JP2003512126A - 外科用ドレープ - Google Patents

外科用ドレープ

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JP2003512126A
JP2003512126A JP2001532681A JP2001532681A JP2003512126A JP 2003512126 A JP2003512126 A JP 2003512126A JP 2001532681 A JP2001532681 A JP 2001532681A JP 2001532681 A JP2001532681 A JP 2001532681A JP 2003512126 A JP2003512126 A JP 2003512126A
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fenestration
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surgical
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ダニエル ダンカン ベアード
Original Assignee
キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B46/00Surgical drapes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/10Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for applying or removing wound clamps, e.g. containing only one clamp or staple; Wound clamp magazines

Abstract

(57)【要約】 本発明は、第1開窓部と少なくとも1個の第2開窓部を含む下地シートを有し、複数の処置部位を有する外科的処置に使用するのに適切な、外科用ドレープに向けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は一般に、外科用ドレープに関し、より詳細には、脊柱介入処置に適し
た外科用ドレープに関する。
【0002】 (背景技術) ドレープは、外科処置部位の周囲に無菌環境を創り、これを維持するために、
外科処置の際に使用される。ドレーピング材料は、非滅菌域と滅菌域との間の微
生物の通過を最小限にする効果的なバリアを創り、これを維持するよう選択され
る。効果的にするためには、バリア材料は、血液、液体、及び磨耗に対する耐久
性を有し、可能な限り糸屑が出ず、掛けることができるものであるべきである。
外科手術中に使用される場合には、ドレープは、血液及びその他の体液が滅菌域
を汚染するのを防ぐ。
【0003】 種々の外科用ドレープが存在するが、そのほとんどは幾つかの共通の特徴を有
する。殆どのドレープは、体液ならびに汚染微生物の通過を防ぐため、撥水性又
は不透水性の材料から作られるか、或いはそのような材料でコーティングされる
。今日の外科用ドレープの多くは、使い捨ての不織布、プラスチック・フィルム
、又は紙で出来ている。
【0004】 外科用ドレープは一般に、開口部又は孔(医療分野においては「開窓部」とし
てより一般的に知られている)を有し、そこから外科的処置が行われる。ある処
置においては、1つ以上の処置部位が取り扱われる。これらの複雑な処置におい
ては、患者に、複数のドレープを掛けるか、又は処置と処置の間に再度ドレープ
を掛ける必要がある。
【0005】 ドレープを処置部位の周りの適当な位置に固定して、血液がドレープと患者の
体の間を通過しないようにするために、開窓部の周りのドレープ材料の周縁に接
着材料を取り付けることができる。ドレープ自体と孔の周縁の接着材料との組み
合わせにより、外科創傷と身体の他の部分との間の障壁が確実なものとなる。あ
るドレープは、開窓部の上に延びる切開材料を利用する。切開材料は、通常は、
患者の処置部位に付着される接着面を有する透明なプラスチック・フィルムであ
る。このようなドレーピング・システムにおいては、ドレープは少なくとも切開
材料によって患者に固定される。
【0006】 患者に沿って走る電気コードと吸引管は、普通は手術台の外側シートの縁にク
ランプ留めされるか、又は紐で括りつけられる。これらのコードや管は、絡み合
うことがあり、引っ張ったときに装置が床に落下して非滅菌状態となってしまう
ことがある。クランプと紐は、普通は管及び電気線を容易に追加したり除去した
りするのに充分な融通性、又は強度がない。このため、手術室職員がクランプを
外して付け直している間に手術の遅れが生じる。外科処置中に使用するのに適し
たドレープに、このようなコードと管を固定するよう適切な機構を与えることが
、医療従事者の関心事となっている。
【0007】 外科的処置に関連する費用とリスクを最小限にするために、多数の処置部と、
コード及び管を保持するための適切な機構が設けられ、特定の型式の外科手術用
に調整することもできる、装着が容易な一体型のドレープを提供することが望ま
しい。
【0008】 (発明の開示) 当業者が直面する前述の問題及び難点を踏まえて、本発明は、外科処置中に患
者を覆うための外科用ドレープに向けられる。ドレープは、上面、下面、前縁、
及び後縁を有する下地シートを含む。本発明のドレープは更に、下地シートに形
成される第1開窓部を含み、ドレープが患者を覆っている時にそこから外科的処
置を行うことができる。いくつかの実施形態において、下地シートに少なくとも
1つの第2開窓部が形成され、ドレープが患者を覆っている時にはそれを通じて
第2の外科的処置を行うことができる。ある実施形態においては、2つの第2開
窓部を利用することができる。
【0009】 第1開窓部の周りに補強パネルを配置することができ、いくつかの実施形態に
おいては、第2開窓部の周囲に配置することができる。補強パネルは、下地シー
トの上面に配置することができ、第1開窓部、必要に応じて、第2開窓部と位置
合わせされる補強開窓部を含む。
【0010】 第1及び第2開窓部を覆うように配置され、補強パネルと下地シートの間に配
置される、切開層を設けることもできる。切開層は、ドレープが患者を覆ってい
る時に患者に付着するようにされた接着側面を含む。いくつかの処置、特に長時
間を要する処置においては、切開層が、高い水蒸気透過率を示す「通気性」であ
ることが重要である。したがって、切開層の接着側面は、ドレープが患者の上に
配置される時に下に面する。切開層の取扱いを容易にし、無菌性を維持するため
に、切開層の接着側面に剥離層を設けることができる。
【0011】 本発明のドレープは更に、第1開窓部が患者の脊柱に隣接して配置され、第2
開窓部が患者の骨移植部位に隣接して配置されるよう患者の上に配置できるよう
になっている。ドレープの上面に取り外し可能に取り付けることができる少なく
とも1つのパウチを更に設けることもできる。
【0012】 本発明の外科用ドレープは、医療従事者が患者にドレープを掛ける際に、ドレ
ープの下面が、折畳まれたドレープの外側になり、第1開窓部を覆う剥離層が、
医療従事者から明らかに見え、容易に利用できるように、折り畳むことができる
。いくつかの実施形態において、第1開窓部の切開層の上に配置された剥離層は
、切開層の接着側面の一部を露出して患者に使用できるように分割される。この
ような実施形態では、必要に応じて、開窓部の切開層の付加部分を露出して患者
に使用することができる。
【0013】 さらに、外科用ドレープに接着される上縁と、ドレープに取り外し可能に接着
される下部を有するパウチを設けることができる。このような形状により、電気
コード、吸引管、及びそれらに類するものが、パウチの下を通され、定位置に固
定されることになる。
【0014】 本発明の他の目的、利点及び応用は、本発明の好適な実施形態についての以下
の詳細な説明と、参照番号が同じ構造を指す添付の図面によって明らかとなるで
あろう。
【0015】 (発明を実施するための最良の形態) 当業者によって経験されてきた前述の課題を踏まえて、本発明は、脊柱上で行
われる外科的処置で使用するのに適したドレープに向けられる。本発明の外科用
ドレープ10が図1に示されており、図2に最も良く示されるように、上面14
と下面すなわち患者と接触する面16を有する下地シート12を含む。種々の寸
法及び形状を有することができるが、ドレープ10は、通常は長方形であり、外
科処置中に少なくとも患者の身体の大部分を覆うような大きさに作られる。ドレ
ープの幅Aと長さBは、変えることができる。選択された実施形態において、幅
Aは、70インチから100インチ(178cmから254cm)、又は80イ
ンチから90インチ(203cmから229cm)、或いは85インチから90
インチ(216cmから229cm)の範囲内とすることができる。いくつかの
実施形態において、ドレープの幅Aは、88インチ(224cm)とすることが
できる。ドレープの長さBも変えることができるが、100インチから160イ
ンチ(245cmから406cm)、又は110インチから140インチ(27
9cmから356cm)、或いは120インチから130インチ(305cmか
ら330cm)の範囲内とされる。選択された実施形態において、ドレープ10
の長さBは、124インチ(315cm)とすることができる。ここでは、与え
られたいずれの範囲も、いずれかの及び全てのそれ以下の範囲を含む。例えば、
45から90の範囲は、50から90、45から30、46から89等の範囲も
含む。
【0016】 下地シート12は、例えば、織布、再利用できる布、及び使い捨ての不織布又
は不織ウェブを含む種々の材料から製造することができる。本発明で使用するの
に適した不織材料は、例えば、スパンボンド/メルトブロー/スパンボンド(S
MS)材料のような多層ラミネートを含む。適切な布の例が、引用によりここに
組み込まれる米国特許第4,041,203号に開示されている。
【0017】 ここで使用される「不織布又は不織ウェブ」という用語は、編まれた布におけ
る通常の又は識別可能な形態によるものではなく、個々の繊維又は糸が重なり合
わされた構造を有するウェブのことを意味する。不織布又は不織ウェブは、例え
ば、メルトブロー法、スパンボンド法、及びボンデッドカードウェブ法などのよ
うな多くの方法により形成される。不織布の坪量は、一般に、1平方ヤード当た
りの材料のオンス数(osy)、又は、1平方メートル当たりのグラム数(gs
m)で表され、有用な繊維の直径は、一般に、ミクロンで表される。(osyか
らgsmへ換算するには、osyに33.91を掛ければよい。)
【0018】 ここで使用される「スパンボンド繊維」という用語は、溶融した熱可塑性材料
を、紡糸口金の複数の微細な、通常円形の毛管からフィラメントとして押し出し
、押し出されたフィラメントの直径を、例えば、アッペル他に付与された米国特
許第4,340,563号、ドーシュナー他に付与された米国特許第3,692
,618号、マツキ他に付与された米国特許第3,802,817号、キニーに
付与された米国特許第3,338,992号及び3,341,395号、ハート
マンに付与された米国特許第3,502,763号、及びドーボー他に付与され
た米国特許第3,542,615号におけるように、その後急速に縮小すること
により形成される小直径の繊維を指す。スパンボンド繊維は、集積面に堆積され
る際には一般に粘着性がない。スパンボンド繊維は、ほぼ連続しており、その平
均直径(少なくとも10個のサンプルによる)は7ミクロン以上、より詳細には
約10ミクロンから20ミクロンの間である。
【0019】 ここで使用する「メルトブロー繊維」という用語は、溶融した熱可塑性材料を
複数の微細な、通常は円形のダイ毛細管を通じて、収束する高速の、通常は高温
の気体(例えば空気)流の中へ溶融糸又はフィラメントとして押し出し、熱可塑
性材料のフィラメントが気流によって細められ、直径が、例えばマイクロファイ
バーの直径にまで縮小されるようにすることで形成される。その後、メルトブロ
ー繊維は、この高速の気流により運ばれ、集積面上に堆積され、無作為に分散さ
れたメルトブロー繊維のウェブを形成する。このような製法は、例えば、ビュー
ティン他に付与された米国特許第3,849,241号に開示されている。メル
トブロー繊維は、連続的又は非連続的なマイクロファイバーであり、平均直径は
一般に10ミクロンより小さく、集積面上に堆積される際には、一般に粘着性を
有する。
【0020】 ここで使用される「多層ラミネート」は、スパンボンド/メルトブロー/スパ
ンボンド(SMS)ラミネートのような、層の一部がスパンボンドであり一部は
メルトブローであるラミネートと、ブロック他に付与された米国特許第4,04
1,203号、コリエ他に付与された米国特許第5,169,706号、ポッツ
他に付与された米国特許第5,145,727号、パーキンス他に付与された米
国特許第5,178,931号、及びティモンズ他に付与された米国特許第5,
188,885号に開示されているような他のラミネートを意味する。このよう
なラミネートは、移動する成形ベルトの上に初めにスパンボンド布層、次にメル
トブロー布層、最後に別のスパンボンド層を連続的に堆積し、次いで後述する方
法でラミネートを結合することにより形成することができる。或いは、布層を個
々に作製し、ロールに集積し、別々の結合ステップにより結合しても良い。この
ような布は、一般に約0.1osyから12osy(6gsmから400gsm
)、より詳細には約0.75osyから約3osyの坪量を有する。多層ラミネ
ートはまた、多くの異なる形状の異なる数のメルトブロー層又は多重のスパンボ
ンド層を有することができ、例えばSMMS、SM、SFS等のフィルム又はコ
フォーム材料のような他の材料を含むことができる。
【0021】 ここで使用する「コフォーム」という用語は、シュートの近くに少なくとも1
つのメルトブロー・ダイヘッドが配置され、該ダイヘッドを通じて他の材料が成
形中のウェブに添加されるような製法を意味する。このような他の材料は、例え
ばパルプ、超吸収体粒子、セルロース、又はステープル繊維である。コフォーム
法は、ラウに付与され本出願人に譲渡された米国特許第4,818,464号と
、アンダーソン他に付与された米国特許第4,100,324号に記載されてい
る。コフォーム法によって作製されたウェブは、一般にコフォーム材料と呼ばれ
る。
【0022】 次に図3を参照すると、第1開窓部18と、少なくとも1つの第2開窓部20
を含む下地シート12が示されている。そこに示されているように、2つの第2
開窓部20及び22が設けられる。第1開窓部18は、長方形であり、その一方
で第2開窓部20及び22は正方形である。しかしながら、本発明で利用するい
ずれの開窓部も、他の種々の形状を有することができるよう意図されている。
【0023】 図8に示されたドレープ10は、第1開窓部18のさらに別の形状を表してい
る。ここに示されるように、開窓部18は、下地シート12の前縁24まで延び
るスロットとして形成される。このような実施形態には、第1開窓部18に切開
層が設けられていないものもある。図9に示されるドレープは、正方形の第1開
窓部18を含む。
【0024】 第1開窓部18は、ドレープ10が患者に使用される際に該第1開窓部18が
脊柱手術の処置部位の上に配置されるように、下地シート12内に配置される。
例えば患者が手術台上でうつ伏せになっている場合に、第1開窓部18は、患者
の脊柱の少なくとも一部分の上に配置される。
【0025】 第2開窓部20及び22は、ドレープ10が患者に使用される際に、該第2開
窓部20及び22が骨移植部位の上に配置されるように、下地シート12内に配
置される。骨移植部位は、腰帯の腸骨稜の上又はその周囲に位置することが多い
。このような外科的処置においては、脊柱上での外科的処置が必要とされる骨移
植を行うために、第2開窓部20及び22のうちの一方又は両方を利用すること
ができる。図1から図3までに示されるように、第2開窓部20及び22は、第
1開窓部18の下部19の近くに配置される。
【0026】 下地シート12は更に、前縁24と後縁26を含む。前縁24は、覆われるこ
とになる患者の頭部に向けて配置され、後縁26は、覆われることになる患者の
脚部に向けて配置される。
【0027】 次に図1から図4を参照すると、それらに補強吸収体パネル28が示されてい
る。図1に示されるように、補強パネル28は、下地シート12の上面14に重
ねられ、いくつかの方法で貼り付けられる。補強パネル28は、流体撥水性又は
流体不透過性フィルム層が裏打ちされた流体吸収材料を有する多層ラミネートを
含む種々の材料から形成することができる。パネル28のフィルム層側すなわち
下面54は、下地シート12の上面14に固定される。パネル28を下地シート
12の上面14に固定するために、例えば接着剤、縫合、熱又は超音波結合のよ
うな種々の取付機構を使用することができる。パネル28の吸収体上面52は、
露出したままであり、処置部位から流出する流体を吸収することができる。流体
不透過性フィルム層は、補強パネル28と下地シート12から血液及びその他の
体液が流れ出るのを防止する。多くの市販の材料が補強パネル28に使用するの
に適しているが、代表的な材料は、キンバリー・クラーク社から入手可能な、商
標名CONTROL PLUS(登録商標)である。
【0028】 いくつかの実施形態において、補強パネル28の上に配置された外科用器具が
望ましくない移動をするおそれを減少させるように、補強パネル28の上面52
の摩擦係数を大きくして滑らない面を設けることができる。
【0029】 補強パネル28は、手術中の部位の近くの流体を吸収するために、吸収体上面
を有する材料で構成することができる。補強パネル28はまた、外科手術中に補
強パネル28の上部に置かれた器具がドレープ10に貫入するのを防ぐ。
【0030】 図1、図8、及び図9に示されるように、補強パネル28を、第1開窓部18
の周囲に配置することができ、いくつかの実施形態においては、第2開窓部20
及び22の周囲に配置することもできる。補強パネル28は、下地シート12の
上面14に配置することができ、第1開窓部18と、必要であれば第2開窓部2
0及び22と位置合わせされる補強開窓部を含むことができる。図4に示される
ように、開窓部がパネル28の中に形成され、パネル28を下地シート12に接
着する際に、下地シート12に形成される開窓部と位置合わせされる。特に、補
強パネル28に形成された開窓部30は、パネル28を下地シート12に接着す
る際に、第1開窓部18と位置合わせされる。同様に、補強パネル28の中に形
成された開窓部32及び34は、パネル28を下地シート12に接着する際に、
第2開窓部20及び22と位置合わせされる。
【0031】 ここで図5を参照すると、第1開窓部18の上に位置するように切開層36を
設けることができる。図1に示された実施形態では、切開層36は、補強パネル
28と下地シート12の間に配置される。図6に示されるように、切開層36は
、パネル28の下面54に固定される。必要に応じて、切開層38を第2開窓部
の上に取り付けても良い。切開層36、38及び40は、ドレープが患者を覆っ
ているときに患者に付着するようにされた接着側面を含むことができる。従って
、切開層の接着側面は、ドレープが患者を覆うように配置される時に、処置部の
周囲にシールを与えるために、下方に向いている。
【0032】 切開層36、38及び40は、一方の側面に接着剤を備える低密度ポリエチレ
ンフィルムから形成することができる。例えば、切開層は、VT05478、S
t.Albansのバーテック社から入手可能なポリエチレンフィルム、又はN
M55125、St.PaulのMedical Concepts Deve
lopment,Inc.から入手可能なフィルムから構成することができる。
【0033】 他の実施形態においては、開窓部の周縁を患者に付着させるために、開窓部1
8、20及び22の周縁に接着剤ストリップを配置することができる。使用され
る粘着性の粘着剤は、生物学的に許容可能な接着剤とすることができる。このよ
うな接着材料の例は、シュレーディング他に付与された米国特許第3,669,
106号の、発明の名称「接着剤取付手段を備える外科用ドレープ」に記載され
ており、その全体を引用によりここに組み入れる。
【0034】 ドレープ10の取扱いを容易にし、切開層又は選択された実施形態における周
縁接着ストリップの無菌性を維持するために、接着表面を例えば図2に示される
剥離ライナー44、46及び48のような剥離ライナーで覆うことができる。剥
離ライナーは、市販の種々の材料のいずれかで形成することができる。例えば、
ドレープ10が患者に適用されるまで、ワックス又はシリコンで被覆された紙を
、切開層の接着側面を覆うように配置することができる。例えば、少なくとも1
つの接着性のない面を有するプラスチック材料のような別の材料を利用すること
もできる。このような材料は、引き裂き抵抗のある剥離ライナーが適していると
きに利用することができる。加えて、剥離ライナーは、患者へのドレープ10の
適用を容易にするために、図2に示すような剥離ライナー44によってセグメン
ト化することができる。図2に示される実施形態において、剥離ライナー44は
、3つの部分に分割される。従って、ドレープ10を患者に適用する医療従事者
は、一度に剥離ライナー44の1つのセグメントを取り外すことができる。これ
により、医療従事者は、一度に扱う接着剤の露出域をより小さくすることができ
、露出した切開層が汚染されたり又は皺が寄るおそれが低減することになる。加
えて、セグメント化された剥離ライナーは、医療従事者が、各患者及び/又は外
科的処置の種類に応じて、患者に固定されるべき切開層の長さを決定することが
できるようにする。例えば、背の低い患者の場合、切開層36から取り除く必要
のある剥離ライナーは、1つか2つのみである。
【0035】 図1、図7、及び図8に示すように、下地シート12に少なくとも1個のパウ
チを取り付けることができる。パウチ42は、外科用器具を保持するのに利用す
ることもできるし、流体を回収するために又は他の様々な類似の機能のために利
用することもできる。パウチ42は、テープ及びそれに類するもののような接着
剤、縫合、又は他の公知の取付機構によって下地シート12に接着することがで
きる。いくつかの実施形態においては、パウチの上縁58は、下地シート12の
上面14に接着される。パウチ42は、パウチ42の開口部60の下に位置し、
該パウチ42の外側部分に沿って配置される可鍛性のワイヤ又はストリップ56
を含むことができる。
【0036】 パウチ42の下部分は、ファスナ62のようなフック型ファスナによって、下
地シート12の上面14に取り外し可能に固定することができる。このようなフ
ック又はループファスナは周知であり、外科用ドレープのような不織布における
これらのフック型ファスナの使用は一般的である。ファスナ62は、下地シート
12の上面14に接触することになるパウチ42の後面に取り付けられる。ファ
スナ62の使用により、パウチ42を、通常患者に並んで走る電気コード、吸引
管及びそれらに類するものを保持するのに利用できる。これらのコード及び管を
固定するために、パウチ42の下面は下地シート12の上面14から離され、該
コード及び管は、パウチ42の下側と下地シート12の上面との間に配置される
。管及びコードはファスナ62の上を通り、下地シート12の上面に固定される
。従って、コード及び管は、パウチ42と下地シート12の間にしっかりと保持
される。
【0037】 図1及び図8に示すように、第1開窓部18の両側にそれぞれ1つずつ配置さ
れた、2個のパウチ42を設けることができる。いくつかの実施形態において、
パウチ42は、例えばポリエチレン又はそれに類するもののような液体不透過性
の材料で形成することができる。パウチ42は、透明な材料から形成されてもよ
いし、不透明な材料から形成されてもよい。
【0038】 図9及び図10に示されるドレープは、前面アプローチを用いる、つまり、患
者が仰向けの状態で外科手術が行われる脊柱手術において有用である。図9に示
される第1開窓部18は正方形であり、第2開窓部20及び22から離れて配置
される。図10に示される第1開窓部は長方形であり、単一の第2開窓部22か
ら離れて配置される。このような実施形態においては、単一の第2開窓部は、2
つの別個の開窓部によって覆われる患者の域を包含することができる。例えば、
骨移植部位の両方を包含するように患者を横切って延びる単一の長方形の開窓部
を使用することができる。
【0039】 図9及び図10に示されるドレープには、補強パネル28に2個のパウチ42
が取り付けられている。その図中でファスナ62は点線で示されている。ドレー
プ10は更に、図9及び図10に示されるオーバーヘッド・テーブル・カバー5
0のようなテーブル・カバーを含むことができる。テーブル・カバーは、外科手
術中患者の上に吊るされるテーブルが一枚のドレープによって覆われるように該
ドレープに様々に取り付けることができる。
【0040】 図11から図17までに示されるように、ドレープ10を、医療従事者が患者
にドレープ10を適用するのを補助する種々の方法で折り畳むことができる。図
11を参照すると、ドレープ10は、その中で下地シート12の上面14が表に
面するように示されている。ドレープ10の長さBは、図11の点線で示される
ように、セグメント70、72、74、76、78、80、82、84、86、
88、90及び92に分割される。各セグメントは、各セグメントの長い方の寸
法がドレープの幅Aに沿って延びる、長方形の形状である。セグメント70は、
下地シート12の前縁24に配置される。セグメント92は、下地シート12の
後縁26に配置される。セグメント72から90はそれらの間に延びる。セグメ
ントは、医療従事者が、ドレープを広げて患者に適用するために、選択されたセ
グメントをより容易に握ることができるよう、異なる幅を有することができる。
【0041】 図11に示される点線に沿って折り畳まれた後のドレープ10の斜視図は、折
りたたみ例を明確に示している。折り畳み例が良く分かるように、図12では折
り幅が誇張されている。前縁24から始まり、セグメント70は、セグメント7
0がセグメント72に重なるように、ドレープ10の中央部分に向けて折り畳ま
れる。次に、セグメント70及び72は、セグメント72がセグメント74に隣
接するように、ドレープ10の中央部分及びセグメント74の下部に向けて折り
畳まれる。次に、セグメント70、72及び74は、セグメント74がセグメン
ト76に隣接するように折り畳まれ、ドレープ10の中央部分に向けて折り畳ま
れる。折り畳まれたセグメント70、72、74及び76はそれから、セグメン
ト70がセグメント78に隣接するようにドレープ10の中央部分に向けて折り
畳まれる。
【0042】 次に、下地シート12の後縁26に接するセグメントであるセグメント92は
、セグメント92がセグメント90に重なるように、ドレープ10の中央部分に
向けて折り畳まれる。それからセグメント90、88、86、84及び82は、
セグメント90がセグメント92及び88の間に配置され、セグメント86がセ
グメント88及び84の間に配置され、そしてセグメント84がセグメント86
及び82の間に配置されるように、ドレープ10の中央部分に向け扇形に折り畳
まれる。次に、ドレープは、セグメント78がセグメント92に隣接するように
折り畳まれる。
【0043】 図13は、ドレープ10が長さ方向の寸法Bに沿って折り畳まれた後のドレー
プ10の平面図である。ドレープ10は、その幅又は寸法Aに沿ってセグメント
94、96、98、100、102、104及び106に分割される。セグメン
ト94は、図13に示されるドレープ10の最も左側の部分にあり、セグメント
106は、ドレープ10の最も右側の部分である。セグメント96から104ま
でが、その間に延びる。図14に示されているように、ドレープの最も右側の部
分から始まるセグメント106は、セグメント104に重なるように折り畳まれ
る。次に、セグメント106及び104は、セグメント106がセグメント10
2と104の間に配置されるように折り畳まれる。そしてセグメント106、1
04及び102は、セグメント104がセグメント100に重なるようにドレー
プ10の中央部分に向かって折り畳まれる。ドレープ10の最も左側の部分を見
ると、セグメント94は、セグメント94がセグメント96に重なるようにドレ
ープ10の中央部分に向かって折り畳まれる。その後セグメント94及び96は
、セグメント94がセグメント98及び96の間に配置されるように折り畳まれ
る。そしてセグメント94、96及び98は、セグメント96がセグメント10
0及び94の間に配置されるようにドレープ10の中央部分に向かって折り畳ま
れる。
【0044】 別の折り畳み例が、図15から図17までに示されている。図15は、ドレー
プ10が長さ方向の寸法Bに沿って折り畳まれた後のドレープ10の平面図であ
る。ドレープ10は、その幅又は寸法Aに沿って、セグメント94、96、98
、100、102、104、106、108及び110に分割される。セグメン
ト94は、図13に示されるドレープ10の最も左側の部分にあり、セグメント
106は、ドレープ10の最も右側の部分である。セグメント96から110は
、その間に延びる。
【0045】 図15に示されているドレープ10の最も右側の部分を見ると、セグメント1
10は、セグメント110がセグメント108に隣接するようにドレープ10の
中央部分に向かって折り畳まれる。そしてセグメント110及び108は、セグ
メント110がセグメント108及び106の間に配置されるように折り畳まれ
る。セグメント110、108及び106は、それから、セグメント106がセ
グメント104に隣接するようにドレープ10の中央部分に向かって折り畳まれ
る。次いでセグメント110、108、106及び104は、セグメント104
がセグメント102に隣接するように折り畳まれる。
【0046】 次に図15に示されるドレープ10の最も左側の部分を見ると、セグメント9
4は、セグメント94がセグメント96に隣接するようにドレープの中央部分に
向かって折り畳まれる。それからセグメント94及び96は、セグメント94が
セグメント96及び98の間に配置されるように折り畳まれる。次いでセグメン
ト94、96及び98は、セグメント98がセグメント100に隣接するように
ドレープ10の中央部分に向かって折り畳まれる。セグメント94、96、98
及び100は、それから、セグメント100がセグメント102に隣接するよう
に折り畳まれる。この折りたたみ例は図16に示される。ドレープ10がこのよ
うに一旦折り畳まれたのち、ドレープは、図17に示されるように、セグメント
96がセグメント108に隣接するように再度折り畳まれる。
【0047】 図18は、患者に使用できるように準備された、完全に折り畳まれたドレープ
10の平面図である。本発明の外科用ドレープ10は、医療従事者が患者にドレ
ープを使用する際に、図18に示すようにドレープ10の下面16が折り畳まれ
たドレープの外側になるよう折り畳むことができる。図18に示されるように、
第1開窓部18を覆う剥離層44は、医療従事者にはっきりと見え、取り扱い易
い。第1開窓部18の切開層36を覆うように配置された剥離層44が分割され
る実施形態において、患者にドレープを掛ける医療従事者は、切開層36の接着
側面の一部のみを露出することができる。これにより、患者へのドレープ10の
適用が容易になると共に、切開層の汚染のおそれが最小限になる。
【0048】 どのようにしてドレープを患者に配置するのかを示すために、該ドレープに方
向をスタンプ、プリント、又は接着することができる。例えば、図13及び図1
4の矢印66のような矢印だけでなく、図18に70で示す図解のような他の図
解も同様に利用することができ、様々な方法のいずれにおいても外科用ドレープ
のどの部分にも適用できる。
【0049】 本発明及び特許請求の範囲において使用される「包含する」という用語は、包
括的又は無制限であり、列挙されていない付加的な要素、構成成分、又は方法段
階を除外するものではない。
【0050】 本発明はその特定の好適な実施形態に関して説明されてきたが、当業者が、前
述のことを理解した上で、好適な実施形態の変更及び変形を直ちに想像できると
いうことは明らかであろう。そのような変更及び変形は、本発明の精神及びその
範囲ならびに添付の特許請求の範囲内に含まれるものと信じられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るドレープの実施形態の平面図である。
【図2】 本発明に係るドレープの患者と接触する面を表す、ドレープの実施形態の底面
図である。
【図3】 本発明に係る下地シートの実施形態の平面図である。
【図4】 本発明に係る補強パネルの実施形態の平面図である。
【図5】 本発明に係る補強パネルの実施形態の底面図である。
【図6】 図1に示されたドレープの実施形態の線6−6に沿って見た断面図である。
【図7】 本発明に係るパウチの実施形態の平面図である。
【図8】 本発明に係るドレープの別の実施形態の平面図である。
【図9】 本発明に係るドレープのさらに別の実施形態の平面図である。
【図10】 本発明に係るドレープのさらに別の実施形態の平面図である。
【図11】 ドレープが折り畳まれる線を示す、本発明に係るドレープの平面図である。
【図12】 本発明のドレープが部分的に折り畳まれている実施形態の斜視図である。
【図13】 本発明のドレープが部分的に折り畳まれている実施形態の平面図である。
【図14】 本発明のドレープが部分的に折り畳まれている実施形態の斜視図である。
【図15】 本発明のドレープが部分的に折り畳まれている実施形態の平面図である。
【図16】 本発明のドレープが部分的に折り畳まれている実施形態の側面図である。
【図17】 本発明のドレープが折り畳まれている実施形態の側面図である。
【図18】 本発明のドレープが折り畳まれている実施形態の平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外科処置中に患者を覆うための外科用ドレープであって、 上面と、 下面と、 前縁と、 後縁と、 を有する下地シートと、 前記下地シートに形成され、前記ドレープが患者を覆っている時にそこから外
    科処置を行うことができる第1開窓部と、 前記下地シートに形成され、前記ドレープが患者を覆っている時にそこから第
    2外科処置を行うことができる少なくとも1つの第2開窓部と、 前記下地シートの上面に位置し、前記第1開窓部と位置合わせされた補強開窓
    部を有する、前記第1開窓部の周りに配置された補強パネルと、 を備えることを特徴とするドレープ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2開窓部を横切って延び、前記ドレープが患
    者を覆っている時に該患者に付着するようになっている接着側面を有する切開層
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のドレープ。
  3. 【請求項3】 前記第1開窓部が患者の脊柱の近くに配置され、前記第2開
    窓部が患者の骨移植部位の近くに配置されるように患者の上に配置できるように
    なっていることを特徴とする請求項1に記載のドレープ。
  4. 【請求項4】 前記ドレープの上面に取り付けられた少なくとも1つのパウ
    チをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のドレープ。
  5. 【請求項5】 前記パウチが、外科用器具を保持するようになっていること
    と特徴とする請求項4に記載のドレープ。
  6. 【請求項6】 前記パウチが、前記ドレープの上面に取り付けられた上部と
    前記ドレープの上面に取り外し可能に取り付けることができる下部とをさらに含
    むことを特徴とする請求項4に記載のドレープ。
  7. 【請求項7】 前記パウチの前記下部が、少なくとも1つのフック型ファス
    ナを備えることを特徴とする請求項6に記載のドレープ。
  8. 【請求項8】 2つの第2開窓部を有することを特徴とする請求項1に記載
    のドレープ。
  9. 【請求項9】 前記第1開窓部が、前記下地シートの後縁の最も近くに配置
    された下部を有し、前記第2開窓部が、前記第1開窓部の下部の近くに位置する
    ことを特徴とする請求項8に記載のドレープ。
  10. 【請求項10】 前記ドレープが、前記第1開窓部が見えるように折り畳ま
    れていることを特徴とする請求項1に記載の外科用ドレープ。
  11. 【請求項11】 前記ドレープが、前記ドレープの下側が見えるように折り
    畳まれていることを特徴とする請求項10に記載の外科用ドレープ。
  12. 【請求項12】 脊柱外科手術のためにどのようにして前記ドレープを患者
    に使用するのかを説明する図解をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の
    外科用ドレープ。
  13. 【請求項13】 前記補強パネルが、前記第1及び第2開窓部の周りに配置
    されることを特徴とする請求項1に記載の外科用ドレープ。
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