JP2003508108A - 6軸外部固定具のストラット - Google Patents
6軸外部固定具のストラットInfo
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- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/60—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like for external osteosynthesis, e.g. distractors, contractors
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Abstract
(57)【要約】
2つまたはそれ以上の移動部材からなる整形外科の固定装置は、他方に対して再整合するために隣接する組織片を保持する。前記装置は、ベース部材に対してストラットの動きを許容する接続具によってベース部材に保持され得る、伸縮自在に調整可能なストラットを備えている。これらのストラットは、全方位回転の単一の一致点で交差する3つの軸周りで回転する。
Description
【0001】発明の背景
この発明は整形装置に関し、とくに外部固定具又は骨格固定具として知られる
装置に関する。これらの装置は、ギプス包帯や外科的な移植ネジ、ピンおよび板
の組み合せ体の代りに用いられ、2つの組織片、例えば骨要素を互いに整復させ
る。さらにこの発明は、固定具のような要素として用いる調整可能なストラット
(strut)に関する。そのような装置に関連する付加的な背景情報は、本願と同
一発明者による米国特許第5,702,389号に見ることができる。
装置に関する。これらの装置は、ギプス包帯や外科的な移植ネジ、ピンおよび板
の組み合せ体の代りに用いられ、2つの組織片、例えば骨要素を互いに整復させ
る。さらにこの発明は、固定具のような要素として用いる調整可能なストラット
(strut)に関する。そのような装置に関連する付加的な背景情報は、本願と同
一発明者による米国特許第5,702,389号に見ることができる。
【0002】
骨格の損傷や異常は、ネジ付き及び/又は平滑ピン及び/又はネジ付きおよび
/又は平滑又は玉付きワイヤによって骨格に取り付けられる外部固定具により処
置されることがある。外部固定具は、骨格の急性骨折、柔軟組織の損傷、骨の癒
合が遅い場合の骨格の癒合遅延、骨が癒合しない場合の骨格の癒合不能、脱臼や
骨折した骨が異常な位置で癒合する変形癒合、骨が異常な位置で発達する先天的
奇形、および矯正骨の延び、偏平化やネジれを処置するために利用できる。
/又は平滑又は玉付きワイヤによって骨格に取り付けられる外部固定具により処
置されることがある。外部固定具は、骨格の急性骨折、柔軟組織の損傷、骨の癒
合が遅い場合の骨格の癒合遅延、骨が癒合しない場合の骨格の癒合不能、脱臼や
骨折した骨が異常な位置で癒合する変形癒合、骨が異常な位置で発達する先天的
奇形、および矯正骨の延び、偏平化やネジれを処置するために利用できる。
【0003】
外部固定具は、デザインや能力においてかなり異なり、複数又は単一のバーや
ロッドと、骨格に順に結合されるピンやワイヤにバーを調整可能に固定する複数
のクランプとを備えることができる。ピンやワイヤは、骨格を貫通して肢の各側
面から突出するか、又は骨格を貫通して肢の一側面のみから突出するようにして
もよい。骨格を完全に貫通して肢の両側から突出するピンは、通常「貫通固定ピ
ン」と呼ばれる。骨格を貫通して肢の片側のみから突出するピンは、通常「半ピ
ン」と呼ばれる。
ロッドと、骨格に順に結合されるピンやワイヤにバーを調整可能に固定する複数
のクランプとを備えることができる。ピンやワイヤは、骨格を貫通して肢の各側
面から突出するか、又は骨格を貫通して肢の一側面のみから突出するようにして
もよい。骨格を完全に貫通して肢の両側から突出するピンは、通常「貫通固定ピ
ン」と呼ばれる。骨格を貫通して肢の片側のみから突出するピンは、通常「半ピ
ン」と呼ばれる。
【0004】
外部固定具は円周状で、患者の身体部分(例えば、患者の脚)を取り囲むか、
片側だけのもので、身体部分の片側に沿って伸びるものであってもよい。1つ以
上の片側外部固定具を患者の身体部分の同じ部分に適用することができる。固定
具を構成する材料は様々であり、当業者に公知の金属、合金、プラスチックス、
合成物およびセラミックスを含む。外部固定具はまた、関連する組織片間の異な
る空間関係を収容する能力においてかなり変化する。
片側だけのもので、身体部分の片側に沿って伸びるものであってもよい。1つ以
上の片側外部固定具を患者の身体部分の同じ部分に適用することができる。固定
具を構成する材料は様々であり、当業者に公知の金属、合金、プラスチックス、
合成物およびセラミックスを含む。外部固定具はまた、関連する組織片間の異な
る空間関係を収容する能力においてかなり変化する。
【0005】
一般的に用いられるタイプの外部固定具の1つが、1950年の初めにジー.
エイ.イリザロフによって著わされた。イリザロフのシステムは、身体部分を取
り囲み2つのリング間に延びるロッドを接続する2つ以上のリング、つまり「ハ
ロス」と、患者の骨構造を貫通する貫通固定ピンと、その貫通固定ピンをリング
に取り付ける接続具とを備える。イリザロフのシステムを用いて、角度形成、移
動および回転の問題と取り組むことは、「基本的なイリザロフの技術」(Techni
ques in Orthopaedics、第5巻、第4号、第55〜59頁、1990年12月)
に開示されている。
エイ.イリザロフによって著わされた。イリザロフのシステムは、身体部分を取
り囲み2つのリング間に延びるロッドを接続する2つ以上のリング、つまり「ハ
ロス」と、患者の骨構造を貫通する貫通固定ピンと、その貫通固定ピンをリング
に取り付ける接続具とを備える。イリザロフのシステムを用いて、角度形成、移
動および回転の問題と取り組むことは、「基本的なイリザロフの技術」(Techni
ques in Orthopaedics、第5巻、第4号、第55〜59頁、1990年12月)
に開示されている。
【0006】
イリザロフのシステムによって、医師は1つの組織片を6つの軸に関して敏速
に方向付けを行うことができる。しかしながら、このシステムには、与えられた
状況に応じて特別に構成しなければならないヒンジと移動機構を用いるという欠
点がある。その装置を使うには、かなりの計画、組立て部品および準備が必要と
なるが、それは、骨に必要とされる移動や回転の矯正によって異なる機構を用い
るからである。さらに、新しい又は調整した骨の位置が必要となるときには、医
師が1つ以上のクランプをゆるめて、手動で矯正動作を行い、その後、クランプ
をしめつけて骨を確実に保持しなければならない。不便で不確実という欠点のほ
かに、このシステムは、骨格組織を急に、時には遠回りの道筋に沿って移動させ
ねばならいという好ましくない効果をさらに有している。
に方向付けを行うことができる。しかしながら、このシステムには、与えられた
状況に応じて特別に構成しなければならないヒンジと移動機構を用いるという欠
点がある。その装置を使うには、かなりの計画、組立て部品および準備が必要と
なるが、それは、骨に必要とされる移動や回転の矯正によって異なる機構を用い
るからである。さらに、新しい又は調整した骨の位置が必要となるときには、医
師が1つ以上のクランプをゆるめて、手動で矯正動作を行い、その後、クランプ
をしめつけて骨を確実に保持しなければならない。不便で不確実という欠点のほ
かに、このシステムは、骨格組織を急に、時には遠回りの道筋に沿って移動させ
ねばならいという好ましくない効果をさらに有している。
【0007】
組織片の位置関係を記述した数学は、「シャールの軸定理」に最もよく示され
ている。シャールは、6軸(3つの回転と3つの移動)に関する対象物の複合的
な再位置設定が、ネジ付きシャフトに沿ってネジ付きナットを回転させることに
よって繰り返すことができることに気付いた。この理論のシャフトは、任意の参
照軸に対して傾斜している。シャフトの中心からのずれ(つまり、仮想シャフト
の太さ)は、2つの移動成分を満足させ、ネジのピッチが第3の移動を満足させ
る。傾斜シャフトを中心とする回転は、3つの直交する回転の組み合せに等価で
ある。6つの再位置設定要素のこのモデル化は、骨格要素を移動又は回転させ、
その正しい位置に復帰させなければならない矯正器具の変形矯正を理解するため
の有用なモデルとして役立つ。特に、この傾斜シャール軸により、変形の3つの
不良な回転と3つの不良な移動のすべてが同時に矯正される。
ている。シャールは、6軸(3つの回転と3つの移動)に関する対象物の複合的
な再位置設定が、ネジ付きシャフトに沿ってネジ付きナットを回転させることに
よって繰り返すことができることに気付いた。この理論のシャフトは、任意の参
照軸に対して傾斜している。シャフトの中心からのずれ(つまり、仮想シャフト
の太さ)は、2つの移動成分を満足させ、ネジのピッチが第3の移動を満足させ
る。傾斜シャフトを中心とする回転は、3つの直交する回転の組み合せに等価で
ある。6つの再位置設定要素のこのモデル化は、骨格要素を移動又は回転させ、
その正しい位置に復帰させなければならない矯正器具の変形矯正を理解するため
の有用なモデルとして役立つ。特に、この傾斜シャール軸により、変形の3つの
不良な回転と3つの不良な移動のすべてが同時に矯正される。
【0008】
最近開発された装置(以下、初期のテイラーの装置という)は、ジェイ.チャ
ールス テイラー エム.ディ.による「テイラーの空間フレーム固定具」とい
う題名の書物に記載されている(また、米国特許第5,702,389号参照)
。この固定具は、シャールの軸理論を利用し、少なくとも6つの伸縮自在のスト
ラットによって接続された2つのベース要素、通常はリング又は空間リングから
構成される。少なくとも3つの接続点が各リング上で選択され、ストラットは接
続点に直列に接続される(それによって、ストラットによって操作される有効平
面を形成する)。初期のテイラーの装置は、6つのストラットの各々の調整がベ
ース部材上で行われるときの効果を予測して、隣接する骨組織を操作する。組織
片の一方の他方に対する移動と回転の解析を通じて、ベース部材の所望位置が算
出される。幾何学の原理が、ストラットの端部の初期および最終位置に適用され
て最終的なストラット長を算出する。
ールス テイラー エム.ディ.による「テイラーの空間フレーム固定具」とい
う題名の書物に記載されている(また、米国特許第5,702,389号参照)
。この固定具は、シャールの軸理論を利用し、少なくとも6つの伸縮自在のスト
ラットによって接続された2つのベース要素、通常はリング又は空間リングから
構成される。少なくとも3つの接続点が各リング上で選択され、ストラットは接
続点に直列に接続される(それによって、ストラットによって操作される有効平
面を形成する)。初期のテイラーの装置は、6つのストラットの各々の調整がベ
ース部材上で行われるときの効果を予測して、隣接する骨組織を操作する。組織
片の一方の他方に対する移動と回転の解析を通じて、ベース部材の所望位置が算
出される。幾何学の原理が、ストラットの端部の初期および最終位置に適用され
て最終的なストラット長を算出する。
【0009】
初期のテイラーの装置は、2つのモードの一方に最も好ましく使用できる。第
1のモードにおいて、これは長期法として知られているが、ベース部材が骨組織
の変形を模倣した後に中立位置に引き戻される。換言すれば、ベース部材に対す
る初期整合および並行位置を決定し、変形した骨部材が目標位置から移動および
回転した時に、ベース部材の一方を同方向に移動させる。
1のモードにおいて、これは長期法として知られているが、ベース部材が骨組織
の変形を模倣した後に中立位置に引き戻される。換言すれば、ベース部材に対す
る初期整合および並行位置を決定し、変形した骨部材が目標位置から移動および
回転した時に、ベース部材の一方を同方向に移動させる。
【0010】
次に固定具は、骨片に取り付けられ、初期整合位置に引き戻され、それによっ
て骨部材を望み通りに方向づける。処置の第2モードは、緊急法であり、長期法
と本質的に反対の方法で作動する。その装置は中立位置において組織片に取り付
けられる。次に計算が行われ、ベース部材が骨組織の変形を映すために必要な移
動と回転が決定される。従って、ベース部材がこの反映位置に導かれる時に、組
織片は整合し、ベース部材は不整合となる。
て骨部材を望み通りに方向づける。処置の第2モードは、緊急法であり、長期法
と本質的に反対の方法で作動する。その装置は中立位置において組織片に取り付
けられる。次に計算が行われ、ベース部材が骨組織の変形を映すために必要な移
動と回転が決定される。従って、ベース部材がこの反映位置に導かれる時に、組
織片は整合し、ベース部材は不整合となる。
【0011】
初期のテイラーの装置において各ストラットと端板との間の接続インターフェ
イスは捕獲二又ボールジョイントからなる。この接続により、4つの角度(つま
り、ベース部材に対するストラットの回転の3つの直交角度および各半球体表面
に対して直行する軸を中心とする1つの回転角度)の自由が与えられる。調整は
、両端のロッドの周りでネジ切りされ、一端のネジの方向が他端に対して逆であ
るターンバックル型のシャフトにより行われる。従って、ターンバックルの回転
によってロッド、従ってベース部材が拡大又は収縮する。
イスは捕獲二又ボールジョイントからなる。この接続により、4つの角度(つま
り、ベース部材に対するストラットの回転の3つの直交角度および各半球体表面
に対して直行する軸を中心とする1つの回転角度)の自由が与えられる。調整は
、両端のロッドの周りでネジ切りされ、一端のネジの方向が他端に対して逆であ
るターンバックル型のシャフトにより行われる。従って、ターンバックルの回転
によってロッド、従ってベース部材が拡大又は収縮する。
【0012】
初期のテイラーの装置において実施された重要な進歩にもかかわらず、その動
作がさらに利点を有する状況がある。捕獲ボールシステムは、整形固定具への適
用には理想的なものではない。それは、固定具がある限界を越えて強制的に変形
するとき、束縛する傾向があるからである。他の状況においては、ストラットに
対する捕獲ボールの回転により、ストラットの長さに若干の変化が生じる。さら
に、初期のテイラーの装置に用いられるターンバックル型ストラットは、調整ロ
ッドを中心に自由に回転し、それによってベース部材の相対位置が意図する位置
から移動できる。
作がさらに利点を有する状況がある。捕獲ボールシステムは、整形固定具への適
用には理想的なものではない。それは、固定具がある限界を越えて強制的に変形
するとき、束縛する傾向があるからである。他の状況においては、ストラットに
対する捕獲ボールの回転により、ストラットの長さに若干の変化が生じる。さら
に、初期のテイラーの装置に用いられるターンバックル型ストラットは、調整ロ
ッドを中心に自由に回転し、それによってベース部材の相対位置が意図する位置
から移動できる。
【0013】
初期のテイラーの装置はまた、ストラットを除去しなければならない状況で用
いることが、比較的困難である。場合によっては、組織の移動が、かなりの距離
と角度に及ぶので、ストラットの対応した拡張や収縮が必要となる。従って、臨
床処置の間に1つ以上のストラットを異なるサイズのストラットと交換しなけれ
ばならないことがある。さらに、接続具が取りはずされた後でも、初期のテイラ
ーの装置において位置を恒久的に指示することによってストラットの除去および
交換が難しくなるが、それは各ストラットがフレーム上の特定の位置用にデザイ
ンされているからである。
いることが、比較的困難である。場合によっては、組織の移動が、かなりの距離
と角度に及ぶので、ストラットの対応した拡張や収縮が必要となる。従って、臨
床処置の間に1つ以上のストラットを異なるサイズのストラットと交換しなけれ
ばならないことがある。さらに、接続具が取りはずされた後でも、初期のテイラ
ーの装置において位置を恒久的に指示することによってストラットの除去および
交換が難しくなるが、それは各ストラットがフレーム上の特定の位置用にデザイ
ンされているからである。
【0014】
初期のテイラーの装置を用いる時にストラットの有効長さを決めることが難し
い場合がある。その装置は、ターンバックルの側面にスロットを備え、それを介
して内部のロッドの位置を見ることができる。しかしながら、ターンバックル上
のシャフトはスロット内で見えるように回転しなければならないので、位置を確
認する動作が、所望しない又は意図しない位置変化を生じる。
い場合がある。その装置は、ターンバックルの側面にスロットを備え、それを介
して内部のロッドの位置を見ることができる。しかしながら、ターンバックル上
のシャフトはスロット内で見えるように回転しなければならないので、位置を確
認する動作が、所望しない又は意図しない位置変化を生じる。
【0015】
前述に照らして、外部整形固定具に用いる改良された伸縮自在の調整可能なス
トラットに対する必要性があるということは、評価すべきである。理想的には、
ストラットは、その要素が比較的鋭い角度を形成するときにはベース部材に対し
て束縛するべきではなく、ストラットの有効長を可視的に指示すべきであるが、
その指示を観察するためにその長さの変更を要求しないようにし、その有効長を
変えることなしに軸方向に回転でき、固定具上のストラットの位置を指示し、他
の固定具とその装置上の他の位置で内部変更可能に保持すべきであり、クランプ
を必要とせずに軸方向に調整可能であるべきであるが、所望の有効長さから変化
させるべきではない。
トラットに対する必要性があるということは、評価すべきである。理想的には、
ストラットは、その要素が比較的鋭い角度を形成するときにはベース部材に対し
て束縛するべきではなく、ストラットの有効長を可視的に指示すべきであるが、
その指示を観察するためにその長さの変更を要求しないようにし、その有効長を
変えることなしに軸方向に回転でき、固定具上のストラットの位置を指示し、他
の固定具とその装置上の他の位置で内部変更可能に保持すべきであり、クランプ
を必要とせずに軸方向に調整可能であるべきであるが、所望の有効長さから変化
させるべきではない。
【0016】発明の要旨
この発明は、外部整形固定具に接続して用いられる改良された伸縮自在に調整
可能なストラットに関する。そのような各ストラットは同じ構造の複数の他のス
トラットと共に用いられ、2つ以上のベース部材を互いに対して位置決めし、そ
れによって、ベース部材の1つにそれぞれ固定される骨片のような2つの組織片
を位置決めする。以下に述べる他の特徴と相俟って、この改良されたストラット
は、可撓性、適応性、精度および利便性を向上させる。さらに、これらの目的は
、単純で信頼性があり、製造コストが比較的高くないデザインによって達成され
る。
可能なストラットに関する。そのような各ストラットは同じ構造の複数の他のス
トラットと共に用いられ、2つ以上のベース部材を互いに対して位置決めし、そ
れによって、ベース部材の1つにそれぞれ固定される骨片のような2つの組織片
を位置決めする。以下に述べる他の特徴と相俟って、この改良されたストラット
は、可撓性、適応性、精度および利便性を向上させる。さらに、これらの目的は
、単純で信頼性があり、製造コストが比較的高くないデザインによって達成され
る。
【0017】
ストラットの基本的な構成要素は、中空シャフト、シャフトの一端に伸縮自在
に入り込むネジ付きロッド、シャフトに回転可能に結合してロッドと螺合する調
整ナット、および隣接するベース部材にストラットを固定する各ストラット端の
接続具を備える。
に入り込むネジ付きロッド、シャフトに回転可能に結合してロッドと螺合する調
整ナット、および隣接するベース部材にストラットを固定する各ストラット端の
接続具を備える。
【0018】
この発明の重要な特徴は、ベース部材の相対的方位を束縛したり変更したりす
ることなしに、ストラットを軸回転させる接続具である。各接続具は、回転の2
つの直交する角度を許容する、ロッド又はシャフトの端に固定されるジョイント
を備える。回転の第3の角度は、第1の角度の1つの軸に直交し、隣接するベー
ス部材に接続具を固定する固締具を介して設けることができる。従って、ストラ
ットはベース部材に対して3方向すべてに自由に回転する。
ることなしに、ストラットを軸回転させる接続具である。各接続具は、回転の2
つの直交する角度を許容する、ロッド又はシャフトの端に固定されるジョイント
を備える。回転の第3の角度は、第1の角度の1つの軸に直交し、隣接するベー
ス部材に接続具を固定する固締具を介して設けることができる。従って、ストラ
ットはベース部材に対して3方向すべてに自由に回転する。
【0019】
この発明は、各接続具におけるすべての回転軸が集合する単一の一致した回転
点を提供する。この特徴により、ベース部材に対するストラットの方位に無関係
に、接続具間におけるストラット本体の軸回転が可能となる。さらに、ストラッ
トの各端において一致する単一の回転点の存在によって、ストラットはベース部
材の相対位置を変えることなしにあらゆる方位に軸回転できる。
点を提供する。この特徴により、ベース部材に対するストラットの方位に無関係
に、接続具間におけるストラット本体の軸回転が可能となる。さらに、ストラッ
トの各端において一致する単一の回転点の存在によって、ストラットはベース部
材の相対位置を変えることなしにあらゆる方位に軸回転できる。
【0020】
この発明の他の特徴は、伸縮自在のストラットを備えることであり、そのスト
ラットは、ストラットの固定位置における安定性を犠牲にすることなく、長さに
おける連続した無段階調整を好適に可能にする。この発明はまた、ストラットを
ベース部材に結合する、容易に取りはずし可能な固締具を備える。従って、スト
ラットは、固定具から安全に取りはずされ、臨床処置中に異なるサイズのものと
交換できる。この発明によれば、ストラットは、固定具からその有効長さを調整
することなしに完全に除去するような方法で、ベース部材に固締されてもよい。
ラットは、ストラットの固定位置における安定性を犠牲にすることなく、長さに
おける連続した無段階調整を好適に可能にする。この発明はまた、ストラットを
ベース部材に結合する、容易に取りはずし可能な固締具を備える。従って、スト
ラットは、固定具から安全に取りはずされ、臨床処置中に異なるサイズのものと
交換できる。この発明によれば、ストラットは、固定具からその有効長さを調整
することなしに完全に除去するような方法で、ベース部材に固締されてもよい。
【0021】
この発明はまた、シャフトに対して軸回転することなしにシャフトを介してロ
ッドが横切る伸縮自在のストラットを提供する。ロッドとシャフトに対して調整
部材を回転させることにより、ロッドとシャフトの相対的な軸方向の位置が調整
される。
ッドが横切る伸縮自在のストラットを提供する。ロッドとシャフトに対して調整
部材を回転させることにより、ロッドとシャフトの相対的な軸方向の位置が調整
される。
【0022】
この発明は、ストラットの長さを容易に可視化した指示を提供する。この指示
は、好ましい方法で、シャフトの側面の開口を介してロッドの一部の位置を観察
することにより得られる。この発明により、骨片を1日当たり最大1ミリメート
ル移動させる通常の医療プラクティスに対応するストラットの測定された増加延
長が容易になる。
は、好ましい方法で、シャフトの側面の開口を介してロッドの一部の位置を観察
することにより得られる。この発明により、骨片を1日当たり最大1ミリメート
ル移動させる通常の医療プラクティスに対応するストラットの測定された増加延
長が容易になる。
【0023】
調整ナットは、シャフトに固定され、シャフトに対するナットの回転能力が保
護される。シャフトとロッドに対するナットの回転によりストラットが伸縮する
。 この発明は、ストラット長さの不用意な又は浮動的な調整を防止する回り止め
ロック機構を提供できる。この機構は、クランプや束縛なしに作動できる。それ
は、シャフトとロッドとの組み立て体に対する調整部材への所定トルクの印加に
より開放される。回り止め機構は、ベース部材に対する調整部材へのトルクの印
加にもかかわらず係止し続けるように作ることができる。従って、調整部材に対
してシャフトとロッドとの組み立て体を固定することなしに調整部材にトルクを
印加することによって、ストラットは長さを変えることなく接続具を中心に簡単
に回転する。回り止め機構は、調整部材とシャフトとの間の接合点に好適に設置
される。
護される。シャフトとロッドに対するナットの回転によりストラットが伸縮する
。 この発明は、ストラット長さの不用意な又は浮動的な調整を防止する回り止め
ロック機構を提供できる。この機構は、クランプや束縛なしに作動できる。それ
は、シャフトとロッドとの組み立て体に対する調整部材への所定トルクの印加に
より開放される。回り止め機構は、ベース部材に対する調整部材へのトルクの印
加にもかかわらず係止し続けるように作ることができる。従って、調整部材に対
してシャフトとロッドとの組み立て体を固定することなしに調整部材にトルクを
印加することによって、ストラットは長さを変えることなく接続具を中心に簡単
に回転する。回り止め機構は、調整部材とシャフトとの間の接合点に好適に設置
される。
【0024】
この発明は、ストラットが、ベース部材上の位置に対し、また固定具の他のス
トラット部材に対して識別される。取りはずし可能な識別タッグを備え、そのタ
ッグは他のストラットからの同じ識別タッグと交換できる。その識別タッグは、
ベース部材に対するおよび他のストラットに対する各ストラットの位置のカラー
コード識別を与えることもできる。従って、固定具のどの位置でも使用可能な汎
用のストラットを提供することができる。
トラット部材に対して識別される。取りはずし可能な識別タッグを備え、そのタ
ッグは他のストラットからの同じ識別タッグと交換できる。その識別タッグは、
ベース部材に対するおよび他のストラットに対する各ストラットの位置のカラー
コード識別を与えることもできる。従って、固定具のどの位置でも使用可能な汎
用のストラットを提供することができる。
【0025】
好ましい実施の形態
伸縮自在のストラット2は、図1、7および8を用いて説明するように、整形
外科用の外部固定具2と組み合わされて使用される。例示された、この外部固定
具2は、様々な骨折や、例えば骨折片のような骨組織髄筋の骨癒合不全および変
形癒合を索引するために設計された特定の整形外科的固定システムの一部である
。外部固定具2は、6つの伸縮自在のストラット1によって接続されたベース部
材3、4を構成する2つのリングまたは部分的なリングからなる。それぞれのス
トラットの長さの調節は、互いにそれぞれのベース部材の方位を変える。したが
って、組織片がそれぞれのベース部材に取り付けられた場合、組織片の相対的な
位置は、変えることができ、ストラットの長さを調整することによって操作され
る。変形を長期法によって矩正する方法を用いるとき(図7を見よ)、固定具2
は、ベース部材が平行な平面上に配列される初期位置から、変形を模倣し、次い
で組織片に取り付けられる位置まで移動され(図7a)、さらに、ストラットは
予め設定された中立位置へ戻されて組織片を再整合させる(図7b)。緊急法を
用いるとき、ベース部材は、予め設定された、方位付けされた骨折片に取り付け
られ(図8a)、次いで変形を反映するように調整し、それによって骨折片を配
列する(図8b)。前記方法のどちらかが用いられるとき、ストラットは、特定
の期間にわたって、増えるように調整され、骨片は望まれる整合へゆっくりと移
行する。 組織片どうしの位置の間における算術的な相互関係は、組織片の再整合に必要
なベース部材3、4の相対的な移動を予知するのに使用できる。ベース部材の好
ましい位置が予め設定された後、各ストラットの初期および最終位置の幾何学分
析が適用され、ストラットの目的長さが算出される。ストラットをこの目的長さ
に調整することによって、組織片は好ましい整合に移行する(米国特許5、70
2、389参照)。
外科用の外部固定具2と組み合わされて使用される。例示された、この外部固定
具2は、様々な骨折や、例えば骨折片のような骨組織髄筋の骨癒合不全および変
形癒合を索引するために設計された特定の整形外科的固定システムの一部である
。外部固定具2は、6つの伸縮自在のストラット1によって接続されたベース部
材3、4を構成する2つのリングまたは部分的なリングからなる。それぞれのス
トラットの長さの調節は、互いにそれぞれのベース部材の方位を変える。したが
って、組織片がそれぞれのベース部材に取り付けられた場合、組織片の相対的な
位置は、変えることができ、ストラットの長さを調整することによって操作され
る。変形を長期法によって矩正する方法を用いるとき(図7を見よ)、固定具2
は、ベース部材が平行な平面上に配列される初期位置から、変形を模倣し、次い
で組織片に取り付けられる位置まで移動され(図7a)、さらに、ストラットは
予め設定された中立位置へ戻されて組織片を再整合させる(図7b)。緊急法を
用いるとき、ベース部材は、予め設定された、方位付けされた骨折片に取り付け
られ(図8a)、次いで変形を反映するように調整し、それによって骨折片を配
列する(図8b)。前記方法のどちらかが用いられるとき、ストラットは、特定
の期間にわたって、増えるように調整され、骨片は望まれる整合へゆっくりと移
行する。 組織片どうしの位置の間における算術的な相互関係は、組織片の再整合に必要
なベース部材3、4の相対的な移動を予知するのに使用できる。ベース部材の好
ましい位置が予め設定された後、各ストラットの初期および最終位置の幾何学分
析が適用され、ストラットの目的長さが算出される。ストラットをこの目的長さ
に調整することによって、組織片は好ましい整合に移行する(米国特許5、70
2、389参照)。
【0026】
ストラット1の間およびベース部材3また4の間の接続の痕跡は、それぞれの
ベース部材に対して単一の平面上に存在する。それぞれのベース部材上の接続は
対称であるのが好ましい。このような対称性は、ベース部材を6°移動されたり
、または、固定具2を適正に機能させたりするのに全く必要ではない。しかしな
がら、組織片の調整は、一部に、接続具の位置を組織片に対して測定され、選択
された組合せシステムとなることを要求する。したがって、同様の計算をそれぞ
れの接続点について行うことができれば、前記工程を大幅に簡略化できる。
ベース部材に対して単一の平面上に存在する。それぞれのベース部材上の接続は
対称であるのが好ましい。このような対称性は、ベース部材を6°移動されたり
、または、固定具2を適正に機能させたりするのに全く必要ではない。しかしな
がら、組織片の調整は、一部に、接続具の位置を組織片に対して測定され、選択
された組合せシステムとなることを要求する。したがって、同様の計算をそれぞ
れの接続点について行うことができれば、前記工程を大幅に簡略化できる。
【0027】
固定具デバイス2上のすべてのストラット1は互いに同じ構造を有することが
好ましく、それによってストラット間の交換を可能にする。図2を参照しながら
、ストラットの好ましい実施の形態を説明する。このストラット1の基本的構成
部品は、中空シャフト6、調整ナット7、調整ナットに累合するネジを有するロ
ッド8、シャフトの先端に結合された接続具9およびロッドの先端に結合された
接続具10からなる。
好ましく、それによってストラット間の交換を可能にする。図2を参照しながら
、ストラットの好ましい実施の形態を説明する。このストラット1の基本的構成
部品は、中空シャフト6、調整ナット7、調整ナットに累合するネジを有するロ
ッド8、シャフトの先端に結合された接続具9およびロッドの先端に結合された
接続具10からなる。
【0028】
接続具について図3を参照しながら説明する。ストラット1のそれぞれの端部
は、隣接するベース部材に対して直交する3つの軸周りに回動自在である。さら
に、この軸の回転は、ストラットの有効長さを変えることなく可能となる。これ
は、単一の回転一致点11の周りに3つのすべての回転軸が配列された接続具の
機構10を備えたことによる。
は、隣接するベース部材に対して直交する3つの軸周りに回動自在である。さら
に、この軸の回転は、ストラットの有効長さを変えることなく可能となる。これ
は、単一の回転一致点11の周りに3つのすべての回転軸が配列された接続具の
機構10を備えたことによる。
【0029】
好ましい実施の態様はストラット1の端部に固定されたUジョイント12を用
いることによって回転する2つの軸を形成するものである。それぞれのUジョイ
ント12は、ストラットに取り付けられた第1のフランジ部13を有する(すな
わち、図3に示すようにロッド8の端部であり、他方は図示しないシャフト6の
端部である)。第2のフランジ部14は、第1のフランジ部13に対面するよう
に配置されているが、90°回転する。前記フランジの両対はともに、隣接する
フランジ部の両フランジの間に延出している。これら4つのすべての間には、第
1のフランジ部の両フランジの間に延出する第1の軸16の双方の周りおよび第
2のフランジ部の両フランジの間に延出する第2の軸17の周りで回転可能な軸
ジョイント15が配設されている。このようなフランジ部13、14は、2つの
直交する軸16、17の周りで、それぞれが他方に対して回転自在である。
いることによって回転する2つの軸を形成するものである。それぞれのUジョイ
ント12は、ストラットに取り付けられた第1のフランジ部13を有する(すな
わち、図3に示すようにロッド8の端部であり、他方は図示しないシャフト6の
端部である)。第2のフランジ部14は、第1のフランジ部13に対面するよう
に配置されているが、90°回転する。前記フランジの両対はともに、隣接する
フランジ部の両フランジの間に延出している。これら4つのすべての間には、第
1のフランジ部の両フランジの間に延出する第1の軸16の双方の周りおよび第
2のフランジ部の両フランジの間に延出する第2の軸17の周りで回転可能な軸
ジョイント15が配設されている。このようなフランジ部13、14は、2つの
直交する軸16、17の周りで、それぞれが他方に対して回転自在である。
【0030】
第3の回転の軸18は、Uジョイント12を、隣接するベース部材3または4
に固定する固締具19によってそれぞれの接続具9、10の端部に形成されてい
る。固締具は隣接するベース部材の孔部20を貫通して延びるが、束縛するのに
充分な程には結合されていない。これにより、第2の回転軸17を常位置として
、全方位回転の一致点11として既知の共通点で、第1の回転軸と第2の回転軸
の双方を横切る第3の回転軸18の回転を形成する。
に固定する固締具19によってそれぞれの接続具9、10の端部に形成されてい
る。固締具は隣接するベース部材の孔部20を貫通して延びるが、束縛するのに
充分な程には結合されていない。これにより、第2の回転軸17を常位置として
、全方位回転の一致点11として既知の共通点で、第1の回転軸と第2の回転軸
の双方を横切る第3の回転軸18の回転を形成する。
【0031】
ストラット1の各端部に配置された全方位回転の一致点11は、ストラットを
束縛したり長さを変えたりすることなく軸周りに回転可能とするので、固定具2
の性能を著しく改善する。ストラットのこのような軸の角度配置は、取り付けら
れた組織片を損傷する危険を冒すことなく浮いたり回動したりすることを防げな
い。さらに、それぞれの端部に回転の一致点を有するストラットは、ストラット
に要求される長さを正確に計算することによってベース部材3、4を目的の位置
に方位付けするために重要である。図6に示すように、回転の一致点の間の長さ
xは、計算に用いられる好ましいストラットの有効長さである。全方位回転の一
致点の位置の選定は、ベース部材3、4が移動し、回転することによって組織片
の間の変形を模倣したり、あるいは反映する規準として使用される。3つの回転
軸16、17、18の軸が一点で合致しない場合、ストラットの長さがベース部
材上に及ぼす幾何学的効果は、それぞれのストラットと隣接するベース部材の間
の角度に大いに依存するだろう。理論的には、再位置設定のための計算は、それ
ぞれの回転軸の正確な位置を与えるのになお可能であろう。しかし、これらの計
算はたいへん複雑で難しく、エラーを招くさらなる可能性がある。
束縛したり長さを変えたりすることなく軸周りに回転可能とするので、固定具2
の性能を著しく改善する。ストラットのこのような軸の角度配置は、取り付けら
れた組織片を損傷する危険を冒すことなく浮いたり回動したりすることを防げな
い。さらに、それぞれの端部に回転の一致点を有するストラットは、ストラット
に要求される長さを正確に計算することによってベース部材3、4を目的の位置
に方位付けするために重要である。図6に示すように、回転の一致点の間の長さ
xは、計算に用いられる好ましいストラットの有効長さである。全方位回転の一
致点の位置の選定は、ベース部材3、4が移動し、回転することによって組織片
の間の変形を模倣したり、あるいは反映する規準として使用される。3つの回転
軸16、17、18の軸が一点で合致しない場合、ストラットの長さがベース部
材上に及ぼす幾何学的効果は、それぞれのストラットと隣接するベース部材の間
の角度に大いに依存するだろう。理論的には、再位置設定のための計算は、それ
ぞれの回転軸の正確な位置を与えるのになお可能であろう。しかし、これらの計
算はたいへん複雑で難しく、エラーを招くさらなる可能性がある。
【0032】
図3に示すように、固締具19は一端にヘッド21を、他端22にネジ部を、
そして中央部にネジのないシャンク23を有する。ベース部材3、4に対するス
トラット1の接続は、孔部20を貫通して固締具を延ばし、ネジ部22を隣接す
るUジョイント12のネジ切りされたソケット全24の中にネジ込むことによっ
て行われる。固締具は、好ましくは、図3に示すようなショルダーボルトである
。シャンク23が孔部の深さよりも長く、かつソケットより広い場合、固締具1
9は孔部20で回動可能となる。したがって、固締具19がUジョイント12に
接続されたとき、固締具のヘッド21とUジョイントの底部側の間に充分なすき
まが残り、それによってストラットは固締具の軸周りに回転可能となる。しかし
ながら、ストラットの端部近傍における小さな距離がストラットの先端における
過度の動きを生じるので、固定具と隣接するベース部材の間の公差を接近するよ
うに保つように留意しなさい。
そして中央部にネジのないシャンク23を有する。ベース部材3、4に対するス
トラット1の接続は、孔部20を貫通して固締具を延ばし、ネジ部22を隣接す
るUジョイント12のネジ切りされたソケット全24の中にネジ込むことによっ
て行われる。固締具は、好ましくは、図3に示すようなショルダーボルトである
。シャンク23が孔部の深さよりも長く、かつソケットより広い場合、固締具1
9は孔部20で回動可能となる。したがって、固締具19がUジョイント12に
接続されたとき、固締具のヘッド21とUジョイントの底部側の間に充分なすき
まが残り、それによってストラットは固締具の軸周りに回転可能となる。しかし
ながら、ストラットの端部近傍における小さな距離がストラットの先端における
過度の動きを生じるので、固定具と隣接するベース部材の間の公差を接近するよ
うに保つように留意しなさい。
【0033】
Uジョイント2は、隣接するベース部材よりもロッドの端部の周りを回転する
ように構成されていることが理解されるであろう。固定具12が、次いでショル
ダーボルトによって形成されるような小さな隙間を有してロッド(または図3に
示さない端部のシャフト)の周りで回転する場合、三点回動の同じ点が作られる
。しかし、この構成は上記したような比較的単純な形態には好ましくない。なぜ
なら、その理由の1つとして、装置に複数の部品を追加するからである。
ように構成されていることが理解されるであろう。固定具12が、次いでショル
ダーボルトによって形成されるような小さな隙間を有してロッド(または図3に
示さない端部のシャフト)の周りで回転する場合、三点回動の同じ点が作られる
。しかし、この構成は上記したような比較的単純な形態には好ましくない。なぜ
なら、その理由の1つとして、装置に複数の部品を追加するからである。
【0034】
この発明の変形例によれば、ベース部材の位置を変えることなくストラットを
交換できるように、固締具19を除去する必要がある。これによって好ましい方
法で固締具は2つの目的を果たす。さらに一定のきっちりした角度で束縛するこ
とができないUジョイントの設計は困難であるため、Uジョイントのベースが固
締具の軸の周りを回動することによってそれらの角度を避けることができる点で
有利になる。
交換できるように、固締具19を除去する必要がある。これによって好ましい方
法で固締具は2つの目的を果たす。さらに一定のきっちりした角度で束縛するこ
とができないUジョイントの設計は困難であるため、Uジョイントのベースが固
締具の軸の周りを回動することによってそれらの角度を避けることができる点で
有利になる。
【0035】
ここで説明した接続具の形態を使用する利点は、寸法が異なる固定具を要求さ
れる治療の状況に、ストラットがただちに適応できることである。1つの特定の
寸法の固定具が大きすぎたり、あるいは小さすぎたりする場合、または、変形の
矯正がストラットの限界を超えてストラットを延ばし、あるいは圧縮することを
要求される場合、問題のこのストラットは、単に取り外された「中間プロセス」
としてより好ましい寸法のストラットに置き換えられる。固締具19はベース部
材3、4の後方から好適に除去され、Uジョイント12はベース部材に対して好
適に面が一致するというのがこの理由である。ストラットは次いでその長さを調
整する必要なしに除去することができる。ストラットは、少なくとも3つの長さ
範囲で固定具の容量を最適化するように構成されるのが好ましい。好ましくは、
最長のストラットの範囲が170〜280ミリメートルであり、中間のストラッ
トの範囲が116〜178ミリメートルであり、最短のストラットの範囲が90
〜125ミリメートルである。寸法どうしが1.5〜2センチメートルでオーバ
ーラップするのが最も好ましい。
れる治療の状況に、ストラットがただちに適応できることである。1つの特定の
寸法の固定具が大きすぎたり、あるいは小さすぎたりする場合、または、変形の
矯正がストラットの限界を超えてストラットを延ばし、あるいは圧縮することを
要求される場合、問題のこのストラットは、単に取り外された「中間プロセス」
としてより好ましい寸法のストラットに置き換えられる。固締具19はベース部
材3、4の後方から好適に除去され、Uジョイント12はベース部材に対して好
適に面が一致するというのがこの理由である。ストラットは次いでその長さを調
整する必要なしに除去することができる。ストラットは、少なくとも3つの長さ
範囲で固定具の容量を最適化するように構成されるのが好ましい。好ましくは、
最長のストラットの範囲が170〜280ミリメートルであり、中間のストラッ
トの範囲が116〜178ミリメートルであり、最短のストラットの範囲が90
〜125ミリメートルである。寸法どうしが1.5〜2センチメートルでオーバ
ーラップするのが最も好ましい。
【0036】
図2に一般を、図4に特殊な形態を示すように、好ましいストラット1は、中
空シャフト16の内部に自在に延びる、外ネジを有するロッド8を備えている。
ナット7の形態の調整部材は、中空シャフト6の解放端に回動可能に接続され、
ロッドのネジ部27に累合する内ネジ部26を有する。後でより詳しく説明する
ように、調整ナット7は、ロッド8と中空シャフト6の軸周りに自在に回動し、
それによって、シャフトに対してロッドの軸の位置を伸縮自在に調整する手段を
提供する。
空シャフト16の内部に自在に延びる、外ネジを有するロッド8を備えている。
ナット7の形態の調整部材は、中空シャフト6の解放端に回動可能に接続され、
ロッドのネジ部27に累合する内ネジ部26を有する。後でより詳しく説明する
ように、調整ナット7は、ロッド8と中空シャフト6の軸周りに自在に回動し、
それによって、シャフトに対してロッドの軸の位置を伸縮自在に調整する手段を
提供する。
【0037】
図2に示すように、シャフト6に対するロッド8の相対位置の表示器は、スト
ラット1の有効長さであり、シャフト6の内部に延びる端部の近傍でロッド8に
対して半径方向に接続されたピン28の形態の突起を備える。スロット29は、
ピン28がスロットに沿うようにシャフト6の側面に沿って形成され、それによ
ってシャフトの外側からピンを見ることができる。ピン28の第1の機能は、ロ
ッド8とシャフト6の相対的な軸回転を防止することである。これは、接続具9
、10と対応する回転一致点11とが、ストラットのそれぞれの端部で、ロッド
8およびシャフト6の軸を回転させるという理由から重要である。
ラット1の有効長さであり、シャフト6の内部に延びる端部の近傍でロッド8に
対して半径方向に接続されたピン28の形態の突起を備える。スロット29は、
ピン28がスロットに沿うようにシャフト6の側面に沿って形成され、それによ
ってシャフトの外側からピンを見ることができる。ピン28の第1の機能は、ロ
ッド8とシャフト6の相対的な軸回転を防止することである。これは、接続具9
、10と対応する回転一致点11とが、ストラットのそれぞれの端部で、ロッド
8およびシャフト6の軸を回転させるという理由から重要である。
【0038】
目盛りマーク30はスロット29のサイドに沿って形成され、シャフト6に対
するロッド8の位置を指示する。ベース部材3、4はそれぞれが他に対していか
に方位付けされているかに関わらず、ストラット1はスロットを最も見やすい位
置に位置決めするように接続具の周りを回転できるので、この構成は、接続具9
、10と組み合わされて特に良好に作動する。目盛りマーク30は、好ましくは
1ミリメートル単位で刻まれ、ストラット1の他の端部で回転一致点11の間の
距離を指示するのが好ましい。さらに、目盛りマーク30は、予め設定されたい
くつかの中間位置からの距離よりも、絶対値としてのストラットの長さを指示す
ることが好ましい。しかし、目盛りマークは必ずしも従来の計測システムに基づ
く必要はなく、あるいはそれに関するかぎり、ストラットの有効長さを指示する
ものであればよい。目盛りマークは例えば、ロッドの全長に対する百分率を表示
するものであってもよいし、一定時間を超えて移動が生じた場合の日毎の増分を
表示するものであってもよい。中間位置は、予め設定された「中間の」位置でベ
ース部材をセットするのに有効となるが、それぞれのケースにおいて外科医が固
定具を最適化するのに便利なようにこのような自在の「中間の」位置を特定する
ことを避けるのに利点が見い出される。
するロッド8の位置を指示する。ベース部材3、4はそれぞれが他に対していか
に方位付けされているかに関わらず、ストラット1はスロットを最も見やすい位
置に位置決めするように接続具の周りを回転できるので、この構成は、接続具9
、10と組み合わされて特に良好に作動する。目盛りマーク30は、好ましくは
1ミリメートル単位で刻まれ、ストラット1の他の端部で回転一致点11の間の
距離を指示するのが好ましい。さらに、目盛りマーク30は、予め設定されたい
くつかの中間位置からの距離よりも、絶対値としてのストラットの長さを指示す
ることが好ましい。しかし、目盛りマークは必ずしも従来の計測システムに基づ
く必要はなく、あるいはそれに関するかぎり、ストラットの有効長さを指示する
ものであればよい。目盛りマークは例えば、ロッドの全長に対する百分率を表示
するものであってもよいし、一定時間を超えて移動が生じた場合の日毎の増分を
表示するものであってもよい。中間位置は、予め設定された「中間の」位置でベ
ース部材をセットするのに有効となるが、それぞれのケースにおいて外科医が固
定具を最適化するのに便利なようにこのような自在の「中間の」位置を特定する
ことを避けるのに利点が見い出される。
【0039】
当業者は、ロッド8とシャフト6の相対的な回転位置をロックする他の方法が
あると理解するだろうが(例えば、ロッドの長手方向に延びた溝に係合する、図
示しない、シャフトのキー)、ピン28は、それによってストラットの長さを監
視できる便利な表示器を同時に提供するので、ピンとスロットによる方法は特異
な動作を行うことが理解されるだろう。さらに、ピン28は、ストラットがいっ
ぱいに伸びたかまたは圧縮された際、スロット29のいずれかの端部に当接する
程度にシャフトの圧縮および伸びを制限する。
あると理解するだろうが(例えば、ロッドの長手方向に延びた溝に係合する、図
示しない、シャフトのキー)、ピン28は、それによってストラットの長さを監
視できる便利な表示器を同時に提供するので、ピンとスロットによる方法は特異
な動作を行うことが理解されるだろう。さらに、ピン28は、ストラットがいっ
ぱいに伸びたかまたは圧縮された際、スロット29のいずれかの端部に当接する
程度にシャフトの圧縮および伸びを制限する。
【0040】
調整ナットは、図4に示したスナップリング31を介してシャフト6に回動可
能に取り付けられている。シャフト6の端部はその一部が、ナット7の内壁33
に当接する調整ナットの内部に延びている。シャフトの外側の環状溝34は、ナ
ットの内側の環状溝35に当接し、スナップリング31は環状溝の双方の中には
め込まれている。スナップリング31は、さらに、組立可能なように圧縮性があ
るが、隣接する溝34、35の内側に入ると、スナップリングは半径方向外方へ
拡張されて、それによって双方の環状溝の部分を満たす。したがって調整ナット
は、シャフトの端部を離れることなくスナップリングの周りを回転することがで
きる。
能に取り付けられている。シャフト6の端部はその一部が、ナット7の内壁33
に当接する調整ナットの内部に延びている。シャフトの外側の環状溝34は、ナ
ットの内側の環状溝35に当接し、スナップリング31は環状溝の双方の中には
め込まれている。スナップリング31は、さらに、組立可能なように圧縮性があ
るが、隣接する溝34、35の内側に入ると、スナップリングは半径方向外方へ
拡張されて、それによって双方の環状溝の部分を満たす。したがって調整ナット
は、シャフトの端部を離れることなくスナップリングの周りを回転することがで
きる。
【0041】
また、それぞれのストラット1の長さは、固定装置の位置を1つの位置から他
へすばやく変えられるように独立して調整可能としてもよい。これは、ロッドの
それらを有するナットのネジに係合する(および解除する)ばね性のあご状機構
(図示せず)によって形成される。前記あごが開いたとき、ロッドは、ナットを
回転させることなくシャフトに対して移動させることができる。しかし、前記の
あごが閉じたとき、ナットとロッドの両ネジ部の係合は、調整ナットが回転する
ことなくそのような移動動作を妨げる。有効長さを粗調整または微調整の間で選
択するこの能力は、固定具を好ましい位置に対して近づけるのに特に有用である
。これらのことから、調整ナットは、ベース部材に関連する位置を微調整するの
に用いることができる。
へすばやく変えられるように独立して調整可能としてもよい。これは、ロッドの
それらを有するナットのネジに係合する(および解除する)ばね性のあご状機構
(図示せず)によって形成される。前記あごが開いたとき、ロッドは、ナットを
回転させることなくシャフトに対して移動させることができる。しかし、前記の
あごが閉じたとき、ナットとロッドの両ネジ部の係合は、調整ナットが回転する
ことなくそのような移動動作を妨げる。有効長さを粗調整または微調整の間で選
択するこの能力は、固定具を好ましい位置に対して近づけるのに特に有用である
。これらのことから、調整ナットは、ベース部材に関連する位置を微調整するの
に用いることができる。
【0042】
回り止め機構36は、調整ナット25とシャフト6の間の界接面に配設されて
いる。図4に再度参照すると、好ましい回り止め機構の配置は、調整ナットに形
成された第1のくぼみ37と、調整ナットに当接して残るシャフト6の端面39
に形成された第2のくぼみ38とを有する。調整ナット7がそれぞれ回転すると
き、これらの凹部は整合する(図4に示すように)。凹部が整合したとき、第1
の凹部37に配置されたばね40は、ボール41を第2の凹部38に向かって、
かつ係合するように付勢する。第2の凹部は、図4に示すように、傾斜面によっ
て形成されるが、ボール41の直径が第2の凹部の直径または深さより大きいか
ぎり、第2の凹部は直角の端縁〔squared edges〕を有することもできる。
いる。図4に再度参照すると、好ましい回り止め機構の配置は、調整ナットに形
成された第1のくぼみ37と、調整ナットに当接して残るシャフト6の端面39
に形成された第2のくぼみ38とを有する。調整ナット7がそれぞれ回転すると
き、これらの凹部は整合する(図4に示すように)。凹部が整合したとき、第1
の凹部37に配置されたばね40は、ボール41を第2の凹部38に向かって、
かつ係合するように付勢する。第2の凹部は、図4に示すように、傾斜面によっ
て形成されるが、ボール41の直径が第2の凹部の直径または深さより大きいか
ぎり、第2の凹部は直角の端縁〔squared edges〕を有することもできる。
【0043】
回り止め機構は、調整ナット25に、ばね40の力に抗してボール41を第2
の凹部38から押し出すのに充分な予め設定されたトルクを付与することによっ
てレリーズされる。このとき、シャフトに対するナットの回転を唯一妨害するも
のは、隣接する部材によって生じる比較的小さい摩擦である。回り止め機構36
の効果をロックすることに打ち克つための力は、接続具9、10の周りにストラ
ット1を回転させるのに要する力よりも大きい。したがって、ロッド8またはシ
ャフト6の相対回転を押さえることなく調整ナット25に印加されるトルクは、
ストラット1の全体を単に回転させるにすぎないだろう。ストラットのこの自在
な浮動配置は、好ましくないかまたは不用意な調整を妨げる助けとなる。
の凹部38から押し出すのに充分な予め設定されたトルクを付与することによっ
てレリーズされる。このとき、シャフトに対するナットの回転を唯一妨害するも
のは、隣接する部材によって生じる比較的小さい摩擦である。回り止め機構36
の効果をロックすることに打ち克つための力は、接続具9、10の周りにストラ
ット1を回転させるのに要する力よりも大きい。したがって、ロッド8またはシ
ャフト6の相対回転を押さえることなく調整ナット25に印加されるトルクは、
ストラット1の全体を単に回転させるにすぎないだろう。ストラットのこの自在
な浮動配置は、好ましくないかまたは不用意な調整を妨げる助けとなる。
【0044】
図5に示すように、シャフト6は、識別クリップまたはバンド43を取り付け
るための環状のくぼみ42を有することが好ましい。識別クリップ43は、弾性
を有し、シャフトのくぼんだ部分にスナップされ、かつ除去され、次いで必要な
場合に、同様に設計された他のストラットと交換できるようにくぼみ42を180
°以上囲んでいる。
るための環状のくぼみ42を有することが好ましい。識別クリップ43は、弾性
を有し、シャフトのくぼんだ部分にスナップされ、かつ除去され、次いで必要な
場合に、同様に設計された他のストラットと交換できるようにくぼみ42を180
°以上囲んでいる。
【0045】
特定の機構を構成するために、6つのストラット1のそれぞれは、予め設定さ
れた組合せシステムに基づいて、1つの特定の長さにセットされる。前記の計算
は通常、それぞれのストラットが異なる長さを有することを要求されるので、そ
れぞれのストラットは、正確に調整されたことを確認するために識別可能に区別
されるべきである。この識別は、図5に示すように、異なる色またはアルファベ
ット表示の識別クリップ43を取り外して使用することにより行われる。識別ク
リップの移動性は、それが破壊されたり、またはまちがった寸法であったり、ま
たは寸法が代わったストラットが同じ装置に使用されたりする場合やストラット
を再構成する場合があるので、ストラット1が置換された場合に重要である。
れた組合せシステムに基づいて、1つの特定の長さにセットされる。前記の計算
は通常、それぞれのストラットが異なる長さを有することを要求されるので、そ
れぞれのストラットは、正確に調整されたことを確認するために識別可能に区別
されるべきである。この識別は、図5に示すように、異なる色またはアルファベ
ット表示の識別クリップ43を取り外して使用することにより行われる。識別ク
リップの移動性は、それが破壊されたり、またはまちがった寸法であったり、ま
たは寸法が代わったストラットが同じ装置に使用されたりする場合やストラット
を再構成する場合があるので、ストラット1が置換された場合に重要である。
【0046】
この発明を特定の実施の形態のみを参照して詳細に説明したが、当業者であれ
ば、この発明の観点から逸脱することなく、さまざまな変形例が認識できるであ
ろう。上記のような可能性を考慮して、この発明は以下のクレームを参照するこ
とによって規定される。
ば、この発明の観点から逸脱することなく、さまざまな変形例が認識できるであ
ろう。上記のような可能性を考慮して、この発明は以下のクレームを参照するこ
とによって規定される。
【図1】
2つの外部固定具のベース部材に対して対称の位置に配設された6つのストラ
ットを示す、この発明の好ましい1つの実施態様の斜視図である。
ットを示す、この発明の好ましい1つの実施態様の斜視図である。
【図2】
それぞれの端部にベース部材の部分断面を有する、図1の固定具の好ましい1
つの実施態様の平面図である。
つの実施態様の平面図である。
【図3】
複数の回転軸と、これらの軸の交差点における1つの回転一致点を示す、図1
の接続用ストラットの拡大平面図である。
の接続用ストラットの拡大平面図である。
【図4】
設定された軸の間に位置する調整ナットを支持する回り止め機構とともに、ス
トラットの調整ナットと伸縮自在の部分との関係を説明するためのストラットの
欠切断面図である。
トラットの調整ナットと伸縮自在の部分との関係を説明するためのストラットの
欠切断面図である。
【図5】
位置表示器の取り外しを説明するための、ストラットの分解図である。
【図6】
それぞれの端部における回転の一致点の間の、ストラットの有効長さを示すス
トラットの平面図である。
トラットの平面図である。
【図7】
外部固定用デバイスを用いた第1の新規で好ましい方法を備えた工程を説明す
る、この発明の外部固定具のストラットが変形を矯正するために調整される以前
(7c)および以後(7b)の装置の斜視図である。
る、この発明の外部固定具のストラットが変形を矯正するために調整される以前
(7c)および以後(7b)の装置の斜視図である。
【図8】
外部固定用デバイスを用いた、第2の新規で好ましい方法を備えた工程を説明
する、この発明の外部固定具のストラットが変形を修正するために調整される以
前(8a)および以後(8b)の装置の斜視図である。
する、この発明の外部固定具のストラットが変形を修正するために調整される以
前(8a)および以後(8b)の装置の斜視図である。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E
A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ
,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB
,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR,CU,
CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,GB,G
D,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN
,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,
LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M
K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO
,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,
TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,Y
U,ZW
Claims (24)
- 【請求項1】 第1組織片を第2組織片に対して位置決めするために互いに
相対的に操作可能な近位および遠位のベース部材を有する整形外部固定具の組み
合せ体において、調整可能なストラットは、 基端と先端を有する伸縮自在の本体と、一対の接続具とを備え、 一方の接続具は近位ベース部材にストラットの基端を回転可能に取り付け、他
方の接続具は遠位ベース部材に本体の先端を回転可能に取り付け、各接続具は、 a)本体の近接端に結合された第1枢軸部材と、 b)第1枢軸部材に枢動可能に結合された第2枢軸部材と、 c)第2枢軸部材に枢動可能に結合され、かつ、隣接するベース部材に枢動可
能に結合された第3枢軸部材とを備え、 第1枢軸部材は第2枢軸部材に対して、第1回転軸を中心に枢動可能であり、 第2枢軸部材は第3枢軸部材に対して、第1回転軸に直交する第2回転軸を中
心に枢動可能であり、 第3枢軸部材は隣接するベース部材に対して、第2回転軸に直交する第3回転
軸を中心に枢動可能であり、 第1、第2および第3回転軸は、全方位回転の単一の一致点で実質的に交差し
、それによって、本体が、隣接するベース部材に対して移動することなしに隣接
するベース部材に対して3次元で回転可能である組み合せ体。 - 【請求項2】 各接続具が、隣接するベース部材の開口を介して第3枢軸部
材から延びる固締具をさらに備え、固締具は開口内に設けられたシャンクと、開
口の全方位回転の一致点から離れた側に設けられた先頭端からなり、第3回転軸
がシャンクの長軸に一致し、シャンクが開口内で回転可能である請求項1記載の
組み合せ体。 - 【請求項3】 各固締具は、隣接するベース部材から離脱可能であり、それ
によって、ストラットは、ストラットの長さ調整および近位および遠位ベース部
材の相対位置の変更なしに交換可能となる請求項2記載の組み合せ体。 - 【請求項4】 固締具が、シャンクの近くに先頭端から離れてネジ付き端部
をさらに備え、 第3枢軸部材は、固締具のネジ付端部を受入れ可能なネジ付きソケットを形成
し、 ネジ付き端部に隣接するシャンクのエッジは、シャンクがソケットに入り込ま
ないようにネジ付きソケットより大きく、 シャンクの軸長は、接続具が開口を中心に回転できるように開口の軸深さより
若干大きい、 請求項2記載の組み合せ体。 - 【請求項5】 第1、第2および第3枢軸部材がUジョイントを形成する請
求項1記載の組み立て体。 - 【請求項6】 第1組織片を第2組織片に対して位置決めするために互いに
相対的に操作可能な近位および遠位のベース部材を有する整形外部固定具の組み
合せ体において、伸縮自在に調整可能なストラットは、 中空の軸芯を有する円柱シャフトと、シャフトの軸芯の中に伸びる外ネジ付ロ
ッドと、 ロッドの外ネジに結合する内ネジ付き調整ナットと、 シャフトに対する調整ナットの回転位置を維持する回り止め手段とを備え、 調整ナットは、ロッドが入り込むシャフトの一端に回転可能に取り付けられ、 ロッドの回転軸は、ロッドに対するナットの回転によりロッドがシャフトの軸
中心に移動するように、シャフトに対して固定され、 回り止め手段は、シャフトに対する調整ナットの各回転に対して少なくとも一
回係合する、組み合せ体。 - 【請求項7】 シャフトは、ナットに隣接する第1凹部を備え、 調整ナットは、シャフトに対する調整ナットの各回転時に、第1凹部に整合す
る第2凹部を備え、 回り止め手段は、両凹部が整合するときに、一方の凹部から伸びて両凹部に係
合し、 調整ナットの第2凹部は、ナットとシャフトとの間に十分なトルクを印加して
回り止め手段を一方の凹部に押し込むことによって、シャフトの第1凹部を通っ
て回転できる、 請求項6記載の組み合せ体。 - 【請求項8】 回り止め手段は、第1凹部内に収容され、かつ、スプリング
と延長要素とを備え、 スプリングは、延長要素をシャフトに対して付勢して、両凹部が整合する時に
延長要素を第2凹部に係合させ、 延長要素と第2凹部の共通表面が、第1凹部の半径方向の移動に対して、かつ
、第2凹部に対して傾斜した平面にあり、それによって、ロッキング要素は、十
分なトルクが調整ナットとシャフト間に印加されてスプリングを圧縮するときに
、第2凹部から押し出される、 請求項7記載の組み合せ体。 - 【請求項9】 調整ナットは、内部に半径方向の溝を備え、 シャフトは調整ナット内へ伸びて、かつ、調整ナットの内部の軸方向の溝に隣
接する外部半径方向溝をさらに備え、 ストラットは、調整ナットとシャフトの軸方向溝内に係止するスナップリング
をさらに備えて、それによって調整ナットをシャフトに回転可能に取り付ける、 請求項6記載の組み合せ体。 - 【請求項10】 シャフトは、シャフトの側面に沿って軸方向に延びるスロ
ットを備え、 ストラットは、ロッドの側面に取り付けられ、かつ、スロットを介して伸びる
突出部をさらに備え、ロッドのシャフトに対する軸方向の回転が突出部によって
防止され、 突出部は、スロットを介して外部から見ることができ、 シャフトは、スロットに沿って目盛りマークを備え、ロッドとシャフトの相
対位置が、そのマークに対する突出部の位置によって示される、 請求項6記載の組み合せ体。 - 【請求項11】 シャフトは、外部環状くぼみを有し、 ストラットは、前記くぼみ内を180度以上にわたって延びるように設けられ
た識別バンドを有し、 識別バンドは、シャフト上に固定できる程度の剛性と取りはずしできる程度の
可撓性とを有する弾性材料で形成され、 識別バンドは整形外部固定具に対するストラットの位置を示す、請求項6記載
の組み合せ体。 - 【請求項12】 識別バンドは、整形固定具上に結合するストラットの位置
に対して独特の色を備える、請求項11記載の組み合せ体。 - 【請求項13】 ロッドおよびシャフト上のネジは、シャフトの軸中心にナ
ットが1回転以上回転することによってロッドがシャフトに対して1ミリメータ
だけ軸方向に移動するようなピッチを有する請求項6記載の組み合せ体。 - 【請求項14】 第1組織片を第2組織片に対して位置決めするために互い
に相対的に操作可能な近位および遠位のベース部材を有する整形外部固定具の組
み合せ体において、 伸縮自在に調整可能なストラットは、 中空の軸芯を有する円柱シャフトと、 シャフトの軸芯の中に伸びる外ネジ付ロッドと、 ナットのロッドに対する回転によってロッドがシャフトの軸を中心に移動する
ように、シャフトの一端に回転可能に取り付けられ、かつ、ロッドの外ネジと結
合する内ネジ付き調整ナットと、 一方が近位のベース部材にストラットの基端を回転可能に取り付け、かつ、他
方が遠位のベース部材にストラットの先端を回転可能に取り付ける一対の接続具
と、 全方位回転の単一の一致点において実質的に交差する3つの回転軸を中心にス
トラットをそのベース部材に対して回転させ、それによってストラットを隣接す
るベース部材に対して移動させることなく隣接するベース部材に対して3次元に
回転させる手段とを備えてなる組み合せ体。 - 【請求項15】 回転手段が、 a)ストラットの近接端に結合された第1枢軸部材と、 b)第1枢軸部材に枢動可能に結合された第2枢軸部材と、 c)第2枢軸部材に枢動可能に結合され、かつ、隣接するベース部材に移動可
能に結合された第3枢軸部材とを備え、 第1枢軸部材は第2枢軸部材に対して、第1回転軸を中心に枢動可能であり、 第2枢軸部材は第3枢軸部材に対して、第1回転軸に直交する第2回転軸を中
心に枢動可能であり、 第3枢軸部材は隣接するベース部材に対して、第2回転軸に直交する第3回転
軸を中心に枢動可能であり、 第1、第2および第3回転軸は、全方位回転の単一の一致点で交差する請求項
14記載の組み合せ体。 - 【請求項16】 ストラットは、調整ナットの回転位置をシャフトに対して
保持する回り止め手段をさらに備え、 回り止め手段は、シャフトに対する調整ナットの各回転に少くとも1回かみ合
う請求項14記載の組み合せ体。 - 【請求項17】 回り止め手段は、調整ナットにシャフトに対する所定トル
クを印加することにより解放可能であり、回り止め手段の解放に要するトルクは
、ストラットを接続具手段の周りに回転させるために要するトルクよりも大きい
請求項16記載の組み合せ体。 - 【請求項18】 シャフトは、ナットに隣接する第1凹部を備え、 調整ナットは、調整ナットがシャフトに対して各々完全に回転するときに、第
1凹部に整合する第2凹部を備え、 回り止め手段は、両凹部が整合するときに一方の凹部から伸びて両凹部に係止
し、 ナットとシャフト間に十分なトルクを印加して回り止め手段を一方の凹部に押
し込むことにより、第2凹部が第1凹部を通って回転できる請求項16記載の組
み合せ体。 - 【請求項19】 回り止め手段が、第1凹部内に固定され、かつ、スプリン
グがシャフトに対してボールを付勢するスプリングとボールとの組み合せ体を備
え、両凹部が整合するときボールを第2凹部へ押し込み、 第2凹部はナットの回転に対して傾斜した平面を形成し、ボールは、十分なト
ルクがナットとシャフト間に与えられたスプリングを圧縮するとき、第2凹部か
ら押し出される請求項18記載の組み合せ体。 - 【請求項20】 調整ナットは、内部に半径方向の溝をさらに備え、 シャフトは、ナットの内部の軸方向の溝に隣接する外部半径方向溝をさらに備
え、 ストラットは、調整ナットとシャフトの軸方向溝内に係止するスナップリング
をさらに備えて、それによってナットをシャフトに回転可能に取り付ける、 請求項14記載の組み合せ体。 - 【請求項21】 シャフトは、シャフトの側面に沿って軸方向に延びるスロ
ットをさらに備え、 ストラットは、ロッドの側面に取り付けられ、かつ、スロットを介して伸びる
突出部をさらに備え、ロッドのシャフトに対する回転が突出部によって防止され
、 突出部は、スロットを介して外部から見ることができ、 シャフトは、スロットに沿って目盛りマークを備え、ロッドとシャフトの相対
位置が、そのマークに対する突出部の位置によって示される請求項14記載の組
み合せ体。 - 【請求項22】 シャフトは、外部環状くぼみを有し、 ストラットは、前記くぼみ内を180度以上にわたって延びるように設けられ
た識別バンドを有し、 識別バンドは、シャフト上に固定できる程度の剛性と取りはずしできる程度の
可撓性とを有する弾性材料で形成され、 識別バンドは、整形外部固定具の他の構成要素に対するストラットの位置を示
す、請求項14記載の組み合せ体。 - 【請求項23】 識別バンドは、整形固定具上に結合するストラットの位置
に対して独特の色を備える請求項22記載の組み合せ体。 - 【請求項24】 ロッドおよびシャフト上のネジは、シャフトの軸中心に隣
接部材が1回転以上回転することによって、ロッドがシャフトに対して1ミリメ
ータだけ軸方向に移動するようなピッチを有する請求項14記載の組み合せ体。
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
PCT/US1999/019430 WO2001015611A1 (en) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | Six axis external fixator strut |
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JP2001519828A Pending JP2003508108A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 6軸外部固定具のストラット |
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JP (1) | JP2003508108A (ja) |
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