JP2003515712A - 油圧式ダンプ弾性ベアリング - Google Patents

油圧式ダンプ弾性ベアリング

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JP2003515712A JP2001542706A JP2001542706A JP2003515712A JP 2003515712 A JP2003515712 A JP 2003515712A JP 2001542706 A JP2001542706 A JP 2001542706A JP 2001542706 A JP2001542706 A JP 2001542706A JP 2003515712 A JP2003515712 A JP 2003515712A
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グリューニク,ヴォルケル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、自由に変位可能な要素(15,215)を用いて振幅が小さい振動を油圧減衰および遮断する空気圧調節式弾性ベアリングに関する。このベアリングは、自由に変位可能な要素が制御チャンバに対して変形可能または変位可能な壁を形成するように、この要素の下に設けられた小型構造をもつ空気圧作動式制御チャンバ(19,219)を用いて係合可能である。補償調整の代わりに、この制御チャンバにおいて、3つの可能な空気圧決定された制御状態の1つにシフトされることが好ましい。この状態は、「開」、「閉」、「加圧」である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の前文による油圧式ダンプ弾性ベアリングに関する。 振動を遮断するための遊動片を備えるこのようなベアリングが、さまざまな実
施形態の多数の開示の従来技術において公知のものである。このようなベアリン
グにある遊動片は、ディスクまたは環状ディスクであってよい。実際、振動性、
特に、主表面に対して軸方向に振動性のものであり、隙間を設けて遊動片を包囲
する安全装置、いわゆるキャビティに制止され、さまざまな方法で構成されたキ
ャビティまたはディスク状の材料に遊動片が緩く設けられている。固定されず、
つまりキャビティに緩く挿入されている金属またはゴム部品を用いる代わりに、
遊動片としてエラストマーダイアフラムを使用することも一般的である。このよ
うなダイアフラムは、薄く、部分的に補強され、振動性のものである。しかしな
がら、従来技術によると、この遊動片は、前述した種類のキャビティに設けられ
、遮断される振動の小さい振幅とその経路の長さに対応する一定の変形経路まで
、このような遮断ダイアフラムの振動を制限する。したがって、以下の記載で使
用する「遊動片」という用語は、経路制限キャビティに固定されない遮断要素の
他に、前述した種類の遮断ダイアフラムも含む。
【0002】 さらに、自動車工学の分野では、使用分野を広げ、油圧ベアリングの遮断また
は非遮断の快適さを高めるための多くの手段が知られており、これらの手段は、
減衰流体に作用することにより、ベアリングの特性を変更する。しかしながら、
これらの手段は、ほとんどが、流動的、油圧的、形態振動的、機械的または空気
圧的な調整および補償力により減衰流体に影響を及ぼす装置である。
【0003】 この文脈において、油圧ベアリングの使用中、すなわち、油圧ベアリングの動
的負荷中、ベアリング内に導入される望ましくない振動を空気圧補償により減衰
または吸収することにより、効果的に油圧ベアリングの特性を変更するための提
案が以前から知られている。近年、これは、補償チャンバの境界となる補償ダイ
アフラムの外側に空気圧的に作用することにより達成されてきた。ダイアフラム
は、通常、減衰性能および油圧ベアリングの特徴には影響を及ぼさない。したが
って、ばねのような本来の目的地とは反対に、補償ダイアフラムは、ベアリング
の特性を著しく修正するベアリングの構成部品に改造される。例えば、望ましく
ない振幅が大きい振動の場合、これはばねを強化させ、望ましくない振幅が小さ
い振動の場合、ばねの特性曲線を平らにする。このような空力効果は、例えば、
ドイツ特許出願公開第3210731号から知られているように、補償手段によ
り実現可能であるが、欧州特許出願公開第851146号に開示されているよう
に、降下調整を使用することも可能である。
【0004】 しかしながら、公知の空気圧制御式油圧ベアリングは、その機能的な能力にか
かわらず高価な製品である。これらには、複雑な実時間制御システムが必要とな
る。さらに、比較的大きな表面積をもつ補償ダイアフラムに必要な力を発生させ
るために、空気圧縮機、バッファタンクおよび切換システムを、ベアリングの制
限空間に統合させることができないため、制御される油圧ベアリングの外側にこ
れらの手段を設けなければならないような寸法のものにする必要がある。
【0005】 上述した従来技術から、本発明の目的は、サイズ、コスト、パワーの面で実用
的であり、空気消費を削減でき、効率的に影響を与え得るばね特性を与える油圧
ベアリング、特に自動車工学用パワーユニットベアリングを提供することである
【0006】 本発明は、請求項1の特徴を提供する弾性ベアリングによりこの問題を解消す
る。
【0007】 本発明の主要な特徴は、従来の方法で構成された油圧ベアリングの空気圧切換
が、補償ダイアフラムに作用するのではなく、遮断要素、特に遮断ダイアフラム
、すなわち遊動片に作用することにより達成されることである。これにより、特
に、空気圧構成部品の必要とされるサイズに対して、必要とされる空気消費を削
減され最小限に抑えることができる。
【0008】 一実施形態によれば、本発明のこの基本的な概念はさらに発展され、補償制御
を用いる代わりに、油圧ベアリングの減衰機能を「滑」、「中」、「硬」に設定
するために、ベアリングの3つの異なる動作状態を調節可能に設定することによ
り、制御に代わるさらにより単純かつ実用的な手段が与えられる。一般的に、3
つの調節可能な減衰状態は、自動車のコンソールでドライバにより予め決められ
れば十分である。自動車にセンサ技術が装備されている場合、本発明による油圧
ベアリングの3つの状態は、自動車のコントローラのプロセスを読出値の結果に
より空気圧的に切換可能である。切換媒体として空気が用いられる場合、概念的
な観点において、固有の帯域幅と、実時間補償を行い複雑な制御技術を不要にす
る動力をもつ3つの減衰状態が与えられる。
【0009】 本発明のさらなる実施形態は、従属の請求項の目的である。 本発明は、例示的実施形態により図面を参照して以下に明らかになるであろう
【0010】 図1に、本発明による油圧ベアリングの第1の実施形態の軸断面図が示されて
いる。本願明細書に提示されているパワーユニットベアリングは、自動車での使
用目的で設計されている。ベアリングは、本質的に、パワーユニットを接続する
ためにねじ付き接続ボルト3を保持する負荷接続部品2を支持する円錐形の環状
支持ばね1を備える。支持ばね1は、カップ状のシャシ接続部品4上に間接的に
支持される。負荷接続部品4と、支持ばね1のシャシ側の縁との間に、共通する
分離ディスクが挿入される。分離ディスク5と支持ばね1との間に、油圧減衰流
体で充填された作動チャンバが規定される。この作動チャンバ6は、通常、分離
ディスクの一部であるスロットルチャネル7を介して補償チャンバ8に接続され
る。補償チャンバ8は、分離ディスク5のシャシ側の表面と補償ダイアフラム9
との間に気密および流密に形成される。このダイアフラム9は、弾性的かつ本質
的に無抵抗に変形可能なものである。支持ばね1が変形すると、油圧減衰流体は
、作動チャンバ6からスロットルチャンバ7を介して補償チャンバ8内に吐出さ
れ、補償ダイアフラムは、カップ状のシャシ接続部品4に設けられる空きスペー
ス10内に無抵抗に変形される。
【0011】 支持ばね1のシャシ側の縁と、分離ディスク7の負荷側の表面との間で、環状
キャビティ11が固定される。このキャビティは、本質的に、外周に延びキャビ
ティを固定する外縁の環状部分からなる。この環状部分は、実際の遊動片キャビ
ティ13である中央環状かつドーム状の部分を支持する星形ジョイント12を与
える。遊動片キャビティは、起伏プライ14の外周にそのシャシ側の環状リムで
気密かつ流密に固定される。これにより、起伏プライの中央位置に支持されたエ
ラストマー遊動片15と遊動片キャビティ13との間に遮断チャンバ16を規定
する。遊動片キャビティ13は、通路17により作動チャンバ6の減衰流体と油
圧的に流通状態である。遊動片と環状の起伏プライは、分離ディスク5に設けら
れた中央レセス18に位置する。
【0012】 図1に示されているように、ドーム型の構造をもつ遊動片キャビティ13のシ
ャシ側の表面と、その表面と面する遊動片15の表面は、互いに相補的な寸法お
よび構造をもつものである。したがって、遮断チャンバ16と作動チャンバ6の
減衰流体をつなぐ通路は、遊動片キャビティ13のドーム内およびそれに対して
遊動片15をリフトして押圧することにより流密かつ気密に閉鎖可能である。
【0013】 さらに、分離ディスク5にある中央レセス18は、遊動片19のシャシ側の下
面と起伏プライ14との間に制御チャンバ19を規定するカップ状の構造をもつ
。遊動片は、起伏プライにより軸方向に可動である。遊動片は、制御チャンバ1
9の内外へ移動可能である。このような軸運動は、減衰流体により導入された振
動の影響下の振動運動か、または空気圧接続20により接続された空気圧装置2
1により制御チャンバ19に発生する空気圧により生じる運動のいずれかである
。図1に示されているように、空気圧装置は、ベアリング、特にカップ状のシャ
シ接続部品4に統合されているだけでなく、外側の換気装置と接続された補償ダ
イアフラム9により必要とされる必要な拡張空間10を与える。
【0014】 このように構成されたベアリングは、環状ケース22に固定される。図1に、
ベアリングのケース22のシャシ側のリム23が、ベアリングを予め組み立てた
状態で示されている。油圧ベアリングを最終的に組み立てた後、ケース22のシ
ャシ側のリム23は、シャシ接続部品4に形成された外側フランジ2下で半径方
向内側にクリンプされる。
【0015】 図3に、空気圧装置22の詳細なブロック図が示されている。 図3によれば、空気圧装置21は、2つの部品、すなわち入口部品26を備え
る圧縮機と、導管28を介して3/2ポート方向制御弁29に接続された圧力部
品27からなる。可動部分、すなわち起伏プライ18により支持されている遊動
片15を備える接続21により制御チャンバ19の部品20に、出口部品30が
接続される。図1による実施形態と組み合わせて、遮断チャンバ16を詳細に記
載した。遮断チャンバ16は、制御チャンバ19の反対側にあるように略図的に
輪郭を描いて示されている。
【0016】 3/2ポート方向制御弁は、出口30で3つの切換状態を与えるようにされる
。これらの状態は、「開」、「閉」、「加圧」である。図3の略図的ブロック図
では、「開」状態にある3/2ポート方向制御弁29が示されている。
【0017】 この「開」状態において、弁部品30は、周囲大気と自由に流通する。したが
って、弁は開かれ、圧縮機25は不作動状態に切り換えられる。適切には、圧縮
機はオフに切り換えられる。したがって、制御チャンバ19は、少なくとも遊動
片15が自由に変位可能である間は大気圧下に置かれる。
【0018】 「閉」状態では、ポンプは依然として不作動である。しかしながら、大気との
接続が閉じられる。制御チャンバにある空気量は閉鎖される。したがって、制御
チャンバにおける遊動片15の振動は、振動の位相に応じて、低い過小圧力また
は低い過大圧力を発生する。これは、制御方法において、遊動片の可動性、ひい
ては適度に補強されているため油圧ベアリング全体の特性に影響を及ぼす。
【0019】 最後に、「加圧」状態では、圧縮機25は作動状態、すなわちオンに切り換え
られ、導管28により3/2ポート方向制御弁に接続される。この弁接続は、出
口30と流通する。大気への通路は閉じられる。
【0020】 この切換状態において、制御チャンバ19は、圧縮機25により加えられる過
大圧力下に空気圧的に置かれる。この代わりとして、制御チャンバ19は、所定
の値として圧縮機により加えられる過大圧力を用いることにより、弁により調整
されるオフセット圧力下に置かれる。自動車の一般的なパワーユニットベアリン
グの空気圧切換では、固定オフセット圧力は、約数百ミリバール、特に約500
ミリバールのものである。これらの状況下で、遮断遊動片の可動性は、「閉」の
切換状態に対して油圧ベアリングを再度本質的に補強することがさらに妨げられ
るか、または制限される。
【0021】 小さな制御チャンバ19にある遮断遊動片15に空気圧的に作用する単純な圧
縮機25と単純な3/2ポート方向制御弁29を用いることにより、つまりは弁
を単純に切り換えることにより、3つの異なる空気圧切換状態の1つが選択可能
となる。これらの状態は、「滑」、「中」、「硬」である。このような状態の設
定は、高いコストをかけずに、さらには低級シリーズで生産された低級車に対し
ても実現可能である。実際、このようなばねの3つの規定された状態の設定は、
空気圧または油圧の種類の高価で複雑かつ効率的でない実時間調整と比較すると
、ドライバにとってはより快適なものである。
【0022】 基本的には、油圧ベアリングの現在の切換状態から別の状態への切換を、自動
車の計器盤で行うことができるため、ドライバは、適切または快適であると思う
各自の基準に応じて自動車の性能および道路での調子を調節できる。しかしなが
ら、この調節は、今日では最も単純な自動車でも一般的なものである搭載設備に
より、例えば、設定値としてエンジン速度を用いることにより自動的に行われて
もよい。
【0023】 図2において、本発明による特徴を備える油圧ベアリングの第2の実施形態の
一部が示されている。図1に示されているベアリングとは異なり、図2にある遊
動片215は、中央のディスクとして設けられておらず、環状遊動片キャビティ
216に形成された環状ディスクとして設けられている。したがって、遊動片は
、外周に延びる環状起伏プライに接続されていない。遊動片は、内側に半径方向
に設けられた起伏プライ214'と、外側に半径方向に設けられた起伏プライ2
14とに接続される。さらに、図2によると、カップ形の円筒状制御チャンバ1
9は、環状制御チャンバ219の形をした構造をもつ。図1に示されて油圧ベア
リングに統合された空気圧装置21とは異なり、図2による空気圧装置は、油圧
ベアリングの内側空間の外側に設けられている。これは、図2に示されていない
。したがって、空気圧装置は、油圧ベアリングから完全に分離されるか、外部に
取り付けられる。導管220が使用される場合、図2に示される実施形態の制御
チャンバ219もまた、図1による実施形態に関して記載したものと基本的に同
じ方法で上述した「開」、「閉」、「加圧」の3つの状態の1つに切換可能であ
る。最後に、本発明による特徴を備える基本的な要素を説明することにより、図
2に示す油圧ベアリングの実施形態は、ねじ付きボルト43(図1)ではなく、
フランジ接続部品243によりシャシに固定されるシャシ固定部品204を特徴
とする。したがって、分離ディスク205は、固定されるのではなく、直接シャ
シ接続部品204にある。
【0024】 図2に示す本発明による油圧ベアリングの実施形態の利点は、組み立てが極め
て少ないことである。さらに、同時に空気圧調節可能な油圧ベアリングを提供す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による油圧ベアリングの第1の実施形態の軸断面図である。
【図2】 本発明による油圧ベアリングの第2の実施形態である。
【図3】 本発明による空気圧油圧ベアリングの構成部品のブロック図である。
【手続補正書】特許協力条約第19条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月1日(2001.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン,ヴァルデマール ドイツ、63637 レットゲンブルン、ベル リナーシュトラーセ 5 (72)発明者 グリューニク,ヴォルケル ドイツ、04600 アルテンブルク、オット ー−ディス−シュトラーセ 26 Fターム(参考) 3J047 AA15 AB02 AB04 CA15 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式ダンパーを持つ弾性マウント、とくにパワーユニット
    ・マウントにおいて、すなわちベアリング接続ピースを支持し、直接または間接
    にスラスト・ベアリング接続ピース上に支持されている円錐形リング状の支持ス
    プリングと、油圧ダンパー液を満たした油圧作動チャンバを支持スプリングとの
    間で限定する間仕切りディスクと、作動チャンバの向かい側で作動チャンバと弾
    性的に容易に変形可能な補償ダイアフラムおよび間仕切りディスクの間で限定さ
    れている補償チャンバを結ぶオリフィス通路と、振幅の小さい振動を遮断するた
    め、間仕切りディスクに対し垂直に運動可能な状態で1つのケージに収められて
    いる遊動片と、マウント各部品を軸方向の順序にフルード・タイトにかつ機械的
    に固定して連結するマウント・ハウジングとを持つ上記の弾性マウントにおいて
    、ディスク状の遊動片(15、215)、すなわちその周縁がひだ目(14、2
    14、214′)を介して間仕切りディスク(5)に保持され、その作動チャン
    バ側表面でダンパー液とコミュニケートし、他方ではその反対側表面が、作動チ
    ャンバ(6)からも補償チャンバ(8)からも気密に分離されかつ空気圧力を加
    えることのできる制御チャンバ(19、219)を形成する前記の遊動片を特徴
    とする上記の弾性マウント。
  2. 【請求項2】 コンプレッサー(25)と、制御チャンバ(19、219)
    を「通気」、「閉」、「加圧」の3つの状態それぞれにスイッチするための3/
    2ポート方向制御弁(29)との組合せを特徴とする、請求項1に記載のマウン
    ト。
  3. 【請求項3】 遊動片ケージ(11、13、213)、すなわち遊動片(1
    5、215)のひだ(14、214、214′)を、その周縁を切れ目なく一周
    する線で、気密かつフルード・タイトに挟み込み、そのようにして遊動片ととも
    に遮断チャンバ(16、216)を形成し、この遮断チャンバは、遊動片ケージ
    のベアリング側の壁に形成されている通過路(17、217)を経由してのみ、
    作動チャンバ(6)のダンパー液とコミュニケートする、このような上記遊動片
    ケージを特徴とする、請求項1または2に記載のマウント。
  4. 【請求項4】 遊動片(15、215)の遮断チャンバ側のエラストマー表
    面、すなわちケージ(13、213)の遮断チャンバ側表面を補完して、遊動片
    がスイッチ状態「加圧」においてはケージ壁に動かず密着するように、そして遮
    断チャンバ(16、216)は作動チャンバに対して気密かつフルード・タイト
    にシールされるように設計されている上記エラストマー表面を特徴とする、請求
    項3に記載のマウント。
  5. 【請求項5】 ハウジング底部にコンプレッサー(25)と3/2ポート方
    向制御弁(29)を内蔵するという方法によるスラスト・ベアリング接続ピース
    (4)のカップ状構造を特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載
    のマウント。
JP2001542706A 1999-12-02 2000-11-29 油圧式ダンプ弾性ベアリング Pending JP2003515712A (ja)

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