JP2003344200A - 面圧分布センサの製造方法 - Google Patents

面圧分布センサの製造方法

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JP2003344200A
JP2003344200A JP2002160262A JP2002160262A JP2003344200A JP 2003344200 A JP2003344200 A JP 2003344200A JP 2002160262 A JP2002160262 A JP 2002160262A JP 2002160262 A JP2002160262 A JP 2002160262A JP 2003344200 A JP2003344200 A JP 2003344200A
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Makoto Shimizu
真 清水
Masashi Mitsui
雅志 三井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面圧分布センサにおいて量産する場合にその
再現性が悪く、センシング特性の安定化や信頼性の確保
が望まれていた。また、その製造方法においては、更な
る生産性の向上と、歩留まり向上が求められていた。 【解決手段】 シール剤の内側に流れ止め手段を設け、
シール剤の毛細管現象によるセンサ内部への浸入を防止
する。また、対抗電極フィルムと基板とのギャップの距
離を最適化し、センサリング特性を向上する。更には、
コンタクトの材質と配置位地、対向電極フィルムのテン
ションを最適化することにより、特性の安定化、信頼性
の確保、生産性の向上および歩留まり向上を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性導電フィル
ムを用いて指紋パターンのような微細な凹凸パターンを
検出するのに好適な面圧分布センサの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】指紋パターンのような微細な凹凸パター
ンの検出装置として、可撓性導電フィルム及び薄膜トラ
ンジスタ(Thin Film Transistor)を用いた面圧分布セ
ンサが例えば特開平6−288845号に開示されてい
る。
【0003】図14には、指紋パターンを検出するアク
ティブマトリクス型面圧分布センサの一例を示す。図1
4(a)は平面図、図14(b)(c)は図14(a)
のD−D線断面図である。
【0004】従来の面圧分布センサ200は、多数の単
位検出素子となるTFT204aが形成されたガラスま
たはセラミックなどの基板201と、対向電極フィルム
202とから構成される。
【0005】単位検出素子204は、TFT204aと
これに接続された接触電極とを有する。単位検出素子2
04は、ガラス等の基板201上にマトリクス状に配置
され、単位検出素子204を構成するTFTの活性層は
アモルファスシリコン膜であり、接触電極204bはI
TO(Indium Tin Oxide)により形成される。
【0006】対向電極フィルム202は、基板201と
相対向して設けられ、可撓性絶縁フィルム202aの裏
面(TFT側)に導電膜202bを蒸着した構造であ
る。この対向電極フィルム202は、基板201の周囲
に塗布したシール剤203により固着され、基板201
と離間して配置される。
【0007】この面圧分布センサの製造方法の一例を示
す。基板201にTFTを形成後、対向電極フィルム2
02を貼り付けるため、基板201の周囲に低温の熱硬
化性樹脂からなるシール剤203を塗布する。その後、
基板201の対向電極フィルム202を貼り付け、熱処
理を行う。これにより基板201と対向電極フィルム2
02が固着される。
【0008】図14(c)には、この面圧分布センサを
用いて指紋パターンを検出する例を示す。
【0009】面圧分布センサ200に指Fを乗せて軽く
押すと、対向電極フィルム202は全体が押し下げられ
るが、細かく観察すると、指紋の山の部分と谷の部分と
では押圧力が異なるために、山の部分の真下またはその
ごく近傍に位置する単位検出素子204の接触電極20
4bは対向電極フィルム202と電気的に接触する。と
ころが指紋の谷の部分の真下またはその近傍に位置する
単位検出素子204の接触電極204bは対向電極フィ
ルム202とは電気的に接触しない。このように、対向
電極フィルム202と単位検出素子204が接触した部
分の信号を取出して、指紋パターンを検出する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造および製造
方法によれば、TFTを用いた面圧力分布センサが実現
できることは知られている。しかし、量産する場合にそ
の再現性が悪く、センシング特性の安定化や信頼性の確
保、更なる生産性の向上と、歩留まり向上が求められて
いた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされ、基板上に単位検出素子を形成する
工程と、基板の外周にシール剤を塗布する工程と、基板
に可撓性導電フィルムを重ねて配置し、第1の熱処理に
よってシール剤を硬化させて固着する工程と、可撓性導
電フィルムを第2の熱処理によって収縮させる工程とを
具備する面圧分布センサの製造方法である。
【0012】更に、第2の熱処理によって、可撓性導電
フィルムの基材である高分子膜を1%以上3%以下収縮
させる。
【0013】更に、第2の熱処理は可撓性導電フィルム
の基材である高分子膜のガラス転位温度より高く、軟化
点温度よりも低い温度で行う。
【0014】更に、第2の熱処理は可撓性導電フィルム
の基材である高分子膜のガラス転位温度より10℃乃至
20℃高温である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0016】図1から図3は本発明による面圧分布セン
サ100の全体図であり、図1はその平面図、図2は図
1のA−A断面図、図3は分解斜視図である。
【0017】面圧分布センサ100は、基板1と、可撓
性導電フィルムよりなる対向電極フィルム2とをシール
剤3によって固着した構造である。基板1上のシール剤
3に囲われた内側には、多数の単位検出素子4がマトリ
クス状に配置されている。流れ止め手段5は、シール剤
3の内周に添って配置され、シール剤3と流れ止め手段
5との間にコンタクト6が配置される。基板1の一側辺
には、外部接続端子7が配置される。
【0018】基板1は、本実施形態においては、ガラス
よりなるが、例えば石英やセラミック、プラスチックな
どの他の絶縁体基板でもよいし、半導体基板でもよい。
【0019】対向電極フィルム2は、PET(ポリエチ
レンテレフタレート)またはPEN(ポリエチレンナフ
タレート)などの可撓性絶縁フィルム2aの裏面(TF
T側)に例えば金のような金属の導電膜2bを蒸着した
構造である。
【0020】シール剤3は、硬化前は液状で、加熱する
ことにより硬化する熱硬化性樹脂である。
【0021】単位検出素子4は、スイッチング素子であ
るTFT4aと、これに接続された接触電極4bとを有
する。TFT4aの活性層はシリコン膜、特に好ましく
はポリシリコン膜である。以下、スイッチング素子はT
FTを例示して説明するが、TFTに限定されるもので
はなく、例えば基板1が半導体基板であれば半導体基板
1を活性層としたトランジスタでよいし薄膜ダイオード
などでもよい。接触電極4bはTFT4aを覆った絶縁
膜の上に形成された導電膜であり、例えばITO(Indi
um Tin Oxide)により形成される。
【0022】流れ止め手段5は、シール剤3と同じ熱硬
化性樹脂よりなる。流れ止め手段5については、後で詳
述する。
【0023】コンタクト6は、対向電極フィルム2にG
ND電位を与えるために設けられ、シール剤3と流れ止
め手段5の間に配置される。コンタクト6は、Alより
なるコンタクトパッド6a上にAuパールを混入させた
熱硬化性樹脂よりなるコンタクト樹脂6bより構成され
る。
【0024】外部端子7には、図示しないFPC(Flex
ible Printed Circuit)等を接続して外部回路と接続さ
れる。
【0025】図3に示したように、基板1上には、ゲー
ト線8とドレイン線9がマトリクス状に配置されてい
る。後述するように、ゲート線8にはゲート信号が、ド
レイン線9には走査信号がそれぞれ印加される。ゲート
線8とドレイン線9との交点にそれぞれ対応してTFT
4aが配置され、ゲート電極がゲート線8に、ドレイン
端子がドレイン線9に、そしてソース端子が接触電極4
bに接続されている。ゲート線8やドレイン線9等へ入
力される各種信号を伝達する図示しない配線は、基板1
の側縁に集められ、外部接続端子7に接続される。
【0026】次に、単位検出素子4について図4を用い
て詳述する。図4(a)は1つの単位検出素子4の平面
図であり、図4(b)は図4(a)のC−C線の断面図
である。また、図1と同じ参照数字は同じ構成部分を示
している。
【0027】単位検出素子4のTFT4aは、基板1上
にポリシリコン層からなる活性層11を形成し、既知の
方法により不純物を導入してソース領域Sおよびドレイ
ン領域Dが形成されている。活性層11の全面を覆って
ゲート絶縁膜12が形成され、その上にゲート電極8a
が形成されている。ゲート電極8aはゲート線8と一体
的に形成されている。ゲート電極8a上に層間絶縁膜1
3が設けられ、コンタクトホールを介して、活性層11
のドレイン端子Dがドレイン線9と接続され、ソース端
子Sが取り出し電極9aと接続されている。取り出し電
極9aは、ドレイン線9と同層の例えばAlよりなる。
その上にさらに平坦化膜14が積層されており、下層の
凹凸を平坦化している。平坦化膜14上には、コンタク
トホールを介して取り出し電極9aとコンタクトするI
TOよりなる接触電極4bが配置されている。
【0028】次に、本発明の面圧分布センサ100の動
作について、図5を用いて説明する。図5(a)は、面
圧分布センサ100に指Fを乗せた状態を示し、図5
(b)は、面圧分布センサ100の回路概念図である。
【0029】面圧分布センサ100に指Fを乗せて軽く
押すと、図5(a)の如く対向電極フィルム2の全体が
押し下げられる。このとき、指紋の山の部分と谷の部分
とでは押圧力が異なるために、山の部分の真下またはそ
のごく近傍の対向電極フィルム2は大きくへこみ、谷の
部分ではあまりへこまない。従って、山の位置に対応す
る単位検出素子4の接触電極4bは対向電極フィルム2
の導電膜2bと接触し、谷の位置に対応する単位検出素
子4の接触電極4bは、導電膜2bと接触しない。
【0030】対向電極フィルム2の導電膜2bは抵抗1
5を介して接地されている。面圧分布センサ100のド
レイン線9はX方向レジスタ70に接続されており、ゲ
ート線8はY方向レジスタ80に接続されている。Y方
向レジスタ80からは所定のタイミングでゲート線8に
順次走査信号が切り替えて出力される。今、あるゲート
線8にある電位(「H」レベル)のゲート信号が印加さ
れているとする。ゲート信号が印加されたゲート線8に
接続されたTFT4aは、全て導通状態(オン)とな
る。その間にX方向レジスタ70から所定のタイミング
でドレイン線9に順次走査信号が切り替えて印加され
る。
【0031】指Fの山によって対向電極フィルム2が湾
曲して接触電極4bと接触していると、走査信号として
電圧が一旦上昇しても、TFT4a、抵抗15を介して
電流が抜けるため、電圧は低下する。指Fの谷で対向電
極フィルム2が接触電極4bと接触していない場合、走
査信号の電圧は低下せず維持される。これを検出器16
によって電圧信号として読み出すと、1行分の面圧分布
が計測できる。そして、選択するゲート線8を順次切り
替えてゲート信号を印加し、面圧分布センサ100のす
べての単位検出素子4からの信号を読み出し、面全体の
面圧分布が計測できる。
【0032】検出器16は、上述したようにドレイン線
9から分岐させて接続した電圧計測器でもよいし、ドレ
イン線9に直列に挿入した電流計測器でもよいが、電圧
計測器の方が、回路構成を単純にできるので、本実施形
態では電圧計測器を採用している。
【0033】次に、図2のGで示す基板1と対向電極フ
ィルム2とのギャップについて述べる。まず、ギャップ
Gが10μm以下の場合、狭ギャップによる問題が生じ
るおそれがある。すなわち、対向電極フィルム2を貼り
つける際に、図6(a)に示すように、中央付近で密着
してしまう確率が高くなる。また、対向電極フィルム2
を貼り付けた時に、中に封入されるエアー量のバラツキ
大がきくなるため、センシング感度のばらつきが大きく
なる。逆に、ギャップGが40μm以上の場合、図6
(b)に示すように、封入されるエアー量が増えすぎ、
指で押しても対向電極フィルム2が単位検出素子4と接
触せず、センシング感度が低下するという問題が生じ
る。従って、ギャップGは、10μm〜40μmならば
実施可能である。ギャップGが小さければセンシング感
度が高く(弱くさわっても指紋を検出できる)なり、ギ
ャップGが大きければセンシング感度のばらつきが小さ
くなる。対向電極フィルム2は可撓性であるので、張力
(テンション)が低いと指Fで押していなくても単位検
出素子4と常時接触してしまうようになり、不良とな
る。常時接触する領域がわずかであれば(微接触と呼
ぶ)、指Fを押しあてれば指Fに沿って対向電極フィル
ム2が湾曲するので指紋をセンシングするのに支障はな
いが、指Fを離した後も圧力を検出してしまうので製品
の品質上問題となる。ギャップGが10μm程度だと、
この微接触が発生する頻度が高かった。このため、ギャ
ップGは、15μm以上とする事が望ましい。本実施形
態では、最適値として、25μmを採用した。
【0034】ここで、ギャップGの間隔25μmは、例
えばLCD(液晶表示装置)の基板間隔6〜7μmに比
較して、きわめて大きい。通常、LCDでは、基板間隔
を均一化するために、基板間全面にミクロパールと呼ば
れるギャップ材を散布する。しかし、本実施形態の面圧
分布センサ100は、対向電極フィルム2と単位検出素
子4とを接触させる必要があるので、ギャップ材を散布
することはできない。
【0035】上述したように、LCDの基板間全面に散
布されているギャップ材は、用いることができないの
で、ギャップGは、シール剤3で確保しなければならな
い。通常、LCDでは、シールの中にもボール状のギャ
ップ材を混入する。しかし、本実施形態において、ギャ
ップGは25μmと、きわめて大きいため、LCDに用
いられるものと同じギャップ材で径25μmのものは、
一般的に入手できない。もちろん、特注で作成すること
は不可能ではないが、径の大きいボール状ギャップ材
は、径のばらつきが大きく、不適であると判断した。そ
こで、本実施形態では、シール剤3の中に、径が25μ
m、長さ45μm〜50μmの円柱状樹脂ファイバを混
入させ、ギャップGを固定した。樹脂ファイバは、ボー
ル状ギャップ材と製造方法が異なり、径の誤差が25μ
m±0.3μm程度と小さく、最適である。
【0036】もちろん、基板と、対向電極フィルムの密
着や微接触を無視し、感度を優先するので有れば15μ
m以下10μm以上のギャップGでも良い。この場合は
15μm以下10μm以上の樹脂ファイバを採用すれば
よい。
【0037】次に、図7から図10を用いて本発明の面
圧分布センサ100の製造方法について説明する。
【0038】工程1:図7(a)は、マザーガラス1
に、複数の面圧分布センサ100が同時に形成されてい
る様子が示されており、図7(b)は、1つの単位検出
素子を示す断面図である。複数の面圧分布センサ100
を一枚のマザーガラスで同時に形成することによって、
面圧分布センサの製造コストを低減できる。まず、マザ
ーガラス1上に図示しない酸化シリコン膜、窒化シリコ
ン膜よりなるバッファ層を形成する。次に、アモルファ
スシリコン膜を堆積し、レーザアニールによって結晶化
してポリシリコン膜を形成する。次にゲート絶縁膜12
を形成し、クロムよりなる金属膜を形成、エッチングし
てゲート線8、これに接続するゲート電極8a、図示し
ない外部接続端子7を形成する。次にゲート電極8aを
マスクにして既知の方法により不純物を導入してソース
領域Sおよびドレイン領域Dを形成し、活性層11を形
成する。次に、層間絶縁膜13を形成し、所定位置にコ
ンタクトホールを形成し、ドレイン線9、取り出し電極
9a、基板周囲のコンタクトパッド6a(図7には不図
示)を形成する。コンタクトパッド6aは基板10周囲
のコーナー部で層間絶縁膜13を開口して設けられ、後
の工程で設けられるコンタクト樹脂6bとでコンタクト
6を形成し、対向電極フィルム2にGND電位を与える
ものである。更に、ITOよりなる接触電極4bを形成
して、基板1上に多数の単位検出素子4を形成する。そ
の後大判の基板1をスクライブライン50でスクライブ
し、個々の面圧分布センサとなる基板1に分割する。
【0039】工程2:次に、図8に示す如く、前記基板
10周囲を囲って窓枠状に、基板1端面から一定距離離
れた位置に熱硬化性樹脂を塗布する。次に、70℃20
分程度の熱処理を行って、半硬化状態の流れ止め手段5
を形成する。以後この流れ止め手段5形成の熱処理をプ
リベークと称する。また、本明細書において半硬化状態
とは、硬化前の熱硬化性樹脂が100Pa・s程度の粘
度に対し、熱硬化性樹脂が2倍以上の粘度となる状態を
言う。半硬化であれば、樹脂が毛細管現象によって流動
することはない。
【0040】工程3:次に、図9に示す如く、流れ止め
手段5の外側を囲んで25μm径のファイバ樹脂を混入
したシール剤3を塗布する。更に、コンタクト6を形成
するために流れ止め手段5の外側のコンタクトパッド6
a上に、コンタクト樹脂6b用の金属ボールを混入した
熱硬化性樹脂をコーナーにポッティングする。金属ボー
ルとしては、均一な粒子形状のAuパール(積水化学工
業(株)製、AU−230、30μm)がよい。Auパ
ールは、プラスチックなどの樹脂球体をAu等の金属膜
で被覆した粉体であり、各粒子の形状が均一である。例
えばAgペーストでコンタクト6を形成すると、Ag粉
の形状が鋭利で径にバラツキがあるのでITOが劣化す
るおそれがあるが、Auパールであればこのおそれがな
い。また、Auパールを採用することで、抵抗が小さく
なり、小面積でもコンタクト6の抵抗を低減できる。コ
ンタクト6やシール剤3の基材となる樹脂は、低温硬化
性樹脂を用いる。
【0041】工程4:次に、図10に示す如く、水分を
含まない窒素雰囲気中に、複数の基板1を一方向に並べ
て配置し、基板1から外部接続端子7が露出する幅にそ
ろえられた一方向に長い対向電極フィルム2を重ねて配
置し、ローラー51を回転させながら対向電極フィルム
2上で移動させ、複数の基板に同時に貼り付る。一方向
に長い対向電極フィルム2を用いることで、長い対向電
極フィルム2に適度な張力(テンション)を与えながら
加圧でき、また、ローラー51を後述する条件で回転さ
せながら圧力を加える。ローラー51の加圧によって基
板1と対向電極フィルム2との間の余分なエアーが抜け
る。次に、シール剤3である低温熱硬化性樹脂が本硬化
する90℃30分程度で熱処理を加重をかけながら行
い、コンタクト樹脂6bとシール剤3の樹脂を硬化さ
せ、対向電極フィルム2と基板1とを固着すると同時に
コンタクトパッド6aと対向電極フィルム2とを接続す
るコンタクト6を形成する。また、これと同時に流れ止
め手段5もつぶされた形で本硬化され、形状が固定され
る。本明細書ではこの熱処理をメインベークと称する。
この時、基板1と対向電極フィルム2とのギャップGは
加重しながらのメインベークによりファイバ樹脂の径に
従って最適化される。本実施形態の場合は25μmとな
る。最後に、対向電極フィルムを基板1にあわせて個々
に分割し、面圧分布センサ100が完成する。シール剤
3とコンタクト6とに低温硬化性樹脂を採用するのは、
対向電極フィルム2の可撓性絶縁フィルム2aに採用さ
れるPETの耐熱温度(軟化温度)が120℃前後であ
り、これ以上の熱処理を行えないためである。
【0042】次に、流れ止め手段5について説明する。
通常、LCDでは、流れ止め手段5は形成されず、両基
板はシール剤3のみで固着される。しかし、面圧分布セ
ンサは可撓性の対向電極フィルム2を固着する必要があ
るため、流れ止め手段5が必要になる。図11は、流れ
止め手段5を形成せずにシール剤3を形成した場合の断
面図である。まず図11(a)に示したように、基板1
上にシール剤3を塗布する。次に対向電極フィルム2を
重ねて配置させることになるが、硬化前の熱硬化性樹脂
は、粘度が低いため、図11(b)に示したように、基
板1と対向電極フィルム2との間に毛細管現象が発生
し、シール剤3自体がセンサ中央部へ侵入してしまい、
不良となる場合があることが判った。そこで、シール剤
3の内側に、あらかじめ流れ止め手段5を設けておき、
毛細管現象の発生を防止する事で、内部へのシール剤3
の進入を防ぎ、歩留まりを向上させることができる。
【0043】また、対向電極フィルム2を重ねて配置さ
せる際に、うまく毛細管現象が発生しなかったとして
も、別の問題が発生する。即ち、熱硬化性樹脂は、加熱
硬化させる際に、溶剤が蒸発してガスが発生する。この
ガスの一部は、面圧分布センサ内に封入され、封入する
エアーの量が制御困難となり、センシング感度がばらつ
いたり、最悪の場合には密着部分が広がり、センシング
ができなくなる問題があった。そこで、上述した工程2
では、流れ止め手段5を塗布した後で、プリベークによ
って半硬化させているのである。対向電極フィルム2を
重ねて配置させる前のプリベークによって流れ止め手段
5からはガスが抜け、対向電極フィルム2を重ねて配置
させた後のメインベークでシール剤3、コンタクト樹脂
6bから発生するガスがセンサ内部に封入されることが
防止されるのである。
【0044】流れ止め手段5を形成せず、シール剤3を
1度熱処理し、その後更に本硬化させる熱処理を行うこ
とでそのガスの発生を低減することは可能である。しか
し、対向電極フィルムを構成する可撓性絶縁フィルムの
耐熱温度が低いため、シール剤は低温熱硬化性樹脂を用
いる必要がある。このため1度目の熱処理であっても樹
脂の硬化が進行してしまい、本硬化の熱処理では対向電
極フィルムの貼り付け強度が著しく低下することになっ
て、歩留まりの低下、もしくはセンサの寿命が短くなる
という問題が生じる。これに対し、本実施形態では、流
れ止め手段5をプリベークし、別途シール剤3を設けて
いるので、貼り付け強度が低下することはない。しか
も、シール剤3を基板1外形いっぱいまで形成する事が
できるので、さらに高い貼り付け強度が確保できる。
【0045】ここで、流れ止め手段5を半硬化させるプ
リベークは、本硬化に達しないようにする必要がある。
プリベークで流れ止め手段5を本硬化させてしまうと、
後の工程で対向電極フィルム2を貼り付ける際に流れ止
め手段5の柔軟性がなくなり、ギャップGが流れ止め手
段5の樹脂の高さに依存してしまうためである。流れ止
め手段5は、対向電極フィルム2を重ねる前に流動性を
なくす必要があるから、流れ止め手段5の高さは上から
抑えて調節することができず、塗布する樹脂の量でしか
制御できない。従って、流れ止め手段5は、半硬化した
段階での高さが、最終的なギャップG、本実施形態にお
いては25μmより同程度もしくはこれより低くなる必
要がある。しかし、あまり流れ止め手段25の高さが低
いと、毛細管現象の発生を抑えることができなくなる。
本硬化に達しない状態であれば、ギャップGよりも高く
形成し、後のメインベークの工程でつぶすことができ
る。そこで、流れ止め手段5の流動性をなくし、かつメ
インベーク時の加圧によってつぶされる硬さ、即ち半硬
化とする事で、ギャップGはファイバ樹脂で決定しつ
つ、基板1と対向電極フィルム2との間を流れ止め手段
5で埋めることができるのである。
【0046】流れ止め手段5の材質は、流動せずにある
程度の柔軟性をもっていれば、光硬化性樹脂やレジスト
等、どのような材質でもよいが、シール剤3と流れ止め
手段5を共に低温硬化性樹脂とするとよい。シール剤3
と同一の低温硬化性樹脂を用いれば、流れ止め手段5と
シール剤3との親和性もよく、硬化条件が同じなので、
一度の加熱でコンタクト6とシール剤3とを硬化させる
ことができる。また、シール剤3と流れ止め手段5とを
一体化させることができる。これにより、流れ止め手段
5も、メインベーク後はシール剤3の一部として機能
し、シール幅を1.5〜2倍に増加できるので、基板1
上に形成されたTFT4a等の素子の耐湿性を向上させ
ることができる。また、もしもローラーでつぶされた流
れ止め手段5が半硬化のままであると、流れ止め手段5
の弾性力が対向電極フィルム2を剥がす方向に作用す
る。しかし、流れ止め手段5をメインベークにより本硬
化させておくことによって弾性力が発生しなくなるの
で、歩留まりを向上させることができる。しかも、シー
ル剤3の本硬化と同時に流れ止め手段5も本硬化するの
で、別途流れ止め手段5を硬化させる工程は不要であ
る。
【0047】ところで、通常LCDでは、コンタクト6
をAgペーストを用いて形成する。本実施形態において
同様にコンタクト樹脂6bにAgペーストを用いて試作
したところ、対向電極フィルム2の導通不良が多発し
た。これは、対向電極フィルムの基材であるPETのガ
ラス転位点が67℃、PENも113℃であるためメイ
ンベークとして90℃30分を採用したところ、Agペ
ーストの硬化温度は120℃であるため、Agペースト
の基材が本硬化に達しておらず、界面強度が劣化してい
るものと考えられる。そこで、本実施形態では、コンタ
クト樹脂6bにも、シール剤3、流れ止め手段5と同一
の低温熱硬化性樹脂にAuパールを混入したものを用い
た。コンタクト樹脂6bも低温硬化性樹脂とする事で、
コンタクト樹脂6bも確実に硬化させることができき、
十分な界面強度が得られる。
【0048】また、図12には、コンタクト6部の断面
図を示す。これは、図1のB−B線の断面図である。図
12(a)に示したように、コンタクト6をシール剤3
の内側に設けることで、コンタクト6をも外気と遮断で
きるので、コンタクト6の劣化が防げる。さらに、コン
タクト6を流れ止め手段5の外側に設けることで、硬化
前のコンタクト樹脂6bがセンサ部に侵入することも防
げる。従って、コンタクト6は、流れ止め手段5とシー
ル剤3との間に設けるのが最適である。
【0049】また、コンタクト6をシール剤3の内側に
配置すれば、図12(b)に示したように、対向電極フ
ィルム2の導電膜2bもシール剤3の内側までとする事
もできる。シール剤3に対応する位置の導電膜2bを除
去してから固着することで、PETまたはPENよりな
る可撓性絶縁フィルム2aを露出させ、そこにシール剤
3を直接固着させれば、可撓性絶縁フィルム2aと導電
膜2bとの間での膜剥離による基板1と対向電極フィル
ム2との剥離場防止され、より信頼性を向上させること
ができる。樹脂で基板1上に形成されたコンタクトパッ
ド6aを覆うことになるので、コンタクトパッド6aが
露出せず、酸化などによる劣化も防ぐことができる。
【0050】次に、工程4で用いたローラー51につい
て述べる。まず、ローラー51の材質としてはシリコン
樹脂、ポリカーボネイト、ABS樹脂等、硬度が50度
以上のものが望ましく、50度〜150度程度であれば
最適である。また、セラミック、金属、ガラス等でもよ
く、エアーのコントロールを正確に行うためにある程度
の硬度を有する材質が良い。硬度50度未満の軟質材で
は、ローラー51自身にたわみが生じてしまい、エアー
量のコントロールが不正確となる。
【0051】また、ローラー51の圧力は100g/c
〜1000g/cm程度とし、ローラーの速度は
5mm/s〜50mm/sが望ましい。更に、貼り付け
時の対向電極フィルム2のテンションは100g〜30
00g程度が最適である。
【0052】次に、対向電極フィルム2は、センシング
に最適なテンションが必要となる。対向電極フィルム2
は可撓性を有し、更に封入物が気体である。特に、図1
3に示すようにセンシング時には指を摺動するため、テ
ンション不足によって対向電極フィルム2に不必要な撓
み150が生じ、最適なセンシングが行えないことがあ
る。この場合は、貼り付け後、加熱処理により可撓性導
電フィルム(PENまたはPET)を収縮させ、最適な
テンションを得る処理を行う(以降本明細書ではこの加
熱処理を収縮ベークと称する)。基材を収縮させる収縮
ベークは可撓性絶縁フィルム2aのガラス転位温度以
上、軟化点未満の温度で短時間行う。特に、ガラス転位
温度より10℃から20℃高温とするのがよい。例えば
PENであれば113℃、PETであれば80℃がガラ
ス転位温度であるので、その温度から10℃から20℃
高温で、3分程度熱処理を行う。収縮ベークによって、
可撓性絶縁フィルム2aの基材を1%〜3%程度収縮さ
せ、摺動しても不必要な撓みの生じない、最適なテンシ
ョンを得る処理を行う。収縮させすぎると、可撓性導電
フィルム2が硬くなってしまうので、2%程度にとどめ
るのが好適である。
【0053】次に、対向電極フィルム2と基板1の間に
は、水分を除去した乾燥空気や、窒素ガスを封入すると
よい。内部のエアーが水分を含んでいると、TFT4a
は常にこの空気雰囲気中に晒されることになるため、劣
化や特性シフトを招くこととなる。そこで本実施形態に
おいては、対向電極フィルム2と基板1およびシール剤
3で囲まれた空間に、水分を含まない窒素ガスを封入す
ることとした。これによって、TFT4aの水分による
劣化、特性シフトを防ぐことができる。ここで、封入す
るガスは窒素に限らず、基板1上の構造や対向電極フィ
ルム2面と反応しない不活性なガスであれば良い。TF
T4aへの水分の侵入を避け、反応を促進しないガスと
して乾燥空気でもよいが、酸素が混入するため、窒素の
方が好適である。また、Ar、Ne、Kr等のいわゆる
不活性元素よりなる気体でもよいが、本実施形態では、
より安価で実施できる窒素を採用した。
【0054】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は、可撓性
導電フィルムを貼り付ける段階で可撓性導電フィルムに
撓みが生じてしまっても、収縮ベークによって可撓性導
電フィルムを収縮させるので、可撓性導電フィルムのテ
ンションをセンシングに最適化し、良品とすることがで
きる。
【0055】収縮ベークは可撓性導電フィルムの基材で
ある高分子膜のガラス転位温度より高く、軟化点温度よ
りも低い温度で行うことで、可撓性導電フィルムをいた
ずらに劣化させることなく収縮させることができる。
【0056】収縮ベークは可撓性導電フィルムの基材で
ある高分子膜のガラス転位温度より10℃乃至20℃高
温とするのが最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための平面図である。
【図2】本発明を説明するための断面図である。
【図3】本発明を説明するための分解斜視図である。
【図4】本発明を説明するための(a)平面図、(b)
断面図である。
【図5】本発明を説明するための(a)断面図、(b)
動作回路図である。
【図6】本発明を説明する断面図である。
【図7】本発明を説明する断面図である。
【図8】本発明を説明する平面図である。
【図9】本発明を説明する平面図である。
【図10】本発明を説明する平面図である。
【図11】本発明を説明する断面図である。
【図12】本発明を説明する断面図である。
【図13】本発明を説明する断面図である。
【図14】従来技術を説明するための(a)平面図、
(b)断面図、(c)断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F051 AB07 BA07 2F063 AA43 BA29 BB01 BB08 BD05 BD11 DA02 DA05 DD07 FA08 FA18 NA06 4C038 FF01 5G006 AA01 AB01 AZ02 AZ05 BA01 BA02 BB07 CD04 FB01 FB14 FB21 FB28 FB37 FB39 FD05 LG04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に単位検出素子を形成する工程
    と、 前記基板の外周にシール剤を塗布する工程と、 前記基板に可撓性導電フィルムを重ねて配置し、第1の
    熱処理によって前記シール剤を硬化させて固着する工程
    と、 前記可撓性導電フィルムを第2の熱処理によって収縮さ
    せる工程とを具備することを特徴とする面圧分布センサ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の熱処理によって、前記可撓性
    導電フィルムの基材である高分子膜を1%以上3%以下
    収縮させることを特徴とする請求項1に記載の面圧分布
    センサの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の熱処理は前記可撓性導電フィ
    ルムの基材である高分子膜のガラス転位温度より高く、
    軟化点温度よりも低い温度で行うことを特徴とする請求
    項1に記載の面圧分布センサの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の熱処理は前記可撓性導電フィ
    ルムの基材である高分子膜のガラス転位温度より10℃
    乃至20℃高温であることを特徴とする請求項1に記載
    の面圧分布センサの製造方法。
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CNB031386172A CN1215316C (zh) 2002-05-31 2003-05-29 面压分布传感器及其制造方法
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