JP2003346017A - 受注サーバ、受注サーバ処理プログラム、受注処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザからの注文に合わせてコンテンツを組み
込んだ電子辞書などを受注生産するための受注サーバで
あり、ユーザは個々人で任意のコンテンツを組み合わせ
て収録したモデルを購入することが可能になる。 【解決手段】ユーザ端末２０によりアクセスされる受注
サーバ１０のホームページに従って、所望の辞書コンテ
ンツが選択されると、該受注サーバ１０に記憶されてい
る種々の辞書コンテンツ毎の内容・適性・容量・価格・
学校推薦などの情報を記述した辞書コンテンツ情報テー
ブル２及び各種ハードウエアの仕様・価格の情報を記述
したハードウエア情報テーブル１に基づき、選択された
辞書コンテンツの収録に必要なメモリ容量が計算されて
ハードウエアサイズが決定されると共に、選択された辞
書コンテンツ及び決定されたハードウエアサイズに応じ
て製品の見積価格が計算されて前記ユーザ端末２０へ送
信表示される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザからの注文
に合わせてコンテンツを組み込んだ電子辞書などを受注
生産するための受注サーバ、受注サーバ処理プログラ
ム、受注処理方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、電子辞書には様々な種類のもの
があり、その殆どは内蔵された辞書コンテンツの内容や
数量、そして装置本体の大きさや表示画面の大きさなど
により仕様が異なり、それぞれ別モデルとして販売され
ている。

【０００３】そして、ユーザは、電子辞書の各モデルの
仕様を店頭やカタログあるいはインターネットＨＰなど
で確認することにより、自分に合ったモデルを探し出し
て購入している。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の電
子辞書の辞書コンテンツはモデル毎に固定化されてお
り、ユーザは個々人で任意の辞書コンテンツを組み合わ
せて収録したモデルを購入することができない。

【０００５】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、ユーザは個々人で任意のコンテンツを組み
合わせて収録したモデルを購入することが可能になる受
注サーバ、受注サーバ処理プログラム、受注処理方法を
提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項１に係る受注サーバは、記憶容量の異なるハードウエ
ア毎の価格を記憶するハード情報記憶手段と、各コンテ
ンツ名に対応付けて当該各コンテンツ毎の容量と価格を
記憶するコンテンツ情報記憶手段と、このコンテンツ情
報記憶手段により記憶されたコンテンツ名に対する選択
情報を外部の端末から受信するコンテンツ選択受信手段
と、このコンテンツ選択受信手段により受信された選択
コンテンツに対応付けられて前記コンテンツ情報記憶手
段により記憶された当該選択コンテンツの容量に応じた
ハードウエアを前記ハード情報記憶手段により記憶され
たハードウエア毎の記憶容量に基づき決定するハード決
定手段と、前記コンテンツ選択受信手段により受信され
た選択コンテンツ及び前記ハード決定手段により決定さ
れたハードウエアの合計価格を前記コンテンツ情報記憶
手段により記憶された選択コンテンツの価格及び前記ハ
ード情報記憶手段により記憶された決定ハードウエアの
価格に基づき計算し、前記端末へ送信する製品価格送信
手段と、を備えたことを特徴とする。

【０００７】このような、本発明の請求項１に係る受注
サーバでは、記憶容量の異なるハードウエア毎の価格を
記憶するハード情報記憶手段と、各コンテンツ名に対応
付けて当該各コンテンツ毎の容量と価格を記憶するコン
テンツ情報記憶手段とを有し、このコンテンツ情報記憶
手段により記憶されたコンテンツ名に対する選択情報が
コンテンツ選択受信手段により外部の端末から受信され
ると、この受信された選択コンテンツに対応付けられて
前記コンテンツ情報記憶手段により記憶された当該選択
コンテンツの容量に応じたハードウエアが前記ハード情
報記憶手段により記憶されたハードウエア毎の記憶容量
に基づきハード決定手段により決定される。すると、前
記コンテンツ選択受信手段により受信された選択コンテ
ンツ及び前記ハード決定手段により決定されたハードウ
エアの合計価格が前記コンテンツ情報記憶手段により記
憶された選択コンテンツの価格及び前記ハード情報記憶
手段により記憶された決定ハードウエアの価格に基づき
計算され、製品価格送信手段により前記端末へ送信され
る。

【０００８】これにより端末ユーザは、所望のコンテン
ツとこれを収録するためのハードウエアの組み合わせか
らなる製品の購入価格をオンラインで瞬時に知ることが
できることになる。

【０００９】また、本発明の請求項２に係る受注サーバ
は、前記請求項１に係る受注サーバにあって、さらに、
各コンテンツ名と当該各コンテンツ毎のユーザ適性情報
を対応付けて記憶するコンテンツ適性記憶手段と、前記
外部の端末からユーザ適性情報を受信するユーザ適性受
信手段と、このユーザ適性受信手段により受信された外
部端末からのユーザ適性情報に対応付けられて前記コン
テンツ適性記憶手段により記憶されたコンテンツ名を読
み出し、前記端末へ送信する適性コンテンツ推薦手段
と、を備えたことを特徴とする。

【００１０】このような、本発明の請求項２に係る受注
サーバでは、さらに、各コンテンツ名と当該各コンテン
ツ毎のユーザ適性情報を対応付けて記憶するコンテンツ
適性記憶手段を有し、ユーザ適性受信手段により外部の
端末からユーザの適性情報が受信されると、この受信さ
れた外部端末からのユーザ適性情報に対応付けられて前
記コンテンツ適性記憶手段により記憶されたコンテンツ
名が読み出され、適性コンテンツ推薦手段により前記端
末へ送信される。

【００１１】これにより端末ユーザに対しては、最適な
コンテンツが選ばれて推薦され、ユーザは自分に合った
コンテンツを容易に選択できることになる。

【００１２】また、本発明の請求項３に係る受注サーバ
は、前記請求項１または請求項２に係る受注サーバにあ
って、さらに、前記ハード決定手段により決定されたハ
ードウエアに対応付けられて前記ハード情報記憶手段に
より記憶された決定ハードウエアの記憶容量と前記コン
テンツ選択受信手段により受信された選択コンテンツに
対応付けられて前記コンテンツ情報記憶手段により記憶
された当該選択コンテンツの容量とに基づいた当該決定
ハードウエアの余剰記憶容量を計算し、この余剰記憶容
量に応じた追加のコンテンツを前記コンテンツ情報記憶
手段により記憶された各コンテンツの中から検索する追
加コンテンツ検索手段と、この追加コンテンツ検索手段
により検索された追加のコンテンツ名を前記端末へ送信
する追加コンテンツ名送信手段と、を備えたことを特徴
とする。

【００１３】このような、本発明の請求項３に係る受注
サーバでは、さらに、追加コンテンツ検索手段により、
決定ハードウエアの記憶容量と選択コンテンツの容量と
に基づいた当該決定ハードウエアの余剰記憶容量が計算
され、この余剰記憶容量に応じた追加のコンテンツがコ
ンテンツ情報記憶手段により記憶された各コンテンツの
中から検索される。そして、この検索された追加のコン
テンツ名が追加コンテンツ名送信手段により端末へ送信
される。

【００１４】これにより端末ユーザは、ハードウエアの
記憶容量に無駄なく所望のコンテンツを選択できること
になる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。

【００１６】図１は本発明の実施形態に係る受注サーバ
１０に基づいた電子辞書受注生産システムの全体の構成
を示す図である。

【００１７】この電子辞書受注生産システムは、通信ネ
ットワーク（インターネット）Ｎを介して相互に通信可
能に接続された、例えば電子辞書メーカの受注サーバ１
０、ユーザ端末（ＰＣ）２０、電子辞書メーカファクト
リＦＡのファクトリオートメーション端末（ＦＡ−Ｐ
Ｃ）３０を備えて構成される。

【００１８】電子辞書メーカファクトリＦＡには、ファ
クトリオートメーション端末（ＦＡ−ＰＣ）３０により
制御される製造ライン３０Ｌが設置され、この製造ライ
ン３０Ｌによりユーザ個々人からの受注内容に合わせた
電子辞書（Ａ）４０Ａ，（Ｂ）４０Ｂ，（Ｃ）４０Ｃ，
…が製造されて配送される。

【００１９】図２は前記電子辞書受注生産システムの概
要を説明する図である。

【００２０】すなわち、ユーザ端末（ＰＣ）２０から受
注サーバ１０へのアクセスにより提供される電子辞書カ
スタマイズのホームページ（ＨＰ）において、ユーザ自
身が必要とする辞書コンテンツを選択すると、受注サー
バ１０からユーザ端末２０に対し、選択された辞書コン
テンツのソフトウエア及びその収録や表示に必要なハー
ドウエアに応じて電子辞書４０の販売価格の見積が提示
される。

【００２１】そして、ユーザ端末２０から受注サーバ１
０に対して発注操作が成されると、当該受注サーバ１０
からファクトリオートメーション端末（ＦＡ−ＰＣ）３
０に対して受注内容（辞書コンテンツ，メモリ容量，表
示画面サイズなど）に応じた電子辞書４０の発注処理が
行われ、これに応じて発注ユーザ独自の辞書コンテンツ
が収録された電子辞書４０がメーカファクトリＦＡの製
造ライン３０Ｌにより製造されて発注元のユーザへ配送
される。

【００２２】図３は前記電子辞書受注生産システムにお
ける受注サーバ１０の電子回路の構成を示すブロック図
である。

【００２３】この受注サーバ１０は、各種の記録媒体に
記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを
読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が
制御されるコンピュータによって構成され、その電子回
路には、ＣＰＵ(central processing unit)１１が備え
られる。

【００２４】ＣＰＵ１１は、メモリ１２内に予め記憶さ
れたサーバ制御プログラム、あるいはＣＤ−ＲＯＭなど
の外部記録媒体１３から記録媒体読取部１４を介して前
記メモリ１２に読み込まれたサーバ制御プログラム、あ
るいは通信ネットワーク（インターネット）Ｎ上のＷｅ
ｂサーバ（この場合はプログラムサーバ）から電送制御
部１５を介して前記メモリ１２に読み込まれたサーバ制
御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御する。

【００２５】前記メモリ１２に記憶されたサーバ制御プ
ログラムは、電送制御部１５を介して接続される通信ネ
ットワーク（インターネット）Ｎ上のユーザ端末（Ｐ
Ｃ）２０…やファクトリオートメーション端末（ＦＡ−
ＰＣ）３０との通信信号、あるいはその他の各Ｗｅｂサ
ーバとの通信信号、キーやマウス，タッチパネルなどか
らなる入力部１６からのオペレータ操作に応じた入力信
号に応じて起動される。

【００２６】前記ＣＰＵ１１には、前記メモリ１２、記
録媒体読取部１４、電送制御部１５、入力部１６が接続
される他に、表示部１９などが接続される。

【００２７】メモリ１２には、当該受注サーバ１０の全
体の動作を司るシステムプログラムや電送制御部１５を
介して通信ネットワーク（インターネット）Ｎ上の各コ
ンピュータ端末２０，３０やＷｅｂサーバとデータ通信
するための通信プログラムが記憶される他に、ユーザ端
末２０…からの電子辞書カスタマイズの受注処理，見積
処理，ファクトリオートメーション端末（ＦＡ−ＰＣ）
３０への発注処理などを行うための受注サーバ処理プロ
グラム１２ａなどが記憶される。

【００２８】また、このメモリ１２には、電子辞書４０
の各種ハードウエアの仕様・価格の情報を記述したハー
ドウエア情報テーブル１（図４参照）が記憶されるハー
ドウエア情報メモリ１２ｂ、辞書コンテンツの内容・適
性・容量・価格・学校推薦などの情報を記述した辞書コ
ンテンツ情報テーブル２（図５参照）が記憶される辞書
コンテンツ情報メモリ１２ｃ、ユーザ端末２０とのアク
セスに応じて取得された発注辞書の内容（ハードウエア
＋ソフトウエア）や氏名・住所・クレジット情報などが
記憶される顧客購入情報メモリ１２ｄなどが用意され
る。

【００２９】図４は前記電子辞書受注生産システムにお
ける受注サーバ１０のハードウエア情報メモリ１２ｂに
記憶されたハードウエア情報テーブル１を示す図であ
る。

【００３０】このハードウエア情報テーブル１には、電
子辞書のハードウエアのタイプとそのそれぞれの対応価
格とが記述されるもので、ハードウエアのタイプは大画
面タイプと小型タイプとで大きく分けられ、大画面タイ
プ，小型タイプそれぞれの中でさらにメモリ容量の異な
るタイプに分けられ、そのそれぞれに応じた価格が設定
される。

【００３１】図５は前記電子辞書受注生産システムにお
ける受注サーバ１０の辞書コンテンツ情報メモリ１２ｃ
に記憶された辞書コンテンツ情報テーブル２を示す図で
あり、同図（Ａ）は英和辞書用の辞書コンテンツ情報テ
ーブル２を示す図、同図（Ｂ）は英英辞書用の辞書コン
テンツ情報テーブル２を示す図である。

【００３２】この辞書コンテンツ情報テーブル２には、
各辞書コンテンツそれぞれの出版社，タイトル，収録語
数に対応付けられて、ユーザ用途（読む／書く）の適性
データ、ユーザ語学レベル（英検級／TOEIC）の適性デ
ータ、必要メモリ容量、価格、そして推薦の学校名が記
述される。

【００３３】なお、この辞書コンテンツ情報テーブル２
としては、図５（Ａ）で示した英和辞書用、図５（Ｂ）
で示した英英辞書用以外にも、和英辞書、国語辞書、漢
和辞書、類語辞書、古語辞書、専門辞書など、あらゆる
ジャンルの辞書コンテンツについて用意される。

【００３４】次に、前記構成による電子辞書受注生産シ
ステムの受注サーバ１０を中心とする電子辞書受注生産
処理について説明する。

【００３５】図６は前記電子辞書受注生産システムにお
ける受注生産全体処理を示すフローチャートであり、同
図（Ａ）はそのユーザ端末処理を示すフローチャート、
同図（Ｂ）はその受注サーバ処理を示すフローチャー
ト、同図（Ｃ）はそのファクトリオートメーション処理
を示すフローチャートである。

【００３６】図７は前記電子辞書受注生産システムのユ
ーザ端末処理及び受注サーバ処理に伴うカスタマイズ辞
書選択処理を示すフローチャートである。

【００３７】図８は前記電子辞書受注生産システムの受
注サーバ１０により開設されているカスタマイズ辞書フ
ァクトリの初期選択画面Ｇ１を示す図である。

【００３８】ユーザ端末２０から通信ネットワーク（イ
ンターネット）Ｎを介して受注サーバ１０へのアクセス
が行われると（ステップＡ１）、受注サーバ１０では、
電送制御部１５を介してアクセス元のユーザ端末２０と
の通信が開始され、カスタマイズ辞書ファクトリのＨＰ
情報が送信される（ステップＢ１）。

【００３９】すると、ユーザ端末２０では、前記受注サ
ーバ１０から送信されたカスタマイズ辞書ファクトリの
ＨＰ情報に従い、図８に示すように、カスタマイズ辞書
ファクトリの初期選択画面Ｇ１が表示され、受注サーバ
１０との間で図７におけるカスタマイズ辞書選択処理が
開始される（ステップＡＢＤ）。

【００４０】なお、このカスタマイズ辞書選択処理は、
受注サーバ１０に予め記憶された辞書選択処理プログラ
ムに基づきユーザ端末２０との間で順次送受信アクセス
を繰り返しながら行う構成としてもよいし、前記受注サ
ーバ１０からユーザ端末２０へのカスタマイズ辞書ファ
クトリのＨＰ情報と共にその辞書選択処理プログラムも
ダウンロードし、ユーザが発注する電子辞書の内容と価
格が選択決定されるまでの処理について、全てユーザ端
末２０にダウンロードされた辞書選択処理プログラムに
基づき行う構成としてもよい。

【００４１】ユーザ端末２０に表示されたカスタマイズ
辞書ファクトリの初期選択画面Ｇ１では、ユーザ用途に
応じたカスタマイズ辞書の作成を選択するためのＡボタ
ンｘ１、ユーザ語学レベルに応じたカスタマイズ辞書の
作成を選択するためのＢボタンｘ２、学校推薦に応じた
カスタマイズ辞書の作成を選択するためのＣボタンｘ
３、辞書コンテンツやハードウエアを個別に選択した辞
書の作成を選択するためのＤボタンｘ４が備えられる。

【００４２】ここではまず、Ｄボタンｘ４を操作して辞
書コンテンツやハードウエアを個別に選択して辞書を作
成する場合の処理について説明する。

【００４３】前記個別選択ｘ４が選択されて、図７にお
けるカスタマイズ辞書選択処理が開始されると、受注サ
ーバ１０の辞書コンテンツ情報メモリ１２ｃに記憶され
ている辞書コンテンツ情報テーブル２（図５参照）の中
から、各ジャンル別の辞書コンテンツそれぞれのタイト
ルが読み出され、図９（Ａ）に示すように、辞書個別選
択画面Ｇ２としてユーザ端末２０に表示される（ステッ
プＤ１）。

【００４４】図９は前記電子辞書受注生産システムのカ
スタマイズ辞書選択処理に伴う個別選択の場合にユーザ
端末２０に表示される辞書個別選択画面Ｇ２を示す図で
あり、同図（Ａ）は各ジャンル毎の辞書コンテンツが基
準辞書として予め設定選択された辞書個別選択画面Ｇ２
を示す図、同図（Ｂ）は各ジャンル毎の辞書コンテンツ
を任意選択・変更した場合の辞書個別選択画面Ｇ２′を
示す図である。

【００４５】この辞書個別選択画面Ｇ２では、各ジャン
ル別の辞書コンテンツの選択項目と共に、余剰のメモリ
容量に収録する辞書コンテンツを選択するためのおまけ
辞書の選択項目、画面・キーボードサイズの選択項目が
設けられ、その選択内容に応じた電子辞書の見積価格表
示、及び購入「ＯＫ」、再選択「ＮＧ」のボタン表示が
行われる。

【００４６】ここで、例えば図９（Ａ）で示したよう
に、各ジャンルの辞書及び画面サイズが選択されると
（ステップＤ２）、この選択された辞書コンテンツの合
計のデータ容量が前記辞書コンテンツ情報テーブル２
（図５参照）に記述されている各辞書コンテンツ毎のデ
ータ容量に基づき計算されると共に（ステップＤ３）、
この選択辞書コンテンツの合計データ容量が収まるメモ
リ容量を有するハードウエアサイズがハードウエア情報
テーブル１（図４参照）に記述されている選択された画
面サイズのタイプ別のメモリ容量に基づき選択される
（ステップＤ４）。

【００４７】すると、選択されたハードウエアサイズに
対応付けられて前記ハードウエア情報テーブル１（図４
参照）に設定されている価格と、選択された各辞書コン
テンツに対応付けられて前記辞書コンテンツ情報テーブ
ル２（図５参照）に設定されている価格とに基づいて、
その合計額が製品価格としてユーザ端末２０の辞書個別
選択画面Ｇ２に表示される（ステップＤ５）。

【００４８】この際、前記図９（Ａ）で示した辞書個別
選択画面Ｇ２にて選択表示された各辞書コンテンツ（英
和：グ＊ンドコンサイス／和英：グ＊ンドコンサイス／
国語：広＊苑／漢和：漢＊林／便利辞書：研＊社カタカ
ナ辞典）及びハードウエアサイズ（大画面・大型キーボ
ード）に応じた製品価格は、図１０（Ａ）に示すよう
に、各辞書コンテンツ毎の価格（英和：グ＊ンドコンサ
イス：\5000／和英：グ＊ンドコンサイス：\5000／国
語：広＊苑：\5000／漢和：漢＊林：\3000／便利辞書：
研＊社カタカナ辞典：\500）と必要メモリ容量（239M
B）及びハードウエアサイズ（大画面・大型キーボード
・256MB機）に応じた価格（\30000）との合計額（\4850
0）として計算表示される。

【００４９】図１０は前記電子辞書受注生産システムの
ユーザ端末処理及び受注サーバ処理におけるカスタマイ
ズ辞書選択処理に伴う製品価格の計算内容を示す図であ
り、同図（Ａ）は図９（Ａ）の辞書個別選択画面Ｇ２で
の選択内容に応じた製品価格の計算内容を示す図、同図
（Ｂ）は図９（Ｂ）の辞書個別選択画面Ｇ２′での選択
内容に応じた製品価格の計算内容を示す図である。

【００５０】前記図９（Ａ）で示した基準の辞書コンテ
ンツが予め選択設定されて対応する製品価格(\48500)が
計算表示された辞書個別選択画面Ｇ２において、その選
択内容や製品価格がユーザの条件に合わない場合に、
「ＯＫ」ボタンの操作無く（ステップＤ６）、例えば図
９（Ｂ）に示すように、各辞書コンテンツの選択内容や
ハードウエアサイズの選択を変更すると（ステップＤ
７）、当該変更された各辞書コンテンツ（英和：ジ＊ー
ニアス／和英：新グロ＊ーバル／国語：学＊国語辞典／
漢和：学＊大漢和辞典／便利辞書：研＊社カタカナ辞
典）及びハードウエアサイズ（コンパクト表示・キーボ
ード）に応じた製品価格が、図１０（Ｂ）に示すよう
に、各辞書コンテンツ毎の価格（英和：ジ＊ーニアス：
\2000／和英：新グロ＊ーバル：\2000／国語：学＊国語
辞典：\2000／漢和：学＊大漢和辞典：\1500／便利辞
書：研＊社カタカナ辞典：\500）と必要メモリ容量（12
8MB）及びハードウエアサイズ（コンパクト表示・キー
ボード・128MB機）に応じた価格（\22000）との合計額
（\30000）として計算表示される（ステップＤ５）。

【００５１】そして、前記辞書個別選択画面Ｇ２あるい
はＧ２′において選択表示された辞書コンテンツの内容
や製品の見積価格がユーザの条件に合うことにより、
「ＯＫ」ボタンが操作されると（ステップＤ６）、選択
されたハードウエアサイズのメモリ容量と各辞書コンテ
ンツの収録に必要な合計メモリ容量との差、つまり余剰
容量が計算され、この余剰容量に収録可能な辞書コンテ
ンツ（この場合は収録価格\0のサービス辞書コンテン
ツ）が前記辞書コンテンツ情報テーブル２（図５参照）
から抽出され、現在ユーザ端末２０にて表示中の辞書個
別選択画面Ｇ２（Ｇ２′）上の「おまけ辞書」の選択項
目に表示される（ステップＤ８）。

【００５２】そして、この余剰容量に対応する「おまけ
辞書」の選択項目についての追加辞書コンテンツの選択
も終了し、各辞書コンテンツの選択項目及びハードウエ
アサイズの全ての選択項目についての選択が終了すると
（ステップＤ９）、当該最終選択されたハードウエアサ
イズ及び各辞書コンテンツに対応付けられて前記ハード
ウエア情報テーブル１（図４参照）及び前記辞書コンテ
ンツ情報テーブル２（図５参照）に設定されている価格
に基づいて、その合計額が製品最終見積価格としてユー
ザ端末２０の辞書個別選択画面Ｇ２（Ｇ２′）に表示さ
れる（ステップＤ１０）。

【００５３】なお、前記余剰容量に対応する「おまけ辞
書」の選択項目についての追加辞書コンテンツの選択が
行われた後に、他の辞書コンテンツの選択変更やハード
ウエアサイズの選択変更に伴い余剰容量が減少し、選択
された「おまけ辞書」追加辞書コンテンツの収録に要す
る余剰容量が不足した場合には、例えば図９（Ｂ）に示
すように、辞書個別選択画面Ｇ２′上の製品見積価格が
点線枠Ｗで囲われて未確定表示されると共に、図９
（Ｃ）に示すように、「おまけ辞書」追加辞書コンテン
ツの収録用のメモリ容量が不足したことを報知し、当該
追加辞書コンテンツの削除「削除」あるいはハードウエ
アサイズの変更「メモリを増やす」をユーザに促すウイ
ンドウメッセージＧ２ａが表示される。

【００５４】このような、カスタマイズ辞書選択処理
（ステップＡＢＤ：Ｄ１〜Ｄ１０）に従ってユーザ所望
の辞書コンテンツを収録した所望ハードウエアサイズの
選択設定処理が終了しその製品見積価格が表示される
と、図１１に示すように、メーカ工場へのカスタマイズ
辞書の作成依頼画面Ｇ３がユーザ端末２０に表示され
る。

【００５５】図１１は前記電子辞書受注生産システムの
ユーザ端末処理に伴い表示されるカスタマイズ辞書の作
成依頼画面Ｇ３を示す図である。

【００５６】このカスタマイズ辞書の作成依頼画面Ｇ３
では、カスタマイズ辞書ファクトリに対する辞書作成依
頼の送信メッセージと共に、ユーザ氏名・住所・クレジ
ット番号の入力項目が表示されるもので、このカスタマ
イズ辞書作成依頼画面Ｇ３において、氏名・住所・クレ
ジット番号がユーザ入力されて「ＯＫ」ボタンが操作さ
れると、入力されたユーザ氏名・住所・クレジット番号
の各データがユーザ端末２０から受注サーバ１０へ送信
される（ステップＡ２）。

【００５７】受注サーバ１０において、前記ユーザ端末
２０から送信されたユーザ氏名・住所・クレジット番号
が受信されると（ステップＢ２）、これと共に前記カス
タマイズ辞書選択処理（ステップＡＢＤ）において選択
設定された各辞書コンテンツ及びハードウエアサイズの
購入辞書情報が対応付けられてメモリ１２内の顧客購入
情報メモリ１２ｄに記憶される（ステップＢ３）。

【００５８】すると、前記受注サーバ１０の顧客購入情
報メモリ１２ｄに記憶された顧客ユーザの氏名・住所・
クレジット番号及び購入辞書情報が、メーカファクトリ
ＦＡのファクトリオートメーション端末（ＦＡ−ＰＣ）
３０へ送信されてカスタマイズ辞書作成の発注が行われ
る（ステップＢ４）。

【００５９】そして、受注サーバ１０では、受注された
購入辞書の見積価格とユーザクレジット情報に基づき、
当該購入ユーザに対する課金処理が行われる（ステップ
Ｂ５）。

【００６０】一方、ファクトリオートメーション端末
（ＦＡ−ＰＣ）３０において、前記受注サーバ１０から
送信された顧客ユーザの氏名・住所・クレジット番号及
び購入辞書情報が受信されると（ステップＣ１）、これ
に従い製造ライン３０Ｌに対して当該顧客ユーザ所望の
電子辞書４０の生産指示が行われる（ステップＣ２）。

【００６１】そして、前記顧客ユーザの購入辞書情報に
基づいて当該ユーザ所望の辞書コンテンツを収録した所
望ハードウエアサイズの電子辞書が製造作成されると、
当該カスタマイズ電子辞書の梱包と共に「ユーザ氏名・
住所」の送り状が添付され（ステップＣ２）、当該カス
タマイズ電子辞書の発注元である送り状の宛先へ発送さ
れる（ステップＣ４）。

【００６２】これにより、電子辞書のハードウエアサイ
ズ及びこれに収録される各辞書コンテンツ・製品価格に
ついてユーザの希望通りに製造作成されたカスタマイズ
電子辞書がユーザ宅へ配達される。

【００６３】次に、ユーザ端末２０に表示されたカスタ
マイズ辞書ファクトリの初期選択画面Ｇ１（図８参照）
において、Ａボタンｘ１の操作によりユーザ用途に応じ
たカスタマイズ辞書を作成する場合の処理について説明
する。

【００６４】図１２は前記電子辞書受注生産システムの
カスタマイズ辞書選択処理に伴うユーザ用途選択処理を
示すフローチャートである。

【００６５】図１３は前記電子辞書受注生産システムの
ユーザ用途選択処理に伴う端末表示画面を示す図であ
り、同図（Ａ）はユーザ用途入力画面Ｇ４を示す図、同
図（Ｂ）はユーザ用途対応辞書設定画面Ｇ５を示す図で
ある。

【００６６】前記ユーザ用途選択ｘ１が選択されて、図
１２における用途選択処理が開始されると、図１３
（Ａ）に示すような、ユーザ用途入力画面Ｇ４がユーザ
端末２０に表示され、ユーザの使い方の各質問事項Ｑ１
〜Ｑ１０に対応する回答の選択入力が促される（ステッ
プＥ１）。

【００６７】このユーザ用途入力画面Ｇ４において、ユ
ーザの使い方が各質問事項Ｑ１〜Ｑ１０に応じて回答入
力されることで、“読む”のが中心の使い方であると判
断されると、受注サーバ１０の辞書コンテンツ情報メモ
リ１２ｃに記憶されている辞書コンテンツ情報テーブル
２（図５参照）に基づき、“読む”の用途適性に最も合
致した各辞書コンテンツのタイトルが読み出され、図１
３（Ｂ）に示すような、“読む”の用途対応辞書設定画
面Ｇ５としてユーザ端末２０に表示される（ステップＥ
１→Ｅ２）。

【００６８】また、前記ユーザ用途入力画面Ｇ４におい
て、ユーザの使い方が各質問事項Ｑ１〜Ｑ１０に応じて
回答入力されることで、“書く”のが中心の使い方であ
ると判断された場合には、前記辞書コンテンツ情報テー
ブル２（図５参照）に基づき、“書く”の用途適性に最
も合致した各辞書コンテンツのタイトルが読み出され、
“書く”の用途対応辞書設定画面（図示せず）としてユ
ーザ端末２０に表示される（ステップＥ１→Ｅ３）。

【００６９】さらに、前記ユーザ用途入力画面Ｇ４にお
いて、ユーザの使い方が特に回答入力されず、未選択と
判断された場合には、前記辞書コンテンツ情報テーブル
２（図５参照）に基づき、予め設定された基準の用途適
性に合わせた各辞書コンテンツのタイトルが読み出さ
れ、“基準”の用途対応辞書設定画面（図９（Ａ）参
照）としてユーザ端末２０に表示される（ステップＥ１
→Ｅ４）。

【００７０】なお、前記用途対応辞書設定画面（Ｇ５）
において、「個別選択」ボタンが操作された場合には、
前記図７におけるカスタマイズ辞書選択処理でのステッ
プＤ１〜Ｄ１０の処理が実行され、前記同様に個別選択
による辞書コンテンツ及びハードウエアサイズの任意選
択設定処理及び製品見積価格の計算表示処理が行われ
る。

【００７１】こうして、ユーザ用途に対応した辞書コン
テンツが選択設定されてユーザ端末２０に表示される
と、前記図７におけるカスタマイズ辞書選択処理でのス
テップＤ３〜Ｄ１０と同様の処理が実行され、さらにユ
ーザの希望に応じた辞書コンテンツ及びハードウエアサ
イズへの選択変更が可能になると共に、選択された辞書
コンテンツ及びハードウエアサイズに対応した製品見積
価格が計算表示される。

【００７２】そしてこの後、前記図１１で示したよう
に、ユーザ端末２０に表示されたメーカ工場へのカスタ
マイズ辞書の作成依頼画面Ｇ３において、氏名・住所・
クレジット番号がユーザ入力されて「ＯＫ」ボタンが操
作されると、入力されたユーザ氏名・住所・クレジット
番号の各データがユーザ端末２０から受注サーバ１０へ
送信される（ステップＡ２）。

【００７３】すると、受注サーバ１０では、前記ステッ
プＢ２〜Ｂ５と同様の処理が実行され、また、ファクト
リオートメーション端末（ＦＡ−ＰＣ）３０では、前記
ステップＣ１〜Ｃ４と同様の処理が実行されることで、
電子辞書のハードウエアサイズ及びこれに収録される各
辞書コンテンツ・製品価格についてユーザの用途に合わ
せて製造作成されたカスタマイズ電子辞書がユーザ宅へ
配達される。

【００７４】次に、ユーザ端末２０に表示されたカスタ
マイズ辞書ファクトリの初期選択画面Ｇ１（図８参照）
において、Ｂボタンｘ２の操作によりユーザ語学レベル
に応じたカスタマイズ辞書を作成する場合の処理につい
て説明する。

【００７５】図１４は前記電子辞書受注生産システムの
カスタマイズ辞書選択処理に伴うユーザ語学レベル選択
処理を示すフローチャートである。

【００７６】図１５は前記電子辞書受注生産システムの
ユーザ語学レベル選択処理に伴い端末表示されるユーザ
語学レベル対応辞書設定画面Ｇ６を示す図である。

【００７７】前記ユーザ語学レベル選択ｘ２が選択され
て、図１４における語学レベル選択処理が開始される
と、「英検」の級や「TOEIC」の点数などのユーザ語学
レベルの選択入力画面がユーザ端末２０に表示され、ユ
ーザ語学レベルの判別基準となる各種ユーザ語学レベル
（「英検」４級〜１級／「TOEIC」２５０〜９００）の
選択入力が促される（ステップＦ１）。

【００７８】このユーザ語学レベルの選択入力画面にお
いて、ユーザの「英検」レベルが選択入力されること
で、ユーザ語学レベルの判別基準が「英検」であると判
断されると、受注サーバ１０の辞書コンテンツ情報メモ
リ１２ｃに記憶されている辞書コンテンツ情報テーブル
２（図５参照）に基づき、ユーザ選択された英検レベル
（例えば「英検：準１級」）の適性に対応した各辞書コ
ンテンツのタイトルが読み出され、図１５に示すよう
な、ユーザ語学レベル対応辞書設定画面Ｇ６としてユー
ザ端末２０に表示される（ステップＦ２，Ｆ３）。

【００７９】また、前記ユーザ語学レベルの選択入力画
面において、ユーザの「TOEIC」レベルが選択入力され
ることで、ユーザ語学レベルの判別基準「TOEIC」であ
ると判断されると、前記辞書コンテンツ情報テーブル２
（図５参照）に基づき、ユーザ選択されたTOEICレベル
（例えば「TOEIC：450」）の適性に対応した各辞書コン
テンツのタイトルが読み出され、例えば図１５で示した
ような、ユーザ語学レベル対応辞書設定画面（Ｇ６）と
してユーザ端末２０に表示される（ステップＦ４，Ｆ
５）。

【００８０】なお、前記ユーザ語学レベル対応辞書設定
画面（Ｇ６）において、「個別選択」ボタンが操作され
た場合には、前記図７におけるカスタマイズ辞書選択処
理でのステップＤ１〜Ｄ１０の処理が実行され、前記同
様に個別選択による辞書コンテンツ及びハードウエアサ
イズの選択設定処理及び製品見積価格の計算表示処理が
行われる。

【００８１】こうして、ユーザ語学レベルに対応した辞
書コンテンツが選択設定されてユーザ端末２０に表示さ
れると、前記図７におけるカスタマイズ辞書選択処理で
のステップＤ３〜Ｄ１０と同様の処理が実行され、さら
にユーザの希望に応じた辞書コンテンツ及びハードウエ
アサイズへの選択変更が可能になると共に、選択された
辞書コンテンツ及びハードウエアサイズに対応した製品
見積価格が計算表示される。

【００８２】そしてこの後、前記図１１で示したよう
に、ユーザ端末２０に表示されたメーカ工場へのカスタ
マイズ辞書の作成依頼画面Ｇ３において、氏名・住所・
クレジット番号がユーザ入力されて「ＯＫ」ボタンが操
作されると、入力されたユーザ氏名・住所・クレジット
番号の各データがユーザ端末２０から受注サーバ１０へ
送信される（ステップＡ２）。

【００８３】すると、受注サーバ１０では、前記ステッ
プＢ２〜Ｂ５と同様の処理が実行され、また、ファクト
リオートメーション端末（ＦＡ−ＰＣ）３０では、前記
ステップＣ１〜Ｃ４と同様の処理が実行されることで、
電子辞書のハードウエアサイズ及びこれに収録される各
辞書コンテンツ・製品価格についてユーザの語学レベル
に合わせて製造作成されたカスタマイズ電子辞書がユー
ザ宅へ配達される。

【００８４】次に、ユーザ端末２０に表示されたカスタ
マイズ辞書ファクトリの初期選択画面Ｇ１（図８参照）
において、Ｃボタンｘ３の操作により学校推薦に応じた
カスタマイズ辞書を作成する場合の処理について説明す
る。

【００８５】図１６は前記電子辞書受注生産システムの
カスタマイズ辞書選択処理に伴う学校推薦選択処理を示
すフローチャートである。

【００８６】図１７は前記電子辞書受注生産システムの
学校推薦選択処理に伴い端末表示される学校推薦対応辞
書設定画面Ｇ７を示す図である。

【００８７】前記学校推薦選択ｘ３が選択されて、図１
６における学校推薦選択処理が開始されると、ユーザの
学校名／学部名の入力画面がユーザ端末２０に表示され
てその入力が促される（ステップＨ１）。

【００８８】このユーザ学校名／学部名の選択入力画面
において、ユーザの学校名／学部名が入力されると、受
注サーバ１０の辞書コンテンツ情報メモリ１２ｃに記憶
されている辞書コンテンツ情報テーブル２（図５参照）
に基づき、ユーザ入力された学校／学部の推奨している
各辞書コンテンツのタイトルが読み出され、図１７に示
すような、学校推薦対応辞書設定画面Ｇ７としてユーザ
端末２０に表示される（ステップＨ２）。

【００８９】なお、前記学校推薦対応辞書設定画面Ｇ７
において、「個別選択」ボタンが操作された場合には、
前記図７におけるカスタマイズ辞書選択処理でのステッ
プＤ１〜Ｄ１０の処理が実行され、前記同様に個別選択
による辞書コンテンツ及びハードウエアサイズの選択設
定処理及び製品見積価格の計算表示処理が行われる。

【００９０】こうして、ユーザの学校／学部に対応した
推奨の辞書コンテンツが選択設定されてユーザ端末２０
に表示されると、前記図７におけるカスタマイズ辞書選
択処理でのステップＤ３〜Ｄ１０と同様の処理が実行さ
れ、さらにユーザの希望に応じた辞書コンテンツ及びハ
ードウエアサイズへの選択変更が可能になると共に、選
択された辞書コンテンツ及びハードウエアサイズに対応
した製品見積価格が計算表示される。

【００９１】そしてこの後、前記図１１で示したよう
に、ユーザ端末２０に表示されたメーカ工場へのカスタ
マイズ辞書の作成依頼画面Ｇ３において、氏名・住所・
クレジット番号がユーザ入力されて「ＯＫ」ボタンが操
作されると、入力されたユーザ氏名・住所・クレジット
番号の各データがユーザ端末２０から受注サーバ１０へ
送信される（ステップＡ２）。

【００９２】すると、受注サーバ１０では、前記ステッ
プＢ２〜Ｂ５と同様の処理が実行され、また、ファクト
リオートメーション端末（ＦＡ−ＰＣ）３０では、前記
ステップＣ１〜Ｃ４と同様の処理が実行されることで、
電子辞書のハードウエアサイズ及びこれに収録される各
辞書コンテンツ・製品価格についてユーザの学校／学部
推薦に合わせて製造作成されたカスタマイズ電子辞書が
ユーザ宅へ配達される。

【００９３】したがって、前記構成の電子辞書受注生産
システムによれば、ユーザ端末２０からアクセスされた
受注サーバ１０のホームページに従って、ユーザ所望の
辞書コンテンツが選択されると、受注サーバ１０の辞書
コンテンツ情報メモリ１２ｃに記憶されている種々の辞
書コンテンツ毎の内容・適性・容量・価格・学校推薦な
どの情報を記述した辞書コンテンツ情報テーブル２（図
５参照）及びハードウエア情報メモリ１２ｂに記憶され
ている各種ハードウエアの仕様・価格の情報を記述した
ハードウエア情報テーブル１（図４参照）に基づき、選
択された辞書コンテンツの収録に必要なメモリ容量が計
算されてハードウエアサイズが決定されると共に、選択
された辞書コンテンツ及び決定されたハードウエアサイ
ズに応じて製品の見積価格が計算されて前記ユーザ端末
２０へ送信表示されるので、ユーザは所望の辞書コンテ
ンツを収録して購入しようとする所望ハードウエアサイ
ズの電子辞書の製品価格を瞬時に知ることができ、自分
にあった辞書コンテンツ仕様及び製品価格の電子辞書を
通信ネットワーク（インターネット）Ｎを介して発注し
購入できるようになる。

【００９４】また、前記構成の電子辞書受注生産システ
ムによれば、受注サーバ１０により開設されているカス
タマイズ辞書ファクトリの初期選択画面Ｇ１において、
用途選択ボタンｘ１を操作するとユーザの用途に応じた
辞書コンテンツとそのハードウエアサイズが選択決定さ
れ、語学レベル選択ボタンｘ２を操作するとユーザの語
学レベルに合わせた辞書コンテンツとそのハードウエア
サイズが選択決定され、さらに、学校推薦ボタンｘ３を
操作するとユーザの学校／学部の推奨に合わせた辞書コ
ンテンツとそのハードウエアサイズが選択決定されて、
前記同様にその製品価格と共にユーザ端末２０へ送信表
示されるので、ユーザに最適な辞書コンテンツが選択的
に収録された希望製品価格の電子辞書を通信ネットワー
ク（インターネット）Ｎを介して発注し購入できるよう
になる。

【００９５】また、前記構成の電子辞書受注生産システ
ムによれば、受注サーバ１０のホームページに従って所
望の辞書コンテンツが選択されてその製品見積価格がユ
ーザ端末２０へ表示報知される際には、選択された辞書
コンテンツの収録に要するメモリ容量とこれに基づき決
定されたハードウエアのメモリ容量との差である余剰の
容量に追加収録可能な辞書コンテンツのタイトルが「お
まけ辞書」の追加辞書コンテンツとしてユーザ端末２０
へ送信表示されその選択入力が促されるので、自分にあ
った辞書コンテンツ仕様及び製品価格の電子辞書を容易
に発注できるだけでなく、ハードウエアの容量一杯に無
駄なく各種の辞書コンテンツを収録して有効利用できる
ようになる。

【００９６】また、前記構成の電子辞書受注生産システ
ムによれば、ユーザ端末２０から受注サーバ１０のホー
ムページへのアクセスに伴い選択入力され決定された各
辞書コンテンツの情報及びハードウエアサイズの情報
は、同ユーザ入力されたユーザ氏名，住所と共に受注サ
ーバ１０からファクトリオートメーション端末（ＦＡ−
ＰＣ）３０へ送信され、これに基づきファクトリＦＡ内
の製造ライン３０Ｌに指示が成されてユーザ所望の電子
辞書４０が作成発送されるので、ユーザに最適な辞書コ
ンテンツが選択的に収録された希望製品価格の電子辞書
を通信ネットワーク（インターネット）Ｎを介して非常
に簡単に発注して受け取ることができるようになる。

【００９７】なお、前記実施形態において記載した電子
辞書受注生産システムにおける受注サーバ１０やユーザ
端末２０そしてファクトリオートメーション端末３０に
よる各処理の手法、すなわち、図６（Ａ）のフローチャ
ートに示すユーザ端末処理、図６（Ｂ）のフローチャー
トに示す受注サーバ処理、図６（Ｃ）のフローチャート
に示すファクトリオートメーション端末処理、図７のフ
ローチャートに示す受注サーバ処理あるいはユーザ端末
処理に伴うカスタマイズ辞書選択処理、図１２、図１
４、図１６の各フローチャートに示すカスタマイズ辞書
選択処理に伴う用途選択処理、語学レベル選択処理、学
校推薦選択処理等の各手法は、何れもコンピュータに実
行させることができるプログラムとして、メモリカード
（ＲＯＭカード、ＲＡＭカード等）、磁気ディスク（フ
ロッピディスク、ハードディスク等）、光ディスク（Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ、ＤＶＤ等）、半導体メモリ等の外部記録媒
体１３に格納して配布することができる。そして、通信
ネットワーク（インターネット）Ｎとの通信機能を備え
た種々のコンピュータ端末は、この外部記録媒体１３に
記憶されたプログラムを記録媒体読取部１４によってメ
モリ１２に読み込み、この読み込んだプログラムによっ
て動作が制御されることにより、前記実施形態において
説明した電子辞書受注生産機能を実現し、前述した手法
による同様の処理を実行することができる。

【００９８】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネ
ットワーク（インターネット）Ｎ上を伝送させることが
でき、この通信ネットワーク（インターネット）Ｎに接
続されたコンピュータ端末から前記のプログラムデータ
を取り込み、前述した電子辞書受注生産機能を実現する
こともできる。

【００９９】なお、本願発明は、前記各実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前
記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開
示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示
される全構成要件から幾つかの構成要件が削除された
り、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決
しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、こ
の構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明と
して抽出され得るものである。

【０１００】

【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１に係る
受注サーバによれば、記憶容量の異なるハードウエア毎
の価格を記憶するハード情報記憶手段と、各コンテンツ
名に対応付けて当該各コンテンツ毎の容量と価格を記憶
するコンテンツ情報記憶手段とを有し、このコンテンツ
情報記憶手段により記憶されたコンテンツ名に対する選
択情報がコンテンツ選択受信手段により外部の端末から
受信されると、この受信された選択コンテンツに対応付
けられて前記コンテンツ情報記憶手段により記憶された
当該選択コンテンツの容量に応じたハードウエアが前記
ハード情報記憶手段により記憶されたハードウエア毎の
記憶容量に基づきハード決定手段により決定される。す
ると、前記コンテンツ選択受信手段により受信された選
択コンテンツ及び前記ハード決定手段により決定された
ハードウエアの合計価格が前記コンテンツ情報記憶手段
により記憶された選択コンテンツの価格及び前記ハード
情報記憶手段により記憶された決定ハードウエアの価格
に基づき計算され、製品価格送信手段により前記端末へ
送信されるので、端末ユーザは、所望のコンテンツとこ
れを収録するためのハードウエアの組み合わせからなる
製品の購入価格をオンラインで瞬時に知ることができ
る。

【０１０１】また、本発明の請求項２に係る受注サーバ
によれば、さらに、各コンテンツ名と当該各コンテンツ
毎のユーザ適性情報を対応付けて記憶するコンテンツ適
性記憶手段を有し、ユーザ適性受信手段により外部の端
末からユーザの適性情報が受信されると、この受信され
た外部端末からのユーザ適性情報に対応付けられて前記
コンテンツ適性記憶手段により記憶されたコンテンツ名
が読み出され、適性コンテンツ推薦手段により前記端末
へ送信されるので、端末ユーザに対しては、最適なコン
テンツが選ばれて推薦され、ユーザは自分に合ったコン
テンツを容易に選択できるようになる。

【０１０２】また、本発明の請求項３に係る受注サーバ
によれば、さらに、追加コンテンツ検索手段により、決
定ハードウエアの記憶容量と選択コンテンツの容量とに
基づいた当該決定ハードウエアの余剰記憶容量が計算さ
れ、この余剰記憶容量に応じた追加のコンテンツがコン
テンツ情報記憶手段により記憶された各コンテンツの中
から検索される。そして、この検索された追加のコンテ
ンツ名が追加コンテンツ名送信手段により端末へ送信さ
れるので、端末ユーザは、ハードウエアの記憶容量に無
駄なく所望のコンテンツを選択できるようになる。

【０１０３】よって、本発明によれば、ユーザは個々人
で任意のコンテンツを組み合わせて収録したモデルを容
易に購入することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態に係る受注サーバ１０に基づ
いた電子辞書受注生産システムの全体の構成を示す図。

【図２】前記電子辞書受注生産システムの概要を説明す
る図。

【図３】前記電子辞書受注生産システムにおける受注サ
ーバ１０の電子回路の構成を示すブロック図。

【図４】前記電子辞書受注生産システムにおける受注サ
ーバ１０のハードウエア情報メモリ１２ｂに記憶された
ハードウエア情報テーブル１を示す図。

【図５】前記電子辞書受注生産システムにおける受注サ
ーバ１０の辞書コンテンツ情報メモリ１２ｃに記憶され
た辞書コンテンツ情報テーブル２を示す図であり、同図
（Ａ）は英和辞書用の辞書コンテンツ情報テーブル２を
示す図、同図（Ｂ）は英英辞書用の辞書コンテンツ情報
テーブル２を示す図。

【図６】前記電子辞書受注生産システムにおける受注生
産全体処理を示すフローチャートであり、同図（Ａ）は
そのユーザ端末処理を示すフローチャート、同図（Ｂ）
はその受注サーバ処理を示すフローチャート、同図
（Ｃ）はそのファクトリオートメーション処理を示すフ
ローチャート。

【図７】前記電子辞書受注生産システムのユーザ端末処
理及び受注サーバ処理に伴うカスタマイズ辞書選択処理
を示すフローチャート。

【図８】前記電子辞書受注生産システムの受注サーバ１
０により開設されているカスタマイズ辞書ファクトリの
初期選択画面Ｇ１を示す図。

【図９】前記電子辞書受注生産システムのカスタマイズ
辞書選択処理に伴う個別選択の場合にユーザ端末２０に
表示される辞書個別選択画面Ｇ２を示す図であり、同図
（Ａ）は各ジャンル毎の辞書コンテンツが基準辞書とし
て予め設定選択された辞書個別選択画面Ｇ２を示す図、
同図（Ｂ）は各ジャンル毎の辞書コンテンツを任意選択
・変更した場合の辞書個別選択画面Ｇ２′を示す図。

【図１０】前記電子辞書受注生産システムのユーザ端末
処理及び受注サーバ処理におけるカスタマイズ辞書選択
処理に伴う製品価格の計算内容を示す図であり、同図
（Ａ）は図９（Ａ）の辞書個別選択画面Ｇ２での選択内
容に応じた製品価格の計算内容を示す図、同図（Ｂ）は
図９（Ｂ）の辞書個別選択画面Ｇ２′での選択内容に応
じた製品価格の計算内容を示す図。

【図１１】前記電子辞書受注生産システムのユーザ端末
処理に伴い表示されるカスタマイズ辞書の作成依頼画面
Ｇ３を示す図。

【図１２】前記電子辞書受注生産システムのカスタマイ
ズ辞書選択処理に伴うユーザ用途選択処理を示すフロー
チャート。

【図１３】前記電子辞書受注生産システムのユーザ用途
選択処理に伴う端末表示画面を示す図であり、同図
（Ａ）はユーザ用途入力画面Ｇ４を示す図、同図（Ｂ）
はユーザ用途対応辞書設定画面Ｇ５を示す図。

【図１４】前記電子辞書受注生産システムのカスタマイ
ズ辞書選択処理に伴うユーザ語学レベル選択処理を示す
フローチャート。

【図１５】前記電子辞書受注生産システムのユーザ語学
レベル選択処理に伴い端末表示されるユーザ語学レベル
対応辞書設定画面Ｇ６を示す図。

【図１６】前記電子辞書受注生産システムのカスタマイ
ズ辞書選択処理に伴う学校推薦選択処理を示すフローチ
ャート。

【図１７】前記電子辞書受注生産システムの学校推薦選
択処理に伴い端末表示される学校推薦対応辞書設定画面
Ｇ７を示す図。

【符号の説明】

１０ …受注サーバ １１ …ＣＰＵ １２ …メモリ １２ａ…受注サーバ処理プログラム １２ｂ…ハードウエア情報メモリ １２ｃ…辞書コンテンツ情報メモリ １２ｄ…顧客購入情報メモリ １３ …外部記録媒体 １４ …記録媒体読取部 １５ …電送制御部 １６ …入力部 １７ …表示部 ２０ …ユーザ端末（ＰＣ） ３０ …ファクトリオートメーション端末（ＦＡ−Ｐ
Ｃ） ３０Ｌ…製造ライン ４０ …電子辞書 Ｎ …通信ネットワーク（インターネット） ＦＡ…電子辞書メーカファクトリ

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 記憶容量の異なるハードウエア毎の価格
   を記憶するハード情報記憶手段と、 各コンテンツ名に対応付けて当該各コンテンツ毎の容量
   と価格を記憶するコンテンツ情報記憶手段と、 このコンテンツ情報記憶手段により記憶されたコンテン
   ツ名に対する選択情報を外部の端末から受信するコンテ
   ンツ選択受信手段と、 このコンテンツ選択受信手段により受信された選択コン
   テンツに対応付けられて前記コンテンツ情報記憶手段に
   より記憶された当該選択コンテンツの容量に応じたハー
   ドウエアを前記ハード情報記憶手段により記憶されたハ
   ードウエア毎の記憶容量に基づき決定するハード決定手
   段と、 前記コンテンツ選択受信手段により受信された選択コン
   テンツ及び前記ハード決定手段により決定されたハード
   ウエアの合計価格を前記コンテンツ情報記憶手段により
   記憶された選択コンテンツの価格及び前記ハード情報記
   憶手段により記憶された決定ハードウエアの価格に基づ
   き計算し、前記端末へ送信する製品価格送信手段と、を
   備えたことを特徴とする受注サーバ。
2. 【請求項２】 さらに、 各コンテンツ名と当該各コンテンツ毎のユーザ適性情報
   を対応付けて記憶するコンテンツ適性記憶手段と、 前記外部の端末からユーザ適性情報を受信するユーザ適
   性受信手段と、 このユーザ適性受信手段により受信された外部端末から
   のユーザ適性情報に対応付けられて前記コンテンツ適性
   記憶手段により記憶されたコンテンツ名を読み出し、前
   記端末へ送信する適性コンテンツ推薦手段と、を備えた
   ことを特徴とする請求項１に記載の受注サーバ。
3. 【請求項３】 さらに、 前記ハード決定手段により決定されたハードウエアに対
   応付けられて前記ハード情報記憶手段により記憶された
   決定ハードウエアの記憶容量と前記コンテンツ選択受信
   手段により受信された選択コンテンツに対応付けられて
   前記コンテンツ情報記憶手段により記憶された当該選択
   コンテンツの容量とに基づいた当該決定ハードウエアの
   余剰記憶容量を計算し、この余剰記憶容量に応じた追加
   のコンテンツを前記コンテンツ情報記憶手段により記憶
   された各コンテンツの中から検索する追加コンテンツ検
   索手段と、 この追加コンテンツ検索手段により検索された追加のコ
   ンテンツ名を前記端末へ送信する追加コンテンツ名送信
   手段と、を備えたことを特徴とする請求項１または請求
   項２に記載の受注サーバ。
4. 【請求項４】 前記追加コンテンツ検索手段は、前記決
   定ハードウエアの余剰記憶容量に応じた追加のコンテン
   ツを前記コンテンツ情報記憶手段により記憶された価格
   が無料の各コンテンツの中から検索することを特徴とす
   る請求項３に記載の受注サーバ。
5. 【請求項５】 さらに、 前記コンテンツ選択受信手段により受信された選択コン
   テンツの情報及び前記ハード決定手段により決定された
   ハードウエアの情報を製品製造工場の端末へ送信する製
   造情報送信手段を備えたことを特徴とする請求項１乃至
   請求項４の何れか１項に記載の受注サーバ。
6. 【請求項６】 さらに、 前記外部の端末から製品の送付先を受信する送付先受信
   手段を備え、 前記製造情報送信手段は、前記コンテンツ選択受信手段
   により受信された選択コンテンツの情報及び前記ハード
   決定手段により決定されたハードウエアの情報と共に前
   記送付先受信手段により受信された製品の送付先を製品
   製造工場の端末へ送信することを特徴とする請求項５に
   記載の受注サーバ。
7. 【請求項７】 受注サーバのコンピュータを制御するた
   めの受注サーバ処理プログラムであって、 前記コンピュータを、 記憶容量の異なるハードウエア毎の価格を記憶するハー
   ド情報記憶手段、 各コンテンツ名に対応付けて当該各コンテンツ毎の容量
   と価格を記憶するコンテンツ情報記憶手段、 このコンテンツ情報記憶手段により記憶されたコンテン
   ツ名に対する選択情報を外部の端末から受信するコンテ
   ンツ選択受信手段、 このコンテンツ選択受信手段により受信された選択コン
   テンツに対応付けられて前記コンテンツ情報記憶手段に
   より記憶された当該選択コンテンツの容量に応じたハー
   ドウエアを前記ハード情報記憶手段により記憶されたハ
   ードウエア毎の記憶容量に基づき決定するハード決定手
   段、 前記コンテンツ選択受信手段により受信された選択コン
   テンツ及び前記ハード決定手段により決定されたハード
   ウエアの合計価格を前記コンテンツ情報記憶手段により
   記憶された選択コンテンツの価格及び前記ハード情報記
   憶手段により記憶された決定ハードウエアの価格に基づ
   き計算し、前記端末へ送信する製品価格送信手段、とし
   て機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な受
   注サーバ処理プログラム。
8. 【請求項８】 記憶容量の異なるハードウエア毎の価格
   を記憶するハード情報記憶ステップと、 各コンテンツ名に対応付けて当該各コンテンツ毎の容量
   と価格を記憶するコンテンツ情報記憶ステップと、 このコンテンツ情報記憶ステップにて記憶されたコンテ
   ンツ名に対する選択情報を外部の端末から受信するコン
   テンツ選択受信ステップと、 このコンテンツ選択受信ステップにて受信された選択コ
   ンテンツに対応付けられて前記コンテンツ情報記憶ステ
   ップにて記憶された当該選択コンテンツの容量に応じた
   ハードウエアを前記ハード情報記憶ステップにて記憶さ
   れたハードウエア毎の記憶容量に基づき決定するハード
   決定ステップと、 前記コンテンツ選択受信ステップにて受信された選択コ
   ンテンツ及び前記ハード決定ステップにて決定されたハ
   ードウエアの合計価格を前記コンテンツ情報記憶ステッ
   プにて記憶された選択コンテンツの価格及び前記ハード
   情報記憶ステップにて記憶された決定ハードウエアの価
   格に基づき計算し、前記端末へ送信する製品価格送信ス
   テップと、からなることを特徴とする受注処理方法。