JP2003508757A - バスコンテンションを防止する装置および方法 - Google Patents

バスコンテンションを防止する装置および方法

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ケン、ジャラミロ
ブライアン、ログスドン
フランクリン、エイチ.ストーリー
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    • G06F11/221Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested to test buses, lines or interfaces, e.g. stuck-at or open line faults

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスコンテンションを防止する装置および方法 【解決手段】 テスト中複合機能集積回路のバスコンテンションを防止するシステム。このシステムは、集積回路の機能性をテストするために作動可能な一連のテスト入力を受け入れるように構成される集積回路で実施される。集積回路は複数の機能ブロックを通信結合する少なくとも1つのバスを含む。少なくとも第1の機能ブロックおよび第2の機能ブロックは集積回路に含まれ、第1の機能ブロックおよび第2の機能ブロックの両方は、バスに結合され、テスト入力を受け入れるために結合される。バスの所有権を許可するバスアービタも集積回路に含まれる。第1の機能ブロックの対応する出力が第1の機能ブロックに対する発生されたバス許可信号を使用することによって起動される場合、バスアービタは、第2の機能ブロックの少なくとも1つの出力をディセーブルするように作動可能である。これは、テスト入力が第1の機能ブロックと第2の機能ブロックとの間のバスに対するコンテンションを生じないで第1の機能ブロックおよび第2の機能ブロックを通して伝播できることを保証する。それとは別に、集中テスト装置コントローラは、バスアービタの許可信号を使用するのとは対照的に、第2の機能ブロックの出力をディセーブルするために使用される。これは、バスアービタのロジックを変更しないで、実行ロジックの組み込みを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、集積回路装置の試験性を得るための設計の分野に関する。より詳細
には、本発明は、内部スキャンテスト中集積回路内のバスコンテンションを防止
しようと試みる方法およびシステムに関する。一実施形態では、集中制御リソー
スを使用することによって内部スキャン中内部バスを制御し、バスコンテンショ
ンを防止する方法およびシステムが述べられている。
【0002】 (背景技術) コンピュータシステム、ソフトウェアアプリケーション、およびそれらの周り
に形成された装置およびプロセスは、性能および複雑さが連続して増大している
。このようなシステムへの社会の信頼は、同様に増加し、このシステムがシステ
ムの設計者が意図した特性に従うことが、重要になってきている。一般的には、
システムがより強力であり、複雑であればあるほど、益々システムの有用性およ
び有効性はより大きくなる。しかしながら、これらのコンピュータおよびソフト
ウェア実行システムおよびプロセスはより強力になり、このシステム内の欠陥を
検出し、訂正することはますます困難になる。
【0003】 集積回路および特に集積回路のロジック部は、より複雑であり、より密である
ので、これらは、正しく、複雑な機能性を保証するためにテストすることは段々
困難になった。例えば、最新の技術によって、集積回路ダイ内に製造されたトラ
ンジスタの全数が増加するにつれて、製造工程ラインから現れる集積回路がテス
トの際に費やす時間量もまた増加する。したがって、最新および最大の高密度集
積回路に対するテストコストは、非常に顕著であり得る。非常に高性能のテスト
プログラム、すなわち自動テストパターン発生(ATPG)プログラムは、集積
回路設計を示すいろいろのネットリストを分析し、それから自動テスト装置(A
TE)システムの装置をテストするために使用されるテストパターン(例えば、
テストプログラムあるいはテストベクタとも呼ばれる)を生成するために使用さ
れる。
【0004】 ATPGプログラム、あるいはツールの目的は、このコストを減らすためにで
きるだけ効率的に正確な、高カバレッジ(例えば、集積回路の具体化回路の大部
分をテストする)テストパターンを生成することにある。したがって、ロジック
合成の益々重要な部分は、固有試験性を得るためにASICおよび他の複雑な集
積回路を設計することを含む。これは、試験性を得るための設計、すなわちDF
Tと呼ばれる。
【0005】 DFTプロセスの1つの問題の態様は、1つあるいはそれ以上の内部バス上の
複数機能ユニットを組み込む高密度複合集積回路を必要とする。内部3状態信号
あるいは複数のドライバを有するバスの使用は、最新システムのオンチップ設計
で普通になった。複雑な設計をテストする内部スキャンテスト方法の使用も普通
である。通常、これらの2つの最新設計の態様は、互いに相いれない設計および
テストの影響を持つ。
【0006】 最新のATPGツールはこのような構造を解釈し、制御する難点を有するが、
それにもかかわらず、唯一のドライバが任意の所定の時間に共有信号をアクティ
ブに駆動することを必要とする。複数のドライバをアクティブにすると、予想外
のテスト結果をもたらすことがあり、製造テスト中に部品をもしかすると損傷す
ることがある。複数のドライバが、機能ブロックのそれぞれのドライバを起動す
る自律回路を含む独自の機能から独立して制御される場合、この問題は解決する
ことをより困難にする。
【0007】 1つあるいはそれ以上の内部バスを競う複数の機能ブロックの問題を処理する
1つの従来の解決策は、ATPGツールに全てのバスコンテンション問題を強制
的に解決させる方法の実行である。しかしながら、これは、より低い故障カバレ
ッジを生じ、パターンを発生するのに物理的により長い時間を生じる。さらに、
多数のATPGプログラムおよびツールはこの解決策をサポートしない。
【0008】 さらに、バスコンテンション解決および防止を支持するツールは、限られた遷
移でこれを行うだけである。このツールは、いかなる信号あるいはバスに対して
もバスコンテンションを生じるATPGパターンが発生されなくて、ツールが行
うことがしばしば困難であることを保証する。この結果はしばしば極端に長いコ
ンパイル時間および非常に不十分な故障カバレッジである。
【0009】 したがって、必要とされるものは、集積回路装置の複数の機能ユニットの中で
のいかなる起こり得るバスコンテンションも除去できる解決策である。必要とさ
れるものは、複数の機能ユニットに対する複数のバスドライバをアクティブに制
御し、バスコンテンションを除去する解決策である。必要とされる解決策は、バ
スコンテンションはATPGツールが生成するかもしれない所与の任意のスキャ
ンテストパターンも生じる可能性がない設計によって保証されるべきであるので
、非常に高い故障カバレッジおよび非常に速いコンパイル時間を生じるテストパ
ターンを発生する。必要とされる解決策は、構造を均一に実行することが容易で
あるべきであり、設計に及ぼす最少のゲート領域およびシステム性能の影響を持
つ。
【0010】 (発明の開示) 本発明は、集積回路装置の複数の機能ユニットの中のいかなる起こり得るバス
コンテンションも除去する方法およびシステムである。本発明は、複数の機能ユ
ニットに対する複数のバスドライバをアクティブに制御し、複数の機能ユニット
が一連のテスト入力(例えば、ATPGテストパターン、ベクタ等)によって刺
激されるとき機能ユニットの中のバスコンテンションを除去する解決策を提供す
る。本発明の方法およびシステムは、バスコンテンションがATPGツールが発
生するかもしれない所与の任意のスキャンテストパターンを生じる可能性がない
設計によって保証するので、ATPGツールは非常に高い故障カバレッジを生じ
るテストパターンを発生できる。さらに、ATPGツールはバスコンテンション
が生じる可能性のないことを保証する必要がないので、テストパターンは、非常
に速いコンパイル時間で発生できる。本発明のシステムは、構造を均一に容易に
実行され、集積回路装置の全設計に及ぼす最少ゲート領域およびシステム性能の
影響を持つ。
【0011】 一実施形態では、本発明は、複合集積回路がテストを行うとき複合集積回路の
バスコンテンションを防止するシステムとして実現される。このシステムは、集
積回路の機能性を試験するために作動可能である一連のテスト入力を受け入れる
ように構成された集積回路で実現される。この集積回路は、複数の機能ブロック
を通信結合する少なくとも1つのバス(例えば、PCIバス)を含む。少なくと
も第1の機能ブロックおよび第2の機能ブロックは集積回路に含まれる。第1の
機能ブロックおよび第2の機能ブロックは、両方ともバスに結合され、(例えば
、含まれたテストアクセスポートを介して)テスト入力を受け入れるように結合
される。
【0012】 バスの所有権を許可するバスアービタも、集積回路に含まれる。第1の機能ブ
ロックの対応する出力が第1の機能ブロックに対して発生されたバス許可信号を
使用することによって起動される場合、バスアービタは、第2の機能ブロックの
少なくとも1つの出力をディセーブルするように作動可能である。これは、テス
ト入力が第1の機能ブロックと第2の機能ブロックとの間のバスに対するコンテ
ンションを生じないで第1の機能ブロックおよび第2の機能ブロックを通して伝
播できることを保証する。
【0013】 他の実施形態では、集中テスト装置コントローラは、バスアービタの許可信号
を使用するのとは対照的に、第2の機能ブロックの出力をディセーブルするため
に使用される。これは、バスアービタのロジックを変更しないで、実行ロジック
の組み込みを可能にする。集中「テスト専用」装置コントローラは、各機能ブロ
ックに対する専用信号を使用し、そのそれぞれの出力ドライバをイネーブルし、
ディセーブルする。
【0014】 (発明を実施する最良の形態) 次に、本発明の好ましい実施形態に対する参照が詳細に行われると、その例が
添付図面に示される、集中制御リソースを使用することによって内部スキャンテ
スト中バスコンテンションを防止するように内部バスを制御する方法およびシス
テムがある。本発明は好ましい実施形態とともに記載されているが、好ましい実
施形態は本発明をこれらの実施形態に限定することを目的としているのでないこ
とが分かる。これに反して、本発明は添付クレームによって規定される規定され
るように本発明の精神および範囲内に含まれ得る代替物、修正例および等価物を
保護することを目的としている。さらに、本発明の下記の詳細な説明では、多数
の特定の細部は本発明の完全な理解を行うために明らかにされる。しかしながら
、本発明がこれらの特定の細部なしに実行できることが当業者に明らかである。
他の例では、周知の方法、手順、部品、および回路は本発明の態様を必ずしも不
明瞭しないので詳細に記載されていない。
【0015】 本発明は、集積回路装置の複数の機能ブロック中いかなる起こり得るバスコン
テンションも除去する方法およびシステムである。本発明は、複数の機能ユニッ
トに対する複数のバスドライバをアクティブに制御し、複数の機能ユニットが一
連のテスト入力(例えば、ATPGテストパターン、ベクタ等)によって刺激さ
れるとき機能ユニットの中のバスコンテンションを除去する解決策を提供する。
本発明の方法およびシステムは、バスコンテンションがATPGツールが発生す
るかもしれない所与の任意のスキャンテストパターンを生じる可能性がない設計
によって保証するので、ATPGツールは非常に高い故障カバレッジを生じるテ
ストパターンを発生できる。さらに、ATPGツールはバスコンテンションが生
じる可能性のないことを保証する必要がないので、テストパターンは、非常に速
いコンパイル時間で発生できる。本発明のシステムは、構造を均一に容易に実行
され、集積回路装置の全設計に及ぼす最少ゲート領域およびシステム性能の影響
を持つ。本発明および本発明の長所はさらに後述される。
【0016】 次に、図1を参照すると、本発明の一実施形態による複合機能集積回路100
の図が示されている。図1は、本発明のPCI(周辺コンポーネント相互接続)
方式の実施形態の一般図を示す。しかしながら、本発明の方法およびシステムが
他の種類の共通バスおよび/または他の種類のバス規格(例えば、AMBAバス
、ASB、AHB、APB等)で実現できることを理解すべきである。
【0017】 図1に示されるように、集積回路100は、各々が共用バス110に結合され
る4つの機能ブロック101〜104を含んでいる。本実施形態では、機能ブロ
ック101〜104は、PCIエージェント(例えば、それぞれPCIマスタ/
ターゲット#1、PCIマスタ/ターゲット#2、PCIターゲット#3、およ
びPCIマスタ/ターゲット#4)であり、共用バス110はPCIバスである
。機能ブロック101〜103は、PCIマスタ/ターゲットエージェント(例
えば、PCIイニシエータおよびPCIスレーブの両方としての機能を果たす)
である。機能ブロック104はPCIターゲット専用エージェントである。ブロ
ック101〜104およびバス110は、集積回路100内に統合され、ひとま
とめにして集積回路100の機能性および有用性を提供する。
【0018】 前述のように、本発明は、機能ブロック101〜104中のバス110に対す
るバスコンテンションを防止するシステムとして実現される。通常オペレーショ
ン中、それに基づいて集積回路100が作動するPCIプロトコルはブロック1
01〜104中のバスコンテンションを防止する。集積回路100は、完全PC
I準拠システム(例えば、バスアービトレーション、装置構成、インタフェース
および制御等)としてブロック101〜104およびバス110を作動するのに
必要な制御ロジックおよびサポート回路を含んでいる。したがって、通常オペレ
ーション中、バスコンテンションの危険は殆どない。しかしながら、テスト中、
周知のように、集積回路の機能性をテストするために集積回路100の中にスキ
ャンされるいろいろのテストベクタ、テストパターン、スキャンパターン等によ
って誘起されるバスコンテンションの顕著な危険がある。本発明は、集積回路1
00が受けるいかなるテストパターン、ベクタ等にも関係なく、ブロック101
〜104の中にバスコンテンションの可能性は全然ないことを保証することによ
って部分的に機能を果たす。
【0019】 さらに、図1を参照すると、本発明は、機能ブロック101〜104に対する
それぞれのバスドライバをアクティブに制御する解決策を提供する。このアクテ
ィブ制御は、機能ブロック101〜104が一連のテスト入力(例えば、ATP
Gテストパターン、ベクタ等)によって刺激されるので、機能ブロック101〜
104中のバスコンテンションのいかなる可能性の除去も保証する。アクティブ
制御は、システム100の設計に組み込まれた制御ロジックを使用して実行され
る。この制御ロジックは、バスコンテンションがATPGツールが発生するかも
しれない所与のいかなるスキャンテストパターンも生じる可能性がないことを保
証するように構成される。したがって、集積回路100に対するテストパターン
発生中、ATPGツールは、コンテンションが生じないことを検証するために各
々およびあらゆる起こり得るテストベクタを決定論的に解析する必要がない。こ
のように行う際に、ATPG処理は、非常に効率的に進行する(例えば、典型的
な用途においてより効率的な大きさの順序)。付加された効率によって、ATP
Gツールは、集積回路100をより徹底的に処理できる。集積回路100によっ
て、例えば、ATPGツールは、より高い故障カバレッジを生じるテストパター
ンを発生できる。さらに、ATPGツールはバスコンテンションが生じないこと
を保証する必要がないので、付加された効率によってテストパターンは、非常に
速いコンパイル時間で発生できる。本発明のもう一つの長所は、実装ロジックは
既存の複合機能集積回路設計に容易に加えることができる。実装ロジックは、構
造が均一であり、複合集積回路装置(例えば、集積回路100)の全設計に及ぼ
す最少のゲート領域およびシステム性能の影響を持つ。
【0020】 図2は、より詳細な本発明の一実施形態による集積回路100の実装を示して
いる。図2に示されるように、本発明の機能ブロック101〜104および機能
ブロックのそれぞれの相互接続が示されている。ブロック101〜104の各々
は、通常オペレーション中、バス110を駆動でき、バスコンテンションを回避
するためにスキャンテスト中制御されねばならない。ブロック101〜104の
各々は、矢印205(以下、ひとまとめにして出力イネーブル信号205と呼ば
れる)によって示されるような一連の出力イネーブル信号を出力し、受信するよ
うに構成される。出力イネーブル信号205は、下記の表1によって示されるよ
うなそれぞれの信号あるいは信号のグループに対するブロック101〜104の
それぞれの出力ドライバをイネーブルあるいはディセーブルすることによる機能
およびバス110に固有な特定の信号および信号のグループに対応する。図2に
示されるように、出力イネーブル信号205は、出力イネーブル信号205のい
くつかがブロック103をバイパスし、ブロック104に進行するブロック10
3(PCIターゲット#3)を除いて、ブロック101からブロック104まで
縦続接続する。これは、ブロック103がPCIターゲット専用エージェントで
あるので、PCI信号FRAME#、IRDY#、およびCBE#を駆動する必
要がないためである。出力イネーブル信号205とその対応するPCI信号との
間の関係が下記の表1に示されている。
【0021】
【表1】 さらに図2を参照すると、本発明によれば、出力イネーブル信号は、ブロック
101〜104中の優先度を付けられた階層を生成するために「ORチェーン」
の1つの機能ブロックから次の機能ブロックまで縦続接続される。この優先度を
付けられた階層は、任意の所与の時間に同時にアクティブである異なるブロック
からの出力ドライバを妨害する。この実施形態では、各ブロックの出力イネーブ
ル信号は、図2に示されるようにブロック101からブロック104までの優先
度を付けられたロジックのチェーンを形成するために一緒に縦続接続される。ブ
ロックの出力イネーブルのアサーションは、必ずより低い優先度を有するいかな
る他のブロックもアサートされることを防止する。同様に、特定の優先度を有す
るブロックが信号あるいはバスをアクティブに駆動し、より高い優先度を有する
ドライバが起動される場合、より低い優先度のドライバは直ちに非起動する。
【0022】 図2は、スキャンテストモード信号ラインを介してブロック101〜104の
各々に結合されたTAP(テストアクセスポート)コントローラ200も示して
いる。本実施形態では、TAPコントローラ200は、スキャンテストモード信
号201を発生し、各機能ブロック101〜104に何時スキャンテストが進行
中であるかを知らせる。前述のように、各機能ブロック101〜104は、PC
Iバス上の各主要グルーピングの信号(AD,PAR,CBE,FRAME#,
IRDY#,TRDY#,DEVSEL,STOP#,PERR#,およびSE
RR#)に対する1つの出力イネーブル信号入力を有する。これらの出力イネー
ブル信号入力(例えば、出力イネーブル信号205)は、それぞれのブロックに
任意のより高い優先度のブロックがPCIバスを駆動しているかどうかを知らせ
る。各機能ブロックもPCIバス上の各主要グルーピングの信号に対する対応す
る出力イネーブル信号出力も有する。図2に示されるように、これらの出力イネ
ーブル信号出力は、次の優先度の機能ブロックの出力イネーブル信号入力に縦続
接続される。
【0023】 例えば、さらに図2を参照すると、機能ブロック101は最高優先度を有し、
機能ブロック104は最低優先度を有する。機能ブロック101(例えば、PC
Iマスタ/ターゲット#1)が、スキャンテストモード中バス110のAD[3
1:0]信号線、FRAME#信号線、およびSTOP#信号線を駆動した場合
(例えば、ATPGツールは機能ブロック101を強制的にそのように行ったス
キャンパターンを形成した)、機能ブロック101は、そのad oe 1出力
、frame oe 1出力およびstop oe 1出力をアサートする。た
とえATPGツールが機能ブロック102にそのように行うように命じるスキャ
ンパターンを形成したとしても、次に、機能ブロック102は、アサートされた
これらの信号を調べ、これらの信号を駆動しない。機能ブロック102(例えば
、PCIマスタ/ターゲット#2)は、そのad oe 2信号、frame oe 2信号およびstop oe 2信号をアサートすることによってより低
い優先度のブロック上にこの信号を転送する。ブロック101は、ロー(論理ゼ
ロ)に結合されたその出力イネーブル信号入力を有することに注目すべきである
。最高の優先度のブロックは決して先に専有されないので、これはブロック10
1を最高の優先度のブロックにする。ブロック104は開いたままその出力イネ
ーブル信号出力を有する。最低の優先度は決して他の装置を先に専有されないの
で、これはブロック101を最低の優先度のブロックにする。このように、アサ
ートされたad oe 1出力、frame oe 1出力およびstop
1出力は、一緒により高い優先度のブロックからより低い優先度のブロック
まで縦続接続される。
【0024】 ブロック103はターゲット専用PCIエージェントであることに注目すべき
である。ブロック103は、バスマスタ機能を全然有しないので、ブロック10
3は、そのインタフェースにおいてバス110からのFRAME#信号、IRD
Y#信号、およびC/BE(3:0)信号を全然有しない。この場合、出力イネ
ーブル信号frame oe 2、irdy oe 2、およびcbe oe 2は、ブロック103をバイパスし、ブロック104に接続する。
【0025】 本実施形態では、出力イネーブル信号入力および出力は全アクティブハイ信号
であることにも注目すべきである。例えば、ブロック101〜104の中の1つ
がスキャンテストモード中その出力イネーブル信号入力の1つを調べて、このブ
ロックは、PCIバスの対応する部分を駆動しないで、次に対応する出力イネー
ブル信号出力をアサートする。
【0026】 次に図3を参照すると、本発明の一実施形態による予め存在する機能ブロック
を修正するのに必要なロジックの図が示されている。図3は、本発明と併用され
る相互接続ロジックを示す(例えば、スキャンテスト中バス110上のバスコン
テンションは全然ないことを保証するために)。この場合、ブロック102が示
されている。図3に示されるようなブロック102は、PCIバスを駆動するト
ライステートドライバのないPCIマスタ/ターゲットを実行する通常のロジッ
クを示す。本発明の実施は、各出力イネーブル信号に対する「テスト用OE制御
」の付加を必要する。これらのブロックの中の4つ、すなわち、テスト用OE制
御301〜304が示される。テストブロック用OE制御は、スキャンテストモ
ード信号および次のより高い優先度のPCI装置からの出力イネーブル信号、す
なわちブロック101からのxx oe inとともに既存のブロック(例えば
、ブロック102)から出力イネーブル信号、すなわちcr_xx_oe_n(
ここで「xx」は信号タイプ、すなわちad、frame、irdyなどに対応
する)を得て、トライステートドライバのための実際の出力イネーブルおよび次
のより低い優先度のブロックに対する出力イネーブル信号出力、すなわちブロッ
ク103に対するx oe outを生成する。図3は、トライステートドライ
バ(トライステートドライバ311〜314)のためのアクティブロー出力イネ
ーブルをとることに注目すべきである。
【0027】 次に図4を参照すると、本発明の一実施形態によるテストコントローラ400
用OE制御の一例の内部ロジックが示されている。コントローラ400は、アク
ティブロー出力イネーブルロジックを有するトライステートドライバ(例えば、
トライステートドライバ401)によるロジックを示す。本実施形態では、コン
トローラ400は、3つの入力および2つの出力を有する。スキャンモード入力
201がローである場合、「テスト用出力イネーブル」ロジックはディセーブル
され、ブロックの出力イネーブル信号、すなわちcr <signal> oe nは、トライステートドライバ401を制御するために使用される。スキャン
テストモード201がハイである場合、「テスト用出力イネーブル」ロジックが
イネーブルされ、次のより高い優先度ブロックからの出力イネーブル信号入力、
すなわち<signal> oe inはこのブロックの出力イネーブルを制御
するために使用される。<signal> oe inがハイである場合、前の
ブロックはバス110を駆動する。この場合、コントローラ400は、トライス
テートドライバ401をデアサートし、次のより低い優先度のPCI装置に対す
出力イネーブル制御信号出力、すなわち<signal> oe outをアサ
ートする。<signal> oe inがローである場合、ブロックの出力イ
ネーブル信号、すなわちcr <signal> oe nはトライステートド
ライバ401を制御するために使用される。cr <signal> oe
がローとアサートされる場合、コントローラ400は、次のより低い優先度のブ
ロックに対する出力イネーブル制御信号出力、すなわち<signal> oe outをアサートし、バス110を駆動しないようにコントローラ400に知
らせる。
【0028】 図5は、本発明の一実施形態によるアクティブハイ出力イネーブルロジックを
有するトライステートドライバ(例えばドライバ501)のために構成される例
のテストコントローラ500用OE制御を示している。コントローラ500は、
図4からのコントローラ400とほぼ同じように機能を果たす。しかしながら、
アクティブハイ出力イネーブルロジックを有するトライステートドライバのため
に構成される。
【0029】 このように、図1〜図5に示された実施形態は、バスコンテンションがスキャ
ンテスト中生じないことを保証する。そのように行う際に、ATPGツールによ
って実行されたATPG処理は非常に効率的に進行し、高品質テストテストパタ
ーン/ベクタを発生するのにあまり多くの時間を必要としない。さらに、これら
のテストパターン/ベクタは、全バスコンテンション問題を解決することがAT
PGツールに残された従来技術により生成されたテストパターン/ベクタよりも
非常に良い故障カバレッジを提供する。本発明の実装ハードウェアは、予期され
る集積回路の各機能ブロックを修正することによって容易に組み込まれることが
できる。
【0030】 (第1の他の実施形態) 次に図6を参照すると、本発明の他の実施形態によるシステム600が示され
る。図1〜図5の実施形態は、バス110上の駆動信号に基づいて機能ブロック
101〜104をディセーブルするために分散解決策を使用するのに対して、シ
ステム600の他の実施形態は、ブロック611〜614の中の1つをイネーブ
ルし、バス610の全部を駆動するために集中リソースを利用する。しかしなが
ら、図1〜図5の実施形態のように、図6の実施形態はPCIバス実装(例えば
、バス610)に関して説明され、システム600は他の種類のバス構造まで拡
張されてもよいことに注目すべきである。
【0031】 図6に示されるように、機能ブロック611〜613はPCIマスタ/ターゲ
ットエージェントであり、機能ブロック614はPCIターゲット専用エージェ
ントである。PCIターゲット専用エージェントは、PCIバス610によって
アクセス可能であるレジスタあるいはメモリリソースを含む。PCIマスタ専用
エージェントは、バス所有権に対して調停し、バス610上のレジスタあるいは
メモリにアクセスする能力を含むが、典型的にはその専用のレジスタあるいはメ
モリを全然持ってない。PCIマスタ/ターゲット装置は、ターゲットリソース
および他のリソースをアクセスするマスタの能力の両方を含む。
【0032】 システム600は、単一PCIバスアービタ601と、PCIマスタおよびタ
ーゲットインタフェースの両方を有するブロック611〜613と、PCIター
ゲット専用エージェントである単一ブロック614とを含む一般的なPCIバス
システムである。マスタインタフェースを有するブロックは、アービタ601に
対するバスリクエスト信号(例えば、バスリクエスト603)を駆動する。アー
ビタ601は、各PCIマスタエージェント(例えば、ブロック611〜613
)に対するバス許可信号602を駆動する。ターゲット専用PCIエージェント
であるブロック614はリクエストあるいは許可信号を使用しない。
【0033】 図6の他の実施形態は、ブロック611〜614の中の1つに対するバス61
0を許可するたPCIバスアービタ601を使用することによってスキャンテス
ト中のバスコンテンションを防止する。本実施形態によれば、ブロック611〜
614は、ブロックサンプリング許可アサート手段が「バスを駆動し」、サンプ
リング許可デアサート手段が「全バスドライバをディセーブルする」ようにスキ
ャンテスト中この許可を受け入れるために修正される。バス許可を生成するため
に使用されるPCIバスアービタ601のフリップフロップはスキャンチェーン
上にあるので、ATPGツールは、ブロック611〜614の中の適切ブロック
が所望のようにバス610を駆動するようにデータを無理にスキャンできる。
【0034】 図6の実施形態は、2つの特別の状態を処理するロジックを含む。第1の状態
は、集積回路がバス許可信号を使用しないPCIターゲット専用タイプ機能ブロ
ックを含む場合にどんなロジックが実現するかである。第2の状態は、ATPG
ツールがスキャンテスト中複数の許可信号のアサーションを生じる場合をいかに
処理するかである。これらの特別の状態の解決策は以下に説明する。
【0035】 さらに図6を参照すると、本実施形態によれば、PCIバスアービタ601は
、スキャンテストモード中各機能ブロックのトライステートドライバをイネーブ
ルする中央リソースの役目を果たす。スキャンテスト中アサートされたそのバス
許可を有するブロック611〜614のいずれかは、PCIバス610(AD[
31:0]、CBE、PAR、PERR#、SERR#、FRAME#、IRD
Y#、TRDY#、DEVSEL#、およびSTOP#)を駆動する。これはP
CIターゲット専用エージェントおよびマスタ専用エージェントを含んでいる。
バス許可604がターゲット専用エージェント(例えば、ブロック614)に付
加されねばならない新しい信号であることに注目すべきである。ターゲット専用
エージェント(例えば、ブロック614)に対する「特別」バス許可604がス
キャンテストモード中機能を果たすだけであるPCIバスアービタ601からの
出力であることにも注目すべきである。
【0036】 ターゲット専用ブロックが選択される場合、PCIバスアービタ601は、P
CIマスタタイプ信号、すなわちCBE、FRAME#、およびIRDY#を駆
動する。これは、ターゲット専用エージェント(例えば、ブロック614)は通
常のオペレーションの下でこれらの信号を駆動する必要が全然ないので、そのイ
ンタフェースでこれらの信号を有しないという事実によるものである。同様に、
マスタ専用タイプエージェントが選択される場合、マスタ専用タイプエージェン
トは通常のオペレーション中PCIターゲットエージェント固有信号を駆動する
必要が全然ないので、PCIバスアービタ601はPCIターゲットエージェン
ト固有信号、すなわちTRDY#、DEVSEL#、およびSTOP#を駆動す
る。
【0037】 FRAME#、IRDY#、TRDY#、STOP#、DEVSEL#、RE
Q#(0:N)、PERR#、SERR#、および/またはINT(A:D)の
信号をトライステートを行わない内部PCIバス実装がある。このような実装に
おいて、PCIバスアービタ601は、先のパラグラフで述べたようにそれらを
駆動する必要はない。
【0038】 ターゲットタイプあるいはマスタ専用タイプエージェントが選択される場合、
PCIバスアービタ601をCBE、FRAME#、IRDY#、TRDY#、
DEVSEL#、およびSTOP#の信号を駆動させるよりもむしろ、これらの
信号を駆動しないように選択してもよいがその代わりにこれら信号を浮動させる
実装がある。これは故障カバレッジ減少を生じるが、この故障カバレッジ減少は
、アービタ設計に余分の複雑を加えることを許可するのに十分でないかも知れな
い。
【0039】 スキャンテスト中、PCIバスアービタ601は、唯一の許可信号をアサート
する責任を負う。PCIバス許可を発生する責任を負うアービタのフリップフロ
ップは、ATPGツールは所望する機能ブロック611〜614のどれかに対す
るバス610を許可するためにデータをフリップフロップにシフトできるように
スキャンチェーン上にある。しかし、ATPGツールも、複数のバス許可をアサ
ートしようと試みてもよい。PCIバスアービタ601は、ブロック611〜6
14の1つだけが選択されることをなお保証しなければならない。装置が全然選
択されない場合、PCIバスアービタ601は、「欠陥」ブロックに対するバス
610を許可する。この欠陥ブロックは、ブロック611〜614のいずれかあ
るいはバス610上の任意のこのようなブロックであるように選択されてもよい
【0040】 次に図7を参照すると、本発明の他の実施形態によるPCIバスアービタ70
0の図が示されている。PCIバスアービタ700の描写は、許可信号(例えば
、図6の許可信号603〜604)を実行し、信号CBE[3:0]、FRAM
E#、IRDY#、TRDY#、DEVSEL#、およびSTOP#を発生する
のに必要なロジックを示している。PCIバスアービタ700は、4つのPCI
マスタ/ターゲットタイプエージェントおよび2つのPCIターゲット専用タイ
プエージェントを有する例のアービタである。ターゲット許可信号はtgnt(
1:0)として示される。本実施形態では、従来のPCIバスアービタ705の
ロジックに加えるのは、ターゲット許可信号を駆動するフリップフロップ702
〜703、CBE[3:0]、FRAME#、IRDY#、TRDY#、DEV
SEL#、およびSTOP#を発生する組合せロジック701、およびただ一つ
の許可がスキャンテスト中アサートされることを保証する組合せロジック704
である。通常のオペレーション(スキャンテストモード=0)中、PCIバス許
可、すなわちgnt n(3:0)はフリップフロップ706〜709から直接
に駆動され、「ターゲット許可」がデアサートされ、CBE[3:0]、FRA
ME#、IRDY#、TRDY#、DEVSEL#、およびSTOP#がトライ
ステートされる。スキャンテスト(スキャンテストモード=1)中、gnt
出力およびtgnt n出力は、複数の許可がアサートされない限り、フリップ
フロップ706〜709および702〜703それぞれ(すなわち、ATPGツ
ールによって)から駆動される。複数の許可がフリップフロップによってアサー
トされる場合、組合せロジック704は、全て他の許可をデアサートしている間
アサートする許可の中の1つを選択しなければならない。許可がフリップフロッ
プによって全然アサートされない場合、組合せロジック704は、全ての他の許
可をデアサートしている間アサートする許可の中の1つを選択しなければならな
い。アサートされる許可信号が「ターゲット許可」信号の1つである場合、CB
E[3:0]、FRAME#、およびIRDY#は一定値(この例ではゼロとし
て示される)に駆動される。アサートされる許可信号がPCIマスタ専用タイプ
エージェントのためのものである場合、TRDY#、DEVSEL#、およびS
TOPが駆動される。
【0041】 図8は、本実施形態によるPCIバス610のアドレス/データ部に対する出
力イネーブル(例えば、ad(31:0))を発生するために機能ブロックによ
って使用される典型的なロジックを示している。図8は、全バス610のために
発生された1つの出力イネーブルだけを示している。バスの異なる部分に対して
出力イネーブルを発生する複数のフリップフロップを有すことは一般に知られて
いるが、これはこの実装に容易に組み込まれた拡張である。
【0042】 図9は、スキャンテストモード中少しのバスコンテンションもないことを保証
するのに機能ブロックによって必要とされる本発明によるロジックを示している
。通常のオペレーション(スキャンテストモード=0)中、機能ブロックの通常
の出力イネーブル信号、すなわちcr ad oe n は、その出力ドライバ
をイネーブルするために使用される。しかし、本実施形態によれば、スキャンテ
スト(スキャンテストモード=1)中、許可信号gnt nは出力ドライバをイ
ネーブルするために使用される。図9の描写は、出力イネーブルはアクティブロ
ーであると仮定する。
【0043】 図10は、出力イネーブルはアクティブローとは対照的にアクティブハイであ
る本実施形態によるロジックを示している。したがって、図6〜図10の他の実
施形態は、バスコンテンションはスキャンテスト中生じないことを保証する。こ
れは、ATPGツールのジョブを大いに容易にし、全バスコンテンション問題を
解決することがATPGツールに残されている従来技術に比較して、非常に良い
故障カバレッジにより速いコンパイル時間を与える。図1〜図5の実施形態のよ
うに、この他の実施形態は、システムおよび中央PCIバスアービタの各機能ブ
ロックを修正することによって容易に実施できる。
【0044】 (第2の他の実施形態) 本発明による第2の他の実施形態も実施できる。この第2の他の実施形態は、
スキャンテストモード中各機能ブロックを制御する集中リソースがPCIバスア
ービタでなく、むしろスタンドアローン「テスト専用」ブロックであるという事
実を除いて、図6〜図10の第1の他の実施形態とほぼ同様である。本実施形態
に関しては、PCIバスアービタ設計を変える必要がない。必要とされるロジッ
は、「テスト専用」ブロックに組み込まれる。次に、この「テスト専用」ブロッ
クは、許可信号よりもむしろ「選択」信号を発生する。これらの選択信号は、図
6〜図10の第1の他の実施形態に示されるように許可信号よりもむしろスキャ
ンテスト中バスを駆動するために各機能ブロックによって使用される。各PCI
装置の内部のロジックは、図6〜図10の第1の他の実施形態のロジックにほぼ
同じである。
【0045】 図11は、本発明の第2の他の実施形態によるテスト専用ブロック1100の
図を示している。テスト専用ブロックは、図7のPCIバスアービタ705に加
えられた回路とほぼ同じである。この第2の他の実施形態に関しては、第1の他
の実施形態のターゲットタイプ許可およびマスタタイプ許可の場合があったよう
に、ターゲットタイプ選択信号とマスタタイプ信号との間に全然区別がないこと
に注目すべきである。
【0046】 次に図12を参照すると、本発明の一実施形態による処理1200のフローチ
ャートが示されている。処理1200は、本発明による複合機能集積回路の一般
的オペレーション工程を示している。処理1200は、一般的なオペレーション
工程を示すので、処理1200は、前述された異なる実施形態のオペレーション
を示すものとして、同様に適用可能である(例えば、図1〜図5の実施形態、お
よび第1および第2の他の実施形態)。しかしながら、以下では、処理1200
は、図1〜図5の実施形態に関して説明する。
【0047】 処理1200は工程1201で始まり、本発明の一実施形態による複合機能集
積回路(例えば、図1の集積回路100)は、ATPGテストベクタ(例えば、
スキャンチェーン、ピン等を介して)を受信する。前述のように、テストベクタ
/テストパターンは、ATE機械によって集積回路100にシフトされ、TAP
(例えば、図2のTAP200)は集積回路をテストモードにするために使用さ
れる。
【0048】 工程1202では、工程1201で受信されたテストベクタに応じて、スキャ
ンテストモード信号「スキャンテストモード」が、集積回路の各機能ブロックに
対してアサートされる。この信号は、テスト用の機能ブロックを構成し、この機
能ブロックを通常のオペレーションモードからテストモードに変換することによ
って、機能を果たす。前述された実施形態の各々において、「スキャンテストモ
ード」信号は本発明のロジックを起動する。
【0049】 スキャン1203では、集積回路の機能ブロックに加えられた工程1201か
らのテストベクタの結果として、機能ブロックの中の1つが、そのオペレーショ
ン特性をテストするためにイネーブルされる。
【0050】 工程1204では、他の全ての機能ブロックは、本発明のロジックによってデ
ィセーブルされる。前述のように、図1〜図5の実施形態では、このロジックは
機能ブロックの各々の間で分配される。第1および第2の他の実施形態では、ロ
ジックの実現は、アービタ(例えば、図6のPCIバスアービタ601)あるい
はスタンドアローンテスト専用装置(例えば、図11のテスト専用装置1100
)に集中化される。このようにすることにより、加えられた任意のテストベクタ
/テストパターンの結果に関係なく、唯一つの機能ブロックがバスの信号を駆動
できる。
【0051】 工程1205では、本発明の実現するロジックは、シフトインされた新しいテ
ストベクタの結果として、イネーブルされたバスを現在駆動している機能ブロッ
ク以外で、より高い優先度の機能ブロックがあるかどうかを連続して監視する。
【0052】 工程1206では、より高い優先度の機能ブロックがイネーブルされる場合、
現在バスを駆動しているより低い優先度の機能ブロックは直ちにディセーブルさ
れ、一方、より高い優先度の機能ブロックがその出力ドライバにイネーブルされ
る。前述のように、実現されたロジックは、異なる機能ブロックからの2組の出
力ドライバが、バスのそれぞれの信号を同時に駆動できないことを保証する。
【0053】 工程1207および1210では、本発明のテスト処理は継続し、集積回路の
機能性が十分にベリファイされるように、新しいテストベクタは連続してシフト
インされ、結果として生じるテストデータは、連続してシフトアウトされる。
【0054】 工程1208では、テスト処理が完了し、スキャンテストモード信号が集積回
路中に、デアサートされる。これは、本発明の機能ブロックおよびロジックを、
テストモードから抜け出させて、通常のオペレーションモードに構成する。
【0055】 その後、工程1209では、集積回路は、通常のオペレーションに進む。前述
のように、通常のオペレーション中、機能ブロックの出力ドライバは、そのそれ
ぞれの通常のオペレーションモードロジック(例えば、PCI仕様準拠)によっ
て制御される。本発明の実現するロジックは、他のテスト処理の開始を示す他の
スキャンテストモード信号がアサートされるまで「スリープ」する。
【0056】 したがって、本発明は、集積回路装置の複数の機能ブロック中のいかなるバス
コンテンションも除去する方法およびシステムを提供する。本発明は、複数の機
能ブロックが一連のテスト入力(例えば、ATPGテストパターン、ベクタ等)
によって刺激されるとき複数の機能ブロック中のバスコンテンションを除去する
ために複数の機能ブロックに対する複数のバスドライバをアクティブに制御する
解決策を提供する。本発明の方法およびシステムは、バスコンテンションがAT
PGツールが生成するかもしれない所与の任意のスキャンテストパターンも生じ
得ないので、ATPGツールは非常に高い故障カバレッジを生じるテストパター
ンを生じる可能性がある設計によって保証する。さらに、ATPGツールは、バ
スコンテンションが生じる可能性がないを保証する必要がないので、テストパタ
ーンは非常に速いコンパイル時間で保証できる。本発明のシステムは、構造が均
一に容易に実行され、集積回路装置の全設計に最少のゲート領域およびシステム
性能の影響を及ぼす。
【0057】 本発明の特定の実施形態の前述の説明は図示および説明の目的のために示され
た。この説明は、完全であるかあるいは本発明を開示された正確な形式に限定す
ることを意図しないで、明らかに多数の修正および変更は上記の教示を考慮にい
れて可能である。本実施形態は、本発明の原理および本発明の実際の用途を最も
良く説明するために選択され、説明され、それによって当業者は予想された特定
の使用に適するようないろいろの修正を有するいろいろの実施形態および本発明
を最も良く利用できる。本発明の範囲はこれに添付された特許請求の範囲および
特許請求の範囲の等価物によって規定されるべきであることを意図している。
【図面の簡単な説明】
この明細書の一部に組み込まれ、この明細書の一部を形成する添付図面は、本
発明の実施形態を示し、この説明とともに本発明の原理を説明に役立つ。
【図1】 本発明のPCI(周辺コンポーネント相互接続)方式の実施形態の一般図を示
す。
【図2】 より詳細な本発明の一実施形態による図1からの集積回路の実装を示している
【図3】 本発明の一実施形態による既存の機能ブロックを修正するのに必要なロジック
の図を示している。
【図4】 トライステートドライバがアクティブロー出力イネーブルロジックを有する本
発明の一実施形態によるテストブロック用OE制御の一例の内部ロジックを示し
ている。
【図5】 本発明の一実施形態によるアクティブハイ出力イネーブルロジックを有するト
ライステートドライバのために構成されるテストブロック用のOE制御の一例を
示している。
【図6】 本発明の第1の他の実施形態によるシステムを示している。
【図7】 本発明の第1の他の実施形態によるPCIバスアービタの図を示している。
【図8】 本発明の第1の他の実施形態によるPCIバスのアドレス/データ部のための
出力イネーブルを発生するために機能ブロックによって使用される典型的なロジ
ックを示している。
【図9】 スキャンテストモード中決して少しのバスコンテンションもないことを保証す
るために機能ブロックによって必要とされる第1の他の実施形態によるロジック
を示している。
【図10】 アクティブローとは対照的に出力イネーブルがアクティブハイである第1の他
の実施形態によるロジックを示している。
【図11】 本発明の第2の他の実施形態によるテスト専用ブロックの図を示している。
【図12】 本発明の一実施形態によるオペレーションプロセスの工程のフローチャートを
示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 301 G06F 13/362 510D 13/362 510 G01R 31/28 V G (72)発明者 ケン、ジャラミロ アメリカ合衆国アリゾナ州、フェニック ス、ノース、セブンス、ストリート、ナン バー3060、16220 (72)発明者 ブライアン、ログスドン アメリカ合衆国アリゾナ州、グレンデー ル,ノース、セブンティーサード、アベニ ュ、21118 (72)発明者 フランクリン、エイチ.ストーリー アメリカ合衆国アリゾナ州、チャンドラ ー、ベントラップ、ストリート、708 (72)発明者 サブラマニアン、マイヤパン アメリカ合衆国アリゾナ州、テンプ、ウェ スト、ベイスライン、ロード、ナンバー 1140、505 Fターム(参考) 2G132 AC14 AG01 AG09 AK07 5B048 AA06 AA20 DD05 5B061 AA00 BA01 BB01 BC01 QQ05 RR02 5B083 AA05 AA08 BB06 CD09 【要約の続き】 よび第2の機能ブロックを通して伝播できることを保証 する。それとは別に、集中テスト装置コントローラは、 バスアービタの許可信号を使用するのとは対照的に、第 2の機能ブロックの出力をディセーブルするために使用 される。これは、バスアービタのロジックを変更しない で、実行ロジックの組み込みを可能にする。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト中の複合機能集積回路のバスコンテンションを防止するシステムであっ
    て、 前記集積回路の機能性をテストするために作動可能である一連のテスト入力を
    受け入れるように構成された集積回路と、 前記集積回路に含まれたバスと、 前記集積回路に含まれた少なくとも第1の機能ブロックおよび第2の機能ブロ
    ックであって、前記バスに結合され、かつ前記テスト入力に結合されている前記
    第1の機能ブロックおよび前記第2の機能ブロックと、 前記集積回路に含まれたユニットと、 を備え、 前記第1の機能ブロックと前記第2の機能ブロックとの間のコンテンションが
    防止される間に、前記テスト入力が前記第1の機能ブロックおよび前記第2の機
    能ブロックを介して伝播できるように前記第1の機能ブロックの対応する出力が
    起動される場合、前記ユニットが、前記第2の機能ブロックの出力をディセーブ
    ルにするように、さらに作動可能であることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 前記集積回路が、PCI(周辺コンポーネント相互接続)方式複合機能集積回
    路であり、 前記バスがPCIバスであり、 前記機能ブロックが一連の機能ブロックであり、 前記ユニットが前記集積回路に含まれ、前記機能ブロックにそれぞれ結合され
    たテスト装置コントローラであり、 前記機能ブロックのより高い優先度の機能ブロックに対応する出力が起動され
    る場合、前記コントローラがそれぞれの前記機能ブロックの少なくとも1つの出
    力をディセーブルするように作動可能であることを特徴とする請求項1のシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記ユニットがバスアービトレーション装置であり、前記アービトレーション
    装置が前記バスの所有権を調停するために作動可能であることを特徴とする請求
    項1のシステム。
  4. 【請求項4】 前記複合機能集積回路に含まれた前記バスがPCI(周辺コンポーネント相互
    接続)バスであり、かつ前記第1の機能ブロックおよび前記第2の機能ブロック
    がPCI機能ブロックであることを特徴とする請求項1または請求項3のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 より高い優先度の機能ブロックが、より低い優先度の機能ブロックより先に、
    前記PCIバスを駆動するように、前記テスト装置コントローラにより実現され
    る、ことを特徴とする請求項2のシステム。
  6. 【請求項6】 前記ユニットが、前記少なくとも1つの出力のためのそれぞれの機能ブロック
    の出力ドライバをディセーブルすることによって、前記少なくとも1つの出力を
    ディセーブルすることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3のシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記第1の機能ブロックにアサートされた前記ユニットからの信号が、前記第
    1の機能ブロックに前記バスを駆動させ、かつ、 前記第2の機能ブロックのための選択信号のデアサーションが前記第2の機能
    ブロックのための前記出力ドライバをディセーブルする、 ことを特徴とする請求項2または請求項6のシステム。
  8. 【請求項8】 前記ユニットが、前記複数のテスト入力を受信した場合でも、前記第1の機能
    ブロックあるいは前記第2の機能ブロックのいずれか1つの信号だけが、一度に
    アクティブであり得ることを保証するロジックを含むことを特徴とする請求項7
    のシステム。
  9. 【請求項9】 前記信号が選択信号であることを特徴とする請求項7または請求項8のシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記信号がバス許可信号であることを特徴とする請求項7または請求項8のシ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記複合機能集積回路が、テストモードのために前記テスト装置コントローラ
    を構成するスキャンテストモード信号を生成するために作動可能であるTAP(
    テストアクセスポート)コントローラをさらに含むことを特徴とする請求項1、
    請求項2または請求項3のシステム。
  12. 【請求項12】 複合機能集積回路システムにおいて、テスト中の間、前記集積回路のバスコン
    テンションを防止する方法であって、 前記集積回路内に前記集積回路の前記機能性をテストするための作動可能な一
    連のテスト入力を受け入れ、 前記集積回路に含まれた少なくとも第1の機能ブロックおよび第2の機能ブロ
    ックに、前記テスト入力を受け入れ、前記第1の機能ブロックおよび前記第2の
    機能ブロックが前記バスに結合され、 前記第1の機能ブロックと前記第2の機能ブロックとの間の前記バスに対する
    コンテンションが防止される間に、前記テスト入力が前記第1の機能ブロックお
    よび前記第2の機能ブロックを介して伝播できるように前記第1の機能ブロック
    の対応する出力が起動される場合、前記第2の機能ブロックの少なくとも1つの
    出力をディセーブルし、前記ディセーブルすることが、前記集積回路に含まれた
    バスアービタによって実行され、前記バスアービタが、前記第2の機能ブロック
    および前記1の機能ブロックに結合される、 ことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記複合機能集積回路に含まれた前記バスがPCI(周辺コンポーネント相互
    接続)バスであり、かつ前記第1の機能ブロックおよび前記第2の機能ブロック
    がPCI機能ブロックであることを特徴とする請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の機能ブロックに前記バスを駆動させる前記第1の機能ブロックのバ
    ス許可信号をアサートすることによって、前記少なくとも1つの出力をディセー
    ブルし、 前記第2の機能ブロックのための前記出力ドライバをディセーブルする前記第
    2の機能ブロックの許可信号をデアサートする工程を、 さらに含むことを特徴とする請求項12の方法。
  15. 【請求項15】 前記複合機能集積回路が、テストモードのために前記テスト装置コントローラ
    を構成するスキャンテストモード信号を生成するために作動可能であるTAP(
    テストアクセスポート)コントローラを含むことを特徴とする請求項12の方法
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