JP2003343744A - 高温流体用切換弁 - Google Patents

高温流体用切換弁

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JP2003343744A
JP2003343744A JP2002155373A JP2002155373A JP2003343744A JP 2003343744 A JP2003343744 A JP 2003343744A JP 2002155373 A JP2002155373 A JP 2002155373A JP 2002155373 A JP2002155373 A JP 2002155373A JP 2003343744 A JP2003343744 A JP 2003343744A
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valve seat
seal member
temperature fluid
port
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JP2002155373A
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Tetsuya Iwashita
哲也 岩下
Yoshihiro Nakamura
義弘 中村
Susumu Yamada
進 山田
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CKD Corp
Toho Gas Co Ltd
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CKD Corp
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】弁座に当接又は離間する弁体に装着されるシー
ル部材のシール性能を長く維持することができる高温流
体用切換弁を提供すること。 【解決手段】第1,2ポート11,12を連通させる第
1弁孔23が中央に形成された第1弁座18と、第2,
第3ポート12,13を連通させる第2弁孔24が中央
に形成された第2弁座17と、第1弁座18及び第2弁
座17と当接又は離間する弁体14と、弁体14を駆動
させるピストン20などを備え、弁体14は、膨張黒鉛
を材質とし、第1弁座18と対向する位置に形成された
第1環状溝14cに隙間なく嵌め込まれる第1シール部
材15と、膨張黒鉛を材質とし、第2弁座17と対向す
る位置に形成された第2環状溝14dに隙間なく嵌め込
まれる第2シール部材16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温流体を制御す
る高温流体用切換弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、工業炉には、例えば、図11
に示すリジェネレイティブバーナーシステムが設置され
ている。リジェネレイティブバーナーシステムは、一対
のバーナA,Bを備え、一方のバーナであるAバーナを
燃焼させているときには、他方のバーナであるBバーナ
を燃焼させない。そして、AバーナとBバーナとを交互
に燃焼させている。Aバーナを燃焼させているときに
は、BバーナはAバーナの燃焼により発生する排気ガス
の煙道となる。すなわち、管51を通り3方弁60の第
2ポートに入り、第3ポートから出て、管52を経て排
気ファン53により排気される。このとき、Bバーナに
内蔵された蓄熱体が排気ガスから熱を奪い蓄熱する。燃
焼用空気は、3方弁61の第1ポートから第2ポートを
経て、管56を経てAバーナの蓄熱体に蓄熱された熱で
予熱され、ガスと混合されてバーナに供給される。同様
に、Aバーナを休止してBバーナを運転するときには、
Bバーナの蓄熱体に蓄熱されている熱によりBバーナに
供給される燃焼用空気を予熱する。これにより、バーナ
の熱効率を高めることができる。
【0003】このリジェネレイティブバーナーシステム
においては、燃焼用空気及び排気ガスを、Aバーナ及び
Bバーナに切り換えるための3方弁が2つ使用されてい
る。切換弁として使用される従来の3方弁の構造を図1
2に示す。弁本体には、第1ポート101と第2ポート
102とを連通させる第1弁孔113が中央に形成され
た第1弁座108と、第2ポート102と第3ポート1
03とを連通させる第2弁孔114が中央に形成された
第2弁座107とが形成されている。また、第1弁座1
08及び第2弁座107と当接または離間する弁体10
4と、弁体104と連結されたピストン110と、ピス
トン110を摺動可能に保持するシリンダ115とを有
している。弁体104の上面には、ゴム又は樹脂製の第
1シール部材105が第1弁座108に対応する位置に
埋め込まれている。一方、弁体104の下面には、ゴム
又は樹脂製の第2シール部材106が第2弁座107に
対応する位置に埋め込まれている。シリンダ115は、
ピストン110の弁体104側に第1シリンダ室116
と、反対側に第2シリンダ室117とを備える。また、
ピストン110は、コイルバネ111により、上方向に
付勢されている。
【0004】次ぎに、上記3方弁の作用を説明する。パ
イロットポート112に駆動空気が供給されていないと
きには、コイルバネ111により、ピストン110は、
上方に付勢され、図12に示すように第1シール部材1
05が第1弁座108に当接している。この第1シール
部材105は、弾性力を有しているため、第1弁座10
8と当接した際に僅かに歪み、第1弁座108の当接面
に密着する。これにより、第1ポート101と第2ポー
ト102とは遮断される一方、第2ポート102と第3
ポート103とは連通する。パイロットポート112に
駆動空気が供給されると、ピストン110はコイルバネ
111を圧縮し下方向に移動し、第2シール部材106
が第2弁座107に当接する。この第2シール部材10
6は、弾性力を有しているため、第2弁座107と当接
した際に僅かに歪み、第2弁座107の当接面に密着す
る。これにより、第1ポート101と第2ポート102
とが連通する一方、第2ポート102と第3ポート10
3とが遮断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
3方弁では、第1,第2シール部材105,106は、
第1,第2弁座108,107の当接面の形状に合わせ
てシール部を弾性変形させることにより高いシール性を
確保できるものの、リジェネレイティブバーナーシステ
ムにおいては、3方弁を通過する排気ガス温度は、摂氏
400度近くあるため、排気ガスが通過する第2弁座1
07及び第1弁座108や弁体104が加熱され、第
1,第2シール部材105,106が熱劣化してシール
不良を起こすことがあった。
【0006】それに対して、ゴムや樹脂で形成された第
1,第2シール部材105,106を金属製のシール部
材に置換することにより熱劣化を防止することが考えら
れるが、金属製のシール部材では弾性力に欠けるため、
第1,第2弁座108,107の当接面に隙間なく密着
させるためには、シール部材のシール部を精密に仕上げ
る必要がある。ところが、金属製のシール部材は、シー
ル部を精密に仕上げることが難しいのでコストが高く、
また、シール部を精密に仕上げたとしても僅かな組立誤
差などによって第1,第2弁座108,107に密着し
ないおそれがあり、それらの欠点を補うためには構成部
品に高い寸法精度と高いシール荷重を必要とする問題が
あった。
【0007】一方、図13に示す実開平6−63967
号公報には、熱劣化を防止できるシール部材200が開
示されている。すなわち、シール部材200は、膨張黒
鉛シート202と金属薄板203とを交互に巻き重ねた
後、同一幅に成形した膨張黒鉛シート204を内周面と
外周面とに巻重ねることにより巻重ね体205を形成
し、その巻重ね体205の両端面を加圧成形したもので
あって、金属薄板203で膨張黒鉛シート202,20
4の剛性を補強しつつ、膨張黒鉛シート202,204
によってシール部の変形を許容している。ところが、膨
張黒鉛を材質とする部材は一般的に脆く、シール部材2
00もその例外ではない。そのため、シール部材200
は、図14に示すゲートバルブ207のように、一度連
結されると位置関係が変わらないバルブ本体208とバ
ルブディスク209との間に配設されたり、グランドパ
ッキンのように軸シール部材に用いられ、上記3方弁の
ように弁座と衝突を繰り返すシール部材に使用すること
には不向きと考えられていた。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、弁座に当接又は離間する弁体に装着
されるシール部材のシール性能を長く維持することがで
きる高温流体用切換弁を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高温流体用
切換弁は、次のような構成を有している。 (1)第1ポートと第2ポートとを連通させる弁孔が中
央に形成された弁座と、弁座と当接又は離間する弁体
と、弁体を駆動させる駆動手段とを備える高温流体用切
換弁において、弁体は、膨張黒鉛を材質とし、弁座と対
向する位置に形成された環状溝に隙間なく嵌め込まれる
シール部材を有することを特徴とする。
【0010】高温流体用切換弁が、例えば、リジェネレ
イティブバーナーシステムで使用されるオンオフ弁であ
るとき、弁座や弁体などは、摂氏400度近くの高温流
体に接触するため加熱される。この高温状態の下で弁体
を駆動手段で上下方向に駆動させると、シール部材は、
弁座と当接又は離間を繰り返されるが、耐熱性の高い膨
張黒鉛を材質としているため熱によって変質しにくく、
一定の可堯性を維持する。そして、シール部材は、弁座
に当接するときにシール部に衝撃荷重を受けたり、弁座
に当接しているときにシール部にシール荷重を受けたり
する場合、弁座と弁体との間に挟まれて横方向に変形し
ようとするが、弁体に形成された環状溝内に隙間なく嵌
め込んで装着されているため、内周面と外周面とを環状
溝内壁に支持されて大きな変形を生じにくい。そのた
め、シール部材は変形しにくい。その一方で、シール部
材は、長時間使用すると、同じ場所を弁座に繰り返し衝
突させ続けるためシール部が次第に歪むが、この場合、
シール部が弁座の当接面形状に合わせて変形するため、
シール性が向上する。このようにして、高温流体用切換
弁は、シール部材の破損を防止するとともに、シール部
材のシール部を弁座の形状に合わせて変形させてシール
性を向上させるので、弁座に当接又は離間する弁座に装
着されるシール部材のシール性能を長く維持することが
できる。
【0011】(2)請求項1に記載する高温流体用切換
弁において、シール部材は、金属メッシュを芯材に膨張
黒鉛をテープ状に成形したものを円筒状に巻き付けて圧
縮成形したものであることを特徴とする。すなわち、シ
ール部材は、膨張黒鉛より剛性に優れた金属メッシュを
含んでいるので、膨張黒鉛の剛性を補強して、膨張黒鉛
のみを材質とするシール部材より長時間一定形状を保持
できる。その一方で、シール部材の膨張黒鉛は、金属の
ような剛体ではなく、弁座に当接したときに僅かに歪ん
で漏れを防止するため、金属のみを材質とするシール部
材のようにシール部を精密に仕上げる必要がない上に、
シール荷重を小さくできる。
【0012】(3)請求項1又は請求項2に記載する高
温流体用切換弁において、シール部材のシール部の面積
は、弁座の当接面の面積より大きいことを特徴とする。
すなわち、例えば、弁体が弁座の弁孔に対して片寄って
取り付けられた場合であっても、弁体のシール部材を弁
座に当接させることができ、組立精度や寸法精度を緩和
することができる。
【0013】(4)請求項1乃至請求項3の何れか1つ
に記載する高温流体用切換弁において、弁座の当接面が
平らに形成されていることを特徴とする。 (5)請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載する高
温流体用切換弁において、弁座の当接面が曲面で形成さ
れていることを特徴とする。すなわち、弁座とシール部
材との接触面積が大きく、第1シール部材と第2シール
部材に衝撃荷重とシール荷重を広く分散させるため、着
座時の衝撃荷重やシール荷重を小さくすることができ
る。
【0014】(6)請求項1乃至請求項3の何れか1つ
に記載する高温流体用切換弁において、弁座の当接面に
溝を形成したことを特徴とする。すなわち、弁座は、当
接面を平らにした場合と比較して当接面の面積を大きく
することができるとともに、シール部材が当接面の溝に
入り込むため、シール部材と密着して、漏れをより確実
に防止することができる。
【0015】(7)第1ポートと第2ポートとを連通さ
せる第1弁孔が中央に形成された第1弁座と、第2ポー
トと第3ポートとを連通させる第2弁孔が中央に形成さ
れた第2弁座と、第1弁座及び第2弁座と当接又は離間
する弁体と、弁体を駆動させる駆動手段とを備える高温
流体用切換弁において、弁体は、膨張黒鉛を材質とし、
第1弁座と対向する位置に形成された隙間なく第1環状
溝に嵌め込まれる第1シール部材と、膨張黒鉛を材質と
し、第2弁座と対向する位置に形成された第2環状溝に
隙間なく嵌め込まれる第2シール部材とを有することを
特徴とする。
【0016】高温流体用切換弁が、例えば、リジェネレ
イティブバーナーシステムで使用される3方弁であると
き、第1弁座、第2弁座、弁体などは、摂氏400度近
くの高温流体に接触するため加熱される。この高温状態
の下で弁体を駆動手段で上下方向に駆動させると、第1
シール部材と第2シール部材とが、第1弁座と第2弁座
とに交互に当接又は離間を繰り返されるが、耐熱性の高
い膨張黒鉛を材質としているため熱によって変質しにく
く、一定の可堯性を維持する。そして、第1シール部材
と第2シール部材は、第1弁座と第2弁座に当接すると
きにシール部に衝撃荷重を受けたり、第1弁座と第2弁
座に当接しているときにシール部にシール荷重を受けた
りする場合、弁座と弁体との間に挟まれて横方向に変形
しようとするが、弁体に形成された第1,第2環状溝内
に隙間なく嵌め込んで装着されているため、内周面と外
周面とを第1,第2環状溝内壁に支持されて大きな変形
を生じにくい。そのため、第1シール部材及び第2シー
ル部材は変形しにくい。その一方で、第1,第2シール
部材は、長時間使用すると、同じ場所を第1,第2弁座
に繰り返し衝突させ続けることにより、第1,第2シー
ル部材のシール部が第1,第2弁座の当接面形状に合わ
せて変形するため、シール性が向上する。このようにし
て、高温流体用切換弁は、第1シール部材と第2シール
部材の破損を防止するとともに、シール荷重によって第
1シール部材と第2シール部材のシール部が第1弁座と
第2弁座の形状に合わせて変形することによりシール性
が向上するので、第1弁座及び第2弁座に当接又は離間
する弁体に装着される第1シール部材と第2シール部材
のシール性能を長く維持することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施の形態)次に、本発明
に係る高温流体用切換弁の第1実施の形態について図面
を参照して説明する。図1及び図2は、第1実施の形態
の高温流体用切換弁の断面図である。図3は、弁体14
の外観斜視図である。図4は、第1シール部材15(第
2シール部材16)の外観斜視図である。図5は、第1
シール部材15(第2シール部材16)の断面図であ
る。図6は、第1弁座18(第2弁座17)の一部拡大
断面図である。
【0018】図1及び図2に示すように、弁本体には、
第1ポート11と第2ポート12とを連通させる第1弁
孔23が中央に形成された第1弁座18と、第2ポート
12と第3ポート13とを連通させる第2弁孔24が中
央に形成された第2弁座17とが形成されている。ま
た、第1弁座18及び第2弁座17と当接または離間す
る弁体14と、弁体14とピストン軸19により連結さ
れたピストン20と、ピストン20を摺動可能に保持す
るシリンダ25とを有している。シリンダ25は、ピス
トン20の弁体14側にシリンダ25に形成された冷却
空気供給ポート22と連通する第1シリンダ室26と、
反対側にシリンダ25に形成されたパイロットポート2
8と連通する第2シリンダ室27とを備える。また、ピ
ストン20は、コイルバネ21により、上方向に付勢さ
れている。
【0019】弁体14が第1弁座18と当接する部位に
は、第1シール部材15を埋め込んで固設されている。
すなわち、図3に示すように、弁体14の端面には第1
環状溝14cが環状に形成され、図4に示す円筒形状の
第1シール部材15がその第1環状溝14cに隙間なく
嵌め込まれるようになっており、図1及び図2に示すよ
うに、弁体14をピストン軸19に組み付けたときに
は、弁体14の第1環状溝14cから脱落しないよう第
1押え板32で保持される。第1シール部材15は、図
5に示すように、金属メッシュ31を芯材としてテープ
状の膨張黒鉛30を巻き付け、それを圧縮成形すること
により第1環状溝14cと同一形状に形成される。
【0020】一方、図1及び図2に示すように、弁体1
4が第2弁座17と当接する部位には、第2シール部材
16を埋め込んで固設されている。すなわち、図3及び
図4に示す第1弁座18と第1シール部材15と同じよ
うに、弁体14の端面には第2環状溝14dが環状に形
成され、円筒形状の第2シール部材16が第2環状溝1
4dに隙間なく嵌め込まれるようになっており、図1及
び図2に示すように弁体14をピストン軸19に組み付
けたときには、弁体14の第2環状溝14dから脱落し
ないよう第2押え板33で保持される。第2シール部材
16は、図5に示す第1シール部材15と同じように、
金属メッシュ31を芯材としてテープ状の膨張黒鉛30
を巻き付け、それを圧縮成形することにより第2環境溝
14dと同一形状に形成される。
【0021】そして、図6に示すように、第1弁座18
は、第1シール部材15と当接する当接面が平らに形成
され、第1弁座18の幅Aが、図5に示す第1シール部
材15の幅Bより狭く設定されている。すなわち、第1
弁座18の当接面の面積は、第1シール部材15のシー
ル部の面積より小さく設定されている。そして、図1及
び図6に示すように、第1弁座18における当接面の外
周には、弁体14の第1シール部材15が熱劣化したと
きに、弁体14の金属部分14aと当接する第1段差シ
ール部18aが形成されている。
【0022】また、図1に示すように、第2弁座17
も、図6に示す第1弁座18と同じように、第2シール
部材16と当接する当接面が平らに形成され、第2弁座
17の幅が第2シール部材16の幅より狭く設定されて
いる。すなわち、第2弁座17の当接面の面積は、第2
シール部材16のシール部の面積より小さく設定されて
いる。そして、第2弁座17における当接面の外周に
は、弁体14の第2シール部材16が熱劣化したとき
に、弁体14の金属部分14bと当接する第2段差シー
ル部17aが形成されている。
【0023】次ぎに、上記高温流体用切換弁の作用を説
明する。パイロットポート28に駆動空気が供給されて
いないときには、コイルバネ21により、ピストン20
は、上方に付勢され、図1に示すように弁体14の上面
に埋め込まれた第1シール部材15が第1弁座18に当
接している。このときには、第1ポート11と第2ポー
ト12とは、遮断されている。一方、第2ポート12と
第3ポート13とは連通している。パイロットポート2
8に駆動空気が供給されると、図2に示すように、ピス
トン20はコイルバネ21を圧縮し下方向に移動する。
そして、弁体14の下面に埋め込まれた第2シール部材
16が第2弁座17に当接する。このときには、第1ポ
ート11と第2ポート12とが連通している。一方、第
2ポート12と第3ポート13とは、遮断されている。
【0024】上記作用は、3方弁の一般的な作用である
が、次ぎに、本発明に係る高温流体用切換弁の独自の効
果を説明する。図7は、第1シール部材15が第1弁座
18に対して傾いて当接した状態を示す作用説明図であ
る。図8は、第1シール部材15が第1弁座18から離
間した状態を示す作用説明図である。
【0025】高温流体用切換弁が、リジェネレイティブ
バーナーシステムで使用されるとき、第1,第2弁座1
8,17や弁体14などは、摂氏400度近くの高温流
体に接触するため加熱される。この高温状態の下で弁体
14を上下方向に駆動させると、図1及び図2に示すよ
うに、第1シール部材15と第2シール部材16とが第
1弁座18と第2弁座17とに交互に当接又は離間を繰
り返される。
【0026】このとき、第1シール部材15及び第2シ
ール部材16は、耐熱性の高い膨張黒鉛を材質としてい
るため熱によって変質しにくく、一定の可堯性を維持す
る。そして、図1に示すように、第1シール部材15
は、第1弁座18に当接するときに衝撃荷重を図中下方
向に受けたり、又は、第1弁座18と当接しているとき
にシール荷重を図中下方向に受けたりするときに、第1
弁座18と弁体14との間に挟まれて図中横方向に変形
しようとするが、弁体14の第1環状溝14c内に隙間
なく嵌め込んで装着されているため、内周面と外周面と
を第1環状溝14c内壁に支持されて大きな変形を生じ
にくい。また、第2シール部材16も、図2に示すよう
に、第2弁座17に当接するときに衝撃荷重を図中上方
向に受けたり、又は、第2弁座17と当接しているとき
にシール荷重を図中上方向に受けたりするときに、第2
弁座17と弁体14との間に挟まれて図中横方向に変形
しようとするが、弁体14の第2環状溝14d内に隙間
なく嵌め込んで装着されているため、内周面と外周面と
を第2環状溝14d内壁に支持されて大きな変形を生じ
にくい。そのため、第1シール部材15及び第2シール
部材16は変形しにくい。
【0027】また、第1シール部材15と第2シール部
材16は、図5に示すように、膨張黒鉛より剛性に優れ
た金属メッシュ31を含んで膨張黒鉛の剛性を補強して
いるので、図7に示すように、衝撃による第1,第2シ
ール部材15,16の破損を防ぐことができる。その一
方で、第1シール部材15と第2シール部材16は、図
5に示すように、膨張黒鉛30を含んで金属のような剛
体ではないので、図7に示すように、第1弁座18と第
2弁座17に当接したときに僅かに歪み、第1弁座18
の当接面と第2弁座17の当接面にシール部をそれぞれ
密着させて漏れを防止する。
【0028】ここで、図6に示すように、第1弁座18
の当接面と第2弁座17の当接面が平らに形成されてい
るので、第1シール部材15と第1弁座18との接触面
積、及び、第2シール部材16と第2弁座17との接触
面積がそれぞれ大きくなっており、衝撃荷重やシール荷
重を第1シール部材15と第2シール部材16に広く分
散させることができる。
【0029】しかも、図1に示すように、図5に示す第
1シール部材15の幅Bが図6に示す第1弁座18の幅
Aより広く設定されているので、例えば、ピストン軸1
9の組立公差などにより、弁体14が第1弁座18に対
して片寄って取り付けられた場合でも、弁体14の金属
部分14aが第1弁座18に干渉しにくい。またこれと
同様に、図2に示すように、第2シール部材16の幅が
第2弁座17の幅より広く設定されているので、例え
ば、ピストン軸19の組立公差などにより、弁体14が
第2弁座17に対して片寄って取り付けられた場合で
も、弁体14の金属部分14bが第2弁座17に干渉し
にくい。
【0030】このようにして高温流体用切換弁を長期間
使用すると、図1に示すように、第1シール部材15
は、同じ場所に第1弁座18を繰り返し衝突させ続ける
ため、シール部が次第に歪んで、第1弁座18の当接面
の形状に合わせてへこまされる。そのため、第1シール
部材15は、へこまされた部分を第1弁座18に嵌め合
わせるように着座することになり、シール性を向上させ
ることができる。従って、例えば、ピストン軸19の組
立公差などにより弁体14が第1弁座18に対して傾い
て取り付けられ、図7に示すように、第1シール部材1
5が第1弁座18に片当たりするような場合であって
も、図8のP部に示すように、第1シール部材15はシ
ール部を第1弁座18の当接面の形状になじむように塑
性変形させるので、当該組立公差に基づく傾きによる不
具合を解消しながらシール性を向上させることができ
る。
【0031】また、第2シール部材16も長時間使用す
ると、図2に示すように、同じ場所に第2弁座17を繰
り返し衝突させ続けるため、シール部が次第に歪んで、
第2弁座17の当接面の形状に合わせてへこまされる。
そのため、第2シール部材16は、へこまされた部分を
第2弁座17の当接面に嵌め合わせるように着座するこ
とになり、シール性を向上させることができる。従っ
て、例えば、ピストン軸19の組立公差などにより弁体
14が第2弁座17に対して傾いて取り付けられ、第2
シール部材16が第2弁座17に片当たりするような場
合であっても、図7及び図8に示す第1のシール部材1
5と同じように、第2シール部材16はシール部を第2
弁座17の当接面の形状になじむように塑性変形させる
ので、当該組立公差に基づく傾きによる不具合を解消し
ながらシール性を向上させることができる。
【0032】そして、更に長期間使用して、第1シール
部材15または第2シール部材16のシール部が熱劣化
で大きくへこまされた場合には、金属製の第1段差シー
ル部18a又は第2段差シール部17aが弁体14の金
属部分14a,14bと直接当接するので、大きな漏れ
を回避することができる。
【0033】以上詳細に説明したように、第1実施の形
態である高温流体用切換弁によれば、第1ポート11と
第2ポート12とを連通させる第1弁孔23が中央に形
成された第1弁座18と、第2ポート12と第3ポート
13とを連通させる第2弁孔24が中央に形成された第
2弁座17と、第1弁座18及び第2弁座17と当接又
は離間する弁体14と、弁体14を駆動させるピストン
20などをを備えるものであって、弁体14は、膨張黒
鉛を材質とし、第1弁座18と対向する位置に形成され
た第1環状溝14cに隙間なく嵌め込まれる第1シール
部材15と、膨張黒鉛を材質とし、第2弁座17と対向
する位置に形成された第2環状溝14dに隙間なく嵌め
込まれる第2シール部材16とを有しており(図1及び
図2参照)、第1,第2シール部材15,16の破損を
防止するとともに、第1,第2シール部材15,16の
シール部を第1,第2弁座18,17の形状に合わせて
変形させてシール性を向上させるので、第1,第2弁座
17に当接又は離間する弁体14に装着される第1,第
2シール部材16のシール性能を長く維持することがで
きる。その結果、高温流体用切換弁における吸排気の切
換を確実に行うことができ、空気量を再調整する必要が
ないので、24時間稼働させることが多い工業用のリジ
ェネレイティブバーナーシステム(図11参照)に高温
流体用切換弁を使用する場合であっても、空気量の再調
整やメンテナンスのためにシステムの稼働を停止させな
い。
【0034】また、第1実施の形態である高温流体用切
換弁によれば、第1シール部材15及び第2シール部材
16は、金属メッシュ31を芯材にテープ状の膨張黒鉛
30を巻き付けて圧縮成形したものであるため(図5参
照)、膨張黒鉛のみを材質とするシール部材より長時間
一定形状を保持できる一方、金属のみを材質とするシー
ル部材のようにシール部を精密に仕上げる必要がない上
に、シール荷重を小さくできる。
【0035】また、第1実施の形態である高温流体用切
換弁によれば、第1シール部材15及び第2シール部材
16のシール部の面積が、第1弁座18の当接面及び第
2弁座17の当接面の面積より大きいので(図3〜図6
参照)、組立精度や寸法精度を緩和することができる。
さらに、第1弁座15の当接面と第2弁座16の当接面
を平らに形成したので(図6参照)、第1シール部材1
5と第2シール部材16が第1弁座18と第2弁座17
から与えられる着座時の衝撃荷重やシール荷重を小さく
することができる。
【0036】(第2実施の形態)次に、本発明の高温流
体用切換弁の第2実施の形態について図面を参照して説
明する。図9は、第2実施の形態の高温流体用切換弁の
構成を示す断面図である。基本的な構造や作用は、第1
実施の形態の高温流体用切換弁と同じなので、異なる点
のみ詳細に説明し、同じ構造や作用については説明を省
略する。尚、説明の中で使用する構造のうち、第1実施
の形態と同じものについては同一符号を付すこととし
た。図9に示すように、第1弁座41の当接面は、断面
が曲面となるよう形成されている。また、図示しない第
2弁座も、第1弁座41と同じように、断面が曲面とな
るよう形成されている。そのため、第1弁座41と図示
しない第2弁座は、第1実施の形態の第1弁座18や第
2弁座17より当接面の面積が大きく、第1シール部材
15と第2シール部材16に衝撃荷重やシール荷重を広
く分散させるので、より効果的に衝撃荷重やシール荷重
を小さくすることができる。
【0037】(第3実施の形態)次に、本発明の高温流
体用切換弁の第3実施の形態について図面を参照して説
明する。図10は、第3実施の形態の高温流体用切換弁
の構成を示す断面図である。基本的な構造や作用は、第
1実施の形態の高温流体用切換弁と同じなので、異なる
点のみ詳細に説明し、同じ構造や作用については説明を
省略する。尚、説明の中で使用する構造のうち、第1実
施の形態と同じものについては同一符号を付すこととし
た。
【0038】図10に示すように、第1弁座42の当接
面に第1弁孔23と同心円状に溝42aを形成する。ま
た、図示しない第2弁座の当接面にも、第1弁座42と
同様に、第2弁孔24と同心円状に溝を形成する。尚、
これらの溝42aは、図中に示すように複数形成しても
よいし、当接面の面積が小さい場合には、1つのみ形成
するようにしてもよい。こうした第1弁座42は、第1
実施の形態の第1弁座18より当接面の面積を増大させ
て衝撃荷重やシール荷重を小さくできるとともに、第1
シール部材15のシール部が溝42aに入り込むため、
第1シール部材15と密着して、漏れをより確実に防止
することができる。また、図示しない第2弁座も、第1
弁座42と同じように、第1実施の形態の第2弁座17
より当接面の面積を増大させて衝撃荷重やシール荷重を
小さくできるとともに、第2シール部材16のシール部
が溝に入り込むため、第2シール部材16と密着して、
漏れをより確実に防止することができる。
【0039】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は、上記実施の形態に限定されることな
く、色々な応用が可能である。
【0040】(1)例えば、上記実施の形態では、3方
弁について説明した。それに対して、高温流体の供給又
は遮断を制御するオンオフ弁の弁座と弁体に同様の構造
を設けてもよい。
【0041】(2)例えば、上記実施の形態では、第
1,第2シール部材15,16として金属メッシュ31
とテープ状の膨張黒鉛30とを圧縮成形したものを使用
した。それに対して、膨張黒鉛のみを材質とするシール
部材を使用してもよい。また、金属薄板を芯材としてテ
ープ状の膨張黒鉛30を巻き付けて圧縮成形したシール
部材を使用してもよい。
【0042】(3)例えば、上記実施の形態では、第
1,第2シール部材15,16のシール部を平らに形成
した。それに対して、シール部材のシール部を弁座側に
凸形状となる曲面で形成することにより、シール部材と
弁座との接触面積を増大させてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明の高温流体用切換弁によれば、第
1ポートと第2ポートとを連通させる弁孔が中央に形成
された弁座と、弁座と当接又は離間する弁体と、弁体を
駆動させる駆動手段とを備える高温流体用切換弁におい
て、弁体は、膨張黒鉛を材質とし、弁座と対向する位置
に形成された環状溝に隙間なく嵌め込まれるシール部材
を有しており、シール部材の破損を防止するとともに、
シール部材のシール部を弁座の形状に合わせて変形させ
てシール性を向上させるので、弁座に当接又は離間する
弁体に装着されるシール部材のシール性能を長く維持す
ることができる。
【0044】また、 本発明の高温流体用切換弁によれ
ば、第1ポートと第2ポートとを連通させる第1弁孔が
中央に形成された第1弁座と、第2ポートと第3ポート
とを連通させる第2弁孔が中央に形成された第2弁座
と、第1弁座及び第2弁座と当接又は離間する弁体と、
弁体を駆動させる駆動手段とを備える高温流体用切換弁
において、弁体は、膨張黒鉛を材質とし、第1弁座と対
向する位置に形成された第1環状溝に隙間なく嵌め込ま
れる第1シール部材と、膨張黒鉛を材質とし、第2弁座
と対向する位置に形成された第2環状溝に隙間なく嵌め
込まれる第2シール部材とを有しており、第1シール部
材と第2シール部材の破損を防止するとともに、シール
荷重によって第1シール部材と第2シール部材のシール
部が第1弁座と第2弁座の形状に合わせて変形すること
によりシール性が向上するので、第1弁座及び第2弁座
に当接又は離間する弁体に装着される第1シール部材と
第2シール部材のシール性能を長く維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態の高温流体用切換
弁の構成を示す断面図であって、第1シール部材を第1
弁座に当接させた状態を示す。
【図2】本発明に係る第1実施の形態の高温流体用切換
弁の構成を示す断面図であって、第2シール部材を第2
弁座に当接させた状態を示す。
【図3】弁体の外観斜視図である。
【図4】シール部材の外観斜視図である。
【図5】シール部材の断面図である。
【図6】弁座の一部拡大断面図である。
【図7】シール部材が弁座に対して傾いて当接した状態
を示す作用説明図である。
【図8】シール部材が弁座から離間した状態を示す作用
説明図である。
【図9】本発明に係る第2実施の形態の高温流体用切換
弁の構成を示す断面図である。
【図10】本発明に係る第3実施の形態の高温流体用切
換弁の構成を示す断面図である。
【図11】リジェネレイティブバーナーシステムの構成
を示すブロック図である。
【図12】従来の高温流体用切換弁の構成を示す断面図
である。
【図13】実開平6−63967号公報に開示されたシ
ール部材の断面図である。
【図14】実開平6−63967号公報で開示されたシ
ール部材を到着されたゲートバルブの断面図である。
【符号の説明】
11 第1ポート 12 第2ポート 13 第3ポート 14 弁体 14c 第1環状溝 14d 第2環状溝 15 第1シール部材 16 第2シール部材 17 第2弁座 18 第1弁座 19 ピストン軸 20 ピストン 22 冷却空気供給ポート 23 第1弁孔 24 第2弁孔 26 第1シリンダ室 27 第2シリンダ室 28 パイロットポート 30 膨張黒鉛 31 金属メッシュ 41 第1弁座 42 第1弁座 42a 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 義弘 名古屋市熱田区桜田町19番18号 東邦瓦斯 株式会社内 (72)発明者 山田 進 名古屋市熱田区桜田町19番18号 東邦瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 3H052 AA01 BA02 BA22 CA23 CA32 EA01 EA03 EA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ポートと第2ポートとを連通させる
    弁孔が中央に形成された弁座と、前記弁座と当接又は離
    間する弁体と、前記弁体を駆動させる駆動手段とを備え
    る高温流体用切換弁において、 前記弁体は、 膨張黒鉛を材質とし、前記弁座と対向する位置に形成さ
    れた環状溝に隙間なく嵌め込まれるシール部材を有する
    ことを特徴とする高温流体用切換弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する高温流体用切換弁に
    おいて、 前記シール部材は、金属メッシュを芯材に膨張黒鉛をテ
    ープ状に成形したものを円筒状に巻き付けて圧縮成形し
    たものであることを特徴とする高温流体用切換弁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載する高温流
    体用切換弁において、 前記シール部材のシール部の面積は、前記弁座の当接面
    の面積より大きいことを特徴とする高温流体用切換弁。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れか1つに記
    載する高温流体用切換弁において、 前記弁座の当接面が平らに形成されていることを特徴と
    する高温流体用切換弁。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3の何れか1つに記
    載する高温流体用切換弁において、前記弁座の当接面が
    曲面で形成されていることを特徴とする高温流体用切換
    弁。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項3の何れか1つに記
    載する高温流体用切換弁において、 前記弁座の当接面に溝を形成したことを特徴とする高温
    流体用切換弁。
  7. 【請求項7】 第1ポートと第2ポートとを連通させる
    第1弁孔が中央に形成された第1弁座と、第2ポートと
    第3ポートとを連通させる第2弁孔が中央に形成された
    第2弁座と、前記第1弁座及び前記第2弁座と当接又は
    離間する弁体と、前記弁体を駆動させる駆動手段とを備
    える高温流体用切換弁において、 前記弁体は、 膨張黒鉛を材質とし、前記第1弁座と対向する位置に形
    成された第1環状溝に隙間なく嵌め込まれる第1シール
    部材と、 膨張黒鉛を材質とし、前記第2弁座と対向する位置に形
    成された第2環状溝に隙間なく嵌め込まれる第2シール
    部材とを有することを特徴とする高温流体用切換弁。
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KR20180107382A (ko) * 2017-03-17 2018-10-02 주식회사 삼천리 도시 가스 배관용 가스 차단기

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