JP2003348012A - ソフトハンドオーバー時における送信電力制御方法および無線制御装置 - Google Patents

ソフトハンドオーバー時における送信電力制御方法および無線制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、DHO中において、DSCH
の品質の劣化を防ぐことのできるDSCHの送信電力制
御方法を提供することである。 【解決手段】上記課題は、移動パケット通信システムに
おける移動局が複数の基地局に同時に接続されるソフト
ハンドオーバー時に、前記移動局で選択した基地局から
送信される下りリンクパケット用共通チャネルの送信電
力オフセットを制御する送信電力制御方法において、前
記各基地局の下り無線回線品質の組み合わせと、前記下
りリンクパケット用共通チャネルの通信レートとの関係
に基づいて、該下りリンクパケット用共通チャネルの送
信電力オフセットを制御することを特徴とする送信電力
制御方法にて解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトハンドオー
バー時における送信電力制御方法および無線制御装置に
係り、詳しくは、移動パケット通信システムにおける下
り共有チャネルの送信電力制御方法に関する。
【0002】また、本発明は、そのような送信電力制御
方法に従って下り共有チャネルの送信電力を制御するこ
とのできる無線制御装置に関する。
【0003】
【従来の技術】近年のインターネット関連技術の発達に
伴い、インターネットで音楽配信などの種々のサービス
を提供できるようになってきている。このようなサービ
スでは、下り回線の伝送量が非常に多くなる。第3世代
移動通信システムの国際規格を検討する3GPP(3rd G
eneration Partnership Project)では、下り回線の伝送
量が多いサービスを実現するために、下り回線における
パケットアクセス方式の1つとしてとして、1つの下り
チャネルを複数の移動局で共有するダウンリンクシャド
チャネル(DSCH:Downlink Shared Channel、以下
DSCHと略記)が採用されている。図11は、移動パ
ケット通信システムにおいて、DSCHを用いてパケッ
ト伝送を行う場合の従来技術を説明するための図であ
る。同図に示すように、下り回線(基地局A310から
移動局A410に向かう回線でダウンリンクとも呼ばれ
る)においては、移動局A410宛のデータを送信する
ためのDSCH(太線)と、該DSCHに付随し、上記
移動局A410と無線制御情報をやり取りするための物
理チャネルA−DPCH(A−DPCH:Associated-D
edicated Physical Channel(点線)、以下、本例で
は、ADCHと略記する)の2本の無線チャネルが別々
に用いられており、また、上り回線(移動局A410か
ら基地局A310に向かう回線でアップリンクとも呼ば
れる)においては、移動局A410からのデータと制御
用の情報が1本の物理チャネル(DCH:Dedicated Co
ntrol Channel(実線)、以下、DCHと略記)に多重
されて基地局A310との通信が行われる。下り回線に
おけるADCHは、制御用の信号のみを送信するため、
比較的低速な回線速度に設定され、上り回線におけるD
CHは、制御用の信号と、ユーザデータも共に送信する
ため、下りのADCHよりは、高速な回線速度が設定さ
れる。また、DSCHに関しては、高速なデータ通信を
行えるようにADCHと比較すると高速な回線速度が設
定される。
【0004】このような下り回線に設定されるDSCH
を用いてパケット通信を行うには、基地局から、データ
送信前の無線フレームにて、DSCHによる送信を開始
する旨がまず移動局に通知される。そして、この通知を
受けた移動局が、上記基地局からのDSCHの受信を開
始する。基地局は複数の移動局に対して、ADCHを通
じてDSCH送信の通知を行い、またDSCHを通じて
ユーザデータの送信を行うことで、複数のユーザのデー
タを時間多重して伝送する。上述した図11の場合、基
地局A310からの下りのADCHと、DSCHがそれ
ぞれ1本設定されているが、DSCHは常時設定されて
いるわけでなく、DCHによって通知を受けた場合のみ
DSCHが設定される。
【0005】さらに、従来の技術では、ADCH及びD
CHの回線品質を向上させるためダイバーシチ受信(一
般に、ソフトハンドオーバー(Soft Hand Ov
er:SHO)またはダイバーシチハンドオーバー(D
iversity HandOver:DHO)等と呼
ばれ、以下では、「DHO」を用いて説明する)と呼ば
れる技術が適用される。図12は、図11に示す従来技
術にこのDHO技術を適用した場合の、移動パケット通
信システムでのチャネル構成例を示す図である。同図に
おいて、下り回線においては、基地局A310と、基地
局B320の形成するセル間の境界付近の所定領域にお
いて、移動局A410は複数の基地局(この場合、基地
局A310とB)から送信されるADCHを受信する。
また、上り回線のDCHは、複数の基地局(この場合、
基地局A310、B)によって受信される。このとき、
DSCHに関しては、複数のユーザデータが時間多重さ
れるため、データの送信タイミングを制御するのが難し
い。そのため、DSCHの送信においては、DHOは適
用されず、Active Set(移動局−ネットワーク間で確立
されている無線リンク)内の1基地局(セル)からしか
送信されない。
【0006】さて、無線アクセス方式の1つであるCD
MA(Code Division Multiple Access)のように、符
号を用いてチャネルを構成する移動パケット通信システ
ムにおいては、システム容量の低下を防止することがで
きるという観点から、送信電力制御が重要な要素技術と
なっている。例えば、ITU(国際電気通信連合)で策
定されたIMT−2000(International Mobile Tel
ecommunications 2000)で採用されたW−CDMAシス
テムにおいては、高速送信電力制御と呼ばれる技術が適
用される。図13は、このW−CDMAシステムにおけ
るパケット伝送(DSCHを用いてのパケット伝送)時
の送信電力制御の動作を説明するための図である。図1
3において、移動局A410では、基地局A310から
送信されるADCHの信号電力対干渉電力比(以下、S
IRと略記)を計算(測定)し、その結果とあらかじめ
定められている目標値(=ターゲット値)とを比較す
る。その比較で、目標値より低ければ、基地局A310
に対して、ADCHの送信電力を増加させるように、D
CHにて、送信電力コマンドを送信する。逆にADCH
のSIRが目標値よりも大きければ、ADCHの送信電
力を下げるように送信電力コマンドをDCHにて送信す
る(同図〜のステップ)。
【0007】また、基地局A310では、DCHのSI
Rを計算(測定)し、移動局A410と同様に、あらか
じめ定められた目標値(ターゲット値)とDCHのSI
Rとを比較し、ADCHにて送信電力制御コマンドを送
信する(同図〜のステップ)。このようにして、移
動局A410と基地局A310は、互いの送信電力を調
整し合い、常に最適な送信電力を保つよう動作する。ま
た、DSCHの送信電力は、ADCHの送信電力値にあ
らかじめ定められた値(オフセット値)を乗算した値に
基づき制御される。これは、ADCHの送信電力が移動
局A410から送信される送信電力制御コマンドに基づ
き、常に最適に制御されていると考えられ、また、AD
CHとDSCHが同時に送信されるため、基地局と移動
局間の無線回線状態はADCHとDSCHで同一とみな
せるので、このような制御方法となっている。なお、オ
フセット値は複数の基地局を制御する無線回線制御措置
から該当の基地局へと通知される。
【0008】図14は、図13に示す従来技術にDHO
を適用した場合の送信電力制御の動作を示した図であ
る。同図において、DHO中、移動局A410は基地局
A310、Bから送信されるADCHを受信して合成し
た後、SIRを計算(測定)し、その結果とあらかじめ
定められている目標値(=ターゲット値)とを比較す
る。そして、比較結果に基づいて送信電力制御コマンド
を生成して、DCH経由でそのコマンド基地局A31
0、Bに送信する(同図〜のステップ)。また、基
地局A310では、DCHのSIRを計算(測定)し、
移動局A410と同様に、あらかじめ定められた目標値
(ターゲット値)とDCHのSIRとを比較し、ADC
Hにて送信電力制御コマンドを送信する(同図〜の
ステップ)。
【0009】このような従来のDHO中の送信電力制御
動作では、移動局A410が基地局A310、Bから送
信されたADCHを受信合成してSIRを決定し、送信
電力制御を行うため、例えば、基地局B320より到来
する信号の受信電力が基地局A310より到来する信号
の受信電力より優勢であった場合、移動局A410がD
CHにて送信する電力制御コマンドは、主に基地局B3
20と移動局A410の無線リンク品質に対して発せら
れるようになり、基地局A310のみから送信されるD
SCHの送信電力制御に誤差が生じ、DSCHの品質が
一定に保たれなくなってしまう。この問題に対処するた
め、DHO時の送信ダイバーシチ技術であるSSDT
(Site Selection Diversity Transmission)の適用が
考えられている。SSDTとは、DHO中の移動局が各
セルのCPICHの受信電力を測定し、その中から最も
高い受信電力を与える1つの基地局を「プライマリ」と
して決定し、上りの制御信号(SSDT信号)を用いて
各基地局に報告することで、プライマリの基地局からの
み下りリンクを送信させるという技術で、これにより、
下りの干渉量の増大を防ぐことが可能となっている。な
お、上記プライマリ以外の基地局(受信電力が高くな
い)は、「ノンプライマリ」として分類される。
【0010】3GPP TR25.841では、DHO
中に、上記SSDTの技術を用いてDSCHの送信電力
を制御する方法が記載されている。これには、移動局か
ら通知されるSSDT信号に基づいて決定されたプライ
マリの基地局と、ノンプライマリの基地局のDSCH送
信電力オフセットを切り替える方法が記載されおり、換
言すれば、基地局がプライマリか否かによって送信電力
オフセット値を切り替えDSCHの送信電力を制御する
というものである。さらに、上記方法のオフセット切り
替え利得を評価した結果が、次の文献に示されている。
【0011】文献:花木等“W−CDMA方式のDSC
HにおけるSoft HandoverエリアでのDS
CH電力オフセット制御法の検討”2002年電子情報
通信学会総合大会B-5-136。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の移動パケット通信システムにおいては、
DHO中の移動局と、当該移動局宛にADCHを送信し
ている基地局との位置関係を考慮せずに、DSCHに対
して常に一定のプライマリ送信電力オフセット、ノンプ
ライマリ送信電力オフセットで送信電力制御している。
そのため、DSCHが所要品質を満足しない、あるいは
過剰品質となり基地局のシステム容量を圧迫するといっ
た問題があった。
【0013】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その課題とするところは、DHO中にお
いて、DSCHの品質の劣化を防ぐことのできるDSC
Hの送信電力制御方法を提供することである。
【0014】また、そのような送信電力制御方法に従っ
てDSCHの送信電力制御が行える無線制御装置を提供
することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、移動パケ
ット通信システムにおける移動局が複数の基地局に同時
に接続されるソフトハンドオーバー時に、前記移動局で
選択した基地局から送信される下りリンクパケット用共
通チャネルの送信電力オフセットを制御する送信電力制
御方法において、前記各基地局の下り無線回線品質の組
み合わせと、前記下りリンクパケット用共通チャネルの
通信レートとの関係に基づいて、該下りリンクパケット
用共通チャネルの送信電力オフセットを制御することを
特徴としている。
【0016】請求項2記載の本発明によれば、前記送信
電力制御方法において、前記各基地局の下り無線回線品
質の組み合わせにしたがって抽出された基地局間の下り
無線回線品質の差分を求め、その求めた差分と前記下り
リンクパケット用共通チャネルの通信レートとの関係に
基づいて、該下りリンクパケット用共通チャネルの送信
電力オフセットを制御することを特徴としている。
【0017】請求項3記載の本発明によれば、前記送信
電力制御方法において、前記各基地局の下り無線回線品
質の差分を求め、その求めた差分と前記下りリンクパケ
ット用共通チャネルの通信レートとの関係に基づいて、
該下りリンクパケット用共通チャネルの送信電力オフセ
ットを制御することを特徴としている。
【0018】請求項4記載の本発明によれば、前記送信
電力制御方法において、前記各基地局の下り無線回線品
質の組み合わせにしたがって抽出された基地局の下り無
線回線品質を用いて、前記下り無線回線品質の特徴を求
め、その求めた下り無線回線品質の特徴と前記下りリン
クパケット用共通チャネルの通信レートとの関係に基づ
いて、該下りリンクパケット用共通チャネルの送信電力
オフセットを制御することを特徴としている。
【0019】請求項5記載の本発明によれば、前記下り
無線回線の品質を、前記各基地局から送信されるパイロ
ット信号の受信電力強度から求めることを特徴としてい
る。
【0020】また、上記送信電力制御方法に従って送信
電力制御が行える無線制御装置は、請求項6に記載され
るように、移動パケット通信システムにおける移動局が
複数の基地局に同時に接続されるソフトハンドオーバー
時に、前記移動局で選択した基地局から送信される下り
リンクパケット用共通チャネルの送信電力オフセットを
制御する無線制御装置において、前記各基地局の下り無
線回線品質の組み合わせを保持する下り無線回線品質記
憶手段と、前記下りリンクパケット用共通チャネルの通
信レートの情報を取得して保持する通信レート記憶手段
と、前記下り無線回線品質記憶手段により保持されてい
る該当基地局の下り無線回線品質の組み合わせと、前記
通信レート記憶手段により保持されている前記下りリン
クパケット用共通チャネルの通信レートとの関係に基づ
いて、該下りリンクパケット用共通チャネルの送信電力
オフセットを決定するオフセット決定手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0021】請求項7記載の本発明によれば、前記無線
制御装置において、前記下り無線回線品質記憶手段は、
前記各基地局の下り無線回線品質の組み合わせにしたが
って抽出された基地局間の下り無線回線品質の差分を求
め、その求めた差分値を記憶することを特徴としてい
る。
【0022】請求項8記載の本発明によれば、前記無線
制御装置において、前記下り無線回線品質記憶手段は、
前記各基地局の下り無線回線品質の差分を求め、その求
めた差分値を記憶することを特徴としている。
【0023】請求項9記載の本発明によれば、前記無線
制御装置において、前記下り無線回線品質記憶手段は、
前記各基地局の下り無線回線品質の組み合わせにしたが
って抽出された基地局の下り無線回線品質を用いて、前
記下り無線回線品質の特徴を求め、その求めた下り無線
回線品質の特徴を記憶すること特徴としている。
【0024】請求項10記載の本発明によれば、前記無
線制御装置において、前記下り無線回線品質記憶手段
は、前記基地局から送信されるパイロット信号の受信電
力強度を前記基地局の下り無線回線品質とすることを特
徴としている。
【0025】請求項11記載の本発明によれば、前記無
線制御装置において、前記オフセット決定手段は、下り
リンクパケット用共通チャネルの送信電力オフセット
を、前記下り無線回線品質記憶手段により記憶されてい
る該当基地局の下り無線回線品質の組み合わせと、前記
通信レート記憶手段により記憶されている前記下りリン
クパケット用共通チャネルの通信レートとに関連付けて
登録するオフセット設定テーブルを備え、前記オフセッ
ト設定テーブルの参照により、該当基地局に対する該下
りリンクパケット用共通チャネルの送信電力オフセット
を決定することを特徴としている。
【0026】本発明によれば、移動局宛の制御信号を送
信している各基地局からのパイロット信号受信強度の組
み合わせと、下りリンクパケット用共通チャネルの通信
レートとの関係に基づいて該下りリンクパケット用共通
チャネルの送信電力オフセットが求められるので、その
求められたオフセット値は、現時点における基地局と移
動局との距離と電力関係を反映したものとなる。すなわ
ち、基地局や移動局周辺における電波環境を正確に把握
した状態でDSCHに対する送信電力オフセットが求め
られるようになるので、DHO中であってもDSCHの
送信電力制御誤差を軽減することができ、DSCHの品
質劣化を防ぐことができる
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0027】図1は、本発明の送信電力制御方法が適用
される移動パケット通信システムの構成例を示す図であ
る。
【0028】図1において、この移動パケット通信シス
テムは、交換装置100と無線制御装置200、基地局
装置A310〜C330(以下、基地局という)が階梯
をなして構成される。移動局A410は基地局A310
と、移動局B420は基地局B320と無線回線を介し
て通信を行う。また、移動局A410は、DHOエリア
において、基地局A310と基地局2からの信号を受信
する。無線制御装置200は、基地局A310〜C33
0に対して、DSCHに対する送信電力オフセット値の
指定や、移動局の移動速度やフェ−ジングの影響を考慮
してDHOブランチの追加及び削除の指令を出し、複数
の基地局(本例では、基地局A310〜C330)を統
括・制御する制御装置である。
【0029】図2は、図1に示す移動パケット通信シス
テムにおいて無線制御装置200の機能ブロックを示す
図である。図2において、この無線制御装置200に
は、幹線網側の交換装置100から到来する移動局ユー
ザ宛の情報を一時的に格納するユーザデータバッファ1
1が備えられ、このユーザデータバッファに格納された
データはキューイング処理部12に出力される。キュー
イング処理部12では、基地局に出力するユーザデータ
の転送を行う際のデータ送出順序の制御が行われる。例
えば、FIFO(First in First out : 先入れ先出し)キュ
ーイング方式、Priority(優先度)キューイング方式等
に基づいて基地局へのデータ送出順序が制御される。D
HO制御部14では、移動局からのDHOブランチの追
加・削除要求に応じて、基地局を制御してDHOブラン
チの設定(基地局へDHOブランチの追加・削除を指
示)を行い、記憶部15では、定期的に、または無線制
御部16からの報告要求により移動局から報告される通
信中基地局の下り無線品質(具体的には、パイロット信
号受信電力強度)の情報が記憶される。オフセット計算
部13は、上記記憶部15に蓄積されている情報を用い
て、DSCH送信電力のオフセット、すなわちプライマ
リ送信電力オフセットとノンプライマリ送信電力オフセ
ットを求め、その結果を基地局に通知する。基地局で
は、無線制御装置から通知されたプライマリ送信電力オ
フセット、もしくはノンプライマリ送信電力オフセット
をDSCH送信電力にかけて送信する。
【0030】図3は、図2に示す無線制御装置200内
の記憶部15に蓄積される参照用テーブルと情報の項目
を示す図である。同図に示すように、この記憶部15に
は、 移動局毎のパイロット信号受信電力の組み合わせ(D
SCHの通信レート情報を含む) オフセット設定用テーブル が蓄積される。上記は、Active Set内の複数の基地局
から送信されているパイロット信号受信電力強度の組み
合わせと、DSCHの送信局である基地局から送信され
ているDSCHの通信レートが移動局毎に管理される。
ここで、Active Set内の複数の基地局(全セル)のパイ
ロット信号受信電力強度の組み合わせについて説明す
る。
【0031】移動局から報告されたActive Setの全セル
のパイロット信号受信電力強度は、まず、あらかじめ定
義された分類テーブルによるクラス分けがなされる。図
5は、このクラス分けの際に使用するパイロット信号受
信電力分類テーブルの一例である。同テーブルに示すよ
うに、Active Setの全セルのパイロット信号受信電力強
度は、電力の強度に応じて4段階にクラス分け(A〜D
の4段階)される。例えば、Active Set数を8とした場
合、クラス分け後のパイロット信号受信電力強度は、図
7に示すように、「AABDDCBC」という組み合わ
せが得られる。また、上記同様、DSCHの通信レート
も、64kbps、128kbps、256kbps、
384kbpsの4段階にクラス分け(A〜Dの4段
階)される(図6参照)。上記は、上記に関連付け
られて求められたプライマリ送信電力オフセット値と、
ノンプライマリ送信電力オフセット値が所定のテーブル
に登録される。本例では、このテーブルをオフセット設
定テーブルという。
【0032】次に、上記オフセット計算部13での送信
電力オフセットを決定する処理手順について、図4のフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0033】図4において、オフセット計算部13は、
キューイング処理部12より、送信対象のユーザIDの
通知を受ける(S1)と、そのユーザID(ここでは、
「090xx」とする)に該当する移動局のパイロット
信号受信電力強度の組み合わせ(本例では、図7に示す
AABDDCBCという組み合わせが得られたものと仮
定する)と、クラス分けされたDSCH通信レートを記
憶部15より取得(S2)する。前述したように、移動
局から報告されたActive Setの全セルのパイロット信号
受信電力強度は4段階に、DSCHの通信レートも4段
階に分類される。ここで、Active Set数を8と仮定した
場合、オフセット設定テーブルは、4×4×8=128
個の設定値をもつことになる。オフセット計算部13
は、上記パイロット信号受信電力強度の組み合わせ
()と、DSCHの通信レート()を取得すると、
上記オフセット設定テーブルを参照(S3)して該当の
DSCH送信電力オフセット値を求める。図8は、オフ
セット計算部13で参照されるオフセット設定テーブル
の一例を示した図である。例えば、移動局から報告され
たパイロット信号受信電力強度の組み合わせが「AAB
DDCBC」、DSCH通信レートのクラスがAである
場合、DSCH送信電力オフセット値として、プライマ
リオフセットA1dB、ノンプライマリオフセットA2
dBが得られる(矢印)。なお、同テーブルの、「N
o」の欄には、1〜128の設定番号が示され、「Acti
ve Set内のパイロット信号受信電力強度の組み合わせ」
の欄には、クラス分け後の当該受信電力強度の組み合わ
せが示され、「DSCH通信レートクラス」の欄には、
クラス分け後のDSCH通信レートが示され、「送信電
力オフセット値」の欄には、登録されたプライマリオフ
セットおよびノンプライマリオフセット値が示される。
オフセット計算部13内は、上記のようにして求めたD
SCH送信電力オフセット値を基地局と移動局に通知
(S4)する。
【0034】さて、通常、基地局と移動局との間の距離
が一定の場合、高速パケットチャネルには高い送信電力
が必要であるが、低速パケットチャネルには低い送信電
力しか必要とならない。一方で、パケットチャネルの伝
送速度が一定の場合、基地局と移動局との間の距離が長
ければ高い送信電力が必要であるが、該距離が短ければ
低い送信電力しか必要とならない。本発明では、Active
Set内の基地局のパイロット信号受信強度の組み合わせ
と、DSCHの速度を表す通信レートを利用すること
で、基地局と移動局との間の距離と電力関係を把握し、
その結果に基づいてDSCHに対する送信電力オフセッ
トを制御することを最大の特徴としている。
【0035】したがって、上記のようにして求められた
DSCHに対する送信電力オフセットは、現時点におけ
る基地局と移動局との距離と電力関係を反映したものと
なり、基地局や移動局周辺における電波環境を正確に把
握した状態でのDSCHに対する送信電力オフセットの
制御が実現できる。その結果、DHO中であってもDS
CHの送信電力制御誤差を軽減することができ、DSC
Hの品質劣化を防ぐことができる。
【0036】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例であり、これに限定されるものではない。本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可
能である。例えば、Active Setの全セルのパイロット信
号受信電力強度の組み合わせを以下のような手順で求め
てもかまわない。
【0037】(実施形態の変形例1)オフセット計算部
13は、上記Active Set内の基地局のパイロット信号受
信強度(例:n=3個)を記憶部から取得すると、その
取得したn個のパイロット信号受信強度から、r個抽出
した場合のパイロット信号受信強度の組み合わせをz組
(例:Z==3組)取り出し、取り出さ
れたz組のパイロット信号受信強度の組み合わせと、D
SCH通信レートとに対応付けて計算されて登録されて
いるDSCH送信電力オフセット値を、オフセット設定
テーブルを参照して求める。ここで、求められるプライ
マリ送信電力オフセット値とノンプライマリ送信電力オ
フセット値(=DSCH送信電力オフセット値)は、例
えば、z組分得られるDSCH送信電力オフセット値
と、所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づくDS
CH送信電力オフセット値が選択される。図9は、上記
実施形態の変形例1において、記憶部15に蓄積される
Active setの全セルのパイロット信号受信電力と、DS
CH通信レートの蓄積概念を示す図で、図10は、Acti
ve setの全セルのパイロット信号受信電力の一組み合わ
せと、DSCH通信レートとに対応付けられて登録され
ているDSCH送信電力オフセット値を示す図である。
図10の例では、パイロット信号受信電力のz組のう
ち、XX、YYの組み合わせと、DSCH通信レートの
クラスAに基づくDSCH送信電力オフセット値(プラ
イマリオフセット値として「A1dB」が、ノンプライ
マリオフセット値として「A2dB」)が登録されてい
る例を示している。
【0038】(実施形態の変形例2)さらに、Active S
et内の基地局のパイロット信号受信強度の差分をとり、
その差分とDSCH通信レートとの関係によって送信電
力オフセットを求めるような形態であってもよい。ま
た、上記組み合わせで取り出されたパイロット信号受信
強度の差分を求め、その差分値とDSCH通信レートと
の関係によって送信電力オフセットを求めるような形態
であってもよい。また、さらに、上記組み合わせで取り
出されたパイロット信号受信強度からパイロット信号受
信電力の特徴を示す値を求め、その特徴値とDSCH通
信レートとの関係によって送信電力オフセットを求める
ような形態であってもよい。
【0039】上記例において、無線制御装置200の記
憶部15の記憶管理機能が、下り無線回線品質記憶手
段、通信レート記憶手段に対応し、オフセット計算部の
送信電力オフセット算出機能がオフセット決定手段に対
応する。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように、本願発明によれ
ば、Active Set内の基地局のパイロット信号受信強度の
組み合わせと、DSCHの通信レートとの関係に基づい
てDSCHに対する送信電力オフセットが求められるの
で、その求められたオフセット値は、現時点における基
地局と移動局との距離と電力関係を反映したものとな
る。すなわち、基地局や移動局周辺における電波環境を
正確に把握した状態でDSCHに対する送信電力オフセ
ットが求められるようになるので、DHO中であっても
DSCHの送信電力制御誤差を軽減することができ、D
SCHの品質劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信電力制御方法が適用される移動パ
ケット通信システムの構成例を示す図
【図2】図1に示す移動パケット通信システムにおける
無線制御装置の機能ブロック図
【図3】図2に示す無線制御装置内の記憶部に蓄積され
る参照用テーブルと情報の項目を示す図
【図4】オフセット計算部での送信電力オフセットを決
定する処理手順を示すフローチャート
【図5】パイロット信号受信電力分類テーブルを示す図
である。
【図6】DSCH通信レート分類テーブルを示す図であ
る。
【図7】記憶部に蓄積される移動局毎のパイロット信号
受信電力組み合わせ例を示す図である。
【図8】オフセット設定テーブルの一例(その1)を示
す図である。
【図9】記憶部に蓄積されるActive setの全セルのパイ
ロット信号受信電力と、DSCH通信レートの蓄積概念
を示す図である。
【図10】オフセット設定テーブルの一例(その2)を
示す図である。
【図11】移動パケット通信システムにおいて、DSC
Hを用いてパケット伝送を行う場合の従来技術を説明す
るための図である。
【図12】図11に示す従来技術にこのDHO技術を適
用した場合の、移動パケット通信システムでのチャネル
構成例を示す図である。
【図13】W−CDMAシステムにおけるパケット伝送
時の送信電力制御の動作を説明するための図である。
【図14】図13に示す従来技術にDHOを適用した場
合の送信電力制御の動作を示した図である。
【符号の説明】
11 ユーザデータバッファ 12 キューイング処理部 13 オフセット計算部 14 DHO制御部 15 記憶部 16 無線制御部 100 交換装置 200 無線制御装置 310 基地局A 320 基地局B 330 基地局C 410 移動局A 420 移動局B
フロントページの続き (72)発明者 安藤 英浩 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 中村 武宏 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K067 AA23 BB04 BB21 CC10 DD27 DD36 DD44 DD45 DD51 EE02 EE10 EE24 GG08 GG09 JJ37 JJ39

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動パケット通信システムにおける移動局
    が複数の基地局に同時に接続されるソフトハンドオーバ
    ー時に、前記移動局で選択した基地局から送信される下
    りリンクパケット用共通チャネルの送信電力オフセット
    を制御する送信電力制御方法において、 前記各基地局の下り無線回線品質の組み合わせと、前記
    下りリンクパケット用共通チャネルの通信レートとの関
    係に基づいて、該下りリンクパケット用共通チャネルの
    送信電力オフセットを制御することを特徴とする送信電
    力制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の送信電力制御方法におい
    て、 前記各基地局の下り無線回線品質の組み合わせにしたが
    って抽出された基地局間の下り無線回線品質の差分を求
    め、その求めた差分と前記下りリンクパケット用共通チ
    ャネルの通信レートとの関係に基づいて、該下りリンク
    パケット用共通チャネルの送信電力オフセットを制御す
    ることを特徴とする送信電力制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の送信電力制御方法におい
    て、 前記各基地局の下り無線回線品質の差分を求め、その求
    めた差分と前記下りリンクパケット用共通チャネルの通
    信レートとの関係に基づいて、該下りリンクパケット用
    共通チャネルの送信電力オフセットを制御することを特
    徴とする送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の送信電力制御方法におい
    て、 前記各基地局の下り無線回線品質の組み合わせにしたが
    って抽出された基地局の下り無線回線品質を用いて、前
    記下り無線回線品質の特徴を求め、その求めた下り無線
    回線品質の特徴と前記下りリンクパケット用共通チャネ
    ルの通信レートとの関係に基づいて、該下りリンクパケ
    ット用共通チャネルの送信電力オフセットを制御するこ
    とを特徴とする送信電力制御方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4いずれか1項記載の送信電
    力制御方法において、 前記下り無線回線の品質を、前記各基地局から送信され
    るパイロット信号の受信電力強度から求めることを特徴
    とする送信電力制御方法。
  6. 【請求項6】移動パケット通信システムにおける移動局
    が複数の基地局に同時に接続されるソフトハンドオーバ
    ー時に、前記移動局で選択した基地局から送信される下
    りリンクパケット用共通チャネルの送信電力オフセット
    を制御する無線制御装置において、 前記各基地局の下り無線回線品質の組み合わせを保持す
    る下り無線回線品質記憶手段と、 前記下りリンクパケット用共通チャネルの通信レートの
    情報を取得して保持する通信レート記憶手段と、 前記下り無線回線品質記憶手段により保持されている該
    当基地局の下り無線回線品質の組み合わせと、前記通信
    レート記憶手段により保持されている前記下りリンクパ
    ケット用共通チャネルの通信レートとの関係に基づい
    て、該下りリンクパケット用共通チャネルの送信電力オ
    フセットを決定するオフセット決定手段とを備えたこと
    を特徴とする無線制御装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の無線制御装置において、 前記下り無線回線品質記憶手段は、前記各基地局の下り
    無線回線品質の組み合わせにしたがって抽出された基地
    局間の下り無線回線品質の差分を求め、その求めた差分
    値を記憶することを特徴とする無線制御装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の無線制御装置において、 前記下り無線回線品質記憶手段は、前記各基地局の下り
    無線回線品質の差分を求め、その求めた差分値を記憶す
    ることを特徴とする無線制御装置。
  9. 【請求項9】請求項6記載の無線制御装置において、 前記下り無線回線品質記憶手段は、前記各基地局の下り
    無線回線品質の組み合わせにしたがって抽出された基地
    局の下り無線回線品質を用いて、前記下り無線回線品質
    の特徴を求め、その求めた下り無線回線品質の特徴を記
    憶することを特徴とする無線制御装置。
  10. 【請求項10】請求項6乃至9いずれか1項記載の無線
    制御装置において、 前記下り無線回線品質記憶手段は、前記基地局から送信
    されるパイロット信号の受信電力強度を前記基地局の下
    り無線回線品質とすることを特徴とする無線制御装置。
  11. 【請求項11】請求項6乃至10いずれか1項記載の無
    線制御装置において、 前記オフセット決定手段は、下りリンクパケット用共通
    チャネルの送信電力オフセットを、前記下り無線回線品
    質記憶手段により記憶されている該当基地局の下り無線
    回線品質の組み合わせと、前記通信レート記憶手段によ
    り記憶されている前記下りリンクパケット用共通チャネ
    ルの通信レートとに関連付けて登録するオフセット設定
    テーブルを備え、 前記オフセット設定テーブルの参照により、該当基地局
    に対する該下りリンクパケット用共通チャネルの送信電
    力オフセットを決定することを特徴とする無線制御装
    置。
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