JP2003345719A - メール送受信装置、コンピュータ装置及び記録媒体 - Google Patents

メール送受信装置、コンピュータ装置及び記録媒体

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JP2003345719A
JP2003345719A JP2003075684A JP2003075684A JP2003345719A JP 2003345719 A JP2003345719 A JP 2003345719A JP 2003075684 A JP2003075684 A JP 2003075684A JP 2003075684 A JP2003075684 A JP 2003075684A JP 2003345719 A JP2003345719 A JP 2003345719A
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JP2003075684A
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Masako Yoshimura
雅子 吉村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、同じメールアカウントを有する者
からメールを見られないようにできるメール送受信装置
等を提供することを目的とする。 【解決手段】 パスワード照合を行うパスワード照合処
理手段8と、アドレス帳データを管理するアドレスデー
タ管理手段9と、メールデータ等を表示する表示部11
を有し、パスワード照合処理手段8は、アドレスデータ
格納部10に格納され、表示が指示されたメール本文に
対応するアドレスデータにパスワードにパスワードが設
定されている場合、パスワード照合を行うこととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
を介して送受信される電子メール等に利用可能なコンピ
ュータ装置、メール送受信装置、及びその方法を実行す
るための記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールの通常の管理技術では、1つ
のメールアカウントに複数の端末からアクセスする場
合、ユーザが意識せずに端末間でメールの同期を取る技
術が公表されている(特許文献1参照)。
【0003】また、一方、パーソナルコンピュータによ
り、メールサーバに接続して電子メール送受信を行うた
めには、メールアカウントとパスワードの情報が必要で
あり、メールアカウントを個人で所有している場合、個
人の送受信メールはこのパスワードによって保護され、
パスワードを知らない人からメールの内容を見られるこ
とはない。
【0004】しかしながら、近年のインターネットの普
及に伴って、電子メール送受信が可能な装置も多様化
し、1つの端末を個人が専用で利用する形態だけでな
く、家庭や企業内では、複数人で共有して利用する形態
も発生している。
【0005】このような情報端末には、機能上、複数の
メールアカウントを設定することができず、複数人が同
じメールアカウントを利用しなければいけないものもあ
る。また、複数のメールアカウントを設定することがで
きる場合でも、一般家庭においては、経済的な利用など
により、1つのメールアカウントを複数人で共有して利
用することも行われている。
【0006】このように、従来のパソコンのメール送受
信機能では、1つのメールアカウントを複数人で共有し
て利用する場合、送受信メールは、同じメールアカウン
トを利用する全てのユーザによって参照可能となり、個
人のメールを他の人から見られてしまうという問題点を
有していた。
【0007】これら、メール送受信装置、コンピュータ
装置及び記録媒体では、同じメールアカウントを利用す
る他のユーザから特定のメールを見られないようにする
個人メール保護機能を有することが求められるようにな
ってきた。
【0008】
【特許文献1】特開2002−244979号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、メール送受
信装置内に格納しているアドレス帳データを参照するこ
とにより、同じメールアカウントを利用する他のユーザ
から特定のメールを見られないようにするメール送受信
装置、コンピュータ装置及びコンピュータを機能させる
プログラムを格納した記録媒体を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のメール送受信装置は、メール送信時にフォ
ーマットに従った送信データを作成する送信データ生成
手段と、メール受信時に受信データの解析を行う受信デ
ータ解析手段と、メールデータの管理を行うメールデー
タ管理手段と、メールデータを格納するメールデータ格
納部と、メール表示処理を制御するメール表示処理手段
と、パスワード照合を行うパスワード照合処理手段と、
アドレス帳データを管理するアドレスデータ管理手段
と、アドレス帳データを格納するアドレスデータ格納部
と、メールデータ等を表示する表示部と、前記送信デー
タ生成手段と前記受信データ解析手段と前記メールデー
タ管理手段と前記メール表示処理手段と前記パスワード
照合処理手段と前記アドレスデータ管理手段を制御する
と共に前記メールデータ格納部と前記アドレスデータ格
納部に格納されたデータの流れを制御する制御部とを有
するメール送受信装置であって、前記パスワード照合処
理手段が、表示が指示されたメールに対応するアドレス
のアドレスデータが前記アドレスデータ格納部に格納さ
れており、かつ前記アドレスデータにパスワードが設定
されていることを判定して、前記パスワードの照合を行
う構成としたものである。
【0011】また、本発明のメールの送受信に用いるコ
ンピュータ装置は、受信したメールのアドレス及びメー
ル本文を格納するメールデータ格納部と、メールアドレ
スに対応するパスワードを設定するパスワード設定手段
と、前記パスワード設定手段により設定されたパスワー
ドを格納するパスワード格納手段と、入力されたパスワ
ードと前記格納されたパスワードとを照合する照合手段
と、前記照合の一致を判定して前記パスワードに対応す
るアドレスを有する受信したメールを選出するメール選
出手段と、前記メールアドレスを含むメールリストと前
記メール本文を表示する表示手段とを有する構成とした
ものである。
【0012】さらに、本発明の記憶媒体は、コンピュー
タに、メール本文表示処理が指示されたメールと対応す
るアドレスを取得する第1の取得ステップと、アドレス
データ格納部のアドレスから前記アドレスを検索する検
索ステップと、前記検索したアドレスのパスワード設定
の有無を確認する第1の確認ステップと、パスワードの
入力要求を行う入力要求ステップと、前記入力要求に応
じて入力した前記パスワードと前記検索したアドレスデ
ータに設定された前記パスワードとを照合する照合ステ
ップと、二つのパスワードが一致している場合にはメー
ル本文を表示する第1の表示ステップと、二つのパスワ
ードが一致していないと判定してエラーメッセージを表
示する第2の表示ステップとを実行させるためのプログ
ラムを記録したコンピュータで読み取り可能なように構
成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明で
あるメール送受信装置は、メール送信時にフォーマット
に従った送信データを作成する送信データ生成手段と、
メール受信時に受信データの解析を行う受信データ解析
手段と、メールデータの管理を行うメールデータ管理手
段と、メールデータを格納するメールデータ格納部と、
メール表示処理を制御するメール表示処理手段と、パス
ワード照合を行うパスワード照合処理手段と、アドレス
帳データを管理するアドレスデータ管理手段と、アドレ
ス帳データを格納するアドレスデータ格納部と、メール
データ等を表示する表示部と、送信データ生成手段と受
信データ解析手段とメールデータ管理手段とメール表示
処理手段とパスワード照合処理手段とアドレスデータ管
理手段を制御すると共にメールデータ格納部とアドレス
データ格納部に格納されたデータの流れを制御する制御
部とを有し、パスワード照合処理手段は、アドレスデー
タ格納部に格納され、表示が指示されたメール本文に対
応するアドレスデータにパスワードが設定されている場
合、パスワード照合を行うように構成されているため、
特定の人物とのメール送受信データの参照に際してパス
ワード照合を行うことで、同じメールアカウントを利用
する他のユーザから特定のメールを参照できないように
する個人メール保護が可能になるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明であるメー
ル送受信装置は、上記制御部が、アドレス帳データを格
納するアドレスデータ格納部と、メールデータ等を表示
する表示部とを更に制御し、上記アドレスデータ管理手
段は上記メールデータ格納部に格納された表示対象メー
ルデータの対象アドレスを上記アドレスデータ格納部の
アドレスデータから検索し、上記メール表示処理手段は
上記アドレスデータのパスワード情報を参照して各メー
ルがパスワードで保護されているか否かを示す受信メー
ルリストの作成し、上記表示部は上記受信メールリスト
を表示するように構成されているため、各メールがパス
ワードで保護されているか否かを明確にしたメールリス
トを表示することができ、ユーザの利便性が高まる。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明であるメー
ル送受装置は、上記メール表示処理手段は上記アドレス
データが上記アドレスデータ格納部に格納されており、
かつ上記アドレスデータにグループが設定されており、
かつ上記グループデータにパスワードが設定されている
ことを判定し、上記パスワード照合処理手段は上記グル
ープデータのパスワードと入力パスワードとのパスワー
ドの一致を判定し、上記表示部は上記メールデータを表
示するように構成されているため、複数のアドレスデー
タへのパスワード設定という煩雑な操作を行うことな
く、同じメールアカウントを利用する他のユーザから特
定のメールを参照できないようにする個人メール保護が
可能になるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明であるメー
ル送受信装置は、ユーザ情報を管理するユーザ情報管理
手段と、ユーザ情報を格納するユーザ情報格納部とをさ
らに有し、上記制御部が上記ユーザ情報管理手段を制御
し、かつ、上記ユーザ情報格納部に格納されたデータの
流れを制御し、上記アドレスデータ管理手段は上記メー
ルデータ格納部に格納された表示対象メールデータの対
象アドレスを上記アドレスデータ格納部のアドレスデー
タから検索し、上記メール表示処理手段は、上記アドレ
スデータが上記アドレスデータ格納部に格納されてお
り、かつ上記アドレスデータにアクセスユーザデータが
設定されており、かつ上記設定されているユーザのデー
タにパスワードが設定されていることを判定し、上記パ
スワード照合処理手段は上記アクセスユーザデータのパ
スワードと入力パスワードとの照合を行ない、上記表示
部は上記メールデータを表示するように構成されている
ため、複数のアドレスデータへのパスワード設定という
煩雑な操作を行うことなく、同じメールアカウントを利
用する他のユーザから特定のメールを参照できないよう
にする個人メール保護が可能になるという作用を有す
る。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明であるメー
ル送受信装置では、上記パスワード照合処理手段はメー
ルリスト表示時にパスワードを保存し、上記アドレスデ
ータ管理手段は上記メールデータ格納部に格納された表
示対象メールデータの対象アドレスを上記アドレスデー
タ格納部のアドレスデータから検索し、上記メール表示
処理手段は上記アドレスデータが上記アドレスデータ格
納部に格納されており、かつ上記アドレスデータにパス
ワードが設定されていることを判定し、上記パスワード
照合処理手段は、上記メールリスト表示時に保存したパ
スワードと該アドレスデータのパスワードとの照合を行
い、上記表示部は上記メールデータを表示するように構
成されているため、メール本文表示時に毎回パスワード
を入力するという煩雑な操作を簡略化できるという作用
を有する。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明であるメー
ル送受信装置では、上記パスワード照合処理手段はメー
ルリスト表示時にパスワードを保存し、上記アドレスデ
ータ管理手段は上記メールデータ格納部に格納されたメ
ールデータの対象アドレスを上記アドレスデータ格納部
のアドレスデータから検索し、上記メール表示処理手段
は上記アドレスデータ格納部に格納されている上記アド
レスデータについてパスワードの設定の有無を判定し、
上記パスワード照合処理手段は上記保存したパスワード
と上記アドレスデータに設定されているパスワードとを
照合し、上記メール表示処理手段はさらに、パスワード
が設定されている上記アドレスデータには上記メールデ
ータ格納部のメールデータに対応するパスワード確認情
報としてアドレスデータ番号またはパスワード確認済フ
ラグを上記照合の結果に応じて設定し、上記パスワード
が設定されていない上記アドレスデータには上記取得し
たメールデータに対応するパスワード確認情報としてパ
スワード確認不要フラグを設定し、上記設定したパスワ
ード確認情報を参照して、各メールのパスワードによる
保護状況及びパスワード解除状況を明確にした受信メー
ルリストを作成し、上記表示部は上記受信メールリスト
を表示するように構成されているため、明確にしたメー
ルリストを表示することが可能になるという作用を有す
る。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明であるコン
ピュータ装置は、メールの送受信に用いるコンピュータ
装置であって、受信したメールのアドレス及びメール本
文を格納するメールデータ格納部と、メールアドレスに
対応するパスワードを設定するパスワード設定手段と、
上記パスワード設定手段により設定されたパスワードを
格納するパスワード格納手段と、入力されたパスワード
と上記格納されたパスワードとを照合する照合手段と、
上記照合の一致を判定して上記パスワードに対応するア
ドレスを有する受信したメールを選出するメール選出手
段と、上記メールアドレスを含むメールリストと上記メ
ール本文を表示する表示手段とを有するように構成され
ているために、パスワードの照合に失敗したメールは一
切表示されないことになり、同じメールアカウントを利
用する他のユーザにメールの有無についても知られるこ
となく、個人メールの保護性を高めるという作用を有す
る。
【0020】本発明の請求項8に記載の発明であるコン
ピュータ装置は、上記表示手段が、上記選出されたメー
ルのリストを上記メール本文が開封可能な状態で表示す
るように構成されているために、メール本文表示時に毎
回パスワードを入力するという煩雑な操作を簡略化でき
るという作用を有する。
【0021】本発明の請求項9に記載の発明であるメー
ル送受信装置は、上記メール選出手段が、上記パスワー
ドに対応するアドレスを有する受信したメール及び上記
設定手段によりパスワードが設定されていないアドレス
を有する受信したメールを選出し、上記表示手段が、上
記メール選出手段により選出されたメールのメールリス
トを表示するように構成されるために、パスワードによ
って保護されていないメールについては、いつでも参照
することが。
【0022】本発明の請求項10に記載の発明であるコ
ンピュータ装置は、上記メール選出手段が、上記パスワ
ードに対応するアドレスを有する受信したメールを含む
メールリストを表示する第1のモードと、上記受信した
メールの本文を表示する第2のモードとのいずれか一を
選択出来るように構成されているために、表示方法の切
替が可能である。
【0023】本発明の請求項11に記載の発明であるコ
ンピュータ装置は、上記パスワード格納手段が、複数の
パスワードを格納することが出来るように構成されてい
るために、異なるパスワードで保護されたメールをいち
どに表示することが可能となり、操作性が向上する。
【0024】本発明の請求項12に記載の発明である記
憶媒体は、コンピュータに、メール本文表示処理が指示
されたメールと対応するアドレスを取得する第1の取得
ステップと、アドレスデータ格納部のアドレスから上記
アドレスを検索する検索ステップと、上記検索したアド
レスのパスワード設定の有無を確認する第1の確認ステ
ップと、パスワードの入力要求を行う入力要求ステップ
と、上記入力要求に応じて入力した上記パスワードと上
記検索したアドレスデータに設定された上記パスワード
とを照合する照合ステップと、二つのパスワードが一致
している場合にはメール本文を表示する第1の表示ステ
ップと、二つのパスワードが一致していないと判定して
エラーメッセージを表示する第2の表示ステップとを実
行させるように構成されているために、特定の人物との
メール送受信データの参照に際してパスワード照合を行
うことで、同じメールアカウントを利用する他のユーザ
から特定のメールを参照できないようにする個人メール
保護が可能になるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項13に記載の発明である記
憶媒体は、上記第1の取得ステップが上記メール本文表
示処理が指示された受信メールの差出人アドレスを取得
するステップであり、上記検索ステップが上記取得した
差出人アドレスに基づいてアドレスデータ格納部のデー
タからアドレスを検索するステップであり、上記検索し
たアドレスに識別マークが設定されているか否かを確認
する第2の確認ステップをさらに有し、上記識別マーク
が設定されている場合は設定されている上記識別マーク
の情報を取得する第2の取得ステップをさらに有し、上
記第1の確認ステップが上記取得した識別マークの情報
にパスワードが設定されているか否かを確認するステッ
プであり、上記入力要求ステップが上記識別マークの情
報にパスワードが設定されているとの判定に基づき、パ
スワード入力要求を行うステップであり、上記照合ステ
ップが上記入力要求に応じて入力したパスワードと上記
識別マークの情報に設定されたパスワードとを照合する
ステップであるように構成されているために、複数のア
ドレスデータへのパスワード設定という煩雑な操作を行
うことなく、同じメールアカウントを利用する他のユー
ザから特定のメールを参照できないようにする個人メー
ル保護が可能になるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項14に記載の発明である記
憶媒体は、上記識別マークがグループまたはアクセスユ
ーザであるように構成されているために、複数のアドレ
スデータへのパスワード設定という煩雑な操作を行うこ
となく、同じメールアカウントを利用する他のユーザか
ら特定のメールを参照できないようにする個人メール保
護が可能になるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項15に記載の発明である記
憶媒体は、コンピュータにパスワードの入力要求を行う
入力要求ステップと、上記入力要求に基づいて入力され
たパスワードを保存する保存ステップと、メール本文表
示処理が指示された受信メールの差出人アドレスを取得
する取得ステップと、上記取得した差出人アドレスに基
づいてアドレスデータ格納部からアドレスを検索するス
テップと、上記検索したアドレスにパスワードが設定さ
れているか否かを確認する確認ステップと、上記保存し
たパスワードと上記検索したアドレスに設定されている
設定パスワードとを照合するステップと、照合の結果、
一致した場合にはメール本文を表示する第1の表示ステ
ップと、照合の結果、一致しなかった場合にはパスワー
ド入力要求を行うステップと、ユーザが入力したパスワ
ードとアドレスデータ設定パスワードを照合するステッ
プと、エラーメッセージを表示する第2の表示ステップ
とを有するように構成されているために、メール本文表
示時に毎回パスワードを入力するという煩雑な操作を簡
略化できるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項16に記載の発明である記
憶媒体は、コンピュータにパスワードの入力要求を行う
入力要求ステップと、上記入力要求に基づいて入力され
たパスワードを保存する保存ステップと、処理データ数
を確認するデータ数確認ステップと、メールデータ格納
部のメールデータを取得する取得ステップと、上記取得
したメールデータのアドレスデータに基づいてアドレス
データ格納部のアドレスデータを検索する検索ステップ
と、上記検索したアドレスデータにパスワードが設定さ
れているか否かを確認するパスワード確認ステップと、
上記検索したアドレスデータにパスワードが設定されて
いる場合には上記保存したパスワードと上記検索したア
ドレスデータに設定されているパスワードとを照合する
照合ステップと、上記取得したメールデータに対応する
パスワード確認情報としてアドレスデータ番号またはパ
スワード確認済フラグを上記照合の結果に応じて設定す
る番号設定ステップと、上記検索したアドレスデータに
パスワードが設定されていなかった場合には上記取得し
たメールデータに対応するパスワード確認情報としてパ
スワード確認不要フラグを設定するフラグ設定ステップ
と、上記設定したパスワード確認情報を参照して、各メ
ールのパスワードによる保護状況及びパスワード解除状
況を明確にした受信メールリストを作成し、表示する作
成表示ステップとを実行させるように構成されているた
めに、各メールのパスワードによる保護状況およびパス
ワード解除状況を明確にしたメールリストを表示するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項17に記載の発明である記
憶媒体は、コンピュータに処理データ数を確認するデー
タ数確認ステップと、メールデータ格納部のメールデー
タを取得する取得ステップと、上記取得したメールデー
タのアドレスデータに基づいてアドレスデータ格納部の
アドレスデータを検索する検索ステップと、上記検索し
たアドレスデータのパスワード設定の有無を確認するパ
スワード確認ステップと、上記取得したメールデータに
対応するパスワード確認情報としてアドレスデータ番号
を設定する番号設定ステップと、上記取得したメールデ
ータに対応するパスワード確認情報としてパスワード確
認不要フラグを設定するフラグ設定ステップと、上記設
定したパスワード確認情報を参照して各メールがパスワ
ードで保護されているか否かを明確にした受信メールリ
ストを作成し、表示する作成表示ステップとを実行させ
るように構成されているために、各メールがパスワード
で保護されているか否かを明確にしたメールリストを表
示することができ、ユーザの利便性が高まる。
【0030】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態について、図1から図22を参照しながら説明する。
【0031】図1は、本発明の実施の形態1によるメー
ル送受信装置を示す機能ブロック図である。
【0032】メール送受信装置はユーザからの指示入力
を行う入力部1、ネットワーク等とのデータのやりとり
を行う通信処理手段2、メール送信時にフォーマットに
従った送信データを作成する送信データ生成手段3、メ
ール受信時に受信データの解析を行う受信データ解析手
段4、メールデータの管理を行うメールデータ管理手段
5、メールデータを格納するメールデータ格納部6、メ
ール表示処理を制御するメール表示処理手段7を有す
る。
【0033】さらに、パスワード照合を行うパスワード
照合処理手段8、アドレス帳のデータを管理するアドレ
スデータ管理手段9、アドレスデータを格納するアドレ
スデータ格納部10、メールデータ等を表示する表示部
11を有する。
【0034】また、制御部12は、通信処理手段2、送
信データ生成手段3、受信データ解析手段4、メールデ
ータ管理手段5、メール表示処理手段7、パスワード照
合処理手段8及びアドレスデータ管理手段10の各機
能、各部間の動作を制御すると共に、メールデータ格納
部6、アドレスデータ格納部10に格納されたデータの
流れを制御する。
【0035】図2は、図1のコンピュータ装置を具体化
したハードウェア構成図であり、キー入力装置21、中
央処理装置(CPU)22、リード・オンリー・メモリ
(ROM)23、ランダム・アクセス・メモリ(RA
M)24、液晶パネル25及びCD−ROMなどの記録
媒体27からデータを読み込むディスク・ドライブ26
を示す。
【0036】図1に示した入力部1は、キー入力装置2
1により実現され、メールデータ格納部6、アドレスデ
ータ格納部10は、RAM24により実現される。
【0037】また、通信処理手段2、送信データ生成手
段3、受信データ解析手段4、メールデータ管理手段
5、メール表示処理手段7、パスワード照合処理手段
8、アドレスデータ管理手段9、制御部12は、CPU
22がROM23及びRAM24とデータのやりとりを
行いながらROM23に格納されている制御プログラム
を実行することにより実現される。更に、表示部11は
液晶パネル25により実現される。
【0038】なお、実施の形態1では、CPU22がR
OM23に記憶されたプログラムを実行することにより
制御する形態が示されているが、コンピュータで読み取
り可能な記録媒体27に記録された制御プログラムをデ
ィスク・ドライブ26から読み込み、RAM24上に展
開した後、CPU22が実行する形態でもよい。
【0039】上記のように構成されたメール送受信装置
の動作を説明する。
【0040】図3は、本実施の形態のメール送受信装置
において、入力部1によってユーザからアドレス登録が
指示された場合に、アドレスデータ管理手段9が表示部
11によってユーザに提示するアドレスデータ編集画面
の一例を示す画面図である。
【0041】図3のアドレスデータ編集画面において、
ユーザが「パスワードを設定する」を選択して「保存」
を選択した場合、アドレスデータ管理手段9は入力した
パスワードをアドレスデータ格納部10に格納する。図
4はアドレスデータ格納部10に格納するアドレスデー
タの一例を示すデータテーブルである。
【0042】尚、これらのパスワードが設定されたアド
レスを有する着信(または受信)メールは、ユーザから
の正しいパスワードの入力が無いと、開封できないよう
になっている。この機能は、他の実施の形態においても
同様である。
【0043】実施の形態1のメール送受信装置におい
て、入力部1からユーザがメールリスト表示を指示した
場合、メール表示処理手段7は、メールデータ格納部6
のデータを参照し、表示部11により、ユーザにメール
リストを提示する。
【0044】図5は、入力部1によってユーザから本文
表示が指示された場合の本文表示処理を説明するフロー
チャートである。
【0045】まず、メール表示処理手段7は、本文表示
処理が指示された受信メールの差出人アドレス(または
送信メールの宛先アドレス)を取得する(S1)。次
に、メール表示処理手段7は、アドレスデータ管理手段
9に、アドレスデータ格納部10のデータからステップ
S1で取得したアドレス(すなわち、受信メールの差出
人アドレス)を検索させる(S2)。ステップS1で取
得したアドレスデータがアドレスデータ格納部10に格
納されている場合には、ステップS3で当該データにつ
いてパスワード設定の有無が判定される。
【0046】アドレスデータ格納部10のアドレス帳デ
ータにパスワードが設定されている場合には、メール表
示処理手段7は、パスワード照合処理手段8に、パスワ
ード入力要求を行う(S4)。パスワード照合処理手段
8は、ユーザが入力したパスワードとアドレスデータ設
定パスワードとを照合する。ユーザ入力パスワードとア
ドレスデータ設定パスワードとが等しい場合には、本文
表示処理はステップS6に進む(S5)。
【0047】ステップS6で、メール表示処理手段7
が、表示部11に指定メールの本文を表示させ、本文表
示処理が終了する。
【0048】ステップS5で、ユーザ入力パスワードと
アドレスデータ設定パスワードとが異なると判定された
場合、エラーメッセージが表示され、本文表示は行われ
ない(S7)。
【0049】ステップS2で、ステップS1で取得した
アドレスデータがアドレスデータ格納部10に存在しな
いという判定の場合、または、ステップS3でステップ
S2で取得したアドレスデータにパスワードが設定され
ていないという判定の場合には、パスワードの入力要求
は行われず、指定メールの本文が表示されて本文表示処
理は終了する。
【0050】以上のように、表示が指示されたメール本
文に対応するアドレスデータがアドレスデータ格納部1
0に格納され、かつパスワードが設定されている場合に
のみ、パスワード照合処理手段8は、パスワード照合を
行う。特定の人物とのメール送受信データの参照に際し
てパスワード照合を行うことで、同じメールアカウント
を利用する他のユーザが特定のメールを参照できないよ
うにすることができる。すなわち、個人メールの保護が
可能になる。
【0051】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
ついて、図1、図2、図6及び図7を用いて説明する。
【0052】尚、本実施の形態2のメール送受信装置は
実施の形態1と同様に、図1及び図2に示す構成を有す
る。
【0053】図6は、実施の形態2のメール送受信装置
において、各メールがパスワードで保護されているか否
かを明確にした受信メールリストを表示する場合の受信
リスト表示処理を説明するフローチャートである。図7
は、本実施の形態によるメール送受信装置における受信
メールリストの一例を示すデータ図である。各メールが
パスワードで保護されているか否かを明確にした受信メ
ールリストの一例を示す。
【0054】なお、本実施の形態2では、受信メールリ
ストを表示する場合について説明を行うが、受信メール
の差出人アドレスを送信メールの宛先アドレスとするこ
とで、送信メールリストについても同様に実現可能であ
る。
【0055】図6において、メール表示処理手段7は、
最初に、処理データ番号iを1に初期化する(S1
1)。次に、処理データ番号iが、メールデータ管理手
段5によって参照したメールデータ格納部6の受信メー
ル数N以下か否かが判定される(S12)。受信メール
数N以下と判定された場合には、受信リスト表示処理は
ステップS13に進む。
【0056】ステップS13では、メール表示処理手段
7は、メールデータ格納部6からデータ番号iの受信メ
ールデータを取得する。次に、メール表示処理手段7
は、アドレスデータ管理手段9にアドレスデータ格納部
10のデータからステップS13で取得した受信メール
データの差出人アドレスを検索させる(S14)。差出
人アドレスのデータがアドレスデータ格納部10に格納
されている場合には、当該データのパスワード設定の有
無が判定される(S15)。ステップS15でアドレス
データ格納部10の該アドレスデータにパスワードが設
定されていると判定された場合、メール表示処理手段7
は、ステップS13で取得した受信メールデータに対応
するパスワード確認情報として、ステップS14で検索
した差出人アドレスのアドレスデータ番号を設定する
(S16)。
【0057】次の二つの判定の場合には、メール表示処
理手段7は、ステップS13で取得した受信メールデー
タに対応するパスワード確認情報として、パスワード確
認不要フラグ(−1)を設定する(S17)。一つは、
ステップS14で差出人アドレスがアドレスデータ格納
部10に存在しないと判定された場合で、他の一つは、
ステップS15でアドレスデータ格納部10の該アドレ
スデータにパスワードが設定されていないと判定された
場合である。そのパスワード確認情報設定後、処理デー
タ番号iを1増加し(S18)、ステップS12に戻っ
て残りのデータの処理を行う。
【0058】ステップS12で、処理データ番号iが受
信メール数Nを超えた場合、ステップS19に進む。ス
テップS19では、メール表示処理手段7が、設定した
パスワード確認情報を参照して各メールがパスワードで
保護されているか否かを明確にした受信メールリストを
作成し、表示部11に表示させることにより、受信リス
ト表示処理が終了する。
【0059】ユーザからの正しいパスワードの入力が無
いと、パスワードが設定されたアドレスを有する着信
(または受信)メールが開封できないようにすることが
出来る。この機能は、他の実施の形態においても同様で
ある。
【0060】実施の形態2で説明したように、メール表
示処理手段7は、アドレスデータ管理手段9にアドレス
データ格納部10のアドレスデータからメールデータ格
納部6に格納された受信メールデータの差出人アドレス
データを検索させる。次に、差出人アドレスデータがア
ドレスデータ格納部10に格納されており、かつパスワ
ードが設定されていると判定した場合に、メール表示処
理手段7はパスワード確認情報を設定する。その後、設
定されたパスワード確認情報を参照して、各メールがパ
スワードで保護されているか否かを明確にした受信メー
ルリストを作成し、表示部11に表示させる。このよう
にして、各メールがパスワードで保護されているか否か
を明確にしたメールリストを表示させることを可能にす
る。
【0061】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
ついて図1、図2、図8から図10を用いて説明する。
【0062】実施の形態3よるメール送受信装置は、実
施の形態1と同様に、図1及び図2に示す構成を有す
る。
【0063】図8は、実施の形態3のメール送受信装置
において、入力部1によってユーザからアドレス登録が
指示された場合に、アドレスデータ管理手段9が表示部
11によってユーザに提示するアドレスデータ編集画面
の一例を示す画面図である。図9に、アドレスデータ管
理手段9がユーザに提示するアドレス管理グループ登録
画面を表示部11に表示した画面図の一例を示す。
【0064】図9のアドレス管理グループ登録画面上で
グループ名が登録された後、アドレスデータ格納部10
に格納される各アドレスデータについて、図8のアドレ
スデータ編集画面上で、そのグループ名を登録すること
が出来る。
【0065】その登録グループにパスワードが設定され
た後には、当該グループが指定されているアドレスにつ
いては、各アドレスデータ毎にパスワードを設定しなく
ても、パスワードを設定した場合と同等の効果を得るこ
とが出来る。
【0066】実施の形態3のメール送受信装置におい
て、入力部1を用いてユーザがメールリスト表示を指示
した場合、メール表示処理手段7は、メールデータ格納
部6のデータを参照して、指示されたメールリストを表
示部11に表示させる。
【0067】入力部1を用いてユーザが本文表示を指示
した場合の本文表示処理について、図10のフローチャ
ートに従って説明する。
【0068】まず、メール表示処理手段7は、本文表示
処理が指示された受信メールの差出人アドレス(または
送信メールの宛先アドレス)を取得する(S21)。次
に、メール表示処理手段7は、アドレスデータ管理手段
9にアドレスデータ格納部10のデータからステップS
21で取得したアドレス(受信メールの差出人アドレス
または送信メールの宛先アドレス)を検索させる(S2
2)。
【0069】ステップS22で当該アドレスデータがア
ドレスデータ格納部10に格納されていると判定された
場合、当該アドレスデータにグループが設定されている
か否かが判定される(S23)。
【0070】当該アドレスデータにグループが設定され
ていると判定された場合、アドレスデータ管理手段9が
アドレスデータ格納部10に格納した当該グループ情報
を取得し(S24)、次に、取得したグループ情報にパ
スワードが設定されているか否かを判定する(S2
5)。
【0071】この時、ユーザからの正しいパスワードの
入力が無いと、パスワードが設定されたアドレスを有す
る着信(受信)メールが開封できないようにすることが
出来る。この機能は、他の実施の形態においても同様で
ある。
【0072】当該グループ情報にパスワードが設定され
ていると判定された場合、メール表示処理手段7は、パ
スワード照合処理手段8に、パスワードの入力を要求す
る(S26)。パスワード照合処理手段8は、ユーザが
入力したパスワードとステップS24で取得されたグル
ープ情報の設定パスワードとを照合し(S27)、ユー
ザ入力パスワードとグループ情報設定パスワードとが等
しい場合に、本文表示処理はステップS28に進む。
【0073】ステップS28で、メール表示処理手段7
は、表示部11により指定メールの本文を表示すること
により、本文表示処理が終了する。
【0074】ステップS27で、ユーザ入力パスワード
とグループ情報設定パスワードとが異なると判定された
場合、エラーメッセージを表示し、本文表示は行わない
(S29)。
【0075】ステップS22で検索アドレスがアドレス
データ格納部10に存在しないと判定された場合、ステ
ップS23で当該アドレスデータにグループが設定され
ていないと判定した場合、または、ステップS25で当
該グループのグループ情報にパスワードが設定されてい
ないと判定された場合には、何れの場合もパスワード入
力要求は行われず、本文表示処理はステップS28に進
み、指定メールの本文を表示して本文表示処理を終了す
る。
【0076】実施の形態3によれば、メール表示処理手
段7は、アドレスデータ管理手段9に、アドレスデータ
格納部10のアドレスデータからメールデータ格納部6
に格納された受信メールデータの差出人アドレスデータ
を検索させる。そして、1.差出人アドレスデータがア
ドレスデータ格納部10に格納されているか、2.差出
人アドレスデータにグループが設定されているか、及
び、3.グループデータにパスワードが設定されている
か、という三つの条件が判定される。上記三つの条件が
同時に満足される場合に、パスワードが入力されると、
入力されたグループのパスワードと、設定されているパ
スワードとが一致しているか否かが判定できる。両者が
一致したときには、受信メールデータのメール本文が表
示部11に表示される。これにより、複数のアドレスデ
ータへのパスワード設定という煩雑な操作を行うことな
く、同じメールアカウントを利用する他のユーザが特定
のメールを参照できくすることで、個人メール保護が可
能になる。
【0077】(実施の形態4)図11は本発明の実施の
形態4によるメール送受信装置を示す機能ブロック図で
ある。
【0078】図11において、入力部1、通信処理手段
2、送信データ生成手段3、受信データ解析手段4、メ
ールデータ管理手段5、メールデータ格納部6、メール
表示処理手段7、パスワード照合処理手段8、アドレス
データ管理手段9、アドレスデータ格納部10、表示部
11、制御部12は図1と同様のものなので、同一符号
を付し、説明は省略する。図11には更に、ユーザ情報
を管理するユーザ情報管理手段13と、ユーザ情報を格
納するユーザ情報格納部14を示す。
【0079】本実施の形態4のメール送受信装置のハー
ドウェア構成は実施の形態1と同様、図2の構成であ
る。
【0080】ここで、図11に示した入力部1はキー入
力装置21により実現され、メールデータ格納部6、ア
ドレスデータ格納部10、ユーザ情報格納部14はRA
M24により実現される。また、通信処理手段2、送信
データ生成手段3、受信データ解析手段4、メールデー
タ管理手段5、メール表示処理手段7、パスワード照合
処理手段8、アドレスデータ管理手段9、ユーザ情報管
理手段13、制御部12は、CPU22がROM23及
びRAM24とデータのやりとりを行いながらROM2
3に記憶されている制御プログラムを実行することによ
り実現され、表示部11は液晶パネル25により実現さ
れる。
【0081】なお、本実施の形態4では、CPU22が
ROM23に記憶されたプログラムを実行することによ
り制御する形態が示されているが、コンピュータで読み
取り可能な記録媒体27に記録された制御プログラムを
ディスク・ドライブ26から読み込み、RAM24上に
展開した後、CPU22が実行する形態でもよい。
【0082】このように構成されたメール送受信装置の
動作を図面に基づいて説明する。
【0083】実施の形態4のメール送受信装置におい
て、入力部1によってユーザからアドレス登録が指示さ
れた場合に、アドレスデータ管理手段9がユーザに提示
するアドレスデータ編集画面を表示部11上に表示する
画面図の一例を図12に示す。また、入力部1によって
ユーザからユーザ登録が指示された場合に、ユーザ情報
管理手段13がユーザに提示するユーザ登録画面を表示
部11上に表示する画面図の一例を図13に示す。
【0084】図13のユーザ登録画面上でユーザ登録が
おこなわれると、アドレスデータ格納部10に格納され
る各アドレスデータについては、図12のアドレス編集
画面上で、当該アドレスを参照するアクセスユーザを指
定することが可能となる。
【0085】図13のユーザ登録画面上でパスワードが
設定されると、当該ユーザがアクセスユーザとして指定
されているアドレスについては、各アドレスデータ毎に
パスワードを設定する必要が無くなる。これにより、パ
スワードを設定した場合と同等の効果を得ることが可能
となる。
【0086】実施の形態4のメール送受信装置におい
て、入力部1を用いてユーザがメールリスト表示を指示
した場合、メール表示処理手段7は、メールデータ格納
部6のデータを参照し、表示部11上に、ユーザへのメ
ールリストを提示する。
【0087】図14は、入力部1を用いてユーザが本文
表示を指示した場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【0088】まず、メール表示処理手段7は、本文表示
処理が指示された受信メールの差出人アドレス(または
送信メールの宛先アドレス)を取得する(S31)。次
に、メール表示処理手段7は、アドレスデータ管理手段
9にアドレスデータ格納部10のデータからステップS
31で取得したアドレスを検索させる(S32)。
【0089】ステップS32で当該アドレスデータがア
ドレスデータ格納部10に格納されていると判定された
場合、ステップS33で当該アドレスデータにアクセス
ユーザ設定がされているか否かが判定される。
【0090】当該アドレスデータにアクセスユーザが設
定されていると判定された場合、ユーザ情報管理手段1
3は、ユーザ情報格納部14に格納した当該ユーザデー
タを取得し(S34)、取得したユーザデータにパスワ
ードが設定されているか否かを判定する(S35)。
【0091】尚、パスワードが設定されたアドレスを有
する着信(受信)メールは、ユーザからの正しいパスワ
ードの入力が無いと、開封できないように設定されてい
る。他の実施の形態も同様に当該機能を有する。
【0092】当該ユーザデータにパスワードが設定され
ていると判定された場合、メール表示処理手段7は、パ
スワード照合処理手段8にパスワードの入力要求を行う
(S36)。次に、パスワード照合処理手段8は、ユー
ザが入力したパスワードとステップS34で取得したア
クセスユーザデータの設定パスワードとを照合(S3
7)する。ユーザ入力パスワードとアクセスユーザデー
タ設定パスワードとが等しいと判定された場合、処理は
ステップS38に進む。
【0093】ステップS38でメール表示処理手段7
は、指定メールの本文を表示部11上に表示させ、本文
表示処理が終了する。
【0094】ステップS37でユーザ入力パスワードと
アクセスユーザデータ設定パスワードとが異なると判定
された場合、エラーメッセージが表示され、本文表示は
行われない(S39)。
【0095】また、下記(1)、(2)、(3)の場合
には、パスワードの入力要求は行われず、ステップS3
8で指定メールの本文を表示して本文表示処理を終了す
る。(1)ステップS32で検索アドレスデータがアド
レスデータ格納部10に存在しないと判定された場合、
(2)ステップS33で当該アドレスデータにアクセス
ユーザが設定されていないと判定された場合、(3)ス
テップS35で当該アクセスユーザデータにパスワード
が設定されていないと判定された場合。
【0096】実施の形態4のメール受信装置の処理の流
れを以下にまとめる。
【0097】まず、メール表示処理手段7は、アドレス
データ管理手段9に、アドレスデータ格納部10のアド
レスデータの中から、メールデータ格納部6に格納され
た受信メールデータの差出人アドレスデータを検索させ
る。次に、(1)差出人アドレスデータがアドレスデー
タ格納部10に格納されているか、(2)格納されてい
る差出人アドレスデータにアクセスユーザデータが設定
されいるか、(3)設定されているアクセスユーザデー
タにパスワードが設定されているか、が判定される。全
ての条件が満たされている場合に、入力されたアクセス
データのパスワードと設定されているパスワードとが一
致したときには、受信メールデータのメール本文が表示
部11に表示される。以上の操作により、複数のアドレ
スデータへのパスワード設定という煩雑な操作を行うこ
となく、同じメールアカウントを利用する他のユーザが
特定のメールを参照できないように出来るため、個人メ
ールの保護が可能になる。
【0098】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
ついて図1、図2、図15及び図16に沿って説明す
る。
【0099】本実施の形態5のメール送受信装置の構成
は、実施の形態1と同様、図1、図2に示す構成であ
る。
【0100】図15は、入力部1を用いてユーザがメー
ルリスト表示を指示した場合の動作を示すフローチャー
トである。
【0101】図15において、メール表示処理手段7
は、パスワード照合処理手段8に、パスワードの入力要
求を行う(S41)。ステップS42でユーザ操作が入
力キャンセルでないと判定された場合、ステップS43
でパスワード照合処理手段8が入力パスワードを保存
し、処理はステップS44へ移行する。ユーザ操作が入
力キャンセルと判定した場合には、入力パスワードは保
存されず、処理はステップS44へ移行する。ステップ
S44では、メール表示処理手段7がメールデータ格納
部6のデータを参照し、表示部11はメールリストを表
示する。これによりメールリスト表示処理が終了する。
【0102】上記のメールリスト表示処理よって表示し
たメールリストに従って、入力部1でユーザが本文表示
を指示した場合の動作を示すフローチャートを図16に
示す。
【0103】まず、メール表示処理手段7は、本文表示
処理が指示された受信メールの差出人アドレス(または
送信メールの宛先アドレス)を取得する(S51)。次
に、メール表示処理手段7は、アドレスデータ管理手段
9に、アドレスデータ格納部10のデータからステップ
S51で取得したアドレスデータを検索させる(S5
2)。
【0104】取得したアドレスデータがアドレスデータ
格納部10に格納されていると判定された場合、当該ア
ドレスデータのパスワード設定の有無が判定される(S
53)。
【0105】尚、パスワードが設定されたアドレスを有
する着信(受信)メールは、ユーザからの正しいパスワ
ードの入力が無いと、開封できないように設定されてい
る。他の実施の形態も同様に当該機能を有する。
【0106】ステップS53で、アドレスデータ格納部
10の該アドレスデータにパスワードが設定されている
と判定された場合、処理はステップS54に進む。
【0107】ステップS54で、パスワード照合処理手
段8は、ステップS43で保存したパスワードとアドレ
スデータに設定されたパスワードとを照合する。両パス
ワードが等しい場合、ステップS55で、メール表示処
理手段7は表示部11に指定メールの本文を表示させ
る。これにより本文表示処理が終了する。
【0108】ステップS54で、ステップS43で保存
したパスワードとアドレスデータに設定されたパスワー
ドとが異なると判定された場合、ステップS56でパス
ワード照合処理手段8は、パスワードの入力要求を行
う。次に、パスワード照合処理手段8は、ユーザが入力
したパスワードとアドレスデータ設定パスワードとを照
合し(S57)、ユーザ入力パスワードとアドレスデー
タ設定パスワードとが等しいと判定した場合、ステップ
S55で、指定メールの本文が表示される。これによ
り、本文表示処理が終了する。
【0109】ステップS57でユーザ入力パスワードと
アドレスデータ設定パスワードとが異なると判定された
場合、エラーメッセージが表示され、本文表示は行われ
ない(S58)。
【0110】取得したアドレスデータがアドレスデータ
格納部10に存在しないとS52で判定された場合また
は、取得したアドレスデータにパスワードが設定されて
いないとS54で判定された場合には、パスワードの照
合は行われず、指定メールの本文が表示されて本文表示
処理が終了する。
【0111】実施の形態5のメール受信装置の処理の流
れを以下にまとめる。
【0112】パスワード照合処理手段8がメールリスト
表示時にパスワードを保存する。メール表示処理手段7
は、アドレスデータ管理手段9に、アドレスデータ格納
部10のアドレスデータの中からメールデータ格納部6
に格納された受信メールデータの差出人アドレスデータ
を検索させる。差出人アドレスデータがアドレスデータ
格納部10に格納され、かつ格納されている差出人アド
レスデータにパスワードがある場合には、パスワード照
合処理手段8は、メールリスト表示時に保存したパスワ
ードを用いて差出人アドレスデータのパスワードとの照
合を行う。二つのパスワードが一致したときには、受信
メールデータのメール本文が表示部11に表示される。
以上の操作により、メール本文表示時に毎回パスワード
を入力するという煩雑な操作を簡略化できる。
【0113】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
ついて、図1、図2及び図17に沿って説明する。
【0114】実施の形態6よるメール送受信装置の構成
は、実施の形態1と同様、図1、図2に示す構成であ
る。
【0115】図17は、実施の形態6のメール送受信装
置において、各メールのパスワードによる保護状況及び
パスワード解除状況を明確にした受信メールリストを表
示する場合の動作を示すフローチャートである。
【0116】なお、実施の形態6では、受信メールリス
トを表示する場合について説明を行うが、受信メールの
差出人アドレスを送信メールの宛先アドレスとすること
で、送信メールリストについても同様に実現可能であ
る。
【0117】尚、これらのパスワードが設定されたアド
レスを有する着信(受信)メールは、ユーザからの正し
いパスワードの入力が無いと、開封できないようになっ
ている。この機能は、他の実施の形態においても同様で
ある。
【0118】まず、メール表示処理手段7は、パスワー
ド照合処理手段8に、パスワードの入力要求を行わせる
(S61)。次に、ユーザ操作が入力キャンセルでない
と判定された場合(S62)、ステップS63でパスワ
ード照合処理手段8が入力パスワードを保存する。一
方、ユーザ操作が入力キャンセルであると判定された場
合には、入力パスワードは保存されず、処理はステップ
S64に進む。
【0119】ステップS64では、メール表示処理手段
7は、処理データ番号iを1に初期化する。ステップS
65で、処理データ番号iが、メールデータ管理手段5
によって参照したメールデータ格納部6の受信メール数
N以下であると判定された場合、処理はステップS66
に進む。
【0120】ステップS66で、メール表示処理手段7
は、メールデータ格納部6からデータ番号iの受信メー
ルデータを取得する。次に、メール表示処理手段7は、
アドレスデータ管理手段9に、アドレスデータ格納部1
0のデータからステップS66で取得した受信メールデ
ータの差出人アドレスを検索させる。ステップS67
で、差出人アドレスのデータがアドレスデータ格納部1
0に格納されていると判定された場合、メール表示処理
手段7は当該アドレスデータのパスワード設定の有無を
判定する(S68)。
【0121】ステップS68で、アドレスデータ格納部
10の該アドレスデータにパスワードが設定されている
と判定された場合、メール表示処理手段7は、パスワー
ド照合処理手段8に、ステップS63で保存したパスワ
ードとアドレスデータに設定されたパスワードとを照合
させる(S69)。両パスワードが等しいと判定された
場合、メール表示処理手段7は、ステプS66で取得し
た受信メールデータに対応するパスワード確認情報とし
て、パスワード確認済フラグ(−2)を設定する(S7
0)。
【0122】ステップS69で、ステップS63で保存
したパスワードとアドレスデータに設定されたパスワー
ドとが異なると判定された場合、メール表示処理手段7
は、ステップS66で取得した受信メールデータに対応
するパスワード確認情報として、ステップS67で検索
したアドレスデータ番号を設定する(S71)。
【0123】ステップS67で、差出人アドレスがアド
レスデータ格納部10に存在しないと判定された場合、
または、ステップS68で当該アドレスデータにパスワ
ードが設定されていないと判定された場合には、メール
表示処理手段7は、ステップS66で取得した受信メー
ルデータに対応するパスワード確認情報として、パスワ
ード確認不要フラグ(−1)を設定する(S72)。
【0124】パスワード確認情報設定後、処理データ番
号iを1増加し、ステップS65に戻って残りのデータ
の処理を行う(S73)。
【0125】ステップS65で、処理データ番号iが受
信メール数Nを超えた場合、処理はステップS74に進
む。ステップS74では、メール表示処理手段7が、設
定したパスワード確認情報を参照し、各メールのパスワ
ードによる保護状況及びパスワード解除状況を明確にし
た受信メールリストを作成し、表示部11に表示する。
これにより受信リスト表示処理が終了する。
【0126】以上のように、実施の形態6で、パスワー
ド照合処理手段8はメールリスト表示時にパスワードを
保存する。メール表示処理手段7は、アドレスデータ管
理手段9に、アドレスデータ格納部10のアドレスデー
タからメールデータ格納部6に格納された受信メールデ
ータの差出人アドレスデータを検索させる。差出人アド
レスデータがアドレスデータ格納部10に格納されてい
る場合には、格納されているアドレスデータにパスワー
ドが設定されているか否かが確認される。また、格納さ
れているアドレスデータにパスワードが設定されている
場合には、パスワード照合処理手段8は、保存したパス
ワードと格納されているアドレスデータに設定されてい
るパスワードとを照合する。
【0127】格納されているアドレスデータにパスワー
ドが設定されている場合には、メール表示処理手段7
は、メールデータ格納部6のメールデータに対応するパ
スワード確認情報としてアドレスデータ番号またはパス
ワード確認済フラグを照合の結果に応じて設定する。格
納されているアドレスデータにパスワードが設定されて
いなかった場合には、取得したメールデータに対応する
パスワード確認情報としてパスワード確認不要フラグが
設定される。設定されたパスワード確認情報を参照し
て、各メールのパスワードによる保護状況及びパスワー
ド解除状況を明確にした受信メールリストが作成され、
表示部に表示される。以上の処理により、各メールのパ
スワードによる保護状況及びパスワード解除状況を明確
にしたメールリストを表示することが可能になる。
【0128】(実施の形態7)図18は、本発明の実施
の形態7のコンピュータ装置を示す機能ブロック図であ
る。
【0129】図18に示すのは、ユーザからの指示入力
を行う入力部(入力手段)41、ネットワーク等とのデ
ータのやりとりを行う通信処理手段42、メール送信時
にフォーマットに従った送信データを作成する送信デー
タ生成手段43、メール受信時に受信データの解析を行
う受信データ解析手段44、メールデータの管理を行う
メールデータ管理手段45、メールデータを格納するメ
ールデータ格納部46、メール表示処理を制御するメー
ル表示処理手段47、パスワード照合を行うパスワード
照合処理手段48、アドレス帳のデータを管理するアド
レスデータ管理手段49、アドレス帳データを格納する
アドレスデータ格納部50、メールデータ等を表示する
表示部51、及び制御部52である。
【0130】図19に示すように、制御部52は、通信
処理手段42、送信データ生成手段43、受信データ解
析手段44、メールデータ管理手段45、メール表示処
理手段47、パスワード照合処理手段48及びアドレス
データ管理手段49の各機能、各部間の動作を制御する
と共に、メールデータ格納部46、アドレスデータ格納
部50に格納されたデータの流れを制御する。
【0131】図19は、図18のコンピュータ装置を具
体化したハードウェア構成図である。
【0132】図19には、キー入力装置61、中央処理
装置(CPU)62、リード・オンリー・メモリ(RO
M)63、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)6
4、液晶パネル65、CD−ROMなどの記録媒体67
からデータを読み込むディスク・ドライブ66を示す。
【0133】図18に示した入力部41は、キー入力装
置61により実現され、メールデータ格納部46とアド
レスデータ格納部50はRAM64により実現される。
また、通信処理手段42、送信データ生成手段43、受
信データ解析手段44、メールデータ管理手段45、メ
ール表示処理手段47、パスワード照合処理手段48、
アドレスデータ管理手段49、制御部52などは、CP
U62により実現される。CPU62は、ROM63及
びRAM64とデータのやりとりを行いながらROM6
3に記憶されている制御プログラムを実行することによ
り上記の処理部を実現る。表示部51は液晶パネル65
により実現される。
【0134】なお、本実施の形態7では、CPU62が
ROM63に記憶された本発明を具現化するプログラム
を実行することにより制御する形態を用いて説明する。
他の形態として、コンピュータで読み取り可能な記録媒
体67に記録された制御プログラムをディスク・ドライ
ブ66から読み込み、RAM64上に展開した後、CP
U62が実行することも可能である。
【0135】以下、実施の形態7のコンピュータ装置の
動作を説明する。
【0136】図18に示す装置を用いてメール受信を行
う場合、受信データは、受信データ解析手段44によっ
て解析され、メール本文などのメールデータは、メール
データ管理手段45の管理のもと、メールデータ格納部
46に格納される。
【0137】入力部41にユーザからのアドレス登録が
指示された場合に、アドレスデータ管理手段49がユー
ザに提示するアドレスデータ編集画面を表示部51に表
示する画面図の一例を図20に示す。図20には、アド
レスデータ編集画面上で、「田中りえ」という個人のメ
ールドレスである「 HYPERLINK "mailto:rie@aaa.xxx.n
e.jp" rie@aaa.xxx.ne.jp」に対応付
けてパスワード「2020」が設定された例を示す。
【0138】尚、パスワードが設定されたアドレスを有
する着信(受信)メールは、ユーザからの正しいパスワ
ードの入力が無いと、開封できないようになっている。
この機能は、他の実施の形態においても同様である。
【0139】また、図20のアドレスデータ編集画面に
おいて、ユーザが「パスワードを設定する」を選択して
「保存」を選択した場合、アドレスデータ管理手段49
は入力パスワードをアドレスデータ格納部50に格納す
る。
【0140】更に、図21はアドレスデータ格納部50
に格納するアドレスデータを示すデータテーブルであ
る。テーブル上で、「田中りえ」のメールアドレスは、
「rie@aaa.xxx.ne.jp」であり、パス
ワードが「2020」であることがわかる。また、他の
「Risa Hotta」及び「Hashimoto」
には、パスワード登録されていないことが確認できる。
【0141】入力部41から、ユーザの「メール表示」
が指示された場合の処理動作のフローチャートを図22
に示す。
【0142】以下の説明では、既に複数のメールの受信
または送信が行われ、該メールに関するデータがメール
データ格納部46に格納されていることを前提とする。
【0143】まず、メール表示処理手段47は、メール
データ管理手段45に、メールデータ格納部46に格納
された対象メールのアドレス情報(受信メールの場合は
差出人アドレス、送信メールの場合は宛先アドレス)を
取得させる(S81)。
【0144】ステップS82で、メール表示処理手段4
7は、アドレスデータ管理手段49を使って、アドレス
データ格納部50に格納されたアドレスデータから、取
得したアドレスのアドレスデータを検索し照合する。
【0145】ステップS83において、取得したアドレ
スのうち少なくとも1件のアドレスがアドレスデータ格
納部50に格納されていると判定された場合、処理はス
テップS84に進む。
【0146】ステップS84で、メール表示処理手段4
7は、ステップS82で照合に成功したアドレスデータ
のうち、パスワードが設定されているものが1件以上あ
る場合、表示部51上に、パスワード入力画面を表示す
る(S85)。
【0147】ステップS86でユーザが入力部41上で
パスワード入力を行うと、パスワード照合処理手段48
は、アドレスデータ格納部50を探索し、対象メールの
アドレスに該当するアドレスデータ上に設定されたパス
ワードとユーザが入力したパスワードとを比較照合する
(S87)。
【0148】両パスワードの一致があった場合、メール
表示処理手段47は、表示部51上に表示モードの選択
画面を表示させる(S88)。
【0149】2種類の表示モードがある。
【0150】表示モード1は、「メールリスト」の表示
である。すなわち、パスワードが一致したメールとパス
ワードの設定がないメールの両方のメールのリストを表
示する。
【0151】一方、表示モード2は、「メール本文」の
表示である。パスワードが一致したメールの本文が、新
着順に(すなわち、着順が遅いものから先に)表示され
る。まず、最も新しいメールの本文が表示される。ユー
ザによりそのメール本文が閉じられたとき、次に新しい
メールの本文が表示される。また、メールデータ管理手
段46に格納するメールデータに、本文表示済か否かを
明確にするための未読/既読情報を付与することが出来
る。これにより、該情報を参照し、対象を未読メールの
みに限定して、未読メールの本文のみを順に表示するこ
とができる。
【0152】ステップS89で、ユーザがモード1を選
択した場合、メール表示処理手段47は、格納された対
象メールアドレスのパスワードと入力されたパスワード
が一致したメール、及び、パスワードの設定がないメー
ルのリストを表示する(S90)。パスワードの設定が
ないメールとは、格納された対象メールアドレスにパス
ワードが設定されていないメール、または、対象メール
アドレスがアドレスデータ格納部50に格納されていな
いメールをいう。
【0153】ステップS91で、ユーザが1つのメール
の本文表示を指示すると、メール表示処理手段47は、
当該メールのデータをメールデータ格納部46から取得
し、表示部51上に表示する(S92)。
【0154】また、ステップS89において、モード2
が選択された場合、メール表示処理手段47は、格納さ
れた対象メールアドレスのパスワードとステップS86
で入力されたパスワードが一致したメールのうち、もっ
とも最近に受信したメールの本文を表示する(S9
3)。ステップS87において、アドレスデータ格納部
50に格納された対象メールアドレスのパスワードとユ
ーザが入力したパスワードとが一致しない場合、ステッ
プS94で「該当メール無し」の表示を行う。次のステ
ップS95で、パスワードの設定が無いメールのみのリ
ストを表示する。パスワードの設定が無いメールとは、
アドレスデータ格納部50に格納された対象メールアド
レスにパスワードが設定されていないメール、または、
対象メールアドレスがアドレスデータ格納部50に格納
されていないメールである。
【0155】ステップS83で、取得したアドレスに関
するデータがアドレスデータ格納部50に1件も格納さ
れていないと判定された場合、または、ステップS84
で、照合に成功したアドレスデータ格納部50のアドレ
スデータのうち、パスワードが設定されているものが1
件もないと判定された場合には、ステップS96で全対
象メールのリストが表示される。
【0156】実施の形態7で、表示が指示されたメール
の対象アドレスがアドレスデータ格納部50に格納され
ており、該アドレスデータにパスワードが設定されてい
る場合、メール表示処理手段47は、パスワード照合処
理手段48にパスワード照合を要求する。照合に失敗し
たメールについては、メールリスト及びメール本文の表
示が行われない。これにより、同じメールアカウントを
利用する他のユーザが特定のメールを参照できなくな
り、個人メールの保護が可能になる。
【0157】なお、実施の形態1〜7においては、各々
別々の実施の形態に分けて説明を行ったが、実施の形態
としては、複数の実施の形態を組み合わせて同時に用い
る形態も可能である。
【0158】
【発明の効果】本発明により、ひとつのメール送受信装
置であっても、表示画面に表示されるメールは、個々の
ユーザに対応するパスワードにより決定され、または、
個々のパスワードにより当該メールが開封されるので、
ユーザは、ひとつの当該送受信装置を複数人にて使用す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるメール送受信装置
を示す機能ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1によるメール送受信装置
を具体化したハードウェア構成図
【図3】本発明の実施の形態1のメール送受信装置のア
ドレスデータ編集画面の一例を示す画面図
【図4】本発明の実施の形態1によるメール送受信装置
のアドレスデータ格納部に格納するアドレスデータの一
例を示すデータ図
【図5】本発明の実施の形態1によるメール送受信装置
の動作を示すフローチャート
【図6】発明の実施の形態2のメール送受信装置の動作
を示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態2によるメール送受信装置
における受信メールリストの一例を示すデータ図
【図8】本発明の実施の形態3によるメール送受信装置
のアドレスデータ編集画面の一例を示す画面図
【図9】本発明の実施の形態3によるメール送受信装置
のアドレス管理グループ登録画面の一例を示す画面図
【図10】本発明の実施の形態3によるメール送受信装
置の動作を示すフローチャート
【図11】本発明の実施の形態4によるメール送受信装
置を示す機能ブロック図
【図12】本発明の実施の形態4によるメール送受信装
置のアドレスデータ編集画面の一例を示す画面図
【図13】本発明の実施の形態4によるメール送受信装
置のユーザ登録画面の一例を示す画面図
【図14】本発明の実施の形態4によるメール送受信装
置の動作を示すフローチャート
【図15】本発明の実施の形態5によるメール送受信装
置の動作を示すフローチャート
【図16】本発明の実施の形態5によるメール送受信装
置図の動作を示すフローチャート
【図17】本発明の実施の形態6によるメール送受信装
置の動作を示すフローチャート
【図18】本発明の実施の形態7によるコンピュータ装
置を示す機能ブロック図
【図19】本発明の実施の形態7によるコンピュータの
ハードウェア構成図
【図20】本発明の実施の形態7によるコンピュータ装
置のアドレスデータ編集画面の一例を示す画面図
【図21】本発明の実施の形態7によるコンピュータ装
置のアドレスデータの一例を示すデータ図
【図22】本発明の実施の形態7によるコンピュータの
動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 入力部 2 通信処理部 3 送信データ生成部 4 受信データ解析部 5 メールデータ管理部 6 メールデータ格納部 7 メール表示処理部 8 パスワード照合処理部 9 アドレスデータ管理部 10 アドレスデータ格納部 11 表示部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メール送信時にフォーマットに従った送信
    データを作成する送信データ生成手段と、メール受信時
    に受信データの解析を行う受信データ解析手段と、メー
    ルデータの管理を行うメールデータ管理手段と、メール
    データを格納するメールデータ格納部と、メール表示処
    理を制御するメール表示処理手段と、パスワード照合を
    行うパスワード照合処理手段と、アドレス帳データを管
    理するアドレスデータ管理手段と、アドレス帳データを
    格納するアドレスデータ格納部と、メールデータ等を表
    示する表示部と、前記送信データ生成手段と前記受信デ
    ータ解析手段と前記メールデータ管理手段と前記メール
    表示処理手段と前記パスワード照合処理手段と前記アド
    レスデータ管理手段を制御すると共に前記メールデータ
    格納部と前記アドレスデータ格納部に格納されたデータ
    の流れを制御する制御部とを有するメール送受信装置で
    あって、前記パスワード照合処理手段が、表示が指示さ
    れたメールに対応するアドレスのアドレスデータが前記
    アドレスデータ格納部に格納されており、かつ前記アド
    レスデータにパスワードが設定されていることを判定し
    て、前記パスワードの照合を行うことを特徴とするメー
    ル送受信装置。
  2. 【請求項2】前記制御部が、アドレス帳データを格納す
    るアドレスデータ格納部と、メールデータ等を表示する
    表示部とを更に制御し、前記アドレスデータ管理手段は
    前記メールデータ格納部に格納された表示対象メールデ
    ータの対象アドレスを前記アドレスデータ格納部のアド
    レスデータから検索し、前記メール表示処理手段は前記
    アドレスデータのパスワード情報を参照して各メールが
    パスワードで保護されているか否かを示す受信メールリ
    ストの作成し、前記表示部は前記受信メールリストを表
    示することを特徴とする請求項1記載のメール送受信装
    置。
  3. 【請求項3】前記メール表示処理手段は前記アドレスデ
    ータが前記アドレスデータ格納部に格納されており、か
    つ前記アドレスデータにグループが設定されており、か
    つ前記グループデータにパスワードが設定されているこ
    とを判定し、前記パスワード照合処理手段は前記グルー
    プデータのパスワードと入力パスワードとのパスワード
    の一致を判定し、前記表示部は前記メールデータを表示
    することを特徴とする請求項1記載のメール送受信装
    置。
  4. 【請求項4】ユーザ情報を管理するユーザ情報管理手段
    と、ユーザ情報を格納するユーザ情報格納部とをさらに
    有し、前記制御部が前記ユーザ情報管理手段を制御し、
    かつ、前記ユーザ情報格納部に格納されたデータの流れ
    を制御し、前記アドレスデータ管理手段は前記メールデ
    ータ格納部に格納された表示対象メールデータの対象ア
    ドレスを前記アドレスデータ格納部のアドレスデータか
    ら検索し、前記メール表示処理手段は、前記アドレスデ
    ータが前記アドレスデータ格納部に格納されており、か
    つ前記アドレスデータにアクセスユーザデータが設定さ
    れており、かつ前記設定されているユーザのデータにパ
    スワードが設定されていることを判定し、前記パスワー
    ド照合処理手段は前記アクセスユーザデータのパスワー
    ドと入力パスワードとの照合を行ない、前記表示部は前
    記メールデータを表示することを特徴とする請求項1記
    載のメール送受信装置。
  5. 【請求項5】前記パスワード照合処理手段はメールリス
    ト表示時にパスワードを保存し、前記アドレスデータ管
    理手段は前記メールデータ格納部に格納された表示対象
    メールデータの対象アドレスを前記アドレスデータ格納
    部のアドレスデータから検索し、前記メール表示処理手
    段は前記アドレスデータが前記アドレスデータ格納部に
    格納されており、かつ前記アドレスデータにパスワード
    が設定されていることを判定し、前記パスワード照合処
    理手段は、前記メールリスト表示時に保存したパスワー
    ドと該アドレスデータのパスワードとの照合を行い、前
    記表示部は前記メールデータを表示することを特徴とす
    る請求項1記載のメール送受信装置。
  6. 【請求項6】前記パスワード照合処理手段はメールリス
    ト表示時にパスワードを保存し、前記アドレスデータ管
    理手段は前記メールデータ格納部に格納されたメールデ
    ータの対象アドレスを前記アドレスデータ格納部のアド
    レスデータから検索し、前記メール表示処理手段は前記
    アドレスデータ格納部に格納されている前記アドレスデ
    ータについてパスワードの設定の有無を判定し、前記パ
    スワード照合処理手段は前記保存したパスワードと前記
    アドレスデータに設定されているパスワードとを照合
    し、前記メール表示処理手段はさらに、パスワードが設
    定されている前記アドレスデータには前記メールデータ
    格納部のメールデータに対応するパスワード確認情報と
    してアドレスデータ番号またはパスワード確認済フラグ
    を前記照合の結果に応じて設定し、前記パスワードが設
    定されていない前記アドレスデータには前記取得したメ
    ールデータに対応するパスワード確認情報としてパスワ
    ード確認不要フラグを設定し、前記設定したパスワード
    確認情報を参照して、各メールのパスワードによる保護
    状況及びパスワード解除状況を明確にした受信メールリ
    ストを作成し、前記表示部は前記受信メールリストを表
    示することを特徴とする請求項1記載のメール送受信装
    置。
  7. 【請求項7】メールの送受信に用いるコンピュータ装置
    であって、受信したメールのアドレス及びメール本文を
    格納するメールデータ格納部と、メールアドレスに対応
    するパスワードを設定するパスワード設定手段と、前記
    パスワード設定手段により設定されたパスワードを格納
    するパスワード格納手段と、入力されたパスワードと前
    記格納されたパスワードとを照合する照合手段と、前記
    照合の一致を判定して前記パスワードに対応するアドレ
    スを有する受信したメールを選出するメール選出手段
    と、前記メールアドレスを含むメールリストと前記メー
    ル本文を表示する表示手段とを有するコンピュータ装
    置。
  8. 【請求項8】前記表示手段が、前記選出されたメールの
    リストを前記メール本文が開封可能な状態で表示する請
    求項7記載のコンピュータ装置。
  9. 【請求項9】前記メール選出手段が、前記パスワードに
    対応するアドレスを有する受信したメール及び前記設定
    手段によりパスワードが設定されていないアドレスを有
    する受信したメールを選出し、前記表示手段が、前記メ
    ール選出手段により選出されたメールのメールリストを
    表示する請求項7記載のコンピュータ装置。
  10. 【請求項10】前記メール選出手段が、前記パスワード
    に対応するアドレスを有する受信したメールを含むメー
    ルリストを表示する第1のモードと、前記受信したメー
    ルの本文を表示する第2のモードとのいずれか一を選択
    出来る請求項7記載のコンピュータ装置。
  11. 【請求項11】前記パスワード格納手段が、複数のパス
    ワードを格納することが出来る請求項7記載のコンピュ
    ータ装置。
  12. 【請求項12】コンピュータに、メール本文表示処理が
    指示されたメールと対応するアドレスを取得する第1の
    取得ステップと、アドレスデータ格納部のアドレスから
    前記アドレスを検索する検索ステップと、前記検索した
    アドレスのパスワード設定の有無を確認する第1の確認
    ステップと、パスワードの入力要求を行う入力要求ステ
    ップと、前記入力要求に応じて入力した前記パスワード
    と前記検索したアドレスデータに設定された前記パスワ
    ードとを照合する照合ステップと、二つのパスワードが
    一致している場合にはメール本文を表示する第1の表示
    ステップと、二つのパスワードが一致していないと判定
    してエラーメッセージを表示する第2の表示ステップと
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    で読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】前記第1の取得ステップが前記メール本
    文表示処理が指示された受信メールの差出人アドレスを
    取得するステップであり、前記検索ステップが前記取得
    した差出人アドレスに基づいてアドレスデータ格納部の
    データからアドレスを検索するステップであり、前記検
    索したアドレスに識別マークが設定されているか否かを
    確認する第2の確認ステップをさらに有し、前記識別マ
    ークが設定されている場合は設定されている前記識別マ
    ークの情報を取得する第2の取得ステップをさらに有
    し、前記第1の確認ステップが前記取得した識別マーク
    の情報にパスワードが設定されているか否かを確認する
    ステップであり、前記入力要求ステップが前記識別マー
    クの情報にパスワードが設定されているとの判定に基づ
    き、パスワード入力要求を行うステップであり、前記照
    合ステップが前記入力要求に応じて入力したパスワード
    と前記識別マークの情報に設定されたパスワードとを照
    合するステップである、請求項12記載の記録媒体。
  14. 【請求項14】前記識別マークがグループまたはアクセ
    スユーザである請求項13記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】コンピュータにパスワードの入力要求を
    行う入力要求ステップと、前記入力要求に基づいて入力
    されたパスワードを保存する保存ステップと、メール本
    文表示処理が指示された受信メールの差出人アドレスを
    取得する取得ステップと、前記取得した差出人アドレス
    に基づいてアドレスデータ格納部からアドレスを検索す
    るステップと、前記検索したアドレスにパスワードが設
    定されているか否かを確認する確認ステップと、前記保
    存したパスワードと前記検索したアドレスに設定されて
    いる設定パスワードとを照合するステップと、照合の結
    果、一致した場合にはメール本文を表示する第1の表示
    ステップと、照合の結果、一致しなかった場合にはパス
    ワード入力要求を行うステップと、ユーザが入力したパ
    スワードとアドレスデータ設定パスワードを照合するス
    テップと、エラーメッセージを表示する第2の表示ステ
    ップとを有することを実行させるためのプログラムを記
    録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】コンピュータにパスワードの入力要求を
    行う入力要求ステップと、前記入力要求に基づいて入力
    されたパスワードを保存する保存ステップと、処理デー
    タ数を確認するデータ数確認ステップと、メールデータ
    格納部のメールデータを取得する取得ステップと、前記
    取得したメールデータのアドレスデータに基づいてアド
    レスデータ格納部のアドレスデータを検索する検索ステ
    ップと、前記検索したアドレスデータにパスワードが設
    定されているか否かを確認するパスワード確認ステップ
    と、前記検索したアドレスデータにパスワードが設定さ
    れている場合には前記保存したパスワードと前記検索し
    たアドレスデータに設定されているパスワードとを照合
    する照合ステップと、前記取得したメールデータに対応
    するパスワード確認情報としてアドレスデータ番号また
    はパスワード確認済フラグを前記照合の結果に応じて設
    定する番号設定ステップと、前記検索したアドレスデー
    タにパスワードが設定されていなかった場合には前記取
    得したメールデータに対応するパスワード確認情報とし
    てパスワード確認不要フラグを設定するフラグ設定ステ
    ップと、前記設定したパスワード確認情報を参照して、
    各メールのパスワードによる保護状況及びパスワード解
    除状況を明確にした受信メールリストを作成し、表示す
    る作成表示ステップとを実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】コンピュータに処理データ数を確認する
    データ数確認ステップと、メールデータ格納部のメール
    データを取得する取得ステップと、前記取得したメール
    データのアドレスデータに基づいてアドレスデータ格納
    部のアドレスデータを検索する検索ステップと、前記検
    索したアドレスデータのパスワード設定の有無を確認す
    るパスワード確認ステップと、前記取得したメールデー
    タに対応するパスワード確認情報としてアドレスデータ
    番号を設定する番号設定ステップと、前記取得したメー
    ルデータに対応するパスワード確認情報としてパスワー
    ド確認不要フラグを設定するフラグ設定ステップと、前
    記設定したパスワード確認情報を参照して各メールがパ
    スワードで保護されているか否かを明確にした受信メー
    ルリストを作成し、表示する作成表示ステップとを実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み
    取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033800A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Toshiba Corp 通信端末装置の情報送信方法と画像形成装置の情報送信方法
JP2014164708A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Secom Co Ltd 通信端末及び医療情報管理システム

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