JP2003502859A - プラズマ処理後に行うウエハの洗浄方法およびシステム - Google Patents

プラズマ処理後に行うウエハの洗浄方法およびシステム

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JP2003502859A JP2001505044A JP2001505044A JP2003502859A JP 2003502859 A JP2003502859 A JP 2003502859A JP 2001505044 A JP2001505044 A JP 2001505044A JP 2001505044 A JP2001505044 A JP 2001505044A JP 2003502859 A JP2003502859 A JP 2003502859A
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semiconductor wafer
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plasma etching
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スビアチェブスキ・ジュリア・エス.
ミカイリッチ・カトリーナ,エー.
ファーバー・ジェフリー・ジェイ.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 プラズマエッチング動作に続いて半導体ウエハの表面を洗浄するための方法およびシステムを提供する。この方法は、ブラシボックスの中で実施される(動作502)ことが好ましく、非スプラッシュ形式のすすぎ技術を使用して半導体ウエハの表面を濡らす動作(動作504)を含む。非スプラッシュ形式のこのすすぎ技術(動作504)は、半導体ウエハの表面を液体(好ましくは脱イオン水)で素早く且つ均一に浸すように構成される。この濡らしによって、ウエハの表面上に汚れまたはスクラッチを生じる可能性がある望ましくない残留物を、取り除くことができる。濡らしの動作に続き、ウエハの表面に化学溶液を供給する洗浄ブラシを使用してウエハの表面をきれいにスクラブする(動作506)。あるいは、ウエハの上面と裏面の両方をきれいにスクラブできるように、第2の洗浄ブラシを提供しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハの洗浄に関し、特に、プラズマエッチング動作後の半
導体ウエハの表面に、より適切に水を供給するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体チップの製造プロセスでは、表面に望ましくない残留物が残る製造動作
を施した後には、ウエハを洗浄する必要があることは、周知の事実である。この
ような製造動作の一例として、プラズマエッチング(例えばタングステンエッチ
バック(WEB))が挙げられる。好ましくない残留物がウエハの表面に残留し
ていると、後続の製造動作を行う際に、ウエハ上の残留物が周りの環境と不適切
な相互作用を起こして欠陥が生じる可能性がある。このような欠陥が原因で、ウ
エハ上のデバイスが動作不能になる場合もある。動作不能なデバイスを有したウ
エハを廃棄するための、過度なコストを削減するためには、望ましくない残留物
をウエハの表面に残す製造動作を施した後に、適切に且つ効率的にウエハを洗浄
する必要がある。
【0003】 図1Aは、ウエハ洗浄システム50の概略図である。洗浄システム50は、通
常、ロードステーション10を備えている。複数のウエハはカセット14に装填
されて、システム中で洗浄されるためにロードステーション10に挿入される。
ウエハがロードステーション10に挿入されると、カセット14からウエハ12
が取り出されて、第1のブラシボックス16aに移され、選択された化学剤と水
(例えば脱イオン水)とでスクラブされる。次いで、ウエハ12は第2のブラシ
ボックス16bに移される。2つのブラシボックス16の中でスクラブされた後
、このウエハは、スピン・リンス・ドライ(SRD)ステーション20に移され
、表面に脱イオン水を噴き付けられて回転・乾燥される。SRDステーション2
0によって処理された後、ウエハはアンロードステーション22に移される。
【0004】 図1Bは、第1のブラシボックス16aで実施される洗浄プロセスを詳しく示
した説明図である。第1のブラシボックス16aでは、トップブラシ30aとボ
トムブラシ30bとの間にウエハ12が挿入される。ウエハ12は、ローラ18
とブラシ30とによって回転され、その結果、ブラシ30はウエハ12の上面お
よび裏面を適切に洗浄することができる。裏面の汚染物質が上面12aに移動す
る可能性もあるので、特定の環境下においては、ウエハの上面に加えて裏面も洗
浄しなければならない場合もある。集積回路デバイスが製造されるのは上面12
a側なので、ウエハの上面12aと裏面の両方をブラシ30でスクラブする場合
であっても、主に洗浄する面は、トップブラシ30aでスクラブされる上面12
aである。
【0005】 図1Cは、半導体基板100上に複数の層を形成されたウエハ12の断面図で
ある。代表的な製造プロセスでは、半導体基板100の上に酸化物層102を堆
積させる。次に、周知のフォトリソグラフィおよびエッチングの技術を使用し、
パターン溝108を酸化物層102内に形成する。次いで、酸化物層102上に
窒化チタン(TiN)をスパッタリングし、酸化物層102とパターン溝108
の上面を覆う。TiNをスパッタリングしたら、続いてTiN層104の上にタ
ングステン(W)層106を堆積させて、TiN層104を覆うようにしてパタ
ーン溝108を充填する。TiN層104は、一般に、タングステン層106と
酸化物層102との間の接着剤層および障壁層として機能する。
【0006】 図1Dは、図1Cの半導体ウエハ12の上面にタングステンエッチバック(W
EB)動作が実施された状態を示した図である。タングステン層106のエッチ
ングは、ウエハ12の上面がほぼ平坦になってTiN層106が再び露出される
まで続けることができる。パターン溝108内のタングステン層106は、ウエ
ハの上面に露出された状態を維持される。残念なことに、WEB動作は、望まし
くない残留物をウエハの表面に生じる傾向にある。WEB動作に続けて洗浄動作
を行うと、これらの残留物は水または他の化学剤との間で不適切な反応を起こす
恐れがある。
【0007】 図1Eは、図1Dのウエハ12全体の上面図である。このウエハ12の上面に
は、WEB動作に続いて最初の洗浄動作を開始する時点で、望ましくない汚れが
生成している。上述したように、代表的なWEB動作の後、ウエハの上面は、後
続の動作中に望ましくない反応を生じるような残留物で覆われる可能性がある。
このような残留物は、ウエハ12の汚れた面152として簡単に示されている。
これらの汚れのサイズは、試験によって1〜50ミクロンであると測定された。
【0008】 例えば、ウエハ12を洗浄システム50に入れるに当たって、ウエハ12をカ
セット14内に装填し、装填されたその状態で水を噴き付けて表面を濡らすこと
としても良い。あるいは、第1のブラシボックス16aまたは第2のブラシボッ
クス16bに入れる際に、入り口のスプレーでウエハに水を噴き付けることもで
きる。しかしながら、このような水の噴き付け動作では、ウエハのなかでも早く
から水が噴き付けられる部分とそうでない部分とが生じるので、ウエハへの水の
供給が不均一になる。最初に水が噴き付けられた部分は、WEB動作の結果とし
てウエハ上に残留した残留物との間で、望ましくない反応を生じる恐れがある。
噴き付け動作によってウエハ12全体が浸されるが、ウエハ表面に最初に供給さ
れた水滴が原因となって、ウエハの表面には必然的に、汚れた面152と汚れて
いない面150とが生じてしまう。また、汚れの問題以外にも、液滴が跳ねてし
まうような水の噴き付け技術の場合には、ブラシスでクラブされた後のウエハの
表面に、ミクロスクラッチとしての欠陥を生じる可能性がある。
【0009】 ウエハの表面上に望ましくない汚れまたはミクロスクラッチが存在すると、な
によりも、配線を作成するためのパターン間で好ましくない相互作用を生じ、損
失が発生する。これらの相互作用は、ウエハ上に形成されたデバイスの動作を破
壊することになる。ウエハのうち、汚れやミクロスクラッチを有する部分は廃棄
しなければならないので、結果として、製造プロセス全体がかなりのコスト高に
なってしまう。残念ながら、ウエハ表面上の汚れやミクロスクラッチは、一般に
、後続の洗浄動作または製造動作で除去することは不可能である。
【0010】 以上から、WEB等のプラズマエッチング動作後に生じる望ましくない化学的
相互作用を回避する技術を実現することで、従来技術に伴う問題点を回避するこ
との可能な洗浄プロセスが、必要とされていることがわかる。
【0011】
【発明の概要】
本発明は、概して、プラズマ処理に続いて半導体ウエハの表面を迅速且つ均一
に洗浄するための方法およびシステムを提供することによって、上述した要請に
応えようとするものである。ここで、本発明は、プロセス、装置、システム、デ
バイス、または方法を含む種々の形態で実現可能であることを、理解しておく必
要がある。以下では、本発明の実施形態を幾つか説明する。
【0012】 ひとつの実施形態においては、プラズマエッチング動作に続いて半導体ウエハ
の表面を洗浄するための方法を開示する。この方法は、ブラシボックスの中で実
施されることが好ましく、液滴を跳ねさせずにすすぐ技術(non-splash rinse t
echnique )を使用して半導体ウエハの表面を濡らす動作を備える。液滴を跳ね
させずにすすぐ技術は、半導体ウエハの表面を素早く且つ均一に液体(好ましく
は脱イオン水)で覆うように構成される。このような湿潤動作に続いて、ウエハ
の表面は、ウエハの表面に化学溶液を供給する洗浄ブラシによって、きれいにス
クラブされる。ウエハの裏面をきれいにスクラブするために、第2の洗浄ブラシ
を提供しても良い。
【0013】 別の実施形態においては、製造動作の後に半導体ウエハを洗浄するためのシス
テムを開示する。このシステムは、液滴を跳ねさせることなく半導体ウエハの上
面に流体を供給するための液体吐出口を少なくとも1つ備えたブラシボックスを
備える。液滴を跳ねさせることなく供給される流体は、ウエハ上面のほぼ全体を
均一に覆うように構成される。ウエハは、ボトムブラシの上方に載置され、ロー
ラに対して回転するように構成されることが好ましい。そして、ウエハの上面と
裏面とを、トップブラシとボトムブラシによってそれぞれきれいにスクラブする
こととしても良い。このシステムは、また、やはり液滴を跳ねさせない技術を同
様に実現できる第2のブラシボックスを備えても良い。
【0014】 さらに別の実施形態においては、プラズマエッチング動作に続いて半導体ウエ
ハの表面を洗浄するための方法を開示する。この方法は、半導体ウエハの表面を
液体で濡らす動作を備える。この湿潤動作は、回転するウエハ表面の上方に少な
くとも1つの配送ソースを設けることによって、ウエハの表面を均一に浸すこと
が好ましい。ウエハの表面は、液体の跳ね返りを最小限に抑えつつ、約4秒未満
の間に素早く浸される。
【0015】 本発明は、液滴を跳ねさせることなく、ウエハの表面に均一に且つ素早く液体
を供給することの可能な方法およびシステムを提供する。こうすれば、ウエハが
プラズマエッチング動作を経た後であっても、ウエハの表面に残留した化学物質
と供給された液体とが望ましくない反応を起こすことはない。本発明による技術
は、汚れをほぼ完全に除去できるだけでなく、洗浄動作の際にウエハの表面に形
成されるミクロスクラッチの数を効果的に減少させることもできる。本発明によ
る方法は、タングステンエッチバック(WEB)後の洗浄動作において特に有効
である。この場合は、通常のブラシボックス洗浄を開始する前にウエハを回転さ
せて、液滴を跳ねさせることなくすすぎを行う。第1のブラシボックスの中で、
液滴を跳ねさせることなくすすぎを行った場合は、第2のブラシボックスで化学
スクラブを実施することができる。したがって、第2のブラシボックスのブラシ
を最適な濃度の化学剤で満たした状態にすることで、最適な洗浄の再現性を向上
させることができる。このように、ここで開示する方法およびシステムによれば
、廃棄しなければならない破損ウエハの数を効果的に減少させることができるの
で、製造プロセス全体で止むを得ず発生する過度な費用を、効果的に削減するこ
とができる。
【0016】 本発明の原理を例示した添付図面と関連付けながら行う以下の詳細な説明によ
って、本発明のその他の態様および利点が明らかになる。
【0017】 添付の図面に関連して行う以下の詳細な説明から、本発明を容易に理解する
ことができる。説明を容易にするため、類似の構成要素を同一の参照符号で示し
た。
【0018】
【発明の実施の形態】
プラズマ処理の後で且つブラシスクラブを行う前に、半導体ウエハの表面を注
意深くすすぐための方法およびシステムを開示する。以下の説明では、本発明の
充分な理解を可能とするために、多くの項目を特定して説明している。しかしな
がら、当業者には明らかなように、本発明は、これらの項目の一部または全てを
特定しなくても実施することが可能である。そのほか、本発明が不必要に不明瞭
となるのを避けるため、周知のプロセス動作の説明は省略した。
【0019】 図2Aおよび図2Bは、ウエハの上面210aに上部の液体吐出口220aか
ら、液滴を跳ねさせずに液体を供給するための技術を、本発明のひとつの実施形
態にしたがって示した図である。供給される液体は水であることが好ましく、な
かでも脱イオン水であることが最も好ましい。ウエハ200は、ボトム洗浄ブラ
シ204bおよび1組のローラ202によって保持される。図2Aにはローラ2
02が2つ描かれているが、ウエハがボトム洗浄ブラシ204b上にきちんと保
持されるのであれば、ローラ202の数を増やすことも減らすことも可能である
。この実施形態において、液体ソース222は、液体吐出口220につながる管
路を通して液体を供給するために使用される。
【0020】 液体吐出口220は、ウエハがボトム洗浄ブラシ204bと2つのローラ20
2の上でバランスを保ちながら回転するのに伴って、ウエハの表面210の上に
液体を分配するように構成される。好ましい1実施形態において、液体吐出口2
20は、液滴を跳ねさせることなく、ウエハの表面210を均一に且つ素早く覆
うように設計された技術を提供する。ここで言う「ウエハの表面を覆う」という
表現は、ウエハの表面210のほぼ全体を液体で覆うことを意味することが好ま
しい。また、「液滴を跳ねさせずに」とは、液体吐出口220から出る液体が、
実質的に跳ね返ることなくウエハ表面210を覆うことを意味することが好まし
い。「均一に」とは、液体が、ほぼ一定の流量率でウエハの表面210上に分配
されることを意味することが好ましい。「素早く」とは、8インチのウエハの表
面210が、約4秒またはそれ未満の時間で覆われるような速さを意味すること
が好ましい。
【0021】 ウエハ200の直径が約8インチであると仮定すると、ウエハ200は、毎分
約2回転〜毎分約20回転で回転することが好ましく、毎分約5回転で回転する
ことが最も好ましい。液体は、約50ml/分〜300ml/分の流量で液体吐
出口220から出されることが好ましく、約150ml/分の流量で出されるこ
とが最も好ましい。しかしながら、所定のパラメータがどのように設定されるか
にかかわらず、液滴を跳ねさせることなく、均一で且つ素早く液体を分配する技
術が、液体の分配動作を通して維持されることが好ましい。
【0022】 図2Bに示すように、2つの上部の液体吐出口220aは、ウエハの表面21
0aを浸すために使用して良い。本発明の他の実施形態において、液体吐出口は
、少なくともウエハの上面210aを、液滴を跳ねさせることなく、均一に且つ
素早く浸すように配置されさえすれば、その数を増やしても減らしても良い。
【0023】 図2Cおよび図2Dは、ウエハの表面210に上部の液体吐出口220aおよ
び下部の液体吐出口220bから、液滴を跳ねさせることなく液体を供給するた
めの技術を、本発明のひとつの実施形態にしたがって示した図である。図2Dに
示すように、上面210aへの液体の供給には2つの上部液体吐出口220aが
使用され、裏面210bへの液体の供給には2つの下部液体吐出口220bが使
用される。このような実施形態では、図2Dに示すように、合計4つの液体吐出
口が使用される。別の実施形態(図示せず)では、上面への液体の供給には2つ
の液体吐出口が使用され、裏面への液体の供給には1つの液体吐出口が使用され
る。本発明の他の実施形態において、液体吐出口220は、少なくともウエハの
上面210aを、液滴を跳ねさせることなく均一に且つ素早く浸すように配置さ
れさえすれば、その数を増やしても減らしても良い。
【0024】 図3Aおよび図3Bは、ローラ202によって回転されるウエハの上面210
aに上部液体吐出口220aから、液滴を跳ねさせることなく液体を供給するた
めの技術を、本発明のひとつの実施形態にしたがって示した図である。洗浄ブラ
シ204は、ウエハの表面210に接触しないことが好ましい。ウエハは、1組
のローラ202によって保持しておくことができる。図3Aにはローラ202が
4つ描かれているが、ウエハをローラ202の間にきちんと保持することができ
れば、ローラ202の数は増やしても減らしても良いことがわかる。この実施形
態において、液体ソース222は、液体吐出口220につながる管路を通して液
体を供給するために使用される。
【0025】 液体吐出口220は、ウエハがローラ202の間で回転されるのに伴って、ウ
エハの表面210の上に液体を分配するように構成することができる。好ましい
ひとつの実施形態において、液体吐出口220は、液滴を跳ねさせることなく、
ウエハの表面210を均一で且つ素早く浸すように設計された技術を提供する。
【0026】 図3Bに示すように、2つの上部液体吐出口220aは、ウエハの表面210
aを浸すために使用されて良い。本発明の他の実施形態において、液体吐出口は
、少なくともウエハの上面210aを非スプラッシュ形式で均一に且つ素早く浸
すように配置されさえすれば、その数を増やしても減らしても良い。
【0027】 図3Cおよび図3Dは、ローラ202によって回転されるウエハの表面210に
上部液体吐出口220aおよび下部液体吐出口220bから、液滴を跳ねさせる
ことなく液体を供給する技術を、本発明の1実施形態にしたがって示した図であ
る。図3Cに示すように、上面210aへの液体の供給には2つの上部液体吐出
口220aを使用し、裏面210bへの液体の供給には2つの下部液体吐出口2
20bを使用することができる。このような実施形態では、図3Dに示すように
、合計4つの液体吐出口が使用される。別の実施形態(図示せず)では、上面へ
の液体の供給には2つの液体吐出口を使用し、裏面への液体の供給には1つの液
体吐出口を使用して良い。本発明の他の実施形態において、液体吐出口は、少な
くともウエハの上面210aを、液滴を跳ねさせることなく均一に且つ素早く浸
すように配置されさえすれば、その数を増やしても減らしても良い。
【0028】 図4は、ウエハ200の上方に固定して配置された液体吐出口220の1つを
、本発明の1実施形態にしたがって示した拡大図である。図4は、上部液体吐出
口220aの1つを示しているが、以下の説明が、下部液体吐出口220bの任
意の1つに対しても適用できることは明らかである。
【0029】 好ましいひとつの実施形態では、ウエハ200に対する液体吐出口220の位
置を、少なくとも3つのパラメータによって決定することができる。第1に、ウ
エハ表面210の平面と液体吐出口220の放射軸とが角度θを形成するように
、液体吐出口220をウエハの表面210に対して配置することができる。第2
に、液体吐出口開口部308の外端306がウエハの端310から所定の縁端距
離302だけ内側に入るように、液体吐出口220を配置することもできる。第
3に、液体吐出口開口部308の外端306がウエハの表面210から所定の高
さ距離304だけ上方にくるように、液体吐出口220を配置することもできる
【0030】 角度θは、約5〜35度であることが好ましく、約15度であることが最も好
ましい。縁端距離302は、約2mm〜約30mmであることが好ましく、約5
mmであることが最も好ましい。高さ距離304は、約2mm〜約15mmであ
ることが好ましく、約7mmであることが最も好ましい。
【0031】 図5は、ウエハの洗浄プロセス500を、本発明のひとつの実施形態にしたが
って示したフローチャートである。このプロセスは、半導体ウエハがウエハカセ
ットからブラシボックス内へと載置される動作502から開始される。この方法
は、次いで動作504に進み、液滴を跳ねさせることなく液体が供給されて、ウ
エハの表面が素早く且つ均一に濡らされる(図2および図3に関連して上述した
ように)。
【0032】 本発明では、この湿潤動作を行うことによって、従来技術に関連して上述され
たような、ブラシボックスの入り口にスプレーを設ける必要性が排除される。ま
た、この湿潤動作によって、やはり従来技術に関して上述したような、ブラシボ
ックスに入れる前にウエハをスピン・リンス・ドライ(SRD)ステーションに
通す必要性も排除される。この湿潤動作は、ウエハが完全にブラシボックス内に
入ってから行うことが好ましい。ウエハが完全にブラシボックスの中に入ったこ
とを確認しておけば、まだローディングカセットの中にある他のウエハを、湿潤
動作の際に跳ね返る液体から保護することができる。従来技術に関連して上述し
たように、ウエハ上に液体が跳ね返ると、ウエハの表面上に汚れやミクロスクラ
ッチ等の欠陥が生じる可能性がある。
【0033】 再び図5に戻って、プロセスは動作504に続いて動作506に進み、ウエハ
の表面に化学ブラシ洗浄が施される。化学ブラシによる洗浄を終了すると、プロ
セスは動作508に進んで、ウエハはスピン・リンス・ドライ(SRD)ステー
ションに移される。さらに、プロセスは動作510に進み、ウエハに対してポス
ト洗浄の製造動作が実施される。
【0034】 次いで、プロセスは判断動作512に進み、洗浄するべき他のウエハが存在す
るか否かが判断される。洗浄するべきウエハが他に存在しない場合、このプロセ
スは終了する。反対に、洗浄するべきウエハが他に存在する場合、プロセスは動
作502に戻り、半導体ウエハがブラシボックスの中に載置される。上述したプ
ロセス500は、判断動作512において次のウエハが存在しないことが決定さ
れるまで続く。
【0035】 プロセス500において、洗浄プロセスは、液滴を跳ねさせずに行うすすぎと
化学洗浄とを、1つのブラシボックスの中で実施されるように最適化されていた
。しかしながら、他の実施形態では、そのブラシボックスを、ブラシボックスと
、隣接するブラシボックスおよびステーションの中で行われる化学洗浄およびそ
の他のすすぎ動作とによって構成することもできる。
【0036】 図6は、ウエハの洗浄プロセス600を、本発明のひとつの実施形態にしたが
って示したフローチャートである。この実施形態では、液滴を跳ねさせずに行う
すすぎを1つのブラシボックスの中で実施し、次いで、化学洗浄または追加のす
すぎを隣接するブラシボックスの中で実施することとしても良い。このプロセス
は、半導体ウエハがブラシボックス1の中に載置される動作602から開始され
る。次いで、このプロセスは動作604に進み、図2および図3に関連して上述
したように、脱イオン水を使用して液滴を跳ねさせずに回転させながら行うすす
ぎの動作がウエハに対して実施される。
【0037】 次に、プロセスは動作606に進み、ウエハがブラシボックス2へと移される
。あるいは、直ちにブラシボックス2に移動させるのではなく、ブラシボックス
2に移動する前に、ブラシボックス1の中で、化学ブラシ洗浄動作または関連の
動作をウエハに対して実施しても良い。ウエハがブラシボックス2に入ると、プ
ロセスは動作608に進み、ウエハの表面に対して化学ブラシ洗浄が実施される
。続いて、プロセスは動作610に進み、ウエハはSRDステーションに移され
る。さらに、プロセスは動作612に進み、ウエハに対してポスト洗浄の製造動
作が実施される。
【0038】 次いで、プロセスは決定動作614に進み、洗浄するべき他のウエハが存在す
るか否かが判断される。洗浄するべきウエハが他に存在しない場合、このプロセ
スは終了する。反対に、洗浄するべきウエハが他に存在する場合、プロセスは動
作602に戻って、半導体ウエハがブラシボックス1の中に載置される。上述し
たプロセス600は、判断動作614において、次のウエハが存在しないと判断
されるまで続く。
【0039】 ここで重要なのは、液滴を跳ねさせずにウエハをすすいでおけば、その後に水
または化学剤と接触したとしても、従来技術に関して上述したような、望ましく
ない汚れや損傷の問題は生じないという点である。
【0040】 以上では、幾つかの好ましい実施形態に関連して本発明の説明を行ったが、当
業者ならば、発明の詳細な説明および添付の図面を参照することによって、様々
な代替、追加、置換、および同等の形態を考え付けることがわかる。したがって
、本発明は、このような代替、追加、置換、および同等の形態の全てを、発明の
真の趣旨および特許請求の範囲の範囲内に含むものとみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 ウエハ洗浄システムを示したおおまかな概略図である。
【図1B】 ブラシボックスの中で実施される洗浄プロセスを詳しく示した図である。
【図1C】 半導体基板上に複数の層を形成されたウエハの断面図である。
【図1D】 図1Cの半導体ウエハの上面にタングステンエッチバック(WEB)動作が実
施された状態を示した図である。
【図1E】 WEB動作に続いて最初の洗浄動作を開始する時点で、望ましくない汚れが形
成されている様子を示す図1Dのウエハ12の上面全体を示した上面図である。
【図2A】 回転するウエハの上面に上部の液体吐出口から、液滴を跳ねさせずに液体を供
給するための技術を、本発明のひとつの実施形態にしたがって示した図である。
【図2B】 回転するウエハの上面に上部の液体吐出口から、液滴を跳ねさせずに液体を供
給するための技術を、本発明のひとつの実施形態にしたがって示した図である。
【図2C】 ウエハの表面に上部および下部の液体吐出口から、液滴を跳ねさせずに液体を
供給するための技術を、本発明のひとつの実施形態にしたがって示した図である
【図2D】 ウエハの表面に上部および下部の液体吐出口から、液滴を跳ねさせずに液体を
供給するための技術を、本発明のひとつの実施形態にしたがって示した図である
【図3A】 ローラによって回転されるウエハの上面に上部液体吐出口から、液滴を跳ねさ
せずに液体を供給するための技術を、本発明のひとつの実施形態にしたがって示
した図である。
【図3B】 ローラによって回転されるウエハの上面に上部液体吐出口から、液滴を跳ねさ
せずに液体を供給するための技術を、本発明のひとつの実施形態にしたがって示
した図である。
【図3C】 ローラによって回転されるウエハの表面に上部および下部の液体吐出口から、
液滴を跳ねさせずに液体を供給するための技術を、本発明のひとつの実施形態に
したがって示した図である。
【図3D】 ローラによって回転されるウエハの表面に上部および下部の液体吐出口から、
液滴を跳ねさせずに液体を供給するための技術を、本発明のひとつの実施形態に
したがって示した図である。
【図4】 ウエハの上方に固定して配置された液体吐出口を、本発明のひとつの実施形態
にしたがって示した拡大図である。
【図5】 ウエハの洗浄プロセスを、本発明のひとつの実施形態にしたがって示したフロ
ーチャートである。
【図6】 他のウエハ洗浄プロセスを、本発明のひとつの実施形態にしたがって示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…ロードステーション 12…ウエハ 12a…ウエハの上面 14…カセット 16a…第1のブラシボックス 16b…第2のブラシボックス 18…ローラ 20…スピン・リンス・ドライ(SRD)ステーション 22…アンロードステーション 30a…トップブラシ 30b…ボトムブラシ 50…ウエハ洗浄システム 100…半導体基板 102…酸化物層 104…TiN層 106…タングステン層 108…パターン溝 150…汚れていない面 152…汚れた面 200…ウエハ 202…ローラ 204a…トップ洗浄ブラシ 204b…ボトム洗浄ブラシ 210…ウエハの表面 210a…ウエハの上面 210b…ウエハの裏面 220…液体吐出口 220a…上部液体吐出口 220b…下部液体吐出口 222…液体ソース 302…縁端距離 304…高さ距離 306…液体吐出口開口部の外端 308…液体吐出口開口部 310…ウエハの端
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月17日(2002.1.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B08B 7/04 B08B 7/04 A // B08B 7/00 7/00 (72)発明者 ミカイリッチ・カトリーナ,エー. アメリカ合衆国 カリフォルニア州95131 サン・ホセ,ウェイン・アベニュー, 1751 (72)発明者 ファーバー・ジェフリー・ジェイ. アメリカ合衆国 ニューヨーク州12054 デルマー,ウェックスフォード・ロード, 24 Fターム(参考) 3B116 AA03 AB34 AB42 BA02 BA15 BB22 CC01 CC03 3B201 AA03 AB34 AB42 BA02 BA15 BB22 BB92 CC01 CC13

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る方法であって、 前記半導体ウエハの表面に液滴を跳ねさせることなく液体を供給し、該表面を
    迅速に且つ均一に覆うことで湿潤させる工程を備える洗浄方法。
  2. 【請求項2】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る請求項1記載の洗浄方法であって、さらに、 前記プラズマエッチング工程後と前記表面を湿潤させる工程前とに、前記半導
    体ウエハを実質的に乾燥させる工程を備える洗浄方法。
  3. 【請求項3】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る請求項1記載の洗浄方法であって、さらに、 前記表面を湿潤させる工程後に、化学溶液を作用させながら洗浄ブラシを用い
    て前記ウエハの表面をスクラブする工程を備える洗浄方法。
  4. 【請求項4】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る請求項3記載の洗浄方法であって、 前記湿潤工程および前記スクラブ工程は、洗浄ブラシと、前記ウエハの裏面を
    スクラブする第2の洗浄ブラシとを備えたブラシボックスの中で行われる洗浄方
    法。
  5. 【請求項5】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る請求項3記載の洗浄方法であって、 前記湿潤工程は、ブラシボックスの中で行われる工程であり、 前記スクラブ工程は、洗浄ブラシと、前記ウエハの裏面をスクラブする第2の
    洗浄ブラシとを備えた第2のブラシボックスの中で行われる工程である洗浄方法
  6. 【請求項6】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る請求項1記載の洗浄方法であって、 前記半導体ウエハの表面を湿潤させる工程は、さらに、 前記ウエハの表面に所定流量の水分を供給するために、該ウエハの表面の上
    方に第1の配送ソースと第2の配送ソースとを設置する工程と、 前記所定の流量を約50ml/分〜約300ml/分に調整する工程と を備えている洗浄方法。
  7. 【請求項7】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る請求項6記載の洗浄方法であって、 前記半導体ウエハの表面を湿潤させる工程は、さらに、 前記ウエハの上面の略全面を湿潤させる時間を、約4秒未満に調整する工程
    を備えている方法。
  8. 【請求項8】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る請求項1記載の洗浄方法であって、さらに、 前記ウエハを、回転軸を中心として毎分約2回転〜毎分約20回転の速さで回
    転させる工程を備えている方法。
  9. 【請求項9】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄す
    る請求項1記載の洗浄方法であって、 前記湿潤させる工程は、前記半導体ウエハの全体をブラシボックスの中に収納
    し、該ブラシボックスに収納されたウエハ以外の半導体ウエハには液滴がかから
    ないようにして実施される工程である洗浄方法。
  10. 【請求項10】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄
    する請求項1記載の洗浄方法であって、 前記湿潤させる工程は、前記半導体ウエハを、スプレーを施すことなくブラシ
    ボックス内に挿入して実施される工程である洗浄方法。
  11. 【請求項11】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄
    する請求項1記載の洗浄方法であって、 前記湿潤させる工程は、前記プラズマエッチングが施された前記半導体ウエハ
    をブラシボックス内に挿入し、スピン・リンス・ドライ(SRD)を施すことな
    く行われる工程である洗浄方法。
  12. 【請求項12】 製造のための処理が施された半導体ウエハを洗浄するため
    のシステムであって、 液滴を跳ねさせることなく前記半導体ウエハの上面に液体を供給して、該ウエ
    ハ上面のほぼ全面を均一に湿潤する液体吐出口が、少なくとも1つ設けられたブ
    ラシボックスを備えている洗浄システム。
  13. 【請求項13】 製造のための処理が施された半導体ウエハを洗浄するため
    の請求項12記載の洗浄システムであって、 前記液体は、水と脱イオン水とからなるグループから選択された液体であるシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 製造のための処理が施された半導体ウエハを洗浄するため
    の請求項12記載の洗浄システムであって、 前記ブラシボックスは、さらに、 前記半導体ウエハの上面および裏面をスクラブするためのトップブラシおよ
    びボトムブラシと、 前記ボトムブラシの上方に載せられた前記半導体ウエハを回転させるローラ
    と を備えている洗浄システム。
  15. 【請求項15】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハを洗浄するた
    めの請求項12記載の洗浄システムであって、さらに、 前記半導体ウエハの上面および裏面をスクラブするためのトップブラシおよび
    ボトムブラシと、該ボトムブラシの上方に載せられた前記半導体ウエハを回転さ
    せるローラとが設けられた第2のブラシボックスを備えている洗浄システム。
  16. 【請求項16】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハを洗浄するた
    めの請求項14記載の洗浄システムであって、 前記トップブラシおよび前記ボトムブラシは、化学ブラシ洗浄溶液を用いて前
    記半導体ウエハの前記上面と前記裏面とをスクラブするブラシである洗浄システ
    ム。
  17. 【請求項17】 請求項12記載の、製造動作の後に半導体ウエハを洗浄す
    るためのシステムであって、 前記少なくとも1つの上部の液体吐出口は、前記半導体ウエハの前記上面に対
    してある角度をなし、前記上面からある高さ距離だけ上方に位置し、前記上面の
    端とある重なり距離だけ重なるように設けられるシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の、製造動作の後に半導体ウエハを洗浄す
    るためのシステムであって、 前記角度は約5度〜約35度であるシステム。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の、製造動作の後に半導体ウエハを洗浄す
    るためのシステムであって、 前記高さ距離は少なくとも5mmであるシステム。
  20. 【請求項20】 請求項17記載の、製造動作の後に半導体ウエハを洗浄す
    るためのシステムであって、 前記重なり距離は約3mm〜約20mmであるシステム。
  21. 【請求項21】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄
    するための方法であって、 前記ウエハの表面を均一に覆うために該ウエハ表面の上方に少なくとも1つの
    配送ソースを設けて、該ウエハの表面を湿潤させる工程と、 前記ウエハの表面への液滴の跳ね返りを最小限に抑えつつ、約4秒未満の時間
    で該表面を覆う工程と を備えている洗浄方法。
  22. 【請求項22】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄
    するための請求項21記載の洗浄方法であって、さらに、 少なくとも1つの前記配送ソースからの液体吐出口を、前記ウエハの端部と少
    なくとも一部が重なるように設置する工程を備えている方法。
  23. 【請求項23】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄
    するための請求項21記載の洗浄方法であって、さらに、 少なくとも1つの前記配送ソースからの液体吐出口を、前記ウエハの表面に対
    して約5度〜約35度の角度をなすように設定する工程を備えている方法。
  24. 【請求項24】 プラズマエッチングが施された半導体ウエハの表面を洗浄
    するための請求項21記載の洗浄方法であって、 前記プラズマエッチングが、タングステンエッチバック(WEB)である洗浄
    方法。
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