JP2003344269A - 生体光計測装置 - Google Patents

生体光計測装置

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JP2003344269A JP2002147209A JP2002147209A JP2003344269A JP 2003344269 A JP2003344269 A JP 2003344269A JP 2002147209 A JP2002147209 A JP 2002147209A JP 2002147209 A JP2002147209 A JP 2002147209A JP 2003344269 A JP2003344269 A JP 2003344269A
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生体内代謝物質の濃度変化の分布を示す画像
の位置精度をユーザへ提示する。 【解決手段】 光照射位置、光検出位置、その略中点相
互を結ぶ線で構成され、脳活動部位の中心位置が存在す
る可能性がある場所を示すためのグリッド線を、トポグ
ラフィ画像もしくは、脳の構造を示す形態画像上に、重
畳して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】光を用いて脳の活動に伴う生体内代謝物
質(血液など)の濃度変化を計測し、その計測結果を画
像化することが特徴である計測装置が特開平9−194
08などに公開されている。以下、その計測装置の技術
を説明する。
【0002】図2(A)は計測装置の装置構成を示す。
21,22,---,28は光照射プローブである。21
A,21B---,28Bは、半導体レーザ、発光ダイオ
ード、ランプに代表される光源であり、それぞれ異なる
中心波長の光を発する。これらの光源21A,21Bの
一端は、光ファイバに代表される光導波路に接続されて
おり、更にこの光導波路の先端は、光照射プローブ21
に接続されている。他の光源22A,22B,---,2
8も、同様に、光照射プローブ22,---,28に接続
されている。さらに、31,32,---,38は光検出プ
ローブであり、後述するように、前記の光照射プローブ
21,22,---,28と対となる形で備えられる。各
光検出プローブ31,32,---,38は、光ファイバ
に代表されている光導波路によって、フォトダイオー
ド、光電子増倍管に代表される光検出器31A,32
A,---,38Aに接続される。各光検出器は、それぞ
れ、光検出プローブが受けた光量を電気信号へ変換す
る。
【0003】29は制御装置であって、前記各光源21
A,21B,---,28Bの光量の制御するとともに、
前記各光検出器31A,32A,---,38Aの変換信
号を受信して、所定の演算式に基づく処理をして表示信
号に変換する。この制御装置29は、パーソナルコンピ
ュータ、ワークステーションに代表される電子計算機を
具備しており、前記光量制御および表示演算は所定のプ
ログラムの管理の下で実行される。39は表示装置であ
り、演算処理後の計測結果を表示する。
【0004】図2(B)は、これらの光照射プローブお
よび光検出プローブが、被検査体である頭部の頭皮上の
Mで示した領域に配置されていることを示す。なお、光
照射プローブおよび光検出プローブは、いわゆるヘルメ
ットに取り付けられており、脳のMR画像上に前記計測
用プローブによるトポグラフィ画像を貼付する(重畳し
て表示する)場合、両者の空間的な位置関係を明確にす
る必要がある。この手法としては、以下に述べる方法が
しばしば用いられている。
【0005】まず、本発明の生体光計測装置において使
用する計測用プローブを取り付けたヘルメットの一部
に、脂肪やビタミンEを含む粒子を何箇所か貼付する。
このような粒子は、MR画像上に映像として表示され
る。一方、プローブを取り付けたヘルメットの配置と被
験者の位置関係(例えば、プローブから耳や鼻までの距
離など)を事前に計測しておく。脳のMR画像を撮影す
る順番とトポグラフィ画像を撮影する順番はどちらが先
でもよいが、MR画像上に表示された粒子像とヘルメッ
トの配置と被験者の位置関係の計測結果とを参考に脳の
MR画像上にトポグラフィ画像を貼付する(重畳して表
示する)ことで両者の対応を正しいものとできる。
【0006】図2(C)は、計測領域Mをカバーする光
照射プローブSおよび光検出プローブDのより詳細な配
列関係を示す図である。光照射プローブSおよび光検出
プローブDが、1列に交互に配列され、このとなりの列
に、次に、光照射プローブおよび光検出プローブの配列
を逆にして、光検出プローブDおよび光照射プローブS
が1列に交互に配列される。これを繰り返して、図に示
すように、光照射プローブSおよび光検出プローブDを
隣接するように配列させて一定の計測領域Mをカバーす
る。
【0007】次に、図3を用いて、脳活動の計測方法を
説明する。41は光照射プローブ(図2にSで示す)、
42は光検出プローブ(図2にDで示す)である。これ
らの光照射プローブ41および光検出プローブ42はヘ
ルメット側壁部3−5に固定されている、なお、ヘルメ
ットの全体図は省略したが、顔面を除いて頭部全体を覆
う形に作られて、頭部との安定した位置関係が保持でき
るようになされている。43は、それぞれ、光ファイバ
であり、各プローブとネジ44で固定されている。光フ
ァイバ43の先端部は、被検査体の頭皮46に軽く接触
している。光ファイバ43の他端は、それぞれ、前述し
た光源21A,21Bおよび光検出器31A,32A,
---,38Aに接続される。
【0008】また、この図3は、ヒトの脳の構造とその
内部での光の伝播特性を模式的に示している。ヒトの脳
はさまざまな組織から構成されている。たとえば、頭皮
46の下に頭蓋骨47、脳脊髄液層48および灰白質4
9が層状に構成されている。これら生体組織は光を強く
散乱するため、光照射プローブ41から照射された光は
生体内の四方八方へ拡散される。この拡散されたのう
ち、参照符号50を付したバナナ形状の領域は、光検出
プローブ42に到達する光の主な伝播経路を示してい
る。この経路の中央部に、参照符号51を付して示す領
域は灰白質49と脳脊髄液層48との境界領域において
脳活動に伴う血液量が増加する部位を示している。
【0009】ヒトの脳が働くとき、例えば、物を考えた
り、言葉を話したり、手や足の運動機能を制御する等の
行為が行われると、その脳の活動部位へ酸素やグルコー
スを供給するために、酸素が二次的に増加する。この増
加部位は、灰白質の表面にある大脳皮質である。一般
に、光を用いて脳活動を計測する場合、生体組織透過性
が高い近赤外線を使用する。この近赤外線は、生体内代
謝物質の一種である酸化ヘモグロビン、脱酸素化ヘモグ
ロビンにより吸収されるため、生体内代謝物質の濃度が
例えば増加すると、光検出プローブ42に到達する光の
強度は減少する。その結果、光検出プローブ42に到達
する光の強度をモニタすることで脳活動をセンシングす
ることが可能になっている。
【0010】脳活動を反映する酸素化ヘモグロビンの濃
度変化(ΔCoxy)、脱酸素化ヘモグロビンの濃度変
化(ΔCdeoxy)の計算方法を以下に述べる。光照
射プローブ41から照射される光の波長がλ1およびλ
2と仮定する。また、脳活動前後での光検出プローブ4
2へ到達した各波長の光の強度を、以下のように仮定す
る。この異なった波長の光を供給するために、図2で説
明したように、各光照射プローブ21,22,---,2
8に2つの光源21A,21B---,28Bを備えるの
である。
【0011】波長λ1:(脳活動前)R1B,(脳活動
後)R1A 波長λ2:(脳活動前)R2B,(脳活動後)R2A。
【0012】また、波長λ1、λ2での酸素化ヘモグロ
ビンおよび脱酸素化ヘモグロビンの分子吸光係数を、各
々以下の通りとする。
【0013】波長λ1:(酸素化ヘモグロビン)εox
y(λ1) 波長λ1:(脱酸素化ヘモグロビン)εdeoxy(λ
1) 波長λ2:(酸素化ヘモグロビン)εoxy(λ2) 波長λ2:(脱酸素化ヘモグロビン)εdeoxy(λ
2)。
【0014】これらの値を用い、以下の連立方程式、 −ln(R1A/R1B)=εoxy(λ1)×ΔCoxy +εdeoxy(λ1)×ΔCdeoxy ----(1) −ln(R2A/R2B)=εoxy(λ2)×ΔCoxy +εdeoxy(λ2)×ΔCdeoxy ----(2) を解析することで、ΔCoxyとΔCdeoxyを決定
することができる。
【0015】次に、図4を用いて、(1)式および
(2)式を用いて決定したΔCoxyとΔCdeoxy
の値を用いて脳活動を示す画像を作成する方法を述べ
る。図4では、光照射プローブ(図中に四角い枠で囲っ
たSで表示)と光検出プローブ(同様に、図中に四角い
枠で囲ったDで表示)を、被検査体の頭皮上に各々8個
配置した場合の例を示している。ここで、任意の光照射
プローブSから照射された光は、約30mm離れた場所
に存在する光検出プローブDにて検出される。ここで、
1対の光照射プローブ61と光検出プローブ62を用い
て検出したΔCoxyとΔCdeoxyの位置情報を決
定する座標として、サンプリング点63を、約30mm
間隔に隣接して配置した光照射プローブと光検出プロー
ブの中点(図中にハッチングを付した丸で表示)と定義
する。図4に示した例では、このサンプリング点が、隣
接する各光照射プローブと各光検出プローブの構成する
各対ごとに存在するから、24点存在する。
【0016】図5は、光照射プローブSと光検出プロー
ブDで検出した血液量(酸化ヘモグロビン、脱酸素化ヘ
モグロビンもしくは、これらの総和である総ヘモグロビ
ン量)の変化およびその位置情報を用いて、スプライン
補間法や線形補間法に代表される補間処理を行って得ら
れたトポグラフィ画像に各光照射プローブSと光検出プ
ローブDの位置を重ねて表示した図である。このよう
に、光照射プローブSと光検出プローブDを対として配
列して、検出プローブDの検出する光度変化を、トポグ
ラフィ画像化することで、生体内代謝物質の濃度変化領
域を再構成することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すように、従
来技術により作成されたトポグラフィ画像は脳の活動部
位を示しているが、その位置精度がユーザへ呈示されて
いない。一方、ブロードマンの脳地図に表現されている
ように、ヒトの大脳上に存在する高次脳機能(運動、言
語、感覚、空間認知、視覚)は、その機能毎に分布して
いることが知られている。これに着目して、トポグラフ
ィ画像を参照して、例えば、脳の障害部位を切除する手
術を実施する場合、もし、ヒトの言語機能を司るブロー
カ領野やウェルニッケ領野を切除してしまうと、患者は
術後に言葉を失ってしまう。そのために、これらの領野
を決定することを目的として、図2に示した計測方法を
用いて、トポグラフィ画像を得て、脳の活動部位を決定
する際、より厳密に位置精度をユーザ(医師)へ呈示で
きれば、診断時の判断材料を増やすことが可能になる。
【0018】本発明は、トポグラフィ画像のより厳密な
位置精度をユーザへ明らかにする方法を提供することで
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】脳活動部位の中心位置が
存在する可能性がある場所を示すためのグリッド線を、
トポグラフィ画像もしくは、脳の構造を示す形態画像上
に、重畳して表示する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に基づく実施例を示
す。
【0021】図6はトポグラフィ画像の位置精度の評価
に用いたシミュレーションモデルを示す図である。この
モデルは、ヒトの脳の光伝播特性と脳活動に伴う血液量
変化をモデル化している。ヒトの脳の光伝播特性を模擬
するために、生体組織の光散乱特性および吸収特性に着
目した。これは生体内の細胞組織が光を強く散乱するこ
とおよび生体内の細胞組織が光を強く吸収することに着
目したからである。また、ヒトの脳活動に伴う大脳皮質
での血液量変化を模擬するために、モデル内部での領域
51で吸収係数が局所的に変化すると仮定した。図6に
示したシミュレーションモデルでは、典型的な光学物性
値として、換算散乱係数および吸収係数を、それぞれ、
1.0mm-1および0.025mm-1とし、深さ10〜
20mmの領域51で、10mm×10mm×10mm
の領域の吸収係数が0.030mm-1に増加したと仮定
する。この領域51は図3で説明した領域51に対応す
るので、同じ参照符号を付した。また、この領域51は
灰白質49の脳脊髄液層48との境界領域である。
【0022】図7は、図6で説明したシミュレーション
モデルの増加領域51と30mm間隔で格子状に配置さ
れた光照射プローブと光検出プローブとの位置関係を示
す図であり、(A)は平面図を、(B)は増加領域51
の位置に着目した断面図を示す。シミュレーションモデ
ルの増加領域51の中心を、(Xc,Yc)、Zc=1
5mmと仮定した。すなわち、増加領域51の断面位置
はZc=15mmに固定されるが、XY平面上は任意の
位置を取りうるものとした。30mm間隔の格子状の光
照射プローブと光検出プローブは、シミュレーションモ
デルの表面(Z=0)に配置された。各サンプリング点
で検出する吸収係数の変化をモンテカルロシミュレーシ
ョンを行うことで決定した。
【0023】図8は、各サンプリング点で検出する吸収
係数の変化量に対して、空間的な補間処理を行い、その
結果をトポグラフィ画像として表示した図である。ここ
で、図中の四角形で示した領域は、設定した増加領域5
1(脳活動に伴う血液量の変化領域)を示す。さらに、
図8には、トポグラフィ画像上の極大値を与える位置を
×印で表示した。
【0024】図から明らかなように、増加領域51のX
Y平面上の中心位置とトポグラフィ画像上の極大値を与
える位置とは完全には一致しないことがわかる。
【0025】図9は、この不一致に着目して、トポグラ
フィ画像の位置精度を評価した結果を示す図である。こ
の図は、図7における30mm間隔で配置された設定さ
れた増加領域51を取り囲む2対の光照射プローブSと
光検出プローブDに着目し、各プローブS,Dの中点で
あるサンプリング点をマッピングし、更に位置精度を示
すベクトルを表示した。ベクトルの起点は、図7上で設
定した脳活動部位の中心位置であり、一方ベクトルの終
点は、この設定した脳活動部位の中心位置に対して、上
述したシミュレーション方法により再構成したトポグラ
フィ画像の極大位置を表示した結果を示している。な
お、光照射プローブSと光検出プローブDは、構造的に
は2対であるが、信号の送受の観点で見ると、4対と考
えるべきである。したがって、各プローブS,Dの中点
であるサンプリング点は4つある。
【0026】このベクトルの分布から、以下の2点が明
らかになった。第一に、各ベクトルは全て、直近のサン
プリング点を向いている。これは、検討の結果、トポグ
ラフィ画像を作成する際に実施する補間処理が、サンプ
リング点の位置情報を強く反映するためであることがわ
かった。第二に、この2対の光照射プローブSと光検出
プローブDが囲む、30mm×30mmの領域では、各
光照射プローブSと光検出プローブDおよびサンプリン
グ点を結ぶ直線で区分される16分割した領域に位置精
度が分割できることも明らかになった。すなわち、この
16分割されたサイズが11mm×11mm×15mm
である直角二等辺三角形の領域の内部では、全てのベク
トルが直近のサンプリング点を向いていて、直近のサン
プリング点の方向にトポグラフィ画像の中心位置がずれ
て修正処理されていることを示唆していることが明らか
になった。すなわち、トポグラフィ画像が示す血液量変
化の最大値が存在する領域が、二等辺三角形の1角と接
する直近のサンプリング点の方向にずれているわけであ
る。したがって、サンプリング点と接する直近の二等辺
三角形に着目して、実際の脳活動位置の中心が、この直
近の二等辺三角形の領域内部に存在していると理解する
ことができるのである。この二等辺三角形のサイズは1
1mm×11mm×15mmであることが分かる。
【0027】本発明では、この結果を用いて、以下に述
べる画像表示方法を提供する。
【0028】図1は、生体光計測装置の表示画面上に重
畳して表示すべき本発明に基づくグリッド線の構成を示
す図である。21および31は、照射用光プローブSと
検出用光プローブDを代表して示す。13は照射用光プ
ローブSと検出用光プローブDの配置位置相互を結ぶ線
を代表して示す破線、14は直近の照射用光プローブ相
互を結ぶ線を代表して示す破線、15は直近の検出用光
プローブ相互を結ぶ線を代表して示す破線、16は直近
のサンプリング点相互を結ぶ線を代表して示す破線、1
7は、線14および線15の交点と直近のサンプリング
点相互とを結ぶ線を代表して示す破線である。
【0029】これらのグリッド線は、照射用光プローブ
Sと検出用光プローブDの位置座標に対応して、制御装
置29に具備される電子計算機の持つプログラムにより
生成させることができる。また、これらのグリッド線
は、全てを表示させても良いし、これらの一部を表示す
るものであっても何等問題は無い。すなわち、着目して
いるトポグラフィ画像の位置分解能を、より厳密に把握
したいトポグラフィ画像の領域に表示すれば良い。ユー
ザは、トポグラフィ画像の位置分解能を把握することが
可能となる。
【0030】図10は、従来の画像表示方法に基づく表
示と、本発明による画像表示方法に基づく表示とを、ト
ポグラフィ画像の表示について比較して示す図である。
【0031】図10(A),(B)は従来の画像表示方
法に基づく表示の例であり、(A)は照射用光プローブ
Sと検出用光プローブDのみをトポグラフィ画像に重畳
した表示例、(B)は、さらに、サンプリング点をもト
ポグラフィ画像に重畳した表示例である。これらの表示
では、照射用光プローブSと検出用光プローブD、さら
には照射用光プローブSと検出用光プローブDおよびサ
ンプリング点の分布に対するトポグラフィ画像の位置関
係は理解できる。しかしながら、活動部位の中心位置を
ユーザが把握するための示唆はないから、ユーザは経験
に基づいた推測をするしかない。
【0032】図10(C)−(F)は、図9を参照して
説明した知見に基づき、図1に示した画像表示方法に基
づいて、トポグラフィ画像上に、位置精度の目安となる
グリッド線を重畳して表示してユーザへ提示する例であ
る。ここでは、グリッド線を強調するため、太めの表示
とした。図10(C)はトポグラフィ画像上に、照射用
光プローブSと検出用光プローブDおよびグリッド線を
重畳して表示した例であり、(D)はグリッド線のみを
重畳して表示した例である。照射用光プローブSと検出
用光プローブDは略等間隔で配置されているため、図1
に示した全てのグリッド線を表示すると、横および縦方
向のグリッド線の1本おきの交点に照射用光プローブS
と検出用光プローブDが存在することは明らかであるか
ら、この表示を省略しても、ユーザに誤解されることは
無い。図10(E)はトポグラフィ画像上に、照射用光
プローブSと検出用光プローブDおよびグリッド線を重
畳して表示するとともに、トポグラフィ画像が示す血液
量変化の最大値が存在する領域に対応する位置にある二
等辺三角形100を、他の二等辺三角形と区別して表示
した例であり、(F)は血液量変化の最大値が存在する
領域に対応する位置にある二等辺三角形とサンプリング
点を共有するとともに、長辺を共有する2つの二等辺三
角形110を血液量変化の最大値が存在する領域に対応
する位置にある二等辺三角形100と同様に表示して、
視覚感覚を改良した例である。
【0033】これらのトポグラフィ画像が示す血液量変
化の最大値が存在する領域に対応する位置にある二等辺
三角形を、他の二等辺三角形と区別して表示すること
は、グリッド線の表示と同様に、照射用光プローブSと
検出用光プローブDの位置座標に対応して、制御装置2
9に具備される電子計算機の持つプログラムにより生成
させることができる。
【0034】図9を参照して説明したように、位置精度
のシミュレーション結果では、実際の脳活動位置の中心
は、直近のサンプリング点側へずれていることが分かっ
ている。このシミュレーションでは、実際の脳活動位置
の中心を厳密に表示するにはいたっていないが、その位
置は、11mm×11mm×15mmの直角二等辺三角
形100の領域内部に存在していることを示唆している
から、この直角二等辺三角形をトポグラフィ画像に重畳
して表示することで実際の脳活動位置の中心を推定する
助けとすることができる。1つの直角二等辺三角形の表
示は中心対称ではないため、見栄えが悪いと考えるな
ら、直近のサンプリング点と長辺を共有する2つの直角
二等辺三角形110を特別な表示とすれば、見やすくす
ることができる。図10(F)の表示方法を用いた場
合、トポグラフィ画像を基礎とした脳活動位置の中心の
位置精度は11mm×11mmとなり、図10(E)に
示した表示方法による精度11mm×11mm×15m
mの直角二等辺三角形の領域からユーザが得る精度と比
較して低い。しかし、図10(F)の表示を用いても、
その精度は、11mm×11mm以内であり、照射用光
プローブSと検出用光プローブDの配置間隔(30m
m)や隣接するサンプリング点の間隔(21mm)より
も短いため、ユーザは本発明による高い位置精度でトポ
グラフィ画像を分析することができる。
【0035】図11および図12は、脳の解剖学的な図
とトポグラフィ画像として表示された脳の活動部位の位
置情報とを対応して表示するため、MRI(磁気共鳴描
画装置)を用いて撮影した脳の解剖学的な図に、図2に
示した装置より得たトポグラフィ画像を重畳して表示す
るとともに、照射用光プローブSと検出用光プローブD
をも重畳して表示した例を示す図である。
【0036】図11(A)は従来の画像表示方法を示す
ものであり、上記の3つの図を重畳した表示例であり、
図10(A)に対応した表示である。この例では、しか
しながら、脳活動部位の位置精度が明らかではない。図
11(B)は、図10(C)に対応した表示であり、位
置精度を示すために、図1に示したグリッド線を破線で
示すように表示した例である。この例によれば、図10
(C)と同様に、トポグラフィ画像として表示された脳
の活動部位の位置情報を、脳の解剖学的な図と対応させ
た表示のみならず、グリッド線により、より厳密な脳の
活動部位の位置情報をユーザに示すことができる。図1
2(A)は、図10(E)に対応した表示であり、位置
精度を示すために、グリッド線を破線で示すように表示
するとともに、トポグラフィ画像が示す血液量変化の最
大値が存在する領域に対応する位置にある二等辺三角形
120を、他の二等辺三角形と区別して表示した例であ
る。図12(B)は、図10(F)に対応した表示であ
り、血液量変化の最大値が存在する領域に対応する位置
にある二等辺三角形とサンプリング点を共有するととも
に、長辺を共有する2つの二等辺三角形121を血液量
変化の最大値が存在する領域に対応する位置にある二等
辺三角形100と同様に表示して、視覚感覚を改良した
例である。
【0037】なお、トポグラフィ画像が示す血液量変化
の最大値が存在する領域に対応する位置にある二等辺三
角形を他の領域と区別して表示する方法としては、任意
の方法が採用でき、例えば、予め用意されている、二等
辺三角形に対応する表示を貼り付ける、と言う手法も有
用である。
【0038】
【発明の効果】本発明に基づく実施例を用いると、たと
え30mm間隔で照射用光プローブSと検出用光プロー
ブを格子状に配置して得たトポグラフィ画像であって
も、グリッド線を合わせてみることで、ユーザは高い位
置精度(最小で3辺のサイズが、それぞれ11mm、1
1mm、15mmである直角二等辺三角形の形状とな
る)を把握することができる。この結果、医師に代表さ
れるユーザはトポグラフィ画像を参照した脳内での活動
部位の位置の推定を、より高い位置精度で行うことが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生体光計測装置の表示画面上に重畳して表示す
べき本発明に基づくグリッド線の構成を示す図。
【図2】(A)は計測装置の装置構成を示す図、(B)
は計測装置の光照射プローブおよび光検出プローブが、
被検査体である頭部の頭皮上のMで示した領域に配置さ
れていることを示す図、(C)は、計測領域Mをカバー
する光照射プローブSおよび光検出プローブDのより詳
細な配列関係を示す図。
【図3】脳活動の計測方法を説明する図。
【図4】脳活動を示す画像を作成するための光照射プロ
ーブと光検出プローブ、サンプリング点の配置方法を説
明する図。
【図5】光照射プローブSと光検出プローブDで検出し
た血液量の変化およびその位置情報を用いて、得られた
トポグラフィ画像に各光照射プローブSと光検出プロー
ブDの位置を重ねて表示した図。
【図6】トポグラフィ画像の位置精度の評価に用いたシ
ミュレーションモデルを示す図。
【図7】(A)は、図6で説明したシミュレーションモ
デルの血液量の増加領域と30mm間隔で格子状に配置
された光照射プローブと光検出プローブとの位置関係を
示す平面図、(B)は増加領域の位置に着目した断面
図。
【図8】各サンプリング点で検出する吸収係数の変化量
に対して、空間的な補間処理を行い、その結果をトポグ
ラフィ画像として表示した図。
【図9】血液量の増加領域のXY平面上の中心位置とト
ポグラフィ画像上の極大値を与える位置との不一致に着
目して、トポグラフィ画像の位置精度を評価した結果を
示す図。
【図10】従来の画像表示方法に基づく表示と本発明に
よる画像表示方法に基づく表示とをトポグラフィ画像の
表示について比較して示す図であり、(A)は照射用光
プローブSと検出用光プローブDのみをトポグラフィ画
像に重畳した表示例、(B)は、さらに、サンプリング
点をもトポグラフィ画像に重畳した表示例、(C)はト
ポグラフィ画像上に、照射用光プローブSと検出用光プ
ローブDおよびグリッド線を重畳して表示した例、
(D)はグリッド線のみを重畳して表示した例、(E)
はトポグラフィ画像上に、照射用光プローブSと検出用
光プローブDおよびグリッド線を重畳して表示するとと
もに、トポグラフィ画像が示す血液量変化の最大値が存
在する領域に対応する位置にある二等辺三角形を、他の
二等辺三角形と区別して表示した例、(F)は血液量変
化の最大値が存在する領域に対応する位置にある二等辺
三角形とサンプリング点を共有するとともに、長辺を共
有する2つの二等辺三角形を血液量変化の最大値が存在
する領域に対応する位置にある二等辺三角形と同様に表
示して、視覚感覚を改良した例である。
【図11】MRI(磁気共鳴描画装置)を用いて撮影し
た脳の解剖学的な図に、トポグラフィ画像を重畳して表
示するとともに、照射用光プローブSと検出用光プロー
ブDをも重畳して表示した例を示す図であり、(A)は
従来の画像表示方法を示す例、(B)は、図10(C)
に対応した表示であり、位置精度を示すために、図1に
示したグリッド線を破線で示すように表示した例であ
る。
【図12】図11と同様に、MRI(磁気共鳴描画装
置)を用いて撮影した脳の解剖学的な図に、トポグラフ
ィ画像を重畳して表示するとともに、照射用光プローブ
Sと検出用光プローブDをも重畳して表示した例を示す
図であり、(A)は、図10(E)に対応した表示であ
り、位置精度を示すために、グリッド線を破線で示すよ
うに表示するとともに、トポグラフィ画像が示す血液量
変化の最大値が存在する領域に対応する位置にある二等
辺三角形を、他の二等辺三角形と区別して表示した例、
(B)は、図10(F)に対応した表示であり、血液量
変化の最大値が存在する領域に対応する位置にある二等
辺三角形とサンプリング点を共有するとともに、長辺を
共有する2つの二等辺三角形を血液量変化の最大値が存
在する領域に対応する位置にある二等辺三角形と同様に
表示して、視覚感覚を改良した例である。
【符号の説明】
21〜28:照射用光プローブ、31〜38:検出用光
プローブ、13:照射用光プローブと検出用光プローブ
の配置位置相互を結ぶ線、14:直近の照射用光プロー
ブ相互を結ぶ線、15:直近の検出用光プローブ相互を
結ぶ線、16:直近のサンプリング点相互を結ぶ線、1
7:線14と線15の交点と直近のサンプリング点相互
とを結ぶ線、21A〜28A:半導体レーザに代表され
る光源、21B〜28B:発光ダイオードに代表される
光源、31A〜38A:光検出器、29:制御装置、3
9:表示装置、41:照射用光プローブ、42:検出用
光プローブ、43:光ファイバ、44:ネジ、45:ヘ
ルメット、46:被検査体の頭皮、47:頭蓋骨、4
8:脳脊髄液層、49:灰白質、50:光伝播経路、5
1:脳活動に伴う血液量の増加部位、100,110,
120,121:トポグラフィ画像が示す血液量変化の
最大値が存在する領域に対応する位置にある二等辺三角
形。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月24日(2002.5.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 敦 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内 Fターム(参考) 2G059 AA01 BB12 BB13 CC16 EE11 FF01 FF02 GG01 GG02 GG03 HH01 JJ17 KK01 KK03 LL04 PP04 4C038 KK01 KL05 KL07 KM00 KM01 KX01 KX02 KY04 4C096 AA18 AA20 AB41 AB50 AC01 AD03 AD19 DC36 DC37 DC40 FC20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光照射プローブと複数の光検出プロ
    ーブを備え、光検出プローブの出力変化に対応した信号
    処理により生体内部の代謝物質の濃度変化を計測する生
    体光計測装置において、 前記代謝物質の濃度変化を画像化し表示する手段、 前記光照射プローブと複数の光検出プローブおよび前記
    光照射プローブと複数の光検出プローブの略中点を結ぶ
    線情報を生成する手段、を備え、 前記代謝物質の濃度変化を画像化して表示された表示画
    面上に、前記線情報に対応した表示を重畳して表示する
    ことを特徴とする前記生体光計測装置。
  2. 【請求項2】複数の光照射プローブと複数の光検出プロ
    ーブにより得られるデータを基礎として、光検出プロー
    ブの出力変化に対応した信号処理により生体内部の代謝
    物質の濃度変化を計測する生体光計測方法において、 前記代謝物質の濃度変化を画像化し表示すること、 前記光照射プローブと複数の光検出プローブおよび前記
    光照射プローブと複数の光検出プローブの略中点を結ぶ
    線情報を生成すること、 前記代謝物質の濃度変化を画像化して表示される表示画
    面上に、前記線情報に対応した表示を重畳して表示する
    ことを特徴とする前記生体光計測方法。
  3. 【請求項3】前記線情報に対応した表示が直角二等辺三
    角形の組み合わせによるものであり、該直角二等辺三角
    形の1つの角が生体内代謝物質の濃度変化を示す画像の
    濃度変化の極大値に対応する領域の近傍の前記光照射プ
    ローブと複数の光検出プローブの略中点を結ぶ位置の直
    近にあるときに、前記1つの角を持つ直角二等辺三角形
    を他の直角二等辺三角形異なった表示とする請求項1記
    載の生体光計測装置。
  4. 【請求項4】前記線情報に対応した表示が直角二等辺三
    角形の組み合わせによるものであり、該直角二等辺三角
    形の1つの角が生体内代謝物質の濃度変化を示す画像の
    濃度変化の極大値に対応する領域の近傍の前記光照射プ
    ローブと複数の光検出プローブの略中点を結ぶ位置の直
    近にあるときに、前記1つの角を持つ直角二等辺三角形
    を他の直角二等辺三角形異なった表示とする請求項2記
    載の生体光計測方法。
  5. 【請求項5】脳の解剖学的構造を示す画像が別途準備さ
    れて、前記代謝物質の濃度変化に対応した画像および前
    記線情報に対応した表示が重畳して表示される請求項1
    または3記載の生体光計測装置。
  6. 【請求項6】脳の解剖学的構造を示す画像が別途準備さ
    れて、前記代謝物質の濃度変化に対応した画像および前
    記線情報に対応した表示が重畳して表示される請求項2
    または4記載の生体光計測方法。
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