JP2003345788A - 電子文書表示方法、電子文書表示装置、電子文書表示プログラムおよび電子文書表示プログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体 - Google Patents

電子文書表示方法、電子文書表示装置、電子文書表示プログラムおよび電子文書表示プログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体

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JP2003345788A
JP2003345788A JP2002155043A JP2002155043A JP2003345788A JP 2003345788 A JP2003345788 A JP 2003345788A JP 2002155043 A JP2002155043 A JP 2002155043A JP 2002155043 A JP2002155043 A JP 2002155043A JP 2003345788 A JP2003345788 A JP 2003345788A
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Masayuki Shimada
将行 島田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を含む電子文書の容易な閲覧・編集を可
能にする。 【解決手段】 閲覧または編集するためにディスプレイ
610に表示された電子文書中に画像が含まれるとき、
入力部700の操作に応じて入力管理部171を介して
選択された画像は、小オブジェクト提供部111が提供
する簡略されたオブジェクトに切換えられて、ドキュメ
ントイメージ生成部120および描画部150を介しデ
ィスプレイ610に表示される。また、入力部700の
操作に応じて入力管理部171を介して選択されたオブ
ジェクトは、元の画像に切換えられてドキュメントイメ
ージ生成部120および描画部150を介しディスプレ
イ610に表示される。その結果、電子文書の閲覧また
は編集のとき、入力部700を介して選択操作するだけ
で、簡単に画像の表示および非表示(オブジェクトの表
示)に切換えできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子化された文書
(以下、電子文書という)をコンピュータなどに表示す
るための電子文書表示方法、電子文書表示装置、電子文
書表示プログラムおよび電子文書表示プログラムを記録
した機械読取り可能な記録媒体に関し、より詳細には、
表示時に電子文書に含まれる画像を表示・非表示するこ
とのできる電子文書表示方法、電子文書表示装置、電子
文書表示プログラムおよび電子文書表示プログラムを記
録した機械読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子文書は、文字情報だけでなく
多くの画像要素を含む。画像要素を含めることで、文字
情報の理解を容易にしたり、見た目に楽しい文書にする
ことができる。
【0003】電子文書を閲覧したり編集するために用い
られる端末として、パーソナルコンピュータやワークス
テーションなどの、高解像度で広い表示領域を有する端
末だけではなく、表示領域が小さく低解像度という表示
能力が低い端末に対するニーズも高まっているので、こ
のような端末に最適化した電子文書を別途作成する方法
が提案されてきた。このような端末としては、たとえば
PDA(Personal Digital Assistants)、タブレッ
ト形式のインターネットアプライアンスおよび携帯型電
話機などがある。
【0004】表示能力の低い端末では、電子文書中に含
まれる画図要素の記述に従う画像を常に表示すると、残
りの表示領域において、文字情報を十分に表示できない
場合がある。また、電子文書中のある画像要素の画像が
文字情報の文章中で参照されるとき、該画像が同時に表
示されないなどの不都合が生じる。HTML(HyperTex
t Markup Language)で作成された文書(以下、HT
ML文書という)のようなハイパーテキストでは、電子
文書中に提示画像を配するのではなく、リンク情報を持
ったオブジェクト(テキストやボタンの画像など)を該
当個所に配置しておいて、利用者がそれをクリックする
などしたときに新たなウインドウを生成し、そのウイン
ドウ中に対応する提示画像を表示するように作成でき
る。ハイパーテキストで電子文書を作成すれば、上述の
不都合を解消できる。
【0005】編集処理のプログラムにより電子文書を編
集するとき、該プログラムにより電子文書の印刷、WY
SWYG(What You See Is What You Get)の機
能なども実現される。WYSWYGの機能は、最終成果
物である印刷イメージに近いレイアウトで表示しながら
編集作業が行えるというものである。WYSWYGの機
能により、電子文書は閲覧用ソフトウェアで閲覧すると
きと同様の体裁で表示されるので、利用者は最終的な成
果物(印刷された電子文書の内容)を確認しながら編集
作業を進めることができる。また、Word(マイクロ
ソフト社製)などのように、電子文書の大まかな文章の
構成を把握できるように、アウトライン表示機能を提供
するものもある。また、ワードプロセッサなどでは、画
像要素の記述を電子文書中に配置しても対応する提示画
像は編集用の画面に表示されず、代わりに画像が配置さ
れていることを示す文字列が表示されるなどの機能によ
って、表示能力が補われている。
【0006】HTML文書の構造を記述する要素をどの
ように表示体裁に反映させるかはHTML文書を閲覧す
るためのソフトウェア(ブラウザと呼ぶ)に依存してお
り、実際の表示体裁は各ブラウザによって異なる。ブラ
ウザ間の表示体裁の差異をなくすための工夫が特開平1
1−161684号公報に示される。該公報では、ネッ
トワークを介したHTML文書の取得をブラウザに代わ
って行なうプログラム(プロキシ)が、上述の構造記述
要素を動的に書換えることで、ブラウザに渡すHTML
文書を修正する手法が示されている。
【0007】特開平11−191082号公報では、ネ
ットワークの帯域節約のために画像を伝送しないハイパ
ーテキストの配信において、リンク情報を持った画像を
テキストに置換えて配信することでリンク先に移動でき
るようにするという中継装置が示される。
【0008】Internet Explorer(マイクロソフト社
製)などでは、ユーザは、HTML文書中に配されてい
る画像要素の記述に従う画像を表示しないように設定す
ることができる。この設定により、画像の代わりに、画
像が配されていることを示すために小さなアイコンが表
示される。さらに別の設定によって、レイアウトを崩さ
ないために、表示されていない画像のサイズ分の領域を
確保して文書を表示するか、レイアウトを崩してでも、
代わりに表示される小さなアイコン分のみの領域を確保
して文書を表示するかを選択できる。このような設定を
用いた機能は、帯域の狭いネットワークを介してHTM
L文書を取得するときに、取得に要する時間を短縮する
ために用意されていた。また、ユーザは、画像の代わり
に表示されるアイコンをクリックすれば、対応の画像を
個別に表示させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電子文書の編集におい
ては、電子文書中に配置された編集中でない画像要素を
表示しないほうが効率的に編集できる場合がある。
【0010】編集中でない画像要素を表示すると、表示
能力の低い端末での電子文書の編集においては、残りの
表示領域に、文字情報などの編集対象の情報を十分に表
示できなかったり、処理能力の低い端末での電子文書の
編集においては、該画像要素の表示処理自体や、それら
画像要素に対する編集操作の受付のために処理負荷が大
きくなったりするので、思うように編集作業を進められ
ないことがある。
【0011】よって、電子文書に配された画像要素のう
ち必要な画像要素のみを表示したほうが効率が良く、こ
のような場合にはWYSWYGの表示方法は適さない。
また、上述のアウトライン表示機能やワードプロセッサ
の場合では、画像を選択的に表示したり、非表示にした
りすることができないため、文字情報の編集作業におい
て必要な画像のみを必要なときだけ表示するといったこ
とができない。
【0012】また、技術文書やニュースなどの電子文書
を閲覧する場合には、該電子文書に含まれる装飾的な画
像要素を表示してしまうことによって残りの表示可能な
領域が狭くなり、肝心の文字情報の文章を十分に表示で
きない場合がある。このことは、表示能力の低い端末で
閲覧作業を行う場合に特に問題となる。
【0013】上記のように、閲覧作業においても、編集
作業においても、電子文書に含まれる画像要素のなかで
必要ものだけの画像を表示したり、非表示にしたりしな
がら閲覧したり編集したりすることが望まれるが、現
在、これを容易に行うことができない。
【0014】また、図表のデータが電子文書に配されて
いる場合、文章中の該図表の引用個所を読むときに、引
用された図表が表示領域内に表示されていないことがあ
る。たとえばHTML文書の多くは、広い表示領域を想
定したレイアウトをとっているため、このような問題が
生じやすくなっている。
【0015】表示能力の低い端末に対して最適化された
電子文書を別途用意したり、ハイパーテキストにおいて
画像要素そのものを配する代わりに画像要素のリンク情
報を設定するという方法は、電子文書の作成時に適用さ
れるものであり、電子文書の作成がわずらわしくなる。
さらに、既存の電子文書を閲覧する際には有効な方法で
はない。
【0016】先に述べた特開平11−161684号公
報では、HTML文書をブラウザにに渡す前に書換え操
作する技術が示される。ブラウザは頻繁に仕様が更新さ
れること、ブラウザの種類も増えつつあること、使用す
る端末、閲覧する時および場所、および利用者の好みな
どは多様に変化することなどの背景から、文書データに
ついて求められる表示形式は多様である。求められる多
様な表示形式の全てに対応して書換え操作のプログラム
を用意することは容易でなく、該プログラムの機能を使
用するブラウザに対応させなければ、書換え後の内容が
必ずしもユーザの希望するものとはならない。このよう
な点から、該公報の技術は現実的でなく実用的でない。
【0017】また、特開平11−191082号公報で
述べられている方法では、文字列に置換えられた画像を
見ることができない。
【0018】また、Internet Explorerでは、画像を表
示しないオプションを設定すると、アイコンをクリック
して一度表示させた画像は文書の表示を更新する操作を
しない限り元のアイコンに戻すことができないため、円
滑に閲覧することができない。また、文書の表示を更新
すると表示されていたすべて画像が非表示の状態(元の
アイコン)に戻ってしまい、複数の画像が表示されてい
るときに、不要となった画像から元のアイコンに戻すこ
とができず、操作性に優れず、また編集効率は低下す
る。
【0019】それゆえに、この発明の目的は、画像要素
を含む電子文書の容易な閲覧または編集を可能とする電
子文書表示方法、電子文書表示装置、電子文書表示プロ
グラムおよび電子文書表示プログラムを記録した機械読
取り可能な記録媒体を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明のある局面に係
る電子文書表示方法は、1つ以上の画像を含む電子文書
を閲覧または編集するために画面に表示する方法であっ
て、電子文書中で表示された画像を外部操作に応じて選
択する画像選択ステップと、画像選択ステップによって
選択された画像を、簡略されたオブジェクトに切換えて
表示するオブジェクト表示ステップと、電子文書中で表
示されたオブジェクトを外部操作に応じて選択するオブ
ジェクト選択ステップと、オブジェクト選択ステップに
より選択されたオブジェクトを、該オブジェクトに切換
える前の画像に切換えて画面において表示する画像表示
ステップとを備える。
【0021】したがって、閲覧または編集するために画
面に表示された電子文書中に画像が含まれるとき、外部
操作に応じて画像選択ステップにより選択された画像
は、オブジェクト表示ステップにより簡略されたオブジ
ェクトに切換えて表示される。また、外部操作に応じて
オブジェクト選択ステップにより選択されたオブジェク
トは、画像表示ステップにより画像に切換えられて画面
に表示される。
【0022】それゆえに、電子文書の閲覧または編集の
とき、外部操作して画像を選択するだけで、該画像を簡
略されたオブジェクトに切換え表示でき、外部操作して
オブジェクトを選択するだけで、該オブジェクトを元の
画像に切換えて電子文書と同一画面で表示できるので、
簡単に画像の表示および非表示(オブジェクトの表示)
に切換えながら閲覧または編集できる。
【0023】また、電子文書中の画像がオブジェクトに
切換え表示されたとき、オブジェクトは簡略されたもの
であるから、その分、画面における表示領域に余裕が生
じて、閲覧または編集対象として画面に表示できる電子
文書の量を多くすることができる。
【0024】また、ユーザは電子文書を閲覧または編集
中でも、外部操作するだけで、ユーザ選択のオブジェク
トを元の埋込み画像の表示に切換えできるし、同様に、
外部操作するだけで、ユーザ選択の画像をオブジェクト
表示に切換えできるので、閲覧または編集を効率良く行
える。
【0025】また、選択されたオブジェクトから切換え
られる画像は電子文書と同一画面において表示されるか
ら、画像を参照しながら電子文書を閲覧または編集する
ことが容易にできる。
【0026】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、画像表示ステップによって既に画像に切換え表示さ
れたオブジェクトが、再度、画像に切換え表示されない
ようにしてもよい。したがって、同一の画像が重複して
表示される状態を確実に回避できる。
【0027】上述の電子文書表示方法は、好ましくは、
電子文書を表示するとき、該電子文書中に含まれる1つ
以上の画像の全てを、オブジェクトに一括して置換えて
表示する一括置換えステップをさらに備える。
【0028】したがって、電子文書が表示されるとき
は、一括置換えステップにより、該電子文書中の全ての
画像はオブジェクトに一括して置換えて表示される。
【0029】それゆえに、ユーザの操作によらず、電子
文書を、そこに含まれる画像を全てオブジェクトに置換
えた状態で表示できる。
【0030】上述の電子文書表示方法は、好ましくは、
電子文書において表示される全てのオブジェクトそれぞ
れについて、該オブジェクトに換えられる前の画像に一
括して置換えて表示する一括画像表示ステップをさらに
備える。
【0031】したがって、オブジェクトを含む電子文書
が表示されるときは、一括画像表示ステップにより、該
電子文書中の全てのオブジェクトは画像に一括して置換
えて表示される。
【0032】それゆえに、ユーザの操作によらず、電子
文書を、そこに含まれるオブジェクトを全て元の画像に
置換えた状態で表示できる。
【0033】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、画像表示ステップは、オブジェクト選択ステップに
より選択されたオブジェクトを、該オブジェクトに切換
える前の画像に切換えて表示するための複数種類の表示
態様のうちから選択された所望の表示態様に従い、画像
を表示する。
【0034】したがって、外部操作で選択されたオブジ
ェクトを元の画像に切換えて表示するとき、複数種類の
表示態様のうちから選択された所望の表示態様に従い表
示される。
【0035】それゆえに、ユーザは、複数種類の表示態
様のうちから所望の表示態様を選択することで、外部操
作して選択したオブジェクトを元の画像に切換えて表示
するときの態様が、ユーザの好みや表示する電子文書の
種類、用途に応じて所望の表示態様となるように、使い
分けることができる。
【0036】上述の電子文書表示方法は、好ましくは、
複数種類の表示態様には領域設定態様が含まれて、画像
表示ステップは、電子文書が表示された画面において、
画像のための表示領域を設定する画像領域設定ステップ
を有し、領域設定態様が選択されたとき、画像領域設定
ステップにより設定された表示領域において、切換えら
れた画像を表示する。
【0037】したがって、領域設定態様が選択されたと
きは、選択されたオブジェクトから切換えられた画像
は、画像領域設定ステップにより設定された表示領域に
おいて表示される。
【0038】それゆえに、電子文書の表示領域とは別個
に設定された表示領域において画像が表示されるので、
電子文書と画像の全体とを同一画面において確認しなが
ら、電子文書を閲覧または編集できる。また、画面の表
示領域に余裕がある場合には、同一画面において画像と
電子文書と並行させて同時に確認できる。
【0039】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、複数種類の表示態様には文章間表示態様が含まれ
て、文章間表示態様が選択されたとき、画像表示ステッ
プは、切換えられた画像を、画面に表示された電子文書
中において表示する。
【0040】したがって、文章間表示態様が選択された
ときは、選択されたオブジェクトから切換えられた画像
は、画面に表示された電子文書中において表示される。
【0041】それゆえに、画像は電子文書の他の構成要
素の中に配されることにより、両者は近接して表示され
ることになるので、閲覧または編集時にユーザは視線の
移動が少なくなり、閲覧または編集が容易となる。ま
た、画面の表示領域に制限がある場合でも、同一画面に
おいて画像と電子文書を同時に確認できる。
【0042】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、画像に換えて表示されるオブジェクトは、あらかじ
め準備されている。
【0043】したがって、オブジェクトを表示するとき
は、予め準備されているオブジェクトを表示するだけな
ので、速やかにオブジェクトを表示できる。
【0044】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、画像に換えて表示されるオブジェクトは、あらかじ
め準備されたアイコンである。
【0045】したがって、アイコンはきわめて簡略され
たオブジェクトであるから、より速やかにオブジェクト
を表示できる。
【0046】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、画像に換えて表示されるオブジェクトは、あらかじ
め準備されたボタンである。
【0047】したがって、アイコンはきわめて簡略され
たオブジェクトであるから、より速やかにオブジェクト
を表示できる。
【0048】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、画像に換えて表示されるオブジェクトは、該画像に
関連する情報から生成される。
【0049】したがって、画像に換えて表示されるオブ
ジェクトを、該画像に関連する情報から生成、すなわち
動的に生成できて、該画像ごとに該画像に関連した情報
を示すオブジェクトが生成される。それゆえに、オブジ
ェクトを参照することにより、換えられた元の画像を予
想できる。
【0050】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、関連情報は、画像に関連する文字列を示す。それゆ
えに、オブジェクトの文字列を読むことにより、換えら
れた元の画像を予想できる。
【0051】上述の電子文書表示方法では、好ましく
は、電子文書は、ハイパーテキスト形式の文書である。
【0052】したがって、ハイパーテキストにより該電
子文書にリンクされた画像も、該電子文書に含まれる画
像としてオブジェクトとの間で選択的に切換え表示でき
る。
【0053】この発明の他の局面に係る電子文書表示装
置は、1つ以上の画像を含む電子文書を閲覧または編集
するために画面に表示する装置であって、電子文書中で
表示された画像を外部操作に応じて選択する画像選択手
段と、画像選択手段によって選択された画像を、簡略さ
れたオブジェクトに切換えて表示するオブジェクト表示
手段と、電子文書中で表示された前オブジェクトを外部
操作に応じて選択するオブジェクト選択手段と、オブジ
ェクト選択手段により選択されたオブジェクトを、該オ
ブジェクトに切換える前の画像に切換えて画面において
表示する画像表示手段とを備える。
【0054】したがって、閲覧または編集するために画
面に表示された電子文書中に画像が含まれるとき、外部
操作に応じて画像選択手段により選択された画像は、オ
ブジェクト表示手段により簡略されたオブジェクトに切
換えて表示される。また、外部操作に応じてオブジェク
ト選択手段により選択されたオブジェクトは、画像表示
手段により画像に切換えられて画面に表示される。
【0055】それゆえに、電子文書の閲覧または編集の
とき、外部操作して画像を選択するだけで、該画像を簡
略されたオブジェクトに切換え表示でき、外部操作して
オブジェクトを選択するだけで、該オブジェクトを元の
画像に切換えて電子文書と同一画面で表示できるので、
簡単に画像の表示および非表示(オブジェクトの表示)
に切換えながら閲覧または編集できる。
【0056】この発明のさらなる他の局面に係る電子文
書表示プログラムは、上述した電子文書表示方法をコン
ピュータに実行させるためのプログラムである。
【0057】このコンピュータにはPDAや携帯型電話
や家電などに搭載された液晶ディスプレイに情報を出力
するマイクロコンピュータなども含む。
【0058】したがって、コンピュータにより実行され
る電子文書表示プログラム中で、電子文書の閲覧または
編集のとき、外部操作して画像を選択するだけで、該画
像を簡略されたオブジェクトに切換え表示でき、外部操
作してオブジェクトを選択するだけで、該オブジェクト
を元の画像に切換えて電子文書と同一画面で表示できる
機能を提供できる。それゆえに、電子文書表示プログラ
ムのバージョンアップや異なる端末への移植などの際に
も、該機能の再利用が容易である。
【0059】この発明のさらなる他の局面に係る機械読
取り可能な記録媒体には、上述の電子文書表示プログラ
ムが記録される。
【0060】したがって、電子文書の閲覧または編集の
とき、外部操作して画像を選択するだけで、該画像を簡
略されたオブジェクトに切換え表示でき、外部操作して
オブジェクトを選択するだけで、該オブジェクトを元の
画像に切換えて電子文書と同一画面で表示できる機能を
提供できる電子文書表示プログラムを、記録媒体の形式
で提供できる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。ここでは、電子文書を構
成する文字列要素を文章とする。また、ここでは、閲覧
または編集の対象である電子文書に引用される画像であ
って、電子文書の文書が表示されるときに通常は表示さ
れない画像は、人目から隠すように電子文書中に埋込ま
れたような画像であることから、埋込み画像という。
【0062】この「埋込み画像」は、ウェブコンテンツ
(たとえばHTML)文書に含まれている画像全般を指
す。「埋込み」という表現は、HTMLで言うところの
リンクを、クリックしたときに異なる頁として表示され
るような画像に対して用いられるのではなくて、同一電
子文書中の文章と文章の間に埋め込まれているという意
味合いで使用する。
【0063】埋込み画像は、電子文書の構成要素であっ
て個別に表示/非表示を切換え操作できるものであっ
て、テキストデータである文字列以外の画像リソース、
たとえば、グラフ、図形、アニメーションなどの静止画
または動画などであるが、これらに限定されない。
【0064】(実施の形態1) (構成について)図1(A)と(B)に本実施の形態1
に係る文書表示処理装置102の機能構成が示される。
図2には図1(A)の文書表示処理装置102が搭載さ
れる情報処理装置の構成が示される。
【0065】図2を参照して情報処理装置は、液晶など
からなるディスプレイ610、入力部700、該装置自
体を集中的に制御するためのCPU(中央処理装置の
略)622、ROM(Read Only Memory)またはRA
M(ランダムアクセスメモリの略)を含んで構成される
メモリ624、固定ディスク626、FD(フレキシブ
ルディスク)632が着脱自在に装着されて、装着され
たFD632をアクセスするFD駆動装置630、CD
−ROM(Compact Disc Read Only Memory)64
2が着脱自在に装着されて、装着されたCD−ROM6
42をアクセスするCD−ROM駆動装置640、イン
ターネットなどの各種のネットワークが適用される通信
回線300と、該情報処理装置とを通信接続するための
通信インターフェィス680を含む。これらの各部はバ
スを介して接続される。
【0066】ディスプレイ610は情報処理装置本体に
組み込まれていてもよいし、外部に接続されていてもよ
い。入力部700はキーボード650、マウス660、
ペンタブレット、スタイラスペンなどのように外部に接
続された機器を含んで構成されてもよいし、タッチパネ
ルなどのように情報処理装置本体に組み込まれた機器で
構成されてもよい。
【0067】図1(A)を参照して、ハイパーテキスト
などの電子文書を閲覧・編集するために文書表示処理装
置102に実装される電子文書閲覧/表示処理部(以
下、単に処理部という)101は、それぞれがプログラ
ムまたはデータにより実現される小オブジェクト提供部
111、小オブジェクト生成部112、ドキュメントイ
メージ生成部120、構文解析部130、ドキュメント
イメージ保持部141、描画部150、図1(B)で示
された埋込み画像管理情報を管理する埋込み画像管理部
161および入力管理部171を備える。図1(B)で
示された埋込み画像管理情報については後述する。
【0068】入力管理部171は入力部700によって
なされた入力を監視し、特定の入力に対して適切な処理
ルーチンを呼び出す。構文解析部130は電子文書中に
含まれる文書構成記述要素を基に文書構造を解析する。
ドキュメントイメージ生成部120は構文解析結果を受
けて各構成要素(文章、画像、音声などのオブジェク
ト)の配置を決め、電子文書に対応のドキュメントイメ
ージを作成する。ドキュメントイメージ保持部141は
作成されたドキュメントイメージをディスプレイ610
に出力するためにメモリ624などの所定記憶部に格納
して保持する。配置するオブジェクトが他のオブジェク
トへリンクするための情報(リンク情報という)を持っ
ている場合など、ユーザの入力受付けを必要とするもの
であったなら、該リンク情報に基づいて入力管理部17
1に入力管理のための情報が与えられる。入力管理部1
71は入力を受付けるべきオブジェクトごとに、与えら
れた情報に基づいて、入力を受付ける領域の情報(位置
やサイズなど)、受付けるべき入力の種類、受付けた入
力の種類に対応して呼び出されるルーチンの種類などの
情報を対応付けてレコード単位で管理する。描画部15
0は、ディスプレイ610における利用できる表示領域
に相当する部分のイメージを、作成されてドキュメント
イメージ保持部141で保持されたドキュメントイメー
ジから切出してディスプレイ610に出力する。
【0069】小オブジェクト提供部111および小オブ
ジェクト生成部112は、ハイパーテキストなどの電子
文書中の埋込み画像と置換えて表示するサイズの小さい
オブジェクト(以下、小オブジェクトという)を予め生
成などして準備してメモリ624などに記憶しておき、
必要に応じて読出して提供する。埋込み画像管理部16
0は、電子文書中の埋込み画像それぞれに対応して、該
埋込み画像の表示および非表示を動的に切換えるための
埋込み画像情報をレコード単位でメモリ624などにお
いて管理して、必要に応じて情報提供する。埋込み画像
情報については後述する。
【0070】本実施の形態1で処理対象とされる電子文
書は、通信回線300を経由して、FD632またはC
D−ROM642を介して外部からメモリ624にロー
ドされたものであってもよいし、図2の情報処理装置に
おいて作成されて、メモリ624に記憶されたものであ
ってもよい。
【0071】(処理手順について)本実施の形態1で
は、画像が埋込まれたHTML文書を閲覧するためのH
TMLブラウザに図1(A)の処理部101を適用した
場合について、1)HTML文書を表示する際に、埋込
み画像を一括して小オブジェクトに置換えて表示する機
能、2)HTML文書を表示する際に、ユーザの画像選
択操作によって選択された埋込み画像のみを小オブジェ
クトに切換えて表示する機能、および3)HTML文書
を表示する際に、ユーザが小オブジェクトを選択したと
きは、対応する埋込み画像を表示する機能について述べ
る。
【0072】本実施の形態1の埋込み画像表示機能は、
ユーザが小オブジェクトを選択したときに対応する埋込
み画像を表示する。埋込み画像表示機能による埋込み画
像の具体的な表示形態として、HTML文書の構造情報
によって指定される本来の位置・大きさで、文章などの
文字情報を含むその他の構成要素の間に埋込み画像を配
して表示する表示態様1と、新規にウインドウを生成し
てその中に埋込み画像を表示する表示態様2と、同一ウ
インドウ内に新規のフレーム領域を用意してその中に埋
込み画像を表示する表示態様3について示す。上記3つ
の表示態様は例であり、これらに限るものではない。ま
た、小オブジェクトの選択方法は、マウス660のクリ
ック操作などによるが、これに限定されない。
【0073】このように表示態様が複数種類提供されて
いる場合は、ユーザがその中から選択して利用できるも
のとする。たとえば、HTMLブラウザのプログラムの
表示モード設定項目を用意して、ユーザがいずれかの表
示態様を選択できるようにしたり、小オブジェクト選択
機能の一部に表示態様を選択できる仕組みをとり入れる
などの例があげられる。たとえば、小オブジェクトをマ
ウス660で右クリックすると、利用可能な表示態様の
種類を示すポップアップメニューが表示され、いずれか
所望の表示態様をマウス660の操作で選択するといっ
たものが挙げられる。このように複数種類の表示態様を
提供できる場合にはユーザが表示態様を選択できる機能
があったほうが好ましい。
【0074】表示態様1〜3に従うディスプレイ610
における画面例を簡略して図3、図4(A)〜(C)お
よび図5(A)〜(D)に示す。表示態様1の図3で
は、埋込み画像520は、ディスプレイ610で表示さ
れるウインドウ530において電子文書の他の構成要素
(文章など)510の中に配されて表示される。表示態
様1では埋込み画像520は電子文書の他の構成要素の
中に配されることにより、両者は近接して表示されるこ
とになるので、閲覧または編集時にユーザは視線の移動
が少なくなり、閲覧または編集が容易となる。表示態様
1はディスプレイ610の表示可能領域が小さい小型の
端末の場合に選択されるであろう。
【0075】表示態様2の図4(A)では、同一画面に
おいて電子文書であるHTML文書を表示するウインド
ウ610に加えて新規にウインドウ620を作成し、ウ
インドウ620中に埋込み画像630が表示される。以
下、ウインドウ610をメインウインドウ、ウインドウ
620を画像ウインドウと呼ぶ。メインウインドウ61
0に表示される電子文書のドキュメントイメージは該埋
込み画像630を表示する前と同じである。
【0076】表示態様3の図5(A)では、電子文書で
あるHTML文書のドキュメントイメージを表示してい
たウインドウ710内をフレーム730で2つに区切っ
て、その結果、新規に生成された一方のフレーム領域7
20中に埋込み画像を表示し、他方のフレーム領域74
0には、それまでウインドウ710内で表示されていた
HTML文書のドキュメントイメージが引き続き表示さ
れる。以下、フレーム領域740をメインフレーム領
域、フレーム領域720を画像フレーム領域と呼ぶ。表
示態様3では、電子文書のメインフレーム領域740と
は別個に設定された画像フレーム領域720において画
像が表示されるので、電子文書の全体と画像の全体とを
同一画面において確認しながら、電子文書を閲覧または
編集できる。
【0077】埋込み画像表示機能によって表示された埋
込み画像は、表示が不要となったときに再度、元の小オ
ブジェクトの表示に切換えられる。前述の表示態様1で
は、表示された埋込み画像を選択すれば、小オブジェク
トに再び置換えられて表示されるものとする。埋込み画
像選択の方法も、小オブジェクト選択の方法と同様でよ
く、特に限定されない。表示態様2では画像ウインドウ
620を閉じる操作をすればよい。また表示態様3で
は、表示された埋込み画像を選択すると、画像フレーム
領域720が削除されるものとする。これら以外の手法
を用いて埋込み画像を非表示にしたり、小オブジェクト
に置換えたりしてもよい。たとえば上記の方法に加え、
表示態様2や3では、小オブジェクトを再び選択した際
にもフレーム領域やウインドウが閉じられるとしてもよ
い。
【0078】HTMLブラウザが最初にHTML文書を
表示する際に、該HTML文書中に含まれる埋込み画像
を一括して小オブジェクトに置換えて表示するための処
理を、図6を参照し説明する。HTMLブラウザがHT
ML文書を表示する際には、構文解析部130により、
文書に含まれる画像や文字などのオブジェクトと、それ
らの構成を調べる構文解析処理を行ない埋込み画像を検
出する(ステップS(以下、単にSと略す)310)。
埋込み画像検出はHTML文書内の構文記述要素である
タグ要素を用いて行なう。たとえばHTML文書中に<
IMG>タグが用いられていれば、静止画像が埋込まれ
ていることがわかる。<IMG>タグ内にはsrc=
“URL_A”という形式で画像リソースの所在が指定
される。「URL_A」という部分はURL(Uniform
Resource Locator)形式の文字列である。<IMG>タ
グ内にはさらに、alt=“文字列1”という形式で、
画像を表示できないブラウザでHTML文書を表示する
際に、画像の代わりに表示する短い文字列を指定するこ
とができる。HTML文書ではタグ情報を用いるが、他
の種類の電子文書を表示するプログラムに処理部101
を適用するときには、別の構文記述要素を用いる必要が
ある。
【0079】検出された埋込み画像に関する情報は、埋
込み画像情報管理部160によって管理される(S32
0)。図1(B)で示されるように埋込み画像管理部1
60は、検出された埋込み画像ごとに埋込み画像情報を
レコードRi(i=1,2,3、・・・n)単位で置換
えられる小オブジェクトに対応付けて管理する。レコー
ドRiにおいて埋込み画像情報はデータD1〜D5を含
む。データD1は、リーソスアドレスを示す。リソース
アドレスは対応の埋込み画像のリソースの所在を示す。
この所在は電子文書がHTML文書であれば、URLで
指定されるであろうし、文書編集ソフトウェアの場合は
ファイル名あるいは、作業用のメモリ空間を指すかもし
れない。データD1はリソースアドレスに限定されず画
像データそのものであってもよい。データD2は対応の
埋込み画像のドキュメントイメージ上の表示時の表示位
置を示す。表示位置は、座標(たとえば(x、y)=
(30、65))により示される。データD3は対応す
る埋込み画像のリソースのサイズ(たとえば45pix
*80pix)を示す。データD5はドキュメントイメ
ージの修正情報を示す。この修正情報は、後述するよう
に、埋込み画像を表示する処理、あるいは非表示にする
処理によってドキュメントイメージを更新する必要があ
る場合に、その都度、構文解析を行なわなくて済むよう
にし、その処理を高速化するための情報である。具体的
には、埋込み画像の配置位置やサイズ、他の構成要素の
割り付け位置変更の情報などを含む。たとえば、‘y座
標が65以上の場所に配置されているオブジェクトのy
座標を80大きくする’などを示す。
【0080】データD4は表示・非表示フラグを示す。
表示・非表示フラグは表示態様2および3において小オ
ブジェクトが選択された際に対応する埋込み画像を表示
するか非表示にするかを判断するために用いられる。表
示態様1の場合にはデータD4の表示・非表示フラグは
不要である。
【0081】表示態様2および3において小オブジェク
トの選択操作によって呼び出される処理ルーチンでは、
データD4の表示・非表示フラグの値が「非表示」を示
していれば埋込み画像表示処理を行なうルーチンを呼び
出し、「表示」を示していれば、画像を非表示にする処
理ルーチンを呼び出す。また、表示態様2の場合にはデ
ータD4は表示・非表示フラグを参照することで重複す
る画像ウインドウ620の生成が抑制されるから、小オ
ブジェクトを2度選択しても二つ目の画像ウインドウ6
20は生成されない。
【0082】HTML文書中の埋込み画像はリンク情報
を持つことがある。通常、画像に対応づけられたリンク
先には該画像をクリックすることで移動できるが、本実
施の形態1では埋込み画像を小オブジェクトに置換え
て、置換えられた小オブジェクトをクリックすると埋込
み画像を表示するようにしているので、ユーザが埋込み
画像のリンク情報で示されたリンク先に移動するための
機能を用意する必要がある。
【0083】図6のステップS320の後、埋込み画像
がリンク情報を持っているかどうかの検出を行なってい
る(S330)。HTML文書の場合、埋込み画像自体
の検出と同様に、各埋込み画像がリンク情報をもってい
るかどうかの検出も、タグ要素によってなされる。たと
えば、IMGやOBJECTなど、埋込み画像の存在を
示すタグが<A>というタグで囲まれているかどうかで
判断する。埋込み画像を示すIMGやOBJECTなど
のタグが<A>タグで囲まれている場合、<A>タグ内
で指定されるURLをリンク先に指定するリンク情報を
持つこととなる。
【0084】なお、別の種類の電子文書であればリンク
情報の検出方法は異なるであろうし、リンク情報を持た
ない電子文書の表示に際してはこのような処理は不要で
ある。あるいは小オブジェクトに対して埋込み画像を表
示するための操作と異なる操作を行なうことによってリ
ンク先に移動できるようにしても良い。たとえば小オブ
ジェクトをシングルクリックしたときには対応の埋込み
画像が表示されるが、ダブルクリックしたときにはリン
ク先のページが表示されるといった具合である。そのよ
うな別の操作方法を用意しない場合に、該埋込み画像が
リンク情報を持っていると検出されたときの処理(S3
40)については後述する。
【0085】埋込み画像がリンク情報を持っていないと
検出されたとき(S330でNO)、埋込み画像の代わ
りに表示する小オブジェクトを準備する(S350)。
本実施の形態1では小オブジェクトとして、埋込み画像
のファイル名、HTML文書内に示される代替表示文字
列、又は、あらかじめ小オブジェクト生成部112およ
び小オブジェクト提供部111により準備されて供給さ
れるアイコンやボタンなどを想定する。
【0086】実際には、ここに挙げた例とは異なる方法
で小オブジェクトを生成しても良いし、小オブジェクト
生成部112および小オブジェクト提供部111により
別の種類の小オブジェクトを準備しておき、それが供給
されて使用されてもよい。たとえば元の画像(埋込み画
像)の画素を間引いて、縮小した画像を小オブジェクト
としたり、ただ単純に「画像」という文字列を小オブジ
ェクトとしたりするなどが挙げられる。あるいは、必要
に応じて生成したものと予め記憶しておいたものとを併
用したり、ユーザがどのような小オブジェクトを用いる
かを選択できるようにしてもよい。小オブジェクトは簡
略化されたものであって、該オブジェクトに換えられた
元の画像(埋込み画像)に比較してディスプレイ610
の画面における表示のための領域が小さい、すなわち元
の画像と置換えることにより十分に画面の表示領域の節
約になるものであれば、特に制限されない。
【0087】あらかじめ小オブジェクト生成部112に
より生成されたアイコンやボタンを小オブジェクトとし
て使用する場合には、小オブジェクト提供部111によ
りメモリ624からそれを読出すだけでよい。
【0088】また、HTML文書中から埋込み画像に関
連する情報を取り出し、テキスト形式の小オブジェクト
を生成する場合は次のようである。つまり、HTML文
書中に含まれる埋込み画像には画像自体に付随して、埋
込み画像を表示できないブラウザにおいて、画像の代わ
りに表示されるべき文字列が指定されることがある。も
しそのような文字列があれば、これを小オブジェクトと
する。そのような代替の文字列が指定されていないとき
には、該埋込み画像のリソースの所在を示すURL中か
ら、ファイル名を取り出してそれを小オブジェクトとす
る。
【0089】上述のようにして用意された小オブジェク
トはドキュメントイメージ生成部120に与えられるの
で、ドキュメントイメージ生成部120は与えられた小
オブジェクトを配置したドキュメントイメージを生成す
る(S380)。小オブジェクト配置のための位置決定
や表示領域の割り付けは、埋込み画像以外の構成要素の
配置処理と連携して行なわれるため、実際には埋込み画
像を検出するたびに行なわれるのではなく、HTML文
書に関するすべての構文解析処理が終わった後で一括し
て行なわれることになるかもしれない。そのような場
合、図6に示される小オブジェクト配置処理(S38
0)では、小オブジェクトの配置に必要な情報(前後の
オブジェクトとの配置関係やサイズなど)を他のオブジ
ェクトと同様に配置処理が行なえるような形で生成し、
保持するだけとなる。
【0090】最後に、ユーザの入力(小オブジェクトの
クリック操作など)を受付けるための領域の設定を行な
う(S390)。具体的には、ドキュメントイメージ上
の小オブジェクトに対応する領域情報と、その領域に対
する入力の種類(小オブジェクトのクリック操作な
ど)、それが選択されたときに呼び出す処理ルーチンの
情報が入力管理部171に渡されるので、入力管理部1
71は、これらを関連付けて記憶する。表示態様2及び
3を用いた場合、埋込み画像が表示されているか否かに
かかわらず、全ての小オブジェクトは表示されたままで
ある。これらの表示態様を採った場合に、小オブジェク
トをクリックするという同一の操作で対応する埋込み画
像を表示したり非表示にしたりできるようにする。
【0091】該小オブジェクトと関連付けられるルーチ
ンは画像が表示されているか否かにかかわらず同じもの
ものである。このルーチン内部では、小オブジェクトに
対応する埋込み画像情報のレコードRiのデータD4の
「表示・非表示フラグ」を用いて、小オブジェクトのク
リック時に画像が表示されているかどうかを判断し、表
示されていれば非表示にするためのルーチンに、そうで
なければ表示するためのルーチンに分岐させる役割をも
つ。
【0092】このような処理構成は一例に過ぎず、たと
えば埋込み画像を表示するときには、その処理と同時に
小オブジェクトのクリック操作に対応付けるルーチン
を、該画像を非表示にするためのルーチンに設定し、画
像を表示する際には、同操作に対応付けるルーチンを、
該画像を表示するためのルーチンに設定するなどとして
もよい。また、画像の非表示処理を行なうための操作は
該画像を表示した領域に対するクリック操作であるとす
れば、小オブジェクトに対する入力に対応付けられるル
ーチンを変更する必要すらない。本実施の形態1におい
て表示態様1を用いた場合には埋込み画像とそれに対応
する小オブジェクトとの一方のみが常に表示されること
になるので、上記の「表示・非表示フラグ」による分岐
を用いない例と類似した処理構成となっている。
【0093】ここで、埋込み画像がリンク情報をもって
いた場合のリンク情報の処理(S340)について述べ
る。本実施の形態1では、埋込み画像用のものとは別に
リンク先のリソース用の小オブジェクトを用意して表示
し、ユーザがリンク先のリソースに対応する小オブジェ
クトを選択した際には対応するリソースに移動するもの
とする。リンク先のリソースに対応する小オブジェクト
はリンク先を表すURL文字列で示されるとする。この
ように、リンク情報を持った埋込み画像のリンク先のリ
ソースを見るための何らかの機能は、これに限定されな
い。
【0094】このように、電子文書中の埋込み画像が小
オブジェクトに切換え表示されたとき、小オブジェクト
は簡略されたものであるから、その分、画面における表
示領域に余裕が生じて、閲覧または編集対象として画面
に表示できる電子文書の量を多くすることができる。
【0095】次に、埋込み画像に対応する小オブジェク
トをユーザが選択したときに、対応する埋込み画像が表
示される画像表示機能の処理内容について説明する。
【0096】表示態様1で埋込み画像の表示処理を行な
う時の手順を図7に示す。ここでは、前述したように電
子文書中に含まれる埋込み画像を全て小オブジェクトに
一括して置換える処理か、あるいは次に述べる埋込み画
像を小オブジェクトに置換える処理によって、小オブジ
ェクトが表示されているものとする。
【0097】まず、ユーザがマウス660を操作して所
望の小オブジェクトをクリックして選択すると(S51
10)、入力管理部171は、小オブジェクトが選択さ
れたのでドキュメントイメージ生成部120を呼出す。
呼出されたドキュメントイメージ生成部120はドキュ
メントイメージ保持部141のドキュメントイメージ
を、クリックされた小オブジェクトに代えて埋込み画像
が配置されたドキュメントイメージに、埋込み画像管理
部160において管理されている該埋込み画像に対応の
レコードRiの内容に基づいて更新する(S512
0)。この際、配置される埋込み画像のリソースは該レ
コードRiのデータD1に基づいて取得される。また、
埋込み画像を割り付けることによる電子文書の他の構成
要素の割り付け位置変更などの情報を該レコードRiの
イメージ修正情報D5含めておけば、ドキュメントイメ
ージ更新処理を高速化できる。処理時間に問題がなけれ
ば元のHTML文書の構文解析からやりなおしてもよ
い。
【0098】描画部150は更新されたドキュメントイ
メージからウインドウ530の大きさ分のイメージを取
り出してディスプレイ610のウインドウ530に描画
する(S5130)。
【0099】次に、入力管理部171はブラウザが入力
を受付ける領域を変更する(S5140)。入力を受付
ける領域は、小オブジェクトが割り付けられていた領域
から、埋込み画像を表示した領域に変更される。もちろ
ん、入力を受付ける必要がある他のオブジェクトについ
ても、ドキュメントイメージ上の位置が変わった場合に
は入力を受付ける領域を設定しなおす必要がある。
【0100】次に、埋込み画像情報の更新処理がなされ
る(S5150)。ここでは、次に述べる埋込み画像を
非表示にする処理におけるドキュメントイメージ更新が
高速に行なえるように、対応する埋込み画像のレコード
Riのドキュメントイメージ修正情報D5を書換える。
ドキュメントイメージ修正情報D5を使用しない場合に
は書換えは不要である。ここまでで、埋込み画像の表示
処理が完了する。その後、入力受付けが開始される(S
5160)。
【0101】次に、上述の埋込み画像の表示処理により
表示された埋込み画像を選択して、再度、元の小オブジ
ェクトに置換えて表示する小オブジェクト表示処理の手
順について図8を参照して説明する。
【0102】まず、クリックされて選択されると(S5
210)、入力管理部171は、埋込み画像が選択され
たのでドキュメントイメージ生成部120を呼出す。呼
出されたドキュメントイメージ生成部120はドキュメ
ントイメージ保持部141のドキュメントイメージを、
選択された埋込み画像が小オブジェクトに置換えられた
ドキュメントイメージに更新する(S5220)。この
際、埋込み画像表示機能と同様に、埋込み画像管理部1
60が管理する対応のレコードRiから必要な情報を取
得すれば処理を高速化できる。描画部150は更新され
たドキュメントイメージから表示位置に対応する部分の
イメージを取り出して、ディスプレイ610に描画する
(S5230)。
【0103】上記の埋込み画像表示処理のなかでドキュ
メントイメージを更新する際に処理を高速化するための
情報を、対応のレコードRiのドキュメントイメージ修
正情報D5に書込む(S5240)。該ドキュメントイ
メージ修正情報D5は、対応する埋込み画像が表示され
たり非表示にされたりするたびにS5150やS524
0で設定されても良いし、もし再利用可能な場合であれ
ば、一度それぞれの処理が行なわれたときに書き込んだ
ものを保持して利用しても良いし、最初に電子文書を表
示する際の構文解析時に該情報を生成して該電子文書表
示中保持しつづけても良い。
【0104】次に、入力管理部171により入力受付情
報更新処理が行われる(S5250)。入力受付情報更
新処理では、操作者の入力を受付ける領域を、埋込み画
像に対応する領域から小オブジェクトに対応する領域に
変更する。入力を受付けるその他のオブジェクトについ
ても、ドキュメントイメージ上の位置が変更されたもの
については、入力を受付ける領域を修正する。以上で、
小オブジェクト表示処理が完了する。その後は、入力受
付けを開始する(S5260)。
【0105】次に、表示態様2をとった場合の埋込み画
像表示処理について図9(A)と(B)を参照して説明
する。図9(A)を参照して、ユーザが選択した所望の
小オブジェクトについて対応の埋込み画像に切換えて表
示する手順について説明する。
【0106】まず、ユーザによりマウス660が操作さ
れて、メインウィンドウ610の所望の小オブジェクト
が選択される(S6110)。ここで、選択された小オ
ブジェクトに対応する埋込み画像情報のレコードRiの
データD4で示される「表示・非表示フラグ」が非表示
を示していたとすると(S6111でYES)、描画部
150は画像ウインドウ620を作成しディスプレイ6
10のメインウィンドウ610において表示する(S6
120)。
【0107】次に、ドキュメントイメージ生成部120
は選択された小オブジェクトに対応する埋込み画像のみ
が含まれたドキュメントイメージを、対応のレコードR
iのデータD1で示されるリソースに基づいて作成する
(S6130)。
【0108】ドキュメントイメージ生成部120が用い
るのはデータD1に限定されず、データD2〜D4の情
報を用いてもよい。
【0109】描画部150は、作成された埋込み画像の
ドキュメントイメージから画像ウインドウ620の大き
さ分のイメージを切り出してディスプレイ610の画像
ウインドウ620に表示する(S6140)。このとき
メインウインドウ610内の表示内容は変更する必要が
ない。ここまでで、埋込み画像表示処理が完了する。そ
の後、再びユーザの入力が受付け開始される(S615
0)。
【0110】一方、対応のレコードRiのデータD4の
「表示・非表示フラグ」が「表示」を示していたときに
は(S6111でNO)、後述のS6210以降に示さ
れる埋込み画像の非表示処理が行なわれる。
【0111】図4(B)と(C)では、表示態様2にお
いて上述の手順に従い、メインウィンドウ610の小オ
ブジェクト651に対する埋込み画像631が画像ウイ
ンドウ621内に表示され、同様に、小オブジェクト6
52に対する埋込み画像632がウインドウ622内に
表示されている。表示・非表示フラグを用いれば、次に
小オブジェクト651がクリックされたときには、画像
ウインドウ621を閉るようにしてもよい。
【0112】また、先に画像ウインドウ621が開いた
状態で、小オブジェクト652がクリックされたときに
は、画像ウインドウ621を削除してから、小オブジェ
クト652に対応する画像ウインドウ622を作成し、
その中に対応の埋込み画像632を表示してもよい。
【0113】次に、図9(B)を参照して、表示される
電子文書中の小オブジェクトを順次選択しながら、選択
された小オブジェクトを、対応の埋込み画像に切換えて
表示する手順を、表示される全ての小オブジェクトの選
択が終了するまで繰返すことにより、一括して画像に切
換える場合について説明する。
【0114】まず、メインウィンドウ610のある小オ
ブジェクトが選択される(S6109)。ここで、選択
された小オブジェクトに対応する埋込み画像情報のレコ
ードRiのデータD4で示される「表示・非表示フラ
グ」が表示を示していれば(S6111でNO)、後述
のS6145の処理に移行するが、非表示を示していた
とすると(S6111でYES)、描画部150は画像
ウインドウ620を作成しディスプレイ610のメイン
ウィンドウ610において表示する(S6120)。
【0115】次に、ドキュメントイメージ生成部120
は選択された小オブジェクトに対応する埋込み画像のみ
が含まれたドキュメントイメージを、対応のレコードR
iのデータD1で示されるリソースに基づいて作成する
(S6130)。
【0116】描画部150は、作成された埋込み画像の
ドキュメントイメージから画像ウインドウ620の大き
さ分のイメージを切り出してディスプレイ610の画像
ウインドウ620に表示する(S6140)。このとき
メインウインドウ610内の表示内容は変更する必要が
ない。ここまでで、1つの埋込み画像表示処理が完了す
る。
【0117】その後、現在、メインウインドウ610に
表示中の電子文書中の全ての小オブジェクトがS610
9において選択されたか否かが判定される。判定結果、
全て選択されてないときは(S6145でNO)、S6
109に戻り、以降の処理がが同様に繰返される。判定
結果、全て選択されたときは(S6145でYES)、
全ての小オブジェクトを一括して埋込み画像に切換える
処理が終了したので、ユーザの入力が受付け開始される
(S6150)。
【0118】表示態様2をとった場合には、ユーザが画
像ウインドウ620を閉じる操作をすることで小オブジ
ェクトのみのドキュメントイメージの表示に戻すことが
できる。図10を参照して、このときの処理手順を説明
する。
【0119】ユーザが画像ウインドウ620を閉じる操
作を行なうかあるいは、図9のS6111に示される条
件分岐で「表示・非表示フラグ」が表示を示していたと
きには(S6200)、実際に画像ウインドウ620を
閉じる処理が行なわれる(S6210)。その後、埋込
み画像管理部160は対応する埋込み画像管理情報のレ
コードRiのデータD4で示される「表示・非表示フラ
グ」を非表示に設定する(S6220)。
【0120】既に表示されている埋込み画像に対応する
小オブジェクトを選択したときに新たに画像ウインドウ
620を生成して表示してしまうと見づらくなるので、
小オブジェクトが選択されたときには、新たな画像ウイ
ンドウ620を作成するかどうかを、各埋込み画像に対
応する埋込み画像情報のレコードRiのデータD4で示
される「表示・非表示フラグ」を用いて判定するものと
した。該「表示・非表示フラグ」が「表示」を示してる
場合にはここで述べた非表示処理を行ない、「非表示」
を示している場合には図9を用いて示した埋込み画像表
示処理を行なう。ここまでで、小オブジェクト表示処理
が完了する。
【0121】その後は、入力受付けが開始される(S6
230)。次に、表示態様3をとった場合の埋込み画像
表示処理の流れについて図11を参照して説明する。ユ
ーザがマウス660を操作して所望の小オブジェクトを
クリックして選択する(S7110)。入力管理部17
1は、小オブジェクトが選択されたので描画部150を
呼出す。呼出された描画部150は選択された小オブジ
ェクトに対応の埋込み画像情報のレコードRiのデータ
D4で示される「表示・非表示フラグ」が「非表示」を
示していれば(S7111でYES)、フレーム730
で分割してウインドウ710内に新たにメインフレーム
領域740と画像フレーム領域720とを作る(S71
20)。
【0122】ドキュメントイメージ生成部120は画像
フレーム領域720のためのドキュメントイメージを作
成する(S7130)。具体的には、ドキュメントイメ
ージ生成部120は、選択された小オブジェクトのレコ
ードRiのデータD1で示されるリソースアドレスに基
づいてリソースを取得してドキュメントイメージを生成
する。
【0123】描画部150は生成されたドキュメントイ
メージから、確保した画像フレーム領域720分のイメ
ージを切出して、ディスプレイ610に描画する(S7
140)。
【0124】画像フレーム720用のドキュメントイメ
ージは画像ウインドウ620用に作成したものと同じで
ある。このとき、画像フレーム720による領域の削減
以外にメインフレーム領域740内の表示は変更されな
い。
【0125】その後、埋込み画像管理部160は管理す
る該当レコードRiのデータD4で示される「表示・非
表示フラグ」を、「表示」を示すように変更し(S71
50)、埋込み画像表示の処理は完了する。
【0126】その後、再びユーザの入力を受付け開始す
る(S7160)。一方、「表示・非表示フラグ」が
「表示」を示していたときには(S7111でNO)、
後述のS7220の処理に移行する。
【0127】図5(B)は、小オブジェクト750とそ
れに対応する埋込み画像がウインドウ710において同
時に表示されている様子を示す。図5(C)では、小オ
ブジェクト751に対する埋込み画像と、小オブジェク
ト752に対する埋込み画像がフレーム731と732
で分割された画像フレーム領域721と722内それぞ
れ表示されている。この状態で、同様にして、次々に埋
込み画像を表示させると、メインフレーム領域740が
画像フレーム領域により狭められてしまい他のオブジェ
クト(文字情報など)を表示できなくなる。
【0128】そこで、表示・非表示フラグを参照して、
既に「表示」と設定された埋込み画像があると判定した
ときは、埋込み画像をさらに表示するのを抑制するよう
に処理してもよい。このように処理すると、図5(D)
のようになり、画像フレーム領域720の埋込み画像
は、小オブジェクト751および752のいずれに対応
するものかが不明なので、画像フレーム領域720の埋
込み画像に対応する小オブジェクト751または752
の色を変えるなどすれば、対応する小オブジェクトはど
れであるかを一目で認識できる。または、画像フレーム
領域720内の余白に、対応する画像ファイルのファイ
ル名などの情報を表示しても良い。
【0129】次に、表示態様3をとった際に埋込み画像
を非表示にする処理を図12を参照して説明する。
【0130】ユーザがマウス660を操作して画像フレ
ーム領域720中に表示されている埋込み画像をクリッ
クして選択したときは(S7210)、または、先のS
7111の処理で「表示・非表示フラグ」が「表示」を
示すと判定されたときは、描画部150は画像フレーム
領域720を消去する(S7220)。これに伴って、
画像フレーム領域720に対するドキュメントイメージ
も破棄される。
【0131】消去した画像フレーム領域720が表示さ
れていた部分だけ、表示領域(ビュー)は大きくなるか
ら、描画部150はメインフレーム領域740に表示さ
れていたドキュメントイメージをウインドウ710内に
描画しなおす(S7230)。埋込み画像管理部160
は、選択された埋込み画像に対応のレコードRiのデー
タD4で示される「表示・非表示フラグ」を「非表示」
を示すように変更する(S7240)。以上で、埋込み
画像を非表示にする処理が完了する。その後は、ユーザ
による入力が受付け開始される(S7250)。
【0132】ここでも、表示態様2の場合と同様、「表
示・非表示フラグ」を参照することにより、重複して同
じ埋込み画像が表示されることが回避される。
【0133】ある埋込み画像を表示態様3で表示させて
おいて、別の埋込み画像に対応する小オブジェクトが選
択されたときには、2つめの埋込み画像のためにさらに
画像フレーム領域720を確保しても良いし、先に表示
された埋込み画像を非表示にする処理を行なってから2
つめの埋込み画像のための表示処理を行なうとしてもよ
い。このような解決方法は画像表示手段の実現方法と同
様、ウインドウシステムやブラウザの能力、種類に依存
するため、別の解決方法をとってもよい。また、表示態
様2を採った場合に同様の処理を行なっても良い。
【0134】上記のように、ユーザの明示的な入力なし
に画像を非表示にする処理を行なったときや(ある埋込
み画像が先に表示されていて、その後、別の埋込み画像
を表示するために対応の小オブジェクトが選択されたと
きに、先に表示されていた埋込み画像の非表示処理を先
行して行うこと)、表示態様2を採っていて複数の埋込
み画像が表示されているときなどは、ユーザが、各時点
で表示されている埋込み画像がどれ、あるいはどれとど
れであるかわからなくなる恐れがある。そこで、各時点
で表示されている埋込み画像に対応する小オブジェクト
は、表示されていない埋込み画像に対するそれとは異な
った態様で表示するようにしてもよい。
【0135】異なった表示態様としては、たとえば、表
示されている埋込み画像に対応する小オブジェクトは、
点滅させたり、該小オブジェクトが文字列である場合に
は文字列の色を変えたり、該小オブジェクトがアイコン
やボタンである場合には、対応の埋込み画像が表示され
ていることを示すような別のアイコンやボタンを小オブ
ジェクトとして表示したり、該小オブジェクトの横に対
応する埋込み画像が表示されていることを示すマークを
表示するなどであるが、これらに限定されず、他の態様
であってもよい。上述の別のアイコン、ボタン、マーク
などは小オブジェクト生成部112および小オブジェク
ト提供部111により生成されて提供される。
【0136】ここでは、電子文書に含まれる埋込み画像
を一括して小オブジェクトに変換する処理は、図6に従
う手順で示したが、これに限定されない。つまり、図
8、図10及び図12に示した小オブジェクト表示処理
あるいは埋込み画像の非表示処理を全ての埋込み画像に
対して繰返し行なうことで、閲覧あるいは編集作業中に
も、一括して小オブジェクトのみの表示にすることがで
きる。
【0137】処理部101を電子文書の編集プログラム
に適用する場合、電子文書中に埋込み画像が追加される
たびに、対応の埋込み画像情報のレコードRiを追加登
録し、埋込み画像や小オブジェクトがユーザにより選択
されたときには、選択された埋込み画像を非表示(代替
して小オブジェクトを表示)したり、選択された小オブ
ジェクトを非表示(代替して埋込み画像を表示)したり
すればよい。
【0138】ここで、電子文書の編集プログラムでは該
埋込み画像自体を編集する必要が生じるかもしれない。
したがって、別途編集用の選択機能を用意する必要があ
る。たとえば、マウス660の左クリックで埋込み画像
選択機能および小オブジェクト選択機能を実現している
場合には、右クリックで編集操作のための埋込み画像選
択が行なえるなど、編集用の選択機能は選択対象の小オ
ブジェクトあるいは埋込み画像のいずれかが表示されて
いるときのみ有効にしても良いし、両方の場合に有効で
あるとしても良い。
【0139】本実施の形態1に係る処理部102を画像
の埋込まれた電子文書を表示するプログラムであるブラ
ウザなどに適用することにより、ブラウザの仕様の変更
にかかわらず閲覧・編集中に電子文書中の埋込み画像を
同一画面内で個別にユーザの所望に応じて表示したり非
表示にしたりすることが容易にできる。結果として、文
章の文字情報を主とした表示によって閲覧・編集作業を
効率化しながら、該文字情報の付近に必要となった埋込
み画像を必要な分だけ、その都度表示しながら作業を進
められるようになる。
【0140】加えて、限られた表示領域や解像度しか持
たないディスプレイ610に埋込み画像を表示する際に
は、図5(B)〜(D)で示したように埋込み画像が表
示されたために表示領域の余裕がなくなり、文章の文字
情報を十分に表示できなくなることは未然に防止され
る。さらに、埋込み画像についての複数種類の表示態様
1〜3を提供することにより、文書表示処理装置102
が搭載される情報処理装置や電子文書の種類、ユーザの
好みに応じて、埋込み画像の表示態様を変更できる。
【0141】本実施の形態の処理部102はブラウザに
組み込まれているから(ブラウザの変更であるから)、
ブラウザの仕様などの変更に左右されない。これは、ユ
ーザは、時と場合によって、同じ文書でも、表示の仕方
を変えたいので、配信の途中で書き換えて最適化した
り、作成のときに特定の端末に向けて最適化したりする
のでなく、手元にある電子文書の見え方を、表示するソ
フトウェアによって変えるほうが好ましいということを
指す。
【0142】また、電子文書中の画像要素を小オブジェ
クトで簡略表示できるブラウザを用いれば、ユーザが自
分で作成したHTMLファイルをFD632経由で複数
の端末で閲覧するときや、画面サイズの十分大きい端末
で閲覧するが、他のアプリケーションのための表示領域
を同一画面で確保したいときなどは、端末の表示領域の
大きさの制限にかかわらず電子文書を確認できるし、制
限された表示領域であっても他アプリケーションの情報
と同時に電子文書を確認できる。
【0143】(実施の形態2)以上説明した機能を有し
た処理部102はプログラムで実現される。本実施の形
態では、このプログラムはコンピュータで読取可能な記
録媒体に格納される。
【0144】本実施の形態では、この記録媒体として、
図2に示されている情報処理装置で処理が行なわれるた
めに必要なメモリ624であってもよいし、FD632
またはCD−ROM642であってもよい。FD632
およびCD−ROM642はFD駆動装置630および
CD−ROM駆動装置640などのプログラム読取装置
のそれぞれに挿入されることで読取可能なプログラムメ
ディアである。いずれの場合においても、格納されてい
るプログラムはCPU622がアクセスして実行させる
構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログ
ラムが一旦読出されて、読出されたプログラムは、たと
えばメモリ624の所定記憶エリアにロードされて、C
PU622により読出されて実行される方式であっても
よい。このロード用のプログラムは、予め当該情報処理
装置に格納されているものとする。
【0145】ここで、上述したプログラムメディアは情
報処理装置本体と分離可能に構成される記録媒体であ
り、固定的なプログラムを担持する媒体であってもよ
い。たとえば、磁気テープやカセットテープなどのテー
プ系、FD632や固定ディスク626などの磁気ディ
スクやCD−ROM642/MO(Magnetic Optical
Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Vers
atile Disc)などの光ディスクのディスク系、ICカ
ード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード
系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable an
d Programmable ROM)、EEPROM(Electrical
ly EPROM)、フラッシュROMなどによる半導体
メモリなどである。
【0146】また、情報処理装置はインターネットを含
む通信回線300と接続可能な構成が採用されているか
ら、通信回線300からプログラムがダウンロードされ
るような記録媒体、すなわち流動的にプログラムを担持
する媒体であってもよい。なお、このように通信回線3
00からプログラムがダウンロードされる場合には、ダ
ウンロード用プログラムは予め当該情報処理装置本体に
格納しておくか、あるいは別の記録媒体から予め当該情
報処理装置本体にインストールされるものであってもよ
い。
【0147】なお記録媒体に格納されている内容として
はプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0148】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0149】
【発明の効果】この発明によれば、電子文書の閲覧また
は編集のとき、外部操作して画像を選択するだけで、該
画像を簡略されたオブジェクトに切換え表示でき、外部
操作してオブジェクトを選択するだけで、該オブジェク
トを元の画像に切換えて電子文書と同一画面で表示でき
るので、簡単に画像の表示および非表示(オブジェクト
の表示)に切換えながら閲覧または編集できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)と(B)本実施の形態1に係る文書表
示処理装置の機能構成図である。
【図2】 図1(A)の文書表示処理装置が搭載される
情報処理装置の構成図である。
【図3】 本実施の形態1に係る表示態様1に従うディ
スプレイにおける画面例を簡略して示す図である。
【図4】 (A)〜(C)本実施の形態1に係る表示態
様2に従うディスプレイにおける画面例を簡略して示す
図である。
【図5】 (A)〜(D)本実施の形態1に係る表示態
様3に従うディスプレイにおける画面例を簡略して示す
図である。
【図6】 本実施の形態1に係るHTML文書中に含ま
れる埋込み画像を一括して小オブジェクトに置換えて表
示するための処理フローチャートである。
【図7】 本実施の形態1に係る表示態様1で埋込み画
像の表示処理を行なう時の手順を示すフローチャートで
ある。
【図8】 本実施の形態1に係る表示された埋込み画像
を、再度、元の小オブジェクトに置換えて表示する処理
フローチャートである。
【図9】 (A)と(B)は、本実施の形態1に係る表
示態様2をとった場合の埋込み画像表示処理のフローチ
ャートである。
【図10】 本実施の形態1に係る表示態様2をとった
場合に、小オブジェクトのみのドキュメントイメージの
表示に戻すための処理フローチャートである。
【図11】 本実施の形態1に係る表示態様3をとった
場合の埋込み画像表示処理のフローチャートである。
【図12】 本実施の形態1に係る表示態様3をとった
場合に埋込み画像を非表示にする処理フローチャートで
ある。
【符号の説明】
101 電子文書閲覧/表示処理部、102 文書表示
処理装置、111 小オブジェクト提供部、112 小
オブジェクト生成部、120 ドキュメントイメージ生
成部、130 構文解析部、141 ドキュメントイメ
ージ保持部、150 描画部、160 埋込み画像管理
部、171 入力管理部、610 ディスプレイ、66
0 マウス、700 入力部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の画像を含む電子文書を閲覧ま
    たは編集するために画面に表示する電子文書表示方法で
    あって、 前記電子文書中で表示された前記画像を外部操作に応じ
    て選択する画像選択ステップと、 前記画像選択ステップによって選択された前記画像を、
    簡略されたオブジェクトに切換えて表示するオブジェク
    ト表示ステップと、 前記電子文書中で表示された前記オブジェクトを外部操
    作に応じて選択するオブジェクト選択ステップと、 前記オブジェクト選択ステップにより選択された前記オ
    ブジェクトを、該オブジェクトに切換える前の前記画像
    に切換えて前記画面において表示する画像表示ステップ
    とを備える、電子文書表示方法。
  2. 【請求項2】 前記電子文書を表示するとき、該電子文
    書中に含まれる前記1つ以上の画像の全てを、前記オブ
    ジェクトに一括して置換えて表示する一括置換えステッ
    プをさらに備える、請求項1に記載の電子文書表示方
    法。
  3. 【請求項3】 前記電子文書において表示される全ての
    前記オブジェクトそれぞれについて、該オブジェクトに
    換えられる前の前記画像に一括して置換えて表示する一
    括画像表示ステップをさらに備える、請求項1または2
    に記載の電子文書表示方法。
  4. 【請求項4】 前記画像表示ステップは、 前記オブジェクト選択ステップにより選択された前記オ
    ブジェクトを、該オブジェクトに切換える前の前記画像
    に切換えて表示するための複数種類の表示態様のうちか
    ら選択された所望の表示態様に従い、前記画像を表示す
    ることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に
    記載の電子文書表示方法。
  5. 【請求項5】 前記複数種類の表示態様には領域設定態
    様が含まれて、 前記画像表示ステップは、前記電子文書が表示された前
    記画面において、前記画像のための表示領域を設定する
    画像領域設定ステップを有し、 前記領域設定態様が選択されたとき、画像領域設定ステ
    ップにより設定された前記表示領域において、切換えら
    れた前記画像を表示することを特徴とする、請求項4に
    記載の電子文書表示方法。
  6. 【請求項6】 前記複数種類の表示態様には文章間表示
    態様が含まれて、前記文章間表示態様が選択されたと
    き、前記画像表示ステップは、切換えられた前記画像
    を、前記画面に表示された前記電子文書中において表示
    することを特徴とする、請求項4または5に記載の電子
    文書表示方法。
  7. 【請求項7】 前記画像に換えて表示される前記オブジ
    ェクトは、あらかじめ準備されていることを特徴とす
    る、請求項1から6のいずれか1項に記載の電子文書表
    示方法。
  8. 【請求項8】 前記画像に換えて表示される前記オブジ
    ェクトは、あらかじめ準備されたアイコンであることを
    特徴とする、請求項7に記載の電子文書表示方法。
  9. 【請求項9】 前記画像に換えて表示される前記オブジ
    ェクトは、該画像に関連する情報から生成されることを
    特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の電
    子文書表示方法。
  10. 【請求項10】 前記関連情報は、前記画像に関連する
    文字列を示すことを特徴とする、請求項9に記載の電子
    文書表示方法。
  11. 【請求項11】 前記電子文書は、ハイパーテキスト形
    式の文書であることを特徴とする、請求項1ないし10
    のいずれか1項に記載の電子文書表示方法。
  12. 【請求項12】 1つ以上の画像を含む電子文書を閲覧
    または編集するために画面に表示する文書表示装置であ
    って、 前記電子文書中で表示された前記画像を外部操作に応じ
    て選択する画像選択手段と、 前記画像選択手段によって選択された前記画像を、簡略
    されたオブジェクトに切換えて表示するオブジェクト表
    示手段と、 前記電子文書中で表示された前記オブジェクトを外部操
    作に応じて選択するオブジェクト選択手段と、 前記オブジェクト選択手段により選択された前記オブジ
    ェクトを、該オブジェクトに切換える前の前記画像に切
    換えて前記画面において表示する画像表示手段とを備え
    る、電子文書表示装置。
  13. 【請求項13】 1つ以上の画像を含む電子文書を閲覧
    または編集するために画面に表示する電子文書表示方法
    をコンピュータに実行させるための文書表示プログラム
    であって、 前記電子文書表示方法は、 前記電子文書中で表示された前記画像を外部操作に応じ
    て選択する画像選択ステップと、 前記画像選択ステップによって選択された前記画像を、
    簡略されたオブジェクトに切換えて表示するオブジェク
    ト表示ステップと、 前記電子文書中で表示された前記オブジェクトを外部操
    作に応じて選択するオブジェクト選択ステップと、 前記オブジェクト選択ステップにより選択された前記オ
    ブジェクトを、該オブジェクトに切換える前の前記画像
    に切換えて前記画面において表示する画像表示ステップ
    とを備えることを特徴とする、電子文書表示プログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 1つ以上の画像を含む電子文書を閲覧
    または編集するために画面に表示する電子文書表示方法
    をコンピュータに実行させるための文書表示プログラム
    を記録した機械読取り可能な記録媒体であって、 前記電子文書表示方法は、 前記電子文書中で表示された前記画像を外部操作に応じ
    て選択する画像選択ステップと、 前記画像選択ステップによって選択された前記画像を、
    簡略されたオブジェクトに切換えて表示するオブジェク
    ト表示ステップと、 前記電子文書中で表示された前記オブジェクトを外部操
    作に応じて選択するオブジェクト選択ステップと、 前記オブジェクト選択ステップにより選択された前記オ
    ブジェクトを、該オブジェクトに切換える前の前記画像
    に切換えて前記画面において表示する画像表示ステップ
    とを備えることを特徴とする、電子文書表示プログラム
    を記録した機械読取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010055446A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Yahoo Japan Corp 入力ウィンドウへの広告表示装置、方法及びプログラム
JP2012508915A (ja) * 2008-11-14 2012-04-12 北京捜狗科技▲発▼展有限公司 ウェブページ関連のリソースを提示する方法および装置

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