JP2003500562A - サイズ剤組成物 - Google Patents
サイズ剤組成物Info
- Publication number
- JP2003500562A JP2003500562A JP2000621305A JP2000621305A JP2003500562A JP 2003500562 A JP2003500562 A JP 2003500562A JP 2000621305 A JP2000621305 A JP 2000621305A JP 2000621305 A JP2000621305 A JP 2000621305A JP 2003500562 A JP2003500562 A JP 2003500562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- resin
- sizing
- glass fibers
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/24—Coatings containing organic materials
- C03C25/40—Organo-silicon compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/24—Coatings containing organic materials
- C03C25/26—Macromolecular compounds or prepolymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/04—Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material
- C08J5/06—Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material using pretreated fibrous materials
- C08J5/08—Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material using pretreated fibrous materials glass fibres
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
Description
する。
包囲するポリマーマトリックスとの相互作用に、大きく影響される。サイズ剤の
作用は、ガラス繊維と、マトリックスポリマーとの結合を達成すると同時に、ガ
ラス繊維の製造/処理を確実にすることである。サイズ剤は、その組成成分とし
て、水、ポリマーバインダー(いわゆるフィルム形成剤)、接着促進剤、潤滑剤
、静電防止剤、他の助剤などを使用している。ポリマーバインダーとして、一般
に有機系の材料、例えば水分散性/水溶性の酢酸ポリビニル、ポリエステル-エ
ポキシド、ポリウレタン、ポリアクリレートまたはポリオレフィン樹脂、それら
の混合物などを採用している。
ルム形成剤との間に親和性を形成すると共に、ガラス繊維表面に対する接着力を
促進し、かつ、ガラス繊維とポリマーマトリックスとの機械的結合力を達成しう
るように、選択される。
マトリックスに適合すべく最適化する必要があり、また、複合材料の特性は、サ
イズ剤の組成変化に敏感に影響されうる。
Manufacturing Technology of Continuous Glass Fibers" Loewentein, ISBN 0
-444-42185〕は、多数の中間工程を要するため、非常にコスト高である。この従
来法によれば、サイジング済みのガラス繊維を巻取ってケークを形成し、乾燥し
、要すれば中間貯蔵し、巻き戻し、次いで切断する。従来法である「ダイレクト
チョップ法」も、知られており、この従来法では、サイジング済みのガラス繊維
をもはやケークに巻取らずに、サイジング処理の直後に切断しており〔例えば、
"The Manufacturing Technology of Continuous Glass Fibers" Loewentein, IS
BN 0-444-42185-8〕、このため、カットガラス繊維の経済的な製造法として採用
されている。
の機械的強化特性が、同じサイズ剤を用いたチョップド標準法によって製造され
るガラス繊維に比し、約15〜20%も低いことである(現時点では、その理由は不
明)。
、ポリマー複合材料において、同等の良好な特性、特に機械的および熱的特性を
示すようなガラス繊維を提供することである。特に、ダイレクトチョップ法によ
って製造したガラス繊維のポリマー複合材料の特性は、チョップド標準法によっ
て製造したガラス繊維のポリマー複合材料の特性よりも、劣るべきではない。
キシシランおよび他の通常のサイズ剤成分に加え、水溶性または水分散性のポリ
マーまたは少なくともアミノ官能性シランオリゴマー化合物を含んでなる、本発
明のサイズ剤組成物によって達成できることが判明した。
酸ビニル樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂またはそれらの混合物
であるフィルム形成剤0.1〜 20重量%、好適には4〜10重量%、 (b)1、2または3つのアルコキシ基(好適には、C1〜C6アルコキシおよびC
5〜C10シクロアルコキシ)を有する1分子当たり1つのアルコキシシラン基を
有する、有機官能性シランモノマーである接着促進剤0.1〜10重量%、好適には0
.3〜2重量%、 (c)1分子当たり1を超えるアルコキシシラン基を有し、各々の場合、シラン
基1つ当たり1、2または3つのアルコキシ基(好適には、C1〜C6アルコキシお
よびC5〜C10シクロアルコキシ)を有する、水溶性または水分散性のアミノ官
能性シラン化合物オリゴマーまたはポリマー(平均分子量>500 g/mol)0.1〜10
重量%、好適には0.3〜2重量%、 d)他の既知のサイズ剤成分0〜10重量%、好適には0.1 〜5重量%、 e)pH値3〜10が得られるような添加剤0〜10重量%、好適には0〜5重量%、およ
び f)100重量%までの残部水 を含んでなることを特徴とする組成物を提供する。
一般的な有機酸または無機酸または塩基を使用して、上記pHを得ることができる
。好適には、ギ酸を酸として使用する。
epe等)において、デンプン含有サイズ剤組成物におけるガラス積層体に関して
開示されており、またUS 4244844(Saint-Gobain, Molinier等)において特に繊
維製品に関して開示されている。これらオリゴマーアルコキシシランは、デンプ
ンの限定された熱安定性により、処理温度>100℃で熱可塑性樹脂を処理するの
に一般に適していない。
グ済みのガラス繊維を提供する。
化に使用される。
ば、E、A、CおよびSガラスは、本発明のサイジング済みガラス繊維の製造に好適
である。連続ガラス繊維製造用の上記種類のガラスタイプのうち、Eガラス繊維
は、アルカリを含んでおらず、また高引張強度および高弾性率であるため、プラ
スチックを強化するのに最も重要である。
サイズ剤を用い、常法に従い、製造し、切断し、乾燥する: (a)ポリエポキシド樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリ酢
酸ビニル樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂またはそれらの混合物
0.1〜 20重量%、好適には4〜10重量%、 (b)1、2または3つのアルコキシ基(好適には、C1〜C6アルコキシおよびC
5〜C10シクロアルコキシ)を有し、1分子当たり1つのアルコキシシラン基を
有する、有機官能性シランモノマー0.1〜10重量%、好適には0.3〜2重量%、 (c)シラン基1つ当たり、1、2または3つのアルコキシ基(好適には、C1〜C 6 アルコキシおよびC5〜C10シクロアルコキシ)を有し、1分子当たり1を超
えるアルコキシシラン基を有する、水溶性または水分散性のアミノ官能性シラン
化合物オリゴマーまたはポリマー(平均分子量>500 g/mol)0.1〜10重量%、好
適には03〜2重量%、 d)他の既知のサイズ剤成分0〜10重量%、好適には0.1 〜5重量%、 e)pH値3〜10が得られるような添加剤0〜10重量%、好適には0〜5重量%、およ
び f)100重量%までの残部水。
進剤、潤滑剤、pH緩衝物質および補助物質、例えば、湿潤剤または帯電防止剤を
含んでなることができる。
ラス繊維のサイジング法および仕上法は既知であり、例えば、K.L. Loewenstein
、「The Manufacturing Technology of Continuous Glass Fibres」、Elsevier
Scientific Publishing Corp., Amsterdam, London, New York, 1983に記載され
ている。
たはローラーアプリケータのような好適な装置を使用してサイジングすることが
できる。例えば、サイズ剤を、ガラスフィラメントに適用し、固化した直後に、
すなわち巻き取りまたはカッティングの前に、紡糸金口から高速度で引き出すこ
とができる。しかしまた、紡糸処理後に、浸漬浴において繊維をサイジングする
こともできる。
エポキシ樹脂である。ポリエポキシドフィルム形成剤は、非変性エポキシ樹脂ま
たはアミン、酸基または親水性非イオン性基で変性されたエポキシ樹脂であって
、二価フェノール、例えば、ピロカテコール、レソルシノール、ヒドロキノン、
4,4'−ジヒドロキシジフェニルジメチルメタン(ビスフェノールA)、4,4'−ジ
ヒドロキシ−3,3'−ジメチル−ジフェニルプロパン、および4,4'−ジヒドロキシ
ジフェニルスルホンのジグリシジルエーテル、 二塩基性芳香族、脂肪族および脂環式カルボン酸のグリシジルエーテル、例えば
、無水フタル酸ビスグリシジルエーテルまたはアジピン酸ビスグリシジルエ−テ
ル、 二価脂肪族アルコールのグリシジルエーテル、例えば、ブタンジオールビスグリ
シジルエーテル、ヘキサンジオールビスグリシジルエーテルまたはポリオキシア
ルキレングリコールビスグリシジルエーテル、および、 多価フェノール、例えば、ノボラック(酸触媒下、一価または多価フェノールと
アルデヒド、特にホルムアルデヒドとの反応生成物)、トリス−(4−ヒドロキ
シフェニル)メタンまたは1,1,2,2−テトラ(4−ヒドロキシフェニル)エタンの
ポリグリシジルエーテル、 芳香族アミンおよびエピクロロヒドリン系のエポキシド化合物、例えば、グリセ
ロール、トリメチロールプロパンおよびペンタエリトリトール系のエポキシ化合
物、および 他のグリシジル化合物、例えば、トリスグリシジルイソシアヌレート系のエポキ
シ樹脂である。好適なポリエポキシド分散物は、例えば、EP-A 27 942、EP-A 31
1 894、US 3 249 412、US 3 449 281、US 3 997 306およびUS 4 487 797に開示
されている。好適には、ビスフェノールA系およびノボラック系の、水に分散、
乳化または溶解されるポリエステルエポキシドである。
適には二官能価ポリオールおよび所望により好適には二官能価ポリアミンとの反
応生成物であって、この反応生成物は、水に分散、乳化または溶解される。ポリ
ウレタン分散体の合成、使用可能な単位、製造方法および特性は、当業者に既知
であり、例えば、Houben-Weyl「Methoden der organischen Chemie」、vol.E20
、H.BartlおよびJ.Falbe発行, Georg Thieme Verlag Stuttgart, New York 1987
, p.1587-1604, p.1659-1681およびp.1686-1689に記載されている。
素環式ポリイソシアネートまたはこれらポリイソシアネートの望ましい混合物、
例えば、1,6−ヘキサメチレン−ジイソシアネート、1−イソシアナト−3,3,5−
トリメチル−5−イソシアナトメチル−シクロヘキサン、2,4−および2,6−トル
イレン−ジイソシアネートおよびジフェニルメタン−2,4'−および/または−4,
4'−ジイソシアネートである。
例えば、エチレングリコール、プロピレングリコ−ル、ブチレングリコールおよ
びヘキサンジオールと、好適にはエステル化しうる二塩基性ポリカルボン酸また
はその誘導体、例えば、コハク酸、アジピン酸、フタル酸、無水フタル酸、マレ
イン酸および無水マレイン酸との反応生成物である。また、ラクトン、例えばε
-カプロラクタムのポリエステルも使用することができる。また、ポリエステル
は、少量の三価アルコールまたは三塩基性カルボン酸成分、例えば、トリメチロ
ールプロパンまたはグリセロールを含んでなることができる。さらに、エポキシ
ド、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシドまたはテトラヒドロフラン
の塊状重合によって製造されるか、または、反応性水素原子を有する出発成分、
例えば、水、アルコール、アンモニアまたはアミンに対するエポキシドの付加に
よって製造される分岐鎖または非分岐鎖ポリエーテルも好適である。
量を有する二官能価ポリオールまたはポリアミンであって、使用が特に好適なの
は、二価ポリアルコール、例えば、エチレングリコール、プロピレングルコール
およびブチレングリコール、アミノ−アルコール、例えば、エタノールアミンお
よびN−メチルジエタノールアミン、および二官能価ポリアミン、例えば、エチ
レンジアミン、1,4−テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、1−ア
ミノ−3,3,5−トリメチル−5−アミノメチルシクロヘキサン、ビス−(3−アミ
ノ−プロピル)メチルアミンおよびヒドラジンである。
、エマルジョンまたは溶液(例えば、EP-A 137 427参照)も好適である。
の反応生成物、または付加的なエポキシド基を含有しないカルボキシル基含有ポ
リエステル(例えば、EP-A 27 942参照)である。
トキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリ
ス−メトキシ−エトキシ−シラン、3−アミノプロピル−メチル−ジエトキシシ
ラン、N−メチル−2−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N
−メチル−2−アミノエチル−3−アミノプロピル−メチル−ジメトキシシラン、
N−メチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−グリシジルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、3−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、3
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシランおよびビ
ニルトリメトキシシランである。
は、例えば、遊離末端アミノ基および側鎖アルコキシシラン基を有する非架橋、
可溶性、直鎖尿素オリゴマーまたはポリマーであって、このオリゴマーまたはポ
リマーは、有機溶液中で保存安定性であり、水性溶媒中で安定な溶液を生じる。
特に、遊離アミノ基、尿素基、および1個の分子当たり1個を越えるアルコキシシ
ラン基の組み合わせは、本発明において、サイズ剤の顕著な特性を生じる。
ン化合物は、以下の成分a)と成分b)との反応生成物である。 a)1〜1.8当量のジイソシアネート b)2当量のジアミン このジアミンは、以下の成分b1)と成分b2)とを含んでなる。 b1)80〜100重量%の、式(I)のジアミノアルコキシシラン HN(R1)-Z-N(H)-Y-Si(OR2)(3-a)R3 a (I) 〔式中、 Zは、C1〜C6アルキレン、C5〜C10シクロアルキレンまたはアリ
ーレン、 R1は、H、C1〜C6アルキルまたはC5〜C10シクロアルキル、 Yは、C3〜C6アルキレン、 R2は、C1〜C6アルキルまたはC5〜C10シクロアルキル、 aは、0〜2、および R3は、C1〜C6アルキルまたはC5〜C10シクロアルキルである。
〕および b2)0〜20重量%の、イソシアネート基に反応性の基、特にヒドロキシ
ル基および/またはアミノ基を1個の分子当たり2個含有する、エーテル基を含有
する少なくとも1個の非イオン性親水性化合物
び多環式二官能価イソシアネート化合物である。
る。 OCN-R-NCO (II) 〔式中、Rは、C1〜C6アルキレン、C5〜C15シクロアルキレン、C6〜C14アリーレ
ン、C7〜C20アリールアルキレンまたはC7〜C20アルキルアリーレンである。〕
イソシアナト−プロパン、1,3−ジイソシアナト−プロパン、1,4−ブチレン−ジ
イソシアネート(BDI)、1,6−ジイソシアナトヘキサン(HDI)、1,2−ジイソシ
アナトシクロヘキサン、1,3−ジイソシアナトシクロヘキサン、1,4−ジイソシア
ナトベンゼン、ビス(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタン(H12MDI)、ビ
ス(4−イソシアナトシクロヘキセニル)メタン、ビス(4−イソシアナトフェニ
ル)メタン(MDI)、2,4−および2,6−トルエン−ジイソシアネート(TDI)、1,
5−ジイソシアナトナフタレン、水素化トルイレン−ジイソシアネート、1−イソ
シアナトメチル−5−イソシアナト−1,3,3−トリメチルシクロヘキサン(イソホ
ロン−ジイソシアネート、IPDI)および1,6−ジイソシアナト−2,2,4−トリメチ
ルヘキサンである。
5−イソシアナト−1,3,3−トリメチルシクロヘキサン(イソホロン−ジイソシア
ネート)である。
リゴマー化によって製造されたイソシアネートを使用する。したがって、好適に
は、例えば、アロファネート、ウレチドンまたはビウレット基を含有する製品(
例えば、Bayer AG, LeverkusenのDesmodur(登録商標)N 100)、またはイミノ
オキサジアジンジオンまたはイソシアヌレート環を含有する部分的に三量体化さ
れたポリイソシアネート(例えば、Bayer AGのDesmodur(登録商標)N 3400)を
使用する。
ミノプロピルトリメトキシシラン(Huls AG、Dynasilan(登録商標)Damo)、N-
β-(アミノエチル)-γ-アミノプロピルトリエトキシシラン、N-β-(アミノエ
チル)-γ-アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N-β-(アミノエチル)-N-
β-(アミノエチル)-γ-アミノプロピルトリメトキシシランである。 (CH3-CH2-O)3Si-CH2-CH2-CH2-NH-CH2-CH2-NH2 (CH3O)3Si-CH2CH2CH2-NH-CH2CH2-NH2 (C2H5O)2(CH3)Si-CH2CH2CH2-(NH-CH2CH2)3-NHCH2CH2CH2- Si(CH3)(OC2H5)2 (CH3O)3Si-CH2CH2CH2-NH-CH2-C6H4-NH-H2CH2-Si(OCH3)3 および (CH3O)2(CH3)-Si-CH2CH2CH2-NH-CH2CH2-NH-CH2CH2CH2- Si(CH3)(OCH3)2
シランである。
好適には100重量%のエチレンオキシド単位を有し、プロピレンオキシド単位も
これらと一緒に存在することができる。好適な非イオン性親水性化合物は、例え
ば、300〜6,000の分子量を有するポリエチレングリコール(例えば、Union Carb
ideのCarbowax(登録商標)300、400、1000、1500、2000、6000)、二官能価エ
ーテル−ジアミン、例えば、4,7−ジオキサデカン−1,10−ジアミン、4,9−ジオ
キサドデカン−1,12−ジアミン、4,7,10−トリオキサデカン−1,13−ジアミン、
ビス−(3−アミノプロピル)ポリテトラヒドロフラン、ビス−(3−アミノプロ
ピル)ポリテトラヒドロフラン、ビス−(3−アミノプロピル)ポリテトラヒド
ロフラン(BASFの製品、Carbowax(登録商標)750、1100、2100)、およびポリ
エーテル−アミン(例えば、Texaco Chemical Company、Jeffamine(登録商標)
D 230、D 400、D 2000、XTJ 510(D 4000)、ED 600、ED 900、ED 2003、ED 400
0、EDR 148(XTJ 504))である。
4,7−ジオキサデカン−1,10−ジアミン、4,9−ジオキサドデカン−1,12−ジアミ
ン、4,7,10−トリオキサデカン−1,13−ジアミン、ビス−(3−アミノプロピル
)−ポリテトラヒドロフラン750、ビス−(3−アミノプロピル)ポリテトラヒド
ロフラン1100、ビス−(3−アミノプロピル)ポリテトラヒドロフラン2100、お
よびTexaco Chemical CompanyのJeffamine(登録商標)D 230、D 400、D 2000、
XTJ 510(D 4000)、ED 600、ED 900、ED 2003、ED 4000、EDR 148(XTJ 504)
。
化合物は、オリゴアミノ−アミドシラン、例えばWitcoのA1387、またはオリゴマ
ーまたはポリマーアミノ官能性尿素−アルコキシシラン化合物である。
は非イオン性乳化剤、他のフィルム形成樹脂、潤滑剤、例えば、脂肪アルコール
または脂肪アミンのポリアルキレングリコールエーテル、12〜18個のC原子を有
する脂肪酸のポリアルキレンエステルおよびグリセロールエステル、ポリアルキ
レングリコールおよび/またはアルケニルアミンの12〜18個のC原子を有する高
級脂肪酸アミドのポリアルキレングリコール、四級窒素化合物、例えばエトキシ
ル化イミダゾリニウム塩、鉱油またはロウ、および補助物質、例えば湿潤剤また
は帯電防止剤、例えば塩化リチウムまたは塩化アンモニウムをさらに含有するこ
とができる。これらの他の補助物質は、当業者に既知であり、例えば、K.L. Loe
wenstein、「The Manufacturing Technology of Continuous Glass Fibres」、E
lsevier Scientific Publishing Corp., Amsterdam, London, New York, 1983に
記載されている。
アミド6およびポリアミド6,6、脂肪族、芳香族および混合脂肪族/芳香族ポリエ
ステル−アミド、脂肪族、芳香族および混合脂肪族/芳香族ポリエステル、例え
ば、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレート、ポリウレ
タン、ポリアリーレンスルフィドまたはポリシクロオレフィン、および熱硬化性
ポリマー、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂およびフェノール−
ホルムアルデヒド樹脂の強化繊維として好適である。
ラス繊維に塗布した。ガラス繊維を巻き取ってケークを形成し、次に、130℃で1
0時間乾燥させた。乾燥後、ガラス繊維を4.5mm長さのチョップに切断した。
μmの直径を有するガラス繊維に塗布した。ガラス繊維を、塗布の直後に、ダイ
レクトチョッパ(direct chopper)でカットし、次に、130℃で10時間乾燥した
。
押出成形し、粒状化して、70重量部のポリアミド6(Durethan(登録商標)、Bay
er AG, Leverkusenの市販品)、および30重量部の比較例1または比較例2のガラ
ス繊維からなる成形組成物を得た。
試験片を製造した。DIN 53452による曲げ強度、DIN 53455による引張強度、およ
びIzod(ISO 180/IC)による室温でのアイゾット衝撃強度を試験した。
を使用して11μmの直径を有するガラス繊維に適用した。次に、ガラス繊維をダ
イレクトチョッパでカットし、130℃で乾燥させた。
の実施例3.1、3.2、3.3、3.4、3.5および3.6のガラス繊維を、押出成形機を使用
して、250℃の押出温度で押出成形し、粒状化して、成形組成物を得た。得られ
た成形組成物から、従来の射出成形機を使用して、80×10×4mmの引張試験片を
製造した。DIN 53 452による曲げ強度、DIN 53 455による引張強度、およびIzod
(ISO 180/IC)による室温でのアイゾット衝撃強度を試験した。
済みガラス繊維使用の複合材料は、従来技術によるサイジング済みガラス繊維強
化プラスチックよりも、引張強度、曲げ強度および衝撃強度に関し、より良好な
特性を有し、かつ、本発明のサイジング済みガラス繊維は、より低コストのダイ
レクトチョプ法で切断することができた。
Claims (6)
- 【請求項1】 pH値3〜10のガラス繊維用サイズ剤組成物であって、 当該サイズ剤組成物は、 (a)ポリエポキシド樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリ酢
酸ビニル樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂またはそれらの混合物
であるフィルム形成剤0.1〜 20重量%、好適には4〜10重量%、 (b)1、2または3つのアルコキシ基を有する1分子当たり1つのアルコキシシ
ラン基を有する、有機官能性シランモノマーである接着促進剤0.1〜10重量%、
好適には0.3〜2重量%、 (c)1分子当たり1を超えるアルコキシシラン基を有し、各々の場合、シラン
基1つ当たり1、2または3つのアルコキシ基を有する、水溶性または水分散性の
アミノ官能性シラン化合物オリゴマーまたはポリマー(平均分子量>500 g/mol
)0.1〜10重量%、好適には0.3〜2重量%、 d)他の既知のサイズ剤成分0〜10重量%、好適には0.1 〜5重量%、 e)pH値3〜10が得られるような添加剤0〜10重量%、好適には0〜5重量%、およ
び f)100重量%までの残部水 を含んでなることを特徴とする組成物。 - 【請求項2】 成分(b)/成分(c)の比率は、2:1である請求項1記載の組
成物。 - 【請求項3】 当該サイズ剤組成物のpH値は、5〜9、好適には7である請求
項1または2記載の組成物。 - 【請求項4】 前記pH値は、ギ酸の添加によって達成する請求項1〜3のいず
れかに記載の組成物。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の組成物によってサイジングさ
れていることを特徴とする、サイジング済みのガラス繊維。 - 【請求項6】 請求項5記載のガラス繊維についての、 熱可塑性ポリマーまたは熱硬化性ポリマー強化のための使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19924671 | 1999-05-28 | ||
DE19924671.8 | 1999-05-28 | ||
PCT/EP2000/004461 WO2000073235A1 (de) | 1999-05-28 | 2000-05-17 | Schlichtezusammensetzung, beschlichtete glasfasern sowie deren verwendung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003500562A true JP2003500562A (ja) | 2003-01-07 |
JP2003500562A5 JP2003500562A5 (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=7909599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000621305A Pending JP2003500562A (ja) | 1999-05-28 | 2000-05-17 | サイズ剤組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1192113B1 (ja) |
JP (1) | JP2003500562A (ja) |
AT (1) | ATE261408T1 (ja) |
AU (1) | AU5808500A (ja) |
DE (1) | DE50005602D1 (ja) |
ES (1) | ES2216909T3 (ja) |
TR (1) | TR200103402T2 (ja) |
WO (1) | WO2000073235A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102898044A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-01-30 | 四川航天拓鑫玄武岩实业有限公司 | 玄武岩纤维表面改性浸润剂及其制备方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10262007A1 (de) * | 2002-10-29 | 2004-05-19 | Daimlerchrysler Ag | Polymerelektrolytmembran-Brennstoffzelle mit einer verstärkten Polymerelektrolytmembran |
CN102249556B (zh) * | 2011-04-25 | 2013-06-19 | 重庆国际复合材料有限公司 | 玻璃纤维细纱浸润剂及其制备方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4855341A (en) * | 1985-03-21 | 1989-08-08 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | High-strength magnesium aluminosilicate glass fibers having size coating of epoxy resin with methacryloxyalkyl and aminoalkyl silanes |
US5242958A (en) * | 1991-07-12 | 1993-09-07 | Ppg Industries, Inc. | Chemical treating composition for glass fibers having emulsified epoxy with good stability and the treated glass fibers |
US5646207A (en) * | 1994-03-14 | 1997-07-08 | Ppg Industries, Inc. | Aqueous sizing compositions for glass fibers providing improved whiteness in glass fiber reinforced plastics |
-
2000
- 2000-05-17 TR TR2001/03402T patent/TR200103402T2/xx unknown
- 2000-05-17 WO PCT/EP2000/004461 patent/WO2000073235A1/de active IP Right Grant
- 2000-05-17 AT AT00943720T patent/ATE261408T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-05-17 ES ES00943720T patent/ES2216909T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-17 EP EP00943720A patent/EP1192113B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-17 DE DE50005602T patent/DE50005602D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-17 JP JP2000621305A patent/JP2003500562A/ja active Pending
- 2000-05-17 AU AU58085/00A patent/AU5808500A/en not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102898044A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-01-30 | 四川航天拓鑫玄武岩实业有限公司 | 玄武岩纤维表面改性浸润剂及其制备方法 |
CN102898044B (zh) * | 2012-10-19 | 2015-01-21 | 四川航天拓鑫玄武岩实业有限公司 | 玄武岩纤维表面改性浸润剂及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE50005602D1 (de) | 2004-04-15 |
AU5808500A (en) | 2000-12-18 |
ES2216909T3 (es) | 2004-11-01 |
TR200103402T2 (tr) | 2002-04-22 |
ATE261408T1 (de) | 2004-03-15 |
EP1192113A1 (de) | 2002-04-03 |
EP1192113B1 (de) | 2004-03-10 |
WO2000073235A1 (de) | 2000-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7176254B2 (en) | Sizing composition | |
KR100468548B1 (ko) | 1-메틸-2,4-및(또는)-2,6-디이소시아네이토시클로헥산기재의폴리우레탄수분산액및유리섬유사이징용결합제로서의그의용도 | |
CA1255420A (en) | Sizing agent for glass fibers | |
US4289672A (en) | Sizing glass fibers for thermoplastic resin reinforcement | |
JPS61256947A (ja) | 化学処理ガラス繊維 | |
US6833182B2 (en) | Size compositions, sized glass fibers and their use | |
US4382991A (en) | Sizing composition and sized strand useful as reinforcement | |
KR100966692B1 (ko) | 폴리우레탄-폴리우레아 분산액 | |
CA1089138A (en) | Sizing glass fibers for thermoplastic resin reinforcementt | |
DE10039750C1 (de) | Schlichtezusammensetzung für Glasfasern sowie deren Verwendung | |
US5811480A (en) | Size composition, sized glass fibers and use thereof | |
KR20160108223A (ko) | 유리 산 기를 함유하는 수성 폴리우레탄우레아 분산액 | |
JP2003500562A (ja) | サイズ剤組成物 | |
KR100993653B1 (ko) | 가호 조성물 | |
EP1335886B1 (en) | Sizing composition | |
CZ18796A3 (en) | Lubricated glass fibers for reinforcing organic materials | |
DE2553839A1 (de) | Beschlichtete glasfasern | |
KR20050016422A (ko) | 유리 섬유용 폴리우레탄계 무수 호제 조성물, 이를사용하여 수득된 유리 섬유 및 이러한 섬유를 포함하는복합 재료 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070508 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070508 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20071221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090317 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090825 |