JP2003502926A - 制御サービスの開始 - Google Patents

制御サービスの開始

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JP2003502926A JP2001504184A JP2001504184A JP2003502926A JP 2003502926 A JP2003502926 A JP 2003502926A JP 2001504184 A JP2001504184 A JP 2001504184A JP 2001504184 A JP2001504184 A JP 2001504184A JP 2003502926 A JP2003502926 A JP 2003502926A
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    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor

Abstract

(57)【要約】 同じコール状態モデルを制御するサービスは、互いに独立し、そして必ずしも互いの知識をもたない。これら並列制御サービスのファシリティを相互に動作し得るようにするために、制御サービスが既に開始された場合に、制御サービスを開始して制御記録を制御できるかどうかを値で指示する少なくとも1つのパラメータが定義される。コール設定を制御する制御記録において第2制御サービスの開始をトリガーする状態を検出すると(301)、パラメータが制御サービスの開始を許す場合に、第2制御サービスの開始が続けられる(315)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、スイッチングポイントにおいて基本的コール状態モデルを制御する
インテリジェントネットワークサービスをトリガーすることに係り、より詳細に
は、このトリガー動作の前にインテリジェントネットワークサービスが既にトリ
ガーされている状態に係る。
【0002】
【背景技術】
テレコミュニケーションネットワークにおいて、インテリジェンスとは、記憶
されたデータにアクセスし、データを処理し、そしてデータに基づいて判断を行
うことを指す。公衆交換電話ネットワークPSTNのような現在のテレコミュニ
ケーションネットワークも、ある程度はインテリジェントである。というのは、
例えばコールをルート指定する際に記憶されたデータを処理できるからである。
現在のテレコミュニケーションネットワークにおける典型的な「インテリジェン
ト」ファシリティは、コール状態を分析し、そして記憶されたコール再送サービ
スプロファイルに基づいてコールをルート指定しなければならない条件付きコー
ル再送である。しかしながら、この種のインテリジェントファシリティは、基本
的ネットワークの分離不能な部分となっており、従って、ファシリティを変更し
たり追加したりするときには、全てのネットワークスイッチングセンターにおい
て、例えば、ソフトウェアの更新を必要とする。
【0003】 インテリジェントネットワークINは、基本的ネットワーク(例えば固定又は
移動ネットワーク)にアタッチされるネットワークアーキテクチャーで、サービ
スを速やかに、容易に且つ柔軟に実施及び制御できるようにする。これは、サー
ビスの制御を、スイッチングセンターから、以下「サービス制御ポイントSCP
」と称される個別のインテリジェントネットワーク機能的ユニットへと移管する
ことにより行われる。このように、サービスは、基本的ネットワークのオペレー
ションとは独立して行うことができ、サービスを変更又は追加するときに基本的
ネットワークの構造及びソフトウェアを変更する必要がなくなる。インテリジェ
ントネットワークインターフェイスをマネージするネットワーク要素は、「サー
ビススイッチングポイントSSP」と称される。SSPは、通常、接続設定の役
割を果たすネットワーク要素、例えば、基本的ネットワークのスイッチングセン
ターである。
【0004】 コールの制御記録は、一般に、スイッチングポイントSSPにおいて到来側コ
ールモデル及び着信側コールモデルでモデリングされる。到来側コール制御は、
発呼者即ちA加入者のサービスに関連され、そして着信側のコール制御は、コー
ルの受信者即ちB加入者のサービスに関連される。コールをモデリングしなけれ
ばならない理由は、SSPにおいてコール設定を制御できるようにするために、
SCPがコールのフェーズを知らねばならないからである。モデリングにより、
SSP及びSCPの両方が検出ポイントDPを含蓄的に知り、即ちSCPがコー
ルに影響し得るコールフェーズ及び考えられる相互作用ポイントを知る。検出ポ
イントは、トリガー検出ポイントTDP又は事象検出ポイントEDPである。2
つのEDP及びTDP形式があり、R即ち「要求」と、N即ち「通知」である。
SSPが形式「要求」の検出ポイントDPにおいてSCP問い合わせを行うとき
には、SCPから応答が受け取られるまでコール処理を中断しなければならない
。「通知」形式では、SSPは、検出ポイントにおいてのみ通知を送信し、コー
ル処理を中断したり応答を待機したりしない。TDP検出ポイントは、SSPに
おいて静的に定義され、そしてある条件を満足したときにインテリジェントネッ
トワークサービスをトリガーする事象又はトリガーを検出する。インテリジェン
トネットワークサービスは、サービスの開始に通じるスタートメッセージをサー
ビス制御ポイントに送信することによりトリガーされる。メッセージに応答して
、サービス制御ポイントは、サービスロジックを開始し、これに基づいて、SC
Pは、例えば、事象検出ポイントEDPを報告させる命令をSSPに送信する。
この命令を受信した後に、SSPは、報告されるべき検出ポイントをアーミング
する。トリガーの検出ポイントが要求形式TDP−Rである場合には、状態モデ
ルを制御する接続が設定され、これは、SCPによりアーミングされたアクティ
ブな要求形式の事象検出ポイントEDP−Rがある限り存在する。
【0005】 現在のインテリジェントネットワークでは、1つのコール状態モデルに1つの
制御接続しか設定できない。しかしながら、インテリジェントネットワークの標
準化が進むにつれて、状況が変化しつつある。計画によれば、1つのコール状態
モデルにおいて、ETSI(ヨーロピアンテレコミュニケーションスタンダード
インスティテュート)のSPS3ワークグループ、及びITUにより開発されて
いるCoreINAP(インテリジェントネットワークアプリケーションプロト
コル)CS3(能力セット3)によれば、インテリジェントネットワークの1つ
以上のサービス制御ポイントへの多数の制御接続(マルチポイントの制御サポー
トMPC)をもつことができる。換言すれば、2つ以上のインテリジェントネッ
トワークサービスがSSPにおいて同じコール状態モデルに命令を与えることが
できる。しかしながら、同じ状態モデルを制御するサービスは、互いに独立し、
必ずしも互いの知識をもたない。従って、並列制御サービスのファシリティの相
互オペレーションを処理するメカニズムがないことが問題である。この問題は、
古い技術に基づく1つの制御サービスをサポートするサービス及び/又は交換セ
ンターと、多数の並列制御サービスをサポートするサービスとが同時に利用され
たときに強調される。
【0006】
【発明の開示】
従って、本発明の目的は、上記問題を解消する方法、及びこの方法を実施する
装置を開発することである。この目的は、スイッチングポイントにおけるインテ
リジェントネットワークサービスの開始を制御する方法であって、少なくとも1
つの制御記録でコール設定を制御することを含む方法において、制御サービスが
既に開始されている場合に制御サービスを開始して制御記録を制御できるかどう
かを値で指示する少なくとも1つのパラメータを定義し、制御記録内の第1制御
サービスの開始をトリガーする状態を検出し、第1制御サービスを開始し、制御
記録内の第2制御サービスの開始をトリガーする状態を検出し、そして上記パラ
メータが制御サービスの開始を許す場合には上記第2制御サービスの開始を継続
するという段階を含むことを特徴とする方法によって達成される。
【0007】 又、本発明は、少なくとも1つの制御記録でコールを制御するように構成され
たテレコミュニケーションシステムのインテリジェントネットワークサービスス
イッチングポイントにも係る。このスイッチングポイントは、制御記録を制御す
るために制御サービスが開始されたかどうか指示する特定のデータを維持し、テ
レコミュニケーションシステムに維持されたインターワーキングデータにアクセ
スし、そこには、制御サービスが既に開始されている場合に、制御サービスを開
始して制御記録を制御できるかどうかを値で指示する少なくとも1つのパラメー
タが定義されており、そして制御記録を制御するために制御サービスが既に開始
されたことを特定データが指示する場合に、制御サービスの開始をトリガーする
状態を検出するのに応答してパラメータの値をチェックするように構成されたこ
とを特徴とする。 本発明の方法及びインテリジェントネットワークサービススイッチングポイン
トの好ましい実施形態は、従属請求項に記載する。
【0008】 本発明は、同じ状態モデルを制御するサービスの相互動作性を管理してサービ
ス制御ポイント(1つ又は複数)がその一部分を受け持つ必要のないメカニズム
をスイッチングポイントに関連させることをベースとする。このメカニズムは、
所与の時間にどのインターワーキング命令に従うか、換言すれば、そのとき何を
行うことができるかを指示する。このメカニズムは、第1制御サービスでない場
合にサービスをトリガーできるかどうかについてコール状態モデルがアドバイス
を受けるように実施されるのが好ましい。この情報は、状態モデルの多数の制御
状態として与えられるのが好ましく、これは、スイッチングセンター(スイッチ
ングポイント)の特性、既にトリガーされたサービスの要件、及びトリガーされ
るべきサービスの要件によって作用され得る。
【0009】 本発明は、多数の制御サービスのインターワーキングを行えるという効果を発
揮する。換言すれば、本発明では、トリガーされる制御サービスが正に制御サー
ビスであって、別のサービスの影響によって非制御サービスへ変化しないように
確保することができる。更に、本発明は、多制御状態において既に開始されたサ
ービスを利用し、多制御状態がそれらに対し他のサービスの開始を防止する単一
制御状態として現れるようにすることができる。 本発明の好ましい実施形態では、制御サービスが既に開始される間の新たな制
御サービスの開始は、スイッチングポイントの特性により作用され、即ちスイッ
チングポイントが多数のサービスの開始をサポートするかどうかにより作用され
る。これは、この機能をサポートしないスイッチングポイントにおいて多数の同
時サービスの開始を防止することにより古いスイッチングポイントでも新たなサ
ービスを利用できるという付加的な効果を発揮する。
【0010】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 以下、本発明及びその背景技術は、ETS300 374−1 CoreIN
AP規格の用語及びインテリジェントネットワークの現在構造を使用して説明す
るが、本発明は、他のインテリジェントネットワーク規格(ANSI、AIN又
はWINのような)に基づいて実施されるネットワーク、或いは多数の制御接続
MPCが考えられる対応する実行プラットホームにも使用することができる。本
明細書において、インテリジェントネットワークとは、一般に、コール、セッシ
ョン又はパケットデータを転送するノードがサービス制御ファンクションとコン
タクトし、このサービス制御ファンクションがそのコール、セッション又はパケ
ットデータの転送に作用する命令を当該ノードに与えるような解決策を指す。当
該ノードによるサービススイッチングファンクションとのコンタクトは、ノード
内のサービストリガーデータに基づいている。トリガー動作、状態モデル、及び
制御を行うプロトコル、又はネットワークのスイッチングノードと制御ファンク
ションとの間のAPI(アプリケーションプロトコルインターフェイス)は、イ
ンテリジェントネットワークを特徴付ける。コール、セッション又はパケットデ
ータ転送は、制御ファンクションに見える状態モデルとして表わすことができ、
それには、制御ファンクションからの命令を待機するために処理を停止すること
ができるフェーズ及び検出ポイントが関連付けられる。換言すれば、制御記録が
状態モデルでモデリングされる。又、制御及びオペレーションは、それらに関連
したコールオブジェクト及び事象通知に向けられた方法でもある。本明細書にお
いて、「コール」という用語は、従来のコールを指すだけでなく、データセッシ
ョンやパケットデータ転送のようなユーザデータ転送を有する他の、おそらくは
仮想の接続状態も指す。その一例は、パケット無線セッション(GPRSセッシ
ョンのような)、VoIP(ボイスIP)及びH.323に基づくマルチメディ
アセッションを含む。
【0011】 本発明の機能を実施するテレコミュニケーションシステムは、公知のサービス
を実施するのに必要な手段を含むだけでなく、制御記録の多制御状態又は別の対
応パラメータを維持するための手段も含む。多制御状態を定義できるパラメータ
値を維持することは、多制御状態を維持するともみなされる。多制御状態は、制
御サービスを開始できるかどうか指示する。現在のネットワーク要素は、本発明
の機能に使用できるプロセッサ及びメモリを備えている。本発明を実施するのに
必要な全ての変更は、追加又は更新されたソフトウェアルーチンとして行うこと
もでき及び/又はアプリケーション回路(ASIC)で行うこともできる。
【0012】 図1は、インテリジェントネットワークIN及びその関連テレコミュニケーシ
ョンネットワークアーキテクチャーを若干基本的なレベルで示している。という
のは、ネットワーク構造の細部は本発明にとって重要でないからである。図1の
例において、インテリジェントネットワークは、移動通信用のグローバルシステ
ムGSMの一部分であり、従って、インテリジェントネットワークサービススイ
ッチングポイントSSPは、ビジター位置レジスタVLRも有するGSMシステ
ムの移動交換センターMSCである。しかしながら、本発明は、図1の例に何ら
限定されるものではない。図1の例は、インテリジェントネットワークの実際の
ファシリティを示すものではない。それらは、ファシリティを含むネットワーク
要素に関連して説明する。本発明の要旨は、機能にあり、機能が例示的に配置さ
れるネットワーク要素ではない。
【0013】 GSMシステムの構造体は、2つの部分、即ちベースステーションサブシステ
ムBSS及びネットワークサブシステムNSSを備えている。BSS及び移動ス
テーションMSは、無線接続によって通信する。ベースステーションサブシステ
ムは、移動交換センターMSCに接続される。移動交換センターのタスクは、少
なくとも1つの移動ステーションMSを含むコールを接続することである。ある
移動交換センターMSCは、公衆交換電話ネットワークPSTNのような他のテ
レコミュニケーションネットワークに接続され、そしてそれらは、ネットワーク
への及びからのコールを接続するためのスイッチング機能を含む。これらの移動
交換センターは、ゲートウェイ交換機と称される(図示せず)。
【0014】 2つの形式のデータベースが、コールのルート指定に関連している。加入者が
アクセスするサービス及び加入者の現在位置に関する情報を含む加入者情報は、
ホーム位置レジスタHLRに永久的に又は半永久的に記憶される。第2の形式の
レジスタは、ビジター位置レジスタVLRである。ビジター位置レジスタVLR
は、通常、1つの移動交換センターMSCに関連されるが、多数の交換センター
にサービスすることができる。又、ビジター位置レジスタVLRは、移動交換セ
ンターMSCに一体化することもできる。移動ステーションMSがアクティブで
ある(ネットワークに登録されそしてコールをスタート又は受信できる)ときに
は、ホーム位置レジスタHLRにおける移動ステーションMSに関する大部分の
加入者情報が、その移動ステーションMSが位置するエリアの移動交換センター
MSCのビジター位置レジスタVLRにロード(コピー)される。
【0015】 サービススイッチングファンクションSSF及びコール制御ファンクションC
CFを含むネットワーク要素は、サービススイッチングポイントSSPと称され
る。コール制御ファンクションCCFは、インテリジェントネットワークに関連
した機能ではなく、接続経路を確立したり解除したりするといったセンターの高
レベルコール処理機能を含む交換センターの標準的な機能である。サービススイ
ッチングファンクションSSFは、コール制御ファンクションCCFとサービス
制御ファンクションSCFとの間のインターフェイスである。SSFは、SCF
により送信された要求を解釈し、そしてそれらをCCFへ転送し、CCFは、そ
れらによって要求されるコール制御ファンクションを開始する。対応的に、コー
ル制御ファンクションCCFは、SSFを使用してSCFから命令を要求する。
SSFは、CCFに密接に接続され、そしてそのインターフェイスとして働く。
従って、各SSFは、CCFと共に同じ交換センターにある。本明細書において
、サービススイッチングポイントSSPは、CCF及びSSFにより形成された
機能的エンティティと同等であり、以下の説明では、用語SSPが使用される。
図1の例では、サービススイッチングポイントSSPは、ユーザにネットワーク
アクセスを与えるコール制御エージェントファンクションCCAFも含む。とい
うのは、これは、移動ネットワークPLMNのベースステーションサブシステム
BSSを制御する移動交換センターだからである。サービススイッチングセンタ
ーSSPは、通常、サービススイッチングファンクション、即ちインテリジェン
トネットワークサービスの識別及びインターワーキングの開始を実施する交換セ
ンターであるが、SSPは、VoIP接続設定の役割を果たすノード、例えば、
H.323ゲートキーパーのような別の形式のネットワーク要素でもよい。
【0016】 本発明のサービススイッチングポイントは、その制御記録内に又はそれに対し
て、新たな制御サービスを開始(即ちトリガー)して制御記録を制御できるかど
うかを指示する第1情報部片を含む。この第1情報断片は、システムに維持され
たインターワーキングデータに基づいて決定された多制御状態であるのが好まし
い。図1に示す本発明の第1の好ましい実施形態では、制御記録が状態モデルで
モデリングされる。各状態モデルは、それ自身の個別の制御記録を形成する。到
来側の制御は、それ自身の状態モデルO_BCSMを有し、そして着信側の制御
は、それ自身の状態モデルT_BCSMを有する。その両方は、それら自身の多
制御状態FIM1、FIM2を有し、その値は、他の状態モデル(即ち制御記録
)の多制御状態に依存しない。既に述べたように、多制御状態は、状態モデルを
制御するために新たな制御サービスを開始できるかどうか指示する。本発明の第
1の好ましい実施形態では、実際のスイッチングセンター(スイッチングポイン
ト)のパラメータと、サービスに関連されて命令を形成するパラメータとに基づ
いて、状態が決定される。パラメータ値がないときには、必要に応じてデフォー
ルトパラメータ値を使用することができる。実際のスイッチングセンター(スイ
ッチングポイント)のパラメータが、通常、スイッチングセンター(スイッチン
グポイント)の全ての制御記録において同じであっても、それらは、第1の好ま
しい実施形態では、明瞭化のために、サービスパラメータと共にトリガーデータ
T1に配置される。それらをトリガーデータに配置することは、当然、各検出ポ
イントにおいてそれらを変更することができる。第1の好ましい実施形態では、
多制御状態が次のパラメータによって定義される。
【0017】 −OMPCは、サービス関連パラメータで、その値は、別の制御サービスが既
に存在する場合にサービスを開始できるかどうか指示する。 −ESCSは、サービス関連パラメータで、その値は、サービスが制御サービ
スである間にサービスが他の制御サービスの開始を防止するかどうか指示する。 −OMSDPは、サービス関連パラメータで、その値は、制御サービスが同じ
検出ポイントにおいて既に提供された場合にサービスを開始できるかどうか指示
する。 −EMSDPは、サービス関連パラメータで、その値は、サービスが提供され
た同じ検出ポイントにおいてサービスが他の制御サービスの開始を防止するかど
うか指示する。 −MPCは、交換センター(スイッチングポイント)に関連したパラメータで
、交換センター(スイッチングポイント)が多数の制御サービスをサポートする
かどうか指示する。 −MSDPは、交換センター(スイッチングポイント)に関連したパラメータ
で、交換センター(スイッチングポイント)が同じ検出ポイントで多数の制御サ
ービスをサポートするかどうか指示する。
【0018】 本発明の第1の好ましい実施形態において、同じ検出ポイントとは、コール制
御ファンクションCCFの内部検出ポイントを指す。2つの内部検出ポイントが
1つの外部検出ポイント、例えば、「InfoCollected」ポイントと
してマップされることも考えられる。本発明の第1の好ましい実施形態では、こ
の形式のポイントは、1つの同じ検出ポイントではなく、2つの個別の検出ポイ
ントである。 又、本発明の第1の好ましい実施形態は、特定データとして知られた制御サー
ビスに関する情報も維持する。特定データ及びパラメータ値により、多制御状態
は、第1の好ましい実施形態では5つの異なる値を有し、これらの値は、図2を
参照して説明する。
【0019】 サービス制御ファンクションSCFを含むネットワーク要素は、サービス制御
ポイントSCPと称される。この制御ファンクションは、スイッチングファンク
ションと同じネットワーク要素にあってもよい。サービス制御ファンクションは
、サービスに関連した全てのサービスロジック及び制御を含む(例えば、必要な
データベース及びサービスロジックプログラム(SLP)、即ちあるサービスの
論理的構造、即ちサービスロジックを実施するコンピュータプログラム)。サー
ビス制御ファンクションは、サービススイッチングポイントSSPによって均一
とみなすことのできる単なる論理的ファンクションでよい。又、これは、内部的
に種々のやり方で実施することもでき、内部的に分散することもでき、そしてそ
れに関連したサービスロジックは、異なるノードにおいて分散することができる
。又、サービスデータも、サービスロジックではなく異なるネットワークノード
に分散することができる。例えば、サービス制御ファンクション又はポイント(
SCF/SCP)は、外部サービスプロバイダーによって設けられた外部サーバ
ーにオープンインターフェイス(例えば、共通オブジェクト要求ブローカーアー
キテクチャーCORBA)しか与えないように内部的に分散することができる。
この場合に、SCP及び外部サーバーは、サービス制御ファンクションを形成す
る。本明細書では、SCF及びSCPは同等であり、以下の説明では、用語SC
Pが使用される。インテリジェントネットワークサービスに関連して、サービス
ロジックプログラムがサービス制御ポイントSCPにおいて開始され、サービス
ロジックプログラムのオペレーションは、各コールフェイズにSCPがSSPに
送信する命令を決定する。図1の例は、4つの異なるサービス制御ポイント、即
ち顧客が前もって支払いするプリペイドサービスを提供するSCP1と、プライ
ベート番号の使用を可能にする仮想プライベートネットワークVPMサービスを
提供するSCP2と、移動管理のためのSCP3とを含む。SCP4は、インテ
リジェントネットワーク状のサービスを提供するので、本明細書ではサービス制
御ポイントと同じ分類にランクすることができる。IN状のサービスは、インテ
リジェントネットワークの制御原理を使用するものである。原理的に、これらの
サービスは、SCFとSSFとの間にインテリジェントネットワークプロトコル
がないことだけがインテリジェントネットワークサービスと相違する。本明細書
において、インテリジェントネットワークサービスは、IN状のサービスも包含
する。
【0020】 図1に示されない他のインテリジェントネットワークサービスは、サービスデ
ータファンクションSDF、特殊なリソースファンクションSRF、及びサービ
スマネージメントファンクションSMFである。SDFは、SCFにより使用さ
れるデータベースである。サービスロジックプログラムは、SDFのデータに問
合せを行いそして更新することができる。例えば、加入者特有の、又はサービス
番号特有のデータをSDFに記憶することができる。SDFは、サービス制御ポ
イントSCP又は個別データベースポイントにおけるデータベースマネージメン
トシステムでよい。SMFは、データベースにおけるユーザ及びネットワークに
関連したデータを管理し、このデータは、サービス特有のデータ及びサービスプ
ログラムを含む。SRFは、加入者との対話に関連したネットワークメカニズム
のインターフェイスである。SRFは、スイッチングセンターのものより進歩し
たスピーチ処理ファンクションを含むインテリジェントペリフェラルIPとイン
ターフェイスすることもできるし、又はサービススイッチングポイントSSP内
に存在することもできる。更に、インテリジェントネットワークサービスが、サ
ービス創造環境ポイント(SCEP)と称する特殊な装置で開発され、テストさ
れ、そして削除される。
【0021】 図1において、ネットワーク要素は、シグナリングネットワークSS7により
互いにリンクされる。ATM、IPのような他のネットワークを使用することも
できる。SSPは、図1の例において異なるSCPとで種々のプロトコルを使用
する。これは、多制御状態がプロトコルとは独立して定義されることを強調する
目的で行われる。図1の例では、ITUにより規格化されたCoreINAP
CS2(能力セット2)がSSPとSCP1との間に使用される。SSPとSC
P2との間には、CoreINAP CS1(能力セット1)が使用される。S
SPとSCP3との間には、移動システムに対して開発されたCAMEL(移動
ネットワークエンハンス型ロジックのためのカスタマイズされたアプリケーショ
ン)インテリジェントネットワーク規格に基づくCAPプロトコル(CAMEL
アプリケーションパート)が使用される。SSPとSCP4との間には、SS7
プロトコルスタックの最上部のINAP層より低いTCAP層に基づくプロトコ
ルであるTCAPプロトコル(トランザクション能力アプリケーションパート)
が使用される。
【0022】 図2は、第1の好ましい実施形態における多制御状態の状態モデルを示す。第
1の好ましい実施形態において、各コールモデルは、図2に示す制御状態の1つ
にある。図2から明らかなように、各状態から別の状態へ移動することができる
。第1の好ましい実施形態には、5つの多制御状態があり、この多制御状態は、
交換センターのパラメータと、制御サービスが開始及び/又はアクティブである
かどうかと、もしそうであれば、パラメータ値にサービスがどんな作用を及ぼす
かに依存する。 第1の好ましい実施形態では、パラメータMPC、MSDP、ESCS及びE
MSDPが2つの値をもつことができ、そしてパラメータOMPC及びOMSD
Pが3つの値をもつことができる。パラメータMPCの値が「真」である場合に
は、交換センターは、多数の同時制御接続をサポートする。対応的に、パラメー
タMSDPの値が「真」である場合には、同じ検出ポイントにおいて多数の同時
接続をもつことができる。ESCSが「真」である場合には、サービスが他のサ
ービスの開始を防止しない。対応的に、EMSDPが「真」である場合には、同
じ検出ポイントにおいてサービスが他のサービスの開始を防止しない。パラメー
タOMPC又はOMSDPの値が「常時」である場合には、パラメータESCS
及びEMSDPの値が重要でなくなる。OMPCの値が「たぶん」である場合に
は、パラメータESCS及びEMSDPの値がサービスの開始に影響する。OM
SDPの値が「たぶん」である場合にも同じことが言える。OMPC又はOMS
DPパラメータ値が「ノー」である場合には、他の制御サービスがある場合に、
サービスは開始されない。
【0023】 第1の好ましい実施形態では、各状態モデル及び各検出ポイントの両方に対し
て特定データ及び禁止データが状態モデルに維持される。特定データは、アクテ
ィブな制御サービスの数と、どれほど多くの制御サービスが検出ポイントにおい
てトリガーされ又は提供されたかに関する各検出ポイントの情報とを含む。禁止
データは、禁止がオンであるかどうか、そしてもしそうであれば、どのサービス
がそれをセットしたかの情報を含む。換言すれば、ESCS及びEMSDPパラ
メータ値は、禁止データとして維持される。 図2において、制御サービスの開始は、状態ST1で自由に許される。これは
、アクティブな制御サービスがないときにプロセスが通常とる状態である。1つ
の制御サービスでもアクティブであれば、MPC、MSDP、ESCS及びEM
SDPが「真」であるときに、プロセスが状態ST1となる。別の制御サービス
がアクティブであるときに、OMPC及びOMSDP値が「ノー」でなければ、
サービスが開始される。
【0024】 制御サービスの開始は、状態ST2において許されるが、1つの検出ポイント
において1つの制御サービスしか許されない。状態ST2では、MPC、ESC
S及びEMSDPが「真」であるが、MSDPは、「偽」である。この状態は、
通常、第1の好ましい実施形態では検出ポイントにおいて1つの制御サービスが
トリガーされたときに到達する。その後、第1の好ましい実施形態ではそのトリ
ガーされたサービスがアクティブである間、この検出ポイントでは新たなサービ
スを開始することができない。本発明の別の好ましい実施形態では、制御サービ
スが検出ポイントにおいて提供されているとき、又は検出ポイントがアーミング
されたときに、この状態に到達し得る。 状態ST3では、条件付き制御サービスの開始が一般的に禁止され、即ちサー
ビスは、ESCSを「偽」にセットし、これは他のサービスの開始を防止する。
第1の好ましい実施形態では、この値は、それをセットしたサービスが終了する
か又は監視にセットされるまでオンとなる。本発明の別の好ましい実施形態では
、サービスが終了した後も、禁止は依然オンである。状態ST3では、MPC、
MSDP及びEMSDPが「真」である。この状態では、OMPC値が「常時」
である場合だけサービスが開始される。
【0025】 状態ST4では、同じ検出ポイントでの条件付き制御サービスの開始が禁止さ
れる。換言すれば、サービスは、EMSDPを「偽」にセットし、他の制御サー
ビスがこの検出ポイントにおいて開始するのを防止する。第1の好ましい実施形
態では、この値は、それをセットしたサービスが終了するか又は監視にセットさ
れるまでオンである。本発明の別の好ましい実施形態では、サービスが終了した
後も、禁止がオンに保たれてもよい。状態ST4では、MPC、MSDP及びE
SCSが「真」である。この状態では、サービスのOMSDP値が「常時」であ
る場合だけサービスが開始される。 状態ST5では、制御サービスの開始が禁止される。この状態は、MPC値が
「偽」であり且つ1つの制御サービスが現在アクティブであるときに到達する。
この状態では、他のパラメータ値は意義をもたない。この状態では、サービスは
開始されない。
【0026】 以上のことから明らかなように、状態ST2及びST5の禁止は絶対的であり
、全てのサービスによって遵守される。状態ST3及びST4の禁止は、サービ
スによって与えられるもので、図3を参照して説明するようにサービスによって
無効にすることができる。換言すれば、別のサービスが防止したくてもトリガー
されねばならないような重要なサービスが存在する。 図2の状態変化は、常に、検出ポイントに遭遇するときに生じる。換言すれば
、状態は、サービスのアクチベーション、進行及び終了に基づいて変化する。
【0027】 図3は、第1の好ましい実施形態における交換センター(スイッチングポイン
ト)の機能を示すフローチャートである。制御記録(状態モデル)がコールに対
して発生されており、そしてトリガー検出ポイントが静的にアーミングされてい
る。ステップ301において、トリガー検出ポイントTDP−Rが検出され、こ
れは、トリガーされるべきサービスが制御サービスであることを指示する。換言
すれば、制御記録において制御サービスを開始する状態に遭遇する。その後、ス
テップ302において、アクティブな制御サービスが他にあるかどうかチェック
する。アクティブな制御サービスが他にある場合には、ステップ303において
、MPCが「真」であるかどうか、即ち一度に多数の制御サービスが許されるか
どうかチェックする。MPCが「真」である場合には、ステップ304において
、現在アクティブな制御サービスがこの特定の検出ポイントDPにおいてトリガ
ーされたかどうかチェックする。もしそうであれば、ステップ305において、
MSDPが「真」であるかどうか、即ち同じ検出ポイントにおいて多数の制御サ
ービスが許されたかどうかチェックする。MSDPが「真」である場合には、ス
テップ306において、トリガーされるべきサービスのOMPCパラメータ値が
フェッチされる。OMPCは、第1の特殊な条件を指示し、これに基づいて開始
が許されるかどうか決定することができる。ステップ307では、OMPCが「
常時」であるかどうかチェックする。もしそうでなければ、ステップ308にお
いて、OMPCが「たぶん」であるかどうかチェックする。もしそうであれば、
サービスは、条件付きで開始するサービスであり、それ故、ステップ309にお
いて、ESCSが「真」であるかどうかチェックする。換言すれば、アクティブ
なサービスが他のサービスの開始を禁止したかどうかチェックする。ESCSが
「真」である場合には、このような一般的な禁止がオンでなく、サービスを開始
することができる。一般的な条件に加えて、第1の好ましい実施形態は、検出ポ
イント特有の条件も使用するので、ステップ310において、この検出ポイント
DPが他のアクティブな制御サービスに応対したか又は応対しているかをチェッ
クする。もしそうであれば、トリガーされるべきサービスのOMSDPパラメー
タ値がフェッチされる。OMSDPは、第2の特殊な条件を指示し、これに基づ
いて、この特定の検出ポイントにおいて開始が許されるかどうか決定することが
できる。その後、ステップ312において、OMSDPが「常時」であるかどう
かチェックされる。OMSDPが「常時」でない場合には、ステップ313にお
いて、それが「たぶん」であるかどうかチェックされる。もしそうであれば、サ
ービスは、条件付きで開始するサービスである。それ故、ステップ314におい
て、EMDSPが「真」であるかどうかチェックする。換言すれば、アクティブ
なサービスがこの検出ポイントにおいて他のサービスの開始を禁止したかどうか
チェックする。EMSDPが「真」である場合には、検出ポイントに禁止がなく
、そしてトリガー条件が満足されれば、サービスを開始することができる。
【0028】 ステップ315において、トリガー条件が満足されるかどうかチェックし、も
しそうであれば、ステップ316において、要求がギャッピング(gapping)要求
であるかどうかチェックする。ギャッピングの目的は、所与のサービスに向けら
れる要求の数を制限することである。その数を越えなければ、要求はギャッピン
グ要求ではなく、ステップ317において、サービスをトリガーするメッセージ
をサービス制御ポイントSCPに送信することにより、サービスを開始すること
ができる。そのメッセージが送信された後に、特定データ及び禁止データがステ
ップ318において更新される。同時に、他制御状態がある状態から別の状態に
変化する。例えば、トリガーされるサービスは、他のサービスの開始を防止する
ものであり、従って、多制御状態は、状態ST1から状態ST3へ変化し得る。
サービスのESCS及び/又はEMSDPパラメータが他のサービスを禁止する
場合には、禁止データが更新される。禁止データが更新の前に禁止でない場合に
は、それが禁止へ変更され、そして禁止をセットするサービスに関する情報が追
加される。禁止データが既に禁止である場合には、このサービスに関する情報も
、禁止をセットするサービスに関するデータに追加される。第1の好ましい実施
形態では、特定データが、アクティブな制御サービスの数により更新され、そし
て更に、検出ポイントTDP−Rは、制御サービスが開始された検出ポイントと
してマークされる。第1の好ましい実施形態では、ステップ317の更新は、サ
ービスがアクティブである間に、アーミングされた事象検出ポイントEDPにお
いてサービスが提供されているときに検出ポイント特有の特定データ及び禁止デ
ータを更新することにより行われる。ステップ319において、サービスがイン
アクティブに変化し即ち終了するか、又は監視にセットされたときに、禁止デー
タ及び特定データがステップ320において更新される。禁止データは、非禁止
に更新されるが、これは、禁止をセットするサービスに関する情報にこのサービ
スが含まれる場合だけである。他のサービスもある場合には、このサービスが情
報から削除され、そしてその値は禁止に保たれる。第1の好ましい実施形態では
、特定データが、アクティブな制御サービスの数により更新される。
【0029】 トリガー条件を満足しない(ステップ315)か又はサービスがギャッピング
サービスである(ステップ316)場合には、ステップ321へ移行し、ここで
は、サービスは開始されない。サービスが開始されない場合には、検出ポイント
において「スリーピングサービス」として保持され、これは、同じ検出ポイント
に2回遭遇した場合にトリガーすることができる。次いで、ルーチンは、ステッ
プ301からスタートする。 第1の好ましい実施形態において、ステップ302で、アクティブな制御サー
ビスが他にないことが検出されると、ステップ315へ直接進み、トリガー条件
をチェックする。ルーチンは、そこから、上述したように続けられる。 ステップ303において、MPCが「真」でないことが検出されると、サービ
スは開始されない(ステップ321)。同様に、ステップ305において、MS
DPが「真」でないことが検出されると、ステップ321へ進む。
【0030】 ステップ304において、他のアクティブなサービスがこの検出ポイントにお
いて提供されなかったことが検出されると、ステップ306へ直接進み、OMP
Cパラメータ値をフェッチする。 OMPCが「常時」でない(ステップ307)か又は「たぶん」でない(ステ
ップ308)場合には、その値が「ノー」である。これは、サービスを別の制御
サービスと共に動作することができず、従って、サービスが開始されないことを
意味する。換言すれば、ルーチンは、OMPCが「たぶん」でない場合に、ステ
ップ308からステップ321へ進行する。 対応的に、OMSDPが「常時」でない(ステップ312)か又は「たぶん」
でない(ステップ313)場合には、その値が「ノー」である。これは、サービ
スを同じ検出ポイントにおいて別の制御サービスと共に動作することができず、
従って、サービスが開始されないことを意味する。換言すれば、ルーチンは、O
MSDPが「たぶん」でない場合に、ステップ313からステップ321へ進行
する。
【0031】 ステップ307において、OMPCが「常時」であることが検出されると、開
始は常に許されない。換言すれば、値「常時」は、常にトリガーされねばならな
いサービスが、他のサービスにより禁止がセットされるのに関わりなく、トリガ
ーされることを保証する。それ故、ルーチンは、ステップ315においてトリガ
ー条件をチェックするように直接進行し、そしてそこから上述したように続く。 又、ルーチンは、ステップ310の検出ポイントで他のアクティブな制御サー
ビスが提供されなかったか、又はステップ312においてパラメータOMSDP
値が「常時」であると検出された場合には、ステップ315においてトリガー条
件をチェックするように進む。従って、サービスは、他のアクティブなサービス
でセットされた検出ポイント特有の禁止に注意を払う必要のないものである。 ステップ309において、ESCSが「真」でないと検出された場合には、ア
クティブなサービスの1つが一般的な禁止をオンにセットしている。その結果、
サービスは開始されない(ステップ321)。
【0032】 ステップ314において、EMSDPが「真」でないと検出された場合には、
アクティブなサービスの1つがこの検出ポイントにおいて禁止をオンにセットし
ている。その結果、サービスは開始されない(ステップ321)。 第1の好ましい実施形態において、サービスとは、新たなサービスを開始する
か又はSCPに報告する(EDP−R又はEDP−Nが検出された)ことのいず
れかを指す。別の実施形態では、サービスとは、これら選択肢の一方のみを指し
てもよい。検出ポイントのアーミングも、サービスとみなすことができる。従っ
て、例えば、ステップ310では、チェックが、サービスについての上記全ての
選択肢、そのうちの2つ又はそのうちの1つのみを含んでもよい。 別の実施形態では、ステップ304において、この特定の検出ポイントが他の
アクティブな制御サービスを提供したか又は提供しつつあるか、或いは検出ポイ
ントがアクティブな制御サービスに対してアーミングされたかどうかをチェック
する。
【0033】 セット禁止をセットした制御サービスがもはやアクティブでなくてもそのセッ
ト禁止がオンに保たれるような実施形態では、ステップ320において禁止デー
タが更新されない。これらの実施形態では、パラメータOMPC、ESCS及び
/又はOMSDP、EMSDPは、開始されるべきサービスが、開始されている
制御記録の第1サービスでないときにチェックされる。又、サービスが終了する
か又は監視にセットされるときにサービスがもはやアクティブでなく及び/又は
あるサービスの禁止が不連続であっても、あるサービスの禁止がオンに保たれる
ような実施形態も考えられる。
【0034】 図4は、本発明の第2の好ましい実施形態における交換センター(スイッチン
グポイント)のオペレーションを示すフローチャートである。この第2の好まし
い実施形態において、交換センター(スイッチングポイント)は、多数の同時制
御サービスをサポートする。更に、第2の好ましい実施形態では、各検出ポイン
トに対して状態が別々に検討されるのではない。第2の好ましい実施形態では、
多制御状態が2つの状態、即ち図2に示す状態ST1及びST3を有する。換言
すれば、サービスに対してセットされた特殊な条件が満足される場合に、制御サ
ービスが許されるか又は多数の同時制御サービスが許される。第2の好ましい実
施形態は、個別の禁止データを維持するものではなく、アクティブなサービスの
リストを保持することにより特定データが維持される。アクティブなサービスが
リストにないときには、多制御状態の値が1であり、少なくとも1つのサービス
があるときには、値が2である。
【0035】 図4において、コールに対して制御記録が発生され、そしてトリガー検出ポイ
ントが静的に同調されている。ステップ401では、トリガー検出ポイントTD
P−Rが検出される。その後、ステップ402において、他のアクティブな制御
サービス(即ち、多制御状態1又は2)が特定データのリストにあるかどうかチ
ェックされる。 他のアクティブな制御サービスがない(即ち多制御状態がTS1である)場合
には、例えば、トリガー基準を満足するかどうかチェックすることにより、図3
を参照して上述したように、サービスのトリガー動作が続けられる。簡単化のた
めに、図4ではサービスがトリガーされ、従って、ステップ403において開始
されたと仮定する。特定データは、サービスが開始されたとき及びサービスが監
視にセットされるか又は終了するときにステップ404において更新される。 他の制御サービスがアクティブである(多制御状態がST3である)場合には
、ステップ405において、サービスのOMPCパラメータ値が「常時」である
かどうかチェックされる。もしそうであれば、ルーチンはステップ403へ進み
、たとえ別のサービスが、それが制御サービスである間に他のサービスの開始を
防止しようとしても、サービスを開始する。
【0036】 サービスのOMPCパラメータ値が「常時」でない場合には、ステップ406
においてその値が「ノー」であるかどうかチェックされる。もしそうであれば、
サービスは開始されない(ステップ407)。 サービスのOMPCパラメータ値が「常時」でも「ノー」でもない場合には、
その値が「たぶん」である。このような場合には、アクティブな制御サービスが
新たなサービスの開始を禁止しなければ、サービスを開始することができる。そ
れ故、ステップ408では、ルーチンは、特定データのリストにおいて第1サー
ビスを取り上げる。この例では、リストの第1サービスが、最後に開始されたサ
ービスであると仮定する。次いで、ステップ409において、リストから取り上
げられたサービスのESCSパラメータ値をチェックする。ステップ410にお
いて、ESCSパラメータ値が「真」である(即ち新たなサービスの開始が禁止
されない)かどうかチェックする。ESCSが「真」でない場合には、サービス
が開始されない(ステップ407)。ESCSが「真」である場合には、ステッ
プ411において、特定データのリストに他のサービスがあるか、又は最後のサ
ービスのESCSパラメータ値が丁度チェックされたかどうかをチェックする。
サービスが最後のサービスである場合には、ルーチンがステップ403へ進み、
サービスを開始する。サービスが特定データにおいて最後のサービスでない場合
には、ステップ412において、次のサービスが取り上げられ、そしてルーチン
は、サービスのESCSパラメータ値をチェックすることによりステップ409
から続く。
【0037】 図3及び4を参照して上述したステップは、絶対的な時間的順序ではなく、あ
るステップは、同時に行うこともできるし、又は上記順序とは異なる順序で行う
こともできる。コール制御及びサービス制御に関連した他のファンクション、例
えば、事象検出ポイントに遭遇したり、通知を送信したり、命令を要求及び受信
したりすることは、ステップとステップとの間に行うことができる。交換センタ
ー(スイッチングポイント)が多数の同時制御サービスをサポートするが、それ
らのインターワーキングを検出ポイントによって制御するような実施形態では、
図3のステップ306、307、308、309及び310のような幾つかのス
テップを省略することができる。このような場合に、ルーチンは、ステップ30
4及び305からステップ311へ直接進むことができる。本発明によるオペレ
ーションにとって、多制御状態が2つの異なる状態を有し、その一方がトリガー
状態における制御サービスの開始を許しそして他方がそれを許さないことで充分
である。この値は、交換センター(スイッチングポイント)パラメータ又はサー
ビスパラメータのいずれかである1つのパラメータから決定することができる。
従って、多制御状態は、異なるパラメータ及びパラメータ組合せを使用して多数
の方法で制御することができる。又、命令を与えた接続が、監視のものに切り換
えられたり又は終了したりしても、新たな制御サービスを開始することに関連し
てサービスにより与えられた命令を使用し続けることもできる。
【0038】 多制御状態を定義するのに使用されるパラメータ値がトリガーデータにあるこ
とについて上述したが、本発明は、これに限定されるものではない。パラメータ
値は、状態モデル(制御記録)から直接得ることもできるし、又は規定のグルー
プに属するサービス、例えば、あるプロトコル(CS1のような)のサービスが
、それらのパラメータ値を状態モデル(制御記録)から直接得、そして他のサー
ビスが他のどこかから得ることができる。サービスに関連したパラメータは、ホ
ーム位置レジスタHLRに維持することができ、そこから、ビジター位置レジス
タにフェッチし、ひいては、CAMEL契約情報(CSI)にフェッチすること
ができる。ホーム位置レジスタは、各加入者特有にサービスの多制御状態を制御
するパラメータ値をカスタマイズすることができる。 技術の進歩に伴い、本発明の基本的な考え方は、多数の異なる仕方で実施でき
ることが当業者に明らかであろう。従って、本発明及びその実施形態は、上述し
た説明に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々変更し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の好ましい実施形態によるテレコミュニケーションシステムを示
す図である。
【図2】 本発明の第1の好ましい実施形態による多制御状態の状態モデルを示す図であ
る。
【図3】 本発明の第1の好ましい実施形態のフローチャートである。
【図4】 本発明の第2の好ましい実施形態のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 エイックラ ヤリ フィンランド エフイーエン−00370 ヘ ルシンキ ヴァーティリンネ 3 ビー 1 Fターム(参考) 5K024 AA61 BB04 BB06 CC01 DD01 EE01 GG01 GG03 5K051 AA01 BB01 BB02 CC02 CC07 DD02 DD13 DD15 EE01 EE02 FF01 HH15 HH16 HH18 HH26

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチングポイントにおけるインテリジェントネットワー
    クサービスの開始を制御する方法であって、少なくとも1つの制御記録でコール
    設定を制御することを含む方法において、 制御サービスが既に開始されている場合に、制御サービスを開始して制御記録
    を制御できるかどうかを値で指示する少なくとも1つのパラメータを定義し、 制御記録内の第1制御サービスの開始をトリガーする状態を検出し(301)、 上記第1制御サービスを開始し(317)、 制御記録内の第2制御サービスの開始をトリガーする状態を検出し(301)、そ
    して 上記パラメータが制御サービスの開始を許す場合には上記第2制御サービスの
    開始を継続する(315)、 という段階を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上記パラメータは、第2制御サービスに関連した制御パラメ
    ータで、制御サービスが既に開始されている場合に第2制御サービスを開始でき
    るかどうか指示する制御パラメータである請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記パラメータは、第2制御サービスに関連した制御パラメ
    ータで、第2制御サービスの開始をトリガーする状態において、第1制御サービ
    スが提供されつつある又は提供された場合に、第2制御サービスを開始できるか
    どうか指示する制御パラメータである請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 更に、上記方法において、第1制御サービスが新たな制御サ
    ービスの開始を防止するかどうか指示する予防的パラメータを定義し、 上記制御パラメータの値は、制御パラメータに加えて上記予防的パラメータの
    値がチェックされるかどうかも指示し、 上記予防的パラメータの値がチェックされない場合には、第2制御サービスの
    開始が継続され、そして 上記予防的パラメータの値もチェックされる場合には、上記予防的パラメータ
    が制御サービスの開始を許すならば、第2制御サービスの開始を継続する請求項
    2又は3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記パラメータは、第1制御サービスに関連した予防的パラ
    メータで、第1制御サービスが新たな制御サービスの開始を防止するかどうか指
    示する予防的パラメータである請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記パラメータは、第1制御サービスに関連した予防的パラ
    メータで、第1制御サービスが提供されつつあるか又は提供された開始トリガー
    状態において第1制御サービスが新たな制御サービスの開始を防止するかどうか
    指示する予防的パラメータである請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記パラメータは、2つ以上の制御サービスがスイッチング
    ポイントにおいて1つの制御記録を制御するかどうかを値で指示するスイッチン
    グポイントパラメータである請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記パラメータは、スイッチングポイントの第1制御サービ
    スを提供しつつあるか又は提供した開始トリガー状態において第2制御サービス
    を開始できるかどうかを値で指示するスイッチングポイントパラメータである請
    求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 検出ポイントが制御記録の開始をトリガーする状態であると
    ころの状態モデルで制御記録をモデリングする請求項1ないし8のいずれかに記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの制御記録でコールを制御するように構成
    されたテレコミュニケーションシステムのインテリジェントネットワークスイッ
    チングポイント(SSP)において、 制御記録を制御するために制御サービスが開始されたかどうか指示する特定の
    データを維持し、 テレコミュニケーションシステムに維持されたインターワーキングデータにア
    クセスし、そこには、制御サービスが既に開始されている場合に、制御サービス
    を開始して制御記録を制御できるかどうかを値で指示する少なくとも1つのパラ
    メータ(OMPC,ECDC,OMSDP,EMSDP,MPC,MSDP)が定義されており、そして 制御記録を制御するために制御サービスが既に開始されたことを特定データが
    指示する場合に、制御サービスの開始をトリガーする状態を検出するのに応答し
    てパラメータの値をチェックする、 ように構成されたことを特徴とするスイッチングポイント。
  11. 【請求項11】 上記パラメータは、制御サービスに関連したもの(OMPC,ES
    CS,OMSDP,EMSDP)であって、その値は、1つの制御記録を制御するための制御サ
    ービスと共に他の制御サービスが存在するかどうか指示する請求項10に記載の
    インテリジェントネットワークサービススイッチングポイント。
  12. 【請求項12】 上記インターワーキングデータは、制御サービスが新たな
    制御サービスの開始を防止するかどうか指示する予防的パラメータ(ESCS,EMSDP)
    も含み、 上記パラメータは、制御サービスに関連した制御パラメータ(OMPC,OMSDP)であ
    って、その値は、制御パラメータに加えて予防的パラメータの値がチェックされ
    るかどうかも指示し、そして 上記スイッチングポイント(SSP)は、チェックを指示する制御パラメータ値に
    応答して予防的パラメータの値をチェックするように構成される請求項10に記
    載のインテリジェントネットワークサービススイッチングポイント。
  13. 【請求項13】 上記パラメータは、その値が、2つ以上の制御サービスが
    1つの制御記録を制御するかどうか指示するスイッチングポイントパラメータ(M
    PC,MSDP)である請求項10に記載のスイッチングポイント(SSP)。
  14. 【請求項14】 上記スイッチングポイント(SSP)は、制御記録において制
    御サービスの開始をトリガーする状態に対して特定のデータを維持し、そして別
    の制御サービスが提供されつつあるか又は提供されたところの制御サービス開始
    トリガー状態を検出するのに応答してパラメータ値(OMSDP,EMSDP,MSDP)をチェッ
    クするように構成された請求項10ないし13のいずれかに記載のサービススイ
    ッチングポイント。
  15. 【請求項15】 上記スイッチングポイント(SSP)は、インターワーキング
    データ自体を維持するように構成される請求項10ないし14のいずれかに記載
    のインテリジェントネットワークサービススイッチングポイント。
  16. 【請求項16】 上記スイッチングポイント(SSP)は、加入者データを含む
    システムデータベース(HLR)からインターワーキングデータをフェッチするよう
    に構成される請求項10ないし14のいずれかに記載のインテリジェントネット
    ワークサービススイッチングポイント。
  17. 【請求項17】 移動システムの一部分として構成されるもので、上記スイ
    ッチングポイント(SSP)は、移動システムのビジター位置レジスタ(VLR)からイン
    ターワーキングデータをフェッチするよう構成された請求項10ないし14のい
    ずれかに記載のインテリジェントネットワークサービススイッチングポイント。
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