JP2003339627A - たわみ性のある内視鏡挿入シャフト - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い易く安定なたわみ性のある内視鏡挿入シ
ャフトを提供する。 【解決手段】 この内視鏡挿入シャフトは超弾性金属合
金からつくった中空内部シャフト部分をもつ。中空内部
シャフト部分はその壁を貫通する複数の孔を長さ方向及
び放射方向に間隔をあけてもっている。この挿入シャフ
トのたわみ性が中空内部シャフト部分の壁の厚さ又は組
成をかえることなしに複数の孔の数、大きさ及び/又は
相対的位置をかえることによってかわるようになってい
る。中空内部シャフト部分の表面にポリマー被膜を塗布
してもつ。
ャフトを提供する。 【解決手段】 この内視鏡挿入シャフトは超弾性金属合
金からつくった中空内部シャフト部分をもつ。中空内部
シャフト部分はその壁を貫通する複数の孔を長さ方向及
び放射方向に間隔をあけてもっている。この挿入シャフ
トのたわみ性が中空内部シャフト部分の壁の厚さ又は組
成をかえることなしに複数の孔の数、大きさ及び/又は
相対的位置をかえることによってかわるようになってい
る。中空内部シャフト部分の表面にポリマー被膜を塗布
してもつ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたわみ性のある内視
鏡挿入シャフトに関し、特に少なくとも一部が超弾性合
金からつくられているたわみ性のある内視鏡挿入シャフ
トに関する。
鏡挿入シャフトに関し、特に少なくとも一部が超弾性合
金からつくられているたわみ性のある内視鏡挿入シャフ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に用いられるたわみ性のある内視
鏡挿入シャフトはいくつかの異なる種類の材料を複合構
造にすることによって成形されている。これらの材料成
分は通常一般的な金属とプラスチックと接着剤からな
り、たわみ性をもち、ねじれに安定で破壊抵抗性のある
構造にするように配慮されている。しかし、従来一般的
に用いられてきた材料成分を用いたのでは、上記の目的
は十分には達成し得ない。たとえば、従来のシャフトは
大きな曲率半径でのみ案内可能であり、また患者の体か
ら取り出したときに弾性的にもとの位置にもどることが
できないものである。また一般的な材料を用いた従来の
シャフトはやぶれたりよじれたりしやすいという欠点も
もっている。これらの欠点を補うためにシャフトを補強
しようとすると、シャフトがかさばり、所望の外径より
大きくする必要が生ずる。
鏡挿入シャフトはいくつかの異なる種類の材料を複合構
造にすることによって成形されている。これらの材料成
分は通常一般的な金属とプラスチックと接着剤からな
り、たわみ性をもち、ねじれに安定で破壊抵抗性のある
構造にするように配慮されている。しかし、従来一般的
に用いられてきた材料成分を用いたのでは、上記の目的
は十分には達成し得ない。たとえば、従来のシャフトは
大きな曲率半径でのみ案内可能であり、また患者の体か
ら取り出したときに弾性的にもとの位置にもどることが
できないものである。また一般的な材料を用いた従来の
シャフトはやぶれたりよじれたりしやすいという欠点も
もっている。これらの欠点を補うためにシャフトを補強
しようとすると、シャフトがかさばり、所望の外径より
大きくする必要が生ずる。
【0003】従来のたわみ性内視鏡挿入シャフトのデザ
インの改善についての検討がなされてきた。特許文献1
はこの改善策を示している。特許文献1には連続壁の一
体型チューブ状超弾性材料からつくったシャンクが開示
されており、この内視鏡はそれを人体からはずしたとき
に機械的弾性によって自動的にもとの形状にもどるよう
に寸法化されている。このデザインは従来のシャフトの
欠点を改善するものだが、それ自身多くの欠点をもつも
のである。これらの欠点の一つは、所望のたわみ性とよ
じれ抵抗性を得るためにその連続壁構造がチューブの寸
法と超弾性材料の組成を厳密に制御する必要があるとい
うことである。同様に、たとえば異なる適用対象に用い
るための内視鏡にとって、シャフトのたわみ性をかえる
ことが望ましい場合に、適用対象毎に異なる寸法及び/
又は異なる材料組成をもつ新しいシャフトをデザインし
なければならない。またこのチューブは連続状なので、
同じチューブの異なる部分に異なるたわみ性を付与する
ことは不可能である。
インの改善についての検討がなされてきた。特許文献1
はこの改善策を示している。特許文献1には連続壁の一
体型チューブ状超弾性材料からつくったシャンクが開示
されており、この内視鏡はそれを人体からはずしたとき
に機械的弾性によって自動的にもとの形状にもどるよう
に寸法化されている。このデザインは従来のシャフトの
欠点を改善するものだが、それ自身多くの欠点をもつも
のである。これらの欠点の一つは、所望のたわみ性とよ
じれ抵抗性を得るためにその連続壁構造がチューブの寸
法と超弾性材料の組成を厳密に制御する必要があるとい
うことである。同様に、たとえば異なる適用対象に用い
るための内視鏡にとって、シャフトのたわみ性をかえる
ことが望ましい場合に、適用対象毎に異なる寸法及び/
又は異なる材料組成をもつ新しいシャフトをデザインし
なければならない。またこのチューブは連続状なので、
同じチューブの異なる部分に異なるたわみ性を付与する
ことは不可能である。
【0004】それ故、たわみ性があって、ねじれに安定
で、破壊抵抗性があり、比較的小さい曲率半径で案内可
能で、患者の体からはずしたときにもとの位置に弾性的
にもどることができ、やぶれやよじれ等を起こすおそれ
がなく、所望のたわみ性とよじれ抵抗性を得るためにシ
ャフトの寸法及び/又は組成を厳密に制御する必要がな
く、内視鏡を異なる適用対象に用いるときにシャフトの
たわみ性を容易にかえることができ、さらに同じシャフ
トの異なる部分のたわみ性をかえることができるといっ
た特徴をもつたわみ性内視鏡挿入シャフトが望まれてい
る。
で、破壊抵抗性があり、比較的小さい曲率半径で案内可
能で、患者の体からはずしたときにもとの位置に弾性的
にもどることができ、やぶれやよじれ等を起こすおそれ
がなく、所望のたわみ性とよじれ抵抗性を得るためにシ
ャフトの寸法及び/又は組成を厳密に制御する必要がな
く、内視鏡を異なる適用対象に用いるときにシャフトの
たわみ性を容易にかえることができ、さらに同じシャフ
トの異なる部分のたわみ性をかえることができるといっ
た特徴をもつたわみ性内視鏡挿入シャフトが望まれてい
る。
【0005】
【特許文献1】 米国特許第5,683,348号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
はたわみ性をもち、よじれに安定で且つ破壊抵抗性のあ
るたわみ性内視鏡挿入シャフトを提供することにある。
本発明の更なる目的は前記の特性をもち、比較的小さい
曲率半径で案内可能なたわみ性内視鏡挿入シャフトを提
供することにある。本発明の更なる目的は前記の特性を
もち、患者の体からはなれたときにもとの位置に弾性的
にもどることのできるたわみ性内視鏡挿入シャフトを提
供することにある。本発明の更なる目的は前記の特性を
もち、破れたりよじれたりするおそれのないたわみ性内
視鏡挿入シャフトを提供することにある。本発明の更な
る目的は前記の特性をもち、所望のたわみ性とよじれ抵
抗性を得るためにシャフトの寸法及び/又は組成を厳密
に制御する必要がないたわみ性内視鏡挿入シャフトを提
供することにある。
はたわみ性をもち、よじれに安定で且つ破壊抵抗性のあ
るたわみ性内視鏡挿入シャフトを提供することにある。
本発明の更なる目的は前記の特性をもち、比較的小さい
曲率半径で案内可能なたわみ性内視鏡挿入シャフトを提
供することにある。本発明の更なる目的は前記の特性を
もち、患者の体からはなれたときにもとの位置に弾性的
にもどることのできるたわみ性内視鏡挿入シャフトを提
供することにある。本発明の更なる目的は前記の特性を
もち、破れたりよじれたりするおそれのないたわみ性内
視鏡挿入シャフトを提供することにある。本発明の更な
る目的は前記の特性をもち、所望のたわみ性とよじれ抵
抗性を得るためにシャフトの寸法及び/又は組成を厳密
に制御する必要がないたわみ性内視鏡挿入シャフトを提
供することにある。
【0007】本発明の更なる目的は前記の特性をもち、
内視鏡を異なる適用対象に用いるときにシャフトのたわ
み性を容易にかえることができるたわみ性内視鏡挿入シ
ャフトを提供することにある。本発明の更なる目的は前
記の特性をもち、同じシャフトの異なる部分のたわみ性
をかえることができるたわみ性内視鏡挿入シャフトを提
供することにある。
内視鏡を異なる適用対象に用いるときにシャフトのたわ
み性を容易にかえることができるたわみ性内視鏡挿入シ
ャフトを提供することにある。本発明の更なる目的は前
記の特性をもち、同じシャフトの異なる部分のたわみ性
をかえることができるたわみ性内視鏡挿入シャフトを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の前記その他の目
的は超弾性金属合金からつくられた中空内部シャフト部
分を用意することによって達成される。この中空内部シ
ャフト部分はその壁を貫通する複数の孔を長さ方向及び
放射方向にもっている。この挿入シャフトのたわみ性は
中空内部シャフト部分の壁の厚さ又は組成をかえること
なしに複数の孔の数、大きさ及び/又は相対的位置をか
えることによってかえることができる。ポリマー被膜を
中空内部シャフト部分の表面に塗布する。
的は超弾性金属合金からつくられた中空内部シャフト部
分を用意することによって達成される。この中空内部シ
ャフト部分はその壁を貫通する複数の孔を長さ方向及び
放射方向にもっている。この挿入シャフトのたわみ性は
中空内部シャフト部分の壁の厚さ又は組成をかえること
なしに複数の孔の数、大きさ及び/又は相対的位置をか
えることによってかえることができる。ポリマー被膜を
中空内部シャフト部分の表面に塗布する。
【0009】一の態様において、中空内部シャフト部分
はニッケル−チタン合金からつくられており、好ましく
は形状記憶性と超弾性的性質とを示す。一の態様におい
て、ポリマー被膜は該内部シャフト部分の内側表面を被
覆している内側被膜層、該内部シャフト部分の外側表面
を被覆している外側被膜層及び該内部シャフト部分の複
数の孔の空間を充填している部分からなり、それにより
該内部挿入シャフト部分が該ポリマー被膜に完全に埋め
込まれた状態になっている。これらの態様において、好
ましくはポリマー被膜は、内視鏡挿入シャフトの患者へ
の挿入と人体への注入成分の内視鏡シャフトへの挿入を
促進するために、滑らかで孔のない内外表面を内視鏡挿
入シャフトに付与している。
はニッケル−チタン合金からつくられており、好ましく
は形状記憶性と超弾性的性質とを示す。一の態様におい
て、ポリマー被膜は該内部シャフト部分の内側表面を被
覆している内側被膜層、該内部シャフト部分の外側表面
を被覆している外側被膜層及び該内部シャフト部分の複
数の孔の空間を充填している部分からなり、それにより
該内部挿入シャフト部分が該ポリマー被膜に完全に埋め
込まれた状態になっている。これらの態様において、好
ましくはポリマー被膜は、内視鏡挿入シャフトの患者へ
の挿入と人体への注入成分の内視鏡シャフトへの挿入を
促進するために、滑らかで孔のない内外表面を内視鏡挿
入シャフトに付与している。
【0010】一の態様において、ポリマー被膜は、ポリ
ウレタンからつくられている。好ましくは内視鏡挿入シ
ャフトたわみ性は、ポリマー被膜の厚さをかえることに
より及び/又はポリマー被膜の形成に用いる材料をかえ
ることにより、かえることが可能である。
ウレタンからつくられている。好ましくは内視鏡挿入シ
ャフトたわみ性は、ポリマー被膜の厚さをかえることに
より及び/又はポリマー被膜の形成に用いる材料をかえ
ることにより、かえることが可能である。
【0011】一の態様において、内視鏡挿入シャフトの
複数の孔は、内視鏡挿入シャフトの全長に沿って等間隔
に配されている。一の態様において、内視鏡挿入シャフ
トの複数の孔は内視鏡挿入シャフトの長さ方向に沿って
ある領域では他の領域よりも接近して配されている。一
の態様において、内視鏡挿入シャフトの複数の孔は同じ
大きさである。一の態様において、内視鏡挿入シャフト
の複数の孔のいくつかは複数の孔の他のいくつかより大
きい大きさである。
複数の孔は、内視鏡挿入シャフトの全長に沿って等間隔
に配されている。一の態様において、内視鏡挿入シャフ
トの複数の孔は内視鏡挿入シャフトの長さ方向に沿って
ある領域では他の領域よりも接近して配されている。一
の態様において、内視鏡挿入シャフトの複数の孔は同じ
大きさである。一の態様において、内視鏡挿入シャフト
の複数の孔のいくつかは複数の孔の他のいくつかより大
きい大きさである。
【0012】一の態様において、複数の孔は放射状にそ
れぞれ約90°はなれた4本の長さ方向の線に相当する
位置に配されている。
れぞれ約90°はなれた4本の長さ方向の線に相当する
位置に配されている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明とその特徴を図面を用いて
説明する。図1において、まずたわみ性内視鏡挿入シャ
フト10を示す。シャフト10は、種々の接続部、界
面、末端付属品等12をもち、多関節機構14はもって
いるものともっていないものを包含する。また内腔、レ
ンズ系、光学繊維ケーブル、作動チャネル等の種々の部
材(図示せず)がシャフト10に取りつけられている。
このような内視鏡部品類は周知であるので、それらの説
明は省略する。
説明する。図1において、まずたわみ性内視鏡挿入シャ
フト10を示す。シャフト10は、種々の接続部、界
面、末端付属品等12をもち、多関節機構14はもって
いるものともっていないものを包含する。また内腔、レ
ンズ系、光学繊維ケーブル、作動チャネル等の種々の部
材(図示せず)がシャフト10に取りつけられている。
このような内視鏡部品類は周知であるので、それらの説
明は省略する。
【0014】図2及び図3に示すように、シャフト10
は中空内部シャフト部分20をもつ。内部シャフト部分
20はニッケル−チタン合金(Nitinolとして知
られている)等の超弾性合金からつくられており、これ
は形状記憶性と超弾性の両性質を示す。シャフト10
は、(図に示すように)弛緩状態で実質上直線になるよ
うな構造をもつ(この場合内部シャフト部分は実質上円
筒状である)か又は弛緩状態で曲がっているか又は折れ
た構造をとりうる。
は中空内部シャフト部分20をもつ。内部シャフト部分
20はニッケル−チタン合金(Nitinolとして知
られている)等の超弾性合金からつくられており、これ
は形状記憶性と超弾性の両性質を示す。シャフト10
は、(図に示すように)弛緩状態で実質上直線になるよ
うな構造をもつ(この場合内部シャフト部分は実質上円
筒状である)か又は弛緩状態で曲がっているか又は折れ
た構造をとりうる。
【0015】内部シャフト部分20はその壁を貫通して
いる複数の孔22を長さ方向及び放射方向に間隔をあけ
て有する。孔22の数、大きさ及び相対的な位置は、内
部シャフト部分20の壁の厚さ又は組成をかえることな
しにシャフト10のたわみ性をかえるようにかえること
ができる。
いる複数の孔22を長さ方向及び放射方向に間隔をあけ
て有する。孔22の数、大きさ及び相対的な位置は、内
部シャフト部分20の壁の厚さ又は組成をかえることな
しにシャフト10のたわみ性をかえるようにかえること
ができる。
【0016】孔は無限といえる数の多くの配置をとりう
る。図1〜図3ではそれぞれが約90°放射状に離れて
いる孔22の4本の長さ方向の線をもち、孔22のそれ
ぞれの隣接線中の各孔22が交互に配されている。また
図1〜図3では内部シャフト部分20の実質上全長に亘
って配されている同一の大きさの孔の規則的なパターン
も示している。これらの構造配置はその全長に亘りまた
4つのすべての主要方向(即ち上、下、右、左)に実質
上同じたわみ性をもつシャフトをもたらす。
る。図1〜図3ではそれぞれが約90°放射状に離れて
いる孔22の4本の長さ方向の線をもち、孔22のそれ
ぞれの隣接線中の各孔22が交互に配されている。また
図1〜図3では内部シャフト部分20の実質上全長に亘
って配されている同一の大きさの孔の規則的なパターン
も示している。これらの構造配置はその全長に亘りまた
4つのすべての主要方向(即ち上、下、右、左)に実質
上同じたわみ性をもつシャフトをもたらす。
【0017】しかし、上記の構造配置は例示であり、い
かなる観点からも発明を制限するものではない。孔22
の数、大きさ及び相対的位置は、シャフト10中に異な
るたわみ性をもつ区分をもたらすために内部シャフト部
分20の異なる区分でかえうる。たとえば図4は内部シ
ャフト部20の両側表面に沿った孔22が上部及び底部
表面に沿った孔の2倍の多さで設けられている例を示
す。この構造は位置により、全長に亘り実質上同じたわ
み性を示すが、右方向又は左方向に曲げるのに比し、上
方向又は下方向に曲げるたわみ性が異なるシャフトとす
ることができる。
かなる観点からも発明を制限するものではない。孔22
の数、大きさ及び相対的位置は、シャフト10中に異な
るたわみ性をもつ区分をもたらすために内部シャフト部
分20の異なる区分でかえうる。たとえば図4は内部シ
ャフト部20の両側表面に沿った孔22が上部及び底部
表面に沿った孔の2倍の多さで設けられている例を示
す。この構造は位置により、全長に亘り実質上同じたわ
み性を示すが、右方向又は左方向に曲げるのに比し、上
方向又は下方向に曲げるたわみ性が異なるシャフトとす
ることができる。
【0018】図5は規則的な間隔で波形配置した孔22
のパターンをもつ図2に類似の例を示す。しかし、図2
の態様とは異なり、図5の態様では内部シャフト部分2
0の両側表面に沿った孔22がその上部及び底部表面に
沿った孔22より大きさが大きい。このような構造配置
では全長に亘って実質上同じたわみ性を示すが、右方向
又は左方向に曲げるのに比し、上方向又は下方向に曲げ
るたわみ性が小さいシャフトとすることができる。
のパターンをもつ図2に類似の例を示す。しかし、図2
の態様とは異なり、図5の態様では内部シャフト部分2
0の両側表面に沿った孔22がその上部及び底部表面に
沿った孔22より大きさが大きい。このような構造配置
では全長に亘って実質上同じたわみ性を示すが、右方向
又は左方向に曲げるのに比し、上方向又は下方向に曲げ
るたわみ性が小さいシャフトとすることができる。
【0019】図6は本発明の別の態様を示す。この態様
では、図の中心線の右側に比し中心線の左側の孔22の
数が多い。このような構造配置では、右方向又は左方向
に曲げるのに比し、上方向又は下方向に曲げるたわみ性
が実質上同じだが、その長さ方向に沿ったたわみ性が異
なることになる。
では、図の中心線の右側に比し中心線の左側の孔22の
数が多い。このような構造配置では、右方向又は左方向
に曲げるのに比し、上方向又は下方向に曲げるたわみ性
が実質上同じだが、その長さ方向に沿ったたわみ性が異
なることになる。
【0020】これらの例からも、たわみ性の異なる多く
の構造配置を容易につくり出せることが理解できよう。
の構造配置を容易につくり出せることが理解できよう。
【0021】内部シャフト部分20はポリマー被膜24
内に完全に埋め込まれた状態になっている。即ちポリマ
ー被膜24は内部シャフト部分20の内側表面上の内部
被膜層26と内部シャフト部分20の外側表面上の外部
被膜層28をもつ。ポリマー被膜24はまた孔22によ
ってつくられた空間も充填している。
内に完全に埋め込まれた状態になっている。即ちポリマ
ー被膜24は内部シャフト部分20の内側表面上の内部
被膜層26と内部シャフト部分20の外側表面上の外部
被膜層28をもつ。ポリマー被膜24はまた孔22によ
ってつくられた空間も充填している。
【0022】ポリマー被膜24はシャフト10に、平滑
で孔のない内外表面を与え、患者へのシャフト10の挿
入を容易にし、またシャフト10内への種々の成分の挿
入も容易にする。ポリマー被膜24の製造には多くの適
宜のポリマー材料を用いうるが、ポリウレタンがより好
ましい結果をもたらす。シャフト10のたわみ性は内部
被膜層26及び/又は外部被膜層28の厚さをかえるこ
とによって、及び/又はポリマー被膜を形成する材料を
かえることによって、かえることができる。図には内部
被膜層26より外部被膜層28の厚さが厚い態様を示し
ているが、その逆も可能であり、また両者を同じ厚さに
することも可能である。
で孔のない内外表面を与え、患者へのシャフト10の挿
入を容易にし、またシャフト10内への種々の成分の挿
入も容易にする。ポリマー被膜24の製造には多くの適
宜のポリマー材料を用いうるが、ポリウレタンがより好
ましい結果をもたらす。シャフト10のたわみ性は内部
被膜層26及び/又は外部被膜層28の厚さをかえるこ
とによって、及び/又はポリマー被膜を形成する材料を
かえることによって、かえることができる。図には内部
被膜層26より外部被膜層28の厚さが厚い態様を示し
ているが、その逆も可能であり、また両者を同じ厚さに
することも可能である。
【0023】従って本発明はたわみ性をもち、よじれに
安定で且つ破壊抵抗性をもち、比較的小さな曲率半径で
案内可能で、患者の体からはなれたときにもとの位置に
弾性的にもどることができ、破れたりよじれたりするお
それがなく、所望のたわみ性とよじれ抵抗性を得るため
にシャフトの寸法及び/又は組成を厳密に制御する必要
がなく、異なる適用対象に用いる内視鏡のためより容易
にかえることができるシャフトのたわみ性をもち、同じ
シャフトの異なる部分のたわみ性をかえることが可能な
たわみ性内視鏡挿入シャフトを提供する。以上、本発明
を部品等の特定の構造配置を例に説明したが、本発明の
技術思想内で適宜の変形が可能である。
安定で且つ破壊抵抗性をもち、比較的小さな曲率半径で
案内可能で、患者の体からはなれたときにもとの位置に
弾性的にもどることができ、破れたりよじれたりするお
それがなく、所望のたわみ性とよじれ抵抗性を得るため
にシャフトの寸法及び/又は組成を厳密に制御する必要
がなく、異なる適用対象に用いる内視鏡のためより容易
にかえることができるシャフトのたわみ性をもち、同じ
シャフトの異なる部分のたわみ性をかえることが可能な
たわみ性内視鏡挿入シャフトを提供する。以上、本発明
を部品等の特定の構造配置を例に説明したが、本発明の
技術思想内で適宜の変形が可能である。
【図1】本発明の一態様に従ったたわみ性内視鏡挿入シ
ャフトを組み込んだたわみ性内視鏡の部分側面断面図。
ャフトを組み込んだたわみ性内視鏡の部分側面断面図。
【図2】図1のたわみ性内視鏡挿入シャフトの一部分の
拡大部分側面断面図。
拡大部分側面断面図。
【図3】図1のA−A線のたわみ性内視鏡挿入シャフト
の拡大端部断面図。
の拡大端部断面図。
【図4】図2に類似する本発明の別の一態様のたわみ性
内視鏡挿入シャフトの一部分の拡大部分断面図。
内視鏡挿入シャフトの一部分の拡大部分断面図。
【図5】図2に類似する本発明の別の一態様のたわみ性
内視鏡挿入シャフトの一部分の拡大部分断面図。
内視鏡挿入シャフトの一部分の拡大部分断面図。
【図6】図2に類似する本発明の別の一態様のたわみ性
内視鏡挿入シャフトの一部分の拡大部分断面図。
内視鏡挿入シャフトの一部分の拡大部分断面図。
10 たわみ性内視鏡挿入シャフト
12 末端付属品
14 多関節機構
20 中空内部シャフト部分
22 孔
24 ポリマー被膜
26 内部被膜
28 外部被膜
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ジェームズ ピー バリー
アメリカ合衆国 マサチューセッツ州
01507 チャールトン スリー デニス
ウィルバー ドライブ (番地なし)
Fターム(参考) 2H040 BA21 DA15 DA16
4C061 DD03 FF25 FF29 JJ02 JJ03
JJ06
Claims (23)
- 【請求項1】 超弾性金属合金からつくられていると共
に壁を貫通する複数の孔を長さ方向及び放射方向に間隔
をあけてもつ中空内部シャフト部分と該中空内部シャフ
ト部分の表面を被覆しているポリマー被膜からなる内視
鏡挿入シャフトであって、該内視鏡挿入シャフトのたわ
み性が、該中空内部シャフト部分の壁の厚さ又は組成を
かえることなしに、複数の孔の数、サイズ及び/又は相
対的位置をかえることによってかえることが可能である
ことを特徴とするたわみ性のある内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項2】 該中空内部シフト部分がニッケル−チタ
ン合金からつくられている請求項1の内視鏡挿入シャフ
ト。 - 【請求項3】 該中空内部シャフト部分が形状記憶性と
超弾性の両性質を示す請求項1の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項4】 該ポリマー被膜が該内部シャフト部分の
内側表面を被覆している内側被膜層、該内部シャフト部
分の外側表面を被覆している外側被膜層及び該内部シャ
フト部分の複数の孔の空間を充填している部分からな
り、それにより該内部挿入シャフト部分が該ポリマー被
膜に完全に埋め込まれた状態になっている請求項1の内
視鏡挿入シャフト。 - 【請求項5】 該ポリマー被膜が、該内視鏡挿入シャフ
トの患者への挿入と人体への注入成分の該内視鏡シャフ
トへの挿入を促進するために、滑らかで孔のない内外表
面を該内視鏡挿入シャフトに付与している請求項4の内
視鏡挿入シャフト。 - 【請求項6】 該ポリマー被膜がポリウレタンからつく
られている請求項1の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項7】 該内視鏡挿入シャフトのたわみ性が、該
ポリマー被膜の厚さをかえることにより及び/又は該ポ
リマー被膜の形成に用いる材料をかえることにより、か
えることが可能である請求項1の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項8】 該内視鏡挿入シャフトの複数の孔が該内
視鏡挿入シャフトの全長に沿って等間隔に配されている
請求項1の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項9】 該内視鏡挿入シャフトの複数の孔が該内
視鏡挿入シャフトの長さ方向に沿ってある領域では他の
領域よりも接近して配されている請求項1の内視鏡挿入
シャフト。 - 【請求項10】 該内視鏡挿入シャフトの複数の孔が同
じ大きさである請求項1の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項11】 該内視鏡挿入シャフトの複数の孔のい
くつかが複数の孔の他のいくつかより大きい大きさであ
る請求項1の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項12】 複数の孔が放射状にそれぞれ約90°
離れている4本の長さ方向の線に相当する位置に配され
ている請求項1の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項13】 超弾性金属合金からつくられていると
共に壁を貫通する複数の孔を長さ方向及び放射方向に間
隔をあけてもつ中空内部シャフト部分と該中空内部シャ
フト部分の表面を被覆しているポリマー被膜からなる内
視鏡挿入シャフトであって、該内視鏡挿入シャフトのた
わみ性が、該中空内部シャフト部分の壁の厚さ又は組成
をかえることなしに、複数の孔の数、サイズ及び/又は
相対的位置をかえることによってかえることが可能であ
り、該ポリマー被膜が該内部シャフト部分の内側表面を
被覆している内側被膜層、該内部シャフト部分の外側表
面を被覆している外側被膜層及び該内部シャフト部分の
複数の孔の空間を充填している部分からなりそれにより
該内部挿入シャフト部分が該ポリマー被膜に完全に埋め
込まれた状態になっており、さらに該内視鏡挿入シャフ
トのたわみ性が該ポリマー被膜の厚さをかえることによ
り及び/又は該ポリマー被膜をつくるために用いた材料
をかえることにより、かえることが可能であることを特
徴とするたわみ性のある内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項14】 該中空内部シャフトがニッケル−チタ
ン合金からつくられている請求項13の内視鏡挿入シャ
フト。 - 【請求項15】 該中空内部シャフト部分が形状記憶性
と超弾性の両性質を示す請求項13の内視鏡挿入シャフ
ト。 - 【請求項16】 該ポリマー被膜が、該内視鏡挿入シャ
フトの患者への挿入と人体への注入成分の該内視鏡シャ
フトへの挿入を促進するために、滑らかで孔のない内外
表面を該内視鏡挿入シャフトに付与している請求項13
の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項17】 該ポリマー被膜がポリウレタンからつ
くられている請求項13の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項18】 該内視鏡挿入シャフトの複数の孔が該
内視鏡挿入シャフトの全長に沿って等間隔に配されてい
る請求項13の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項19】 該内視鏡挿入シャフトの複数の孔が該
内視鏡挿入シャフトの長さ方向に沿ってある領域では他
の領域よりも接近して配されている請求項13の内視鏡
挿入シャフト。 - 【請求項20】 該内視鏡挿入シャフトの複数の孔が同
じ大きさである請求項13の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項21】 該内視鏡挿入シャフトの複数の孔のい
くつかが複数の孔の他のいくつかより大きい大きさであ
る請求項13の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項22】 複数の孔が放射状にそれぞれ約90°
離れている4本の長さ方向の線に相当する位置に配され
ている請求項13の内視鏡挿入シャフト。 - 【請求項23】 超弾性金属合金からつくられていると
共に壁を貫通する複数の孔を長さ方向及び放射方向に間
隔をあけてもつ中空内部シャフト部分と該中空内部シャ
フト部分の表面を被覆しているポリマー被膜からなる内
視鏡挿入シャフトであって、該内視鏡挿入シャフトのた
わみ性が、該中空内部シャフト部分の壁の厚さ又は組成
をかえることなしに、複数の孔の数、サイズ及び/又は
相対的位置をかえることによってかえることが可能なた
わみ性のある内視鏡挿入シャフトを有する内視鏡。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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US10/405,187 | 2003-04-02 |
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---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|
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-
2003
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- 2003-05-23 JP JP2003146407A patent/JP2003339627A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061010 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070313 |