JP2003509973A - 移動通信網における複数の基地局の同期化方法及び装置 - Google Patents

移動通信網における複数の基地局の同期化方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 複数の基地局(BS1,BS2)の同期化のために、特に“シームレスなハンドオーバー”の目的のために、複数の基地局(BS1,BS2)に場合によっては要求に応じて時間情報(ZI1,ZI2)が時間情報サーバー(VE)からローカルネットワーク(LAN)を介して転送される。“シームレスなハンドオーバー”に関与する基地局(BS1,BS2)は通常は隣接しており、さらに隣接する基地局のケースでは、時間情報サーバー(VE)と基地局との間のローカルネットワーク(LAN)内の時間情報(ZI1,ZI2)のそれぞれの伝播時間ないし伝播時間変動が極僅かしか違わないので、本発明によれば“シームレスハンドオーバー”のための高い同期化精度が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、移動通信網における複数の基地局の同期化方法及び装置に関してい
る。
【0002】 多くの通信システムでは、種々異なる目的、例えば音声データ、ビデオデータ
、ファックスデータ、マルチメディアデータ、情報データ、テキストデータ、プ
ログラムデータおよび/または測定データなどの伝送に用いることのできる端末
装置が、益々ワイヤレスで接続される傾向にある。この種の移動端末への接続は
、通常は、通信ネットワークを介して結合されるいわゆる基地局を介して形成さ
れる。この基地局は、エアーインターフェースを介して移動端末と接続され得る
。これらの移動端末とは、以下ではいわゆるコードレス端末とも理解されたい。
【0003】 移動端末と基地局との間のエアーインターフェースを介した有効データの交換
は、通常はクロックによって予め与えられたタイムフレーム内で行われる。この
タイムフレームは、以下の明細書では無線タイムフレームとも称する。
【0004】 移動端末と基地局との間でワイヤレスの接続が所定の品質で構築可能である、
基地局周辺の領域は、この基地局の無線セルとも称する。比較的広い領域で接続
の可能性を提供するために、通常は、複数の基地局が、供給べき領域に亘って分
配され、それらの無線セルが領域全体をカバーする無線ネットワークを形成する
ように配置される。そのような無線ネットワーク内で記録されている移動端末は
、この場合当該無線ネットワーク内のそのつどの無線範囲内に存在している基地
局間で任意に交替可能である。接続形成の際の第1の基地局から第2の基地局へ
の移動端末の“引渡し”は、“ハンドオーバー”とも称されている。通常は、そ
のような接続経過の入替えはできるだけ知覚されずに接続の解除が行われなけれ
ばならない。そのような解除は、いわゆる“シームレスなハンドオーバー”とも
称される。
【0005】 この“シームレスハンドオーバー”の実施は、いずれにせよエアーインターフ
ェースに関して関与している基地局の相互の同期化が前提となる。例えばDEC
T−エアーインターフェースを介して伝送すべきユーザーデータが無線タイムフ
レームに埋込まれているならば、それらの開始は“シームレスハンドオーバー”
に関与している基地局のもとで最大でも2μsまでの相互偏差しか許されない。
【0006】 この意味では、基地局の同期化とは、特に移動端末とのユーザーデータ交換に
基づく無線タイムフレームの同期化と理解されたい。
【0007】 公知文献WO 96/38990 からは、複数の基地局がそれぞれISDN規格によるS インターフェースを介して構内交換機に接続される移動通信システムが公知で
ある。この場合これらの基地局には、Sインターフェースを介して使用される
伝送プロトコルの物理層上で構内交換機の基準クロックが伝送される。全ての基
地局によって均等に受信される基準クロックに基づいて、当該基地局のクロック
発生器は、同期化される。
【0008】 通信システムの益々のネットワーク化と、音声及びデータサービスの益々の集
積化並びに移動端末による複雑なサービス特徴の益々の利用を考慮すれば、いず
れにせよSインターフェースを介した基地局との接続は、融通性に乏しいこと
が判明している。この欠けている融通性は特に、使用される伝送プロトコルの物
理層における基準クロックの伝送に起因している。なぜならこれに対しては構内
交換機と基地局の間の連続した第1層の接続が必要とされるからである。
【0009】 本発明の課題は、特に“シームレスなハンドオーバー”を確立する上で従来技
術に比して融通性の高い移動通信網における複数の基地局の同期方法を提供する
ことである。
【0010】 さらに本発明はこのような方法を実施し得る装置を提供することである。
【0011】 前記課題は本発明により、請求項1の特徴部分に記載の方法と請求項15の特
徴部分に記載の装置によって解決される。
【0012】 本発明の有利な実施形態及び改善例は、従属請求項に記載されている。
【0013】 移動通信網の複数の基地局をそのエアーインターフェースに関して同期化する
ために、これらの基地局にはローカルネットワークを介して(例えば時間情報サ
ーバーから)、時間情報が伝送される。受信した時間情報に対するそれらの固有
の時間尺度のそれぞれの調整によって、これらの基地局が相互に同期化される。
【0014】 ローカルネットワーク(これはLANとも称される)は、多様な形態、例えば
“イーサーネット”“トークンリンク”“トークンバス”“FDDI”で実現さ
れ得る。本発明によれば、複雑に込み入った移動通信網においても複数の基地局
を僅かなコストで同期化できる。特にこれらの基地局は簡単な形式でローカルコ
ンピュータに集積可能である。その場合はネットワークの現行の構造基盤が同期
化のために使用可能である。移動通信網の基地局からローカルネットワークへの
接続は、特に音声通信やデータ通信の益々の統合化に関しても有利である。
【0015】 本発明の基本的な観点は、次のような事実にある。すなわちローカルネットワ
ークを介した時間情報の伝送が特に“シームレスハンドオーバー”を目的とした
基地局の同期化に非常に適していることである。なぜなら“ハンドオーバー”過
程に実質的に関与するのは相互に隣接した基地局だけなので、隣接する基地局の
無線タイムフレームのみが“ハンドオーバー”の時点に相互に高精度に同期化さ
れるだけでよい。本発明によれば、ここにおいて相互に隣接する基地局が高い同
期化の精度を達成することができる。なぜなら隣接する基地局のもとでは、それ
ぞれの基地局への時間情報の伝播時間も伝播時間変動もごく僅かしか違わないか
らである。
【0016】 本発明の有利な実施形態によれば、1つの基地局のクロック発生器はそのクロ
ック周波数および/または位相位置の再調整によって調整可能である。クロック
周波数および/または位相位置の突然の変化を避けるために、相応の制御信号が
積分回路を介してクロック発生器に供給され得る。それに対して代替的にクロッ
ク発生器のエラー状態は、クロックの挿入または除外によっても補正可能である
【0017】 本発明の別の有利な実施形態によれば、時間情報が基地局によってローカルネ
ットワークを介して時間情報サーバーから要求可能である。この場合この要求は
、有利には公知のネットワークプロトコル、例えばいわゆる“ネットワーク・タ
イム・プロトコル”(NTP)または“ディジタル・タイム・同期化プロトコル
”(DTSS)を介して行われてもよい。
【0018】 得られた時間情報の精度の改善のために、時間情報の要求と受信の間の時間差
が測定される。そこからは時間情報サーバーからの時間情報の伝播時間に対する
推定値が確定できる。
【0019】 要求の伝播時間がほぼ時間情報の伝播時間に一致するものと想定するならば、
時間情報の伝播時間は、測定された時間差分の半分として生じ得る。時間情報の
伝播時間に対する推定値の精度は、次のようにして高めることができる。すなわ
ち推定値を複数の問合せのフレーム内で測定された時間差分の平均値またはそこ
から導出された変数から求めることによって高めることができる。このようにし
てローカルネットワークを介して伝送されたデータの伝播時間が補償できる。時
間情報の伝播時間に対して求められた推定値は、クロック発生器の調整の際に補
正的に考慮可能である。
【0020】 基地局によって要求される時間情報の頻度は、様々な基準に合わせることがで
きる。それにより例えば基地局のクロック発生器の精度や、時間情報の問合せと
受信の間で測定された時間差の変化幅、および/またはクロック発生器の先行す
る調整の際の検出されたエラー状態の大きさなどに合わせることができる。有利
には、時間情報はクロックの精度が少なければ少ないほど、及び測定された時間
差分の変化幅が大きければ大きいほど、および検出されたクロック発生器のエラ
ー状態が大きければ大きいほど、頻繁に要求され得る。
【0021】 本発明のさらに別の有利な構成例によれば、ローカルネットワークを介して受
信されたデータ流が“ファーストインファーストアウト”の原理(FIFO)に
よって動作する入力バッファメモリに一時記憶され、そこからデータ流のデータ
要素が、クロック発生器によって定められたクロック内で継続処理のために読出
される。この入力バッファメモリの充填度レベルに依存してクロック発生器のク
ロック周波数が再調整され得る。ローカルネットワークを介して受信されたデー
タ流が、少なくとも時間的な平均の中でデータ流送信機のクロック発生器によっ
て予め与えられたデータレートで送信されるものと仮定すれば、基地局のクロッ
ク発生器は、時間的な平均の中でデータ流送信機のクロック発生器によって同期
化される。データ流のデータ要素の短時間の伝播時間変動を補償するために、充
填度レベルから導出されたクロック周波数制御信号は、積分器を介してクロック
発生器に供給される。
【0022】 有利にはクロック周波数制御のために、ローカルネットワークを介して受信さ
れ移動端末に送信される通信データ、例えば音声データなどが用いられる。通信
データと特に音声データは、現下の接続の際に正確に維持される通信データの送
信機のタイムクロックを基準とする伝送レートで伝送されるので、クロック発生
器のクロック周波数は、受信される通信データないし音声データに基づいて特に
高精度で安定化可能である。
【0023】 次に本発明の実施例を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。
【0024】 この場合それぞれ概略的に示されている図面のうち 図1には、ローカルネットワークを介して中継装置に接続されている2つの基地
局を有する移動通信網が示されており、 図2には、ローカルネットワークに接続された複数の基地局が詳細に示されてい
る。
【0025】 実施例 図1には、固定網FNに接続された1つの中継装置VEと、ローカルネットワ
ークLANを介して中継装置VEに接続される2つの基地局BS1、BS2を有
する移動通信網が概略的に示されている。これらの基地局BS1,BS2は、当
該実施例の中では、デジタルコードレス方式DECT(Digital Eur
opean Cordless telephon)の基地局として実現されて
いる。基地局BS1を介して移動端末EG1に対するワイヤレス接続が構築され
ているのに対し、基地局BS2を介して移動端末EG2へのワイヤレス接続が形
成されている。移動端末EG1は、その他に、基地局BS1から基地局BS2へ
の接続移行の切替(ハンドオーバー)の準備のために基地局BS1に隣接する基
地局BS2に無線接続される。これらの無線接続は、当該実施例ではそれぞれ稲
妻形の矢印で示されている。
【0026】 中継装置VEは、固定網インターフェースFNSを介して固定網FNに接続さ
れ、さらにネットワークインターフェースNSを介してローカルネットワークL
ANに接続されている。この中継装置VEは、さらに固定網インターフェースF
NSと固定網NSに接続されリアルタイムクロックを備えた中央制御部ZSと、
衛星SATからのワールドタイム情報の受信のためのGPS(Global Positioning System)受信機を有している。このGPS受信
機によって、リアルタイムクロックRTCが、規則的な時間間隔で行われる目下
の時間情報ZIの伝送によって調整される。
【0027】 ローカルネットワークLAN(これは例えばイーサーネットやトークンリンク
、トークンバス、FDDIなどで実現され得る)は、パケット指向のデータ伝送
を支援する。このローカルネットワークLANには、通信装置の他に、データ処
理装置(図示されていない)も接続可能である。当該実施例では、ローカルネッ
トワークLANが、全ての通信データの伝送のみならず、中継装置VEと基地局
BS1,BS2の間の全ての制御データの伝送にも用いられている。ローカルネ
ットワークLANは、非常に簡単な形式で拡張が可能であり、またさらなる通信
及び/又はデータ処理装置の補充も可能なので、このように実現される移動通信
網は、非常に順応的に様々な要求にマッチさせることができる。
【0028】 当該実施例では、固定網FNから移動端末EG1,EG2へ案内される接続の
枠内で、通信データKD1,KD2、例えば音声データが、固定網FNから中継
装置VEへ伝送される。この中で固定網インターフェースFNSを介して受信さ
れる通信データKD1,KD2は、中央制御部ZSからローカルネットワークL
AN内の基地局BS1,BS2を識別するアドレス情報を付されてネットワーク
インターフェースNSを介してローカルネットワークLANに伝送される。この
データから基地局BS1とBS2は、それぞれ自身にアドレス指定された通信デ
ータ、すなわち基地局BS1は、通信データKD1を受信し、基地局BS2は、
通信データKD2を受信する。これらの基地局BS1ないしBS2は、受信した
通信データKD1ないしKD2を引続きDECTタイムフレーム内でワイヤレス
に移動端末EG1ないしEG2に転送する。
【0029】 接続を形成する際に、隣接する複数の基地局、ここでは基地局BS1とBS2
の間で、移動端末、ここではEG1のための“シームレスハンドオーバー”を可
能にするためには、この接続がDECT標準に従って+/−10- の周波数精度
で維持されなければならない。その他にも基地局BS1,BS2において当該移
動端末に対するデータ伝送が基礎にしているDECT時間フレームが2μsの許
容偏差で相互に同期化されなければならない。基地局BS1,BS2を相互に同
期化させるためには、これらの基地局BS1,BS2の各々が中央の時間発生装
置、ここでは中継装置VEのリアルタイムクロックRTCによって同期化される
。この場合この同期化は、ローカルネットワークLANを介して行われる。基地
局BS1,BS2はそれに対してそれぞれ1つの時間要求メッセージZA1ない
しZA2を、例えばいわゆる“ネットワークタイムプロトコル(NTP)”に従
ってローカルネットワークLANを介して中継装置VEに送信する。それに対し
て中継装置VEは受信した時間要求メッセージZA1,ZA2によって次のこと
を開始する。すなわち、そのつどの現下の時間情報ZI1,ZI2をリアルタイ
ムクロックRTCから問い合わせし、引き続き基地局BS1,BS2を識別する
アドレス情報を付随させてローカルネットワークLANを介してそれぞれのアド
レス指定された基地局BS1、BS2に転送する。これにより、中継装置VEは
、ローカルネットワークLAN内の時間情報サーバーの機能を果たす。
【0030】 図2には、基地局BS1が詳細に示されている。この基地局BS1は、ネット
ワークインターフェースNSを介してローカルネットワークLANに接続されて
おり、さらなる機能構成要素として、受信装置EEと、入力側バッファメモリE
Pと、クロック発生器ZTGと、クロック調整装置ZJと、周波数制御回路FS
と、DECT無線セクションDECTを有している。クロック調整装置ZJ自体
は、内部クロックCLKと、伝播時間確定装置LBと、伝播時間補正装置LKと
、積分素子IGを有している。わかりやすくする理由から、本発明を理解する上
であまり重要でないと思われるさらなる機能構成部については図から省いている
。図示されている機能構成部は、それぞれ基地局BS1のシステムプロセッサ上
で実行できるソフトウエアモジュールを用いて実現されてもよい。
【0031】 クロック発生器ZTGは、ビットクロックBTも、これに同期化されるフレー
ムクロックRTも供給する。このビットクロックBTとそれに伴うフレームクロ
ックRTの周波数は、この場合制御可能である。ビットクロックBTが基地局B
S1の制御過程に対する要素的時間尺度であるのに対して、フレームクロックR
Tは、DECTタイムフレームに対する時間尺度を定めている。ビットクロック
BTは、当該実施例ではクロック調整装置ZJ、入力側バッファメモリEP、並
びにDECT無線セクションDECTに供給されている。クロック調整装置ZJ
では、ビットクロックBTが特に内部クロックCLKのクロック制御に用いられ
ている。DECT無線セクションDECTには、さらにビットクロックBTに加
えてフレームクロックRTが供給されている。これはDECT無線セクションD
ECTによって送信されるDECTタイムフレームのためのタイムパターンを定
めている。
【0032】 クロック発生器ZTGの中継装置VEとの同期化のために、クロック調整装置
ZJは、ネットワークインターフェースNSを介して時間要求メッセージZA1
をローカルネットワークLANを介して中継装置VEに送信する。時間要求メッ
セージZA1の送信時点は、この場合内部クロックCLKを用いて計時され記憶
される。時間要求メッセージZA1によって、中継装置VEは、既に前述したよ
うに、時間情報ZI1をローカルネットワークLANを介して基地局BS1に伝
送することを開始する。時間情報ZI1は、基地局BS1のネットワークインタ
ーフェースNSから受信装置EEへ転送する。ここにおいて時間情報ZI1は、
ローカルネットワークLANを介して受信された通信データKD1も含んでいる
データ流から抽出される。この抽出された時間情報ZA1は、受信装置EEから
時間調整装置ZJへ転送され、この時間調整装置ZJによって時間情報ZI1の
受信時点を、内部クロックCLKに基づいて決定し、当該時間情報ZI1の時間
情報内容を評価する。伝播時間確定装置LBは、引続きローカルネットワークL
AN内の時間情報ZI1の伝播時間を、この時間情報ZI1の検出された受信時
点と、時間要求メッセージZA1の記憶されている送信時点との間の差分の1/
2と推定する。
【0033】 伝播時間確定の精度向上と短時間の伝播時間変動の補償のために、伝播時間に
対して得られた値は、先に算出された伝播時間の先行値を用いて平均化される。
有利には移動平均値が算出される。また場合によっては時間情報ZI1のタイム
スタンプも伝播時間の算出に関与させてもよい。
【0034】 時間情報ZI1の時間情報内容によって示される時間は、引続き伝播時間補正
装置LKによって、先に算出された時間情報ZI1の伝播時間分について補正さ
れる。この補正された時間は、さらに内部クロックCLKによって時間情報ZI
1の受信時点で示された時間と比較される。その後でこの比較結果に依存して、
クロック発生器ZTGのクロック周波数の制御のための周波数制御信号FRSが
形成される。この周波数制御信号FRSは、クロック調整装置ZJから時間的な
積分素子IGを介して送出される。この素子の時定数は、ローカルネットワーク
LANにおいて現れる典型的な伝播時間変動が補償されるように定められている
【0035】 有利には、内部クロックCLKと中継装置VEのリアルタイムクロックCLK
との間に比較的大きな偏差が生じた場合には、クロック調整装置ZJによって、
比較的短い時間間隔で中継装置VEからの時間情報が要求され得る。
【0036】 そのつどの時間情報の受信の間の時間間隔の中で、クロック発生器ZTGのク
ロック周波数が、同様にローカルネットワークLANを介して受信された通信デ
ータKD1を用いて安定化される。そのためにこの通信データKD1は、受信装
置EEから入力側バッファメモリEPの入力側に供給される。このバッファメモ
リは、いわゆる先入れ先出しメモリとして実現されており、そこからは一時記憶
されているデータが、そこに記憶されているのと同じ時間順序予で読出される。
この先入れ先出しメモリは、単に“FIFO(first-in-first-o
ut)”メモリとも称される。入力側バッファメモリEP内に一時記憶されてい
る通信データKD1は、クロック発生器ZTGから供給されたビットクロックB
Tに従ってそこから読出され、DECT無線セクションDECTに供給される。
そこからは通信データKD1が最終的にワイヤレスで移動端末EG1に転送され
る。
【0037】 津上は通信データと特に音声データは、中継装置から端末に、中継装置のクロ
ックに基づいた一定のデータレートで送信される。一定のデータレートで送信さ
れた通信データが場合によっては生じ得る伝播時間変動にさらされたとしても、
それらの通信データは、受信機のもとでは少なくとも時間的な平均の中で同じデ
ータレートで出現する。受信された通信データのデータレートの時間平均は、こ
れらの通信データの受信機を送信機のクロックに同期化させるのに用いられても
よい。
【0038】 本発明の実施例では、一定のデータレートで中継装置VEから送信された通信
データKD1,KD2が基地局bs1,bs2によって次のことに利用される。
すなわちそのつどのクロック発生器ZTGのクロック周波数を時間情報の個々の
問合せの合間の時間間隔の間に安定化させるのに利用される。基地局BS1では
、この目的のために規則的な時間間隔で現下の入力側バッファメモリEPの現下
の充填状態、すなわち入力側バッファメモリEPが通信データKD1でいっぱい
になるまでの限界が検出され、充填状態情報FIの形態で周波数制御回路FSに
伝送される。この周波数制御回路FSは、充填状態情報FIに依存して周波数制
御信号FRSを形成する。この周波数制御信号FRSは、積分素子IGを介して
送出され、時間調整装置ZJによって形成された周波数制御信号と、クロック発
生器ZTGのクロック周波数の制御のために組合わされる。周波数制御回路FS
の積分素子IGの時定数は次のように選定される。すなわちローカルネットワー
クLANにおいて通信データKD1の典型的に現れる伝播時間変動が補償できる
ように選定される。周波数制御回路FSないしクロック調整装置ZJの積分素子
IGは、例えば移動平均値の形成のためのディジタル回路を用いて実現されても
よい。入力側バッファメモリEPの充填状態が平均以上に高い場合には、周波数
制御回路FSによってクロック発生器ZTGのクロック周波数の引上げのための
周波数制御信号FRSが形成される。それに対して入力側バッファメモリEPの
充填状態が平均値よりも低い場合には、クロック周波数を低減するための周波数
制御信号が形成される。クロック調整装置ZJと周波数制御回路FSによって送
出される周波数制御回路FRSは、そのつど所定の重み付け係数と組合わされて
クロック発生器ZTGに供給されてもよい。その際有利には、このクロック調整
装置ZJによって形成された周波数制御信号FRSが、周波数制御回路FSによ
って形成されたものよりも高い重み付けレベルを受取る。入力側バッファメモリ
EPの充填状態に基づいたクロック発生器ZTGのクロック周波数の付加的な安
定化に基づいて、個々の時間問合せの間の時間間隔が比較的長くても同期化が保
証されるように、クロック発生器ZTGとして高価な温度安定化機能なしの比較
的安価な水晶発振器を使用することも可能である。
【0039】 時間情報ZI1,ZI2及び通信データKD1,KD2のローカルネットワー
クLANを介した伝送が時間的に見て非透過的であるにもかかわらず、本発明に
よれば隣接する基地局BS1,BS2の“シームレスハンドオーバー”過程に対
する十分な同期化精度が達成可能となる。高い同期化精度は、特に次のことによ
って促進される。すなわち、隣接する複数の基地局のもとでは、時間情報ZI1
,ZI2ないし通信データKD1,KD2の伝播時間も伝播時間変動も極僅かし
か違わないことによって促進される。
【0040】 本発明の実施例においては、この同期化精度がさらに付加的に、複数の周波数
制御機構の利用と、積分素子IGによる伝播時間変動の補償調整とによって高め
られる。
【0041】 “シームレスなハンドオーバー”に対して求められる基地局BS1、BS2間
の同期化精度を、さらに広いローカルネットワークLANにおいても保証できる
ようにするために、ローカルネットワークLANのネットワーク構成要素、例え
ば“レピータ”および/または“ルーター”を次のように配設してもよい。すな
わち中継装置VEと各基地局BS1、BS2の間に接続され、さらにこれらの基
地局BS1,BS2の間に接続されるネットワーク構成要素のそれぞれの数が、
そのつど予め定められる数を上回らないように配慮してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ローカルネットワークを介して中継装置に接続されている2つの基地局を有す
る移動通信網が示されている。
【図2】 ローカルネットワークに接続された複数の基地局が詳細に示されている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月12日(2001.10.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正の内容】

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信網における複数の基地局の同期化方法において、 a)複数の基地局(BS1,BS2)に、時間情報(ZI1,ZI2)をロー
    カルネットワーク(LAN)を介して伝送し、 b)時間情報(ZI1,ZI2)を受信するそれぞれの基地局(BS1,BS
    2)のクロック発生器(ZTG)を、受信時点と当該時間情報(ZI1,ZI2
    )の時間情報内容に基づいて調整し、 c)それぞれの基地局(BS1,BS2)に対する、無線時間フレームに係わ
    る機能シーケンスの送信を、クロック発生器(ZTG)の信号(RT,BT)に
    基づいて制御するようにしたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 基地局(BS1,BS2)のクロック発生器(ZTG)を、
    そのクロック周波数および/または位相位置の再調整によって調整するようにし
    た、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 基地局(BS1,BS2)のクロック発生器(ZTG)を、
    複数のクロックの読出しまたは挿入によって調整するようにした、請求項1また
    は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 時間情報(ZI1,ZI2)が基地局(BS1,,S2)に
    よってローカルネットワーク(LAN)を介して時間情報サーバー(VE)から
    要求されるようにした、請求項1から3いずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 時間情報(ZI1,ZI2)の要求および伝送は、標準化さ
    れているネットワークプロトコルに従って行われるようにした、請求項4記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 時間情報(ZI1,ZI2)の要求と受信との間の時間差分
    を測定し、 この測定された時間差分に基づいて、当該時間情報(ZI1,ZI2)の、時
    間情報サーバー(VE)からの伝播時間に対する推定値を求め、 クロック発生器(ZTG)を、時間情報(ZI1,ZI2)の伝播時間に対し
    て求められた推定値を用いることによって調整するようにした、請求項4または
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】 時間差分を、基地局(BS1,BS2)のクロック発生器(
    ZTG)を用いて測定するようにした、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 時間情報(ZI1,ZI2)の伝播時間に対する推定値の算
    出のために、測定された時間差分またはそこから導出された変数を多数用いて平
    均化するようにした、請求項6または7記載の方法。
  9. 【請求項9】 時間情報(ZI1,ZI2)を、基地局(BS1,BS2)
    によって規則的な時間間隔で、ローカルネットワーク(LAN)を介して要求す
    るようにした、請求項4から8いずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 測定された時間差分がどのような強さで変化するかに依存
    した時間間隔で、ローカルネットワーク(LAN)を介して基地局(BS1,B
    S2)により、時間情報(ZI1,ZI2)を要求するようにした、請求項6か
    ら8いずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 基地局(BS1,BS2)からローカルネットワーク(L
    AN)を介して受信されたデータ流(KD1,KD2)を、ファースト・イン・
    ファースト・アウトの原理に従って動作する入力側バッファメモリ(EP)内に
    一時記憶させ、 そこからデータ流(KD1,KD2)のデータ要素を、クロック発生器(ZT
    G)によって定められるクロック(BT)で後続処理のために読出し、 前記入力側バッファメモリ(EP)の充填状態を検出し、 クロック発生器(ZTG)のクロック周波数を、検出された充填状態に依存し
    て再調整するようにした、請求項1から10いずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 入力側バッファメモリ(EP)内に一時記憶させるべきデ
    ータ流は、ローカルネットワーク(LAN)を介して受信され移動端末(EG1
    ,EG2)に送信される通信データ(KD1,KD2)を含んでいる、請求項1
    1記載の方法。
  13. 【請求項13】 受信された時間情報(ZI1,ZI2)に基づいたクロッ
    ク発生器(ZTG)の調整が、検出された充填状態に基づいた調整よりも優先さ
    れるようにした、請求項11または12記載の方法。
  14. 【請求項14】 基地局(BS1,BS2)は、ローカルネットワーク(L
    AN)を介して複数の時間情報を、複数の時間情報サーバーから受信し、クロッ
    ク発生器(ZTG)の調整に利用する、請求項1から13いずれか1項記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 移動通信網における複数の基地局の同期化のための装置に
    おいて、 複数の基地局(BS1,BS2)がローカルネットワーク(LAN)に接続さ
    れており、 ローカルネットワーク(LAN)を介して伝送される時間情報(ZI1,ZI
    2)に基づいてそのつどの基地局の時間尺度の同期化のための手段をそれぞれ有
    していることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 ローカルネットワークに接続される時間情報サーバー(V
    E)が設けられており、該時間情報サーバー(VE)は時間情報(ZI1,ZI
    2)をローカルネットワーク(LAN)を介して基地局(BS1,BS2)に伝
    送するためのタイマ装置(RTC)を有しており、この場合前記基地局(BS1
    ,BS2)はそれぞれ、 クロック発生器(ZTG)と、 ローカルネットワーク(LAN)を介して受信されたデータ流から時間情報(
    ZI1,ZI2)を抽出するための時間情報−受信装置(EE)と、 受信時点および受信した時間情報(ZI1,ZI2)の時間情報内容に基づい
    て、クロック発生器(ZTG)を調整するためのクロック調整装置(ZJ)と、 無線時間フレームに係わる機能シーケンスの送信を、クロック発生器(ZTG
    )の信号(RT,BT)に基づいて時間的に制御するための制御装置(DECT
    )とを有している、請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 時間情報サーバー(VE)は、ワールドタイム情報を受信
    するためと、受信したワールドタイム情報に基づいて時間情報サーバー(VE)
    のための時間尺度の設定を行うために、GPS受信装置(GPS)を有している
    、請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記基地局(BS1,BS2)は、ローカルネットワーク
    (LAN)を介して時間情報(ZI1,ZI2)を要求するための時間問合せ装
    置(ZJ)をそれぞれ有している、請求項16または17記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記基地局(BS1,BS2)はそれぞれ、 時間情報(ZI1,ZI2)の要求と受信の間の時間差分を測定するための時
    間測定装置(CLK)と、 測定された時間差分に基づいて、時間情報サーバー(VE)からそれぞれの基
    地局(BS1,BS2)への時間情報(ZI1,ZI2)の伝播時間に対する推
    定値を求めるための伝播時間確定装置(LB)と、 時間情報(ZI1,ZI2)をそれらの推定された伝播時間について補正する
    ための伝播時間補正装置(LK)とを有している、請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記時間測定装置(CLK)は、クロック発生器(ZTG
    )の信号(BT)を計数するカウンタを用いて実現されている、請求項19記載
    の装置。
  21. 【請求項21】 前記基地局(BS1,BS2)は、ローカルネットワーク
    (LAN)を介して受信されたデータ流(KD1,KD2)の一時記憶のための
    それぞれ1つの入力側バッファメモリ(EP)と、 該入力側バッファメモリ(EP)の充填状態の検出のための充填状態検出装置
    と、 検出された充填状態に依存したクロック発生器(ZTG)のクロック周波数再
    調整のためのクロック周波数制御装置(FS)とを有している、請求項16から
    20いずれか1項記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記基地局(BS1,BS2)は、クロック発生器(ZT
    G)のクロック周波数の制御のためのそれぞれ1つのPLL回路を有している、
    請求項16から21いずれか1項記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記基地局(BS1,BS2)は、ローカルネットワーク
    (LAN)内で隣接している、請求項15から22いずれか1項記載の装置。
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