JP2003502114A - 芳香放出装置およびアロマ貯蔵体(芳香チップ) - Google Patents

芳香放出装置およびアロマ貯蔵体(芳香チップ)

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JP2003502114A JP2001504428A JP2001504428A JP2003502114A JP 2003502114 A JP2003502114 A JP 2003502114A JP 2001504428 A JP2001504428 A JP 2001504428A JP 2001504428 A JP2001504428 A JP 2001504428A JP 2003502114 A JP2003502114 A JP 2003502114A
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シュテファン リュッツ
ゲルハルト プロブスト
ペーター シャッツ
クリスティアン ブロイ
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シュテファン リュッツ テクノロジーズ
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Abstract

(57)【要約】 本発明はアロマ貯蔵体、アロマ貯蔵体を制御するための受信モジュールを有する制御ユニット、およびアロマ貯蔵体から芳香またはアロマ雲霧を発生、放出するための放出ユニットから成る芳香放出装置に係わる。この装置はユーザが身につけたり、身近に置いたりできるように小型に構成されている。放出ユニットは直接放出方式で、即ち、キャリヤガスの助けを借りずに装置内に貯蔵されている制御下の芳香を放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は請求項1に前提条件として記載の芳香放出装置、およびアロマ貯蔵体
(芳香チップ)、特にこの装置と併用して芳香を放出するのにりようされるアロ
マ貯蔵体に係わる。
【0002】 映画館、劇場、コンサートホールにおいて、視覚的および/聴覚的な上演の感
覚的効果を高めるため、特定の視覚的および/聴覚的な内容、場面にぴったりの
芳香を同期的に供給する方法はEP 0611 476 B1から公知である。
芳香の供給は空気をキャリヤガスとして行われる。そのため、劇場などの座席に
小規模の導管を敷設し、肘掛や前列座席の背もたれに空気放出口を設ける。放出
自在な固形または液状の補給芳香剤が、圧搾空気供給源からの空気流と接触して
放出される。観衆または聴衆全体に対して、芳香キャリヤガスとして使用される
空気量は1リットル/秒以下、好ましくは0.3〜0.00001リットル/秒
である。
【0003】 映画館、コンサートホール、劇場に芳香を放出するこのようなシステムは設置
コストが大きく、投資コストは、充分な製品が市場に溢れている場合にのみ見返
りがある。逆に、充分な設備がある劇場などがある場合にのみ、この種の製品が
製造される。
【0004】 EP 061 147 6B1 から分離されたEP 0 732 132 A2
は、空気をキャリヤガスとする芳香放出システムを開示しており、ここでは配管
を固設する必要はなく、特定の視覚的および/または聴覚的内容もしくは場面と
同期的に可動ユニットから芳香が供給される。この可動ユニットはいわゆる芳香
コンポーザを含み、コンポーザは芳香ミキサーロールで芳香基本成分から所要の
芳香を調合する。芳香コンポーザ内に設けた小型のタンジェンシャルブロワーで
空気流を起こし、芳香ミキサーロールを通過する時この空気流が芳香基本成分か
ら所要の芳香を取出し、調合する。芳香コンポーザは用途に応じて小部屋で使用
するのに適し、スライド、ビデオ、テレビなどを観賞するのに適している。この
場合、ビデオ装置またはテレビ受像機にミキサーロール制御装置を接続し、特定
の場面に対応する規則パルスを無線信号を介して受像機に送ることができる。
【0005】 本発明の目的は、内容や場面に応じた芳香を放出することができ、設置コスト
をかけずにユーザが個々に利用でき、最少量のアロマもしくは芳香剤ですむから
衛生上の配慮が不要な芳香放出装置を提供することにある。この装置は単一のま
たは一連の芳香を放出するのに好適であり、放出すべき芳香を手動で、または信
号伝送によって、例えば、インターネットを介して入力できる。本発明はまた、
量産物品として製造でき、芳香放出装置と併用できるアロマ貯蔵体(芳香チップ
)の提供をも目的とする。
【0006】 この課題は、本発明によれば、請求項1の特徴部に記載されたような、芳香を
放出するための装置により、解決される。本発明の別の構成は請求項2以下に記
載されている。本発明によるアロマ貯蔵体(芳香チップ)は、請求項27および
その従属請求項に記載されている。
【0007】 本発明による装置の場合、芳香の放出のために、例えば空気のようはキャリヤ
ガスは使用されず、この放出は例えばマイクロ調量ポンプおよび噴霧、または蒸
発によって、直接行われる。このように発生させられた芳香またはアロマ雲霧は
、体温に基づく自然対流によって、使用者の鼻へ上昇する。その強度は、知覚限
界を上回っており、これにより芳香またはアロマ雲霧は所望の嗅覚的な刺激を与
える。
【0008】 この装置は使用者の身体に着用され、ブローチのように胸につけたり、チェー
ンのように首にかけたり、ボールペンのように、外側の胸ポケットに差し込むこ
とによって着用される。この装置はその他の形式で使用者の近くに配置されても
よい。この場合、装置は例えば椅子の肘掛け(または旋回して広げることができ
るアーム)に固定される。芳香およびアロマ量は、鼻に近づけることによってわ
ずかな量で働く。自然対流に基づく芳香またはアロマ雲霧の上昇運動を支援する
ために、装置には、小さな送風器と、場合によってはヒータ装置とが対応配置さ
れてよい。ヒータ装置の作用により、いくつかの芳香はより完全に広げられる。
【0009】 知覚したあと、芳香/アロマ雲霧は周辺空気によって気化する。芳香/アロマ
雲霧の強度は、知覚限界を下回ると急速に低下する。さらに、嗅覚の適合現象に
より、感覚の刺激が終えられる。これにより、時間的に正確に制限された嗅覚体
験が可能となる。
【0010】 制御装置は、付加的に信号またはクロックパルス発生ユニットによって外部で
制御するための受信モジュールとともに、それぞれの上演に同期する、適切な芳
香を放出することを可能にする。使用場所には、複雑な組み付け作業または改造
作業は必要でない。ただ付加的な信号またはクロックパルスユニットが前置され
ればよい。装置自体はバッテリーまたはアキュムレータによる独立した給電装置
を有している。芳香およびアロマは、貯蔵体から個別かつ直接に、周辺空気内に
導出する。この場合、共通の管路およびノズルによる案内は行われない。これに
より、付加的なクリーニング処置は省かれる。システムに起因して、圧縮空気に
よる支援は必要でなくなる。したがって、妨害ノイズの問題は生じない。小型化
することによって、装置は、目立たないまたは魅力的なアクセサリーの形で、使
用者によって着用され、または、使用者のすぐ近くに組み付けられ、クランプ固
定されまたはクリップ固定されることが可能である。
【0011】 本発明による装置は、メディア向け用途に限らず、新しい次元として、個人用
にも業務用にも使用される。用途の例は次の通りである:ショッピング、リラッ
クス、瞑想、ビデオゲーム、テレビ、ビデオ、コンピュータシミュレーション、
インターネット、映画、演劇、展覧会など。
【0012】 芳香/アロマ雲霧、ひいては芳香貯蔵量を少量に保つ可能性は、使用者の呼吸
に同期して芳香を放出することにある。この放出サイクルは約6〜8秒である。
芳香は、芳香解放時間および芳香の平均的な鼻への流動時間を算出しながら、芳
香が吸気動作中、鼻に達することができる場合にだけ、放出される。呼吸動作と
のこのような関連は、使用者の例えば入眠状態を確認するため、「目覚まし効果
」のある芳香を放出するためにも利用される。
【0013】 図1aおよびbに、業務用、例えば映画館で使用される、または、個人用、例
えばテレビ観賞またはインターネットで使用される、本発明による装置を示す。
システム全体は、定置の送信ユニットと、それぞれ受信モジュールを備えた任意
の数の本発明による装置とから成っている。送信ユニットは付加的に、クロック
パルス発生器を形成している。すなわち、送信ユニットは、対応する映写機また
はクロックパルス発生器に接続されている。芳香/アロマシーケンスを制御する
ために、信号、例えばタイムコードなどが使用される。しかし本発明による装置
は、スタンドアローンモードのように、外部の制御なしで作動することもできる
【0014】 装置自体は、嗅覚体験を与えるための可動のシステムである。このシステムは
図2に示したように、ほぼ4つの異なる構成群、つまり、受信モジュールを備え
た制御ユニットと、給電装置(エネルギー貯え器)と、アロマ貯蔵体と、芳香ま
たはアロマ雲霧を発生させかつ放出するための放出ユニットとから成っている。
小型化することによって、装置はほぼブローチまたはボールペンの大きさを有す
ることができ、図3に示したように、使用者が身体に着用することができる。
【0015】 アロマ濃縮物は気体、液体、固体(ペースト状)形状で、またはゲルとして、
アロマ貯蔵体に貯えることができる。芳香またはアロマ雲霧の放出および発生は
、アロマ濃縮物の貯蔵形式に応じて、キャリヤガスの補助なしで、すなわち、マ
イクロ加熱素子もしくはレーザエネルギーまたはマイクロ調量ポンプによって蒸
発させるか、以下の図面に関連して詳しく説明するように、弁の制御によって行
われる。
【0016】 本発明による装置の中心は、アロマ貯蔵体、および、芳香またはアロマ雲霧を
発生させかつ放出するための放出ユニットである。
【0017】 アロマ貯蔵体は図4に示したように、アロマ補給カートリッジであってよい。
このカートリッジは4つの個室1に、必要とされるアロマ濃縮物2を貯える。個
室1には、用途に応じて、同じまたは異なるアロマ濃縮物が充填されてよい。作
動時にアロマ濃縮物が連続的に流れることを保証するために、個室1の上側には
、空気抜き開口3が取り付けられている。したがって、各個室1内部には、保護
ダイヤフラムまたはホイル4によって、アロマの不所望な放出が阻止される。制
御のために、カートリッジの個室には、電子読み出し可能な目印が取り付けられ
てよい。この目印は芳香の種類、濃度および製法に関する案内を提供する。アロ
マ濃縮物は出口開口5を通して放出される。
【0018】 アロマ補給カートリッジは特に、アロマ濃縮物が液状の場合にこれを保管する
のに役立つ。気体を保管する場合には、個室は圧力室を形成し、この場合、空気
抜き開口および保護ダイヤフラムは省かれる。出口開口は、破断可能な開口また
は制御弁によって閉じられていなければならない。
【0019】 アロマ貯蔵体は、マイクロチップの形、または、例えば図5に示した、芳香剤
貯蔵箇所を有するチップカード(芳香チップ)として形成されることが好ましい
。アロマはチップ6もしくは支持体において、小さなマイクロ室またはマイクロ
タンク7に、または、小さな貯蔵箇所に、液体、固体、ゲル、または気体として
貯蔵される。特に、液状/気体の貯蔵の場合、または、ゲルとしての貯蔵の場合
、アロマまたは芳香剤は、保護層またはホイル8の下に保護されたて、収納され
ている。装置内では、例えば芳香剤の熱的および/または電気化学的な放出のた
めに、芳香剤貯蔵箇所に、制御ユニットによって制御可能なそれぞれ1つの素子
が対応配置されている。室7もしくは貯蔵箇所の下方に位置するヒータ素子9を
加熱することにより、アロマ濃縮物は蒸発し、この際に生じる圧力によって、保
護ホイル8は破裂させられる。滴状でのアロマ濃縮物の放出は、ガス透過性のダ
イヤフラム(Goretex(登録商標))によって阻止することができる。蒸
発動作によって、アロマ放出と同時に、芳香またはアロマ雲霧が発生させられる
。特に破裂する保護ホイル8を有している場合、アロマ貯蔵箇所7は一回きりの
使用に役立つ。すなわち、貯蔵箇所の制御および蒸発の後、現存のアロマ濃縮物
は実質的に使い古されている。頻繁に使用される芳香のためには、多くの貯蔵場
所が同一のアロマ濃縮物に割り当てられることになる。芳香の強度を増大するに
は、同時に複数の貯蔵箇所7を作動させることができる。上演終了後、一般的に
はチップもしくはチップカードは交換される。
【0020】 規定の条件下で条件下で例えば発熱反応を引き起こすために、芳香剤貯蔵箇所
に試薬を対応配置することもできる。装置において、芳香剤貯蔵箇所には、試薬
のためのこのような規定された条件を満たすために、制御ユニットによって制御
可能なそれぞれ1つの素子が対応配置されている。
【0021】 図6において、芳香チップの好ましい変化実施例を示す。芳香チップは、液状
、ゲル状または固体状の芳香剤のための支持体として形成された多孔体と、芳香
剤を熱的に解放する解放部と一緒に働く。低廉な芳香支持体ホイル20(例えば
PTFEホイルまたは厚紙のような樹脂/プラスチックホイル)の上または内部
には、多孔体21がわずかな量で千鳥格子状に取り付けられている。
【0022】 図6a)の場合、芳香支持体ホイル20はパーフォレーションを施されており
、多孔体21はプラグの形式でそれぞれのパーフォレーション孔を上方から塞い
でいる。パーフォレーション孔を有するホイル20の下面は薄いホイル22で密
封されている。こうして形成された中空室23は、互いに異なる液状の芳香剤の
ためのリザーバとして役立つ。芳香剤は多孔体内に散乱している。不所望な「香
り抜け」を阻止するために、多孔体21の上面は例えばワックスによって密封さ
れていてよい。方向支持体20〜23の下方には、装置内で、高熱導電性のAl セラミック上に、高出力赤外レーザ24(VCSEL)が、相応の千鳥格
子状構造で取り付けられている。ここのレーザユニットは約0.35 x 0.
35mmの大きさを有している。スクリーン印刷技術で製造された回路を介して
、レーザユニットは個別に制御することができる。
【0023】 図6b)の場合、個々の多孔体部分21は、互いに異なる芳香剤を吸い込むか
、または固体堆積物の形の芳香剤で覆われている。薄い芳香支持体20の下方に
は、装置内で、セラミックまたは鋼基板上に、互いに別個に制御可能な抵抗25
がスクリーン印刷技術により、取り付けられている。約0.5 x 0.5mm
の大きさのこれらの抵抗は、AqPb導線を介して千鳥格子状に、個別に応答さ
せられ、電気的に加熱される。
【0024】 図6c)およびd)の場合、図6aに示したような多孔体21が、支持体ホイ
ル20のパーフォレーション孔内に設けられている。多孔体に吸い上げられた芳
香剤が支持体ホイル20内に散乱するのを回避するために、また、熱エネルギー
を収束するために、多孔体はアルミニウムシャーレ20’(図6c)内もしくは
アルミ蒸着されたプラスチックシャーレ20’’(図6d)内に埋め込まれてい
る。図6cの場合、電気的な分離層20’’’、例えばエナメル層が支持体ホイ
ル20の下面に被着されており、これにより、導電性のアルミニウムシャーレ2
0’を、その下方に取り付けられたヒータ素子24,25から電気的に分離する
。アルミニウムまたはプラスチックシャーレ20’もしくは20’’が相応の安
定性を有している場合、支持体ホイル20は省くことができる。
【0025】 図6e)の場合、多孔体部分は樹脂/プラスチック支持体20内に、図6f)
の場合は、熱導電性の材料20’’’、例えばAl(Bauxit)を有
する接着シリコーン内に埋め込まれている。
【0026】 機能原理は次の通りである: 図6a)の場合、赤外レーザダイオードが収束された光エネルギーを発射する
。このエネルギーは、芳香支持体機構内で多孔体によって吸収され、熱に変換さ
れる。導入された熱エネルギーは、多孔体を芳香剤とともに加熱し、次いで、芳
香剤が蒸発し、ひいては芳香分子が解放される。レーザ出力および加熱時間を変
更することにより、芳香剤量の調量、ならびに、芳香剤の繰り返しの導出が可能
である。
【0027】 図6b)の場合、ヒータエレメントが加熱され、次いで、接触している芳香支
持体機構に、熱の形のエネルギーを与える。導入された熱エネルギーは、多孔体
を芳香剤とともに加熱し、次いで、芳香剤が蒸発し、ひいては芳香分子が解放さ
れる。レーザ出力および加熱時間を変更することにより、芳香剤量の調量、なら
びに、芳香剤の繰り返しの導出が可能である。
【0028】 特に図6に示したアロマ貯蔵体(芳香チップ)は、大量生産品として極めて低
廉に製造可能である。このアロマ貯蔵体は、約1mmの厚さにおいて、約30
x 40mmの大きさに最小化され、ひいては、例えばプログラム誌に入れて簡
単に発送することができる。使用者は適切なチップを、芳香を放出するための装
置内に挿入するだけでよい。これにより、相応のプログラム(またはスポットコ
マーシャル)を受け取ったときに、芳り効果を楽しむことができる。説明した芳
香チップ上には例えば、100〜400個の多孔体部分、ひいては芳香剤部分を
収納することができる。約10秒間香りを楽しむためには、1つの多孔体部分あ
たり、吸い込み能力は0.1〜0.3μlあれば十分である。
【0029】 アロマ補充カートリッジに液状の芳香剤を貯蔵する場合、芳香またはアロマ雲
霧を発生させかつ放出するための放出ユニットが必要となる。このような放出ユ
ニットは、多種多様な技術によって構成することができる。主として、放出ユニ
ットは2つの機能構成群、すなわち、ポンプユニット(気体の貯蔵には必要ない
)と噴霧または蒸発ユニットから成っている。
【0030】 ポンプユニットを実現するために、マイクロヒータ素子または圧電素子が使用
される。噴霧ユニットは従来どおり機械的なノズルから成っていてよく、または
、静電特性または超音波を利用して実現されてもよい。蒸発ユニットは、マイク
ロヒータ素子によって実現される。放出ユニットが空になることは、ノズル内の
強い毛管力によって阻止される。装置がスイッチオフされると、ノズルには機械
的にキャップをかぶせることができ、これにより、アロマの緩慢な放出が阻止さ
れる。
【0031】 次いで、液状のアロマ濃縮物のためのいくつかの放出ユニットを、図7〜11
に関連して説明する。図7は、液状のアロマ濃縮物を放出するための、圧電素子
19をベースにしたマイクロ調量ポンプを示している。このような圧電素子10
によって、アロマ濃縮物が機械的にポンピングされる。電圧パルスが印加される
と、圧電素子10は上方に向かって跳ね上がり、液体を吸い込む。次いで、圧電
素子はその元の位置に戻り、機械的な噴霧ノズル11を通してアロマ濃縮物をポ
ンピングする。
【0032】 図9および10は、圧電素子10をベースにした相応のマイクロ調量ポンプを
示している。機械的な噴霧ノズル11の代わりに、図9では、超音波噴霧装置1
2もしくは静電噴霧装置13が示されている。超音波もしくは静電噴霧は周知の
技術なので、詳しい説明は割愛する。
【0033】 図8は、加熱式のアクチュエータをベースとするマイクロ調量ポンプによる液
状のアロマ濃縮物の放出を示す。微小な「料理用鉄板」上でアロマ濃縮物が蒸発
させられる。したがって加熱式のアクチュエータは、アロマ濃縮物の後ポンピン
グに役立つ。アロマ濃縮物を選択するには、残渣のない蒸発に留意しなければな
らない。
【0034】 開始時にはまず、ヒータエレメント15が放出ノズル15の近くで作動され、
これにより、この場所に位置する液体を蒸発させ、アロマ雲霧として放出する。
蒸発器が空になったあと、ヒータエレメント16の作動によって、供給部で液体
が後ポンピングされる。ヒータエレメントが冷却されたあと、新しいアロマ濃縮
物が毛管力によって後吸い込みされる。アロマ量を調量するために、圧電素子を
有する実施例の場合と同様に、説明したサイクルが任意に何度も繰り返されてよ
い。アロマ濃縮物の加熱は、抵抗加熱によって、誘導式に、マイクロ波などをベ
ースとして行われてよい。
【0035】 加熱式のアクチュエータをベースとしたマイクロ調量ポンプは、インクジェッ
トプリンタの周知の原理に基づいて作業することもできる。放出ノズル内で、ノ
ズル開口から間隔を置いて、ヒータ素子によって蒸気送風器が形成される。この
送風器は、液体の滴、ここではアロマ濃縮物を、外部に搬送する。この液体の滴
は噴霧されるか、または蒸発させられてよい。
【0036】 図11は、圧電弁制御装置による気体状のアロマ濃縮物の放出を示している。
アロマ濃縮物は気体状で、加圧されて貯蔵されるか、または、ヒータ素子によっ
て、アロマ液状貯蔵体の出口に、気体状のアロマ濃縮物が短時間形成されてもよ
い。圧電素子17は、静止状態において、対応配置されたシール部材19によっ
て放出開口18を閉鎖する。電圧パルスが引火されると、圧電素子17が上方に
向かって跳ね上がり、放出開口18を開放するので、受圧下のアロマ濃縮物が流
出する。多様なパルスによって、アロマ量を調量することができる。アロマ雲霧
の発生は、超音波または静電気をベースとした機械的な噴霧ノズルによって、あ
らかじめ行うことができる。
【0037】 図12に概略的に示したように、使用者の呼吸動作と芳香放出とを同期させる
ことによって、芳香/アロマ雲霧、ひいては芳香貯蔵量をわずかに保つことがで
きる。芳香放出器29には、フィルタ27と評価ユニット28とを備えた加速度
センサ26が対応配置されている。この評価ユニットは、使用者の目下の呼吸周
波数を分析し、ひいては次の吸気動作をあらかじめ算出することができる。アロ
マ解放時間および芳香の鼻への平均的な流動時間を算出しながら、ウェイトおよ
びゴー信号が芳香放出器29に供給される。したがって、芳香は、鼻が吸気動作
にあるときだけ、解放される。このことには次のような利点がある: −香りの印象を与えるに必要な芳香剤が約3分の1だけ節減される、 −隣人に不所望な香りを与えるリスクが小さくなる、 −芳香放出器のエネルギー消費が低くなる、 −呼吸分析を利用することができ、これにより、芳香が着用者に気に入られたか
どうかを認識して、次いで調量を適合することができる。
【図面の簡単な説明】
本発明の詳細を添付図面に沿って以下に説明する。
【図1】 図1aおよび1bは例えば映画館などに業務用として使用される場合と、例え
ばテレビやインターネットなどに私的に用いられる場合とにおける本発明装置を
略示する。
【図2】 本発明装置の構成を略示する。
【図3】 本発明装置をユーザの胸元に取付けた状態を示す。
【図4】 アロマ補給カートリッジの構成を略示する。
【図5】 アロマ貯蔵チップの構成を、貯蔵部を拡大して略示する。 a)休止状態 b)加熱状態 c)アロマ雲霧放出
【図6a】 香料含浸手段として多孔材を使用したアロマ貯蔵体(芳香チップ)の他の好ま
しい実施例を略示する。IR−レーザで加熱
【図6b】 香料含浸手段として多孔材を使用したアロマ貯蔵体(芳香チップ)の他の好ま
しい実施例を略示する。抵抗−ヒータ素子で加熱
【図6c】 香料含浸手段として多孔材を使用したアロマ貯蔵体(芳香チップ)の他の好ま
しい実施例を略示する。それぞれアルミシャーレおよびアルミ蒸着プラスチック
シャーレを介して多孔材を支持ホイルから隔離
【図6d】 香料含浸手段として多孔材を使用したアロマ貯蔵体(芳香チップ)の他の好ま
しい実施例を略示する。それぞれアルミシャーレおよびアルミ蒸着プラスチック
シャーレを介して多孔材を支持ホイルから隔離
【図6e】 香料含浸手段として多孔材を使用したアロマ貯蔵体(芳香チップ)の他の好ま
しい実施例を略示する。樹脂製またはプラスチック製支持体に多孔材を埋め込む
【図6f】 香料含浸手段として多孔材を使用したアロマ貯蔵体(芳香チップ)の他の好ま
しい実施例を略示する。熱伝導塊に埋め込む
【図7】 機械的スプレーノズルを有する圧電式アクチュエータに基づく調量ポンプを拡
大して略示する。
【図8】 放出すべき香料を蒸発させるためのマイクロヒータを有する加熱式アクチュエ
ータに基づく調量ポンプを拡大して略示する。
【図9】 超音波スプレー装置を有する圧電式アクチュエータに基づく調量ポンプを拡大
して略示する。
【図10】 静電スプレー装置を有する圧電式アクチュエータに基づく調量ポンプを拡大し
て略示する。
【図11】 圧電弁−制御装置によるガス状アロマ濃縮物放出を拡大して略示する。
【図12】 呼吸同期芳香解放の簡略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CU,CZ,DK,DZ,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブロイ クリスティアン ドイツ国 デーー85748 ガルヒング シ ュタイニンガー ヴェーク 8 (72)発明者 ヴァーゲンゾナー ハインツ ドイツ国 デーー84101 オーバーシュス バッハオーバードルフシュトラーセ 11 Fターム(参考) 4C002 AA01 AA03 AA06 BB05 CC01 DD01 EE10 FF01 KK04 4C080 AA04 BB03 CC01 HH02 HH03 HH05 HH09 JJ01 KK03 KK04 LL01 QQ11 QQ12

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アロマ貯蔵体と、アロマ貯蔵体を制御する制御ユニットと、アロ
    マ貯蔵体から芳香もしくはアロマを発生させ、放出させる放出ユニットから成る
    芳香放出装置であって、携帯またはユーザの身近に配置できる小型の移動体ユニ
    ットとして構成され、放出ユニットが、制御下に装置内に貯蔵されている香料を
    直接放出によって、即ち、キャリヤガスの助けを借りずに放出することを特徴と
    する前記装置。
  2. 【請求項2】 放出装置が、制御下に装置内に貯蔵されている香料を、外気中へ
    直接的に、即ち、装置に負荷を加えることなく放出することを特徴とする請求項
    1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 放出ユニットが、制御下に装置内に貯蔵されている香料を、ユー
    ザの呼吸と同期させて放出することを特徴とする請求項1または2に記載の装置
  4. 【請求項4】 アロマ貯蔵体を、香料貯蔵部を有する、制御ユニットによって制
    御可能なマイクロチップまたはチップカード(香料チップ)として構成したこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 香料貯蔵部を有する香料チップを交換部品として構成したことを
    特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 香料チップが支持体を有し、この支持体中にまたは支持体上に、
    液状、ゲル状またはガス状で、または固形材の形態で香料を設けたことを特徴と
    する請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 香料チップが多孔材を配した支持体を有し、この支持体中にまた
    は支持体上に、液状、ゲル状または固形物堆積層の形態で香料を結合したことを
    特徴とする請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 香料チップがマイクロタンクとして構成された支持体を有し、こ
    れに香料を液状、ゲル状またはガス状で収容し、保護層で被覆したことを特徴と
    する請求項5に記載の装置。
  9. 【請求項9】 例えば一定の条件下で発熱反応を起こさせる試薬を香料貯蔵部に
    設けたことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 装置の香料貯蔵部のそれぞれに、制御ユニットの制御下に香料
    を放出させる素子を設けたことを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 装置の香料貯蔵部のそれぞれに、制御ユニットの制御下に香料
    を加熱および/または電気化学的に放出させる素子を設けたことを特徴とする請
    求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 装置の香料貯蔵部のそれぞれに、制御ユニットの制御下にマイ
    クロタンクを破裂させる素子を設けたことを特徴とする請求項10に記載の装置
  13. 【請求項13】 装置の香料貯蔵部のそれぞれに、制御ユニットの制御下に試薬
    に定められた条件をもたらす素子を設けたことを特徴とする請求項9に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 香料を液状で香料補給カートリッジ内に貯蔵し、放出ユニット
    がこの貯蔵されている香料を調量ポンプを介して放出することを特徴とする請求
    項14に記載の装置。
  15. 【請求項15】 圧電式アクチュエータに基づく調量ポンプを設けたことを特徴
    とする請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 加熱式アクチュエータに基づく調量ポンプを設けたことを特徴
    とする請求項14に記載の装置。
  17. 【請求項17】 香料が液状またはガス状でアロマ貯蔵体中に貯蔵され、放出ユ
    ニットが圧電弁の制御下にガス状のアロマ濃縮物を放出することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 放出ユニットが、放出される香料を噴霧および/または蒸発さ
    せる手段を有することを特徴とする請求項14−17のいずれか1項に記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 放出ユニットが機械的スプレーノズルを有することを特徴とす
    る請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 放出ユニットが超音波式噴霧手段を装備していることを特徴と
    する請求項18に記載の装置。
  21. 【請求項21】 放出ユニットが静電式噴霧手段を装備していることを特徴とす
    る請求項18に記載の装置。
  22. 【請求項22】 放出ユニットに、放出される香料を蒸発させるためのマイクロ
    ヒータ素子を連携させたことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  23. 【請求項23】 放出ユニットに、放出される香料を蒸発させるためのマイクロ
    波ユニットを連携させたことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  24. 【請求項24】制御ユニットに、信号またはタクト発生ユニットにより外部制御
    するための受信モジュールを連携させたことを特徴とする請求項1〜23のいず
    れか1項に記載の装置。
  25. 【請求項25】 放出される芳香もしくはアロマの雲霧が自然の対流(体温)で
    上昇するのを補助するための小型送風器を特徴とする請求項1〜24のいずれか
    1項に記載の装置。
  26. 【請求項26】 放出される芳香もしくはアロマの雲霧を展開させるための加熱
    手段を特徴とする請求項1〜25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 【請求項27】 特に請求項1〜13のいずれか1項に記載の芳香放出装置と併
    用するためのアロマ貯蔵体(芳香チップ)であって、液状、ゲル状、ガス状また
    は固体状で芳香剤を支持または収容する支持体(20)を特徴とするアロマ貯蔵
    体(芳香チップ)。
  28. 【請求項28】 芳香剤を液状、ゲル状、または固形物堆積層として結合させる
    か、または収容する多孔体を設けたことを特徴とする請求項27に記載のアロマ
    貯蔵体(芳香チップ)。
  29. 【請求項29】 多孔材(20)を収容する窪み/穴を有する樹脂/プラスチッ
    クまたは板紙のホイルから成る支持体(20)を特徴とする請求項28に記載の
    アロマ貯蔵体(芳香チップ)。
  30. 【請求項30】 多孔材(21)を支持体材料(20)から隔離するための金属
    または金属蒸着プラスチック製シャーレ(20‘、20“)を特徴とする請求項
    29に記載のアロマ貯蔵体(芳香チップ)。
  31. 【請求項31】 支持ホイル(20)の下側に設けた電気絶縁層を特徴とする請
    求項30に記載のアロマ貯蔵体(芳香チップ)。
  32. 【請求項32】 シリコンまたは合成樹脂塊に多孔材を埋め込んだことを特徴と
    する請求項29に記載のアロマ貯蔵体(芳香チップ)。
  33. 【請求項33】 芳香剤を含浸させた多孔材(21)の上面を例えばワックスで
    シールしたことを特徴とする請求項28〜32のいずれか1項に記載のアロマ貯
    蔵体(芳香チップ)。
  34. 【請求項34】 芳香剤を液状、ゲル状またはガス状で収容するマイクロタンク
    を設けたことと、マイクロタンクを密閉する保護層とを特徴とする請求項27に
    記載のアロマ貯蔵体(芳香チップ)。
  35. 【請求項35】 例えば一定の条件下で発熱反応を起こすため、芳香剤に試薬を
    連携させたことを特徴とする請求項27〜34のいずれか1項に記載のアロマ貯
    蔵体(芳香チップ)。
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