JP2003515019A - 節水型便器 - Google Patents

節水型便器

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JP2003515019A
JP2003515019A JP2001539984A JP2001539984A JP2003515019A JP 2003515019 A JP2003515019 A JP 2003515019A JP 2001539984 A JP2001539984 A JP 2001539984A JP 2001539984 A JP2001539984 A JP 2001539984A JP 2003515019 A JP2003515019 A JP 2003515019A
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JP2001539984A
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ギュ、ヒョン、チョ
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ドン、ナム、キム
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    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
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    • E03D1/02High-level flushing systems
    • E03D1/14Cisterns discharging variable quantities of water also cisterns with bell siphons in combination with flushing valves
    • E03D1/142Cisterns discharging variable quantities of water also cisterns with bell siphons in combination with flushing valves in cisterns with flushing valves
    • E03D1/145Cisterns discharging variable quantities of water also cisterns with bell siphons in combination with flushing valves in cisterns with flushing valves having multiple flush outlets
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E03D5/02Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor
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Abstract

(57)【要約】 本発明は便器に関するもので、この便器において、貯水槽(22)は便器(11)に排水管(14)通して連結されており、管(14)の入口に排水弁(15)がある、バイパス管(23)は貯水槽(22)から下に伸び、下水管(13)のトラップの頂点より低い位置にある曲管部(23a)を通って下水管(13)と連結されており、管(23)の弁支え(33)にあり、連結チェーン(27)を通して作動レバー(26)と連結されたバイパス弁(25)を備える。レバー機構は、レバー(26)の動作に応じて選択的に弁(15、25)を開けるために、二つの連結チェーン(17、27)を通して上記弁(15、25)に連結されている。この便器は簡単かつ便利に作動し、節水と同時に効果的に便器(11)を洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は節水型便器に関するもので、より詳しくは水洗い式トイレの便器が、
作動に不便なく、少量の水を使用して便器の内容物が清潔に処理されるようにす
る節水型便器の構造に関するものである。
【0002】
【背景技術】
便器(別名座便器)の構造を変更し、節水するための試みが国内外を問わず多
様に行われている。しかしながら、その殆どが節水の側面だけをあまりにも強調
しているため、外形の美観が阻害されたり、使用上の不便を我慢しなければなら
なかった。このために実生活での普及が円滑ではなかった。
【0003】 すなわち、節水型便器が実生活に円滑に適用されるためには、外形が優れ、使
いやすくなければならない。また、作動法が簡単で、耐久性が優れ、故障があっ
てはならない。かつ、少量の水を使いながらも便器の内容物の処理が清潔でなく
てはならない。
【0004】 図1aと図1bは従来の便器の作動前後の状態を示す構成図を図示する。
【0005】 図1aと図1bの従来の便器は次のとおり作動する。すなわち、図1aでの水
を流すレバー(16)を押すと、貯水槽(12)の内側の下部にある貯水弁(1
5)が開放され、図1bのように貯蔵された水が便器(11)へ流し出されるよ
うになる。便器(11)の水位が上がり、S型の下水管(13)の頂点より高く
なると、下水管(13)を通って水が便器(11)から下へ落ち出す。便器(1
1)から下水管(13)へ流れる水の量が次第に増えるにつれ、排出される水の
水力学的な力によって下水管(13)内部の空気の圧力が低くなる。これは下水
管(13)内で吸引力を生成し、水が便器(11)から下水管へ吸い込まれる。
吸い込まれた水は下水管(13)を通って垂直に落ちる前に下水管(13)のS
型トラップ(trap)を通過し、下水管(13)の内圧をさらに下げることになる
。下水管(13)内の吸引力は下水管(13)の内圧の減少に比例して急速に増
加し、排泄物とともに水が渦巻き、さらに圧力が加えられて便器(11)から下
水管(13)まで強く吸い込まれる。
【0006】 貯水槽(12)の水が便器(11)に供給されると、貯水槽(12)の水位は
下がる。この場合、貯水槽(12)内の浮標(7)が下がり、ボールコック(ba
ll-cock)型給水弁(5)が開く。よって、きれいな水が上水道管(図示されて
いない)から給水管(3)とチューブ(6)を通って貯水槽(12)に供給され
る。貯水槽(12)の水位が基準水位を超えると、浮標(7)はボールコック型
給水弁(5)を閉め、基準量の水が完全に貯水槽(12)に再び溜められる。
【0007】 しかし、このような従来の方式によれば、最初に基準量の水が基準水位に到達
して下水管(13)のS型トラップの頂点を通過し、下水管(13)内に必要な
吸引力を生成するように便器(13)に水を溜める必要がある。最初に水が便器
(11)に溜められているため、上記の便器は水を浪費するという短所がある。
【0008】 一方、ドワイトエン.ゾンソンの米国特許第5,515,556号には“逆噴
射水流し式便器システムと方法”(Back Jet Flush Toilet Systems and Method
s)が記述されている。この米国特許には、正常の排水路の方向に逆行し、水を
逆噴射して供給するバイパス管が設けられる便器システムが提案される。上記バ
イパス管の入口には弁組立体が設けられる。この弁組立体は給水から便器システ
ムまで排水の初期段階に浮力で上昇し、一時的にバイパス管を開放し、バイパス
管へ逆噴射の水が流れるようにする。バイパス管を通った逆方向噴射の運動エネ
ルギーは静圧に転換される。このような水の逆方向噴射の静圧は、流動経路を通
る正常の排水を妨げ、便器内の水位が基準水位に上がるようにする。便器内の水
位が基準水位に到達すると、便器システムがサイホン(Siphon)原理で正常の排
水がなされるようにバイパス管の逆噴射が中止される。
【0009】 しかし、上記米国特許の便器システムは、給水から便器システムまで排水の初
期段階で必要な排水作動が行われず、バイパス管を通した逆噴射によって水が基
準水位まで便器に完全に溜められるまでに待つことになり、排水作動の間に不要
な時間を費やすことになる。上記米国特許の便器システムの別の問題は、上記シ
ステムの節水量が相当な量に至らないため、求められる節水効果が達成できない
ということである。
【0010】 これに本発明は、従来の技術に生じる問題点を解決するためのもので、本発明
の目的は簡単に作動し、かつ水を節約しつつ、効果的に便器から完全に排泄物を
除去する節水型便器(Water saving flush device for toilets)を提供するこ
とにある。
【0011】 上記目的を達成するために、本発明は作動レバーによって作動し、便器基準量
の水が溜められるようにし、便器から下水管へ水を吸い込み、便器を洗浄するよ
うになっている節水型便器であって、排水管を通って便器と連結され、排水管の
入口にありながら、排水管を通って貯水槽から便器へと水を取り出すのに選択的
に用いられる貯水弁によって通常の基準水位まで水を溜める貯水槽と;貯水槽の
内部から下に伸び、下水管とこの下水管のトラップの頂点より低く位置したバイ
パス管の曲管の接点によって、曲管部分で下水管と連結され、排水作動の間に予
定量の水を貯水槽から下水管へ迂回させるバイパス管;このバイパス管の上段に
あり、連結チェーンによって作動レバーと連結され、選択的にバイパス管を開放
させるバイパス管;バイパス管の上段にあり、バイパス管の直径より大きな直径
を有し、その上にバイパス弁が置かれ、選択的にバイパス弁と相互作用するよう
にバイパス管を開放させる弁支え及び;連結チェーンを通じて貯水弁とバイパス
弁に連結され、作動レバーの運動に応答し、選択的にこれらの弁を開放させるレ
バー機構;を備えることを特徴とする。
【0012】 本発明の一実施例によれば、上記レバー機構は貯水槽の内面に固定され、ブラ
ケットの側壁に形成された停止ピンを備えた支持板;作動レバーの回転軸に固定
され同じ方向に作動レバーとともに回転することができ、指定された位置に第1
突起を有するアクチュエーター;離隔された二つの連結チェーンが連結され、作
動レバーの回転軸に回転可能に装着された第2レバー;コイルスプリングにより
、通常偏向されつつ第2レバーに回転可能に装着され、アクチュエーターの第1
突起と選択的に噛み合う第2突起が形成され、第2レバーが完全に上がったとき
、アクチュエーターの第1突起が揺動板の第2突起に対して上に通り過ぎ、第2
レバーが完全に下がったとき、第2突起に対して下に通り過ぎる揺動板;を備え
る。
【0013】 本発明の別の実施例によれば、上記レバー機構はレバーの回転軸の周囲に作動
レバーとともに回転可能に貯水槽内で作動レバーと一体になり、作動アームが内
部レバーに対して一定の角度で回転可能に内部レバーの内部端部にヒンジ連結さ
れた内部レバーと;離隔された二つの位置で二つの連結チェーンで結ばれ、選択
的に 間と接触するように内部的に貯水槽にヒンジ連結され、作動アームが主
に第2レバーと接触するようになり、予定された上部位置まで第2レバーを上に
回転させ、作動レバーが作動したとき、上部レバーの上部位置を通過した後にレ
バーから解除されると同時に、作動レバーが外力から離れるとき、作動アームが
上へ回転しながら第2レバーを通過し、元の位置に戻る第2レバー;を備える。
【0014】 上記便器において、突起が作動レバーの作動アームと接触するように第2レバ
ーに備えられ、作動アームが主にこの突起と接触するようになり、第2レバーを
予定された上部位置まで上へ回転させながら、作動レバーが作動する際に突起か
ら解除されると、作動アームは作動レバーが外力より離れるとき、上に回転しな
がら突起を通過して元の位置に戻る。
【0015】 本発明の前述された、そして別の目的や特徴及び利点は添付図面を参照し、次
の詳細な説明よりさらに明確にわかりやすくなる。
【0016】
【実施例】 これから図面を参照するものの、これらの図面にて同じ参照番号は同一、また
は類似する構成部分を表すために用いられる。
【0017】 図2aは本発明の主要実施例による節水型便器の構造を概略的に示す構成図で
ある。この図面は特に便器(11)周囲に備えられる管連結構造を表す。
【0018】 図面にて図示されているように、本発明の便器は作動レバー(26)の排水ハ
ンドルによって作動され、便器(11)から下水管(13)へ排泄物を除去する
ように選択的に便器(11)を水で洗い流す。排水管(14)は貯水槽(22)
の底から便器(11)まで伸びており、第1連結チェーン(17)を通して作動
レバー(26)と連結されながら、貯水槽(22)の底にある排水管(14)の
入口にある排水弁(15)を備える。きれいな水は上水道管(図示されていない
)から貯水槽(22)へ道菅(3)を通して供給され貯水槽(22)に溜められ
、選択的に排水弁(15)の作動に応じて便器に入る。給水弁(5)が道菅(3
)の上部に提供され、貯水槽(22)に水を再び溜めるためには浮標(7)によ
って作動される。前述した構造の便器は図1aと図1bの従来の装置に対する説
明と同一である。
【0019】 本発明の便器において、バイパス管(23)は貯水槽(22)の底を通過しな
がら、貯水槽(22)の内側から下へ伸びており、その曲管部(23a)で下水
管(13)と連結される。このような場合に、バイパス管(23)が曲管部(2
3a)と下水管(13)の間にある接点は下水管(13)のトラップの頂点より
下に位置し、バイパス管(23)は主に排水動作の間に貯水槽(22)から下水
管(13)へ予定量の水を迂回させる。上記バイパス管(23)は下水管(13
)の直径と等しい直径を有する管から選択され、適切な管連結部材で下水管(1
3)に連結され、この下水管(13)と簡単に組立てられ、また分離される。勿
論、貯水槽(22)の底とバイパス管(23)の間には気密な接点が必要である
。図2bは、本発明の主要実施例の変形例による、曲管部(23a)を備えた節
水型便器の構造を概略的に示す。この変形例において、バイパス管(23)の曲
管部(23a)は一定の圧力下でバイパス管(23)から下水管(13)へ水を
噴射するようになっており、便器がより速く効果的にサイホン排水作動を行うよ
うにする。
【0020】 バイパス管(23)の上段は、貯水槽(22)内の最大水位の2/3高さで貯
水槽(22)内に位置する。貯水槽(22)内の水位が減少し、排水作動の間に
バイパス管(23)の上段に到達すると、バイパス管を通って迂回する水の流れ
も中断される。本発明の便器において、バイパス管(23)を通して迂回する水
の量は貯水槽(22)内にあるバイパス管(23)の高さによって決められる。
本発明の好ましい実施例において、貯水槽(22)内にあるバイパス管(23)
の高さは貯水槽(22)の最大水位の2/3程度に設定される。しかし、貯水槽
(22)内のバイパス管(23)の高さは変わることもある。実験によれば、下
水管(13)の吸引力を発生させるために迂回する水の量を1リトルに設定し、
最初に便器(11)に溜められる水の量を2リトルに設定することが好ましい。
すなわち、迂回する水に対して排水される水の量の比率を1:2、または0.5
に設定することが好ましい。上記比率が0.5以下に下がると、迂回する水の量
は少なすぎて要求される節水効果が得られない。反面、上記比率が0.5より高
ければ、排水する水の量が少なすぎて求められる洗浄効果が得られない。
【0021】 本発明において、貯水槽(22)の内には、単一のチャンバ、または垂直な分
離壁によって相互分離された二つのチャンバを備えられる。貯水槽(22)内が
前述したように排水管(14)を備える排水チャンバ(22a)とバイパス管(
23)を備えるバイパスチャンバ(22b)に二つのチャンバに分離されると、
二つのチャンバ(22a、22b)の底の高さが同一、又は異なって位置する。
【0022】 さらに、バイパス管(23)の上段は図2aの貯水槽(22)内に突出した上
段がある図2aの実施例とは異なって、貯水槽(22)の下部に位置する。貯水
槽(22)が予定された水位まで新しい水で再び溜められると、ボールコック型
給水弁(5)からの新しい水は二つのチャンバ(22a、22b)中の一つを主
に溜めることになり、次に、別のチャンバを溜めるように垂直した分離壁を溢れ
るようになる。道菅(3)は排水チャンバ(22a)又はバイパスチャンバ(2
2b)へ伸びている。しかも、浮標(7)は次に貯水槽(22)内に供給された
水が予定された水位に到達する際、上記浮標(7)がボールコック型給水弁(5
)を完全に閉鎖することができれば、二つのチャンバ(22a、22b)間のど
こにも位置することができる。
【0023】 本発明の便器において、第2連結チェーン(27)を通して作動レバー(26
)と連結されたバイパス弁(25)は貯水槽(22)内にあるバイパス管(23
)の上段に又は入口にある。上記バイパス弁(25)は道菅(3)にヒンジ連結
さレバーイパス管(23)を閉めるようにバイパス管(23)の上段に通常、水
平にある。しかしながら、作動レバー(26)が作動すると、バイパス管(25
)は排水弁(15)に沿って開かレバーイパス管(23)を開放させる。
【0024】 バイパス管(23)の直径より大きな直径を備える弁支え(33)はバイパス
管(23)の上段に備えられ、レバーイパス弁(25)をその上に設け、バイパ
ス弁(25)と相互作用して選択的にバイパス管(23)を開放させる。使用者
が用便後に作動レバー(26)を作動させると、連結チェーン(17、19)を
通して通常作動レバー(26)と連結された排水弁(15)とバイパス弁(25
)は同時に開けられる。両弁(15、25)が前述したように同時に開かれると
き、貯水槽(22)内の水は一定の圧力下で排水管(15)を通って便器(11
)へ、そしてバイパス管(23)を通って下水管(13)へと排出される。貯水
槽(22)の水位がバイパス弁(25)の水位に到達するように下がると、弁(
25)は閉まる。このような場合に、強い吸引力が下水管(13)内で効果的に
流体力学的に形成され、排泄物とともに水が浄化槽内に入る前に渦巻いて加圧さ
れつつ、強く便器(11)から管(13)へ吸い込まれる。本発明で管形の弁支
え(33)はより効果的な水の量が弁支え(33)の直径に対するバイパス管(
23)の直径の比率に比例し、より効果的な流量で貯水槽(22)から下水管(
13)に迂回させ、下水管(13)内にさらに強い吸入力を形成する。従って、
弁支え(33)とバイパス管(23)の直径比率を調整することにより、下水管
(13)内の吸入力を調節することが可能である。
【0025】 本発明の便器の作動において、バイパス弁(25)は貯水槽(22)から下水
管(13)へ予定された量の水をバイパス管(23)を通って迂回させるように
開けられ、迂回された水によって必要な強い吸入力が下水管(13)内で形成さ
れるとき、バイパス管(23)を閉める。このような場合に、必要な吸入力は迂
回された水の流量に比例し、下水管(13)内により急速に形成され、迂回され
た水の流量を増加させることによって排水時間を好ましく減少させるこができる
。バイパス弁(25)の直径が大きくなると、迂回のための流動経路の端面積は
比例して大きくなり、上がった弁(25)の高さを変化させずに、迂回された水
の流量を増加させることができる。従って、効果的な水の量はバイパス管(25
)を最初に開放した時間から、この弁(25)を完全に開放するまでの短時間の
間にバイパス管(23)を通って貯水槽(22)から下水管(13)へ速やかに
迂回される。
【0026】 前述のように、バイパス管(23)は曲管部(23a)から下水管(13)に
連結されている。このような曲管部(23a)のあるバイパス管(23)の構造
は効果的に次のように従来の便器で経験する深刻な問題を克服する。
【0027】 本発明の発明者により1994年10月1日に出願された韓国特許第10−1
24007号に説明された従来のトイレ用便器において、バイパス管は直チェー
ン管部を通して下水管の頂点に連結され、バイパス弁が開放された後に水が貯水
槽から下水管迂回される。そこで、開けられたバイパス弁が閉まった直後に必要
な吸入力は、下水管に形成される。このような場合に、バイパス弁は短時間に開
放位置に維持され、沢山の水の量が開いたバイパス弁とバイパス管を通って下水
管へ速やかに迂回される。従って、この便器は他の排水作動のためのバイパス弁
の開放時間に避けることのできない偏差が起こってしまい、よって排水作動の間
に迂回された水の量に差異が出る。それで、上記便器は排水作動の間、均一な排
水作動を行うことができない。しかも、下水管に必要な強い吸入力を効果的に形
成できる好ましい真空効果はバイパス管に任意のエアーポケットの残さず迂回さ
れた水が流れる際に達成できる。しかしながら、バイパス管が上記韓国特許にて
説明されているように、直チェーン管部を通して下水管の頂点に連結されたとき
、水は急速にバイパス管を通って迂回され、不要なエアーポケットがバイパス管
内に残る。
【0028】 前述した韓国特許の便器で経験したこのような問題は、ほぼ完全に本発明の便
器によって克服される。すなわち、本発明のバイパス管(23)は従来の便器と
は違ってU字型の曲管部(23a)を通って下水管(13)に連結されている。
従って、バイパス管(23)に流れる迂回された水の流量は、自動的かつ適切に
便器の排水作動の間上記曲管部(23a)で減少する。従って、本発明の便器が
別の排水作動の間、バイパス弁(23)の均一な開放時間を維持することができ
、便器は排水作動の間、貯水槽(22)から下水管(13)へ同じ量の水を迂回
させる。従って、この便器は排水作動の間均一な排水作動を行う。さらに、管(
23)を溜めつつ迂回された水がバイパス管(23)から下水管(13)内に要
求される強い吸入力を効果的に形成できる好ましい真空効果が得られる。また、
U字型の曲管部(23a)はバイパス管(23)から下水管(13)へ迂回され
た水を部分的に噴霧する付随的な効果も得られる。
【0029】 また、本発明の便器はレバー機構を備えるが、これは使用者が用便後に作動レ
バー(26)の排水ハンドルを下へ押し、通常連結チェーン(17,27)を通
して作動レバー(26)に連結された排水弁(15)とバイパス弁(25)を作
動させる。レバー機構は図4a乃至図4cに図示されたように支持板(34)と
、アクチュエーター(35)、第2レバー(36)及び、スプリングで偏向され
た揺動板(38)からなる。レバー機構において、指示板(34)は貯水槽(2
2)の内部面に固定され、この支持板(34)の側壁に形成された停止ピン(3
4a)を備える。アクチュエーター(35)は作動レバー(26)の回転軸に固
定され同じ方向へレバー(26)とともに回転可能である。第1突起(35a)
は予定された位置でアクチュエーター(35)の上に形成される。第2レバー(
26)は離隔された二つの位置で二つの連結チェーン(17、27)を保持し、
作動レバー(26)の回転軸に回転可能に設けられる。揺動板(38)はコイル
スプリング(39)によって通常、一偏向されながら、回転可能に第2レバー(
36)に設けられ、選択的にアクチュエーター(35)の第1突起(35a)と
噛み合うように揺動板(38)に形成された第2突起(38a)を備える。
【0030】 図3は、図2aの実施例の変形例による便器に備えられたバイパス弁と弁支え
の構造を概略的に示す。
【0031】 この変形例において、弁支え(33)はその側壁に一つ以上の孔(33a)を
備える。バイパス弁(25)は底に丸いショールダ(25a;shoulder)を備え
、選択的に弁支え(33)の孔(33a)を閉める。一つ以上の位置で弁支え(
33)の側壁を空けて上記孔(33a)を形成する。バイパス弁(25)の丸い
ショールダ(25a)の目的は弁(25)がバイパス管(23)を閉めるように
弁支え(33)に完全に安着されるとき、弁支え(33)の孔(33a)を閉鎖
し、弁(25)の作動の間、バイパス弁(25)と弁支え(33)の間のいかな
る干渉も防止するのである。すなわち、バイパス弁(25)が図面にて実線で示
されているように弁支え(33)で完全に安着されるとき、バイパス弁(25)
はショールダ(25a)で弁支え(33)の側壁の内面と近付いて接触するよう
になり、孔(33a)を閉める。図面にて仮想の線で表したようにバイパス弁(
25)が上昇すれば、孔(33a)は開かれて水がバイパス管(23)に入る前
に通過するようになる。従って、効果的な量の水が最初バイパス弁(25)を開
くときから弁(25)を完全に開く短い間、バイパス管(23)を通って貯水槽
(22)から下水管(13)に速やかに迂回される。
【0032】 本発明の便器において、バイパス弁(25)を効果的に節水しつつ、かつ下水
管(13)内で必要な吸引力を発生させる適切な時間に閉めるようにするのが重
要である。しかし、他の使用者によって排水作動の間に作動レバー(26)の排
水ハンドルを下方へ押す他の時間の長さに対して発生する時間差があって、しか
も使用者不要に連続的に排水ハンドルを下方へ押しているときにも、便器はバイ
パス弁(25)が適切な時間に正確に閉まることが必要である。本発明の便器は
バイパス弁(25)が次のような目的を達成するために適切な時間に正確に閉ま
るようになっている。
【0033】 図4a乃至図4cは、図2aの便器のレバー機構の作動を示す。
【0034】 図4a乃至図4cにて図示されたように、アクチュエーター(35)の第1突
起(35a)は第2レバー(36)が完全に上昇したとき、揺動板(38)の第
2突起(35b)に対して上方に通過し、第2レバー(36)が完全に下がった
とき、第2突起(35b)に対して下方に通過するようになっている。
【0035】 より詳細に述べると、作動レバー(26)が使用者によって図4aに図示され
ているように下方に下がると、アクチュエーター(35)は図面で反対時計回り
に回転し、先に突起(35a)で揺動板の第2突起(38a)と接触しるように
なり、次に第2レバー(36)を同じ方向へ回転させる。従って、二つの連結チ
ェーン(17、27)はレバー(36)によって上方に引っ張られる。第2レバ
ー(36)が図4bに図示されているように停止ピン(34a)と接触すると、
レバー(36)の反対時計回りの回転が停止する。このような場合、使用者が不
要に連続的に作動レバー(26)を下へ下げると、アクチュエーターの第1突起
(35a)は揺動板(38)の第2突起(35b)に対して上へ通過する。その
後、二つの連結チェーン(17、27)に作用する張力は、完全に上昇した第2
レバー(36)が元の位置に下がったとき、図4cに図示されているように二つ
の連結チェーン(17,27)から除去される。この場合、使用者の押す力が作
動レバー(26)から除去されたとき、作動レバー(26)はアクチュエーター
(35)とともに自動的に時計回りに回転し、元の位置に戻り、図4aに図示さ
れた二つ突起(35a、38a)の元の位置に復帰する。
【0036】 勿論、図4a乃至図4cのレバー機構を滑らかに作動させるために、適切な比
率で第1突起(35a)と第2突起(38a)を緩やかな曲線型にする必要があ
る。また、使用者の押す力が作動レバー(26)から除去されたとき、アクチュ
エーター(35)が自動的に時計回りに回転し、元の位置に戻るようにアクチュ
エーター(35)を重くする必要がある。それに、スプリング(39)は二つの
突起(35a,38a)の必要な噛み合いが維持できるように適切な弾性力を持
たなければならない。
【0037】 図2aの便器の排水作動は、一般的に図1aと図1bの従来の便器の作動と同
一である。本発明の便器の排水作動において、排水弁(15)が作動レバー(2
6)の作用によって開放されると、この排水弁(15)の浮力によって開放位置
に維持され、貯水槽(22)から便器(11)へ排水管(14)を通って排出さ
れた水が一定の圧力下に下水管(13)に排泄物とともに流され、要求される排
水効果が達成できる。このような場合に、便器(11)から排水管(13)へ排
出される水の流動速度は貯水槽(22)から便器(11)へ排水管(14)を通
って供給される水の速度より充分に速いため、排泄物が便器(11)から下水管
(13)へ完全に除去された後、水は新たに便器(11)に予定された水位まで
溜められる。予定された水の量が便器(11)に予定された水位まで完全に溜め
られると、排水弁(15)は排水管(14)を閉めてきれいな水が貯水槽(22
)に貯蔵されるようにする。本発明において、貯水槽(22)内のバイパス管(
23)の上段の位置と排水管(14)の直径を調整することにより、便器(11
)に対する水の供給時間と、下水管(13)に対する水の迂回時間が制御可能で
ある。
【0038】 図5は、本発明の別の実施例による便器のレバー機構を示す構成図である。図
6a乃至図6dは図5のレバー機構の作動を示す図面である。
【0039】 図5の実施例において、レバー機構は第2レバー(46)と内部レバー(58
)及び作動アーム(60)からなる。内部レバー(58)は、貯水槽(22)内
で作動レバー(26’)と一体になり、このレバー(26’)の回転軸の周囲で
作動レバーとともに回転可能になり、内部レバー(58)の内側端部にヒンジ連
結される作動アーム(60)を備え、この作動アーム(60)が制限された角度
で内部レバー(58)に対して回転可能である。反面、第2レバー(46)は二
つの連結チェーン(17、27)を通して両位置で排水弁(15)とバイパス弁
(25)に連結されており、選択的に作動アーム(60)と接触するように貯水
槽(22)にヒンジ連結されている。
【0040】 このような場合、内部レバー(58)は貯水槽(22)内にある第1軸(57
)を用いて作動レバー(26’)に固定される一方、作動アーム(60)は第2
軸(59)を用いて内部レバー(58)の内側端部にヒンジ連結されている。図
5の実施例において、作動レバー(26’)は第1ヒンジ軸(57)を用いて貯
水槽(22)の前面にヒンジ連結されている一方、第2レバーは貯水槽(22)
の側壁にヒンジ連結されている。しかし、二つのレバー(26’、46)のため
の二つのヒンジ連結されている連結部の位置は本発明の機能に影響を与えず、適
切に変化することができる。
【0041】 この実施例によるレバー機構において、作動アーム(60)の長さは実験的に
適切に次のように説明できる。すなわち、作動レバー(26’)の排水ハンドル
が使用者によって完全に下方に下げられたとき、作動アーム(60)は第2レバ
ー(46)の内側端部と接触するようになり、レバー(46)を予定された上部
位置まで上に回転させ、レバー(46)の上部位置を通過した後にレバー(46
)から解除される。作動レバー(26’)が外力から自由になり、元の位置に戻
ったとき、作動アーム(60)は第2軸(59)の周囲を上に回転しながら、第
2レバー(46)の内側段を簡単に通過する。
【0042】 図6a乃至図6dは、図5のレバー機構の作動過程を示す図面である。図6a
の正常の位置において、作動レバー(26’)は傾いて位置し、排水ハンドルは
上を向け、作動アーム(60)は下を向く。使用者が図6に図示されたとおりに
作動レバー(26’)の排水ハンドルを下方に下げると、作動アーム(60)は
第2レバー(46)と接触するようになり、レバー(46)を上に回転させ、排
水弁(15)バイパス弁(25)を開くようになる。従って、水は貯水槽(22
)から便器(11)と下水管(13)へ排出され、貯水槽(22)の水位は減少
する。二つの弁(15、25)は貯水槽(22)内の水圧によって通常閉められ
る。しかし、二つの弁(15,25)は前述したように開放されると、浮力によ
ってしばらく開放位置に維持される。しかも、図6cに図示されるように使用者
が続けて排水ハンドルを下方へ維持するときは、貯水槽(52)内の水位が予定
した水位に減少すると、二つの弁(15、25)の閉鎖作動前に第2レバー(4
6)は自動的に下に回転可能である。使用者が図6dにて図示されるように排水
ハンドルを放すと、作動レバー(26’)はそれ自体の重さで時計回りに回転す
る。作動レバー(26’)のこのような時計回り回転の間、作動アーム(60)
は第2レバー(46)の先端と接触するようになり、軸(59)周囲を反対時計
回りに回転し、滑らかに第2レバー(46)を通過して図6aの元の位置に到達
する。
【0043】 図7は、本発明の別の実施例による便器のレバー機構を示す構成図である。
【0044】 このレバー機構において、突出部(61)が作動レバー(26’)の作動アー
ム(60)と接触するように第2レバー(46)に備えられる。作動レバー(2
6’)の排水ハンドルが使用者によって図面にて完全に下に下がると、作動アー
ム(60)はまず第2レバー(46)の突出部(61)と接触するようになり、
レバー(46)を予定された上部位置まで上に回転させ、次にレバー(46)の
突出部(61)から解除される。作動レバー(26’)が外力より自由になり、
元の位置に戻るとき、作動アーム(60)は第2軸(59)周囲を回転しながら
第2レバー(46)の突出部(61)を簡単に通過する。
【0045】 簡単に説明すると、図7のレバー機構は、第2レバー(46)の突出部(61
)を追加に備える。このレバー機構は内部レバー(58)と第2レバー(46)
が直線上に整列された図5の実施例とは違って、内部レバー(58)と第2レバ
ー(46)は貯水槽(22)の上部と下部位置に平行に位置するようになる。従
って、図7のレバー機構は貯水槽(22)内の設置空間を節減させる。図7のレ
バー機構の別の利点は、求められる滑らかな作動を達成することにある。すなわ
ち、作動アーム(60)が図7の実施例について説明されたように突出部(61
)と通して間接的に第2レバー(46)と接触するようになっているとき、(6
0)が第2レバー(46)と直接接触する図5の実施例とは異なって、図6dに
て図示されたように作動アーム(60)の滑らかな復帰作動が達成できるのであ
る。
【0046】 図5乃至図7の各レバー機構は、図4a乃至図4cの実施例について説明され
たものと同じ方法で使用者が不要に連続的に作動レバー(26、26’)の排水
ハンドルを押しているとき、排水弁(15)とバイパス弁(25)が正確にかつ
適切な時間に閉められるようにする。従って、図5乃至図7のレバー機構は、排
水作動の間、節水とともに下水管(13)内に要求される強い吸引力を効果的に
形成する。
【0047】 図8は、本発明の別の実施例によるバイパス弁を備えた節水型便器を示す。
【0048】 図8の実施例による節水型便器において、バイパス弁(75)は貯水槽(22
)の内部の下部面にあるバイパス管(33)の入口にある。このバイパス弁(7
5)は排水弁(15)より重く、バイパス弁(75)に作用する浮力が排水弁(
15)に作用するのより小さい。従って、バイパス弁(75)は二つの弁(15
、75)が同時に開いた後に排水弁(15)より先に閉まる。図8の節水型便器
において、バイパス弁(75)は排水作動の際に、排水弁(15)より先に閉鎖
されなければならないため、このバイパス弁(75)は体積がもっと小さくなけ
ればならないし、排水弁(15)に比べて、もっと重くなければならない。本発
明において、要される上記バイパス弁(75)の重さの増加は排水弁の比重より
高い比重を有する材料でバイパス弁(75)を造るか、またはバイパス弁(75
)に別途の重量部を加えることによって達成できる。
【0049】 さらに、通常弾性的にスプリングを用いてバイパス弁(75)を一方へ偏向さ
せ、このバイパス弁(75)が便器の作動時に開放された後、速やかに閉鎖され
ることが好ましい。このような場合にスプリングは通常弾性的にバイパス弁(7
5)を下方へ偏向させるのが好ましく、従来の引張スプリングや従来の圧縮スプ
リングに形成される。
【0050】 図8の実施例において、補助浮標(77)をバイパス弁(75)に連結され補
助浮標(77)がバイパス弁(75)と結合し作用するようにするのが好ましい
。貯水槽(22)内の補助浮標(77)の最大高さはバイパス弁(75)を補助
浮標(77)に連結するワイヤーの長さを適切に調節することによって調整でき
る。この場合、バイパス弁(75)と補助浮標(77)に作用する浮力が排水弁
(15)排水弁(15)に作用するより高くなくなり、よってバイパス弁(75
)が排水弁(15)より先に閉鎖させる必要がある。この実施例において、貯水
槽(22)内の補助浮標(77)の最大高さを貯水槽(22)内の最大水位より
低い位置に、より好ましくは貯水槽(22)内の最大水位の1/2高さに設定す
ることが好ましい。
【0051】 図9a乃至図9cは、上記バイパス弁(75)の作動示す図面である。
【0052】 図9a乃至図9cにおいて、二つの弁(15,75)を除く便器の殆どの部材
は図示されていないが、図7を参照する。作動レバー(26)が使用者によって
作動すると、排水弁(15)のバイパス弁(75)は図9aにて図示されるよう
に、同時に開けられ、図2aの実施例について説明したのと同じ方法で便器から
排泄物とともに水を排出する。補助浮標(77)が一度に流されるとき、貯水槽
(22)内の水位は図9bにて図示されるように、補助浮標(77)の最大高さ
のすぐ下まで減少し、バイパス弁(75)は急速に閉められる。図9cは、水が
完全に貯水槽(22)から排出されたとき、貯水槽(22)の内部の底面に緩や
かに下がった補助浮標(77)を図示する。貯水槽(22)が図9cの状態以後
、きれいな水で再び溜められると、補助浮標(77)は上がってくる水位に応じ
て貯水槽(22)内で上昇し、図8の最高位置に戻る。
【0053】
【産業上の利用可能性】
前述したように、本発明は節水型便器を提供する。本発明の便器は簡単で且つ
便利に作動し、節水とともに排泄物が便器から完全に除去できるよう効果的に便
器を洗浄する。
【0054】 本発明の説明のために実施例にて記述されているが、当該分野の熟練者らは請
求範囲に記載された本発明の範疇、精神から外れない限り、多様な変更と付加及
び代替が可能であることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 作動前後の従来の便器を示す構成図である。
【図1b】 作動前後の従来の便器を示す構成図である。
【図2a】 本発明の主要実施例の両変形例による相異な曲管部分を有る節水型便器を概略
的に示す構成図である。
【図2b】 本発明の主要実施例の両変形例による相異な曲管部分を有る節水型便器を概略
的に示す構成図である。
【図3】 図2aの変形例によって便器に備えられた弁支えとバイパス弁を概略的に示す
構成図である。
【図4a】 図2aの便器のレバー機構の作動を示す図面である。
【図4b】 図2aの便器のレバー機構の作動を示す図面である。
【図4c】 図2aの便器のレバー機構の作動を示す図面である。
【図5】 本発明の別の実施例による便器のレバー機構を示す図面である。
【図6a】 図5のレバー機構の作動を示す図面である。
【図6b】 図5のレバー機構の作動を示す図面である。
【図6c】 図5のレバー機構の作動を示す図面である。
【図6d】 図5のレバー機構の作動を示す図面である。
【図7】 本発明の別の実施例によるレバー機構を示す構成図である。
【図8】 本発明の別の実施例によるバイパス弁を備えた節水型便器を示す構成図である
【図9a】 図8のバイパス弁の作動を示す図面である。
【図9b】 図8のバイパス弁の作動を示す図面である。
【図9c】 図8のバイパス弁の作動を示す図面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 2000/67128 (32)優先日 平成12年11月13日(2000.11.13) (33)優先権主張国 韓国(KR) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN ,YU,ZA,ZW

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動レバー(26)によって作動され、便器(11)に基準量の水が入るよう
    にし、便器(11)から下水管(13)へ水を吸引し、便器(11)を洗浄する
    ようになっているが、排水管(14)を通って便器(11)と連結され、通常の
    予定された水位まで水を溜め、排水管(14)の入口にあり、この排水管(14
    )を通って貯水槽(22)から便器(11)へ水を選択的に排出するに用いられ
    る貯水弁(15)を備える貯水槽(22); 貯水槽(22)の内部より下方へ伸び、下水管(13)とこの下水管(13)
    のトラップの頂点より低く位置したバイパス管(23)の曲管部(23a)の接
    点によって曲管部(23a)で下水管(13)と連結されており、排水作動の間
    、予定量の水を貯水槽(22)から下水管(13)へ迂回させるバイパス管(2
    3); このバイパス管(23)の上段にあり、連結チェーン(17)によって作動レ
    バー(26)と連結され、選択的にバイパス管(23)を開放させるように作動
    レバー(26)と相互作用するバイパス弁(25); 上記バイパス管(23)の上段にあり、バイパス管(23)の直径より大きな
    直径を有し、その上にバイパス管(25)が置かれており、選択的にバイパス弁
    (25)と相互作用しバイパス管(23)を開放させる弁支え(33)及び; 連結チェーン(17、27)を通して貯水弁(15)とバイパス弁(25)に
    連結され、作動レバー(26)の運動に応答し、選択的にこれらの弁(15、2
    5)を開放させるレバー機構;を備える節水型便器。
  2. 【請求項2】 上記バイパス管(23)の上段は、貯水槽(22)内で最大高さ約2/3高さ
    で貯水槽(22)内に位置することを特徴とする第1項に記載の節水型便器。
  3. 【請求項3】 上記弁支え(33)は側壁に孔(33a)を備え、この孔(33a)は上記バ
    イパス弁(25)の下部面に形成された丸いショールダ(25a)によって選択
    的に閉まることを特徴とする第1項に記載の節水型便器。
  4. 【請求項4】 上記レバー機構は、貯水槽(22)の内部面に固定され、その側壁に形成され
    た停止ピン(34a)を備えた保持板(34); 作動レバー(26)の回転軸に固定され同じ方向に作動レバー(26)ととと
    もに回転することができ、予定された位置に第1突起(35a)を備えるアクチ
    ュエーター(35); 二つの位置に二つの連結チェーン(17、27)が連結され、作動レバー(2
    6)の回転軸に回転可能に装着された第2レバー(36)及び; コイルスプリング(39)によって通常偏向されつつ、第2レバー(26)回
    転可能に装着され、アクチュエーター(35)の第1突起(35a)と選択的に
    噛み合うように第2突起(38a)が形成された揺動板(38);を備えるもの
    の、上記アクチュエーター(35)の第1突起(35a)は第2レバー(36)
    が完全に移されるとき、揺動板(38)の第2突起(35b)に対して上に通過
    し、第2レバー(36)が完全に下がるとき、第2突起(35a)に対して下へ
    通過することを特徴とする第1項に記載の節水型便器。
  5. 【請求項5】 上記レバー機構は、レバー(26)の回転軸の周囲に作動レバー(26)とと
    もに回転可能に貯水槽(22)内で作動レバー(26)と一体になり、作動アー
    ム(60)が内部レバー(58)に対して制限された角度で回転可能に内部レバ
    ー(58)の内部端面にヒンジ連結された内部レバー(58); 二つの位置で二つの連結チェーン(17、27)で連結され、選択的に作動ア
    ーム(60)と接触するように内部的に貯水槽(22)にヒンジ連結された第2
    レバー(46);備えるものの、 上記作動アーム(60)が先に第2レバー(46)と接触するようになり、予
    定された上部位置まで第2レバー(46)を上に回転させ、作動レバー(26)
    が作動したとき、上部レバー(46)の上部位置を通過した後にレバー(46)
    から解体されると同時に、作動レバー(26)が外力から離れるとき、作動アー
    ム(60)が上方へ回転しながら、第2レバーを通過し、元の位置に戻ることを
    特徴とする第1項に記載の節水型便器。
  6. 【請求項6】 作動レバー(26)の作動アーム(60)と接触するように第2レバー(46
    )に備えられ、作動アーム(60)が先に突出部(61)と接触するようになり
    、第2レバー(46)を予定された常備位置に上へ回転させ、作動レバー(26
    )が作動するとき、突出部(61)から解体されると同時に、作動レバー(26
    )が外力から離れるとき、上に回転しながら突出部(61)を通過し、元の位置
    に戻るようにする突出部(61)を追加に備えることを特徴とする第5項に記載
    の節水型便器。
  7. 【請求項7】 上記バイパス弁は、上記排水弁(15)に作用する浮力より小さい、バイパス
    弁に作用する浮力を備えつつ、排水弁(15)より重く、排水弁(15)とバイ
    パス弁(15)が同時に開かれた後、上記バイパス弁が排水弁(15)より先に
    閉鎖させることを特徴とする第1項に記載の節水型便器。
  8. 【請求項8】 上記排水弁(15)の浮力より小さい、バイパス弁に作用する浮力を有するバ
    イパス弁が排水弁(15)より重くなるように重量部がバイパス弁に付着するこ
    とを特徴とする第7項に記載の節水型便器。
  9. 【請求項9】 補助浮標(77)が上記バイパス弁と連結され、この補助浮標(77)の最大
    高さ(22)内の最大水位より低い位置に設定されることを特徴とする第7項に
    記載の節水型便器。
  10. 【請求項10】 上記バイパス弁は、通常弾性的にスプリングによって一方に偏向され、便器の
    作動時に開かれた後、速やかに閉鎖されることを特徴とする第7項に記載の節水
    型便器。
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