JP2003508066A - タンパク質−dna相互作用の染色体全体の解析 - Google Patents
タンパク質−dna相互作用の染色体全体の解析Info
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Abstract
Description
色体複製および細胞増殖機能の調節に関与する。例えば転写アクチベーターは特
定のプロモーター配列に結合し、クロマチン修飾複合体および転写器官(apparat
us) を動員(recruit) し、RNA合成を開始する。細胞が細胞サイクルを回る場
合、または細胞が環境の変化を感じるときに、転写アクチベーターのDNA結合
状態の変化により遺伝子発現のリモデリングがいくらか生じる。別のDNA結合
タンパク質はまたセントロメア、テロメアおよびDNA複製起点にも結合し、染
色体複製および維持を調節する。遺伝子発現およびDNA複製の多くの基本的な
態様のかなりの知識がDNA結合タンパク質の研究から得られているが、これら
のタンパク質およびその機能の理解はゲノムの結合部位に対する知識により限定
されている。
しかしながら、生物の全ゲノムのわたるDNAに対するタンパク質結合を研究で
きる方法が必要とされている。
領域を同定する方法に関する。本明細書に記載する方法では細胞のDNA結合タ
ンパク質は細胞のゲノムDNAに結合(例えば共有結合により架橋)する。同定
されたゲノムDNAとゲノムDNAに相補的な配列との間でハイブリダイゼーシ
ョンが起こる条件下で、DNA結合タンパク質が結合するゲノムDNAが同定さ
れ、細胞のゲノムDNA(例えば細胞のゲノムDNAの全てまたは一部、例えば
1つまたはそれ以上の染色体または染色体領域)に相補的な配列を含んでなるD
NAと合わせるかまたは接触させる。ハイブリダイゼーションの(1 つまたは複
数の)領域は目的タンパク質が結合する細胞のゲノムの(1 つまたは複数の)領
域である。本発明の方法は好ましくは生存細胞を用いて実施される。
する。タンパク質が結合したDNAおよびタンパク質が結合していないDNAを
含む、得られた混合物を剪断条件に供する。結果的にDNA結合タンパク質に架
橋したゲノムのDNAフラグメントを生じ、目的タンパク質が結合した(1つま
たはそれ以上の)DNAフラグメントが混合物から取り出される。次いで公知の
方法を用いて、得られたDNAフラグメントを目的タンパク質から分離し、増幅
する。DNAフラグメントとゲノムDNAに相補的な配列の領域との間でハイブ
リダイゼーションが起こる条件下で、DNAフラグメントを細胞のゲノムDNA
に相補的な配列を含んでなるDNAと合わせ;DNAフラグメントがハイブリダ
イズするゲノムDNAに相補的な配列の領域を同定する。同定された(1つまた
はそれ以上の)領域は細胞のゲノムの領域、例えば目的タンパク質が結合する1
つまたは複数の選別された染色体である。
えば染色体の領域)を同定する方法に関し、該方法ではホルムアルデヒドを用い
て細胞のDNA結合タンパク質を細胞のゲノムDNAに架橋する。架橋したゲノ
ムのDNAフラグメントを生じ、例えば目的タンパク質に特異的に結合する抗体
を用いる免疫沈降により、目的タンパク質が結合するDNAフラグメントを混合
物から除去または分離する。結果的にDNA−タンパク質複合体が分離される。
例えば複合体を、架橋を逆戻りさせる条件に供することにより、複合体のDNA
フラグメントを目的タンパク質から分離する。分離したDNAフラグメントをラ
イゲーション媒介ポリメラーゼ連鎖反応(ligation-mediated polymerase chain
reaction)(LM−PCR)を用いて増幅し、次いで蛍光標識する。DNAフ
ラグメントとゲノムDNAに相補的な配列の領域との間でハイブリダイゼーショ
ンが起こる条件下で、標識されたDNAフラグメントを細胞のゲノムDNAに相
補的な配列を含んでなるDNAマイクロアレイと接触させる。DNAフラグメン
トがハイブリダイズするゲノムDNAに相補的な配列の領域が蛍光強度を測定す
ることにより同定され、DNAフラグメントがハイブリダイズするゲノムDNA
に相補的な配列の領域の蛍光強度を対照の蛍光強度と比較する。ゲノムDNAに
相補的な配列の該領域の対照の蛍光強度よりも大きい、ゲノムDNAに相補的な
配列の領域の蛍光強度は目的タンパク質が結合する細胞のゲノムの領域を示す。
発明に包含される。この方法では、細胞のDNA結合タンパク質を細胞のゲノム
DNAに架橋する。次いでDNA結合タンパク質に架橋するゲノムのDNAフラ
グメントを前記するように作製し、目的タンパク質が結合する(1つまたはそれ
以上の)DNAフラグメントを混合物から除去する。得られたDNAフラグメン
トを次いで目的タンパク質から分離し、増幅する。DNAフラグメントとゲノム
DNAに相補的な配列の領域との間でハイブリダイゼーションが起こる条件下で
、DNAフラグメントを細胞のゲノムDNAに相補的な配列を含んでなるDNA
と合わせ、DNAフラグメントがハイブリダイズするゲノムDNAに相補的な配
列の領域を同定する。この同定された領域は目的タンパク質が結合する細胞のゲ
ノムの領域である。同定された領域を特性付けし、同定された領域の特徴は目的
タンパク質の機能を示す(例えば、転写因子、オンコプロテインのような調節タ
ンパク質)。
機能するかどうかを決定する方法に関する。1つの態様では、細胞のDNA結合
タンパク質を細胞のゲノムDNAに架橋する。架橋したゲノムのDNAフラグメ
ントを作製し、目的タンパク質が結合するDNAフラグメントを混合物から除去
する。得られたDNAフラグメントを目的タンパク質から分離し、増幅する。D
NAフラグメントとゲノムDNAに相補的な配列の領域との間でハイブリダイゼ
ーションが起こる条件下で、DNAフラグメントを細胞のゲノムDNAに相補的
な配列を含んでなるDNAと合わせる。DNAフラグメントがハイブリダイズす
るゲノムDNAに相補的な配列の領域が同定される;ここでゲノムの領域は調節
領域であり、そして目的タンパク質は転写因子である。
ークの解明を促し、遺伝子機能の同定を助ける。
の(複数の)図面を有する本特許のコピーは、要請し、必要な手数料を支払うと
米国特許庁(Patent and Trademark Office)によ
り提供される。
どのようにDNA結合タンパク質が遺伝子発現、染色体複製および細胞増殖全体
を制御するかを理解することが容易になる。本明細書にてDNA結合タンパク質
に関するゲノム全体位置プロファイリング法(genome-wide location profiling
method )について記載し、これを用いて遺伝子特異的転写因子および酵母細胞
における一般的な転写器官の成分の結合動態をモニター観察した。ゲノム全体位
置分析法(genome-wide location method) は転写アクチベーターGal4および
Ste12の作用の公知の部位を正確に同定し、これらのアクチベーターの予期
しない機能を明らかにした。発現および位置プロファイルの合わせにより、細胞
が細胞外環境の変化に応答する場合に発現が特異的アクチベーターおよび転写器
官の成分の直接の制御下にある遺伝子の全体の組が同定された。ゲノム全体位置
分析により、さらに遺伝子調節ネットワークを解明する強力な手段が提供され、
遺伝子機能が注釈され、ゲノムがどのように複製されるか探求される。
例えば1つまたはそれ以上の染色体または染色体領域)に対するタンパク質の結
合を検討方法を提供する。とりわけ、本発明は目的タンパク質が結合する細胞の
ゲノムDNAの(1つまたはそれ以上の)領域を同定する方法に関する。1つの
態様では、細胞内でDNAに結合するタンパク質は細胞のDNAとに架橋する。
タンパク質が結合したDNAおよびタンパク質が結合していないDNAを含有す
る、得られた混合物を剪断条件に供する。結果的に、DNA結合タンパク質に架
橋したゲノムのDNAフラグメントを作製し、目的タンパク質が結合する(1つ
またはそれ以上の)DNAフラグメントを混合物から除去する。次いで得られた
DNAフラグメントを目的タンパク質から分離し、公知の方法を用いて増幅する
。次いでDNAフラグメントとゲノムDNAに相補的な配列との間でハイブリダ
イゼーションが起こる条件下で、DNAフラグメントを細胞のゲノムDNAに相
補的な配列を含んでなるDNAと合わせ;そしてDNAフラグメントがハイブリ
ダイズするゲノムDNAに相補的な配列の領域を同定する。同定された領域は目
的タンパク質が結合する細胞のゲノムの領域である。
発明に包含される。この方法では、細胞のDNA結合タンパク質を細胞のゲノム
DNAに架橋する。次いでDNA結合タンパク質に架橋したゲノムのDNAフラ
グメントを上述したように作製し、目的タンパク質が結合した(1つまたはそれ
以上の)DNAフラグメントを除去する。次いで得られたDNAフラグメントを
目的タンパク質から分離し、増幅する。次いでDNAフラグメントとゲノムDN
Aに相補的な配列の領域との間でハイブリダイゼーションが起こる条件下で、D
NAフラグメントを細胞のゲノムDNAに相補的な配列を含んでなるDNAと合
わせ;そしてDNAフラグメントがハイブリダイズするゲノムDNAに相補的な
配列の領域が同定され、目的タンパク質が結合する細胞のゲノムの領域が同定さ
れる。同定された領域を特性付けし(例えば調節領域)、同定された領域の特徴
が目的タンパク質の機能を示す(例えば転写因子、オンコプロテイン)。
機能するかどうかを決定する方法にも関する。1つの態様では、細胞のDNA結
合タンパク質を細胞のゲノムDNAに架橋し、架橋されたゲノムのDNAフラグ
メントを作製する。目的タンパク質が結合するDNAフラグメントを除去する。
得られたDMAフラグメントを目的タンパク質から分離し、増幅する。DNAフ
ラグメントとゲノムDNAに相補的な配列との間でハイブリダイゼーションが起
こる条件下で、DNAフラグメントを細胞のゲノムDNAに相補的な配列を含ん
でなるDNAと合わせる。DNAフラグメントがハイブリダイズするゲノムDN
Aに相補的な配列の領域が同定され、ここでゲノムの領域が調節領域である場合
、目的タンパク質は転写因子である。
を試験(examine) および/または同定することができる。例えば、酵母、ショウ
ジョウバエおよびヒトのような真核生物のゲノム全体にわたるDNA結合タンパ
ク質を分析できる。あるいは、これを用いて目的の染色体全体または染色体の組
に対するタンパク質のDNA結合を試験および/または同定することができる。
するいずれかのタンパク質、例えば転写因子、またはオンコプロテインを本発明
の方法で試験できる。
る種々の方法がある。例えば、UV光を用いることができる。特定の態様では、
ホルムアルデヒドを用いてDNA結合タンパク質を細胞のゲノムDNAに架橋す
る。
ラグメントの同定が、目的タンパク質に結合した(複数の)DNAフラグメント
および目的タンパク質に結合していないDNAフラグメントを含んでなる混合物
から除去できる。例えば、抗体(例えばポリクローナル、モノクローナル)また
は目的タンパク質に(特異的に)結合するその抗原結合フラグメントを使用する
免疫沈降を用いることができる。加えて、例えば抗体エピトープ(例えば赤血球
凝集素(HA))を用いて目的タンパク質を標識またはタグ化できる。
媒介ポリメラーゼ連鎖反応(例えばCurrent Protocols in
Molecular Biology,Ausubel,F.M.ら編(19
91)、その教示は出展明示により本明細書の一部とする)を用いて増幅するこ
とができる。
的タンパク質が結合する単離されたDNAフラグメントと合わせることができる
。例えば、相補的な配列をガラススライド上(例えばCorning Micr
oarray Technology(CMT(商標))GAPS(商標)))
またはマイクロチップ上で固定できる。本発明の方法で用いるハイブリダイゼー
ションの条件には、例えば高ストリンジェント条件および/または穏やかな(mod
erate)ストリンジェント条件などがある。例えばCurrent Protoc
ols in Molecular Biologyの2.10.1−2.10
.16(とりわけ2.10.8−11)頁および6.3.1−6頁を参照。プロ
ーブの長さ、塩基組成、ハイブリダイズする配列間の誤対合パーセント、温度お
よびイオン強度のような因子がハイブリダイゼーションの安定性に影響する。従
って、高度なまたは穏やかなストリンジェント条件を経験的に決定でき、いくら
かは公知の核酸(DNA、RNA)および、それに対するハイブリダイゼーショ
ンが評価されるその他の核酸の特性に依存する。
の態様では、DNA結合タンパク質ではない対照タンパク質を用いて本発明の方
法を実施できる。1つの態様ではHAまたはMYCエピトープタグに対する抗体
を用いて免疫沈降を実施する。タグを含有する目的タンパク質およびタグを有さ
ない目的タンパク質を免疫沈降した結果を比較する。タグ化していないタンパク
質は免疫沈降されないはずであり、従って陰性対照として機能する。
P)およびゲノム全体の発現のモニター観察マイクロアレイの合わせの使用を含
んでなる。クロマチン免疫沈降によりDNAの特定の領域に結合するタンパク質
を検出するのが可能になる。これには4つの工程がある:(1)生存細胞におい
てタンパク質をDNAにホルムアルデヒド架橋すること、(2)細胞を破砕し、
次いで超音波処理して架橋DNAの小フラグメントを生じること、(3)目的タ
ンパク質に特異的に結合する抗体を用いてタンパク質−DNA架橋体を免疫沈降
すること、および(4)架橋を逆戻りさせ、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を
用いて目的のDNA領域を増幅することである。非免疫沈降対照と比較してPC
R産物を分析することにより、目的タンパク質が試験されるDNA領域に結合す
るかどうかを決定する。しかしながら、DNAの各領域は個々にPCRにより試
験されなければならない。従って、ChIP技術は試験対象に選択されたDNA
領域の小数の組に限定される。
々のDNA領域を増幅するという限定はない。むしろライゲーション媒介PCR
(LMPCR)ストラテジーを用いて全ゲノムが増幅される。LM−PCR反応
に蛍光的にタグ化されたヌクレオチドを含めることにより、増幅されたDNAを
蛍光的に標識した。最終的に、標識DNAをゲノムの全てまたはサブセット(例
えば1つまたは複数の染色体)を表すスポットを含有するDNAマイクロアレイ
にハイブリダイズさせた。非免疫沈降対照に対するマイクロアレイ上の各スポッ
トの蛍光強度はDNA領域に結合した目的タンパク質がその特定のスポットに位
置するかどうかを示した。従って、本明細書に記載する方法によりゲノム全体に
わたるタンパク質−DNA相互作用の検出が可能になる。
15個のモデル遺伝子からなるDNAマイクロアレイを構築した。これらのアレ
イをChIP技術と合わせて使用して、転写因子のDNA結合特性およびゲノム
全体の転写器官を研究した。本明細書に記載する方法により真核細胞における遺
伝子発現のメカニズムおよび調節が洞察される。
パク質−DNA相互作用をモニター観察することが可能になり、これを図1に図
解する。該方法は1つまたは少数の特異的DNA部位でインビボタンパク質−D
NA相互作用を研究するために以前に使用した修正クロマチン免疫沈降(ChI
P)法をDNAマイクロアレイ分析とを併用する。簡単には、細胞をホルムアル
デヒドで固定し、超音波処理により回収し、目的タンパク質に架橋したDNAフ
ラグメントを特異的抗体を用いる免疫沈降により富化する。架橋を逆戻りさせた
後、富化されたDNAを増幅し、ライゲーション媒介PCR(LM−PCR)を
用いて蛍光色素で標識する。免疫沈降により富化されたDNAのサンプルを異な
る蛍光体の存在下LM−PCRに供し、標識DNAのIP富化および非富化の双
方のプールを全酵母遺伝子間配列を含有する単一のDNAマイクロアレイにハイ
ブリダイズさせる。3つの別個の実験から得られた蛍光強度のIP富化/非富化
比率を、加重平均分析法を用い、アレイ上に提示された各配列に対する目的タン
パク質の相対結合を算出できる(図2参照)。
重要であることが見出された。第1に、一貫したスポット品質を有するDNAマ
イクロアレイおよび均一なシグナルバックグラウンドは明白な役割を果たす。本
明細書に記載する技術により作成した画像の例を図5Aに示す。第2に、本明細
書に記載するLM−PCR法を開発して、極少量のDNAの再現性のある増幅が
可能になった;1ngのゲノムDNAの個別のサンプルをLM−PCR法で増幅
した場合、遺伝子の99.9%以上に対するシグナルは、誤差範囲内で本質的に
同一であった(図5B)。第3に、各実験を3連で実施し、再現性のある結合デ
ータの評価が可能になった。そして第4に、Hughsら(2000)により記
載された単一アレイエラーモデルを、低強度スポットと関係するノイズを扱い、
適当な重量を有する反復実験を平均化するように適用した。
を生じる。その不確実性を追跡し、適当な関連する重量で反復実験を平均化でき
るように、最初にHughsら(2000)に記載された、単一アレイエラーモ
デルに適用した。このエラーモデルに従って、スポットでの測定比率の有意性が
統計値Xにより定義され、これは式: X=(a2 −a1 )/[σ1 2+σ2 2+f2 (a1 2+a2 2)]1/2 (1) ここでa1,2 は各スポットに関して2つのチャネルで測定した強度であり、σ1, 2 はバックグラウンドを減じるために不定であり、fは例えばハイブリダイゼー
ションの非一貫性、色素取り込み効率の変動、スキャナー利得変動等の分別乗法
エラー(fractional multiplicative error) である; の形態をとる。Xはほぼ正規である。パラメーターσおよびfをXが単位分散を
有するように選択した。次いで大きさ|x|の変化の有意性を: p=2×(1−Erf|X|) (2) として算出する。
囲に包含される本発明の範囲から逸脱することなく、本発明において形態および
詳細の種々の変更を為すことができることは当業者に理解されよう。
択される遺伝子モデルアレイの設計 アレイは染色体IIIの全ての非重複オープン・リーディング・フレーム(O
RF)を含む(表を参照)。配列が2つの可能なリーディング・フレームの一部
または全てを含む場合、ORFとしてより大きな配列を選択した。残りの配列は
いずれも遺伝子間フラグメントに含まれた。
ントにより提示する。領域が700塩基対よりも大きい場合、300ないし60
0塩基対の複数のフラグメントに分ける。各領域のPCRプライマーをスタンフ
ォード大学(Stanford University)のサッカロミセス・ゲ
ノミック・データベース(SGD)「設計プライマー」プログラムを用いて選択
した。染色体IIIに関する遺伝子間フラグメントの全数は241に等しい。
ノミック・データベース(SGD)機能的染色体マップから決定した。
の頻度の高さに基づいて選別した。各遺伝子をコーディング領域の1ないし2キ
ロ塩基対上流および500塩基対下流も同様に増幅した。
iTaq) 25mM MgCl2 8.0μl(Perkin Elmer,AmpliT
aq) 10×dNTP 10.0μl(各々2mM、Pharmacia 100mM
ストック) ORF DNA 1.0ないし2.0μl(Research Genetic
s,およそ10ng) 各汎用プライマー 2.5μl(Research Genetics,20μ
M 溶液) 希釈Pfu DNAポリメラーゼ 1.6μl(水で1:100に希釈、Str
ategene、0.02U) AmpliTaq DNAポリメラーゼ 1.0μl(5単位、Perkin
Elmer) ddH2 O 63.4μl
iTaq) 25mM MgCl2 8.0μl(Perkin Elmer,AmpliT
aq) 10×dNTP 10.0μl(各々2mM、Pharmacia 100mM
ストック) 酵母ゲノムDNA 1.0μl(Research Genetics,およそ
100ng) 各プライマー 5.0μl(Research Genetics,20μM
溶液) 希釈Pfu DNAポリメラーゼ 1.6μl(水で1:100に希釈、Str
ategene、0.02U) AmpliTaq DNAポリメラーゼ 1.0μl(5U、Perkin E
lmer) ddH2 O 58.4μl
96PCR精製キットにより反応物を清浄した。DNAをT.E.8.0(10
mm Tris、1mm EDTA、pH8.0)120μlで溶出した。T.
E.8.0をQiagen膜に負荷し、溶出前に5分間置いた。DNAをCor
ningポリプロピレン96ウェルプレートに収集した。
III(Promega)で切断した既知量のラムダDNAと比較した。
マイクロタイタープレート急速減圧(speed vac)によりDNAを5μ
l未満まで乾燥した。
0倍ストック(3M NaCl,0.3M クエン酸Na3 ・2H2 O、HCl
でpHを7.0に)として作製し、H2 Oで望ましい濃度に希釈した。
トに置き、Cartessian Robotを用いてGAPS被覆スライドを
プリントした。PCR産物は250pb以上であるべきである。
秒)。 2.100℃高温プレート上約3秒間、各アレイを急速(snap)乾燥(DNA側を
上にする)。 3.60ミリジュールにセットしたStratalinkerを用いてガラスに
DNAをUV X−結合。 4.n−メチルピリリジノン(pyrrilidinone) 315ml中無水コハク酸(Al
drich)5gを溶解。 5.これに0.2M ホウ酸Na(pH8.0)35mLを添加、溶解するまで
攪拌(NaOHでホウ酸pH決定)。 6.この溶液中に、15分間振盪してアレイを浸漬。 7.アレイを95℃水浴に2分間移す。 8.アレイを95% EtOHに1分間、迅速に移す。 9.アレイ側をわずかな角度で上向け(垂直に近づける)、スライドを風乾。
中、Coplinジャーで50℃で20分間、スライドをインキュベート(Co
plinジャーを水浴中に置く)。 2.スライドを水、次いでイソプロパノールに浸して洗浄。 3.アレイ側をわずかな角度で上向け(垂直に近づける)、風乾。
に、大型のカバーガラス(24( 60mm)にはプローブ容量を40ないし60
μlにすべきである。 2.大腸菌(E.coli)tRNA(Boehringer−Mannhei
m)10μgを含む3×SSC、0.1%SDS中でプローブ(cDNAまたは
PCR用)を最終ハイブリダイゼーション容量にする。 3.加熱ブロックで3ないし5分間沸騰。 4.氷上で急速冷却。そして回転。
バーガラスを落とす。 2.ハイブリダイゼーションチャンバー中50℃の水浴上に組み込む。クランプ
で閉じる。 3.50℃の水浴に一晩浸漬。
析した。
写アクチベーターGal4による結合部位を同定した。とりわけ最もよく特性付
けされた転写アクチベーターであり、ガラクトース代謝に必要な10個の遺伝子
の誘導に寄与することが知られているためにGal4を選択し、GAL遺伝子の
プロモーターのGAl4のコンセンサスDNA結合配列(UASG )を同定した
。細胞をグルコース中で成長させた場合(抑制状態)、極わずかなGal4しか
GAL1およびGAL10プロモーターのUASG に結合しないが、ガラクトー
ス中では比較的高レベルのGal4が結合する。
ースの双方の培地中でエピトープタグ化Gal4pのゲノム全体位置を試験した
。位置分析実験により、以前にGal4により調節されると報告された7個の遺
伝子および単独の炭素源としてガラクトースを利用する細胞に生理学的に関連す
る活性をコードするさらに3つの遺伝子を同定したが、これらは、以前にはこの
アクチベーターにより調節されることは知られていなかった(図6A)。
域にGal4が結合している可能性が最も高い24個の遺伝子の組を図6Aに列
挙する。しかしながら、Gal4が結合する遺伝子間領域を共有する遺伝子のサ
ブセットのみがこのアクチベーターにより調節されるので(図6B)、Gal4
はこれらの遺伝子全てを機能的に活性化しない。Gal4が結合し、かつガラク
トースで活性化される遺伝子を同定するために、ゲノム全体発現分析を実施した
。図6Aの上側パネルはガラクトース中で発現が誘導される遺伝子を示し、一方
下側パネルは発現がガラクトースに依存しない遺伝子を示す。以前にGal4(
GAL1、GAL2、GAL3、GAL7、GAL10、GAL80およびGC
Y1)に調節されると報告された7個の遺伝子はGal4に結合し、ガラクトー
ス中で活性化された。以前には発現がGal4アクチベーターとは関連づけられ
ていなかった3個の遺伝子、MTH、PCL10およびFUR4にもまたGal
4が結合し、ガラクトース中で活性化されることが見出された。実質的には、予
想どおりグルコース中での方が成長した細胞のこれらのプロモーターの各々と結
合するGal4は少ない。Gal4pは、以前Gal4により調節されると考え
られていた遺伝子であるGAL4およびPGM2のプロモーターに結合しなかっ
たが、これらのプロモーターに対するGal4結合の直接的な証拠は示されてい
なかった。これらの結果の各々は慣用的なChIP分析により確認され(図6C
)、マイクロアレイの結果が、現在まで個々の結合部位を研究するために用いら
れてきた慣用的なアプローチにより得られた結果を正確に反映することを示す。
lignAceプログラムを用いてこのアクチベーターのコンセンサス結合部位
を同定した(図6D)。この結合部位配列は以前にGal4に関して決定された
配列に類似するが、精製(refine)されている。Gal4結合が検出されない酵
母ゲノムのおよそ50の部位でGal4結合配列を生じ、これはGal4結合に
は単にこの配列の存在では十分ではないことを示している。
遺伝子、MTH、PCL10およびFUR4にもまたGal4が結合し、ガラク
トース中で活性化されることが見出された。これらの3個の遺伝子は以下の3つ
の特徴を十分確立されたGal4−依存性GAL遺伝子と共有するので、これら
の3つの遺伝子は本物の(genuine )Gal4p標的である可能性がある。MT
H、PCL10およびFUR4はガラクトース誘導される(図6A)。ガラクト
ース誘導はGal4に依存する(図6C)。細胞がグルコース中ではなくて、ガ
ラクトース中で成長した場合、MTH、PCL10およびFUR4プロモーター
にGal4が結合する(図6A)。Gal4pのMTH、PCL10およびFU
R4プロモーターへの結合は慣用されるChIP分析により確認された(図6C
)。
ると同定することにより、いくつかの異なる代謝経路の調節がどのように相互に
関連しているかがわかる(図6F)。MTH1は細胞がガラクトースを単一の炭
素源として利用する場合に必要とされる代謝経路に関与する多くの遺伝子の転写
レプレッサーをコードする。中でも最も興味深い標的はヘキソース輸送に関与す
るHTX遺伝子のサブセットである。膜でGal4依存的様式でそのヘキソース
トランスポーターの濃度を変調することにより細胞がガラクトースに応答するこ
と;Gal4がガラクトーストランスポーター遺伝子GAL2を活性化し、MT
H1レプレッサーの活性化によりグルコーストランスポーターの発現レベル低下
を引き起こすことが本明細書に記載される結果により示される。Pc110サイ
クリンはPho85pと結合し、グリコーゲンの形成を抑制するようである。P
CL10がGal4活性化されるという観察により、グリコーゲン生成の低減が
ガラクトース代謝から得られるエネルギーを最大化することが示される。FUR
4はウラシルペンネアーゼ(pennease)をコードし、Gal4によるその誘導は
ウラシルの細胞内プールを増加させる必要性を反映し、Gal7により触媒され
るUDPのガラクトースへの付加を効率よく行わせる。
コースが存在しない限り、Gal4が少なくともいくつかのGAL遺伝子プロモ
ーターと結合することを示している。ラフィノース上で成長した細胞のGal4
のゲノム全体位置分析を繰り返し、結果は細胞をガラクトース上で成長させた場
合に得られる結果と本質的に同一であることが示された。これらの結果により、
Gal4がそのゲノム結合部位で同一の結合挙動を呈することが示され、ゲノム
全体位置法が高度に再現性があることが示される。
また研究した。Ste12は明確な細胞での役割を有する(接合フェロモンに対
する1倍体酵母の応答に重要である)ので興味深いが、Ste12により調節さ
れる遺伝子は極わずかしか同定されていない。フェロモン応答経路の活性化によ
り細胞サイクル停止および100個を超える遺伝子の転写活性化が引き起こされ
る。ste12変異細胞を用いる発現分析によりSte12がこれらの遺伝子全
てのフェロモン誘導に必要であることが示された。しかしながら、Ste12が
フェロモンに応答してこれらの遺伝子の転写を活性化するメカニズムは解明され
ていない。
e12pのゲノム全体位置を研究した。本明細書に記載する分析基準(p値<0
.005)により、プロモーター領域がSte12に結合する可能性が最も高い
遺伝子の組を図7に列挙する;上側パネルは発現がアルファ因子により誘導され
る遺伝子を示し、一方下側パネルは発現がアルファ因子により有意に誘導されな
い遺伝子を示す。アルファ因子により誘導され、Ste12が結合する36個の
遺伝子のうち、12個は接合過程の種々の工程に参加することが知られている(
FIG2、AFR1、GIC2、STE12、CHS1、KAR5、FUS1、
AGA1、FUS3、CIK1、FAR1、FIG1)。
結合するが、たいていの遺伝子に対するその結合はアルファ遺伝子により増強さ
れる。興味深いことに、Ste12はフェロモン処置の前および後の双方でその
自己プロモーターに結合する。それと共に、結合および発現データーはSTE1
2の調節が陽性フィードバックループに関与することを立証している。STE1
2発現はフェロモン処置の直後に増加し、これは結合しているが不活性なSte
12アクチベーターが迅速に活性形態に変換することを示している。STE12
遺伝子の発現増加によりSte12がさらに生成され、今度はこれがその遺伝子
を活性化する。
個の遺伝子にSte12が結合し、アルファ因子により活性化されることが見出
された。そのフェロモン誘導がste12変異細胞で削除されていることを鑑み
、これらの24個の遺伝子もまた本物のSte12標的である可能性がある。こ
れらの遺伝子の同定により接合過程の種々の工程について興味深い詳細が示され
る。例えば、あるSte12標的遺伝子、PCL2はサイクリン依存性キナーゼ
(cdk)Pho85との複合体を形成するG1サイクリンをコードする。Pc
12−Pho85およびPC11−Pho85複合体はCln1−Cdc28お
よびCln−2−Cdc28サイクリン依存性キナーゼ複合体と協働して作用し
、G1細胞サイクル進行を促進する(Measdayら、1994)。Pc12
−Pho85キナーゼ複合体はCln1−Cdc28およびCln2−Cdc2
8と重複するが異なる基質特異性を有する。接合過程において、1倍体酵母細胞
は、別のSte12標的遺伝子によりコードされるFar1によるCln1−C
dc28およびCln2−Cdc28活性阻害のために、後期G1期の開始が停
止される。フェロモン処置後のSte12によるPLC2活性化は、Pho85
複合体活性の増加がCdc28活性の喪失を補填するのに必要である可能性があ
ることを示している。
より同定されるたいていのSte12標的遺伝子は、接合応答の種々の工程に関
係するタンパク質をコードする。中でも11個は以前に特性付けされていない。
従って、YNL279W、YOR129C、YOR343C、YPL129C、
YER019W、YIL083C、YIL037C、YIL169C、YNL1
05W、YOL155CおよびYNR064Cなどのこれらの遺伝子の細胞での
役割は接合に最も関係している可能性がある。
、Ste12は2倍体細胞のフィラメント形成(filmamentation)を調節し、1
倍体の侵襲性の(invasive)成長を調節する。2個の遺伝子、TEC1およびF
LO11はパルプ状生育経路におけるSte12標的として同定された。アルフ
ァ因子の存在下または非存在下のいずれかでのこれらの遺伝子に対するSte1
2の結合は検出されなかった。これらのプロモーターに対するSte12pの結
合は異なる生理学的条件により調節される可能性がある。
ー観察の説明である。
合を加重平均分析を用いて算出したかを示す。
染色体位置のグラフである。
グ化の比率対染色体位置のグラフである。
Aは各々緑色蛍光および赤色蛍光を生じる。クローズアップした像は赤色の強度
が提示した以上であるスポットを例示し、これらのDNA配列に対して標的化さ
れたタンパク質の結合を示している。 図5Bは少量のDNAを定量的に増幅し、Cy3およびCy5蛍光体で標識で
きることを示している。参考書(text)に記載されているLM−PCR法を用い
て酵母ゲノムDNA1ngからCy3およびCy5標識DNAを調製した。得ら
れたDNAサンプルを混合し、酵母遺伝子内DNAマイクロアレイにハイブリダ
イズした。恐らくバックグラウンドのノイズのために、低強度スポットは高強度
スポットよりも大きな変動(variation )を有する。
結合する可能性が最も高い24個の遺伝子の組を示す。 図6BはGal4結合遺伝子間領域の概略図である。 図6Cは慣用的なChIP分析の結果を示す。 図6DはGal4アクチベーターのコンセンサス結合部位を同定するために用
いられるAlignAceプログラムの結果を示す。 図6EはPLC10およびMTH1の相対発現を示す棒グラフである。 図6FはMTH1およびMTH、PLC10およびFUR4をGal4調節遺
伝子として同定することにより、どのようにいくつかの異なる代謝経路が相互に
関連しているかを示す方法を説明する概略図である。
に結合する可能性が最も高い遺伝子の組を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】 a) 細胞内のDNA結合タンパク質を該細胞のゲノムDN
Aに架橋し、それにより、ゲノムDNAに架橋したDNA結合タンパク質を作製
する工程、 b) a)のDNA結合タンパク質に架橋したゲノムDNAのDNAフラグメン
トを作製し、それにより、DNA結合タンパク質が結合したDNAフラグメント
を含有する混合物を作製する工程、 c) 目的タンパク質が結合したDNAフラグメントを、b)で作製した混合物
から取り出す工程、 d) c)で同定したDNAフラグメントを目的タンパク質から分離する工程、
e) d)のDNAフラグメントを増幅する工程、 f) e)のDNAフラグメントを、該細胞のゲノムDNAに相補的な配列を含
有するDNAと、該DNAフラグメントと該ゲノムDNAに相補的な配列の領域
との間でハイブリダイゼーションが起こる条件下で合わせる工程、ならびに g) 該DNAフラグメントがハイブリダイズする、f)のゲノムDNAに相補
的な配列の領域を同定する工程 を含み、ここで、g)で同定された領域が、目的タンパク質が結合する細胞のゲ
ノム内の領域である、目的タンパク質が結合する細胞のゲノム内の領域を同定す
る方法。 - 【請求項2】 該細胞が真核細胞である請求項1記載の方法。
- 【請求項3】 目的タンパク質が、転写因子および癌遺伝子からなる群より
選ばれる請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 該細胞のDNA結合タンパク質をホルムアルデヒドを用いて
該細胞のゲノムに架橋する請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 目的タンパク質が結合したc)のDNAフラグメントを、目
的タンパク質に結合する抗体を用いて同定する請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 e)のDNAフラグメントをライゲーション媒介ポリメラー
ゼ連鎖反応を用いて増幅する請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 f)のゲノムの相補的な配列がDNAマイクロアレイである
請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 h) g)で同定した領域を対照と比較する工程をさらに含
む請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 a) 細胞内のDNA結合タンパク質を該細胞のゲノムDN
Aにホルムアルデヒド架橋し、それにより、ゲノムDNAに架橋したDNA結合
タンパク質を作製する工程、 b) a)のDNA結合タンパク質に架橋したゲノムDNAのDNAフラグメン
トを作製し、それにより、DNA結合タンパク質が結合したDNAフラグメント
を作製する工程、 c) b)で作製した、目的タンパク質が結合したDNAフラグメントを、目的
タンパク質に特異的に結合する抗体を用いて免疫沈降させる工程、 d) c)で同定したDNAフラグメントを目的タンパク質から分離する工程、 e) d)のDNAフラグメントを、ライゲーション媒介ポリメラーゼ連鎖反応
を用いて増幅する工程、 f) e)のDNAフラグメントを蛍光標識する工程、 g) e)の標識DNAフラグメントを、該細胞のゲノムDNAに相補的な配列
を含有するDNAマイクロアレイと、該DNAフラグメントと該ゲノムDNAに
相補的な配列の領域との間でハイブリダイゼーションが起こる条件下で合わせる
工程、 h) 該DNAフラグメントがハイブリダイズするゲノムDNAに相補的な配列
の領域を、蛍光強度を測定することにより同定する工程、ならびに i) h)で測定した蛍光強度を対照の蛍光強度と比較する工程 を含み、ここで、該ゲノムの領域における蛍光強度が該領域の対照の蛍光強度よ
り高いことが、目的タンパク質が結合する細胞のゲノム内の領域を示す、目的タ
ンパク質が結合する細胞のゲノム内の領域を同定する方法。 - 【請求項10】 a) 細胞内のDNA結合タンパク質を該細胞のゲノムD
NAに架橋し、それにより、ゲノムDNAに架橋したDNA結合タンパク質を作
製する工程、 b) a)のDNA結合タンパク質に架橋したゲノムDNAのDNAフラグメン
トを作製し、それにより、DNA結合タンパク質が結合したDNAフラグメント
を含有する混合物を作製する工程、 c) 目的タンパク質が結合したDNAフラグメントを、b)で作製した混合物
から取り出す工程、 d) c)で同定したDNAフラグメントを目的タンパク質から分離する工程、 e) d)のDNAフラグメントを増幅する工程、 f) e)のDNAフラグメントを、該細胞のゲノムDNAに相補的な配列を含
有するDNAと、該DNAフラグメントと該ゲノムDNAに相補的な配列の領域
との間でハイブリダイゼーションが起こる条件下で合わせる工程、 g) 該DNAフラグメントがハイブリダイズする、f)のゲノムDNAに相補
的な配列の領域を同定する工程、ならびに h) g)で同定した領域の特性付けを行なう工程 を含み、ここで、h)の領域の特性が、該細胞のゲノムに結合する目的タンパク
質の機能を示す、細胞のゲノムに結合する目的タンパク質の機能の決定方法。 - 【請求項11】 a) 細胞内のDNA結合タンパク質を該細胞のゲノムD
NAに架橋し、それにより、ゲノムDNAに架橋したDNA結合タンパク質を作
製する工程、 b) a)のDNA結合タンパク質に架橋したゲノムDNAのDNAフラグメン
トを作製し、それにより、DNA結合タンパク質が結合したDNAフラグメント
を含有する混合物を作製する工程、 c) 目的タンパク質が結合したDNAフラグメントを、b)で作製した混合物
から取り出す工程、 d) c)で同定したDNAフラグメントを目的タンパク質から分離する工程、 e) d)のDNAフラグメントを増幅する工程、 f) e)のDNAフラグメントを、該細胞のゲノムDNAに相補的な配列を含
有するDNAと、該DNAフラグメントと該ゲノムDNAに相補的な配列の領域
との間でハイブリダイゼーションが起こる条件下で合わせる工程、ならびに g) 該DNAフラグメントがハイブリダイズする、f)のゲノムDNAに相補
的な配列の領域を同定する工程 を含み、ここで、g)のゲノムDNAに相補的な配列の領域が調節領域であれば
、目的タンパク質が転写因子である、細胞のゲノムに結合する目的タンパク質が
転写因子として機能するか否かを決定する方法。
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