JP2003511261A - 成型レンズの在庫管理方法 - Google Patents

成型レンズの在庫管理方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は在庫管理のために識別マーク(62、70)をレンズ(64)に付ける方法に関する。識別マーク(62、70)はインクジェットプリンタによって型(59)の内向き面(52)上に配置され、且つレンズ形成液体が硬化するときにはそこに残る。レンズ(64)が形成されて型から取り出される前に識別マーク(62、70)は型(50)からレンズ(64)に転写される。識別マーク(62、70)はレンズ(64)の特性を識別するための特性、例えばレンズの倍率等を含み、在庫管理をするのに用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本出願は1998年2月19日に提出された米国特許出願番号第09/025
903号の部分継続出願であり、該米国特許出願は参照することで本願の一部を
構成する。
【0002】 発明の背景 発明の技術分野 本発明はプラスチック製眼鏡レンズに識別マークを付けるための方法を具備し
、より詳細には本発明はレンズを形成するのに用いられる型にインクジェットプ
リンタ(または同様なプリント装置を用いて識別マークをプリントし、その後レ
ンズが形成された時に型から直接レンズに識別マークを転写させる方法に関する
【0003】 背景技術 眼鏡に用いられる眼科用レンズは透明な材料、大抵はガラスまたはプラスチッ
クから形成され、所望の効果をもたらすような、すなわち明確な視界が広がるよ
うに人間の目に光の焦点を合わすような大きさおよび形状となっている。このよ
うな眼鏡は個々人の形態学的特性および心理学的特性に加えて、個々人の処方に
も対応しなければならない。換言すると、眼鏡に用いられるレンズは、例えば処
方に示されているような一組の仕様に対応する特定の光学特性を有する。
【0004】 レンズは洗練された幾何形状をしており、この幾何学形状がレンズの光学的特
性を決める。各レンズの形状は、(1)レンズの二つの表面の湾曲と、(2)レ
ンズの中央および縁部の厚さと、(3)レンズの直径との三つの要因によって特
徴づけられる。レンズの二つの表面は、球状、円柱状、円環状、平面状、非球面
状(大抵は長円形状である)、および斬新な形状を含む様々な幾何形状をしてい
る。例えば、レンズの表面はレンズの異なる軸線に沿って一定の半径を有し、こ
の場合レンズの表面は対称となる。これは球面として知られている。球状レンズ
表面は全ての経線が同一半径の湾曲である球体の一部の形状となっている。球面
は凸面であってもよいし凹面であってもよい。
【0005】 あるいは、レンズの表面は二つの軸線を有し、各軸線が異なった半径の湾曲と
なっていてもよく、この場合レンズの表面は非対称となる。このような非対称表
面の例としては乱視用表面が挙げられ、この乱視用表面は互いに異なった半径を
有する二つの主経線によって特徴づけられる。半径が最大である湾曲となってい
る経線は「軸線」と呼ばれ、半径の小さいもう一方の経線は「垂直軸線」と呼ば
れる。乱視用レンズ表面は主に円柱面および円環面を有する。当業者に用いられ
る他のレンズの表面の例としては平面および非球面が挙げられる。
【0006】 円柱面では、軸線に沿った主経線は半径が無限大である湾曲、すなわち平坦状
または直線状となっており、垂直軸線は円柱の円の半径と同一の半径の湾曲とな
っている。したがって、凹状円柱面は表面上に円柱を相補的に受容するような形
状であり、凸状円柱面は円柱の外面に類似している。
【0007】 円環面は例えばタイヤの内部チューブのような形状の円環体の側面に類似して
いる。したがって、円環面は円柱面と類似しているが、円柱面では長手軸線が直
線であるのに対して円環面では長手軸線が湾曲している。円環面の垂直軸線また
は経線は軸線の半径よりも小さい半径で湾曲している。球面および円柱面と同様
に、円環面は円環体の外面形状を有することによって凸面であるか、または円環
体の内面形状を有することによって凹面である。
【0008】 乱視用表面は角膜が円形ではなく長円形である乱視(眼の非点収差)を有する
人に使用される。乱視で延びた角膜の部分の向きは人によって異なる。例えば、
或る人は軸線が5度傾き、別の人は軸線が30度傾き、また別の人はそれらとは
異なった方向に軸線が傾く。レンズの表面の軸線は延びた角膜の部分の向きと整
列するように向けられなければならない。
【0009】 また、異なったレンズ表面を組合せて使用してもよい。大抵、レンズの前面は
球状であり、後面は球状、円柱状、または円環状である。あるいは、前面が平坦
面であってもよい。レンズにおける表面の最適な組合せは光学特性、予想される
使用状況、およびレンズの外観によって決定される。
【0010】 形状に加えて、厚さもレンズの重要な特性である。レンズを形成するのに使用
されるのがガラスあるかまたはプラスチックであるかは厚さを確定する要因であ
る。今日の多くのレンズは、軽量、密度、屈折率および耐衝撃性からプラスチッ
クで形成される。レンズに使用されるプラスチックの例としてはメタクリル酸メ
チル(「Plexiglas(登録商標)」または「Perspex(登録商標)」として知られ
る熱可塑性樹脂)、CR39として知られるジアリルグリコールカーボネートが
含まれる。
【0011】 CR39は、一つには全てのタイプのレンズをこの材料から成型によって作る
ことができるという理由で、今日用いられているレンズ形成材料として一般的な
ものの一つである。CR424も今日用いられている別のレンズ形成材料である
。CR39はポリエステルグループの石油派生物であり、重合可能な熱硬化性樹
脂に属する。生産時には、まずCR39から単量体が得られる。単量体はグリセ
リンオイルの粘性を有する透明な液体であり、冷間保管時にも液体状態のままで
あるが、室温で数ヶ月後に硬化する。レンズを形成するためには、二つの型およ
びガスケットのような封鎖部材を連結することで画成されるキャビティまたは体
積空間(volume)に液体状態の単量体が配置され、収容される。単量体が体積空
間内に収容されると、型の形状をした固化重合体レンズを形成するために硬化せ
しめられる。
【0012】 重合体レンズを形成するために使用されるガラス製型は型によるレンズの製造
において重要である。必要な光学特性のレンズのための正確な形状を型が形成す
るだけでなく、レンズ表面が型の内面を精密に再現するので完成したレンズの表
面品質も型の精度に依存する。よって、型の表面は極端に精密に作成され、型の
製造後に重合工程の負荷に耐えうるように熱強化せしめられる。
【0013】 型同士の軸線方向の相対位置は、この相対位置がレンズの厚さを決めるためレ
ンズの成型において重要である。当業者には公知なように、軸線方向の相対位置
が異なると倍率(power)の異なったレンズが製造される。倍率の低いレンズを
形成するのと比較して倍率の高いレンズを形成するには型がより離れてセットさ
れる。したがって、特定の倍率のレンズを形成するには、予め定められた軸線方
向の間隔で型をセットしなければならない。
【0014】 レンズを形成するのに複焦点部分または三焦点部分をレンズに形成する倍率付
加用前方型を用いることもできる。倍率付加用型は、凹状の半分の型にカットさ
れた凹状窪みである扇状湾曲部分を有し、これによりレンズの前面に倍率付加部
分を形成する。この扇状湾曲部分は、遠視用の凸面に加えて、読書用の倍率付加
部分である急な凸面を提供する。
【0015】 要するに、各光学レンズはその光学特性に特有の独自の一組の仕様を有する。
成型によって形成されるレンズは型の形状となるので、レンズの仕様は対応する
型の仕様および型の相対位置によって決定される。
【0016】 幾つかのレンズは伝統的な方法で形成されているが、今日のほとんどのレンズ
は明快な理由から成型によって形成されている。一つの理由としては、型を非常
に精密に作成することができ且つCR39またはCR424のようなプラスチッ
クが容易に型の形状と一致することから成型では優れたレンズが生産されること
が挙げられる。さらに、型を再利用することができるので成型は製造コストを下
げる。その上、成型によりプラスチックレンズ製造工程を容易に自動化すること
ができ、これにより生産性を向上させつつも製造コストを下げることができる。
【0017】 自動レンズ形成製造工程では、レンズを大量生産するために一つ以上の製造ラ
インが用いられる。大抵、一つの製造ラインでは一組の仕様のレンズが生産され
る。別のラインでは一組の仕様のレンズが生産される。各レンズは各レンズ毎の
一組の仕様を有するので、顧客に搬送される前に対応する仕様説明が適切に付け
られなければならない。
【0018】 しかしながら、レンズが透明であるため製造後に個々のプラスチック製眼鏡レ
ンズの仕様を追跡調査することおよびその同一性を証明することは困難である。
これらレンズは同じものでなくても同一のものであるように見えてしまう。現在
、レンズ製造工程においてレンズが生産されると、レンズを計測するためおよび
レンズの同一性の確認をするために付加的な検査工程が行われる。さらに、製造
ラインにおいてレンズにマークが付けられた時期によっては混同が生じてしまう
こともある。一つの生産場所で作られたレンズは同一のプラスチックから且つ大
抵同一の型で製造されるため、今日でも混同が起きてしまう可能性が高い。混同
が起きてしまうのを最小限にするために、マークを付ける前にレンズの同一性の
確認をすることが望まれ、また必要とされている。こうするためには、適切な在
庫管理をするにあたり余計な時間および努力が費やされなければならない。これ
により製造時間が長引き、製造コストが上がってしまう。この問題は長年存在し
てきたが、未だに触れられていない。
【0019】 発明の概要 本発明では、成型プラスチック光学レンズに識別マークを付けるための方法を
提供することによって成型レンズの在庫管理の問題の解決が試みられる。識別マ
ークは、少なくともレンズの倍率を含むレンズの光学特性を識別するための情報
を含む。識別マークは人間の眼で視認および判読可能なものである。特に、識別
マークは機械判読可能なものであるのが好ましい。レンズを形成するのに使用さ
れる型の一つにインクで識別マークを塗布することによってレンズに識別マーク
が付けられる。識別マークはレンズを型内で硬化させて型から取り出す間に型か
ら転写される。
【0020】 このことに関して本発明の一つの実施形態の方法は識別マークをインクで型の
内向き面に配置することによって行われる。次いで、型はレンズ形成液体で満た
される。レンズ形成液体が硬化すなわち固化せしめられてレンズが形成され、こ
の間、識別マークは型内に残っている。インクが型に対してよりもレンズ材料に
対して強い親和性を有することにより、識別マークは型とレンズの表面とが直接
的に接触することによって型から形成されたレンズの表面の部分へと転写される
。レンズが型から取り出されるときに識別マークは上記レンズの表面の部分に留
まり、これにより在庫管理のためにレンズを判別するのに識別マークを使用する
ことができるようになる。こうして、レンズが生産されたとき、すなわちレンズ
が「誕生」したときにレンズの識別マークがレンズに付けられる。その結果、本
発明では混同が起きてしまう可能性が最小限にされる。さらに、レンズの特性を
識別するのに追加の検査工程が必要とされることはない。識別マークを判読する
ことによってレンズの倍率を含むレンズの特性を識別するための情報が提供され
る。
【0021】 成型レンズは通常第一の型と第二の型とを整列させることによって形成され、
これら型の内向き面は型が互いに対して適切な距離および適切な回転方向で配置
されたときにレンズの表面の相反する写像(negative image)となる。これによ
り、いずれの型をも識別マークを受け入れる候補として選択することができる。
本発明は第一の型、第二の型、またはこれら両方の型の内向き面に識別マークを
配置することによって実施される。一つの実施形態では、第一の型は識別マーク
を受け入れるように選択される。第一の型および第二の型は封鎖部材と協働して
成型キャビティを形成し、次いでCR424単量体のようなレンズ形成液体で満
たされる。そしてレンズ形成液体が硬化または固化せしめられてレンズが形成さ
れ、その間識別マークは第一の型内に残っている。識別マークは第一の型からレ
ンズの表面の部分に転写され、レンズが型から取り出されるときにもレンズの表
面の部分に残っている。第一の型は当業者には公知なように前方型であってもよ
いし、後方型であってもよい。
【0022】 一つの実施形態において、本発明では型の内向き面に識別マークを配置するた
めにインクジェットプリンタ(インク噴射式プリンタ)が用いられる。インク混
合体はレンズ形成液体が型内に充填されて硬化せしめられても識別マークが型内
に残るように選択される。型がガラスから形成され且つレンズ形成材料が重合体
から形成された場合には、インクはガラス製の型に対してよりも重合体製のレン
ズ形成材料に対して強い親和性を有するように選択される。レンズが形成されて
型から取り出される前に、識別マークは型からレンズの表面の部分に直接的に転
写される。インクがレンズに対してより強力な親和性を有することによって転写
が行われる。このように、転写は自動的に行われる。識別マークは例えばレンズ
の倍率等、レンズの特性を識別するための情報を有する。こうして、レンズ上に
ある識別マークからレンズの仕様を容易に確認することができるようになる。ま
た、識別マークがレンズの特性を決定する型から直接的にレンズに転写されるの
でマーク付けにおけるミスが起こる機会が最小限になる。
【0023】 成型レンズの仕様はレンズが形成される型の物理的特性に依存するため、各型
は予め計測され、バーコードの形態であるマーク等、計測結果を示す表示部が各
型に付けられる。このバーコードは型の後面にエッチングされる。後面は、充填
によりレンズ形成液体に占有せしめられ且つ型の内向き面とは反対側の表面であ
る。使用において、実際の人間または自動手段であるオペレータがバーコードを
スキャンし、これにより計測を繰り返すことなく型の特性を得られる。このバー
コードはスキャナのような機械によって判読され、次いで型の内向き面にインク
で配置され、続いてバーコードが硬化レンズ上に転写される。型の後面上のバー
コードは再び判読され、別のレンズを形成するために型が使用される前に型の内
向き面上に再びプリントされる。この処理は繰り返され、自動レンズ形成製造処
理で使用するのに適する。
【0024】 識別マークが型にプリントされた場合、識別マークの位置は型の内向き面内の
どこかである。しかしながら、識別マークがレンズに転写されてもレンズが最終
的に眼鏡として使用される時に除去されるような位置に識別マークが配置される
のが好ましい。通常、その位置は内向き面の周辺部である。あるいは、識別マー
クは製造工程の最後または最後辺りで研磨されることによってレンズから除去さ
れるのが好ましい。
【0025】 さらに、本発明ではマーク付け処理を調整するためにコンピュータシステムが
用いられ、これにより本発明は更新された情報を型上の識別マークに入れる能力
を有する。当業者には公知であるように、通常レンズを形成するのに二つの型が
必要とされる。したがって、前もって型が計測されてその物理的特性、例えば高
さ、半径、およびそれとは別の特性が確定されて例えばバーコードのような識別
マークにその物理的特性が盛り込まれたとしても、二つの型が或る軸線方向の間
隔で配置されたときにのみ形成すべきレンズの厚さが確定される。型が適切に配
置されると、これに対応するレンズの厚さに関するデータをコンピュータシステ
ムが獲得し、このデータがバーコードに既に含有されている情報と共にまとめら
れ、このまとめられたものを更新版の識別マークとする。そして、更新版の識別
マークは型の内向き面上に配置される。更新版の識別マークはバーコードの形態
である。
【0026】 本発明の他の目的、利点および使用法は本明細書の残りの部分を参照すること
によって明確に理解されるであろう。
【0027】 発明の詳細な説明 以下の例において本発明をより詳細に説明するが、以下の例は例示のみを目的
とするものであり複数の修正例や変更例があることは当業者には明らかである。
なお、「一つの」とういう用語は、明細書および特許請求の範囲において使用さ
れている場合、この用語が使用されている文脈に応じて一つまたはそれ以上を意
味する。以下、図面を参照して好適な実施形態について説明する。なお、同様な
参照番号は全図面に亘って同様な部分を示す。
【0028】 図1および図2を参照すると、型Mまたは前方型40および後方型50は封鎖
部材と協働して様々な倍率のレンズを成型するための成型キャビティを形成する
。封鎖部材は図1に示したような従来のT型ガスケット10または図2に示した
ようなスリーブ20である。当業者には公知の他のタイプの封鎖部材を使用して
もよい。以下での発明の説明を分かり易くするために、参照番号を図2に示した
構成に入れたが、以下で説明する原理は図1に示した構成を含む他の構成に対し
ても同様に適応可能であることは当業者には明らかである。
【0029】 図2を参照すると、スリーブ20は第一端部22と、これとは反対側の第二端
部24と、第一端部22を第二端部24に連結する本体部分と、長手方向にまた
は軸線方向に延びる軸線Lとを有する。スリーブ20は外面26を有し、且つ両
端部22、24間でスリーブ20を通って軸線方向に延びるボア30を画成する
。ボア30はスリーブ20の長手軸線Lを囲む内面32を形成する。
【0030】 スリーブ20のボア30は前方型40と後方型50とを受容する。図2に示し
たように、前方型40は前面42と、これとは反対側の後面44と、前方型を囲
む縁部46とを有する。縁部46とスリーブ20の内面32とはこれらの間に実
質的に漏れのないシールを形成するように互いに対して相補的な大きさである。
【0031】 後方型50も同様に前面52と、これとは反対側の後面54と、後方型を囲む
縁部56とを有する。また、縁部56とスリーブ20の内面とはこれらの間に実
質的に漏れのないシールを形成するように互いに対して相補的な大きさである。
型40、50がほぼ同一の直径を有する円形であるのが好ましいので、好適な実
施形態においてスリーブ20は図2に示したように断面が円形である。実際には
好適な実施形態ではスリーブ20はチューブ状構造体であり、ボア30は一定の
直径で両端部22、24を貫通して延びる。前方型40および後方型50は図2
に示したようにスリーブ20のボア30内に配置され、これら構成要素を組合せ
たものをレンズ形成組立体100、レンズ形成構造体、またはレンズ成型セルと
称す。
【0032】 前方型40および後方型50はそれぞれ個々の特性を識別するための一組の仕
様を有する。特定のレンズを生産するためには、前方型40および後方型50は
選択された対で作動しなければならない。前方型および後方型とを対にすること
はこれら型の仕様を形成すべきレンズの特性と調和させることを必要とする。本
発明の一つの実施形態によれば、後方型50はその特性を識別するための一組の
仕様を確定するために予め計測される。図4にバーコードの形態で示した計測結
果を示す情報を含む表示部60が後面54に付けられる。このバーコード60は
後面54上にエッチングされてもよいし、プリントされてもよい。バーコード6
0はスキャナ(図示せず)によって判読される。後方型50を取り扱うのに任意
の保持部分55が使用される。後方型50の特性が必要なときには常に、バーコ
ード60をスキャンすることによってその特性を簡単に得ることができる。同様
に、前方型40に対しても予め測定が実施され、それに対応する表示マークが前
方型40の前面42上に配置されてもよい。本発明の別の実施形態では、前方型
40および後方型50はレンズを生産するのに選択された対で作動しなければな
らないため、これら型の特性を一つの表示マークに組み込み、その表示マークを
前方型40または後方型50のいずれか一方に配置してもよい。
【0033】 また、前方型40および後方型50によって形成されるレンズの特性は前方型
40および後方型50によって決定される。したがって、前方型40および後方
型50の特性が確定されると、これら型によって形成されるレンズの光学特性、
例えばレンズの倍率等が決定されるので、この特性を識別マーク60に組み込ん
でもよい。
【0034】 成型キャビティは、型40、50がスリーブ20によって閉じられたときに、
前方型40の後面44と、後方型50の前面52と、スリーブ20の内面32の
少なくとも一部とによって形成される。すなわち、型40、50は、これら型4
0、50間にキャビティ31が形成されるように離間された状態でボア30内に
位置決めされる。キャビティ31は、レンズ形成液体がキャビティ31内に注入
されてキャビティ31内で硬化せしめられたときに所望のレンズが形成されるの
に適した寸法を有するのが好ましい。キャビティ31を図3に点線で示した。後
方型50の前面52と前方型40の後面44とは当業者に成型面として参照され
ることもある。
【0035】 レンズ形成液体はペンシルバニア州、モンロービルのPPG社製のCR424
のようなUV硬化型単量体であるのが好ましい。当業者には明らかなように、本
発明において公知の他のレンズ形成材料を使用してもよい。型40、50はガラ
スで作られるのが好ましい。
【0036】 前方型40または後方型50は複数の軸線方向の離間距離のうち所望の一つの
離間距離となるように他方の型に対してボア30内で軸線方向に移動可能である
。あるいは両型が軸線方向に移動できてもよい。キャビティ31の容積は軸線方
向の離間距離毎に異なるため、キャビティ31内で形成されるレンズの寸法も軸
線方向の離間距離毎に異なる。したがって、形成すべきレンズの寸法は前方型4
0および後方型50の形状によってのみ決定されるのではなく、これら型の相対
位置によっても決定される。このため、バーコード60に含まれる情報にはレン
ズに関する完全な組の仕様が与えられているわけではない。本発明の一つの実施
形態では、バーコード60に含まれる情報にレンズの厚さを示すデータを組み込
んでレンズに関する更新版の一組の仕様とするのにコンピュータシステム(図示
せず)が使用される。
【0037】 ほとんどの場合、特に自動レンズ形成製造ラインでは、二つの型の軸線方向の
間隔は予め定められている。したがって、この自動製造ラインでは事実上同一の
レンズが生産される。(他の製造ラインで異なったレンズが生産されているため
管理問題は存在する。)二つの型の軸線方向の距離は知られており且つ製造ライ
ンで形成される全てのレンズで同一であるため、前もって軸線方向の距離をバー
コード60に組み込んでもよく、この場合バーコード60にはレンズに関する完
全な組の仕様が含まれる。
【0038】 レンズの完全な組の仕様が確定されると、本発明の一つの実施形態では、レン
ズ形成液体の充填前に図5に示したように対応の識別マーク62が後方型50の
前面52上に配置される。こうするために、前面52上に識別マーク62を直接
プリントするのにインクジェットプリンタ(図示せず)が使用される。多くのイ
ンクジェットプリンタまたは同様なプリント装置が使用されてもよいが、本実施
形態ではヒューレットパッカード社製ジェットプリンタを使用する。インクは識
別マーク62が少なくとも硬化処理中にも維持される程長く前面52上に残るこ
とができるように選択される。さらに、インクはガラス製の型に対するよりもレ
ンズ形成液体から形成される重合体レンズに対して強い親和性を有するように選
択される。ここでも、様々なインクを利用可能である。本発明の一つの実施形態
では、インクは市場で入手可能なドミノ社製プリンティングインクBK2301
(Printing Ink BK2301)およびドミノ社製メイクアップ2321(Makeup 2321
)を含むグループから選択される。同様に、識別マーク62は前方型40の後面
44に配置されてもよい。
【0039】 識別マーク62はバーコード、数字、図形、文字またはこれらの組合せたもの
等の様々な形態をとることができる。識別マーク62は機械判読可能なものであ
るかまたは人間が判読可能なものである。図4〜図6に示した本発明の実施形態
ではバーコードが用いられるのが好ましい。さらに、識別マーク62はインクが
使用された場合である図4〜図6に示したように視認可能であってもよいし、視
認不能であってもよい。その上、識別マーク62は識別マーク60よりも多い情
報、それと同一の情報、またはそれよりも少ない情報を有する。
【0040】 レンズ形成液体は好ましくは当業者には公知の注入方法でキャビティ31内に
注入される。液体単量体は充填ニードル(図示せず)によってキャビティ31内
に注入される。注入時には、充填ニードルはスリーブ20を介してキャビティ3
1内に突き通されるかまたは既存の開口(図示せず)を介して貫通せしめられ、
こうしてキャビティ31と液体単量体の外部リザーバ(図示せず)との間で液体
的に通じる通路が確立され、これにより適量の液体単量体が充填される。
【0041】 キャビティ31が満たされると、レンズ形成液体は硬化または固化せしめられ
る。型40、50は長手軸線Lに沿って移動し、起こりうる収縮を補償する。当
業者には明らかなように、硬化は複数の形態によって行われる。例えば、本発明
の硬化方法では液体状レンズ形成材料が所望の時間だけ紫外(「UV])光に晒
される。あるいは、液体状レンズ形成材料をUV光に晒した後、この液体状レン
ズ形成材料は赤外線(IR)オーブンによって予め定められた時間だけ加熱され
る。第二の加熱工程ではUV工程で十分に硬化しなかった場合に硬化レンズを形
成するために液体状レンズ形成材料を凝固させる。こうしてレンズ64が形成さ
れる。
【0042】 図6に示したように、レンズ64は前面66と後面68とを有する。硬化処理
中、識別マーク62は後方型50の前面52(または、前方型40の後面44)
上に残ったままである。後面68は液体状態から固体状態へと徐々に硬化せしめ
られ、後方型50の前面52の写像として形成される。レンズ64が形成される
と、レンズ64の後面68と後方型50の前面52とは互いに調和し、直接的に
接触する。形成されたレンズ64に対してインクが強い親和性を有するため、識
別マーク62は後方型50の前面52からレンズ64の後面68の部分へと転写
される。実際に転写されるものは識別マーク62の写像70であるため、在庫管
理において機械または人間によって写像70が容易に判読可能なように前もって
注意しなければならない。
【0043】 写像70の位置はレンズ64の後面68のどこかである。しかしながら、レン
ズ64は光学器具として使用されるため、写像70がレンズ64の中央および前
面66から離れて配置されるのが好ましい。通常、写像70はレンズ64の周辺
部に配置される。本発明の一つの実施形態では、写像70は最終的に眼鏡で使用
されるときには取り除かれる部分に配置される。あるいは、写像70は製造処理
の最後に研磨または同様の技術により消去されてもよい。
【0044】 レンズ形成液体が硬化した後に、凝固したレンズ64をスリーブ20および型
40、50から分離しなければならない。スリーブ20が可撓性を有するため、
二つの型40、50およびこれら型の間に挟持されたレンズ64はスリーブ20
の外へ容易に摺動させることができる。あるいはスリーブ20を単純にはがして
もよい。
【0045】 後方型50が別のレンズを作るのに使用される前に、インクジェットプリンタ
(図示せず)によって後方型50の前面52上に識別マークがプリントされる。
そして、上述した処理が繰り返される。このように、生産される全てのレンズは
レンズに識別マークを有する。識別マークをチェックすることによって適切な在
庫管理が行われる。
【0046】 本発明を或る実施形態の特定の詳細部について説明したが、この詳細部は発明
の範囲を限定するものではなく、発明の範囲は特許請求の範囲に含まれる。上述
した開示を考慮して多くの修正および変更が可能である。
【0047】 例えば、本発明では成型キャビティを形成するための二つの型と協働する封鎖
部材としてスリーブを使用すると説明した。しかしながら、スリーブはT型ガス
ケットまたは別のタイプのガスケットと交換されてもよい。さらに、各型がそれ
ぞれ識別マークを維持し且つそれをレンズに転写してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 封鎖部材としてT型ガスケットを使用した型組立体の断面図である。
【図2】 封鎖部材としてスリーブを使用した型組立体の断面図である。
【図3】 図2に示した型組立体の拡大断面図である。
【図4】 成型面とは反対側の表面である後面に配置されたマークを有する本発明で使用
される型の平面図である。
【図5】 成型面に配置されたマークを有する図4に示した型の平面図である。
【図6】 型の一方と共に示した成型レンズの部分断面側面図である。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズに識別マークを付ける方法であって、型が互いに対し
    て適切な距離および適切な回転方向で配置されたときに内向き面がレンズの表面
    の相反する写像となる第一の型と第二の型とを用いてレンズが成型される方法に
    おいて、 a.第一の型の内向き面に識別マークを配置する工程と、 b.レンズ形成液体で型を満たす工程と、 c.レンズ形成液体を硬化させてレンズを形成する工程と、 d.第一の型からレンズの表面の部分に識別マークを転写する工程とを具備し
    、上記識別マークは転写されるまで第一の型上に残っていると共にレンズが上記
    型から取り出されるときに上記レンズの表面の部分に残る方法。
  2. 【請求項2】 上記識別マークを配置する工程は第一の型の内向き面上に識
    別マークをプリントする工程をさらに具備する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記識別マークはインクマークを具備する請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 上記インクマークはインクジェットプリンタによってプリン
    トされる請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記インクマークは少なくともレンズが硬化するまで第一の
    型の内向き面上に残るのに十分な耐性を有する請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記識別マークはバーコードを具備する請求項1に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 上記識別マークは上記型によって決定されるレンズの特性を
    識別するための情報を具備し、該情報にはレンズの倍率が含まれる請求項1に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 上記型によって決定されるレンズの特性を識別するための情
    報を収集するために型を計測する工程をさらに具備する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 情報が組み込まれた表示部を上記第一の型の後面にエッチン
    グするための工程をさらに具備する請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記表示部はバーコードを具備する請求項9に記載の方法
  11. 【請求項11】 上記表示部から情報を判読して上記識別マークを生成する
    工程をさらに具備する請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記表示部から情報を判読する工程はスキャナによって行
    われる請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 在庫管理のために成型された眼鏡レンズ上に視認可能な識
    別マークを提供する方法において、 a.上記型の内向き面上にインクで識別マークを配置する工程と、 b.型をレンズ形成液体で満たす工程と、 c.レンズ形成液体を硬化させてレンズを形成する工程と、 d.上記型と成型されたレンズの表面の部分とを直接的に接触させることによ
    って型からレンズの表面の部分に識別マークを転写する工程とを具備し、 上記識別マークは転写されるまで型上に残り、レンズが型から取り出されると
    きにレンズの表面の部分に留まる方法。
  14. 【請求項14】 上記インクで識別マークを配置する工程は型上に識別マー
    クをインク噴射する工程をさらに具備する請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 上記識別マークはバーコードを具備する請求項13に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 上記レンズ形成材料は重合可能な熱硬化性樹脂を具備する
    請求項13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記型はガラスから形成され、インクは型に対してよりも
    レンズに対して強い親和性を有する請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 上記識別マークはレンズの特性を識別するための情報を具
    備する請求項13に記載の方法。
  19. 【請求項19】 上記レンズの特性にはレンズの倍率が含まれる請求項18
    に記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記識別マークは機械判読可能である請求項13に記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 上記識別マークはスキャナによって判読可能である請求項
    20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 上記識別マークは人間が判読可能である請求項13に記載
    の方法。
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