JP2003508547A - 多結晶質アルミナから構成される研磨粒 - Google Patents

多結晶質アルミナから構成される研磨粒

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】本発明は、100μm未満、好ましくは30μm未満、そしてより推奨されるのは5μm未満の寸法の、アルミナの理論的密度の97%、好ましくは98%を超える密度の、ヌープ硬さが2000を超える、六方構造の結晶から構成される電鋳アルミナのベースの研磨粒に関するものである。本発明は、また、アルミナの溶解、80Kg/分未満での一定流量での流し込み、および1mm未満のサイズの粒子を作るために細小滴に溶解したアルミナの分散による冷却を含む、アルミナベースの研磨粒の製造方法も対象とする。この分散は、好ましくは、15から50MHzの間に含まれる周波数の、超音波によって支援されるアトマイゼーションによって行われる。本発明による研磨粒は、特に、砥石の製造において用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の技術的範囲 本発明は、寸法が数十ミクロン程度であり、溶解状態でのアルミナの急速な凝
固によって獲得される、結晶から成るアルミナベースの研磨粒に関するものであ
る。
【0002】 技術の現状 アルミナベースの研磨剤の使用は、非常に古く、ギリシャ世界からすでに知ら
れていたエメリーの使用にさかのぼる。20世紀の中ごろから、アルミナの溶解
および凝固によって獲得されるコランダムの合成が、六方最密構造のαアルミナ
結晶から構成される研磨粒を供給したが、その寸法は、数ミリメートルであった
。言葉の濫用によって、このタイプの材料は、電鋳耐火コランダムの名前のもと
示されてきた。当然、その名称が調製方法をほのめかす、固体材料のことである
【0003】 電鋳耐火コランダムの粉砕によって獲得される研磨粒は、このように、大部分
において、六角形の単結晶によって構成され、それらの力学的特性は、最良でも
アルミナ結晶の力学的特性であり、改良されることはできない。
【0004】 力学的および研磨に関するより良い特性を獲得するために、その力学的特性が
、それを構成する結晶の性質のみでなく、粒の強化を可能にする、多数の結晶粒
界の存在にもまた、そして特にそれに由来するように、長い間、なるべく小さい
寸法の結晶から構成され、各研磨粒が結晶の組み合わせから成る材料を製造する
ことを追及してきた。
【0005】 このように、1914年に出願された、米国特許第1192709号(カーボ
ランダム)は、10から300μmの間に含まれる(平均100μm)サイズの
結晶と電鋳された、厚みが150mm未満の狭いチル鋳型内で薄い板に鋳造され
たアルミナを記載している。この急速な凝固の経路は、1932年に、アルコア
(米国特許第1798261号および米国特許第1871793号)によっても
探られたが、それは、電鋳アルミナを直径5mm未満の、250μm未満の結晶
から構成される中空の球に変えるためにそれをアトマイゼーションすることを提
案するものであった。かなり近い技術が、メタルバンクの英国特許第28413
1号に記載されている。米国特許第3781172号によって、同じ成分の冷た
い顆粒床においてそれを鋳造することによって、50μm未満のサイズの電鋳ア
ルミナ結晶を獲得することができ、そのことによって、冷却が加速される。しか
しながら、実験によって、液体アルミナが冷たい粒の間に入り込みにくく、この
技術がほとんど能力がないことが示されている。
【0006】 1961年に出願された、フランス特許第1319102号(ノートン)は、
回転シリンダーにおいて薄い帯を鋳造することから成る、アルミナ質の研磨剤の
ための急速な冷却の鋳造方法および鋳造装置を記載している。1から30μmの
間に含まれるサイズの結晶が獲得される。1977年に出願された、フランス特
許第2242462号(ノートン)は、薄膜を形成するための2つの金属帯の間
の研磨剤鋳造の方法および機器に関するものである。急冷効果は、この場合、コ
ランダムの低い熱伝導性によって制限される。この薄い板への鋳造方法が工業的
実現をさせたとは思われない。
【0007】 1979年、水和アルミナの、多くは、塩またはアルコキシドアルミニウム溶
液からの沈殿によってそれ自体獲得される、ベーマイトの、か焼ついで焼結によ
って獲得される、ゾル−ゲル方法に由来するアルミナが出現するのを見た。この
タイプの材料は、ミクロン未満のサイズの結晶の組み合わせから成る研磨粒を調
製することを可能にし、そのことは、それに優れた力学的特性を与える。この材
料は、今日、研削砥石の製造によく用いられているが、その組成を重量で約30
%占め、残りは、従来の電鋳コランダムから成る。ゾル−ゲルのアルミナの非常
に高いコストが、この30%の比率を正当化するために通常示される説明である
【0008】 本発明の目的は、電鋳アルミナに特有の形態を保持しながら、先行技術のコラ
ンダムの結晶化よりもはるかに細かい制御された結晶化、および、はるかに改良
された研磨性特性を有する、電鋳アルミナを供給することである。
【0009】 発明の対象 本発明の対象は、100μm未満、好ましくは30μm未満、より好ましくは
5μm未満の寸法の、密度がアルミナの理論密度の97%を超える、好ましくは
98%を超える、ヌープ硬さが2000を超える六方構造の結晶から構成される
ことを特徴とする、電鋳アルミナベースの研磨粒である。
【0010】 本発明は、また、アルミナの溶解、80kg/分未満の一定流量での流し込み
、そして、1mm未満のサイズの粒子を与えるための細小滴に溶解したアルミナ
の分散による冷却を含む、アルミナベースの研磨粒の製造方法も目的とする。こ
の分散は、好ましくは、15と50MHzの間に含まれる周波での、超音波によ
って支援されるアトマイゼーションによって行われる。
【0011】 図の説明 図1,2および3は、先行技術による(図1)、および本発明による(図2お
よび3)研磨粒の結晶の、走査型電子顕微鏡での図である。倍率は、それぞれ、
1200、600および2000である。図1は、実施例3において獲得される
先行技術の製品を示す。図2および3は、異なる倍率で、実施例4において獲得
される発明による製品を示す。
【0012】 発明の説明 ゾル−ゲルアルミナの特性、および、このタイプの材料を用いて製造される砥
石で獲得される結果を分析し、出願者は次の結論に達した。 −ゾル−ゲルのアルミナの硬度は非常に高く(ヌープ硬さHK2100から22
00)、明らかに、先行技術の電鋳コランダムの硬度を超える。 −ゾル−ゲルのアルミナ粒子および電鋳コランダム粒子は、異なる形態を有する
。電鋳コランダム粒子が角張っており、はっきりした稜を有するのに対し、ゾル
−ゲルのアルミナの粒子は、はるかに鈍重であり、丸い形を有する。 −ゾル−ゲルのアルミナのミクロ構造が非常に細かく、ミクロンの下位の寸法の
αアルミナの六方結晶で構成されているのに対し、電鋳アルミナのミクロ構造は
、本質的に単結晶である。 −ゾル−ゲルのアルミナおよびコランダムから異なる比率で構成された砥石は、
ゾル−ゲルのアルミナ100%で調製した砥石が良くない結果をもたらし、コラ
ンダムとゾル−ゲルのアルミナとの結合が、ゾル−ゲルのアルミナの製造者によ
って要求される結果のレベルを得るためには、必要不可欠であることを示した。
【0013】 これらの良い結果を、切削生成物、コランダムと、非常に硬い強化材料、ゾル
−ゲルのアルミナとの結合に帰属させ、それは、この主題について言われてきた
こと、記述されてきたことに反するものになるが、出願人は、したがって、電鋳
コランダムの粒の形態とゾル−ゲルのアルミナの硬度とを単一の材料に集約する
ことを追求したのである。探求された道は、可能な限り細かい結晶化を獲得する
ことを厳密に追求するための、急速な凝固であった。
【0014】 コランダムの物理的な特性(凝固の熱さおよび固体状態での熱条件)を考慮す
ると、急速な凝固を獲得するために用いられる従来の技術は、結晶のサイズの十
分な低減を獲得するためには非常に不充分であることが明らかになった。
【0015】 このように、実験によって、およそ200μmの結晶を獲得するためには、5
mmの厚みで鋳造しなければならず、そのことは、非常に制約的であり、同時に
、獲得される結晶のサイズから見ても能力的に低いことが示された。アトマイゼ
ーションは、すでに言及されている米国特許第1871793号において提案さ
れており、5mm未満の直径で250μm未満の壁の厚さの中空の球を獲得する
ことを可能にする。結晶のサイズについてはいかなる指示も与えられていない。
他の急速な凝固方法は、例えば、ノートンのフランス特許第1319102号お
よびフランス特許第2422462号に記載されているように、焼入れの従来技
術の速度に比較可能な冷却速度を示し、そして、200μm程度の比較的粗い結
晶のサイズをもたらすことが、ついで提案された。したがって、それらは、実際
的利益はほとんど有さないのである。しかしながら、より細かい結晶化の獲得が
興味深いことは注意されるべきである、なぜなら、粉砕における材料の振る舞い
を変更し、結晶のサイズに対応する単位格子に向かって最大を示す粒度分布を獲
得することを可能にするからである。
【0016】 急速凝固によって獲得される電鋳アルミナベースの研磨粒の能力をさらに改良
することのできる手段を探ることを望み、出願人は、極めて細かい結晶化を獲得
するために重要なパラメータが液体コランダムの流し込み流量であること、80
kg/分より下、好ましくは50kg/分より下に保たなければならないことを
発見した。通常実践されている流量よりもはるかに低い、このような流量は、熱
せられた鋳造小ノズルによって、例えば、誘導によって、小ノズルにおける尚早
な凝固を避けるように、獲得されることができる。
【0017】 同様に、出願人は、先行技術に対して、固体化する前に液体状態でのコランダ
ムの分散を向上させることができることを発見した。空気におけるアトマイゼー
ションまたは水における衝撃粉化によって、液体コランダムの適切な分散を獲得
するためには、手段が不十分であることが明らかになり、1mmを超えず、10
分の数mm程度のサイズの粒子を獲得することを可能にする補足的手段をそれら
に加えることが必要である。このような寸法では、材料は、場合に応じて中空で
はない、または中空の、ほぼ球面の球の形をとっていて、大部分は、直径が1m
mに近い球についてはおよそ20から30μm、直径0.2mmの球については
10μmおよびそれ以下の範囲で変動するサイズの結晶で構成される。
【0018】 この分散を獲得するための非常に有効な手段は、好ましくは15から50kH
zの間に含まれる周波数の超音波によって支援されるアトマイゼーションである
【0019】 このようにして、固体化された電鋳コランダムは、主要な性質である、形態が
はっきりとした稜を示す粒を与える性質を維持する。また、先行技術の電鋳コラ
ンダムの密度および硬度よりも優れた密度および硬度を示す。この技術によって
、3.95の密度、つまり、アルミナの理論的密度(3.98)の98%を超え
る密度と、ヌープ硬さ2050に達することができる。その高い密度によって、
多結晶粒の特性は、完璧な単一結晶粒の特性に近くなる。
【0020】 硬度がゾル−ゲルアルミナの硬度とは等しくない、このように獲得された材料
は、しかしながら、粒の形、硬度およびコストに関して、より良い妥協を示す。
【0021】 実施例 実施例1 従来のアーク溶解炉において、Al23が99.5%のアルミナを約2200
℃に保ちながら溶解させる。炉の中身は、非連続的に鋳造される。
【0022】 約10トンの溶解したコランダムの塊を受け入れるために想定した鋳塊鋳型で
、ゆるやかな凝固によって、多くの小孔によって乱される粗い構造の材料によっ
て構成される鋳塊を獲得する。鋳塊の周縁では、結晶のサイズは数mmであり、
一方、中心では、これらの結晶のサイズは数cmに達する。
【0023】 1mmに粉砕した後、獲得された材料は、主に、密度がおよそ3.7で硬度が
1900ヌープである六方構造の単結晶粒から構成される。粒度分布P80の粒
(FEPA:欧州研磨剤製造者連合の用語による)の、つまり、その半分が18
5μmよりも大きい粒の比率は、約18%である。
【0024】 実施例2 実施例1の溶解手段と同じ手段で、しかし、液体コランダムの流量が10分で
1.5トンを超えないように炉の傾斜を制限しながら、水の循環によって内部が
冷却された銅の板上に液体コランダムを流し込む。銅の板は、銅の上で凝固する
コランダムの板の厚みを制限するために30度傾斜させられる。このようにして
、約5mmの厚さの板が得られ、ついで、それは1mmに押しつぶされた。
【0025】 P80粒の比率は38%であり、前のケースよりも明らかに高い。このように
して獲得された粒の試験は、この方法で調製された材料が、サイズが150から
250μmである六方結晶からほぼ構成されることを明らかにする。密度は3.
8であり、ヌープ硬さは1925である。
【0026】 実施例3 実施例1の溶解手段と同じ手段で、そして、実施例2の炉の傾斜条件において
、液体コランダムを出湯樋において流し込み、その後、空気の噴射によって液体
コランダムはアトマイゼーションされる。外側の直径が約5mm未満である中空
の球を獲得する。図1において測定することができるように、これらの球は、サ
イズが100から250μmの間に位置する六方構造の結晶から構成されている
。密度は3.85であり、ヌープ硬さは1950である。
【0027】 実施例4 1MWのアーク溶解炉において、湯口の直径が12mmである連続鋳造小ノズ
ルを桶の底に適合させる。小ノズルは、10kHzの発生器によって、誘導で加
熱される。発生器において可能な出力は50kWである。先の3つの実施例にお
いてと同じ主要原料を炉に供給する。小ノズルを通して獲得される液体コランダ
ムの流量は、36kg/分である。
【0028】 この液体コランダムの噴射は、45度に傾斜されたチタンの薄片によって構成
された音響体に向けられ、15kHzの周波数での超音波源によって振動がかけ
られる。このように、およそ0.1mmの粒子に溶解したコランダムの噴射を分
散させ、溶解の物質の噴射が音響体と接触せず、音響体と液体の噴射との間に約
1mmの空間が残されることが確認される。
【0029】 獲得された材料の試験によって、それが、主に、(図2および3において測定
できるように)サイズが5μm未満、3.95の密度でヌープ硬さ2050であ
る基礎的結晶から構成されていることがわかる。
【0030】 実施例5 規格FEPAによるP80粒に粉砕された後、先の4つの実施例からできた製
品は、同一の条件において砥石の実現のために用いられる。砥石は、ついで、鉄
鋼100C6で、0.25MPaの圧力のもと、60m/秒の進行速度で、研削
試験によってテストされる。
【0031】 同じ条件のもと、実施例2の製品が70%(重量で)とゾル−ゲルアルミナが
30%の混合から作られた砥石、および、すべてゾル−ゲルアルミナから作られ
た砥石とが同様にテストされた。
【0032】 取り除かれた金属の質量および失われた砥石の質量との間の比率を調べると、
次の結果になる。 実施例1の製品:30 実施例2の製品:50 実施例3の製品:55 実施例4の製品:120 70%の実施例2の製品および30%のゾル−ゲルとの混合物:150 純粋ゾル−ゲルアルミナ:60
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年3月8日(2001.3.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寸法が100μm未満である、六方構造の結晶から構成されて
    おり、その密度がアルミナの理論的密度の97%を超え、ヌープ硬さが2000
    を超えることを特徴とする、電鋳のアルミナベースの研磨粒。
  2. 【請求項2】結晶の寸法が30μm未満であることを特徴とする、請求項1
    に記載の研磨粒。
  3. 【請求項3】結晶の寸法が5μm未満であることを特徴とする、請求項2に
    記載の研磨粒。
  4. 【請求項4】その密度がアルミナの理論的密度の98%未満であることを特
    徴とする、請求項1に記載の研磨粒。
  5. 【請求項5】ヌープ硬さが2050を超えることを特徴とする、請求項1か
    ら4のいずれか1つに記載の研磨粒。
  6. 【請求項6】アルミナの溶解、80kg/分未満での一定流量での流し込み
    、および1mm未満のサイズの粒子を作るための細小滴に溶解したアルミナの分
    散による冷却を含む、電鋳のアルミナベースの研磨粒の製造方法。
  7. 【請求項7】流し込みの流量が50kg/分未満であることを特徴とする、
    請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】流し込みが、誘導によって、過熱された小ノズルを通して行わ
    れることを特徴とする、請求項6または7に記載の方法。
  9. 【請求項9】溶解したアルミナの分散が、超音波によって支援されたアトマ
    イゼーションによって獲得されることを特徴とする、請求項6から8のいずれか
    1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】超音波の周波が15から50kHzの間に含まれることを特
    徴とする、請求項9に記載の方法。
JP2000598593A 1999-02-15 2000-02-09 多結晶質アルミナから構成される研磨粒 Expired - Lifetime JP4102030B2 (ja)

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