JP2003501130A - 治療部位を安定化させる装置および使用法 - Google Patents
治療部位を安定化させる装置および使用法Info
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Abstract
Description
本発明は、心臓壁など、運動している体腔内の組織の局部領域を一時的に動けな
くし、それによって、その組織の局部領域に対して内視鏡治療手順またはロボッ
ト治療手順を行えるようにする方法および装置に関する。
疾患はいくつかの態様で発現している。たとえば、冠状動脈の疾患によって心臓
の様々な領域への血流が不十分になる。この場合、不快なアンギナが生じ、虚血
が起こる恐れがある。重度の場合には、冠状動脈の血流に急性の塞栓が起こり、
心筋梗塞および死亡を含め、心筋組織に不可逆的な損傷が生じる可能性がある。
度でない場合には、単に薬剤を用いて症状を抑制するか、あるいはライフスタイ
ルを改善することによって疾患の根本的な原因を除去するだけで十分であること
が多い。より重度な場合には、バルーン血管成形術、じゅく腫切除術、レーザ切
断、ステントなどの技法を使用して冠状動脈塞栓に経皮治療または血管内治療を
施すことができる。
イパス・グラフト手順を行うことが必要になることが多い。この手順では普通、
中央胸骨切開術によって胸部を開き、左右の肋骨胸郭を広げ、心包を開いて直接
心臓に達する。次に、グラフト手順で使用される血管が患者から取り出される。
この場合、通常、乳房動脈または伏在静脈が取り出される。ただし、他のグラフ
ト血管を使用することもできる。
うに行われる。この場合、通常、動脈および静脈にカニュールが挿入され、血流
が心肺装置に接続され、身体が約32℃に冷却され、大動脈がクロスクランピング
され冠状動脈に麻酔薬が灌流されて、心臓が停止され約4℃に冷却される。普通
、心臓を停止させる必要があるのは、鼓動する心臓の一定のパンピング運動によ
って、心臓の手術がある位置では困難になり、他の位置では不可能ではないにせ
よ極めて困難になるからである。
、血流が心肺バイパスから切り離され、心臓の鼓動が再開され、カニュールが除
去される。最後に胸部が閉じられる。
経費が増大しかつ所要時間が延びる可能性がある。心肺バイパスでは、通常は右
心房に戻る患者のすべての血液が、血液に酸素を供給するシステムに送られ、二
酸化炭素が除去され、血液が十分な圧力で患者の動脈に戻され、さらに全身に分
配される。普通、このようなシステムは、酸素化装置、いくつかのポンプ、リザ
ーバ、血液温度調節システム、フィルタ、ならびに流量センサ、圧力センサ、お
よび温度センサを含め、いくつかの別々の構成要素を必要とする。
)手順として知られる手順で、心臓を停止させずかつ心肺バイパスを使用せずに
冠状動脈バイパス・グラフトを行う試みがなされている。たとえば、Trappおよ
びBisarya(Annals Thorac. Surg. 19(1):1-9, 1975)は、冠状動脈への損傷を
防ぎながら心臓のある領域を懸垂させるのに十分な筋肉が組み込まれるほど深く
縫合することによってバイパス・グラフトの領域を動かないようにした。より最
近では、Fanningら(Annals Thorac. Surg. 55:486-489, 1993)が、安定化縫合
によってバイパス・グラフトの領域を動かないようにすることを報告している。
外科医の高い技能が必要になる。これは、心臓の表面の、手術が行われる部分を
、縫合を使用して懸垂させるにもかかわらず、鼓動する心臓が、この関連領域で
必要とされる量よりも多く運動し続けるからである。また、縫合によって心筋が
裂けるか、あるいは分岐した冠状動脈が損傷するか、あるいは動脈に対する結紮
糸の圧力によって塞栓症や動脈硬化症などの合併症が起こる恐れがある。
のような解決するために、冠状動脈の両側の、吻合が行われる心筋部分が、二又
フォーク状器具を用いて圧縮され、動脈および心臓自体に圧力が加わり、治療部
位が安定化される「局部心筋圧縮装置」として知られる装置が開発されている。
この装置はある程度の成功を収めているが、心臓に局部圧力を加えると、特に、
血液の循環を補足するために心肺バイパスを使用しないときに、心臓機能が局部
的にかなり低下する可能性がある。また、この装置は、吻合のための局部的に切
開された冠状動脈からの出血の問題に対処していない。
ない効果に対処するために、吸入援用装置が開発されている。この吸入援用装置
は、米国特許第5836311号に記載されているように、装置が心臓の表面に接する
点に位置する一連の吸入口をそれぞれが含む2つのパドルを有している。これら
のパドルは、吻合部位として使用される動脈区間を横切って心臓の表面に取り付
けられる。吸入口を介した吸入を使用して、鼓動する心臓の表面組織の吻合部位
が持ち上げられて保持され、治療部位の動きが最小限に抑えられ、この間、その
下で心臓が鼓動し続ける。この装置は、従来型の胸部開放環境、または侵食を最
小限に抑える内視鏡手順で使用することができる。しかし、このような装置を使
用して局部点に圧力を加えると、吸入によって心臓の表面で出血が起こり、心臓
が傷つくことが発見されている。
要があるのは、鼓動する心臓の場合だけではない。現在、いくつかの内臓に対し
てロボット治療が行われている。このような手術は、外科的に形成された小さな
開口部に挿入され、離れた位置から、すなわちロボット手術の間、手術部位をよ
く見えるようにしかつうまく操作することができるように移動を制御するか、あ
るいはその他の方法で手術部位を安定化させることのできる安定化装置によって
改善される。
の両方を最小限に抑えるいくつかの最小侵食手術(MIS)技法が開発されている
。MISを実施する場合、外科医は、患者の体内での処理が可能になる特殊な器具
を使用する。最小侵食手術で使用される1つの種類の器具はピンセット、すなわ
ち、針などの物体をつかむように特別に構成された先端を有する器具である。最
小侵食手術向けに設計されたピンセットおよびその他の器具は、普通長く剛性で
あるので、広範で繊細な縫合を必要とする最小侵食法で多数の手順を効果的に実
施するのに必要な操作性および精度を有していない。この問題は、MIS中に、手
術部位が、鼓動する心臓の表面などの解剖位置であるために運動する場合、より
深刻になる。
きるようにする、手術用のロボット・システムが開発されている。このようなロ
ボット・システムでは、外科医は、器具を直接保持し移動させるのではなく、通
常はコンピュータによって駆動されるある形のサーボ機構を使用して外科器具の
移動を操作する。このようなシステムでは、離れた位置の外科医に患者の体の画
像が与えられる。通常は小形ビデオ・カメラを含む観察器具が小さな手術用開口
部を通して人体に挿入され、様々な外科器具およびリトラクタを他の穴に挿入す
ることができる。この観察装置によって得られた画像をビデオ画面またはテレビ
ジョン・モニタ上に表示し、器具に対する外科医の視覚制御を向上させることが
できる。外科医は、三次元画像を観察しながら、サーボ機構によって作動させら
れる器具の動きを制御するマスタ装置を操作することにより、患者に対して外科
手順を実施する。外科医の手およびマスタ装置は、外科器具が手術行為に対して
位置決めされるのと同じ向きに手術部位の画像に対して位置決めされる。手術中
に、この器具は、それぞれが、手術に関する様々な機能を実行し、すなわち、針
を保持または駆動したり、血管を把持したり、組織を切開したりする、組織グラ
スパや針ドライバなど様々な外科器具を機械的に作動させ制御する。ロボット手
術技法に関する従来技術の概要は、「Computer Integrated Surgery: Technolog
y And Clinical Applications」(MIT Press, 1996)に記載されている。さらに
、遠隔手術用のシステムは米国特許第5417210号、第5402801号、第5397323号、
第5445166号、第5279309号、第5299288号に記載されている。
ピュータ断層撮影(CT)システム、磁気共鳴映像(MRI)装置、または手術すべ
き身体位置の構造に関する情報を提供する任意の適切な撮像システムでよい。外
科手順または関連する手順を行う際に使用される外科器具またはその他の装置の
向きを厳密に調節するためにロボット・アームが使用され、コンピュータなどの
制御手段が、撮像装置から受け取った情報を単独で、あるいは他の情報と共に使
用してロボットアームを制御する。このような画像援用ロボット手術は米国特許
第5078140号に記載されている。
間で使用される器具は必然的に、小さな開口部に容易に挿入することができ、か
つ離れた位置から操作できるように設計されている。したがって、当技術分野で
は、鼓動する心臓の表面などの外科部位を安定化させるか、あるいは最小侵食手
術またはロボット手術の間、内部治療部位または診断治療部位を安定化させる、
新規のより優れた装置およびその使用法が必要である。
れる。本発明の安定化装置は、開放された細長い形態の小さな手術用開口部を通
して患者の体腔に進入させることのできる操縦可能なロッドに取り付けられ、次
いで吸入流路に部分真空を導入し、同時に吸入流路を治療部位の表面に押し付け
る(すなわち、巻かれた形にする)ことによって、内臓などの内部治療部位の表
面に取り付けられるように患者の体内で巻かれた形態に変形される、巻くことの
できる可撓性の吸入流路を特徴とする。したがって、本発明の安定化装置は、ロ
ボット手術の間患者の体腔内の治療部位の表面を安定化させるのに特に適してい
る。
有し、患者の体腔に進入するような寸法および構造にされた細長い中空ロッドを
備えている。本発明の装置は、ロッドの可撓性部分と、ロッドの可撓性部分をリ
ング状または蹄鉄状に巻くためにロッドの近位端に結合された操縦機構とに取り
付けられたたわみ機構をさらに備えている。本発明の装置のロッドの可撓性の先
端には、可撓性の先端の一方の側に沿って取り付けられた細長い基部と、基部の
可撓性の先端への取付け部の反対側で基部の周囲を囲む可撓性リムと、離れた位
置にある真空源から部分真空を受けるようになされた吸入流路の1つまたは複数
の吸入口とを備える、巻くことのできる細長い吸入流路が取り付けられている。
本発明の装置の操縦装置を作動させることによって、吸入流路はリング状または
蹄鉄状に巻かれる。
わち、たわみ機構および操縦機構)だけでなく、少なくとも1つのルーメン、た
とえば、吸入流路の1つまたは複数の吸入口と部分真空源とを流体連通させる吸
入管を収納している。
空を付与したときに、開いた外側リム部分が平坦になり、外側に治療部位の表面
を横切って広がるように、吸入流路が巻かれた向きのときに基部の外周に沿って
延びるリムの部分に沿って、リムの先端が広がり可撓性を有している。これによ
り、下にある組織を傷つけないように吸入流路に柔らかな縁部が形成される。外
側リム部が広がることによって吸入フィールドも拡大され、より大きな組織面積
に部分真空が付与されるため、吸入によって起こる(たとえば、毛細血管の)局
部出血が最小限に抑えられるかあるいは回避される。
る、巻くことのできる可撓性吸入体が提供される。この吸入体は、市販のカテー
テルのような操縦可能なカテーテルの可撓性の先端に取り付けられるようになっ
ている。本発明の吸入体は、細長い基部と、基部の周囲を囲む可撓性リムと、通
常は遠位端で閉鎖される可撓性の細長いスリーブとを備える、細長いが巻くこと
のできる吸入流路を備えている。本発明の吸入体は、吸入流路内に部分真空を確
立する1つまたは複数の吸入口と、部分真空源に取り付けることのできる1つま
たは複数の吸入口と流体連通する可撓性管とをさらに備えている。本発明の吸入
体は、吸入流路の完全性を失わずにリング状または蹄鉄状に巻くことができる。
定化させる方法が提供される。本発明の安定化方法は、細長い形態の本発明の安
定化装置の可撓性の先端を患者の体腔に進入させ、近位の操縦機構を作動させ細
長い先端を体腔内でリング状または蹄鉄状に巻き、巻かれた吸入流路が治療部位
の表面に押し付けられるように細長いロッドの近位部を保持し、吸入流路を治療
部位に付着させるのに十分な部分真空を吸入口を介して吸入流路に付与し、それ
によって、治療部位を安定化させることを含む。好ましくは、本発明の装置は、
たとえば胸壁の、小さな手術用開口部を通して患者の体腔に進入させられる。本
発明の方法は、ロボットを使用して治療部位を手術することをさらに含むことが
できる。たとえば、本発明の装置を使用して、胸壁を開かずに、胸腔鏡で観察し
ながら、鼓動する心臓にバイパス手術を施すことができる。
うに構成されており、患者の体腔内にある間に機能的な形態に変形することので
きる、内視鏡手術またはロボット手術の治療部位を動かないように保持する装置
を提供することである。
合部位などの治療部位を、それを圧縮せず、かつ装置を取り付けることによって
治療部位の表面を傷つけることなしに、動かないように保持する装置を提供する
ことである。
動脈の吻合部位を動かないように保持し、かつ吻合すべき冠状動脈の切開された
部分からの出血を抑制することによって出血を防ぐ実際的な装置を提供すること
である。
ことのできる体腔内に位置する組織の局部領域を、一時的に動かなくするために
使用される、安定化装置および方法を提供する本発明によって満たされる。
ために全体的に本明細書に組み入れられる。
参照することによって最もよく理解されよう。
化装置を提供する。本発明の安定化装置は、開放された細長い形態の小さな手術
用開口部を通して患者の体腔に進入させることのできる操縦可能なロッドに取り
付けられ、次いで患者の体内で、巻かれた形態に変形される、巻くことのできる
可撓性吸入流路を特徴とする。この吸入流路は、巻かれた形態で、該吸入流路に
部分真空を導入し、同時に該吸入流路を内臓などの内部治療部位の表面に押し付
けることによって、内部治療部位の表面に取り付けられる。したがって、本発明
の安定化装置は、ロボット手術の間、患者の体腔内の治療部位の表面を安定化さ
せるのに特に適している。
有し、患者の体腔に進入するような寸法および構造にされた細長い中空ロッドを
備えている。本発明の装置は、ロッドの可撓性部分と、ロッドの可撓性部分をリ
ング状または蹄鉄状に巻くためにロッドの近位端に結合された操縦機構とに取り
付けられたたわみ機構をさらに備えている。本発明の装置のロッドの可撓性の先
端には、可撓性の先端の一方の側に沿って取り付けられた細長い基部と、基部の
可撓性の先端への取付け部の反対側で基部の周囲を囲む可撓性リムと、離れた位
置にある真空源から部分真空を受けるようになされた吸入流路の1つまたは複数
の吸入口とを備える、巻くことのできる細長い吸入流路が取り付けられている。
本発明の装置の操縦装置を作動させることによって、吸入流路はリング状または
蹄鉄状に巻かれる。
はない。リムが一様ではない本発明の実施形態について説明する際、リムのある
部分を、巻かれた形態における位置に関して説明すると好都合である。したがっ
て、「外側リム部」の語は、本明細書では、リムの、吸入流路が巻かれた形態の
ときに基部の外周(たとえば、円周)に延びる部分を表すために使用され、「内
側リム部」の語は、本明細書では、リムの、内周に延びる部分を表すために使用
される。
た吸入流路の外側リムが治療部位に接触している間に吸入流路に部分真空を付与
したときに、外側リム部分が平坦になり、外側に治療部位の表面を横切って広が
るほど可撓性である。これにより、下にある組織を傷つけないように吸入流路に
柔らかな縁部が形成される。外側リム部が広がることによって吸入フィールドも
拡大され、より大きな組織面積に部分真空が付与されるため、吸入によって起こ
る(たとえば、毛細血管の)局部出血が最小限に抑えられるかあるいは回避され
る。
タンなどのエラストマ・ポリマーや、それらの混合物など柔らかでたわみ性のあ
る材料で作られている。吸入流路は、可撓性であるので、吸入流路内に部分真空
が確立され維持されている間、治療部位を圧縮せずに凹凸または起伏(contoure
d)を有する治療部位の形状に容易に整合し付着する。
を介して吸入流路に送られ、巻かれた形態に変形され治療部位に押し付けられる
ときに、治療部位に固定的に付着するのに十分な部分真空を流路内に確立し維持
できるような全体的な形状および可撓性を有する。
路は、全体的な設計として湾曲することも、あるいは起伏することもなく、たと
えば、平面内に位置する内側リムおよび外側リムの基部および先端と同一平面を
なすように構成される。しかし、代替実施形態では、巻かれた吸入流路の、治療
部位に接触する部分は、人間の心臓の外部など、凹凸または起伏のある治療部位
に整合する形状にすることができる。起伏を有する典型的な形状には、凸状、弧
状、曲線状などが含まれる。
の部分は普通、実質的に単一の平面内に位置する。しかし、代替実施形態では、
ロッドの可撓性部分と、ロッドの近位端に結合された操縦機構とに取り付けられ
たたわみ機構は、操縦機構が作動し(たとえば、同時に、ロッドの可撓性の先端
により、取り付けられた吸入流路をリング状または蹄鉄状に巻い)たときに、ロ
ッドの可撓性の先端および取り付けられた吸入流路が、ロッドの残りの部分に対
して斜めに位置する平面に回転するように構成されている。
側に沿って延びるケーブル・システムなど当技術分野で知られている任意の種類
の機構でよく、この場合、操縦機構、たとえば、回転可能なハンドルや、クラン
クや、同様な手段を使用して、可撓性の先端がリング状または蹄鉄状になるよう
にケーブル・システムが調整される。
く周方向スリットのパターンを有する管状カバリングなどの関節結合区間を備え
ている。各推骨部は、ヒンジ止めしてもしなくてもよく、1本または複数のプル
・ワイヤで繋がれている。近位操縦機構を操作することによってあるプル・ワイ
ヤの張力を高くすると、各推骨部は、その特定のワイヤに結合された側に押し付
けられ、組立体がその方向に湾曲する。米国特許第5846183号に記載されている
ように、このような操縦可能な内視鏡装置では最大で4とおりの関節結合を実現
することができる。
うに、操縦機構としてのハンドル部を操作することにより、挟まれた3つの平坦
なシムのうちの1つを他のシムに対して制御可能に移動させることによって、操
縦可能なカテーテル組立体の可撓性の先端を選択的に湾曲させることができる。
米国特許第5358479号に詳しく記載されているような他の実施形態では、たわみ
機構として可撓性の先端内に取り付けられた細長く実質的に平坦な単一のばねに
よって、本発明の装置の可撓性の先端を巻くことができる。シムは、操縦機構を
動作させたときにロッドの先端を所望の湾曲形状にする少なくとも1つの横方向
ツイストを有している。
発明の装置は、カテーテル先端の軸からずれたルーメンを有することができ、操
縦機構およびたわみ機構は、遠位端にピストン・チャンバを有するハウジングを
備えている。ピストン・チャンバ内にピストンが取り付けられており、カテーテ
ル・ロッドの近位端がピストンの遠位端に固定的に取り付けられている。ハウジ
ングにプラー・ワイヤが取り付けられており、ピストンを貫通し、ロッドを貫通
しかつロッドと同軸に、プラー・ワイヤが取り付けられたカテーテル先端の軸か
らずれたルーメン内まで延びている。ピストンをハウジング(またはロッド)の
長さに対して移動させると、可撓性の先端がたわむ。操縦可能なカテーテル組立
体は、中空ロッド内に取り付けられたピストンを有している。
手術を行う際に使用される開口部よりも小さな手術用開口部を通って患者の体腔
に進入する寸法および構造にされている。
ようになされており、巻かれた基部の開口部は、冠状動脈バイパス・グラフトを
吸入流路を通して吻合部位に取り付けられるようにする形状および寸法を有して
いる。たとえば、吸入流路によって画定される開口部の形状は、実質的に円形、
楕円形、方形などである。巻かれた吸入流路が実質的に円形である場合、開口部
の直径は普通、約1mmから約25mm、好ましくは約15mmから約20mmの範囲であり、
吸入流路はドーナツ状であると言われる。実質的に楕円形である場合、普通開口
部の短軸は約1mmから約20mm、長軸は約5mmから約25mmの範囲である。真空を保持
する吸入流路の完全性は、吸入流路のコイルの形状にもあるいは程度にも依存し
ないので、操縦機構が作動したときにリング形状が完全に閉じる必要はない。
実施形態では、吸入流路のリムの、巻かれた基部の外周に沿った部分は、広がっ
ており、さらに広げることができ、可撓性が高く、治療部位の表面に応じてたわ
み、したがって、リムが治療部位に接触している間に吸入流路に部分真空を付与
すると、リムのこの部分が平坦になり、外側に治療部位の表面を横切って広がる
。本発明の装置のこの特徴は、リムの外側リム部分が、基部に取り付けられる点
よりも先端の方がかなり薄い場合に強く現われる。
わち「外側リム部分」は、厚さが基部への取付け点からリムの先端へと徐々に変
化し、基部から先端までの距離は、リムの、巻かれた基部の内周に沿った部分(
すなわち、内側リム部分)よりも、リムのこの部分の方が長い。リムは、巻かれ
た吸入流路が治療部位に押し付けられ真空源に取り付けられたときに適切な部分
真空レベルを維持できるように、リムの内側部分と外側部分(たとえば、細長い
形態における吸入流路の端部)との間の部分で形状および高さが適切に徐々に変
化する。さらに、この好ましい実施形態では、巻かれた吸入流路が治療部位に押
し付けられ、外側リム部分の先端が治療部位に押し付けられ、1つまたは複数の
吸入口を介して吸入流路に部分真空が送られたときに、吸入流路内での吸入によ
って、吸入流路が治療部位に引き付けられ、同時に可撓性の外側リム部分の先端
が平坦になり、外側に治療部位の表面に沿って広がり、最終的に、外側リム部分
の先端よりも短く、任意選択でより広がりが小さく、よりたわみ性が低い内側リ
ム部分も、治療部位の表面に接触する。
空によって生じる治療部位に対する吸入流路の力が、外側リム部分が比較的剛性
で可撓性が低い実施形態よりもずっと広い、治療部位の面積にわたって分散され
、それにより、治療部位にある毛細血管および組織の損傷が最小限に抑えられる
。
広がることによって、吸入フィールドの面積も広くなる。したがって、この実施
形態では、吸入流路の吸入フィールドは普通、約0.1cm2から約10cm2、たとえば
、約3.5cm2から約6.0cm2の範囲である。
法を大きくすると、所与の部分真空源によって組織の所与の領域に付与される真
空圧が低下し、それにより、本発明の安定化装置または吸入体を使用することに
よって、たとえば吸入フィールド内の毛細血管に局部吸入出血が起こる可能性が
最小限に抑えられる。本発明の吸入流路によって確立される真空圧(すなわち、
組織の単位面積当たり真空圧)は普通、吸入フィールドの寸法および部分真空源
の真空圧に応じて、約100mm HGから約600 mm Hg、好ましくは約250mm Hgから約4
50mm Hfの範囲である。いずれの場合も、最小真空圧は、患者の収縮期圧よりも
高い。
発明のロッドの可撓性の先端に取り付けることができる。たとえば、吸入流路は
、吸入流路の柔らかなたわみ性のある材料を操縦可能なカテーテルの可撓性の先
端の周りに延ばし、当技術分野でよく知られている、方法ならびに橋かけ条件、
熱、および/または温度などの成形条件を使用して、製造時に所定の位置に成形
することによって、操縦可能なカテーテルのロッドの可撓性の先端に永久的に取
り付けることができる。あるいは、吸入流路は、ロッドの可撓性の先端にまわり
にぴったりとはまる寸法とされ、任意選択で遠位先端で閉鎖された可撓性または
弾性材料のスリーブを有するように事前に製造しておくことができる。たとえば
、スリーブは、基部の、吸入流路のリムが取り付けられるか、あるいは連続的に
成形される側と反対側の、基部の周囲に取り付けることができる。次いで、事前
に製造された吸入流路を永久的にまたは脱着可能に基部上に取り付けることがで
きる。
ようになされており、本発明の安定化装置の吸入流路に開放する1つまたは複数
の吸入口と流体連通する、可撓性の吸入管をさらに備えることができる。たとえ
ば、一実施形態では、吸入管は、吸入流路の基部またはリムの一部を通過し1つ
または複数の吸入口に連結された吸入導管に取り付けられるか、あるいは吸入導
管に接合されている。任意選択で、吸入管は、中空ロッド内のルーメン内に含め
ることができ、かつロッドの近位外部上に位置する吸入口と吸入導管との間に気
密に連結することができる。
通じる1つまたは複数のポート(すなわち、吸入流路の外部に通じるポート)と
、1つまたは複数のポートに連結された第2の管とをさらに備える。たとえば、
吸入流路は、基部またはリムの、第2の管を通すことができるか、あるいは第2
の管を連結することができる部分を通って延びる導管を有することができる。好
ましくは、この導管は吸入流路の内側リム部分に位置する。一実施形態では、第
2の管は、圧縮ガス源と、巻かれた吸入流路によって画定された開口部に通じる
ポートとの間の液密連結部を形成するようになされたガス管である。この実施形
態では、第2の管を使用して、圧縮ガスの治療部位への流れが形成され、治療部
位に吸入流路が取り付けられているときでも治療部位の表面から流体(たとえば
、血液)を除去する助けになる。任意選択で、ガス管の近位部を装置の中空ロッ
ド内に収納し、装置のロッド上の近位部に位置する外部ガス・ポートに取り付け
ることができる。開口部内で手術を行っている間に治療部位から流体を除去する
ことができるので、外科医は外科手順の間、治療部位をより適切に観察すること
ができる。他の実施形態では、第2の管は光ファイバであるか、あるいは光源の
近位端に取り付けられた光ファイバを収納するようになされている。治療部位に
光源を当てるために、吸入流路の基部またはリムの一部(たとえば、内側リム部
分)を通って延びる導管に光ファイバの能動先端を通し、吸入流路の外側に位置
する1つまたは複数のポートを介して開口部に光を当てることが好ましい。吸入
流路は、治療部位に取り付けられている間、治療部位がさらによく見えるように
、透明または半透明であってよい。
成の本発明の安定化装置2を示しており、この場合、吸入流路22が装置の中空ロ
ッド4の可撓性の先端26を覆っている。操縦機構として働く回転可能なハンドル
6が、中空ロッド4の近位端に取り付けられており、複数のケーブル14に取り付
けられている。ケーブル14の遠位端は装置の可撓性の先端26に取り付けられてい
る。回転可能なハンドル6が回転すると、ケーブル14がたわみ機構として動作し
、ロッドの可撓性の先端が巻かれた構成に変形する。
の一連の短い区間で構成することができる(たとえば、可撓性の先端に一連の「
推骨部」を有する関節結合式の操縦可能なカテーテルとして構成することができ
る)。吸入流路8は、中空ロッド4の内部ルーメン52に沿って延びており、回転
可能なハンドル6の中心から出て吸入源に取り付けられている。図4および図5
に示すように、このような関節結合式の可撓性の先端では、吸入流路8は、中空
ロッド4の内部ルーメン52に沿って延びており、可撓性の先端の関節結合用の推
骨部として働く可撓性の先端26の1つまたは複数の周方向スリットを通って吸入
流路の内部の吸入ポート12に開放している。任意選択の圧縮ガス管16も、中空ロ
ッドの内部ルーメン52に沿って延びており、可撓性の先端26の1つまたは複数の
周方向スリットを通って1つまたは複数のガス・ポート18と流体連通するように
接合されている。したがって、離れた位置にあるガス供給源からの圧縮ガスは、
ガス・ポート18を通って流れ、本発明の装置が、図1に示す巻かれた構成である
ときに、可撓性の先端および本発明装置の取り付けられた吸入流路によって画定
される本発明の開口部56に入る圧縮ガスの流れを形成する。
入流路22の外側リム部分28内に延びる流路48を介して吸入口12と流体連通してい
る。この実施形態では、吸入口12は、部分真空を導管8から吸入流路22内に供給
するように外側リム部分28に位置する小さな開口部である。同様に、任意選択の
圧縮ガス管16を、中空ロッド4の内部ルーメン52に沿って延ばし、スリーブ24お
よび吸入体22の内側リム部分30を通って延びる流路50を介して1つまたは複数の
ガス・ポートと流体連通するように接合することができる。任意の選択のガス・
ポート18は、離れた位置の圧縮ガス供給源からの圧縮ガスが、装置22が巻かれた
構成であるときに形成される開口部26に送られるようにスリーブ24に位置する小
さな開口部である。
に連絡する光ファイバを保持するために使用される。ポート18は光ポートであり
、この光ポートによって送られた光が開口部26の内部の治療部位を照明するよう
にロッドの吸入流路または可撓性部分の外側に沿って位置している。
示す実施形態では、内側リブ部分28と外側リム部分30は実質的に同等であり、基
部10およびスリーブ24に対して連続的に延びるように取り付けられるかあるいは
成形されている。これに対して、図4および図7に示す実施形態では、(基部の
平面から先端の平面まで測定された)開いた外側リム28の垂直高さは内側リム30
の垂直高さよりも大きい。この第2の実施形態では、外側リムは厚さが円滑に徐
々に変化し、基部に取り付けられる点が最も厚く、先端32が最も薄い。吸入流路
が治療部位に押し付けられ、外側リム28の先端32が治療部位に押し付けられ、吸
入口を介して吸入流路に部分真空が送られると、吸入流路内で生じた部分真空に
よって、吸入流路が治療部位に引き付けられ、同時に可撓性の外側リムの先端が
平坦になり、外側に治療部位の表面に沿って広がり、最終的に、内側リム部分も
治療部位の表面に接触する。図4および図7に示す設計を有するエラストマ・ポ
リマーで構成された本発明の吸入流路は、吸入流路が治療部位に取り付けられ、
吸入口に最大600mm Hgの部分真空が付与されたときに完全性を維持する。
例するので、吸入流路が、本明細書で開示されている最小寸法であるときに、吸
入体内で生じる吸入圧が大幅に上昇することがわかる。したがって、外側リム部
分が広がっておりさらに広げることができる実施形態は、心臓の表面などの治療
部位への不要な損傷を防止するうえで特に有用である。
では、基部(見えない)が細長く、リム40が基部の周囲を囲んでいる。巻かれた
構成は、図1の上から見た斜視図と、図8の底面図に示されている。巻かれた構
成では、吸入流路が実質的に円形の構成に巻かれ、それによって開口部6が形成
される。この構成では、内側リム部分30は、巻かれた基部の内周に沿った部分で
あり、外側リム部分28は、巻かれた基部の外周に沿った部分である。リム部分28
、30、および40は共に基部を囲んでいる。
Baxter Healtheare社)などの使い捨て吸入容器を吸入源と吸入流路との間に挿
入し、吸入流路によって収集された流体を捕捉することができる。
も高い一連の領域を形成するように、吸入流路の基部およびリムを吸入流路の内
側に沿った形状にすることができる。たとえば、ある程度吸入カップと同様に機
能する複数の領域42を流路の長さに沿って形成するように、吸入流路の内側を図
8に示すように扇形にすることができる。
であり、操縦可能なカテーテルの可撓性の先端上に取り付けられ、患者の体腔内
の治療部位の表面を安定化させる、巻くことのできる可撓性吸入体が提供される
。この実施形態では、本発明の吸入流路を、操縦可能なカテーテルとは別に製造
し、かつ/または販売することができる。本発明の巻くことのできる可撓性吸入
体54は、図9に細長い構成で示されており、細長い基部10と、内側リム部分28お
よび外側リム部分30が基部の周囲を囲む可撓性リム40と、可撓性リムの反対側で
基部の周囲に沿って取り付けられた可撓性の細長いスリーブ24とを備える、細長
いが巻くことのできる吸入流路22を備えている。スリーブ24は、一端36で閉鎖さ
れているが、この細長いスリーブの反対側の端部にスリーブ開口部46を有してい
る。本発明の吸入体は、吸入流路内に部分真空を確立する1つまたは複数の吸入
口と、1つまたは複数の吸入口と流体連通する可撓性の管8とをさらに備えてい
る。やはり図9に示すように、吸入管8は、スリーブ24の外側に沿って延び、次
いで流路48と流体連通するように接合されている。流路48は、吸入体54の外側リ
ム部分28を通過し、この部分で、吸入流路に開放する吸入口(この図には示され
ていない)と流体連通している。
材料、好ましくはシリコンやウレタンなどのエラストマ・ポリマーで作られ、操
縦可能な内視鏡カテーテルの可撓性の先端上を滑り、たとえば、摩擦ばめによっ
て該先端に取り付けられるようになっている。あるいは、可撓性の吸入体を可撓
性の先端に接着したり、熱ばめしたり、結合したり、縛り付けたりすることなど
任意の好都合な手段によって、操縦可能なカテーテルの可撓性の先端に取外し可
能にあるいは永久的に取り付けることができる。本発明の吸入体は可撓性が高く
、巻くことができるので、吸入流路の完全性を失わずにリング状または蹄鉄状に
変形することができる。
る。任意選択で、さらに図9に示すように、本発明の吸入体は、それが、操縦可
能なカテーテルの可撓性の先端に取り付けられ、かつカテーテルの操縦機構を動
作させることによって、巻かれた構成に変形されたときに形成される開口部に圧
縮ガスの流れを送り込むように位置する、1つまたは複数のガス・ポートと流体
連通するガス管16をさらに備えている。図9に示すように、ガス管19は導管50に
接合されており、導管50は、スリーブ24の内側に沿って延び、次いで吸入体54の
内側リム部分30に入り、その部分で、この図には示されていないガス・ポートに
接合されている。
供する。本発明の方法は、細長い形態の本発明の安定化装置の可撓性の先端を患
者の体腔に進入させ、近位の操縦機構を作動させ可撓性の先端を体腔内でリング
状または蹄鉄状に巻き、巻かれた吸入流路が治療部位の表面に押し付けられるよ
うに細長いロッドの近位部を保持し、吸入流路を治療部位に付着させるのに十分
な部分真空を1つまたは吸入口を介して吸入流路に付与し、それによって、治療
部位を安定化させることを含む。好ましくは、本発明の方法で患者の体腔に部位
安定化装置を進入させる場合、患者の体に外科的に形成された小さな開口部、た
とえば、直径が約3mmから約20mm、たとえば約8mmから約15mmの範囲である開口部
を介して行われる。
、堪能、肝臓、腸、腎臓、肺などが含まれる。本発明の方法および装置を使用し
た場合、吸入流路は、約0.1cm2から約10cm2の範囲の表面積にわたって治療部位
に安定化用の部分真空を付与する。
置であるとき、吸入流路内に部分真空が確立されたときに外側リム部分が平坦に
なり外側に広がる傾向があり、したがって、治療部位の表面上での局部的な吸入
出血の形成が最小限に抑えられる。
近位端をつかみ、同時に、近位に位置する操縦機構を、たとえば手動で作動させ
、ロッドの可撓性の先端をリング状または蹄鉄状に巻く。任意選択で、本発明の
方法は、ロッドの近位部を手術台など外部の物体に一時的に取り付け、治療部位
をさらに安定化させることをさらに含むことができる。
。このことは、治療部位をよりよく見えるようにし、かつ/または治療部位を切
開するうえで有用である。普通、真空を付与し、吸入流路を治療部位に付着させ
ると、治療部位も、リング状または蹄鉄状の吸入流路によって画定された開口部
を通して部分的に押し出され、このことも、治療部位をよく見えるようにし、か
つ治療部位に望ましい属性を与える。たとえば、鼓動する心臓の表面上の冠状動
脈の吻合部位が治療部位である場合、本発明の装置の安定化効果は、バイパス手
術、特にロボット・バイパス手術の間、鼓動する心臓上の治療部位の運動を大幅
に低減させることを含む。本発明の装置および方法を使用すると、場合によって
は鼓動する心臓の前側でも治療部位を容易に安定化させることができる。
胸壁を「開く」必要がある。たとえば、MIDCAB手順は、第4肋間空間の小さな(
6cmから9cm)左前部胸部切開部によって行われ、左内部胸動脈が取り出さ
れた。次いで、左内部胸部動脈が心肺バイパスなしで左前部下行動脈に吻合され
た。しかし、本発明の方法および安定化装置を使用した場合、細長い吸入流路を
支持する可撓性の先端を、手術によって形成された胸壁の小さな開口部に進入さ
せ、該先端を使用して鼓動する振動を安定化させ、同時に、胸壁を「開く」こと
なしに、ロボットによって、たとえば胸腔鏡の下でバイパス手術を行うことがで
きる。
た開口部に圧縮ガスが導入されるように吸入流路の外側に位置する1つまたは複
数のガス・ポートと流体連通する圧縮ガス管を持つ種類のものであるとき、本発
明の方法は、1つまたは複数のガス・ポートを通して開口部に圧縮ガスを送り、
蓄積された流体、たとえば血液を治療部位から除去することをさらに含むことが
できる。
最小限に抑えるように約0.1cm2から約10cm2、好ましくは約3.5cm2から約6.0cm2
の範囲の表面積にわたって部分真空を付与するために使用される。
カテーテルの可撓性の遠位先端を挿入し、操縦可能なカテーテルの可撓性の先端
に沿って吸入体をスライドさせ、次いで操縦可能な内視鏡カテーテルの可撓性の
遠位先端に、たとえば摩擦ばめによって吸入体を固定的であるが好ましくは取外
し可能に取り付けることによって組み立てられる。普通、スリーブの弾性により
、吸入体を所定の位置にしっかりと保持するのに十分な力がカテーテルの先端に
加えられる。しかし、接着剤、結紮具、その他の適切なクリップなどの手段を使
用して吸入体をカテーテルの可撓性の先端に取り付け、かつ/または吸入体を可
撓性の先端に対して適切に位置合わせした状態で保持できることも、本発明の範
囲内で企図される。しかし、使用されるカテーテルは、EndoFlex(登録商標)(
Genzyme Surgical Products、マサチューセッツ州ケンブリッジ)など、操縦機
構を作動させたときにリング状または蹄鉄状に巻かれるように構成されたカテー
テルでなければならない。
えることができ、したがって、本発明が、本明細書で具体的に開示された実施形
態以外の実施形態も包含することが明らかになろう。ただし、このような実施形
態は、添付の特許請求の範囲に示されたものだけである。
共に示す切欠斜視図である。
び吸入流路の断面図である。
代替実施形態の断面図である。
た2つのルーメンを有する本発明の安定化装置の代替実施形態の断面図である。
ルーメンが組み込まれている、本発明の装置の代替実施形態の断面図である。
底面図である。
入体の切欠図を示す斜視図である。
Claims (48)
- 【請求項1】 患者の体腔内の治療部位の表面を安定化させる装置であって
、 近位端と、遠位先端に可撓性部分を有する遠位端とを有し、患者の体腔に進入
できる寸法および構造にされた細長い中空ロッドと、 ロッドの可撓性部分と、ロッドの可撓性部分をリング状または蹄鉄状に巻くた
めにロッドの近位端に結合された操縦機構とに取り付けられた、中空ロッド内の
たわみ機構と、 巻くことのできる細長い吸入流路であって、 可撓性の先端の一方の側に沿って取り付けられた細長い基部と、 基部の可撓性の先端への取付け部の反対側で基部の周囲を囲む可撓性リムと
、 離れた位置にある真空源から部分真空と流体連通する吸入流路の1つまたは
複数の吸入口と、 を備える吸入流路とを備え、 操縦装置を作動させることによって、吸入流路がリング状または蹄鉄状に巻か
れる装置。 - 【請求項2】 リムの、リング状または蹄鉄状の外周を形成する基部の側に
沿って取り付けられた部分が、広がっておりさらに広げることができる、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項3】 巻かれた吸入流路がロッドに対して斜めの平面内に位置する
、請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】 吸入流路のリング形状または蹄鉄形状によって形成される開
口部が、治療部位にある吻合部位に冠状動脈バイパス・グラフトを該開口部を通
して外科的に取り付けることができる寸法とされている、請求項1に記載の装置
。 - 【請求項5】 開口部が実質的に円形である、請求項4に記載の装置。
- 【請求項6】 開口部の直径が約1mmから約25mmの範囲である、請求項5
に記載の装置。 - 【請求項7】 開口部の直径が約15mmから約20mmの範囲である、請求項
5に記載の装置。 - 【請求項8】 開口部が楕円形である、請求項4に記載の装置。
- 【請求項9】 楕円形開口部の短軸が約1mmから約20mmの範囲であり、楕
円形開口部の長軸が約5mmから約25mmの範囲である、請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 吸入流路が蹄鉄状に巻かれる、請求項1に記載の装置。
- 【請求項11】 リムの前記部分の厚さが、基部への取付け点からリムの先
端へと徐々に変化し、基部からリムの前記部分の先端までの垂直距離が、基部か
らリムの他の部分の先端までの距離よりも長い、請求項2に記載の装置。 - 【請求項12】 リムの該部分の先端が、吸入流路が治療部位に接触してい
る間に吸入流路に部分真空を付与したときに、リムの該部分が平坦になり、外側
に治療部位の表面を横切って広がるのに十分な可撓性を有する、請求項2に記載
の装置。 - 【請求項13】 吸入流路の吸入フィールドが、約0.1cm2から約10cm
2の範囲の面積を有する、請求項1に記載の装置。 - 【請求項14】 吸入流路の吸入フィールドが、約3.5cm2から約6cm2
の範囲の面積を有する、請求項13に記載の装置。 - 【請求項15】 吸入流路がエラストマ・ポリマーから製造される、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項16】 エラストマ・ポリマーがシリコンまたはウレタンである、
請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 吸入流路が実質的に透明である、請求項15に記載の装置
。 - 【請求項18】 ロッドの可撓性部分が細長い高分子スリーブで覆われ、吸
入流路の基部が、スリーブに沿った取付けによってロッドに取り付けられる、請
求項15に記載の装置。 - 【請求項19】 ロッドの可撓性部分が関節結合されている、請求項1に記
載の装置。 - 【請求項20】 たわみ機構が、中空ロッド内で遠位端から操縦機構まで延
びるたわみワイヤからなる、請求項1に記載の装置。 - 【請求項21】 操縦機構が、可撓性部分を巻きかつ解くようになされたス
ライド、クランク、トリガ、または回転可能なハンドルである、請求項1に記載
の装置。 - 【請求項22】 ロッドの外側の近位部に位置する1つまたは複数のガス・
ポートと流体連通すると共に、吸入流路のリング形状または蹄鉄形状によって画
定される開口部にガスの流れを供給するようになされた1つまたは複数のガス・
ポートと流体連通するガス管をさらに備える、請求項4に記載の装置。 - 【請求項23】 装置が、吸入流路内の、間隔を置いて配置された位置に、
少なくとも3つの吸入口を備え、該吸入口が吸入管と流体連通している、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項24】 吸入流路が、隣接する領域よりも高い部分真空を有する一
連の局部領域を作る形状とされている、請求項1に記載の装置。 - 【請求項25】 吸入流路が起伏を有する(contoured)、請求項1に記載の
装置。 - 【請求項26】 光源と光学的に連絡する光ファイバと、該光ファイバと光
学的に連絡する光ポートとをさらに備え、前記光ポートが、それから送られた光
が開口部の内部の治療部位を照明するようにロッドまたは吸入流路の可撓性部分
に沿って位置している、請求項4に記載の装置。 - 【請求項27】 光ファイバが中空ロッド内に含まれている、請求項25に
記載の装置。 - 【請求項28】 必要に応じて患者の治療部位を内視鏡によって安定化させ
る方法であって、 細長い構成の、請求項1による安定化装置の可撓性の先端を、患者の体腔に進
入させる工程と、 近位の操縦機構を作動させ細長い先端を体腔内でリング状または蹄鉄状に巻く
工程と、 巻かれた吸入流路が治療部位の表面に押し付けられるように細長いロッドの近
位部を保持する工程と、 吸入流路を治療部位に付着させるのに十分な部分真空を吸入口を介して吸入流
路に付与し、それによって、治療部位を安定化させる工程とからなる方法。 - 【請求項29】 リムの、リング形状または蹄鉄形状の外周を形成する基部
の部分に沿って取り付けられた部分が、広がっておりさらに広げることができ、
リムの前記部分が、吸入流路内に部分真空が確立されたときに平坦になり外側に
広がる、請求項28に記載の方法。 - 【請求項30】 内視鏡部位スタビライザの進入が、患者の体に外科的に形
成された開口部を介して行われる、請求項28に記載の方法。 - 【請求項31】 ロッドの近位部を外部の物体に一時的に取り付けることを
さらに含む、請求項28に記載の方法。 - 【請求項32】 安定化が、体腔内の治療部位の表面に張力をかけることを
含む、請求項28に記載の方法。 - 【請求項33】 部分真空を付与すると、リング状または蹄鉄状の吸入流路
によって画定される開口部を通して治療部位が部分的に押し出される、請求項2
8に記載の方法。 - 【請求項34】 治療部位が、鼓動する心臓の表面上の冠状動脈の吻合部位
であり、安定化が、バイパス手術の間、鼓動する心臓上の治療部位の動きを大幅
に低減させることを含む、請求項28に記載の方法。 - 【請求項35】 鼓動する心臓の表面が、ロボット手術の間安定化する、請
求項34に記載の方法。 - 【請求項36】 治療部位が、鼓動する心臓の前側に位置する、請求項34
に記載の方法。 - 【請求項37】 バイパス手術が、胸壁を開かずに、胸腔鏡で観察しながら
行われる、請求項34に記載の方法。 - 【請求項38】 操縦機構が手動で作動させられる、請求項28に記載の方
法。 - 【請求項39】 装置が、ガス供給源と、巻かれた吸入流路によって画定さ
れる開口部に圧縮ガスの流れを供給するようになされた1つまたは複数のガス・
ポートとの間を流体連通させる圧縮ガス管をさらに備える、請求項28に記載の
方法。 - 【請求項40】 巻かれた吸入流路が、治療部位に取付けられている間、該
吸入流路によって画定される開口部を通して治療部位を外科的に操作できるよう
にする寸法とされている、請求項33に記載の方法。 - 【請求項41】 吸入流路が、約0.1cm2から約10cm2の範囲の表面積
にわたって部分真空を付与する、請求項28に記載の方法。 - 【請求項42】 治療部位の表面上の局部的な吸入出血の形成が最小限に抑
えられる、請求項28に記載の方法。 - 【請求項43】 治療部位が内臓の表面上に位置している、請求項28に記
載の方法。 - 【請求項44】 内臓が、患者の心臓、胃、食道、胆嚢、肝臓、腸、腎臓、
または肺である、請求項43に記載の方法。 - 【請求項45】 巻くことのできる可撓性の吸入体であって、 細長いが巻くことのできる吸入流路を備え、前記吸入流路が、 細長い基部と、 基部の周囲を囲む可撓性のリムと、 可撓性のリムの反対側で基部の周囲に沿って取り付けられており、操縦可能
なカテーテルの可撓性の先端を受容する開口部を一端に有する、可撓性の細長い
スリーブと、 吸入流路内に部分真空を確立する1つまたは複数の吸入口と、 少なくとも1つまたは複数の吸入口と流体連通する可撓性の管とを備え、 吸入流路の完全性を失わずに吸入体をリング状または蹄鉄状に巻くことができ
る吸入体。 - 【請求項46】 吸入流路の外側に沿って位置する1つまたは複数のガス・
ポートと、1つまたは複数のガス・ポートと流体連通する第2の管とをさらに備
える、請求項45に記載の吸入体。 - 【請求項47】 リムが、吸入流路に沿って一連の領域を形成するように、
吸入流路の内側に沿って形作られており、治療部位への取付け時に形成される部
分真空が、隣接する領域よりも高い、請求項45に記載の吸入体。 - 【請求項48】 内側リム部分が広がっておりさらに広げることができる、
請求項45に記載の吸入体。
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