JP2003339361A - トレイ内に封入されたインスタント食品をマイクロ波によって加熱する方法及び装置。 - Google Patents

トレイ内に封入されたインスタント食品をマイクロ波によって加熱する方法及び装置。

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれのトレイ上における種々の製品の実
際に即した均一な加熱を達成し、かつ過熱と同程度にト
レイ封入部の望ましくない破裂を防止する。 【解決手段】 マイクロ波発生器をオートクレーブ1の
側方から取付け、かつオートクレーブ1内に配置された
それぞれの導波管7,8に接続し、これらの導波管5,
8が、トレイ3の下に密接して上方に向けられたスリッ
ト10を有し、しかもスリット10と加熱すべきトレイ
3との間において、半波長よりわずかな距離が隔てられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイが、オート
クレーブ内に設定され、このオートクレーブ内に導波管
からマイクロ波が入力結合され、かつトレイが、処理の
間に往復運動する、トレイ内に封入されたインスタント
食品をマイクロ波によって加熱する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような方法及びこのような装置は、
特許文献1により公知になっている。ここではトレイ上
に一皿ずつ支持された食品の必要な加熱を、マイクロ波
エネルギーによってオートクレーブの上側内部空間を拡
散して満たすことによって行なうことを試み、かつそれ
故にマグネトロンの形のマイクロ波発生器をオートクレ
ーブの上側半分の回りに配置し、マイクロ波発生器から
オートクレーブ内に通じる導波管が、トレイ上に支持さ
れた食品の表面に向けられており、かつ別の導波管が、
その出力接続開口によってトレイの下面から一層大きな
間隔を置いてオートクレーブの側方から対向して向けら
れているようになっている。
【0003】トレイ内に封入されたインスタント食品の
製造及び処置のための運転において、肉及びソース、じ
ゃがいも又はめん類及び野菜からなりかつトレイ上に飲
食準備して支持された一皿分は、貯蔵のために急速冷凍
を受ける前に、マイクロ波炉において加熱により殺菌さ
れ、かつ/又は低温殺菌されることがある。その際、こ
れらの一皿ずつにされた温度に敏感な製品が、加熱装置
内における処理の間に所定の温度を上回らずかつ下回ら
ないことを保証しなければならない。そのためにこれら
の運転において使用されかつほとんどの場合100又は
それ以上のトレイを収容するマイクロ波炉は、そのため
にマグネトロンの形の数100のマイクロ波発生器を装
備している。
【0004】そのために利用されるマイクロ波炉はオー
トクレーブであり、これらのオートクレーブ内におい
て、加熱すべき食料品内に含まれる水が125°C及び
場合によってはそれ以上の温度においても沸騰せず、か
つトレイ封入部の、ほとんどの場合に合成物質フィルム
の破裂が避けられる程度に、圧力は高めることができ
る。個々の製品が異なったエネルギー吸収及び異なった
加熱特性を有するといえども、個々の位置において、と
くに縁において過熱及び燃焼(ホットスポット)、及び
他方において中央範囲においてまったく又はあまりにわ
ずかしか加熱されない位置(コールドスポット)を避け
て、トレイ上にある製品をできるだけ均一かつ一様に加
熱することが必要である。マイクロ波は、異なった製品
内に様々な深さで侵入する。マイクロ波は、じゃがいも
及びめん類食品のような澱粉製品内には大きな侵入深さ
を有し、かつそれ故にこれらを一層急速に均一に加熱す
るが、一方肉における侵入深さは、それよりかなりわず
かである。
【0005】マイクロ波エネルギーの入力結合は、周知
のマイクロ波炉においては良好に解決されていない。マ
イクロ波をオートクレーブ内に送り込む導波管が、マイ
クロ波エネルギーを下からオートクレーブ内に導く場
合、これらの導波管は、オートクレーブの内部空間をマ
イクロ波が拡散して満たすように構想されかつ配置され
ており、それにより加熱すべき品物の均一な加熱を達成
するという目的を有する。この目的は、実際には達成さ
れていない。それ故にマイクロ波エネルギーをオートク
レーブ内に導く導波管を、上から加熱すべき製品上に密
接するまで導き、かつここにおいて加熱すべき製品の表
面上に密に出力結合しており、その結果、封入されたト
レイの表面及び頭部空間を強力に加熱し、かつ加熱すべ
き製品をここにおいて沸騰させ、又はそれどころか燃焼
させ、かつトレイ封入部を破裂させるが、わずかな侵入
深さのために中間及び下側部分を十分に加熱しない。こ
のことは、加熱すべき製品の下及び上からマイクロ波エ
ネルギーを出力結合した場合にも同じである。
【0006】さらにマイクロ波炉の内部空間を拡散充満
する際に、干渉によって入力結合されたエネルギーの消
去が生じるので、再三前記のコールドスポットが生じ、
これらコールドスポット内において加熱すべき製品は殺
菌されず、かつ低温殺菌されず、かつそれ故に人間の健
康にとってよくない場合が生じることがわかった。
【0007】特許文献2によれば、マイクロ波によりト
レイ上にある食品一皿分を加熱する際に、マイクロ波炉
の内部における空気温度を、加熱過程にある食品の最終
温度に等しいか又はそれよりいくらか高く維持すること
が公知になっている。このことは、目的に合っていない
とわかった。なぜならそれにより加熱すべき食品の外面
は、追加的に食品の内部範囲よりも高い温度にされるか
らである。食品のマイクロ波加熱の際に、なるほど食品
の環境温度は、初期温度より高く設定することができる
が、できるならば食品の外面及び表面を追加的に食品の
内部範囲より強力にかつ強く加熱することは、避けるよ
うにしたい。
【0008】
【特許文献1】欧州特許公開公報第0347623号
【特許文献2】欧州特許公報第0344408号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の欠点を克服するものであり。本発明の課題は、それぞ
れのトレイ上における種々の製品の実際に即した均一な
加熱を達成し、かつ過熱と同程度にトレイ封入部の望ま
しくない破裂を防止することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、マグネトロン
をオートクレーブの側方だけから取付け、かつコンベヤ
装置の下においてオートクレーブ内に配置されたそれぞ
れの導波管に接続し、この導波管の出力接続開口が、半
波長よりわずかな間隔を置いて、加熱すべきトレイの下
に密に配置されていることにある。
【0011】それによりトレイ上に支持された食品はま
ず下から加熱され、かつ熱は下から上へ上昇することが
達成される。それにより表面における過熱及び燃焼は避
けられ、加熱すべき製品のいくつかの位置における望ま
しくない沸騰も阻止される。なぜなら個々の位置におい
て食品内の水は蒸気を形成するまで加熱されると、この
蒸気は、一層冷たい上側の層を通過しなければならず、
かつその際、これらの上側の層に熱を送出しながらその
自身の熱を失うからである。
【0012】2.45ギガヘルツの周波数において動作
するのが目的に適っている。トレイの下側から出力接続
開口までの間隔は、望ましくは波長の1/3である。そ
の際、トレイ区画が出力結合スリットの上にあるとき
に、マイクロ波発生器における陽極電流を流し、トレイ
がコンベヤ手段の運動の間にトレイの上の空間から外れ
たときに、陽極電流を遮断することによって、このマイ
クロ波発生器をパルス動作(クロック動作)で動作させ
ると目的に合っている。
【0013】陽極電流を、出力結合スリットの上におけ
るトレイの位置に応じて異なった強さにして流し、望ま
しくは照射すべきトレイ区画が出力結合スリットの上の
中央にあるときに、最大の強さを有するように流すと、
さらに目的に合っている。前記のように、トレイ上にお
ける異なった食品のマイクロ波の侵入深さ及びエネルギ
ー吸収は異なっているので、少なくとも2つのマグネト
ロンを有するそれぞれのトレイを取扱い、これらのマグ
ネトロンの導波管が、異なった長さを有し、かつこれら
のマグネトロンの出力結合スリットが、互いにずらされ
て配置されており、それぞれ加熱すべき食品の下に密接
してそれぞれの食品の加熱のために必要はエネルギー量
でマイクロ波エネルギーの出力結合を行なうようにする
と目的に合っている。
【0014】過圧によってオートクレーブの内部におい
て動作するので、導波管が、圧力窓を介してマグネトロ
ンに結合されており、このマグネトロンが大気圧で動作
するようにすることは重要である。食品を均一に加熱す
るために、トレイは、コンベヤ装置上に、望ましくはコ
ンベヤベルト上にあり、このコンベヤ装置は、加熱処理
の間にトレイを往復運動させるので、トレイは、複数の
導波管の上を越えて動き、かつそれぞれのトレイは、1
つより多くのずらされた対の出力接続開口の上で動かさ
れる。このような場合に、マイクロ波をスリット又は穴
列を介して導波管に出力結合することは有利である。
【0015】装置を種々のトレイ形にかつ種々の幾何学
的な事実に合わせることができるようにするために、出
力接続開口の位置を、2つの導波管片の間に設定された
別の導波管片によって可変にすると有利である。装置を
殺菌の際及び低温殺菌の際に種々の動作条件に合わせる
ことができるようにするために、低温殺菌のためにオー
トクレーブ内における殺菌されるトレイにわずかな過圧
を加え、かつ殺菌のためにそれより高い過圧を加えるこ
とは目的に合っている。
【0016】装置を種々の食品の加熱及び加温への要求
に合わせることができるようにするために、マイクロ波
エネルギーの供給を、所定のプログラムにしたがって制
御し、かつそのためにコンピュータ支援されたプロセス
制御のための装置を使用し、この装置が、あらかじめ与
えることができるプログラム及びマイクロ波処理の間に
行なわれる測定に基づいて加熱動作を管理することは目
的に合っている。その際、制御のために中央演算装置を
使用し、この中央演算装置が、データバスを介して個々
のマイクロ波発生器を制御することは目的に合ってい
る。その際、陽極電流の時間的経過の測定(陽極電流の
時間に関する積分)を介して、送出されるマイクロ波エ
ネルギーを判定し、かつその後の計算のためにプロセス
計算機に供給することは、個々のマイクロ波発生器から
送出されるエネルギーを測定するために目的に合ってい
る。
【0017】食品の表面における過熱を避けるために、
加熱すべき食品の環境雰囲気が、マイクロ波処理する前
の食品の初期温度より高いが、食品の達成すべき最終温
度より低いように、マイクロ波炉の内部において熱的に
制御されることは目的に合っている。次に本発明の本質
を図面に示した実施形態によって詳細に説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照すると、管状
のオートクレーブ1内に、上側列2A及び下側列2Bを
有するコンベヤベルト2がある。上側列2Aの上に、ト
レイ3の区画4、5、6内において加熱すべき食料品一
皿分を有するトレイ3がある。区画4内に肉及びソース
が、区画5内にじゃがいも又はめん類が、かつ区画6内
に野菜があることができる。
【0019】オートクレーブ1内には側方から導波管
7、8が突出しており、これらの導波管のフランジ9に
図示しないマイクロ波発生器が結合されている。導波管
7は、導波管8より長い長さを有する。両導波管7,8
は、それらの端部にスリット10を有し、これらのスリ
ット10からマイクロ波が出力結合される。その際、長
い導波管7におけるスリット10は、肉及びソースを有
するトレイ区画4を加熱するために使われるが、一方短
い方の導波管8におけるスリット10は、めん類、じゃ
がいも及び野菜を有するトレイ3の区画5及び6を加熱
するために使われる。
【0020】スリット10は上方に向けられており、か
つ加熱すべき食料品一皿分を有するトレイ3の下に密接
して配置されている。スリット10とトレイ3との間に
さらに絞り11があることができ、これらの絞り11
は、トレイ区画4、5、6内に放射を集束するために利
用される。導波管(7、8)は、圧力窓(12)を介し
てマイクロ波発生器に結合されている。
【0021】図4(a)に線図として記録されたマイク
ロ波出力プロファイルが示されている。座標Xは、トレ
イ3が通り抜ける区間の行程長さを示し、座標Yは、供
給されるエネルギーを示している。図4(b)のトレイ
に関連して、出力結合スリットの上にトレイの中心があ
るときに、エネルギーが最大に供給され、かつ出力結合
スリットの上にこれらがあるとき、トレイの側方部分に
それより少ないエネルギーが供給されることがわかる。
【0022】本実施形態のオートクレーブ1は過圧にす
ることができるものであり、導波管7,8における出力
スリット10が、マイクロ波の半波長より短い間隔を置
いて、加熱すべきトレイ3の下に密に配置されている。
また、コンベヤ装置2はマイクロ波処理の間に、トレイ
3を、導波管7,8のスリット10の上において往復運
動させるものである。
【0023】本実施形態の装置には以下の様々な態様が
考えられ得る。 ・導波管7,8の出力接続開口10に対してトレイ3を
正確に位置決めするための作動手段(図示しない)が設
けられており、さらに、コンベヤベルト2の正確な往復
運動のために作動手段が設けられており、このコンベヤ
ベルト2が、所定のプログラムに相応して、トレイ3を
mmの精度に正確に所定の値だけ往復運動させ、また、
制御装置(図示しない)が設けられており、トレイ3
が、その往復運動の間にスリット10の上にあるとき
に、この制御装置が、マイクロ波を、所定のかつ常に同
じではない時間的長さ及び強さの複数のパルスで、出力
接続開口10から放出し、その際、トレイ区画4,5,
6の中央範囲に、縁範囲より多くのマイクロ波エネルギ
ーが加えられる。
【0024】・マイクロ波を発生するマイクロ波発生器
が、オートクレーブ1の一方の側だけに取付けられてお
り、かつオートクレーブ1のこの側においてこの中に挿
入されるそれぞれ1つの導波管7,8に結合されてお
り、この導波管が、加熱すべきトレイ3の下に半波長よ
りわずかな間隔を置いて密に、マイクロ波のための少な
くとも1つの出力接続開口10を有する。
【0025】・それぞれのトレイ3に、少なくとも1つ
の対のマイクロ波発生器が付属しており、これらのマイ
クロ波発生器の導波管7,8が、異なった長さを有し、
かつこれらのマイクロ波発生器のスリット10が、互い
にずらされて配置されている。
【0026】・コンベヤベルト2及びトレイ3に対する
スリット10の位置が、2つの導波管部分の間に設けら
れた別の導波管部分によって可変である。
【0027】・マイクロ波エネルギーの供給が、所定の
実時間プログラムにしたがって制御される。
【0028】・制御のために中央演算装置(図示しな
い)が使用されており、この中央演算装置が、少なくと
も1つのデータバスを介して個々のマイクロ波発生器を
制御する。
【0029】・トレイを加熱する装置内にプロセス演算
装置(図示しない)或いは上記中央演算装置が設けられ
ており、このプロセス演算装置が、陽極電流の時間的経
過の測定(陽極電流の時間に関する積分)を介して、送
出されるマイクロ波エネルギーを計算し、かつ所定のプ
ログラムにしたがって個々のマイクロ波発生器に供給す
べき陽極電流を決定する。
【0030】・トレイ区画がスリット10の上にあると
きに、マイクロ波発生器において陽極電流が投入されて
おり、かつトレイ3がコンベヤベルト2の運動の間にス
リット10の上の空間から外れたときに、陽極電流が遮
断されていることによって、又はトレイ区画がスリット
10の上にあるときに、マイクロ波発生器において陽極
電流が完全に又は考慮された強さで投入されており、か
つトレイ3がコンベヤベルト2の運動の間にスリット1
0の上の空間から外れたときに、陽極電流が全出力の望
ましくは10%のベース出力に低下されていることによ
って、マイクロ波発生器がクロック及び/又はパルス動
作で作動する。
【0031】・陽極電流が、スリット10の上のトレイ
3の位置に応じて、異なった強さで流れ、望ましくは照
射すべきトレイ区画4,5,6が出力スリット10の上
の中央にあるときに、最大の強さで流れる。
【0032】・それぞれのトレイ3が、マイクロ波処理
の間に、1つより多くののずらされた対のスリット10
の上において動かされる。
【0033】・コンベヤベルト2上におけるトレイ3相
互の間隔が、導波管対7,8相互の間隔に正確に対応し
ており、或いはコンベヤベルト2上におけるトレイ3相
互の間隔が等しく、或いはコンベヤベルト2上における
トレイ3が、すべて同じ角度位置に位置決めされる。
【0034】本実施形態の加熱方法では、トレイ3を支
持するコンベヤ装置2Aの下にオートクレーブ1の側方
のみから導波管を通し、かつマイクロ波によって下から
のみトレイ3を照射し、マイクロ波を透過するコンベヤ
装置2Aを利用し、導波管への出力接続開口10を、半
波長より短い間隔を置いて、加熱すべきトレイ3の下に
密に配置し、かつマイクロ波処理の間に、トレイ3を、
導波管7,8の出力接続開口すなわちスリット10の上
において往復運動させる。
【0035】本実施形態の加熱方法には以下の態様が考
えられ得る。 ・トレイ3を導波管7,8のスリット10に対して正確
に配置し、かつそれから所定のプログラムに相応して正
確に所定の行程だけ往復運動させ、トレイ3が、その往
復運動の間にスリット10の上にあるときに、マイクロ
波を、所定のかつ常に同じではない時間的長さ及び強さ
の複数のパルスにして、出力接続開口10から出し、そ
の際、トレイ区画4,5,6の中央範囲に、縁範囲より
多くのマイクロ波エネルギーを加える。
【0036】・その際、マイクロ波発生器における陽極
電流を、スリット10の上におけるトレイ3の位置に応
じて、異なった強さにして流し、望ましくは照射すべき
トレイ区画4,5,6が出力スリットの上の中央にある
ときに、最大の強さを有するように流す。
【0037】・それぞれのトレイ3を、そのマイクロ波
処理の間に、2つのマイクロ波発生器のビームにさら
し、これらのマイクロ波発生器の導波管7,8が、異な
った長さを有し、かつこれらのマイクロ波発生器のスリ
ット(10)が、互いにずらされており、マイクロ波照
射の間にトレイの異なった区画の下にあるように配置さ
れる。
【0038】・スリット10の位置が、2つの導波管片
の間に設定された別の導波管片又はスペーサ又は伸縮可
能な導波管によって可変である。
【0039】・オートクレーブ1内において、トレイ3
内の温度作用に見合った過圧を設定し、かつ処理経過に
おいて温度に相応してた制御を行って運転を行い、その
際、オートクレーブ1内における封入されたトレイ3
に、低温殺菌のためにわずかな過圧を加え、かつ殺菌の
ためにそれより高い過圧を加える。
【0040】・トレイ3内へのマイクロ波エネルギーの
供給を、所定の状態に依存した実時間プログラムにした
がって制御する。
【0041】・制御のために中央演算装置(図示しな
い)を使用し、この中央演算装置が、データバスを介し
て個々のマイクロ波発生器を制御する。
【0042】・陽極電流の時間的経過の測定(陽極電流
の時間に関する積分)により、送出されるマイクロ波エ
ネルギーを判定し、かつプロセス制御のためのその後の
計算のためにプロセス演算装置或いは上記中央演算装置
に供給する。
【0043】・それぞれのトレイ3を、少なくとも1つ
のずらされた対のスリット10の上において動かす。
【0044】・加熱すべき食品の環境雰囲気が、マイク
ロ波処理する前の食品の初期温度より高いが、食品の達
成すべき最終温度より低いように、マイクロ波炉、すな
わちオートクレーブの内部において熱的に制御する。
【図面の簡単な説明】
【図1】オートクレーブの水平断面の一部を示す図であ
る。
【図2】オートクレーブの縦断面を示す図である。
【図3】トレイを上から見た図である。
【図4】分図(a)はマイクロ波照射の時間出力線図で
あり、分図(b)はトレイの側面図である。
【符号の説明】
1 オートクレーブ 2 コンベヤベルト 2A 上側列 2B 下側列 3 トレイ 4 トレイ区画 5 トレイ区画 6 トレイ区画 7 導波管 8 導波管 10 スリット 12 圧力窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA01 BA05 CB20 CC20 DA02 3K090 AA01 AB02 AB05 BA01 BB13 CA02 DA01 EA03 EA04 LA07 NA01 NA06 4B021 LA05 LP06 LT03

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイが、オートクレーブ内に配置さ
    れ、このオートクレーブ内に導波管からマイクロ波が入
    力され、かつ前記トレイが、前記オートクレーブ内にお
    いて及び/又は前記オートクレーブを通って動かされ
    る、トレイ内に封入されたインスタント食品をマイクロ
    波によって加熱する方法であって、 トレイ(3)を支持するコンベヤ装置(2A)の下にオ
    ートクレーブ(1)の側方のみから導波管を通し、かつ
    マイクロ波によって下からのみトレイ(3)を照射し、 マイクロ波を透過するコンベヤ装置(2A)を利用し、 導波管への出力接続開口(10)を、半波長より短い間
    隔を置いて、加熱すべきトレイ(3)の下に密に配置
    し、 かつマイクロ波処理の間に、トレイ(3)を、導波管
    (7,8)の出力接続開口(10)の上において往復運
    動させることを特徴とする、トレイ内に封入されたイン
    スタント食品をマイクロ波によって加熱する方法。
  2. 【請求項2】 トレイ(3)を導波管(7,8)の出力
    接続開口(10)に対して正確に配置し、かつそれから
    所定のプログラムに相応して正確に所定の行程だけ往復
    運動させ、 トレイ(3)が、その往復運動の間に出力接続開口(1
    0)の上にあるときに、マイクロ波を、所定のかつ常に
    同じではない時間的長さ及び強さの複数のパルスにし
    て、出力接続開口(10)から出し、 その際、トレイ区画(4,5,6)の中央範囲に、縁範
    囲より多くのマイクロ波エネルギーを加えることを特徴
    とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 マイクロ波発生器における陽極電流を、
    出力スリット(10)の上におけるトレイ(3)の位置
    に応じて、異なった強さにして流し、望ましくは照射す
    べきトレイ区画(4,5,6)が出力スリットの上の中
    央にあるときに、最大の強さを有するように流すことを
    特徴とする、請求項1および2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 それぞれのトレイ(3)を、そのマイク
    ロ波処理の間に、2つのマイクロ波発生器のビームにさ
    らし、これらのマイクロ波発生器の導波管(7,8)
    が、異なった長さを有し、かつこれらのマイクロ波発生
    器の出力結合スリット(10)が、互いにずらされてお
    り、マイクロ波照射の間にトレイの異なった区画の下に
    あるように配置されていることを特徴とする、請求項1
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 導波管(7,8)が、圧力窓(12)を
    介してマグネトロンに結合されていることを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 マイクロ波を、トレイ(3)の下側に設
    けられたスリット(10)を介して上方に出力すること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 出力接続開口(10)の位置が、2つの
    導波管片の間に設定された別の導波管片又はスペーサ又
    は伸縮可能な導波管によって可変であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 オートクレーブ(1)内において、トレ
    イ(3)内の温度作用に見合った過圧を設定し、かつ処
    理経過において温度に相応してた制御を行って運転を行
    い、 その際、オートクレーブ(1)内における封入されたト
    レイ(3)に、低温殺菌のためにわずかな過圧を加え、
    かつ殺菌のためにそれより高い過圧を加えることを特徴
    とする、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 トレイ(3)内へのマイクロ波エネルギ
    ーの供給を、所定の状態に依存した実時間プログラムに
    したがって制御することを特徴とする、請求項1に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 制御のために中央演算装置を使用し、
    この中央演算装置が、データバスを介して個々のマイク
    ロ波発生器を制御することを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 陽極電流の時間的経過の測定(陽極電
    流の時間に関する積分)により、送出されるマイクロ波
    エネルギーを判定し、かつプロセス制御のためのその後
    の計算のためにプロセス演算装置に供給することを特徴
    とする、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 それぞれのトレイ(3)が、少なくと
    も1つのずらされた対の出力接続開口(10)の上にお
    いて動かされることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 加熱すべき食品の環境雰囲気が、マイ
    クロ波処理する前の食品の初期温度より高いが、食品の
    達成すべき最終温度より低いように、マイクロ波炉の内
    部において熱的に制御されることを特徴とする、請求項
    1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 過圧にすることができるオートクレー
    ブ(1)と、該オートクレーブの内部において可動な、
    トレイ(3)のためのコンベヤ装置(2)と、オートク
    レーブ(1)内を通りかつマイクロ波発生器からマイク
    ロ波の供給を受ける導波管(7,8)とからなる、トレ
    イ(3)内に封入されたインスタント食品をマイクロ波
    によって加熱する装置であって、 マイクロ波を透過するコンベヤ装置(2A)が設けられ
    ており、 トレイ(3)を支持するコンベヤ装置(2A)の下にオ
    ートクレーブ(1)の側方からのみ通される導波管
    (7,8)が設けられており、 導波管(7,8)の表面に、トレイ(3)及びこのトレ
    イを支持するコンベヤ装置(2A)に向けられたマイク
    ロ波のための出力接続開口(10)が設けられており、 その際、導波管(7,8)における出力接続開口(1
    0)が、半波長より短い間隔を置いて、加熱すべきトレ
    イ(3)の下に密に配置されており、 かつマイクロ波処理の間に、トレイ(3)を、導波管
    (7,8)の出力接続開口(10)の上において往復運
    動させるコンベヤ装置(2)が設けられていることを特
    徴とする、トレイ(3)内に封入されたインスタント食
    品をマクロ波によって加熱する装置。
  15. 【請求項15】 導波管(7,8)の出力接続開口(1
    0)に対してトレイ(3)を正確に位置決めするための
    作動手段が設けられており、 コンベヤ装置の正確な往復運動のために作動手段が設け
    られており、このコンベヤ装置が、所定のプログラムに
    相応して、トレイ(3)をmmの精度に正確に所定の値
    だけ往復運動させ、 制御装置が設けられており、トレイ(3)が、その往復
    運動の間に出力接続開口(10)の上にあるときに、こ
    の制御装置が、マイクロ波を、所定のかつ常に同じでは
    ない時間的長さ及び強さの複数のパルスで、出力接続開
    口(10)から放出し、 その際、トレイ区画(4,5,6)の中央範囲に、縁範
    囲より多くのマイクロ波エネルギーが加えられることを
    特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 マイクロ波を発生するマイクロ波発生
    器が、オートクレーブ(1)の一方の側だけに取付けら
    れており、かつオートクレーブ(1)のこの側において
    この中に挿入されるそれぞれ1つの導波管(7,8)に
    結合されており、この導波管が、加熱すべきトレイ
    (3)の下に半波長よりわずかな間隔を置いて密に、マ
    イクロ波のための少なくとも1つの出力接続開口(1
    0)を有することを特徴とする、請求項14に記載の装
    置。
  17. 【請求項17】 それぞれのトレイ(3)に、少なくと
    も1つの対のマイクロ波発生器が付属しており、これら
    のマイクロ波発生器の導波管(7,8)が、異なった長
    さを有し、かつこれらのマイクロ波発生器の出力スリッ
    ト(10)が、互いにずらされて配置されていることを
    特徴とする、請求項14に記載の装置。
  18. 【請求項18】 導波管(7,8)が、圧力窓(12)
    を介してマイクロ波発生器に結合されていることを特徴
    とする、請求項14に記載の装置。
  19. 【請求項19】 コンベヤ装置(2)及びトレイ(3)
    に対する出力接続開口(10)の位置が、2つの導波管
    部分の間に設けられた別の導波管部分によって可変であ
    ることを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  20. 【請求項20】 マイクロ波エネルギーの供給が、所定
    の実時間プログラムにしたがって制御されていることを
    特徴とする、請求項14に記載の装置。
  21. 【請求項21】 制御のために中央演算装置が使用され
    ており、この中央演算装置が、少なくとも1つのデータ
    バスを介して個々のマイクロ波発生器を制御することを
    特徴とする、請求項14に記載の装置。
  22. 【請求項22】 トレイを加熱する装置内にプロセス演
    算装置が設けられており、このプロセス演算装置が、陽
    極電流の時間的経過の測定(陽極電流の時間に関する積
    分)を介して、送出されるマイクロ波エネルギーを計算
    し、かつ所定のプログラムにしたがって個々のマイクロ
    波発生器に供給すべき陽極電流を決定することを特徴と
    する、請求項14に記載の装置。
  23. 【請求項23】 トレイ区画が出力スリット(10)の
    上にあるときに、マイクロ波発生器(1)において陽極
    電流が投入されており、かつトレイ(3)がコンベヤ手
    段の運動の間に出力スリットの上の空間から外れたとき
    に、陽極電流が遮断されていることによって、 又はトレイ区画が出力スリット(10)の上にあるとき
    に、この発生器(1)において陽極電流が完全に又は考
    慮された強さで投入されており、かつトレイ(3)がコ
    ンベヤ手段の運動の間に出力スリットの上の空間から外
    れたときに、陽極電流が全出力の望ましくは10%のベ
    ース出力に低下されていることによって、 マイクロ波発生器がクロック及び/又はパルス動作で作
    動することを特徴とする、請求項21に記載の装置。
  24. 【請求項24】 陽極電流が、出力スリット(10)の
    上のトレイ(3)の位置に応じて、異なった強さで流
    れ、望ましくは照射すべきトレイ区画(4,5,6)が
    出力スリット(10)の上の中央にあるときに、最大の
    強さで流れることを特徴とする、請求項21に記載の装
    置。
  25. 【請求項25】 それぞれのトレイ(3)が、マイクロ
    波処理の間に、1つより多くののずらされた対の出力接
    続開口(10)の上において動かされていることを特徴
    とする、請求項14に記載の装置。
  26. 【請求項26】 コンベヤ装置上におけるトレイ(3)
    相互の間隔が、導波管対(7,8)相互の間隔に正確に
    対応していることを特徴とする、請求項14に記載の装
    置。
  27. 【請求項27】 コンベヤ装置上におけるトレイ(3)
    相互の間隔が等しいことを特徴とする、請求項14に記
    載の装置。
  28. 【請求項28】 コンベヤ装置上におけるトレイ(3)
    が、すべて同じ角度位置に位置決めされていることを特
    徴とする、請求項14に記載の装置。
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