JP2003343779A - 角度可変型二管路継手 - Google Patents

角度可変型二管路継手

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JP2003343779A
JP2003343779A JP2002157598A JP2002157598A JP2003343779A JP 2003343779 A JP2003343779 A JP 2003343779A JP 2002157598 A JP2002157598 A JP 2002157598A JP 2002157598 A JP2002157598 A JP 2002157598A JP 2003343779 A JP2003343779 A JP 2003343779A
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angle
pipe
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pipe joint
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JP2002157598A
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Hiroshi Tomioka
浩 冨岡
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Hazama Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二管路ダクトを自在な角度で接続可能な継手
を提供する。 【解決手段】 第一の部材10と第二の部材20とから
なり、第一及び第二の部材はそれぞれ管状部11,21
と係合部12,22とを備え、両部材の係合部の外殻部
15,25は一方が他方に摺動可能に係合するように形
成され、両部材の管状部と係合部の内部には独立した二
管路に仕切る隔壁13,23が設けられ、係合部におけ
る各隔壁の対向する端部には一方が他方に摺動可能に嵌
合する嵌合部14,24が設けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、全体としては一体
でありながら独立する二管路を備えたダクトを接続する
ための角度可変型二管路継手に関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−55449号公報には、
全体として一体に形成された円筒体でありながら、内部
が各壁により独立する二管路に仕切られたダクトが開示
されている。このような二管路ダクトは、これを空調ダ
クトとして用いることにより、空調ダクトを挿通させる
ため梁に設ける孔を減少させて、梁の構造的な強度の低
下を防止するものである。また上記公報には二管路ダク
ト同士を接続して二管路を曲折させるための継手とし
て、二管路エルボー管が開示されている。一方、従来の
一管路ダクトでは、ジャバラ形状の管体を継手として使
用し、これを変形して所定方向に曲がった管路を形成す
ることも行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のダクトにおいて
は、たとえ、一管路のものであっても、エルボー管は所
定角度で予め成形されたもののみが製品化されているた
め、管路を既製品にない角度に曲げるには、単管路型の
ものを垂直方向に組み合わせて角度を変える必要があ
り、手間が煩雑であるとともにコストもかかるという問
題がある。したがって、二管路では、管路を既製品にな
い角度に曲げることができず、管路が必要以上に長くな
ることも考えられる。また従来の一管路ダクトにおける
ジャバラ状継手の場合には、強度的な問題があった。す
なわち、つぶれて換気不良になったり、管が動いて騒音
や振動の原因になったり、さらに、垂れ下がりによる結
露水の滞留発生などの可能性があるため使用箇所に制限
があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するため
になされたものであり、その課題は、二管路ダクトを自
在な角度で接続可能な継手を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、全体と
しては一体でありながら独立する二管路を備えたダクト
を接続するための角度可変型管継手であって、該管継手
は第一の部材と第二の部材とからなり、該第一及び第二
の部材はそれぞれ管状部と係合部とを備え、該両部材の
係合部の外殻部は一方が他方に摺動可能に係合するよう
に形成され、該両部材の管状部と係合部の内部には独立
した二管路に仕切る隔壁が設けられ、前記係合部におけ
る前記各隔壁の対向する端部には一方が他方に摺動可能
に嵌合する嵌合部が設けられたことを特徴とする角度可
変型二管路継手が提供される。
【0006】上記二管路継手において、第一の部材と第
二の部材の管状部と係合部の内部には独立した二管路に
仕切る隔壁が設けられ、各隔壁の対向する端部には一方
が他方に摺動可能に嵌合する嵌合部が設けられて、継手
の全長にわたる二管路が形成されている。かかる二管路
継手では、第一の部材と第二の部材のそれぞれ管状部に
力を加えることにより、係合部における外殻部同士が摺
動するとともに、隔壁端部に設けられた嵌合部同士も摺
動し、これにより第一の部材と第二の部材の接続角度も
自在に変えることが可能になっている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、前記係合部は、
第一の部材と第二の部材がそれぞれ所定の水平方向に角
度が可変になるように形成することができる。例えば、
前記嵌合部は、一方を円筒状に形成し、他方を前記円筒
状のものの外周に嵌合可能なように縦方向の切欠部を備
える筒状に形成すれば、両部材が摺動して第一の部材と
第二の部材の角度が可変になる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施形態を説明する。図1は本発明の角度可変型二管路継
手1の図であって、(a)は平面図、(b)は側面図で
ある。図2(a)は図1の左側から見た側面図であり、
図2(b)は図1の右側から見た側面図である。図1に
おいて、角度可変型二管路継手1は、第一の部材10と
第二の部材20とからなり、第一及び第二の部材10,
20はそれぞれ管状部11,21と係合部12,22と
から構成されている。また管状部11,21と係合部1
2,22には内部を独立した二管路に仕切る隔壁13,
23が設けられ、これら隔壁13,23の端部は係合部
12,22内で対向配置され、これら対向する端部には
一方が他方の内部に嵌合して摺動するように形成された
嵌合部が設けられる。なお、第一及び第二の部材10,
20は、つぶれることによる換気不良、管が動くことに
よる騒音や振動、さらには、垂れ下がりによる結露水の
滞留などが発生しないように、所定以上の強度を有する
材料から形成することが好ましく、例えば、塩化ビニー
ル樹脂などで形成することができる。
【0009】この嵌合部は、一方の隔壁13の端部に円
筒体14が固定され、他方の隔壁23の端部に筒状部材
24が固定され、この筒状部材24は円筒体14の外周
に嵌合可能なように縦方向の切欠部を備え、円筒体14
と切欠き筒状部材24とが摺動可能に嵌合されている。
また前記係合部12,22は、上下が板材で塞がれて円
筒状に形成され、これら円筒体の周面の一方には管状部
11,21が接続され、周面の他方には切り欠きが形成
され、図3に示したように、これら切り欠き側から一方
の外殻部15が他方の外殻部25の内部に係合して摺動
するように形成されている。図1〜図3に示したよう
に、円筒体14と切欠き筒状部材24の摺動面、外殻部
15,25同士の摺動面は、すべて同じ軸を中心とする
円周配置で形成されているため、該軸を中心として第一
の部材10と第二の部材20は水平方向に接続角度を自
在に変えることができる。
【0010】次に、角度可変型二管路継手1の作用につ
いて説明する。図1(a)及び図3に示したように、例
えば、第二の部材20を固定し、第一の部材10に矢印
R1方向または矢印R2方向の力を加えることにより、
外殻部15が外殻部25の内部を摺動するとともに、円
筒体14も切欠き筒状部材24の内部を摺動し、第一の
部材10と第二の部材20の接続角度は水平方向に適宜
自在に変えることができる。ここで、図4(a)は第一
の部材10を矢印R1方向に摺動させた状態を示してお
り、図4(b)は第一の部材10を逆方向、すなわち矢
印R2方向に摺動させた状態を示している。なお、図1
(a)及び図3に示した例とは逆に、第一の部材10を
固定し、第二の部材20を動かして両部材の接続角度を
変えることも可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明の角度可変型二管路継手では、第
一、第二の部材の内部を独立した二管路に仕切る隔壁が
設けられ、各隔壁の対向する端部には一方が他方に摺動
可能に嵌合する嵌合部が設けられ、第一、第二の部材の
外殻部同士は一方が他方に摺動可能に係合されているた
め、継手の全長にわたり二管路を連続させることができ
て、且つ水平方向に接続角度を所定範囲内で自在に変え
ることができる。したがって、二管路管の省スペース性
を生かしつつ、多様な接続角度に対応できるため建築プ
ラン上の自由度が得られる。また下がり天井や立ち下げ
スペースが削減できて、スペースの有効活用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の角度可変型二管路継手の平面
図、(b)は側面図である。
【図2】(a)は図1における左側から角度可変型二管
路継手を見た側面図であり、(b)は図1における右側
から角度可変型二管路継手を見た側面図である。
【図3】図1における一点鎖線III−IIIに沿った断面図
である。
【図4】角度可変型二管路継手をそれぞれ逆方向に曲げ
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 角度可変型二管路継手 10 第一の部材 11 管状部 12 係合部 13 隔壁 14 円筒体 15 外殻部 20 第二の部材 21 管状部 22 係合部 23 隔壁 24 切欠き筒状部材 25 外殻部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体としては一体でありながら独立する
    二管路を備えたダクトを接続するための角度可変型管継
    手であって、該管継手は第一の部材と第二の部材とから
    なり、該第一及び第二の部材はそれぞれ管状部と係合部
    とを備え、該両部材の係合部の外殻部は一方が他方に摺
    動可能に係合するように形成され、該両部材の管状部と
    係合部の内部には独立した二管路に仕切る隔壁が設けら
    れ、前記係合部における前記各隔壁の対向する端部には
    一方が他方に摺動可能に嵌合する嵌合部が設けられたこ
    とを特徴とする角度可変型二管路継手。
  2. 【請求項2】 前記係合部は、第一の部材と第二の部材
    がそれぞれ所定の水平方向に角度が可変になるように形
    成されたことを特徴とする請求項1記載の角度可変型二
    管路継手。
  3. 【請求項3】 前記嵌合部は、一方が円筒状に形成さ
    れ、他方は前記円筒状のものの外周に嵌合可能なように
    縦方向の切欠部を備える筒状に形成され、両部材が摺動
    することにより、第一の部材と第二の部材の角度が可変
    になるように形成されたことを特徴とする請求項2記載
    の角度可変型二管路継手。
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JP2007163033A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Sintokogio Ltd ダクト組立体および該ダクト組立体を用いる鋳造システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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