JP2003514672A - 缶蓋加工システム用のコンベヤシステム - Google Patents

缶蓋加工システム用のコンベヤシステム

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クック,スティーヴン・ティー
シュバート,ジェイムズ・アール
コマン,ステファン・ピー
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デイトン・システムズ・グループ・インコーポレーテッド
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    • B65G47/52Devices for transferring articles or materials between conveyors i.e. discharging or feeding devices
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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Abstract

(57)【要約】 強化可撓性ゴム様の材料から作られており、缶蓋外板材を搬送するための、ベルトの穴に填め込まれた一連のネストを有する、少なくとも1つのエンドレスコンベヤベルト(60)を利用しているトランスファーコンベヤシステムである。ベルト(60)は、アイドラードラム(57)と、ベルト(60)を確実に駆動するための外周歯が備えられているドライブドラム(55)との周りに回転できるように支持されている。ネストが加工ツーリング(35、36)を通して移送される際は、缶蓋外板材が確実にネスト内に定置され、独立した可撓性のステップ付きフィンガーの環状配列によってその中に保持される。完成した缶蓋は、ベルト(60)の上部フライトの端部でドラム(55)の周りを搬送され、そこで缶蓋は、ネストから排出され、シュートに沿って送られる。シュートは、ベルト(60)の下部フライトから缶蓋を受け取り、小型搬送システムとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、缶蓋部材、即ち外板材を動かして缶蓋加工装置を通過させ、外板材
に切り目を入れ、場合によってはエンボス加工し、分離可能な注ぎ口パネルに関
して所定の位置に操作タブを固定するためのコンベアシステムに関する。
【0002】
【従来技術】
外板材に加工を施すツーリングステージの間を通して、順に外板材を搬送する
順送プレスでは、何種類かの搬送システムが使われてきたし、現在も使われてい
る。イージー・オープン缶蓋製造の初期には、回転式ツーリングシステムが広く
用いられてきた。そのようなシステムには、別の設備で製造されたタブが供給さ
れ、マガジン式供給器から回転式ツーリングへと供給された。これらのシステム
は、現在では旧式と考えられており、残っているシステムは、特定の缶蓋を加工
するのに充てられている。回転式システムに用いられているネスト装置は、缶蓋
を実質的にネストの中心に保持するために、3つの可動フィンガーを有している
。実際には、2つの強いばねが1つの弱いばねに打ち勝って、缶蓋をその外径に
対して実際には中心をずらして保持している。回転式テーブルの周りのツーリン
グステーションに関して、厳密にはステーション間の、ネストの缶蓋位置は、割
り出しギアボックスの状態によって制御されている。
【0003】 主に特定の缶蓋用に使われている加工システムの中には、缶蓋加工ツーリング
のステーションを通して部品を動かすため、トランスファーバー式機構を利用し
ているものもある。代表的な例が、米国特許第3,999,495号に示されて
いる。これらは、一般的には、比較的作動が低速であると考えられている。
【0004】 現在市場で取引されている型式の缶蓋加工設備では、連続コンベアベルトが優
位を占めている。そのような連続ベルトは、現在では、大量のビール/飲料品の
缶蓋用に設計されている幾つかのシステムで採用されている。米国特許第3,8
12,953号は代表的なゴム/布型のベルトを提示しており、米国特許第5,
158,410号は代表的な金属(通常はステンレス鋼)型のベルトを提示して
いる。このような連続ベルトは高速で作動するが、缶蓋がツーリングを通過する
際これをベルト開口内の適所に保持するため、一般的には真空システムを利用し
ており、その結果、ベルト駆動機構に常時余分な負荷を掛け、塵を集める傾向と
なり、この塵も又別の障害を引き起こす。更に、ベルトの寿命の短さ、ベルト交
換時の接合の難しさ、或いは、ベルト部品の交換工程の一部として、連続したベ
ルトを駆動及び弛み取りドラムに掛け、ツーリングを通して引き回すことを含め
継続的な問題がある。
【0005】 このように、外板材を(先行技術同様)ベルトの穴内の適所に保持するための
真空保持システムは、高価且つ不潔で、ベルトの運動に余分な負荷を課して、ベ
ルト駆動機構に余分なトルクを必要とし、ベルトに沿って追加的磨耗が生じるこ
とが分かっている。様々なツーリングステーションを通るベルトに沿った真空保
持システムを無くせば、製作作業と後のメインテナンスの両方でコスト削減にな
る。
【0006】 丸い外板材がベルトの缶蓋搬送穴の中で回転しないようにする必要があること
から、別の問題が生じる。このような外板材及び/又は缶蓋の回転を避けるため
に、米国特許第4,799,846号、及び第4,946,208号は、努力の
結果を開示している。即ち、米国特許第4,799,846号は、連続ベルトに
填め込まれた缶蓋外板材キャリアを開示しており、第4,946,028号は、
連続ベルト内の、外板材受け入れ開口を取り巻く粗された輪縁を開示している。
このように、作業ステーション間で缶蓋が回転すると、長い間、缶蓋が台無しに
なると認識されてきた。真空装置無しで、回転に対して缶蓋を確実に保持するシ
ステムが切に求められている。
【0007】 米国特許第3,196,817号は、マルチキャリアコンベアシステムを開示
しており、その1つは、40年程前に設計され動かされた。個々のキャリアは一
対のコンベアチェーンに取り付けられており、このコンベアチェーンは、連続し
たステーションでツーリングを開閉する、往復運動するプレスのラム/プラテン
のセットと同期して、キャリアを缶蓋加工ツーリングのツーリングステーション
に沿って動かすため、間欠的に進められる。キャリアとチェーン間のロストモー
ション型の連結は、キャリア(従って外板材及び/又は缶蓋)を上部及び下部ツ
ーリングに対して位置付けるレセプタへ出入りする、キャリアの実質的相対運動
に配慮したものである。そのような連結は、当然のことながら、チェーンがキャ
リアを進める前/後の連結に遊隙を作り出し、その結果、作動が遅くなり、各ス
テーションでツーリングに対して外板材及び缶蓋を一貫して適切に整列させるた
めに、レセプタに追加のセンタリング責任を課している。このシステムは、先に
述べた回転式システムに用いられている保持器と同様に、部品をキャリア内に保
持するためのばねフィンガーを用いている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のトランスファーコンベヤシステムは、下側にははめ歯又は歯が設けら
れ、ベルトの穴に填る一連のネストが設けられた、強化型可撓性ゴム様材で作ら
れた少なくとも1つの連続したベルトを備えたコンベヤを利用している。ネスト
は、確実に駆動され間欠的に前進するベルトに、その相対する両端部で取り付け
られている。
【0009】 ベルトは、プレスフレームポストの外側に、ダウンスタッカ機構に隣接して配
置されているアイドラードラムと、反対側のフレームポストに隣接してプレスフ
レーム内に配置されているドライブドラムとによって支持され、両ドラムの回り
に張り渡されている。外板材を完成したイージー・オープン缶蓋にするための順
送缶蓋加工ツーリングは、(上及び下の)上部及び下部ツーリングセットに沿っ
てポストの間に配置されている。タブ製造ツーリングは、ドライブドラムと他方
のフレームポストとの間に配置されるのが望ましく、成形されたタブを保持して
いるストリップは、メインツーリングステーションへ送り戻され、そこで、タブ
が缶蓋に取り付けられる。ドライブドラムとアイドラードラムには、外周に歯が
形成されており、ベルトを確実に駆動できるようになっている。プレス機は、外
板材の送り、タブストリップの送り、及びその他の機構を駆動し、同期化するパ
ワーテイクオフ機構を含んでいる。
【0010】 ネストとベルトとの間の取り付けは、中心線を横切って(ベルト移動の経路に
直角に)配置されており、その取り付けは、概ね平らで硬いネストがベルトの端
部回転部周りを移動し、この回転部周りにネスト内の部品を運搬できるようにし
ている。このように、この取り付けは、ネストとベルトとの間の、ベルトの上面
に対して垂直(上下)方向ではなく、ベルトの運動面に平行な方向だけの、限定
され制御された相対運動を考慮している。
【0011】 ネストを、缶蓋加工ツーリングの順送ステーションと整列して連続的に配置す
るため、プレス機が開いているときに、ベルトのアクティブ(上部)フライトが
持ち上げられ、順次前方向に動かされる。次に、ネストを、プレスが閉じる前に
ツーリングと正確に整列させて下部ツーリング上に配置するため、フライトが下
げられる。
【0012】 各ネストは、ネストリング内に可撓性フィンガーを環状に配列した形態の確実
保持装置を備えており、この配列は、外板材とその周辺部で係合し、操作中に外
板材が回転したりずれたりしないようにしている。本発明の代表的な実施形態で
は、複数のネストが、1つ又は複数のベルトに沿った2つから4つのレーンのそ
れぞれにある。外板材は、コンベヤベルトのアクティブフライトの開始部付近で
ネスト内へ回転ダウンストック又は装填される。
【0013】 外板材は、空気差圧を掛けてネスト内へ確実に定置され、次に、ネストが加工
ツーリングを通して移送される際に、独立したステップ付きフィンガーの環状配
列の中に機械的に確実に定置され、前記フィンガーによってしっかりと保持され
る。加工後、完成した缶蓋は、上部フライトの端部でドラムの周りを搬送され、
缶蓋は(空気流からの力によって)ネストリングから放出され、テーブル又はシ
ュートに沿って、缶蓋製造設備に連なるコンベヤへ送られる。シュートは、この
ように缶蓋をコンベヤの下部又は戻りフライトから受け取り、小型(エンドツー
エンド)搬送システムを形成する。
【0014】 更に、必要要件ではないが望ましくは複数のベルトを用いるこの新しいベルト
移送システムでは、缶蓋のサイズを容易に変更できるようになり、異なるサイズ
の缶蓋を各レーンで流すことすらできるようになる。これは、異なるサイズのネ
ストを異なるレーンに取り付けることにより容易に実現できる。
【0015】 本発明のこの他の目的及び利点は、以下の説明、添付図面、及び特許請求の範
囲に述べることから明らかとなるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
プレス及び駆動 図1、2、3は、それぞれ、本発明によるプレス機の全体構成と、外板材を加
工して、ストリップ材から完成したタブを形成し、これらのタブを取り付けて、
外板材の缶及び同様な容器の缶蓋への製造又は加工を完了させる順送ツーリング
の一般的な装置を示す。
【0017】 この説明のための例として、図1、2、3に示すプレスは、代表的な125t
の単動プレスであり、ベッド10と、両側開口部16及び17を画定する直立支
柱、即ちポスト12、13、14、15を含むサイドフレームと、サイドフレー
ム上に支持されているクラウン18とを含んでいる。クランク20は、クラウン
内に回転可能に支持され、フライホイール22が固定されており、クラウン構造
体の最上部に支持されている駆動モーター25によってベルト駆動される。クラ
ンクは、一対のコネクチングロッド(図示せず)でスライド30に連結されてお
り、全体的に参照番号35、36で示す協働式上下缶蓋ツーリングセットは、そ
れぞれスライドとベッドとに取り付けられている。プレススライド30上に支持
されているパンチプレート38Aに填め込まれる上下タブツーリング37Aと、
プレスボルスタ上のベッドプレート38Bに填め込まれる下部又はダイツーリン
グ37Bとは、プレス機内側ポスト13及び17内に取り付けられており、プレ
ス機後方から(従来方式で)連続した金属のストリップが供給される(図2)。
【0018】 タブツーリングは、何れの所望の型式でもよく、1つの例が、1998年4月
21日付けの米国特許第5,741,105号、及び1998年9月1日付けの
米国特許第5,799,816号に開示されており、両特許とも本出願の譲受人
に発行されている。
【0019】 プレス機のフライホイールとは反対側で、クランク20は、パワーテイクオフ
プーリー38に填め込まれている。図3に示すように、ベルト40は、動力を、
クランクプーリー38から、正面から見てプレス機の右側サイドフレームの部品
である(図2参照)ポスト13及び15から機外に支持されている適切なベアリ
ング内に取り付けられているシャフト45を駆動するために接続されているプー
リー42に伝達する。シャフト45(図3参照)は、クラッチ及び継手48を介
して従来型構造の直角間欠駆動ユニット50に接続されており、このユニット5
0は、出力クラッチを介してシャフト53に接続されており、シャフト53は、
ベアリングに支持され、クランク20の回転及びプレススライド30の動きと同
期して時間間欠性方式で回転される駆動ドラム55を支えている。プレス機の他
方(即ち左)の側では、サイドフレームとポスト12及び14の機外で、アイド
ラードラム57(図1と図3)が適切なベアリング58に支持されている。ドラ
ム55と57との間には、一体型の駆動歯61が備えられたエンドレスコンベヤ
ベルト60が伸張している。図示の実施形態では、3つのレーンを有する単一の
ベルトを利用しているが、それぞれが1つ又はそれ以上のネストのレーンを有す
る平行な複数のベルトも、本発明の範囲にあると理解されたい。
【0020】 ベルトは、後に説明するようにエンドレス型式であり、ツーリングステーショ
ンの中心間の間隔と対応して規則正しく間隔を空けて配置された開口62の複数
の列又はレーン(例えば図示の実施形態では3つのレーンI、II、III)が
設けられている(図4)。これらの開口にはネスト65があり、ネストは、その
耳66が開口の縁と重なるような直径になっている(図4及び12)。
【0021】 ネスト65は、比較的軽くて、通常は硬質成形プラスチック部品であり、ベル
ト及びネストの運動方向に沿ったネスト間の間隔(図4)は、ツーリングの連続
ステーション間の間隔と等しい。ネスト65は、ベルト60のレーンに沿って開
口62内に配置され、リベット又はピン67でベルトに取り付けられいる。従っ
て、ネストに入れられた外板材は、プレス機の作動ストロークと同期して間欠又
はステップ様式で、ツーリング35−36を通してベルトで搬送される。加工さ
れる外板材S(図12)は、図1、2、3に全体的参照番号68で示されている
装填ステーションでベルト60に装填され、完成品の缶蓋に加工されて、全体的
参照番号70で示されている取り外しステーションでネストから取り外され(図
1及び図5)、ベルト60の下部フライトの開始部に配置される。
【0022】 全体的には後に説明するが、装填機構は、この機構が供給スタックの底から単
一の外板材Sを取り出し、単一の外板材Sを装填ステーション68で各ネスト内
へ配置する(図1、2及び8)やり方に鑑み、当該技術分野ではダウンスタッカ
機構とも呼ばれている。放出位置では、後に説明するが、完成した缶蓋が放出レ
ーン又はシュートへ排出される。
【0023】 本システムでは、一連のリング状のネスト65(望ましくは円形)が、可撓性
コンベヤベルト60に沿ってレーンI、II、III内に配列されている。ネス
ト65の下側86(図11及び12)は、開口62の縁部でベルト60上に載置
され、ベルト内でのネストの垂直即ち高さ方向寸法を画定している。ネストは、
対応する開口62に填り込む輪縁74有し、可撓性アーム73を介して輪縁74
と一体となっている、缶蓋の外板材Sのカール部Cが最初に通過する不連続レッ
ジ76を呈する独立した可撓性グリップフィンガー75を含んでいる(図10、
11及び12)。
【0024】 外板材は、そのカール部Cを上向に、中心パネルP及びチャック壁CWを下向
きにして動かすことにより、ネストリング内に入れられる(図6参照)。外板材
Sのカール部Cは、内側下向にテーパの付いたフィンガー75を通して下部輪縁
に引っ張られる。これで、外板材の底部は、チャック壁CWの下端部及び中心パ
ネルPを含め、そのカール部Cが下部輪縁表面71とフィンガー75との間に入
った形で、ネストの下端部に配置される。
【0025】 外板材がネスト内へ装填される際に外板材にセンタリング力を加え、外板材を
その全周に亘りしっかりと固定するため、この工程の間に、フィンガー75は、
半径方向外方向に幾らか伸張又は開かれ、次に、外板材のカール部Cの全周を覆
って内側方向に閉じる。これにより、外板材がツーリングステーションを通って
進むにつれ、様々なオペレーションが実行され、タブが取り付けられる間にも、
特に回転しないように外板材が保持されることになる。
【0026】 真空ボックス78は、装填ステーションの下に配置されており、外板材がネス
ト65に配置されるときに、各外板材の上部と下部の間に空気圧の差を作り、そ
れによって、外板材をネスト上に配置又は設置する。その後、外板材は確実にネ
スト内へ挿入され、その後ネストにより制御されるので、外板材がツーリングス
テーションを通って進む際に、それ以上真空を維持する必要はない。
【0027】 ベルト60の下側には歯又は突起61の列が設けられており、ドライブドラム
55の歯車55T及びアイドラー及びガイドドラム57の歯57Tと噛み合う。
このように、ベルト60は、これらのドラムの周囲を通過して、アイドラードラ
ム57から伸張している上部フライト60Aと、下部戻しフライト60Bとへ導
かれる。1つ又はそれ以上の空気シリンダ83は、特に上部フライト60Aに沿
って、ベルトに所定の張力を維持するため、アイドラードラム57を、ドライブ
ドラム55から離れる方向に押し動かす。
【0028】 ネスト65とベルト60との間の取り付けは、ドラム周りのベルトの回転に対
し接線方向だけの、限定的に制御されたネストの相対運動に配慮しているので、
ネストは回転に関しても平面状に保たれ、ドラム55周りに部品(外板材及び出
来上がった缶蓋)を上部ベルトフライトから下部ベルトフライトへ搬送すること
ができる。
【0029】 ベルトの上部フライト60Aは、プレス機が開いているとき、ばね付勢された
リフターパッド84により上方向に持ち上げられ、ベルト及び取り付けられてい
るネスト20は、リフターパッド上を前進方向に一段づつ動かされ、ネスト65
を、缶蓋加工ツーリングの順送ツーリングステーション、又はセット35、36
(図1、2)と継続的に整列して配置する。プレス機が閉じる際は、リフターパ
ッドは下がり、上部フライト60Aが、中のネストと、その又中にある缶蓋の外
板材Sとを下部ツーリング36上に下げるが、プレスが閉じる前に、パイロット
機構(図示せず)が、ツーリングに対して正確にネストを整列させる。パッド8
4の上面上のガイドレール84Rは、上部フライト60Aがツーリングを通って
前進する際に、上部フライト60Aのツーリングに対するセンタリングを維持す
る。
【0030】 本発明の図示の実施形態では、単一の可撓性強化ゴム合成ベルト内に、規則的
に間隔を置いて配置された複数のネスト65の3つのレーンI、II、IIIが
ある。先に述べたように、それぞれが複数のネストのレーンを有する複数のベル
トを、僅かに間隔を空けて配置し、全てのベルトを共通のドライブ及びアイドラ
ードラムの周りに取り付けて用いることも可能である。外板材は、図1、2及び
13の左側で、ダウンスタッカ機構によって、コンベヤの上部フライト60Aの
開始部付近で回転装填(又はダウンストック)される。ベルト経路のこの領域の
下で、真空ボックス78は、各外板材をネスト内に引き込むように働く差圧を作
り出す。外板材は、適所にしっかりと握持され、加工ツーリングを通して移送さ
れる際に回転しないよう強固に保持される。
【0031】 確実挿入機構は、同様な構造の3つの挿入アッセンブリ85の形態で設けられ
ており、それぞれのアッセンブリは、パンチプレート38Aから伸張している取
付ブラケット85Bと、シャフト85Sと、シャフト85Sの底部上のライザ8
5Rと、ネスト内に配置されている外板材の内側上面とほぼ同じになるように形
成された下面を有する適切なプラスチック材料製の挿入ヘッド85Hとを備えて
いる。これらの挿入ヘッドは、外板材を押し付けて、各ネストの内部の歯と噛み
合わせるように寸法決めされ配置されており、ネストがツーリング内に送り込ま
れる前に一度駆動される。
【0032】 缶蓋は、加工の後ドラム55の周りを移動し、その後ネストから排出され、エ
アストリーム87からの力により、シュートに沿って最終製造設備に連なるコン
ベヤへ送られる。 コンベヤ及びタブストリップ駆動 パワーテイクオフシャフト45は、プーリー90及びベルト92を介し、プレ
スベッドの後方を横切って伸張している別のシャフト95に連結されている。こ
のシャフトは、実際には幾つかの部分で構成されている。第1部分95Aは、ベ
アリング97に支持され、ベルト92により駆動されるプーリーを支えている。
第2シャフト部分95Bは、継手101を介して直角ギア駆動ユニット100の
入力に連結されており、そのユニットと別の継手102とを介して第3シャフト
部分95Cに連結されている。更に別の継手104(図4)が、ギア駆動ユニッ
ト100の直角出力に連結され、従属ベアリングマウント107に支持されてい
るシャフト105を駆動している。シャフト105は、一対のプーリー108を
駆動し、更に偏心要素110を駆動している。これらの被駆動部品の目的につい
ては、以下に説明する。
【0033】 シャフト部分95Bは、別の継手112(図3及び図4)により別のシャフト
部分115Cに連結され、シャフト部分115Cは適切なベアリング114に支
持されており、このシャフト部分は、過負荷摩擦型クラッチ116を介して最終
シャフト部分105Dを駆動している。最終シャフト部分105Dは、装填ステ
ーション68の下後方のベアリング117に支持されており、プーリー118及
びベルト119は、このステーションへ動力を提供する。 ツーリングのレイアウト 図1、2及び13は、上部及び下部のツーリングセット35、36の全体的詳
細図である。
【0034】 パンチホルダープレート37Aは、スライド30の底面に固定されており、ダ
イシュー又はプレート38Aは、その下の、ベルト60の両フライト間の空間に
支持されている。ダイシューとパンチホルダープレートには、ツーリングの閉位
置を(既知の方法で)制限する従来型の共働停止ブロックが備えられており、パ
ンチホルダープレートは、ツーリングの長方形部品のほぼ四隅付近に配置され、
ダイシューに填め込まれている受け入れポスト又はソケットまで下方向に伸張し
ているガイドロッドに填め込まれている。これらは、上部(パンチ)ツーリング
部品と下部(ダイ)ツーリング部品との間の相互填め合いに必要な高精度を確保
できる適切な精度のベアリングガイドを含んでいる。
【0035】 従来型の缶蓋加工ツーリングがダイシュー上に取り付けられており、コンベヤ
ベルト60のレーンと対応する、複数のレーン内に配置された複数のステーショ
ンを画定している。対応する上部又はパンチツーリングが、プレート38Aのダ
イツーリング上方の、パンチホルダープレート37Aの下側に取り付けられてい
る。従って、コンベヤの開口内に配置されている外板材は、コンベヤの各ステッ
プ様式の運動によって、缶蓋加工ツーリングの連続するステーションへ順次搬送
される。プレス機が開く(ラムが上昇する)とき、コンベヤ60は、一定距離動
かされる(図1及び2では左から右へ)。コンベヤが進むと、ストリッパパッド
84(図9)が持ち上げられ、コンベヤをダイツール上に導く。このように画定
される缶蓋加工経路はプレス機の片側から別の片側へ伸張しており、缶蓋加工ス
テーションは、ダイシュー及びパンチホルダープレート上に、それらが、プレス
機の前方から後方までの中心線に関し概ね対称に配置されるようにレイアウトさ
れており、タブツーリングは、ドライブドラム55より向こう側のプレス機の横
に配置されている。
【0036】 図2及び図13は、1本ベルトで3本レーンの実施形態を示しており、缶蓋加
工ツーリングステーションは、レーンI、II、IIIに配置されており、 バブルステーション:I−A、II−A、III−A、 ボタンステーション:I−B、II−B、III−B、 リベット形成ステーション:I−C、II−C、III−C、 スコアステーション:I−D、II−D、III−D、 パネル形成ステーション:I−E、II−E、III−E、 移送/かしめステーション:I−F、II−F、III−Fとして識別されてい
る。
【0037】 個々のパンチ及びダイの詳細については、具体的な設備毎に異なり、本発明を
理解するには必要ないので示していない。 図1、2及び13に示すように、缶蓋加工ツーリングには、かしめステーショ
ンにブリッジ120が設けられ、部分的に成形されたタブのストリップをタブツ
ーリングから受け取り、缶蓋加工ツーリングを横切って取り付けられたタブを搬
送するようになっている。ブリッジは、前方から後方まで伸張しているスロット
を有する底面プレート121と、ストリップに固定されているカバー124とか
ら構成されており、スロット122は、タブが形成される材料のストリップに閉
路を提供する。
【0038】 このように、特に図2及び図13に示すように、缶蓋加工ツーリングのステー
ションは、コンベヤと共に、サイドツーサイドの缶蓋加工経路を画定し、一方、
タブ形成ツーリングは、アイドラードラム57を超えた位置で、缶蓋加工経路に
対して横方向で、缶蓋加工経路を超える前後方向にタブ形成経路を画定し、次に
図2に仮線で示すように、タブを移送/かしめステーションへ搬送するためにル
ープ状に戻る。 外板材の供給/蓋放出 時にはダウンスタッカーとも呼ばれる外板材供給機構65に関しては、その一
般的な機能と、ポスト12及び14の機外である、プレス機上のその位置(図3
)に関しては既に述べた。この機構自体は既知であるが、本発明におけるこの機
構の機能を理解するために、概説しておくのが望ましい。
【0039】 それぞれを全般的参照番号145で示す複数の機構が設けられており、コンベ
ヤレーンI、II、IIIに、1つ(図1、2及び3に示されている)づつ取り
付けられている。分かり易くするために、1つだけについて説明する。ベースプ
レート147がこれらの機構を保持しており、左サイドフレームの外側でコンベ
ヤ60の上方に取り付けられている。ベースプレートがボルト締めされている底
面プレート148は、真空室78(図1)を含んでおり、真空室78には真空ホ
ースフィッティング151が真空下流VBから取り付けられているいる。プレート
147及び148には凹部が形成されており、コンベヤベルト60を受け入れる
浅い経路153となっている。
【0040】 室150上方に、ガイドロッド内に入っている外板材Sの集積層から降りてく
る外板材Sが丁度通過する大きさの直径を有する円形の供給開口がある。一番下
の外板材Sは、そのリップ部が、各供給開口の周囲に等間隔で配置されている3
つの送りねじの送りねじ山上に支えられており、これらのねじが1回転すると、
一番下の外板材を集積層から運び出し、供給開口の下に位置しているネスト65
内に配置するようになっている。
【0041】 以前に述べたように、送りねじ回転の力と時機は、パワーテイクオフシャフト
部分45で駆動されるベルトから取り出される。 プーリーのサイズとギアのサイズ、歯車の数及びギアレシオを適切に選択する
ことによって、シャフトの間欠性回転が、送りねじ158の360度の回転に変
換され、ネストの開口が供給開口の下に停止する度に、外板材が1枚づつネスト
65内に送り込まれる。 タブツーリング及び取り付け 先に述べたように、タブは、ロールから供給され、缶蓋加工経路に対し横断方
向のタブ形成経路に沿って送られるアルミニウム又は同様の材料のストリップか
ら形成される。このストリップは、タブ形成ツーリング37A、37Bを通って
進み、反転ループを形成し、ガイド160A(図2)を通してステーションI−
F、II−F、III−Fへ戻り、残りのスクラップ片は、適切な片に切断され
放出される。
【0042】 このステーションに配置されたタブのリベット孔は、既知の方法で、缶蓋のボ
タン又はリベットと整列され、タブストリップの接続が切り離されると、タブは
缶蓋上にセットされる。ツーリングが完全に閉じると、リベットをかしめ、タブ
と缶蓋との間に周知の一体リベット取り付けを形成することにより、取り付けが
終了する。最終のツーリングステーション作動後に缶蓋加工が完了し、缶蓋は、
ドラム57の周りを取り外し機構まで進む。ストリップ115の残りは、切断器
(図示せず)へ進み、ストリップが順次送られる度に短く切断される。このスク
ラップは、既知の方法で再生するため適切に回収される。
【0043】 コンベヤベルト60は、上部フライトではぴんと張っており、リフターパッド
と同じ高さにある。この位置では、ベルトは、リフトの運動が停止した後にだけ
進む。完成した缶蓋は、ネスト65内でドラム57の周りを搬送され、戻りフラ
イトの開始部へ送られる。放出シュート88(図5−7)88は、戻りフライト
の開始部の下の位置から、プレスフレームを通ってそれを越えた位置まで伸張し
ている。
【0044】 ベルトフライト60Aと60Bの間の空間まで伸張しているノックアウト装置
は、プレスラム(図5及び図7)に取り付けられているブラケット170を含ん
でいる。ノックアウトリング172は、ラムが下降するときに、完成した缶蓋が
ネストからシュート88へ排出されるように配置されており、シュート上で、缶
蓋は、圧縮空気パイプ86からのエアストリームによって、シュートの末端まで
搬送される。
【0045】 本発明の別の利点は、ベルト内のネストのレーンの数と同じだけの種類の異な
るサイズの缶蓋を製造できることである。ネストは、ツールステーションの中心
線に従って等間隔に配置されており、それが、ベルトの割り出された動きでもあ
る。ネスト上の保持器又は耳は、1つ又はそれ以上のレーン内に、大きいか又は
小さい半径の耳を有するネストを配してこれらの中心線と交っており、外板材を
取り扱い、異なるサイズの缶蓋を同時に製作できるようになっている。
【0046】 本発明の好適な実施形態は、本明細書に記載されている方法、及びその方法を
効果的に実施するための装置の型式から構成されてはいるが、本発明は、この方
法及び装置の型式そのものに限定されることはなく、特許請求の範囲に定義する
本発明の範囲から離れることなく変更を加えうるものと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 供給及び排出される部品と、プレスボルスタ、ラム及びツーリングの部分を、
全て概略的に示す、コンベヤシステムの側面図である。
【図2】 コンベヤドライブ機構、タブツーリング及びタブ移送機構の部分を含むシステ
ムの平面図である。
【図3】 本発明のシステムを装着したプレス機の後方正面図である。
【図4】 ネストが取り付けられている3レーン移送ベルトの一部拡大図である。
【図5】 容器の缶蓋をシステムから放出するための機構の側面図である。
【図6】 容器の缶蓋をシステムから放出するための機構の上面図である。
【図7】 容器の缶蓋をシステムから放出するための機構の端面図である。
【図8】 移送ベルトの上部フライトの入口領域にある、ダウンスタッカー即ち外板材供
給装置(ダウンスタッカー)の拡大平面図である。
【図9】 移送ベルトがツーリングを横切る領域に配置されている移送ベルト用のリフタ
ーパッドの平面図である。
【図10】 ネスト構造体の内の1つの拡大上面図である。
【図11】 1つのネストの断面である。
【図12】 中に外板材を握持しているネストの拡大断面図であり、同時にネストのベルト
への接合も示している。
【図13】 図2に示されているツーリングステーションの代表的な実施形態の拡大平面図
である。
【図14】 確実挿入機構の詳細図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月18日(2002.6.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コマン,ステファン・ピー アメリカ合衆国オハイオ州45419,デイト ン,ウィルトシャー・ブールヴァード 15 Fターム(参考) 3F024 CA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶蓋加工設備用のコンベヤシステムにおいて、 少なくとも1つの比較的幅の狭いエンドレスベルトと、 前記ベルトを、上部及び下部フライトを含むループ経路に支持する手段と、 前記ベルトを所定の方向に所定の増分で間欠運動で動かすための手段と、 前記ベルト全体に伸張して配置され、前記ベルトの少なくとも1つのレーン内
    に長手方向に伸張して配置されている複数のネストと、を備えており、 前記ネストは、前記ベルトの前記ループ経路に垂直な中心線に沿って前記ベル
    トに取り付けられており、各ネストは、前記上部と下部フライトとの間の前記ル
    ープ経路部分を通過できるようになっており、 前記各ネストは、缶蓋外板材を受け取り、しっかり保持するための少なくとも
    1つのネストリングを有しており、前記各ネスト内の前記ネストリングは、前記
    ベルトの少なくとも1つのレーンに沿って長手方向に整列しており、連続してい
    るネストの前記ネストリングは、前記少なくとも1つのベルトの前記運動の増分
    に等しい定距離だけ離して配置されており、 更に、前記ベルト及び前記ベルトの前記上部フライトに沿って取り付けられた
    ネストの1区分を、それらの各増分運動の間に、上昇及び下降させるための手段
    と、 前記ベルトの前記下部フライトの開始部で、前記ネストから缶蓋外板材を取り
    外すための手段と、を備えているコンベヤシステム。
  2. 【請求項2】 加工装置内でイージー・オープン缶蓋に加工される缶蓋外板
    材用のコンベヤシステムにおいて、前記加工装置は蓋外板材を加工する順送ツー
    リングを含んでおり、前記ツーリングは、所定の経路に沿った連続ステーション
    に配列されており、改良点として、 前記ツーリングステーション間の間隔と同じだけ間隔を空けて、コンベヤベル
    ト内に規則的に等間隔に設けられた開口を有しており、前記開口は、前記ベルト
    に沿って長手方向に伸張している少なくとも1つのレーンに沿って伸張している
    コンベヤベルトと、 それぞれが、前記所定経路の相対する両端部で支持され、前記コンベヤベルト
    の上部及び下部フライトを画定している第1及び第2ドラムと、 前記ベルト内の前記開口に填め込まれている蓋外板材キャリアネストであり、
    前記ネストは、外板材が前記ツーリングを通過する際の前記外板材への加工作業
    の間、前記外板材の周辺と係合し前記外板材をネスト内に保持するようになって
    いる可撓性フィンガーの配列を含んでいるネストと、 前記ネストのそれぞれが前記ドラムの周りを通過できるようにするために、前
    記ベルトに対して横方向の線に沿って前記ネストそれぞれを前記ベルトに固定し
    ている、前記各ネスト上の取付手段と、 前記第1ドラムと前記ツーリングステーションの最初のステーションとの間に
    配置されている、前記ベルトの前記上部フライトに沿った装填ステーションと、 缶蓋外板材を、前記装填ステーションに位置している各ネストへ提供するため
    の、前記装填ステーションにある手段と、 前記提供された蓋外板材を前記フィンガー上に配置するために、前記装填ステ
    ーションで前記ベルトと協働する手段と、を含んでいるコンベヤシステム。
  3. 【請求項3】 蓋外板材を配置するための前記手段は、蓋外板材を、前記装
    填ステーションに位置しているネストの前記フィンガー上に引き寄せるために、
    前記装填ステーションの前記ベルト上部フライトの下に真空ボックスを含んでい
    る、請求項2に記載のコンベヤシステム。
  4. 【請求項4】 前記蓋外板材を、前記ネストの前記フィンガーと完全に係合
    するよう挿入するために、前記装填ステーションと前記ツーリングステーション
    の最初のステーションとの間に配置され、前記順送ツーリングと同期して駆動さ
    れる挿入手段を更に含んでいる、請求項3に記載のコンベヤシステム。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つのベルトの前記下部フライトの下に取り
    外しステーションを画定する手段であって、それにより、前記ツーリングを通し
    て加工された各イージー・オープン蓋が、前記第2ドラム周りを前記取り外しス
    テーションへ搬送される手段と、 前記取り外しステーションで、加工済みのイージー・オープン蓋を前記ネスト
    から排出するための手段と、を更に含んでいる、請求項1に記載のコンベヤシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記ネストは、それぞれ、前記ベルト内の前記開口の縁部上
    に着座するような寸法になっている周辺レッジを有するベースリングを含んでお
    り、 前記フィンガーは、前記ベースリングから一体的に内側方向に突き出す拡張部
    であり、前記ベースリングの内側周りに等間隔で配置されている、請求項2に記
    載のコンベヤシステム。
  7. 【請求項7】 前記フィンガーは、前記外板材を前記ネスト内に静止して保
    持するために、蓋外板材の周辺に押し付けるようになっている不連続の円形面を
    画定するショルダを含んでおり、それにより、前記外板材は、専ら前記フィンガ
    ーの内側方向の圧力によって保持される、請求項6に記載のコンベヤシステム。
  8. 【請求項8】 缶蓋に加工される缶蓋外板材用のコンベヤシステム内に用い
    られるキャリアネストであって、前記キャリアネストは、中央開口と、コンベヤ
    ベルト内の開口の縁部上に着座するような寸法になっている周辺レッジとを有す
    るベースリングを含んでおり、 前記外板材への加工作業の間に前記外板材を前記リング内に保持するために、
    独立したフィンガーの配列が、前記ベースリングから内側方向に伸張して、外板
    材の周辺と係合するようになっており、 前記フィンガーは、前記ベースリングの内側から伸張する等間隔に配置された
    一体型のアームを備えており、 前記アームは、前記フィンガーが独立して運動できるように十分に可撓性があ
    り、 前記フィンガーは、それぞれ、前記外板材を前記ネスト内に静止して保持する
    ために、蓋外板材の周辺に押し付けられるようになっている、不連続の環状面を
    前記ベースリング内に画定するショルダを含んでいる、コンベヤシステム。
  9. 【請求項9】 前記フィンガーは、外板材の輪縁に押し付けて前記外板材を
    前記ネスト内に静止して保持するために、前記ベースリングの前記中央開口内で
    ほぼ垂直に伸張する握持ショルダを有している、請求項8に記載のコンベヤシス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記フィンガーは、前記握持ショルダからほぼ内向きに突
    き出している支持ショルダを更に含んでおり、不連続支持面が、蓋外板材の前記
    輪縁の下に伸張するように画定し、それによって、前記外板材が、前記フィンガ
    ーの内向きの圧力により前記ネスト内に保持され、前記外板材の前記輪縁が前記
    フィンガーにより支持されるようになっている、請求項9に記載のコンベヤシス
    テム。
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