JP2003348628A - 構内電子交換機 - Google Patents

構内電子交換機

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JP2003348628A JP2003127632A JP2003127632A JP2003348628A JP 2003348628 A JP2003348628 A JP 2003348628A JP 2003127632 A JP2003127632 A JP 2003127632A JP 2003127632 A JP2003127632 A JP 2003127632A JP 2003348628 A JP2003348628 A JP 2003348628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は構内電子交換機の移動通信網接続シス
テムに関し、構内電子交換機を公衆網に接続するとき、
有線回線による接続を必要とせず、1台の携帯電 話機
の回線を複数の内線から使用することのできる構内電子
交換機の移動通信網 接続システムを実現することを目
的とする。 【解決手段】構内電子交換機と携帯電話機の間に、構内
電子交換機に収容される局線トランクとの通信制御を行
うアナログ回線制御部と、携帯電話機との通信制御を
行う携帯電話機制御部と、アナログ回線制御部および携
帯電話機制御部の制御を 行う制御部と、携帯電話機か
らの出力をアンテナに結合するアンテナ結合部と、各部
と携帯電話機へ電源を供給する電源部を備えた携帯電話
機接続装置を設け、 構内電子交換機を携帯電話機接続
装置をとおして携帯電話機に接続し、移動通信 網を介
して、公衆網と接続するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信網に接続するこ
とが可能な構内電子交換機、発信接続方法及び着信接続
方法、構内電子交換機を移動通信網に接続する構内電子
交換機の移動通信網接続システム、並びに携帯電話機接
続装置に関する。
【0002】通信技術、半導体技術の進展により、無線
周波数で使用可能な半導体が安価に得られるようになっ
たことから、携帯電話機が広い範囲で使用されるように
なってきている。
【0003】このような携帯電話機と構内電子交換機と
を連携とり、移動通信網と接続することにより、携帯電
話機の利用範囲を拡大することが要望されている。
【0004】
【従来の技術】図18は従来例を説明する図を示す。図
中の100は公衆網、200は移動通信網であり、10
は構内電子交換機(以下PBXと称する)、T11〜T
1nはPBX10に収容される電話機、T21〜T2n
は公衆網100に収容される電話機、30A〜30Cは
携帯電話機、PCはパーソナルコンピュータ、Fはファ
クシミリである。また、LA、LBは公衆網100とP
BX10を接続する有線回線である。
【0005】図は、最初、地域Aに設置されていたPB
X10を、設置場所Bに移設した例を示す。使用する機
器は同じであり、設置場所のみを変更したものである。
【0006】また、図において、パーソナルコンピュー
タPC、ファクシミリFは携帯電話機(ここでは30A
を介して接続しているが、任意の携帯電話機でも可であ
る)を介して移動通信網200と接続可能であり、移動
通信網200に接続された任意の端末、さらに、移動通
信網200を介して接続される公衆網100に収容され
た任意の端末との通信も可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】PBX10を公衆網1
00に接続するには、この間を有線回線LAで接続する
ことが必要である。例えば、地域AにあるPBX10を
地域Bに移設する場合、PBX10と公衆網100の間
を有線回線LBで接続することが必要となり、接続変更
の工事が必要となり、設置場所の変更により電話番号が
変わる場合も生ずる。
【0008】また、携帯電話機30Aを介して、パーソ
ナルコンピュータPC、ファクシミリFによる通信も可
能であるが、これらは1対1で接続され、単独の使用し
かできない。
【0009】本発明は構内電子交換機を移動通信網に接
続することを目的とし、更には携帯電話機と構内交換機
とを連携をとり移動通信網と接続して携帯電話機の利用
範囲を拡大することを目的とし、また更には構内電子交
換機を公衆網に接続するとき、有線回線による接続を必
要とせず、1台の携帯電話機を複数の内線から使用する
ことを目的とした構内電子交換機、発信接続方法及び着
信接続方法、構内電子交換機の移動通信網接続システ
ム、並びに携帯電話機接続装置を実現しようとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中の10は中央制御装置1
1、主記憶装置12、ネットワーク13、局線トランク
14、ライン回路15を備えるPBXであり、T1はP
BX10に収容される電話機、30は通話回路31、制
御部32、送信部33、受信部34、DUP(Duplexer)
35、送話器36、受話器37、電源部38を備える携
帯電話機である。
【0011】また、20は本発明により設けるものであ
り、PBX10と携帯電話機30を接続する携帯電話機
接続装置で、PBX10の局線トランク14との通信制
御を行う第1の制御手段としてのアナログ回線制御部2
1、携帯電話機30との通信制御を行う第2の制御手段
としての携帯電話機制御部22、第1の制御手段として
のアナログ回線制御部21および第2の制御手段として
の携帯電話機制御部22の制御を行う第3の制御手段と
しての制御部23、携帯電話機30からの出力をアンテ
ナに結合するアンテナ結合器24、各部と携帯電話機3
0に電源を供給する電源部25から構成したものであ
る。
【0012】そして、携帯電話機接続装置20は、構内
電子交換機に収容される電話機T1からの発信を携帯電
話機30を介して行い、又は携帯電話機30への着信を
この携帯電話機30を介して構内電子交換機に収容され
る電話機T1に着信させることができる。
【0013】更に、携帯電話機接続装置20は携帯電話
機30の回線制御機能を使用して、PBX10に収容さ
れる電話機T1を携帯電話機接続装置20を介して公衆
網100に接続できる。
【0014】
【作用】図2は本発明の作用を説明するシーケンス図
(1)である。PBX10に収容される電話機から公衆
網100に発信するとき、局線特番をダイヤルすること
により、局線トランク14を捕捉し、局線トランク14
に接続された携帯電話機接続装置20が携帯電話機30
を起動して、携帯電話機30が無線リンクを確立する。
そして、電話機T1から移動通信網200あるいは公衆
網100に収容される相手電話機の電話番号をダイヤル
し、相手端末の応答後、接続し移動通信網200を介し
て公衆網100との通話を行う。
【0015】図3、図4、図5は本発明の作用を説明す
るシーケンス図(2)、(3)、(4)を示し、図3は
PBX10に収容される電話機T1からの呼切断時のシ
ーケンス、図4は移動通信網200からの着信のシーケ
ンスであり、PBX10の局線トランク14に接続され
た携帯電話機30に着信した呼は、局線トランク14を
経由して、PBX10に収容される電話機T1に着信す
るシーケンスを示し、図5は移動通信網200からの呼
切断時のシーケンスを示す。
【0016】このように、本発明の発信接続方法は、構
内電子交換機に収容される第1の電話機からの発呼を検
出し、前記構内電子交換機と接続される携帯電話機を発
呼状態とし、第1の電話機から入力された第2の電話機
に関するダイヤル情報を前記携帯電話機により移動通信
網へ送出し、第2 の電話機からの応答の後に前記携帯電
話機を制御して第1の電話機と第2の電話機との間の通
話の接続を行う手順からなる。
【0017】更に、本発明の着信接続方法は、構内電子
交換機に接続される携帯電話機に対する第2 の電話機か
らの着信を検出し、前記着信を前記構内電子交換機に対
して通知して前記構内電子交換機に収容される第1 の電
話機を呼出し、前記着信に対する第1の電話機からの応
答の後に前記携帯電話機の応答制御を行い、第1の電話
機と第2の電話機との間の通話の接続を行う手順からな
る。
【0018】また、構内電子交換機10の局線トランク
14をISDNインタフェース対応の局線トランク14
a、携帯電話機接続装置20のアナログ回線制御部21
をISDN回線制御部21aに置き換えることにより、
ISDN回線の2B+Dの情報チャネルB1、B2に対
応して2台の携帯電話機30A、30Bを接続し、通話
することが可能となる。
【0019】また、携帯電話機接続装置20をPBX1
0の局線トランク14、14aに実装することで、シス
テム全体としての、経済化、設置スペースの削減が可能
となる。
【0020】更に、携帯電話機接続装置20に表示器を
設け、携帯電話機30の使用中を表示を行う。この表示
により、使用中の携帯電話機30の取り外しを防止する
ことが可能となる。
【0021】また、更に、構内電子交換機10の主記憶
装置12に表示管理データD3、課金レートデータD
4、料金管理データD5、契約条件管理データD6、回
線閉塞データD7、取り外し規制データD8、接続管理
データD9、携帯電話料金データD10を設け、それぞ
れのデータにしたがって、PBX10の接続管理、運用
管理を行う。
【0022】また更に、携帯電話機30の制御部32に
接続されるメモリ32Aの内容を読み出す外部インタフ
ェース39を設け、携帯電話機30に接続した局線トラ
ンク14に着信があった場合、メモリ32Aに書き込ま
れた発信側の電話機の電話番号を外部インタフェース3
9をとおして読み出し、着信側の電話機T1に表示する
とともに、PBX10に携帯電話機接続装置20を使用
して通話したときの通話料金を蓄積する携帯電話料金デ
ータD10を設け、携帯電話機接続装置20を使用して
通話したときの通話料金をメモリ32Aから外部インタ
フェース39を通して読み出し、通話料金をPBX10
の携帯電話料金データD10に蓄積することにより、正
確な料金管理を行うことができる。
【0023】
【実施例】図6は本発明の実施例(1)を説明するブロ
ック図である。図は請求項1〜5、21、33、34に
対応する実施例であり、図中の10は原理図で説明した
PBXと同一物である。
【0024】また、20は携帯電話機接続装置であり、
携帯電話機ホルダ部(図中ホルダ部と示す)20Aを設
け、携帯電話機30と携帯電話機接続装置20を機械的
に保持して設置できる構造としている。
【0025】本発明においては、無線リンクの確立等の
無線回線の制御は携帯電話機30の図示省略の制御部3
2が実行する。この携帯電話機30からの無線出力信号
をアンテナに結合するための結合器24Bと、その出力
をパワーアップするためのブースタ24Aとを設けてい
る。
【0026】図7は本発明の実施例の発信処理フローチ
ャートを示す。図は請求項8に対応する実施例である。
以下、フローチャートのSTEP(以下Sと示す)にし
たがって実施例の動作を説明する。
【0027】S1;PBX10に収容される電話機T1
1(電話番号を111とする)がオフフックすることよ
り、PBX10は発呼を検出する。
【0028】S2;電話機T11は携帯電話機30が接
続された局線トランク14への発信特番、例えば「8」
をダイヤルし、PBX10はこのダイヤル「8」を受信
し、局線トランク14を起動する。
【0029】S3;携帯電話機接続装置20の制御部2
3がアナログ回線制御部21を介して発呼を検出したと
き、携帯電話機制御部22を起動し、携帯電話機30を
発呼状態とし無線リンクを確立する。
【0030】S4;起動完了を局線トランク14に通知
する。
【0031】S5;PBX10は携帯電話機30の起動
を検出する。
【0032】S6;電話機T11からのダイヤル「44
41111」(DP/PB何れでも良い)を送出する
と、PBX10は、このダイヤル「4441111」を
PB信号に変換して送出する。
【0033】S7;携帯電話機30を介して、携帯電話
機接続装置20はダイヤル「4441111」を送出す
る。
【0034】S8;移動通信網200は公衆網100に
収容される電話番号「4441111」の電話機T21
の呼び出しを行う。
【0035】S9;相手の電話機T21の応答により通
話状態となる。
【0036】S10;通話終了は、PBX10側の電話
機T11からの切断を検出し、携帯電話機接続装置20
に切断通知を行う。
【0037】S11;携帯電話機接続装置20は局線ト
ランク14からの切断通知を検出し、携帯電話機30を
切断し、無線リンクを解放する。
【0038】図8は本発明の実施例の着信処理フローチ
ャートを示す。図は請求項9に対応する実施例である。
この場合、携帯電話機30の電話番号を「030222
1111」とし、携帯電話機30へ着信した場合は、P
BX10の局線トランク14を介して電話機T11(電
話番号111)に着信するように設定しておく。
【0039】ここで、公衆網100の電話機T21から
携帯電話機30の電話番号「0302221111」を
ダイヤルする。このダイヤルにより、携帯電話機30が
移動通信網200から呼び出される。この携帯電話機3
0への着信を携帯電話機接続装置20の携帯電話機制御
部22により検出し、アナログ回線制御部21を介して
局線トランク14に着信通知を行う。着信通知を検出し
た中央制御装置11は、電話機T11の呼び出しを行
う。そして、電話機T11の応答により、アナログ回線
制御部21で応答信号を検出し、携帯電話機制御部22
により携帯電話機30の応答制御を行い通話状態に入
る。
【0040】通話終了後は電話機T11の切断により、
携帯電話機接続装置20は切断信号の検出を行い、携帯
電話機制御部22により、携帯電話機30の切断制御を
行い通話を終了する。
【0041】図7、図8に説明した処理により、電話機
T11からは、携帯電話機30を意識することなく、局
線トランク14への発信特番と相手電話番号をダイヤル
するのみで移動通信網200を介して、公衆網100に
接続される加入者との通話が可能となる。
【0042】このように、PBX10と公衆網100と
の接続を携帯電話機30を介して行うことにより、PB
X10を移設しても、有線回線の工事を必要とせず、加
入者番号も変更されることが無くなる。
【0043】図9は本発明の実施例(2)を説明するブ
ロック図である。図は請求項11、12の構成を利用し
た実施例である。
【0044】図のPBX10の主記憶装置12内には、
局線トランク14、14Aの状態を管理するためのエリ
アを設け、その中にトランク制御データD1と迂回先を
指定する迂回制御データD2を書き込んでおく。ここ
で、PBX10に収容された電話機T1が局線トランク
14Aから公衆網100に発信するとき、局線トランク
14Aが全障害、全使用中等の理由により使用できない
場合は、自動的に局線トランク14側を経由して発信
し、移動通信網200を介して、公衆網100に接続す
る。
【0045】また、図9はPBX10に収容される電話
機T11から発信する場合の迂回処理であり、これとは
逆に、移動通信網200から着信してくるときは、PB
X10の携帯電話機30に接続される局線トランク14
に接続される電話機T11に対応する音声案内データを
設けておき、公衆網の電話機T21から携帯電話機30
の電話番号「0302221111」がダイヤルされた
とき、携帯電話機30を携帯電話機ホルダ20Aから取
り外している場合は、携帯電話機30に着信させ、携帯
電話機30が携帯電話機ホルダ20Aに装着されている
場合は、局線トランク14を介して、図示省略のアナウ
ンスマシンに着信させ、携帯電話機30の使用者対応の
電話番号を通知し、再発信するようにガイダンスを行う
ことにより、料金の安い有線回線を使用して、通話を行
うようにすることができる。
【0046】図10は本発明の実施例(3)を説明する
ブロック図である。図は請求項6、22、33に対応す
るISDNインタフェースにより通信を行う実施例であ
り、図2で説明したPBX10内のアナログ回線対応の
局線トランク14をISDN対応の局線トランク14a
に、携帯電話機接続装置20内のアナログ回線制御部2
1をISDN対応のISDN回線制御部21aに変更す
ることにより、ISDNインタフェースで通信を行うこ
とが可能となる。
【0047】このとき、ISDNインタフェース2B+
Dの情報チャネルB1、B2に対応して、2台の携帯電
話機30A、30Bを接続することができる。
【0048】図11は本発明の実施例(4)を説明する
ブロック図である。図は請求項10、23に対応する実
施例である。電子交換機において、交換処理を行うため
の各部の機能はそれぞれプリント板ユニットに搭載され
ている。実施例(4)においては、図6で説明した携帯
電話機接続装置20のアナログ回線制御部21、携帯電
話機制御部22、制御部23、ブースタ24A、結合器
24Bを局線トランク14と同じプリント板ユニットに
実装した構成としたものである。
【0049】このような構成とすることにより、携帯電
話機接続装置20への電源供給は、図示省略のPBX1
0側の電源を使用することが可能となり、携帯電話機接
続装置20内の電源部25を削減することができ、全体
的な経済化および携帯電話機接続装置20の設置スペー
スの削減が可能となる。
【0050】図11はPBX10と携帯電話機接続装置
20の間の接続はアナログインタフェースとして説明し
たが、図10のISDNインタフェースに対しても同様
に構成することが可能である。
【0051】図12は本発明の実施例(5)を説明する
ブロック図である。図は請求項7、13、24、25に
対応する実施例である。図の構成は携帯電話機接続装置
20の制御部23に表示器としてのランプLを設け、P
BX10の主記憶装置12に、表示管理データD3を設
けた構成としている。
【0052】携帯電話機接続装置30がPBX10から
の発呼を検出、あるいは、携帯電話機30への着信を検
出した場合、制御部23に接続したランプLを点灯し、
それぞれの切断を検出したときランプLを消灯する。
【0053】このようなランプLの表示により、携帯電
話機接続装置20に接続された携帯電話機30の使用中
の確認ができるので、使用中に携帯電話機ホルダ部20
Aから取り外すことを防止することができる。
【0054】また、PBX10の表示管理データD3に
は、携帯電話機30が携帯電話機ホルダ20Aから取り
外された場合は、接続無しと記録し、電話機T11(こ
こでは多機能電話機)のランプLを点燈する。電話機T
11内のKはダイヤルを送出するためのキー、Hは通話
を行うためのハンドセットである。さらに、携帯電話機
30が接続され使用中の場合も電話機T11のランプL
を点灯する。このような、電話機T11の点灯表示によ
り、局線トランク14の使用の可否を知ることができ
る。
【0055】図13は本発明の実施例(6)を説明する
ブロック図である。図は請求項14、26に対応する実
施例である。図はPBX10の主記憶装置12に携帯電
話課金レートと有線回線課金レートを書き込む課金レー
トデータD4と料金管理データD5を書き込んでいる。
この構成でPBX10に収容される電話機T11から発
呼し、通話を行ったとき、電話機T1i毎に、使用した
回線ごとの通話料金を算出し、それぞれを有線回線使用
料(図中有線使用料と示す)、携帯電話回線使用料(図
中携帯使用料と示す)として積算して行く。個人所有の
携帯電話機30をPBX10に接続して、一時的に回線
数を増やすことが可能であり、このような構成をとるこ
とにより、個人所有の携帯電話機30を、その個人が勤
務する企業において、PBX10に接続して業務上使用
した場合に、企業に通話料を請求することが可能とな
る。
【0056】図14は本発明の実施例(7)を説明する
ブロック図である。図は請求項15、27に対応する実
施例である。移動通信網200の事業者はNTT(登録
商標)のみではなく、複数の事業者がサービスを提供す
るようになってきている。また、契約条件により料金も
異なっている。そこで、このような契約条件管理データ
D6を記録する契約条件管理データD6をPBX10内
に設ける。
【0057】本実施例では局線トランク14Aには事業
者Aで契約条件A(例えば、規制無し)の携帯電話機3
0Aが接続され、局線トランク14Bには事業者Aで契
約条件B(例えば、土、日および平日夜間のみ使用可)
の携帯電話機30Bが接続され、局線トランク14Cに
は事業者Bで契約条件Aの携帯電話機30Cが接続され
ている。
【0058】ここで、PBX10の電話機T11から局
線発信特番「8」がダイヤルされると、中央制御装置1
1は契約条件管理データD6を参照して、利用可能で且
つ使用料金の一番安い携帯電話機30iが接続された局
線トランク14A〜14Cの何れかを捕捉して発信す
る。このような処理により、通話料金の削減が可能とな
る。
【0059】図15は本発明の実施例(8)を説明する
ブロック図である。図は請求項16、17、28、29
に対応する実施例を示す。図はPBX10に回線閉塞デ
ータD7および取り外し規制データD8を設けた構成と
している。
【0060】ここで、携帯電話機接続装置20に携帯電
話機30が接続されたときは、携帯電話機接続装置20
から局線トランク14を経由して、PBX10に「接続
あり」と通知することにより、回線閉塞データD7を
「接続有り」と登録し、携帯電話機接続装置20から携
帯電話機30が取り外されたときは、「接続なし」と通
知し、回線閉塞データD7を「接続無し」と登録するこ
とにより,局線トランク14の自動閉塞を行う。この状
態で、電話機T11から局線発信が行われた場合、回線
閉塞データD7を参照して使用を禁止する。
【0061】尚、構内電子交換機の主記憶装置に局線ト
ランクの閉塞管理を行う回線閉塞データを、局線トラン
クに前記携帯電話機接続装置の異常を検出する異常検出
部をそれぞれ設けて、異常検出部により携帯電話機接続
装置の異常を検出したとき、回線閉塞データに異常発生
を記録して、局線トランクを閉塞し、異常検出部が異常
を検出しなくなったとき、回線閉塞データの異常記録を
消去し、局線トランクを閉塞を解除することもできる。
【0062】また、PBX10に携帯電話機30の取り
外し規制と、携帯電話機30の接続の有無を管理するデ
ータを書き込む取り外し規制データD8を設ける。ここ
には、PBX10の電話機T11から取り外しの規制の
有無を登録しておく。そして、携帯電話機接続装置20
に携帯電話機30が接続されたことを携帯電話機接続装
置20を経由してPBX10に通知することにより、取
り外し規制データD8を「接続有り」とする。この状態
で、取り外し規制データD8の解除設定を行わずに、携
帯電話機接続装置20の携帯電話機ホルダ部20Aから
携帯電話機30が取り外されたことをPBX10に通知
された場合は、警報器16を起動することにより、警報
を発生させ、携帯電話機30の盗難を防止することがで
きる。
【0063】図16は本発明の実施例(9)を説明する
ブロック図である。図は請求項18、30に対応する実
施例を示す。図はPBX10に接続管理データD9を設
けた構成としている。
【0064】接続管理データD9には、PBX10に収
容された電話機T11の転送先として携帯電話機30を
登録する。そして、携帯電話機接続装置20からは、P
BX10に携帯電話機30が接続されているか否かを通
知し、接続管理データD9に登録する。
【0065】電話機T11への着信があった場合、電話
機T11への着信時に、中央制御装置11は接続管理デ
ータD9を参照し、携帯電話機30が接続されている状
態では、電話機T11への着信処理を行い、携帯電話機
30が接続されていない状態では、転送先として登録さ
れている携帯電話機30へ転送を行う。このような構成
により、携帯電話機30の取り外し状態により、指定の
端末への着信を行うことが可能となる。
【0066】図17は本発明の実施例(10)を説明す
るブロック図を示す。図は請求項19、20、31、3
2に対応する実施例である。図の構成は携帯電話機30
にメモリ32Aの内容を読み出す外部インタフェース
(図中INFと示す)39を設け、PBX10には携帯
電話機30の使用料金を蓄積する携帯電話料金データD
10を設けたものである。
【0067】この構成において、携帯電話機30に着信
があったとき、携帯電話機30のメモリ32Aに書き込
まれた、発信元の電話機T21の電話番号を外部インタ
フェース39を介して読み出し、PBX10へ局線トラ
ンク14を介して転送する。
【0068】PBX10はライン回路15をとおして、
電話機T11にこのデータを転送して、電話機T11
(ここでは多機能電話機)のディスプレイDPYに発信
元の電話機T21の電話番号を表示する。
【0069】また、PBX10では、携帯電話機30の
メモリ32Aから取り出した発信元の電話機T21の電
話番号により着信規制を行うことも可能である。
【0070】さらに、携帯電話機30で通話を行った場
合、通話が完了すると移動通信網200から、その通話
に対する通話料金が通知される。そこで、移動通信網2
00から通知されメモリ32Aに書き込まれた通話料金
を外部インタフェース39を介して取り出し、PBX1
0の携帯電話料金データD10に蓄積してゆくことによ
り正確な料金管理を行うことができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、構内電子交換機に携帯
電話機を接続、制御する携帯電話機接続装置を設けるこ
とにより、構内電子交換機と移動通信網を接続すること
が可能となる。また、携帯電話機の利用範囲を拡大でき
る。更に、1台の携帯電話機の回線を構内電子交換機に
収容される複数の電話機から使用することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の作用を説明するシーケンス図(1)
【図3】 本発明の作用を説明するシーケンス図(2)
【図4】 本発明の作用を説明するシーケンス図(3)
【図5】 本発明の作用を説明するシーケンス図(4)
【図6】 本発明の実施例(1)を説明するブロック図
【図7】 本発明の実施例の発信処理フローチャート
【図8】 本発明の実施例の着信処理フローチャート
【図9】 本発明の実施例(2)を説明するブロック図
【図10】 本発明の実施例(3)を説明するブロック
【図11】 本発明の実施例(4)を説明するブロック
【図12】 本発明の実施例(5)を説明するブロック
【図13】 本発明の実施例(6)を説明するブロック
【図14】 本発明の実施例(7)を説明するブロック
【図15】 本発明の実施例(8)を説明するブロック
【図16】 本発明の実施例(9)を説明するブロック
【図17】 本発明の実施例(10)を説明するブロッ
ク図
【図18】 従来例を説明する図
【符号の説明】
10 PBX 11 中央制御装置 12 主記憶装置 13 ネットワーク 14、14A〜14C、14a 局線トランク 15 ライン回路 16 警報器 20 携帯電話機接続装置 20A 携帯電話機ホルダ部 21 アナログ回線制御部 21a ISDN回線制御部 22 携帯電話機制御部 23、32 制御部 24 アンテナ結合器 24A ブースタ 24B 結合器 25、38 電源部 30、30A〜30C 携帯電話機 31 通話回路 32A メモリ 33 送信部 34 受信部 35 DUP 36 送話器 37 受話器 T1、T11〜T1n、T21〜T2n 電話機 L ランプ K キー H ハンドセット DYP ディスプレイ PC パーソナルコンピュータ F ファクシミリ 100 公衆網 200 移動通信網 D1 トランク制御データ D2 迂回制御データ D3 表示管理データ D4 課金レートデータ D5 料金管理データ D6 契約条件管理データ D7 回線閉塞データ D8 取り外し規制データ D9 接続管理データ D10 携帯電話料金データ LA、LB 有線回線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年6月5日(2003.6.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 構内電子交換機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信網に接続するこ
とが可能な構内電子交換機に関する。
【0002】通信技術、半導体技術の進展により、無線
周波数で使用可能な半導体が安価に得られるようになっ
たことから、携帯電話機が広い範囲で使用されるように
なってきている。
【0003】このような携帯電話機と構内電子交換機と
を連携とり、移動通信網と接続することにより、携帯電
話機の利用範囲を拡大することが要望されている。
【0004】
【従来の技術】図18は従来例を説明する図を示す。図
中の100は公衆網、200は移動通信網であり、10
は構内電子交換機(以下PBXと称する)、T11〜T
1nはPBX10に収容される電話機、T21〜T2n
は公衆網100に収容される電話機、30A〜30Cは
携帯電話機、PCはパーソナルコンピュータ、Fはファ
クシミリである。また、LA、LBは公衆網100とP
BX10を接続する有線回線である。
【0005】図は、最初、地域Aに設置されていたPB
X10を、設置場所Bに移設した例を示す。使用する機
器は同じであり、設置場所のみを変更したものである。
【0006】また、図において、パーソナルコンピュー
タPC、ファクシミリFは携帯電話機(ここでは30A
を介して接続しているが、任意の携帯電話機でも可であ
る)を介して移動通信網200と接続可能であり、移動
通信網200に接続された任意の端末、さらに、移動通
信網200を介して接続される公衆網100に収容され
た任意の端末との通信も可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】PBX10を公衆網1
00に接続するには、この間を有線回線LAで接続する
ことが必要である。例えば、地域AにあるPBX10を
地域Bに移設する場合、PBX10と公衆網100の間
を有線回線LBで接続することが必要となり、接続変更
の工事が必要となり、設置場所の変更により電話番号が
変わる場合も生ずる。
【0008】また、携帯電話機30Aを介して、パーソ
ナルコンピュータPC、ファクシミリFによる通信も可
能であるが、これらは1対1で接続され、単独の使用し
かできない。
【0009】本発明は構内電子交換機を移動通信網に接
続することを目的とし、更には携帯電話機と構内交換機
とを連携をとり移動通信網と接続して携帯電話機の利用
範囲を拡大することを目的とし、また更には1台の携帯
電話機を複数の内線から使用することを目的とした構内
電子交換機を実現しようとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構内交換機は、
有線の局線トランクと、携帯電話機が接続されて前記携
帯電話機の発着信の制御を行う携帯電話機接続装置を局
線に接続する局線トランクとを設け、収容される電話機
が前記有線の局線を介して発信するときに前記有線の局
線が使用できない場合、前記携帯電話機を介して発信す
る。また、有線の局線が接続される第1の局線トランク
と、接続される携帯電話機の発着信の制御を行う携帯電
話機接続装置が局線に接続される第2の局線トランク
と、収容される電話機が発信する第1の局線トランクが
使用できない場合、第2の局線トランクにより移動通信
網を経由して発信する。本願発明の構内交換機は、 有
線の局線トランクと、携帯電話機が接続されて前記携帯
電話機の発着信の制御を行う携帯電話機接続装置を局線
に接続する局線トランクとを設け、前記携帯電話機に対
する着信があった場合には、前記携帯電話機の使用者対
応の収容される電話機の電話番号を通知する。また、有
線の局線が接続される第1の局線トランクと、接続され
る携帯電話機の発着信の制御を行う携帯電話機接続装置
が接続される第2の局線トランクと、前記携帯電話機の
使用者対応の収容される電話機の電話番号を通知するア
ナウンスマシンとを設け、前記携帯電話機に対する着信
のとき、前記携帯電話機が前記携帯電話機接続装置から
取り外されている場合には前記携帯電話機へ着信させ、
前記携帯電話機が前記携帯電話機接続装置に接続されて
いる場合には前記アナウンスマシンヘ着信させて前記電
話番号を通知するようにしたことを特徴とする構内電子
交換機。本発明の構内交換機は、有線の局線トランク
と、携帯電話機が接続されて前記携帯電話機の発着信の
制御を行う携帯電話機接続装置を局線に接続する局線ト
ランクとを設け、収容する電話機からの発呼に対して、
前記有線を使用したときの通話料金と前記携帯電話機を
使用したときの通話料金を算出して管理する。また、有
線の局線が接続される第1の局線トランクと、接続され
る携帯電話機の発着信の制御を行うことができる携帯電
話機接続装置が局線に接続される第2の局線トランクと
を設け、収容する電話機毎に有線回線を使用したときの
通話料金と携帯電話機を使用したときの通話料金を算出
して有線回線使用料と携帯使用料として管理できるよう
に、前記携帯電話機の課金レートと有線回線の課金レー
トを記録した課金レートデータと、前記電話機別に前記
有線回線使用料と前記携帯使用料を積算する料金管理デ
ータとを設ける。本発明の構内電子交換機は、携帯電話
機の発着信の制御を行うことができる携帯電話機接続装
置をそれぞれが収容する複数の局線トランクを設け、収
容される電話機から前記局線トランクを介して発信する
とき、各局線トランクに接続される携帯電話機の契約条
件を参照して使用する前記局線トランクを選択する。ま
た、前記携帯電話機の発着信の制御を行うことができる
携帯電話機接続装置をそれぞれが収容する複数の局線ト
ランクと、各局線トランクに接続される携帯電話機を運
用する契約条件を記録する契約条件管理データとを設
け、収容される電話機から前記局線トランクを介して発
信するとき、前記契約条件管理データを参照して使用す
る前記局線トランクを選択する。本発明の構内交換機
は、構内電子交換機に収容される電話機からの発信を、
前記構内電子交換機に取り外し可能に接続される携帯電
話機を利用して行う手段を有する。 また、構内電子交
換機に収容される電話機への着信を、前記構内電子交換
機に取り外し可能に接続される携帯電話機を利用して行
う手段を有する。
【実施例】図1はブロック図である。図中の10は中央
制御装置11、主記憶装置12、ネットワーク13、局
線トランク14、ライン回路15を備えるPBXであ
り、T1はPBX10に収容される電話機、30は通話
回路31、制御部32、送信部33、受信部34、DU
P(Duplexer)35、送話器36、受話器37、電源部3
8を備える携帯電話機である。
【0011】また、20は本発明により設けるものであ
り、PBX10と携帯電話機30を接続する携帯電話機
接続装置で、PBX10の局線トランク14との通信制
御を行う第1の制御手段としてのアナログ回線制御部2
1、携帯電話機30との通信制御を行う第2の制御手段
としての携帯電話機制御部22、第1の制御手段として
のアナログ回線制御部21および第2の制御手段として
の携帯電話機制御部22の制御を行う第3の制御手段と
しての制御部23、携帯電話機30からの出力をアンテ
ナに結合するアンテナ結合器24、各部と携帯電話機3
0に電源を供給する電源部25から構成したものであ
る。
【0012】そして、携帯電話機接続装置20は、構内
電子交換機に収容される電話機T1からの発信を携帯電
話機30を介して行い、又は携帯電話機30への着信を
この携帯電話機30を介して構内電子交換機に収容され
る電話機T1に着信させることができる。
【0013】更に、携帯電話機接続装置20は携帯電話
機30の回線制御機能を使用して、PBX10に収容さ
れる電話機T1を携帯電話機接続装置20を介して公衆
網100に接続できる。
【0014】図2はシーケンス図(1)である。PBX
10に収容される電話機から公衆網100に発信すると
き、局線特番をダイヤルすることにより、局線トランク
14を捕捉し、局線トランク14に接続された携帯電話
機接続装置20が携帯電話機30を起動して、携帯電話
機30が無線リンクを確立する。そして、電話機T1か
ら移動通信網200あるいは公衆網100に収容される
相手電話機の電話番号をダイヤルし、相手端末の応答
後、接続し移動通信網200を介して公衆網100との
通話を行う。
【0015】図3、図4、図5はシーケンス図(2)、
(3)、(4)を示し、図3はPBX10に収容される
電話機T1からの呼切断時のシーケンス、図4は移動通
信網200からの着信のシーケンスであり、PBX10
の局線トランク14に接続された携帯電話機30に着信
した呼は、局線トランク14を経由して、PBX10に
収容される電話機T1に着信するシーケンスを示し、図
5は移動通信網200からの呼切断時のシーケンスを示
す。
【0016】このように、本発明の発信接続方法は、構
内電子交換機に収容される第1の電話機からの発呼を検
出し、前記構内電子交換機と接続される携帯電話機を発
呼状態とし、第1の電話機から入力された第2の電話機
に関するダイヤル情報を前記携帯電話機により移動通信
網へ送出し、第2 の電話機からの応答の後に前記携帯電
話機を制御して第1の電話機と第2の電話機との間の通
話の接続を行う手順からなる。
【0017】更に、本発明の着信接続方法は、構内電子
交換機に接続される携帯電話機に対する第2 の電話機か
らの着信を検出し、前記着信を前記構内電子交換機に対
して通知して前記構内電子交換機に収容される第1 の電
話機を呼出し、前記着信に対する第1の電話機からの応
答の後に前記携帯電話機の応答制御を行い、第1の電話
機と第2の電話機との間の通話の接続を行う手順からな
る。
【0018】また、構内電子交換機10の局線トランク
14をISDNインタフェース対応の局線トランク14
a、携帯電話機接続装置20のアナログ回線制御部21
をISDN回線制御部21aに置き換えることにより、
ISDN回線の2B+Dの情報チャネルB1、B2に対
応して2台の携帯電話機30A、30Bを接続し、通話
することが可能となる。
【0019】また、携帯電話機接続装置20をPBX1
0の局線トランク14、14aに実装することで、シス
テム全体としての、経済化、設置スペースの削減が可能
となる。
【0020】更に、携帯電話機接続装置20に表示器を
設け、携帯電話機30の使用中を表示を行う。この表示
により、使用中の携帯電話機30の取り外しを防止する
ことが可能となる。
【0021】また、更に、構内電子交換機10の主記憶
装置12に表示管理データD3、課金レートデータD
4、料金管理データD5、契約条件管理データD6、回
線閉塞データD7、取り外し規制データD8、接続管理
データD9、携帯電話料金データD10を設け、それぞ
れのデータにしたがって、PBX10の接続管理、運用
管理を行う。
【0022】また更に、携帯電話機30の制御部32に
接続されるメモリ32Aの内容を読み出す外部インタフ
ェース39を設け、携帯電話機30に接続した局線トラ
ンク14に着信があった場合、メモリ32Aに書き込ま
れた発信側の電話機の電話番号を外部インタフェース3
9をとおして読み出し、着信側の電話機T1に表示する
とともに、PBX10に携帯電話機接続装置20を使用
して通話したときの通話料金を蓄積する携帯電話料金デ
ータD10を設け、携帯電話機接続装置20を使用して
通話したときの通話料金をメモリ32Aから外部インタ
フェース39を通して読み出し、通話料金をPBX10
の携帯電話料金データD10に蓄積することにより、正
確な料金管理を行うことができる。
【0023】図6は実施例(1)を説明するブロック図
である。図中の10は原理図で説明したPBXと同一物
である。
【0024】また、20は携帯電話機接続装置であり、
携帯電話機ホルダ部(図中ホルダ部と示す)20Aを設
け、携帯電話機30と携帯電話機接続装置20を機械的
に保持して設置できる構造としている。
【0025】本発明においては、無線リンクの確立等の
無線回線の制御は携帯電話機30の図示省略の制御部3
2が実行する。この携帯電話機30からの無線出力信号
をアンテナに結合するための結合器24Bと、その出力
をパワーアップするためのブースタ24Aとを設けてい
る。
【0026】図7は実施例の発信処理フローチャートを
示す。以下、フローチャートのSTEP(以下Sと示
す)にしたがって実施例の動作を説明する。
【0027】S1;PBX10に収容される電話機T1
1(電話番号を111とする)がオフフックすることよ
り、PBX10は発呼を検出する。
【0028】S2;電話機T11は携帯電話機30が接
続された局線トランク14への発信特番、例えば「8」
をダイヤルし、PBX10はこのダイヤル「8」を受信
し、局線トランク14を起動する。
【0029】S3;携帯電話機接続装置20の制御部2
3がアナログ回線制御部21を介して発呼を検出したと
き、携帯電話機制御部22を起動し、携帯電話機30を
発呼状態とし無線リンクを確立する。
【0030】S4;起動完了を局線トランク14に通知
する。
【0031】S5;PBX10は携帯電話機30の起動
を検出する。
【0032】S6;電話機T11からのダイヤル「44
41111」(DP/PB何れでも良い)を送出する
と、PBX10は、このダイヤル「4441111」を
PB信号に変換して送出する。
【0033】S7;携帯電話機30を介して、携帯電話
機接続装置20はダイヤル「4441111」を送出す
る。
【0034】S8;移動通信網200は公衆網100に
収容される電話番号「4441111」の電話機T21
の呼び出しを行う。
【0035】S9;相手の電話機T21の応答により通
話状態となる。
【0036】S10;通話終了は、PBX10側の電話
機T11からの切断を検出し、携帯電話機接続装置20
に切断通知を行う。
【0037】S11;携帯電話機接続装置20は局線ト
ランク14からの切断通知を検出し、携帯電話機30を
切断し、無線リンクを解放する。
【0038】図8は実施例の着信処理フローチャートを
示す。この場合、携帯電話機30の電話番号を「030
2221111」とし、携帯電話機30へ着信した場合
は、PBX10の局線トランク14を介して電話機T1
1(電話番号111)に着信するように設定しておく。
【0039】ここで、公衆網100の電話機T21から
携帯電話機30の電話番号「0302221111」を
ダイヤルする。このダイヤルにより、携帯電話機30が
移動通信網200から呼び出される。この携帯電話機3
0への着信を携帯電話機接続装置20の携帯電話機制御
部22により検出し、アナログ回線制御部21を介して
局線トランク14に着信通知を行う。着信通知を検出し
た中央制御装置11は、電話機T11の呼び出しを行
う。そして、電話機T11の応答により、アナログ回線
制御部21で応答信号を検出し、携帯電話機制御部22
により携帯電話機30の応答制御を行い通話状態に入
る。
【0040】通話終了後は電話機T11の切断により、
携帯電話機接続装置20は切断信号の検出を行い、携帯
電話機制御部22により、携帯電話機30の切断制御を
行い通話を終了する。
【0041】図7、図8に説明した処理により、電話機
T11からは、携帯電話機30を意識することなく、局
線トランク14への発信特番と相手電話番号をダイヤル
するのみで移動通信網200を介して、公衆網100に
接続される加入者との通話が可能となる。
【0042】このように、PBX10と公衆網100と
の接続を携帯電話機30を介して行うことにより、PB
X10を移設しても、有線回線の工事を必要とせず、加
入者番号も変更されることが無くなる。
【0043】図9は実施例(2)を説明するブロック図
である。
【0044】図のPBX10の主記憶装置12内には、
局線トランク14、14Aの状態を管理するためのエリ
アを設け、その中にトランク制御データD1と迂回先を
指定する迂回制御データD2を書き込んでおく。ここ
で、PBX10に収容された電話機T1が局線トランク
14Aから公衆網100に発信するとき、局線トランク
14Aが全障害、全使用中等の理由により使用できない
場合は、自動的に局線トランク14側を経由して発信
し、移動通信網200を介して、公衆網100に接続す
る。
【0045】また、図9はPBX10に収容される電話
機T11から発信する場合の迂回処理であり、これとは
逆に、移動通信網200から着信してくるときは、PB
X10の携帯電話機30に接続される局線トランク14
に接続される電話機T11に対応する音声案内データを
設けておき、公衆網の電話機T21から携帯電話機30
の電話番号「0302221111」がダイヤルされた
とき、携帯電話機30を携帯電話機ホルダ20Aから取
り外している場合は、携帯電話機30に着信させ、携帯
電話機30が携帯電話機ホルダ20Aに装着されている
場合は、局線トランク14を介して、図示省略のアナウ
ンスマシンに着信させ、携帯電話機30の使用者対応の
電話番号を通知し、再発信するようにガイダンスを行う
ことにより、料金の安い有線回線を使用して、通話を行
うようにすることができる。
【0046】図10は実施例(3)を説明するブロック
図である。図はISDNインタフェースにより通信を行
う実施例であり、図2で説明したPBX10内のアナロ
グ回線対応の局線トランク14をISDN対応の局線ト
ランク14aに、携帯電話機接続装置20内のアナログ
回線制御部21をISDN対応のISDN回線制御部2
1aに変更することにより、ISDNインタフェースで
通信を行うことが可能となる。
【0047】このとき、ISDNインタフェース2B+
Dの情報チャネルB1、B2に対応して、2台の携帯電
話機30A、30Bを接続することができる。
【0048】図11は実施例(4)を説明するブロック
図である。電子交換機において、交換処理を行うための
各部の機能はそれぞれプリント板ユニットに搭載されて
いる。実施例(4)においては、図6で説明した携帯電
話機接続装置20のアナログ回線制御部21、携帯電話
機制御部22、制御部23、ブースタ24A、結合器2
4Bを局線トランク14と同じプリント板ユニットに実
装した構成としたものである。
【0049】このような構成とすることにより、携帯電
話機接続装置20への電源供給は、図示省略のPBX1
0側の電源を使用することが可能となり、携帯電話機接
続装置20内の電源部25を削減することができ、全体
的な経済化および携帯電話機接続装置20の設置スペー
スの削減が可能となる。
【0050】図11はPBX10と携帯電話機接続装置
20の間の接続はアナログインタフェースとして説明し
たが、図10のISDNインタフェースに対しても同様
に構成することが可能である。
【0051】図12は実施例(5)を説明するブロック
図である。図の構成は携帯電話機接続装置20の制御部
23に表示器としてのランプLを設け、PBX10の主
記憶装置12に、表示管理データD3を設けた構成とし
ている。
【0052】携帯電話機接続装置30がPBX10から
の発呼を検出、あるいは、携帯電話機30への着信を検
出した場合、制御部23に接続したランプLを点灯し、
それぞれの切断を検出したときランプLを消灯する。
【0053】このようなランプLの表示により、携帯電
話機接続装置20に接続された携帯電話機30の使用中
の確認ができるので、使用中に携帯電話機ホルダ部20
Aから取り外すことを防止することができる。
【0054】また、PBX10の表示管理データD3に
は、携帯電話機30が携帯電話機ホルダ20Aから取り
外された場合は、接続無しと記録し、電話機T11(こ
こでは多機能電話機)のランプLを点燈する。電話機T
11内のKはダイヤルを送出するためのキー、Hは通話
を行うためのハンドセットである。さらに、携帯電話機
30が接続され使用中の場合も電話機T11のランプL
を点灯する。このような、電話機T11の点灯表示によ
り、局線トランク14の使用の可否を知ることができ
る。
【0055】図13は実施例(6)を説明するブロック
図である。図はPBX10の主記憶装置12に携帯電話
課金レートと有線回線課金レートを書き込む課金レート
データD4と料金管理データD5を書き込んでいる。こ
の構成でPBX10に収容される電話機T11から発呼
し、通話を行ったとき、電話機T1i毎に、使用した回
線ごとの通話料金を算出し、それぞれを有線回線使用料
(図中有線使用料と示す)、携帯電話回線使用料(図中
携帯使用料と示す)として積算して行く。個人所有の携
帯電話機30をPBX10に接続して、一時的に回線数
を増やすことが可能であり、このような構成をとること
により、個人所有の携帯電話機30を、その個人が勤務
する企業において、PBX10に接続して業務上使用し
た場合に、企業に通話料を請求することが可能となる。
【0056】図14は実施例(7)を説明するブロック
図である。移動通信網200の事業者はNTT(登録商
標)のみではなく、複数の事業者がサービスを提供する
ようになってきている。また、契約条件により料金も異
なっている。そこで、このような契約条件管理データD
6を記録する契約条件管理データD6をPBX10内に
設ける。
【0057】本実施例では局線トランク14Aには事業
者Aで契約条件A(例えば、規制無し)の携帯電話機3
0Aが接続され、局線トランク14Bには事業者Aで契
約条件B(例えば、土、日および平日夜間のみ使用可)
の携帯電話機30Bが接続され、局線トランク14Cに
は事業者Bで契約条件Aの携帯電話機30Cが接続され
ている。
【0058】ここで、PBX10の電話機T11から局
線発信特番「8」がダイヤルされると、中央制御装置1
1は契約条件管理データD6を参照して、利用可能で且
つ使用料金の一番安い携帯電話機30iが接続された局
線トランク14A〜14Cの何れかを捕捉して発信す
る。このような処理により、通話料金の削減が可能とな
る。
【0059】図15は実施例(8)を説明するブロック
図である。図はPBX10に回線閉塞データD7および
取り外し規制データD8を設けた構成としている。
【0060】ここで、携帯電話機接続装置20に携帯電
話機30が接続されたときは、携帯電話機接続装置20
から局線トランク14を経由して、PBX10に「接続
あり」と通知することにより、回線閉塞データD7を
「接続有り」と登録し、携帯電話機接続装置20から携
帯電話機30が取り外されたときは、「接続なし」と通
知し、回線閉塞データD7を「接続無し」と登録するこ
とにより,局線トランク14の自動閉塞を行う。この状
態で、電話機T11から局線発信が行われた場合、回線
閉塞データD7を参照して使用を禁止する。
【0061】尚、構内電子交換機の主記憶装置に局線ト
ランクの閉塞管理を行う回線閉塞データを、局線トラン
クに前記携帯電話機接続装置の異常を検出する異常検出
部をそれぞれ設けて、異常検出部により携帯電話機接続
装置の異常を検出したとき、回線閉塞データに異常発生
を記録して、局線トランクを閉塞し、異常検出部が異常
を検出しなくなったとき、回線閉塞データの異常記録を
消去し、局線トランクを閉塞を解除することもできる。
【0062】また、PBX10に携帯電話機30の取り
外し規制と、携帯電話機30の接続の有無を管理するデ
ータを書き込む取り外し規制データD8を設ける。ここ
には、PBX10の電話機T11から取り外しの規制の
有無を登録しておく。そして、携帯電話機接続装置20
に携帯電話機30が接続されたことを携帯電話機接続装
置20を経由してPBX10に通知することにより、取
り外し規制データD8を「接続有り」とする。この状態
で、取り外し規制データD8の解除設定を行わずに、携
帯電話機接続装置20の携帯電話機ホルダ部20Aから
携帯電話機30が取り外されたことをPBX10に通知
された場合は、警報器16を起動することにより、警報
を発生させ、携帯電話機30の盗難を防止することがで
きる。
【0063】図16は実施例(9)を説明するブロック
図である。図はPBX10に接続管理データD9を設け
た構成としている。
【0064】接続管理データD9には、PBX10に収
容された電話機T11の転送先として携帯電話機30を
登録する。そして、携帯電話機接続装置20からは、P
BX10に携帯電話機30が接続されているか否かを通
知し、接続管理データD9に登録する。
【0065】電話機T11への着信があった場合、電話
機T11への着信時に、中央制御装置11は接続管理デ
ータD9を参照し、携帯電話機30が接続されている状
態では、電話機T11への着信処理を行い、携帯電話機
30が接続されていない状態では、転送先として登録さ
れている携帯電話機30へ転送を行う。このような構成
により、携帯電話機30の取り外し状態により、指定の
端末への着信を行うことが可能となる。
【0066】図17は実施例(10)を説明するブロッ
ク図を示す。図の構成は携帯電話機30にメモリ32A
の内容を読み出す外部インタフェース(図中INFと示
す)39を設け、PBX10には携帯電話機30の使用
料金を蓄積する携帯電話料金データD10を設けたもの
である。
【0067】この構成において、携帯電話機30に着信
があったとき、携帯電話機30のメモリ32Aに書き込
まれた、発信元の電話機T21の電話番号を外部インタ
フェース39を介して読み出し、PBX10へ局線トラ
ンク14を介して転送する。
【0068】PBX10はライン回路15をとおして、
電話機T11にこのデータを転送して、電話機T11
(ここでは多機能電話機)のディスプレイDPYに発信
元の電話機T21の電話番号を表示する。
【0069】また、PBX10では、携帯電話機30の
メモリ32Aから取り出した発信元の電話機T21の電
話番号により着信規制を行うことも可能である。
【0070】さらに、携帯電話機30で通話を行った場
合、通話が完了すると移動通信網200から、その通話
に対する通話料金が通知される。そこで、移動通信網2
00から通知されメモリ32Aに書き込まれた通話料金
を外部インタフェース39を介して取り出し、PBX1
0の携帯電話料金データD10に蓄積してゆくことによ
り正確な料金管理を行うことができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、構内電子交換機に携帯
電話機を接続、制御する携帯電話機接続装置を設けるこ
とにより、構内電子交換機と移動通信網を接続すること
が可能となる。また、携帯電話機の利用範囲を拡大でき
る。更に、1台の携帯電話機の回線を構内電子交換機に
収容される複数の電話機から使用することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブロック図
【図2】 シーケンス図(1)
【図3】 シーケンス図(2)
【図4】 シーケンス図(3)
【図5】 シーケンス図(4)
【図6】 実施例(1)を説明するブロック図
【図7】 実施例(1)の発信処理フローチャート
【図8】 実施例(1)の着信処理フローチャート
【図9】 実施例(2)を説明するブロック図
【図10】 実施例(3)を説明するブロック図
【図11】 実施例(4)を説明するブロック図
【図12】 実施例(5)を説明するブロック図
【図13】 実施例(6)を説明するブロック図
【図14】 実施例(7)を説明するブロック図
【図15】 実施例(8)を説明するブロック図
【図16】 実施例(9)を説明するブロック図
【図17】 実施例(10)を説明するブロック図
【図18】 従来例を説明する図
【符号の説明】 10 PBX 11 中央制御装置 12 主記憶装置 13 ネットワーク 14、14A〜14C、14a 局線トランク 15 ライン回路 16 警報器 20 携帯電話機接続装置 20A 携帯電話機ホルダ部 21 アナログ回線制御部 21a ISDN回線制御部 22 携帯電話機制御部 23、32 制御部 24 アンテナ結合器 24A ブースタ 24B 結合器 25、38 電源部 30、30A〜30C 携帯電話機 31 通話回路 32A メモリ 33 送信部 34 受信部 35 DUP 36 送話器 37 受話器 T1、T11〜T1n、T21〜T2n 電話機 L ランプ K キー H ハンドセット DYP ディスプレイ PC パーソナルコンピュータ F ファクシミリ 100 公衆網 200 移動通信網 D1 トランク制御データ D2 迂回制御データ D3 表示管理データ D4 課金レートデータ D5 料金管理データ D6 契約条件管理データ D7 回線閉塞データ D8 取り外し規制データ D9 接続管理データ D10 携帯電話料金データ LA、LB 有線回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K049 AA04 AA06 BB04 BB16 CC05 CC08 EE01 FF01 FF11 FF41 5K067 AA21 BB04 BB21 DD11 DD57 EE02 EE10 EE16

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線トランクとの通信制御を行うことが
    できる第1の制御手段と、移動通信網で使用する携帯電
    話機が接続されて該携帯電話機との通信制御を行う第2
    の制御手段と、収容される電話機からの発信を前記携帯
    電話機を使用して行うことができるように第1の制御手
    段と第2の制御手段とを制御する第3の制御手段とを有
    する携帯電話機接続装置を、前記局線トランクに接続し
    たことを特徴とする構内電子交換機。
  2. 【請求項2】 局線トランクとの通信制御を行うことが
    できる第1の制御手段と、移動通信網で使用する携帯電
    話機が接続され、該携帯電話機との通信制御を行う第2
    の制御手段と、前記携帯電話機への着信を収容される電
    話機に接続できるように第1の制御手段と第2の制御手
    段とを制御する第3の制御手段とを有する携帯電話機接
    続装置を、前記局線トランクに接続したことを特徴とす
    る構内電子交換機。
  3. 【請求項3】 収容される第1の電話機と、収容されな
    い第2の電話機との通信の接続制御を行う構内電子交換
    機において、 局線トランクとの通信制御を行うことができる第1の制
    御手段と、移動通信網と通信を行う携帯電話機が接続さ
    れて該携帯電話機の通信制御を行う第2の制御手段と、
    前記携帯電話機を使用して第1の電話機と第2の電話機
    との間で通信を行うことができるように第1の制御手段
    と第2の制御手段とを制御する第3の制御手段とを有す
    る携帯電話機接続装置を、前記局線トランクに接続した
    ことを特徴とする構内電子交換機。
  4. 【請求項4】 前記携帯電話機接続装置は、更に前記携
    帯電話機からの出力をアンテナに結合するアンテナ結合
    部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の構内電子交換機。
  5. 【請求項5】 前記携帯電話機接続装置は、更に前記各
    制御手段と前記携帯電話機へ電源を供給する電源部を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の構内電子交換機。
  6. 【請求項6】 前記携帯電話機接続装置は、前記第1の
    制御手段を前記局線トランクにISDN回線で接続され
    るISDN回線制御部とし、前記第2の制御手段を接続
    される複数の携帯電話機を制御できるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の構内
    電子交換機。
  7. 【請求項7】 前記携帯電話機接続装置は、更に前記携
    帯電話機の使用中を表示する表示器を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の構内電子交換
    機。
  8. 【請求項8】 構内電子交換機に収容される第1の電話
    機からの発呼を検出し、前記構内電子交換機と接続され
    る携帯電話機を発呼状態とし、第1の電話機から入力さ
    れた第2の電話機に関するダイヤル情報を前記携帯電話
    機により移動通信網へ送出し、第2 の電話機からの応答
    の後に前記携帯電話機を制御して第1の電話機と第2の
    電話機との間の通話の接続を行うことを特徴とする発信
    接続方法。
  9. 【請求項9】 構内電子交換機に接続される携帯電話機
    に対する第2 の電話機からの着信を検出し、前記着信を
    前記構内電子交換機に対して通知して前記構内電子交換
    機に収容される第1 の電話機を呼出し、前記着信に対す
    る第1の電話機からの応答の後に前記携帯電話機の応答
    制御を行い、第1の電話機と第2の電話機との間の通話
    の接続を行うことを特徴とする着信接続方法。
  10. 【請求項10】 前記携帯電話機接続装置の機能を前記
    局線トランクに備えたことを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の構内電子交換機。
  11. 【請求項11】 有線の局線が接続される第1の局線ト
    ランクと、 接続される携帯電話機の発着信の制御を行う携帯電話機
    接続装置が局線に接続される第2の局線トランクと、 収容される電話機が発信する第1の局線トランクが使用
    できない場合、第2の局線トランクにより移動通信網を
    経由して発信することを特徴とする構内電子交換機。
  12. 【請求項12】 有線の局線が接続される第1の局線ト
    ランクと、 接続される携帯電話機の発着信の制御を行う携帯電話機
    接続装置が接続される第2の局線トランクと、 前記携帯電話機の使用者対応の収容される電話機の電話
    番号を通知するアナウンスマシンと、 前記携帯電話機に対する着信のとき、前記携帯電話機が
    前記携帯電話機接続装置から取り外されている場合には
    前記携帯電話機へ着信させ、前記携帯電話機が前記携帯
    電話機接続装置に接続されている場合には前記アナウン
    スマシンヘ着信させて前記電話番号を通知するようにし
    たことを特徴とする構内電子交換機。
  13. 【請求項13】 更に、前記携帯電話機の前記携帯電話
    機接続装置に対する接続の有無又は前記局線トランクの
    使用状態を記憶する表示管理データを設け、 前記表示管理データに基づいて、収容される対応の電話
    機に前記携帯電話機の前記携帯電話機接続装置への接続
    の有無又は前記局線トランクの使用の可否を表示するよ
    うにしたことを特徴とする請求項10記載の構内電子交
    換機。
  14. 【請求項14】 有線の局線が接続される第1の局線ト
    ランクと、 接続される携帯電話機の発着信の制御を行うことができ
    る携帯電話機接続装置が局線に接続される第2の局線ト
    ランクと、 収容する電話機毎に有線回線を使用したときの通話料金
    と携帯電話機を使用したときの通話料金を算出して有線
    回線使用料と携帯使用料として管理できるように、前記
    携帯電話機の課金レートと有線回線の課金レートを記録
    した課金レートデータと、前記電話機別に前記有線回線
    使用料と前記携帯使用料を積算する料金管理データとを
    設けたこと特徴とする構内電子交換機。
  15. 【請求項15】 移動通信網との通信を行う携帯電話機
    が接続でき、前記携帯電話機の発着信の制御を行うこと
    ができる携帯電話機接続装置をそれぞれが収容する複数
    の局線トランクと、 各局線トランクに接続される携帯電話機を運用する契約
    条件を記録する契約条件管理データとを設け、 収容される電話機から前記局線トランクを介して発信す
    るとき、前記契約条件管理データを参照して使用する前
    記局線トランクを選択することを特徴とする構内電子交
    換機。
  16. 【請求項16】 更に、前記携帯電話機接続装置に対す
    る前記携帯電話機の接続の有無に基づいて、前記局線ト
    ランクの閉塞の管理を行う回線閉塞データを設け、 収容される電話機から発信する局線トランクについて、
    前記回線閉塞データを参照して使用禁止の有無を判断す
    ることを特徴とする請求項10記載の構内電子交換機。
  17. 【請求項17】 更に、前記携帯電話機接続装置に対す
    る前記携帯電話機の接続の有無と、前記携帯電話機の取
    り外しについての規制の有無を管理する取り外し規制デ
    ータと、警報器とを設け、 前記取り外し規制データに取り外し規制が設定されてい
    る前記局線トランクに接続される前記携帯電話機が取り
    外された場合に、前記警報器に警報を発生させることを
    特徴とする請求項10記載の構内電子交換機。
  18. 【請求項18】 接続される携帯電話機の発着信の制御
    を行うことができる携帯電話機接続装置が局線に接続さ
    れる局線トランクと、 収容される電話機の転送先として前記携帯電話機を登録
    すると共に、前記携帯電話機の前記携帯電話機接続装置
    に対する接続の有無を管理する接続管理データを設け、 前記携帯電話機が前記携帯電話機接続装置に接続されて
    いる状態で前記電話機に着信した場合には前記電話機へ
    の着信処理を行い、前記携帯電話機が前記携帯電話機接
    続装置に接続されていない状態で前記電話機に着信した
    場合には転送先として登録されている前記携帯電話機へ
    転送することを特徴とする構内電子交換機。
  19. 【請求項19】 前記携帯電話機のメモリ内容を読み出
    すために前記携帯電話機に外部インタフェースを設け、
    前記携帯電話機に着信があった場合、発信元の電話機の
    電話番号を前記外部インタフェースを介して読み出し
    て、収容される前記電話機に表示することを特徴とする
    請求項10に記載の構内電子交換機。
  20. 【請求項20】 前記携帯電話機のメモリ内容を読み出
    すために前記携帯電話機に外部インタフェースを設け、
    前記携帯電話機の通話に対する通話料金を前記外部イン
    タフェースを介して読み出し、前記通話料金を蓄積する
    携帯電話料金データに蓄積することを特徴とする請求項
    10記載の構内電子交換機。
  21. 【請求項21】 構内電子交換機と移動通信網とを接続
    する接続システムであって、 前記構内電子交換機に収容される局線トランクとの通信
    制御を行うアナログ回線制御部と、 携帯電話機との通信制御を行う携帯電話機制御部と、 前記アナログ回線制御部および前記携帯電話機制御部の
    制御を行う制御部と、 前記携帯電話機からの出力をアンテナに結合するアンテ
    ナ結合部と、 前記各部と携帯電話機へ電源を供給する電源部を備えた
    携帯電話機接続装置を設け、 前記構内電子交換機を前記携帯電話機接続装置により、
    携帯電話機と接続し、移動通信網および、公衆網と接続
    することを特徴とする構内電子交換機の移動通信網接続
    システム。
  22. 【請求項22】 前記アナログ回線制御部をISDN回
    線制御部で構成したことを特徴とする請求項21に記載
    の構内電子交換機の移動通信網接続システム。
  23. 【請求項23】 前記携帯電話機接続装置を前記構内電
    子交換機の局線トランクに搭載したことを特徴とする請
    求項21又は22に記載の構内電子交換機の移動通信網
    接続システム。
  24. 【請求項24】 前記携帯電話機接続装置に前記携帯電
    話機が使用中であることを表示する表示器を設け、 前記制御部が前記携帯電話機の使用中を検出したとき、
    前記表示器に表示を行うことを特徴とする請求項21又
    は22に記載の構内電子交換機の移動通信網接続システ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記構内電子交換機の主記憶装置に前
    記局線トランクの使用状態を記録する表示管理データを
    設け、 前記局線トランクの使用状態を前記表示管理データとし
    て記録し、該情報を前記構内電子交換機に収容される電
    話機に表示することを特徴とする請求項21又は22に
    記載の構内電子交換機の移動通信網接続システム。
  26. 【請求項26】 前記構内電子交換機の主記憶装置に携
    帯電話課金レートと有線回線課金レートを記録した課金
    レートデータと、 電話機別に、有線回線使用料と、携帯電話使用料を積算
    してゆく料金管理データを設け、 前記携帯電話機が接続された局線トランクを使用したと
    きの料金を、有線回線を使用した料金とは独立に、電話
    機ごとおよび局線トランクごとに料金管理データに記録
    し管理することを特徴とする請求項21又は22に記載
    の構内電子交換機の移動通信網接続システム。
  27. 【請求項27】 前記構内電子交換機の主記憶装置に携
    帯電話システムを運用する事業者および契約条件を記録
    する契約条件管理データを設け、 前記局線トランクを介して、前記構内電子交換機に収容
    される電話機から発信するとき、前記契約条件管理デー
    タを参照して使用する前記局線トランクを選択すること
    を特徴とする請求項21又は22に記載の構内電子交換
    機の移動通信網接続システム。
  28. 【請求項28】 前記構内電子交換機の主記憶装置に前
    記局線トランクの閉塞管理を行う回線閉塞データを設
    け、 前記局線トランクに前記携帯電話機接続装置の異常を検
    出する異常検出部を設け、 前記異常検出部により前記携帯電話機接続装置の異常を
    検出したとき、前記回線閉塞データに異常発生を記録し
    て、前記局線トランクを閉塞し、前記異常検出部が異常
    を検出しなくなったとき、前記回線閉塞データの異常記
    録を消去し、前記局線トランクを閉塞を解除することを
    特徴とする請求項21又は22に記載の構内電子交換機
    の移動通信網接続システム。
  29. 【請求項29】 前記構内電子交換機の主記憶装置に前
    記携帯電話機の取り外しを管理する取り外し規制データ
    を設け、 前記取り外し規制データへ取り外し規制の登録中に、前
    記携帯電話機が取り外された場合、前記携帯電話機接続
    装置の警報器より警報を出力することを特徴とする請求
    項21又は22に記載の構内電子交換機の移動通信網接
    続システム。
  30. 【請求項30】 前記構内電子交換機の主記憶装置に前
    記携帯電話機の接続を管理する接続管理データを設け、 前記携帯電話機の接続中に、前記局線トランクに対応す
    る前記電話機に着信した場合は、前記電話機への着信処
    理を行い、前記携帯電話機が接続されていない状態で、
    前記局線トランクに対応する前記電話機に着信した場合
    は、前記接続管理データを参照して前記携帯電話機への
    転送を行うことを特徴とする請求項21又は22に記載
    の構内電子交換機の移動通信網接続システム。
  31. 【請求項31】 前記携帯電話機にメモリの内容を読み
    出す外部インタフェースを設け、 前記携帯電話機に着信があった場合、受信した発信側の
    電話機の電話番号を着信側の電話機に表示することを特
    徴とする請求項21又は22に記載の構内電子交換機の
    移動通信網接続システム。
  32. 【請求項32】 前記構内電子交換機に、前記外部イン
    タフェースを介して送られてくる通話料金を蓄積する携
    帯電話料金データを設け、 前記携帯電話機に接続した前記局線トランクから発信し
    た場合の通話料金を、前記外部インタフェースを介して
    前記携帯電話機の前記メモリから読み出し、前記構内電
    子交換機の携帯電話料金データに蓄積することを特徴と
    する請求項31記載の構内電子交換機の移動通信網接続
    システム。
  33. 【請求項33】 構内電子交換機と移動通信網とを接続
    する接続装置であって、 前記構内電子交換機に収容される局線トランクとの通信
    制御を行うアナログ又はISDN回線制御部と、 携帯電話機との通信制御を行う携帯電話機制御部と、 前記アナログ又はISDN回線制御部および前記携帯電
    話機制御部の制御を行う制御部を備え、 前記構内電子交換機を前記移動通信網に対して通信接続
    可能としたことを特徴とする携帯電話機接続装置。
  34. 【請求項34】 電話機側との通信制御を行う第1の制
    御手段と、 携帯電話機が接続され、該携帯電話機側との通信制御を
    行う第2の制御手段とを設け、 前記電話機からの発呼を前記携帯電話機を介して移動通
    信網へ接続することを特徴とする携帯電話機接続装置。
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