JP2003346832A - 燃料電池スタック - Google Patents

燃料電池スタック

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JP2003346832A
JP2003346832A JP2002149276A JP2002149276A JP2003346832A JP 2003346832 A JP2003346832 A JP 2003346832A JP 2002149276 A JP2002149276 A JP 2002149276A JP 2002149276 A JP2002149276 A JP 2002149276A JP 2003346832 A JP2003346832 A JP 2003346832A
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Japan
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cooling
cell
power generation
fuel cell
cells
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JP2002149276A
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English (en)
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Koji Okazaki
幸治 岡崎
Shuji Sato
修二 佐藤
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】発電セル面内の最高温度を最適運転温度以下に
維持するとともに、構成部材間の接触電気抵抗を有効に
低減し、発電セルの出力の向上を図ることを可能にす
る。 【解決手段】燃料電池スタック10は、発電セル12
と、集電用電極14、16と、冷却液体により前記発電
セル12を冷却する第1冷却セル18と、冷却空気によ
り前記発電セル12を冷却する第2冷却セル20とを備
える。第2冷却セル20は、少なくとも発電セル12と
接触する部分、および前記第2冷却セル20の構成部材
間で接触する部分に、耐食性および導電性を有する材料
が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解質をアノード
側電極とカソード側電極とで挟んで構成される接合体を
有し、前記接合体をセパレータにより挟持して前記アノ
ード側電極に燃料ガスを供給する一方、前記カソード側
電極に酸化剤ガスを供給する発電セルを備えた燃料電池
スタックに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、リン酸型燃料電池(PAFC)
は、炭化珪素多孔質(マトリックス)に濃厚リン酸を含
浸させた電解質層の両側に、それぞれカーボンを主体と
するアノード側電極およびカソード側電極を対設して構
成される接合体(電解質層・電極接合体)を、セパレー
タ(バイポーラ板)によって挟持することにより構成さ
れる発電セルを備えている。この発電セルは、通常、所
定数だけ積層して燃料電池スタックとして使用されてい
る。
【0003】一方、固体高分子型燃料電池(SPFC)
は、高分子イオン交換膜(陽イオン交換膜)からなる電
解質膜を採用しており、同様に前記電解質膜により構成
される接合体(電解質膜・電極接合体)とセパレータと
を備える発電セルを、所定数だけ積層して燃料電池スタ
ックとして用いている。
【0004】この種の燃料電池スタックにおいて、アノ
ード側電極に供給された燃料ガス、例えば、主に水素を
含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)は、触媒
電極上で水素がイオン化され、電解質を介してカソード
側電極側へと移動する。その間に生じた電子が外部回路
に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。
なお、カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に
酸素を含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガス
ともいう)が供給されているために、このカソード側電
極において、水素イオン、電子および酸素が反応して水
が生成される。
【0005】ところで、上記の燃料電池では、有効な発
電性能を発揮するための最適な作動温度が設定されてい
る。例えば、リン酸型燃料電池では、120℃〜200
℃であり、固体高分子型燃料電池では、60℃〜90℃
である。このため、発電セルを所望の作動温度に維持す
る必要があり、従来から、種々の冷却構造が採用されて
いる。一般的には、燃料電池スタックを構成するセパレ
ータに冷却媒体用通路を形成し、前記通路に水等の冷却
媒体を供給することにより発電セルの冷却を行う構造が
知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この場合、冷却媒体と
して使用される水や、自動車用冷却構造に使用される一
般的な冷却媒体(冷却液体)では、イオン等の不純物や
金属系添加剤が混入しており、この冷却媒体自体に導電
性が付与されている。一方、冷却媒体として脱イオン水
や純水を用いる場合にも、運転中に冷却系配管やラジエ
ータを循環することによって金属等が混入し、この冷却
媒体に導電性が付与されてしまう。
【0007】しかしながら、燃料電池スタックでは、各
発電セルで発生した電子が燃料電池スタック両端側の集
電用電極から取り出されるため、上記のように冷却媒体
に導電性が付与されると、前記冷却媒体中に電気が流れ
てしまう。これにより、冷却媒体を介して冷却系配管や
ラジエータ等に電気が流れてしまい、地絡や液絡が発生
して燃料電池スタック全体の出力が低下するという問題
が指摘されている。
【0008】そこで、本出願人は、冷却媒体を介して漏
電することを確実に阻止することができ、簡単な構成
で、有効な発電性能を維持することが可能な燃料電池ス
タックを提案している(特開2001−332288号
公報参照)。
【0009】この燃料電池スタックでは、集電用電極間
に冷却セルが介装されており、この冷却セルに供給され
る冷却媒体が絶縁機構を介して発電セルおよび前記集電
用電極から電気的に絶縁されるとともに、前記冷却セル
を挟んで配置される前記発電セル同士または前記発電セ
ルと前記集電用電極が導電機構を介して互いに電気的に
接続されている。これにより、冷却媒体を介して地絡や
液絡が発生することを確実に防止することができ、燃料
電池スタック全体の出力低下を有効に阻止して所望の発
電機能を維持することが可能になる。
【0010】ところで、燃料電池スタックを運転する際
に発生する熱は、この燃料電池スタックの運転条件によ
り変動する。その際、高負荷運転条件では、発熱量が大
きくなり、発電セルの最高負荷条件で発生する熱を良好
に放熱し得るように、比較的大型の熱交換器を組み込む
冷却システムが採用されている。
【0011】例えば、電流密度が1A/cm2で、発電
セル1個当たりの端子間電圧が約0.6Vの能力を有す
る発電セルを積層した定格出力が70kW程度の燃料電
池スタックでは、定格出力運転時に70kW程度の熱が
発生する。この発生熱の中、12%程度は燃料電池スタ
ック自体の保温および放熱により消費されるものの、残
りの88%程度の大量の熱は、前記燃料電池スタック内
に導入される冷却媒体を介して吸収させ、外部に配置し
た熱交換器で放熱する必要がある。
【0012】これにより、大量の冷却媒体を循環させる
ために、ポンプ自体が大型化するとともに、熱交換器に
高い能力が要求され、前記熱交換器が相当に大型化して
しまうという問題が指摘されている。
【0013】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、特に高出力時にも発電セル面内の最高温度を最適運
転温度以下に維持するとともに、構成部材間の接触電気
抵抗を有効に低減し、発電セルの出力の向上を図ること
が可能な燃料電池スタックを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
燃料電池スタックでは、集電用電極間に第1冷却セルが
介装されており、この第1冷却セルに供給される冷却液
体を介して発電セルが冷却される。さらに、第1冷却セ
ルとの間に所定数の発電セルを挟んで第2冷却セルが介
装され、この第2冷却セルに供給される冷却気体を介し
て前記発電セルが冷却される。
【0015】従って、第1冷却セル近傍の発電セルを最
適運転温度に近似した温度に維持する一方、第2冷却セ
ル近傍の発電セルを最適運転温度まで冷却することが可
能になる。これにより、各発電セルの温度は、最適運転
温度近傍に調整されるとともに、発電セル間では、積層
方向に沿って温度差が低減され、前記発電セルの各発電
性能を有効に向上させることができる。
【0016】しかも、第2冷却セルは、少なくとも発電
セルと接触する部分および前記第2冷却セルの構成部材
間で接触する部分に、耐食性および導電性を有する材料
が用いられている。このため、第2冷却セルと発電セル
との接触界面および前記第2冷却セル内部の接触電気抵
抗を有効に削減することができ、電圧の低下を阻止して
燃料電池スタック全体の出力を向上させることが可能に
なる。
【0017】また、本発明の請求項2に係る燃料電池ス
タックでは、第2冷却セルが、軽合金製部材を備え、前
記軽合金製部材には、金メッキ、銅メッキまたは錫メッ
キによる表面処理が施されている。
【0018】この場合、第2冷却セルに軽量でかつ安価
な軽合金製部材を使用すると、各部材の固有抵抗が低く
ても、大気中での酸化や運転環境下での酸化により前記
部材の表面に酸化皮膜が生じ易い。この酸化皮膜によっ
て、発電セルと第2冷却セルとの間の接触電気抵抗成分
が増加し、発電時に電圧の低下が惹起されてしまい、燃
料電池スタックの出力が低下するという問題がある。こ
の現象は、特に、アルミニウム合金を使用した際に顕著
である。
【0019】そこで、軽合金製部材に金メッキ、銅メッ
キまたは錫メッキによる表面処理が施されることによ
り、第2冷却セルと発電セルとの間、および前記第2冷
却セル内部における接触電気抵抗の低減が確実に図られ
る。従って、燃料電池スタック全体の出力を有効に向上
させることができるとともに、軽量でかつ安価な軽合金
製部材を好適に使用することが可能になる。
【0020】さらに、本発明の請求項3に係る燃料電池
スタックでは、第2冷却セルが、耐食性を有する黒鉛系
材料で構成されている。これにより、表面処理を施す必
要がなく、確実に接触電気抵抗の低減を図ることがで
き、燃料電池スタック全体の出力を有効に向上させるこ
とが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る燃料電池スタック10の概略構成を示す側面説明
図であり、図2は、前記燃料電池スタック10の分解斜
視説明図であり、図3は、前記燃料電池スタック10の
要部拡大断面図である。
【0022】燃料電池スタック10は発電セル12を備
え、この発電セル12が矢印A方向に所定数だけ積層さ
れている。発電セル12の積層方向両端側には、この発
電セル12に対して電気的に一体的に接続される集電用
電極14、16が配置される。集電用電極14、16間
には、所定数の第1冷却セル18が介装されるととも
に、前記第1冷却セル18との間に所定数の発電セル1
2を挟んで前記集電用電極14、16間に所定数の第2
冷却セル20が介装される。
【0023】集電用電極14、16の外側には、絶縁シ
ート19a、19bを介装してエンドプレート21a、
21bが配置される。エンドプレート21a、21b
は、図示しないバックアッププレートを介してタイロッ
ド等により締め付けられており、発電セル12と集電用
電極14、16と第1および第2冷却セル18、20
は、一体的に矢印A方向に締め付け保持される。集電用
電極14、16には、例えば、モータ等の負荷22が接
続されている(図1参照)。
【0024】発電セル12は、図2および図3に示すよ
うに、炭化珪素多孔質または塩基性ポリマー、例えば、
ポリベンズイミダゾールにリン酸を含浸させた電解質層
と額縁状部材からなる電解質部24を挟んで、カソード
側電極26およびアノード側電極28が配設される接合
体(電解質層・電極接合体)30を有する。カソード側
電極26およびアノード側電極28は、例えば、多孔質
層である多孔質カーボンペーパー等からなるガス拡散層
と、白金系触媒が表面に担持された多孔質カーボン粒子
が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布された電極触媒層
とをそれぞれ有しており、前記電極触媒層が電解質部2
4に接合されている。
【0025】接合体30の両側には、導電性材料、例え
ば、緻密質カーボン材料や金属で形成される第1および
第2セパレータ32、34が配置され、前記接合体30
と前記第1および第2セパレータ32、34により、発
電セル12が構成される。
【0026】発電セル12は、横方向(矢印B方向)両
端下部側に水素含有ガス等の燃料ガスを通過させるため
の燃料ガス供給連通路36aと、酸素含有ガスである酸
化剤ガスを通過させるための酸化剤ガス供給連通路38
aとを設ける。発電セル12の横方向両端上部側には、
燃料ガスを通過させるための燃料ガス排出連通路36b
と、酸化剤ガスを通過させるための酸化剤ガス排出連通
路38bとが、燃料ガス供給連通路36aおよび酸化剤
ガス供給連通路38aと対角位置になるように設けられ
ている。
【0027】発電セル12の横方向両端中央側には、切
り欠き部分40a、40bが設けられており、この切り
欠き部分40a、40bに冷媒供給管路46と冷媒排出
管路48が配置される。冷媒供給管路46内に冷却液体
供給連通路46aが形成される一方、冷媒排出管路48
内に冷却液体排出連通路48aが形成される。
【0028】第1セパレータ32のカソード側電極26
に対向する面には、酸化剤ガス供給連通路38aおよび
酸化剤ガス排出連通路38bに両端が連通して前記カソ
ード側電極26に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路
50が形成される(図2および図3参照)。第2セパレ
ータ34のアノード側電極28に対向する面には、燃料
ガス供給連通路36aおよび燃料ガス排出連通路36b
に両端が連通して前記アノード側電極28に燃料ガスを
供給する燃料ガス流路51が設けられる。酸化剤ガス流
路50および燃料ガス流路51は、水平方向(矢印B方
向)に蛇行しながら鉛直上方向に酸化剤ガスおよび燃料
ガスを導く流路構造を採用している。
【0029】第1および第2セパレータ32、34のカ
ソード側電極26およびアノード側電極28に対向する
面には、燃料ガス供給連通路36a、酸化剤ガス供給連
通路38a、燃料ガス排出連通路36b、酸化剤ガス排
出連通路38b、酸化剤ガス流路50および燃料ガス流
路51を気密にシールするために、シール部材53が、
例えば、焼き付け等によって設けられている。
【0030】図1に示すように、第1冷却セル18は、
燃料電池スタック10内で集電用電極14、16間に1
0セルおき、すなわち、前記第1冷却セル18間に10
個の発電セル12を配置して積層されている。この第1
冷却セル18の両面に配置される第1および第2セパレ
ータ32、34は、図2および図3に示すように、前記
第1冷却セル18側の面が平坦状に構成された片面ガス
流路付きセパレータ構造に設定されている。後述する第
2冷却セル20においても、同様である。その他の第1
および第2セパレータ32、34は、両面に酸化剤ガス
流路50と燃料ガス流路51とが形成されている。
【0031】第1冷却セル18は、図3および図4に示
すように、冷却液体用流路プレート52と、この流路プ
レート52に重ね合わされて冷却液体通路54を形成す
る蓋プレート56と、前記冷却液体通路54に供給され
る冷却液体を発電セル12および集電用電極14、16
から電気的に絶縁するための絶縁シート(絶縁機構)5
8a、58bと、前記第1冷却セル18を挟んで前記発
電セル12同士(または前記発電セル12と前記集電用
電極14、16)を互いに電気的に接続するための導電
プレート60a、60bとを備える。流路プレート52
および蓋プレート56は、例えば、アルミニウム合金や
チタン合金等の軽合金や、緻密質の炭素材料で形成され
る。
【0032】流路プレート52は、幅方向(矢印B方
向)両端中央側に一方の面側に突出して筒状接続部62
a、62bを設けており、前記接続部62a、62bに
冷媒供給管路46と冷媒排出管路48とが接続される。
流路プレート52の他方の面側には、冷却液体通路54
が形成されており、この冷却液体通路54を構成して矢
印B方向に直線状に設けられる複数本の流路溝64が、
接続部62a、62bに連通する。流路溝64の入口と
接続部62aとの間、および前記流路溝64の出口と接
続部62bとの間には、該流路溝64に冷却液体を均一
にかつ安定した状態で流すためのガイド66a、66b
が設けられる。
【0033】蓋プレート56は、流路プレート52に対
向する面とは反対側の面に、外方に突出して筒状接続部
68a、68bが形成される。この接続部68a、68
bは、流路プレート52の接続部62a、62bと同一
位置に設けられており、冷媒供給管路46および冷媒排
出管路48に接続される。
【0034】導電プレート60a、60bは、流路プレ
ート52および蓋プレート56を覆って配置される一
方、絶縁シート58a、58bは、前記導電プレート6
0a、60bの前記流路プレート52および前記蓋プレ
ート56に接する面側に設けらている。導電プレート6
0a、60bは、銅合金等の電気伝導性に優れる金属プ
レートで構成されている。
【0035】絶縁シート58a、58bは、絶縁材、例
えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成
されており、導電プレート60a、60bの全面にわた
り接着剤等により貼り付けられている。なお、絶縁シー
ト58a、58bに代替してシリコングリース等の絶縁
材を導電プレート60a、60bに塗布してもよい。
【0036】導電プレート60a、60bの上端部に
は、それぞれ互いに近接する方向に屈曲して合わせ部7
0a、70bが設けられるとともに、前記合わせ部70
a、70bに孔部72a、72bが形成される。合わせ
部70a、70bを覆って固定板体74が配置され、こ
の固定板体74から孔部72a、72bにねじ76を挿
入し、前記ねじ76にナット78を螺合することによ
り、導電プレート60a、60bが流路プレート52お
よび蓋プレート56を保持する。
【0037】第2冷却セル20は、図1に示すように、
燃料電池スタック10内で互いに隣り合う第1冷却セル
18間に、および集電用電極14、16と前記第1冷却
セル18間に5セルおきに配置される。具体的には、第
1冷却セル18間、および集電用電極14、16と前記
第1冷却セル18間の中央には、両側にそれぞれ5個の
発電セル12を配置して第2冷却セル20が積層されて
いる。
【0038】図3および図5に示すように、第2冷却セ
ル20は、冷却気体(例えば、空気)用流路プレート8
0と、この流路プレート80に重ね合わされて冷却空気
通路82を形成する蓋プレート84とを備える。流路プ
レート80および蓋プレート84は、軽量でかつ熱伝導
性および電気伝導性の良好な、例えば、アルミニウム合
金やチタン合金等の軽合金材料で形成される。
【0039】第1の実施形態では、流路プレート80お
よび蓋プレート84は、アルミニウム合金(JIS規格
7075や2014−T6等が好ましい)で形成され
る。流路プレート80および蓋プレート84は、少なく
とも発電セル12と接触する部分、および前記流路プレ
ート80と前記蓋プレート84との間で接触する部分
に、耐食性および導電性を有する材料が用いられる。
【0040】具体的には、図5および図6に示すよう
に、流路プレート80および蓋プレート84の発電セル
12と接触する部分に対応し、金メッキ、銅メッキまた
は錫メッキ処理による外側電気メッキ層85aが設けら
れる。流路プレート80および蓋プレート84の互いに
接触する部分には、同様に、金メッキ、銅メッキまたは
錫メッキによる表面処理が施され、内側電気メッキ層8
5bが設けられる。外側電気メッキ層85aおよび内側
電気メッキ層85bは、膜厚が3μm〜10μmの範囲
内に設定される。
【0041】冷却空気通路82は、図5に示すように、
流路プレート80の一方の面80aに設けられており、
鉛直方向(矢印C方向)に直線状に延在する複数本の流
路溝86を備える。流路溝86の下端側には、ガイド8
8を設けた空気導入部90が連通している。冷却空気通
路82は、カソード側電極26およびアノード側電極2
8の横方向(矢印B方向)の幅寸法の60%〜70%の
範囲に設定されている。
【0042】図3および図5に示すように、蓋プレート
84には、空気導入部90に連通する室92が形成さ
れ、この室92が空気導入口94に連通する。この空気
導入口94には、電気的絶縁処理が施されたパイプ96
が接続されている。流路プレート80と蓋プレート84
とは、複数本のねじ98により互いに固定されている。
【0043】図2に示すように、エンドプレート21a
には、燃料ガス供給連通路36aに連通する燃料ガス入
口100aと、燃料ガス排出連通路36bに連通する燃
料ガス出口100bと、酸化剤ガス供給連通路38aに
連通する酸化剤ガス入口102aと、酸化剤ガス排出連
通路38bに連通する酸化剤ガス出口102bとが形成
される。
【0044】図7は、第1の実施形態に係る燃料電池ス
タック10を組み込む燃料電池システム110の概略構
成説明図である。
【0045】燃料電池システム110は、燃料電池スタ
ック10に燃料ガスを供給する燃料ガス供給部112
と、前記燃料電池スタック10に酸化剤ガスを供給する
酸化剤ガス供給部114と、前記燃料電池スタック10
に冷却液体(液状冷却媒体)を供給する冷却液体供給部
116と、前記燃料電池スタック10に冷却空気を供給
する冷却空気供給部118とを備える。
【0046】燃料ガス供給部112は、高圧水素貯蔵源
120を備え、この高圧水素貯蔵源120から燃料電池
スタック10内の燃料ガス供給連通路36aに連なる燃
料ガス配管122には、第1減圧弁124および燃料ガ
ス流量制御器126が設けられる。
【0047】酸化剤ガス供給部114は、第1コンプレ
ッサ128を備え、この第1コンプレッサ128から燃
料電池スタック10内の酸化剤ガス供給連通路38aに
連なる酸化剤ガス配管130には、第2減圧弁131お
よび酸化剤ガス流量制御器132が設けられる。
【0048】冷却液体供給部116は、燃料電池スタッ
ク10内の冷却液体供給連通路46aと冷却液体排出連
通路48aとを繋ぐ冷却液体配管134を備え、前記冷
却液体配管134には、循環用ポンプ136と比較的小
型な熱交換器138とが設けられる。
【0049】冷却空気供給部118は、第2コンプレッ
サ140を備え、この第2コンプレッサ140は、燃料
電池スタック10を構成する第2冷却セル20に連なる
冷却空気配管142に接続される。この冷却空気配管1
42には、第3減圧弁144と冷却空気流量制御器14
6が設けられる。
【0050】このように構成される燃料電池スタック1
0の動作について、燃料電池システム110との関連で
以下に説明する。
【0051】まず、燃料電池システム110では、モー
タ等の負荷22の要求電流に応じて、燃料ガス供給部1
12および酸化剤ガス供給部114の制御が行われる。
燃料ガス供給部112では、第1減圧弁124および燃
料ガス流量制御器126を介して高圧水素貯蔵源120
から燃料電池スタック10に所定量の燃料ガス(水素ガ
スまたは水素含有ガス)が供給される。
【0052】一方、酸化剤ガス供給部114では、第1
コンプレッサ128を介して導入された酸化剤ガスであ
る酸素含有ガス(以下、空気ともいう)が、第2減圧弁
131および酸化剤ガス流量制御器132を介して流量
が制御される。このため、燃料電池スタック10には、
所定量の酸素含有ガスが供給される。
【0053】図2に示すように、エンドプレート21a
の燃料ガス入口100aに供給された燃料ガスは、燃料
ガス供給連通路36aを介して第2セパレータ34に形
成されている燃料ガス流路51に供給される。このた
め、燃料ガス中の水素含有ガスは、発電セル12のアノ
ード側電極28に供給されるとともに、未使用の燃料ガ
スが燃料ガス排出連通路36bに排出される。
【0054】また、エンドプレート21aの酸化剤ガス
入口102aに供給された空気は、酸化剤ガス供給連通
路38aを介して第1セパレータ32に形成されている
酸化剤ガス流路50に導入される。従って、空気中の酸
素含有ガスがカソード側電極26に供給される一方、未
使用の空気が酸化剤ガス排出連通路38bに排出され
る。これにより、発電セル12で発電が行われ、モータ
等の負荷22に電力が供給されることになる(図1参
照)。
【0055】上記のように、燃料電池スタック10内で
発電が行われると、この発電に伴って熱が発生し、各発
電セル12の温度が上昇してくる。発電セル12の最適
運転温度は、例えば、ポリベンズイミダゾール膜にリン
酸を含浸させた電解質部24を用いた場合に、160℃
を超えないことが必要である。このため、燃料電池シス
テム110では、図7に示すように、冷却液体供給部1
16を構成するポンプ136が駆動される。
【0056】ポンプ136の作用下に、燃料電池スタッ
ク10の冷却液体供給連通路46aに供給された冷却液
体は、第1冷却セル18を構成する流路プレート52と
蓋プレート56との間に形成された冷却液体通路54に
導入される。図4に示すように、流路プレート52で
は、接続部62aから流路溝64に冷却液体が導入さ
れ、この冷却液体が前記流路溝64を通って発電セル1
2の発電面を冷却した後、冷却液体排出連通路48aに
排出される。
【0057】冷却液体排出連通路48aから冷却液体配
管134に導出された冷却液体は、各発電セル12から
熱を奪って比較的高温となっており、熱交換器138に
導入される(図7参照)。この熱交換器138では、冷
却液体から放熱が行われ、温度が低下した前記冷却液体
は、再び第1冷却セル18に循環される。
【0058】ところで、燃料電池スタック10におい
て、高負荷が要求されて高出力状態になると、各発電セ
ル12の発熱量が増加する。その際、液状の冷却媒体と
小型の熱交換器138で、すなわち、第1冷却セル18
のみでは、全ての発電セル12の最高温度を最適運転温
度以下に維持できなくなる前に、冷却空気供給部118
が駆動されて第2冷却セル20に冷却空気が供給される
(図7参照)。冷却空気供給部118では、第2コンプ
レッサ140を介して導入された冷却空気が、第3減圧
弁144および冷却空気流量制御器146を介して流量
を調整された後、各第2冷却セル20を構成するパイプ
96から空気導入口94に導入される。
【0059】図3および図5に示すように、冷却空気
は、空気導入口94から室92を介して空気導入部90
に導入される。この空気導入部90には、ガイド88を
介して冷却空気通路82が設けられており、前記冷却空
気は、前記ガイド88を介して複数の流路溝86に均等
に、かつ安定した状態で導入され、鉛直上方向に向かっ
て流れる。これにより、第2冷却セル20近傍の発電セ
ル12が冷却される。
【0060】この場合、第1の実施形態では、流路プレ
ート80および蓋プレート84がアルミニウム合金で形
成されるとともに、前記流路プレート80および前記蓋
プレート84の表面には、少なくとも発電セル12と接
触する部分と、該流路プレート80および該蓋プレート
84同士が接触する部分とに、金メッキ、銅メッキまた
は錫メッキ等による表面処理が施されて外側電気メッキ
層85aおよび内側電気メッキ層85bが設けられてい
る。
【0061】ここで、流路プレート80および蓋プレー
ト84を軽合金材料、例えば、アルミニウム合金で形成
すると、前記流路プレート80および前記蓋プレート8
4の固有抵抗が低くても、大気中での酸化や運転環境下
での酸化により該流路プレート80および該蓋プレート
84の表面に酸化皮膜が生じ易い。この酸化皮膜によっ
て発電セル12と第2冷却セル20との間の接触電気抵
抗成分が増加し、発電時に電圧の低下が惹起されて燃料
電池スタック10の出力が低下するおそれがある。
【0062】そこで、第1の実施形態では、アルミニウ
ム合金製の流路プレート80および蓋プレート84に、
耐食性および導電性を有する表面処理を施すことによ
り、第2冷却セル20と発電セル12との間、および前
記第2冷却セル20内部における接触電気抵抗の低減が
確実に図られる。
【0063】このため、燃料電池スタック10全体の出
力を有効に向上させるとともに、軽量でかつ安価な軽合
金部材、例えば、アルミニウム合金を好適に使用するこ
とが可能になるという効果が得られる。なお、表面処理
としては、コストと接触抵抗の低減とのバランスを考慮
すると、錫メッキが好適である。
【0064】さらに、第1の実施形態では、第2冷却セ
ル20が、互いに近接する第1冷却セル18間の中央
に、および前記第1冷却セル18と集電用電極14、1
6間の中央に配置されており、前記第2冷却セル20の
両側には、それぞれ発電セル12が5セルずつ配置され
ている(図1参照)。このため、第2冷却セル20は、
互いに近接する第1冷却セル18間、および集電用電極
14、16と前記第1冷却セル18との間で、温度が高
い位置に対応して配置されており、この温度の高い位置
の発電セル12を有効に冷却することができる。
【0065】従って、第1冷却セル18近傍の発電セル
12を最適運転温度に近似した温度に維持した状態で、
第2冷却セル20近傍の発電セル12を最適運転温度ま
で冷却することが可能になる。これにより、各発電セル
12の温度は、最適運転温度近傍に調整されるととも
に、前記発電セル12間には、積層方向に沿って温度差
が低減され、該発電セル12の各発電性能を有効に向上
させることができるという効果が得られる。
【0066】なお、第1の実施形態では、第1および第
2冷却セル18、20が積層方向に均等に、すなわち、
等間隔で離間して配置されているが、燃料電池スタック
10の積層方向の温度分布が少なくなるように、適宜、
配置位置を調整することが可能である。
【0067】図8は、本発明の第2の実施形態に係る燃
料電池スタックを構成する第2冷却セル160の分解斜
視説明図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池
スタック10を構成する第2冷却セル20と同一の構成
要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省
略する。
【0068】第2冷却セル160は、流路プレート16
2と蓋プレート164とを備え、前記流路プレート16
2および前記蓋プレート164は、耐食性に優れる緻密
質の黒鉛系材料で形成される。これにより、第2の実施
形態では、流路プレート162および蓋プレート164
に表面処理を施す必要がなく、接触電気抵抗の低減を確
実に図ることができ、燃料電池スタック全体の出力を有
効に向上させることが可能になる。
【0069】そこで、従来構成の冷却セルと上記の第2
冷却セル20、160とを用いて面圧と貫通抵抗との関
係を検出する実験を行った。具体的には、発電セル12
を構成する第1および第2セパレータ32、34に用い
られる緻密質の黒鉛系材料を用い、100mm×100
mmで、厚さが2mmの黒鉛セパレータ材を用意した。
この黒鉛セパレータ材により、100mm×100mm
で、厚さが2mmの7075アルミニウム合金を挟持し
た構成、100mm×100mmで、厚さが2mmの
7075アルミニウム合金の両表面に、厚さが5μmの
錫メッキを施した錫メッキ部材を挟持した構成、およ
び100mm×100mmで、厚さが2mmの緻密質の
黒鉛系材料を挟んだ構成を採用した。
【0070】次いで、上記の構成(従来構成)、構成
(第2冷却セル20に相当)および構成(第2冷却
セル160に相当)において、締め付け圧力を変化させ
た際に、接触面の面圧と貫通抵抗との関係を検出したと
ころ、図9に示す結果が得られた。
【0071】これにより、アルミニウム合金の表面に錫
メッキを施すことによって(構成)、緻密質の黒鉛系
材料との接触抵抗が従来の構成に比べて大幅に低減す
るという結果が得られた。従って、第1の実施形態に係
る第2冷却セル20を用いることにより、出力の向上を
図るとともに、軽量かつ安価に構成することができると
いうことが実証された。
【0072】また、黒鉛系セパレータで黒鉛系材料を密
着させることにより(構成)、接触抵抗が大幅に低減
された。このため、第2の実施形態に係る第2冷却セル
160を使用することによって、出力をより一層向上さ
せることが可能になることが実証された。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る燃料電池スタックでは、集
電用電極間に第1冷却セルとの間に所定数の発電セルを
挟んで第2冷却セルが介装されるため、前記第1冷却セ
ル間で温度の高い発電セルを、前記第2冷却セルにより
有効に冷却することができる。
【0074】しかも、第2冷却セルは、少なくとも発電
セルと接触する部分および前記第2冷却セルの構成部材
間で接触する部分に、耐食性および導電性を有する材料
が用いられている。このため、第2冷却セルと発電セル
との接触界面および前記第2冷却セル内部の接触電気抵
抗を有効に削減することができ、電圧の低下を阻止して
燃料電池スタック全体の出力を向上させることが可能に
なる。
【0075】これにより、各発電セルの温度は、最適運
転温度近傍に調整されるとともに、前記発電セルは、接
触電気抵抗が低減されて該発電セルの各発電性能を有効
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタッ
クの概略構成を示す側面説明図である。
【図2】前記燃料電池スタックの分解斜視説明図であ
る。
【図3】前記燃料電池スタックの要部拡大断面図であ
る。
【図4】前記燃料電池スタックを構成する第1冷却セル
の分解斜視説明図である。
【図5】前記燃料電池スタックを構成する第2冷却セル
の分解斜視説明図である。
【図6】前記第2冷却セルの説明図である。
【図7】前記燃料電池スタックを組み込む燃料電池シス
テムの概略構成説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタッ
クを構成する第2冷却セルの分解斜視説明図である。
【図9】黒鉛系材料間に種々の部材が挟持された際の面
圧と貫通抵抗との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10…燃料電池スタック 12…発電セル 14、16…集電用電極 18、20、16
0…冷却セル 19a、19b、58a、58b…絶縁シート 21a、21b…エンドプレート 24…電解質部 26…カソード側電極 28…アノード側
電極 30…接合体 32、34…セパ
レータ 46…冷媒供給管路 48…冷媒排出管
路 50…酸化剤ガス流路 51…燃料ガス流
路 52、80、162…流路プレート 54…冷却液体通
路 56、84、164…蓋プレート 60a、60b…
導電プレート 64、86…流路溝 82…冷却空気通
路 85a…外側電気メッキ層 85b…内側電気
メッキ層 90…空気導入部 94…空気導入口 110…燃料電池システム 112…燃料ガス
供給部 114…酸化剤ガス供給部 116…冷却液体
供給部 118…冷却空気供給部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電解質をアノード側電極とカソード側電極
    とで挟んで構成される接合体を有し、前記接合体をセパ
    レータにより挟持して前記アノード側電極に燃料ガスが
    供給される一方、前記カソード側電極に酸化剤ガスが供
    給される発電セルと、 所定数の前記発電セルに対して電気的に一体的に接続さ
    れる一対の集電用電極と、 前記発電セルを冷却するための冷却液体が供給され、絶
    縁機構を設けて前記集電用電極間に介装される第1冷却
    セルと、 前記発電セルを冷却するための冷却気体が供給され、前
    記第1冷却セルとの間に所定数の前記発電セルを挟んで
    介装される第2冷却セルと、 を備え、 前記第2冷却セルは、少なくとも前記発電セルと接触す
    る部分および該第2冷却セルの構成部材間で接触する部
    分に、耐食性および導電性を有する材料が用いられるこ
    とを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 【請求項2】請求項1記載の燃料電池スタックにおい
    て、前記第2冷却セルは、軽合金製部材を備え、前記軽
    合金製部材には、金メッキ、銅メッキまたは錫メッキに
    よる表面処理が施されることを特徴とする燃料電池スタ
    ック。
  3. 【請求項3】請求項1記載の燃料電池スタックにおい
    て、前記第2冷却セルは、耐食性を有する黒鉛系材料で
    構成されることを特徴とする燃料電池スタック。
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