
施形態によるUEとUTRAN間の信号及びデータの流れを示した図である。前
記外ループ電力制御の順方向外ループ電力制御はW−CDMA標準案で専用チャ
ネルの順方向外ループ電力制御のため使用する方法と同一の方法に遂行されるこ
とができる。
【0260】 前記図33の説明前に図33に示されている用語を下記のように定義する。下
記に定義された用語はW−CDMA標準化方式で一般的に使用する用語である。
【0261】 前記図33の3301は加入者装置(User Equipment:以下、UE)である。ノ
ードB3311、DRNC3332、SRNC3331はUTRAN内に含まれ
ているもので、ノードBは非同期移動通信方式での基地局の概念であり、DRN
C(Drift radio Network Controller)とSRNC(Serving Radio Network Contr
oller)はUTRAN内のノードBを管理する役割をするRNC(Radio Network C
ontroller)を構成する。前記RNCは同期移動通信方式の基地局制御器と類似な
役割をする。前記SRNCとDRNCはUEの観点(standpoint)で区別される。
前記UEが特定ノードBに連結され、ノードBを管長するRNCを通じて非同期
移動通信ネットワークのコアネットワークに連結されると、前記RNCはSRN
Cになる。UEが特定ノードBに連結されているが、前記ノードBを管長してい
ないRNCを通じて非同期移動通信ネットワークのコアネットワークに連結され
ると、前記RNCはDRNCになる。
【0262】 前記図33のUu3351はUEとノードB間のインタフェースであり、lu
b3353はノードBとRNC間のインタフェースであり、lur3357はR
NCとRNC間のインタフェースである。
【0263】 CPCHで外ループ電力制御を遂行するためのUEとUTRAN間の信号及び
制御の流れは次のようである。参照番号3302と3304は逆方向PCPCH
3303と逆方向PCPCH3305を通じて伝送される使用者データ#1と#
nをそれぞれ示すもので、単位はTTI(Transmit Time Interval)である。説明
の便利のため、前記使用者#1と#nは同一のノードB、RNCに連結されてい
ると仮定する。前記TTIは物理階層の上位階層でデータを伝送する時間単位で
あり、W−CDMA標準案では10ms、20ms、40ms、80msを使用する。前
記PCPCH3303及び3305を通じて伝送された使用者データ3302と
3304はノードB3311で受信される。前記ノードB3311は伝送ブロッ
ク単位ごとにCRC(Cyclic Redundancy Check)を遂行し、CRCI(CRC Idicat
or)を使用してCRC結果を示す。前記CRCとCRCIはQE(Quality Estima
te=物理チャネルのビット誤率)と共に伝送される。参照番号3312と331
4はlub CPCHデータフレーム3313と3315を加えたメッセージを
示す。前記CRCIは伝送ブロックごとに加算され、前記lubを通じて伝送さ
れるCPCHデータフレーム3313と3315はTTIごとにRNC3321
に伝送される。
【0264】 説明の便利のため、前記RNC3321をDRNCと仮定する。前記ノードB
3311で伝送されたlubCPCHデータフレーム3313及び3315を受
信した前記RNC3321は前記データフレームで伝送ブロックのヘッダー(hea
der)を解析してSRNTI値を分析する。前記SRNTI値はSRNCでUEを
区分するため与えられる臨時識別者であり、SRNCにUEが接続すると、前記
SRNCは該当UEに一つのSRNTIを割り当てる。前記SRNTIを利用し
てDRNCやノードBは現在伝送されたデータがどのUEから伝送されたかをS
RNCに知らせることができる。前記SRNTI値を検出したDRNC3321
は受信した伝送ブロックでヘッダーを除去したMAC−cSDU(Service Data
unit)とCRCI、QEをまとめてIurデータフレーム3323と3325と
共にSRNC3331に伝送する。前記MAC−cは媒体接続制御中、共通チャ
ネルに使用されるMAC(Medium Access Control)メッセージである。前記SR
NC3331は前記DRNC3321が伝送したlurデータフレーム3323
と3325を解析して、CPCHの外ループ電力制御に必要な情報を獲得する。
前記‘必要な情報’とは逆方向PCPCHのQE、またはCRCIになることが
できる。前記CRCI値を使用してEb/No3332を計算することができる
【0265】 前記SRNC3331は外ループ電力制御のためのEb/No3332とlu
r制御フレーム3333をDRNC3321に伝送する。この時、外ループ電力
制御に使用される該当UEのDRNC3321を知らせるため、SRNTI値を
lur制御フレームのペイロード部分(payload)に入れて伝送する。
【0266】 前記lur制御フレーム3333を受信したDRNC3321は前記lur制
御フレーム3333のペイロード部分に入れているSRNTIを解析して、前記
解析された値を該当UEが属しているノードB3311にEb/No3326が
含まれているlub制御フレーム3327を通じて伝送する。このような場合、
ノードB3311は受信されたlub制御フレーム3327がどのUEに該当さ
れるものであるかを区別できない場合のために、SRNTI値、またはPCPC
H識別者をlub制御フレーム3327に加えることができる。
【0267】 前記lub制御フレーム3327を受信したノードB3311は、SRNCか
ら伝送されたEb/No値3316を内ループ(inner loop)電力制御のための基
準値に設定し、内ループ電力制御を遂行する。前記‘内ループ電力制御’とはU
EとノードB間のみに遂行される閉ループ電力制御を意味する。
【0268】 前記図34は前記図33のlubデータフレーム3313、3315の構造を
示した図であり、前記図中、QEは本発明の実施形態による逆方向PCPCHの
外ループ電力制御のために追加されたメッセージである。
【0269】 前記図35は前記図33のlurデータフレーム3323、3325の構造を
示した図であり、前記図中、QEとCRCIは本発明の実施形態による逆方向P
CPCHの外ループ電力制御のために追加されたメッセージである。
【0270】 前記図36は前記図33の制御フレーム3333の構造を示した図であり、前
記図中、‘ペイロード’は本発明の実施形態による逆方向PCPCHの外ループ
電力制御のために追加されたメッセージである。
【0271】 前記図37は前記図33の制御フレーム3327の構造を示した図であり、前
記図中、‘ペイロード’は本発明の実施形態による逆方向PCPCHの外ループ
電力制御のために追加されたメッセージである。
【0272】 図20はUEがUTRANに伝送する電力制御プリアンブル(Power Control P
reamble:以下、PC_P)のスロット構造を示した図である。前記PC_Pは0、
または8スロットの長さを有する。前記PC_Pの長さはUTRANとUEの無
線環境が良好であるので、逆方向CPCHの初期電力設定が不要であるか、シス
テム自体でPC_Pを使用しない場合に0スロットになり、その以外の場合には
8スロットになる。前記図20は現在W−CDMA標準案で定義されたPC_P
の基本構造を示した図である。前記PC_Pは二つのスロット形態を有し、一つ
のスロットごとに10個のビットに構成される。前記図20の2001はパイロ
ットフィールドとして、PC_Pのスロット形態によって8ビット、または7ビ
ットに構成される。参照番号2003はUTRANに伝送する情報がある場合に
使用される帰還情報(Feedback Information)フィールドとして、0ビット、また
は1ビットの長さを有する。参照番号2005は電力制御命令語が伝送されるフ
ィールドとして、UEが順方向の伝送電力を制御するため使用するフィールドで
あり、2ビットの長さを有する。
【0273】 UTRANはPC_P中に前記パイロットフィールド2001を利用してUE
の送信電力を測定した後、逆方向CPCHが設定される場合に設定された順方向
専用チャネルを通じて電力制御命令語を送信して、逆方向CPCHの初期伝送電
力を制御する。前記電力制御過程で、UTRANはUEの送信電力が低いと判断
すると、電力上乗命令語を伝送し、高いと判断すると、電力下降命令語を伝送す
る。
【0274】 本発明の望ましい実施形態ではPC_Pを前記電力制御の目的に加えて、CP
CH設定に関する確認目的に使用する方法を提示する。前記CPCH設定に関し
て確認する理由は下記の説明のようである。UTRANがUEにチャネル割り当
てメッセージを伝送した時、UTRANとUEの無線環境が悪いか、またはマル
チパース環境がよくないので、チャネル割り当てメッセージに誤りが発生して、
UEに受信される場合が発生することができる。このような場合、チャネル割り
当てメッセージを誤った受信したUEはUTRANが指定しないCPCHを使用
することにより、該当CPCHを使用する他のUEと逆方向で衝突を起こすこと
ができる。このような衝突はチャネル使用許可権を要求する従来技術でも、UE
がUTRANから伝送されたNAKをACKに誤認して発生することができる。
従って本発明の実施形態ではUEがUTRANにもう一度チャネルメッセージに
対する確認を要求する方法を提示することにより、逆方向CPCHを使用するこ
とにおいて信頼度を高めることができる。
【0275】 このようにUEがUTRANにチャネル割り当てメッセージ、またはチャネル
要求メッセージに対してPC_Pを使用して再確認することは、PC_Pの本来の
目的である逆方向の受信電力測定による電力制御に影響を与えない。前記PC_
PのパイロットフィールドはUTRANが知っている情報であり、またUEでU
TRANに伝送するチャネル割り当て確認メッセージに対する値も、UTRAN
が知っている値であるので、逆方向の受信電力を測定するのに難しさはない。従
って、前記UTRANがPC_Pの受信状態を検査することにより、UEがチャ
ネル割り当てメッセージを正常的に受信したかを確認することができる。本発明
の前記実施形態で、もしUTRANが逆方向の受信電力を測定するための過程で
、UTRANが知っているパイロットビットが復調されないと、UTRANはU
Eに伝送されたチャネル割り当てメッセージ、またはチャネル使用許可メッセー
ジに誤りが発生したと判断し、直ちに逆方向CPCHと一対一に対応される順方
向専用チャネルを通じて逆方向の送信電力下降命令語を連続的に送信する。前記
送信電力下降命令語は現在W−CDMA標準案で一つの10msフレーム間に16
回が伝送されるように規定されているので、誤りの発生時点で10ms内に少なく
とも15dBの送信電力低下が発生するので、他のUEに深刻な影響を与えない
【0276】 図21は前記図20のPC_Pの生成構造を示した図である。前記図21を参
照すると、参照番号2101はPC_Pであり、前記図20と同一の構造を有す
る。参照番号2103はチャネル符号を示し、乗算器2102によりCP_Pと
かけられ、PC_Pをチャネル拡散させる。拡散率が256であるチャネル符号
2103は、UTRANから伝送されたCAメッセージにより決定された規則に
よって設定される。参照番号2105はPC_Pフレームを示したものであり、
8スロットに構成され、各スロットは2560チップの長さを有する。参照番号
2107はPC_Pに使用される逆方向スクランブリング符号を示す。乗算器2
106は前記逆方向スクランブリング符号2107にPC_Pフレーム2105
を拡散させる。前記拡散されたPC_PフレームはUTRANに伝送される。
【0277】 図22Aは上述したPC_Pを利用してUEがUTRANにチャネル割り当て
確認メッセージ、またはチャネル使用要求確認メッセージを伝送する方法を示す
。前記図22Aで、PC_P2201、チャネル符号2203、PC_Pフレーム
2205、逆方向スクランブリング符号2207は前記図21のPC_P210
1、チャネル符号2103、PC_Pフレーム2105、逆方向スクランブリン
グ符号2107と同一の構造及び動作をする。また、乗算器2202、2206
も前記図21の乗算器2102、2106とそれぞれ同一の動作をする。前記図
22AでPC_Pを使用してチャネル割り当て確認メッセージ、またはチャネル
使用要求確認メッセージをUTRANに伝送する方法は、前記図22のPC_P
2201のパイロットフィールドにUTRANから受信されたCA_ICHのチ
ャネル番号、またはシグネチャー番号を反復的にかけて伝送するものである。前
記図22Aの2209はCPCH確認メッセージとしてUTRANからUEに伝
送されたCA_ICHで使用したシグネチャーの番号、またはCPCHチャネル
番号である。前記シグネチャー番号はCA_ICHに使用されるシグネチャーが
CPCHに一対一に対応される場合に使用されて、前記CPCHチャネル番号は
多数のシグネチャーが一つのCPCHに対応される場合に使用される。前記CP
CH確認メッセージ2209は乗算器2208を通じて反復的にPC_Pのパイ
ロットフィールドにかけられて伝送される。
【0278】 図22Bは前記図22Aの方法を使用してPC_Pを伝送する場合、UTRA
N内の多数のUEがAP、CD_P、PC_P、CPCHメッセージ部に使用する
逆方向スクランブリング符号の構造を示した図である。前記図22Bの2221
はAPに使用されるスクランブリング符号として、UTRANがUTRAN内の
UEに放送チャネルを通じて知らせるスクランブリング符号、またはシステム全
体内でAP部分に同一に使用するスクランブリング符号である。前記図22Bの
CD_Pに使用されるスクランブリング符号2223はスクランブリング符号2
221と同一の初期値を有するスクランブリング符号のスタート点を相異なるよ
うにして使用するか、またはAPとCD_Pに使用されるシグネチャーの集合が
異なる場合は、APと同一のスクランブリング符号を使用する。参照番号222
5はPC_Pに使用されるスクランブリング符号として、UTRANがUEに知
らせるスクランブリング符号、またはシステム全体内でPC_P部分に同一に使
用するスクランブリング符号である。前記PC_P部分に使用されるスクランブ
リング符号は前記APとCD_P部分に使用したスクランブリング符号と同一の
符号であることもでき、異なる符号であることもできる。参照番号2227、2
237、2247はUTRAN内でUE#1、UE#2、UE#kがCPCHを
使用してCPCHメッセージ部を伝送する場合に使用するスクランブリング符号
である。前記スクランブリング符号2227、2237、2247はUEが伝送
したAP、またはUTRANが伝送したCA_ICHメッセージに従って設定さ
れることができる。ここで、kはUTRAN内でCPCHを同時に使用するUE
の数、またはUTRAN内のCPCHの数を示す。
【0279】 前記図22Bで、UTRANがCPCHに使用する逆方向スクランブリング符
号をCPCHチャネルごとに、またはUEごとに割り当てない場合には、前記メ
ッセージ部に使用されるスクランブリング符号の数はUTRAN内でCPCHを
同時に使用するUEの数、またはUTRAN内のCPCHの数より小さいことが
できる。
【0280】 図23はPC_Pを利用してUEがUTRANにチャネル割り当て確認メッセ
ージ、またはチャネル使用要求確認メッセージを伝送する方法の他の例である。
前記図23で、PC_P2301、チャネル符号2303、PC_Pフレーム23
05、逆方向スクランブリング符号2307は、前記図21のPC_P2101
、チャネル符号2103、PC_Pフレーム2105、逆方向スクランブリング
符号2107と同一の構造及び動作をする。また、乗算器2302、乗算器23
06は前記図21の乗算器2102、乗算器2106とそれぞれ同一の動作をす
る。前記図23でPC_Pを使用してチャネル割り当て確認メッセージ、または
チャネル使用要求確認メッセージをUTRANに伝送する方法は、前記PC_P
フレーム2305をスクランブリング符号2307に拡散させる以前に前記PC
_Pフレーム2305にチップ単位にCPCH確認メッセージ2309をかけた
後、スクランブリング符号2307に拡散して伝送する方法である。ここで、C
PCH確認メッセージとスクランブリング符号をPC_Pフレームがかける手順
が変えても同一の性能を獲得することができる。前記CPCH確認メッセージに
はUTRANがUEに伝送したCA_ICHで使用したシグネチャーの番号、ま
たはCPCHチャネル番号が含まれる。前記シグネチャー番号は、CA_ICH
に使用されるシグネチャーがCPCHに一対一に対応される場合に使用される。
そして、前記CPCHチャネル番号は、多数のシグネチャーが一つのCPCHに
対応される場合に使用される。前記図23の方法でUTRAN内のUEがスクラ
ンブリング符号を使用する環境は、図22A及び22Bで提案している方法の環
境と同一である。
【0281】 図24AはPC_Pを利用してUEがUTRANにチャネル割り当て確認メッ
セージ、またはチャネル使用要求確認メッセージを伝送する方法のさらに他の例
である。前記図24AのPC_P2401、PC_Pフレーム2405及び逆方向
スクランブリング符号2407は、前記図21のPC_P2101、PC_Pフレ
ーム2105、逆方向スクランブリング符号2107と同一の構造及び動作をす
る。また、乗算器2402、2406も前記図21の乗算器2102、2106
とそれぞれ同一の動作をする。前記PC_Pを利用してチャネル割り当て確認メ
ッセージ、またはチャネル使用要求確認メッセージをUTRANに伝送する方法
は、チャネル符号2403をUEがUTRANから受信されたCA_ICHのシ
グネチャー、またはCPCHチャネル番号と一対一に対応させ、前記チャネル符
号を使用してPC_Pをチャネル拡散させた後、UTRANに伝送するものであ
る。前記図24Aの方法でUTRAN内のUEがスクランブリング符号を使用す
る環境は図22Bの方法と同一である。
【0282】 前記図24BはCA_ICHのシグネチャー、またはCPCHチャネル番号と
一対一に対応されるPC_Pチャネル符号ツリーの例を示した図である。前記チ
ャネル符号ツリーはW-CDMA標準案ではOVSF符号ツリー(Orthogonal Var
iable Spreading Factor Code Tree)と言われ、前記OVSF符号ツリーは拡散
率による直交符号を定義している。前記図24BのOVSF符号ツリー2431
でPC_Pチャネル符号に使用するチャネル符号2433は256の固定された
拡散率を有し、PC_Pチャネル符号とCA_ICHのシグネチャー、またはCP
CHチャネル番号を一対一に対応させるマッピング(mapping)規則は多数が可能
である。前記マッピング規則に対する一例に、拡散率256であるチャネル符号
の最下部分のチャネル符号とCA_ICHのシグネチャー、またはCPCHチャ
ネル番号を一対一に対応させることもでき、最上部分のチャネル符号とCA_I
CHのシグネチャー、またはCPCHチャネル番号を一対一に対応させることも
でき、チャネル符号の手順を変えるか、いくつずつ飛び越す方法としても対応さ
せることができる。前記図24BでnはCA_ICHのシグネチャーの数、また
はCPCHチャネルの数になることができる。
【0283】 図25Aは上述したPC_Pを利用してUEがUTRANにチャネル割り当て
確認メッセージ、またはチャネル使用要求確認メッセージを伝送する方法のさら
に他の例である。前記図25AでPC_P2501、チャネル符号2503、P
C_Pフレーム2505は前記図21のPC_P2101、チャネル符号2103
、PC_Pフレーム2105と同一の構造及び動作をする。また乗算器2502
、2506も前記図21の乗算器2102、2106とそれぞれ同一の動作をす
る。上述したPC_Pを利用してチャネル割り当て確認メッセージ、またはチャ
ネル使用要求確認メッセージをUTRANに伝送する方法は、前記逆方向スクラ
ンブリング符号2507をUTRANから受信されたCA_ICHのチャネル番
号、またはシグネチャー番号に一対一に対応させ、前記逆方向スクランブリング
符号にPC_Pフレーム2505を拡散させて伝送する。前記UEが伝送したP
C_Pフレームを受信するUTRANは、PC_Pフレームに使用されたスクラン
ブリング符号とCA_ICHを通じて伝送したシグネチャー、またはCPCHチ
ャネル番号が一対一に対応されるかを確認する。もし前記スクランブリング符号
と前記シグネチャー、またはCPCHチャネル番号が対応されないと、直ちに、
UEは逆方向CPCHと一対一に対応される順方向専用チャネルの電力制御命令
語フィールドに逆方向の送信電力を減少させる電力下降命令を伝送する。
【0284】 前記図25Bは前記図25Aの方法を使用してPC_Pを伝送する場合、UT
RAN内の多数のUEがAP、CD_P、PC_P、CPCHメッセージ部に使用
する逆方向スクランブリング符号の構造を示した図である。前記図25Bの25
21はAPに使用されるスクランブリング符号として、UTRANによりUEに
放送チャネルを通じて知らせるスクランブリング符号、またはシステム全体内で
AP部分に同一に使用するスクランブリング符号である。前記CD_Pに使用さ
れるスクランブリング符号2523はスクランブリング符号2521と同一の初
期値を有するスクランブリング符号のスタート点を相異なるようにして使用する
か、またはAPとCD_Pに使用されるシグネチャーの集合が相異なる場合は、
APと同一のスクランブリング符号を使用する。前記図25Bの2525、25
35、2545はUE#1、UE#2、UE#kがPC_Pを伝送する場合に使
用されるスクランブリング符号として、UEがUTRANから受信したCA_I
CHのシグネチャー、またはCPCHのチャネル番号と一対一に対応されるスク
ランブリング符号である。前記スクランブリング符号はUEがPC_Pに使用さ
れるスクランブリング符号を貯蔵していることができ、UTRANがUEに知ら
せることもできる。前記PC_Pスクランブリング符号2525、2535、2
545は前記CPCHメッセージ部で使用されるスクランブリング符号2527
、2537、2547と同一のスクランブリング符号であることができ、一対一
に対応されるスクランブリング符号であることもできる。前記図25BのkはU
TRAN内のCPCHの数を示す。
【0285】 図26A乃至26Cは本発明の実施形態によるUE内でCPCHチャネル割り
当て動作の流れ図であり、図27A乃至27Cは本発明の実施形態によるUTR
AN内のCPCHチャネル割り当て動作の流れ図である。
【0286】 図26Aを参照すると、UEは2601過程でCPCHを通じて伝送されるデ
ータが発生すると、2602過程でCSICHをモニタリングして使用可能な最
大データ伝送速度情報を獲得する。前記2602過程でCSICHを通じて伝送
されることができる情報はCPCHが支援することができるデータ伝送速度が使
用できるかに対する情報を含むことができる。前記2602過程でUTRANの
CPCHに対する情報を獲得したUEは、2603過程で前記CSICHを通じ
て獲得した情報と、伝送データの特性に基づいて適切なASCを選択して、選択
したASC内に有効なCPCH_AP下位チャネルグループを任意に選択する。
その後、2604過程でUEは順方向フレームのSFNとCPCHの下位チャネ
ルグループの番号を利用してSFN+1、SFN+2のフレームで有効なアクセ
ススロットを任意に選択する。前記アクセススロットを選択したUEは、260
5過程でUEが伝送するデータの伝送速度に適切なシグネチャーを選択する。こ
こで、前記UEは前記情報を伝送することができるシグネチャー中の一つを選択
する。その後、2606過程で所望するTF(Desired Transport Format)選択、
存続(persistence)検査及びAPを伝送するための正確な初期遅延(delay)を遂行
し、2607過程でAPの反復伝送回数及び初期伝送電力を設定した後、260
8過程でAPを伝送する。前記APを伝送したUEは2609過程でUEが伝送
したAPに対するACKを待機する。ACK信号が受信されたか否かは、UTR
ANから伝送されたAP_AICHを分析することにより判断することができる
。前記2609過程でACKを受信できないと、UEは2631過程で、260
7過程で設定したAP反復伝送回数が超過されたかに対する検査をした後、超過
されたら2632過程で上位階層に誤り発生システム応答を伝送して、CPCH
アクセス(access)過程を中断し、誤り復旧過程を遂行する。前記2631過程で
AP反復伝送回数が超過されたか否かに対する検査はタイマを利用することがで
きる。前記2631過程でAP反復伝送回数が超過されなかったら、UEは26
33過程でCPCH_AP下位チャネルグループに定義されている新たなアクセ
ススロットを選択し、2634過程で前記APに使用されるシグネチャーを選択
する。前記2634過程でシグネチャーを選択したUEは、2603過程で選択
されたASC内の有効なシグネチャー中で新たなシグネチャーを選択するか、2
605過程で選択されたシグネチャーをさらに選択する。その後、UEは263
5過程でAPの伝送電力を再設定した後に2608過程を繰り返して遂行する。
【0287】 前記2609過程でACKを受信したUEは、2610過程でプリアンブルシ
グネチャーの集合中でCD_Pに使用する任意のシグネチャー及びCD_Pを伝送
するアクセススロットを選択する。前記CD_Pを伝送するアクセススロットは
UEがACKを受信した後の任意の時点を示すこともでき、固定された時点を示
すこともできる。前記CD_Pに対するシグネチャー及びアクセススロットを選
択したUEは2611過程でCD_Pを伝送する。
【0288】 前記CD_Pを伝送した後、UEは図26Bの2612過程で、CD_Pに対す
るACK及びチャネル割り当てメッセージが受信されたかを決定する。前記UE
はCD_ICHを通じてACKが受信されたか否かによって異なる動作を遂行す
る。前記2612過程で、前記UEはCD_Pに対するACKとチャネル割り当
てメッセージに対する受信時間をタイマを使用して検査することができる。前記
タイマにより設定された時間内にACKが受信されないか、前記2612過程で
UEが伝送したCD_Pに対するNAKを受信すると、UEは2641過程を遂
行する。前記2641過程でUEは上位階層に誤り発生システム応答(system re
sponse)を伝送してCPCHアクセル過程を中断し、誤り復旧過程を遂行する。
前記2612過程でCD_Pに対するACKが受信されると、UEは2613過
程でCAメッセージを解析する。前記CD_Pに対するACKとCAメッセージ
は図16及び17のAICHの受信器構造を使用することにより、同時に検出及
び解析されることができる。
【0289】 UEは2614過程で、前記2613で解析されたCAメッセージによって共
通パケット物理チャネル(Physical common Packet Channel:以下、PCPCH)
のメッセージ部に対する逆方向スクランブリング符号及び逆方向チャネル符号を
決定し、CPCHの電力制御のため設定される順方向専用チャネルのチャネル符
号を決定する。その後、前記2615過程でUEは電力制御プリアンブルPC_
Pのスロットの数が8、または0であるかに対する確認をする。前記PC_Pの
スロットの数が0であると、UEは2619過程を遂行して基地局で伝送した順
方向専用チャネルの受信をスタートし、前記PC_Pのスロットの数が8である
と、2617過程を遂行する。前記2617過程でUEは逆方向スクランブリン
グ符号、逆方向チャネル符号とPC_Pに使用するスロット形式に従って電力制
御プリアンブルPC_Pをフォーマッチングする。前記PC_Pは二つのスロット
形式を有する。前記PC_Pに対するスクランブリング符号とチャネル符号を選
択した後、2618過程でUEはPC_Pを伝送し、同時に順方向専用チャネル
を受信して、逆方向の送信電力制御と順方向の受信電力制御を遂行する。その後
、前記2620過程でUEは2613過程で解析されたCAメッセージに基づい
てPCPCHメッセージ部をフォーマットし、2621過程でCPCHメッセー
ジ部の伝送をスタートする。前記図26BのBは図26CのBに連結される。
【0290】 前記図26Cの2622過程でUEはPC_Pが承認伝送モード伝送であるか
に対して確認して、承認伝送モード(Acknowledgement transmission mode)伝送
ではないと、CPCHメッセージ部の伝送が完了された後、2625過程を遂行
してCPCH伝送完了状態応答(status response)を上位階層に伝送し、262
6過程でCPCHを通じたデータ伝送の過程を終了する。前記2622過程で承
認伝送モード(Acknowledgement transmission mode)伝送であれば、UEは26
23過程でCPCHのメッセージ部のACK受信のためのタイマを設定し、CP
CHメッセージ部の伝送中と伝送後に順方向接近チャネル(Forward Access Chan
nel:以下、FACH)をモニタリングしてUTRANからCPCHのメッセージ
部に対するACK、またはNAKが受信されたかを確認する。前記UTRANか
らACK、またはNAKの受信にはFACHのみならず、順方向専用チャネルも
使用されることができる。UEは前記2624過程でFACHを通じてCPCH
メッセージ部に対するACKを受信できないと、2651過程で、2623過程
で設定されたタイマを参照してタイマが満了されたかを確認する。もし、前記タ
イマが満了されなかったら、前記2624過程に戻ってUTRANからのACK
、またはNAKの送信をモニタリングする。しかし、もし前記タイマが満了され
たら、2652過程で伝送失敗状態応答を上位階層に伝送し、誤り復旧過程を遂
行する。しかし、前記2624過程でUEがACKを受信したら、上述した26
25過程と2626過程を遂行して、CPCHの伝送を終了する。
【0291】 図27A乃至27Cを参照して、UTRANがCPCHを割り当てる動作を詳
細に説明する。
【0292】 前記図27Aの2701過程でUTRANはCSICHを使用してCPCHに
より支援される最大データ伝送速度に関する情報、前記伝送速度に従って使用可
能なCPCHに対する情報を伝送する。2702過程でUTRANはUEから受
信されるAPに対する受信のためアクセススロットをモニタリングする。前記ア
クセススロットをモニタリングする間、UTRANは2703過程で前記APが
検出されたかに対して判断する。前記2703過程でUTRANがAPを検出し
なかったら2702過程を反復遂行し、APを検出したら2704過程で二つ以
上のAPが検出、または受信されたかに対して判断する。もし、前記2704過
程で二つ以上のAPが検出されたと判断すると、検出されたAP中で適切なAP
を選択して、2705過程を遂行する。前記2704過程でただ一つのAPのみ
を受信し、受信されたAPの受信電力や受信されたAPのシグネチャーに含まれ
たCPCHに対する要求条件が適切であると、前記UEは2705過程を遂行す
る。前記“要求条件(requirement)”とはUEがCPCHに使用しようとするデ
ータ伝送速度、または加入者が伝送するデータのフレーム数、または前記二つの
情報の結合を意味する。
【0293】 前記2704過程で一つのAPが検出されたか、2731過程で適切なAPを
選択した後、前記UTRANは2705過程に進行し、検出、または選択された
APに対するACKを生成し、2706過程で生成されたAP_AICHを伝送
する。前記AP_AICHを伝送した後、前記UTRANは2707過程で、伝
送したAPが含まれたUEから伝送されたCD_Pを受信するアクセススロット
をモニタリングする。前記CD_Pの受信及びアクセススロットのモニタリング
過程中であっても前記APの受信は可能である。即ち、前記UTRANは前記ア
クセススロットから前記AP、CD_P及びPC_Pを検出することができ、前記
検出されたプリアンブルに対する多数のAICHを生成する。その結果、前記U
TRANは前記CD_PとAPを同時に受信することができる。
【0294】 前記図27Aの2705でUTRANは検出するか、選択したAPに対するA
CK伝送のためのAP_AICHを生成し、2706で伝送する。前記AP_AI
CHを伝送したUEは2707でCD_Pを受信するためにアクセススロットを
モニタリングする。前記CD_Pの受信のためにアクセススロットをモニタリン
グする過程中でAPの受信は可能である。即ちUTRANはCD_PとAPに対
する受信を同時にすることができる。図27Aの2708でCD_Pを検出する
と、2709を遂行し、検出できないと2707過程を遂行してCD_Pの検出
をモニタリングする。前記モニタリングの過程で使用されることができる方法は
、UEがAP_AICH以後に固定された時間にCD_Pを伝送すると、タイマが
使用されることができ、任意の時点で伝送すると、サーチャー(Searcher)が使用
されることができる。前記図27Aの2709はUTRANがCD_Pを検出し
た時、二つ以上のCD_Pが検出されたかに対して判断する動作である。二つ以
上のCD_Pが検出されたら、受信されたCD_P中に適切なCD_Pを選択する
過程を遂行した後に2710過程を遂行する。前記CD_Pを選択する基準はU
TRANが受信したCD_Pの受信電力になることができる。前記2709で受
信したCD_Pが一つであれば、2710過程を遂行する。前記2710過程は
UTRANが選択、または検出したCD_Pを送信したUEが伝送したAPを考
慮して、UTRANが適切なチャネル割り当て(Channel Allocation)メッセージ
を生成する過程である。前記図27Aのaは図27Bのaに連結される。
【0295】 その後、前記図27Bの2711過程でUTRANは前記2708過程で検出
されたCD_Pに対するACKと、2710過程で生成したCAメッセージ伝送
のためのCD/CA_ICHを生成する。前記UTRANは図13A及び13Bに
説明された方法に前記CD/CA_ICHを生成することができる。前記UTRA
Nは前記2711過程で生成されたCA/CD_ICHを図14及び15を参照し
て説明した方法に伝送する。前記CD/CA_ICHを伝送したUTRANは27
13過程で逆方向CPCHの電力制御のための順方向専用チャネル(DL_DPC
H)を生成する。前記生成された順方向専用チャネルはUEが送信する逆方向C
PCHと一対一に対応されている。UTRANは前記2713過程で生成された
DL_DPCHを利用して、2714過程で前記PCPCHの伝送電力制御のた
めの情報を伝送する。前記UTRANは2715過程でUEが伝送するPC_P
のスロット数、またはタイム情報を検査する。前記2715でUEが伝送するP
C_Pのスロット数、またはタイム情報が0であれば、UTRANは2719過
程でUEが伝送したPCPCHのメッセージ部の受信をスタートし、UEが伝送
するPC_Pのスロット数、またはタイム情報が8であれば、2716過程を遂
行する。前記2716過程はUTRANがUEから伝送されたPC_Pを受信し
て、PC_Pの電力制御のための電力制御命令語を生成する過程である。前記P
C_Pの電力を制御する目的は、加入者が伝送する逆方向PCPCHの初期送信
電力を適切に調整するためである。UTRANは前記2716過程で生成された
電力制御命令語を前記2713過程で生成された順方向専用チャネル中、順方向
専用物理制御チャネル(Downlink Dedicated Physical Control Channel:以下、
DL_DPCCH)の電力制御命令語フィールドを通じて伝送する。その後、UT
RANは前記2718過程でPC_Pが完全に受信されたかを判断し、終了され
なかったら2717過程に戻し、終了されたら2719過程を遂行する。前記P
C_Pの受信が終了されたか否かはタイマを使用してPC_P8スロットが到着し
たかに対して検査する方法に遂行されることができる。UTRANは2718過
程でPCの伝送が終了されたことを確認すると、2719過程で逆方向PCPC
Hのメッセージ部の受信をスタートし、2720過程で逆方向PCPCHのメッ
セージ部の受信終了を判断する。PCPCHメッセージ部の受信が終了されなか
ったら、UTRANは連続してPCPCHを受信し、終了されたら図27Cの2
721過程を遂行する。
【0296】 前記図27Cの2711過程で、UTRANはUEのPCPCH送信が承認伝
送モード(Acknowledgement transmission mode)であるか判断して、承認伝送モ
ード(Acknowledgement transmission mode)であると2722過程を遂行し、承
認伝送モード(Acknowledgement transmission mode)ではないと、2724過程
を遂行してCPCH受信を終了する。前記2721過程でUEのPCPCH送信
が承認伝送モード(Acknowledgement transmission mode)であると、UTRAN
は2722過程で受信されたPCPCHのメッセージ部に誤りがあるかを検査す
る。もし、前記受信されたPCPCHメッセージ部が誤りを有していると、27
51過程を遂行して順方向接近チャネル(Forward Access Channel)FACHを通
じてNAKを伝送し、誤りがないと、2723過程を遂行して順方向接近チャネ
ル(Forward Access Channel:以下、FACH)を通じてACKを伝送した後に2
724過程でCPCHの受信を終了する。
【0297】 図28A及び図28Bは本発明の他の実施形態によるUEでCPCHを割り当
てる動作の流れ図であり、図28Aの“START”は図26Aの“A”に連結
される。図29A乃至図29Cは本発明の他の実施形態によるUTRANでCP
CHを割り当てる動作の流れ図であり、図29Aの“START”は図27Aの
“A”に連結される。前記図28A乃至図28B及び図29A乃至図29Cは図
22乃至図26を参照して説明したPC_Pを使用して安定的なCPCHを設定
する方法に対して、UEとUTRANの動作をそれぞれ説明した図である。
【0298】 前記図28Aを参照すると、2801過程でUEはUTRANからCD/CA_
ICHが受信されたかを確認する。前記2801過程でUTRANからのCD/
CA_ICHを受信できなかったら、UEは2821過程で上位階層に誤り発生
システム応答(System response)を伝送してCPCHアクセス過程(access proce
dure)を中断し、誤り復旧過程を遂行する。“前記CD/CA_ICHを受信でき
ない”とはCD/CA_ICHを受信したが、CD_ICHにACKが伝送されな
い場合と、一定時間内にUTRANからCD/CA_ICHが受信されない場合と
を含む。この時、前記“一定時間”とはCPCHアクセス手順(access procedur
e)をスタートする時に予め設定される時間であり、タイマを設定して動作するこ
とができる。
【0299】 これに対して2801過程でCD/CA_ICHを受信し、前記CD_ICHか
らACKを検出したUEは、2802過程でUTRANから伝送されたCAメッ
セージを解析する。前記2802過程でCAメッセージの解析が完了されると、
前記UEは2803過程に進行して前記解析されたCAメッセージに従ってPC
PCHメッセージ部(message part)の逆方向スクランブリング符号、逆方向チャ
ネル符号及び逆方向CPCHの電力制御のため使用する順方向専用チャネルのチ
ャネル符号を確認する。
【0300】 その後、2804過程で、前記UEは前記2803過程で設定された逆方向ス
クランブリング符号、逆方向チャネル符号を利用してスロット形式に従ってPC
_Pを構成する。この時、本発明の実施形態で前記PC_Pを使用してCPCHの
安定性及び信頼度を高める方法では、前記PC_Pスロットの長さ、またはタイ
ミング情報は常に8スロットにする。
【0301】 2805過程ではUEはUTRANから受信されたCAメッセージの検証のた
めにPC_PにCA確認メッセージ(Channel Assignment Confirmation message)
を挿入する。前記PC_PにCA確認メッセージを挿入する方法は、本発明の実
施形態で説明された前記図22乃至図25の方法を使用することができる。前記
図22で使用される方法はPC_PのパイロットビットにUEが受信したCAメ
ッセージ、またはシグネチャー番号をかけて伝送する方法であり、図23で使用
される方法はPC_PスロットにチップレベルにUEが受信したCAメッセージ
、またはシグネチャー番号をかけて伝送する方法である。また、図24で使用さ
れる方法はUEが受信したCAメッセージ、またはシグネチャー番号に対応され
るチャネル符号にPC_Pをチャネル化して伝送する方法であり、図25A及び
25Bで使用される方法はUEが受信したCAメッセージ、またはシグネチャー
番号に対応されるスクランブリング符号にPC_Pを拡散してUTRANに伝送
させる方法である。前記UTRANが多重シグネチャーを使用してCAメッセー
ジを伝送する場合には、UEが割り当てられたCPCHに対するCAメッセージ
を使用し、一つのシグネチャーを使用してCPCHを割り当てる場合には、CA
メッセージに対するシグネチャーを使用する。
【0302】 その後、2806過程では前記2805過程で生成されたPC_PをUTRA
Nに伝送し、2807過程ではUTRANから伝送されたDL_DPCHの受信
をスタートする。また、前記DL_DPCHのパイロットフィールドを利用して
順方向の受信電力を測定し、前記測定された受信電力によりPC_Pの電力制御
命令語部に順方向送信電力を制御するための命令語を挿入する。
【0303】 2808過程ではUTRANからUEが解析したCAメッセージに対する誤り
信号受信、またはCPCH解除を要求する特定PCBパータンが受信されるかに
対する検査をする。前記2808過程でUEはCAメッセージに対する受信に誤
りが発生されたことが確認されると、2831過程に進行してPC_Pの伝送を
中断した後、2832過程で上位階層にPCPCHの伝送中断状態応答(status
response)を送信した後、誤り復旧過程を遂行する。
【0304】 これに対して、前記2808過程でUTRANからCAメッセージに対する誤
り信号、または特定PCBパータンが受信されない場合、2809過程に進行し
て前記解析されたCAメッセージに従ってPCPCHのメッセージ部を構成する
【0305】 前記UEは前記図28Bの2810過程で、前記2809過程で生成されたP
CPCHメッセージ部の伝送をスタートする。一方、前記UEは前記PCPCH
メッセージ部の伝送中でも前記図28Aの2808過程と同一な2811過程を
遂行する。一方、前記2811過程で前記UEはUTRANからCAメッセージ
に対する誤り確認メッセージ、またはチャネル解除要求メッセージを受信すると
、2841過程及び2842過程を遂行する。前記2841過程で前記UEはP
CPCHメッセージ部の伝送を中断し、前記2842過程に進行して上位階層に
PCPCH伝送中断状態応答(status response)を伝送した後に誤り復旧過程を
遂行する。前記チャネル解除要求メッセージには二つの異なる種類がある。一番
目は現在設定されたCPCHに対するCAメッセージの確認作業が遅延され、P
CPCHの伝送がスタートされた後に、UTRANが現在設定されたCPCHと
他のUEのCPCHと
【0306】 衝突が発生したことを分かるようになって伝送するメッセージである。二番目
はUTRANのCPCHを使用する他のUEが受信したCAメッセージに誤りが
発生して、現在UEがUTRANと通信しているCPCHに他のUEが伝送をス
タートし、UTRANがこれを感知して現在正しく使用しているUEに他のUE
との衝突メッセージを伝送する場合である。前記二つの場合中、いずれか一つの
場合でも発生するようになると、UTRANはシステムの安定性のために使用し
ているUEとCAメッセージを誤った受信したUEの逆方向CPCHの使用を中
断させる。
【0307】 これに対して、前記図28Bの2811過程でUTRANからCAメッセージ
に対する誤り信号、またはチャネル解除を要求する特定PCBパータンを受信し
ないUEは2812過程に進行する。前記2812過程に進行した前記UEはP
CPCHのメッセージ部を続けて伝送し、2813過程で前記PCPCHメッセ
ージ部の伝送が終了されたかを判断する。前記PCPCHメッセージ部の伝送が
終了されなかったら前記2812過程に戻して上述した動作を続けて遂行し、前
記PCPCHメッセージ部の伝送が終了されたら2814過程の動作を遂行する
【0308】 前記図28Bの2814過程で前記UEは承認伝送モード(Acknowledgement t
ransmission mode)伝送であるかに対して確認する。前記確認過程で承認伝送モ
ード伝送ではないと、PCPCHメッセージ部の伝送が完了された後、2817
過程を遂行してPCPCH伝送完了状態応答(status response)を上位階層に伝
送した後、CPCHを通じたデータ伝送の過程を終了する。これに対して前記2
814過程で承認伝送モード(Acknowledgement transmission mode)伝送であれ
ば、前記UEは2615過程でCPCHのメッセージ部のACK受信のためのタ
イマを設定する。また、前記UEは2816過程でCPCHメッセージ部の伝送
中と伝送後に順方向接近チャネル(Forward Access Channel:以下、FACH)を
モニタリングしてUTRANからCPCHのメッセージ部に対するACK、また
はNAKの送信を確認する。前記UTRANはFACHのみならず、順方向専用
チャネルを通じてもACK、またはNAKを伝送することができる。前記UEは
前記2816過程でFACHを通じてCPCHメッセージ部に対するACKが受
信されないと、2815過程で、前記2615過程で設定されたタイマを参照し
てタイマが満了されたかに対して確認する。前記2815過程でタイマが満了さ
れなかったら前記2816過程に戻してUTRANからACK、またはNAKの
送信をモニタリングする。一方、前記2815過程でタイマが満了されたら28
52過程でPCPCH伝送失敗状態応答(status response)を上位階層に伝送し
、誤り復旧過程を遂行する。これに対して、前記2816過程でUEがACKを
受信すると、上述した2817過程を遂行した後、CPCHの伝送を終了する。
【0309】 図29A乃至図29Cを参照してUTRANの動作を説明する。ここで、図2
9Aの“START”は図27Aの“A”に連結される。
【0310】 前記図29Aの2901過程で、UTRANは前記図27Aの2708過程で
検出されたCD_Pに対するACKと、2710過程で生成されたCAメッセー
ジ伝送のためのCD/CA_ICHを生成する。前記CD/CA_ICHは前記図1
3A及び13Bに説明された方法に生成されることができる。前記2901過程
で生成されたCA/CD_ICHは2902過程で伝送され、前記伝送される方法
は本発明の実施形態で説明された図14と図15の方法が使用されることができ
る。前記CD/CA_ICHを伝送したUTRANは逆方向CPCHの電力制御の
ための順方向専用チャネルを生成する。前記生成される順方向専用チャネルはU
Eが送信する逆方向CPCHと一対一に対応されている。前記UTRANは前記
2903過程で生成されたDL_DPCHを2904過程で伝送し、2905過
程で前記UEが送信したPC_Pを受信して、UEが受信したCAメッセージに
対する確認メッセージを解析する。一方、前記2905過程で解析された結果に
基づいて、前記UTRANは2906過程でUEが伝送したCA確認メッセージ
とUTRANが伝送したCAメッセージが一致するかを判断する。前記2906
過程で一致すると判断すると、前記UTRANは2907過程を遂行し、一致し
ないと図29Bの2921過程に進行する。前記UEがPC_Pを利用してUT
RANにCA確認メッセージを伝送する方法は、前記本発明の実施形態で説明し
た図22乃至図25の方法を使用する。前記図22で使用される方法は、PC_
PのパイロットビットにUEが受信したCAメッセージ、またはシグネチャー番
号をかけて伝送する方法であり、図23で使用される方法は、PC_Pスロット
にチップレベルにUEが受信したCAメッセージ、またはシグネチャー番号をか
けて伝送する方法である。また、図24で使用される方法は、UEが受信したC
Aメッセージ、またはシグネチャー番号に対応されるチャネル符号にPC_Pを
チャネル化して伝送する方法であり、図25で使用される方法は、UEが受信し
たCAメッセージ、またはシグネチャー番号に対応されるスクランブリング符号
にPC_Pを拡散してUTRANに伝送させる方法である。多重のシグネチャー
を使用してCAメッセージを伝送する場合には、前記UTRANは割り当てられ
たCPCHに対するCAメッセージを使用してUEに伝送する。一つのシグネチ
ャーを使用してCPCHを割り当てる場合には、前記UTRANはCA確認メッ
セージに対するシグネチャーを使用する。
【0311】 前記図29Bの2921過程では前記UTRANが前記図29Aの2905過
程で受信したCA確認メッセージに対応するCPCHを他のUEが使用している
かを判断する。前記2921過程で他のUEが前記CPCHを使用していないと
判断されると、前記UTRANは2925過程を遂行する。前記2925過程で
前記UTRANは上位階層にPCPCH伝送中断状態応答(status response)を
伝送した後、誤り復旧過程を遂行する。前記UTRANが遂行する“誤り復旧過
程”とは、UEに現在UEが受信している順方向専用チャネルを通じてCPCH
伝送中断メッセージを伝送するか、またはFACHを通じてCPCH伝送中断メ
ッセージを伝送するか、またはUEと予め約束された特定ビットパータンを持続
的に伝送してUEがCPCH伝送を中断するようにする方法をいう。また前記誤
り復旧過程にはUEが受信するDL_DPCHを通じて逆方向送信電力を低くす
る命令を持続的にUTRANが伝送する方法も含まれることができる。
【0312】 前記図29Bの2921過程で前記UTRANが前記図29Aの2905過程
で受信したCA確認メッセージに対応するCPCHを他のUEが使用していると
判断すると、前記UTRANは2922過程を遂行して、二つのUEが共通に使
用しているDL_DPCHを通じて送信電力下降命令語を伝送する。また、前記
UTRANは2923過程に進行してFACHを通じて二つのUEにチャネルメ
ッセージ、または特定PCBパータンを伝送してチャネルを解除する。前記チャ
ネル解除メッセージ、または特定PCBパータンを伝送するチャネルは、FAC
Hのみならず、順方向専用チャネルも使用されることができる。前記2923過
程を遂行した前記UTRANは2924過程でUEにDL_DPCHの伝送を中
断した後、上述した2925過程を遂行した後、CPCHの受信を終了する。
【0313】 これに対して、前記図29Aの2906過程で前記UEから受信したCA確認
メッセージが、UTRANにより割り当てられたCAメッセージと一致すると、
前記UTRANは2907過程を遂行する。前記2907過程で前記UTRAN
はUEが伝送したPC_Pを受信して、PC_Pの電力制御のための電力制御命令
語を生成する過程を遂行する。前記PC_Pの電力を制御する目的は加入者が伝
送する逆方向PCPCHの初期送信電力を適切に調整するためである。前記UT
RANは前記2907過程で生成された電力制御命令語を前記2903過程で生
成された順方向専用チャネル中、順方向専用物理制御チャネル(Downlink Dedica
ted Physical Control Channel:DL_DPCCH)の電力制御命令語フィールド
を通じて伝送する。前記UTRANは前記図29Aの2909過程でPC_Pの
受信が終了されたかを判断する。もし、前記PC_Pの受信が終了されなかった
ら前記2908過程に戻し、終了されたら2910過程を遂行する。前記PC_
Pの受信の終了はタイマを使用してPC_P8スロットが到着したかに対して検
査する方法に判断されることができる。前記UTRANは2909過程でPC_
Pの伝送が終了されたことを確認すると、2910過程で逆方向PCPCHのメ
ッセージ部の受信をスタートし、2911過程で逆方向PCPCHのメッセージ
部の受信終了を判断する。もし、PCPCHメッセージ部の受信が終了されなか
ったら、UTRANはPCPCHを連続して受信し、終了されたら図29Cの2
912過程を遂行する。前記図29Cの2912過程で前記UTRANはUEの
PCPCH送信が承認伝送モード(Acknowledgement transmission mode)である
か判断して、承認伝送モード(Acknowledgement transmission mode)であると2
913過程を遂行し、承認伝送モード(Acknowledgement transmission mode)で
はないと2715過程を遂行する。
【0314】 前記2912過程でUEのPCPCH送信が承認伝送モードであると、UTR
ANは2913過程で受信されたPCPCHのメッセージ部の誤りを検査する。
もし受信されたPCPCHメッセージ部に誤りがあると、2931過程を遂行し
て順方向接近チャネル(Forward Access Channel:FACH)を通じてNAKを伝
送し、誤りがないと、2914過程を遂行して前記FACKを通じてACKを伝
送した後に2915過程でCPCHの受信を終了する。
【0315】 図32は本発明の実施形態によるUEの媒体接続制御(Medium Access Control
:以下、MAC)階層の動作を示した図である。前記図32の3201過程でR
LC(Radio Link Control)からMAC-Data-REQプリミティブ(Primitive
)を受信したMAC階層は3203過程でプリアンブルロンピンサイクル(preamb
le romping cycle)を数えるため必要な変数M値と伝送されたフレーム個数を数
えるため必要な変数FCT(Frame Counter Transmitted)を“0”に初期化する
。前記“プリアンブルロンピンサイクル”(preamble romping cycle)とは接近プ
リアンブル(access preamble)を何回伝送するかに対する時間である。前記32
03過程はMAC階層がRRC(Radio Resource Control)からCPCHの伝送に
必要なパラメータを獲得する過程である。前記必要なパラメータは各データ伝送
速度別に与えられる持続値(Persistency Value)P、NFmax、バックオフ時
間(Back-Off time:以下、BO)になることができる。MAC階層は前記図32
の3204過程でプリアンブルロンピンサイクルカウンター(Preamble Romping
Cycle Counter)Mを増加させ、3205過程でMと前記RRCから獲得したNF
maxを比較する。もし、前記NFmaxよりMが大きいと、CPCHを獲得す
る過程を中断し、3241過程で誤り訂正過程を遂行する。前記誤り訂正過程は
MAC階層の上位階層にCPCH獲得失敗メッセージを伝送する過程になること
ができる。前記3205過程でMがNFmaxより小さいか、同じであると、M
AC階層は3206過程を遂行する。前記3206過程はMAC階層が現在UT
RAN内のPCPCHのチャネルに対する情報を得るためにPHY_CPCH_St
atus-REQを伝送する過程である。前記3206過程でMAC階層が要請した
UTRAN内のPCPCHチャネルに関する情報は3207過程で獲得されるこ
とができる。前記獲得されたUTRAN内のPCPCHの情報は各チャネルの使
用可能性、UTRANが各PCPCHに支援するデータ伝送速度、多重符号伝送
に関する情報、現在UTRANが割り当てることができる最大データ伝送速度な
どになることができる。
【0316】 前記図32の3208過程でMAC階層は前記3207過程で獲得したPCP
CHの伝送可能な伝送速度と要求する伝送速度を比較して収容することができる
伝送速度であるかを判断する。もし収容可能なデータ伝送速度であれば、320
9過程を遂行し、収容できない速度であれば3231過程を遂行する。前記32
31過程は次のTTIまで満了時間(Expire Time)T間に待機した後、3203
過程から反復する。
【0317】 前記図32の3209過程はMAC階層が所望するPCPCHの伝送速度と現
在UTRAN内のPCPCHの伝送速度が符合する場合に遂行する過程であり、
前記3209過程でMAC階層はCPCHを伝送しようとするフォーマット(Tra
nsport Format:以下、TF)を選択する。前記3209過程で選択したTFを支
援するPCPCHへのアクセスを決定する持続テスト(persistency test)を遂行
するために3210過程で任意の値Rを誘導する。MAC階層は前記図32の3
211過程で、前記3210で誘導したRと3203でRRCから獲得したPを
比較して、前記RがPより小さいか、同じであると、3212過程を遂行し、P
より大きいと、前記3231過程に戻す。前記3211過程でRがPより大きな
場合は、次のような処理方法も可能である。即ち、各TF別に使用可能性を記録
するビジーテーブル(busy table)を設けて、持続テスト(persistency test)に失
敗したTFをビジー(busy)に記録し、前記3209過程からさらに遂行する。た
だ、前記3209過程でビジー(busy)に記録されないTFを選択するために、ビ
ジーテーブル(busy table)を参照する。
【0318】 前記図32の3212過程でMAC階層は初期遅延時間を正確に遂行し、32
13過程で物理階層が接近プリアンブルを伝送する手順を遂行するように命令す
るPHY-Access_REQプリミティブを物理階層に伝送する。前記図32の32
14過程は前記3213過程でMAC階層が伝送したPHY-Access_REQプリ
ミティブに対するPHY-Access-CNFを受信した後に遂行される動作を示す。
前記3214の“A”はMACがAP_AICHを通じてどんな応答も全然受信
できなかった場合の動作であり、前記AP_AICHを受信できなかった場合、
MACは前記3231過程から再遂行する。前記3214の“B”はAP_AI
CHまで受信した物理階層がCD_Pを送信した以後にCD/CA_ICHを通じ
て応答を受信できなかった場合の動作である。この時、前記MAC階層は前記“
A”の場合と同じように3231過程から再遂行する。前記3214過程の“D
”はUEの物理階層がUTRANからAP_AICHを通じてNAKを受信した
場合の動作である。この時、3271過程でMAC階層は次のTTIまで満了時
間Tを待機した後、3273過程でAP_AICHを通じてNAKを受信した場
合に必要なバックオフタイムTBOC2だけ待機した後、前記3203過程から
再遂行する。前記3214過程の“E”はUEの物理階層がCD/CA_ICHに
自分が送ったシグネチャーと他のシグネチャーを受信した場合の動作である。こ
の時、3251過程で次のTTIまで満了時間Tを待機した後、3253過程で
CD/CA_ICHを通じて自分が送ったシグネチャーと他のシグネチャーを受信
した場合に与えられるバックオフタイムTBOC1だけをさらに待機した後、前
記3203過程から再遂行する。
【0319】 前記3214過程の“C”はUEの物理階層がCD_ICHに対するACKと
CA_ICHを通じてチャネル割り当てメッセージを受信したことをMACに報
告した場合の動作であり、前記3241過程のC以後の動作は3215過程のよ
うである。前記3215過程でUEのMAC階層は適切なTFを選択して選択さ
れたTFに適切なトランスポートブロックセットを生成する。
【0320】 前記図32の3216過程は、UEのMAC階層が前記形成されたブロックセ
ットをPHY-DATA_REQを使用して伝送する過程であり、前記図32の3
217過程でUEのMAC階層は一つのTTIに該当するフレームの数だけFC
Tを減少させ、3218過程でCPCHを通じてデータを伝送する過程を終了す
る。
【0321】
【発明の効果】
上述したように本発明はUEにより要求されるCPCHを能動的に割り当てる
ことができ、CPCHをセットアップするのに要求される時間を節約することが
できる効果がある。また多数のUEがCPCHの使用を要求する時に発生され得
る衝突確率を低減できるだけでなく、無線資源の浪費を防止する効果がある。一
方、UEとUTRAN間にPC_Pを通じて安定的な共通パケットチャネルの割
り当てだけではなく、共通パケットチャネルの使用においても安定性を提供する
効果がある。
【0322】 以上、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明したが、本発明はこの特定
の実施形態に限るものでなく、各種の変形及び修正が本発明の範囲を逸脱しない
限り、該当分野における通常の知識を持つ者により可能なのは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の非同期逆方向共通チャネル中の任意接近チャネルを通じてト
ラヒック信号を送受信する関係を示した図である。
【図2】 従来技術の順方向及び逆方向チャネルの信号伝送手順を示した図で
ある。
【図3】 本発明の実施形態による逆方向共通チャネルを設定するためのUE
とUTRAN間の信号流れを示した図である。
【図4】 本発明の実施形態によるCSICHのチャネル構造を示した図であ
る。
【図5】 本発明の実施形態によるSIビットを伝送するためのCSICH符
号器を示した図である。
【図6】 図5のCSICH符号器に対応するCSICH復号器の構造を示し
た図である。
【図7】 本発明の実施形態による接近プリアンブルを伝送するため使用する
アクセススロットの構造を示した図である。
【図8A】 従来技術による逆方向スクランブリング符号の構造を示した図で
ある。
【図8B】 本発明の実施形態による逆方向スクランブリング符号の構造を示
した図である。
【図9A】 本発明の一実施形態による共通パケットチャネルの接近プリアン
ブルのチャネル構造と生成構造を示した図である。
【図9B】 本発明の一実施形態による共通パケットチャネルの接近プリアン
ブルのチャネル構造と生成構造を示した図である。
【図10A】 本発明の一実施形態による衝突検出プリアンブルのチャネル構
造と生成構造を示した図である。
【図10B】 本発明の一実施形態による衝突検出プリアンブルのチャネル構
造と生成構造を示した図である。
【図11A】 本発明の一実施形態によるチャネル割り当て表示チャネルの構
造と生成構造を示した図である。
【図11B】 本発明の一実施形態によるチャネル割り当て表示チャネルの構
造と生成構造を示した図である。
【図12】 本発明の一実施形態によるAICH生成器の構成を示した図であ
る。
【図13A】 本発明の一実施形態によるCA_ICHの具現例及び生成構造
を示した図である。
【図13B】 本発明の一実施形態によるCA_ICHの具現例及び生成構造
を示した図である。
【図14】 本発明の一実施形態によるCD_ICHとCA_ICHを同時に伝
送拡散率が同一の相異なるチャネル符号を割り当てて伝送するための生成構成を
示した図である。
【図15】 本発明の他の実施形態によるCD_ICHとCA_ICHを同一の
チャネル符号に拡散のみ相異なるシグネチャーの集合を使用して同時に伝送する
ための生成構造を示した図である。
【図16】 本発明の一実施形態によるシグネチャー構造に対するUEのCA
_ICH受信装置を示した図である。
【図17】 本発明の他の実施形態による受信装置の構造を示した図である。
【図18】 本発明の一実施形態によるUEの送受信装置の構成を示した図で
ある。
【図19】 本発明の他の実施形態によるUTRANの送受信装置の構成を示
した図である。
【図20】 本発明の一実施形態による電力制御プリアンブルのスロット構造
を示した図である。
【図21】 図20で示している電力制御プリアンブルの生成構造を示した図
である。
【図22A】 本発明の実施形態によるPC_Pを利用してUEがUTRAN
にチャネル割り当て確認メッセージ、またはチャネル使用要求確認メッセージを
伝送する方法を示した図である。
【図22B】 図22Aで使用する逆方向スクランブリング符号の構造を示し
た図である。
【図23】 本発明の他の実施形態によるPC_Pを利用してUEがUTRA
Nにチャネル割り当て確認メッセージ、またはチャネル使用要求確認メッセージ
を伝送する方法を示した図である。
【図24A】 本発明の実施形態によるPC_Pを利用してUEがUTRAN
にチャネル割り当て確認メッセージ、またはチャネル使用要求確認メッセージを
伝送する方法を示した図である。
【図24B】 本発明の実施形態によるCA_ICHのシグネチャー、または
CPCHチャネル番号と一対一に対応されるPC_Pチャネル符号のツリーの例
を示した図である。
【図25A】 本発明の他の実施形態によるPC_Pを利用してUEがUTR
ANにチャネル割り当て確認メッセージ、またはチャネル使用要求確認メッセー
ジを伝送する方法を示した図である。
【図25B】 図25Aの方法を使用してPC_Pを伝送する時、UEにより
AP、CD_P、PC_P、CPCHメッセージ部に使用される逆方向スクランブ
リング符号の構造を示した図である。
【図26A】 本発明の一実施形態によるUEで共通パケットチャネルを割り
当てるため遂行する制御流れを示した図である。
【図26B】 本発明の一実施形態によるUEで共通パケットチャネルを割り
当てるため遂行する制御流れを示した図である。
【図26C】 本発明の一実施形態によるUEで共通パケットチャネルを割り
当てるため遂行する制御流れを示した図である。
【図27A】 本発明の一実施形態によるUTRANで共通パケットチャネル
を割り当てるため遂行する制御流れを示した図である。
【図27B】 本発明の一実施形態によるUTRANで共通パケットチャネル
を割り当てるため遂行する制御流れを示した図である。
【図27C】 本発明の一実施形態によるUTRANで共通パケットチャネル
を割り当てるため遂行する制御流れを示した図である。
【図28A】 本発明の一実施形態によるPC_Pを使用して安定的なCPC
Hを設定して使用するためUEで遂行する制御流れを示した図である。
【図28B】 本発明の一実施形態によるPC_Pを使用して安定的なCPC
Hを設定して使用するためUEで遂行する制御流れを示した図である。
【図29A】 本発明の一実施形態によるPC_Pを使用して安定的なCPC
Hを設定して使用するためUTRANで遂行する制御流れを示した図である。
【図29B】 本発明の一実施形態によるPC_Pを使用して安定的なCPC
Hを設定して使用するためUTRANで遂行する制御流れを示した図である。
【図29C】 本発明の一実施形態によるPC_Pを使用して安定的なCPC
Hを設定して使用するためUTRANで遂行する制御流れを示した図である。
【図30A】 本発明の一実施形態によるAPのシグネチャーとCAメッセー
ジを利用してUEにCPCHに必要な情報を割り当てるための制御流れを示した
図である。
【図30B】 本発明の一実施形態によるAPのシグネチャーとCAメッセー
ジを利用してUEにCPCHに必要な情報を割り当てるための制御流れを示した
図である。
【図31】 本発明の他の実施形態によるCSICH復号器の構造を示した図
である。
【図32】 本発明の一実施形態による逆方向共通パケットチャネルを通じて
データを伝送しようとするUEの上位階層で遂行する制御流れを示した図である
【図33】 本発明の一実施形態による逆方向外ループ電力制御を遂行するた
めのUEとUTRAN間の信号及びデータの流れを示した図である。
【図34】 本発明の一実施形態による逆方向外ループ電力制御のためのlu
bデータフレームの構造を示した図である。
【図35】 本発明の一実施形態による逆方向外ループ電力制御のためのlu
rデータフレームの構造を示した図である。
【図36】 本発明の一実施形態による逆方向外ループ電力制御のためのlu
r制御フレームの構造を示した図である。
【図37】 本発明の実施形態による逆方向外ループ電力制御のためのlub
制御フレームの構造を示した図である。
【符号の説明】
501……反復器 503……両直交符号器 601……相関度計算器 603……LLR値計算器 605……LLR値累積器 1613,1713,1815,1915……チャネル推定器 1629,1729……FHT変換器 1631,1731……制御及び判定器 1723……位置変換器 1725……マスク発生器 1811……AICH復調器 1813,1913……データ及び制御信号処理器 1820,1920……制御器 1831……プリアンブル発生器 1833,1933……フレーム形成器 1911……AICH検出器 1931……AICH発生器
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年3月19日(2002.3.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 2000/10823 (32)優先日 平成12年2月29日(2000.2.29) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 2000/11184 (32)優先日 平成12年3月2日(2000.3.2) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 2000/17743 (32)優先日 平成12年4月4日(2000.4.4) (33)優先権主張国 韓国(KR) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),AU,B R,CA,CN,IL,IN,JP,RU,ZA (72)発明者 セオン−イル・パク 大韓民国・キョンギ−ド・435−048・クン ポ−シ・サンボン−ドン・(番地なし)・ セオラク・エーピーティ・#859−2206 (72)発明者 キ−ホ・チュン 大韓民国・キョンギ−ド・429−010・シホ ン−シ・デヤ−ドン・564 (72)発明者 ヒュン−ウー・イ 大韓民国・キョンギ−ド・441−390・スウ ォン−シ・クォンソン−グ・クォンソン− ドン・(番地なし)・テクサン・エーピー ティ・#806−901 (72)発明者 キョウ−ウーン・キム 大韓民国・キョンギ−ド・442−470・スウ ォン−シ・パルダル−グ・ヨントン−ド ン・(番地なし)・チョンミョンマエウ ル・ビョクサン・エーピーティ・#332− 902 (72)発明者 ホ−キュ・チョイ 大韓民国・ソウル・137−030・ソチョ− グ・チャンウォン−ドン・56−2 (72)発明者 スン−オウ・フワン 大韓民国・キョンギ−ド・449−840・ヨン ギン−シ・スジ−ウプ・(番地なし)・ビ ョクサン・エーピーティ・#203−501 (72)発明者 チャン−ホイ・コー 大韓民国・キョンギ−ド・463−060・ソン ナム−シ・プンダン−グ・イマエ−ドン・ 124 (72)発明者 サン−フワン・パク 大韓民国・キョンギ−ド・441−390・スウ ォン−シ・クォンソン−グ・クォンソン− ドン・1265 (72)発明者 チャン−スー・パク 大韓民国・ソウル・138−200・ソンパ− グ・ムンジョン−ドン・72−7 (72)発明者 ジェ−ヨル・キム 大韓民国・キョンギ−ド・435−042・クン ポ−シ・サンボン・2−ドン・(番地な し)・ベクドゥー・エーピ−ティ・#960 −1401 (72)発明者 ヒ−チャン・ムーン 大韓民国・ソウル・138−040・ソンパ− グ・プンナプ−ドン・391 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K067 AA11 AA14 CC08 CC10 DD24 DD34 EE02 EE10 EE23 EE71 GG08 JJ11

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号分割多重接続移動通信システムで基地局の運用方法にお
    いて、 各物理パケットチャネルの使用状態情報と前記物理パケットチャネルの使用可
    能な最大データ伝送速度情報をチャネル状態識別チャネルを通じて伝送する過程
    と、 移動局が使用されない物理パケットチャネルを選択し、伝送すべきであるデー
    タを有していることを示す情報を接近プリアンブルを通じて基地局が受信する過
    程と、 前記基地局が前記選択された物理パケットチャネルを現在使用していないと、
    前記移動局に前記選択された物理パケットチャネルの使用を許す表示識別者信号
    を伝送する過程とを含むことを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 一つの物理パケットチャネルが多重符号送信を使用すると、
    前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報は前記移動局に知らせるための
    前記多重符号の使用による多重符号の数を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の前記方法。
  3. 【請求項3】 前記使用可能な最大データ伝送速度は前記基地局内の物理パ
    ケットチャネルを通じて現在支援することができる最大データ伝送速度であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の前記方法。
  4. 【請求項4】 前記物理パケットチャネルは共通パケット物理チャネルであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の前記方法。
  5. 【請求項5】 前記表示識別者信号の一つのフレームは複数のアクセススロ
    ットに構成され、前記物理パケットチャネルの使用状態情報と前記使用可能な最
    大データ伝送速度に関する情報は前記複数のアクセススロットを構成するビット
    中に使用しない所定個数のビットを通じて伝送されることを特徴とする請求項1
    に記載の前記方法。
  6. 【請求項6】 前記表示識別者信号の一つのフレームは15個のアクセスス
    ロットに構成されることを特徴とする請求項5に記載の前記方法。
  7. 【請求項7】 前記アクセススロットのそれぞれは前記接近プリアンブルに
    応答した表示識別者信号を伝送する32ビットと、前記物理パケットチャネルの
    使用状態情報と前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報を伝送する8ビ
    ットと、からなることを特徴とする請求項6に記載の前記方法。
  8. 【請求項8】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報のビット数は前記
    基地局で使用されているか、使用されることができる物理パケットチャネルの総
    数により決定されることを特徴とする請求項5に記載の前記方法。
  9. 【請求項9】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報は前記複数のアク
    セススロット中の少なくとも一つのアクセススロットを通じて伝送され、前記使
    用可能な最大データ伝送速度に関する情報はその他のアクセススロットを通じて
    伝送されることを特徴とする請求項5に記載の前記方法。
  10. 【請求項10】 前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報は前記複
    数のアクセススロット中の少なくとも一つのアクセススロットを通じて所定回数
    反復して伝送され、前記物理パケットチャネルの使用状態情報はその他のアクセ
    ススロットを通じて所定回数反復して伝送されることを特徴とする請求項5に記
    載の前記方法。
  11. 【請求項11】 前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報を伝送す
    るアクセススロットの個数は前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報の
    反復回数により決定されることを特徴とする請求項10に記載の前記方法。
  12. 【請求項12】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報と前記使用可能
    な最大データ伝送速度に関する情報は、前記アクセススロットを構成するビット
    中に使用しない所定ビット数に分配されることを特徴とする請求項5に記載の前
    記方法。
  13. 【請求項13】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報は一つのアクセ
    スフレーム周期の間に一度伝送され、前記使用可能な最大データ伝送速度に関す
    る情報は前記アクセスフレーム周期の間に反復伝送されることを特徴とする請求
    項5に記載の前記方法。
  14. 【請求項14】 前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報は前記ア
    クセススロットを構成するビット中に使用しない所定ビットの所定位置ビットを
    通じて伝送され、前記物理パケットチャネルの使用状態情報はその他の使用しな
    いビットを通じて伝送されることを特徴とする請求項5に記載の前記方法。
  15. 【請求項15】 前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報のビット
    数(i)を下記<数式32>に適用することにより前記使用可能な最大データ伝送
    速度に関する情報を獲得する過程と、 前記物理パケットチャネルの総数(j)を下記<数式33>に適用することによ
    り前記各物理パケットチャネルの使用状態情報を獲得する過程と、 設定されている中間値(i、j)と前記チャネル状態識別チャネルのビットの総
    数(N)を下記<数式34>に適用することにより反復回数(R)を決定する過程と
    、 前記中間値(j)を前記反復回数(R)に分けて中間値(r)を求め、前記中間値(
    j、r、R)を下記<数式35>に適用することにより中間値(s)を獲得する過
    程と、 前記獲得された中間値(i、r、s、R)を下記<数式36>及び下記<数式3
    7>に適用することにより前記チャネル状態識別チャネルの位置を決定し、前記
    決定された位置に前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報を記録する過
    程と、 前記獲得された中間値(i、r、j、s、R)を下記<数式38>及び下記<数
    式39>に適用することにより前記チャネル状態識別チャネルの位置を決定し、
    前記決定された位置に各物理パケットチャネルの状態情報を記録する過程とを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の前記方法。 【数1】 <数式36> SIl(I+r+l)+i=di 0≦i≦I−l、 l=0,1,...,s−1 <数式37> SIs(I+r+l)+(l-s)×(I+r)+i=di 0≦i≦I−l、 l=0,1,...,s−1 <数式38> SIl(I+r+l)+I+j=pl(r+l)+j 0≦j≦r、 l=0,1,...,s−1 <数式39> SIs(I+r+l)+(l-s)(I+r)+I+j=ps(r+1)+(l-s)r+j 0≦j≦r−l、 l=s,s+1,...,R−1
  16. 【請求項16】 符号分割多重接続移動通信システムで基地局の運用方法に
    おいて、 現在使用していない物理パケットチャネルの使用可能な最大データ伝送速度情
    報と各物理パケットチャネルの使用状態情報をチャネル状態識別者チャネルを通
    じて伝送する過程と、 移動局が要求するデータ伝送速度を選択し、伝送すべきであるデータの存在を
    示す情報を接近プリアンブルを通じて基地局が受信する過程と、 前記基地局が前記選択されたデータ伝送速度を支援することができると、表示
    識別者チャネルを通じて前記移動局に要求されたデータ伝送速度の使用を許す表
    示識別者信号を伝送する過程とを含むことを特徴とする前記方法。
  17. 【請求項17】 前記表示識別者チャネルの一つのフレームは複数のアクセ
    ススロットに構成され、前記物理パケットチャネルの使用状態情報と前記使用可
    能な最大データ伝送速度情報は前記複数のアクセススロットの使用しない領域を
    通じて伝送されることを特徴とする請求項14に記載の前記方法。
  18. 【請求項18】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報は一つのアクセ
    スフレーム周期内に前記アクセススロットの使用しない領域を通じて一度伝送さ
    れ、前記使用可能な最大データ伝送速度情報は前記使用状態情報のビット数に基
    づいて反復され一つのフレーム内に使用しないアクセススロットのその他の領域
    を通じて伝送されることを特徴とする請求項15に記載の前記方法。
  19. 【請求項19】 前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報のビット
    数(i)を下記<数式32>に適用することにより前記使用可能な最大データ伝送
    速度に関する情報を獲得する過程と、 前記物理パケットチャネルの総数(j)を下記<数式33>に適用することによ
    り前記各物理パケットチャネルの使用状態情報を獲得する過程と、 設定されている中間値(i、j)と前記チャネル状態識別チャネルのビット数(
    N)を下記<数式34>に適用することにより反復回数(R)を決定する過程と、 前記中間値(j)を前記反復回数(R)に分けて中間値(r)を求め、前記中間値(
    j、r、R)を下記<数式35>に適用することにより中間値(s)を求める過程
    と、 前記獲得された中間値(i、r、s、R)を下記<数式36>及び下記<数式3
    7>に適用することにより前記チャネル状態識別チャネルの位置を決定し、前記
    決定された位置に前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報を記録する過
    程と、 前記獲得された中間値(I、r、j、s、R)を下記<数式38>及び下記<数
    式39>に適用することにより前記チャネル状態識別チャネルの位置を決定し、
    前記決定された位置に前記各物理パケットチャネルの状態情報を記録する過程と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の前記方法。 【数2】 <数式36> SIl(I+r+l)+i=di 0≦i≦I−l、 l=0,1,...,s−1 <数式37> SIs(I+r+l)+(l-s)×(I+r)+i=di 0≦i≦I−l、 l=0,1,...,s−1 <数式38> SIl(I+r+l)+I+j=pl(r+l)+j 0≦j≦r、 l=0,1,...,s−1 <数式39> SIs(I+r+l)+(l-s)(I+r)+I+j=ps(r+l)+(l-s)r+j 0≦j≦r−l、 l=s,s+1,...,R−1
  20. 【請求項20】 符号分割多重接続移動通信システムで移動局の運用方法に
    おいて、 基地局からの接近プリアンブルに対応した表示識別者チャネルを通じて物理パ
    ケットチャネルの使用状態情報と使用可能な最大データ伝送速度情報を移動局が
    受信する過程と、 要求されたデータ伝送速度を表現する接近プリアンブルを選択する過程と、 前記要求されたデータ伝送速度を支援することができる物理パケットチャネル
    の割り当てを要求する前記接近プリアンブルを前記基地局に伝送する過程とを含
    むことを特徴とする前記方法。
  21. 【請求項21】 一つの物理チャネルが多重符号送信を使用すると、前記使
    用可能な最大データ伝送速度に関する情報は前記多重符号の数を示す情報を含む
    ことを特徴とする請求項18に記載の前記方法。
  22. 【請求項22】 前記使用可能な最大データ伝送速度は物理チャネルを通じ
    て現在支援することができる最大データ伝送速度であることを特徴とする請求項
    18に記載の前記方法。
  23. 【請求項23】 前記物理パケットチャネルは共通パケットチャネルである
    ことを特徴とする請求項18に記載の前記方法。
  24. 【請求項24】 前記表示識別者チャネルの一つのフレームは複数のアクセ
    ススロットに構成され、前記物理パケットチャネルの使用状態情報と前記使用可
    能な最大データ伝送速度に関する情報は前記複数のアクセススロットを構成する
    ビット中に使用しない所定個数のビットを通じて伝送されることを特徴とする請
    求項18に記載の前記方法。
  25. 【請求項25】 前記一つのフレームは15個のアクセススロットに構成さ
    れることを特徴とする請求項22に記載の前記方法。
  26. 【請求項26】 前記アクセススロットのそれぞれは前記接近プリアンブル
    に応答した接近プリアンブル表示識別者信号を伝送する32ビットと、前記物理
    パケットチャネルの使用状態情報と前記使用可能な最大データ伝送速度情報を伝
    送する8ビットと、からなることを特徴とする請求項23に記載の前記方法。
  27. 【請求項27】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報のビット数は前
    記基地局で使用されているか、使用されることができる物理パケットチャネルの
    総数により決定されることを特徴とする請求項22に記載の前記方法。
  28. 【請求項28】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報は一つのアクセ
    スフレームの少なくとも一つの所定アクセススロットを通じて伝送され、前記使
    用可能な最大データ伝送速度情報は前記アクセススロットのその他のアクセスス
    ロットを通じて伝送されることを特徴とする請求項22に記載の前記方法。
  29. 【請求項29】 前記使用可能な最大データ伝送速度情報は一つのアクセス
    フレームの使用しないビットを通じて所定回数反復して伝送され、前記物理パケ
    ットチャネルの使用状態情報は前記アクセスフレームのその他のビットを通じて
    伝送されることを特徴とする請求項22に記載の前記方法。
  30. 【請求項30】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報と前記使用可能
    な最大データ伝送速度情報は前記アクセススロットを構成する前記ビット中に使
    用しないビットの所定ビット数に分配されることを特徴とする請求項22に記載
    の前記方法。
  31. 【請求項31】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報は少なくとも一
    つのフレームを通じて伝送され、前記使用可能な最大データ伝送速度情報は前記
    フレームと異なる少なくとも一つのフレームを通じて伝送されることを特徴とす
    る請求項22に記載の前記方法。
  32. 【請求項32】 前記使用可能な最大データ伝送速度情報を伝送するための
    フレームの数は前記使用可能な最大データ伝送速度情報の反復回数により決定さ
    れることを特徴とする請求項29に記載の前記方法。
  33. 【請求項33】 前記物理パケットチャネルの使用状態情報を伝送するため
    のフレームの数は前記物理パケットチャネルの総数により決定されることを特徴
    とする請求項29に記載の前記方法。
  34. 【請求項34】 前記使用可能な最大データ伝送速度情報は前記アクセスス
    ロットを構成するビット中に使用しない所定ビットの所定位置のビットを通じて
    伝送され、前記物理チャネルの使用状態情報はその他の使用しないビットを通じ
    て伝送されることを特徴とする請求項22に記載の前記方法。
  35. 【請求項35】 前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報のビット
    数(i)を下記<数式32>に適用することにより前記使用可能な最大データ伝送
    速度に関する情報を獲得する過程と、 前記物理パケットチャネルの総数(j)を下記<数式33>に適用することによ
    り前記各物理パケットチャネルの状態情報を獲得する過程と、 設定されている中間値(i、j)と前記チャネル状態識別チャネルのビット数(
    N)を下記<数式34>に適用することにより反復回数(R)を決定する過程と、 前記中間値(j)を前記反復回数(R)に分けて中間値(r)を求め、前記中間値(
    j、r、R)を下記<数式35>に適用することにより中間値(s)を求める過程
    と、 前記獲得された中間値(i、r、s、R)を下記<数式36>及び下記<数式3
    7>に適用することにより前記チャネル状態識別チャネルの位置を決定し、前記
    決定された位置に前記使用可能な最大データ伝送速度に関する情報を記録する過
    程と、 前記獲得された中間値(I、r、j、s、R)を下記<数式38>及び下記<数
    式39>に適用することにより前記チャネル状態識別チャネルの位置を決定し、
    前記決定された位置に前記各物理パケットチャネルの使用状態情報を記録する過
    程とを含むことを特徴とする請求項20に記載の前記方法。 【数3】 <数式36> SIl(I+r+l)+i=di 0≦i≦I−l、 l=0,1,...,s−1 <数式37> SIs(I+r+l)+(l-s)×(I+r)+i=di 0≦i≦I−l、 l=0,1,...,s−1 <数式38> SIl(I+r+l)+I+j=pl(r+l)+j 0≦j≦r、 l=0,1,...,s−1 <数式39> SIs(I+r+l)+(l-s)(I+r)+I+j=ps(r+1)+(l-s)r+j 0≦j≦r−l、 l=s,s+1,...,R−1
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