JP2003347975A - 電力線搬送通信中継方法、電力線搬送通信端末、及び中継器 - Google Patents

電力線搬送通信中継方法、電力線搬送通信端末、及び中継器

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JP2003347975A
JP2003347975A JP2002154329A JP2002154329A JP2003347975A JP 2003347975 A JP2003347975 A JP 2003347975A JP 2002154329 A JP2002154329 A JP 2002154329A JP 2002154329 A JP2002154329 A JP 2002154329A JP 2003347975 A JP2003347975 A JP 2003347975A
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relay
request packet
packet
power line
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JP2002154329A
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English (en)
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Yukio Okada
幸夫 岡田
Kenji Kuniyoshi
賢治 國吉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各端末に中継要求機能を設けることなく中継
動作を実現し、且つ伝送特性の動的変化に対して迅速に
対応できる電力線搬送通信中継方法、電力線搬送通信端
末、及び中継器を提供する。 【解決手段】 端末2aが端末2bに対して要求パケッ
トを送信した後、一定時間が経過しても端末2aが端末
2bからの応答パケットを受信できない場合、端末2a
は所定の回数まで端末2b宛に要求パケットの直接送信
を繰り返し、所定の回数の直接送信を行ってから一定時
間が経過しても端末2bからの応答パケットを受信でき
ない場合、中継器3は端末2aから端末2b宛に送信さ
れた要求パケットの送信元物理アドレスに端末2aの物
理アドレスを設定して端末2b宛に中継送信し、中継送
信された要求パケットを受信した端末2bは応答パケッ
トを端末2a宛に直接返信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅などの建物内
に設置された電力線搬送通信端末間の通信を中継する電
力線搬送通信中継方法、電力線搬送通信端末、及び中継
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電力線に信号を重畳して通信
を行う電力線搬送通信端末を建物内に分散して設置し、
相互に通信を行う電力線搬送通信システムが広く知られ
ている。一般住宅においては、種々の家電機器が、また
オフィスビル等においては多くの照明器具やパソコン等
が電力線に接続されている。しかし、それらの負荷機器
は電力線搬送通信で用いる信号周波数帯において非常に
低インピーダンスとなっている場合が多く、負荷機器の
台数を多く接続した場合、その台数分のインピーダンス
によって信号減衰を増大させることになる。また、上記
負荷機器の中には高レベルのノイズを発生するものもあ
り、信号減衰と合わせて、通信エラー率を増加させる原
因にもなっている。
【0003】このような状況を改善する方法として、問
題となる負荷機器にインピーダンスアッパーを取り付け
る方法や、中継器を用いて端末間の通信を中継する方法
が提案されている。また、特開昭63−31230号や
特開平8−186526号では、一般の電力線搬送通信
端末に中継機能を持たせる方法が開示されており、特開
平2001−308756号では専用の中継器を設置す
る方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のうち、電力
線搬送通信端末に中継機能を持たせる方法においては、
端末のコストが増加し、さらに端末の配置によっては必
ずしも中継可能な端末が存在するとは限らないという課
題があった。また、直接通信できない宛先端末へ中継可
能な端末を、電源投入時または実際の通信時に検索する
方法も示されているが、このような方法は通信トラフィ
ックの増大を招き、特に中継段数が増えれば飛躍的に通
信トラフィックが増大してしまうという課題があった。
複数の分電盤にまたがる大規模な電力線系統において通
信を行う場合は、このような中継方法が必要になるが、
一般住宅やビルの1フロアまたは1ブロックなど単一の
分電盤内だけで通信を行う小規模なシステムの場合は、
固定的に設置した中継器があれば問題無く通信できる場
合が殆どである。
【0005】さらに、専用の中継器を用いる方法におい
ても、中継器を分電盤の近傍に設置することにより中継
を良好に行うことができる旨が記されているが、通常、
電力線は分電盤から複数のブレーカを介して分岐されて
おり、各ブレーカから先の配線形態はまちまちである
が、大局的に見ると、分電盤を中心としたスター型トポ
ロジーであると考えられる。したがって、中継器をスタ
ー型配線の中心付近に設置することは自明の理である。
また、送信元端末から宛先端末へパケットを送信したに
も関わらず、宛先端末から受信確認応答信号Ack(肯
定反応)が返信されなかった場合には中継器宛に再送信
する、あるいは最初から中継器宛に送信する方法が示さ
れている。しかし、直接通信できない宛先端末に対して
通信が失敗する毎に毎回中継処理を行う、あるいは直接
通信可能な宛先端末に対して毎回中継動作を行うこと
は、通信帯域の利用効率を低下させてしまうという課題
を生じさせた。
【0006】さらに、電力線の伝送特性は接続されてい
る負荷機器の電力線への抜き差しや、オン・オフ、動作
状態の変化によって動的に変化するが、前記従来技術で
はこれらの変化に対応できないという課題もある。
【0007】また、各端末に中継要求を送信する機能
や、中継器を探索する機能を設けることは端末の大幅な
コスト増を招くという課題があった。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、各端末に中継要求機能を設けるこ
となく中継動作を実現して、通信の信頼性を向上させる
ことができる電力線搬送通信中継方法、電力線搬送通信
端末、及び中継器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の電力線搬送通信端末が相互に通信を行う電力線搬送通
信システムの第1の端末が第2の端末宛に要求パケット
を送信した後、一定時間が経過しても第1の端末が第2
の端末からの応答パケットを受信できない場合、第1の
端末は所定の回数まで第2の端末宛に要求パケットの直
接送信を繰り返し、所定の回数の直接送信を行ってから
一定時間が経過しても第2の端末からの応答パケットを
受信できない場合、中継器は第1の端末から第2の端末
宛に送信された要求パケットの送信元物理アドレスに第
1の端末の物理アドレスを設定して第2の端末宛に中継
送信し、中継送信された要求パケットを受信した第2の
端末は応答パケットを第1の端末宛に直接返信すること
を特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、複数の電力線搬送通信
端末が相互に通信を行う電力線搬送通信システムの第1
の端末が第2の端末宛に要求パケットを送信した後、一
定時間が経過しても第1の端末が第2の端末からの応答
パケットを受信できない場合、第1の端末は所定の回数
まで第2の端末宛に要求パケットの直接送信を繰り返
し、所定の回数の直接送信を行ってから一定時間が経過
しても第2の端末からの応答パケットを受信できない場
合、中継器は第1の端末から第2の端末宛に送信された
要求パケットの送信元物理アドレスに中継器の物理アド
レスを設定して第2の端末宛に中継送信し、中継送信さ
れた要求パケットを受信した第2の端末は応答パケット
を中継器宛に返信して、中継器は受信した応答パケット
の送信元物理アドレスに第2の端末の物理アドレスを設
定して第1の端末宛に中継返信することを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、第1の端末が第2の端末宛に所定の回数の直接送
信を行った後直ちに、中継器は第1の端末から第2の端
末宛に送信された要求パケットを第2の端末宛に中継送
信することを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれ
かにおいて、中継器は、送信元の端末と宛先の端末との
組み合わせ毎に前回の通信で中継を行ったか否かを中継
管理テーブルとしてメモリに保存しておき、第1の端末
から第2の端末宛の送信を行う際に、第1の端末から第
2の端末宛の前回の通信で中継を行っていた場合、中継
器は第1の端末から第2の端末宛の全要求パケットを第
2の端末宛に中継送信し、第1の端末から第2の端末宛
の前回の通信で中継を行っていない場合、中継器は第1
の端末が第2の端末宛に所定の回数に直接送信した要求
パケットのみを第2の端末宛に中継送信することを特徴
とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1において、中
継器は、送信元の端末と宛先の端末との組み合わせ毎に
前回の通信で中継を行ったか否かを中継管理テーブルと
してメモリに保存しておき、第1の端末から第2の端末
宛の送信を行う際に、第1の端末から第2の端末宛の前
回の通信で中継を行っていた場合、中継器は第1の端末
から第2の端末宛の全要求パケットの送信元物理アドレ
スに第1の端末の物理アドレスを設定して第2の端末宛
に中継送信し、第1の端末から第2の端末宛の前回の通
信で中継を行っていない場合、中継器は第1の端末が第
2の端末宛に所定の回数に直接送信した要求パケットの
みの送信元物理アドレスに第1の端末の物理アドレスを
設定して第2の端末宛に中継送信し、要求パケットを受
信した第2の端末は応答パケットを第1の端末宛に直接
返信し、第2の端末から第1の端末宛の前回の通信で中
継を行っていた場合のみ、中継器は、第2の端末から第
1の端末宛の応答パケットの送信元物理アドレスに第2
の端末の物理アドレスを設定して第1の端末宛に中継返
信することを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1乃至3いずれ
かにおいて、中継器は、送信元の端末と宛先の端末との
組み合わせ毎に中継を開始する要求パケットの再送信回
数である中継開始再送回数を中継管理テーブルとしてメ
モリに保存しておき、第1の端末から第2の端末宛の送
信を行う際に、第1の端末から第2の端末宛の中継開始
再送回数から最大再送回数までの要求パケットを第2の
端末宛に中継送信し、第1の端末から第2の端末宛の要
求パケットを中継送信した場合、第1の端末から第2の
端末宛の中継開始再送回数を減じ、第1の端末が中継器
を介さずに第2の端末宛に要求パケットまたは応答パケ
ットを直接送信して第2の端末が受信した場合は第1の
端末から第2の端末宛の中継開始再送回数を増加させる
ことを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項1において、中
継器は、送信元の端末と宛先の端末との組み合わせ毎に
中継を開始する要求パケットの再送信回数である中継開
始再送回数を中継管理テーブルとしてメモリに保存して
おき、第1の端末から第2の端末宛の送信を行う際に、
第1の端末から第2の端末宛の中継開始再送回数から最
大再送回数までの要求パケットを第2の端末宛に中継送
信し、第2の端末から第1の端末宛の中継開始再送回数
が予め定められた回数より小さい場合のみ、第2の端末
から第1の端末宛の応答パケットの送信元物理アドレス
に第2の端末の物理アドレスを設定して第1の端末宛に
中継返信し、中継器が第1の端末から第2の端末宛の要
求パケットを中継送信した場合、第1の端末から第2の
端末宛の中継開始再送回数を減じ、第1の端末が中継器
を介さずに第2の端末宛に要求パケットまたは応答パケ
ットを直接送信して第2の端末が受信した場合は、中継
器は第1の端末から第2の端末宛の中継開始再送回数を
増加させることを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項4乃至7いずれ
かにおいて、中継器は、第1の端末から第2の端末宛の
送信に関する前記中継管理テーブルの内容を変更する際
に、第2の端末から第1の端末宛の送信に関する前記中
継管理テーブルの内容も連動させて変更することを特徴
とする。
【0017】請求項9の発明は、宛先端末との間で電力
線搬送通信を行い、宛先端末宛に要求パケットを送信し
た後、一定時間が経過しても宛先端末からの応答パケッ
トを受信できない場合、所定の回数まで宛先端末宛に要
求パケットの直接送信を繰り返し、中継器によって中継
送信された要求パケットを受信した場合、応答パケット
を送信元端末宛に直接返信することを特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、宛先端末との間で電
力線搬送通信を行い、宛先端末宛に要求パケットを送信
した後、一定時間が経過しても宛先端末からの応答パケ
ットを受信できない場合、所定の回数まで宛先端末宛に
要求パケットの直接送信を繰り返し、中継器によって中
継送信された要求パケットを受信した場合、中継器宛に
応答パケットを返信することを特徴とする。
【0019】請求項11の発明は、複数の電力線搬送通
信端末が相互に通信を行う電力線搬送通信システムの全
ての端末と通信可能であり、第1の端末が第2の端末宛
に要求パケットを送信した後、一定時間が経過しても第
1の端末が第2の端末からの応答パケットを受信でき
ず、第1の端末が所定の回数まで第2の端末宛に要求パ
ケットの直接送信を繰り返し、所定の回数の直接送信を
行ってから一定時間が経過しても第2の端末からの応答
パケットを受信できない場合に、第1の端末から第2の
端末宛に送信された要求パケットの送信元物理アドレス
に第1の端末の物理アドレスを設定して第2の端末宛に
中継送信することを特徴とする。
【0020】請求項12の発明は、複数の電力線搬送通
信端末が相互に通信を行う電力線搬送通信システムの全
ての端末と通信可能であり、第1の端末が第2の端末宛
に要求パケットを送信した後、一定時間が経過しても第
1の端末が第2の端末からの応答パケットを受信でき
ず、第1の端末が所定の回数まで第2の端末宛に要求パ
ケットの直接送信を繰り返し、所定の回数の直接送信を
行ってから一定時間が経過しても第2の端末からの応答
パケットを受信できない場合に、第1の端末から第2の
端末宛に送信された要求パケットの送信元物理アドレス
に中継器の物理アドレスを設定して第2の端末宛に中継
送信し、中継送信した要求パケットを受信した第2の端
末が返信した応答パケットの送信元物理アドレスに第2
の端末の物理アドレスを設定して第1の端末宛に中継返
信することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】(実施形態1)本実施形態の電力線搬送通
信システムの構成は、図1に示すように、同一の分電盤
1から複数のブレーカ系統に分岐された電力線4に、複
数台の電力線搬送通信端末2と、1台の中継器3とが接
続されている。
【0023】各端末2は相互に通信を行うが、通信を行
う端末2の組み合わせによって、直接通信が可能な場合
と不可能な場合とがあり、この状況は伝送特性の動的変
化によって動的に変化する。なお、中継器3は全ての端
末2と通信可能であり、全ての端末2は中継器3のアド
レスを知っているものとする。中継器3のアドレスを知
る方法に関しては、種々の方法が公知であり、本願発明
の本旨ではないため詳細な説明は省略するが、予め各端
末2が備えるメモリに設定する方法や、電源投入時に端
末2からブロードキャストによって中継器探索メッセー
ジを送信し、中継器3が応答することによってアドレス
を知る方法や、中継器3が定期的にブロードキャストに
よって自身のアドレスを通知する方法等がある。以下、
本実施形態ではこの電力線搬送通信システムにおいて、
複数の端末2のうち任意の端末2a(第1の端末)と任
意の端末2b(第2の端末)との間での電力線搬送中継
方法について説明する。
【0024】本実施形態で通信を行うパケットの形式
は、先頭から宛先及び送信元の物理アドレス、宛先及び
送信元の論理アドレス、パケット種、再送回数、データ
から構成され、端末2aは端末2bに対して、図2
(a)に示すように、宛先物理アドレス:端末2b、送
信元物理アドレス:端末2a、宛先論理アドレス:端末
2b、送信元論理アドレス:端末2a、パケット種:要
求パケット、再送回数:n(この要求パケットが何回目
に再送されたパケットであるかを示す)、データから構
成される要求パケットを送信し、端末2bはこの要求パ
ケットを受信した場合、図2(c)に示すように、宛先
物理アドレス:端末2a、送信元物理アドレス:端末2
b、宛先論理アドレス:端末2a、送信元論理アドレ
ス:端末2b、パケット種:Ackから構成される応答
パケットを返信し、端末2aはこの受信確認応答信号A
ckを受信することによって通信が正常に完了したと判
断する。なお、データリンク層での受信確認応答信号A
ckによる到達確認を行わない電力線搬送通信システム
の場合は、上位層での応答パケットがこれに相当する
が、以下の説明において両者は同じ意味となるため、デ
ータリンク層での受信確認応答信号Ackを用いる場合
についてのみ説明する。
【0025】まず最初に、端末2aから端末2b宛に要
求パケットを送信した後、一定時間内に端末2bからの
受信確認応答信号Ackを含む応答パケットを受信でき
なかった場合、端末2aは端末2b宛に要求パケットの
再送を行う。この再送の最大再送回数Nmaxは予め定
められている。
【0026】まず、図3に示す通信シーケンスを用いて
本実施形態の電力線搬送通信システムの動作を説明す
る。端末2aから端末2b宛のパケットの送信動作が開
始されると、端末2aが端末2b宛に要求パケットを直
接送信し、時間Tが経過しても端末2aが端末2bから
の応答パケットを受信できない場合、その後端末2aは
端末2b宛に予め設定された中継開始再送回数N回(本
実施形態では2回)の要求パケットの直接再送信を繰り
返す。そして、端末2aが端末2b宛にN回目の要求パ
ケットの直接再送信を行ってから時間Tが経過しても端
末2bからの応答パケットを受信できない場合、中継器
3は端末2aから端末2b宛にN回目に再送信された要
求パケットの送信元物理アドレスに端末2aの物理アド
レスを設定して端末2b宛に中継送信し、中継送信され
た要求パケットを受信した端末2bは応答パケットを端
末2a宛に直接返信する。
【0027】次に、本実施形態の中継器3の中継処理フ
ローを図4に示し、中継器3の中継処理について説明す
る。中継器3は、常に全ての通信パケット(要求パケッ
ト、応答パケット)を受信しており、中継処理が開始さ
れ(ステップS1)、通信パケットを受信すると(ステ
ップS2)、通信パケットの種類が要求パケットあるい
は応答パケットであるかを判別する(ステップS3)。
そして、端末2aから端末2b宛の要求パケットである
と判別した場合は、受信した要求パケットのヘッダ部に
含まれている再送回数nと中継開始再送回数Nとを比較
し(ステップS4)、その再送回数nが中継開始再送回
数Nより少なければステップS2に戻る。再送回数nが
中継開始再送回数N以上であれば、その要求パケットと
同一の内容を中継器3が備えるメモリに一時的に保存し
(ステップS5)、中継器3が備えるタイマをセットし
て時間Tの計時動作を開始させて(ステップS6)、ス
テップS2に戻る。
【0028】そして、端末2aから端末2b宛に直接送
信された、再送回数nが中継開始再送回数Nである要求
パケットに対する応答パケットが端末2bから端末2a
宛に直接返信された場合(ステップS3)、メモリに保
存中の要求パケットに対する応答パケットであるか否か
を判別し(ステップS7)、メモリに保存中の要求パケ
ットに対する応答パケットであればタイマをクリアして
(ステップS8)、保存中の要求パケットをクリアする
(ステップS9)。メモリに保存中の要求パケットに対
する応答パケットでなければ(ステップS7)、ステッ
プS2に戻る。
【0029】また、再送回数nが中継開始再送回数Nで
ある要求パケットに対する応答パケットが返信されない
場合は、タイマが予め設定していた時間Tを計時すると
割り込み処理が開始され(ステップS20)、メモリに
保存した要求パケットを端末2b宛に中継送信し(ステ
ップS21)、中継処理を完了する(ステップS2
2)。
【0030】本実施形態では、中継器3から端末2b宛
に中継送信する要求パケットは、ヘッダ部を含めて端末
2aから送信された要求パケットと同一内容であり、送
信元物理アドレスは端末2aの物理アドレスのままで送
信される。そして、中継器3から中継送信された要求パ
ケットを受信した端末2bは、図2(c)に示すよう
に、宛先物理アドレス:端末2a、送信元物理アドレ
ス:端末2b、宛先論理アドレス:端末2a、送信元論
理アドレス:端末2b、パケット種:受信確認応答信号
Ackから構成される応答パケットを端末2aに直接返
信する。
【0031】このような本実施形態の電力線搬送通信中
継方法では、端末2は、中継に必要な機能を備える必要
が全くなく、既存の端末2をそのまま用いることがで
き、上記機能を備える中継器3を追加するだけで中継動
作を行うことができて、通信の信頼性を向上させること
ができる。
【0032】(実施形態2)本実施形態の通信シーケン
スを図5に、中継器3の中継処理フローを図6に示す。
図3に示す実施形態1の通信シーケンスと異なる点は、
中継器3が中継送信した要求パケットを受信した端末2
bが、応答パケットを中継器3宛に返信して、中継器3
は受信した応答パケットを端末2a宛に中継返信した点
である。さらに、図4に示す実施形態1の中継処理フロ
ーと異なる点は、ステップS3とステップS7との間に
ステップS10〜S12を付加した点であり、他は実施
形態1と同様である。
【0033】実施形態1においては、中継器3が中継送
信した要求パケットを受信した端末2bが、応答パケッ
トを端末2a宛に直接返信していた。しかし、一般に、
ある方向とその逆方向との各信号減衰はほぼ近い特性を
持つ。信号減衰が大きすぎて直接通信が行えない場合
は、逆方向についても直接通信が行えない場合が多い。
また、信号減衰はあまり大きくないが、受信側のノイズ
が大きいためにS/N比が劣化して直接通信が行えない
場合は、逆方向については直接通信できる場合がある。
しかしながら、統計的に見れば、ある方向の直接通信が
不可能な場合、逆方向についても直接通信が不可能な場
合が少なくない。
【0034】そこで、本実施形態は、端末2aから端末
2b宛の要求パケットを中継器3が中継送信した場合、
端末2bから端末2a宛の応答パケットも中継器3が中
継返信することにより、より信頼性の向上を図ったもの
である。
【0035】以下、本実施形態の動作について説明す
る。中継器3がメモリに保存した要求パケットを端末2
b宛に中継送信する際に、図2(b)に示すように、宛
先物理アドレス:端末2b、送信元物理アドレス:中継
器3、宛先論理アドレス:端末2b、送信元論理アドレ
ス:端末2a、パケット種:要求パケット、再送回数:
n、データから構成される要求パケットを送信してい
る。そして、中継器3が中継送信した上記要求パケット
を受信した端末2bは、図2(d)に示すように、宛先
物理アドレス:中継器3、送信元物理アドレス:端末2
b、宛先論理アドレス:端末2a、送信元論理アドレ
ス:端末2b、パケット種:受信確認応答信号Ackか
ら構成される応答パケットを中継器3宛に返信する。中
継器3はこの応答パケットを受信すると、まず応答パケ
ットの宛先物理アドレスが自器のアドレスか否かを判別
し(ステップS10)、自器のアドレスであれば、宛先
論理アドレスを見ることで宛先は端末2aであると判断
して、宛先物理アドレスを端末2aに変更し(ステップ
S11)、送信元物理アドレスは端末2bの物理アドレ
スのままで、図2(c)に示すように、宛先物理アドレ
ス:端末2a、送信元物理アドレス:端末2b、宛先論
理アドレス:端末2a、送信元論理アドレス:端末2
b、パケット種:受信確認応答信号Ackから構成され
る応答パケットを中継返信する(ステップS12)。端
末2aは中継返信された応答パケットを受信した場合、
端末2bに対する通信が正常に完了したと判断する。
【0036】また、ステップS10で、応答パケットの
宛先物理アドレスが自器のアドレスでなければ、ステッ
プS7に進み、以降は実施形態1と同様に処理される。
【0037】(実施形態3)実施形態1または2の電力
線搬送通信中継方法では、再送回数nが中継開始再送回
数Nである要求パケットに対して端末2bからの応答パ
ケットが返信されない場合に、中継器3はタイマによる
時間Tの遅延を設けた後、中継送信を行ったが、本実施
形態は、中継器3が、再送回数nが中継開始再送回数N
である要求パケットを受信すると直ちに中継送信を行う
ものである。
【0038】本実施形態の中継器3の中継処理フローを
図7に示し、以下、動作を説明する。まず、中継器3に
おいて、中継処理が開始され(ステップS30)、通信
パケットを受信すると(ステップS31)、通信パケッ
トの種類が要求パケットあるいは応答パケットであるか
を判別する(ステップS32)。そして、端末2aから
端末2b宛の要求パケットであると判別した場合は、受
信した要求パケットのヘッダ部に含まれている再送回数
nと中継開始再送回数Nとを比較し(ステップS3
3)、その再送回数nが中継開始再送回数Nより少なけ
ればステップS31に戻る。再送回数nが中継開始再送
回数N以上であれば、その要求パケット端末2b宛に直
ちに中継送信して(ステップS34)、ステップS31
に戻る。
【0039】また、端末2bから端末2a宛の応答パケ
ットは、実施形態1と同様に端末2bから端末2a宛に
直接返信する、または実施形態2と同様に端末2aから
端末2b宛の要求パケットを中継器3が中継送信した場
合、応答パケットも中継器3が中継返信するものであ
る。
【0040】このように実施形態1または2と比べて、
応答パケットの返信を時間T待つためのタイマが不要と
なるため、中継器3の回路構成が簡易となり、低機能の
CPUを用いて回路を構成することができる。
【0041】(実施形態4)本実施形態の電力線搬送通
信システムの構成は実施形態1と同様に図1に示され、
本実施形態の中継器3は、図8に示すように、送信元の
端末2と宛先の端末2との組み合わせ毎に、前回の通信
時に中継処理を行ったか否かを示す中継管理テーブルを
備えている。図8中の○は、その端末間で前回の通信時
に中継処理を行ったことを示しており、×は、その端末
間で前回の通信時に中継処理を行っていないことを示し
ている。
【0042】本実施形態の中継器3の中継処理フローを
図9に示し、以下、動作を説明する。まず、中継器3に
おいて、中継処理が開始され(ステップS40)、通信
パケットを受信すると(ステップS41)、通信パケッ
トの種類が要求パケットあるいは応答パケットであるか
を判別する(ステップS42)。そして、端末2aから
端末2b宛の要求パケットであると判別した場合は、中
継管理テーブルを参照して、端末2aから端末2b宛の
前回の通信で中継処理を行ったか否かを判別し(ステッ
プS43)、行っている場合は、図2(a)に示すよう
に、宛先物理アドレス:端末2b、送信元物理アドレ
ス:端末2a、宛先論理アドレス:端末2b、送信元論
理アドレス:端末2a、パケット種:要求パケット、再
送回数:n、データから構成される要求パケット(これ
は端末2aが送信した要求パケットと同じ内容)を端末
2bに中継送信し(ステップS45)、中継送信を行っ
た後は、中継管理テーブルの当該箇所(送信元:端末2
a,宛先:端末2b)を前回中継処理あり(○)に変更
して(ステップS46)、ステップS41に戻る。
【0043】ステップS43において、前回の通信で中
継処理を行っていない場合は、受信した要求パケットの
ヘッダ部に含まれている再送回数nと中継開始再送回数
Nとを比較し(ステップS44)、その再送回数nが中
継開始再送回数Nより少なければステップS41に戻
る。再送回数nが中継開始再送回数N以上であれば、図
2(a)に示すように、宛先物理アドレス:端末2b、
送信元物理アドレス:端末2a、宛先論理アドレス:端
末2b、送信元論理アドレス:端末2a、パケット種:
要求パケット、再送回数:n、データから構成される要
求パケット(これは端末2aが送信した要求パケットと
同じ内容)を端末2b宛に中継送信して(ステップS4
5)、上記ステップS46に進む。
【0044】そして、要求パケットを受信した端末2b
は、図2(c)に示すように、宛先物理アドレス:端末
2a、送信元物理アドレス:端末2b、宛先論理アドレ
ス:端末2a、送信元論理アドレス:端末2b、パケッ
ト種:受信確認応答信号Ackから構成される応答パケ
ットを端末2aに直接返信する。
【0045】さらに、端末2bから端末2a宛の前回の
通信で中継を行っていた場合、中継器3はこの応答パケ
ットを受信すると、宛先論理アドレスを見ることで宛先
は端末2aであると判断して、送信元物理アドレスは端
末2bの物理アドレスのままで、図2(c)に示すよう
に、宛先物理アドレス:端末2a、送信元物理アドレ
ス:端末2b、宛先論理アドレス:端末2a、送信元論
理アドレス:端末2b、パケット種:受信確認応答信号
Ackから構成される応答パケットを中継返信する。端
末2aは返信された応答パケットを受信した場合、端末
2bに対する通信が正常に完了したと判断する。
【0046】本実施形態の上記動作は、前回の通信で中
継処理を行っていた場合は、今回の通信においても中継
処理が必要(直接送信が不可能)である可能性が高いた
め、早い段階から中継送信を行うことにより、端末2
a,2b間で通信を行うことができる可能性を向上させ
ることができる。
【0047】なお、中継器3は、中継管理テーブル内の
端末2aから端末2b宛の前回の中継処理結果を変更す
る際に、端末2bから端末2a宛の前回の中継処理結果
も連動させて変更してもよい。
【0048】(実施形態5)本実施形態の電力線搬送通
信システムの構成は実施形態1と同様に図1に示され、
本実施形態の中継器3は、図10に示すように、送信元
の端末2と宛先の端末2との組み合わせ毎に、何回目の
要求パケットの再送で中継送信を開始するかを示す中継
開始再送回数を保持した中継管理テーブルを備えてい
る。
【0049】本実施形態の中継器3の中継処理フローを
図11に示し、以下、動作を説明する。まず、中継器3
において、中継処理が開始され(ステップS50)、通
信パケットを受信すると(ステップS51)、通信パケ
ットの種類が要求パケットあるいは応答パケットである
かを判別する(ステップS52)。そして、端末2aか
ら端末2b宛の要求パケットであると判別した場合は、
受信した要求パケットのヘッダ部に含まれている再送回
数nと中継管理テーブル内の中継開始再送回数Nab
(端末2aから端末2b宛の送信に対する中継開始再送
回数)とを比較し(ステップS53)、その再送回数n
が中継開始再送回数Nabより少なければステップS5
1に戻る。再送回数nが中継開始再送回数Nab以上で
あれば、図2(a)に示すように、宛先物理アドレス:
端末2b、送信元物理アドレス:端末2a、宛先論理ア
ドレス:端末2b、送信元論理アドレス:端末2a、パ
ケット種:要求パケット、再送回数:n、データから構
成される要求パケット(これは端末2aが送信した要求
パケットと同じ内容)を端末2b宛に中継送信する(ス
テップS54)。そして、中継送信を行った場合は、中
継管理テーブルの当該箇所(送信元:端末2a,宛先:
端末2b)の中継開始再送回数Nabの値を1減少させ
て(ステップS55)、ステップS51に戻る。なお、
ステップS55において、中継開始再送回数Nabが最
終的に0になった場合は、初回の送信パケットから中継
処理を行うことになる。
【0050】そして、要求パケットを受信した端末2b
は、図2(c)に示すように、宛先物理アドレス:端末
2a、送信元物理アドレス:端末2b、宛先論理アドレ
ス:端末2a、送信元論理アドレス:端末2b、パケッ
ト種:受信確認応答信号Ackから構成される応答パケ
ットを端末2aに直接返信する。
【0051】さらに、中継管理テーブル内の端末2bか
ら端末2a宛の送信に対する中継開始再送回数Nbaが
予め定められた回数より小さい場合のみ、中継器3はこ
の応答パケットを受信すると、宛先論理アドレスを見る
ことで宛先は端末2aであると判断して、送信元物理ア
ドレスは端末2bの物理アドレスのままで、図2(c)
に示すように、宛先物理アドレス:端末2a、送信元物
理アドレス:端末2b、宛先論理アドレス:端末2a、
送信元論理アドレス:端末2b、パケット種:受信確認
応答信号Ackから構成される応答パケットを中継返信
する。端末2aは返信された応答パケットを受信した場
合、端末2bに対する通信が正常に完了したと判断す
る。
【0052】また、端末2aが中継器3を介さずに端末
2b宛の要求パケットを直接送信する、または端末2a
が中継器3を介さずに端末2b宛の応答パケットを直接
返信して、端末2bが受信した場合は、中継開始再送回
数Nabの値を1増加させている。
【0053】このような本実施形態によれば、電力線4
上の伝送特性が時間的に変動し、端末2aから端末2b
への直接送信の成功確率が変化しても、その変化に応じ
て中継動作を行うタイミングをずらすことによって、通
信の信頼性と応答性とを確保した適切な中継動作を行う
ことができる。
【0054】なお、中継器3は、中継管理テーブル内の
端末2aから端末2b宛の中継開始再送回数の値を変更
する際に、端末2bから端末2a宛の中継開始再送回数
の値も連動させて変更してもよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の電力線搬送通
信端末が相互に通信を行う電力線搬送通信システムの第
1の端末が第2の端末宛に要求パケットを送信した後、
一定時間が経過しても第1の端末が第2の端末からの応
答パケットを受信できない場合、第1の端末は所定の回
数まで第2の端末宛に要求パケットの直接送信を繰り返
し、所定の回数の直接送信を行ってから一定時間が経過
しても第2の端末からの応答パケットを受信できない場
合、中継器は第1の端末から第2の端末宛に送信された
要求パケットの送信元物理アドレスに第1の端末の物理
アドレスを設定して第2の端末宛に中継送信し、中継送
信された要求パケットを受信した第2の端末は応答パケ
ットを第1の端末宛に直接返信するので、端末は中継に
必要な機能を備える必要が全くなく、既存の端末をその
まま用いることができ、中継器を追加するだけで中継動
作を行うことができて、通信の信頼性を向上させること
ができるという効果がある。
【0056】請求項2の発明は、複数の電力線搬送通信
端末が相互に通信を行う電力線搬送通信システムの第1
の端末が第2の端末宛に要求パケットを送信した後、一
定時間が経過しても第1の端末が第2の端末からの応答
パケットを受信できない場合、第1の端末は所定の回数
まで第2の端末宛に要求パケットの直接送信を繰り返
し、所定の回数の直接送信を行ってから一定時間が経過
しても第2の端末からの応答パケットを受信できない場
合、中継器は第1の端末から第2の端末宛に送信された
要求パケットの送信元物理アドレスに中継器の物理アド
レスを設定して第2の端末宛に中継送信し、中継送信さ
れた要求パケットを受信した第2の端末は応答パケット
を中継器宛に返信して、中継器は受信した応答パケット
の送信元物理アドレスに第2の端末の物理アドレスを設
定して第1の端末宛に中継返信するので、ある方向の要
求パケットを中継器が中継送信した場合、逆方向の応答
パケットも中継器が中継返信することにより、通信の信
頼性をより向上させることができるという効果がある。
【0057】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、第1の端末が第2の端末宛に所定の回数の直接送
信を行った後直ちに、中継器は第1の端末から第2の端
末宛に送信された要求パケットを第2の端末宛に中継送
信するので、応答パケットの返信を待つためのタイマが
不要となるため、中継器の回路構成が簡易となり、低機
能のCPUを用いて回路を構成することができるという
効果がある。
【0058】請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれ
かにおいて、中継器は、送信元の端末と宛先の端末との
組み合わせ毎に前回の通信で中継を行ったか否かを中継
管理テーブルとしてメモリに保存しておき、第1の端末
から第2の端末宛の送信を行う際に、第1の端末から第
2の端末宛の前回の通信で中継を行っていた場合、中継
器は第1の端末から第2の端末宛の全要求パケットを第
2の端末宛に中継送信し、第1の端末から第2の端末宛
の前回の通信で中継を行っていない場合、中継器は第1
の端末が第2の端末宛に所定の回数に直接送信した要求
パケットのみを第2の端末宛に中継送信するので、前回
の通信で中継処理を行っていた場合は、今回の通信にお
いても中継処理が必要である可能性が高いため、早い段
階から要求パケットの中継送信を行うことにより、端末
間で要求パケットの送信を行うことができる可能性を向
上させることができるという効果がある。
【0059】請求項5の発明は、請求項1において、中
継器は、送信元の端末と宛先の端末との組み合わせ毎に
前回の通信で中継を行ったか否かを中継管理テーブルと
してメモリに保存しておき、第1の端末から第2の端末
宛の送信を行う際に、第1の端末から第2の端末宛の前
回の通信で中継を行っていた場合、中継器は第1の端末
から第2の端末宛の全要求パケットの送信元物理アドレ
スに第1の端末の物理アドレスを設定して第2の端末宛
に中継送信し、第1の端末から第2の端末宛の前回の通
信で中継を行っていない場合、中継器は第1の端末が第
2の端末宛に所定の回数に直接送信した要求パケットの
みの送信元物理アドレスに第1の端末の物理アドレスを
設定して第2の端末宛に中継送信し、要求パケットを受
信した第2の端末は応答パケットを第1の端末宛に直接
返信し、第2の端末から第1の端末宛の前回の通信で中
継を行っていた場合のみ、中継器は、第2の端末から第
1の端末宛の応答パケットの送信元物理アドレスに第2
の端末の物理アドレスを設定して第1の端末宛に中継返
信するので、請求項4の効果に付加して、端末間で応答
パケットの返信を行うことができる可能性を向上させる
ことができるという効果がある。
【0060】請求項6の発明は、請求項1乃至3いずれ
かにおいて、中継器は、送信元の端末と宛先の端末との
組み合わせ毎に中継を開始する要求パケットの再送信回
数である中継開始再送回数を中継管理テーブルとしてメ
モリに保存しておき、第1の端末から第2の端末宛の送
信を行う際に、第1の端末から第2の端末宛の中継開始
再送回数から最大再送回数までの要求パケットを第2の
端末宛に中継送信し、第1の端末から第2の端末宛の要
求パケットを中継送信した場合、第1の端末から第2の
端末宛の中継開始再送回数を減じ、第1の端末が中継器
を介さずに第2の端末宛に要求パケットまたは応答パケ
ットを直接送信して第2の端末が受信した場合は第1の
端末から第2の端末宛の中継開始再送回数を増加させる
ので、電力線上の伝送特性が時間的に変動し、端末間の
直接送信の成功確率が変化しても、その変化に応じて中
継動作を行うタイミングをずらすことによって、通信の
信頼性と応答性とを確保した適切な中継動作を行うこと
ができるという効果がある。
【0061】請求項7の発明は、請求項1において、中
継器は、送信元の端末と宛先の端末との組み合わせ毎に
中継を開始する要求パケットの再送信回数である中継開
始再送回数を中継管理テーブルとしてメモリに保存して
おき、第1の端末から第2の端末宛の送信を行う際に、
第1の端末から第2の端末宛の中継開始再送回数から最
大再送回数までの要求パケットを第2の端末宛に中継送
信し、第2の端末から第1の端末宛の中継開始再送回数
が予め定められた回数より小さい場合のみ、第2の端末
から第1の端末宛の応答パケットの送信元物理アドレス
に第2の端末の物理アドレスを設定して第1の端末宛に
中継返信し、中継器が第1の端末から第2の端末宛の要
求パケットを中継送信した場合、第1の端末から第2の
端末宛の中継開始再送回数を減じ、第1の端末が中継器
を介さずに第2の端末宛に要求パケットまたは応答パケ
ットを直接送信して第2の端末が受信した場合は、中継
器は第1の端末から第2の端末宛の中継開始再送回数を
増加させるので、請求項6の効果に付加して、端末間で
応答パケットの返信を行うことができる可能性を向上さ
せることができるという効果がある。
【0062】請求項8の発明は、請求項4乃至7いずれ
かにおいて、中継器は、第1の端末から第2の端末宛の
送信に関する前記中継管理テーブルの内容を変更する際
に、第2の端末から第1の端末宛の送信に関する前記中
継管理テーブルの内容も連動させて変更するので、端末
間の一方向の伝送特性が変動した場合に、双方向の通信
の信頼性と応答性とを確保した適切な中継動作を行うこ
とができるという効果がある。
【0063】請求項9の発明は、宛先端末との間で電力
線搬送通信を行い、宛先端末宛に要求パケットを送信し
た後、一定時間が経過しても宛先端末からの応答パケッ
トを受信できない場合、所定の回数まで宛先端末宛に要
求パケットの直接送信を繰り返し、中継器によって中継
送信された要求パケットを受信した場合、応答パケット
を送信元端末宛に直接返信するので、請求項1記載の電
力線搬送中継方法に用いることができるという効果があ
る。
【0064】請求項10の発明は、宛先端末との間で電
力線搬送通信を行い、宛先端末宛に要求パケットを送信
した後、一定時間が経過しても宛先端末からの応答パケ
ットを受信できない場合、所定の回数まで宛先端末宛に
要求パケットの直接送信を繰り返し、中継器によって中
継送信された要求パケットを受信した場合、中継器宛に
応答パケットを返信するので、請求項2記載の電力線搬
送中継方法に用いることができるという効果がある。
【0065】請求項11の発明は、複数の電力線搬送通
信端末が相互に通信を行う電力線搬送通信システムの全
ての端末と通信可能であり、第1の端末が第2の端末宛
に要求パケットを送信した後、一定時間が経過しても第
1の端末が第2の端末からの応答パケットを受信でき
ず、第1の端末が所定の回数まで第2の端末宛に要求パ
ケットの直接送信を繰り返し、所定の回数の直接送信を
行ってから一定時間が経過しても第2の端末からの応答
パケットを受信できない場合に、第1の端末から第2の
端末宛に送信された要求パケットの送信元物理アドレス
に第1の端末の物理アドレスを設定して第2の端末宛に
中継送信するので、請求項1と同様の効果を奏する。
【0066】請求項12の発明は、複数の電力線搬送通
信端末が相互に通信を行う電力線搬送通信システムの全
ての端末と通信可能であり、第1の端末が第2の端末宛
に要求パケットを送信した後、一定時間が経過しても第
1の端末が第2の端末からの応答パケットを受信でき
ず、第1の端末が所定の回数まで第2の端末宛に要求パ
ケットの直接送信を繰り返し、所定の回数の直接送信を
行ってから一定時間が経過しても第2の端末からの応答
パケットを受信できない場合に、第1の端末から第2の
端末宛に送信された要求パケットの送信元物理アドレス
に中継器の物理アドレスを設定して第2の端末宛に中継
送信し、中継送信した要求パケットを受信した第2の端
末が返信した応答パケットの送信元物理アドレスに第2
の端末の物理アドレスを設定して第1の端末宛に中継返
信するので、請求項2と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の電力線搬送通信システム
の構成を示す図である。
【図2】(a)〜(d)同上の送信フレーム形式を示す
図である。
【図3】同上の通信シーケンスを示す図である。
【図4】同上の中継器の処理フローを示す図である。
【図5】本発明の実施形態2の通信シーケンスを示す図
である。
【図6】同上の中継器の処理フローを示す図である。
【図7】本発明の実施形態3の中継器の処理フローを示
す図である。
【図8】本発明の実施形態4の中継管理テーブルを示す
図である。
【図9】同上の中継器の処理フローを示す図である。
【図10】本発明の実施形態5の中継管理テーブルを示
す図である。
【図11】同上の中継器の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1 分電盤 2 端末 3 中継器 4 電力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA01 CB04 CC01 DA15 DA16 DB23 EA02 5K046 AA03 BB05 KK01 PP01 PS34 PS47 YY01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電力線搬送通信端末が相互に通信
    を行う電力線搬送通信システムの第1の端末が第2の端
    末宛に要求パケットを送信した後、一定時間が経過して
    も第1の端末が第2の端末からの応答パケットを受信で
    きない場合、第1の端末は所定の回数まで第2の端末宛
    に要求パケットの直接送信を繰り返し、所定の回数の直
    接送信を行ってから一定時間が経過しても第2の端末か
    らの応答パケットを受信できない場合、中継器は第1の
    端末から第2の端末宛に送信された要求パケットの送信
    元物理アドレスに第1の端末の物理アドレスを設定して
    第2の端末宛に中継送信し、中継送信された要求パケッ
    トを受信した第2の端末は応答パケットを第1の端末宛
    に直接返信することを特徴とする電力線搬送通信中継方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の電力線搬送通信端末が相互に通信
    を行う電力線搬送通信システムの第1の端末が第2の端
    末宛に要求パケットを送信した後、一定時間が経過して
    も第1の端末が第2の端末からの応答パケットを受信で
    きない場合、第1の端末は所定の回数まで第2の端末宛
    に要求パケットの直接送信を繰り返し、所定の回数の直
    接送信を行ってから一定時間が経過しても第2の端末か
    らの応答パケットを受信できない場合、中継器は第1の
    端末から第2の端末宛に送信された要求パケットの送信
    元物理アドレスに中継器の物理アドレスを設定して第2
    の端末宛に中継送信し、中継送信された要求パケットを
    受信した第2の端末は応答パケットを中継器宛に返信し
    て、中継器は受信した応答パケットの送信元物理アドレ
    スに第2の端末の物理アドレスを設定して第1の端末宛
    に中継返信することを特徴とする電力線搬送通信中継方
    法。
  3. 【請求項3】 第1の端末が第2の端末宛に所定の回数
    の直接送信を行った後直ちに、中継器は第1の端末から
    第2の端末宛に送信された要求パケットを第2の端末宛
    に中継送信することを特徴とする請求項1または2記載
    の電力線搬送通信中継方法。
  4. 【請求項4】 中継器は、送信元の端末と宛先の端末と
    の組み合わせ毎に前回の通信で中継を行ったか否かを中
    継管理テーブルとしてメモリに保存しておき、第1の端
    末から第2の端末宛の送信を行う際に、第1の端末から
    第2の端末宛の前回の通信で中継を行っていた場合、中
    継器は第1の端末から第2の端末宛の全要求パケットを
    第2の端末宛に中継送信し、第1の端末から第2の端末
    宛の前回の通信で中継を行っていない場合、中継器は第
    1の端末が第2の端末宛に所定の回数に直接送信した要
    求パケットのみを第2の端末宛に中継送信することを特
    徴とする請求項1乃至3いずれか記載の電力線搬送通信
    中継方法。
  5. 【請求項5】 中継器は、送信元の端末と宛先の端末と
    の組み合わせ毎に前回の通信で中継を行ったか否かを中
    継管理テーブルとしてメモリに保存しておき、第1の端
    末から第2の端末宛の送信を行う際に、第1の端末から
    第2の端末宛の前回の通信で中継を行っていた場合、中
    継器は第1の端末から第2の端末宛の全要求パケットの
    送信元物理アドレスに第1の端末の物理アドレスを設定
    して第2の端末宛に中継送信し、第1の端末から第2の
    端末宛の前回の通信で中継を行っていない場合、中継器
    は第1の端末が第2の端末宛に所定の回数に直接送信し
    た要求パケットのみの送信元物理アドレスに第1の端末
    の物理アドレスを設定して第2の端末宛に中継送信し、
    要求パケットを受信した第2の端末は応答パケットを第
    1の端末宛に直接返信し、第2の端末から第1の端末宛
    の前回の通信で中継を行っていた場合のみ、中継器は、
    第2の端末から第1の端末宛の応答パケットの送信元物
    理アドレスに第2の端末の物理アドレスを設定して第1
    の端末宛に中継返信することを特徴とする請求項1記載
    の電力線搬送通信中継方法。
  6. 【請求項6】 中継器は、送信元の端末と宛先の端末と
    の組み合わせ毎に中継を開始する要求パケットの再送信
    回数である中継開始再送回数を中継管理テーブルとして
    メモリに保存しておき、第1の端末から第2の端末宛の
    送信を行う際に、第1の端末から第2の端末宛の中継開
    始再送回数から最大再送回数までの要求パケットを第2
    の端末宛に中継送信し、第1の端末から第2の端末宛の
    要求パケットを中継送信した場合、第1の端末から第2
    の端末宛の中継開始再送回数を減じ、第1の端末が中継
    器を介さずに第2の端末宛に要求パケットまたは応答パ
    ケットを直接送信して第2の端末が受信した場合は第1
    の端末から第2の端末宛の中継開始再送回数を増加させ
    ることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の電力
    線搬送通信中継方法。
  7. 【請求項7】 中継器は、送信元の端末と宛先の端末と
    の組み合わせ毎に中継を開始する要求パケットの再送信
    回数である中継開始再送回数を中継管理テーブルとして
    メモリに保存しておき、第1の端末から第2の端末宛の
    送信を行う際に、第1の端末から第2の端末宛の中継開
    始再送回数から最大再送回数までの要求パケットを第2
    の端末宛に中継送信し、第2の端末から第1の端末宛の
    中継開始再送回数が予め定められた回数より小さい場合
    のみ、第2の端末から第1の端末宛の応答パケットの送
    信元物理アドレスに第2の端末の物理アドレスを設定し
    て第1の端末宛に中継返信し、中継器が第1の端末から
    第2の端末宛の要求パケットを中継送信した場合、第1
    の端末から第2の端末宛の中継開始再送回数を減じ、第
    1の端末が中継器を介さずに第2の端末宛に要求パケッ
    トまたは応答パケットを直接送信して第2の端末が受信
    した場合は、中継器は第1の端末から第2の端末宛の中
    継開始再送回数を増加させることを特徴とする請求項1
    記載の電力線搬送通信中継方法。
  8. 【請求項8】 中継器は、第1の端末から第2の端末宛
    の送信に関する前記中継管理テーブルの内容を変更する
    際に、第2の端末から第1の端末宛の送信に関する前記
    中継管理テーブルの内容も連動させて変更することを特
    徴とする請求項4乃至7いずれか記載の電力線搬送通信
    中継方法。
  9. 【請求項9】 宛先端末との間で電力線搬送通信を行
    い、宛先端末宛に要求パケットを送信した後、一定時間
    が経過しても宛先端末からの応答パケットを受信できな
    い場合、所定の回数まで宛先端末宛に要求パケットの直
    接送信を繰り返し、中継器によって中継送信された要求
    パケットを受信した場合、応答パケットを送信元端末宛
    に直接返信することを特徴とする電力線搬送通信端末。
  10. 【請求項10】 宛先端末との間で電力線搬送通信を行
    い、宛先端末宛に要求パケットを送信した後、一定時間
    が経過しても宛先端末からの応答パケットを受信できな
    い場合、所定の回数まで宛先端末宛に要求パケットの直
    接送信を繰り返し、中継器によって中継送信された要求
    パケットを受信した場合、中継器宛に応答パケットを返
    信することを特徴とする電力線搬送通信端末。
  11. 【請求項11】 複数の電力線搬送通信端末が相互に通
    信を行う電力線搬送通信システムの全ての端末と通信可
    能であり、第1の端末が第2の端末宛に要求パケットを
    送信した後、一定時間が経過しても第1の端末が第2の
    端末からの応答パケットを受信できず、第1の端末が所
    定の回数まで第2の端末宛に要求パケットの直接送信を
    繰り返し、所定の回数の直接送信を行ってから一定時間
    が経過しても第2の端末からの応答パケットを受信でき
    ない場合に、第1の端末から第2の端末宛に送信された
    要求パケットの送信元物理アドレスに第1の端末の物理
    アドレスを設定して第2の端末宛に中継送信することを
    特徴とする中継器。
  12. 【請求項12】 複数の電力線搬送通信端末が相互に通
    信を行う電力線搬送通信システムの全ての端末と通信可
    能であり、第1の端末が第2の端末宛に要求パケットを
    送信した後、一定時間が経過しても第1の端末が第2の
    端末からの応答パケットを受信できず、第1の端末が所
    定の回数まで第2の端末宛に要求パケットの直接送信を
    繰り返し、所定の回数の直接送信を行ってから一定時間
    が経過しても第2の端末からの応答パケットを受信でき
    ない場合に、第1の端末から第2の端末宛に送信された
    要求パケットの送信元物理アドレスに中継器の物理アド
    レスを設定して第2の端末宛に中継送信し、中継送信し
    た要求パケットを受信した第2の端末が返信した応答パ
    ケットの送信元物理アドレスに第2の端末の物理アドレ
    スを設定して第1の端末宛に中継返信することを特徴と
    する中継器。
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