JPH03501093A - 骨接合用自動伸延装置 - Google Patents

骨接合用自動伸延装置

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JPH03501093A
JPH03501093A JP1501070A JP50107089A JPH03501093A JP H03501093 A JPH03501093 A JP H03501093A JP 1501070 A JP1501070 A JP 1501070A JP 50107089 A JP50107089 A JP 50107089A JP H03501093 A JPH03501093 A JP H03501093A
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JP1501070A
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イリザロフ ガフリイル アブラモビチ
ブルラコフ,エドュアルド バレントビチ
ルツ フリドリヒ ヤコフレビチ
ネムコフ ビタリ アナトリエビチ
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フセソユズニ クルガンスキ ナウチニ ツェントル “ボススタノビテルナヤ トラフマトロギア イ オルトペディア”
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    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/60Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like for external osteosynthesis, e.g. distractors, contractors
    • A61B17/62Ring frames, i.e. devices extending around the bones to be positioned

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 骨接合用自動伸延装置 技術分野 本発明は、長い管状の骨の種々の先天的及び後天的な短縮と欠陥のための整形外 科及び災害外科に適用される医療工学に関し、特に外側固定部を有する骨接合装 置に関するものであり、また骨接合のための自動伸延装置に関するものである。
従来の技術 上記技術の現在の状態においては骨折の場合における骨の破片を固定するための 装置が知られている(米国特許第4、502.473号)。この装置は2対の固 定用ねじが締結される三角柱形ロッドに形成された支持体を具備している。この 支持体は、直接に又はロッカーアームを介して、この支持体に対し移動自在に取 付けられた前記対の固定ねじの1つに連結されブこタイロッド(控え棒)と相互 に作用するようになっている空気式装置を担持している。
上述の装置は、骨の骨折部分に与えられる振動を用いて仮管の形成を刺激するこ とができる。
しかし、この装置は、この対の固定ねじを同じ方向にまた予め設定された伸延速 度で相対移動させることができないため、長い管状骨の伸長には用いることがで きない。
この技術においては、伸延ねじ付きロッドを介してナツトと相互に連結された2 つの支持ユニットを具備する圧縮−伸延装置が知られている(ソ連発明者証第1 .122.306号)。これら支持ユニットの1つは制御時計機構が設けられた 巻きつけらせんスプリングの形式の駆動装置を担持している。この装置は引き続 いてチェーン伝動機構を介して伸延ねじ付きロッドのナツトと連結される。
しかし本装置は処置の過程において伸延養生を変えることができない。骨の破片 の毎日の移動の量を変えるためにはこの装置に取付けられているねじの対(すな わちナツトを有するねじ付きロッド)を取りはずしそして他のねじピッチを有す る新しいねじの対を取付けなければならない。これは、その生物学上の組織に危 害を伴いまたこの組織の再生を妨害するため、望ましくない手段である。これと は別に、この装置は、手足の支持された荷重と生物学的組織の大きな抵抗力との 場合の伸延にとって必要なカをっくり出すことができない。
この技術において伸延ねじ付きロッドを介して連結される2つの支持ユニットを 結合した圧縮−伸延装置が知られている(ソ連発明者証第84811号)。これ らねじ付きロッドの各々には、ソレノイドとラチェット機構と伸延ねじ付きロッ ドに連結されたナツト歯車を結合した歯車レジューサ(継手)とを具備する、駆 動装置が設けられている。このソレノイドは動力供給源に電気的に接続される。
上記の装置は最低限度として支持体の上に配置された3つの駆動装置を含み、こ の特徴はこの装置の構造を複雑にし、その全体の寸法と重量を増加し、電力消費 量を増大し、動ヵユニットの蓄電池を頻繁に取り替えることを必要とする。
もう1つの従来技術の圧縮−伸延装置が公知であり(ソ連発明者証1.122. 308号)、この装置は、支持体とこれに保持された固定ビンとを結合した2つ の支持体ユニットと、ラチェットホイールとばね付勢型とからなるラチェット機 構と運動上協同する駆動装置とを具備している。これら支持体は、その端部の一 方がこの支持体上の軸受に取付けられたう°チェットホイールに螺合される伸延 ねじ付きロッドを介して、相互に連結される。この駆動装置は、同一支持体上に 取付けられそしてこの支持体上に固着された緊張ローラの助けにより引き伸ばさ れたワイヤローブの形式の締結部材を介して、このラチェット機構に連結されて いる。
上記の装置において、駆動装置と伸延ねじ付きロッドに運動上協同する全ての機 構とはあまりにも大きなスペースを占有し、これが固定ビンの可能な締結領域を 制限するものとなる。これはビンを支持体の自由領域上に固定する時にこれらビ ンを曲げることを必要とし、このため骨の破片を固定した位置から動かすことに なる。さらに、末端及び基部における支持体ユニットの位置は伸延ねじ付きロッ ドを著しく長くすることを必要とする。これはしたがって装置の剛性に、したが ってまた骨の破片の固定部の剛性に不利な影瞥を及ぼし、そのためこの処置の結 果に否定的な効果をもたらす。ラチェットホイールを有する伸延ねじ付きロッド と支持体を有するラチェットホイールとの間に接合部を設ける構造は、ワイヤ0 −ブの緊張からもたらされる力によりねじの対が曲がり始めるのを助ける。これ はねじが動かなくなるようにしそのため高出力の駆動装置が必要となる。
発明の開示 本発明の目的は、最小の駆動力で、支持体の固定部に適当な剛性を保ちつつ骨の 破片の所要の伸延力を得ることができ、骨の破片の移動の原因となるような曲げ 作用なしで固定用ビンを所要の位置に締結することのできる、骨接合のための自 動伸延装置を提供することである。
上記の目的は、支持体とこれに保持された固定用ビンとを一体的に結合する2つ の支持体ユニットと、ラチェット機構と運動上協同する駆動装置とを具備し、こ のラチェット機構の各々がラチェットホイールとばね付勢の爪とからなる、骨接 合のための自動伸延装置において、本発明により、前記駆動装置とラチェット機 構とが支持ユニットの間に挿入されかつこの支持ユニットに連結されたフレーム 上に取付けられ、また少なくとも1つの前記支持ユニットが前記フレームに連結 され、堅く結合されかつ前記ラチェットホイールと同軸に配設されそのナツトが 関連支持体ユニット上に置かれているねじの対を形成するようにしている伸延ね じ付きロッドにより、相対運動を行うことができるようになっているという事実 によって、達成されるものとなる。2つの支持体ユニットの間に挿入されたフレ ームを特徴とするこの配置構造は、伸延ねじ付きロッドの長さを減少させ、その ためこの装置の剛性、したがってまた骨の破片の固定部の剛性を増大させ、これ がより良好な再生過程に寄与することを可能にする。この装置とこの装置のフレ ーム−Fの伸延ねじ付きロッドに運動上協同するユニットとを備えることは、ビ ンを曲げることなくこれらビンを所要の位置に固定するための支持体上の場所を あけることを可能にし、それにより骨の破片がその正しい位置から動くおそれが なくなる。さらに、伸延ねじ付きロッドとラチェットホイールとの堅い連結及び 支持体ユニット上のナツトの配置は、駆動装置からラチェット機構への運動上の 協同作用を介して伝達される横方向に加えられる力によるねじの対の動かなくな ることを確実に防止する。このような工学上の解決策は、駆動用動力、エネルギ 消費量及び全体の寸法を減少させ、また駆動装置に動力を供給する蓄電池の再充 電の回数を減らすことができるようにする。
この装置は、電気モータと、そのシャフトがこれに堅く固定されかつ回転運動を 往復運動に変換する機構と相互に作用するようになっている偏心シリンダの形状 に形成されたカムを担持する歯車レジューサとを一体的に結合した、駆動装置が 設けられ、前記機構がラチェット機構のばね付勢の爪に連結され、これらの爪が フレーム上に動かないよう固定された車軸の周りに回転可能なリング上に配設さ れ、このリングがラチェットホイールと同軸に配設されラチェットホイールに対 し相対回転ができるようにすることが好ましい。
この装置の配置構造は、最も経済的な駆動装置と、ねじの対への横方向の力の伝 達をなくする、この駆動装置とラチェット機構の爪との簡単でコンパクトな運動 上の協同作用とを、利用することを可能にする。
この装置は閉じた形状を特徴とするフレームを具備することができ、また回転運 動を往復運動に変換する機構は、タイロッドを介してリングに引き続いて連結さ れる保持器を有するカムの取付けられた軸受として構成することができる。
このような装置の配置構造は、回転運動を往復運動に変換する機構のより高い効 率を達成し、その全体寸法を最小とし、またこの装置をフレームの外郭の内部に 位置させ全体として装置の全体寸法を最小にすることを可能にする。
本発明の実施態様のうちの1つにおいては、フレームは開放された外形を特徴と し、また回転運動を往復運動に変換する機構は実際にはロッカーアームであって 、その端部の一方がカムを包囲するフォークを担持し、また他方の端部がその周 囲を取り巻くリングのうちの1つに設けられた溝と係合し、この溝の設けられた リングが続いて関節接合されたタイロッドにより他のリングに連結されている。
このような装置の配置構造は、患者の関節の近くに位置する支持体の開放された 外形を用いてその内部におけるまた大腿骨及び上腕骨の基部における運動が可能 となるようにする。
本発明の実施態様の1つにおいては、フレームは支持体ユニットの1つに堅く結 合され、また伸延ねじ付きロッドはフレームの平面の他側に位置し、ラチェット ホイールはこのフレーム上に動かないように固定された前記軸線の周りの回転が 自由である。
このような装置の配置構造はこの装置の構造をより簡単にし、また支持体をフレ ームに任意の場所で独立して連結することができるようにし、それにより固定用 ビンを支持体に任意の所望箇所で締結することができるようにする。
本発明の1つの実施態様においては、前記車軸は中空とされ、また伸延ねじ付き ロッドは、ラチェットホイールの一側に位置するこの伸延ねじ付きロッドがこの 中空車軸の中で自由に回転できるようにラチェットホイールの両側に配置されて いる。
このような装置の配置構造は、支持体ユニットを相互に関してフレームに対し反 対方向に動かしそれにより伸延速度を増すようにすることができる。
本発明の1つの実施態様においてはラチェットホイールの両側に配置された伸延 ロッドのねじ条は異なったピッチを有している。
このような装置の配置構造は支持体ユニットを相互に対し動かすことができるよ うにする。このほかに、支持体ユニットの相対運動の速度をより小さな割合で変 えることができるようにする。
ラチェットホイールの両側に配置された伸延ねじ付きロッドには同じ方向のしか もピッチの異なったねじ条が設けられことが好ましい。
このような装置の配置構造は、伸延ねじ付きロッドの回転に対する予め選択され たねじのピッチの間の差に対応する最小の速度で支持体ユニットの相互の移動を 行うことができるようにする。
本発明のさらに1つの実施態様においては、固定用ビンはこの装置のフレーム上 に設けられる。
この配置構造は、手足の部分の骨切間の場合の複合伸延を2つの高さで行い、そ れにより最適の伸延速度で2倍の処置時間を減らすことができるようにする。
この装置は、その一端が支持体ユニットに連結されたチューブとして構成された ねじの対のナツトを具備し、また伸延ねじ付きロッドは他方のチューブ端部に設 けられた内側ねじと相互に作用するようになっている。
この装置の配置構造は伸延ねじ付きロッドの端部が支持体を越えて突出するのを なくすことができるが、この突出する端部は支持体が関節の近くに位置ぎめされ た時そこでの運動を制限し、また本装置により隣接手足の部分上で骨接合を同時 に実施するのを妨げるものである。
このチューブ−支持体ユニット連結はボールソケット型継ぎ手として与えられる のが好ましい。
本発明のこの配置構造は支持体の平行でない配置の場合にねじの対が動かなくな るのを回避することができ、それによりその駆動装置の動力とエネノ稲費とを減 少させることができる。
本発明の実施態様の1つによれば、ボールソケット型継ぎ手のリンクはスプリン グを介して相互に連結される。
このようなボールソケット型継ぎ手の配置構造は、小さな全体寸法と簡単な構造 とを特徴とするこの継ぎ手における適当な振幅の運動を得る手段となる。
本発明の1つの実施態様においてはラチェットホイールは反対方向に向けられた 歯を有し、またこのラチェットに堅く連結された伸延ロッドのねじ条はこのホイ ールの歯と同じ方向を有している。
本発明のこの配置構造は、反対方向に向けられたラチェットホイールの歯により 、引張りロッドの前方及び後方の両方向の運動を用いて伸延ねじ付きロッドの交 互の回転を生じるようにし、それにより駆動装置への負荷を減少させることがで きるようにする。
図面の要約 本発明の骨接合のための自動伸延装置は以下のように、添付図面を参照していく つかの特定の典型的な実施態様を勘案することからより一層明らかとなるであろ う。ここで、第1図は本発明の装置の全体概略図、 第2図は駆動装置とラチェット機構とを示す第1図の装置のフレームの概略部分 図、 第3図は本発明の装置の他の実施態様の全体概略図、第4図は駆動装置とラチェ ット機構とを示す第3図の装置の実施態様のフレームの概略部分図、 第5図は第3図の装置の実施態様のボールソケット型継ぎ手の概略図、 第6図は第1図の装置の運動図解図、 第7図は第3図の装置の運動図解図を示すものである。
発明の好適な実施態様 骨接合のための自動伸延装置は、本発明によれば、それに締結された固定用ビン 3を担持する支持体2を結合した2つの支持体ユニット1 (第1図)を具備し 、これらビンの締結要素は図面では省略されている。フレーム4がこのユニット 10間に挿入される。このフレーム4は、回転を往復動に変換する機構6とラチ ェット機構7とを一体的に結合した駆動装置5を取付けている。1つの支持体ユ ニット1 (図面中の頂部のもの)は、この支持体ユニット上に固定されたナツ ト9に螺入される伸延ねじ付きロッド8を介してフレーム4に連結される。他の 支持体ユニット1(図面中底部のもの)はロッド10の助けによりフレーム4に 堅く結合される。駆動装置5は電気モータ11(第2図)と歯車レジューサ12 とカム13とを一体となるよう結合している。モータ11は動力源と電子制御ユ ニット (両者とも図面では省略されている)とに電気的に接続される。カム1 3は歯車レジューサ12上のシャフトに偏心して配設されたシリンダの形状とさ れている。回転を往復動に変換する機構は、カム13とこれに嵌められた軸受1 5とを包囲する保持器14を具備している。保持器14はフレーム4に動かない ように固定されたハウジング16の中に収容される。
ラチェット機構7は、伸延ねじ付きロッド8に堅く連結されたラチェットホーf −ル17とスプリング19を有するばね付勢の爪18とからなっている。この爪 18はリング20上に置かれている。ラチェットホイール17とリング20とは フレーム4上に動かないよう固定された車軸21の周りに回転可能である。保持 器14は続いて、ねじ23によりリング20上に固定された可撓リンク22によ ってリング20に連結される。
本装置の前記実施態様は支持体ユニットを相互に対し、ラチェットホイール上の 歯の数と伸延ロッドのねじピッチとを適当に選択することによって得られる小さ なステップで、自動的に動かすことができるようにする。
骨接合のだめの自動伸延装置の他の実施態様によれば、それに固定された固定用 ビン3を有する支持体25を結合する2つの支持体ユニット24(第3図)を具 備している。フレーム26がこれら支持体ユニット24の間に挿入される。支持 体25とフレーム26とは開いた馬蹄形状を特徴としている。固定用ピン3がフ レーム26上に締結される。支持体ユニット24は、ナツト33a 、33b  、 33cと34a 、 34b 、 34cとにそれぞれ螺入される伸延ねじ 付きロッド31a 、 31b 、 31cと伸延ロッド32a 、32b 、  32cとを介してフレームに連結されている。ナツト33a 、 33b 、  33cは頂部(図面に見られるように)支持体25上に固定され、これに対し ナツト34a 、 34b 、 34cは底部(図面に見られるように)支持体 25上に締結される。伸延ロッド31a 、31b 、 31cは左ねじを有し ている。ナツト34a。
34b’、34Cの各々はボールソケット型継ぎ手35を介して支持体ユニット 上に固定されるチューブとして構成される。フレーム26はラチェット機構36 .37.38と回転を往復動に変換する機構40を有する駆動装置39とを取付 けている。ラチェット機構36と37とは同じ方向に回転し、一方、ラチェット 機構38は逆方向に回転し伸延ねじ付きロッド31a 、 32aとまたばね付 勢型43が設けられたリング42とに堅く結合されたラチェットホイール41( 第4図)を一体的に結合している。伸延ロッド32aは前記車軸の周りに回転可 能である。中空車軸45がフレーム26上に堅く固定される。他のラチェット機 構は、他のリングと異なりラチェット機構37のリング46が、溝47と、剛性 リンク49を介してラチェット機構のリングを引き続いて連結するための2つの 関節接合継ぎ手48とを有している点だけを除き、同じ構造を有している。回転 を往復動に変換する機構50は枢着ビン52上に取付けられたロッカーアーム5 1を具備している。ロッカーアーム51の一端は軸受15を有するカム13を包 囲するフォーク53を担持し、また他方のロッカーアーム端部はリング46の溝 47と係合する。ボールソケット型継ぎ手35は球形支持体54(第5図)とス プリング56を介して相互に連結されたスラストジャーナル55とを具備してい る。このスラストジャーナル55は球形表面57を有する。
このような装置の配置構造は、支持体ユニットを相互に対し固定フレームから離 れるよう反対方向に動かすことができ、同一の手足の部分の伸延を2つの高さで 行うことができるようにする特徴を有している。
本発明の骨接合のための自動伸延装置の1つの実施態様においては、伸延ロッド 31a 、31b 、 31cのねじが伸延ロッド32a 、32b 、 32 cのねじとはピッチが異なっている点を除いて、前記の実施態様と同様なやり方 で実施することができる。
この装置の配置構造は、適当に選択されたねじのピッチをもって、生物学的組織 の特定の再生条件により種々の高さで異なった伸延速度を実現することができる 。
本発明の骨接合のための自動伸延装置の1つの実施態様においては、フレーム2 6が固定用ピンを欠いている場合は、この装置は、伸延ねじ付きロッド31a  、 31b 、 31cと伸延ねじ付キロッド32a 、 32b 、 32c が同じ方向のしかも異なるピッチのねじを有している点を除き、前記の実施態様 と同じやり方で実施できる。
この装置の配置構造は、その1回転当りの伸延ロッドのねじのピッチの間の差に 等しい長さで支持体ユニット24の相対運動を行うことができるようにする。
人間の手足の伸長を目的とする骨接合のためのこの自動伸延装置は次のように作 動する。
骨切開処置に先だってこの装置が、必要とされる骨の基部及び末端部が支持体2 において固定されたビン3(第6図)によって作用を受けるように配置される。
骨切間のための外科手術の一定時間後にモータ11が電子制御ユニットを有する 動力源に接続され、モータ11が間けつ的にスイッチが入れられる。モータ11 のシャフトの回転が歯車レジューサ12を介して保持器14の往復運動を規定す るカム13に与えられ、保持器14は可撓リンク22を介して揺動運動を爪18 を担持するリング20に伝達し、爪18は伸延ねじ付きロッド8を担持するラチ ェットホイール17に間けつ回転を与え、これらロッド8をナツト9から出るよ う回転させ、そのため支持体ユニット1の1つをフレーム4に堅く結合された他 の支持体ユニットに対し相対的に運動させるようにする。この結果、支持体ユニ ット1に固定されている骨の破片が、電子制御ユニットで設定された所要の速度 で動かされる。
手足の伸長を意図する骨接合のための自動伸延装置の1つの実施態様は次のよう に作動する。
組立てられた状態のこの装置が必要とされる手足に嵌められ、固定用ピン3(第 7図)が末端、基部及び中間の骨部分を介して案内され、支持体25とフレーム 26とにそれぞれ固定され、そこで2つの骨切開処置がフレーム上に固定された ビンの末端と基部での2つの高さで行われる。しばらく後に電気モータ11が、 予め設定されたプログラムにより間けつ的にモータ11にスイッチを入れる電子 制御ユニットを有する動力源に、接続される。モータ11のシャフトからの回転 は歯車レジューサ12を介してカム13に伝達されカム13はロッカーアーム5 1とさらにリング46とに揺動運動を与える。次に揺動運動は剛性リンク49を 介して他の連続して連結されたリング42に伝えられ、また間けつ回転が爪43 を介してラチェットホイール41に与えられる。伸延ねじ付きロッド31a 、  31b 、 31cはナラ)33a 、 33b 、 33cから出るよう回 転され、一方、伸延ねじ付きロッド32a 、 32b 、 32cはナツト3 4a 、34b 、 34cから出るよう回転され、そのため支持体25を相互 に対し動かし、これに対しフレームは動かずしたがってこれら支持体25におい て固定されている容管の破片は、フレーム上に固定されたビンにより所定位置に 固定されている中間の骨の破片に対して同じように動く。
伸延ねじ付きロッド31a 、31b 、 31cが伸延ねじ付きロッド32a  、32b 、 32cのねじピッチと異なるねじピッチを有することを特徴と する骨接合のだめの自動伸延装置の実施態様は、同じように作動する。支持体ユ ニット25の段階的運動の量は予め選択されたねじピッチの総量により変わる。
フレームが固定用ビンを欠いている場合の骨接合のための自動伸延装置の実施態 様は、伸延ねじ付きロッド31a 、 31b。
31cと伸延ねじ付きロッド32a 、32b 、 32cとが同じ方向のしか も異なったピッチを有している点を除いて、前記の実施態様と同様である。支持 体25が、予め設定されたねじのピッチの間の差により長さに関しての相対運動 を受け止める。
産業上の適用性 ここに提案された骨接合のための自動伸延装置は、自動作用様式で、骨の破片の 毎日の移動に伴い1又は2つのその高さで手足を伸長させることができ、これが 処置期間を減少させるものとなる。これは全て患者に好ましい精神情緒的効果を 有し高度の準備過程の活動を保証する。
自動制御を欠く伸延装置と異なり、本発明の骨接合のための自動伸延装置は予め 設定したプログラムに従って最適の伸延養生を実施することができ、これは生物 学的組織に傷害を与えたり回復不能の障害を伴うことがなく、また伸延による組 織の成長がその生理的成長の過程にできるだけ接近するものである。
本発明の骨折のだめの自動伸延装置は準備的な再生の規則性を研究するのを目的 とする研究作業に利用することができる。
骨接合のための自動伸延装置に関する本発明の装置は小さな全体寸法と重量とを 有し、殺菌可能であり、信頼性があり騒音のない作動を特徴としている。
手続補正書(方式) 平成2年12月6 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.支持体とこれに保持された固定用ピン(3)とを一体に結合した2つの支持 体(1,2,4)と、ラチェットホイール(17,41)とはね付勢爪(18, 45)とを一体に結合したラチェット機構(7,36,37,38)に運動的に 協同する駆動装置(5,30)とを具備する骨接合のための自動伸延装置におい て、前記駆動装置(5,39)とラチェット機構(7,36,37,38)が支 持体ユニット(1,24)の間に挿入されかつこれら支持体ユニットに連結され たフレーム(4,26)上に取付けられ、また少なくとも1つの支持体ユニット (1,24)がフレーム(4,26)に連結され、堅く結合されかつラチェット ホイール(17,41)と同軸に配設されて各支持体ユニット(1,24)上に 配置されたナット(9,33a,33b,33c,34a,34b,34c)を 有するねじの対を形成する伸延ねじ付きロッド(8,31a,31b,31c, 32a,32b,32c)によって相対運動ができるようにしていることを特徴 とする骨接合用自動伸延装置。 2.ラチェット機構の駆動装置(5,39)が、電気モータ(11)と、そのシ ャフトがこれに堅く固定されかつ回転運動を往復運動に変換する機構(6,50 )と相互に作用するようになっているカム(13)を担持する歯車レジューサ( 12)とを一体に結合し、前記変換機構がラチェット機構(7,36,37,3 8)のばね付勢爪(18,43)に連結され、前記爪がフレーム(4,26)上 に動かないよう固定された車軸(21,45)の周りに回転可能なリング(20 ,42,46)上に配置され、前記リング(20,42,46)がラチェットホ イール(17,41)と同軸に配設され、このラチェットに対し回転できるよう にしていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.フレーム(4,26)が閉じた外形を有し、回転運動を往復運動に変換する 機構(6,50)が、カム(13)上に取付けられかつリンク(22,49)を 介してリング(20,42,46)に連続して連結されている軸受(15)とし て構成されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。 4.フレーム(26)が開いた外形を有し、回転運動を往復運動に変換する機構 (50)が実際上ロッカーアームであり、その一方の端部がカム(13)を包囲 するフォーク(53)を担持し、他方の端部がリング(42,46)のうちの1 つに設けられた溝(47)と係合し、この溝付きリング(46)が関節接合リン ク(49)を介して他のリング(42)に連続して連結されていることを特徴と する請求項2に記載の装置。 5.フレーム(4)が支持体ユニット(1)のうちの1つに堅く結合され、伸延 ねじ付きロッド(8)がフレーム(4)の平面の他側に配置され、ラチェットホ イール(17)がフレーム(4)上に動かないよう固定された前記車軸(21) の周りに自由に回転できるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の 装置。 6.前記車軸(45)が中空に形成され、伸延ねじ付きロッド(31a,31b ,31c,32a,32b,32c)がラチェットホイール(41)の両側に配 置され、ラチェットホイール(41)の一側に置かれた伸延ねじ付きロッド(3 2a,32b,32c)か中空の車軸(45)内部で自由に回転できるようにな っていることを特徴とする請求項2に記載の装置。 7.ラチェットホイール(41)の両側に置かれた伸延ねじ付きロッド(31a ,31b,31c,32a,32b,32c)が反対方向のねじを有しているこ とを特徴とする請求項6に記載の装置。 8.ラチェットホイール(41)の両側に配置された伸延ロッド(31a,31 b,31c,32a,32b,32c)が異なったピッチを有していることを特 徴とする請求項7に記載の装置。 9.ラチェットホイール(41)の両側に置かれた伸延ねじ付きロッド(31a ,31b,31c,32a,32b,32c)が同じ方向でピッチの異なるねじ を有していることを特徴とする請求項6に記載の装置。 10.固定用ピン(3)がフレーム(26)上に取付けられていることを特徴と する請求項6に記載の装置。 11.ねじの対のナット(34a,34b,34c)が実際上、その一端が支持 体ユニット(24)に連結されたチューブであり、伸延ねじ付きロッド(32a ,32b,32c)がチューブ(34a,34b,34c)の他端に設けられた 内側ねじと相互に作用するようになっていることを特徴とする請求項2に記載の 装置。 12.チューブ(34a,34b,34c)かポールソケット継ぎ手(35)を 介して支持体ユニット(24)に連結されていることを特徴とする請求項11に 記載の装置。 13.ボールソケット継ぎ手(35)のリンクがスプリング(56)を介して相 互に連結されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。 14.ラチェットホイール(41)が反対方向に向けられた歯を有し、ラチェッ トホイール(41)に堅く結合された伸延ロッド(31a,31b,31c,3 2a,32b,32c)のねじが前記ホイールの歯と同じ方向を有していること を特徴とする前記各請求項中の1項に記載の装置。
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