JP2003345195A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003345195A
JP2003345195A JP2002155879A JP2002155879A JP2003345195A JP 2003345195 A JP2003345195 A JP 2003345195A JP 2002155879 A JP2002155879 A JP 2002155879A JP 2002155879 A JP2002155879 A JP 2002155879A JP 2003345195 A JP2003345195 A JP 2003345195A
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image
image forming
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 当接・離間機構を有する画像形成装置におい
て、診断モード時の作動指令の受付を制限することで、
摺擦などによるエンジンの消耗を避ける。 【解決手段】 画像形成装置のエンジン診断モード時に
おいて、現像離間機構がドラムと当接するポジションに
ある状態ではドラムモータの動作コマンドを受け付けな
い仕様とすることで、摺擦などによるエンジンの消耗を
避ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は診断モードを有する
電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラー画像形成装置に
は、感光体上に複数色のトナー像を順次重ね合わせるこ
とによって多色画像を得るものであり、例えば各色のト
ナー像を一つの感光体上に順次形成する毎に転写材に転
写し、転写材上でトナー像を重ね合わせるものがある。
前記のようなカラー画像形成装置においてフルカラーの
画像を形成するためには、3色または4色分の像露光を
行う走査光学系及び各色の現像装置を用い、トナー像を
形成する毎に転写装置により一枚の転写材上に転写する
必要がある。このため、転写材を担持しながら周囲移動
する媒体担持搬送装置(以下、搬送ベルト)を用い、転
写装置との対向位置に転写材を複数回搬送し、各色のト
ナー像を順次重ね合わせて転写するようになっている。
【0003】係る、多色画像の形成に要する時間を短縮
するために、像露光を行う走査光学系や各色の現像装置
を複数備えたカラー画像形成部により、複数色のトナー
像を形成するいわゆるタンデム型のカラー画像形成装置
がすでに提案されている。このカラー画像形成装置は、
例えば転写材を静電吸着して搬送する搬送ベルトとその
周囲に複数の感光体とを配置し、それぞれの感光体と対
向して設けられた帯電器、走査光学系、現像装置によっ
て形成された複数色のトナー像を順次転写材に転写する
というものである。さらに、このタンデム型のカラー画
像形成装置では感光体ドラムと現像材であるトナーを搬
送する現像ローラ103を離間させることによってモノ
画像を形成することも可能である。
【0004】図6においてタンデム型のカラー画像形成
装置の全体構成について説明する。タンデム型のカラー
画像形成装置では4色分の感光体ドラム101C、10
1Y、101M及び101Bk、可視像を転写材に転写
する転写装置102C、102Y、102M及び102
Bk、像書き込み装置106C、106Y、106M及
び106Bkと、像書込み装置から現像剤を搬送する現
像ローラ103C、103Y、103M及び103B
k、像書込みレーザ光を照射して当該感光ドラム101
C、101Y、101M及び101Bk上に潜像を形成
するスキャナユニット108C、108Y、108M及
び108Bkを備えている。なお、これ以下では各色の
感光ドラムを駆動するためのモータ(不図示)をドラムモ
ータと呼び、現像離間板16を駆動するためのモータ
(不図示)を現像離間モータと呼ぶものとする。
【0005】まず、カラー画像を形成する手順について
説明する。カラーモードでは給紙部150に転写材を収
納し、ピックアップローラ151にて搬送路に導き、レ
ジローラ140により転写材の先端を検知し、メディア
センサ141にて転写材の判別を行う。そして、吸着ロ
ーラ153により搬送ベルト11に静電吸着を行い、搬
送を開始し、現像離間板16によってカラーモードでは
4色分の感光体ドラム101C、101Y、101M及
び101Bkと現像ローラ103C、103Y、103
M及び103Bkが当接するように移動することによっ
て感光体ドラム101C、101Y、101M及び10
1Bk上に形成された画像に、現像ローラ103C、1
03Y、103M及び103Bkにより像書込み装置可
106C、106Y、106M及び106Bkから搬送
された現像剤を用いて視像を形成し、転写装置102
C、102Y、102M及び102Bkにより転写材上
に転写され定着ユニット152にて4色分のカラー画像
の定着が行われる。
【0006】次に、モノ画像を形成する手順について説
明する。モノモードでは像書込み装置106C、106
Y、106Mの性能劣化を低減するため、像書込み装置
106Bkのみを使用して画像形成を行う。したがっ
て、モノモードでは図7に示すように、搬送を開始した
際に、前記現像離間板16によってBkだけの感光体ド
ラム101Bkと現像ローラ103Bkだけが当接する
ように移動することによって感光体ドラム101Bk上
に形成された画像に、現像ローラ103Bkにより像書
込み装置可106Bkから搬送された現像剤を用いて視
像を形成し、転写装置102Bkにより転写材上に転写
され定着ユニット152にてBkのモノ画像の定着が行
われる。
【0007】以下、カラー画像形成時、モノ画像形成
時、及び画像形成時以外の、各現像装置の当接及び離間
の動作について詳しく説明する。
【0008】図8に現像装置の当接動作と離間動作を示
す。まず、図8(A)では現像装置内の感光体ドラム1
01と、現像剤となるトナーを供給する現像ローラ10
3が当接した状態にあることから像書き込みレーザ光に
よって露光された感光体ドラムにトナーを搬送して画像
形成を行うことができる。図8(B)は現像装置内の感
光体ドラムと、現像剤となるトナーを供給する現像ロー
ラが離間した状態にあるため画像形成は行われない。
【0009】図9は現像離間機構を備えたタンデム型の
カラー画像形成装置における、カラー画像形成時、モノ
画像形成時、及び画像形成時以外の、各現像装置の当接
状態を示したものであり、感光体ドラム101C、10
1Y、101M及び101Bkと像書込み装置から現像
剤を搬送する現像ローラ103C、103Y、103M
及び103Bk、搬送ベルト11を示している。まず、
図9(A)に示すようにカラー画像を形成する場合に
は、4色分の感光体ドラム101C、101Y、101
M及び101Bkと像書込み装置から現像剤を搬送する
現像ローラ103C、103Y、103M及び103B
kを当接することでカラー画像の形成が可能となる。一
方、図9(B)に示すようにモノ画像を形成する場合に
は、像書込み装置の性能劣化を低減するためBkの像書込
み装置のみを使用して画像形成を行う。そのため、上記
で説明したように像書き込み装置の当接、離間動作を用
いて感光体ドラム101C、101Y、101M、及び
現像ローラ103C、103Y、103Mは離間し、感
光体ドラム101Bk、及び現像ローラ103Bkのみを当
接することでカラー画像の形成が可能となる。さらに、
図9(C)は感光体ドラム101C、101Y、101
M及び101Bkと現像ローラ103C、103Y、1
03M及び103Bkが全て離間した状態であることを
示しており(以下、ホームポジション)、基本的に画像
形成状態以外はこのホームポジションの状態を維持して
いる。
【0010】以上により、画像形成装置が通常の印刷動
作を行う場合の動作を現像装置の当接・離間動作を中心
に説明した。しかし、画像形成装置は上記のような通常
の印刷動作モードの他に、サービスマンもしくはユーザ
がプリンタの機能をチェックすることを目的として、17
で示すコントローラによって、ドラムモータ、現像離間
モータやスキャナユニット108C、108Y、108
M及び108Bk、ETBモータ(不図示)、及び定着モー
タ(不図示)、ファン(不図示)など、各アクチュエータに
対して個別に駆動指示を与え、各々が正常に動作するか
を確認するためのモードを有する(以下、診断モー
ド)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置が診断モ
ードにあるとき、各アクチュエータはコントローラから
の動作指示に従い、各々独立して駆動・停止などの動作
を行う。つまり、コントローラが画像形成装置内の他の
部位との相関関係を考慮せずに各アクチュエータに対し
て動作指示を行うため、その動作指示の組み合わせや順
序によっては、現像条件の整っていない現像ローラと感
光体ドラムが接触して、感光体ドラムにトナーが付着し
てしまう。また、感光体ドラムと搬送ベルトとの間にお
いて一方だけが駆動状態になるなど、通常印刷モードで
は起こり得ない部位間の摺擦状態が発生し、画像形成装
置本体やトナーカートリッジの消耗を早めてしまうこと
が予想される。
【0012】本発明は上記課題を解決するものであり、
その目的は、画像形成装置の診断モード時に画像形成装
置本体(以下、エンジン)において、上記のような現像
条件の整っていない状態における現像ローラと感光体ド
ラムとの接触や、部位間の摺擦状態が発生することのな
いよう、動作するアクチュエータの組み合わせを制限す
る手段を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】請求項1記載
の画像形成装置において、回転駆動される少なくとも1
つ以上の像担持体と、当該像担持体上に静電潜像を形成
する潜像手段と、当該静電潜像に現像剤であるトナーを
供給する現像ローラから供給されたトナーを付着させト
ナー像を形成する現像装置と、当該トナー像を転写材へ
転写する転写手段と、当該現像装置の現像ローラと当該
像担持体の離間及び当接を行う現像離間装置と、転写材
を所定方向に搬送する搬送手段と、外部装置からのコー
ド情報に基づいて、コード情報をドットデータに変換
し、画像形成装置内のアクチュエータに対して作動指令
を出すコントローラとによりトナー像を形成する構成の
画像形成装置において、アクチュエータの故障または異
常を診断するための診断モードを有し、前記診断モード
と通常動作モードとを切替えるための切替手段を有し、
前記診断モードにおいて、前記当該像担持体と、当該現
像装置の現像ローラの離間及び当接を行う現像離間装置
が当接状態にある場合は、前記当該像担持体に対する前
記コントローラからの作動指令を無効とすることを特徴
とする。
【0014】請求項2記載の画像形成装置において、前
記アクチュエータ制御手段は、前記当該現像装置の現像
ローラと当該像担持体の離間、及び当接を行う現像離間
装置が当接状態にあり、前記コントローラからの前記当
該像担持体に対する作動指令を受けた場合は、前記画像
形成装置のコントローラに対して実行不可能エラーを報
知することを特徴とする。
【0015】請求項3載の画像形成装置において、前記
アクチュエータ制御手段は、前記当該現像装置の現像ロ
ーラと当該像担持体の離間、及び当接を行う現像離間装
置が当接状態にあり、前記コントローラからの前記当該
像担持体に対する作動指令を受けた場合は、前記画像形
成装置のコントローラに対して、現像離間装置が離間を
行う状態になるよう要求することを特徴とする。
【0016】請求項4記載の画像形成装置において、前
記アクチュエータ制御手段は、前記当該現像装置の像担
持体または前記当該搬送手段のどちらか一方のアクチュ
エータが、前記コントローラからの駆動指令を受け、か
つ、駆動指令を受けていない方のアクチュエータが停止
状態にある場合には、駆動指令を受けていない方のアク
チュエータに対しても同様に駆動指令を発行するよう、
前記画像形成装置のコントローラに対して要求すること
を特徴とする。
【0017】請求項5記載の画像形成装置において、前
記アクチュエータ制御手段は、前記当該現像装置の像担
持体または前記当該搬送手段のどちらか一方のアクチュ
エータが、前記コントローラからの停止指令を受け、か
つ、停止指令を受けていない方のアクチュエータが駆動
状態にある場合には、停止指令を受けていない方のアク
チュエータに対しても同様に停止指令を発行するよう、
前記画像形成装置のコントローラに対して要求すること
を特徴とする。
【0018】請求項6記載の画像形成装置において、前
記アクチュエータ制御手段は、診断モードでは前記画像
形成装置のアクチュエータに対して、個々に動作指令を
与えられることを特徴とする。
【0019】請求項7記載の画像形成装置において、前
記動作指令は、アクチュエータに対する駆動及び停止の
指示であることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の実施
の形態例について図面を参照しつつ説明する。なお、前
記従来例にて説明した機能については、同一の番号を付
し説明の詳細を省く。
【0021】図2に、診断モード時のコントローラの制
御フローを示す。また、図3に診断モード時のエンジン
の制御フローを示す。まず、S500によって、コントロー
ラはテストするアクチュエータや、その動作(駆動・停
止命令およびその駆動速度)等、診断テストのパラメー
タを選択し、S501によってコントローラからエンジンに
対して、S500で指定したパラメータに則ったアクチュエ
ータの駆動、あるいは停止等の動作コマンド(以下、テ
ストコマンド)が送られる。S502で、アクチュエータが
テストコマンド通りに動作しているかの確認を行い、指
示通りに動作していれば正常(S503)、指示と異なってい
れば異常(S504)であると判断される。この、S502におけ
るアクチュエータの正常・異常の判断の方法として、コ
ントローラからのテストコマンド送出後、一定時間内に
エンジンからコントローラに対して返されるステータス
が、テストコマンドで指定したパラメータと一致するか
否かによって判断する方法や、メンテナンスを行うサー
ビスパーソンによって行う方法等が挙げられる。S505に
より、他にテストコマンドがあればS500に再帰し、他に
テストコマンドがなければ診断モードを終了する。エン
ジン側では、S501によってコントローラから送られたテ
ストコマンドをS600によって受信したら、テストコマン
ドのパラメータで指定された動作をS601にて実行する。
【0022】ここで、図1は本実施例の診断モードにお
ける、アクチュエータ制御手段によるエンジンの制御フ
ローを示したものである。まずS600にて、エンジンがコ
ントローラから診断モードのテストコマンドを受信し、
S602でそのテストコマンドがドラムモータに対するテス
トコマンドであると判断されれば、さらにS603にて現像
離間板16がホームポジションにあるかを判断する。ここ
で、現像離間板16がホームポジションにあれば現像ロー
ラと感光体ドラムとの接触は起こらないため、S601によ
って指示された診断テストを実行する。S603にて現像離
間板16が当接ポジションにあると判断された場合、エン
ジンはS604で実行不可能ステータスをコントローラに返
す。
【0023】以上のような制御フローで診断モードを行
うことによって、エンジンがドラムモータに対するテス
トコマンドをコントローラから受信した際に、現像離間
板16が当接ポジションにある場合には、アクチュエータ
制御手段によりドラムモータは起動しない。これによっ
て、現像条件の整っていない現像ローラと感光体ドラム
が接触してしまう状態を避けることができる。
【0024】(実施例2)以下、本発明に係る第2の実
施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、前記
従来例にて説明した機能については、同一の番号を付し
説明の詳細を省く。
【0025】図4は本実施例の診断モードにおける、ア
クチュエータ制御手段によるエンジンの制御フローを示
したものである。まず、S600にてエンジンがコントロー
ラから診断モードのテストコマンドを受信し、S602でそ
のテストコマンドがドラムモータに対するテストコマン
ドであると判断されれば、さらにS603にて現像離間板16
がホームポジションにあるかを判断する。ここで、現像
離間板16がホームポジションにあれば現像ローラと感光
体ドラムとの接触は起こらないため、S601によって指示
された診断テストを実行する。S603にて現像離間板16が
当接ポジションにあると判断された場合、S605にて現像
離間板16に対するホームポジションへの移動コマンドを
発行するよう、エンジンからコントローラに対して要求
する。コントローラはこの要求を受け、S500及びS501に
て現像離間板をホームポジションへ移動するテストコマ
ンドを送出し、エンジンはS600にてそのコマンドを受信
して現像離間板をホームポジションへと移動する。
【0026】以上のような制御フローで診断モードを行
い、現像離間板が当接ポジションにあるためにドラムモ
ータに対するテストコマンドを実行できない状態であっ
ても、アクチュエータ制御手段により現像離間板をホー
ムポジションへ移動するコマンドをコントローラへ要求
し、ドラムモータのテストコマンドを実行可能な状態に
する。このことにより、現像条件の整っていない現像ロ
ーラと感光体ドラムとが接触し、現像条件の満たされて
いないドラム上にトナーが付着してしまうという事態を
未然に回避できる。
【0027】(実施例3)以下、本発明に係る第3の実
施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、前記
従来例にて説明した機能については、同一の番号を付し
説明の詳細を省く。
【0028】図5は本実施例の診断モードにおける、ア
クチュエータ制御手段によるエンジンの制御フローを示
したものである。上記実施例1と同様にS600によってテ
ストコマンドを受信し、S 602、S 603及びS 606によっ
てドラムモータ又は搬送ベルトに対するテストコマンド
の実行が決定した場合、そのテストコマンドによって搬
送ベルトと感光体ドラムとの間に摺擦状態が発生するか
否かをS607によって判断する。摺擦状態が発生しないと
き、すなわち、S600で受信したテストコマンドを実行す
ることによって搬送ベルト11と感光体ドラムとの駆動・
停止状態が同一(すなわち両者とも駆動状態、或いは両
者とも停止状態)になるとS607において判断された場合
は、そのままS601によりテストコマンドを実行する。逆
に、摺擦状態が発生するとき、すなわち、S600で受信し
たテストコマンドを実行することによって搬送ベルト11
と感光体ドラムとの駆動・停止状態が互いに異なった状
態になる(すなわち一方が駆動状態で、他方が停止状
態)とS607において判断された場合は、S600のテストコ
マンドで指定されていない方のアクチュエータに対する
テストコマンドを発行するよう、S608によって要求す
る。
【0029】このときS608において要求するテストコマ
ンドは、S600で受信したテストコマンドがアクチュエー
タの駆動テストコマンドであれば、S600のテストコマン
ドで指定されていない方のアクチュエータに対して駆動
テストコマンドを発行するよう、エンジンからコントロ
ーラに対して要求する。また、S600で受信したテストコ
マンドがアクチュエータの停止テストコマンドであれ
ば、S600のテストコマンドで指定されていない方のアク
チュエータに対して停止テストコマンドを発行するよ
う、エンジンからコントローラに対して要求する。その
後、エンジンはS600で受信したテストコマンドをS601で
実行し、コントローラはS608の要求を受けて新たなテス
トコマンドを送出する。
【0030】以上のような制御フローで診断モードを行
うことによって、エンジンがドラムモータに対するテス
トコマンドをコントローラから受信した際に、現像離間
板16が当接ポジションにある場合には、アクチュエータ
制御手段によりドラムモータは起動しない。さらに、コ
ントローラから受信したテストコマンドが搬送ベルト11
またはドラムモータのどちらか一方に対する駆動テスト
コマンドであるとき、それによって搬送ベルト11と感光
体ドラムの間に摺擦状態が生じる場合には、停止してい
る方のアクチュエータに対しても駆動テストコマンドを
発行するよう、エンジンからコントローラに対して要求
する。同様に、コントローラから受信したテストコマン
ドが搬送ベルト11またはドラムモータのどちらか一方に
対する停止テストコマンドであるとき、それによって搬
送ベルト11と感光体ドラムの間に摺擦状態が生じる場合
には、駆動している方のアクチュエータに対しても停止
テストコマンドを発行するよう、エンジンからコントロ
ーラに対して要求する。このことによって、感光体ドラ
ムと搬送ベルト11の接点において摺擦状態が発生するの
はごく僅かな時間のみとなり、エンジンの消耗を避ける
ことが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアク
チュエータ制御手段によって、画像形成装置の診断モー
ド時に画像形成装置本体において部位間の衝突や摺擦状
態が発生することのないよう、動作するアクチュエータ
の組み合わせを制限する手段を提供し、画像形成装置本
体やトナーカートリッジの消耗を避けることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る診断モード時のエ
ンジン動作フローチャートを示す図である。
【図2】診断モード時のコントローラの動作フローチャ
ート。
【図3】診断モード時のエンジンの動作フローチャー
ト。
【図4】本発明の第2の実施例に係る診断モード時のエ
ンジン動作フローチャートを示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る診断モード時のエ
ンジン動作フローチャートを示す図である。
【図6】従来例の全体構成を示す図である。
【図7】従来例の現像離間のモノモード当接を示す図で
ある。
【図8】従来例の現像及び離間状態を示す図である。
【図9】従来例の現像離間動作の概略を示す図である。
【符号の説明】
11 転写ベルト 16 現像離間板 17 コントローラ 101 感光体ドラム 102 転写装置 103 現像ローラ 106 像書き込み装置 108 スキャナユニット 150 給紙部 151 ピックアップローラ 152 定着ユニット 153 吸着ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 503 G03G 15/08 503A Fターム(参考) 2H027 ED08 EE07 FA30 FA35 GB07 HA02 HA10 HA12 2H077 AD02 AD06 DB25 GA04 GA13 2H300 EA13 EB04 EB07 EB12 EF06 EF08 EH16 EJ09 EJ25 EJ29 FF08 FF14 GG42 HH24 HH32 HH33 QQ13 QQ32 QQ35 TT03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される少なくとも1つ以上の像
    担持体と、 当該像担持体上に静電潜像を形成する潜像手段と、 当該静電潜像に現像剤であるトナーを供給する現像ロー
    ラから供給されたトナーを付着させトナー像を形成する
    現像装置と、 当該トナー像を転写材へ転写する転写手段と、 当該現像装置の現像ローラと当該像担持体の離間及び当
    接を行う現像離間装置と、 転写材を所定方向に搬送する搬送手段と、 外部装置からのコード情報に基づいて、コード情報をド
    ットデータに変換し、画像形成装置内のアクチュエータ
    に対して作動指令を出すコントローラとによりトナー像
    を形成する構成の画像形成装置において、 アクチュエータの故障または異常を診断するための診断
    モードを有し、 前記診断モードと通常動作モードとを切替えるための切
    替手段を有し、 前記診断モードにおいて、前記当該像担持体と、当該現
    像装置の現像ローラの離間及び当接を行う現像離間装置
    が当接状態にある場合は、前記当該像担持体に対する前
    記コントローラからの作動指令を無効とすることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアクチュエータ制御手段
    において、前記当該現像装置の現像ローラと当該像担持
    体の離間、及び当接を行う現像離間装置が当接状態にあ
    り、前記コントローラからの前記当該像担持体に対する
    作動指令を受けた場合は、前記画像形成装置のコントロ
    ーラに対して実行不可能エラーを報知することを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアクチュエータ制御手段
    において、前記当該現像装置の現像ローラと当該像担持
    体の離間、及び当接を行う現像離間装置が当接状態にあ
    り、前記コントローラからの前記当該像担持体に対する
    作動指令を受けた場合は、前記画像形成装置のコントロ
    ーラに対して、現像離間装置が離間を行う状態になるよ
    う要求することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアクチュエータ制御手段
    において、前記当該現像装置の像担持体または前記当該
    搬送手段のどちらか一方のアクチュエータが、前記コン
    トローラからの駆動指令を受けた、かつ、駆動指令を受
    けていない方のアクチュエータが停止状態にある場合に
    は、駆動指令を受けていない方のアクチュエータに対し
    ても同様に駆動指令を発行するよう、前記画像形成装置
    のコントローラに対して要求することを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のアクチュエータ制御手段
    において、前記当該現像装置の像担持体または前記当該
    搬送手段のどちらか一方のアクチュエータが、前記コン
    トローラからの停止指令を受け、かつ、停止指令を受け
    ていない方のアクチュエータが駆動状態にある場合に
    は、停止指令を受けていない方のアクチュエータに対し
    ても同様に停止指令を発行するよう、前記画像形成装置
    のコントローラに対して要求することを特徴とする画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のアクチュエータ制御手段
    は、診断モードでは前記画像形成装置のアクチュエータ
    に対して、個々に動作指令を与えられることを特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のアクチュエータ制御手段
    において、前記動作指令はアクチュエータに対する駆動
    及び停止の指示であることを特徴とする。
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US8532510B2 (en) 2009-06-12 2013-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with image detector

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