JP2003345428A - 遠隔監視システムおよびそれに用いるアドレス変換装置 - Google Patents

遠隔監視システムおよびそれに用いるアドレス変換装置

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JP2003345428A
JP2003345428A JP2002154230A JP2002154230A JP2003345428A JP 2003345428 A JP2003345428 A JP 2003345428A JP 2002154230 A JP2002154230 A JP 2002154230A JP 2002154230 A JP2002154230 A JP 2002154230A JP 2003345428 A JP2003345428 A JP 2003345428A
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monitoring
address
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Mitsuru Iwata
満 岩田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視装置と発電設備の制御装置の監視用アド
レスが異なる場合でも、発電設備の制御装置の監視情報
を簡便に取り扱えること。 【解決手段】 この遠隔監視システム100は、監視装
置1と、複数のユーザにより管理される発電装置2とを
有し、発電装置2には運転制御や監視をおこなう制御装
置3が設けられる。監視装置1と制御装置3とは公衆回
線4により接続され、監視装置1には制御装置3の監視
用アドレスを自己の監視用アドレスに変換するアドレス
変換装置5が設けられる。アドレス変換装置5は、制御
装置3において各監視情報に付与したアドレスを、監視
装置1における各監視情報に対応するように並べ替え、
当該監視装置1のアドレスを付与するように変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、監視装置と発電
設備の制御装置の監視用アドレスが異なる場合でも、発
電設備の制御装置の監視情報を簡便に取り扱うことがで
きる遠隔監視システムおよびそれに用いるアドレス変換
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の遠隔監視システムの一例
を示す構成図である。従来の分散型発電設備の遠隔監視
システム500は、ガスタービン等の発電装置501の
制御装置(シーケンサ)502と監視装置(シーケンサ
や1チップボード)503は別々に設置されている。こ
れは、発電装置501の製作メーカーと監視装置503
の製作メーカーが異なることが主な理由である。発電装
置501の制御装置502は、その制御用アドレス、監
視用アドレスが当該制御装置502独自に割り付けてあ
り、一方、監視装置503の監視用アドレスも当該監視
装置503独自に割り付けられている。このため、監視
装置503側では、制御装置502から送信された監視
情報を、独自の監視用アドレスの監視情報と適合させる
ためのプログラムが搭載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遠隔監視システム500では、シーケンサ側の監視
用アドレスと、監視装置503側の監視用アドレスが異
なるため、これらの整合を図るためのプログラムが必要
であるところ、当該プログラムの製作に手間がかかると
いう問題点がある。
【0004】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、監視装置と発電設備の制御装置の監視
用アドレスが異なる場合でも、発電設備の制御装置の監
視情報を簡便に取り扱うことができる遠隔監視システム
およびそれに用いるアドレス変換装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による遠隔監視システムは、発電装置の
運転および監視を行う制御装置と、この制御装置と通信
手段により接続し、この通信手段を介して発電装置の監
視情報を取得する監視装置と、制御装置において各監視
情報に付与したアドレスを、監視装置における各監視情
報に付与したアドレスに変換するアドレス変換手段とを
有することを特徴とする。
【0006】このアドレス変換手段により制御装置のア
ドレスを監視装置のアドレスに変換する。これにより、
監視装置と発電設備の制御装置のアドレスが異なる場合
でも、発電設備の制御装置の監視情報を簡便に取り扱う
ことができる。前記各監視情報には、例えば発電電力
量、排ガス温度、排ガス排出量、NOx排出量、冷却水
温度などの監視対象となる情報が含まれる。なお、アド
レス変換にあたり、制御装置のアドレスの内容を予め認
識しておき、監視装置のアドレスの内容と照合して、変
換プログラムを作成しておく(このプログラムは極めて
簡単なものである)。
【0007】つぎの発明による遠隔監視システムは、発
電装置の運転および監視を行う制御装置と、この制御装
置と通信手段により接続し、この通信手段を介して発電
装置の監視情報を取得する監視装置と、制御装置におい
て各監視情報に付与したアドレスを、監視装置における
各監視情報に対応するように並べ替え、当該監視装置の
アドレスを付与する変換するアドレス変換手段とを有す
ることを特徴とする。
【0008】即ち、この発明では、制御装置の監視情報
と監視装置の監視情報とが対応するように、制御装置の
アドレスを並べ替えて監視装置のアドレスを付与する。
制御装置のアドレスと、監視情報のアドレスとは、予め
アドレスに係る監視情報を照合することで対応付けられ
る。これにより、監視装置と発電設備の制御装置のアド
レスが異なる場合でも、発電設備の制御装置の監視情報
を簡便に取り扱うことができる。
【0009】つぎの発明による遠隔監視システムに用い
るアドレス変換装置は、発電装置の制御装置において各
監視情報に付与したアドレスを、前記制御装置から発電
装置の監視情報を取得する監視装置において各監視情報
に付与したアドレスに変換することを特徴とする。
【0010】このアドレス変換装置を用いることで、監
視装置と発電設備の制御装置のアドレスが異なる場合で
も、発電設備の制御装置の監視情報を簡便に取り扱うこ
とができる。また、アドレス変換装置は簡単な処理を行
うのみであるから、装置自体をコンパクトに構成でき
る。このため設置場所を問わず、監視装置側に設置して
も良いし、制御装置側に設置しても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。また、下記実施の形
態における構成要素には、当業者が容易に想定できるも
の或いは実質的に同一のものが含まれる。また、下記実
施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定で
きるものが含まれるものとする。
【0012】図1は、この発明の実施の形態に係る遠隔
監視システムを示す構成図である。この遠隔監視システ
ム100は、各拠点を管理する監視装置1と、複数のユ
ーザにより管理される発電装置2とを有している。発電
装置2は、ガスタービン、マイクロガスタービン、ディ
ーゼルエンジン、燃料電池等である。この発電装置2に
は、運転制御や監視をおこなう制御装置(シーケンサを
含む)3が設けられている。また、監視装置1と制御装
置3とは、公衆回線4またはインターネットにより接続
されている。また、発電装置2の制御装置3には、当該
制御装置3の監視用アドレスを自己の監視用アドレスに
変換するアドレス変換装置5が設けられている。
【0013】図2は、監視用アドレスの変換過程を示す
説明図である。発電装置2の制御装置3の監視用アドレ
スA1と、監視装置1の監視用アドレスA2とは、それ
ぞれ異なる内容になっている。具体例としては、制御装
置3の監視用アドレスA1は、アドレス「1」が発電電
力量であり、アドレス「3」が排ガス量であり、アドレ
ス「11」が冷却水温度とする。一方、監視装置1の監
視用アドレスA2は、発電電力量のアドレスが「1」で
あり、排ガス量のアドレスが「2」であり、冷却水温度
のアドレスが「3」となっている。このため、上記アド
レス変換装置5は、制御装置3から受け取った監視情報
に付加されているアドレスを制御装置3の監視用アドレ
スA1から監視装置1の監視用アドレスに変換し、スト
アする。
【0014】制御装置3の監視用アドレスは、各制御装
置3により異なる。この制御装置3の監視用アドレスの
番号およびその内容は、予め制御装置3側の記憶手段に
記憶されている。このため、各制御装置3の監視用アド
レス毎にアドレス変換内容を決定しておく必要があり、
例えば、各発電装置2の制御装置3の監視用アドレス及
びその内容と、監視装置1の監視用アドレス及びその内
容とを照合してこれらの対応関係を抽出する。そして、
抽出した対応関係に基づいて変換内容を決定し、アドレ
ス変換装置5の図示しない記憶部に記憶する。アドレス
変換装置5を制御装置3側に設けることで、制御装置3
側で変換処理した方が公衆回線4を介して送信するデー
タが少なく出来、通信コストを低減できるからである。
【0015】この変換内容は、拠点内の監視装置1によ
り監視される発電装置2の制御装置3ごとに決められ、
各アドレス変換装置5の記憶部(図示省略)に記憶され
る。アドレス変換装置5は、IC等の半導体チップまた
はプリント基板上の回路としてハード的に構成しても良
いし、汎用コンピュータにアドレス変換プログラムを組
み込むことで構成しても良い。いずれにしても、アドレ
ス変換のみであるので、その構成は簡単なものとなる。
また、上記実施の形態では、各制御装置3側にアドレス
変換装置5を設けたが、監視装置1側に設けるようにし
ても良い。この場合は装置構成として、アドレス変換装
置が1つで済む。なお、上記各アドレスには、対応する
監視情報が付加されている。例えばアドレス「1」に
は、一定時間内の発電電力量のデータが付加されてい
る。
【0016】以上の遠隔監視システム100によれば、
異なるアドレスを有する制御装置3を監視する場合で
も、アドレス変換により監視装置1のアドレスに適合さ
せることで、発電装置2の制御装置3の監視情報を簡便
に取り扱える。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る遠
隔監視システムでは、発電装置の運転および監視を行う
制御装置と、この制御装置と通信手段により接続し、こ
の通信手段を介して発電装置の監視情報を取得する監視
装置と、制御装置において各監視情報に付与したアドレ
スを、監視装置における各監視情報に付与したアドレス
に変換するアドレス変換手段とを有する。また、発電装
置の運転および監視を行う制御装置と、この制御装置と
通信手段により接続し、この通信手段を介して発電装置
の監視情報を取得する監視装置と、制御装置において各
監視情報に付与したアドレスを、監視装置における各監
視情報に対応するように並べ替え、当該監視装置のアド
レスを付与する変換するアドレス変換手段とを有する。
このため、監視装置と発電設備の制御装置のアドレスが
異なる場合でも、発電設備の制御装置の監視情報を簡便
に取り扱うことができる。
【0018】また、この発明に係る遠隔監視システムに
用いるアドレス変換装置では、発電装置の制御装置にお
いて各監視情報に付与したアドレスを、前記制御装置か
ら発電装置の監視情報を取得する監視装置において各監
視情報に付与したアドレスに変換するので、監視装置と
発電設備の制御装置のアドレスが異なる場合でも、発電
設備の制御装置の監視情報を簡便に取り扱うことができ
る。また、装置自体をコンパクトに構成できるので、設
置場所を問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る遠隔監視システム
を示す構成図である。
【図2】監視用アドレスの変換過程を示す説明図であ
る。
【図3】従来の遠隔監視システムの一例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】 100 遠隔監視システム 1 監視装置 2 発電装置 3 制御装置 4 公衆回線 5 アドレス変換装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電装置の運転および監視を行う制御装
    置と、 この制御装置と通信手段により接続し、この通信手段を
    介して発電装置の監視情報を取得する監視装置と、 制御装置において各監視情報に付与したアドレスを、監
    視装置における各監視情報に付与したアドレスに変換す
    るアドレス変換手段とを有することを特徴とする遠隔監
    視システム。
  2. 【請求項2】 発電装置の運転および監視を行う制御装
    置と、 この制御装置と通信手段により接続し、この通信手段を
    介して発電装置の監視情報を取得する監視装置と、 制御装置において各監視情報に付与したアドレスを、監
    視装置における各監視情報に対応するように並べ替え、
    当該監視装置のアドレスを付与する変換するアドレス変
    換手段とを有することを特徴とする遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 発電装置の制御装置において各監視情報
    に付与したアドレスを、前記制御装置から発電装置の監
    視情報を取得する監視装置において各監視情報に付与し
    たアドレスに変換することを特徴とする遠隔監視システ
    ムに用いるアドレス変換装置。
JP2002154230A 2002-05-28 2002-05-28 遠隔監視システムおよびそれに用いるアドレス変換装置 Withdrawn JP2003345428A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127069A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御システム
JP2013031324A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Toshiba Corp 蓄電システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127069A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御システム
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