JPH08510966A - 薄い累進加入レンズの製造方法 - Google Patents

薄い累進加入レンズの製造方法

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JPH08510966A
JPH08510966A JP6521245A JP52124594A JPH08510966A JP H08510966 A JPH08510966 A JP H08510966A JP 6521245 A JP6521245 A JP 6521245A JP 52124594 A JP52124594 A JP 52124594A JP H08510966 A JPH08510966 A JP H08510966A
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グプタ、アミタバ
ブラム、ロナルド・ディー
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イノテック・インコーポレーテッド
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/00028Bifocal lenses; Multifocal lenses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/808Lens mold

Abstract

(57)【要約】 球面部分と加入領域とを有するモールド(8)を使用して累進加入レンズをモールドする方法は、モールドのキャビテイ中に樹脂を入れる工程と、樹脂層が広がってレンズとモールドとの間の空間を覆うように、モールドの凹曲率と関連した凸曲率を有する既存のレンズ(7)をモールド中に置く工程と、モールドの幾何学中心(9)に対して既存のレンズの光学中心(10)を上もしくは横に変位させる工程と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 薄い累進加入レンズの製造方法 発明の分野 本発明は完成レンズの光学特性が既存のレンズの光学特性から変化され得るよ うに、既存のレンズから多焦点並びに累進光学特性の眼鏡レンズを形成する方法 に関する。 発明の背景 種々の規格のプラスチックレンズを形成する方法が知られている。例えば、米 国特許No.4,873,029号には眼鏡のための眼の特性のプラスチックレ ンズを形成する方法が開示されている。さらに、米国特許No.3,248,4 60号には、熱硬化性もしくは熱可塑性材料からプラスチックレンズをモールド 成型する方法が開示されている。この方法に従えば、最終的に必要な規格のレン ズに要求されるよりもかなり小さい極率を有するプラスチックブランクが、加入 層が上にモールド成型されるベースとして使用されている。米国特許No.3, 248,460号の技術は、プラスチックブランクとモールドとの間に空間もし くは凹所を確保し、空間中に樹脂材料を保持するために既知の光学ガスケットを 使用している。前記加入層は、完成レンズの大部分に渡ってレンズの極率を変え 、かくして、完成レンズの規格を所望のパワー(屈折率)に変える。プラスチッ クレンズを形成する 別の方法が米国特許No.3,946,982号に開示されている。この方法で は、既知の光学ガスケットが規格の層で全レンズ面をモールド成型するために使 用されている。 従来の工業的なレンズモールド技術は、半完成レンズをモールド成型するのに 使用される複数の部材を一緒に保持する“既知の光学ガスケット”の使用を必要 としている。この半完成レンズは、所定の規格になるように研磨される。多くの 場合、これら既知の光学ガスケットは、これらが再生されなければならない前に 一度だけ使用され得る。このために、非常に多くの異なるガスケットを事前に準 備しておかなければならない。 完成多焦点レンズをモールド成型するための一工程では、必要な数の異なる既 知の光学ガスケットと、種々の異なる完成レンズの多焦点規格を生じさせるのに 必要なガスケットの在庫とに関して多くの要求がある。このようなシステムにお いて、約737個の既知の光学ガスケットが、全範囲の規格のものを生産するた めに予め準備されなければならない。さらに、これらガスケットは一回の使用毎 に、常に取換えられなければならない。ガスケットに加えて、約200個の“光 学中心ムーバ”(OCMs)が光学中心を再設定するかそらすために用意してお くことが必要である。また、これにOCMsは再使用ができず、常に取換えなけ ればならない。 既存のレンズに樹脂の薄い層をモールドすることにより多焦点レンズを製造す る方法が米国特許No.4,623,496号並びに4,190,621号に開 示されている。 ´496号の特許は、ガスケットの使用を必要としないが、´621号の特許は 、所定の厚さの樹脂層を形成するのに必要なモールドと既存のレンズと間の所定 の分離を維持するためにエッジ固定部材を使用している。他の既知の方法では、 積層技術を使用して多焦点もしくは累進プラスチックレンズを製造するように試 みられている。このような技術は、既存のプラスチックレンズを別のキュアーさ れたプラスチック規格レンズに結合している。即ち、完成したレンズの多焦点も しくは累進領域を規定する、既存のレンズの部分が規格のレンズに接着剤で取着 される。 既存のレンズから多焦点レンズを製造する他の方法は、光学中心でのレンズ矯 正をしないで多焦点レンズを形成するように、既存のレンズに樹脂層をモールド する方法を開示した米国特許No.5,178,800号にて知られている。米 国特許No.5,219,497号には、既存のレンズから多焦点眼科用レンズ を製造する方法が開示されている。この方法においては、加入樹脂層の厚さに依 存して、レンズ矯正が光学中心に残るか、または所定の方法で変化される。 上記全ての場合において、重要な課題は、プラスチック累進加入レンズの中心 並びに周辺の厚さを減じて、レンズを軽くしかつ外観を良くすることである。工 業的レンズモールド方法は、半完成レンズが研磨されるときに、プリズム薄仕上 げ技術を適用して厚さを減じるようにしている。大部分において、全累進加入レ ンズのモールド、もしくは新たな累進加入光学材の既存のレンズ上へのモールド は、次工程のレンズ 光学材の削り工程を含まず、この結果、プリズム薄表面仕上げ技術により薄くす ることはできない。従って、完成されたレンズの中心並びに周辺の厚さを最小に する、既存のレンズへ累進加入光学材を直接モールドする方法が必要である。 本発明の第1の実施例に係われば、凹曲率の球面部分と加入領域とを有するモ ールドと、このモールドの凹曲率と関連した凸曲率を有する既存のレンズと、重 合可能な樹脂とから累進加入レンズをモールドする方法が開示されている。この 実施例は、モールドのキャビテイ中に樹脂を入れる工程と、樹脂層が広がってレ ンズとモールドとの間の空間を覆うようにモールド中に既存のレンズを置く工程 と、モールドの幾何学中心に対して既存のレンズの光学中心を上もしくは横に変 位させる工程と、樹脂層をキュアーする工程と、完成した累進加入レンズをモー ルドから取り出す工程とを具備する。 この実施例において、モールドに対する既存のレンズの変位は、好ましくは上 方に7mmよりも短く、1mmよりも長いか、横方向に3mmよりも短く、0. 5mmよりも長いか、両者である。この方法は、モールドの凹面内の変位位置に 既存のレンズを、カラーにより位置付ける工程をさらに具備可能であり、このカ ラーは環状をしており、度が目盛られたコンパスもしくは分度器が付されている 。 本発明の第2の実施例は、球面部分と、加入領域と、モールドの凹面上に位置 し加入度領域に向かって上方に面した内端を形成する外周内ふち取りとを有する モールドと、重合可能な樹脂と、前記モールドの凹曲率と関連した凸曲率を有す る既存のレンズとからなる完成累進加入レンズをモールドする方法に関する。こ の実施例は、モールド中に樹脂を入れる工程と、既存のレンズの一端がモールド の内端を形成する前記ふち取りのに乗せて、前記樹脂が既存のレンズとモールド との間に中間層を形成し、既存のレンズとモールドとの間の空間を満たすように 、樹脂に既存のレンズを置く工程と、樹脂層をキュアーする工程と、完成累進加 入レンズをモールドから取り出す工程とを具備する。 この第2の実施例において、外周内ふち取りは、好ましくは前記モールドの加 入度領域から7mmよりも長くなく、1mmよりも短くない所に、そして特に好 ましくは、モールドの加入屈折領域から5mm以上の所に位置されている。 本発明の概要 本発明は、ガスケットを必要としない既知の形式のキャスティング(モールド 成型)により製造された累進加入レンズの厚さをかなり減じるための方法に関す る。この方法は、既存のレンズを使用したモールド方法、例えば、米国特許No .4,190,621号、米国特許No.4,623,496号、米国特許No .5,178,800号、並びに米国特許No.5,219,497号に開示さ れている方法、に特に適用できる。本発明は、既存のプラスチック光学特性視覚 眼鏡レンズに多焦点、即ち累進領域をモールド成型して完成多焦点、即ち累進レ ンズを製造する方法を提供する。この方法は、完成累進レンズノ光学中心でレン ズ矯正に影響を与えず、 2つのモールドもしくはモールドと既存のレンズの曲率の相対値により制御され る。既存のレンズから、前後面に曲率もしくは矯正がほどこされた完成レンズ、 もしくは一方の面にのみ曲率もしくは矯正がほどこされた半完成レンズブランク が形成できる。 図面の簡単な説明 図1は、モールドと、樹脂層と、このモールドに対して上方に3mm離間した 既存のレンズとからなるモールド集合体の断面図である。 図2は、所定位置に、変位される既存のレンズもしくはモールドを保持し、そ して加入領域に対して完成光学部品の乱視軸をアラインメントするために使用さ れるカラーを示す図である。 図3は、既存のレンズが、モールドに対して上に3mm、横に1mm変位され ている以外は、図1に示すモールド集合体と同様の集合体の図である。 図4は、光学部材の最も急な部分から5mmに位置した外周ふち取りを有する モールドを示す図である。 発明の詳細な説明 既存のレンズの上もしくは下に樹脂層をモールドすることにより形成される、 累進加入もしくは他の形式の境目の無い多焦点レンズの厚さを減じるための本発 明の方法は、光学部材の1つを他の光学部材に対して所定距離変位させることを 含む。前述したような既存のレンズ上へのレンズモールドのための従来の方法は 、既存のレンズの光学中心をモールドの幾何学中心にアラインメントさせること が必要であるが、全体のレンズモールドの場合、2つのモールドが、互いにアラ インメントされた幾何学中心に対してアラインメントされる。下モールドもしく は下既存のレンズに対して既存のレンズもしくは上モールドを変位させることに より、距離屈折度+4.00Dを有する累進加入レンズの中心厚さを2.00m m(+4.00D addに対応する)以下に減じることが、また−2.00D の屈折度を有するレンズの中心厚さを同じ加入屈折度で1.5mm以下にするこ とができることが、見出だされた。上モールドもしくは既存のレンズの他の部材 に対する変位は、幾つかの方法でなされ得る。 本発明の第1の実施例では、棚が上モールドもしくは既存のレンズを支持する ように、外周ふち取りが下光学部材に加えられる。この外周ふち取りは加入領域 の周辺から僅かの距離、一般的には2mmないし7mmで下光学部材中へと溝が 形成され得る。外周ふち取りの位置は、加入領域近くの光学部材の最も急な部分 の中心に正確にあるか、最も急な部分から所定距離だけ横方向に変位している。 外周ふち取りから内方に向かうのに従って、上光学部材の相対変位が大きくなっ ている。この結果の累進加入レンズの厚さが薄くなる大きさは、2つの光学部材 の相互の変位の大きさに比例する。 本発明の第2の実施例において、上光学部材(既存のレンズもしくは上モール ド)は下光学部材に対して単に変位して いる。変位した上光学部材は、下光学部材に対する上光学部材の回転アラインメ ントを可能にするカラーもしくは固定部材により、所定位置に固定され得る。か くして、この方法は、加入領域に対すして、完成した光学部材の乱視軸をアライ ンメントさせるための便利な方法を提供する。図において、図1は上既存のレン ズ3と、中間樹脂層2と、下モールド1とを含む集合体の断面図である。既存の レンズ3は、モールド1の幾何学中心に対して3mm以上変位されている。本発 明の1つの特別な適用において、既存のレンズ3の凸極率面は、モールド1の凹 極率面と等しく、共に球面である。夫々の曲率面が球面であるような(しかし等 しいかもしくは等しくない)モールド集合体において、既存のレンズ3の光学中 心のレンズ矯正は完成されたレンズの変位に対して変化していない。さらに、完 成した光学部材の表面の読取り領域と距離視覚領域との間の距離は変化されてい ないが、これら両者の位置は完成した光学部材上で3mmだけ下がっている。こ の変位の結果、効果的なカットアウト(もしくは使用可能な光学径)は、垂直子 午線で3mmだけ減じられている。 図2は、上面5と下面6とを有し、図1に示す形態のために適当な位置に既存 のレンズを位置付けるのに使用され得るカラー20の斜視図である。このカラー 20の内面は下方に傾斜して既存のレンズの周縁に係合する。これは、球面屈折 度が+2.00D以上の正レンズに対しては1.2mmの厚さで良い。また、こ のカラー20は、上面にプリントされ、中に配置されたモールドの加入領域に対 して既存のレンズの 乱視軸をアラインメントするための分度器もしくはコンパスを有する。 図3は、上光学部材7(既存のレンズ)の光学中心10が、モールド8の幾何 学中心9に対して上に3mm、横に1mm変位されている以外は、図1に示すモ ールド集合体と同様の集合体の図である。横方向の変位は、同じ距離だけ既存の レンズの光学部材7の面に渡って完成した光学部材の加入領域を移動させる。か くして、1mmだけ横方向にカットアウトもとくは光学径を増す。 図4Aは、部分球形部16と、光学部材の最も急な部分に対して上方に位置し たエッジから5mmに位置した外周ふち取り15とを有するモールド14の断面 図で有る。図4Bは、外周ふち取り13を備えたモールド12と、既存のレンズ 11と、このモールド12により成型された中間樹脂層17とを有するモールド 集合体を示す。 実施例1 2つのモールド集合体を以下のように配設した。 第1の集合体は、320nm以上の波長のUV放射線を透過することのできる 調節されたガラスから形成された累進加入光学部材を収容したモールドと、光重 合樹脂の層と、320nm以上の波長のUV放射線を透過することのできる、C R−39プラスチックで形成された単一の視覚、既存のレンズとにより構成した 。モールドの凹曲率は6.11D(曲率半径が87mm)であり、レンズの凸曲 率は6.25D、即ち、84mmの曲率半径であった。樹脂の屈折率は、レン ズの屈折率と等しかった。レンズは−1.50Dの乱視度で、+2.00Dのレ ンズ矯正であった。モールドにより与えられる加入度は+2.50Dであった。 モールドに加えられる樹脂の体積は5.10mlであった。レンズは、モールド の幾何学中心にアラインメントされた光学中心で中心対称に配置された。 第2のモールド集合体は、既存のレンズがモールドに対して上方に3mm、側 方に1mmだけ変位された以外は第1のモールド集合体と同様に配置された。こ の場合、必要な樹脂の体積は3,35mlに減じられ、かくして、減じられた厚 さの樹脂層は、累進加入光学部材の形成のためにレンズとモールドとの間の光学 的分離を果たすことができることが示された。従って、完成された累進レンズは 、第1の集合体から形成されたレンズよりも薄いことが来たいされる。樹脂はモ ールドとレンズとの間に形成された空間を満たすように広がる。これらモールド 集合体は、モールドトレイ中に載置されてキュアー室でキュアーされた。これら レンズは、モールドから取り出され、これらの光学特性は距離球形並びに円柱、 そして加入度がチェックされた。各レンズの中心厚さが測定された。既存のレン ズがモールドに対して変位されていないときにモールドされた累進加入レンズの 中心厚さが5.1mmであり、変位された既存のレンズを備えたレンズキャスト の厚さは3.8mmであることが決定された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,L K,LV,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO ,RU,SD,SK,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.凹曲率の球面部分と加入領域とを有するモールドと、このモールドの凹曲 率と関連した凸曲率を有する既存のレンズと、重合可能な樹脂とから累進加入レ ンズをモールドする方法であり、 モールドのキャビテイ中に樹脂を入れる工程と、 樹脂層が広がってレンズとモールドとの間の空間を覆うようにモールド中に既 存のレンズを置く工程と、 モールドの幾何学中心に対して既存のレンズの光学中心を上もしくは横に変位 させる工程と、 樹脂層をキュアーする工程と、 完成した累進加入レンズをモールドから取り出す工程とを具備する方法。 2.球面部分と、加入領域と、モールドの凹面上に位置し加入度領域に向かっ て上方に面した内端を形成する外周内ふち取りとを有するモールドと、重合可能 な樹脂と、前記モールドの凹曲率と関連した凸曲率を有する既存のレンズとから なる完成した累進加入レンズをモールドする方法であり、 モールド中に樹脂を入れる工程と、 既存のレンズの一端がモールドの内端を形成する前記ふち取りのに乗せて、前 記樹脂が既存のレンズとモールドとの間に中間層を形成し、既存のレンズとモー ルドとの間の空間を満たすように、樹脂に既存のレンズを置く工程と、 樹脂層をキュアーする工程と、 完成した累進加入レンズをモールドから取り出す工程とを具備する方法。 3.前記モールドに対する既存のレンズの変位は上方に7mmよりも短く、1 mmよりも長い請求項1の方法。 4.前記モールドに対する既存のレンズの変位は横方向に3mmよりも短く、 0.5mmよりも長い請求項1の方法。 5.前記モールドの凹面内の変位位置に既存のレンズを、カラーにより位置付 ける工程をさらに具備する請求項1の方法。 6.前記カラーは環状をしており、度が目盛られたコンパスもしくは分度器が 付されている請求項5の方法。 7.前記外周内ふち取りは、前記モールドの加入度領域から7mmよりも長く なく、1mmよりも短くない所に位置されている請求項2の方法。 8.前記外周内ふち取りは、前記モールドの加入度領域に最も近い端から横方 向に3.0mmよりも長くなく、0.5mmよりも短くない所に位置されている 請求項2の方法。 9.凹曲率の球面部分と、加入領域と、モールドの凹面上に位置し加入度領域 に向かって上方に面した内端を形成する外周内ふち取りとを有するモールドと、 重合可能な樹脂と、前記モールドの凹曲率と関連した凸曲率を有する既存のレン ズとを、前記既存のレンズが外周内ふち取りに対向するように前記モールド内に 配置し、前記樹脂を既存のレンズとモールドとの間の空間を満たすように、配置 する工程と、 前記樹脂をキュアーする工程とを具備する累進加入レンズ をモールドする方法。 10.前記外周内ふち取りは、前記モールドの加入度領域から7mmよりも長 くなく、1mmよりも短くない所に位置されている請求項9の方法。 11.加入度領域と、凹曲率並びに幾何学中心を有する球面部分とを有するモ ールドと、前記モールドの凹曲率と関連した凸曲率と光学中心とを有する予め形 、成されたレンズと、重合可能な樹脂とを、前記樹脂を既存のレンズとモールド との間の空間を満たし、前記既存のレンズの光学中心がモールドの幾何学中心に 対して上方もしくは側方に変位するように、配置する工程と、 前記重合可能な樹脂をキュアーする工程とを具備する累進加入レンズをモール ドする方法。 12.前記モールドに対する前記既存のレンズの変位は、7mmよりも長くな く、1mmよりも短くない請求項11の方法。 13.前記モールドに対する既存のレンズの変位は、横方向に3mmよりも短 く、0.5mmよりも長い請求項11の方法。 14.前記モールドに対する既存のレンズの変位は、横方向に3mmよりも短 く、0.5mmよりも長い請求項12の方法。
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