JP2003342784A - すず−銀−銅はんだ合金の形成方法並びに当該合金を使用する鉛フリーバンプおよび半導体素子の製造方法 - Google Patents

すず−銀−銅はんだ合金の形成方法並びに当該合金を使用する鉛フリーバンプおよび半導体素子の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 鉛フリーバンプ等の製造に適用したときに、
実用的に満足のゆくSn−Ag−Cu系はんだ合金を形
成する手段を提供すること。 【解決手段】 配線パッド上に、すず−銀合金めっきを
行い、次いですず−銅合金めっきを行った後、得られた
多層合金めっき層をリフローさせることを特徴とするす
ず−銀−銅はんだ合金による鉛フリーバンプの製造方法
および半導体素子の半導体基板上に配線パッドを形成す
る工程と、前記配線パッド上にバリアメタルを形成する
工程と、実用的に満足のゆくSn−Ag−Cu系はんだ
合金を形成する手段の開発が求められており、このよう
な手段を提供することすず−銀合金めっき、すず−銅合
金めっきを順次行い、多層合金めっき層を形成する工程
と、前記多層合金めっき層をリフローさせてすず−銀−
銅はんだ合金からなる突起電極を形成する工程とを具備
することを特徴とする半導体素子の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、すず−銀−銅はん
だ合金の形成方法並びに当該合金を使用する鉛フリーバ
ンプおよび半導体素子の製造方法に関し、更に詳細に
は、電気めっき法によって多層合金めっき層を形成し、
これをリフローさせることにより得られるすず−銀−銅
はんだ合金の形成方法並びに当該合金を使用する鉛フリ
ーバンプおよび半導体素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子などの表面実装技術(SM
T:Surface Mount Technology)において、はんだ付け
を信頼性よく行うことは非常に重要である。SMTでこ
れまで広く使われてきたはんだペーストは共晶はんだ
(Sn:Pb=63:37質量%)である。また、ファ
インピッチに対応できるよう三元合金であるSn−Pb
−Bi(8%)もまた使用されている。
【0003】上記のような合金がはんだとして用いられ
る第1の理由は、強度や耐食性もさることながら、単体
成分より融点が低くなることである。一般に合金は、固
溶体(solid solution)、共晶(eutectic)、金属間化
合物(intermetallic compound)に大別される。現在、
JIS Z 3282に規定されているはんだには、Sn
−Pb系、Sn−Pb−Bi系の他、Bi−Sn系、S
n−Pb−Ag系、Sn−Ag−Cu系、Sn−Sb
系、Pb−Ag系、Pb−Ag−Sn系等がある。
【0004】はんだに多く使用される鉛(Pb)には複
数の同位体がある。これら同位体はウラン(U)および
トリウム(Th)の崩壊系列中の中間生成物あるいは最
終生成物であり、崩壊の際、ヘリウム(He)原子を放
出するα崩壊を伴うことから、鉛を含むはんだでは、必
然的にα線が生じる。そして、このα線が例えばCMO
S素子などに到達するとソフトエラーを起こすという問
題があった。また、一方、鉛は土壌に流出すると酸性雨
によって溶け出し、環境に悪影響を及ぼす恐れがある。
以上のような理由から、鉛を用いたはんだは敬遠される
ようになってきている。
【0005】近年は、鉛を使用しないはんだ、すなわち
鉛フリーのはんだの開発が行われている。最近、印刷法
による鉛フリーの研究と応用も進められているが、印刷
法では金属マスクによるファインピッチへの対応は限界
があり、例えば、ウエハバンプの形成等、半導体素子の
製造において使用されるはんだの形成は電気めっき法が
主流となりつつある。
【0006】ところで、Pb系はんだに代わるはんだ材
料としては、Sn−Ag−Cu系がもっとも有望視され
ている。しかし、電気めっき法による、Sn−Ag−C
u系はんだの形成には数多くの問題があった。すなわ
ち、Sn、AgおよびCuの析出電位が大きく異なるた
め、同時に析出されることが困難であり、無理に共析さ
せるとめっき時に異常成長が起きたり、添加剤の影響に
よりボイドが発生したりする問題があった。また、めっ
き液の濡れ性によっては、レジスト開口部にめっきをす
ることが困難であるといった問題があった。更に、一般
に、Sn−Ag−Cu系ではSn量が多い傾向にあるた
め、高温で放置するとバリアメタルの劣化が早いという
問題がある。更にまた、特にSn−Ag−Cu共晶で
は、Ag量が3.24%、Cu量が0.57%であるた
め、めっき時の組成制御が困難であるという問題があっ
た。
【0007】上述したSn−Ag−Cu系はんだの問題
を解決すべく、2回以上に分けてめっきした後、当該め
っき層をリフローする方法も提案されている(特開20
01−308129等)。しかし、これらに開示された
技術では、実用的に満足の行くSn−Ag−Cu系はん
だが得られていないのが現実である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、鉛フリーバン
プ等の製造に適用したときに、実用的に満足のゆくSn
−Ag−Cu系はんだ合金を形成する手段の開発が求め
られており、このような手段を提供することが本発明の
課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、優れた性
質のSn−Ag−Cu系はんだ合金を形成するための手
段について、種々検討していたところ、複数回に分けて
めっきを行なった後、リフローさせる方法では、使用す
るめっきの種類およびその順序がリフロー後に得られる
Sn−Ag−Cu系はんだ合金の物性に大きく影響する
ことを知った。すなわち、めっきとして共に合金である
すず−銀合金めっきおよびすず−銅合金めっきをこの順
序でめっきすることにより、初めてリフロー後に優れた
物性のSn−Ag−Cu系はんだ合金が得られることを
見出し、本発明を完成した。
【0010】従って本発明は、すず−銀合金めっきを行
い、次いですず−銅合金めっきを行った後、得られた多
層合金めっき層をリフローさせることを特徴とするすず
−銀−銅はんだ合金の形成方法である。
【0011】また本発明は、配線パッド上に、すず−銀
合金めっきを行い、次いですず−銅合金めっきを行った
後、得られた多層合金めっき層をリフローさせることを
特徴とするすず−銀−銅はんだ合金による鉛フリーバン
プの製造方法である。
【0012】更に本発明は、半導体素子の半導体基板上
に配線パッドを形成する工程と、前記配線パッド上にバ
リアメタルを形成する工程と、前記バリアメタル上にす
ず−銀合金めっき、すず−銅合金めっきを順次行い、多
層合金めっき層を形成する工程と、前記多層合金めっき
層をリフローさせてすず−銀−銅はんだ合金からなる突
起電極を形成する工程とを具備することを特徴とする半
導体素子の製造方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のすず−銀−銅はんだ合金
(以下、「Sn−Ag−Cu合金」という)の形成方法
は、2回に分けてめっきを行なった後、得られた多層合
金めっき層をリフローさせる方法であるが、使用するめ
っきとして、共に合金めっきである、すず−銀合金めっ
きとすず−銅合金めっきを、この順序で行うことが必要
である。
【0014】これ以外のめっきの組み合わせでは、例え
ば、バンプとして十分に満足のゆく性質のSn−Ag−
Cu合金を得ることができない。また、すず−銀合金め
っきとすず−銅合金めっきを使用しても、すず−銅合金
めっき、すず−銀合金めっきの順序でめっきを行った場
合は、リフロー後にボイドが形成されたり、外観が劣化
する等、バンプとして十分に満足のゆく性質のSn−A
g−Cu合金にはならない。
【0015】上記Sn−Ag−Cu合金は、被めっき物
を常法に従って前処理した後、すず−銀合金めっき、次
いですず−銅合金めっきを行った後、加熱してリフロー
させることにより形成される。
【0016】前処理は、下地金属表面の酸化膜と異物の
除去、表面への濡れの付与、脱気などのために行われ
る。また、前処理の一環として、UBM電解めっき(C
uとNi)等を行っても良い。
【0017】上記すず−銀合金めっきに使用するめっき
浴およびすず−銅合金めっきに使用する合金めっき浴
は、いずれも公知であるので、それらの組成、得られる
合金組成および条件を検討し、適宜選択、使用すればよ
い。しかし、上記の両合金めっき浴として、同一または
類似のアニオンないし配位子を使用する浴を利用するこ
とが、めっき工程や浴管理の点から好ましい。
【0018】本発明のSn−Ag−Cu合金の形成方法
において使用される、すず−銀合金めっき並びにすず−
銅合金めっきの組成例を示せば次の通りである。なお、
両合金めっき浴において、白金等の不溶解性電極や、す
ず電極の何れを用いても良い。
【0019】( すず−銀合金めっき ) 組 成: Sn2+ ; 10から100g/l(好適には35から
50g/l) Ag+ ; 0.3から8g/l(好適には0.6から4g
/l) メタンスルホン酸; 100g/l程度
【0020】( すず−銅合金めっき ) 組 成: Sn2+ ; 5から100g/l(好適には30から5
0g/l) Cu2+ ; 0.05から20g/l(好適には0.5か
ら5g/l) 硫酸 ; 100g/l程度
【0021】上記の両合金めっきのめっき厚は特に制約
されるものではないが、例えば、はんだとしての好まし
いSn−Ag−Cu合金は、銀含有量が3.5質量%以
下のものであるから、最終的な合金中の銀含量が上記範
囲となるように、すず−銀合金めっきおよびすず−銅合
金めっきの膜厚の比を定めることが好ましい。例えば、
すず−銀合金めっき層1に対し、すず−銅合金めっき層
が0.1ないし0.5とすることが好ましい。
【0022】以上の合金めっきにおける装置は、一般の
ディップ式めっき装置を使用することができるが、実施
に当たっては、次のような機械的条件を考慮した装置を
用いることが好ましい。すなわち、シールと導通を考慮
した治具構造、金属イオンをウエハ全面に均一かつ迅速
に提供するための攪拌機構(パドル構造)、電場分布を
均一にさせるためのマスクの形状と大きさ、異物を取
り、液の変質を防ぎ、金属イオンをウエハ全面に均一か
つ迅速に提供するためのめっき液循環システム等を考慮
することが好ましい。
【0023】また、電流についても、直流めっきであっ
ても良いが、周期的に休止期が存在する間歇めっきであ
っても良い。直流めっきの場合、10−100mA/c
2程度の電流密度が好ましく、間歇めっきの場合は、
印加時電流密度が、10−200mA/cm2程度で休
止時間(ゼロ電流)が印加時間の10分の1から1対1
の範囲であることが好ましい。また、電流強度はウエハ
のめっき面積によって変動するが、0.03−10A程
度、電圧は電流強度、下地材料、厚さ及びめっき液、ア
ノードなどの条件によって変動するが、1−5V程度で
あることが好ましい。
【0024】上記のように形成された、すず−銀合金め
っきおよびすず−銅合金めっき多層合金めっき層は、次
にリフロー工程に付される。このリフロー工程は、不活
性気体、例えば、窒素やアルゴンガス等の雰囲気中で加
熱することにより行うことが好ましい。具体的には、例
えば、赤外線加熱炉等を用い、この加熱炉中に窒素ガス
を8から30l/min程度で流し、十分にガス置換を
行った後行うことが好ましい。また、このリフローの温
度は、上記多層合金めっき層をピーク温度として230
ないし270℃の温度に、2分程度以内、好ましくは3
0秒程度保持すればよい。なお、このリフロー工程にお
いて、不活性ガスを使用した場合には、従来用いられて
いたフラックスは必要でなく、バンプへのフラックス混
入に起因するボイド発生を防ぐことができる。
【0025】かくすることにより、Sn−Ag−Cu合
金が形成されるが、この合金の融点は、後記するように
217℃程度であり、すず−銀合金の220℃およびす
ず−銅合金の227℃より低いものである。
【0026】以上説明した、Sn−Ag−Cu合金の形
成方法は、例えば、配線パッド上に、鉛フリーバンプを
製造するために使用される。
【0027】すなわち、金属ボンドパッドを形成した
後、バンプの形状を残してレジストを塗布し、レジスト
パターンを形成する。次いで、前記方法に従ってすず−
銀合金めっき、次いですず−銅合金めっきを行ない、多
層合金めっき層でバンプを形成する。その後、レジスト
を剥離し、所定温度でリフロー処理することにより、す
ず−銀−銅はんだ合金による鉛フリーバンプが製造され
る。
【0028】上記方法における、金属ボンドパッドの形
成、レジストパターンの形成およびレジストの除去は、
何れもこの技術分野における常法に従って行うことがで
きる。
【0029】本発明方法による鉛フリーバンプは、種々
の半導体素基板上に配線パッドを形成するために使用さ
れる。具体的には、次のからの工程により、半導体
素子の半導体基板上に鉛フリーバンプを形成することが
できる。
【0030】 半導体素子の半導体基板上に配線パッ
ドを形成する工程 形成された配線パッド上にバリアメタルを形成する
工程 バリアメタル上にすず−銀合金めっき、すず−銅合
金めっきを順次行い多層合金めっき層を形成する工程 前記多層合金めっき層をリフローさせてすず−銀−
銅はんだ合金からなる突起電極を形成する工程
【0031】上記の半導体素子としては、集積回路
(IC)等が含まれる。また、配線パッドに形成される
のバリアメタルとしては、公知のバリアメタルが使用
される。
【0032】このように、本発明のすず−銀−銅はんだ
合金の形成方法並びに当該合金を使用する鉛フリーバン
プの製造方法は、半導体素子などの表面実装技術(SM
T)において広く使用することができ、鉛フリーであり
ながらはんだ付けを信頼性よく行うことが可能となる。
【0033】
【実施例】次に、参考例および実施例を挙げ、本発明を
更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例等により
何ら制約されるものではない。
【0034】参 考 例 1 Sn−Ag合金バンプの調製: (1)Sn−Ag合金の電解めっき ウエハに、数多くの開口径φ100μmの穴ができるよ
うレジストを120μm厚で塗布し、試料とした。この
試料のめっき面積は、149.63cm2であった。
【0035】この試料について、次の工程および条件で
めっきを行った。 ( めっき工程 ) 脱気10分→10%硫酸1分→銅めっき→水洗→Niめ
っき→水洗→Sn−Agめっき
【0036】( めっき条件 ) (a)Cuめっき: めっき浴組成; Cu2+ 220g/l H2SO4 200g/l HCl 50ml/l 添加剤 5ml/l めっき温度; 25℃ 攪拌; 機械攪拌(パドル速度10m/min) めっき液循環; 流量 2.5l/min 電極; 陽極 銅 極間 約75mm アノードマスク φ250mm 陰極電流密度(総電流); 5A/dm2(7.48A) めっき厚; 2μm
【0037】(b)Niめっき: めっき浴組成; Ni(NH2SO4)・4H2O 450g/l H3BO3 30g/l NiCl2・6H2O 10g/l 添加剤 2ml/l めっき温度; 50℃ 攪拌; 機械攪拌(パドル速度10m/min) めっき液循環; 流量 2.5l/min 電極; 陽極 ニッケル 極間 約75mm アノードマスク φ250mm 陰極電流密度(総電流); 3A/dm2(4.49A) めっき厚; 3μm
【0038】(c)Sn−Ag合金めっき: めっき浴組成; Sn2+ 40g/l Ag+ 1.5g/l CH3SO3H 100g/l 添加剤 150ml/l めっき温度; 25℃ 攪拌; 機械攪拌(パドル速度10m/min) 電極; 陽極 白金電極(またはすず) 極間 約75mm アノードマスクφ250mm 陰極電流密度(総電流); 10A/dm2(14.9A) めっき厚; 140μm
【0039】(2)リフロー処理 上記(1)のめっき後、レジストを除去し、めっき部分
を露出させてバンプとした。このバンプについて、赤外
線加熱炉を用いてリフロー処理を行った。赤外線加熱炉
の温度の制御は、中心の表層に熱電対を埋め込んだ2イ
ンチSiウエハ(センサレー社製、温度計測ウエハ)を
赤外線炉のステージ上に置くことにより行った。また、
リフローする試料は、そのシリコンウエハ上の、熱電対
に近づけた位置に置いた。リフローの温度条件は、予備
加熱を150℃から170℃で、60秒で行った後に、
30秒でピーク温度まで昇温させ、ピーク温度238℃
を30秒間保持した後、冷却するものであった。また、
熱処理雰囲気は、窒素を8L/minで流すものであ
り、炉内のガス置換を十分行ってから上記加熱を開始し
た。なお、赤外線加熱炉を使用したのは、このものが雰
囲気を制御しながら、急加熱、急冷が容易に行えるとい
う特徴を持つためである。
【0040】ピーク温度を変化させリフローを行った結
果、210、220℃では熱処理前とほとんど変化はな
いが、225℃において、バンプが溶解し始めた。さら
に、238℃でボール状になった。このバンプの形状の
変化を図5に示す。
【0041】参 考 例 2 Sn−Cu合金バンプの調製: (1)Sn−Cu合金の電解めっき Sn−Agめっきを、下記組成および条件のSn−Cu
合金めっきに代える以外は、参考例1の試料および工程
によりSn−Cu合金の電解めっきを行った。
【0042】Sn−Cu合金めっき: めっき浴組成; Sn2+ 30g/l Cu2+ 0.8g/l H2SO4 200g/l 添加剤 100ml/l めっき温度; 25℃ 攪拌; 機械攪拌(パドル速度10m/min) 電極; 陽極 白金電極(またはすず) 極間 約75mm アノードマスクφ250mm 陰極電流密度(総電流); 10A/dm2(1.49A) めっき厚; 140μm
【0043】(2)リフロー処理 上記めっき後、レジストを除去し、めっき部分を露出さ
せてバンプとした。このバンプについて、ピーク時の温
度を260℃とする以外は、参考例1の(2)と同様に
してリフロー処理を行った。
【0044】実 施 例 1 Sn−Ag−Cu合金パンプの調製 (1)Sn−AgおよびSn−Cu合金電解めっき 参考例1(1)において、Niめっきまで施した試料を
用い、下記条件でSn−Ag合金めっきおよびSn−C
u合金めっきを順次行った。
【0045】(a)Sn−Ag合金めっき: めっき浴組成;参考例1と同じ めっき温度;参考例1と同じ 攪拌;参考例1と同じ 電極;参考例1と同じ 陰極電流密度(総電流); 10A/dm2(1.49A) めっき厚; 70μm
【0046】(b)Sn−Cu合金めっき: めっき浴組成;参考例2と同じ めっき温度;参考例2と同じ 攪拌;参考例2と同じ 電極;参考例2と同じ 陰極電流密度(総電流); 10A/dm2(14.9A) めっき厚; 30μm
【0047】(2)リフロー処理 上記めっき後、レジストを除去し、めっき部分を露出さ
せてバンプとした。このバンプについて、ピーク時の温
度を250℃とする以外は、参考例1の(2)と同様に
してリフロー処理を行い、Sn−Ag−Cu合金バンプ
とした。このリフロー後のバンプ外観を図1に示す。
【0048】実 施 例 2 Sn−Ag−Cu合金の融点測定:下記方法により、S
n−Ag−Cu合金パンプの融点を測定した。すなわ
ち、実施例1(2)のリフローで得たバンプを削りと
り、熱重量測定−示差熱分析装置(Thermogra
vimetory−Differential The
rmal Analysis;TG−DTA)により、
融点などの熱分析を行った。昇温冷却速度は5℃/分、
走査範囲は40℃〜300℃、雰囲気は空気でおこなっ
た。なお、参考例1および2のSn−CuおよびSn−
Ag合金についてもその融点の測定を行った。この結果
を表1に示す。
【0049】( 融点測定値 )
【表1】
【0050】この結果から明らかなように、Sn−Cu
/Sn−Agの積層膜をリフローして作成したSn−A
g−Cu合金の融点は、Sn−Cu合金およびSn−A
g合金よりも低い値となった。
【0051】実 施 例 3 Sn−Ag−Cu合金の結晶構造:Sn−Ag−Cu合
金皮膜に対して、X線回析装置(X−ray diff
ractmeter;XRD)により結晶構造を調べ
た。X線源はCuKα(波長1.5405オングストロ
ーム)である。また、比較としてSn−Ag合金および
Sn−Cu合金についても同様に結晶構造を調べた。こ
れらのバンプについてのリフロー前のXRDスペクトル
を図2に、リフロー後のXRDスペクトルを図3に示
す。
【0052】図2および3のCに示すように、Sn−A
g−Cu合金については、リフロー前後のスペクトル
に、Sn以外の合金の存在を示すピークは見られなかっ
た。また、リフロー後に、下層からAgが拡散し、表層
近くにもAg3Snの存在を示すピークが現れた。Sn
−Cuに関してのピークは確認できなかった。これは恐
らく積層したSn−Cu膜中のCu含有率が低いものと
思われる。
【0053】一方、図2および3のAに示すようにSn
−Ag合金については、ベースライン付近を拡大するこ
とにより、Ag3Snに帰属するピークが確認できた。
リフロー前後でAg3Snの結晶配向性が異なることが
分かる。また、図2および3のBに示すようにSn−C
uに関しては、ベースライン付近を拡大することで、C
3Snの存在が確認できた。
【0054】実 施 例 4 Sn−Ag−Cu合金の組成分析:Sn−Ag−Cu合
金の元素分布状態を次のようにして評価した。すなわ
ち、当該合金を樹脂に埋め込み、断面を削り出し、研磨
した後に、電子線マイクロ分析(Electron P
robe Microanalysis;EPMA)で
元素マッピングを行った。同時に同じ合金を、硝酸と硫
酸との1:3の混合液に溶解させた後、誘導結合プラズ
マ質量分析計(Inductively Couple
d Plasma Mass Spectromete
r;ICP−MS)によりウエハ内の組成分布を分析し
た。
【0055】ウエハにおいての5箇所のチップから図4
に示すようにバンプを削り取り、ICP−MSによるそ
れらのバンプの合金組成を分析し、ウエハ内のバンプ組
成の分布を評価した。また、リフロー後のバンプ断面に
おいて、約10μm×10μmの微小領域の3箇所(図
4中の1、c、r部)に対してEPMAによる微小領域
組成分析を行い、それらの平均値を合金組成とした。こ
の結果を表2に示す。
【0056】( 合金の組成分析 )
【表2】
【0057】実 施 例 5 ボイドの確認:Sn−Ag合金めっきおよびSn−Cu
合金めっきを順次行った後、リフローして得たSn−A
g−Cu合金でのボイドを、次のようにして調べた。す
なわち、ウエハごとバンプを樹脂に埋め込み、断面を削
り出し、研磨した後に、SEM観察より行った。この結
果、Sn−Ag−Cu合金では、小さなボイドが若干観
察されたものの、問題になるようなものでなく、ボイド
が抑制されていることが分かった。
【0058】これに対し、Sn−Cu合金めっきおよび
Sn−Ag合金めっきを順次行った後、リフローして得
たSn−Ag−Cu合金では、リフロー前においてバン
プ上面が、花の様な形状で凹凸が激しく、また、リフロ
ーすることで、いずれもボール状になったが、ボール径
が極端に大きいものであった。そして、断面を見ると、
すべてのバンプ内に、巨大なボイドが発生していた。こ
れは、下地めっきであるSn−Cu合金と、Sn−Ag
合金との不整合のため大きな歪が生じているものと考え
られる。
【0059】このことから、積層めっきにてSn−Ag
−Cuの3元合金を作製する場合、Sn−Agを先にめ
っきし、後からSn−Cuを積層することが、良い結果
を得られることがわかった。
【0060】
【発明の効果】すず−銀合金めっきを行い、次いですず
−銅合金めっきを行った後、これをリフローして得られ
るSn−Ag−Cu合金めっき皮膜は、従来のはんだめ
っきと比べ、ほぼ同等の濡れ性を有しながら、ウイスカ
ーの発生がなく、より高い信頼性を有するものである。
また、上記の多段合金めっきは、安定的に電気めっきと
して行なうことができるものであり、はんだ組成は各合
金層のめっき層の厚みによって簡単に制御できるもので
ある。
【0061】そして、上記のSn−Ag−Cu合金めっ
きは、ボイドの発生がなく、しかも鉛を含んでいないの
で、α線放出による集積回路の誤動作がない等、バンプ
の製造などの半導体素子の製造に有利に使用できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リフロー後のSn−Ag−Cuバンプを示す
写真。
【図2】 各バンプについて、リフロー前のXRDスペ
クトルを示す図面。図中、AはSn−Ag、BはSn−
Cu、CはSn−Ag−Cuを示す。
【図3】 各バンプについて、リフロー後のXRDスペ
クトルを示す図面。A、BおよびCは図3と同じ。
【図4】 EPMAによる組成分析箇所を示す図面。
【図5】 すず−銀合金バンプについて、加熱によるバ
ンプ形状の変化を示す写真。
【符号の説明】
1 … … シリコンウエハ 2 … … バンプ l、c、r … … 測定箇所 以 上
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C25D 7/12 C25D 7/12 // C22C 13/00 C22C 13/00 (72)発明者 栗山 文夫 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 齋藤 信利 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 下山 正 神奈川県藤沢市本藤沢四丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 Fターム(参考) 4K024 AA15 AA21 AA24 AB02 BA01 BB12 CA01 CA02 CA04 CA06 DB02 FA05 GA14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すず−銀合金めっきを行い、次いですず
    −銅合金めっきを行った後、得られた多層合金めっき層
    をリフローさせることを特徴とするすず−銀−銅はんだ
    合金の形成方法。
  2. 【請求項2】 すず−銀−銅はんだ合金中の銀の含有量
    が、3.5質量%以下である請求項第1項記載のすず−
    銀−銅はんだ合金の形成方法。
  3. 【請求項3】 すず−銀合金めっきが、ノーシアンタイ
    プの酸性浴により行われる請求項第1項または第2項記
    載のすず−銀−銅はんだ合金の形成方法。
  4. 【請求項4】 すず−銅合金めっきが、ノーシアンタイ
    プの酸性浴により行われる請求項第1項ないし第3項の
    何れかの項記載のすず−銀−銅はんだ合金の形成方法。
  5. 【請求項5】 すず−銀合金めっきによる被膜と、すず
    −銅合金めっきによる被膜の厚さの比が、すず−銀合金
    めっき層1に対し、すず−銅合金めっき層が0.1ない
    し0.5である請求項第1項ないし第4項の何れかの項
    記載のすず−銀−銅はんだ合金の形成方法。
  6. 【請求項6】 リフローを不活性気体雰囲気中で加熱す
    ることにより行う請求項第1項ないし第5項の何れかの
    項記載のすず−銀−銅はんだ合金の形成方法。
  7. 【請求項7】 配線パッド上に、すず−銀合金めっきを
    行い、次いですず−銅合金めっきを行った後、得られた
    多層合金めっき層をリフローさせることを特徴とするす
    ず−銀−銅はんだ合金による鉛フリーバンプの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 すず−銀−銅はんだ合金中の銀の含有量
    が、3.5質量%以下である請求項第7項記載の鉛フリ
    ーバンプの製造方法。
  9. 【請求項9】 すず−銀合金めっきが、ノーシアンタイ
    プの酸性浴により行われる請求項第7項または第8項記
    載の鉛フリーバンプの製造方法。
  10. 【請求項10】 すず−銅合金めっきが、ノーシアンタ
    イプの酸性浴により行われる請求項第7項ないし第9項
    の何れかの項記載の鉛フリーバンプの製造方法。
  11. 【請求項11】 すず−銀合金めっきによる被膜と、す
    ず−銅合金めっきによる被膜の厚さの比が、すず−銀合
    金めっき層1に対し、すず−銅合金めっき層が0.1な
    いし0.5である請求項第7項ないし第10項の何れか
    の項記載の鉛フリーバンプの製造方法。
  12. 【請求項12】 リフローを不活性気体雰囲気中で加熱
    することにより行う請求項第7項ないし第11項の何れ
    かの項記載の鉛フリーバンプの製造方法。
  13. 【請求項13】 半導体素子の半導体基板上に配線パッ
    ドを形成する工程と、前記配線パッド上にバリアメタル
    を形成する工程と、前記バリアメタル上にすず−銀合金
    めっき、すず−銅合金めっきを順次行い、多層合金めっ
    き層を形成する工程と、前記多層合金めっき層をリフロ
    ーさせてすず−銀−銅はんだ合金からなる突起電極を形
    成する工程とを具備することを特徴とする半導体素子の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184637A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Nec Electronics Corp 電解Niめっき装置および半導体装置の製造方法
US7563353B2 (en) 2004-10-21 2009-07-21 Fcm Co., Ltd. Method of forming Sn-Ag-Cu ternary alloy thin-film on base material
JP2010048659A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute はんだの組成分析方法
US7839000B2 (en) 2002-06-25 2010-11-23 Unitive International Limited Solder structures including barrier layers with nickel and/or copper
US7994043B1 (en) 2008-04-24 2011-08-09 Amkor Technology, Inc. Lead free alloy bump structure and fabrication method
WO2012101975A1 (ja) 2011-01-26 2012-08-02 三菱マテリアル株式会社 Sn合金バンプの製造方法

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