JP2003345518A - ディスクアレイ装置の設定方法、プログラム、情報処理装置、ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置の設定方法、プログラム、情報処理装置、ディスクアレイ装置

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JP2003345518A JP2002156178A JP2002156178A JP2003345518A JP 2003345518 A JP2003345518 A JP 2003345518A JP 2002156178 A JP2002156178 A JP 2002156178A JP 2002156178 A JP2002156178 A JP 2002156178A JP 2003345518 A JP2003345518 A JP 2003345518A
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array device
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Tomoyuki Kachi
朋之 加地
Kenichi Endo
賢一 遠藤
Yuichiro Nagashima
雄一郎 長島
Fukuaki Ryu
福明 劉
Junichi Mitsuta
順一 光田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】大規模なディスクアレイ装置の論理ボリューム
などの定義あるいは変更をするこを従来のように論理ボ
リューム単位で行う方式より簡単に行うことを可能にす
る。 【解決手段】 ディスクアレイ装置に関する多数の設定
情報をコマンドとして一括して定義する操作入力を受け
付けるステップと、前記定義された設定情報をファイル
として記憶するステップと、前記ファイルを前記ディス
クアレイ装置に送信するステップとを備える。これによ
り、ディスクアレイ装置に対する設定作業を簡易化する
と共に、ヒューマンインターフェースによる設定漏れ、
誤設定などを防止し、ディスクアレイ装置の管理コスト
を抑止することが可能となる。また、不具合などにより
再設定する場合にはファイルとして記憶された設定情報
を再利用できるのでシステムの迅速な復旧が可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスクアレイ
装置の設定方法、プログラム、情報処理装置、及びディ
スクアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、計算機システムで使用するた
めの記憶装置を新たに導入する際には、使用環境に合わ
せた初期設定を行う必要がある。設定の内容は、例えば
記憶装置内部の物理ディスク装置を論理的に分割して使
用するための論理ボリュームの設定や、パスの設定、特
定のホスト計算機からのアクセスしか許可しないように
するためのセキュリティの設定等である。特に近年、記
憶装置に対する大容量化、高信頼性、高可用性の要求に
応えるために、物理ディスクを多数備えたディスクアレ
イの構成を採る記憶装置が製品化されているが、このよ
うなディスクアレイ装置では、複数の物理ディスク単位
でRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disk
s)グループを形成し、このRAIDグループ単位でこ
れらの設定が行われる。
【0003】ディスクアレイ装置の設定をするために
は、システム管理ホスト等のディスクアレイ装置設定用
計算機からディスクアレイ装置に対して、論理ボリュー
ムの作成や、パスの設定等のための設定コマンドを一つ
ずつ送信してゆく必要がある。これらの設定は作業量が
膨大な上複雑である。誤った設定をすると記憶装置への
アクセスが異常となり重大なトラブルに繋がるため、事
前に設定内容を十分に検討した上で設定作業を行う必要
がある。このような設定作業の負担を少しでも軽減する
ために、各ディスクアレイ装置メーカは独自に設定用プ
ログラムを用意している。この設定用プログラムをディ
スクアレイ装置設定用計算機にインストールして実行す
ることにより、充実したGUI(Graphical User Inter
face)環境の下で設定作業を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の設定方法
では、大規模なディスクアレイ装置など論理ボリューム
の数が数千個規模になる場合であっても、各論理ボリュ
ームに対して一つずつ個別にコマンドを送信し、パスや
容量、セキュリティ等の設定を行う必要があるため、作
業量は膨大なままである。また、ディスクアレイ装置内
のあるRAIDグループに初期設定を行う場合に、既に
初期設定が完了した同一構成のRAIDグループがあっ
たとしても、再び一から同じようなコマンドを送信して
設定を行わなければならない。
【0005】さらに、ディスクアレイ装置全体の設定作
業が終了するまで、保守員は設定作業に拘束されるた
め、作業時間が長引くことは管理コストを上昇させる要
因となっていた。また、同じような設定作業を大量に繰
り返し行うことによりヒューマンエラーを誘発し、誤設
定や設定漏れの原因ともなっていた。このことは、多数
のRAIDグループを抱える大規模なディスクアレイ装
置であるほど、大きな問題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】あるディスクアレイ装置
に関する多数の設定情報をコマンドとして一括して定義
する操作入力を受け付けるステップと、前記定義された
設定情報をファイルとして記憶するステップと、前記フ
ァイルを前記ディスクアレイ装置に送信するステップと
を備える。その他、本願が開示する課題及びその解決方
法は、発明の実施の形態の欄、実施例の欄及び図面によ
り明らかにされる。
【0007】
【発明の実施の形態】本明細書の記載により少なくとも
次のことが明らかにされる。本発明によるディスクアレ
イ装置の設定方法の一態様は、あるディスクアレイ装置
に関する多数の設定情報をコマンドとして一括して定義
する操作入力を受け付けるステップと、前記定義された
設定情報をファイルとして記憶するステップと、前記フ
ァイルを前記ディスクアレイ装置に送信するステップ
と、を備えることを特徴とするものである。このような
構成により、ファイルとして記憶された設定情報を元に
ディスクアレイ装置の設定を行うことができるため、同
じ設定を同一機種のディスクアレイ装置に行う場合の設
定作業量を減少させることが可能となる。これにより、
ディスクアレイ装置に対する設定作業を簡易化するとと
もに、ヒューマンエラーによる設定漏れ、誤設定等を防
止し、ディスクアレイ装置の管理コストを抑制すること
が可能となる。また、不具合等によりディスクアレイ装
置の再設定を行う際においても、ファイルとして記憶さ
れた設定情報を再利用できるため、システムの迅速な復
旧が可能である。
【0008】本発明によるディスクアレイ装置の設定方
法の一態様は、少なくともディスクの構成に関する設定
情報が未定義のディスクアレイ装置に接続される情報処
理装置による前記ディスクアレイ装置の設定方法であっ
て、前記ディスクアレイ装置から前記未定義の設定情報
を取得するステップと、定義済みの設定情報に基づき前
記未定義の設定情報を変更するステップと、前記変更さ
れた設定情報に基づき設定コマンドを作成し、ファイル
として記憶するステップと、前記設定コマンドを前記デ
ィスクアレイ装置に送信するステップと、を備えること
を特徴とする。このような構成により、ファイルの形で
保存された定義済みの設定情報を元に、ディスクアレイ
装置から取得した設定情報を変更することにより、上記
ディスクアレイ装置の設定を簡易に行うことができる。
個々のディスクアレイ装置の使用環境に合わせた調整
は、追加の設定入力作業のみで行うことができる。従っ
て、論理ボリュームの数が数千個規模になるような大規
模なディスクアレイ装置の設定であっても、ベースとな
る設定情報ファイルを利用することにより、設定作業量
を減少させることが可能となる。
【0009】本発明によるディスクアレイ装置の設定方
法の一態様は、少なくともディスクの構成に関する設定
情報が未定義の第1のディスクアレイ装置と、前記設定
情報が定義済みの第2のディスクアレイ装置とに接続さ
れる情報処理装置による前記未定義の第1のディスクア
レイ装置の設定方法であって、前記第1のディスクアレ
イ装置から前記未定義の設定情報を取得するステップ
と、前記第2のディスクアレイ装置から前記定義済みの
設定情報を取得するステップと、前記定義済みの設定情
報に基づき前記未定義の設定情報を変更するステップ
と、前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを作
成し、ファイルとして記憶するステップと、前記設定コ
マンドを前記第1のディスクアレイ装置に送信するステ
ップと、を備えることを特徴とする。このような構成に
より、少なくともディスクの構成に関する設定情報が定
義済みのあるディスクアレイ装置の設定情報を、少なく
ともディスクの構成に関する設定情報が未定義のディス
クアレイ装置の設定情報として流用することにより、上
記ディスクアレイ装置の設定を簡易に行うことができ
る。個々のディスクアレイ装置の使用環境に合わせた調
整は、追加の設定入力作業のみで行うことができる。従
って、論理ボリュームの数が数千個規模になるような大
規模なディスクアレイ装置の設定であっても、ベースと
なるディスクアレイ装置の設定情報ファイルを利用する
ことにより、設定作業量を減少させることが可能とな
る。
【0010】本発明によるディスクアレイ装置の設定方
法の一態様において、好ましくは、前記未定義の設定情
報を変更するステップに先立ち、前記未定義の設定情報
と前記定義済みの設定情報との適合性を確認するステッ
プを更に備える。このような構成により、適合性のない
設定情報によりディスクアレイ装置の設定を行うことを
防止することが可能となる。
【0011】本発明の一態様は、少なくともディスクの
構成に関する設定情報が未定義のディスクアレイ装置に
接続される情報処理装置による前記ディスクアレイ装置
の設定を行うためのプログラムであって、前記ディスク
アレイ装置から前記未定義の設定情報を取得するステッ
プと、定義済みの設定情報に基づき前記未定義の設定情
報を変更するステップと、前記変更された設定情報に基
づき設定コマンドを作成し、ファイルとして記憶するス
テップと、前記設定コマンドを前記ディスクアレイ装置
に送信するステップと、を前記情報処理装置に実行させ
るためのプログラムに関する。このようなプログラムを
上記情報処理装置にインストールして実行することによ
り、ファイルの形で保存された定義済みの設定情報を元
に、ディスクアレイ装置から取得した設定情報を変更で
きるため、上記ディスクアレイ装置の設定を簡易に行う
ことができる。個々のディスクアレイ装置の使用環境に
合わせた調整は、追加の設定入力作業のみで行うことが
できる。従って、論理ボリュームの数が数千個規模にな
るような大規模なディスクアレイ装置の設定であって
も、ベースとなる設定情報ファイルを利用することによ
り、設定作業量を減少させることが可能となる。
【0012】本発明の一態様は、少なくともディスクの
構成に関する設定情報が未定義の第1のディスクアレイ
装置と、前記設定情報が定義済みの第2のディスクアレ
イ装置とに接続される情報処理装置による前記未定義の
第1のディスクアレイ装置の設定を行うためのプログラ
ムであって、前記第1のディスクアレイ装置から前記未
定義の設定情報を取得するステップと、前記第2のディ
スクアレイ装置から前記定義済みの設定情報を取得する
ステップと、前記定義済みの設定情報に基づき前記未定
義の設定情報を変更するステップと、前記変更された設
定情報に基づき設定コマンドを作成し、ファイルとして
記憶するステップと、前記設定コマンドを前記第1のデ
ィスクアレイ装置に送信するステップと、を前記情報処
理装置に実行させるためのプログラムに関する。このよ
うなプログラムを上記情報処理装置にインストールして
実行することにより、少なくともディスクの構成に関す
る設定情報が定義済みのあるディスクアレイ装置の設定
情報を、少なくともディスクの構成に関する設定情報が
未定義のディスクアレイ装置の設定情報として流用する
ことができるため、上記ディスクアレイ装置の設定を簡
易に行うことができる。個々のディスクアレイ装置の使
用環境に合わせた調整は、追加の設定入力作業のみで行
うことができる。従って、論理ボリュームの数が数千個
規模になるような大規模なディスクアレイ装置の設定で
あっても、ベースとなるディスクアレイ装置の設定情報
ファイルを利用することにより、設定作業量を減少させ
ることが可能となる。
【0013】本発明の一態様は、前記未定義の設定情報
を変更するステップに先立ち、前記未定義の設定情報と
前記定義済みの設定情報との適合性を確認するステップ
を更に備えることを特徴とするプログラムに関する。こ
のようなプログラムを上記情報処理装置にインストール
して実行することにより、適合性のない設定情報により
ディスクアレイ装置の設定を行うことを防止することが
可能となる。
【0014】本発明の一態様は、少なくともディスクの
構成に関する設定情報が未定義のディスクアレイ装置に
接続された前記ディスクアレイ装置の設定を行うための
情報処理装置であって、前記ディスクアレイ装置から前
記未定義の設定情報を取得する手段と、定義済みの設定
情報に基づき前記未定義の設定情報を変更する手段と、
前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを作成
し、ファイルとして記憶する手段と、前記設定コマンド
を前記ディスクアレイ装置に送信する手段と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置に関する。このような情
報処理装置を用いてディスクアレイ装置の設定を行うこ
とにより、ファイルの形で保存された定義済みの設定情
報を元に、ディスクアレイ装置から取得した設定情報を
変更できるため、上記ディスクアレイ装置の設定を簡易
に行うことができる。個々のディスクアレイ装置の使用
環境に合わせた調整は、追加の設定入力作業のみで行う
ことができる。従って、論理ボリュームの数が数千個規
模になるような大規模なディスクアレイ装置の設定であ
っても、ベースとなる設定情報ファイルを利用すること
により、設定作業量を減少させることが可能となる。
【0015】本発明の一態様は、少なくともディスクの
構成に関する設定情報が未定義の第1のディスクアレイ
装置と、前記設定情報が定義済みの第2のディスクアレ
イ装置とに接続された前記未定義の第1のディスクアレ
イ装置の設定を行うための情報処理装置であって、前記
第1のディスクアレイ装置から前記未定義の設定情報を
取得する手段と、前記第2のディスクアレイ装置から前
記定義済みの設定情報を取得する手段と、前記定義済み
の設定情報に基づき前記未定義の設定情報を変更する手
段と、前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを
作成し、ファイルとして記憶する手段と、前記設定コマ
ンドを前記第1のディスクアレイ装置に送信する手段
と、を備えることを特徴とする情報処理装置に関する。
このような情報処理装置を用いてディスクアレイ装置の
設定を行うことにより、少なくともディスクの構成に関
する設定情報が定義済みのあるディスクアレイ装置の設
定情報を、少なくともディスクの構成に関する設定情報
が未定義のディスクアレイ装置の設定情報として流用す
ることができるため、上記ディスクアレイ装置の設定を
簡易に行うことができる。個々のディスクアレイ装置の
使用環境に合わせた調整は、追加の設定入力作業のみで
行うことができる。従って、論理ボリュームの数が数千
個規模になるような大規模なディスクアレイ装置の設定
であっても、ベースとなるディスクアレイ装置の設定情
報ファイルを利用することにより、設定作業量を減少さ
せることが可能となる。
【0016】本発明の一態様は、前記未定義の設定情報
を変更する手段には、前記未定義の設定情報と前記定義
済みの設定情報との適合性を確認する手段を含むことを
特徴とする情報処理装置に関する。このような情報処理
装置を用いてディスクアレイ装置の設定を行うことによ
り、適合性のない設定情報によりディスクアレイ装置の
設定を行うことを防止することが可能となる。
【0017】本発明の一態様は、本発明の第八の態様乃
至第十の態様における情報処理装置により、少なくとも
ディスクの構成に関する設定コマンドを受信し、該コマ
ンドに応じて自己設定を行うディスクアレイ装置に関す
る。
【0018】
【実施例】本発明に係る計算機システムの全体構成を表
すブロック図を図1に示す。本発明に係る計算機システ
ムは、ホスト計算機204、ディスクアレイ装置20
2、ディスクアレイ装置設定用計算機301、設定情報
ファイル310、ファイバチャネル212、イーサネッ
ト(登録商標)300を備える。ホスト計算機204と
ディスクアレイ装置202はファイバチャネル212で
接続され、ディスクアレイ装置202とディスクアレイ
装置設定用計算機301はイーサネット300で接続さ
れる。なお、ディスクアレイ装置設定用計算機301
は、請求項に記載の情報処理装置の1形態である。
【0019】ホスト計算機204は、CPU(Central
Processing Unit)、メモリなどを有する計算機であ
り、メモリに格納されたアプリケーションプログラムを
CPUが読み出して実行することにより、所定の機能を
達成する。図1では、1台のホスト計算機がファイバチ
ャネルに接続された構成を示すが、複数のホスト計算機
がファイバチャネルで接続された構成でもかまわない。
また、ホスト計算機204とディスクアレイ装置202
を接続するネットワークは、ファイバチャネル212に
限られず、SCSI(Small Computer System Interfac
e)やイーサネット等でもかまわない。同様に、ディス
クアレイ装置202とディスクアレイ装置設定用計算機
301を接続するネットワークは、イーサネット300
に限られるものではない。
【0020】ディスクアレイ装置202は、ホスト計算
機204で使用するためのデータを記憶するための装置
である。ディスクアレイ装置202はディスクアレイ装
置設定用計算機301により設定コマンドを受信し、該
コマンドに応じて自己設定を行う機能を有する。図1で
は3台のディスクアレイ装置がネットワークで接続され
た構成を示しているが、1台以上であれば台数は問わな
い。
【0021】ディスクアレイ装置設定用計算機301
は、ディスクアレイ装置202の設定を行う機能を有す
る計算機である。ディスクアレイ装置202の設定を指
示したり、確認したりする際に使用する。
【0022】設定情報ファイル310は、ディスクアレ
イ装置202の設定情報が記録されたものであり、ディ
スクアレイ装置設定用計算機301を使用してディスク
アレイ装置202の設定を行う際に使用する。設定情報
ファイル310は、一つの形態として図1に示すような
フロッピー(登録商標)ディスク等の持ち運び自在な記
録媒体に記録された形態をとる。他に、磁気テープ等の
記録媒体に記録された形態や、ディスクアレイ装置設定
用計算機301に内蔵される記憶装置に記録された形
態、ネットワークに接続された他の機器に記録された形
態にもできる。
【0023】次に、本実施例に係る計算機システムの全
体構成を図1で示したよりも詳細に説明するためのブロ
ック図を図2に示す。ここでは、1例としてディスクア
レイ装置が2台あるものとして説明する。ディスクアレ
イ装置A(201a)はこれから初期設定を行おうとし
ているディスクアレイ装置であり、ディスクアレイ装置
B(201b)は既に初期設定が完了しているディスク
アレイ装置である。
【0024】ディスクアレイ装置A(201a)、及び
B(201b)はそれぞれポートa、及びb(202)
を介してホスト計算機204に接続され、ホスト計算機
204とのデータ授受を行う。また、ディスクアレイ装
置A(201a)、及びB(201b)はそれぞれネッ
トワークインタフェース205(以下、NIと省略して
記す)を介してディスクアレイ装置設定用計算機301
と接続されている。
【0025】ディスクアレイ装置設定用計算機301
は、汎用のパーソナルコンピュータや、専用のコンピュ
ータを含む情報処理装置の1形態である。ディスクアレ
イ装置設定用計算機301は、設定情報入力装置30
2、ディスプレイ装置303、及びNI304を備え、
保守員からのディスクアレイ装置設定指示を受け付け、
NI304を介してディスクアレイ装置201と通信を
行うことにより、ディスクアレイ装置201との間で情
報の送受信を行う。設定情報入力装置302には、キー
ボード、マウスの他、専用の操作盤やインターネット等
からのリモート入力装置が含まれる。ディスプレイ装置
303には、液晶モニタ、ブラウン管の他、専用の表示
盤やインターネット等へのリモート出力装置が含まれ
る。また、設定情報入力装置302、及びディスプレイ
装置303はディスクアレイ装置設定用計算機301と
別体構成とすることも可能であるし、一体構成とするこ
とも可能である。
【0026】ディスクアレイ装置A(201a)は、複
数の物理ディスク装置206、ディスクコントローラ2
07a、ホスト計算機204aと接続するためのポート
202a、ディスクアレイ装置設定用計算機301と接
続するためのNI(205a)を有している。複数の物
理ディスク装置206は、1つ以上のグループに分けら
れ、それぞれのグループでRAIDを構成している。R
AIDのレベルは問わず、異なるレベルのRAIDグル
ープを混在させることも可能である。例えば、図2に示
すRAIDグループa(208a)とRAIDグループ
a1(208a1)は同一のRAIDレベルとすること
もできるし、異なるRAIDレベルとすることできる。
また各RAIDグループ208を構成する物理ディスク
装置206の数は、同一とすることもできるし、異なる
ようにすることもできる。
【0027】ディスクコントローラ207aは、CPU
209a及びメモリ210aを備え、ディスクアレイ装
置A(201a)の全体の制御を行う。CPU209a
は、メモリ210aに格納された制御プログラムやデー
タ等に基づいて動作する。メモリ210aは、CPU2
09aによってアクセスされるための制御プログラムや
データさらにはディスクアレイ装置A(201a)の設
定情報211a、ディスク管理情報213aを格納す
る。
【0028】設定情報211aは、ディスクアレイ装置
A(201a)の製造時に格納されるものであり、例え
ばモデル名や製造ロット番号、シリアル番号、IPアド
レス、ポート数、ポート表示名、ポート番号、物理ディ
スクの構成、容量、RAID構成、RAIDレベル等の
情報である。
【0029】ディスク管理情報213aは、RAIDの
管理情報や、論理ボリュームの構成、論理ボリューム毎
のパス情報、アクセス制限のためのセキュリティ情報な
どである。
【0030】ポートa及びb(202a)は、ホスト計
算機204aと接続されるために使用される。接続され
るホスト計算機204aにより、ファイバーチャネル
や、SCSI(Small Computer System Interface)等
の各種インタフェースが選択可能である。またポート数
は2つに限られず、ディスクアレイ装置201aのモデ
ル等により異なった数になる。さらに、接続されるホス
ト計算機204aは1台に限られず、ポート毎に個別の
ホスト計算機と接続される構成とすることもできるし、
SAN(Storage Area Network)やNAS(Network At
tached Storage)等の構成を採り、ネットワーク経由で
複数のホスト計算機に接続される構成とすることもでき
る。
【0031】NI205aは、ディスクアレイ装置設定
用計算機301と通信するための通信インタフェースで
ある。例えば論理ボリューム構成を変更する場合には、
ディスクアレイ装置設定用計算機301からNI304
を通してディスクアレイ装置201aに設定変更コマン
ドを送信し、ディスクアレイ装置201aのメモリ21
0aに記憶されているディスク管理情報213aの内容
を変更する。CPU209aは変更されたディスク管理
情報213aの内容を参照することにより、新たな論理
ボリューム構成の認識の下、ディスクアクセスの制御を
行う。
【0032】ディスクアレイ装置B(201b)は、既
に初期設定の完了しているディスクアレイ装置である。
ディスクアレイ装置A(201a)と同様に、複数の物
理ディスク装置206、ディスクコントローラ207
b、ホスト計算機204bと接続するためのポート20
2b、ディスクアレイ装置設定用計算機301と接続す
るためのNI205bを有している。しかし、必ずしも
同一の構成である必要はない。例えば、ポート数や、物
理ディスク装置の数、RAIDグループの構成が異なる
構成とすることも可能である。さらに、ホスト計算機2
04bをディスクアレイ装置A(201a)と共用する
構成とすることもできるし、また、ディスクアレイ装置
A(201a)とディスクアレイ装置B(201b)が
同じネットワーク(SAN等)に接続されている構成と
することもできる。
【0033】次に、ディスクアレイ装置設定用計算機3
01の構成の1例を示すブロック図を図3に示す。ディ
スクアレイ装置設定用計算機301は、本願発明に係る
情報処理装置の1形態である。ディスクアレイ装置設定
用計算機301は、各種記録媒体に記録された本願発明
に係るディスクアレイ装置設定用プログラム309を読
み込み、実行する。また、本願発明に係る方法によるデ
ィスクアレイ装置の設定は、この読み込んだディスクア
レイ装置設定用プログラム309を実行することによっ
て実現される。
【0034】ディスクアレイ装置設定用計算機301
は、CPU305、記憶装置306、メモリ307、入
出力インタフェース308(以下、I/Fと省略して記
す)、及びNI304を有して構成される。
【0035】CPU305は、ディスクアレイ装置設定
用計算機301全体の制御を司るものであり、メモリ3
07に格納されたプログラムやデータ等に基づいて動作
する。また、CPU305は、図4に示す各処理部を備
える。設定情報取得部401は、NI304を通じてデ
ィスクアレイ装置201から設定情報211を読み出
す。設定情報ファイル作成部402は、読み出した設定
情報211から設定情報ファイル310を作成し記憶装
置306に保存する。設定情報ファイル編集部403
は、記憶装置306に保存されている設定情報ファイル
310を読み出して編集する。設定情報ファイル差分抽
出部404は、2つの設定情報ファイル310を比較し
て差分を抽出する。設定コマンド作成部405は、設定
情報ファイル310から設定コマンドを作成する。設定
コマンド送信部406は、設定コマンドをNI304を
通じてディスクアレイ装置201に送信する。ユーザ入
力情報取得部407は、設定情報入力装置302からの
入力情報を取得する。情報表示部408は、ディスプレ
イ装置303への表示を行う。
【0036】記憶装置306は、各種プログラムやデー
タを格納するためのものであって、本願発明に係るディ
スクアレイ装置設定用プログラム309やディスクアレ
イ装置201に関する設定情報ファイル310などが格
納されている。記憶装置306は、プログラムやデータ
があらかじめ格納されている記録媒体311を有してお
り、この記録媒体311は磁気的記録媒体、光学的記録
媒体、半導体メモリ等で構成されている。記録媒体31
1は、記憶装置306に固定されている場合や着脱自在
に装着する場合もある。また、記録媒体311に記憶さ
れるプログラムやデータは通信回線を通じて他の機器か
ら受信する構成とすることもできる。さらには、記憶装
置306はディスクアレイ装置設定用計算機301と一
体とすることもできるし、別体とすることもできる。
【0037】メモリ307は、CPU305によってア
クセスされるためのプログラムやデータが格納されるも
のであり、プログラムやデータは必要に応じて記憶装置
306または設定情報入力装置302等から読み出され
て格納される。
【0038】I/F308は、保守員からの入力指示を
受け付けるための設定情報入力装置302、及びディス
プレイ装置303をディスクアレイ装置設定用計算機3
01に接続するためのインタフェースである。
【0039】NI304は、ディスクアレイ装置201
と通信するための通信インタフェースである。
【0040】次に、設定情報ファイル310の1例を示
す図を図5に示す。設定情報ファイル310は、ディス
クアレイ装置設定用計算機301により、ディスクアレ
イ装置201のメモリ210に記憶されている設定情報
211を元に作成され、保守員からの設定の入力によ
り、変更される。図5に示すように設定情報ファイル3
10は、各種属性を含む複数のテーブルがリスト構造に
繋がった構成をしている。図5の矢印510は各テーブ
ルがリスト構造で繋がる際の接続関係を示すものであ
る。
【0041】設定情報ファイル310を構成するテーブ
ルは、「ディスクアレイ装置テーブル」502、「RA
IDグループテーブル」503、「物理ディスクテーブ
ル」504、「ホストWWNテーブル」505、「論理
ボリュームテーブル」506、「パステーブル」50
7、「LUNセキュリティテーブル」508、「ポート
テーブル」509、である。
【0042】「ディスクアレイ装置テーブル」502
は、ディスクアレイ装置201の属性を示すテーブルで
あり、「ディスクアレイ装置ID」、「モデル名」、
「シリアルナンバー」、「IP(Internet Protocol)
アドレス」の情報を有する。「ディスクアレイ装置I
D」は、ディスクアレイ装置テーブル502の識別子を
示す。「モデル名」は、ディスクアレイ装置201の製
品名を示す。「シリアルナンバー」は、製造番号を示
す。「IP(Internet Protocol)アドレス」はディス
クアレイ装置201のインターネットアドレスを示す。
【0043】「RAIDグループテーブル」503は、
ディスクアレイ装置201内に構成されるRAIDグル
ープ208毎の属性を示すテーブルであり、「RAID
グループID」、「ディスクアレイ装置ID」、「表示
名称」、「RAIDグループ番号」、「容量」、「割り
当て済み容量」、「最大空き容量」の情報を有する。
「RAIDグループID」は、RAIDグループテーブ
ル503の識別子を示す。「ディスクアレイ装置ID」
は、RAIDグループ208がどのディスクアレイ装置
201に所属するかを示す。「表示名称」は、RAID
グループ208の名称を示す。「RAIDグループ番
号」は、RAIDグループ208に付けられた番号を示
す。「容量」は、RAIDグループ208を構成する物
理ディスク206の総記憶容量を示す。「割り当て済み
容量」は、論理ボリュームを割り当て済みの記憶容量を
示す。「最大空き容量」は、空き容量を示す。
【0044】「物理ディスクテーブル」504は、ディ
スクアレイ装置201を構成する各物理ディスク206
の属性を示すテーブルであり、「物理ディスクID」、
「RAIDグループID」、「容量」の情報を有する。
「物理ディスクID」は、物理ディスクテーブル504
の識別子を示す。「RAIDグループID」は、当該物
理ディスク206がどのRAIDグループ208に所属
するかを示す。「容量」は、記憶容量を示す。
【0045】「ホストWWNテーブル」505は、ディ
スクアレイ装置201へのアクセスを許可するホスト計
算機204のWWN(World Wide Name)を示すテーブ
ルであり、「ホストWWN ID」、「ホストWWN」
の情報を有する。「ホストWWN ID」は、ホストW
WNテーブル505の識別子を示す。「ホストWWN」
は、アクセスを許可するホストWWNを示す。
【0046】「論理ボリュームテーブル」506は、各
RAIDグループ208内に作成される論理ボリューム
毎の属性を示すテーブルであり、「論理ボリュームI
D」、「RAIDグループID」、「容量」、「デバイ
ス番号」、「RAIDレベル」、「エミュレーションタ
イプ」の情報を有する。「論理ボリュームID」は、論
理ボリュームテーブル506の識別子を示す。「RAI
DグループID」は、どのRAIDグループ208上に
作成された論理ボリュームであるかを示す。「容量」
は、論理ボリュームの記憶容量を示す。「デバイス番
号」は、論理ボリュームのデバイス番号を示す。「RA
IDレベル」は、構成するRAIDのレベルを示す。
「エミュレーションタイプ」は、論理ボリュームのエミ
ュレーションのタイプを示す。
【0047】「パステーブル」507は、各論理ボリュ
ームテーブル毎に設定されるパスの属性を示すテーブル
であり、「パスID」、「ポートID」、「論理ユニッ
トナンバー(LUN)」の情報を有する。「パスID」
は、パステーブル507の識別子を示す。「ポートI
D」は、どのポートのパスであるかを示す。「論理ユニ
ットナンバー(LUN)」は、どの論理ボリュームのパ
スであるかを示す。
【0048】「LUNセキュリティテーブル」508は
パス毎に設定され、アクセスを許可するホスト計算機2
04を指定するテーブルであり、「LUNセキュリティ
ID」、「パスID」、「ホストWWN ID」の情報
を有する。「LUNセキュリティID」は、LUNセキ
ュリティテーブル508の識別子を示す。「パスID」
は、どのパスに対するセキュリティであるかを示す。
「ホストWWN ID」は、どのホスト計算機204か
らのアクセスを許可するかを示す。
【0049】「ポートテーブル」509は、ディスクア
レイ装置201の各ポート202の属性を示すテーブル
であり、「ポートID」、「ディスクアレイ装置I
D」、「ポート名称」、「ポート番号」の情報を有す
る。「ポートID」は、ポートテーブル509のテーブ
ル識別子を示す。「ディスクアレイ装置ID」は、どの
ディスクアレイ装置201のポート202であるかを示
す。「ポート名称」は、ポート202の名称を示す。
「ポート番号」は、ポート202の番号を示す。
【0050】図5において波線511で示す部分、すな
わち論理ボリュームテーブル506、パステーブル50
7、LUNセキュリティテーブル508に係る部分は、
RAIDグループテーブル503毎に設定される部分で
あり、本発明に係る方法でディスクアレイ装置201の
設定を行う際に変更される部分である。すなわち、本発
明によれば、初期設定を行うディスクアレイ装置(ディ
スクアレイ装置A(201a)とする)の設定情報ファ
イル310aのうちのある1つのRAIDグループテー
ブル503aに従属する上記部分511aの内容を、ベ
ースとなるディスクアレイ装置(ディスクアレイ装置B
(201b)とする)の設定情報ファイル310bの中
のある1つのRAIDグループテーブル503bに従属
する同部分511bの内容を元に変更することにより、
ベースとなるディスクアレイ装置B(201b)のRA
IDグループ208bと同一構成の論理ボリュームの作
成、パスの設定、LUNセキュリティの設定を、ディス
クアレイ装置A(201a)のRAIDグループ208
aに一括して行うことが可能となる。また、論理ボリュ
ームの作成が既に完了しているRAIDグループに対し
て、パステーブル507とLUNセキュリティテーブル
508の内容を変更することにより、パスの設定、LU
Nセキュリティの設定のみを行うことも可能である。
【0051】ディスクアレイ装置設定用計算機301か
らディスクアレイ装置201に送信される設定コマンド
600を図6に示す。これらの設定コマンド600をデ
ィスクアレイ装置201に送信し、ディスクアレイ装置
201のメモリ210に記憶されているディスク管理情
報213の内容を変更することにより、論理ボリューム
の作成、消去等が行われる。
【0052】設定コマンド600には、「Create
LU」601、「DeleteLU」602、「Cre
atePath」603、「DeletePath」60
4、「CreateLUNS」605、「Delete
LUNS」606がある。
【0053】本願発明に係るディスクアレイ装置201
は、「CreateLU」601を受信すると、指定さ
れたサイズの論理ボリュームが指定されたRAIDグル
ープ208に作成されるようにディスク管理情報213
の内容を変更する。同様に「DeleteLU」602
を受信すると、指定された論理ボリュームを削除するよ
うにディスク管理情報213の内容を変更する。「Cr
eatePath」603を受信すると、指定された論
理ボリュームに指定されたパスを設定するようにディス
ク管理情報213の内容を変更する。「DeleteP
ath」604を受信すると、指定されたパスを削除す
るようにディスク管理情報213の内容を変更する。
「CreateLUNS」605を受信すると、指定さ
れたパスに指定されたホストWWNへのLUNセキュリ
ティを設定するようにディスク管理情報213の内容を
変更する。「DeleteLUNS」606を受信する
と、指定されたLUNセキュリティを削除するようにデ
ィスク管理情報213の内容を変更する。
【0054】本発明に係る方法により、初期設定を行う
ディスクアレイ装置A(201a)の設定情報ファイル
310aを、ベースとなるディスクアレイ装置B(20
1b)の設定情報ファイル310bを元に変更した場合
に、当該変更部分に係る差分情報から設定コマンド60
0を作成しディスクアレイ装置A(201a)に対して
送信することにより、論理ボリュームの作成、パスの設
定、LUNセキュリティの設定を一括して行うことが可
能となる。詳細な手順については後述する。
【0055】次に、本実施例におけるディスクアレイ装
置A(201a)の設定手順について、図7乃至図9に
示すフローチャートを参照しながら説明する。以下に説
明する手順によるディスクアレイ装置の設定は、本願発
明に係るディスクアレイ装置設定用プログラム309を
ディスクアレイ装置設定用計算機301のCPU305
が実行することにより実現される。まず、図7を参照し
ながら、設定情報ファイル310aの作成手順について
説明する。
【0056】ディスクアレイ装置設定用計算機301の
CPU305はメモリ307に読み込まれたディスクア
レイ装置設定用プログラム309に従い、以下の動作を
実行する。まず、設定情報入力装置302が、ディスク
アレイ装置A(201a)のメモリ210aに格納され
ている設定情報211aの読み出しを指示する入力を保
守員から受け付けると、ディスクアレイ装置設定用計算
機301は、NI304を通じて接続されているディス
クアレイ装置A(201a)に対して設定情報211a
の送信を要求し、設定情報211aを取得する(ステッ
プA10)。取得する設定情報211aは、ディスクア
レイ装置A(201a)のモデル名、シリアルナンバ
ー、IPアドレス、ポート数、ポート表示名、ポート番
号、物理ディスクの構成、容量、RAID構成、RAI
Dレベル等の情報である。得られた個々の設定情報21
1aは一旦メモリ307に記憶された後、図5に示す各
テーブルの該当欄に書き込まれることにより、設定情報
ファイル310aが作成される(ステップA20)。こ
の時点では、設定情報ファイル310a内の論理ボリュ
ームテーブル506a、パステーブル507a、LUN
セキュリティテーブル508aには該当する設定情報が
ないため、これらのテーブルは未定義である。このよう
にして作成された設定情報ファイル310aは、保守員
からファイル名が指定された後、記憶装置306に記録
される(ステップA30)。
【0057】また、ディスクアレイ装置設定用計算機3
01の記憶装置306には、過去に作成されたディスク
アレイ装置B(201b)に関する設定情報ファイル3
10bが記憶されている。その設定情報ファイルb(3
10b)は、本発明に係る方法又は保守員が1つずつ設
定情報を入力する方法により、論理ボリュームテーブル
506b、パステーブル507b、LUNセキュリティ
テーブル508bの内容が定義済みである。
【0058】次に、上記の手順により作成した設定情報
ファイル310aを使用してディスクアレイ装置A(2
01a)の設定を行うための手順について、図8及び図
9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0059】まずディスクアレイ装置設定用計算機30
1は、保守員に指定されたファイル名と一致する設定情
報ファイルa(310a)を記憶装置306から読み出
し、メモリ307に格納する(ステップB10、B2
0)。なおフローチャートには示さないが、後述するよ
うに、設定情報ファイル名の指定の際に保守員はRAI
Dグループ名も指定しなければならない。次に、同じく
保守員に指定されたファイル名と一致する設定情報ファ
イルb(310b)を記憶装置306から読み出し、メ
モリ307に格納する。ここでも保守員はRAIDグル
ープ名を指定する(ステップB30、B40)。ここ
で、設定情報ファイルa(310a)はこれから初期設
定を行うディスクアレイ装置A(201a)の設定情報
ファイルであり、設定情報ファイルb(310b)はベ
ースとするディスクアレイ装置B(201b)の設定情
報ファイルである。従って、設定情報ファイルb(31
0b)には、すでにRAIDグループテーブル503b
毎に論理ボリュームテーブル506b、パステーブル5
07b、LUNセキュリティテーブル508bが定義さ
れているが、設定情報ファイルa(310a)には、そ
れらのテーブルはまだ定義されていない。なお、設定情
報ファイルa(310a)、設定情報ファイルb(31
0b)を読み出す順番は本発明の実施には関係ないた
め、どちらを先に読み出すようにしてもかまわない。
【0060】設定情報ファイルa(310a)の読み出
し時に保守員が指定したRAIDグループをRAIDグ
ループa(208a)、設定情報ファイルbの読み出し
時に保守員が指定したRAIDグループをRAIDグル
ープb(208b)とすれば、これから行おうとしてい
る処理は、RAIDグループb(208b)と同一の構
成、すなわち、同一の論理ボリューム構成、同一のパ
ス、同一のLUNセキュリティ、となるようにRAID
グループa(208a)を設定することである。
【0061】次に、ディスクアレイ装置設定用計算機3
01は、設定情報ファイルa(310a)の複製a'
(310a')を作成する(ステップB50)。そし
て、上記複製した設定情報ファイルa'(310a')の
一部を設定情報ファイルb(310b)を元に変更する
(ステップB60)。一部とは、これから設定しようと
しているRAIDグループテーブルa(503a)に属
する論理ボリュームテーブル506a、パステーブル5
07a、LUNセキュリティテーブル508aのことを
指す。
【0062】ここで、設定情報ファイルa'(310
a')の変更を行う前にディスクアレイ装置設定用計算
機301は、RAIDグループb(208b)の設定内
容をRAIDグループa(208a)のベースとできる
かどうかをチェックする。チェックのフローチャートを
図9に示す。なお、図9のフローチャートに挙げたチェ
ック項目は一例であり、ここには挙げられていない項目
もチェック項目とすることは可能である。反対にここに
挙げられているチェック項目をチェックしない態様も考
えられる。
【0063】まず図9のステップC10は、保守員がR
AIDグループa(208a)、及びRAIDグループ
b(208b)を指定するものであり、上述したステッ
プB10乃至B40における手順に相当する。
【0064】ステップC20では、ディスクアレイ装置
A(201a)とディスクアレイ装置B(201b)の
モデルが同一であるか否かをチェックする。モデルの同
一をチェックするのは、例えばモデルにより作成できる
論理ボリュームの数に相違があることなどの理由から、
ディスクアレイ装置B(201b)の設定情報ファイル
310bをベースとして使用できない場合があるためで
ある。モデルが一致しない場合にはエラーとなり、ディ
スプレイ装置303に警告が表示される(ステップC7
0)。もちろん、モデルが異なっても設定情報ファイル
をベースとして使用できる場合もあるため、モデルの一
致を条件としない態様も可能である。
【0065】ステップC30では、RAIDグループa
(208a)に設定されているポート数がRAIDグル
ープb(208b)に設定されているポート数以上ある
か否かをチェックしている。RAIDグループb(20
8b)のポートの設定をRAIDグループa(208
a)に適用する場合に、RAIDグループa(208
a)のポート数の方が少ない場合には、RAIDグルー
プa(208a)には存在しないはずのポートの設定が
おこなわれることになるからである。
【0066】ステップC40では、RAIDグループb
(208b)に定義されている全てのポートの表示名
が、RAIDグループa(208a)に定義されている
ポートの表示名に含まれているか否かをチェックしてい
る。RAIDグループa(208a)には存在しないは
ずのポート名によりRAIDグループa(208a)の
設定は行えないからである。
【0067】ステップC50では、RAIDグループa
(208a)のディスク容量が、RAIDグループb
(208b)のディスク容量以上であるか否かをチェッ
クしている。RAIDグループa(208a)のディス
ク容量の方が少ない場合には、不足するディスク容量に
対しては論理ボリュームの設定等は行えないからであ
る。
【0068】ステップC60では、RAIDグループa
(208a)に論理ボリュームが設定されていないかど
うかをチェックしている。もし既にRAIDグループa
(208a)に論理ボリュームが設定されている場合に
RAIDグループb(208b)の論理ボリュームの構
成を反映してしまうと、元々のRAIDグループa(2
08a)の論理ボリュームの構成がRAIDグループb
(208b)の論理ボリュームの構成に変更されてしま
うからである。もちろん、RAIDグループb(208
b)の論理ボリュームの構成に変更したい場合や、変更
されても問題ない場合には、本チェックを行わないよう
にすることもできる。
【0069】以上のようにしてチェックを行った後、デ
ィスクアレイ装置設定用計算機301は、設定情報ファ
イルa'(310a')を以下の手順にて変更する(ステ
ップB60)。まず、RAIDグループテーブルb(5
03b)に従属する論理ボリュームテーブル506bと
同数の論理ボリュームテーブルをRAIDグループテー
ブルa(503a)に従属させるように作成する。ここ
で作成される各論理ボリュームテーブルには、RAID
グループa(208a)における「論理ボリュームI
D」、「RAIDグループID」、「デバイス番号」、
「RAIDレベル」がディスクアレイ装置設定用計算機
301により付番される。続いて、RAIDグループテ
ーブルb(503b)の各論理ボリュームテーブル50
6bの中の、「容量」、「エミュレーションタイプ」欄
の内容がRAIDグループテーブルa(503a)に従
属する各論理ボリュームテーブル506aの中の、「容
量」、「エミュレーションタイプ」欄に転写される。こ
れにより、RAIDグループa(208a)にRAID
グループb(208b)と同一の論理ボリュームを作成
するための定義付けを行うことができた。
【0070】次にディスクアレイ装置設定用計算機30
1は、RAIDグループテーブルa(503a)内の各
論理ボリュームテーブル506aにそれぞれ従属するパ
ステーブル507aを作成する。各パステーブル507
aには「パスID」、「論理ボリュームID」がディス
クアレイ装置設定用計算機301により付番される。続
いて、RAIDグループテーブルb(503b)の各パ
ステーブル507bの中の「ポートID」、「論理ユニ
ットナンバー」欄の内容が、RAIDグループテーブル
a(503a)の各パステーブル503aの中の「ポー
トID」、「論理ユニットナンバー」欄に転写される。
これにより、RAIDグループa(208a)内の各論
理ボリュームのパスをRAIDグループb(208b)
内の各論理ボリュームのパスと同一に設定するための定
義付けを行うことができた。
【0071】次に、上記設定した各パステーブル507
aにそれぞれ従属するLUNセキュリティテーブル50
8aを作成する。各LUNセキュリティテーブル508
aには「LUNセキュリティID」、「パスID」がデ
ィスクアレイ装置設定用計算機301により付番され
る。続いて、RAIDグループテーブルb(503b)
の各LUNセキュリティテーブル508bの中の、「ホ
ストWWN ID」欄の内容がRAIDグループテーブ
ルa(503a)の各LUNセキュリティテーブル50
8aの中の「ホストWWN ID」欄に転写される。こ
れにより、RAIDグループa(208a)内の各論理
ボリュームのパスのLUNセキュリティをRAIDグル
ープb(208b)内の各論理ボリュームのパスのLU
Nセキュリティと同一に設定するための定義付けを行う
ことができた。
【0072】以上により、設定情報ファイルa'(31
0a')の変更が完了した(ステップB60)。次に、
設定情報ファイルa'(310a')と設定情報ファイル
a(310a)の差分を取り出す(ステップB70)。
差分として取り出される情報は、RAIDグループテー
ブルa'(503a')内に上記作成された、論理ボリュ
ームテーブル506a'、パステーブル507a'、LU
Nセキュリティテーブル508a'である。
【0073】続いて、差分情報を元に設定コマンド60
0が作成される(ステップB80)。すなわち、上記差
分として取り出される論理ボリュームテーブル506
a'により定義付けされる論理ボリュームをRAIDグ
ループa(208a)上に作成するためのコマンド(C
reateLU)601、上記論理ボリュームにパステ
ーブル507a'により定義付けされるパスを設定する
ためのコマンド(CreatePath)603、及び
上記パスにLUNセキュリティテーブル508a'によ
り定義付けされるLUNセキュリティを設定するための
コマンド(CreateLUNS)605が生成され
る。
【0074】そして、これらの設定コマンドをディスク
アレイ装置A(201a)に対して送信する。ディスク
アレイ装置A(201a)はこれらの設定コマンドを受
信し、該コマンドに応じて自己設定を行うことにより設
定を変更する(ステップB90)。
【0075】最後に、設定情報ファイルa'(310
a')はディスクアレイ装置A(201a)の設定情報
ファイルとして保守員により指定されたファイル名で記
憶装置306に保存される(ステップB100)。
【0076】以上により、ディスクアレイ装置A(20
1a)内のRAIDグループの設定を、ベースとなるデ
ィスクアレイ装置B(201b)内のRAIDグループ
の設定情報ファイル310bを元に行うことができた。
後は、必要ならば使用環境に合わせた調整を、追加の設
定コマンドをディスクアレイ装置Aに送信することによ
り行うこともできる。ディスクアレイ装置A(201
a)に存在する残りのRAIDグループについても同様
の作業を行うことにより、ディスクアレイ装置A(20
1a)全体の設定を行うことができる。これにより、従
来は保守員がひとつひとつ設定コマンド600を送信し
て設定していた複雑かつ大量なディスクアレイ装置の設
定作業を、簡易かつ少量な作業で行うことが可能となっ
た。
【0077】次に、本実施例におけるディスクアレイ装
置の設定手順について、保守員が行う操作を主体にして
図10乃至図19に示すフローチャート及びディスクア
レイ装置設定用計算機301のディスプレイ303に表
示される画面イメージを参照しながら説明する。以下に
説明する手順によるディスクアレイ装置の設定は、本願
発明に係るディスクアレイ装置設定用プログラム309
をディスクアレイ装置設定用計算機301のCPU30
5が実行することにより実現される。なお、画面イメー
ジは一例である。
【0078】まず、本実施形例におけるディスクアレイ
装置201の設定手順のフローチャートを図10に示
す。図8に示したフローチャートがディスクアレイ装置
設定用計算機301で行われる処理内容を主体に記述さ
れたものであるのに対して、図10は保守員が行う操作
を主体に記述したものである。以下、図10のフローチ
ャートに従い、適宜図11乃至図19の画面イメージを
参照しながら、ディスクアレイ装置201の設定手順に
ついて説明する。なおここでの説明は、ディスクアレイ
装置B(201b)の中のRAIDグループb(208
b)のパスの設定及びLUNセキュリティの設定をベー
スに、既に論理ボリュームの作成が完了しているディス
クアレイ装置A(201a)の中のRAIDグループa
(208a)に対して、パスの設定及びLUNセキュリ
ティの設定を行うものとして説明する。
【0079】図10に示すように、まず保守員は、これ
から設定を行う対象としてディスクアレイ装置A(20
1a)の中からRAIDグループa(208a)を選択
する。選択はディスプレイ画面303上で行われる(ス
テップD10)。その様子を図11に示す。図11に示
すように、ディスクアレイ装置設定用計算機301のデ
ィスプレイ画面303には、これから新たに設定したい
RAIDグループを指定するための「適用先RAIDグ
ループの指定」設定情報適用ウィザード画面(1/4)
1101が表示されている。保守員は、この設定情報適
用ウィザード画面1101内に表示されるウインドウ1
102のスクロールバー1103を操作してディスクア
レイ装置Aを表示させ、図11に示すように目的のRA
IDグループ(RAIDグループa)にマウス等の入力
装置を用いてチェックマーク1104を付ける。なお、
「詳細」欄1105を選択すると図12に示す画面12
01が表示され、ディスクアレイ装置A(201a)の
詳細の情報を得ることができる。
【0080】次に、保守員は、ディスクアレイ装置B
(201b)の設定情報ファイルである設定情報ファイ
ルB(310b)を選択する(ステップD20)。画面
上の操作としては、まず、図11において「Next」
1106を選択して図13に示す設定情報適用ウィザー
ド画面(2/4)1301に切り替える。図13におい
て「選択」欄1302をマウスでクリック等すると図1
4に示す「ファイルを開く」ウインドウ1401が表示
される。「ファイルを開く」ウインドウ1401には選
択可能な設定情報ファイル310の一覧1403が表示
されている。保守員は、目的の設定情報ファイルB(3
10b)を設定情報ファイルの一覧1403の中から選
択する。なお、「詳細」欄1303を選択すると図12
に示す画面1201が表示され、設定情報ファイルB
(310b)により定義されるディスクアレイ装置B
(201b)の詳細の情報を得ることができる。
【0081】次に保守員は、設定情報ファイルB(31
0b)の中からRAIDグループbを選択する(ステッ
プD30)。画面上の操作としては、まず図13におい
て「Next」1305を選択して図15に示す設定情
報適用ウィザード画面(3/4)1501に切り替え
る。図15において表示されるウインドウ1502のス
クロールバーを操作してRAIDグループbを表示さ
せ、表示される「RAIDグループb」の文字の上をマ
ウスでクリック等することによりRAIDグループbを
選択することができる。選択された結果は「適用元RA
IDグループ」欄1503に表示される。なお、「選
択」欄1504をクリックすることにより、図14の
「ファイルを開く」ウインドウ1401が表示され、設
定情報ファイルを変更することが可能である。現在選択
されている設定情報ファイルは、図15において「設定
情報ファイル」欄1505に表示されている。
【0082】次に、保守員は、RAIDグループa(2
08a)にRAIDグループb(208b)の設定内容
を適用できるか否かをチェックする(ステップD4
0)。チェックの結果、問題なければRAIDグループ
b(208b)の設定内容をRAIDグループa(20
8a)に適用するステップに進む(ステップD50以
降)。画面上の操作としては、まず、図15において
「Next」1506を選択して図16に示す設定情報
適用ウィザード画面(4/4)1601に切り替える。
設定情報適用ウィザード画面(4/4)1601では保
守員は設定情報ファイルの確認と設定処理の選択を行う
ことができる。設定処理の選択は「設定処理の選択」チ
ェックボックス1604において、「論理ボリュームを
作成する」及び「パス設定、LUNセキュリティを行
う」をチェックすることにより処理を選択することがで
きる。ここでは、適用先RAIDグループa(208
a)には既に論理ボリュームの設定が完了しており、パ
スとLUNセキュリティの設定のみを行いたいので、R
AIDグループa(208a)の論理ボリュームの構成
は変更しないようにする必要がある。このような場合に
は「論理ボリュームを作成する」にはチェックせずに、
「パス設定、LUNセキュリティを行う」のみをチェッ
クしておけば良い。
【0083】保守員は、設定情報適用ウィザード画面
(4/4)1604の内容を確認して問題なければ「設
定」欄1605をクリックする。そうすると図17及び
図18に示すように「適用時の条件設定」ウインドウ1
701が表示される。「適用時の条件設定」ウインドウ
1701は、「論理ボリュームの作成」ウインドウ17
02と、「パス、LUN Security設定」ウイ
ンドウ1802を有する。「論理ボリュームの作成」ウ
インドウ1702は新たな論理ボリュームの作成する際
の条件を指定するためのウインドウである。「パス、L
UN Security設定」ウインドウ1802はパ
ス及びLUNセキュリティを設定する際に論理ボリュー
ムの対応をとるための条件を指定するウインドウであ
る。各ウインドウはウインドウ上部のタグをクリックす
ることにより切り替えることが可能である。しかしこれ
らのウインドウは2つに分かれている必要は無く、共通
のウインドウとすることも可能であるし、3つ以上のウ
インドウで構成とすることも可能である。
【0084】ここで論理ボリュームの対応をとるとは、
RAIDグループa(208a)に存在する論理ボリュ
ームの属性とRAIDグループb(208b)に存在す
る論理ボリュームの属性が一致しているかどうかを確認
することをいう。一致を確認する属性の例としては、エ
ミュレーションタイプ、サイズ、RAIDレベル等があ
る。
【0085】「論理ボリューム作成」ウインドウ170
2には、「割り当て済み容量」チェックボックス、「最
大空き容量」チェックボックス、及び「論理ボリューム
の作成方法」チェックボックスがある。
【0086】「割り当て済み容量」チェックボックスで
は、適用先RAIDグループに論理ボリュームがまだ作
成されていない場合にのみ論理ボリュームの作成を行う
ことを指定する。「最大空き容量」チェックボックスで
は、適用先RAIDグループの記憶容量がベースのRA
IDグループの記憶容量よりも大きい場合にのみ論理ボ
リュームの作成を行うことを指定する。「論理ボリュー
ムの作成方法」チェックボックスでは、適用先RAID
グループの記憶容量が適用元の記憶容量に満たない場合
に、適用先RAIDグループに作成可能な最大数の論理
ボリュームを作成することを指定する。もちろん、ここ
に挙げたチェックボックスは一例であり、これらのチェ
ックボックスが無い構成とすることもできるし、これら
以外のチェックボックスがある構成とすることもでき
る。
【0087】「パス、LUN Security設定」
ウインドウ1802には、「エミュレーションタイプ」
チェックボックス、「サイズ」チェックボックス、「R
AIDレベル」チェックボックスがある。これらのチェ
ックボックスは、上述したように、論理ボリュームの対
応をとる際の条件を指定するためのチェックボックスで
ある。
【0088】「エミュレーションタイプ」チェックボッ
クスでは、適用先RAIDグループの論理ボリュームと
適用元RAIDグループの論理ボリュームのエミュレー
ションタイプが等しい場合のみ、パス、LUNセキュリ
ティの設定を行うことを指定する。「サイズ」チェック
ボックスでは、適用先RAIDグループの論理ボリュー
ムと適用元RAIDグループの論理ボリュームのサイズ
が等しい場合のみ、パス、LUNセキュリティの設定を
行うことを指定する。「RAIDレベル」チェックボッ
クスでは、適用先RAIDグループの論理ボリュームと
適用元RAIDグループの論理ボリュームのRAIDレ
ベルが等しい場合のみ、パス、LUNセキュリティの設
定を行うことを指定する。もちろん、ここに挙げたチェ
ックボックスは一例であり、これらのチェックボックス
が無い構成とすることもできるし、これら以外のチェッ
クボックスがある構成とすることもできる。
【0089】保守員は、上記チェックボックスをチェッ
クした後、図16の「完了」1606をクリックする。
そうすると、ディスクアレイ装置設定用計算機301は
図9に示したフローチャートに従い、RAIDグループ
a(208a)にRAIDグループb(208b)の設
定を適用できるかどうかをチェックし(ステップD4
0)、適用可能である場合には、保守員の設定した条件
に従い(ステップD50)論理ボリュームの対応をとる
(ステップD60)。
【0090】論理ボリュームの対応がとれた場合には
(ステップD70)、ディスクアレイ装置設定用計算機
301は、図16の「パス設定、LUNセキュリティを
行う」チェックボックスに従い処理を行う。チェックボ
ックスがオンになっている場合には(ステップD8
0)、RAIDグループb(208b)の設定情報ファ
イル310bのパステーブル507b及びLUNセキュ
リティテーブル508bの内容がRAIDグループa
(208a)の設定情報ファイル310aのそれぞれの
テーブルに転写される(ステップD90)。「パス設
定、LUNセキュリティを行う」チェックボックスがオ
ンになっていない場合には(ステップD80)、設定作
業を終了する。
【0091】一方、論理ボリュームの対応がとれなかっ
た場合には(ステップD70)、ディスクアレイ装置設
定用計算機301は、「論理ボリュームを作成する」チ
ェックボックス、及び「パス設定、LUNセキュリティ
を行う」チェックボックスに従い処理を行う。ここでは
「論理ボリュームを作成する」チェックボックスはオフ
になっているので、設定作業は終了することになる。
【0092】しかし、「論理ボリュームを作成する」チ
ェックボックスと、「パス設定、LUNセキュリティを
行う」チェックボックスが両方ともオンになっている場
合には、ステップD100からステップD130までの
一連の処理により、RAIDグループa(208a)に
論理ボリュームが作成された上で、パスの設定及びLU
Nセキュリティの設定が行われる。論理ボリュームの対
応がとれなかった時に「論理ボリュームを作成する」チ
ェックボックスがオンになっている場合の処理の様子を
図19に示す。図19に示すように、RAIDグループ
テーブルa(503a)にしか存在しない属性の論理ボ
リュームテーブルは削除され、RAIDグループテーブ
ルb(503b)にしか存在しない属性の論理ボリュー
ムテーブルはRAIDグループテーブルa(503a)
に追加される。このようにしてRAIDグループa(2
08a)内にRAIDグループb(208b)と同じ属
性の論理ボリュームが作成されて、各論理ボリュームに
パスの設定及びLUNセキュリティの設定が行われる。
【0093】なお、前述した説明では、ディスクアレイ
装置B(201b)内のRAIDグループの設定内容を
ベースにディスクアレイ装置A(201a)内のRAI
Dグループの設定を行う場合の例を用いているが、ディ
スクアレイ装置A(201a)内の設定済みRAIDグ
ループの設定内容をベースにすることもできる。また、
前述した例では、設定するRAIDグループとベースと
するRAIDグループはそれぞれ一つずつであるが、一
度にそれぞれ複数のRAIDグループを選択して設定を
行うようにする態様も考えられる。
【0094】
【発明の効果】ディスクアレイ装置の設定を簡易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を示すための計算機システ
ムの全体構成を表す図である。
【図2】 本発明の1実施例を示すための計算機システ
ムの全体構成を表すブロック図である。
【図3】 本発明の1実施例を示すためのディスクアレ
イ装置設定用計算機の構成を示すブロック図である。
【図4】 ディスクアレイ装置設定用計算機のブロック
図の1例を示す図である。
【図5】 ディスクアレイ装置の設定情報ファイルの1
例を示す図である。
【図6】 ディスクアレイ装置に送信される設定コマン
ドを示す図である。
【図7】 ディスクアレイ装置の設定情報ファイルを作
成する際の処理の流れの1例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】 本発明に係る方法でディスクアレイ装置の設
定を行う場合の処理の流れの1例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】 設定情報ファイルを変更する際の処理の流れ
の1例を説明するためのフローチャートである。
【図10】 本発明に係る方法でディスクアレイ装置の
パス及びLUNセキュリティの設定を行う場合の処理の
流れの1例を説明するためのフローチャートである。
【図11】 これから設定するRAIDグループを指定
する際にディスクアレイ装置設定用計算機のディスプレ
イ装置に表示される画面の1例を示す図である。
【図12】 RAIDグループの詳細情報を表示する画
面の例を示す図である。
【図13】 ベースとなる設定情報ファイルを指定する
場合に表示される画面の1例を示す図である。
【図14】 設定情報ファイル選択画面の1例を示す図
である。
【図15】 ベースとなるRAIDグループを指定する
場合に表示される画面の1例を示す図である。
【図16】 設定内容の確認のために表示される画面の
1例を示す図である。
【図17】 論理ボリューム作成の際の条件を設定する
際に表示される画面の1例を示す図である。
【図18】 論理ボリュームの対応条件を設定する際に
表示される画面の1例を示す図である。
【図19】 論理ボリュームの対応がとれなかった時に
「論理ボリュームを作成する」チェックボックスがオン
になっている場合の処理の様子を示す図である。
【符号の説明】
201 ディスクアレイ装置 204 ホスト計算機 208 RAIDグループ 301 ディスクアレイ装置設定用計算機 309 ディスクアレイ装置設定用プログラム 310 設定情報ファイル 600 設定コマンド
フロントページの続き (72)発明者 長島 雄一郎 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 劉 福明 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 光田 順一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B065 BA01 CA15 CA30 CC10 ZA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あるディスクアレイ装置に関する多数の
    設定情報をコマンドとして一括して定義する操作入力を
    受け付けるステップと、 前記定義された設定情報をファイルとして記憶するステ
    ップと、 前記ファイルを前記ディスクアレイ装置に送信するステ
    ップと、を備えることを特徴とするディスクアレイ装置
    の設定方法。
  2. 【請求項2】 少なくともディスクの構成に関する設定
    情報が未定義のディスクアレイ装置に接続される情報処
    理装置による前記ディスクアレイ装置の設定方法であっ
    て、 前記ディスクアレイ装置から前記未定義の設定情報を取
    得するステップと、 定義済みの設定情報に基づき前記未定義の設定情報を変
    更するステップと、 前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを作成
    し、ファイルとして記憶するステップと、 前記設定コマンドを前記ディスクアレイ装置に送信する
    ステップと、を備えることを特徴とするディスクアレイ
    装置の設定方法。
  3. 【請求項3】 少なくともディスクの構成に関する設定
    情報が未定義の第1のディスクアレイ装置と、前記設定
    情報が定義済みの第2のディスクアレイ装置とに接続さ
    れる情報処理装置による前記未定義の第1のディスクア
    レイ装置の設定方法であって、 前記第1のディスクアレイ装置から前記未定義の設定情
    報を取得するステップと、 前記第2のディスクアレイ装置から前記定義済みの設定
    情報を取得するステップと、 前記定義済みの設定情報に基づき前記未定義の設定情報
    を変更するステップと、 前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを作成
    し、ファイルとして記憶するステップと、 前記設定コマンドを前記第1のディスクアレイ装置に送
    信するステップと、を備えることを特徴とするディスク
    アレイ装置の設定方法。
  4. 【請求項4】 前記未定義の設定情報を変更するステッ
    プに先立ち、前記未定義の設定情報と前記定義済みの設
    定情報との適合性を確認するステップを更に備えること
    を特徴とする請求項3に記載のディスクアレイ装置の設
    定方法。
  5. 【請求項5】 少なくともディスクの構成に関する設定
    情報が未定義のディスクアレイ装置に接続される情報処
    理装置による前記ディスクアレイ装置の設定を行うため
    のプログラムであって、 前記ディスクアレイ装置から前記未定義の設定情報を取
    得するステップと、定義済みの設定情報に基づき前記未
    定義の設定情報を変更するステップと、 前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを作成
    し、ファイルとして記憶するステップと、 前記設定コマンドを前記ディスクアレイ装置に送信する
    ステップと、を前記情報処理装置に実行させるためのプ
    ログラム。
  6. 【請求項6】 少なくともディスクの構成に関する設定
    情報が未定義の第1のディスクアレイ装置と、前記設定
    情報が定義済みの第2のディスクアレイ装置とに接続さ
    れる情報処理装置による前記未定義の第1のディスクア
    レイ装置の設定を行うためのプログラムであって、 前記第1のディスクアレイ装置から前記未定義の設定情
    報を取得するステップと、 前記第2のディスクアレイ装置から前記定義済みの設定
    情報を取得するステップと、 前記定義済みの設定情報に基づき前記未定義の設定情報
    を変更するステップと、 前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを作成
    し、ファイルとして記憶するステップと、 前記設定コマンドを前記第1のディスクアレイ装置に送
    信するステップと、を前記情報処理装置に実行させるた
    めのプログラム。
  7. 【請求項7】 前記未定義の設定情報を変更するステッ
    プに先立ち、前記未定義の設定情報と前記定義済みの設
    定情報との適合性を確認するステップを更に備えること
    を特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 【請求項8】 少なくともディスクの構成に関する設定
    情報が未定義のディスクアレイ装置に接続された前記デ
    ィスクアレイ装置の設定を行うための情報処理装置であ
    って、 前記ディスクアレイ装置から前記未定義の設定情報を取
    得する手段と、 定義済みの設定情報に基づき前記未定義の設定情報を変
    更する手段と、 前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを作成
    し、ファイルとして記憶する手段と、 前記設定コマンドを前記ディスクアレイ装置に送信する
    手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 少なくともディスクの構成に関する設定
    情報が未定義の第1のディスクアレイ装置と、前記設定
    情報が定義済みの第2のディスクアレイ装置とに接続さ
    れた前記未定義の第1のディスクアレイ装置の設定を行
    うための情報処理装置であって、 前記第1のディスクアレイ装置から前記未定義の設定情
    報を取得する手段と、 前記第2のディスクアレイ装置から前記定義済みの設定
    情報を取得する手段と、 前記定義済みの設定情報に基づき前記未定義の設定情報
    を変更する手段と、 前記変更された設定情報に基づき設定コマンドを作成
    し、ファイルとして記憶する手段と、 前記設定コマンドを前記第1のディスクアレイ装置に送
    信する手段と、を備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記未定義の設定情報を変更する手段
    には、前記未定義の設定情報と前記定義済みの設定情報
    との適合性を確認する手段を含むことを特徴とする請求
    項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至請求項10記載の情報処
    理装置により、少なくともディスクの構成に関する設定
    コマンドを受信し、該コマンドに応じて自己設定を行う
    ディスクアレイ装置。
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