JP2003515299A - 循環光スイッチ・マトリックス - Google Patents

循環光スイッチ・マトリックス

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JP2003515299A
JP2003515299A JP2001538844A JP2001538844A JP2003515299A JP 2003515299 A JP2003515299 A JP 2003515299A JP 2001538844 A JP2001538844 A JP 2001538844A JP 2001538844 A JP2001538844 A JP 2001538844A JP 2003515299 A JP2003515299 A JP 2003515299A
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ニル デイビッド
ドゥエル ルーベン
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Abstract

(57)【要約】 光スイッチ・マトリックス(100)は、スイッチ・セットのM個の行(a−d)を介してM個の出力導波路(120)にN個の入力導波路(118)を接続する。スイッチ・セット(112)の各行は、1つの入力ポート(140)及び2つの出力ポートを有する最初のスイッチ・セット、2つの入力ポート及び2つの出力ポートを有するN−2個の中間スイッチ・セット(114)、そして2つの入力ポート及び1つ又は2つの出力ポートを有する最後のスイッチ・セットを含む。各最初の又は中間スイッチ・セットの1つの出力ポートは、同じ行の続いているスイッチ・セットの入力ポートに光結合され、かつ他の出力ポートは、互いに横切らない中間導波路によって、循環的に連続している行の各スイッチ・セットの入力ポートに光結合される。唯一の例外は、最後の行を最初の行に接続する中間導波路である。これらの中間導波路は、他の導波路を横切うる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の分野および背景】 本発明は、光スイッチ・マトリックスに関し、特に、循環アーキテクチャを有
する改良型光スイッチ・マトリックスに関する。 【0002】 図1は、本発明が改良した従来技術の光スイッチ・マトリックス10を示す。
また、この従来技術の光スイッチ・マトリックスは、奥山、他による米国特許4
,852,958号公報に従来技術としても記述されている。マトリックス10
は、 スイッチの4つの行(a,b,c,d)を介して4つの出力導波路20
に4つの入力導波路18を接続する。各行は、1×2スイッチ12、2つの2×
2スイッチ14及び2×1結合器16を含む。各1×2スイッチ12は、単一入
力ポート40及び2つの出力ポート:上部出力ポート22及び下部出力ポート2
4を有する。各2×2スイッチは、2つの入力ポート及び2つの出力ポート:上
部入力ポート26、下部入力ポート28、上部出力ポート30及び下部出力ポー
ト32を有する。各2×1結合器は、2つの入力ポート:上部入力ポート34及
び下部入力ポート36;及び単一出力ポート42を有する。入力導波路18は、
対応する入力ポート40に接続される。出力導波路20は、対応する出力ポート
42に接続される。各行では、下部出力ポート24及び32は、直ぐに続いてい
るスイッチ14又は16の下部入力ポート28及び36に中間導波路38によっ
て接続される;しかるに上部出力ポート22及び30は、循環的に連続している
行の各スイッチ14又は16の上部入力ポート26又は34に中間導波路38に
よって接続される。循環的連続は、あたかも行が円柱の軸に平行に、円柱の側面
に組み立てられるような接続形態であるということを意味する:行bは行aの後
続点であり、行cは行bの後続点であり、行dは行cの後続点でありそして行a
は行dの後続点である。そのように、例えば、中間導波路38は、スイッチ12
dの上部出力ポート22をスイッチ14aaの上部入力ポートに接続する。奥山
、他では、行a及びdは、他の中間導波路38を横切る中間導波路38によって
接続されて示されている。説明の明確化のために、行aとdの間の接続性のこの
循環は、行dの出力ポート22及び30を行aの入力ポート26及び34に接続
する中間導波路38の丸で囲まれた終端A、B及びCによって図1に示される。 【図面の簡単な説明】 発明は、添付した図面を参照して、単に例として、ここに記述される。 【図1】 従来技術の光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図2】 4つの入力導波路を4つの出力導波路に接続するための、本発明
の光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図3A】 3つの入力導波路を5つの出力導波路に接続するための、本発
明の光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図3B】 5つの入力導波路を3つの出力導波路に接続するための、本発
明の光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図4】 中間スイッチ・セットとしての2×2スイッチに基づく、本発明
の16×16光スイッチ・マトリックスのレイアウトを示す図である。 【図5】 アクティブ1×2スイッチ及び2×1結合器に基づく中間スイッ
チ・セットを示す図である。 【図6】 アクティブ1×2スイッチ及び2×1結合器に基づく別の中間ス
イッチ・セットを示す図である。 【図7】 入力スイッチ・セットとしての図8のスイッチ・セット、中間ス
イッチ・セットとしてのアクティブ2×1結合器を有する図5のスイッチ・セッ
ト、及び出力スイッチ・セットとしての図9のスイッチ・セットに基づく本発明
の8×8光スイッチ・マトリックスにトポロジー的に等しい2×2スイッチのペ
アのマトリックスを示す図である。 【図8】 アクティブ1×2スイッチ及びアクティブ2×1スイッチに基づ
く入力スイッチ・セットを示す図である。 【図9】 アクティブ1×2スイッチ及びアクティブ2×1スイッチに基づ
く出力スイッチ・セットを示す図である。 【図10】 入力スイッチ・セットとしての図8のスイッチ・セット、中間
スイッチ・セットとしての図5のスイッチ・セット、及び出力スイッチ・セット
としての図9のスイッチ・セットに基づく本発明の16×16光スイッチ・マト
リックスのレイアウトを示す図である。 【図11】 単一2×2スイッチである最初及び最後のスイッチ・セットと
、2×2スイッチのペアである中間スイッチ・セットとに基づく、本発明の第2
の8×8光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図12】 2×2スイッチのペアであるスイッチ・セットに基づく、本発
明の第3の8×8光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図13】 本発明の第2の形態による、4つの入力導波路を4つの出力導
波路に接続するための、光スイッチ・マトリックスを示す図である。
【手続補正書】 【提出日】平成14年6月19日(2002.6.19) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正の内容】 【発明の名称】 循環光スイッチ・マトリックス 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (a)Nが2よりも大きい整数である、N個の入力導波路と
、 (b)Mが2よりも大きい整数である、M個の出力導波路と、 (c)(i)少なくとも1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有している
最初のスイッチ・セットと、 (ii)2つの入力ポート及び少なくとも1つの出力ポートを有している最後
のスイッチ・セットと、 (iii)各々が2つの入力ポート及び2つの出力ポートを有しており、Lが
M及びNの小さい方である、L−2個の中間スイッチ・セットと、を含む、Kが
M及びNの大きい方である、K個の行のスイッチ・セットと、を備え、 前記N個の最初のスイッチ・セットの各々の前記少なくとも1つの入力ポート
の1つは、各前記入力導波路に光結合され、 前記M個の最後のスイッチ・セットの各々の前記少なくとも1つの入力ポート
の1つは、各前記出力導波路に光結合され、 各前記行に対して、前記最後のスイッチ・セット以外の各前記スイッチ・セッ
トに対して、該各スイッチ・セットの最初の該出力ポートは、続いている該スイ
ッチ・セットの各該入力ポートに最初の各中間導波路を介して光結合され、第2
の該出力ポートは、循環的に連続している該行の各スイッチ・セットの各該入力
ポートに第2の各中間導波路を介して光結合され、かつ、 最後の該行以外の各該行に対して、該最後のスイッチ・セット以外の各該スイ
ッチ・セットに対して、前記第1及び第2の中間導波路は、互いに回避する、光
スイッチ・マトリックス。 【請求項2】 Mは、Nより大きく、かつN個の前記最後のスイッチ・セッ
トは、1つの前記出力ポートのみを有し、M−N個の前記最後のスイッチ・セッ
トは、2つの前記出力ポートを有し、前記M−N個の最後のスイッチ・セットの
それぞれの前記2つの出力ポートの1つが循環的に続いている行の各スイッチ・
セットの各前記入力ポートに各中間導波路を介して光結合される請求項1に記載
の光スイッチ・マトリックス。 【請求項3】 前記出力ポートのみを有する前記N個の最後のスイッチ・セ
ットのそれぞれは、2×1結合器を含む請求項2に記載の光スイッチ・マトリッ
クス。 【請求項4】 Nは、Mより大きく、かつM個の前記最初のスイッチ・セッ
トは、1つの前記入力ポートのみを有しかつN−M個の前記最初のスイッチ・セ
ットは、2つの前記入力ポートを有し、前記N−M個の最初のスイッチ・セット
のそれぞれの前記2つの入力ポートの1つが循環的に前にある行の各スイッチ・
セットの各前記出力ポートに各中間導波路を介して光結合される請求項1に記載
の光スイッチ・マトリックス。 【請求項5】 前記出力ポートのみを有する前記M個の最初のスイッチ・セ
ットのそれぞれは、能動1×2スプリッタを含む請求項4に記載の光スイッチ・
マトリックス。 【請求項6】 Mは、Nに等しくかつ前記最後のスイッチ・セットのそれぞ
れは、2×1結合器を含む請求項1に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項7】 各前記最初のスイッチ・セットは、単一の能動1×2スプリ
ッタを含む請求項1に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項8】 各前記中間スイッチ・セットは、単一の2×2スイッチを含
む請求項1に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項9】 各前記中間スイッチ・セットは、 (i)1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有している能動1×2スプリ
ッタと、 (ii)2つの入力ポート及び1つの出力ポートを有している2×1結合器と
を含み、 前記各中間スイッチの前記1×2スプリッタの前記2つの出力ポートの最初の
ものが前記各中間スイッチ・セットの前記2×1結合器の前記2つの入力ポート
の最初のものに光結合される請求項1に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項10】 前記2×1結合器は、能動である請求項8に記載の光スイ
ッチ・マトリックス。 【請求項11】 前記各中間スイッチ・セットの第1の前記出力ポートは、
前記1×2スプリッタの前記出力ポートの第2のものに光結合され、かつ前記各
中間スイッチ・セットの第2の前記出力ポートは、前記2×1結合器の前記出力
ポートに光結合される請求項9に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項12】 前記前にあるスイッチ・セットの前記第1の出力ポートが
接続される、前記各中間スイッチ・セットの前記各入力ポートは、前記1×2ス
プリッタの前記入力ポートに光結合され、前記循環的に前にある行の前記各スイ
ッチ・セットの前記第2の出力ポートが接続される、前記各中間スイッチ・セッ
トの前記各入力ポートは、前記2×1結合器の前記2つの入力ポートの第2のも
のに光結合される請求項11に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項13】 前記各中間スイッチ・セットの第1の前記出力ポートは、
前記2×1結合器の前記出力ポートに光結合され、かつ前記各中間スイッチ・セ
ットの第2の前記出力ポートは、前記1×2スプリッタの前記2つの出力ポート
の第2のものに光結合される請求項9に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項14】 前記前にあるスイッチ・セットの前記第1の出力ポートが
接続される、前記各中間スイッチ・セットの前記各入力ポートは、前記2×1結
合器の前記2つの入力ポートの第2のものに光結合され、前記循環的に前にある
行の前記各スイッチ・セットの前記第2の出力ポートが接続される、前記各中間
スイッチ・セットの前記各入力ポートは、前記1×2スプリッタの前記入力ポー
トに光結合される請求項12に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項15】 各前記第1のスイッチ・セットは、 (i)1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有している能動1×2スプリ
ッタと、 (ii)2つの入力ポート及び1つの出力ポートを有している2×1結合器を
含み、 前記各第1のスイッチ・セットの前記1×2スプリッタの前記2つの出力ポー
トの第1のものが前記各第1のスイッチ・セットの前記2×1結合器の前記2つ
の入力ポートの第1のものに光結合され、かつ前記各第1のスイッチ・セットの
前記2×1結合器の前記2つの入力ポートの第2のものがアイドルである請求項
1に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項16】 前記2×1結合器は、能動である請求項15に記載の光ス
イッチ・マトリックス。 【請求項17】 前記各第1のスイッチ・セットの前記入力ポートは、その
前記1×2スプリッタの前記入力ポートに光結合され、前記各第1のスイッチ・
セットの第1の前記出力ポートは、その前記1×2スプリッタの前記出力ポート
の第2のものに光結合され、かつ前記各第1のスイッチ・セットの第2の前記出
力ポートは、その前記2×1結合器の前記出力ポートに光結合される請求項15
に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項18】 N個の前記最後のスイッチ・セットのそれぞれは、 (i)1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有している能動1×2スプリ
ッタと、 (ii)2つの入力ポート及び1つの出力ポートを有している2×1結合器を
含み、 前記各最後のスイッチ・セットの前記1×2スプリッタの前記2つの出力ポー
トの第1のものが前記各最後のスイッチ・セットの前記2×1結合器の前記2つ
の入力ポートの第1のものに光結合され、かつ前記各最後のスイッチ・セットの
前記1×2スプリッタの前記2つの出力ポートの第2のものがアイドルである請
求項1に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項19】 前記2×1結合器は、能動である請求項18に記載の光ス
イッチ・マトリックス。 【請求項20】 前記各最後のスイッチ・セットの第1の前記入力ポートは
、その前記1×2スプリッタの前記入力ポートに光結合され、前記各最後のスイ
ッチ・セットの第2の前記入力ポートは、その前記2×1結合器の前記入力ポー
トの第2のものに光結合され、かつ前記各最後のスイッチ・セットの前記出力ポ
ートは、その前記2×1結合器の前記出力ポートに光結合される請求項18に記
載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項21】 各前記行に対して、前記最後のスイッチ・セット以外の前
記各スイッチ・セットに対して、前記各スイッチ・セットの前記第1の出力ポー
トは、単一の前記第1の各中間導波路によって前記続いているスイッチ・セット
の前記各入力ポートに光結合され、前記第2の出力ポートは、単一の前記第2の
各中間導波路によって前記循環的に続いている行の前記各スイッチ・セットの前
記各入力ポートに光結合される請求項1に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項22】 全ての前記中間導波路は、互いに回避する請求項1に記載
の光スイッチ・マトリックス。 【請求項23】 円柱形基板の表面に組み立てられた、請求項22に記載の
光スイッチ・マトリックス。 【請求項24】 円柱形基板の側面に組み立てられた、請求項22に記載の
光スイッチ・マトリックス。 【請求項25】 前記行の1つに対して、前記1つの行をその前記循環的に
続いている行に結合する前記第2の中間導波路は、前記入力導波路を横切る請求
項22に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項26】 前記行の1つに対して、前記1つの行をその前記循環的に
続いている行に結合する前記第2の中間導波路は、前記出力導波路を横切る請求
項22に記載の光スイッチ・マトリックス。 【請求項27】 全ての前記導波路は、互いに回避する請求項22に記載の
光スイッチ・マトリックス。 【請求項28】 (a)Nが2よりも大きい整数である、N個の入力導波路
と、 (b)N個の出力導波路と、 (c)スイッチ・セットのN個の行を備え、 全てのN個の前記行は、 (i)1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有している第1の前記スイッ
チ・セットであり、前記第1のスイッチ・セットの前記入力ポートが各前記入力
導波路に光結合される、第1の前記スイッチ・セットと、 (ii)2つの入力ポート及び1つの出力ポートを有している最後から2番目
の前記スイッチ・セットであって、最後の前記行の前記最後から2番目のスイッ
チ・セットの前記出力ポートが各前記出力導波路に光結合される、最後から2番
目の前記スイッチ・セットと、 (iii)N−2個の中間前記スイッチ・セットであって、各前記中間スイッ
チ・セットが少なくとも1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有し、最後の
N−1個の前記行のそれぞれの前記中間スイッチ・セット及び前記最後から2番
目のスイッチ・セットがそれぞれ2つの前記入力ポートを有し、LがN−1より
も小さい整数である、第1のN−1個の前記行の最後のL個のそれぞれが、 (iv)2つの入力ポート及び1つの出力ポートを有している最後のスイッチ
・セットであって、前記最後のスイッチ・セットの前記出力ポートが各前記出力
導波路に光結合され、前記最後のスイッチ・セットの第1の前記入力ポートが前
記各行の前記最後から2番目のスイッチ・セットの前記出力ポートに光結合され
る、前記最後のスイッチ・セットを更に含み、 前記行の第1のN−L−1個の前記最後から2番目のスイッチ・セットの前記
出力ポートは、各前記出力導波路に光結合され、各前記行に対して、前記各行の
前記第1のスイッチ・セットと前記各行の前記N−2個の中間スイッチ・セット
とで構成されているグループから選択された各前記スイッチ・セットに対して、
前記各スイッチ・セットの第1の前記出力ポートは、続いている前記スイッチ・
セットの各前記入力ポートに第1の各中間導波路を介して光結合され、前記第1
のN−1個の行のそれぞれに対して、前記各行の前記第1のスイッチ・セットと
前記各行の前記N−2個の中間スイッチ・セットとで構成されているグループか
ら選択された各前記スイッチ・セットに対して、前記各スイッチ・セットの第2
の前記出力ポートは、続いている行の各スイッチの各前記入力ポートに第2の各
中間導波路を介して光結合され、かつ前記最後の行において、第1のL個の前記
スイッチ・セットのそれぞれに対して、前記各スイッチ・セットの第2の前記出
力ポートは、各前記最後のスイッチ・セットの第2の前記入力ポートに光結合さ
れる、光スイッチ・マトリックス。 【請求項29】 前記最後の行において、前記第1のL個のスイッチ・セッ
トに続くN−L−1個のスイッチ・セットのそれぞれに対して、各スイッチ・セ
ットの第2の前記出力ポートは、第1の前記行の各スイッチの各前記入力ポート
に第3の各中間導波路を介して光結合される請求項28に記載の光スイッチ・マ
トリックス。 【請求項30】 前記第1及び第2の中間導波路は、互いに回避する請求項
28に記載の光スイッチ・マトリックス。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【技術分野】 本発明は、光スイッチ・マトリックスに関し、そして特に、循環アーキテクチ
ャを有する改良型光スイッチ・マトリックスに関する。 【0002】 【背景技術】 図1は、本発明が改良した従来技術の光スイッチ・マトリックス10を示す。
また、この従来技術の光スイッチ・マトリックスは、奥山、他による米国特許4
,852,958号公報に従来技術としても記述されている。マトリックス10
は、スイッチの4つの行(a,b,c,d)を介して4つの出力導波路20に4
つの入力導波路18を接続する。各行は、1×2スイッチ12、2つの2×2ス
イッチ14、及び2×1結合器16を含む。各1×2スイッチ12は、単一入力
ポート40及び2つの出力ポート:上部出力ポート22及び下部出力ポート24
を有する。各2×2スイッチは、2つの入力ポート及び2つの出力ポート:上部
入力ポート26、下部入力ポート28、上部出力ポート30及び下部出力ポート
32を有する。各2×1結合器は、2つの入力ポート:上部入力ポート34及び
下部入力ポート36、及び単一出力ポート42を有する。入力導波路18は、対
応する入力ポート40に接続される。出力導波路20は、対応する出力ポート4
2に接続される。各行では、下部出力ポート24及び32は、直ぐに続いている
スイッチ14又は16の下部入力ポート28及び36に中間導波路38によって
接続される。それに対して上部出力ポート22及び30は、循環的に続いている
行の各スイッチ14又は16の上部入力ポート26又は34に中間導波路38に
よって接続される。循環的連続は、あたかも行が円柱の軸に平行に、円柱の側面
に組み立てられるような接続形態であるということを意味する。行bは行aの後
続点であり、行cは行bの後続点であり、行dは行cの後続点でありそして行a
は行dの後続点である。そのように、例えば、中間導波路38は、スイッチ12
dの上部出力ポート22をスイッチ14aaの上部入力ポート26に接続する。
奥山、他では、行a及びdは、他の中間導波路38を横切る中間導波路38によ
って接続されて示されている。説明の明確化のために、行aとdの間の接続性の
この循環は、行dの出力ポート22及び30を行aの入力ポート26及び34に
接続する中間導波路38の丸で囲まれた終端A、B及びCによって図1に示され
る。 【0003】 特に、方向性結合器スイッチ及びマッハ−ツェンダー干渉計スイッチを含んで
いる、2×2スイッチ14のいくつかの実施が従来技術で知られている。2×2
スイッチ14は、2つの状態の1つでありうる。上部入力ポート26を介してス
イッチ14に入力する、光エネルギーが上部出力ポート30を介してスイッチ1
4から出て、かつ下部入力ポート28を介してスイッチ14に入力する、光エネ
ルギーが下部出力ポート32を介してスイッチ14から出る、ストレート−スル
ー状態(“バー”状態又は“=”状態とも呼ばれる)、及び、上部入力ポート2
6を介してスイッチ14に入力する、光エネルギーが下部出力ポート32を介し
てスイッチ14から出て、かつ下部入力ポート28を介してスイッチ14に入力
する、光エネルギーが上部出力ポート30を介してスイッチ14から出る、クロ
スオーバ状態(“クロス”状態又は“X”状態とも呼ばれる)。スイッチ14は
、スイッチ14の内部コンポーネントへの電圧の供給によって1つの状態から別
の状態へ切り換えられる。電圧が供給されないと、スイッチ14は、その2つの
状態の1つの“オフ(オフ)”である。スイッチング電圧が供給されると、スイ
ッチ14は、その2つの状態の他方の“オン(オン)”である。それゆえに、ス
イッチ14の2つのバリアントが可能である。第1のバリアントでは、スイッチ
14は、オフのときにその=状態にありかつオンのときにそのX状態にある。第
2のバリアントでは、スイッチ14は、オフのときにそのX状態にありかつオン
のときにその=状態にある。本発明のコンテキストでは、スイッチ14の第1の
バリアントが好ましい。 【0004】 2×2スイッチ14は、入力ポートの1つをアイドル・ポートにすることによ
って、即ち、この入力ポートを切断したままにすることによって、簡単に1×2
スイッチ12になる。例えば、下部入力ポート28がアイドルである場合には、
上部入力ポート26は、入力ポート40として働き、上部出力ポート30は、上
部出力ポート22として働きかつ下部出力ポート32は、下部出力ポート24と
して働く。1×2スイッチ12のような好適なバリアントでは、このスイッチ1
2がオフであるときに、その=状態にあり、入力ポート40を介して入力する光
エネルギーは、上部出力ポート22を介して出て行く。そしてこのスイッチ12
がオンであるときに、そのX状態にあり、入力ポート40を介して入力する光エ
ネルギーは、下部出力ポート24を介して出て行く。代替的に、入力ポート26
がアイドルである場合には、下部入力ポート28は、入力ポート40として働く
。この代替1×2スイッチ12の好適なバリアントでは、このスイッチ12がオ
フであるときに、その=状態にあり、入力ポート40を介して入力する光エネル
ギーは、下部出力ポート24を介して出て行き、そしてこのスイッチ12がオン
であるときに、そのX状態にあり、入力ポート40を介して入力する光エネルギ
ーは、上部出力ポート22を介して出て行く。 【0005】 2×1結合器16は、受動又は能動のいすれかでありうる。2×2スイッチ1
4は、出力ポートの1つをアイドル・ポートにすることによって、即ち、この出
力ポートを切断したままにすることによって、簡単に2×1能動結合器16にな
る。例えば、下部入力ポート32がアイドルである場合には、上部入力ポート2
6は、入力ポート34として働き、下部入力28は、下部入力ポート36として
働き、かつ上部出力ポート30は、出力ポート42として働く。それに続いて、
能動2×1結合器は、通常、“2×1スイッチ”と呼ばれる。そのような2×1
スイッチ16の好適なバリアントでは、この2×1スイッチ16がオフであると
きに、その=状態にあり、上部入力ポート34を介して入力する光エネルギーの
みが出力ポート42を介して出て行く。そしてこの2×1スイッチ16がオンで
あるときに、そのX状態にあり、下部入力ポート36を介して入力する光エネル
ギーのみが出力ポート42を介して出て行く。代替的に、上部出力ポート30が
アイドルである場合には、下部出力ポート32は、出力ポート42として働く。
この代替2×1スイッチ16の好適なバリアントでは、この2×1スイッチ16
がオフであるときに、その=状態にあり、下部入力ポート36を介して入力する
光エネルギーのみが出力ポート42を介して出て行き、かつこの2×1スイッチ
16がオンであるときに、そのX状態にあり、上部入力ポート34を介して入力
する光エネルギーのみが出力ポート42を介して出て行く。2×1結合器16は
、y−接合結合器のような、受動結合器として最も簡単に実施されるが、受動2
×1結合器が本質的に損失性のものでありかつ以下に示す第2の理由に対するも
のの両方なので、本発明の好ましい2×1結合器は、能動2×1結合器である。 【0006】 適切なスイッチ12及び14をオン及びオフにすることによって、入力導波路
18は、出力導波路20に接続されうる。例えば、1×2スイッチ12をアイド
ルの下部入力ポートを有する2×2スイッチとし、1×2スイッチ12及び2×
2スイッチ14をオフのときにそれらの=状態にありオンのときにそれらのX状
態にあるものとし、かつ2×1結合器16を受動であるとする。全てのスイッチ
12及び14がオフの状態で、入力導波路18aは、出力導波路20dに接続さ
れ、入力導波路18bは、出力導波路20aに接続され、入力導波路18cは、
出力導波路20bに接続され、かつ入力導波路18dは、出力導波路20cに接
続される。スイッチ12aをオンにすることは、入力導波路18aを出力導波路
20aに接続する。スイッチ14baをオンにすることは、入力導波路18aを
出力導波路20bに接続する。スイッチ14ebをオンにすることは、入力導波
路18aを出力導波路20cに接続する。 【0007】 能動2×1結合器16を用いることによって、光スイッチ・マトリックス10
は、スイッチ12、14又は16がオンにならない限り入力導波路18が出力導
波路20に接続されないように構成しうる。例えば、1×2スイッチ12及び2
×2スイッチ14を上記のように、そして2×1結合器16を、オフのときにそ
れらの=状態にありかつオンのときにそれらのX状態にある、アイドルの上部出
力ポートを有する、2×2スイッチにする。ここで、全てのスイッチ12及び1
4がオフの状態で、スイッチ16dは、入力導波路18aを出力導波路20dに
接続するためにオンにされなければならなし、スイッチ16aは、入力導波路1
8bを出力導波路20aに接続するためにオンにされなければならなし、スイッ
チ16bは、入力導波路18cを出力導波路20bに接続するためにオンにされ
なければならなし、かつスイッチ16cは、入力導波路18dを出力導波路20
cに接続するためにオンにされなければならない。 【0008】 【発明の概要】 本発明によれば、(a)Nが2よりも大きい整数である、N個の入力導波路と
、 (b)Mが2よりも大きい整数である、M個の出力導波路と、(c)(i)少
なくとも1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有している最初のスイッチ・
セットと、(ii)2つの入力ポート及び少なくとも1つの出力ポートを有して
いる最後のスイッチ・セットと、(iii)それぞれが2つの入力ポート及び2
つの出力ポートを有しており、LがM及びNの小さい方であるような、L−2個
の中間スイッチ・セットと、を含んでいる、KがM及びNの大きい方であるよう
な、K個の行のスイッチ・セットと、を備え、前記最初のスイッチ・セットのN
個のそれぞれの前記少なくとも1つの入力ポートの1つは、各前記入力導波路に
光結合され、前記最後のスイッチ・セットのM個のそれぞれの前記少なくとも1
つの入力ポートの1つは、各前記出力導波路に光結合され、各前記行に対して、
前記最後のスイッチ・セット以外の各前記スイッチ・セットに対して、該各スイ
ッチ・セットの最初の該出力ポートは、続いている該スイッチ・セットの各該入
力ポートに最初の各中間導波路を介して光結合され、第2の該出力ポートは、循
環的に続いている該行の各スイッチ・セットの各該入力ポートに第2の各中間導
波路を介して光結合され、かつ最後の該行以外の各該行に対して、該最後のスイ
ッチ・セット以外の各該スイッチ・セットに対して、前記第1及び第2の中間導
波路は、互いに回避する、光スイッチ・マトリックスを提供する。 【0009】 本発明によれば、(a)Nが2よりも大きい整数である、N個の入力導波路と
、(b)N個の出力導波路と、(c)スイッチ・セットのN個の行を備え、全て
のN個の前記行は、(i)1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有している
第1の前記スイッチ・セットであり、前記第1のスイッチ・セットの前記入力ポ
ートが各前記入力導波路に光結合される、第1の前記スイッチ・セット、(ii
)2つの入力ポート及び1つの出力ポートを有している最後から2番目の前記ス
イッチ・セットであり、最後の前記行の前記最後から2番目のスイッチ・セット
の前記出力ポートが各前記出力導波路に光結合される、最後から2番目の前記ス
イッチ・セット、及び(iii)N−2個の中間前記スイッチ・セットであり、
各前記中間スイッチ・セットが少なくとも1つの入力ポート及び2つの出力ポー
トを有し、最後のN−1個の前記行のそれぞれの前記中間スイッチ・セット及び
前記最後から2番目のスイッチ・セットがそれぞれ2つの前記入力ポートを有し
、LがN−1よりも小さい整数である、第1のN−1個の前記行の最後のL個の
それぞれが、(iv)2つの入力ポート及び1つの出力ポートを有している最後
のスイッチ・セットであり、前記最後のスイッチ・セットの前記出力ポートが各
前記出力導波路に光結合され、前記最後のスイッチ・セットの第1の前記入力ポ
ートが前記各行の前記最後から2番目のスイッチ・セットの前記出力ポートに光
結合される、前記最後のスイッチ・セットを更に含み、前記行の第1のN−L−
1個の前記最後から2番目のスイッチ・セットの前記出力ポートは、各前記出力
導波路に光結合され、各前記行に対して、前記各行の前記第1のスイッチ・セッ
トと前記各行の前記N−2個の中間スイッチ・セットとで構成されているグルー
プから選択された各前記スイッチ・セットに対して、前記各スイッチ・セットの
第1の前記出力ポートは、続いている前記スイッチ・セットの各前記入力ポート
に第1の各中間導波路を介して光結合され、前記第1のN−1個の行のそれぞれ
に対して、前記各行の前記第1のスイッチ・セットと前記各行の前記N−2個の
中間スイッチ・セットとで構成されているグループから選択された各前記スイッ
チ・セットに対して、前記各スイッチ・セットの第2の前記出力ポートは、続い
ている行の各スイッチの各前記入力ポートに第2の各中間導波路を介して光結合
され、かつ前記最後の行において、第1のL個の前記スイッチ・セットのそれぞ
れに対して、前記各スイッチ・セットの第2の前記出力ポートは、各前記最後の
スイッチ・セットの第2の前記入力ポートに光結合される、光スイッチ・マトリ
ックスを提供する。 【0010】 図2は、本発明の光スイッチ・マトリックス100を示す。マトリックス10
0は、スイッチ・セット112、114及び116の4つの行(a,b,c,d
)を介して4つの出力導波路120に4つの入力導波路118を接続する。各ス
イッチ・セットは、1×2スイッチ、2×1結合器又は2×2スイッチのような
1つ以上のスイッチを含む。各行の最初の(入力)スイッチ・セット112は、
1×2スイッチである。マトリックス100の最も簡単な好適な実施形態では、
中間スイッチ・セット114のそれぞれは、2×2スイッチであるが、しかし以
下に説明するような、他の構成が可能である。各行の最後の(出力)スイッチ・
セット116は、2×1スイッチである。各1×2スイッチ112は、単一の入
力ポート140と2つの出力ポート、上部出力ポート122及び下部出力ポート
124を有する。各中間スイッチ・セット114は、2つの入力ポートと2つの
出力ポートを有する。上部入力ポート126、下部入力ポート128、上部出力
ポート130及び下部出力ポート132。各2×1スイッチ116は、2つの入
力ポート、上部入力ポート134及び下部入力ポート136と、単一の出力ポー
ト142を有する。入力導波路118は、対応する入力ポート140に接続され
る。出力導波路120は、対応する出力ポート142に接続される。各行では、
上部出力ポート122及び130は、直ぐに続いているスイッチ・セット114
又は116の下部入力ポート128及び136に中間導波路138によって接続
される。それに対して、下部出力ポート124及び132は、循環的に続いてい
る行の各スイッチ・セット114又は116の上部入力ポート126又は134
に中間導波路138によって接続される。従来技術のマトリックス10における
ように、循環的に続いている行へのこの接続性は、行dの出力ポート124及び
132を行aの入力ポート126及び134に接続する中間導波路138で丸で
囲まれた終端A、B及びCによって図2に示されるように、行a及びdを接続す
べく循環する。 【0011】 また、スイッチ・セット112として用いられるような1×2スイッチは、こ
こで“能動1×2スプリッタ”とも称される。 【0012】 マトリックス100における中間導波路138の比較的小さい角度の行間交差
の欠如は、マトリックス10よりも遥かに低い損失をマトリックス100に与え
る。岡山、他において上記したように、従来技術の光スイッチ・マトリックス1
0は、他の中間導波路138を交差することによって行dを行aに接続する中間
導波路38を有しているように示される。本発明の範疇は、類似する循環接続性
を有するマトリックス100のプレーナ実施形態を含むが、しかしマトリックス
100のそのような実施形態における中間導波路138の交点のみがいまここで
行a及びdを接続する中間導波路138を含む交点である。これらの交点は、一
般的に大きい角度でありかつ低い損失によって特徴付けられる。全ての他の中間
導波路138は、互いに回避する。しかしながら、行a及びdを接続する中間導
波路138は、全ての中間導波路138が互いに回避するように、全く他の中間
導波路138を横切らないのが好ましい。代わりに、行a及びdを接続する中間
導波路138は、約90度の角度で、入力導波路118又は出力導波路120の
いずれかを横切る。同様に、円柱の側面のような、適当な周期境界条件を有する
表面に組み立てられたマトリックス100の実施形態では、全ての中間導波路1
38は、入力導波路118又は出力導波路120を横切ることなく互いに回避す
る。更に別の代替のよれば、単一の共通平面に別の方法で組み立てられるマトリ
ックス100の実施形態では、行aとdを接続する中間導波路138は、平面の
上方に上がって他の導波路を横切らない。 【0013】 上記したように、スイッチ・セット116が能動であることが好ましい。スイ
ッチ・セット112が2×2スイッチである場合には、それらの=状態でオンで
あるように構成される、アイドルの下部入力ポートで、光エネルギーを入力ポー
ト140から出力ポート122にパスし、かつそれらのX状態でオフであり、光
エネルギーを入力ポート140から出力ポート124にパスする。スイッチ・セ
ット114がそれらの=状態でオンであるように構成される場合には、光エネル
ギーを入力ポート126から出力ポート130にパスしかつ入力ポート128か
ら出力ポート132にパスし、かつそれらのX状態でオフで、光エネルギーを入
力ポート126から出力ポート132にパスしかつ入力ポート128から出力ポ
ート130にパスする。スイッチ・セット116が2×2スイッチである場合に
は、それらの=状態でオンであるように構成される、アイドルの下部出力ポート
で、光エネルギーを入力ポート134から出力ポート142にパスし、かつそれ
らのX状態でオフであり、光エネルギーを入力ポート136から出力ポート14
2にパスする。そして、入力導波路118と出力導波路120との間の所望の接
続性を達成するためにどのスイッチ・グループをオンにするかを決定するための
アルゴリズムは、従来技術のように簡単である。全てのスイッチ・セット112
及び114がオフでスタートして、スイッチ・セット116の1つをオンにする
ことは、その入力導波路118が入力するマトリックス100の対角線の他端に
ある出力導波路120に入力導波路118を接続する。スイッチ・セット116
dをオンにすることは、入力導波路118aを出力導波路120dに接続し、ス
イッチ・セット116aをオンにすることは、入力導波路118bを出力導波路
120aに接続し、スイッチ・セット116bをオンにすることは、入力導波路
118cを出力導波路120bに接続し、そしてスイッチ・セット116cをオ
ンにすることは、入力導波路118dを出力導波路120cに接続する。入力導
波路118の1つを異なる出力導波路120に接続するためには、全てのスイッ
チ・セット116がオフで、たった1つのスイッチ・セット112又は114を
オンにするのみで十分である。例えば、入力導波路118aを出力導波路120
aに接続するためには、スイッチ・セット112aをオンにする。入力導波路1
18aを出力導波路120bに接続するためには、スイッチ・セット114ba
をオンにする。そして入力導波路118aを出力導波路120cに接続するため
には、スイッチ・セット114cbをオンにする。全ての場合において、1つの
入力導波路118を1つの出力導波路120に接続するためにたった1つのスイ
ッチ・セット112、114又は116をオンにするのみで十分であるというこ
とに注目する。入力導波路118からマトリックス100に入力する光エネルギ
ーは、オンにされたスイッチ・セット112、114又は116がマトリックス
100の対応する行に光エネルギーを方向転換するまでマトリックス100の対
角線に沿って移動する。 【0014】 同じアルゴリズムは、スイッチ・セット114が常に、オフのときに光エネル
ギーを入力ポート128から出力ポート130にパスしかつ光エネルギーを入力
ポート126から出力ポート132にパスしかつオンのときに入力ポート126
から出力ポート130にパスするように構成されるマトリックス100の代替実
施形態に適用される。 【0015】 同様に、スイッチ・セット112がそれらの=状態でオフのときに出力ポート
122にかつそれらのX状態でオンのときに出力ポート124に光エネルギーを
入力ポート140からパスするように構成され、スイッチ・セット114がオフ
のときに光エネルギーを入力ポート126から出力ポート132に常にパスしか
つ光エネルギーを入力ポート128から出力ポート130にパスしかつオンのと
きに出力ポート132にパスするように構成され、かつスイッチ・セット116
がそれらの=状態でオフのときに光エネルギーを入力ポート134から出力ポー
ト142にパスしかつそれらのX状態でオンのときに入力ポート136から出力
ポート142にパスするように構成されるマトリックス100の別の代替実施形
態では、入力導波路118と出力導波路120との間の所望の接続性を達成する
ためにどのスイッチ・グループをオンにするかを決定するためのアルゴリズムは
、同様に簡単である。全てのスイッチ・セット112及び114がオフであると
きに、スイッチ・セット116の1つをオンにすることは、対応する入力導波路
118をそのデフォルト出力導波路120に接続する。スイッチ・セット116
aをオンにすることは、入力導波路118aを出力導波路120aに接続し、ス
イッチ・セット116bをオンにすることは、入力導波路118bを出力導波路
120bに接続し、スイッチ・セット116cをオンにすることは、入力導波路
118cを出力導波路120cに接続し、そしてスイッチ・セット116dをオ
ンにすることは、入力導波路118dを出力導波路120dに接続する。入力導
波路118の1つを異なる出力導波路120に接続するためには、全てのスイッ
チ・セット116がオフで、たった1つのスイッチ・セット112又は114を
オンにするのみで十分である。例えば、入力導波路118aを出力導波路120
bに接続するためには、スイッチ・セット114abをオンにする。入力導波路
118aを出力導波路120cに接続するためには、スイッチ・セット114a
aをオンにする。そして入力導波路118aを出力導波路120dに接続するた
めには、スイッチ・セット112aをオンにする。 【0016】 以下により詳細に例示されるように、本発明のマトリックスは、最小(M,N
)スイッチ・グループ112、114及び/又は116のそれぞれの最大(M,
N)行を有しているアレーを、N個の入力導波路118及びM個の出力導波路1
20に対して、生成するために、マトリックスの対角線に沿って不要なスイッチ
・グループ112、114及び116を削除することによって、本質的に、ある
一定の数の入力導波路118を異なる数の出力導波路120に接続するように構
成することができる。しかしながら、M及びNの両方は、いずれの場合において
も2よりも大きいということに注目する。 【0017】 マトリックス100の代替実施形態では、各スイッチ・セット114は、能動
1×2スイッチ及び2×1結合器を含む。1つのそのような実施形態では、2×
1結合器の1つの入力ポートは、スイッチ・セット114の上部入力ポート12
6として働くか、又はそれに光結合される。1×2スイッチの入力ポートは、ス
イッチ・セット114の下部入力ポート128として働くか、又はそれに光結合
される。1×2スイッチの1つの出力ポートは、スイッチ・セット114の上部
出力ポート130として働くか、又はそれに光結合される。そして2×1結合器
の出力ポートは、スイッチ・セット114の下部出力ポート132として働くか
、又はそれに光結合される。別のそのような実施形態では、1×2スイッチの入
力ポートは、スイッチ・セット114の上部入力ポート126として働くか、又
はそれに光結合される。2×1結合器の1つの入力ポートは、スイッチ・セット
114の下部入力ポート128として働くか、又はそれに光結合される。2×1
結合器の出力ポートは、スイッチ・セット114の上部出力ポート130として
働くか、又はそれに光結合される。そして、1×2スイッチの出力ポートは、ス
イッチ・セット114の下部出力ポート132として働くか、又はそれに光結合
される。両方の場合に、1×2スイッチの残りの出力ポートは、2×1結合器の
残りの入力ポートに光結合される。 【0018】 本発明の第2の態様によれば、マトリックス100のようなN×Nの光スイッ
チ・マトリックスは、別の2×1スイッチ・セットを、最後の行から1番目から
始まって上向きに進む、行のL<N−1に追加することによって向上される。次
いで、前者“最後のスイッチ・セット”(4×4マトリックス100の場合には
、スイッチ・セット116)は、“最後から2番目”のスイッチ・セットである
と考えられる。最後の行の最初のL個のスイッチ・セットは、最初の行の各スイ
ッチ・セットに光結合される代わりに、各新らたに追加された“最後の”スイッ
チ・セットに光結合される。 【0019】 【発明の好適な実施形態】 本発明は、比較的低い損失及び高い減光比率を有する、非ブロッキング方式で
、光信号を入力導波路から出力導波路に切り換えるために用いることができる光
スイッチ・マトリックスである。 【0020】 本発明による光スイッチ・マトリックスの原理及び動作は、図面及び添付した
説明を参照して更によく理解されるであろう。 【0021】 図を再び参照すると、図3Aは、3つのスイッチ・セット212、214、及
び216それぞれの5つの行(a,b,c,d,e)を介して5つの出力導波路
に3つの入力導波路218を接続するための本発明のマトリックス200を示す
。各1×2スイッチ・セット212は、単一の入力ポート240と2つの出力ポ
ート、上部出力ポート222及び下部出力ポート224を有する。各中間スイッ
チ・セット214は、2つの入力ポート及び2つの出力ポート:上部入力ポート
226、下部入力ポート228、上部出力ポート230及び下部出力ポート23
2を有する。各2×1最後のスイッチ・セット216a、216b及び216e
は、2つの入力ポート、上部入力ポート234及び下部入力ポート236と、単
一の出力ポート242を有する。各2×2最後のスイッチ・セット216c及び
216dは、2つの入力ポート及び2つの出力ポート:上部入力ポート244、
下部入力ポート246、上部出力ポート248及び下部出力ポート250を有す
る。各中間スイッチ・セット214は、オフのときに、X状態にあり、上部入力
ポート226を下部出力ポート232に接続しかつ下部入力ポート228を上部
出力ポート230に接続し、そしてオンのときに、=状態にあり、上部入力ポー
ト226を上部出力ポート230に接続しかつ下部入力ポート228を下部出力
ポート232に接続する。同様に、各2×2最後のスイッチ・セット216c及
び216dは、オフのときに、X状態にあり、上部入力ポート244を下部出力
ポート250に接続しかつ下部入力ポート246を上部出力ポート248に接続
し、そしてオンのときに、=状態にあり、上部入力ポート244を上部出力ポー
ト248に接続しかつ下部入力ポート246を下部出力ポート250に接続する
。入力導波路218は、1×2スイッチ・セット212a、212b及び212
cの対応する入力ポート240に接続される。各1×2スイッチ・セット212
は、アイドルの下部入力ポートを有し、オフのときに、X状態にあり、入力ポー
ト240を下部出力ポート224に接続し、かつオンのときに、=状態にあり、
入力ポート240を上部出力ポート222に接続する、2×2スイッチであるの
が好ましい。同様に、行a、b、及びeの最後のスイッチ・セット216のそれ
ぞれは、アイドルの下部出力ポートを有し、オフのときに、X状態にあり、下部
入力ポート236を出力ポート242に接続し、かつオンのときに、=状態にあ
り、上部入力ポート234を出力ポート242に接続する、2×2スイッチであ
ることが好ましい。出力導波路220a、220b及び220eは、2×2最後
のスイッチ・セット216a、216b及び216eの対応する出力ポート24
2に接続される。出力導波路220c及び220dは、2×2最後のスイッチ・
セット216c及び216dの対応する上部出力ポート248に接続される。各
行では、上部出力ポート222及び230は、直ぐに続いているスイッチ・セッ
ト214又は216の下部入力ポート228、236又は246に中間導波路2
38によって接続される。それに対して下部出力ポート224、232及び25
0は、循環的に続く行の各スイッチ・セット214又は216の上部入力ポート
226、234又は244に、又は、1×2スイッチ・セット212c及び21
2dの下部出力ポート224の場合には、循環的に続く行の各スイッチ・セット
212の入力ポート240に、中間導波路238によって接続される。マトリッ
クス100におけるように、循環的に続く行へのこの接続性は、行dの出力ポー
ト224及び232を行aの入力ポート226及び234に接続する中間導波路
238の丸で囲まれた終端A及びBによって図3Aで示されるように、行a及び
dを接続すべく循環する。 【0022】 マトリックス200のレイアウトは、1×2スイッチ・セット112a及び1
12e及び1×2スイッチ・セットから下に向って斜めにかつ循環的に拡張する
全てのスイッチ・セット114及び116、即ち、中間スイッチ・セット114
ea、114ab、114bc、114aa、114bb及び114cc、及び
2×1スイッチ・セット116c及び116dを削除することによって、5つの
1×2スイッチ・セット112aから112e、15の2×2中間スイッチ・セ
ット114aaから114ec及び5つの2×1スイッチ・セット116aから
116eを有する、マトリックス100に類似する5×5マトリックスのライア
ウトから得られる。中間スイッチ・セット114baは、中間スイッチ・セット
214bになり、中間スイッチ・セット114caは、中間スイッチ・セット2
14cになり、中間スイッチ・セット114daは、1×2スイッチ・セット2
12dになり、中間スイッチ・セット114cbは、2×2最後のスイッチ・セ
ット216cになり、中間スイッチ・セット114dbは、中間スイッチ・セッ
ト214dになり、中間スイッチ・セット114ebは、1×2スイッチ・セッ
ト212eになり、中間スイッチ・セット114acは、中間スイッチ・セット
214aになり、中間スイッチ・セット114dcは、2×2最後のスイッチ・
セット216dになり、かつ中間スイッチ・セット114ecは、中間スイッチ
・セット214eになる。 【0023】 図3Bは、3つのスイッチ・セット262、264及び266のそれぞれの5
つの行(a,b,c,d及びe)を介して3つの出力導波路270に5つの入力
導波路268を接続するための本発明のマトリックス260を示す。マトリック
ス260のレイアウトは、図3Aの平面で180度のみマトリックス200を回
転しかつ入力導波路268を出力導波路220の代わりに、出力導波路270を
入力導波路218の代わりに、最初のスイッチ・セット262を最後のスイッチ
・セット216の代わりに、最後のスイッチ・セット266を最初のスイッチ・
セット212の代わりに、そして中間スイッチ・セット264を中間スイッチ・
セット214の代わりに用いることによって、マトリックス200のレイアウト
から得られる。各1×2の最初のスイッチ・セット262a、262d及び26
2eは、単一の入力ポート290と2つの出力ポート、上部出力ポート272及
び下部出力ポート274を有する。各2×2の最初のスイッチ・セット262b
及び262cは、2つの入力ポートと2つの出力ポートを有する。上部入力ポー
ト294、下部入力ポート296、上部出力ポート298及び下部出力ポート3
00。各中間スイッチ・セット264は、2つの入力ポートと2つの出力ポート
を有する。上部入力ポート276、下部入力ポート278、上部出力ポート28
0及び下部出力ポート282。各2×1スイッチ・セット266は、2つの入力
ポート、上部入力ポート284及び下部入力ポート286と、単一の出力ポート
292を有する。各中間スイッチ・セット264は、オフのときに、上部入力ポ
ート276を下部出力ポート282に接続しかつ下部入力ポート278を上部出
力ポート280に接続する、X状態にあり、かつオンのときに、上部入力ポート
276を上部出力ポート280に接続しかつ下部入力ポート278を下部出力ポ
ート282に接続する、=状態にある。同様に、各2×2の最初のスイッチ・セ
ット262b及び262cは、オフのときに、上部入力ポート294を下部出力
ポート300に接続しかつ下部入力ポート296を上部出力ポート298に接続
する、X状態にあり、かつオンのときに、上部入力ポート294を上部出力ポー
ト298に接続しかつ下部入力ポート296を下部出力ポート300に接続する
、=状態にある。入力導波路268a、268d及び268eは、1×2の最初
のスイッチ・セット262a、262d及び262eの対応する入力ポート29
0に接続される。入力導波路268b及び268cは、2×2の最初のスイッチ
・セット262b及び262cの対応する下部入力ポート296に接続される。
出力導波路270は、2×1のスイッチ・セット266c、266d及び266
eの対応する出力ポート292に接続される。行a,d及びeの各1×2の最初
のスイッチ・セット262は、オフのときに、X状態にあり、入力ポート290
を上部出力ポート272に接続し、かつオンのときに、=状態にあり、入力ポー
ト290を下部出力ポート274に接続する、アイドルの上部入力ポートを有す
る、2×2スイッチであるのが好ましい。同様に、各2×1スイッチ・セット2
66は、オフのときに、X状態にあり、上部入力ポート284を出力ポート29
2に接続し、かつオンのときに、=状態にあり、下部入力ポート286を出力ポ
ート292に接続する、アイドルの上部出力ポートを有する、2×2スイッチで
あることが好ましい。各行では、上部出力ポート272、298及び280は、
直ぐに続くスイッチ・セット264又は266の下部入力ポート278又は28
6に中間導波路288によって接続される。それに対して、下部出力ポート27
4、300及び282は、循環的に続く行の各スイッチ・セット262、264
又は266の上部入力ポート294、276及び284に中間導波路288によ
って接続される。そして、2×1のスイッチ・セット266a及び266bの出
力ポート292は、循環的に続く行の各2×1スイッチ・セット266の上部入
力ポート284に中間導波路288によって接続される。マトリックス100及
び200におけるように、循環的に続く行へのこの接続性は、行dの出力ポート
274及び282を行aの入力ポート276及び284に接続する中間導波路2
88の丸で囲まれた終端A及びBによって図3Bに示されるような、行a及びd
を接続すべくラップアラウンドである。 【0024】 マトリックス100、200及び260のアーキテクチャは、R.A.Spa
nke、“Architectures for guided−wave op
tical space switching systems”、IEEE Co
mmunnications Vol.25 No.5、pp.42−48、Ma
y 1987によって定義されたような、ワイド−センスのノン・ブロッキング
である。単一の2×2スイッチとして構成された中間スイッチ・セット214に
おける単一の漏れによる、N個の入力導波路218をM個の出力導波路220に
接続する、かかるマトリックスにおける最悪の累積漏話は、Δ−10log10
N−1)dBであり、ここでΔは、1つの2×2スイッチにおける信号漏れであ
る。例えば、Δが30dBでありかつN=16である場合には、累積漏話は、1
8dBである。これは、かなり高い漏話レベルであるが、それは、波長帯域フィ
ルタのような、更なるフィルタが用いられるようなアプリケーションに適する。
このアーキテクチャの利点は、それが所与の基板上での比較的長いスイッチ及び
かなり多くの入力及び出力ポートの使用を許容するということである。 【0025】 図4は、4インチ円柱状シリコン・ウェハ150の環状面152の、中間スイ
ッチ・セット114としての2×2スイッチに基づく、16×16のマトリック
ス100のレイアウトを示す。このレイアウトでは、マトリックスの最初の行を
マトリックスの最後の行に接続する中間導波路138は、入力導波路118を横
切る。最後の行から最初の行へのこの循環接続性に影響を及ぼす15個の個別の
中間導波路138は、これらの中間導波路138は最後の行から出発しかつこれ
らの中間導波路138は最初の行に入るように各ローマ数字iからxvによって
示される。 【0026】 あるアプリケーションでは、入力導波路118、218又は268と出力導波
路120、220又は270との間で高い減光比率を有することは、重要である
。そのような場合には、中間スイッチ・セット114、214及び264として
単一の2×2スイッチに基づく、マトリックス100、200及び260の実施
形態の漏話は、あまりにも高い。従って、2つ以上のスイッチング素子に基づく
中間スイッチ・セットが用いられる。これらの中間スイッチ・セットの様々な実
施形態は、2×1受動結合器又は2×1能動スイッチのいずれかに結合された1
×2能動スイッチを含む。本発明の範疇は、2×1受動結合器に基づく中間スイ
ッチ・セットの実施形態と能動2×1スイッチに基づく中間スイッチ・セットの
実施形態の両方を含むが、それが要求された高い減光比率を達成する能動2×1
スイッチを伴う実施形態なので最も好ましいのは、能動2×1スイッチを伴う実
施形態である。 【0027】 1つのそのような中間スイッチ・セット314を図5に示す。中間スイッチ・
セット314は、1×2能動スイッチ312及び2×1結合器316に基づく。
1×2スイッチ312は、入力ポート340、上部出力ポート322及び下部出
力ポート324を有する。2×1結合器316は、上部入力ポート334、下部
入力ポート336及び出力ポート342を有する。スイッチ・セット314それ
自体は、上部入力ポート326、下部入力ポート328、上部出力ポート330
及び下部出力ポート332を有する。内部導波路338は、2×1結合器316
の上部入力ポート334をスイッチ・セット314の上部入力ポート326に接
続し、1×2スイッチ312の入力ポート340をスイッチ・セット314の下
部入力ポート328に接続し、1×2スイッチ312の上部出力ポート322を
スイッチ・セット314の上部出力ポート330に接続し、かつ2×1結合器3
16の出力ポート342をスイッチ・セット314の下部出力ポート332に接
続する。別の内部導波路338は、1×2スイッチ312の下部出力ポート32
4を2×1結合器316の下部入力ポート336に接続する。導波路の更なるク
ロッシングが、2×1結合器316の上部入力ポート334をスイッチ・セット
314の上部入力ポート326に接続する、内部導波路338、1×2スイッチ
312の上部出力ポート322をスイッチ・セット314の上部出力ポート33
0に接続する、交差内部導波路338を有することによって導入されるが、これ
らの内部導波路338は、比較的大きな角度で横切るように構成することができ
、それによって関連損失を最小にする。 【0028】 1×2能動スイッチ312は、オフのときにその=状態にあり、入力ポート3
40から上部出力ポート322に光エネルギーをパスし、かつオンのときにその
X状態にあり、入力ポート340から下部出力ポート324に光エネルギーをパ
スすべく構成される、アイドルの下部入力ポートを有する、2×2スイッチであ
る。従って、スイッチ・セット314は、オフのときに下部入力ポート328か
ら上部出力ポート330にかつオンのときに下部入力ポート328から下部出力
ポート332に光エネルギーをパスする。2×1結合器316が受動である場合
には、スイッチ・セット314は、上部入力ポート326から下部出力ポート3
32に光エネルギーを常にパスする。上述したように、中間スイッチ・セット1
14としてスイッチ・セット314を用い、かつそれらの=状態においてオンで
ありかつそれらのX状態でオフであるスイッチ・セット112及び116を用い
るマトリックス100の、入力導波路118の1つを、その出力導波路120の
1つに接続するために、たった1つのスイッチ・セット112、114又は11
6をオンにするのみで十分である。 【0029】 2×1結合器316が能動である場合には、2×1結合器316は、その=状
態で、オフのときに光エネルギーを上部入力ポート334から出力ポート342
にパスし、かつそのX状態で、オンのときに光エネルギーを下部入力ポート33
6から出力ポート342にパスする、ように構成される、アイドルの下部出力ポ
ートを有する、2×2スイッチである。その場合には、1×2スイッチ312と
2×1スイッチ316の両方がオフで、スイッチ・セット314は、上部入力ポ
ート326に入力する光エネルギーが出力ポート332を介して出て行きかつ下
部入力ポート328に入力する光エネルギーが上部出力ポート330を介して出
て行くようなX状態にある。1×2スイッチ312及び2×1スイッチ316の
両方がオンならば、スイッチ・セット314は、上部入力ポート326に入力す
る光エネルギーが2×1スイッチ316のアイドルの下部出力ポートで失われか
つ下部入力ポート328に入力する光エネルギーが下部出力ポート332を介し
て出て行くような変形=状態にある。スイッチ312及び316の両方がオンで
あるときにスイッチ・セット314は、オンであると考えられる場合でかつスイ
ッチ312及び316の両方がオフであるときにスイッチ・セット314は、オ
フであると考えられる場合には、再び、中間スイッチ・セット114としてスイ
ッチ・セット314を用い、かつそれらの=状態でオンでありかつそれらのX状
態でオフであるスイッチ・セット112及び116を用いる、マトリックス10
0の、入力導波路118の1つを、その出力導波路120の1つに接続するため
には、たった1つのスイッチ・セット112、114又は116をオンにするの
みで十分である。 【0030】 図6は、1×2能動スイッチ412及び2×1結合器416に基づく別の中間
スイッチ・セット414を示す。1×2スイッチ412は、入力ポート440、
上部出力ポート422及び下部出力ポート424を有する。2×1結合器416
は、上部入力ポート434、下部入力ポート436及び出力ポート442を有す
る。スイッチ・セット414自体は、上部入力ポート426、下部入力ポート4
28、上部出力ポート430及び下部出力ポート432を有する。内部導波路4
38は、2×1結合器416の下部入力ポート436をスイッチ・セット414
の下部入力ポート428に接続し、1×2スイッチ412の入力ポート440を
スイッチ・セット414の上部入力ポート426に接続し、1×2スイッチ41
2の下部出力ポート424をスイッチ・セット414の下部出力ポート432に
接続し、かつ2×1結合器416の出力ポート442をスイッチ・セット414
の上部出力ポート432に接続する。別の内部導波路438は、1×2スイッチ
412の上部出力ポート422を2×1結合器416の上部入力ポート434に
接続する。 【0031】 1×2スイッチ412は、その=状態でオンであり、光エネルギーを入力ポー
ト440から上部出力ポート422にパスし、かつそのX状態でオフであり、光
エネルギーを入力ポート440から下部出力ポート424にパスするように構成
される、アイドルの下部入力ポートを有する、2×2スイッチである。従って、
スイッチ・セット414は、光エネルギーをオフのときに上部入力ポート426
から下部出力ポート432にパスしかつオンのときに上部入力ポート426から
上部出力ポート430にパスする。2×1結合器416が受動である場合には、
スイッチ・セット414は、下部入力ポート428から上部出力ポート430に
光エネルギーを常にパスする。上述したように、中間スイッチ・セット114と
してスイッチ・セット414を用い、かつそれらの=状態でオンでありかつそれ
らのX状態でオフであるスイッチ・セット112を用いる、マトリックス100
の、入力導波路118の1つを、その出力導波路120の1つに接続するために
は、たった1つのスイッチ・セット112、114又は116をオンにするのみ
で十分である。 【0032】 2×1結合器416が能動である場合には、2×1結合器416は、その=状
態であり、オンのときに光エネルギーを上部入力ポート434から出力ポート4
42にパスし、かつそのX状態で、オフのときに光エネルギーを下部入力ポート
436から出力ポート442にパスするように構成される、アイドルの下部出力
ポートを有する、2×2スイッチである。この場合には、1×2スイッチ412
及び2×1スイッチ416の両方がオフであるならば、スイッチ・セット414
は、上部入力ポート426に入力する光エネルギーが下部出力ポート432を介
して出て行きかつ下部入力ポート428に入力する光エネルギーが上部出力ポー
ト430を介して出て行くようなX状態にある。1×2スイッチ412及び2×
1スイッチ416の両方がオンならば、スイッチ・セット414は、下部入力ポ
ート428に入力する光エネルギーが2×1スイッチ416のアイドルの下部出
力ポートで失われかつ上部入力ポート426に入力する光エネルギーが上部出力
ポート430を介して出て行くような変形=状態にある。スイッチ412及び4
16の両方がオンであるときにスイッチ・セット414は、オンであると考えら
れる場合でかつスイッチ412及び416の両方がオフであるときにスイッチ・
セット414は、オフであると考えられる場合には、再び、中間スイッチ・セッ
ト114としてスイッチ・セット414を用い、かつそれらのX状態でオフであ
りかつそれらの=状態でオンであるスイッチ・セット112及び116を用いる
、マトリックス100の、入力導波路118の1つを、その出力導波路120の
1つに接続するためには、たった1つのスイッチ・セット112、114又は1
16をオンにするのみで十分である。 【0033】 上述したマトリックス100の動作構成では、いずれか1つのスイッチ・セッ
ト112、114又は116をオンにすることは、そのスイッチ・セット112
、114又は116が存在するマトリックス100の対角線に供給する入力導波
路118を、スイッチ・セット112、114又は116が存在するマトリック
ス100の行から現れる出力導波路120に接続する。また、マトリックス10
0は、スイッチ・セット112、114又は116のいずれか1つをオンにする
ことが、そのスイッチ・セット112、114又は116が存在するマトリック
ス100の行に供給する入力導波路118を、スイッチ・セット112、114
又は116が存在するマトリックス100の対角線から現れる出力導波路120
に接続するような、逆動作構成で構成することもできる。これは、例えば、それ
らの=状態でオフであり、光エネルギーを入力ポート140から出力ポート12
2にパスし、かつそれらのX状態でオンであり、光エネルギーを入力ポート14
0から出力ポート124にパスするように構成されるアイドルの下部ポートを有
する2×2スイッチを、スイッチ・セット112として、用いることによって。
及びそれらの=状態でオフであり、光エネルギーを入力ポート134から出力ポ
ート142にパスし、かつそれらのX状態でオンであり、光エネルギーを入力ポ
ート136から出力ポート142にパスするように構成されるアイドルの下部ポ
ートを有する2×2スイッチを、スイッチ・セット116として、用いることに
よって達成される。スイッチ・セット114は、それらの=状態でオンであり、
光エネルギーを入力ポート126から出力ポート130にパスし、かつそれらの
X状態でオフであり、光エネルギーを入力ポート126から出力ポート132に
かつ入力ポート128から出力ポート130にパスするように、以前と同様に構
成される。 【0034】 図7は、第2の動作構成による8つの入力導波路518を8つの出力導波路5
20に接続するために、2×2スイッチ510のペア502、504及び506
のマトリックス500を示す。マトリックス500は、上述したような、能動2
×1結合器316を有する、中間スイッチ・セット314、1×2スイッチ11
2の代わりに図8の入力スイッチ・セット514、及び2×1スイッチ116の
代わりに図9の出力スイッチ・セット614を用いるマトリックス100の8×
8バージョンにトポロジー的に等しい。入力ペア502は、スイッチ・セット5
14にトポロジー的に等しい。中間ペア504は、スイッチ・セット314にト
ポロジー的に等しい。出力ペア506は、スイッチ・セット614にトポロジー
的に等しい。 【0035】 入力スイッチ・セット514は、1×2スイッチ512及び2×1スイッチ5
16に基づく。1×2スイッチ512は、入力ポート540、上部出力ポート5
22及び下部出力ポート524を有する。2×1スイッチ516は、アイドルの
上部入力ポート534、下部入力ポート536及び出力ポート542を有する。
スイッチ・セット514自体は、入力ポート526、上部出力ポート530及び
下部出力ポート532を有する。内部導波路538は、1×2スイッチ512の
入力ポート540をスイッチ・セット514の入力ポート526に接続し、1×
2スイッチ512の上部出力ポート522をスイッチ・セット514の上部出力
ポート530に接続し、かつ2×1スイッチ516の出力ポート542をスイッ
チ・セット514の下部出力ポート532に接続する。別の内部導波路538は
、1×2スイッチ512の下部出力ポート524を2×1スイッチ516の下部
入力ポート536に接続する。 【0036】 1×2スイッチ512は、その=状態であり、オフのときに光エネルギーを上
部入力ポート540から上部出力ポート522にパスし、かつそのX状態で、オ
ンのときに光エネルギーを入力ポート540から下部出力ポート524にパスす
るように構成される、アイドルの下部出力ポートを有する、2×2スイッチであ
る。2×1スイッチ516は、オフのときに、上部入力ポート534がアイドル
でない場合には光エネルギーを上部入力ポート534から出力ポート542にパ
スする、その=状態であり、かつオンのときに、光エネルギーを下部入力ポート
536から出力ポート542にパスする、そのX状態であるように構成される、
アイドルの下部出力ポートを有する、2×2スイッチである。スイッチ・セット
514は、1×2スイッチ512及び2×1スイッチ516の両方がオフである
ときにオフであると考えられ、入力ポート526を介してスイッチ・セット51
4に入力する光エネルギーは、上部出力ポート530を介してスイッチ・セット
514を出て行く。スイッチ・セット514は、1×2スイッチ512及び2×
1スイッチ516の両方がオンであるときにオンであると考えられ、入力ポート
526を介してスイッチ・セット514に入力する光エネルギーは、下部出力ポ
ート532を介してスイッチ・セット514を出て行く。 【0037】 出力スイッチ・セット614は、1×2スイッチ612及び2×1スイッチ6
16に基づく。1×2スイッチ612は、入力ポート640、アイドルの上部出
力ポート622及び下部出力ポート624を有する。2×1スイッチ616は、
上部入力ポート634、下部入力ポート636及び出力ポート642を有する。
スイッチ・セット614自体は、上部入力ポート626、下部入力ポート628
及び出力ポート630を有する。内部導波路638は、1×2スイッチ612の
入力ポート640をスイッチ・セット614の下部入力ポート628に接続し、
2×1スイッチ616の上部入力ポート634をスイッチ・セット614の上部
入力ポート626に接続し、かつ2×1スイッチ616の出力ポート642をス
イッチ・セット614の出力ポート630に接続する。別の内部導波路638は
、1×2スイッチ612の下部出力ポート624を2×1スイッチ616の下部
入力ポート636に接続する。 【0038】 1×2スイッチ612は、オフのときに、上部入力ポート622がアイドルで
ない場合には光エネルギーを入力ポート640から上部出力ポート622にパス
する、その=状態であり、かつオンのときに、光エネルギーを入力ポート640
から下部出力ポート624にパスする、そのX状態であるように構成される、ア
イドルの下部入力ポートを有する、2×2スイッチである。2×1スイッチ61
6は、オフのときに、光エネルギーを上部入力ポート634から出力ポート64
2にパスする、その=状態であり、かつオンのときに、光エネルギーを下部入力
ポート636から出力ポート642にパスする、そのX状態であるように構成さ
れる、アイドルの下部出力ポートを有する、2×2スイッチである。スイッチ・
セット614は、1×2スイッチ612及び2×1スイッチ616の両方がオフ
であるときにオフであると考えられ、上部入力ポート626を介してスイッチ・
セット614に入力する光エネルギーは、出力ポート630を介してスイッチ・
セット614を出て行きかつ下部入力ポート628を介してスイッチ・セット6
14に入力する光エネルギーは、1×2スイッチ612のアイドルの上部出力ポ
ート622で失われる。スイッチ・セット614は、1×2スイッチ612及び
2×1スイッチ616の両方がオンであるときにオンであると考えられ、上部入
力ポート626を介してスイッチ・セット614に入力する光エネルギーは、2
×1スイッチ616のアイドルの下部出力ポートで失われかつ下部入力ポート6
28を介してスイッチ・セット614に入力する光エネルギーは、出力ポート6
30を介してスイッチ・セット614を出て行く。 【0039】 能動2×1スイッチ316を有しているスイッチ・セット314が中間スイッ
チ・セット114又は214として用いられ、スイッチ・セット514が入力ス
イッチ・セット112又は212として用いられ、かつスイッチ・セット614
が出力スイッチ・セット116又は216として用いられるようなマトリックス
100又は又200の実施形態では、信号に加えられたあらゆる雑音は、2つの
閉じたスイッチを横切らなければならない。従って、N個の入力導波路をM個の
出力導波路に接続するようなマトリックスにおける、最悪の累積漏話は、2Δ−
10log10(N−1)dBであり、ここでΔは、スイッチ312又は316の
1つにおける信号漏れである。例えば、Δが30dBでかつN=16である場合
には、累積漏話は、48dBである。このアーキテクチャは、また、スイッチの
オフ状態が非対称である利点を有し製品許容誤差に対して比較的無反応である。 【0040】 図10は、4インチ円柱状シリコン・ウェハ550の環状面552の、16×
16のマトリックス500のレイアウトを示す。図4のレイアウトにおけるよう
に、マトリックスの最初の行をマトリックスの最後の行に接続する中間導波路5
48は、入力導波路518を横切る。そして、最後の行から最初の行へのこの循
環接続性に影響を及ぼす15個の個別の中間導波路548は、これらの中間導波
路548は最後の行から出発しかつこれらの中間導波路548は最初の行に入る
ように各ローマ数字iからxvによって示される。 を示す。説明の明瞭化のために、2×2スイッチ510のあるもののみを図10
に示す。 【0041】 図11は、8つの入力導波路718を8つの出力導波路720に接続するため
のスイッチ・セット712、714及び716のマトリックス700を示す。最
初のスイッチ・セット712は、その上部入力ポートがアイドルでありかつオフ
のときにそれらの=状態でありかつオンのときにそれらのX状態であるように構
成される2×2スイッチである。同様に、最後のスイッチ・セット716は、そ
の上部出力ポートがアイドルでありかつオフのときにそれらの=状態でありかつ
オンのときにそれらのX状態であるように構成される2×2スイッチである。各
中間スイッチ・セット714は、図6のスイッチ・セット414のトポロジーに
より接続された、2つの2×2スイッチ702及び706を含む。中間スイッチ
・セット714は、以下の変更を有する、2×1スイッチ416を有するスイッ
チ・セット414の実施形態である。ここで1×2スイッチ412は、その上部
入力ポートがアイドルである2×2スイッチ702であり、ここで2×1スイッ
チ416は、その上部出力ポートがアイドルである2×2スイッチ706であり
、かつスイッチ702及び706は、オフのときにそれらの=状態にありかつオ
ンのときにそれらのX状態にある。トポロジー的に、マトリックス700は、マ
トリックス100の8×8バージョンに等しい。マトリックス700は、マトリ
ックス100の最初の動作構成により動作する。入力導波路718からマトリッ
クス700に入力する光エネルギーは、オンのスイッチ・セット712、714
又は716によってマトリックス700の行に方向転換されるまでマトリックス
700の対角線に沿って移動する。以前と同様に、1つの入力導波路718から
1つの出力導波路720に光エネルギーを送るためには、他の全てのスイッチ・
セットをオフにしたままで、たった1つのスイッチ・セット712、714又は
716をオンにするのみで十分である。 【0042】 図12は、8つの入力導波路818を8つの出力導波路820に接続するため
の、スイッチ・セット802、804及び806のマトリックス800を示す。
各最初のスイッチ・セット802は、2つの2×2スイッチ、アイドルの上部入
力ポートを有する2×2スイッチ812と、アイドルの下部入力ポート及びアイ
ドルの上部出力ポートの両方を有する2×2スイッチ822とを含む。各中間ス
イッチ・セット804は、2つの2×2スイッチ、アイドルの上部入力ポートを
有する2×2スイッチ814と、アイドルの上部出力ポートを有する2×2スイ
ッチ824とを含む。各最後のスイッチ・セット806は、2つの2×2スイッ
チ、アイドルの上部入力ポートを有する2×2スイッチ816と、アイドルの上
部出力ポートを有する2×2スイッチ826とを含む。マトリックス800のト
ポロジーは、マトリックス700のトポロジーに類似し、そこで、マトリックス
700のように、マトリックス800は、マトリックス100の8×8バージョ
ンにトポロジー的に等しい。マトリックス700とマトリックス800との間の
本質的な違いは、マトリックス700では、各最初のスイッチ・セット712及
び各最後のスイッチ・セット716が単一の2×2スイッチを含み、それに対し
てマトリックス800では、各最初のスイッチ・セット802及び各最後のスイ
ッチ・セット806は、2つの2×2スイッチを含むということである。スイッ
チ812の下部入力ポートは、スイッチ・セット802の入力ポートとして働く
。スイッチ812の下部出力ポートは、スイッチ・セット502の下部出力ポー
トとして働く。スイッチ822の下部出力ポートは、スイッチ・セット502の
上部出力ポートとして働く。スイッチ812の上部出力ポートは、内部導波路8
32によってスイッチ822の上部入力ポートに光結合される。スイッチ816
の下部入力ポートは、スイッチ・セット806の上部入力ポートとして働く。ス
イッチ826の下部入力ポートは、スイッチ・セット806の下部入力ポートと
して働く。スイッチ826の下部出力ポートは、スイッチ・セット806の出力
ポートとして働く。スイッチ816の上部出力ポートは、内部導波路836によ
ってスイッチ826の上部入力ポートに光結合される。 【0043】 スイッチ814の下部入力ポートは、スイッチ・セット804の上部入力ポー
トとして働く。スイッチ824の下部入力ポートは、スイッチ・セット804の
下部入力ポートとして働く。スイッチ814の下部出力ポートは、スイッチ80
4の下部出力ポートとして働く。スイッチ824の下部出力ポートは、スイッチ
・セット804の上部出力ポートとして働く。スイッチ814の上部出力ポート
は、内部導波路834によってスイッチ824の上部入力ポートに光結合される
。 【0044】 全てのスイッチ812、822、814、824、816及び826は、オフ
のときにそれらの=状態にあるかつオンのときにそれらのX状態にあるように構
成される。最初のスイッチ・セット802は、そのスイッチ812及び822の
両方がオフであるときにオフであり、かつそのスイッチ812及び822の両方
がオンであるときにオンであると考えられる。中間スイッチ・セット804は、
そのスイッチ814及び824の両方がオフであるときにオフであり、かつその
スイッチ814及び824の両方がオンであるときにオンであると考えられる。
最後のスイッチ・セット806は、そのスイッチ816及び826の両方がオフ
であるときにオフであり、かつそのスイッチ816及び826の両方がオンであ
るときにオンであると考えられる。入力導波路818を介してマトリックス80
0に入力する光エネルギーは、マトリックス100の行までオンスイッチ・セッ
ト802、804又は806によって方向転換されるまでマトリックス800の
対角線に沿って移動する。1つの入力導波路818から1つの出力導波路820
に光エネルギーを送るためには、他の全てのスイッチ・セットをオフにしたまま
で、たった1つのスイッチ・セット802、804又は806をオンにするのみ
で十分である。 【0045】 図13は、本発明の代替の光スイッチ・マトリックス1100を示す。マトリ
ックス100と同様に、マトリックス1100は、スイッチ・セット1112、
1114、1116及び1166の4つの行(a,b,c,d)を介して4つの
入力導波路1118を4つの出力導波路1120に接続する。スイッチ・セット
112と同様に、各行の最初の(入力)スイッチ・セット1112は、能動1×
2スイッチである。各行では、また中間スイッチ・セット1114も能動1×2
スイッチである。他の行では、中間スイッチ・セット1114は、スイッチ・セ
ット114と同様に、マトリックス100、200及び500のコンテキストで
上述したように、単一の2×2スイッチ又は2つ以上のスイッチの組合せのいず
れかである。中間スイッチ・セット1114は、能動2×1スイッチ1116が
各行でその後に続く。4つの行の2つで、特に、行b及びcで、能動2×1スイ
ッチ1116は、別の能動2×1スイッチ1166が次いでその後に続く。スイ
ッチ・セット1116は、それらの各行で更なるスイッチ・セットがその後に続
くこともありうるし又は続かないこともありうるので、スイッチ・セット111
6は、ここで“最後から2番目の”スイッチ・セットと呼ばれ、それに対してス
イッチ・セット1166のみが“最後の”スイッチ・セットと呼ばれる。 【0046】 各1×2スイッチ1112は、単一の入力ポート1140と2つの出力ポート
、上部出力ポート1122及び下部出力ポート1124とを有する。行の各中間
スイッチ・セット1114は、単一の入力ポート1127を有する。行b,c及
びdの各中間スイッチ・セット1114は、2つの入力ポート:上部入力ポート
1126及び下部入力ポート1128を有する。各中間スイッチ・セット111
4は、2つの出力ポートを有する:上部出力ポート1130及び下部出力ポート
1132。各2×1スイッチ1116は、2つの入力ポート、上部入力ポート1
134及び下部入力ポート1136と、単一の出力ポート1142を有する。各
2×1スイッチ1166は、2つの入力ポート、上部入力ポート1174及び下
部入力ポート1176と、単一の出力ポート1182を有する。入力導波路11
18は、対応する出力ポート1140に接続される。出力導波路1120は、そ
れらの各行の右端のスイッチ・セットの対応する出力ポートに接続される。行a
及びdの出力ポート1142及び行b及びcの出力ポート1182。行aでは、
上部出力ポート1122及び1130は、直ぐに続いているスイッチ・セットの
入力ポートに中間導波路1138によって接続される。スイッチ・セット111
6aの入力ポート1127又は下部入力ポート1136のいずれか。他の行では
、上部出力ポート1122及び1130は、直ぐに続いているスイッチ・セット
1114又は1116の下部入力ポート1128及び1136に中間導波路11
38によって接続される。最初の3つの行では、下部出力ポート1124及び1
132は、続いている行の各スイッチ・セット1114又は1116の上部入力
ポート1126又は1134に中間導波路1138によって接続される。行dで
は、中間スイッチ・セット1114dbの下部出力ポート1132のみは、循環
的に続く行aの上部入力ポート(1134)に中間導波路1138によって接続
される。他の2つの下部出力ポートは、行b及びcの最後のスイッチ・セット1
166の各上部入力ポート1174に中間導波路1138によって接続される。
最後のスイッチ・セット1166の下部入力ポート1176は、それらの各行の
最後から2番目のスイッチ・セット1116の出力ポート1142に中間導波路
1138によって接続される。 【0047】 スイッチ・セット1112を、それらの=状態でオンであり、光エネルギーを
入力ポート1140から出力ポート1124にパスし、それらのX状態でオフで
あり、光エネルギーを入力ポート1140から出力ポート1122にパスするよ
うに構成される、アイドルの上部入力ポートを有する、2×2スイッチであると
する。スイッチ・セット1114aa及び1114abを、それらの=状態でオ
ンであり、光エネルギーを入力ポート1127から出力ポート1132にパスし
、それらのX状態でオフであり、光エネルギーを入力ポート1127から出力ポ
ート1130にパスするように構成される、アイドルの上部入力ポートを有する
、2×2スイッチであるとする。残りの中間スイッチ・セット1114を、それ
らの=状態でオンであり、光エネルギーを入力ポート1126から出力ポート1
130にパスし、それらのX状態でオフであり、光エネルギーを入力ポート11
26から出力ポート1132及び入力ポート1128から出力ポート1130に
パスするように構成されるものとする。スイッチ・セット1116及び1166
を、それらの=状態でオンであり、光エネルギーを入力ポート1136又は11
76から出力ポート1142又は1182にパスし、それらのX状態でオフであ
り、光エネルギーを入力ポート1134又は1174から出力ポート1142又
は1182にパスするように構成される、アイドルの上部出力ポートを有する、
2×2スイッチであるとする。そして、入力導波路を介してマトリックス110
0に入力する光エネルギーは、オンスイッチ・セット1112、1114又は1
116によってマトリックス1100の対角線に方向転換するまでマトリックス
1100の行に沿って移動する。以下の表は、入力導波路118と出力導波路1
20との間の所望の接続性を達成するためにどのスイッチ・セットをオンにしな
ければならないかを示す。 【0048】 【表1】 【0049】 1つのスイッチのみがオンになることを常に要求する、マトリックス100に
対するスイッチング・アルゴリズムとは異なり、マトリックス1100に対する
スイッチング・アルゴリズムは、2つのスイッチをオンにすることを時々必要と
する。マトリックス100に対するマトリックス1100の利点は、マトリック
ス100の全ての接続が4つのスイッチ・セットを横切るのに対して、マトリッ
クス1100の接続のあるものは、4つのスイッチ・セットよりも少ないスイッ
チ・セットを横切る。特に、入力導波路1118dから出力導波路1120cへ
の接続は、たった2つのスイッチ・セット(1112d及び1166c)を横切
り、入力導波路1118cから出力導波路1120bへの接続は、たった3つの
スイッチ・セット(1112c、1114da及び1166b)を横切り、そし
て入力導波路1118dから出力導波路1118bへの接続は、たった3つのス
イッチ・セット(1112d、1114da及び1166b)を横切る。 【0050】 一般に、マトリックス1100のような、光スイッチ・マトリックスでは、N
個の入力導波路をN個の出力導波路に接続するために、最初、中間、最後から2
番目及び最後のスイッチ・セットを有するL<N−1個の行、及び 最初、中間
及び最後から2番目のスイッチ・セットのみを有するN−L個の行が存在する。
特に、最初のN−L−1個の行及び最後の行は、最初、中間及び最後から2番目
のスイッチ・セットのみを有し、そして残りの行は、全て4つの種類のスイッチ
・セットを有する。最後の行の最初のL個のスイッチ・セットの下部出力ポート
は、逆順で、最後のスイッチ・セットの上部入力ポートに光結合される。最後の
行の最初のスイッチ・セットの下部出力ポートは、最後から1番目の行の最後の
スイッチ・セットの上部入力ポートに光結合され、最後の行の最初の中間スイッ
チ・セットの下部出力ポートは、最後から2番目の行の最後のスイッチ・セット
の上部入力ポートに光結合され、最後の行の第2の中間スイッチ・セットの下部
出力ポートは、最後から3番目の行の最後のスイッチ・セットの上部入力ポート
に光結合される、等。 【0051】 本発明は、限定された数の実施形態に関して記述されたが、本発明の多くの変
形、変更及び他のアプリケーションがなされうるということが理解されるであろ
う。 【図面の簡単な説明】 発明は、添付した図面を参照して、単に例として、ここに記述される。 【図1】 従来技術の光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図2】 4つの入力導波路を4つの出力導波路に接続するための、本発明
の光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図3A】 3つの入力導波路を5つの出力導波路に接続するための、本発
明の光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図3B】 5つの入力導波路を3つの出力導波路に接続するための、本発
明の光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図4】 中間スイッチ・セットとしての2×2スイッチに基づく、本発明
の16×16光スイッチ・マトリックスのレイアウトを示す図である。 【図5】 能動1×2スイッチ及び2×1結合器に基づく中間スイッチ・セ
ットを示す図である。 【図6】 能動1×2スイッチ及び2×1結合器に基づく別の中間スイッチ
・セットを示す図である。 【図7】 入力スイッチ・セットとしての図8のスイッチ・セット、中間ス
イッチ・セットとしての能動2×1結合器を有する図5のスイッチ・セット、及
び出力スイッチ・セットとしての図9のスイッチ・セットに基づく本発明の8×
8光スイッチ・マトリックスにトポロジー的に等しい2×2スイッチのペアのマ
トリックスを示す図である。 【図8】 能動1×2スイッチ及び能動2×1スイッチに基づく入力スイッ
チ・セットを示す図である。 【図9】 能動1×2スイッチ及び能動2×1スイッチに基づく出力スイッ
チ・セットを示す図である。 【図10】 入力スイッチ・セットとしての図8のスイッチ・セット、中間
スイッチ・セットとしての図5のスイッチ・セット、及び出力スイッチ・セット
としての図9のスイッチ・セットに基づく本発明の16×16光スイッチ・マト
リックスのレイアウトを示す図である。 【図11】 単一の2×2スイッチである最初及び最後のスイッチ・セット
と、2×2スイッチのペアである中間スイッチ・セットとに基づく、本発明の第
2の8×8光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図12】 2×2スイッチのペアであるスイッチ・セットに基づく、本発
明の第3の8×8光スイッチ・マトリックスを示す図である。 【図13】 本発明の第2の形態による、4つの入力導波路を4つの出力導
波路に接続するための、光スイッチ・マトリックスを示す図である。 (訂正の理由) 現地からの手続依頼から翻訳文提出期限までの時間的不足により、充分な対応
ができなかったため誤訳が生じた。今回、全般的な見直しを行い、正しい翻訳文
を作成し直したので、これを提出したい。 【手続補正書】 【提出日】平成14年6月20日(2002.6.20) 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正の内容】 【図1】 【図2】 【図3A】 【図3B】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】 【図10】 【図11】 【図12】 【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ルーベン ドゥエル イスラエル国、モシャブ タルメイ エラ ザル 38812 Fターム(参考) 2K002 AB05 DA06 5K069 DB07 DB31 EA21 5K102 AA11 PD01 PD13 PD15 PD16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (a)Nが2よりも大きい整数である、N個の入力導波路と
    、 (b)Mが2よりも大きい整数である、M個の出力導波路と、 (c)(i)少なくとも1つの入力ポート及び2つの出力ポートを有している
    最初のスイッチ・セットと、 (ii)2つの入力ポート及び少なくとも1つの出力ポートを有している最後
    のスイッチ・セットと、 (iii)各々が2つの入力ポート及び2つの出力ポートを有しており、Lが
    M及びNの小さい方である、L−2個の中間スイッチ・セットと、 を含む、KがM及びNの大きい方である、K個の行のスイッチ・セットと、 を備え、 前記N個の最初のスイッチ・セットの各々の前記少なくとも1つの入力ポート
    の1つは、各前記入力導波路に光結合され、 前記M個の最後のスイッチ・セットの各々の前記少なくとも1つの入力ポート
    の1つは、各前記出力導波路に光結合され、 各前記行に対して、前記最後のスイッチ・セット以外の各前記スイッチ・セッ
    トに対して、該各スイッチ・セットの最初の該出力ポートは、続いている該スイ
    ッチ・セットの各該入力ポートに最初の各中間導波路を介して光結合され、第2
    の該出力ポートは、循環的に連続している該行の各スイッチ・セットの各該入力
    ポートに第2の各中間導波路を介して光結合され、かつ、 最後の該行以外の各該行に対して、該最後のスイッチ・セット以外の各該スイ
    ッチ・セットに対して、前記第1及び第2の中間導波路は、互いに回避する、 光スイッチ・マトリックス。
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