JP2003511147A - 電気外科用スネア - Google Patents

電気外科用スネア

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JP2003511147A JP2001529364A JP2001529364A JP2003511147A JP 2003511147 A JP2003511147 A JP 2003511147A JP 2001529364 A JP2001529364 A JP 2001529364A JP 2001529364 A JP2001529364 A JP 2001529364A JP 2003511147 A JP2003511147 A JP 2003511147A
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ウィリアム シー コリヤー
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Abstract

(57)【要約】 電気外科器具が、細長い中空の形状をした取っ手(28)と、中空取っ手内に位置していて、取っ手の操作により拡大位置と縮小位置との間で動くことができる連続ループ(33)を形成する端部を備えた電気外科組立体(48)とを有する。電気外科的要素が、電気外科組立体内に設けられていて、外面(64)と、軸線(55)と、この軸線に沿って延びるルーメンとを有している。電気外科的要素の横方向部分は、上記軸線に対して横方向に延びていて、ルーメンと電気外科的要素の外面を流体連通させる複数のスロット(66)を備える。電気外科的要素は、絶縁状態の背骨状部(64)と、背骨状部に対して横方向に互いに間隔を置いた関係で延びるよう配置された複数のリブ(62)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔関連出願の引照〕 本願は、1999年10月14日に出願された米国仮特許第60/159,3
21号(発明の名称:Arching-Gap Electrosurgical Snare for Partial Nephre
ctomy )の優先権を主張した非仮出願(Non-Provisional Application )であり
、かかる仮米国特許出願の開示内容を本明細書の一部を形成するものとしてここ
に引用する。
【0002】 〔発明の背景〕 本発明は一般に、外科用器具に関し、特に、電気外科器具及び部分的腎切除術
に関する。
【0003】 〔従来技術の説明〕 患者の腎臓を回収する方法は、腎摘出術と通称されている。腎臓の一部だけを
切除する場合、これは部分的腎切除術と呼ばれている。この後者の場合、この方
法の主な特徴は、器官それ自体が高い血管分布性を持っているということにある
。したがって、腎臓に切開を施すと、その結果、多量の血液が失われることにな
る。その結果、部分的腎切除術は、その器官に即座に且つ大まかに接近できる開
放式手技であった。
【0004】 この部分的腎切除術は一般に、メスを用いて腎臓の疾患部分を腎臓の残部から
分離して行われる。出血を止めるため切開部を焼灼する別個の器具が用いられる
。切開及び焼灼段階は、疾患部分が完全に腎臓の残部から除去されるまで繰り返
し行われる。
【0005】 スネア(「係蹄」ともいう)は、典型的には取っ手及び取っ手と共に閉鎖ルー
プを形成するスネアワイヤを有する外科用器具である。ワイヤを取っ手内に引き
込むと、ループのサイズは小さくなり、最終的にループ内の組織を切離する。こ
の手技はほとんどの場合、小さな付属体、例えば、典型的には非血管性のポリー
プに用いられるのが通例である。スネアを用いてポリープを切離すると、過度の
出血が起こらず、焼灼すべき理由は何らない。
【0006】 〔発明の概要〕 関連技術と関連のある装置及び手技において生じる欠点は、電気外科用スネア
を有する本発明で解決される。スネアは、背骨状部及び電気外科電流密度を制御
するよう形成された複数のリブを備えた電気外科的要素を有している。この要素
は、スネアループの少なくとも一部を形成し、電気外科的切断及び焼灼の機能を
発揮する。
【0007】 本発明と関連した方法では、電気外科用スネアを腎臓の疾患部分に近接して腎
臓の上に配置する。電気外科的要素を腎臓内に動かして疾患部分を器官の残部か
ら切断する。重要なこととして、焼灼は、切断段階と同時に起こり、したがって
、出血はこの手技では即座に制御されるようになる。スネアは、腹腔鏡下手術に
おいてトロカールを通して挿入しやすくするために低プロフィール状態を備えて
いる。
【0008】 本発明の一特徴によれば、電気外科器具が、細長い形状をしていて、近位端部
と遠位端部との間に延びる取っ手を有する。電気外科組立体が、取っ手の遠位端
部から延びていて、連続したループを形成する。この組立体は、取っ手の操作に
より、連続ループが第1のサイズを備えた拡大状態と、連続ループが第1のサイ
ズよりも小さな第2のサイズを備えた縮小状態との間で動くことができる。電気
外科組立体には電気外科的要素が設けられており、電気外科的要素は、外面、軸
線及び軸線に沿って延びるルーメンを有する。電気外科的要素の横方向部分は、
上記軸線に対して横方向に延びていて、上記ルーメンと上記外面を相互に流体連
通させる複数のスロットを備えている。
【0009】 別の特徴によれば、本発明は、軸線及びこの軸線に沿って長手方向に延びるよ
う配置された背骨状部を有する電気外科要素に関する。複数のリブが電気外科的
要素中に設けられ、これらリブは、互いに間隔を置いた関係で且つ背骨状部に対
して横方向に位置した関係で延びるよう配置されている。絶縁体が背骨状部に沿
って延びるよう設けられている。
【0010】 本発明と関連した方法では、長手方向チャネルを備えた取っ手を準備すること
により電気外科器具を製造する。閉鎖ループを構成する第1及び第2の端部を備
えていて、ループのサイズを変化させるよう取っ手の長手方向チャネル内で動く
ことができる電気外科組立体を準備する。ループの内方に向いた複数のリブ及び
ループの外方に向いた背骨状部を形成するようスロットを電気外科的要素に形成
する。絶縁体を背骨状部の少なくとも一部に被着させる。
【0011】 〔発明の好ましい実施形態及び最適モードの説明〕 図1の側面図では、患者4が接地板6及び電気外科用発電機8を利用する単極
電気外科手技を受けた状態で示されている。 図1の側面図では、患者4は、腎臓16を包囲する腹腔14を構成する腹壁1
2を備えた状態で示されている。図示の部分的腎切除術では、腎臓16の疾患部
分18が、点線21に沿って切離されることになっている。
【0012】 本発明の電気外科器具26は、取っ手28と、スネア33のところでループの
形態をした電気外科組立体31とを有している。電気外科器具26は、腹腔鏡下
手術において腹壁12を貫通して延びるトロカール35内に嵌まるような寸法形
状になっている。
【0013】 図示の実施形態では、スネア33は、端部35,37を備えた連続ループとし
て形成されており、これら端部は、取っ手28の遠位端部40を通って差し向け
られ、取っ手28の近位端部42から操作可能である。この実施形態では、取っ
手28は、スリーブとしての役目を果たし、電気外科組立体31に沿ってスネア
33が比較的小さなサイズを持つ低プロフィール挿入状態と、スネア33が比較
的大きなサイズを持つ高プロフィール動作状態との間で動くことができる。低プ
ロフィール状態では、電気外科組立体をトロカール35の作業チャネル中に容易
に挿入することができる。スネア33は、大きな拡大状態に操作的に配置される
と、図1に示すように腎臓16の周りに配置可能である。次に、電気外科組立体
31を付勢してこれをその低プロフィール状態に向かって動かす。これにより、
スネア33が点線21のところで腎臓165の周りに閉じる。電気外科組立体3
1が腎臓16を切断すると、この電気外科組立体は切断領域を焼灼してこれらの
手技と通常関連した出血を止める。疾患部分18をいったん腎臓16の残部23
から切り離すと、この疾患部分をトロカール35を通して、又は恐らくはハンド
ポート(図示せず)を通して取り出すことができる。
【0014】 図2の斜視図は、電気外科器具26を詳細に示している。この図では、取っ手
28は好ましくは、遠位端部に漏斗状部44を備えた中空管として形成される。
電気外科組立体31は、1対の互いに反対側に位置した脚部46,48を備え、
これらのそれぞれの端部35,37は漏斗状部44を通って取っ手28内へ延び
ている。
【0015】 この実施形態では、脚部46,48はそれぞれ、電気外科的要素51,53を
有している。電気外科的要素を導電性材料から形成してもよいが、好ましい実施
形態では、これは、例えば皮下注射針に用いられている中空の外科用ステンレス
鋼で作られる。
【0016】 図3の平面図で最もよく示されているように、電気外科的要素51,53は、
互いに同様に形成してスネア33の互いに反対側の側部に設けるのがよい。この
関係では、電気外科的要素51,53は、反対側の要素に向いた内方側部及び対
向した要素から遠ざかる方向に向いた外方側部を備えている。例えば、電気外科
的要素51は、全体的に真っ直ぐな形状を備えるのがよく、したがって、これは
軸線55に沿って取っ手28から遠位端部57まで外方に延びるようになってい
る。これと同様に、電気外科的要素53は、遠位端部59まで延びている。電気
外科的要素51は、漏斗状部44の近くでは、要素561の非切断部分を形成す
るよう絶縁チューブ60によって被覆されている。全体として遠位端部57まで
延びる要素51の残部は、全体として軸線55に沿って延びる背骨状部64及び
背骨状部64の内方に延びる複数のリブ62を有している。リブ62は、軸線5
5に対して横方向に、好ましくはこれに垂直に延びるスロット66によって分離
されており、この形態では、リブ62は内方に向き、背骨状部64はスネア33
の外方に向いている。
【0017】 作用を説明すると、電気外科的要素51,53に発電機8(図1)を用いて通
電し、それにより、リブ62が患者4の組織に近接したところで切断が生じるよ
うになる。特定の実施形態では、絶縁被覆68,71をそれぞれの電気外科的要
素51,53の背骨状部に沿って設けるのがよい。その目的は、スネア33の外
方の切断を阻止することにある。電気外科的要素51,53のそれぞれの遠位端
部57,59のところに、これら端部を全体として密に間隔を置くと共に固定さ
れるが僅かに回動する関係に保持するために絶縁体73を用いるのがよい。
【0018】 作用を説明すると、取っ手28及び漏斗状部44を電気外科的要素51,53
の近位端部35,37上に遠位側に送り進める。これにより、電気外科的要素5
1,53は絶縁体73のところで回動して要素51,53を動かし、これをスネ
ア33によって捕捉されている組織又は腎臓16に当てる。電気外科的要素51
,53が動いて組織に密接した状態になると、発電機8から出る電気外科的電力
により組織が切断されると同時に切断領域が焼灼されて止血が行われる。
【0019】 切断作業を容易にするために、スロット66、リブ62及び背骨状部64の寸
法形状を注意深く制御するのがよい。好ましい実施形態では、電気外科的要素5
1は、外科用ステンレス鋼で作られ、これは全体として円筒形の形状で始まる。
かくして、要素51は当初、図5に示すように内径“d”及び外径“D”を有し
ている。スロット66を形成するため、円筒形要素51を半径方向に且つ全体と
して軸線55に垂直に切断するのがよい。リブ62のうち1つだけをスロット6
6の隣り合う対相互間に形成する。スロット66を形成する切断部の深さは、図
6を参照すると背骨状部の寸法を定め、例えば、これは、D/2よりも大きな深
さ“P”を有する切断部又は切れ目が、“D”よりも小さな高さ“h”を背骨状
部64に与えることになろう。これは好ましい実施形態では、電気外科による切
断が背骨状部64のところでは起こらず、リブ62に限定されるようにするため
には有利である。この寸法上の関係は、直径“D”よりも小さな高さ“h”を示
す図4の側面図に最もよく示されている。
【0020】 好ましい実施形態では、電気外科的要素51の直径Dは、0.042インチ(
1.067mm)、スロット62は、幅1mm、で切断され、幅が1mmのリブ
62を形成するよう間隔を置いて設けられている。
【0021】 図7の断面図は、近位端部35のところが絶縁カバー60になって包囲された
電気外科的要素51を示している。絶縁カバー60により、2つの電気外科的要
素51,53を相互に導通させないで互いに近接して動かすことができる。かく
して、取っ手68及び漏斗状部44を絶縁管60,61上でこれに沿って動かし
て電気外科的要素51,53を互いに向かって動かしてこれらを切断される組織
に近接させることができる。
【0022】 図8の断面図は、取っ手28内の絶縁管60,61によってそれぞれ被覆され
た2つの電気外科的要素51,53を示している。スネア33を切断されるべき
組織に対して閉じるのは、電気外科的要素51,53のそれぞれの近位絶縁端部
35,37上における管28と漏斗状部44の相対運動である。
【0023】 図8の9−9線矢視断面図が図9に示されており、漏斗状部44内の電気外科
的要素51のうちの1つを示している。図9の10−10線矢視断面図が図10
に示されており、漏斗状部44内の2つの電気外科的要素51,53を示してい
る。
【0024】 本発明の別の実施形態が、図11に示されており、かかる実施形態では、取っ
手28は、遠位端部77まで延びる遠位側延長部75を有している。電気外科的
要素51は、この実施形態では唯一の切断要素である。その遠位端部は、延長部
75の遠位端部77に取り付けられ、その近位端部は、取っ手28のルーメン8
1内に可動状態で支持されている。この実施形態では、スネア33は、延長部7
5及び電気外科的要素51によって構成されている。
【0025】 延長部75は、電気外科的要素51の遠位端部の全体として剛性のキャリヤと
なるのでこの実施形態にとっては特に有利である。これにより、トロカール35
(図1)中への器具26の挿入が容易になるだけでなく、腎臓16の周りへのス
ネア33の配置が容易になる。方法のこの段階では、電気外科的要素51をハン
ドル28内のルーメン81を通って前進させてループを形成し、それによりスネ
ア33のサイズを大きくすることができる。次に、全体として剛性の延長部75
を用いて電気外科的要素51を腎臓16上でこれに沿ってその作用位置まで一層
容易に動かすことができる。
【0026】 器具26をいったん腎臓16上に操作的に位置決めすると、電気外科的要素5
1を付勢して取っ手28に対してルーメン81を通って近位側へ引っ込める。こ
の方法は、電気外科的要素51を延長部70に対して一層平行な関係に動かし、
スネア33を腎臓16周りに閉じ、そして、所望の切れ目を腎臓16に入れて始
まる。上述したように、発電機8(図1)によって得られる電気外科的周波数は
、組織を切断するだけでなく、それと同時に組織を焼灼して出血を止めることに
なる。この実施形態では、切断は、スネア33の一方の側だけに制限され、した
がって、制御が容易である。電気外科的要素51を先の実施形態の場合と同様に
形成するのがよく、この場合、スロット66,リブ62及び背骨状部64を制御
すると所望の電流密度を生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気外科用スネアを用いた腹腔鏡下部分的腎切除術を示す側面図であ
る。
【図2】 本発明の電気外科用スネアの一実施形態の斜視図である。
【図3】 図2に示す電気外科用スネアの平面図である。
【図4】 電気外科用スネアと連携した電気外科的要素の側面図である。
【図5】 電気外科的要素の図4の5−5線矢視断面図である。
【図6】 図4の6−6線矢視断面図である。
【図7】 図3の7−7線矢視断面図である。
【図8】 図3の8−8線矢視断面図である。
【図9】 図3の8−8線矢視軸方向断面図である。
【図10】 図9の10−10線矢視軸方向断面図である。
【図11】 剛性延長アーム及び単一の電気外科的要素を有する別の実施形態の平面図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランドマン ジェイム アメリカ合衆国 ミズーリ州 63108 セ ント ルイス リンデル ブールヴァード 4605 アパートメント 1203 Fターム(参考) 4C060 KK03 KK04 KK09 KK10 KK17 KK18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気外科器具であって、細長い形状をしていて、近位端部と
    遠位端部との間に延びる取っ手と、取っ手の遠位端部から延びていて、連続した
    ループを形成する電気外科組立体とを有し、電気外科組立体は、取っ手の操作に
    より、連続ループが第1のサイズを備えた拡大状態と、連続ループが第1のサイ
    ズよりも小さな第2のサイズを備えた縮小状態との間で動くことができ、電気外
    科組立体には電気外科的要素が設けられており、電気外科的要素は、外面、軸線
    及び軸線に沿って延びるルーメンを有し、電気外科的要素の横方向部分は、前記
    軸線に対して横方向に延びていて、前記ルーメンと前記外面を相互に流体連通さ
    せる複数のスロットを備えていることを特徴とする電気外科器具。
  2. 【請求項2】 電気外科的要素は、半径を備えた筒体の形態をしており、前
    記スロットは、筒体の半径以上の特定の距離にわたって電気外科的要素内へ延び
    ていることを特徴とする請求項1記載の電気外科器具。
  3. 【請求項3】 電気外科的要素の長手方向部分は、電気外科的要素の軸線に
    沿って延びる電気外科的要素の背骨状部を構成しており、前記背骨状部に沿って
    電気外科的要素の外面には絶縁体が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の電気外科器具。
  4. 【請求項4】 前記スラットは、軸線の全体として半径方向に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1の電気外科器具。
  5. 【請求項5】 電気外科組立体は、取っ手の遠位端部から延びて取っ手の遠
    位端部から間隔を置いた位置で電気外科的要素に係合する剛性アームを有してい
    ることを特徴とする請求項1記載の電気外科器具。
  6. 【請求項6】 取っ手は、中空スリーブを有し、電気外科組立体は、縮小状
    態に向かってスリーブ内へ入れられ、拡大状態に向かってスリーブから出される
    ような寸法形状になっていることを特徴とする請求項1記載の電気外科器具。
  7. 【請求項7】 電気外科的要素は、流体を電気外科的要素のルーメンに注入
    し、そしてルーメン及びスロットを通って外面に到達させることができるよう取
    っ手の近位端部のところで接近可能であることを特徴とする請求項1記載の電気
    外科器具。
  8. 【請求項8】 電気外科的要素の長手方向部分は、電気外科組立体のアーム
    から遠ざかる方向に向いた背骨状部を構成していることを特徴とする請求項5記
    載の電気外科器具。
  9. 【請求項9】 スロットのうち少なくとも1つは、第1の平面内に位置した
    第1の側部及び第1の平面に全体として平行な第2の平面内に位置した第2の側
    部を有していることを特徴とする請求項1記載の電気外科器具。
  10. 【請求項10】 電気外科的要素は、第1の電気外科的要素であり、前記電
    気外科器具は、第1の電気外科的要素と対向した別の電気外科的要素を更に有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の電気外科器具。
  11. 【請求項11】 第2の電気外科的要素は、絶縁体によって第1の電気外科
    的要素に結合されていることを特徴とする請求項10記載の電気外科器具。
JP2001529364A 1999-10-14 2000-10-13 電気外科用スネア Pending JP2003511147A (ja)

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US15932199P 1999-10-14 1999-10-14
US60/159,321 1999-10-14
PCT/US2000/028675 WO2001026571A1 (en) 1999-10-14 2000-10-13 Electrosurgical snare

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JP2015507970A (ja) * 2012-02-09 2015-03-16 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. 循環ワイヤを備える切断具

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