JP2003501829A - プラズマ処理のための改良された基体支持体 - Google Patents

プラズマ処理のための改良された基体支持体

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JP2003501829A JP2001502150A JP2001502150A JP2003501829A JP 2003501829 A JP2003501829 A JP 2003501829A JP 2001502150 A JP2001502150 A JP 2001502150A JP 2001502150 A JP2001502150 A JP 2001502150A JP 2003501829 A JP2003501829 A JP 2003501829A
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Abstract

(57)【要約】 支持体(55)は、一次電極(70)をカバーしている誘電体(60)を含み、誘電体(60)は基体(25)を受入れるようになっている表面(75)と、誘電体(60)を通って延びる導管(160)とを有している。一次電極(70)の周縁(195)と導管(160)の表面(180)との間の誘電体(60)の部分の厚みは、基体(25)の処理中に、一次電極(70)がRF電圧によって帯電されてチャンバ(30)内にガスのプラズマが形成された時、導管(160)内にプラズマが形成される可能性を低下させるように十分に大きくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、チャンバ内においてプラズマ処理中の基体の支持に関する。
【0002】 (従来の技術) 集積回路は、チャンバ内の支持体上に基体を配置し、チャンバ内へガスを導入
し、そしてガスにRFエネルギを結合してガスにエネルギを与え、プラズマを形
成させることによって製造される。支持体は、典型的には、電極をカバーしてい
る誘電体からなる。電極にRF電圧を印加し、チャンバ内の対面する導体表面を
電気的に接地することによって、チャンバ内のガスにエネルギを与える。支持体
は、基体と誘電体との間の界面に熱伝達ガスを供給するためのガス導管、及び基
体を支持体上へ昇降させるリフトピンを保持するための他の導管のような、誘電
体と電極とを通って延びる1つ以上の導管を備えている。基体の上のプラズマに
(たとえ、導管によって作られた電極間隙を横切るとしても)比較的均一なレベ
ルのRFエネルギを結合できるようにするために、支持体内の電極の周縁または
端を可能な限り導管に接近させることが望ましい。しかしながら、電極の周縁を
導管に接近させると、RFエネルギが電極の周縁から導管内のガスへ電気的に結
合される恐れがある。このRF結合により、導管内のガスのイオン化、アーキン
グ、及びグロー放電がもたらされる。これは、導管表面、支持体、及び上に配置
されている基体の裏側にさえもスパッタリング、化学的腐食、及び熱的劣化を生
じさせるので望ましくない。
【0003】 導管内にプラズマが形成されることは、特にセラミック誘電体の支持体の場合
には問題である。化学的腐食に対する耐性、及び高温に耐える能力の故に、アル
ミナ製のセラミック支持体が漸増的に使用されてきている。しかしながら、セラ
ミック材料は脆く、小直径の導管を加工することが困難であるために、これらの
セラミック支持体は典型的に大直径の導管を有している。大直径の導管の場合に
は、導管内の間隙内にイオン化されたガス分子を加速するような長い通路ができ
る。通路が長くなると、帯電したガス種と他のガス分子とのエネルギ的衝突の数
が多くなり、導管内になだれ降伏及びプラズマ形成を生ずるようになる。
【0004】 従って、チャンバ内において基体を処理中に、支持体を通って延びる導管内に
アーキング、グロー放電、またはプラズマ形成が発生する可能性を低下させる支
持体に対する要望が存在している。また、チャンバ内における腐食及び熱的劣化
が少ない支持体に対する要望も存在している。更に、基体の表面全体により均一
なプラズマシースを発生させる支持体を提供することも望ましい。
【0005】 (発明の概要) 本発明は、基体を支持し、チャンバ内にガスのプラズマを形成させることがで
きる支持体を提供することによって、これらの要望を満足させる。本支持体は、
チャンバ内にガスのプラズマを形成させるように帯電可能な一次電極を備えてい
る。誘電体が一次電極をカバーしており、この誘電体は基体と、誘電体を通って
延びる導管とを受入れるようになっている表面を有している。一次電極と導管と
の間の誘電体の厚みは、導管内のプラズマの形成を減少させるように十分に大き
い。本支持体は、ガス分配器及び排気口を備え、支持体上に保持された基体を、
ガス分配器によって分配され排気口によって排気されるガスのプラズマによって
処理するチャンバに特に有用である。
【0006】 別のバージョンでは、本発明は支持体に関し、本支持体は、基体を受入れて基
体の下に第1のガスを供給する第1の手段、及びチャンバ内において支持体上の
基体の処理中に、基体の上に第1のガスのプラズマを形成し、導管内の第1のガ
ス内のプラズマの形成を減少させる第2の手段を備えている。
【0007】 更に別のバージョンでは、本発明は支持体に関し、本支持体は、基体を受入れ
るようになっている表面及び導管を有する誘電体を備えている。一次電極が誘電
体によってカバーされ、一次電極は、チャンバ内にガスのプラズマを形成させる
ように帯電可能であり、また導管の周りに周縁を有している。二次電極も誘電体
によってカバーされている。好ましくは、二次電極は、チャンバ内において支持
体上の基体の処理中に、一次電極の周縁から導管内のガスへのエネルギの結合を
抑圧する。
【0008】 更に別のバージョンでは、本発明は、基体処理チャンバに関し、本基体処理チ
ャンバは、チャンバ内へガスを供給することができるガス分配器と、基体を受入
れることができる表面を有し、内部を通る導管を有している誘電体と、誘電体の
下の一次電極及び二次電極と、チャンバ内において基体を処理中に、一次電極を
RF電位で帯電させてチャンバ内のガスのプラズマを維持し、二次電極を一次電
極に対して電気的にバイアスして導管内のプラズマの形成を減少させる電圧源と
を備えている。
【0009】 別の面では、本発明は、基体をチャンバ内に保持する支持体の製造方法に関す
る。本方法は、電極をカバーする誘電体を形成するステップ、及び誘電体内に導
管を形成するステップとを含み、電極の周縁と導管の表面との間の誘電体の厚み
は、チャンバ内において基体を処理中に電極がRF電圧によって帯電した時、導
管内のプラズマ形成を減少させるように十分に大きくする。
【0010】 更に別の面では、本発明は、支持体の製造方法に関し、本方法は、導管を含む
誘電体を形成するステップを含み、この誘電体は一次電極及び二次電極をカバー
している。一次電極はチャンバ内にガスのプラズマを維持するように帯電可能で
あり、二次電極はチャンバ内において支持体上の基体を処理中に、電極の周縁か
ら導管内のガスへのエネルギの結合を抑圧するような形状及びサイズである。
【0011】 本発明は、更に、チャンバ内において支持体上の基体を処理する方法に関し、
支持体は基体を受入れることができる表面を有する誘電体を備え、誘電体は一次
電極及び二次電極をカバーし、誘電体を通って延びる導管を含む。本方法では、
基体は誘電体の表面上に配置され、支持体内の一次電極はRF電位に維持されて
チャンバ内にガスのプラズマを維持する。二次電極は、一次電極に対して電気的
にバイアスされ、チャンバ内において基体を処理中に導管内のプラズマ形成を減
少させる。好ましくは、二次電極を電気的にバイアスするステップは、二次電極
を電気的に接地するステップからなる。
【0012】 以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、この説明から
本発明のこれらの特色、面、及び長所が明白になるであろう。
【0013】 (実施の形態) 図1は、エネルギを与えられたガス、即ちプラズマ内で半導体ウェーハのよう
な基体25を処理するための装置20を示している。一般に、装置20は、側壁
35、上壁45、及び基体25を保持する支持体55を載せている底部分50を
備えている。支持体55は一次電極70をカバーしている誘電体60を含み、誘
電体60はその上側に基体25を受入れるための表面75を有している。ガス源
82からのプロセスガス(即ち、第1のガス)は、基体25の周りに分布してい
る複数のノズル85を有するガス分配器80を通してチャンバ30内へ導入され
る。チャンバ30にRFエネルギを誘導的に、または容量的に結合することによ
ってガスにエネルギを与え、プラズマを形成させる。例えば、支持体55内の一
次電極70とチャンバ30の部分的に対面している導電性上壁45との間に、電
圧源95からRF電圧を印加することによって、容量的にエネルギを与えること
ができる。装置20は、チャンバ30内へRFエネルギを誘導的に結合するイン
ダクタコイル100を更に含んでいる。典型的には、一次電極70及びインダク
タコイル100へ印加されるRF電力の周波数は、約50kHzから約60MHzま
でである。一次電極70へ印加されるRF電力は典型的には約10から約5000ワッ
トであり、インダクタコイル100へ印加されるRF電力は典型的には約750か
ら約5000ワットである。使用済みのガス及び副産物は、排気システム110を通
してチャンバ30から排出される。排気システム110は、典型的には、チャン
バ30内のガスの圧力を制御するために、真空ポンプ120及び絞り弁125を
含んでいる。
【0014】 一般に、支持体55は、誘電体60を支持するためのベース130を更に備え
ている。好ましくは、ベース130はチャンネル135を更に含んでおり、基体
25を加熱、または冷却させるための熱伝達流体がこのチャンネル135を通っ
て循環している。より好ましくは、ベース130は、ベース130と基体25と
の間の熱の伝達を最大にするために、支持体55上に保持されている基体25の
形状及びサイズと整合する形状及びサイズである。例えば、円形またはディスク
上の形状を有する基体25の場合、ベース130は直円柱の形状からなる。典型
的には、ベース130は導電性材料からなり、絶縁用シールドまたはジャケット
150によって取り囲まれている。ベース130はアルミニウムのような金属で
作られ、ジャケット150は、例えばポリマー材料、または石英のようなセラミ
ック材料のような絶縁材料で作られる。オプションとして、ベース130は電圧
源95によって電気的にバイアスすることもできる。
【0015】 支持体55の誘電体60は、一次電極70を、基体25及びチャンバ30内の
プラズマから分離する。誘電体60は、一次電極70(図示せず)として働くベ
ース130の上に位置する単層の絶縁材料であることも、または一次電極70を
埋め込んだモノリスであることもできる。好ましくは、図1に示すように、誘電
体60は、一次電極70が埋め込まれていて、一次電極70全体をプラズマから
実質的に分離するモノリスからなる。誘電体60は、ガスまたはプラズマによる
浸食に耐え、また高温に耐えることができる誘電体材料で作られる。誘電体60
は、一次電極70に印加されるRF電圧を、チャンバ30内のプラズマに容量的
に結合できるように、十分に低い吸収係数を有している。適当な誘電体材料は、
例えば、Al23、AlN、BN、Si、SiC、Si34、TiO2、ZrO2及びそ
れらの混合体及び複合体のようなセラミック材料、及びポリイミド、ポリアミド
、ポリエーテルイミド、ポリケトン、ポリエーテルケトン、ポリアクリル酸塩、
フルオロエチレン、またはそれらの混合体のようなポリマー材料を含む。一次電
極70の上に配置されている誘電体材料の厚みは、一次電極70に印加されたR
F電圧をチャンバ30内のプラズマに容量的に結合できるように、約100μmか
ら約1000μmである。
【0016】 誘電体60は、誘電体60の表面と基体25との間の界面に熱伝達ガス(また
は第2のガス)を供給するようになっている誘電体60を通って延びる1以上の
導管160(例えばガス導管170のような)を更に含む。典型的にはヘリウム
である熱伝達ガスは、基体25と支持体55との間の熱伝達を促進する。誘電体
60内の他の導管160は、誘電体60の表面から基体25を上昇させたり、ま
たは下降させて基体25をローディングまたはアンローディングするリフトピン
175を、支持体55を通して伸ばすことができるようにしている。導管160
は内面180を有しており、誘電体60の厚みに依存して典型的には約10から約
30mmの長さであり、そして約0.1から3mmまでの幅または直径を有する多辺
形または円形の断面を有している。
【0017】 一次電極70はRF電圧によって帯電され、基体25の処理中にチャンバ30
内のプラズマにエネルギーを与える。一次電極70は、チャンバ30内のガス、
及び実質的に基体25の全面積にわたってRFエネルギを均一に結合させるよう
に十分に大きい面積を有している。例えば、200乃至300mm(8乃至12インチ)
の直径を有する円形基体25の場合、典型的には一次電極70は約30から約70,0
00mm2の面積を有する。更に、図2a及び2bに示すように、一次電極70は
開口185の周りに周縁195を含み、開口185自体は誘電体60内の導管1
60の周りを延びている。一次電極70は、導体層、導電性材料のメッシュ、ま
たは誘電体60をドープすることによって形成した導電パターンからなることが
できる。好ましくは、一次電極70は、メッシュ、または導電性材料で作られた
複数の電極セグメントの相互接続されたグループからなる。電極のための適当な
導電性材料は、例えばアルミニウム、銅、銀、金、モリブデン、タンタル、チタ
ン、またはそれらの混合体のような材料を含む金属を含む。
【0018】 オプションとして、一次電極70(電力電極でもある)は、基体25を誘電体
60の表面75に静電的に保持するための静電チャックとして役立つように帯電
させることができる。一次電極70は、電極70に直流電圧を印加した時に基体
25を静電的に引き付け、保持するのに十分に大きい面積を基体25の下に有し
ている。一次電極70は、単極電極、または二極電極の何れからなることもでき
る。単極電極の場合には、動作中、チャンバ30内の帯電したプラズマ種が電荷
を基体25内に累積させ、それによって静電吸引力を発生させて基体25を誘電
体60に保持させる。二極モードにおいては、一次電極70は第1及び第2のグ
ループの電極セグメント(図示せず)からなり、これらは互いに電気的に絶縁さ
れており、二極電極として動作するようなサイズであり、そのように構成されて
いる。二極電極セグメントが互いに他方に対して電気的にバイアスされると、電
極セグメントと基体25との間に得られる静電力が基体を誘電体60に保持する
【0019】 本発明の一面においては、一次電極70がRF電圧によって帯電されてチャン
バ30内にガスのプラズマを形成させた時に、導管内にプラズマが形成される可
能性を低下させるように、一次電極70の周縁195と導管160の表面180
との間の誘電体の部分の厚みを十分に大きくしてある。一次電極70の周縁19
5と導管160との間の誘電体の厚みは、導管160の断面を小さくすることに
よって、または一次電極70の周縁195を導管160の表面180からより遠
去けるように形成することによって増加させることができる。導管160のサイ
ズは、一般に、リフトピン175の寸法、または供給しなければならない熱伝達
ガスの流量のような他の設計パラメータに依存する。しかしながら、導管160
の表面180から所定の距離だけ離して一次電極70の周縁195を形成させる
と、導管160内のプラズマ形成を減少させるのに十分に大きい厚みに、一次電
極70の周縁195と導管160との間の誘電材料の厚みを増加させるのに役立
つ。電極周縁195と導管160tの間の間隙の所望の厚みは、一次電極70に
印加するRF及び直流電力レベル、導管160内のガスの圧力、及び導管160
の寸法に依存する。もし一次電極70の周縁195と導管160の表面180と
の間の誘電体の厚みが小さ過ぎれば、導管160内にプラズマが形成される可能
性があり、それによって支持体55及びその上に配置されている基体25を破損
する恐れがある。しかしながら、誘電体の厚みが大き過ぎる場合には、一次電極
70が小さ過ぎるようになり、導管160の上のガスに結合されるRFエネルギ
が不十分になって、基体25のこの領域のプラズマ内に弱いスポットが形成され
、この領域の処理が貧弱になる。更に、(静電チャックとして役立たせるために
)一次電極70を直流電圧で帯電させても、過度に小さい面積を有する一次電極
は、基体25を誘電体60の表面75に保持するには不十分な静電吸引力しか発
生しない。上述した寸法を有する導管160の場合には、誘電材料の十分な厚み
は、一次電極70の上に配置されている誘電体60の部分の厚みの約2倍から約
200倍までであることが分かった。好ましくは、一次電極70の周縁195と導
管160の表面180との間の誘電体の厚みは、少なくとも約3mm、そしてよ
り好ましくは約10mmである。
【0020】 本発明の別の面においては、支持体55は、誘電体60によってカバーされて
いるか、または誘電体60内に埋め込まれているカウンタ即ち二次電極210を
備えている。二次電極210は、基体25の処理中に、一次電極70の周縁19
5から発する電場を引き付け、導管160から遠去ける。例えば、図3に示すよ
うに、二次電極210は、導管160を取り囲む一次電極の周縁105の付近を
それに沿って延びる周縁225を含んでいる。動作中、二次電極210は一次電
極70に対して電気的にバイアスされ、基体25の処理中に導管160内のプラ
ズマ形成の発生を減少させる。例えば、一次電極70にRF電力が印加される場
合、二次電極は電気的に接地することができる。
【0021】 好ましくは、二次電極210は、一次電極70の面積よりも小さい面積の表面
を有し、RF及び直流電気エネルギが一次電極70から二次電極210へ過大に
結合されることによる電力の浪費を減少させる。例えば、好ましくは二次電極2
10の合計面積は、一次電極70の合計面積の約5%より小さくする。より好ま
しくは、二次電極210の合計面積は、約1000から約2000mm2とする。合計面
積とは、その電極の全表面の面積、または複数の電極セグメントの表面の面積の
合計のことである。
【0022】 更に、好ましくは、二次電極210と一次電極70との間の分離距離、即ち間
隙を更に増加させるために、二次電極210を一次電極70と同一の面内に配置
しない(非同一面)。間隙を大きくすれば、一次電極70からのRF及び直流エ
ネルギの漏洩は更に減少するが、間隙が大き過ぎれば、二次電極が無効になり得
る。好ましくは、二次電極210は一次電極70のレベルよりも下に配置し、電
極210に印加されるエネルギの減衰を更に減少させる。例えば、図4に示すよ
うに、二次電極210は薄い導電性ストリップからなり、一次電極70のレベル
よりも下のレベルに、そして周縁195の周りに位置するリング、またはカラー
220を構成させることができる。一次電極70と同様に、二次電極210は、
導体層、導電性材料のメッシュ、または誘電体60内のドーバントの導電パター
ンからなることができ、二次電極210は一次電極70と同一の材料で作ること
ができる。
【0023】 1つのバージョンでは、図5a及び5bに示すように、二次電極210は、導
管160の周囲に、そしてそれらに接近して配置されている1以上のカラー23
0として成形されている。各カラー230の内径は一次電極70の開口185よ
りも大きく、外径は一次電極70の周縁195に接近してそれから発する電場を
引き付けるのに十分に大きくしてある。このバージョンは、導管160内のプラ
ズマ形成を減少させるだけではなく、カラー230のサイズが比較的小さいので
、一次電極70から二次電極210へのRF及び直流エネルギの結合による電気
エネルギの浪費をも減少させる。
【0024】 別のバージョンにおいては、図6に示すように、二次電極210は複数の二次
電極セグメント220a、bからなっている。電極セグメント220a、bは、
一次電極70及び導管160の表面180から異なる距離に位置決めされている
。このバージョンは、図6に示すように、導管160の下端に誘電体プラグ23
5を有するベース130上に支持体55が支持されているような実施の形態にと
って特に有用である。誘電体プラグ235は、ポリマーまたはセラミック材料で
作られており、導管160内にプラズマが形成された時に、一次電極70または
基体25がベース130へ短絡するのを防ぐ。熱伝達ガスは、ベース130と誘
電体プラグ235との間の狭い間隙245を通過して導管160内へ入る。図6
に示すように、薄い導体のストリップを構成している第1のカラー220aは一
次電極70の周縁195の下に、且つそれに接近して配置され、一次電極70か
ら発する電場を導管160から遠去けるように引き付ける。間隙245の上に、
且つそれに接して配置されている第2のカラー220bは、一次電極70からベ
ース130と誘電体プラグ235との間の間隙245内へ過大な電場が進入また
は突入するのを減少させ、間隙245内のプラズマ形成を減少させる。
【0025】 別のバージョンにおいては、図7に示すように、二次電極210は、導管の周
りに配置されている円筒形カラー220cからなり、一次電極70の周縁195
の下に、且つそれに接近して配置されている。導管160に平行なカラー220
cの比較的大きい表面積は、一次電極70の周縁195から導管160内のガス
へのRF結合を抑圧し、基体25の処理中に導管160内にプラズマが形成され
るのを排除する。図7に示すように、一次電極70がカラー220cをカバーす
るように、カラー220cの内径を一次電極70の開口185よりも大きくする
ことができる。代替として、図8に示すように、カラー220cの外径を開口1
85よりも小さくすることができる。一次電極70からのカラーの分離を増加さ
せることにより、一次電極70からのRF及び直流電流の漏洩が更に減少する。
【0026】 オプションとして、二次電極210は、バイアス電圧源260によって一次電
極70に対して電気的にバイアスされる。二次電極210をバイアスすることに
より、基体25の処理中に一次電極70から発する電場を二次電極210が引き
付ける強さを変化させることが可能になる。二次電極210は、一次電極70か
ら二次電極210へRF及び直流エネルギが結合されることによる電力の浪費を
減少させながら、導管160内のプラズマの形成をも減少させるように電気的に
バイアスされる。これは、一次電極70に比較的低い電圧が印加されるようなプ
ロセスにとって特に望ましい。これらのプロセスでは、導管160内にプラズマ
を形成させるための電位は低く、RF及び直流漏洩電流によって接地された二次
電極210への電力の損失は重大であり得る。従って、二次電極210を接地電
位より高い電圧までバイアスすることは、二次電極210と一次電極70との間
の電位差を低下させ、一次電極70からの電力の浪費及び導管160内のプラズ
マの形成の両者を減少させる。一般的に二次電極210は、直流電圧であること
も、またはRF電圧であることもできる約−1000から約+1000ボルトまでの電圧
でバイアスされる。二次電極210は、複数の電極セグメントで構成し、これら
の各セグメントは一次電極70から、または導管160の表面180から異なる
距離にあり、また各セグメントは異なる電位レベルにバイアスすることができる
。これは、一次電極70及びベース130に異なるRF電圧を印加するようなチ
ャンバ30にとって特に有用である。各電極セグメントに印加する電位は、基体
25の処理中に導管160内のプラズマ形成を実質的に排除するように、しかも
RF漏洩電流による電力の損失を減少させるように選択される。
【0027】 以下の諸例は、基体25の処理中に一次電極70をRF電圧によって帯電させ
てチャンバ30内のプラズマイオンにエネルギーを与えた時に、導管160内の
プラズマ形成の可能性を低下させるような、本発明の使用を示している。これら
の例は、異なる構成の支持体55についての、一次電極70から発する等電位線
のコンピュータシミュレーションである。等電位線のコンピュータシミュレーシ
ョンを、図9乃至13にグラフで示す。グラフの水平軸は、導管160の表面1
80から遠去かる距離を表している。垂直軸は、支持体55のベース130から
の距離を表している。従って、図9乃至13は、垂直軸が導管160の表面18
0の断面を表し、水平軸が誘電体60の下側表面の断面を表しているような、誘
電体60の部分断面側面図として見ることができる。更に、何れか2つの等電位
線間を延びる電場の強さ(図示せず)は、それらの等電位線間の電位の差に正比
例し、それらの間の距離に逆比例する。従って、図9乃至13においては、等電
位線が互いに接近している程、その点における電場は強くなる。
【0028】 図9は、一次電極70をカバーしている誘電体60からなる普通の支持体55
の導管160の表面から約2.5mm以内を延びる等電位線を示している。図9の
等電位線を導出するに当たって、基体25は約500ボルトの直流電位にあり、ベ
ース130は接地され、一次電極70にピーク・トゥ・ピークで1000ボルトを印
加するものと想定した。一次電極70は、垂直軸から2.5mm(導管の表面18
0から2.5mm)、そして水平軸(誘電体60の実質的に頂部)から約10mmの
点から発する線源として考えることができる。導管160の表面180の頂部付
近の等電位線の集まり(7から10mmまでの垂直軸によって表されている)は、
導管160内にプラズマ形成を生じさせる強い電場を示唆している。
【0029】 図10は、一次電極70と導管160の表面180との間の誘電材料の厚みが
約4mmに選択されているような、本発明による支持体55の等電位線を示して
いる。上述したように、基体25は約500ボルトの直流電位にあり、ベース13
0は接地され、一次電極70にはピーク・トゥ・ピークで1000ボルトが印加され
るものと想定した。導管160の表面180(垂直軸によって表される)と交差
する等電位線は広がっていて、導管160の表面180の電場が弱いことを、そ
して導管160内にプラズマが形成される可能性が低下していることを示唆して
いる。
【0030】 図11は、一次電極70と導管160の表面180との間の誘電材料の厚みが
約6mmからなるような、支持体55の等電位線を示している。先行例と同様に
、基体25は約500ボルトの直流電位にあり、ベース130は接地され、一次電
極70にはピーク・トゥ・ピークで1000ボルトが印加されるものと想定した。導
管160の表面180(垂直軸によって表される)と交差する等電位線は更に広
がっていて、導管160の表面180の電場が一層弱いことを、そして導管16
0内にプラズマが形成される可能性が更に低下していることを示唆している。
【0031】 図12は、一次電極70と導管160の表面180との間の誘電材料の厚みが
約4mmに選択され、支持体55が図7に示すように一次電極70の周縁195
の下に、且つその付近に二次電極210を更に備えているような支持体55の等
電位線を示している。このグラフでは、基体25、ベース130及び二次電極2
10は接地電位(0ボルト)にあり、一次電極70には700ボルトのRFが印加
されるものと想定した。導管160の表面180(垂直軸によって表される)と
全く交差しない等電位線から分かるように、接地された二次電極は、帯電した一
次電極70の周縁195から発する電場を引き付けて導管160から遠去けてい
る。一次電極70の周縁195から発するRFエネルギが導管160内のガスへ
結合される程度が減少し、導管160内のプラズマ形成が実質的に排除される。
【0032】 図13は、図6に示すように複数のカラー220a、bからなる二次電極21
0を有する支持体55の等電位線を示している。第1のカラー220aは一次電
極70から発する電場を引き付け、第2のカラー220bは電場がベース130
と誘電体プラグ235との間の間隙245内へ突入してプラズマが形成されるの
を防いでいる。このグラフの等電位線を導出するのに当たっては、基体25は50
0ボルトの直流にあり、ベースはピーク・トゥ・ピークで約−2500ボルトにある
ものと想定した。一次電極70は、導管160の表面180から約4mmにあり
、ピーク・トゥ・ピークで約1000ボルトの電位にあると想定した。図示のように
、5本より少ない等電位線が導管160の表面180(垂直軸によって表される
)と交差し、これらは導管160の全長に沿って広がっており、電場を大幅に低
下させていることを示し、また導管160内のプラズマの形成の可能性を低下さ
せていることを示している。
【0033】 以上に若干の好ましいバージョンに関して本発明をかなり詳細に説明したが、
等分野に精通していれば、他の多くのバージョンが明白であろう。例えば、二次
電極210は、導管160自体の表面180の導電性部分からなることができる
。従って、特許請求の範囲に記載の思想及び範囲は、上述した好ましいバージョ
ンの説明に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による支持体を備えたチャンバの側断面図である。
【図2a】 一次電極をカバーし、導管を有している誘電体を備えた支持体の側断面図であ
る。
【図2b】 図2aの支持体の平面図であって、一次電極の形状、及び導管を一次電極から
分離している誘電体を示している。
【図3】 一次電極をカバーしている誘電体、及び一次電極の周縁から導管内のガスへの
RFエネルギの結合を抑圧するような形状及びサイズの二次電極を備えている支
持体の別のバージョンの側断面図である。
【図4】 一次電極の周縁の周りにカラーを備えている二次電極を有する支持体の側断面
図である。
【図5a】 各導管の周りに位置決めされたカラーを備えている二次電極を有する支持体の
側断面図である。
【図5b】 図5aの支持体の上断面図である。
【図6】 複数のカラーを備えている二次電極を有する支持体の別のバージョンの側断面
図である。
【図7】 導管の周りの一次電極の周縁の周辺の下に、且つそれに接近している円筒形カ
ラーを備えている二次電極を有する支持体の1バージョンの側断面図である。
【図8】 図7の円筒形カラーの別のバージョンの側断面図である。
【図9】 導管の表面から2.5mmに位置する周縁を有する一次電極を備えている普通の
支持体の等電位線のグラフである。
【図10】 一次電極の周縁と導管の表面との間の誘電体の厚みが約4mmであるような、
本発明による支持体の等電位線のグラフである。
【図11】 一次電極の周縁と導管の表面との間の誘電体の厚みが約6mmであるような、
本発明による支持体の等電位線のグラフである。
【図12】 一次電極と、帯電した一次電極の周縁から発する電場を引き付けるようになっ
ている二次電極とを有する本発明による支持体の等電位線のグラフである。
【図13】 一次電極と、複数の電極セグメントからなる二次電極とを有する本発明による
支持体の等電位線のグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カマー アナンダ エイチ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95035 ミルピタス ノルヴュー ドライ ヴ 1296 (72)発明者 サリミアン シアマック アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94087 サニーヴェイル ガーバー コー ト 958 (72)発明者 ダヒメネ マームード アメリカ合衆国 メリーランド州 20879 ゲイザーズバーグ ボイズンベリー #195 18512 (72)発明者 チャフィン マイケル ジー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95117 サン ホセ マンザニタ ドライ ヴ 4120 (72)発明者 グリマード デニス エス アメリカ合衆国 ミシガン州 48103 ア ン アーバー リバティー ポイント 511 Fターム(参考) 4K030 FA04 GA02 JA01 KA14 KA20 KA46 5F004 BA06 BC08

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体を支持し、チャンバ内のガスのプラズマを形成すること
    ができる支持体において、 a)前記チャンバ内のガスのプラズマを形成するように帯電可能な一次電極と
    、 b)前記一次電極をカバーしている誘電体と、 を備え、前記誘電体は前記基体を受入れるようになっている表面を有し、前記誘
    電体は内部を通って延びる導管を有し、前記一次電極と前記導管との間の誘電体
    の部分の厚みは、前記導管内にプラズマが形成されるのを減少させるように十分
    に大きいことを特徴とする支持体。
  2. 【請求項2】 前記導管は、前記誘電体の表面に熱伝達ガスを供給するよう
    になっていることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  3. 【請求項3】 前記導管は、前記基体を昇降させるようになっているリフト
    ピンを保持するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  4. 【請求項4】 前記一次電極と前記導管との間の前記誘電体の部分の厚みは
    、前記一次電極上に配置されている前記誘電体の厚みの約2倍から約200倍まで
    であることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  5. 【請求項5】 前記一次電極と前記導管との間の前記誘電体の部分の厚みは
    、少なくとも約3mmであることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  6. 【請求項6】 前記一次電極と前記導管との間の前記誘電体の部分の厚みは
    、約10mmより小さいことを特徴とする請求項4に記載の支持体。
  7. 【請求項7】 前記誘電体は、セラミックモノリスからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の支持体。
  8. 【請求項8】 前記誘電体によってカバーされている二次電極を更に備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
  9. 【請求項9】 前記二次電極は、前記一次電極と同一の面内にはないことを
    特徴とする請求項8に記載の支持体。
  10. 【請求項10】 前記二次電極は、前記一次電極の下にあることを特徴とす
    る請求項8に記載の支持体。
  11. 【請求項11】 前記二次電極は、前記一次電極の周縁付近に周辺を有して
    いることを特徴とする請求項8に記載の支持体。
  12. 【請求項12】 前記二次電極は、前記一次電極の一部分に近接して配置さ
    れているカラーからなることを特徴とする請求項8に記載の支持体。
  13. 【請求項13】 前記二次電極は、前記一次電極より小さいことを特徴とす
    る請求項8に記載の支持体。
  14. 【請求項14】 前記チャンバは、 (a)ガス分配器と、 (b)排気口と、 を備え、前記支持体上に保持されている基体は、前記ガス分配器によって分配さ
    れ前記排気口によって排気されるガスのプラズマによって処理されることを特徴
    とする請求項1に記載の支持体。
  15. 【請求項15】 チャンバ内においてプラズマ処理中の基体を支持すること
    ができる支持体において、 (a)前記基体を受入れ、前記基体の下に第1のガスを供給する第1の手段と
    、 (b)前記基体の上に第2のガスのプラズマを形成させ、前記チャンバ内にお
    いて前記支持体上の前記基体の処理中に導管内の前記第1のガス内のプラズマ形
    成を減少させる第2の手段と、 を備えていることを特徴とする支持体。
  16. 【請求項16】 前記第1の手段は、一次電極をカバーしている誘電体を含
    み、前記第2の手段は、前記一次電極と前記導管との間に誘電体の部分を含み、
    前記誘電体の部分の厚みは、前記導管内の前記第1のガスのプラズマ形成を減少
    させるのに十分に大きいことを特徴とする請求項15に記載の支持体。
  17. 【請求項17】 前記第2の手段は、誘電体によってカバーされている二次
    電極を含むことを特徴とする請求項16に記載の支持体。
  18. 【請求項18】 チャンバ内に基体を支持する支持体において、 (a)前記基体を受入れるようになっている表面を有する誘電体を備え、前記
    誘電体は導管を含み、 (b)前記誘電体によてカバーされている一次電極を更に備え、前記一次電極
    は前記チャンバ内にガスのプラズマを形成させるように帯電可能であり、前記一
    次電極は前記導管の周りに周縁を有し、 (c)前記誘電体によってカバーされている二次電極を更に備えている、 ことを特徴とする支持体。
  19. 【請求項19】 前記二次電極は、前記チャンバ内において前記支持体上の
    前記基体を処理中に、前記一次電極の周縁から前記導管内のガスへのエネルギの
    結合を抑圧するようになっていることを特徴とする請求項18に記載の支持体。
  20. 【請求項20】 前記二次電極は、前記一次電極と同一の面内にはないこと
    を特徴とする請求項18に記載の支持体。
  21. 【請求項21】 前記二次電極は、前記一次電極の下にあることを特徴とす
    る請求項18に記載の支持体。
  22. 【請求項22】 前記二次電極は、前記一次電極の周縁に接近している周辺
    を有していることを特徴とする請求項18に記載の支持体。
  23. 【請求項23】 前記二次電極は、前記一次電極の一部分の周りに配置され
    ているカラーからなることを特徴とする請求項18に記載の支持体。
  24. 【請求項24】 前記二次電極は、前記一次電極より小さいことを特徴とす
    る請求項18に記載の支持体。
  25. 【請求項25】 前記導管と前記一次電極の周縁との間の前記誘電体の部分
    の厚みは、前記チャンバ内において前記基体の処理中に、前記導管内のガスにプ
    ラズマが形成されるのを減少させるように十分に大きいことを特徴とする支持体
  26. 【請求項26】 チャンバ内に基体を保持するための支持体を製造する方法
    において、一次電極をカバーする誘電体を形成するステップと、前記誘電体内に
    導管を形成するステップとを含み、前記一次電極の周縁と前記導管の表面との間
    の誘電体の部分の厚みは、前記チャンバ内において前記基体の処理中に前記一次
    電極がRF電圧によって帯電された時、前記導管内にプラズマ形成の可能性を低
    下させるように十分に大きいことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 前記一次電極をカバーする誘電体を形成するステップは、
    前記誘電体の中に前記一次電極を有するモノリスからなる誘電体を形成するステ
    ップからなることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記一次電極に直流電圧を印加した時に、前記基体を静電
    的に引き付けて保持するのに十分大きい面積を有する一次電極を形成するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  29. 【請求項29】 チャンバ内に基体を保持するための支持体を製造する方法
    において、導管を含む誘電体を形成するステップを含み、前記誘電体は一次電極
    及び二次電極をカバーしており、前記一次電極は前記チャンバ内にガスのプラズ
    マを維持するように帯電可能であり、前記二次電極はチャンバ内において支持体
    上の基体の処理中に、前記一次電極の周縁から前記導管内のガスへのエネルギの
    結合を抑圧するような形状及びサイズであることを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 前記一次電極の周縁に沿って延びる周辺を有する二次電極
    を形成するステップを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記一次電極と同一の面内にはない二次電極を形成するス
    テップを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記一次電極の面積より小さい面積を有する二次電極を形
    成するステップを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  33. 【請求項33】 基体を処理するためのチャンバにおいて、 (a)前記チャンバ内へガスを供給することができるガス分配器と、 (b)前記基体を受入れることができる表面を有し、内部を通る導管を有して
    いる誘電体と、 (c)前記誘電体の下の一次電極及び二次電極と、 (d)前記一次電極をRF電位で帯電させて前記チャンバ内のガスのプラズマ
    を維持し、前記二次電極を前記一次電極に対して電気的にバイアスして前記チャ
    ンバ内において基体を処理中に前記導管内のプラズマの形成を減少させるように
    なっている電圧源と、 を備えていることを特徴とするチャンバ。
  34. 【請求項34】 前記二次電極は、電気的に接地されていることを特徴とす
    る請求項33に記載のチャンバ。
  35. 【請求項35】 前記二次電極は、前記一次電極と同一の面内にはないこと
    を特徴とする請求項33に記載のチャンバ。
  36. 【請求項36】 前記二次電極は、前記一次電極より小さいことを特徴とす
    る請求項33に記載のチャンバ。
  37. 【請求項37】 前記電圧源は直流電圧源を含み、前記一次電極は、前記一
    次電極に直流電圧を印加した時に前記基体を静電的に引き付けて保持するように
    帯電可能であることを特徴とする請求項33に記載のチャンバ。
  38. 【請求項38】 チャンバ内において支持体上に配置された基体を処理する
    方法において、前記支持体は前記基体を受入れることができる表面を有する誘電
    体を備え、前記誘電体は一次電極及び二次電極をカバーしており、前記誘電体は
    内部を通って延びる導管を含み、本方法は、 (a)前記誘電体の表面上に前記基体を配置するステップと、 (b)前記支持体内の一次電極をRF電位に維持し、前記チャンバ内にガスの
    プラズマを維持する電位に維持するステップと、 (c)前記二次電極を前記一次電極に対して電気的にバイアスし、前記チャン
    バ内における前記基体の処理中に前記導管内のプラズマ形成を減少させるステッ
    プと、 を含むことを特徴とする方法。
  39. 【請求項39】 前記ステップ(c)は、前記二次電極を電気的に接地する
    ステップからなることを特徴とする請求項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記支持体内の前記一次電極に直流電位を印加し、前記基
    体を前記誘電体に静電的に保持するステップを更に含むことを特徴とする請求項
    38に記載の方法。
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