JP2003505514A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2003505514A5
JP2003505514A5 JP2001513429A JP2001513429A JP2003505514A5 JP 2003505514 A5 JP2003505514 A5 JP 2003505514A5 JP 2001513429 A JP2001513429 A JP 2001513429A JP 2001513429 A JP2001513429 A JP 2001513429A JP 2003505514 A5 JP2003505514 A5 JP 2003505514A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino acid
amide
covalent bond
join
bond
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001513429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003505514A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2000/020510 external-priority patent/WO2001008699A1/en
Publication of JP2003505514A publication Critical patent/JP2003505514A/ja
Publication of JP2003505514A5 publication Critical patent/JP2003505514A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

【特許請求の範囲】
【請求項1】
TNF/TNFレセプター相互作用のみならずRANKリガンド/RANK相互作用を阻害することによって破骨細胞生成または破骨細胞機能を阻害する、有効な量のTNF(腫瘍壊死因子)関連活性化誘導サイトカイン(TRANCE)インヒビター/NF-κBリガンドのレセプターアクチベーター(RANK)インヒビターを含む、破骨細胞生成または破骨細胞機能またはそれらの両方の阻害剤であって、上記インヒビターが、以下の式:
【化1】
Figure 2003505514
[式中、ACは、腫瘍壊死因子レセプター(TNF-Rスーパーファミリーのメンバーの結合ループに一次配列において対応し、場合により一つ以上のアミノ酸置換を含んでも良い、3−8のアミノ酸残基のペプチド、または少なくとも一つのアミド結合が、置換されたアミドまたはアミドの同配体で置換されているその類似体であり;
ここで、前記アミノ酸置換は、他の遺伝学的にコードされるまたはコードされない同様の極性を有するアミノ酸が用いられるが、ただし、ACはDRGWA、DGDLAT、SDFATE、YWSNSEF、YWNSE、PDQDAP、PDSWH、SKEL、EIEF、SRSGHS、TSYPDまたはKENTKからなるものではなく;
AB1は、ACの一つの末端と共有結合を形成する第一の官能基と、AB2と共有結合を形成する第二の官能基と、AA1と共有結合を形成する第三の官能基を有する部分であり;
AB2は、ACの第二の末端と共有結合を形成する第一の官能基と、AB1と共有結合を形成する第二の官能基と、AA2と共有結合を形成する第三の官能基を有する部分であり;
AA1は、疎水性の特性と、AB1の第三の官能基と共有結合を形成する官能基を有する部分であり、
AA2は、疎水性の特性と、AB2の第三の官能基と共有結合を形成する官能基を有する部分であり、
「=」は共有結合であり;並びに
「≡」は共有結合であり、
ここで、前記第一、第二及び第三の官能基はそれぞれの場合において独立に-COOH、-COOR、エステル、-OH、-SHまたは-NH(R)であり、Rは独立にH、C 1 -C 6 アルキル、C 1 -C 6 アルケニル、またはC 1 -C 6 アルキニルであり、前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドである]
を有する、阻害剤
【請求項2】
上記TNF-RスーパーファミリーのメンバーがTNF-R p55である、請求項記載の阻害剤
【請求項3】
上記インヒビターが、以下の式:
【化2】
Figure 2003505514
[式中、B1とB10は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
2は、B1、X3及びZ9 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
9は、B10、X8及びZ2 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
3は、結合または親水性アミノ酸であり;
4は、疎水性アミノ酸であり;
5は、親水性アミノ酸であり;
6は、親水性アミノ酸であり;
7は、疎水性または親水性アミノ酸であり;
8は、疎水性または親水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項記載の阻害剤
【請求項4】
1とB10は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
2及びZ9は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
3は、結合または酸性アミノ酸であり;
4は、芳香族または非極性アミノ酸であり;
5は、極性アミノ酸であり;
6は、極性アミノ酸であり;
7は、芳香族または極性アミノ酸であり;
8は、芳香族、非極性または極性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である請求項記載の阻害剤
【請求項5】
1とB10は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
2及びZ9は、それぞれCysであり;
3は、結合またはGluであり;
4は、TrpまたはLeuであり;
5は、Serであり;
6は、Glnであり;
7は、TyrまたはAsnであり;
8は、TyrまたはLeuであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である請求項記載の阻害剤
【請求項6】
上記インヒビターが、WP9Q(配列番号13)、WP9ELY(配列番号12)、WP9Y(配列番号14)、及びWP9QY(配列番号15)より成る群から選択される、請求項記載の阻害剤
【請求項7】
上記インヒビターが、以下の式:
【化3】
Figure 2003505514
[式中、B11とB22は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
12は、B11、X13及びZ21 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
21は、B22、X20及びZ12 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
13は、結合または疎水性アミノ酸であり;
14は、結合または親水性アミノ酸であり;
15は、親水性または疎水性アミノ酸であり;
16は、親水性アミノ酸であり;
17は、結合または疎水性アミノ酸であり;
18は、親水性アミノ酸であり;
19は、親水性アミノ酸であり;
20は、親水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項記載の阻害剤
【請求項8】
11とB22は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
12とZ21は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
13は、結合または芳香族アミノ酸であり;
14は、結合または極性アミノ酸であり;
15は、塩基性、極性または非極性アミノ酸であり;
16は、極性アミノ酸であり;
17は、結合または非極性アミノ酸であり;
18は、酸性アミノ酸であり;
19は、極性アミノ酸であり;
20は、塩基性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項記載の阻害剤
【請求項9】
11とB22は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
12とZ21は、それぞれCysであり;
13は、結合またはPheであり;
14は、結合またはThrであり;
15は、Ala、AsnまたはArgであり;
16は、Serであり;
17は、結合またはValであり;
18は、Gluであり;
19は、Asnであり;
20は、ArgまたはHisであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項記載の阻害剤
【請求項10】
上記インヒビターが、WP5(配列番号16)、WP5N(配列番号17)、WP5R(配列番号18)、WP5J(配列番号19)、WP5JY(配列番号20)、WP5JN(配列番号21)、WP5JR(配列番号22)、及びWP5VR(配列番号23)より成る群から選択される、請求項記載の阻害剤
【請求項11】
上記インヒビターが、以下の式:
【化4】
Figure 2003505514
[式中、B23とB33は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
24は、B23、X25及びZ32 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
32は、B33、X31及びZ24 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
25は、結合または親水性アミノ酸であり;
26は、親水性アミノ酸であり;
27は、親水性アミノ酸であり;
28は、疎水性アミノ酸であり;
29は、疎水性アミノ酸であり;
30は、結合または親水性アミノ酸であり;
31は、結合または疎水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項記載の阻害剤
【請求項12】
23とB33は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
24とZ32は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
25は、結合または塩基性アミノ酸であり;
26は、塩基性アミノ酸であり;
27は、酸性アミノ酸であり;
28は、非極性アミノ酸であり;
29は、非極性アミノ酸であり;
30は、結合または極性アミノ酸であり;
31は、結合または非極性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項1記載の阻害剤
【請求項13】
23とB33は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
24とZ32は、それぞれCysであり;
25は、結合またはArgであり;
26は、Lysであり;
27は、Gluであり;
28は、Leu、ProまたはMetであり;
29は、Glyであり;
30は、結合またはGlnであり;
31は、結合またはValであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項1記載の阻害剤
【請求項14】
上記インヒビターが、WP8L(配列番号24)、WP8JP(配列番号25)、WP8J(配列番号26)、及びWP8JF(配列番号27)より成る群から選択される、請求項1記載の阻害剤
【請求項15】
TNF/TNFレセプター相互作用のみならずRANKリガンド/RANK相互作用を阻害することによって破骨細胞生成または破骨細胞機能を阻害する、有効な量のTNF(腫瘍壊死因子)関連活性化誘導サイトカイン(TRANCE)インヒビター/NF-κBリガンドのレセプターアクチベーター(RANK)インヒビターを含む、骨損失によって特徴付けされる疾患を有する患者の治療剤であって、上記インヒビターが、以下の式:
【化5】
Figure 2003505514
[式中、ACは、腫瘍壊死因子レセプター(TNF-R)スーパーファミリーのメンバーの結合ループに一次配列において対応し、場合により一つ以上のアミノ酸置換を含んでも良い、3−のアミノ酸残基のペプチド、または少なくとも一つのアミド結合が、置換されたアミドまたはアミドの同配体で置換されているその類似体であり;
ここで、前記アミノ酸置換は、他の遺伝学的にコードされるまたはコードされない同様の極性を有するアミノ酸が用いられるが、ただし、ACはDRGWA、DGDLAT、SDFATE、YWSNSEF、YWNSE、PDQDAP、PDSWH、SKEL、EIEF、SRSGHS、TSYPDまたはKENTKからなるものではなく;
AB1は、ACの一つの末端と共有結合を形成する第一の官能基と、AB2と共有結合を形成する第二の官能基と、AA1と共有結合を形成する第三の官能基を有する部分であり;
AB2は、ACの第二の末端と共有結合を形成する第一の官能基と、AB1と共有結合を形成する第二の官能基と、AA2と共有結合を形成する第三の官能基を有する部分であり;
AA1は、疎水性の特性と、AB1の第三の官能基と共有結合を形成する官能基を有する部分であり、
AA2は、疎水性の特性と、AB2の第三の官能基と共有結合を形成する官能基を有する部分であり、
「=」は共有結合であり;並びに
「≡」は共有結合であり、
ここで、前記第一、第二及び第三の官能基はそれぞれの場合において独立に-COOH、-COOR、エステル、-OH、-SHまたは-NH(R)であり、Rは独立にH、C 1 -C 6 アルキル、C 1 -C 6 アルケニル、またはC 1 -C 6 アルキニルであり、前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドである]
を有する化合物である治療剤
【請求項16】
上記インヒビターが、以下の式:
【化6】
Figure 2003505514
[式中、B1とB10は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
2は、B1、X3及びZ9 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
9は、B10、X8及びZ2 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
3は、結合または親水性アミノ酸であり;
4は、疎水性アミノ酸であり;
5は、親水性アミノ酸であり;
6は、親水性アミノ酸であり;
7は、疎水性または親水性アミノ酸であり;
8は、疎水性または親水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項1記載の治療剤
【請求項17】
1とB10は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
2及びZ9は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
3は、結合または酸性アミノ酸であり;
4は、芳香族または非極性アミノ酸であり;
5は、極性アミノ酸であり;
6は、極性アミノ酸であり;
7は、芳香族または極性アミノ酸であり;
8は、芳香族、非極性または極性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項1記載の治療剤
【請求項18】
1とB10は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
2及びZ9は、それぞれCysであり;
3は、結合またはGluであり;
4は、TrpまたはLeuであり;
5は、Serであり;
6は、Glnであり;
7は、TyrまたはAsnであり;
8は、TyrまたはLeuであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項17記載の治療剤
【請求項19】
上記化合物が、WP9Q(配列番号13)、WP9ELY(配列番号12)、WP9Y(配列番号14)、及びWP9QY(配列番号15)より成る群から選択される、請求項1記載の治療剤
【請求項20】
上記インヒビターが、以下の式:
【化7】
Figure 2003505514
[式中、B11とB22は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
12は、B11、X13及びZ21 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
21は、B22、X20及びZ12 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
13は、結合または疎水性アミノ酸であり;
14は、結合または親水性アミノ酸であり;
15は、親水性または疎水性アミノ酸であり;
16は、親水性アミノ酸であり;
17は、結合または疎水性アミノ酸であり;
18は、親水性アミノ酸であり;
19は、親水性アミノ酸であり;
20は、親水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項1記載の治療剤
【請求項21】
11とB22は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
12とZ21は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
13は、結合または芳香族アミノ酸であり;
14は、結合または極性アミノ酸であり;
15は、塩基性、極性または非極性アミノ酸であり;
16は、極性アミノ酸であり;
17は、結合または非極性アミノ酸であり;
18は、酸性アミノ酸であり;
19は、極性アミノ酸であり;
20は、塩基性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項2記載の治療剤
【請求項22】
11とB22は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
12とZ21は、それぞれCysであり;
13は、結合またはPheであり;
14は、結合またはThrであり;
15は、Ala、AsnまたはArgであり;
16は、Serであり;
17は、結合またはValであり;
18は、Gluであり;
19は、Asnであり;
20は、ArgまたはHisであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項2記載の治療剤
【請求項23】
上記インヒビターが、WP5(配列番号16)、WP5N(配列番号17)、WP5R(配列番号18)、WP5J(配列番号19)、WP5JY(配列番号20)、WP5JN(配列番号21)、WP5JR(配列番号22)、及びWP5VR(配列番号23)より成る群から選択される、請求項2記載の治療剤
【請求項24】
上記インヒビターが、以下の式:
【化8】
Figure 2003505514
[式中、B23とB33は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
24は、B23、X25及びZ32 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
32は、B33、X31及びZ24 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
25は、結合または親水性アミノ酸であり;
26は、親水性アミノ酸であり;
27は、親水性アミノ酸であり;
28は、疎水性アミノ酸であり;
29は、疎水性アミノ酸であり;
30は、結合または親水性アミノ酸であり;
31は、結合または疎水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項1記載の治療剤
【請求項25】
23とB33は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
24とZ32は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
25は、結合または塩基性アミノ酸であり;
26は、塩基性アミノ酸であり;
27は、酸性アミノ酸であり;
28は、非極性アミノ酸であり;
29は、非極性アミノ酸であり;
30は、結合または極性アミノ酸であり;
31は、結合または非極性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項2記載の治療剤
【請求項26】
23とB33は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
24とZ32は、それぞれCysであり;
25は、結合またはArgであり;
26は、Lysであり;
27は、Gluであり;
28は、Leu、ProまたはMetであり;
29は、Glyであり;
30は、結合またはGlnであり;
31は、結合またはValであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項2記載の治療剤
【請求項27】
上記インヒビターが、WP8L(配列番号24)である、請求項2記載の治療剤
【請求項28】
上記骨損失によって特徴付けされる疾患が、骨粗鬆症、パジェット病、及び転移性骨疾患より成る群から選択される、請求項1記載の治療剤
【請求項29】
上記骨損失によって特徴付けされる疾患が骨粗鬆症である、請求項28記載の治療剤
【請求項30】
TNF/TNFレセプター相互作用のみならずRANKリガンド/RANK相互作用を阻害することによって骨吸収を阻害する、有効な量のTNF(腫瘍壊死因子)関連活性化誘導サイトカイン(TRANCE)インヒビター/NF-κBリガンドのレセプターアクチベーター(RANK)インヒビターを含む、骨吸収阻害剤であって、上記インヒビターが、以下の式:
【化9】
Figure 2003505514
[式中、ACは、腫瘍壊死因子レセプター(TNF-Rスーパーファミリーのメンバーの結合ループに一次配列において対応し、場合により一つ以上のアミノ酸置換を含んでも良い、3−のアミノ酸残基のペプチド、または少なくとも一つのアミド結合が、置換されたアミドまたはアミドの同配体で置換されているその類似体であり;
ここで、前記アミノ酸置換は、他の遺伝学的にコードされるまたはコードされない同様の極性を有するアミノ酸が用いられるが、ただし、ACはDRGWA、DGDLAT、SDFATE、YWSNSEF、YWNSE、PDQDAP、PDSWH、SKEL、EIEF、SRSGHS、TSYPDまたはKENTKからなるものではなく;
AB1は、ACの一つの末端と共有結合を形成する第一の官能基と、AB2と共有結合を形成する第二の官能基と、AA1と共有結合を形成する第三の官能基を有する部分であり;
AB2は、ACの第二の末端と共有結合を形成する第一の官能基と、AB1と共有結合を形成する第二の官能基と、AA2と共有結合を形成する第三の官能基を有する部分であり;
AA1は、疎水性の特性と、AB1の第三の官能基と共有結合を形成する官能基を有する部分であり、
AA2は、疎水性の特性と、AB2の第三の官能基と共有結合を形成する官能基を有する部分であり、
「=」は共有結合であり;並びに
「≡」は共有結合であり、
ここで、前記第一、第二及び第三の官能基はそれぞれの場合において独立に-COOH、-COOR、エステル、-OH、-SHまたは-NH(R)であり、Rは独立にH、C 1 -C 6 アルキル、C 1 -C 6 アルケニル、またはC 1 -C 6 アルキニルであり、前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドである]
を有する、阻害剤
【請求項31】
上記TNF-RスーパーファミリーのメンバーがTNF-R p55である、請求項30記載の阻害剤
【請求項32】
上記インヒビターが、以下の式:
【化10】
Figure 2003505514
[式中、B1とB10は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
2は、B1、X3及びZ9 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
9は、B10、X8及びZ2 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
3は、結合または親水性アミノ酸であり;
4は、疎水性アミノ酸であり;
5は、親水性アミノ酸であり;
6は、親水性アミノ酸であり;
7は、疎水性または親水性アミノ酸であり;
8は、疎水性または親水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項3記載の阻害剤
【請求項33】
1とB10は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
2及びZ9は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
3は、結合または酸性アミノ酸であり;
4は、芳香族または非極性アミノ酸であり;
5は、極性アミノ酸であり;
6は、極性アミノ酸であり;
7は、芳香族または極性アミノ酸であり;
8は、芳香族、非極性または極性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項3記載の阻害剤
【請求項34】
1とB10は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
2及びZ9は、それぞれCysであり;
3は、結合またはGluであり;
4は、TrpまたはLeuであり;
5は、Serであり;
6は、Glnであり;
7は、TyrまたはAsnであり;
8は、TyrまたはLeuであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項3記載の阻害剤
【請求項35】
上記インヒビターが、WP9Q(配列番号13)、WP9ELY(配列番号12)、WP9Y(配列番号14)、及びWP9QY(配列番号15)より成る群から選択される、請求項3記載の阻害剤
【請求項36】
上記インヒビターが、以下の式:
【化11】
Figure 2003505514
[式中、B11とB22は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
12は、B11、X13及びZ21 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
21は、B22、X20及びZ12 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
13は、結合または疎水性アミノ酸であり;
14は、結合または親水性アミノ酸であり;
15は、親水性または疎水性アミノ酸であり;
16は、親水性アミノ酸であり;
17は、結合または疎水性アミノ酸であり;
18は、親水性アミノ酸であり;
19は、親水性アミノ酸であり;
20は、親水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項3記載の阻害剤
【請求項37】
11とB22は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
12とZ21は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
13は、結合または芳香族アミノ酸であり;
14は、結合または極性アミノ酸であり;
15は、塩基性、極性または非極性アミノ酸であり;
16は、極性アミノ酸であり;
17は、結合または非極性アミノ酸であり;
18は、酸性アミノ酸であり;
19は、極性アミノ酸であり;
20は、塩基性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項36記載の阻害剤
【請求項38】
11とB22は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
12とZ21は、それぞれCysであり;
13は、結合またはPheであり;
14は、結合またはThrであり;
15は、Ala、AsnまたはArgであり;
16は、Serであり;
17は、結合またはValであり;
18は、Gluであり;
19は、Asnであり;
20は、ArgまたはHisであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項37記載の阻害剤
【請求項39】
上記インヒビターが、WP5(配列番号16)、WP5N(配列番号17)、WP5R(配列番号18)、WP5J(配列番号19)、WP5JY(配列番号20)、WP5JN(配列番号21)、WP5JR(配列番号22)、及びWP5VR(配列番号23)より成る群から選択される、請求項38記載の阻害剤
【請求項40】
上記インヒビターが、以下の式:
【化12】
Figure 2003505514
[式中、B23とB33は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜6アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは、疎水性アミノ酸、芳香族部分、または複素環式芳香族部分であり;
24は、B23、X25及びZ32 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
32は、B33、X31及びZ24 と共有結合している部分であり、ここで前記共有結合は独立にエステル、チオエステル、置換または非置換のアミド、またはジスルフィドであり
25は、結合または親水性アミノ酸であり;
26は、親水性アミノ酸であり;
27は、親水性アミノ酸であり;
28は、疎水性アミノ酸であり;
29は、疎水性アミノ酸であり;
30は、結合または親水性アミノ酸であり;
31は、結合または疎水性アミノ酸であり;
「−」は、アミド、式-C(O)-NR(式中、Rは(C 1 -C 6 )アルキル、(C 1 -C 6 )アルケニル、または(C 1 -C 6 )アルキニル)の置換されたアミド、あるい、-CH 2 NH-、-CH 2 S-、−CH 2 CH 2 -、−CH=CH-(cisまたはtrans)、または-C(O)CH 2 -を含むそのアミドの同配体であり;
「=」は、共有結合であり;並びに
「≡」は、共有結合である。]
を有する、請求項3記載の阻害剤
【請求項41】
23とB33は、互いに独立して単一のアミノ酸であるかまたは2〜3アミノ酸のペプチドのいずれかであり、前記アミノ酸の少なくとも一つは芳香族アミノ酸であり;
24とZ32は、互いに独立してCys様アミノ酸であり;
25は、結合または塩基性アミノ酸であり;
26は、塩基性アミノ酸であり;
27は、酸性アミノ酸であり;
28は、非極性アミノ酸であり;
29は、非極性アミノ酸であり;
30は、結合または極性アミノ酸であり;
31は、結合または非極性アミノ酸であり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項4記載の阻害剤
【請求項42】
23とB33は、互いに独立してTyrまたはPheであり;
24とZ32は、それぞれCysであり;
25は、結合またはArgであり;
26は、Lysであり;
27は、Gluであり;
28は、Leu、ProまたはMetであり;
29は、Glyであり;
30は、結合またはGlnであり;
31は、結合またはValであり;
「−」は、アミド結合であり;
「=」は、ジスルフィド結合であり;並びに
「≡」は、アミド結合である、請求項4記載の阻害剤
【請求項43】
上記インヒビターが、WP8L(配列番号24)、WP8JP(配列番号25)、WP8J(配列番号26)、及びWP8JF(配列番号27)より成る群から選択される、請求項4記載の阻害剤
【請求項44】
請求項1から6のいずれか一項に規定されるインヒビターを含む、RANKリガンド/RANK相互作用の阻害剤。
【請求項45】
請求項7から10のいずれか一項に規定されるインヒビターを含む、RANKリガンド/RANK相互作用の阻害剤。
【請求項46】
請求項11から14のいずれか一項に規定されるインヒビターを含む、RANKリガンド/RANK相互作用の阻害剤。
一般的に、本発明において使用される化合物は、末端で疎水性部分を使用して修飾された環状ペプチドまたはペプチド類似体である。上記化合物がペプチドである実施態様において、上記ペプチドは、一次配列において、TNF-Rスーパーファミリーのメンバーの結合ループまたはその一部に対応する。好ましい実施態様として、本発明において使用されるペプチドは、一次配列において、TNF-R p55の結合ループまたはその一部に対応する。特定の実施態様として、上記ペプチド内の一つ以上のアミノ酸残基が、別のアミノ酸残基で置換される。典型的に、上記アミノ酸置換は保存的である、即ち上記アミノ酸残基は、同様な物理的及び/または化学的特性を有する別のアミノ酸残基で置換される。上記化合物がペプチド類似体である実施態様において、上記類似体は、上記ペプチド中の少なくとも一つのアミド結合を、置換されたアミドまたはアミドの同配体で置換することによって得られる。
説明的な実施態様として、本発明において使用される化合物は、以下の式を有する:
Figure 2003505514
[式中、 ACは、一次配列において、TNF-Rスーパーファミリーのメンバーの結合ループに対応し、任意に一つ以上の保存的アミノ酸置換を含んでも良い、3−18のアミノ酸残基のペプチド、または少なくとも一つのアミド結合が、置換されたアミドまたはアミドの同配体で置換されているその類似体であり;
AB1は、ACの一つの末端と共有結合を形成可能な第一の官能基と、AB2と共有結合を形成可能な第二の官能基と、AA1と共有結合を形成可能な第三の官能基を有する部分であり;
AB2は、ACの第二の末端と共有結合を形成可能な第一の官能基と、AB1と共有結合を形成可能な第二の官能基と、AA2と共有結合を形成可能な第三の官能基を有する部分であり;
AA1は、疎水性の特性と、AB1の第三の官能基と共有結合を形成可能な官能基を有する部分であり、 AA2は、疎水性の特性と、AB2の第三の官能基と共有結合を形成可能な官能基を有する部分であり、 「=」は共有結合であり;並びに 「≡」は共有結合である。]
TNF-Rスーパーファミリーのメンバーの結合ループからデザインされたペプチド及びペプチド類似体 一般的に、本発明において使用される可能物は、1999年7月28日に出願された米国出願第60/146,090に開示されたもののような、環状ペプチドまたはペプチド類似体であり、上記文献は参考として完全にここに取り込まれる。上記ペプチドまたはペプチド類似体は、疎水性部分で末端につき修飾される。上記化合物がペプチドである実施態様において、上記ペプチドは、一次配列において、TNF-Rスーパーファミリーのメンバーの結合ループまたはその一部に対応する。好ましい実施態様として、上記ペプチドは、一次配列において、TNF-R p55の結合ループまたはその一部に対応する。特定の実施態様として、上記ペプチド内の一つ以上のアミノ酸残基が、他のアミノ酸残基で置換される。典型的に上記アミノ酸置換は保存的である、即ち上記アミノ酸残基は、置換される残基と同じ物理的及び/または化学的特性を有する他のアミノ酸残基で置換される。好ましくは保存的アミノ酸置換は、一つのアミノ酸が同じ指摘されたクラス内に包含される、並びに以下により完全に記載される別のアミノ酸で置換されているものである。上記化合物がペプチド類似体である実施態様として、上記類似体は、置換されたアミドまたはアミドの同配体で、上記ペプチド中の少なくとも一つのアミド結合を置換することによって得られる。
説明的な実施態様として、本発明において使用される化合物は、以下の式を有する:
Figure 2003505514
[式中、 ACは、一次配列において、TNF-Rの結合ループに対応し、任意に保存的アミノ酸置換を含んでも良い、3−18のアミノ酸残基、好ましくは5−8のアミノ酸残基、または少なくとも一つのアミド結合が、置換されたアミドまたはアミドの同配体で置換されているその類似体であり;
AB1は、ACの一つの末端と共有結合を形成可能な第一の官能基と、AB2と共有結合を形成可能な第二の官能基と、AA1と共有結合を形成可能な第三の官能基を有する部分であり;
AB2は、ACの第二の末端と共有結合を形成可能な第一の官能基と、AB1と共有結合を形成可能な第二の官能基と、AA2と共有結合を形成可能な第三の官能基を有する部分であり;
AA1は、疎水性の特性と、AB1の第三の官能基と共有結合を形成可能な官能基を有する部分であり、 AA2は、疎水性の特性と、AB2の第三の官能基と共有結合を形成可能な官能基を有する部分であり、 「=」は共有結合であり;並びに 「≡」は共有結合である。]
JP2001513429A 1999-07-28 2000-07-28 破骨細胞生成を阻害する方法 Pending JP2003505514A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14609099P 1999-07-28 1999-07-28
US60/146,090 1999-07-28
PCT/US2000/020510 WO2001008699A1 (en) 1999-07-28 2000-07-28 Methods of inhibiting osteoclastogenesis

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003505514A JP2003505514A (ja) 2003-02-12
JP2003505514A5 true JP2003505514A5 (ja) 2011-05-12

Family

ID=22515815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001513429A Pending JP2003505514A (ja) 1999-07-28 2000-07-28 破骨細胞生成を阻害する方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1221963A4 (ja)
JP (1) JP2003505514A (ja)
AU (1) AU777634B2 (ja)
CA (1) CA2380009A1 (ja)
WO (1) WO2001008699A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6673771B1 (en) 1999-07-28 2004-01-06 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Methods of inhibiting osteoclast activity
AU778190B2 (en) * 1999-07-28 2004-11-18 Trustees Of The University Of Pennsylvania, The Methods of inhibiting osteoclast activity
DE01973455T1 (de) 2000-09-22 2004-04-22 Immunex Corp., Seattle Screeningverfahren für agonisten und antagonisten des rezeptoraktivators von nf-kappa b
EP1405645A4 (en) * 2001-06-22 2005-02-02 Daiichi Suntory Biomedical Res REMEDIES FOR EOSINOPHILIC DISEASES
JP2014101274A (ja) * 2011-03-09 2014-06-05 Jitsubo Co Ltd 新規な架橋構造を含むtnfレセプターループペプチドの模倣ペプチドを用いた医薬組成物
US9376467B2 (en) * 2011-03-09 2016-06-28 Jitsubo Co., Ltd. Cross-linked peptides containing non-peptide cross-linked structure, method for synthesizing cross-linked peptides, and novel organic compound used in method
JP6766060B2 (ja) 2014-11-14 2020-10-07 プロビオコン・ゲーエムベーハー 転移性疾患を処置するためのrankl特異的薬剤

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5470952A (en) * 1993-10-20 1995-11-28 Regeneron Pharmaceuticals, Inc. CNTF and IL-6 antagonists
US5770565A (en) * 1994-04-13 1998-06-23 La Jolla Cancer Research Center Peptides for reducing or inhibiting bone resorption
US5955425A (en) * 1996-08-02 1999-09-21 National Research Council Of Canada Parathyroid hormone analogues for the treatment of osteoporosis
AU693478B2 (en) * 1994-11-10 1998-07-02 Metabolic Pharmaceuticals Limited Treatment of obesity
DE19629816A1 (de) * 1996-07-24 1998-01-29 Hoechst Ag Neue Cycloalkyl-Derivate als Inhibitoren der Knochenresorption und Vitronectinrezeptor-Antagonisten
KR100500859B1 (ko) * 1996-08-02 2005-07-14 내셔날 리서치 카운실 오브 캐나다 골다공증 치료를 위한 부갑상선 호르몬 유사체
AU5901598A (en) * 1996-12-20 1998-07-17 Board Of Regents, The University Of Texas System Compositions and methods of use for osteoclast inhibitory factors
GB9703109D0 (en) * 1997-02-14 1997-04-02 Smith & Nephew Compositions
US6265535B1 (en) * 1997-05-30 2001-07-24 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Peptides and peptide analogues designed from binding sites of tumor necrosis factor receptor superfamily and their uses
CA2301979A1 (en) * 1997-09-10 1999-03-18 Uab Research Foundation Regulation of osteoclast formation by inhibition of osteoblastic stem cell factor
AU778190B2 (en) * 1999-07-28 2004-11-18 Trustees Of The University Of Pennsylvania, The Methods of inhibiting osteoclast activity

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5449662A (en) Atrial natriuretic peptide clearance inhibitors which resist degradation
US6756480B2 (en) Modulators of receptors for parathyroid hormone and parathyroid hormone-related protein
CA2291963A1 (en) Tumor necrosis factor receptor-derived peptide analogues
US20070020284A1 (en) OB fusion protein compositions and methods
AU2001257321A1 (en) Parathyroid hormone and parathyroid hormone-related protein antagonists
US5717062A (en) Cyclic analogs of PTH and PTHrP
US20050124537A1 (en) Modulators of receptors for parathyroid hormone and parathyroid hormone-related protein
CA2069943A1 (en) Synthetic calcitonin peptides
TW202317604A (zh) 用於治療遺傳性血鐵沉積症之鐵調素模擬物
JP2003508491A (ja) 癌および癌に関連する骨損失の予防または治療のための組成物および方法
JP2003505514A5 (ja)
KR100369104B1 (ko) 성장호르몬의유리를촉진하는2-알킬트립토판함유-올리고펩티드화합물
AU2002359391A1 (en) Modulators of receptors for parathyrois hormone and parathyroid hormone-related protein
US6479460B1 (en) Synthetic peptides and pseudopeptides having osteogenic activity and pharmaceutical compositions containing the same
JP2004513079A5 (ja)
WO1998008512A1 (en) Methods of increasing sensitivity of an individual to ob protein by upregulating ob protein receptor
KR920002628A (ko) 펩티드
US5807985A (en) Oligopeptide compounds containing D-2-alkyltryptophan capable of promoting the release of growth hormone
PL167322B1 (pl) Sposób wytwarzania zwiazków polipeptydowych PL PL
RU96118231A (ru) Биотиновые производные, способ их получения, фармацевтические композиции и способ их получения
KR970015597A (ko) 비오틴 유도체
JP2967956B2 (ja) ペプチドまたはその塩
WO2022014697A1 (ja) ペプチド、ペプチドの塩、医薬組成物及び生体組織石灰化抑制剤
JP3109835B2 (ja) ペプシンの放出を抑制するためのペプチド
US5439884A (en) Method of controlling fertilization using bombesin or its agonist