JP2003510951A - マルチビーム衛星通信システム - Google Patents

マルチビーム衛星通信システム

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JP2003510951A
JP2003510951A JP2001527472A JP2001527472A JP2003510951A JP 2003510951 A JP2003510951 A JP 2003510951A JP 2001527472 A JP2001527472 A JP 2001527472A JP 2001527472 A JP2001527472 A JP 2001527472A JP 2003510951 A JP2003510951 A JP 2003510951A
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トーマス イー. シャロン、
トーマス エス. テイラー、
ウィリアム アール. ハフナー、
スティーブン エイチ. リッグ、
ジェイムズ エム. ハウエル、
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EMS Technologies Inc
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    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/18578Satellite systems for providing broadband data service to individual earth stations
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Abstract

(57)【要約】 地上ユーザターミナルとハブと静止衛星とを含む衛星通信システムである。衛星は地球上にスポットビーム有効範囲地域のネットワークを作成する。1つのハブと少なくとも1つの地上ターミナルは少なくとも2つのスポットビームのそれぞれの内部に位置する。第1ユーザターミナルは第1信号プロトコルに従ってアップリンク信号を衛星を介してハブに伝送する。第2ユーザターミナルは第2信号プロトコルに従って衛星を経たハブからのダウンリンクスポットビームを介してダウンリンク信号を受け取る。ハブは第1または第2ユーザターミナルと同じスポットビーム有効範囲地域内に位置するか、又は、異なるスポットビーム有効範囲地域内に一緒に位置しても差し支えない。衛星に搭載された選択的周波数、及び/又は、偏極経路指定機能を介して、「ペアレント」ビーム内に位置するハブは、ペアレントビーム内のユーザターミナルと指定された周波数及び偏極において通信することが可能であり、異なる周波数、及び/又は、偏極上の他の「デペンデント」ビーム内ユーザと通信することが可能である。この経路指定機能はペアレントとデペンデント間の利用可能なバンド幅全体を割り当てる。周波数再使用及びシステムの全容量を最大限化するように本システムは各ハブと衛星との間の非同期通信を作動可能化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願) 本出願は1999年9月27日提出の米国暫定特許第60/156,170号
に対して優先権を主張する。
【0002】 (技術分野) 本発明は合衆国本土の選択的有効範囲を提供するために制止地球軌道衛星から
の多重スポットビームを用いる衛星通信システムに関し、更に詳細には、周波数
の再利用を最大限化するために全てのスポットビーム内で各ハブと衛星間の非同
期通信を可能にするハブ受信衛星を有するシステムに関する。
【0003】 (発明の背景) インターネットの急速な成長と標準電話線及びローカルケーブルプロバイダか
らの高速接続不可用性は代替高速モード通信の激しい探索に帰着している。衛星
通信(「SATCOM」)システムは高速デジタル通信新規リンクの提供手段と
しての従来型陸上基地発進通信システムの代置に関して自然淘汰されている。
【0004】 一般的なSATCOMシステム構成を図1から3に示す。図1は同一ビーム内
に位置する2つの地上ターミナルを対象とするSATCOM「ベントパイプ」構
成を示す。ベントパイプ構成においては、第1地上ターミナル102はアップリ
ンク周波数バンド上の信号をGEO衛星108に送る。GEO衛星は、信号を受
け取ると、当該信号の周波数をダウンリンク周波数にシフトし、当該信号を第2
地上ターミナル104へ再送信する。「ベントパイプ」構成ではオンボード処理
機能を備えた衛星を必要とせず、衛星は一方の地上ターミナルからもう一方の地
上ターミナルへのリレーとして作用するに過ぎない。衛星はオンボード処理機能
を備えていないので、「ベントパイブ」構成は一般に1つの単一ビーム106内
の使用に限定される。
【0005】 他の標準SATCOM構成はSATCOM「ハブ」構成を掲載する図2に示さ
れる。「ハブ」構成においては、一連の地上ターミナル202、204、及び、
1つの単一ハブ206が1つの単一ビーム208内に配置される。ハブは2段ベ
ントパイプ構成として作用し、その中で、アップリンク信号はGEO衛星210
から中間地上ハブ206まで経路指定される。ハブはチャネルを割り当てるため
のローカル管理センタ及びネットワーク管理と関連した他の機能体として作用す
る。一般に、中間ストップは、GEO衛星への往復通信に関連する通常の信号伝
播遅延に追加的な1/4秒を加える。この遅延追加は高品質電話サービスにとっ
ては受容できない事である。この追加遅延を回避するために、ハブ構成は「ベン
トパイプ」構成としても作動可能であり、この場合、ハブはバイパスされ、ダウ
ンリンク信号は第2地上ターミナルへに直接経路指定される。
【0006】 その上、ハブ構成内の地上ターミナルは一方通行の「ブロードキャスト」モー
ドにおいても作動可能であり、この場合、1つの単一地上ターミナルはアップリ
ンク信号をGEO衛星に送り、このGEO衛星はダウンリンクチャネル上での伝
送用に周波数をシフトする。ただし、衛星は、ダウンリンク信号を1つの単一地
上ターミナルへ単に伝送する代りに、ダウンリンクチャネルを介して当該ビーム
内の全ての地上ターミナルへ信号を「ブロードキャスト」する。
【0007】 更に、他の標準SATCOM構成をSES ARCS SATCOMシステム
の説明図である図3に示す。ARCS SATCOMシステムはダウンリンク信
号に関するDVB技術を高速衛星アップリンク信号と組み合わせる。ARCS
SATCOMシステムは標準KuバンドDVBダウンリンク314及び「ピギー
バック」Kaバンドペイロードを使用し、Kaバンドアップリンク316を個別
地上ターミナル304からルクセンブルク所在の単一ハブ306へ経路指定する
。ARCS SATCOMシステムはKaバンド上に8個のビーム302を提供
し、各ビームは直径約500マイルの足跡を地球上に作る。衛星308上の受信
アンテナの利得は高いので、1/2W送信機を備えた直径僅か75cmの皿が1
44Kbpsリターンチャネルデータレートを提供できる。8個のビーム全てか
らのKaバンドアップリンクは処理するためにルクセンブルク所在の単一ハブに
戻される。Kuバンド用のDVBビデオデータはアップリンク信号312上でハ
ブ306から衛星にブロードキャストされ、KuバンドDVBトランスポンダを
用いてダウンリンク信号上で再度ブロードキャストされる。
【0008】 静止地球軌道(「GEO」)衛星を使用する従来型のSATCOMシステムは
一般に2つのタイプのサービスを提供する。即ち、(a)GEO衛星は一方の地
上ターミナルからもう一方の地上ターミナルへ単に信号を中継するリレーモード
、及び、(b)GEO衛星が多数の地上ターミナルへ信号を送るブロードキャス
トモードである。「ベントパイプ」モードとしての知られているリレーモードに
おいては、地上ターミナルは1つのアップリンク周波数を用いて信号をGEO衛
星に送り、このGEO衛星は1つのダウンリンク周波数を用いて信号を第2地上
ターミナルへ再送信する。このモードを図1に示す。地球表面上におけるGEO
衛星の伝送フットプリントは大きいので、信号の電力密度は非常に小さい。これ
は、必要なアンテナ利得を達成するために、受信アンテナが直径1から3mに渡
る程度に十分に大きいことを必要とする。ただし、これらの大きいアンテナは実
際には大規模商業ユーザ用に限られる。個別消費者はこれらの大きい地上アンテ
ナのためにスペース及び経費を提供できない。個別消費者は例えば直接ブロード
キャスト衛星(DBS)伝送に使用される通常直径1から2フィートのアンテナ
のような小さいアンテナに限って使用することを希望する。
【0009】 小さい地上アンテナはしばしば「ハブ」サービス用として作動し、ユーザのア
ップリンクは衛星から「ハブ」として知られている中間地上局へ経路指定される
。このサービスを図2に示す。ハブは、通常、チャネル及びネットワーク管理と
関連する他の機能を割り当てるローカルセンタとして作用する。この中間「スト
ップ」は往復伝送に関連する伝播遅延への追加的1/4秒を静止軌道に加えるこ
ととなり、従って、もう一方へ伝送する一方のターミナルにおける全遅延は約1
/2秒である。多くの場合、この遅延は、今日実現可能な高品質の電話にとって
は長過ぎると考察される。GEO衛星はユーザダウンリンクがハブ伝送なしにも
う一方のユーザへ直接経路指定される「メッシュ」構成としても作動可能である
【0010】 ブロードキャストモードにおいて、ハブ又は「フィーダリンク」はブロードキ
ャスト信号の全スペクトルをGEO衛星に送り、次に、このGEO衛星は関心の
対象とされる領域へ信号を再度ブロードキャストする。ブロードキャストサービ
スにおいて、地上ターミナルはあらゆる信号のバンド全体を受信するものと仮定
されるので、全てのユーザは一般にほぼ等しい電力レベルにおいて伝送される同
じ信号を受け取ることに留意することが重要である。ブロードキャストスペクト
ルは幾つかのトランスポンダバンド幅に分割され、各バンド幅は多数の標準TV
チャネル、高精密度TV、または、データを運ぶことができる。このタイプの伝
送はケーブルと競合するサービスとしての標準ブロードキャストテレビジョンの
直接ブロードキャスト衛星(「DBS」)において特に重要になった。
【0011】 一般に、GEO SATCOMシステムはCONUSの完全な有効範囲を提供
するために直径約2,500マイルの単一広域有効範囲ビームを使用する。従っ
て、地上アンテナに十分な信号強度を受信させるために、衛星上の送信機は単一
広域有効範囲ビーム内で適切電力密度を提供するに十分な電力を持たねばならな
い。しかし、これはGEO衛星のコスト及び複雑さを非常に増大する。
【0012】 地上ターミナルが十分信号強度を受け取ることを保証する他の方法は必要な利
得を達成するために大きい直径のアンテナを備えた地上局を使用することである
。しかし、アンテナの寸法が増大するにつれて、費用も増大する。従って、商業
用ユーザだけがこれらのアンテナを使用することができる。明らかに、この解決
方法は更に安価で美学的に一層快適であり更に小さいアンテナを要求する個々の
ユーザにとっては受容することが困難である。
【0013】 この問題を扱うために幾つかの試みが実施された。一解決方法は同じ地理的面
積をカバーするために1つの単一広域有効範囲を使用する代わりに幾つかの更に
小さいスポットビームを使うことである。スポットビームの寸法を小さくするこ
とにより、同じ全送信電力を維持しながら、各スポットビーム内の電力密度は増
大する。各スポットビーム内の電力密度が増大すると一層小さい地上アンテナの
使用を可能にする。
【0014】 しかし、スポットビームを使用する従来型システムは一般にシステム全体に対
して1つの単一ハブだけを使用する。例えば、ヨーロッパにおいては、欧州全体
の多重ビーム有効範囲を提供するためにSEはS1H及び1K衛星を使用するA
RCSシステムの配置を準備中である。Astra1Hは標準Kuバンド直接−
Bandビデオブロードキャスト(「DVB」)ダウンリンク及び個別ユーザK
aバンドアップリンクをルクセンブルクに設置された単一中央ハブへ経路指定す
る「ピギーバック」Kaバンドペイロードを使用する。ARCSシステムはKa
バンドアップリンク上の8個のビームを使用し、各ビームは欧州全体に対する完
全有効範囲を提供するために地球上に直径約500マイルの足跡を有する。衛星
受信アンテナからこの高い利得が得られる結果として、1/2Wの送信機を備え
た直径75cmの地上アンテナは144Kbpsリターンチャネルデータレート
を提供することができる。8個全てのビームからのKaバンドアップリンクはル
クセンブルクにおける単一ハブに返される。DVB用Kuバンドデータはフィー
ダリンクから上方に向かいルクセンブルクハブから衛星へブロードキャストされ
、KuバンドDVBトランスポンダを備えた1つの単一ブロードキャストビーム
を介して8個のスポットビーム全てによってカバーされる地域へ下方にブロード
キャストされる。スポットビームを使用する単一ハブARCSシステムを図3に
概略的に示す。
【0015】 現在計画中の他の衛星システムは異なるスポットビーム内の個別地上ターミナ
ル間にベントパイプモードを提供することを提案する。これらの衛星は一方のス
ポットビームからもう一方のスポットビームへ信号を経路指定するために衛星搭
載デジタル処理を使用することを計画し、それによって当該システムのコストを
非常に増大する。
【0016】 従って、当該技術分野には、CONUSの少なくとも選定された地域をカバー
す多重スポットビームを使用するSATCOMシステムが一般的に必要とされて
いる。更に、当該技術分野にあっては、全てのスポットビーム内にハブを備えた
SATCOMシステムも必要とされている。
【0017】 (発明の要約) 本発明は地上ターミナル、ハブ、及び、地球のまわりの静止地球軌道(GEO
)内に配置された少なくとも1つの衛星を備えたSATCOMシステムを提供す
ることによって上述の必要性を満たす。GEO衛星は選定された地域をカバーす
るスポットビームのネットワークを生成する。1つの単一ハブ及び少なくとも1
つの地上ターミナルが各スポットビーム内に所在する。明確に定義されたプロト
コルを使用するユーザターミナルはGEO衛星を介してアップリンク信号をハブ
に送ることができる。同様に、ユーザターミナルはGEO衛星を経たハブからの
ダウンリンクスポットビームを介して明確に定義された第2プロトコルを使用す
る信号も使用できる。例えば、地上ターミナルからのアップリンクは所与時間に
「オンライン」可能なユーザ数を最大限化するためにMF/TDMA多重アクセ
ス方法を使用することが可能なはずである。対応するダウンリンク信号はビデオ
及びデータ両方の伝送をサポートする標準「DVB−S」プロトコルを使用可能
なはずである。
【0018】 また、本発明は、幾つかの個別スポットビームが「ペアレント/ディペンデン
ト」作動モードにおいて1つの単一ハブを共有することになっている作動モード
をサポートすることも可能である。衛星に搭載された選択的周波、及び/又は、
偏極経路指定機能を介して、「ペアレント」ビーム内に位置するハブは指定され
た周波数及び偏極におけるペアレントビーム内のユーザターミナルと通信するは
ずであり、異なる周波数、及び/又は、偏極上の他の「デペンデント」ビーム内
ユーザと通信するはずである。この経路指定機能はこれらのペアレントとデペン
デントとの間の利用可能な全バンド幅を分割するはずである。衛星に搭載された
経路指定機能は搭載経路指定機能内に組み込まれたスイッチを介在させることに
よりペアレントとデペンデントの間の最終的な分離を可能にするように実現可能
なはずである。これは各ビーム内の利用可能なバンド幅を完全使用することを可
能にする。この展開方法はサービス提供開始に際して地上設備コストを制限する
ためにハブを更に漸進的に設置することを可能にするはずである。
【0019】 本発明はハブダウンリンクが「商業用」地上ターミナルの伝送用に使用される
第2プロトコルを使用する第2級サービスをサポートすることが可能である。商
業用地上ターミナルは遠隔現場からの高速データ伝送を容易にするためにアップ
リンク及びダウンリンク両信号に対してこの第2プロトコルを使用することが可
能である。このタイプのターミナルは、ローカルスポットビームモード又はブロ
ードキャストモードのいずれかにおいて全てのスポットビームに対して同時に、
ダウンリンク上において「居住用」ターミナルへ直接伝達することに関してハブ
の役割を果たすことが可能である。
【0020】 本発明は「ビーム内」及び「ビーム間」サービスも含むことが可能である。こ
の場合、システムの容量は協調ネットワーク作動管理センタ(「NOCC」)に
よって最適化される。NOCCはビーム内及びビーム間両伝送に関する信号宛先
に基づいて個別地上ターミナルにアップリンク周波数及び偏極を割り当てること
が可能である。また、NOCCは狭帯域アップリンク(居住用サービス)または
広帯域アップリンク(商業用サービス)に適合可能な周波数を割り当てることが
可能である。居住用及び商業用プロトコルはハブによって使用される2つのプロ
トコルにマッチする。アップリンクバンドの一部分は各サービスに割り当てられ
る。また、NOCCは、通信リンクがビーム間であるか又はビーム内であるかに
基づいてサービスのタイプを指定するために周波数バンド及び偏極を割当てるこ
とが可能である。
【0021】 また、本発明はビーム間伝送用として適切なスポットビームへ信号を方向づけ
るルータを含むこともあり得る。本ルータは2つのモードの中の1つにおいて作
動可能である。第1に、ルータはアップリンク用に使用される周波数を選択する
ことにより当該スポットビームへ信号を方向付けることが可能である。その代り
に、ルータは信号の偏極に基づいて信号を該当するスポットビームへ方向付ける
ことも可能である。その上、ルータはブロードキャストモードと共に使用するこ
とも可能である。ブロードキャストモードに関しては、特定の周波数サブバンド
、及び/又は、偏極の選択はアップリンク信号を全てのダウンリンクビームへ経
路指定する。その代わりに、サブバンド、及び/又は、偏極は全てのダウンリン
クビームへの「ダブルホップ」再ブロードキャスト用にNOCCへ経路指定可能
である。
【0022】 本発明は更にシステム容量及び処理能力を最適化するために各ダウンリンクス
ポットビームにおいて電力制御を提供する。その上、個別スポットビームは小さ
くかつ局地限定された地域をカバーするので、局地の天候状態及び地理的場所は
各ビームに関する電力管理に要因として組み込み可能である。その上、電力管理
を利用することによって、人口密度の大きい中心部を包含するスポットビーム内
に更に多くのチャネルを割り当て、人口密度が更に小さい地域をカバーするスポ
ットビーム内に更に少ないチャネル数を割り当てることを可能にする。
【0023】 また、本発明は各スポット内の各ハブを他の全てのハブへ接続するために高速
広域ネットワークを提供することも可能である。高速WANは高速光ファイバ、
従来型陸上線接続部、衛星リンク等であっても差し支えない。
【0024】 本発明が多重スポットビームを用いる従来のSATCOMシステムの欠点を改
良し、かつ上述の利点を達成することは、典型的実施形態について以下に示す詳
細な記述及び添付図面と特許請求の範囲から明らかになるはずである。
【0025】 (典型的な実施の形態の詳細な説明) 本発明は最大周波数再使用のために衛星の全てのスポットビーム内に1つのハ
ブを提供することが可能であり、全ての信号処理が接地上において達成されるこ
とを可能にする。全てのスポットビーム内に1つのハブを有するという概念はデ
ジタルビデオブロードキャスト(DVB)ダウンリンクフォーマットを介した高
容量のローカルブロードキャスト/データサービスという概念にとっても必須で
ある。そうでなければ、多重スポットビーム内に一意的データをブロードキャス
トするために十分なアップリンク情報バンド幅に衛星ダウンリンクがアクセスす
ることは不可能である。直接ブロードキャスト衛星は非常に多数のユーザに対し
てブロードキャスト出来ないが、情報コンテンツに関する容量は僅かに約500
Mbps x2(500MHzバンド幅x2偏極であるものと仮定する)である
か又は全有効範囲に関して1Gbpsである。現在の創意に富んだ概念は約10
0個のスポットビームを有するシステムを構想する。スポットビームの各々は2
つの偏極に関して〜750MHzバンド幅または150Gbpsの潜在的容量を
持つ。
【0026】 また、全てのスポットビーム概念におけるハブは地上ターミナルアップリンク
とダウンリンク信号との間の変調フォーマットが異なることを可能にし(即ち、
アップリンクのFDMA及びダウンリンクのTDMA)、この差異は搭載デジタ
ル処理を実施するだけで既に達成されている。ただし、全てのスポットビーム内
にハブを配置することは衛星がオンボード処理機能なしに簡単な「ベントパイプ
設計」において作動することを可能にする。
【0027】 空間的に隔離されたスポットビームを使用することにより接触ビーム方法と比
較して増大したデータ容量を提供する最大周波数の再使用を可能にする。接触ビ
ーム技法の場合には、ビームが重複することによって周波数割当方法が必要とさ
れ、隣接ビームは当該バンドの僅かに一部分だけを使用する(4及び7サブバン
ド割当が普通である)。隔離スポットビーム技法は各ダウンリンクビームの分離
された電力管理によって異なるトラヒックパターン及び衛星電制限を収容するこ
とを可能にする。また、これは、ダウンリンクビーム間のTDMAスイッチング
技法によって達成可能であるが、衛星及び地上ターミナルの複雑さが増大するこ
とが犠牲にされる。
【0028】 図4はCONUSの少なくとも選定された地域の有効範囲を提供するためにス
ポットビームのネットワークを使用する典型的なSATCOMシステムを示す。
CONUSの上の静止地球軌道内に配置された衛星410または一連のこの種衛
星はスポットビーム415のネットワークを提供する。ブロードキャストビデオ
、遠隔地域ブロードキャストビデオ、及び、要請に応じた帯域幅を使用するイン
ターネットアクセスを提供するために、SATCOMシステムはKuバンド周波
数またはKaバンド周波数またはこれら両方のいずれかにおいて動作可能である
。典型的SATCOMシステムは、小さいディッシュサイズを用いてアップリン
ク及びダウンリンク上で高いデータレートが獲得可能であるように、アップリン
ク及びダウンリンク信号の両方に関して狭いスポットビームを生成するGEO衛
星を使用することができる。例えば、アップリンク送信アンテナに関する実効放
射電力(「ERP」)必要条件は一般に現在使用中のKuバンドSATCOMの
1/100及び発表済みKaバンドシステムの1/10である。
【0029】 図5は本発明の典型的実施形態によって用いられるCONUSのスポットビー
ム有効範囲パターンを示す。有効範囲パターンは一般にCONUSの選定された
地域をカバーする均等サイズのスポットビームで構成されたネットワークを含む
。一般に、各スポットビームの直径は70マイルから100マイルまでである。
スポットビームは、CONUSの実質的に均一な有効範囲を提供するために均等
な間隔配置が可能である。その代わりに、スポットビームはCONUSの選定さ
れた地域に焦点合わせされることが可能である。
【0030】 図6は本発明の典型的実施形態を用いたCONUSに関する代替スポットビー
ム有効範囲パターンを示す。このパターンにおいて、サービスに関して高い需要
を持つ地域に関する有効範囲を提供するために均等サイズかつ均等間隔のスポッ
トビームのネットワークが構成される。その上、例えば北部平原州のように需要
が低い地域においては、有効範囲を提供するために、単一かつ更に大きいスポッ
トビームが使用可能である。比較的人口の少ない地域においてサービスに関する
需要が成長するにつれて、需要に適合させるために追加スポットビームが追加使
用されても差し支えない。
【0031】 加えて、スポットビームは、人口密度の非常に大きい地域に更に大きい有効範
囲を提供し、人口密度の少ない地域には比較的少ない有効範囲を提供するように
不均一分布状態において配置されることが可能である。更に、高度成長地域にお
いては需要を満たすように更に大きい追加有効範囲を提供するように、個別スポ
ットビームの間隔配置は動的に変更されても差し支えない。例えば、合衆国の東
部及び西部海岸の人口は北部平原州のそれよりも多い。従って、東及び西海岸に
沿ったスポットビームの密度は北部平原州全体に渡るスポットビーム密度よりも
大きい。SATCOMサービスに関する需要が増大するにつれて、追加有効範囲
を提供するために追加スポットビームが追加されることがあり得る。
【0032】 本発明によってサポートされるハブサービスの用途はデータ及び同報通信ブロ
ードキャスチングの両方に関するインターネットアクセスである。DVBフォー
マットに類似するプロトコルはシステムが選定されたタイプの交換可能性を提供
することを可能にする。各スポットビーム内におけるハブの使用によってサポー
トされる他のタイプのサービスは地域的データマルチキャスト/ブロードキャス
トであり、全てのローカルテレビ局は地域内ブロードキャストである。更に他の
サービスは国家データマルチキャスト/ブロードキャストであり、この場合、デ
ータブロードキャストは全てのスポットビームにおいて同じである。これは国家
的にテレビ放送化されたプログラミング、又は、国家的にブロードキャストされ
たデータキャストである。
【0033】 図7、8、9、10、17は本発明の典型的実施形態の説明図である。図7は
スポットビーム内モードにおいて作動中の全てのビーム702内にハブ706を
備えたマルチビームSATCOMシステム20を示す。SATCOMシステム2
0において、各スポットビーム702は他の全てのスポットビームから空間的に
隔離されている。これはSATCOMシステム20が最大周波再使用を達成する
ことを可能にする。これとは対照的に、SATCOMシステムに関して、スポッ
トビームは接触するか、または重複した隣接スポットビームからの信号である。
【0034】 隣接スポットビームからの妨害を克服するために、SATCOMシステム20
は周波数割当を使用し、アップリンク及びダウンリンク信号710用に用いられ
る周波数バンドは一般に4個のサブバンドと7個のサブバンドの間の幾つかのサ
ブバンドに分割される。例えば、SATCOMシステムがCONUSをカバーす
るために4個の接触しているスポットビームを使用している場合には、アップリ
ンク及びダウンリンク周波数バンドは4個のサブバンドに分割されるはずである
。各スポットビームはアップリンク及びダウンリンク信号上において使用するた
めの個別サブバンド用に割り当てられる。周波数割当は隣接スポットビーム間の
妨害を制限するが、利用可能な実効バンド幅は4分の1だけ減少される。本発明
の実施形態に従って他の全てのスポットビームから各スポットビームを空間的に
隔離することにより、妨害は存在しない。従って、サブバンドは必要でなく、周
波数バンド全体が全てのスポットビーム内における使用に利用可能である。スポ
ットビームを空間的に隔離すると、信号伝送用として利用可能なバンド幅を係数
4だけ増加させる。
【0035】 ビーム内構成の場合には、地上ターミナル704及びハブ706は同一ビーム
内に位置している。ビーム内構成は上述の「ハブ」構成に類似する仕方において
作動する。単一地上ターミナル704はアップリンク周波数上の信号を衛星70
8に伝送し、衛星はダウンリンク周波数上の信号を他の地上ターミナル704に
再伝送する。次に、衛星708はダウンリンク周波数上の信号を該当する地上タ
ーミナル704に送る。
【0036】 第1スポットビーム内の地上ターミナル704が第2スポットビーム内の地上
ターミナル704と通信しようとする場合には、第1地上ターミナルはアップリ
ンク周波数上の信号710を衛星708に伝送し、衛星はダウンリンク周波数上
の信号712を同一スポットビーム内のハブ706に再伝送する。次に、信号は
地上基調の高速広域ネットワーク(WAN)714を介して第2地上ターミナル
と同じスポットビーム内のハブ706へ経路指定される。ハブ706はダウンリ
ンク周波数を介して第2地上ターミナルへ再伝送するためにアップリンク周波数
上の信号を衛星708に伝送する。
【0037】 同様の仕方において、一方通行のブロードキャスト信号は全てのスポットビー
ムに伝送されることも可能である。一方通行のブロードキャストは単一スポット
ビーム内に位置する地上ターミナルから発信されるはずである。ブロードキャス
ト信号はGEO衛星に伝送され、衛星は同一スポットビーム内に位置するハブに
ブロードキャストを再伝送する。信号はハブから、又は、WANを介してネット
ワーク外のソースから発信するはずである。次に、ハブはブロードキャスト信号
をGEO衛星に伝送し、衛星はスポットビーム内の全ての地上ターミナルに信号
を再伝送する。
【0038】 図8はスポットビーム間構成において作動する典型的実施形態の説明図である
。この構成においては、ハブからハブへのリンク814内GEO衛星808を介
してスポットビーム802内の各ハブ806は他のスポットビーム内の他のハブ
と通信する。これは第1スポットビーム内の個別ターミナル804が第2スポッ
トビーム内の個別ターミナル804と通信することを可能にする。先ず、第1ス
ポットビーム内の地上ターミナル804は信号をGEO衛星808に伝送し、衛
星は信号を第1スポットビーム内に位置するハブ806に再伝送する。ハブ80
6は信号を経路指定する宛て先として該当するハブを決定する。一旦、信号処理
が完了し、信号が番号付けされたネットワークリンク816を介して該当するハ
ブに経路指定されると、信号は第1スポットビーム内ハブ806によってGEO
衛星808に伝送され、衛星は信号を第2スポットビーム内のハブ806に再伝
送する。最終的に、第2スポットビーム内の番号付けされたハブ806は信号を
第2スポットビーム内の該当する地上ターミナル804またはGEO衛星808
に伝送する。
【0039】 図9はビーム間ブロードキャスト構成において作動中の典型的実施形態の説明
図である。第1スポットビーム内のハブ906はアップリンク周波数上のブロー
ドキャスト信号910をGEO衛星908に伝送する。GEO衛星908はブロ
ードキャスト信号910を受け取り、信号周波数をダウンリンク周波数にシフト
し、信号912を各スポットビーム902に再伝送する。ブロードキャスト信号
910は個別陸上基調ターミナル904から、又は、スポットビーム内に位置す
るハブ906のいずれかから発信される。各スポットビーム902内ハブ906
はネットワークリンク914を介して残りのハブと通信可能である。
【0040】 ブロードキャスト信号910は2つの方法の1つにおいて伝送可能である。第
1に、信号は、当該信号がそこで発生したスポットビーム内の地上ターミナルに
よって受信されることのみを意図したローカルブロードキャスト信号である。例
えば、更に大きいアトランタエリアにおいては、例えばローカルニュース放送の
ようなローカルブロードキャストは一般に比較的大きいアトランタエリア内の視
聴者によってのみ見られることを意図したものである。各通信社は、自社のブロ
ードキャスト信号を地上ターミナルから直接、又は、信号をスポットビーム内の
中央に位置するローカルハブを介して経路指定することが可能である。ローカル
ニュース放送信号はGEO衛星に伝送され、衛星は信号を比較的大きいアトラン
タエリア内に所在する視聴者に再伝送する。
【0041】 第2に、ブロードキャスト信号は全国放送用個別スポットビーム内の局所的生
成信号であるものとする。このシナリオの下では、個別地上ターミナル又は第1
スポットビーム内に位置するローカルハブはアップリンク周波数上のGEO衛星
にブロードキャスト信号を伝送する。次に、GEO衛星はそこに所在する個別地
上ターミナルによって当該信号が受信される全てのスポットビーム内に当該信号
を放送する。ブロードキャスト信号のこのモードの例は例えばCable Ne
ws Network(CNN)(アトランタ、ジョージア州所在)のような全
国ニュースサービスである。アトランタ発信のCNNブロードキャスト信号はG
EO衛星へ比較的大きいアトランタエリアに対する有効範囲を提供するスポット
ビーム内の個別地上ターミナルから伝送される。次に、GEO衛星は同一スポッ
トビーム内の各地上ターミナルのみでなく、全てのスポットビーム内の各地上タ
ーミナルにも信号を再放送する。
【0042】 図10はリモートハブブロードキャスト構成において作動中の典型的実施形態
の説明図である。再び、SATCOMシステムは衛星1008から発信されて地
球表面を照射する一連のスポットビーム1002を有する。少なくとも1つのス
ポットビーム1002は1つの単一遠隔ハブ1005のみを包含する。残りのス
ポットビーム1002の各々は幾つかの地上ターミナル1006及び1つの単一
ハブ1004を包含する。一般に、リモートハブを包含するスポットビームは当
該ネットワーク内の他のスポットビームと同じサイズである。ただし、リモート
ハブは例えば北部平原州などのように衛星サービスへの需要が小さいCONUS
の遠隔部分に位置していることもあり得る。この場合、リモートハブをカバーす
るスポットビームは残りのスポットビームよりもかなり大きいか又は小さいこと
もあり得る。
【0043】 リモートハブ1005は指定されたあらゆるソースから発信する全国放送信号
1012受信可能である。この信号はGEO衛星1008への伝送のためにWA
N1014を介してリモートハブ1005へ供給される。例えば、ブロードキャ
スト信号1012はCONUS内の全ての地上ターミナルへ伝送されるように意
図された全国放送信号であっても差し支えない。例えば、National B
roadcasting Company(NBC)のようなナショナルニュー
スエイジェンシはそのブロードキャスト信号1010を全ての地上ターミナルへ
送り返すために当該信号をリモートハブからGEO衛星へ伝送する。その代りに
、全てのハブ1004はWAN1014を介してリモートハブ1005へ接続さ
れても差し支えない。次に、放送中のニュースが全国規模であることがローカル
イベントによって保証されさえすれば各ハブ1004はローカルブロードキャス
ト信号を全国放送信号で送信するためにWAN1014を介してリモートハブ1
005へ送ることが可能である。
【0044】 図11は本発明の典型的実施形態に従って信号周波数に基づくスポットビーム
間構成のためのアップリンク信号及びダウンリンク信号の周波数割当の説明図で
ある。具体的に、一般に18.3GHzから30.0GHzまでの範囲に渡るK
aバンド周波数1102に関する典型的周波数割当を図11に示す。一般にKa
バンド周波数のアップリンク周波数バンド1104は約28.35GHzから約
30.0GHzまでに渡り、ダウンリンク周波数バンド1106は約18.3G
Hzから約20.2GHzまでに渡る。アップリンク及びダウンリンク周波数バ
ンドは更にサブバンドに分割可能である。第1サブバンド1108はブロードキ
ャスト伝送用に使用可能であり、36MHzバンド幅全体に渡ってほぼ相称的な
データレートを提供するハブをサポートするために一般に750MHzの幅を持
つ。典型的な衛星通信システムをサポートするために図11に定義される周波数
割当は周波数スペクトルの多くの種々異なる可能な割当の中のただ1つを表すこ
とを理解されたい。
【0045】 第2サブバンド1110は個別ターミナルからのSATCOM帰路チャネル用
に使用可能である。第2サブバンドは一般に幅250MHzであり、それぞれ1
MHzのバンド幅を持つ250個別地上ターミナルをサポートする。2つのサブ
バンド内の2つの個別バンド幅を使用すればSATCOMシステムが大抵のイン
ターネットアクセスの特性である非対称データレート、即ち、送信機電力及び地
上ターミナル用ディッシュサイズを最小限化するための低速アップリンクデータ
レート及び高速ダウンリンクデータレートを持つことを可能にする。
【0046】 SATCOM地上ターミナルは一般に高利得アップリンクスポットビームを提
供し、それによって、実効放射電力(ERP)の高い地上ターミナルの必要性を
最小限化する。その上、SATCOM地上ターミナルは高電力SATCOM送信
機を狭いダウンリンクスポットビーム内に装備し、それによって、地上の受信ア
パーチャサイズを最小限化する。一般的なアップリンクデータレートは毎秒1−
2百万ビット(Mbps)であることが構想され、一方、ダウンリンクは20−
40Mbpsのピークレートを提供する。アップリンク空気インタフェースは一
般に更に低いデータレートを更に収容するために重ねられた時分割多重アクセス
(TDMA)を伴った周波数分割多重アクセス(FDMA)である。例えば、ダ
ウンリンク空気インタフェースはMPEG−2ビデオ及びデータの組み合わせを
収容可能な完全受入れプロトコルDVB−Sであっても差し支えない。重要な点
はハブサービスが衛星搭載処理機能なしにアップリンク/ダウンリンク上の異な
る空気インタフェースを可能にすることである。
【0047】 ビーム内サービスに関して、地上ターミナルによって使用される第2アップリ
ンクバンドの一部分は「ビーム内」サービスに割り当てられ、△f2Aと表され
る。次に、帯域のこの部分は各受信スポットビームの入力において濾波される。
ビーム間信号の指定はバンドの一部分を△f2Bと表示される「ビーム間」セグ
メントに拘束することによっても達成可能である。
【0048】 各地上ターミナル及びハブの周波数は当該システム内において割り当てられ、
かつ調整されるので、地上ターミナルばかりでなくハブまでも「ビーム内」及び
「ビーム間」通信を提供することが可能である。これはハブと同じアップリンク
フォーマットを使用する高速地上ターミナルについての新規概念の導入を可能に
する。この端末ターミナルは「商用」ターミナル又は「リモートハブ」と呼ばれ
る。これらのターミナルは異なる空気インタフェースを備えたアップリンクバン
ドの異なる部分を使用する地上ターミナルと同じ方法において「ビーム内」サー
ビス、或いは、「ビーム間」またはブロードキャストサービスへ送信することを
可能にする。例えば、1つのスポットビーム内の「リモートハブ」には「ブロー
ドキャスト」に割り当てられた周波数または偏極が割り当てられ、当該チャネル
は全てのダウンリンクビーム内へブロードキャスト(同時通信)される。
【0049】 図12はスポット間ビーム構成用に使用される典型的な周波数基調ルータ回路
の説明図である。周波数基調ルータ回路は1つの単一ルータ1222に接続され
たn個の同じ回路によって構成され、ここに、nはSATCOMシステムによっ
て使用されるスポットビームの個数である。第1及び第2両サブバンドを有する
アップリンク信号はアンテナ1202の1つを介してルータに入り、次に、線形
LNA1204によって増幅される。次に、信号は1つの信号を2つの信号に分
割するデマルチプレクサ1206又は「demux」を経て通過する。第1信号
はビーム内経路指定のために用いられ、第1サブバンド△fにおけるブロード
キャスト信号及びビーム内セグメント△f2A信号によって構成される。次に、
ビーム内信号はダウンコンバータ1208を通過し、ここで、周波数はダウンリ
ンク周波数にシフトされる。次に、ビーム内信号は電力調整回路1210を経て
通過し、ここで、出力伝送電力が設定される。次に、ビーム内信号は不必要なノ
イズを信号から除去するためにフィルタ1212において濾波される。最終的に
、信号は、当該信号がダウンリンク上のアンテナ1216を経て同一スポットビ
ーム内に位置する地上ターミナルに伝送される以前に増幅器(HPA)1214
を経て通過する。
【0050】 第2サブバンドのビーム間部分△f2Bで構成される第2信号はビーム間経路
指定用に使用される。第2サブバンドのビーム間部分△f2Bは更にn個の等し
いセグメントに分割される。ここに、nはSATCOMシステムによって用いら
れるスポットビームの個数である。各セグメントは個別スポットビームに直接的
に対応する(即ち、第1セグメントは第1スポットビームに対応し、第2セグメ
ントは第2スポットビームに対応する、等々)。ビーム間信号の周波数は第2ダ
ウンコンバータ1218を経て信号を通過させることによってダウンリンク周波
数にシフトされる。次に、信号はルータ1222を通過する以前に不必要なノイ
ズを除去するためにフィルタ1220を経て通過する。次に、ビーム間周波数△
2Bのどちらのセグメントが信号送信に用いられたかに応じて、ルータ122
2は信号を該当するアンテナ1216に向け直す。例えば、信号がサブバンドの
第1セグメント内に置かれる場合には、ルータは信号を第1スポットビームに対
応するアンテナに向け直すはずであるなどである。ビーム間信号は番号をつけら
れたフィルタ1212によって濾波され、該当するスポットビームを介して第2
地上ターミナルに伝送される以前に増幅器(HPA)1214によって増幅され
る。
【0051】 図13は、スポットビーム内モードにおいてKaバンド周波数における偏極基
調経路指定と共に使用するために本発明の典型的実施形態に従ったアップリンク
信号及びダウンリンク信号の周波数割当の説明図である。Kaバンド用周波数割
当1302は一般に18.3GHzから30.0GHzの範囲に渡る。Kaバン
ド周波数は一般に約28.35GHzから約30.0GHzまでの範囲に渡るア
ップリンク周波数バンド1304、及び、約18.3GHzから約20.2GH
zまでの範囲に渡るダウンリンク周波数バンド1306を有する。ただし、アッ
プリンク及びダウンリンク周波数用として2つの同じチャネルがあり、1つは右
円形偏極(RCP)信号用であり、第2チャネルは左円形偏極(LCP)信号用
である。
【0052】 アップリンク及びダウンリンク周波数バンドは更にサブバンドに分割可能であ
る。第1サブバンド1308はブロードキャスト伝送用に用いられ、一般に幅7
50MHzである。第2サブバンド1310は個別ハブからのSATCOMリタ
ーンチャネル用に使用可能である。
【0053】 各SATCOM地上ターミナルはどちらの偏極でも励起可能な切り替え可能送
信機を備えた1つのデユアル偏極アップリンクアンテナを使用するはずである。
例えばRCPのような一方の偏極に関しては、衛星で受信した信号は正常ベント
パイプ処理を介して同一ダウンリンクスポットビーム内へ進む。例えばLCPの
ようなもう一方のアップリンク偏極に関しては、受信した信号は搭載偏極基調ル
ータを介してもう一方のスポットビームの各々へチャネルされる。当該技術分野
における当業者は、それを評価するであろう典型的衛星通信システムをサポート
するために図13において定義される周波数割当は周波数スぺクトルの多くの可
能な種々異なる割当の中のただ1つだけを表すことを理解するはずである。
【0054】 図14はスポットビーム間モード用に使用される典型的偏極基調ルータ回路の
説明図である。RCP及びLCP両信号を有するアップリンク信号はアンテナ1
402を通過し、直交モードトランスジューサ(OMT)1404によって2つ
の個別信号に分割される。ビーム間通信用に使われるLCP信号は該当するスポ
ットビームへ伝送するためにルータ1400へ導かれる。LCP信号は増幅され
、ルータ1400へ入る以前に濾波される。次に、信号は該当するスポットビー
ムへ導かれる。
【0055】 ビーム内通信用に使用され、ブロードキャスト信号及び地上ターミナルリター
ン信号の両方を含むRCP信号はデマルチプレクサ1407によって分離される
以前にLNA1406を経て通過する。2つの信号が分離された後で、ダウンコ
ンバータ1408、1418は各信号をダウンリンク周波数にシフトする。次に
、信号は電力調整回路1410、1420を通過して信号の振幅を調節する。次
に、信号は組合わされて、高電力増幅器(HPA)1414によって増幅される
以前にフィルタ1412を経て通過する。次に、RCP信号は他の直交モードト
ランスジューサ(OMT)1404を経て通過し、ここで、ビーム間通信用とし
て意図されたLCP信号と組合わされる。組合わされた信号はアンテナ1416
によって伝送される。
【0056】 図15は本発明の典型的実施形態に従った信号の周波数及び偏極の両方に基づ
くスポットビーム間ルータ構成用Kaバンド信号の周波数割当の説明図であるK
aバンド1502は周波数△fuplinkを持つアップリンクバンド1504
及び周波数△fdownlinkを持つダウンリンクバンド1506に分割され
る。各アップリンクバンド及びダウンリンクバンドは2つの信号を持ち、一方の
信号は左手円形偏極を持ち、もう一方の信号は右円形偏極を持つ。アップリンク
及びダウンリンク周波数バンドは更にサブバンドに分割される。第1サブバンド
1508はブロードキャスト伝送用に使用され、一般に幅750MHzである。
第2サブバンド1510はSATCOMリターンチャネル用に用いられ、一般に
幅250MHzである。図15に示す典型的な衛星通信システムをサポートする
ための周波数割当は周波数スペクトルの多くの可能な種々異なる割当の中のただ
1つを表すことを理解されたい。
【0057】 図16は本発明の典型的実施形態に従って衛星搭載スポットビーム間モード通
信用に用いられる組み合わせ周波数/偏極基調ルータ回路の説明図である。明確
に、図16はMF/TDMAリターンチャネルの偏極及び周波数に基づくユーザ
アップリンクの経路指定用に用いられる典型的回路を示す。衛星地上ターミナル
はどちらかの偏極でも励起させるスイッチ可能な送信機を備えたデュアル偏極ア
ップリンクアンテナを用いるはずである。LCPアップリンク偏極に関しては、
受信した信号は搭載ルータを経て他のスポットビームへチャネルされるはずであ
る。RCPに関しては、受信した信号はデマルチプレクサによって2つのサブバ
ンドに分割される。一方の1サブバンドはダウンコンバートされ、周波数ルータ
によって該当するビームへ経路指定される。もう一方のサブバンドは通常のベン
トパイプ処理を介して同一ダウンリンクスポットビーム内に入る。
【0058】 更に図16を参照することとし、RCP及びLCPの両方を含むアップリンク
信号はアンテナ1602を通過し、直交モードトランスジューサ(OMT)16
04によって2の個別信号に分割される。一般にビーム間通信用に用いられるL
CP信号は該当するスポットビームへの伝送用としてルータ1600に向けられ
る。LCP信号は増幅され、ルータ1600へ入る以前に濾波される。次に、信
号は該当するスポットビームへ導かれる。
【0059】 一般にビーム内通信用に用いられ、ブロードキャスト信号及び地上ターミナル
リターン信号の両方を含むRCP信号は、デマルチプレクサ1607によって分
離される以前にLNA1606を経て通過する。2つの信号が分離された後で、
ダウンコンバータ1608、1618は各信号をダウンリンク周波数にシフトす
る。次に、信号は、信号の振幅を調節するために、電力調整回路1610、16
20を経て通過する。次に、信号は組合わされ、高電力増幅器(HPA)161
4によって増幅される以前に、フィルタ1612を経て通過する。次に、RCP
信号は他の直交モードトランスジューサ(OMT)1604を経て通過し、ここ
で、ビーム間通信用として意図されたLCP信号と組合わされる。組合わされた
信号はアンテナ1616によって伝送される。
【0060】 図17はビーム間モード用ペアレント―デペンデント構成を示す。本発明の典
型的実施形態に従えば、このモードにおいて、ハブ1704はデペンデントビー
ム1718内でなくてペアレントビーム1702内に設置される。ハブがスポッ
トビーム内に設置されていない場合には、典型的実施形態は地上ターミナル17
06から他のスポットビーム内ハブへのビーム間アクセスを可能にする。これは
地上ターミナルがビーム間ブロードキャストサービス用であって「ローカルチャ
ネル」デリバリサービス用でないダウンリンクにアクセスすることを可能にする
。ペアレント―デペンデント構成は人口の少ない地域で囲まれた人口の多い地域
用に使用可能である。例えば、ペアレントビームはロサンゼルスをカバーするよ
うに方向つけされ得るが、デペンデントビームは図17に示すように北東カリフ
ォルニア州及び中央ネバダをカバーすることができる。
【0061】 ペアレントビーム1702は人口の多い地域に対して有効範囲を提供するが、
1つ又は複数のデペンデントビーム1718は人口に少ない地域に対して有効範
囲を提供する。各ペアレントスポットビームはスポットビームのフットプリント
内の中心に位置する番号をつけられたハブ1704及び幾つかの個別地上ターミ
ナル1706を持つ。地上ターミナル1706とハブ1704の間又は2つの地
上ターミナル1706の間のビーム内通信に関して、地上ターミナルは例えば左
円形偏極のようなタイプの偏極を持つアップリンク信号1714を偏極基調ルー
タ回路を装備しているGEO衛星1708へ伝送する。次に、ルータは、左円形
偏極された信号をダウンリンク信号1716としてペアレントスポットビームへ
戻るように経路指定するはずである。
【0062】 ブロードキャスト伝送に関して、ペアレントスポットビーム1702内のハブ
1704は1つは右円形偏極された信号及び1つは左円形偏極された信号である
2つのブロードキャスト信号1710を同時にGEG衛星に伝送する。GEO衛
星内偏極基調ルータは2つの信号を分離し、左円形偏極された信号1716をペ
アレントスポットビームへ返還伝送し、右円形偏極された信号1722をデペン
デントスポットビームへ下方伝送する。
【0063】 その上、どちらのプログラムがどちらのデペンデントビームに伝送されるかの
決定に際して融通性を加えるために、周波数経路指定を偏極経路指定に加えるこ
とも可能である。例えば、ブロードキャストデータ用に使用される右円形偏極さ
れた周波数バンドはn個の同等セグメントに分割されることが可能である。ここ
に、nはSATCOMシステムによって使用されるスポットビームの個数である
。各セグメントは個別デペンデントスポットビームに直接的に対応する(即ち、
第1セグメントは第1デペンデントスポットビームに対応し、第2セグメントは
第2デペンデントスポットビームに対応するなど)。次に、独立スポットビーム
によってカバーされるこれらの地域に局地化されたブロードキャストデータを提
供するために、分離したインデペンデントブロードキャスト信号を個別セグメン
トに割り当てることが可能である。
【0064】 図18は本発明の典型的実施形態に従ったペアレント―デペンデントビーム間
サービスのためのスポットビーム分布を示す。ペアレントスポットビーム180
2は、例えばカリフォルニア州のサンフランシスコから同じくカリフォルニア州
のサンディエゴまで伸延する領域のように高度に人口の多い地域に有効範囲を提
供することが出来る。これらのペアレントスポットビームの各々においては、ロ
ーカル及びブロードキャスト両サービスが提供されることが可能である。ただし
、例えば中央ネバダ及び北部カリフォルニア州のような人口も少なく、サービス
に関する需要も少ない地域においては、デペンデントスポットビーム1804は
ペアレントビームからのブロードキャストサービスを受け取るために使用するこ
とが可能である。
【0065】 図19はブロードキャストサービス経路指定に関する代替方法を示す。番号を
つけられた他の全てのサービススポットビーム1902から分離された地域に本
発明の典型的実施形態に従って創立されたネットワーク操作制御センター(Ne
twork Operating Control Center(NOCC)
)1916はNOCCスポットビーム1910内で動作中である。アップリンク
バンドの一部分はブロードキャストユーザ帰路信号に関しては論外の存在である
。これらの信号は、一旦入力スポットビームアンテナによって受信されて増幅さ
れると、周波数領域において電力コンバイナーと組合わされる。NOCC191
6は2つのブロードキャスト信号が同一周波数バンドを使用しないようにアップ
リンク周波数を調整する。ブロードキャストに関して、組合わされた信号は番号
をつけられた衛星1908によってNOCC1916から再伝送1912を介し
てダウンリンクスポットビーム1902内地上ターミナル1904へ経路指定さ
れる。このサービスは、ネットワーク管理ベンタへの中間伝送であるので「ダブ
ルホップ」サービスである。その代りに、NOCC1916からのブロードキャ
スト用として意図された信号はハブ1906からWAN1914を介して、又は
、衛星ネットワークのユーザを介して、又は、外側ソースから直接引き渡し可能
なはずである。
【0066】 図20は本発明の典型的実施形態に従ってスポットビームのネットワーク内N
OCCを収容するための周波数基調経路指定の使用を示す。周波数基調ルータ回
路は信号ルータ2022又は高電力増幅器(HPA)2014に接続されたn個
の同じ回路を有する。ここに、nはSATCOMシステムによって用いられるス
ポットビームの個数である。図12に示す周波数基調ルータ回路とは対照的に、
ネットワーク運営管理センタはルータ回路に入力を提供する。
【0067】 番号をつけられたアップリンク信号は番号をつけられたアンテナ2002の1
つを介してルータ回路に入ることが可能であり、次に、線形LNA2004によ
って増幅される。信号は、信号を2つの信号に分割するデマルチプレクサ200
6又は「demux」を経て通過する。第1信号は番号をつけられたダウンコン
バータ2008を経て通過し、ダウンコンバータは周波数を番号をつけられたダ
ウンリンク周波数にシフトする。順序として、この下方変換された信号は番号を
つけられた電力調整回路2010を経て通過し、この際に出力伝送電力が設定さ
れる。番号をつけられた増幅器(HPA)2014における当該信号の振幅増大
化に先立って不必要なノイズを除去するために、電力調整回路2010の出力は
フィルタ2012へ通過される。増幅器(HPA)2014の出力はアンテナ2
016によって伝送される。
【0068】 デマルチプレクサ2006によって出力される第2信号はダウンコンバータ2
018へパスされ、ダウンコンバータは周波数をダウンリンク周波数へシフトす
る。順序として、番号をつけられたダウンコンバータ2018の出力は不必要な
ノイズを除去するためにフィルタ2020によって濾波される。このプロセスは
SATCOMシステムによって用いられるn個のスポットビームに基づいてn回
完成され得る。フィルタ2020の各出力はコンバイナーにおいて合計され、ア
ンテナ2016を介して伝送するために増幅器(HPA)2014へ出力される
【0069】 NOCCによって提供される入力信号はアンテナ2002’によって受け取ら
れ、LNA2003によって増幅され、フィルタ2005によって濾波され、ル
ータ2022に出力される。次に、ルータ2022は向け直された信号を該当す
るアンテナ2016へ出力することができる。
【0070】 図21は回路の組み合わせによってチャネル容量を調節するために衛星スポッ
トビームダウンリンク送信機電力を制御する典型的システムを示す。スポットビ
ームネットワーク概念は従来型のDBS衛星が備えていない幾らかの独創的融通
性を衛星に搭載することを可能にする。標準アーキテクチャKuバンドDBS衛
星はCONUS地理の完全有効範囲を提供しなければならない。従って、DBS
衛星は当該地域を横断して多かれ少なかれ一定レベルのダウンリンク電力を伝送
しなければならない。これはローカルチャネルDBSの伝送がCONUS内の小
さい地域用のみを意図する場合には特に浪費的である。その上、人口の多い中心
部全体に渡るスポットビームは比較的人口の少ない地域の場合よりも更に大きい
容量を必要とするはずである。また、可変電力必要条件の適用に導く期日の期間
中において電力使用のピーク期間は東岸から西岸まで僅かに変動するはずである
。可変電力必要条件は衛星上における全電力管理制御概念を採用することによっ
て収容可能であり、この場合、ダウンリンクビームは1、2、または、4個の高
電力源を組み合わせる伝送回路によって励起される。例えば、CONUS地理に
おける100個のスポットビームのネットワークについて考察することとする。
各スポットビームは連続的なDVBダウンリンクベースで15Wを伝送可能であ
り、伝送電力は合計1.5KWに及ぶはずである。その代わりに、上位10箇所
の人口集中地域に40Wを割当て、次の20箇所に20Wを割り当て、残りの7
0箇所には僅かに10Wを割り当てることが可能なはずである。
【0071】 以上の記述は本発明の典型的な実施形態に限り関係があること、及び、本発明
の趣旨及び範囲から逸脱することなしに、ここに述べた実施形態に多数の変更を
実施可能であることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術における「ベントパイプ」モードSATCOM構成の説明図である
【図2】 従来の技術における「ブロードキャスト」モードSATCOM構成の説明図で
ある。
【図3】 従来の技術によるSES ARCS SATCOM構成の説明図である。
【図4】 本発明の典型的実施形態に従ってCONUSの少なくとも選定済み地域の有効
範囲を提供するために多重スポットビームを提供するSATCOMシステムの説
明図である。
【図5】 本発明の典型的実施形態に従ったCONUSの代表的なスポットビーム有効範
囲パターンの説明図である
【図6】 本発明の典型的実施形態に従ったCONUSの代替スポットビーム有効範囲パ
ターンの説明図である。
【図7】 スポットビーム内モードにおいて動作中の典型的実施形態の説明図である。
【図8】 スポットビーム間モードにおいて動作中の典型的実施形態の説明図である。
【図9】 ブロードキャストモードにおいて動作中の典型的実施形態の説明図である。
【図10】 リモートハブブロードキャストモードにおいて動作中の典型的実施形態の説明
図である。
【図11】 本発明の典型的実施形態に関する信号周波数に基づいたスポットビーム間モー
ド用アップリンク信号及びダウンリンク信号の周波数割当の説明図である。
【図12】 本発明の典型的実施形態に従ってスポットビーム間モード用に使用される周波
数基調ルータ回路の説明図である。
【図13】 本発明の典型的実施形態に従った信号偏極に基づくスポットビーム間モード用
アップリンク信号及びダウンリンク信号周波数割当の説明図である。
【図14】 本発明の典型的実施形態に従ったスポットビーム間モード用偏極基調ルータ回
路の説明図である。
【図15】 本発明の典型的実施形態に従った信号の周波数及び偏極両方に基づくスポット
ビーム間モード用アップリンク信号及びダウンリンク信号周波数割当の説明図で
ある。
【図16】 本発明の典型的実施形態に従ってスポットビーム間モード用に使用される組み
合わせ周波数/偏極基調ルータ回路の説明図である。
【図17】 本発明の典型的実施形態に従ったペアレント―デペンデントSATCOMビー
ム間構成の説明図である。
【図18】 西部合衆国に関するペアレント―デペンデント構成用典型的スポットビームパ
ターンネットワークの説明図である。
【図19】 Network Operating Control Center(NO
CC)SATCOM構成において動作中の本発明にかかる典型的実施形態の説明
図である。
【図20】 NOCC構成用に使用される本発明の典型的実施形態に従った組み合わせ周波
数基調ルータ回路の説明図である。
【図21】 本発明の典型的実施形態に従った衛星搭載送信機電力制御用に使用される4:
1と3:1と2:1のコンバイナー回路の説明図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月12日(2002.4.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 テイラー、 トーマス エス. アメリカ合衆国 ジョージア州 30327 アトランタ グレン レイク ドライブ 345 (72)発明者 ハフナー、 ウィリアム アール. アメリカ合衆国 ジョージア州 30022 アルファレッタ スポッティド ポニー トレール 10875 (72)発明者 リッグ、 スティーブン エイチ. アメリカ合衆国 ジョージア州 30092 ノークロス ブリッジポート ウェイ 4968 (72)発明者 ハウエル、 ジェイムズ エム. アメリカ合衆国 ジョージア州 30189 ウッドストック フェアウェイズ ドライ ブ 545 Fターム(参考) 5K072 AA18 BB22 DD02 DD06 DD16 DD17 FF22 【要約の続き】 ンデント間の利用可能なバンド幅全体を割り当てる。周 波数再使用及びシステムの全容量を最大限化するように 本システムは各ハブと衛星との間の非同期通信を作動可 能化する。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスポットビーム内に位置するユーザターミナルへ情報
    を分配する衛星通信システムであって、 静止軌道内通信衛星と、 第1スポットビーム内に位置する第1ユーザターミナルから前記通信衛星を経
    て受信された情報を前記通信衛星を経て前記スポットビームの中の選定された1
    つ内に位置する第2ユーザターミナルへ経路指定するように形成された、それぞ
    れのスポットビーム内に位置する複数のハブとを備え、 前記通信衛星において、 前記第1ユーザターミナルから第1プロトコルに従って前記情報を受け取り、 前記スポットビームの中の選定された1つ内に位置する第1ハブへ前記第1プ
    ロトコルに従って前記情報を伝送し、 前記第1ハブから第2プロトコルに従って前記情報を受信し、 前記スポットビームの中の選定された1つ内に位置する第2ユーザターミナル
    へ前記第2プロトコルに従って前記情報を伝送するように形成されることを特徴
    とする衛生通信システム。
  2. 【請求項2】 前記スポットビームの各々が他のスポットビームから空間的
    に隔離されることを特徴とする請求項1に記載の衛星通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1ハブが前記第1スポットビーム内に位置することを
    特徴とする請求項1に記載の衛星通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1ハブが前記第1スポットビーム以外の前記スポット
    ビームの中の1つ内に位置することを特徴とする請求項1に記載の衛星通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記通信衛星が、更に、 前記情報を第1周波数において前記第2ユーザターミナルへ伝送し、 前記情報を第2周波数において前記スポットビームの中の選定された1つ内に
    位置する前記第3ユーザターミナルへ伝送するように形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の衛星通信システム。
  6. 【請求項6】 前記通信衛星が、更に、 前記情報を第1偏極において前記第2ユーザタミナルへ伝送し、 前記情報を第2偏極において前記スポットビームの中の選定された1つ内に位
    置する第3ユーザターミナルへ伝送するように形成されることを特徴とする請求
    項1に記載の衛星通信システム。
  7. 【請求項7】 前記第1ユーザターミナルから受け取った前記情報及び前記
    第2ユーザターミナルへ伝送された前記情報に関して周波数及び偏極を割り当て
    るように形成されたネットワーク制御センターを更に備えることを特徴とする請
    求項1に記載の衛星通信システム。
  8. 【請求項8】 前記第1プロトコルと前記第2プロトコルが同一プロトコル
    であることを特徴とする請求項1に記載の衛星通信システム。
  9. 【請求項9】 前記通信衛星が、前記情報の周波数または偏極を選択するこ
    とによって前記スポットビームの中の選定された1つ内に位置するユーザターミ
    ナルに前記情報を導くように形成されたルータを更に備えることを特徴とする請
    求項1に記載の衛星通信システム。
  10. 【請求項10】 前記通信衛星が、前記情報が前記第2ユーザターミナルに
    伝送される電力レベルを調節するためのダウンリンク送信機電力コントローラを
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の衛星通信システム。
  11. 【請求項11】 選定されたハブの1部分集合を相互接続する広域ネットワ
    ークを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の衛星通信システム。
  12. 【請求項12】 衛星通信システムを介して他のユーザターミナルに情報を
    通信するユーザターミナルであって、前記通信衛星システムが静止軌道内の1つ
    の通信衛星及び複数のハブを有し、前記通信衛星がアンテナを有し、各ハブが前
    記アンテナによって形成される複数のスポット有効範囲地域の中の1つ内に位置
    する前記ユーザターミナルにおいて、 前記通信衛星を経て前記ハブの中の1つに第1プロトコルに従って情報を伝送
    し、 前記通信衛星を経て前記ハブから第2プロトコルに従って情報を受け取るよう
    に形成されることを特徴とするユーザターミナル。
  13. 【請求項13】 前記ハブが位置する前記スポット有効範囲地域内に位置す
    ることを特徴とする請求項12に記載のユーザターミナル。
  14. 【請求項14】 前記ハブが位置する以外の前記スポット有効範囲地域の1
    つ内に位置することを特徴とする請求項12に記載のユーザターミナル。
  15. 【請求項15】 前記第1プロトコルと前記第2プロトコルが同一プロトコ
    ルであることを特徴とする請求項12に記載のユーザターミナル。
  16. 【請求項16】 ユーザターミナル間でハブを介して通信する方法であって
    、前記ユーザターミナルが静止通信衛星上のスポットビームアンテナによって画
    定されるスポット有効範囲地域内に位置し、前記ハブの各々がスポット有効範囲
    地域内に位置し、 第1ユーザターミナルから前記衛星を介して第1信号を第1プロトコルに従っ
    てハブに伝送するステップと、 前記第1ハブから前記衛星を介して第2ユーザターミナルにおいて第2のプロ
    トコル従って第2信号を受け取るステップ とを含む方法。
  17. 【請求項17】 前記ハブにおいて、選定済み周波数及び選定済み偏極にお
    いて前記第2信号を前記衛星へ伝送するステップと、 前記衛星において、前記第2信号の前記周波及び偏極に基づいて前記スポット
    有効範囲地域の少なくとも1つに前記第2信号を経路指定するステップ とを更に含むことを特徴とする請求項16に記載のユーザターミナル通信方法
  18. 【請求項18】 前記第1信号伝送ステップにおいて、第1ユーザターミナ
    ルからの前記第1信号を前記衛星を経て異なるスポット有効範囲内に位置する第
    1ハブへ伝送するステップを含むことを特徴とする請求項16に記載のユーザタ
    ーミナル通信方法。
  19. 【請求項19】 第3ユーザターミナルにおいて前記第2信号を受信するス
    テップを更に含み、前記第2ユーザターミナル及び前記第3ユーザターミナルが
    異なるスポット有効範囲内に位置することを特徴とする請求項16記載のユーザ
    ターミナル通信方法。
  20. 【請求項20】 各前記スポット有効範囲地域内に位置するユーザターミナ
    ルにおいて前記第2信号を受信するステップを更に含むことを特徴とする請求項
    16に記載のユーザターミナル通信方法。
  21. 【請求項21】 第3ユーザターミナルにおいて前記第2信号を受信する前
    記ステップを更に含み、前記第1ユーザターミナルと前記第2ユーザターミナル
    と前記第3ユーザターミナルが前記同一スポット有効範囲内に位置することを特
    徴とする請求項16に記載のユーザターミナル通信方法。
  22. 【請求項22】 地上を基調とする通信リンクを介して前記ハブの少なくと
    も2つの間で通信するステップを更に含むことを特徴とする請求項16に記載の
    ユーザターミナル通信方法。
  23. 【請求項23】 前記通信ステップが広域ネットワーク全体に渡って通信す
    るステップを含むことを特徴とする請求項22に記載のユーザターミナル通信方
    法。
  24. 【請求項24】 ネットワーク操作制御センターにおいて前記ハブ及び前記
    ユーザターミナルに周波数及び偏極を割り当てるステップを更に含むことを特徴
    とする請求項16に記載のユーザターミナル通信方法。
  25. 【請求項25】 衛星通信システムにおける使用のための周波数を基調とす
    るルータ回路であって、前記衛星通信システムが地上ハブと通信衛星と複数のス
    ポット有効範囲地域内に位置する複数のユーザターミナルとを有し、 前記ルータ回路において、 複数のビーム内から1つのビーム間信号を分離する第1デマルチプレクサと、 前記ビーム内信号を分離する第2デマルチプレクサと、 前記ビーム間信号及び前記ビーム内信号の各々を前記衛星上のそれぞれのスポ
    ットビームアンテナへ経路指定するように形成されたルータ とを備えることを特徴とするルータ回路。
  26. 【請求項26】 それぞれのビーム間及びビーム内信号を周波数変換するた
    めの複数のダウンコンバータを更に備えることを特徴とする請求項25に記載の
    周波数を基調とするルータ回路。
  27. 【請求項27】 前記ビーム間信号及び前記ビーム内信号の中の選定された
    少なくとも1つの信号の出力電力レベルを設定する電力調整回路を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項25に記載の周波数を基調とするルータ回路。
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