JP2003346504A

JP2003346504A - 装飾用電球

Info

Publication number: JP2003346504A
Application number: JP2002151638A
Authority: JP
Inventors: Naoki Kikuchi; 直樹菊池
Original assignee: Iris Ohyama Inc
Current assignee: Iris Ohyama Inc
Priority date: 2002-05-24
Filing date: 2002-05-24
Publication date: 2003-12-05
Anticipated expiration: 2022-05-24
Also published as: JP4082570B2

Abstract

(57)【要約】【課題】電球等をプラスチックカバーで覆い、プラス
チックカバー内に充填剤を注入したり、プラスチックカ
バーをチューブで覆うことで、装飾用電球の堅牢性を確
保すると共に、充分な防水性と気密性を備えた装飾用電
球を提供する。【解決手段】本発明に係る装飾用電球１は、電線Ｓの
導線Ｒに接続したリード端子Ｑを備えている電球Ｐと、
電球Ｐ・リード端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプ
ラスチックカバー２と、プラスチックカバー２を覆うチ
ューブ３とから構成され、プラスチックカバー２内に充
填剤４を注入している。また、チューブ３０の一端側の
内部に、電球Ｐ等を覆うプラスチックカバー２を配置
し、チューブ３０の他端側の内部に、引き抜き防止用の
横架材６を跨ぐようにＵ字形に折曲した電線Ｓを配置し
ている。そして、プラスチックカバー２の外周面に、チ
ューブ３，３０の内周面に圧接する環状凸部５を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、クリスマ
スツリーや種々のクリスマスイルミネーション等に使用
される装飾用電球に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、クリスマスツリーや種々のク
リスマスイルミネーション等に使用される装飾用電球と
して、種々の構造のものが提案されている。この装飾用
電球としては、例えば、電球の一部又は全体を所定のチ
ューブにより覆ったものがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電球の
一部又は全体を所定のチューブにより覆った従来の装飾
用電球は、所定の防水性・堅牢性を備え、屋外において
も通常の気象条件には充分に耐え得るものであるが、極
めて強い風雨の中に長期間さらされた場合等に、ときと
して、装飾用電球内に雨水等が侵入してしまうこともあ
る。

【０００４】そこで本発明は、叙上のような従来存した
問題点に鑑み創出されたもので、電球・リード端子・導
線・電線等をプラスチックカバーで覆い、このプラスチ
ックカバー内に充填剤を注入したり、プラスチックカバ
ーをチューブで覆うことで、装飾用電球の堅牢性を充分
に確保すると共に、雨水等の侵入を確実に防いで、充分
な防水性と気密性を備えた装飾用電球を提供することを
目的としたものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
装飾用電球は、電線の導線に接続したリード端子を備え
ている電球と、電球・リード端子・導線・電線の一部を
覆うプラスチックカバーと、プラスチックカバーを覆う
チューブとから構成され、プラスチックカバー内に充填
剤を注入したことで、上述した課題を解決した。

【０００６】また、充填剤は、接着剤であることで、同
じく上述した課題を解決した。

【０００７】さらに、チューブは、プラスチックカバー
の先端部を露出させて、プラスチックカバーを覆ってい
ることで、同じく上述した課題を解決した。

【０００８】また、チューブの一端側の内部に、電球・
リード端子・導線・電線の一部を覆うプラスチックカバ
ーを配置し、チューブの他端側の内部に、Ｕ字形に折曲
した電線を配置していることで、同じく上述した課題を
解決した。

【０００９】加えて、Ｕ字形に折曲した電線は、チュー
ブ内に固定した引き抜き防止用の横架材を跨ぐように配
置されていることで、同じく上述した課題を解決した。

【００１０】また、プラスチックカバーの外周面に、チ
ューブの内周面に圧接する環状凸部を備えていること
で、同じく上述した課題を解決した。

【００１１】この他、装飾用電球が、少なくとも電球を
内蔵しているプラスチックカバーと、プラスチックカバ
ーの全体又は一部を覆うチューブとから構成され、プラ
スチックカバーの外周面に、チューブの内周面に圧接す
る環状凸部を備えていることで、同じく上述した課題を
解決した。

【００１２】また、チューブの一端側の内部に電球を配
置し、チューブの他端側の内部に、チューブ内に固定し
た引き抜き防止用の横架材を跨ぐようにＵ字形に折曲し
た電線を配置していることで、同じく上述した課題を解
決した。

【００１３】さらに、チューブの一端側の内部に電球を
配置し、チューブの他端側の内部に、横架片を跨ぐよう
にＵ字形に折曲した電線を配置し、チューブを熱圧縮す
ることで縮径させ、横架片を挟持してその移動を阻止し
たことで、同じく上述した課題を解決した。

【００１４】また、チューブの一端側の内部に電球・リ
ード端子・導線・電線の一部を覆うプラスチックカバー
を配置し、チューブの他端側の内部に、横架片を跨ぐよ
うにＵ字形に折曲した電線を配置し、チューブを熱圧縮
することで縮径させ、横架片を挟持してその移動を阻止
したことで、同じく上述した課題を解決した。

【００１５】加えて、チューブを二重にしたことで、同
じく上述した課題を解決した。

【００１６】そして、チューブの一端側の内部に電球を
配置し、チューブの他端側の内部に、横架片を跨ぐよう
にＵ字形に折曲した電線を配置し、チューブの外側にも
う１つのチューブを配置してチューブを二重とし、外側
のチューブを熱圧縮することで内側のチューブを縮径さ
せ、横架片を挟持してその移動を阻止したことで、同じ
く上述した課題を解決した。

【００１７】また、チューブの一端側の内部に電球・リ
ード端子・導線・電線の一部を覆うプラスチックカバー
を配置し、チューブの他端側の内部に、横架片を跨ぐよ
うにＵ字形に折曲した電線を配置し、チューブの外側に
もう１つのチューブを配置してチューブを二重とし、外
側のチューブを熱圧縮することで内側のチューブを縮径
させ、横架片を挟持してその移動を阻止したことで、同
じく上述した課題を解決した。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本発明に係る装飾用電球１は、
例えば、図１・図２に示すように、電線Ｓの導線Ｒに接
続したリード端子Ｑを備えている電球Ｐと、電球Ｐ・リ
ード端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプラスチック
カバー２と、プラスチックカバー２を覆うチューブ３と
から構成されている。

【００１９】プラスチックカバー２は、例えば、光分散
性を備えた電気絶縁性素材を用いて形成されている。具
体的には、ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）等が素材として用
いられている。また、プラスチックカバー２は、射出成
型等の手段を用いて、先端部に略円形の頭部を有する筒
状に形成されている。このプラスチックカバー２を覆う
チューブ３は、シリコンやゴム等の軟質性素材を用いて
形成されている。また、チューブ３は、加熱により収縮
する塩化ビニル、ポリエチレン等の合成樹脂素材を用い
たシュリンクチューブであっても良い。そして、チュー
ブ３は、図１に示すように、プラスチックカバー２の頭
部を露出させて、プラスチックカバー２を覆っている。
また、チューブ３の下方開口部は、これを加熱により収
縮させて、電線Ｓの周囲に強く接して閉鎖した状態とな
っている。さらに、プラスチックカバー２内には、例え
ば、透明な接着剤等による充填剤４を隙間なく注入して
ある。

【００２０】プラスチックカバー２内に充填剤４を注入
したときは、図１に示すように、一対のリード端子Ｑ・
導線Ｒが互いに離れた状態となるように配置され、電球
Ｐ・リード端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの全体が、充填剤４
によりしっかりと被覆されることとなる。

【００２１】そして、プラスチックカバー２は、図２
（ａ）に示すように、プラスチックカバー２の頭部寄り
の外周に、環状凸部５を備えている。このプラスチック
カバー２をチューブ３内に挿入すると、図２（ｂ）に示
すように、プラスチックカバー２の外周面の全体、特
に、環状凸部５がチューブ３の内周面に強く接して、チ
ューブ３内においてプラスチックカバー２が強固に保持
される。

【００２２】尚、図１・図２に示す装飾用電球１は、チ
ューブ３がプラスチックカバー２の頭部を露出させてい
るが、これに限定されることはなく、チューブ３がプラ
スチックカバー２の全体をすっぽりと包み込んだ状態で
あっても良い。

【００２３】次に、本発明に係る装飾用電球１を組み付
ける一例を説明する。まず、図２（ａ）に示すように、
プラスチックカバー２の下方開口部より、電線Ｓの導線
Ｒに接続したリード端子Ｑを備えている電球Ｐを挿入す
る。そして、プラスチックカバー２内に、隙間なく充填
剤４を注入する。この充填剤４は、時間が経過しても柔
軟性を有するもの、時間の経過により硬化するものの、
いずれであっても良い。次に、チューブ３の一端開口側
からプラスチックカバー２を挿入し、プラスチックカバ
ー２の頭部が、チューブ３の他端開口側から露出した状
態にする。最後に、チューブ３を加熱により収縮させ、
図１に示すように、プラスチックカバー２の外周面とチ
ューブ３の内周面が強く接した状態とする。このとき、
図２（ｂ）に示すように、プラスチックカバー２の外周
に環状凸部５を設けているときは、環状凸部５がチュー
ブ３の内周面に強く接して、プラスチックカバー２から
チューブ３が外れてしまう事態の発生を確実に阻止して
いる。また、チューブ３の下方開口部は、電線Ｓの周囲
に強く接して、閉鎖した状態となる。

【００２４】図３乃至図５には、本発明に係る装飾用電
球１の他の実施の形態が示されている。この装飾用電球
１は、例えば、図５に示すように、装飾用電球１とＵ字
形に折曲した電線Ｓが向かい合うようにして、複数の装
飾用電球１がネット状に配置されたものである。装飾用
電球１は、図３に示すように、長尺の円筒状に形成され
たチューブ３０の一端側の内部に、電球Ｐ・リード端子
Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプラスチックカバー２
を配置し、チューブ３０の他端側の内部に、Ｕ字形に折
曲した電線Ｓを配置している。

【００２５】このプラスチックカバー２は、図３に示す
ように、チューブ３０内において、頭部が内向きとなる
ように配置されている。また、チューブ３０の開口部
は、電線Ｓの周囲に強く接して、閉鎖した状態となって
いる。さらに、プラスチックカバー２の外周面には、環
状凸部５を備えているため、環状凸部５がチューブ３０
の内周面に強く接して、チューブ３０内にプラスチック
カバー２が強固に保持されている。そして、チューブ３
０の他端開口側の内部には、Ｕ字形に折曲した電線Ｓを
配置している。この状態でチューブ３０を加熱して収縮
させると、電線Ｓの周囲にチューブ３０が強く接して、
チューブ３０内に電線Ｓが保持される。このとき、図３
に示すように、チューブ３０内に固定した引き抜き防止
用の横架材６を跨ぐようにＵ字形に折曲した電線Ｓを配
置しても良い。尚、図３に示す装飾用電球１は、チュー
ブ３０の一端側の内部に、電球Ｐ・リード端子Ｑ・導線
Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプラスチックカバー２の全体を
配置しているが、これに限定されることはなく、電球Ｐ
のみを内蔵しているプラスチックカバー２を配置しても
良い。また、電球Ｐのみを直接的に配置しても良い。

【００２６】この他、チューブ３０の一端側の内部に電
球Ｐや、電球Ｐ・リード端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部
を覆うプラスチックカバー２を配置し、チューブ３０の
他端側の内部に、横架片６０を跨ぐようにＵ字形に折曲
した電線Ｓを配置し、チューブ３０を熱圧縮することで
縮径させ、横架片６０を挟持してその移動を阻止したも
のであっても良い。さらに、全てのチューブ３，３０
を、二重にしても良い。

【００２７】この他、図４には、チューブ３０，３００
が二重となっている装飾用電球１において、チューブ３
０，３００の他端開口側の内部へ、電線Ｓを横架片６０
と共に組み付ける一例が示されている。すなわち、チュ
ーブ３０の一端側の内部に、電球Ｐや、電球Ｐ・リード
端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプラスチックカバ
ー２を配置する。そして、図４（ａ）に示すように、チ
ューブ３０の他端側の内部に、横架片６０を跨ぐように
Ｕ字形に折曲した電線Ｓを配置する。この横架片６０
は、塩化ビニル等の素材を用いて形成されている。ま
た、チューブ３０の外側に、当該チューブ３０よりも大
径で且つ肉厚の薄いもう１つの円筒状のチューブ３００
を配置してチューブ３０，３００を二重とする。最後
に、外側のチューブ３００を熱圧縮することで内側のチ
ューブ３０を縮径させる。

【００２８】このとき、チューブ３０内に配されている
横架片６０は、図４（ａ）・（ｂ）に示すように、縮径
する当該チューブ３０の内周面によって挟持固定され、
その移動が阻止された状態に保持される。また、図４
（ｂ）に示すように、Ｕ字形に折曲した電線Ｓにおい
て、チューブ３０の他端開口部から外側に引き出された
２本の電線Ｓの周囲に、チューブ３００の開口部が熱圧
縮により強く接して、閉鎖した状態となる。この様にし
て、チューブ３０，３００の内部は完全に封止された状
態となり、内部への水・塵埃・汚物等の浸入が確実に阻
止される。

【００２９】

【発明の効果】本発明に係る装飾用電球１は、電線Ｓの
導線Ｒに接続したリード端子Ｑを備えている電球Ｐと、
電球Ｐ・リード端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプ
ラスチックカバー２と、プラスチックカバー２を覆うチ
ューブ３とから構成され、プラスチックカバー２内に充
填剤４を注入したことから、電球Ｐにおけるリード端子
Ｑの夫々が離れた状態を維持しながら、プラスチックカ
バー２内の気密性を確保している。また、充填剤４の注
入により、プラスチックカバー２内への雨水等の侵入を
確実に防いで、装飾用電球１の防水性を確保している。
さらに、プラスチックカバー２を覆うチューブ３によ
り、装飾用電球１におけるより一層の気密性・防水性が
確保されている。これと同様に、プラスチックカバー２
に強い衝撃が加えられたときも、電球Ｐの半田付け部分
等に何ら損傷が生じることはなく、装飾用電球１の堅牢
性が充分に確保されている。

【００３０】また、充填剤４が接着剤であるときは、装
飾用電球１の堅牢性がより一層確保される。

【００３１】加えて、チューブ３は、プラスチックカバ
ー２の先端部を露出させて、プラスチックカバー２を覆
っていることから、電球Ｐの光がきれいなものとなり、
その装飾性が向上している。

【００３２】また、チューブ３０の一端側の内部に、電
球Ｐ・リード端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプラ
スチックカバー２を配置し、チューブ３０の他端側の内
部に、Ｕ字形に折曲した電線Ｓを配置しているときは、
チューブ３０内にプラスチックカバー２と電線Ｓを配置
した状態において、装飾用電球１の気密性・防水性を確
保することができる。

【００３３】この他、装飾用電球１とＵ字形に折曲した
電線Ｓが向かい合うようにして、装飾用電球１がネット
状に複数配置された状態を形成して、その装飾性が向上
している。このとき、Ｕ字形に折曲した電線Ｓが、チュ
ーブ３０内に固定した引き抜き防止用の横架材６を跨ぐ
ように配置されているときは、チューブ３０内から電線
Ｓが引き抜かれる事態の発生を確実に阻止し、装飾用電
球１の堅牢性を確保している。

【００３４】また、プラスチックカバー２の外周面に、
環状凸部５を備えているときは、この環状凸部５とチュ
ーブ３，３０の内周面が強く接して、チューブ３，３０
内にプラスチックカバー２が確実に保持される。

【００３５】そして、少なくとも電球Ｐを内蔵している
プラスチックカバー２と、プラスチックカバー２の全体
又は一部を覆うチューブ３，３０とから装飾用電球１が
構成され、プラスチックカバー２の外周面に環状凸部５
を備えているときは、プラスチックカバー２の環状凸部
５がチューブ３，３０の内周面に強く接して、チューブ
３，３０がプラスチックカバー２から外れてしまう事態
の発生を確実に阻止し、装飾用電球１の堅牢性を確保し
ている。

【００３６】また、チューブ３０の一端側の内部に電球
Ｐを配置し、チューブ３０の他端側の内部に、チューブ
３０内に固定した引き抜き防止用の横架材６を跨ぐよう
にＵ字形に折曲した電線Ｓを配置しているときは、この
横架材６によってチューブ３０内に保持されている電線
Ｓが引き抜かれる事態の発生を確実に阻止し、装飾用電
球１の堅牢性を確保している。

【００３７】さらに、チューブ３０の一端側の内部に電
球Ｐを配置し、チューブ３０の他端側の内部に、横架片
６０を跨ぐようにＵ字形に折曲した電線Ｓを配置したと
きは、チューブ３０を熱圧縮することで縮径させ、横架
片６０を挟持してその移動を確実に阻止できる。

【００３８】また、チューブ３０の一端側の内部に電球
Ｐ・リード端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプラス
チックカバー２を配置し、チューブ３０の他端側の内部
に、横架片６０を跨ぐようにＵ字形に折曲した電線Ｓを
配置したときも、チューブ３０を熱圧縮することで縮径
させ、横架片６０を挟持してその移動を確実に阻止でき
る。

【００３９】加えて、チューブ３，３０を二重にしたと
きは、装飾用電球１において、より一層の気密性・防水
性・堅牢性を確保できる。

【００４０】一方、チューブ３０の一端側の内部に電球
Ｐを配置し、チューブ３０の他端側の内部に、横架片６
０を跨ぐようにＵ字形に折曲した電線Ｓを配置し、チュ
ーブ３０の外側にもう１つのチューブ３００を配置して
チューブ３０，３００を二重としたときは、外側のチュ
ーブ３００を熱圧縮することで内側のチューブ３０を縮
径させ、横架片６０を挟持してその移動を確実に阻止で
きる。

【００４１】また、チューブ３０の一端側の内部に電球
Ｐ・リード端子Ｑ・導線Ｒ・電線Ｓの一部を覆うプラス
チックカバー２を配置し、チューブ３０の他端側の内部
に、横架片６０を跨ぐようにＵ字形に折曲した電線Ｓを
配置し、チューブ３０の外側にもう１つのチューブ３０
０を配置してチューブ３０，３００を二重としたとき
は、外側のチューブ３００を熱圧縮することで内側のチ
ューブ３０を縮径させ、横架片６０を挟持してその移動
を確実に阻止できる。

【００４２】上述した様に、本発明によれば、装飾用電
球１の気密性・防水性・堅牢性を一層向上させることが
できる。また、装飾用電球１の製造・組み付けも容易で
あることから、大量生産に好ましく、品物の製造コスト
を極めて安くすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】電球等を内蔵して充填剤を注入しているプラス
チックカバーを、その頭部を露出させた状態でチューブ
により覆っている装飾用電球の構成を示した断面図であ
る。

【図２】プラスチックカバーに環状凸部を備えている装
飾用電球の構成を示しており、（ａ）は、装飾用電球の
分解斜視図、（ｂ）は、装飾用電球の完成状態における
断面図である。

【図３】チューブの一端側の内部に、電球等を覆うプラ
スチックカバーを配置し、チューブの他端側の内部に、
チューブ内に固定した引き抜き防止用の横架材を跨ぐよ
うにＵ字形に折曲した電線を配置している装飾用電球の
断面図である。

【図４】チューブを二重にした装飾用電球の構成を示し
ており、（ａ）は、内側のチューブの内部に、横架片を
跨ぐようにＵ字形に折曲した電線を配置し、外側のチュ
ーブを熱圧縮することで内側のチューブを縮径させ、横
架片を挟持してその移動を阻止する状態を示した分解断
面図、（ｂ）は、その完成状態における断面図である。

【図５】装飾用電球とＵ字形に折曲した電線が向かい合
うようにして、装飾用電球がネット状に複数配置された
状態を説明した平面図である。

【符号の説明】

Ｐ…電球Ｑ…リード端子Ｒ…導線Ｓ…電線１…装飾用電球２…プラスチッ
クカバー３，３０，３００…チューブ４…充填剤５…環状凸部６…横架材６０…横架片

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電線の導線に接続したリード端子を備え
ている電球と、電球・リード端子・導線・電線の一部を
覆うプラスチックカバーと、プラスチックカバーを覆う
チューブとから構成され、プラスチックカバー内に充填
剤を注入したことを特徴とする装飾用電球。
【請求項２】充填剤は、接着剤である請求項１に記載
の装飾用電球。
【請求項３】チューブは、プラスチックカバーの先端
部を露出させて、プラスチックカバーを覆っている請求
項１又は２に記載の装飾用電球。
【請求項４】チューブの一端側の内部に、電球・リー
ド端子・導線・電線の一部を覆うプラスチックカバーを
配置し、チューブの他端側の内部に、Ｕ字形に折曲した
電線を配置している請求項１又は２に記載の装飾用電
球。
【請求項５】Ｕ字形に折曲した電線は、チューブ内に
固定した引き抜き防止用の横架材を跨ぐように配置され
ている請求項４に記載の装飾用電球。
【請求項６】プラスチックカバーの外周面に、チュー
ブの内周面に圧接する環状凸部を備えている請求項１乃
至５のいずれかに記載の装飾用電球。
【請求項７】少なくとも電球を内蔵しているプラスチ
ックカバーと、プラスチックカバーの全体又は一部を覆
うチューブとから構成され、プラスチックカバーの外周
面に、チューブの内周面に圧接する環状凸部を備えてい
ることを特徴とする装飾用電球。
【請求項８】チューブの一端側の内部に電球を配置
し、チューブの他端側の内部に、チューブ内に固定した
引き抜き防止用の横架材を跨ぐようにＵ字形に折曲した
電線を配置していることを特徴とする装飾用電球。
【請求項９】チューブの一端側の内部に電球を配置
し、チューブの他端側の内部に、横架片を跨ぐようにＵ
字形に折曲した電線を配置し、チューブを熱圧縮するこ
とで縮径させ、横架片を挟持してその移動を阻止したこ
とを特徴とする装飾用電球。
【請求項１０】チューブの一端側の内部に電球・リー
ド端子・導線・電線の一部を覆うプラスチックカバーを
配置し、チューブの他端側の内部に、横架片を跨ぐよう
にＵ字形に折曲した電線を配置し、チューブを熱圧縮す
ることで縮径させ、横架片を挟持してその移動を阻止し
たことを特徴とする装飾用電球。
【請求項１１】チューブを二重にした請求項１乃至１
０のいずれかに記載の装飾用電球。
【請求項１２】チューブの一端側の内部に電球を配置
し、チューブの他端側の内部に、横架片を跨ぐようにＵ
字形に折曲した電線を配置し、チューブの外側にもう１
つのチューブを配置してチューブを二重とし、外側のチ
ューブを熱圧縮することで内側のチューブを縮径させ、
横架片を挟持してその移動を阻止したことを特徴とする
装飾用電球。
【請求項１３】チューブの一端側の内部に電球・リー
ド端子・導線・電線の一部を覆うプラスチックカバーを
配置し、チューブの他端側の内部に、横架片を跨ぐよう
にＵ字形に折曲した電線を配置し、チューブの外側にも
う１つのチューブを配置してチューブを二重とし、外側
のチューブを熱圧縮することで内側のチューブを縮径さ
せ、横架片を挟持してその移動を阻止したことを特徴と
する装飾用電球。