JP2003340883A - 射出成形方法、及びその装置 - Google Patents

射出成形方法、及びその装置

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JP2003340883A JP2002155295A JP2002155295A JP2003340883A JP 2003340883 A JP2003340883 A JP 2003340883A JP 2002155295 A JP2002155295 A JP 2002155295A JP 2002155295 A JP2002155295 A JP 2002155295A JP 2003340883 A JP2003340883 A JP 2003340883A
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Akiko Inoue
彰子 井上
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IT TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第1成形型の両面に形成されたキャビティで、
成形品を二面取りすることである。 【解決手段】第1成形型K1 を構成する中間板2の両側
に、一対の第1成形型単体3を背中合わせの状態で取付
けると共に、前記第1成形型K1 と相対向して第2成形
型K 2 を配設し、第1及び第2の各成形型K1,K2 にお
けるキャビティCの面積を重複させた状態で射出成形を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品を二面取り
する射出成形方法、及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形装置は、閉じた状態の一対の成
形型におけるキャビティに溶融樹脂原料を射出し、該樹
脂原料を前記成形型内で冷却させた後、一対の成形型を
開いて、成形品を排出させる装置である。射出成形装置
では、作業効率を高めるために、2個(或いは、それ以
上)の成形品を、一度に成形することが望ましい。従来
の射出成形装置A’について、簡単に説明する。図15
に示されるように、一対の成形型(キャビティ型から成
る第1成形型51と、コア型から成る第2成形型52)
のうち、固定側の第1成形型51には2個のキャビティ
53が並列状態で形成されている。
【0003】そして、射出供給装置54の射出ノズル5
4aから射出された溶融樹脂原料Wが、スプルー55、
ランナ56を通り、各ゲート57から前記各キャビティ
53に供給される。このとき、第1及び第2の各成形型
51,52は、型締シリンダ(図示せず)により、所定
の型締圧力F’で閉じられている。各キャビティ53に
供給された溶融樹脂原料Wが冷却して固化されると、第
1及び第2の各成形型51,52が開かれ、2個の成形
品が排出される。なお、図15において、各キャビティ
53の部分の矢印は、各キャビティ53における射出圧
力の作用方向を示している。
【0004】このように、従来の射出成形装置A’によ
って成形品を2個取りする場合、第1及び第2の各成形
型51,52には、2個のキャビティ53が並列状態で
形成される。即ち、各キャビティ53は、第1成形型5
1における同一のパーティング面51aに形成されてい
て、2個の成形品は、同一のパーティング面51aにお
いて成形される(一面取り)。ところが、板状部品のよ
うに、大きな投影面積を有する成形品の場合、各成形型
51,52の投影面積が極めて大きくなる。すると、そ
れに応じて型締圧力F’も大きくせざるを得ないため、
射出成形装置A’が極めて大型のものになる。また、各
成形型51,52の加工をするときにも、大型の加工機
が必要である。
【0005】上記した不具合を解消するため、複数枚の
成形型を積層させる形態の射出成形装置A”(「積層
型」と称されている)が公知である。例えば、図16及
び図17に示されるように、第1成形型58(固定型)
に対して、2段階で開閉される第2及び第3の各成形型
59,61(可動型)を配設する。この射出成形装置
A”では、第1成形型58にスプルー62が設けられて
いて、溶融樹脂原料Wは、第2及び第3の各成形型5
9,61の移動方向に沿って射出される。前記スプルー
62に接続するランナ63は二方向に分岐されていて、
第2成形型59の両側に背中合わせとなって設けられた
キャビティ64と連通されている。こうすることによっ
て、投影面積を大きくすることなく、成形品65の2個
取りができる。しかし、各成形型58,59,61の構
成が複雑になると共に、成形可能な成形品65に制約が
生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、成形品の二面取りができるようにすること
を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、第1成形型の両側にそれぞ
れ第2成形型を配置し、前記第1成形型のスプルー及び
ランナを通して、第1及び第2の各成形型の開閉方向と
直交する方向から、その両側に形成された各キャビティ
に溶融樹脂原料を供給して、成形品の二面取りを行うこ
とを特徴としている。
【0008】同じく、請求項2に記載の発明は、両面に
背中合わせとなって成形面がそれぞれ形成された第1成
形型と、前記第1成形型の両側に、成形面を対向させて
配置された一対の第2成形型と、前記第1及び第2の各
成形型の開閉方向と直交する方向に射出ノズルが配置さ
れた溶融樹脂原料の射出供給装置と、前記第1成形型の
両側に形成される各キャビティに供給される溶融樹脂原
料の流れを遮断すると共に、前記第1成形型に設けられ
たスプルー及びランナに停留する溶融樹脂原料を溶融状
態で保持するための加熱ランナ手段とを備え、前記射出
供給装置から供給される溶融樹脂原料を、前記第1成形
型に設けられたスプルー及びランナを通して、該第1成
形型の両側に形成されたキャビティに供給して、成形品
の二面取りを行うことを特徴としている。
【0009】請求項1又は2に記載の発明における成形
型は、第1成形型と、その両側に配置された一対の第2
成形型とから成る。ここで、第1及び第2の各成形型に
より、第1成形型の両側に形成された2種類の各キャビ
ティにおける成形型の開閉方向から見た面積を、それぞ
れSa,Sb とすると共に、成形型の開閉方向から見た両
者の重複部分の面積をScとし、溶融樹脂原料の単位面
積当たりの射出圧力をPとする。
【0010】成形型の開閉方向から見て、各キャビティ
の重複部分では、第1成形型の両側の各成形面には、同
一位置に、方向が反対の射出圧力が作用するため、相殺
される。従って、前記重複部分における射出圧力は、2
つの前記重複キャビティ部を同一面に配置した場合の半
分である(Sc×P)となる。よって、第1及び第2の
3つの成形型が、相互に開閉するのを阻止するのに必要
な型締圧力は、〔(Sa+Sb−Sc)×P〕となる。
ここで、従来装置のように、一対の成形型の間に、前記
2種類のキャビティを並列状態で設けた場合に必要な型
締圧力は、〔(Sa+Sb)×P〕となる。従って、本
発明の射出成形装置を構成する成形型のように、第1成
形型の両側に各キャビティを設けると、従来装置に比較
して、(Sc×P)だけ型締圧力を小さくできる。一般
に、射出成形装置では、型締圧力が増加した場合に、そ
の増加割合を超えて、装置全体の剛性を高める必要があ
るため、前記型締圧力の低下に伴って、射出成形装置の
低剛性化と小型化の双方が図られる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明を前提として、前記第1成形型の両側に形成され
た各キャビティは、成形型の開閉方向から見て、完全重
複していることを特徴としている。これは、上記した作
用効果の記載において、Sa=Sb=Scの条件が成立
する場合である。このため、型締圧力が従来の装置で
は、(2×Sa×P)であるのに対し、本発明に係る射
出成形装置では半減され、(Sa×P)となる。これに
より、同一成形品を、同時に多数個成形する場合には、
第1成形型の両側にキャビティを二分して配置すること
が可能となるため、従来装置に比較して、型締圧力を小
さくできるのみならず、第1及び第2の各成形型も、成
形面が小さなものの使用が可能となって、全体として射
出成形装置の大幅な低剛性化、小型化が図られる。この
ため、投影面積の大きな板状の成形品に対しては、特
に、大きな効果が奏される。また、中央の第1成形型の
両側の各成形面には、同一位置において、方向が反対で
大きさが同一の圧力が作用するため、各圧力は相殺され
る。この結果、理論上では、中央の第1成形型は、その
両面の成形面に樹脂圧力が作用しても、成形型の開閉方
向に移動しなくなって、装置フレームに対する第1成形
型の固定強度は小さくて済む。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の発明を前提として、前記一対の第2成形型のう
ちの一方側は固定されており、前記第1成形型と他方側
の第2成形型は移動可能となっていて、第1及び第2の
各成形型は、1本の型締シリンダで開閉されることを特
徴としている。即ち、一方側の第2成形型は、固定され
ている。そして、型開き時においては、第1成形型と前
記一方側の第2成形型との間が開かれた後、前記他方側
の第2成形型と第1成形型とが一体となって移動するこ
とによって、第1成形型と他方側の第2成形型との間が
開かれる。このため、型締シリンダが1本で済み、射出
成形装置の更なる小型化が図られる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項2ないし
4のいずれかに記載の発明を前提として、前記第1成形
型は、前記加熱ランナ手段が配設された中間板と、その
両側に着脱可能にして取付けられた一対の第1成形型単
体とから構成されていることを特徴としている。この発
明では、中間板に加熱ランナ手段が設けられていて、し
かも、第1成形型単体は、前記中間板から着脱可能であ
る。このため、第1成形型単体に加熱ランナ手段を設け
る必要がなく、各第1成形型単体の構成を極めて簡単な
ものにすることができる。しかも、前記第1成形型単体
を交換するだけで、各種の成形品を成形することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて本発明を
更に詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態の射
出成形装置A1 における第1及び第2の各成形型K1,K
2 の部分を破断した概略平面図、図2は図1の要部の拡
大図、図3は第1及び第2の各成形型K1,K2 を開い
て、成形品Qを排出する状態を示す図、図4は各キャビ
ティCが完全重複している場合に、第1及び第2の各成
形型K1,K2 に作用する力の状態を示す模式図、図5は
図4の状態における第1成形型K1 の部分の概略側面図
である。本発明の射出成形の原理を、第1実施形態の射
出成形装置A1 に基づいて説明する。最初に、射出成形
装置A1 の全体構成について説明する。図1に示される
ように、装置フレーム1のほぼ中央部に、中間板2と一
対のキャビティ型(第1成形型単体3)とから成る第1
成形型K1 が配設されている。また、前記第1成形型K
1 の両側には、第2成形型取付板4とコア型(第2成形
型単体5)とから成る一対の第2成形型K2 が、第1成
形型K1 と相対向して配設されている。第1及び第2の
各成形型K1,K2 の間には、成形品Qに対応するキャビ
ティCが形成されている。第1及び第2の各成形型K1,
2 及びそれらを取付けるための各部材の構成は、それ
らの配置が対称になっていることを除いて同一であるた
め、以降、図1の図面視において、中間板2の右側に配
設された第1及び第2の各成形型K1,K2 の構成につい
てのみ説明する。
【0015】前記第1成形型K1 は、溶融樹脂原料Wを
射出するために、装置フレーム1の長手方向と直交する
方向に沿って配設された射出供給装置6の射出ノズル6
aと接続されている。また、前記第2成形型取付板4の
背面部には、その後方に配設された型締シリンダ7のシ
リンダロッド8の先端部が固着されている。この型締シ
リンダ7は、装置フレーム1に固定配置されたシリンダ
取付板9に取付けられていて、そのシリンダロッド8を
装置フレーム1の長手方向に沿って進退させることがで
きる。そして、側面視におけるシリンダ取付板9の四隅
の部分から、前記シリンダロッド8の軸方向と平行にし
て、4本のタイバー11が延設されている。これらのタ
イバー11は、側面視における第2成形型取付板4の四
隅の部分に挿通されている(図5参照)。前記第2成形
型取付板4は、前記4本のタイバー11に保持されてい
ると共に、各タイバー11にガイドされて装置フレーム
1の長手方向に沿って移動(摺動)可能である。上記し
た結果、前記型締シリンダ7のシリンダロッド8を進退
させることにより、第2成形型K2 は装置フレーム1の
長手方向に沿って移動し、第1成形型K1 に接近・離隔
する。図1において、各第2成形型K2 の移動方向(即
ち、第1及び第2の各成形型K1,K2 の開閉方向)を符
号Rで示す。
【0016】次に、第1成形型K1 について、更に詳細
に説明する。第1実施形態の射出成形装置A1 を構成す
る第1及び第2の各成形型K1,K2 は、同一形状の成形
品Qを二面取りする場合のものである。この第1成形型
1 を構成する中間板2は、図1及び図5に示されるよ
うに、射出供給装置6の射出ノズル6aが入り込む部分
が欠如されたプレート状である。そして、装置フレーム
1に固着されていると共に、側面視における四隅の部分
に、前述した4本のタイバー11が挿通されており、前
記四隅の部分に装着された各固定リング12によって各
タイバー11に固着されている。こうすることにより、
第1成形型K1 の上部に力が作用しても、該第1成形型
1 は各タイバー11によって、安定状態で保持され
る。図2に示されるように、中間板2における厚さ方向
のほぼ中央部で、射出供給装置6の射出ノズル6aと接
続される部分には、各成形型K1,K2 の開閉方向Rと直
交する方向に沿って、溶融樹脂原料Wを通すためのスプ
ルー13が設けられている。このスプルー13の終端部
は、ほぼ直角に屈曲する形態で両側に分岐されていて、
当該部分にランナ14が形成されている。そして、各ラ
ンナ14の先端部には、それぞれホットノズル15(後
述)が取付けられている。このホットノズル15の先端
部は、前記中間板2と第1成形型単体3との接合面に配
置されている。そして、ゲート16を介して、第1成形
型単体3に設けられたキャビティ成形面17(後述)と
連通されている。
【0017】この中間板2には、「ホットランナシステ
ムH」と称される加熱ランナ手段が設けられている。即
ち、前記スプルー13及び前記ランナ14の周囲には、
それらの部分に供給された溶融樹脂原料Wを加熱して溶
融状態で保持するためのヒータ18が取付けられてい
る。該ヒータ18を作動することにより、スプルー13
及びランナ14に停留している溶融樹脂原料Wを、常に
溶融状態に保持することができる。また、図6の
(イ),(ロ)に示されるように、前記ホットノズル15
には、溶融樹脂原料Wを通すための流出孔15aが設け
られている。そして、この流出孔15aの内径よりも僅
かに小さい外径を有するバルブピン20が、図示しない
手段により、進退可能にして配設されている。このバル
ブピン20を前進させることにより、前記流出孔15a
を閉塞することができる。このようにして、スプルー1
3及びランナ14に停留されている溶融樹脂原料Wを、
第1成形型単体3に設けられたゲート16を介してキャ
ビティCに供給したり、その流れを遮断させたりするこ
とができる。
【0018】図2に示されるように、前記中間板2の両
側には、一対の第1成形型単体3が、図示しない固定手
段により着脱可能にして取付けられている。そして、中
間板2に内装された各ホットノズル15は、第1成形型
単体3に設けられたゲート16と接続される。第1成形
型単体3において、第2成形型単体5と対向する部分
(パーティング面19)は内側に彫り込まれていて、成
形品Qに対応するキャビティ成形面17が形成されてい
る。本実施形態の第1成形型K1 を構成する一対の第1
成形型単体3には、同一形状の各キャビティ成形面17
が、背中合わせの状態(対称状態)で形成されている。
即ち、一対の第1成形型単体3における各キャビティ成
形面17の面積Sは、各成形型K1,K2 の開閉方向Rか
ら見て同一であり、完全重複している(図4参照)。
【0019】次に、第2成形型K2 について説明する。
第2成形型K2 を構成する第2成形型単体5は、上記し
た第1成形型単体3に密着状態で圧接されるパーティン
グ面21から、有底円筒状の成形品Qを成形するための
コア22が突出された形態である。
【0020】第1実施形態の射出成形装置A1 の作用に
ついて説明する。図1及び図2に示されるように、一対
の型締シリンダ7の各シリンダロッド8を同期しながら
突出させ、一対の第2成形型単体5を、対応する第1成
形型単体3に接近させる。このとき、第1成形型単体3
のパーティング面19と第2成形型単体5のパーティン
グ面21とは密着状態で圧接される。そして、第1成形
型単体3のキャビティ成形面17の部分に、第2成形型
単体5のコア22が入り込む。このようにして、前記第
1成形型単体3のキャビティ成形面17の部分は、第2
成形型単体5のパーティング面21とコア22の外周面
とで閉塞され、この空間部分に、成形品Qに対応するキ
ャビティCが形成される。なお、第1成形型K1 の両側
に設けられた各第2成形型K2 における作用は、その開
閉方向Rが逆であることを除いて同一であるため、ここ
では一方側の第2成形型K2 についてのみ説明する。
【0021】この状態で、射出供給装置6の射出ノズル
6aから、中間板2に溶融樹脂原料Wを射出させる。ホ
ットランナシステムHを構成するホットノズル15の流
出孔15aは、ゲート16と連通されている。前記溶融
樹脂原料Wは、スプルー13及びランナ14を通り、ホ
ットノズル15の流出孔15aからゲート16を介し
て、高圧で両側の第1成形型単体3のキャビティCに射
出される。溶融樹脂原料WがキャビティCに十分に供給
されると、バルブピン20を前進させて、ホットノズル
15の流出孔15aを閉じる。この結果、溶融樹脂原料
Wの流れが前記ホットノズル15の部分で遮断されると
共に、中間板2のスプルー13及びランナ14に停留す
る溶融樹脂原料Wは、ヒータ18の作用により溶融状態
で保持される。
【0022】前記キャビティC内の溶融樹脂原料Wが冷
却して固化したら、図3に示されるように、一対の型締
シリンダ7の各シリンダロッド8を同期させながら引っ
込めて、第1及び第2の各成形型K1,K2 を相互に開
く。キャビティCの部分に供給された溶融樹脂原料Wが
固化することによって成形された成形品Qは、第1成形
型単体3から離型して、第2成形型単体5のコア22に
付着している。前述したように、溶融樹脂原料Wの流れ
はホットノズル15の部分で遮断されているため、当該
部分で樹脂が分断される。第1成形型単体3から離型し
た成形品Qには、前記第1成形型単体3のゲート16に
残ったまま固化された部分が付着している。そして、第
2成形型K2 に取付けられた突出ピン23を突出させ、
成形品Qを第2成形型単体5から離型させて排出する。
上記した作用は、中間板2の両側に取付けられた第1及
び第2の各成形型単体3,5において、まったく同様で
ある。このように、本発明に係る射出成形装置A1
は、2個の成形品Qが、第1成形型K1 の両側で同時に
射出成形される。即ち、1回の工程で、成形品Qを二面
取りすることができる。
【0023】第1及び第2の各成形型K1,K2 が開かれ
て、成形品Qが排出されると、再び各型締めシリンダ8
が作動され、前記各成形型K1,K2 が閉じられる。そし
て、バルブピン20が後退され、各ホットノズル15の
流出孔15aが開かれる。続いて、射出ノズル6aから
中間板2に溶融樹脂原料Wが射出され、中間板2のスプ
ルー13及びランナ14に停留していた溶融樹脂原料W
が、両側の第1成形型単体3のキャビティCに射出され
る。以降、この作用が繰り返されて、成形品Qが成形さ
れる。
【0024】前述したように、一対の第1成形型単体3
に形成されたキャビティ成形面17は対称形状である。
これは、第1及び第2の各成形型K1,K2 によって形成
される各キャビティCが、それらの開閉方向Rから見て
完全重複していることを意味する。ここで、図4に示さ
れるように、一対の第1成形型単体3に形成される各キ
ャビティCにおいて第2成形型K2 の開閉方向Rから見
た面積をSとし、射出供給装置6における溶融樹脂原料
Wの単位面積当たりの射出圧力をPとする。
【0025】そして、各成形型K1,K2 の開閉方向Rか
ら見て、各キャビティCの重複部分では、前記第1成形
型単体3に形成された各キャビティ成形面17の同一位
置に作用する圧力は、それぞれの作用方向が反対のため
相殺される。従って、各キャビティCにおける圧力は、
2つのキャビティCを同一面に配置した場合(即ち、一
面取りの場合)の半分となる。よって、第1及び第2の
各成形型K1,K2 が、相互に開閉されるのを阻止するの
に必要な型締圧力Fは、従来装置の場合と比較して半減
され、(S×P)となる。
【0026】前述したように、従来の射出成形装置で
は、1つのパーティング面51aで、成形品Qを2個取
りする(一面取り)ためには、型締シリンダの型締圧力
F’を、1つのパーティング面51aで1個取りする場
合と比較して、ほぼ2倍にしなければならない(図15
参照)。一般に、射出成形装置では、型締圧力が増加し
た場合に、その増加割合を超えて、装置全体の剛性を高
める必要がある。この結果、極めて大型の型締シリンダ
を使用しなければならず、装置全体が大きくなる。これ
に対して、本発明に係る射出成形装置A1 では、2個の
成形品Qを、一度に成形する(二面取り)場合であって
も、型締圧力Fを大きくしなくても済む。この結果、射
出成形装置A1 の低剛性化と小型化の双方が図られる。
そして、成形品Qが板状で、その投影面積が大きなもの
である場合に、特に大きな効果が奏される。
【0027】また、中央の第1成形型K1 を構成する一
対の第1成形型単体3の各キャビティ成形面17には、
同一位置において、方向が反対で大きさが同一の圧力が
作用するため、各圧力は相殺される。この結果、理論上
では、中央の第1成形型K1は、その両側のキャビティ
成形面17に射出圧力が作用しても、各成形型K1,K 2
の開閉方向Rに沿った方向に移動することはなく、各タ
イバー11に対する第1成形型K1 の固定強度は小さく
て済む。
【0028】上記した実施形態は、各キャビティCが完
全重複している場合である。次に、各キャビティCが部
分重複している場合について説明する。この場合とは、
例えば、第1成形型K1 の両側で成形される成形品Qの
形状が、それぞれ異なっている場合である。図7は各キ
ャビティCa,Cb が部分重複している場合に、第1及び
第2の各成形型K1,K2 に作用する力の状態を示す模式
図、図8は図5の状態における第1成形型K1 の部分の
概略側面図である。図7及び図8に示されるように、第
1成形型K1 の一方側(右側)のパーティング面24a
には、1つのキャビティCaが形成されていると共に、
他方側(左側)のパーティング面24bには、前記キャ
ビティCaとは異なる形状の2つのキャビティCbが並
列状態で形成されている。ここで、両パーティング面2
4a,24b に形成された各キャビティCa,Cb における
第2成形型K2 の開閉方向Rから見た面積をSa,Sb と
すると共に、各キャビティCa,Cb の重複部分の面積を
Scとする。上記と同様にして、各キャビティCa,Cb
の重複部分における圧力(Sc×P)は相殺される。よ
って、第1及び第2の各成形型K1,K2 が、相互に開閉
するのを阻止するのに必要な型締圧力Fは、〔(Sa+
Sb−Sc)×P〕となる。換言すれば、従来の射出成
形装置A’よりも、(Sc×P)だけ型締圧力Fを小さ
くできるという利点がある。
【0029】また、本実施形態の第1成形型K1 は、中
間板2と、該中間板2の両側に取付けられた一対の第1
成形型単体3とから構成されていて、各ホットノズル1
5及びヒータ18は、いずれも中間板2に配設されてい
る。即ち、一対の第1成形型単体3に、ホットノズル1
5及びヒータ18を配設しなくても済むため、各第1成
形型単体3の構成を極めて簡単で、かつ、安価なものに
することができる。しかも、各第1成形型単体3は、中
間板2に対して着脱可能であるため、ゲート16の位置
が同一であれば、キャビティCの形状には無関係であ
る。このため、各種形状の成形品Qに対応することがで
きる。
【0030】次に、第2実施形態の射出成形装置A2
ついて説明する。図9は本発明の第2実施形態の射出成
形装置A2 における第1及び第2の各成形型K1,K2
部分を破断した概略平面図、図10は第1成形型K1
概略側面図、図11は連結装置Dの平面断面図である。
この実施形態の射出成形装置A2 は、第1実施形態の射
出成形装置A1 における第1成形型K1 の両側に一対と
なって配設されていた型締シリンダ7を1本にし、か
つ、第1成形型K1 を移動可能にした形態である。ま
た、左側の第2成形型取付板4は、装置フレーム1に固
着されている。このため、第1実施形態の射出成形装置
1 と同一の部材には同一の符号を付し、重複を避けて
異なる部分についてのみ説明する。なお、成形品Qの形
状は、第1実施形態の場合と同一である。
【0031】図9及び図10に示されるように、この実
施形態の射出成形装置A2 では、第1実施形態の射出成
形装置A1 と同様に、第1成形型K1 を構成する中間板
2と、その両側に配設された一対の第2成形型K2 を構
成する各第2成形型取付板4は、4本のタイバー11に
よって確実に支持されている。そして、前記第1成形型
1 と右側の第2成形型K2 は、各タイバー11にガイ
ドされて左右方向(各成形型K1,K2 の開閉方向Rに沿
った方向)に移動可能である。なお、図9において、符
号27,28は、中間板2及び右側の第2成形型取付板
4のストッパ部材であり、装置フレーム1に取付けられ
ている。
【0032】前記中間板2と右側の第2成形型取付板4
とは、2本の連結装置Dによって連結されている。これ
らの連結装置Dは、後述するように、1本の型締シリン
ダ7で、第1及び第2の各成形型K1,K2 を2段階で開
かせることができるように、テレスコープ(望遠鏡)構
造となっている。即ち、図11及び図12に示されるよ
うに、略円筒状の連結パイプ31が、中間板2から第2
成形型取付板4に向かって突設されていると共に、前記
連結パイプ31に挿通された連結ロッド32が、前記第
2成形型取付板4から中間板2に向かって突設されてい
る。前記連結ロッド32の頭部32aの外径は、前記連
結パイプ31の内径よりも僅かに小さく、しかも、該連
結パイプ31の挿通孔31aの内径よりも大きくなって
いるため、連結パイプ31から連結ロッド32が抜ける
ことはない。また、第1成形型単体3と、対応する一対
の第2成形型単体5とが圧接されている状態(図9の状
態)で、連結パイプ31の先端部と第2成形型取付板4
との間には、隙間eが形成される。
【0033】第2実施形態の射出成形装置A2 の作用に
ついて説明する。図9に示されるように、型締シリンダ
7のシリンダロッド8を突出させ、第1及び第2の各成
形型単体3,5を圧接させる。第1実施形態の射出成形
装置A1 と同様に、射出供給装置6の射出ノズル6aか
ら射出された溶融樹脂原料Wが、キャビティCに供給さ
れる。各キャビティCに充填された溶融樹脂原料Wが冷
却して固化されると、型締シリンダ7のシリンダロッド
8を引っ込めて、第1及び第2の各成形型K1,K2 を開
かせる。
【0034】ここで、中間板2と右側の第2成形型取付
板4とは、2本の連結装置Dによって連結されている。
しかし、各連結ロッド32の頭部32aの外径は、各連
結パイプ31の内径よりも小さい。このため、図13に
示されるように、第2成形型取付板4のみが後退され
る。成形品Qは、第1実施形態の場合と同様に、第1成
形型単体3から離型され、右側の第2成形型単体5に付
着している。
【0035】そして、前記一対の連結装置Dを構成する
各連結ロッド32の頭部32aの外径は、各連結パイプ
31の挿通孔31aの内径よりも大きい。このため、図
12に示されるように、右側の第2成形型取付板4が各
成形型K1,K2 の開閉方向Rに沿って移動し、各連結ロ
ッド32の頭部32aが各連結パイプ31の先端部に当
接されると、前記第2成形型取付板4と共に、中間板2
も同方向に移動される。即ち、図14に示されるよう
に、中間板2の左側に配設されている第1及び第2の各
成形型K1,K2 が相互に開かれる。なお、このとき、射
出供給装置6は中間板2と一体に移動する。そして、中
間板2が、ストッパ部材27に当接して停止されると共
に、右側の第2成形型取付板4が、ストッパ部材28に
当接して停止される。このため、第1及び第2の各成形
型K1,K2 どうしが衝突するおそれはない。この状態
で、各第2成形型取付板4に内装された突出ピン23を
突出させ、各第2成形型単体5に付着している成形品Q
を離型させて排出する。
【0036】この実施形態の射出成形装置A2 の場合、
型締シリンダ7が1本であっても、第1及び第2の各成
形型K1,K2 を順次、離隔させることによって、成形品
Qの二面取りが可能である。このため、射出成形装置A
2 を安価にできると共に、射出成形装置A2 の全体の大
きさを、更に小型化することができる。
【0037】上記した第1及び第2の各実施形態の射出
成形装置A1,A2 では、第1成形型K1 がキャビティ型
であり、第2成形型K2 がコア型の場合である。しか
し、逆の形態のものであっても構わない。
【0038】また、各実施形態の射出成形装置A1,A2
は、2個の成形品Qを二面取りする場合である。しか
し、それ以上の個数の成形品Qを二面取りしても構わな
い。
【0039】また、各実施形態の射出成形装置A1,A2
では、ホットノズル15を、中間板2の両側に1個ずつ
配設した形態である。しかし、それぞれの側に2個以上
のホットノズル15を配設しても構わない。こうするこ
とによって、複数個のゲート16を有する第1成形型単
体3にも対応することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る射出成形装置は、両面に背
中合わせとなって成形面がそれぞれ形成された第1成形
型と、前記第1成形型の両側に、成形面を対向させて配
置された一対の第2成形型と、前記第1及び第2の各成
形型の開閉方向と直交する方向に射出ノズルが配置され
た溶融樹脂原料の射出供給装置と、溶融樹脂原料の流れ
を遮断すると共に、前記第1成形型のスプルー及びラン
ナに停留する溶融樹脂原料を溶融状態で保持するための
加熱ランナ手段とを備えていて、溶融樹脂原料を、前記
第1成形型の両側に形成されたキャビティに供給して、
成形品の二面取りを行うことを特徴としている。このた
め、キャビティを一面に並列状態で形成した場合と比較
して、型締圧力を小さくすることができ、射出成形装置
を小型化することができる。
【0041】また、前記第1成形型が、加熱ランナ手段
が配設された中間板と、その両側に着脱可能にして取付
けられた一対の第1成形型単体とから構成されている場
合、前記第1成形型単体に加熱ランナ手段を配設する必
要がなくなるため、その構成を極めて簡単なものにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の射出成形装置A1 にお
ける第1及び第2の各成形型K 1,K2 の部分を破断した
概略平面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】第1及び第2の各成形型K1,K2 を開いて、成
形品Qを排出する状態を示す図である。
【図4】各キャビティCが完全重複している場合に、第
1及び第2の各成形型K1,K2に作用する力の状態を示
す模式図である。
【図5】図4の状態における第1成形型K1 の部分の概
略側面図である。
【図6】(イ)は、ホットノズル15の断面模式図であ
り、(ロ)は、バルブピン20が前進して、溶融樹脂原
料Wの流出孔15aを閉塞する状態の模式図である。
【図7】各キャビティCa,Cb が部分重複している場合
に、第1及び第2の各成形型K 1,K2 に作用する力の状
態を示す模式図である。
【図8】図5の状態における第1成形型K1 の部分の概
略側面図である。
【図9】本発明の第2実施形態の射出成形装置A2 にお
ける第1及び第2の各成形型K 1,K2 の部分を破断した
概略平面図である。
【図10】第1成形型K1 の概略側面図である。
【図11】連結装置Dの平面断面図である。
【図12】連結装置Dの作用説明図である。
【図13】右側の第2成形型取付板4を離隔させる状態
の作用説明図である。
【図14】第1及び第2の各成形型K1,K2 を開いて、
成形品Qを排出する状態を示す図である。
【図15】従来の射出成形装置A’の概略模式図であ
る。
【図16】積層型の射出成形装置A”の概略模式図であ
る。
【図17】積層型の射出成形装置A”の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
1,A2 :射出成形装置 C,Ca,Cb :キャビティ H:ホットランナシステム(加熱ランナ手段) K1 :第1成形型 K2 :第2成形型 Q:成形品 R:開閉方向 W:溶融樹脂原料 2:中間板 3:第1成形型単体 5:第2成形型単体 6:射出供給装置 6a:射出ノズル 7:型締シリンダ 13:スプルー 14:ランナ 17:キャビティ成形面(成形面) 22:コア(成形面)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1成形型の両側にそれぞれ第2成形型
    を配置し、前記第1成形型のスプルー及びランナを通し
    て、第1及び第2の各成形型の開閉方向と直交する方向
    から、その両側に形成された各キャビティに溶融樹脂原
    料を供給して、成形品の二面取りを行うことを特徴とす
    る射出成形方法。
  2. 【請求項2】 両面に背中合わせとなって成形面がそれ
    ぞれ形成された第1成形型と、 前記第1成形型の両側に、成形面を対向させて配置され
    た一対の第2成形型と、 前記第1及び第2の各成形型の開閉方向と直交する方向
    に射出ノズルが配置された溶融樹脂原料の射出供給装置
    と、 前記第1成形型の両側に形成される各キャビティに供給
    される溶融樹脂原料の流れを遮断すると共に、前記第1
    成形型に設けられたスプルー及びランナに停留する溶融
    樹脂原料を溶融状態で保持するための加熱ランナ手段と
    を備え、 前記射出供給装置から供給される溶融樹脂原料を、前記
    第1成形型に設けられたスプルー及びランナを通して、
    該第1成形型の両側に形成されたキャビティに供給し
    て、成形品の二面取りを行うことを特徴とする射出成形
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1成形型の両側に形成された各キ
    ャビティは、成形型の開閉方向から見て、完全重複して
    いることを特徴とする請求項2に記載の射出成形装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の第2成形型のうちの一方側は
    固定されており、前記第1成形型と他方側の第2成形型
    は移動可能となっていて、第1及び第2の各成形型は、
    1本の型締シリンダで開閉されることを特徴とする請求
    項2又は3に記載の射出成形装置。
  5. 【請求項5】 前記第1成形型は、前記加熱ランナ手段
    が配設された中間板と、その両側に着脱可能にして取付
    けられた一対の第1成形型単体とから構成されているこ
    とを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の射
    出成形装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100857474B1 (ko) * 2008-01-31 2008-09-08 주식회사동신유압 사출 성형기
KR101146198B1 (ko) * 2011-10-20 2012-06-01 (주)양정 다면 사출 장치

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KR100857474B1 (ko) * 2008-01-31 2008-09-08 주식회사동신유압 사출 성형기
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