JP2003502379A - 性的機能不全の治療のための成長ホルモン(hGH)投与 - Google Patents

性的機能不全の治療のための成長ホルモン(hGH)投与

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JP2003502379A
JP2003502379A JP2001504391A JP2001504391A JP2003502379A JP 2003502379 A JP2003502379 A JP 2003502379A JP 2001504391 A JP2001504391 A JP 2001504391A JP 2001504391 A JP2001504391 A JP 2001504391A JP 2003502379 A JP2003502379 A JP 2003502379A
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シュティーフ,クリスティアン・ゲオルク
ユッケルト,シュテファン
ヨーナス,ウド
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ファルマシア・アクチボラゲット
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Abstract

(57)【要約】 この革新的現状打破は、両性別の性的機能障害の治療のための医薬品の製造及び該障害の治療方法を目的とした、GH刺激を結果としてもたらしGH類似効果を誘発するか又はIGF−I放出を促進する物質と組合せた形か又は単独でのヒト成長ホルモン(hGH、GH)の使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、男性及び女性の両方の患者における性的機能障害の治療のための医
薬品製造を目的とするヒト成長ホルモン(hGH、GH)の導入、ならびに着手
される特定の治療方法に関する。
【0002】 性的機能障害を表わす症候としては例えば性欲の欠如又は喪失、オルガズムに
関連する問題、潤滑機能不全及び勃起機能不全(ED)がある。いくつかの症例
から、これらの性的機能障害を導く基本的病因が数多くの異なる理由に由来して
いることを演繹することができる。混合病因の症例以外に、血管(動脈、静脈)
、心因性、神経原性、薬物誘発性及び海綿体性性的機能障害も識別されている。
【0003】 潜在する病因の性質を考慮に入れて、可能な場合にはつねに性的機能障害の原
因療法が着手される。今までのところ、この治療方法は、成功する症例が稀であ
ることが証明されてきており(例えば精神療法、ホルモン療法、医薬品投与の転
換)、そのため主要な治療方法はなおも非特異的なものにとどまっている。
【0004】 性的機能障害を患う女性のために利用可能なものに比べてEDを患う男性のた
めに利用可能な治療方法は数多く存在している。これらには、経口、局所施用、
海綿体内、子宮内方法と同様薬物の組合せも内含されている。これらの方法は、
原因療法ではなく、むしろ目的は、海綿体平滑筋及び陰茎動脈の直接的又は間接
的弛緩(flaccidity)を達成することにある。血液循環の増大と共に、陰茎勃起
が達成される。さらに、真空ポンプ、動脈シャント処置、静脈閉鎖手術及び陰茎
補てつ移植も、治療に用いられる方法である。sildenafil(バイアグラ)が導入
されるまで、最も広く用いられてきた治療形態には、海綿体内血管作動性物質の
投与が関与していた。現在では、既知の禁忌症が無いことを条件として、silden
afilがいわゆる「第一線療法」として使用されている。経口ホスフォジエステラ
ーゼ5型阻害薬(PDES)は、原因療法の基礎を提供しない。PDESの阻害
によると、細胞内第2メッセンジャの環状グアノシンモノホスフェート(cGM
P)の加水分解が妨げられ、結果として海綿体平滑筋の弛緩がもたらされる。こ
の効果的なメカニズムは、女性の潤滑増加のために有利であると仮定されている
が、最近の研究ではその有効性がまだ証明されていない。
【0005】 この革新的現状打破のねらいは、性的機能障害に苦しむ男性及び女性の両方の
ための新しい療法を提示することにあった。
【0006】 驚くべきことに、成長ホルモン(hGH)は、性的刺激の初期にこのホルモン
が予想外に著しく増加することがわかったため、性的刺激において不可欠な役割
を果たすことが示されてきた。
【0007】 従って当該現状打破の焦点は、例えば性欲の欠如又は喪失、オルガズムに関連
する問題、潤滑機能不全及び勃起機能不全、を伴う男性及び女性の両方における
性的機能障害の治療のための医薬品の製造及び上述の機能障害の治療を目的とす
るhGHの使用にある。
【0008】 さらなる問題は、GH刺激を結果としてもたらし、GH類似効果を誘発するか
又はIGF−I放出を促進する有効物質と相乗的に組合せた形での機能障害の治
療のためのhGHの使用にある。
【0009】 記述された科学的結果は以下のように強調される:
【0010】 図1は、陰茎勃起組織の4つの異なる段階(弛緩、腫脹、硬直及び腫脹減退)
の間に35人の健康なプロバンドから採取した海綿体及び末梢血の標本中の成長
ホルモン(hGH)濃度(ng/ml)の平均値及び標準偏差を示している。
【0011】 図2は、勃起障害をもつ36人の患者における3つの異なる陰茎段階(弛緩、
腫脹及び腫脹減退)の間の海綿体及び末梢血の標本中の成長ホルモン(hGH)
濃度(ng/ml)の平均値及び標準偏差を示す。硬直は、患者の障害のため達成さ
れなかった。差異を明確に実証するため、軸目盛は図1と同じように選択された
(P<0.05)。
【0012】 図3は、組換え型hGHの適用後の12のヒト海綿体片の用量依存性弛緩減少
の平均値及び標準偏差を示している。
【0013】 図4は、組換え型hGH又はナトリウムニトロプルシド(SNP)を用いたイ
ンキュベーションの後の、3つのヒト海綿体片のそれぞれの用量依存性環状グア
ノシンモノホスフェート(cGMP)増加の平均値及び標準偏差を示す。SNP
でのインキュベーションは、0.01及び1μMol の濃度を用いて実施された。
このため、0.0001μMol では、SNPについてのいかなる値も達成されな
かった。
【0014】 自然に誘発される勃起の生理学及び勃起機能不全の病態生理学をより良く理解
するために、新しい調査方法が開発された。これには、勃起又はその性的機能と
幾分かの関連性をもつ可能性のある内因性ヒト神経伝達物質、神経修飾物質及び
ホルモンの検出が関与していた。これらの新しい調査方法のねらいは、性的機能
障害を患うこれらの患者のための診断及び治療法(内因性物質の適用及び原因療
法)を改善することにある。
【0015】 弛緩、膨張、硬直及び膨張減退の段階中に35名の健康なプロバンドにおいて
、corpus cavernosum(海綿体)及び肘脈(末梢)から同時に血液を採取した。
その際に性的刺激を助けるため、視聴覚及び触覚手段が提供された(図1)。E
Dを患う36人の患者が関与した手順は、硬直段階中の血液回収(この陰茎勃起
段階はED患者では達成され得ない)を除いて、健康なプロバンドのものと同一
であった(図2)。hGHの濃度は、免疫ラジオメトリック測定法(IRMA)
により決定された。この形態の調査は結果としていくつかの新しい発見事実をも
たらした:
【0016】 1.腫脹中すなわち性的刺激がピークにある時点に最大のhGH濃度増加が見ら
れた。 2.末梢及び海綿体のhGH濃度は、全ての陰茎段階と直接比較して有意な差異
を全く示さなかった。末梢血回収は充分であることが証明された。 3.健康なプロバンドを患者と比べた場合、hGH濃度に関して有意な差異が存
在し、特に腫脹段階中のhGH濃度の増加が著しく低くなっていた。
【0017】 これらのデータは、性的刺激に伴い下垂体により形成されるhGHと結果とし
ての陰茎勃起の間の驚くべき因果関係を初めて示している。患者における性的刺
激時のhGHの発現減少は、このホルモンがもつ意義のさらなる証拠であり、こ
のホルモンの欠如は、この研究において、性的機能障害及び陰茎機能不全と関連
づけされる。
【0018】 ヒト海綿体(CC)組織を用いた広範なin vitro調査ならびに記述されている
in vivo 結果を用いて、hGHと陰茎勃起の間に考えられる生理学的関連性につ
いての重要な指標を演繹することができた。
【0019】 1.ヒトCCを用いた器官浴実験(物質の弛緩特性を評価するためのin vitro
方法)を、hGHの適用後の用量依存性弛緩を査定する目的で実施した(図3)
。 2.ヒトCCを用いたインキュベーション実験(さまざまな物質でのインキュ
ベーションの後の、この場合はcGMPである薬物の露呈に応答した組織内環状
ヌクレオチド含有量を評価するためのin vitro方法)では、従来のNO供与体で
あるナトリウムニトロプルシド(SNP)でのインキュベーション後の場合に比
べhGHの適用後にはより高い用量依存性cGMP濃度が得られることが示され
た。
【0020】 ヒトにおける我々の発見事実に基づき、hGHが性的機能(性的刺激)特に陰
茎勃起において決定的な役目を果たすことを仮定することができる。さらに、h
GHの末梢反応がcGMPの増大を誘発しかくしてCCの弛緩とその後の勃起の
間の結びつきを生理学的に形成するということが示された。陰茎と陰核の解剖学
的類似性及び性的刺激に関する生理学的符号(例えば平滑筋弛緩時点の神経伝達
物質により媒介される生殖器官のうっ血)に起因して、又男女両性において下垂
体によりhGHが産生され従って両性で同じ効果も明白となるはずであることか
ら、男性におけるhGHの記述した反応は女性にもあてはまるはずである。
【0021】 hGHの効果を見てみると、hGHがいかなる特定の組織にも焦点をあててい
ないこと、そして男性及び女性の両方で異なる組織の中で活性と代謝(同化)が
増大すること、はすでに知られている。例えば、成長ホルモンは、身体の成長(
hGH不足を原因とする身体未発達における置換)及びタンパク質代謝(悪液質
、重症熱傷外傷及び同化乱用においても適応可能)を刺激する。hGHの影響下
で、インシュリン様成長因子I(IGF−I)が主として肝臓内で(ただしその
他の組織内でも)形成される。このポリペプチド(IGF−I)は、hGHによ
り誘発されるプロセスにおいて有意な媒介の役割を果たす(Merimee T. J. 及び
Grant M.B. ; 成長ホルモン及びその障害。「Principles and Practice of En
docrinology and Metabolism」中。Becher K.L. Philadelphia, J.B. Lippircot
t Company 編、p125〜134、1990)。
【0022】 人間における最も最近の発見事実は、hGH欠乏症を患う患者において組換え
体産生hGH(r−hGH)の置換の下で、NO(酸化窒素)の全身的増加がみ
られるということを示している。(Boger R.H. et al. ; 酸化窒素が、後天性
成長ホルモン欠乏症患者における組換え型成長ホルモンの血流力学効果を媒介し
得る。J. Clin. Invest 98:2706−2713、1996)。このNO−c
GMP経路は、陰茎勃起を達成する上で非常に重要なプラスの意義を提示してい
る(Burnett A.L. et al. :酸化窒素:陰茎勃起の生理学的媒介物質。Science
257:905、1993)。同様に、ラットを用いた動物実験から誘導された
最近の発見事実は、hGHの置換の下で、陰茎背神経及びCC内のNOS(酸化
窒素シンターゼ)含有神経(NOを生成する)の増大が発生することを示すこと
ができた。これは数週間前に始まった神経原性損傷にもかかわらず起こった(Ju
ng G.W.et al. ;成長ホルモンが、ラットにおける海綿体神経切断術の後の酸化
窒素シンターゼ含有陰茎神経の再生を増強する。J. Urol.160;1899−1
904、(998)。特許WO98/43361(ヒトの勃起機能不全及びその
治療方法)は、これらの結果に由来するものであり、異なる病因の神経原性勃起
機能不全(広範な骨盤手術又は骨盤外傷、糖尿病、アルコール依存症及び老化過
程を受けた身体条件)の予防及び治療のためのhGH療法の適用について記述し
ている。
【0023】 人間のモデルに関する我々の発見事実は、性的刺激、hGHの増加及び陰茎勃
起の間のプラスの因果関係を初めて示している。ED患者におけるhGH増加の
減少(往々にして完全な欠如)は、このホルモンの重要性を強調している。in v
itroデータは、NO−cGMP経路がhGHによって活性化され、CCの弛緩を
導き、かくして陰茎勃起を結果としてもたらすという結論を導き出している。
【0024】 全ての性的機能障害患者(両方の性別)のための適切な療法には、基底hGH
濃度を決定するための末梢血標本が含まれる。この形態の療法は、潜在的な病因
(単複)とは無関係に着手される。この後に、刺激されたhGH濃度を検出する
ために、性的刺激(視聴覚、触覚)下でさらなる血液標本を採取する。性的刺激
に対する反応(例えば潤滑、陰茎勃起)が不充分であるか全く無い場合及びhG
H濃度の増加が不適切である場合、一定期間(例えば2〜6カ月)中hGHでの
連続的かつ厳密に制御された療法を行なうべきである。
【0025】 療法のための適切な薬学的調製物としては、錠剤、カプセル又は乳剤といった
ような経口摂取のための固体又は液体投与形態、硬膏剤、クリーム、ジェル、ロ
ーション又は経皮フィルムといったような注入又は非侵襲性の適用又は経皮局所
施用系のための非経口投与形態がある。療法を成功させるための投与量は、用量
単位あたり0.01〜500mgの間にあり、推奨されるのは0.1〜100mgの間
である。
【0026】 治療成果の改善は、hGH以外にGH刺激を導き、GH類似効果を誘発するか
又はIGF−Iの放出を促進する物質の相乗的組合せを含有する医薬品組合せを
投与することによって達成できる。
【0027】 これらの物質は1つの特定の医薬品に組合わされなくてもよく、同時に摂取す
るか又は特定の治療行程に従って別々に摂取するべき別々の適切な生薬調製物の
形で投与することも可能である。専門家は、患者に対し、適切な用量又はどんな
組合せで医薬品を摂取するべきか、と同様、考えられる最高の治療成果を確実に
するためにどんな物質が投与されるべきかについて指導し情報提供することが不
可欠である。その上、個々の患者を相応に治療するために、列挙された物質のう
ちのいくつかを組合わせることも許される。
【0028】 GH刺激を達成するために組合せ療法として使用するのに適した物質は、専門
家にはなじみ深いものである。例えば、アルギニン、アルファ1及びアルファ2
−アゴニスト例えばクロニジン、ノルエピネフリン又はサルブタモール、グルカ
ゴン、ピリドスティグミン、ガラニン、GH放出ホルモン、NPY(神経ペプチ
ドY)及びドーパミンアゴニスト例えばアポモルフィン、キンピロール又はカベ
ルゴリンなどである。
【0029】 GH類似効果を誘発する適切な物質には、例えばGHRP(成長ホルモン放出
ヘキサペプチド、ヘキサレリン)、GH放出ペプチド1,2,6及び成長ホルモ
ン放出ペプチドの非ペプチド作動性アゴニスト例えばMK0677、EP513
89(2−メチルアラニル−2−メチル−D−トリプトフィル−2−メチル−D
−トリプトファンアミド)、L692429(3−アミノ−3−メチル−N−〔
(3R)−2,3,4,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1−〔〔1H−テトラ
ゾル−5−イル〕〔1,1′−ビフェニル〕−4−イル〕メチル〕−1H−1−
ベンザゼピン−3−イル)ブタンアミド)又はL692585(3−〔〔2R〕
−2ヒドロキシプロピル〕アミノ〕−3−メチル−N−〔(3R)−2,3,4
,5−テトラヒドロ−2−オキソ−1−〔〔2′−(1H−テトラゾル−5−イ
ル)〔1,1′−ビフェニル〕−4−イル〕メチル〕−1H−1−ベンザゼピン
−3−イル〕−ブタンアミド)が含まれる。
【0030】 IGF−I放出を促進する適切な物質としては、例えば、カンナビノイド例え
ばHU−210(3−(1,1−ジメチルヘプチル)−6a,7,10,10a
−テトラヒドロ−1−ヒドロキシ−6,6−ジメチル−6H−ジベンゾ〔b,d
〕ピラン−9−メタノール)又はセロトニン受容体アゴニスト例えば8−OH
DPAT(8−ヒドロキシ−2−ジプロピルアミノ)テトラリン);又はSC5
3116(4−アミノ−5−クロロ−N−〔〔(1s,7aS)−ヘキサヒドロ
1H−ピロリジン−1−イル〕メチル〕−2−メトキシ−ベンズアミド)がある
【図面の簡単な説明】
【図1】 陰茎の弛緩、腫脹、硬直及び腫脹減退中の健康な男性の海綿体(CC=Corpus
cavernosum)及び体血(CV=肘脈)中の成長ホルモンレベルの推移。全ての
データは、平均±平均の標準偏差としてng/Ml単位で示されている。
【図2】 勃起機能不全患者の海綿体(CC)及び肘脈(CV)から異なる陰茎条件(弛
緩、腫脹、腫脹減退)の間に採取した血液標本中のhGH結成レベルの推移。
【図3】 組換え型ヒト成長ホルモンの累積的添加により誘発されたin vitroでのヒト海
綿体片の弛緩。各点は、最大ノルエピネフリン−HCl誘発圧力の百分率として
表わされn=12の決定の平均±平均の標準偏差を表わす。
【図4】 分離したヒト海綿体平滑筋片における、cGMPの組織レベルに対する組換え
型ヒト成長ホルモン(rhGH)及びナトリウムニトロプルシド(SNP)の刺
激効果。各棒は、n=3〜6の決定平均±平均の標準偏差を表わす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AU,BA, BB,BG,BR,CA,CN,CR,CU,CZ,D M,DZ,EE,GD,GE,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR, LT,LV,MA,MG,MK,MN,MX,NO,N Z,PL,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA ,US,UZ,VN,YU,ZA (72)発明者 シュティーフ,クリスティアン・ゲオルク ドイツ国、デー−30966 ヘンミンゲン、 レーメンブライテン 6 (72)発明者 ユッケルト,シュテファン ドイツ国、デー−30827 ガルプセン、エ ーリヒ−オレンハウアー−シュトラーセ 3 (72)発明者 ヨーナス,ウド ドイツ国、デー−30625 ハノーヴァー、 ショーペンハウアー−シュトラーセ 27 Fターム(参考) 4C084 AA02 AA19 DB22 MA02 NA14 ZA81

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 性的刺激中におけるhGH濃度増加が不足している場合の原
    因療法により処置されていないあらゆる病因による及びhGH不足を伴うあらゆ
    る病因による性欲の欠如又は喪失、オルガズムに関連する問題、潤滑機能不全、
    勃起機能不全、といったような女性及び男性の性的機能障害の治療のための医薬
    品製造を目的とする成長ホルモンの使用。
  2. 【請求項2】 GH刺激を導く物質と組合わせた、請求項1に記載の成長ホ
    ルモンの使用。
  3. 【請求項3】 GH類似効果を誘導する物質と組合わせた、請求項1に記載
    の成長ホルモンの使用。
  4. 【請求項4】 IGF−1の放出を促進する物質と組合わせた、請求項1に
    記載の成長ホルモンの使用。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のGH刺激を導く物質の使用。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のGH類似効果を誘導する物質の使用。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のIGF−Iの放出を促進する物質の使用。
  8. 【請求項8】 性的刺激中におけるhGH濃度増加が不足している場合の原
    因療法により処置されていないあらゆる病因による及び、hGH欠損を伴うあら
    ゆる病因による性欲の欠如又は喪失、オルガズムに関連する問題、潤滑機能不全
    、勃起機能不全、といったような女性及び男性の性的機能障害の治療のための成
    長ホルモンの使用。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のGH刺激を導く物質の使用。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のGH類似効果を誘発する物質の使用。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載のIGF−Iの放出を促進する物質の使用
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