JP2020181756A - マイクロ波熟成装置 - Google Patents

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【課題】食品を安全かつ高速に熟成させることができるとともに、省スペース化を図ることできる、マイクロ波熟成装置を提供する。【解決手段】食品を収納する熟成室、熟成室にマイクロ波を照射する照射口を有するを有するマイクロ波熟成部と、照射口に接続されたマイクロ波発振部と、熟成室内を冷却するための冷媒が流通する冷媒流路と、を備えるマイクロ波熟成装置であって、冷媒流路は、熟成室の壁部と直に接しており、冷媒流路を流通する冷媒により熟成室内の空気を冷却する、マイクロ波熟成装置。【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロ波を照射して食品を熟成させる、マイクロ波熟成装置に関する。
近年、牛肉を一定期間熟成させることで牛肉のうま味などを増大させた、いわゆる熟成肉が広く知られるようになり、その需要が増大している。牛肉を熟成させる場合には、本来40℃程度で熟成することがうま味などを引き出す点から好ましいが、菌の増殖による腐敗を抑制するために、通常は、1℃などの低温で熟成が行われている(特許文献1参照)。
特開2015−123057号公報 特願2017−215296号公報
従来技術では、低温で熟成を行うため、熟成が完成するまでに長時間(長い場合には90〜180日)を要してしまうという問題があった。また、熟成期間が長くなるほど、低温でも菌による腐敗が表面から進み、その分、表面をそぎ落とすトリミングの量が多くなり、歩留まりが悪くなるという問題があった。
このような問題に対して、発明者は、鋭意研究を行い、マイクロ波を照射することで、食品外部を低温に維持しながら食品内部を高温にすることで、腐敗を抑制しながらも、食肉の熟成を促進させることができるマイクロ波熟成装置を発明した(特許文献2参照)。しかしながら、発明したマイクロ波熟成装置は、図2に示すように、冷却器で冷却した冷気を熟成室まで移送する構成であったため、装置が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、食品を安全かつ高速に熟成させることができるとともに、省スペース化を図ることできる、マイクロ波熟成装置を提供することを課題とする。
本発明に係るマイクロ波熟成装置は、食品を収納する熟成室と、前記熟成室内にマイクロ波を照射するマイクロ波発振部と、前記熟成室内を冷却するための冷媒を冷却する冷却器と、前記冷却器で冷却された冷媒が流通する冷媒流路と、食品が熟成するように、マイクロ波発振部および冷却器の動作を制御する制御部と、を備えるマイクロ波熟成装置であって、前記冷媒流路は、前記熟成室の壁部と直に接しており、前記冷媒流路を流通する冷媒により前記壁部を介して前記熟成室内の空気を冷却する。
上記マイクロ波熟成装置において、前記熟成室は、壁部に通気孔を有しないように構成することができる。
上記マイクロ波熟成装置において、前記冷媒流路が、前記熟成室の壁部と断熱部との間に挟持されているように構成することができる。
上記マイクロ波熟成装置において、前記熟成室内に送風ファンをさらに有するように構成することができる。
上記マイクロ波熟成装置において、前記制御部が、熟成時に、食品の表面温度を5℃未満なるように前記冷却器および/または前記送風ファンの動作を自動制御するように構成することができる。
上記マイクロ波熟成装置において、前記制御部が、熟成時に、食品の表面温度と内部温度との温度差を3℃以上となるように前記マイクロ波発振部、前記冷却器および前記送風ファンの動作を自動制御するように構成することができる。
上記マイクロ波熟成装置において、前記マイクロ波発振部は、熟成時に、マイクロ波を1時間以上照射するように構成することができる。
上記マイクロ波熟成装置において、UVランプをさらに備えるように構成することができる。
上記マイクロ波熟成装置において、活性炭フィルターをさらに備えるように構成することができる。
本発明によれば、食品を安全かつ高速に熟成させることができるとともに、装置の省スペース化を図ることできる。
従来の実施形態に係るマイクロ波熟成装置の構成図である。 本実施形態に係るマイクロ波熟成装置の構成図である。
図1は、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置の構成図である。本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1は、ドライエイジングおよびウェットエイジングが可能な装置であり、肉類(ハムなどの加工肉食品を含む)、魚介類、チーズなどの乳製品、コーヒー豆などの豆類、野菜類、果物類、麺類、パン類、ワインなどの酒類、発酵食品(味噌や醤油などの発酵調味料を含む)などを熟成させることができる。マイクロ波熟成装置1は、図1に示すように、冷却器10、冷媒流路20、マイクロ波発振部30、熟成室40、断熱部50、制御部60、およびUVランプ70を備える。
冷却器10は、図1に示すように、冷媒流路20と接続しており、冷媒流路20を循環する冷媒を冷却する。なお、冷却器10としては、たとえば、コンプレッサーやコンデンサーなどを有し、外部との熱交換により冷媒を冷却することができる公知の装置を用いることができる。
冷媒流路20は、冷却器10と接続しており、熟成室40の内部空間の空気を冷却するための冷媒が循環する。冷媒流路20は、熟成室40の壁部41と直に接しており、冷媒流路20を循環する冷媒が、熟成室40の壁部41と熱交換を行うことで、熟成室40の壁部41が冷却され、壁部41と接する熟成室40内の空気が冷却される。そして、熱交換を行い温まった冷媒は、再度、冷却器10へと戻り、冷却器10により冷却されることとなる。なお、冷媒は、特に限定されず、たとえばHFC(ハイドロフルオロカーボン)やHC(ハイドロカーボン)などを用いることができる。
マイクロ波発振部30は、食品Mに照射するためのマイクロ波を発振する。マイクロ波発振部30として、マグネトロンを使用した発振器を用いることもできるが、本実施形態では、マグネトロンと比べて高い周波数および出力安定度が得られる、半導体素子を用いたソリッドステート方式の発振器を用いる。マイクロ波発振部30は、周波数を2.4〜2.5GHzの間で連続的に変化させて、マイクロ波を発振する。マイクロ波発振部30で発振されたマイクロ波は、ケーブル31を介して、熟成室40の照射口42から熟成室40内に照射される。なお、マイクロ波の周波数を2.4〜2.5GHzの間で連続的に変化させることで熟成室40での電磁界の分布が均一化されるため、食品Mにも均一な分布でマイクロ波が照射され、食品Mの均一加熱(均一熟成)を促進することができる。
熟成室40には、熟成するための食品Mが載置される。マイクロ波発振部30により発振されたマイクロ波は、ケーブル31を介して、照射口42から熟成室40内に照射され、熟成室40内に載置された食品Mを均一加熱する。本実施形態においては、照射口42に、小型で利得が高いパッチアンテナ(平面アンテナ)が取り付けられており、これにより、マイクロ波発振部30により発振されたマイクロ波が熟成室40内に照射される。また、熟成室40の壁部41には、冷媒流路20が直に接しており、冷媒流路20を流通する冷媒が熟成室40の壁部41を冷却し、壁部41が壁部41と接触する熟成室40内の空気を冷却することで、食品Mを表面から冷却することができる。これにより、食品Mの内部温度を食品Mの表面温度よりも高くすることが可能となる。
また、熟成室40は、図1に示すように、ファン43および扉44を備えている。ファン43は、たとえばドライエイジングに適した風量(たとえば0.5〜10.0m/秒)で送風を行うことができるものを採用することができる。ファン43は、熟成室40内の空気を対流させることで、冷媒により冷却された冷気を食品Mに当てることができ、これにより、食品Mの表面を効率良く冷却することができる。また、扉44は、マイクロ波が外部に漏洩することを防止するために、チョーク構造を有しており、外部から開閉可能となっている。なお、チョーク構造は公知の構造とすることができる。ユーザは、扉44を開け閉めして、熟成を行う食品Mを熟成室40に出し入れすることができる。また、熟成室40の壁部41の内面(内壁)の全ての面には、マイクロ波を反射するための反射板が設置されている。熟成室40には、テフロン(登録商標)やポリプロピレンなどのマイクロ波透過性材により構成された任意の形状の棚を設置してもよい。またステンレスなどの金属材料を使用する場合は、間隔が20mm以上の格子状の棚や、直径20mm以上の開口部を持つパンチングメタル形状の棚を設置しても良い。
断熱部50は、冷媒流路20を流通する冷媒が熟成室40に到達する前に外気と熱交換してしまうことを抑制するための部材である。断熱部50は、図1に示すように、冷媒流路20と直に接しており、熟成室40の壁部41と伴に冷媒流路20を挟持する。断熱部50の素材としては、特に限定されず、たとえば発泡スチロールやウレタンなどを用いることができる。
制御部60には、熟成させる食品Mの表面温度および内部温度がそれぞれ所定の温度となるように温度制御を行うプログラムが組み込まれている。具体的には、制御部60は、冷却器10、マイクロ波発振部30およびファン43の動作を制御することで、冷却器10による冷気の温度、マイクロ波発振部30によるマイクロ波の出力、ファン43の風量を制御して温度制御を行う。たとえば、制御部60は、マイクロ波発振部30のマイクロ波の出力を高くすることで食品Mの内部温度を高くすることができ、また、冷却器10による冷気の温度を低くし、あるいは、ファン43の風量を高くすることで食品Mの表面温度を低くすることができる。
また、制御部60は、マイクロ波発振部30によるマイクロ波の発振を制御することができる。たとえば、制御部60は、マイクロ波発振部30を一定の出力値および一定の周波数に固定して発振させる固定照射に加えて、短い周期(たとえば数ミリ秒周期)でマイクロ波発振部30に発振と停止とを繰り返させる間欠照射や、マイクロ波発振部30の周波数を経時的に変化させる掃引照射や、マイクロ波発振部30の出力値を経時的に変化させる連続照射を行わせることができる。また、制御部60は、マイクロ波の照射のON−OFFを一定時間(たとえば数時間)ごとに切り替えるように(間欠照射の場合は、間欠照射を行う期間と間欠照射を行わない期間とを一定時間ごとに切り替えるように)、マイクロ波発振部30を制御する構成とすることもできる。たとえば、制御部60は、マイクロ波を3時間照射した後、マイクロ波の照射を3時間停止し、同様に、マイクロ波の照射と停止とを3時間ごとに、たとえば熟成期間である7日間ずっと繰り返すように、マイクロ波発振部30を制御することができる。
また、制御部60は、食品Mの内部温度や表面温度を測定する温度センサ(例えば、マイクロ波環境下においても接触式で温度計測が可能な蛍光式光ファイバー温度計(安立計器株式会社製)や、非接触により赤外線や可視光線の強度を測定する放射型温度センサ)と接続し、温度センサの計測結果に基づいて、適宜温度制御を行う構成とすることもできる。
さらに、制御部60は、予め試験により、食品Mの重量および水分量と、食品Mの表面温度および内部温度を所定の温度とするための、冷却器10による冷気の温度、マイクロ波発振部30のマイクロ波の出力、ファン43の風量との関係を記憶しておき、熟成室40内に設置された重量計や非接触式の水分計から得た食品Mの重量や水分量に応じて、冷却器10による冷気の温度、マイクロ波発振部30のマイクロ波の出力、ファン43の風量を制御する構成とすることもできる。この場合、制御部60は、操作ボタンやタッチパネル等の入力装置を備えており、食品の種類(たとえば、牛肉、豚肉、鶏肉)や大きさなどの熟成対象食品情報を入力することで、食品の表面温度が凍結温度よりも低くなるような制御を自動で行うこともできる。
ここで、マイクロ波は誘電加熱により食品内部まで加熱するため、熟成室40でマイクロ波を照射した場合、食品Mの表面に加えて食品Mの内部まで加熱することができる。食品Mの内部を温めることで食品Mの熟成を促進することができるが、食品Mの表面を温めることは食品Mの表面に付着した菌の増殖を促すこととなる。これに対して、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、冷却機構、すなわち、冷却器10およびファン43の動作により食品Mの表面を冷却することで、食品Mの表面に付着した菌の増殖を抑制することができる。
特に、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、制御部60の制御により、加熱機構(マイクロ波発振部30)による食品Mの加熱と、冷却機構(冷却器10およびファン43)による食品Mの表面の冷却とを同時に行うことで、食品Mの表面温度が内部温度よりも低くなるように、加熱機構および冷却機構の動作が制御されている。具体的には、制御部60は、食品Mの表面温度が内部温度よりも低くなるように、冷却器10による冷気の温度、マイクロ波発振部30の出力、ファン43による風量を制御する。なお、食品Mを熟成している間中、マイクロ波を連続して照射する必要はなく、少なくとも1時間以上(好ましくは3時間以上、より好ましくは5時間以上)、マイクロ波の照射が行なわれる構成とすることができる。
UVランプ70は、紫外線を発生させる装置である。本実施形態では、UVランプ70を熟成室33内に直接設置することで、食品Mの熟成中に、UVランプ70で発生させた紫外線を、熟成室40内に置かれた食品Mの表面に直接照射することができる。このように、熟成中に、紫外線を食品Mの表面に照射することで、食品Mの表面に存在する菌の増殖をより抑制することができる。なお、制御部60は、UVランプ70の動作も制御することができる。たとえば、制御部60は、熟成を開始したタイミングまたは扉44を(開けた後に)閉じたタイミングから、一定時間(たとえば数時間)、UVランプ70に紫外線を照射させるように制御を行うことができる。
以上のように、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、マイクロ波発振部30から照射されたマイクロ波による食品内部の加熱と、冷媒流路20を流通する冷媒による食品表面の冷却とを同時に行うことで、食品Mの表面に存在する菌の増殖を抑制しながら、食品Mの熟成を促進することができる。すなわち、従来では、食品Mを低温下(たとえば1℃)において熟成させることで、食品Mの表面に存在する菌の増殖を抑制しながら熟成を行っていたが、マイクロ波を照射していないため、食品Mの内部温度も表面温度と同じ温度となり、熟成に時間がかかってしまう(たとえば30日〜180日程度)という問題があった、また、低温でも菌による腐敗が表面から進むため、熟成に時間がかかるとその分、表面をそぎ落とすトリミングの量が多くなり、歩留まりが悪くなるという問題があった。しかしながら、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、食品Mにマイクロ波を照射しながら熟成することで、食品Mの内部を表面と同じく均一に加熱することができるため、マイクロ波発振部30による食品内部の加熱と、冷却器10およびファン43による食品表面の冷却とを同時に行うことで、食品Mの表面温度を低くしたまま、食品Mの内部温度だけを高くすることができる。これにより、従来と比べて、食品Mの表面に存在する菌の増殖を抑制することができるとともに、食品の熟成を促進することができる。
また、従来のマイクロ波熟成装置では、図2に示すように、冷却器で冷却した空気を熟成室まで移送する構成であったため、装置が大きくなってしまうという問題があった。これに対して、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、冷媒流路20が熟成室40の壁部41と直に接し、冷媒流路20を循環する冷媒の作用により壁部41を介して熟成室40内を冷却する構成としているため、装置の省スペース化を図ることもできる。また、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、従来のマイクロ波熟成装置において採用していた、冷却器から熟成室までの空間が不要となるため、冷却効率を向上させることもできる。さらに、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、従来と比べて、部品数が少なく全体の構成をシンプルにできるため、設計が容易になり、また、清掃などのメンテナンスが容易になるという効果も得られる。たとえば、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、霜が熟成室40内のみに発生するため、霜取り(ドレン排出)の構成をシンプルにすることができる。さらに、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、食品と触れる空気は熟成室40内のみを対流するため、食品Mに付着している菌が不必要に拡散せず、熟成室40の外側(従来の冷却器側)から菌が侵入し増殖してしまうことを防止することもできる。
さらに、本実施形態に係るマイクロ波熟成装置1では、熟成室40内にファン43を配置することで、熟成室40内の温度の均一に維持することができるとともに、熟成室40内の冷気を対流させることで、より効率良く食品Mの表面を冷却することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態例について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の記載に限定されるものではない。上記実施形態例には様々な変更・改良を加えることが可能であり、そのような変更または改良を加えた形態のものも本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば、上述した実施形態に加えて、活性炭フィルターを熟成室40内にさらに備える構成とすることができる。活性炭フィルターにより熟成室40内の臭いを除去することができる。
また、上述した実施形態に加えて、熟成室40に載置された食品Mの重量を測定する測定器を、熟成室40の下部に備える構成としてもよい。この場合、食品の重量変化に基づいて、食品の熟成度合を判断し、ユーザに提示する構成としてもよい。また、非接触式の水分計をさらに備え、食品の重量変化および食品の水分量変化に応じて、食品の熟成度合を判断する構成とすることもできる。
さらに、上述した実施形態では、マイクロ波の周波数を2.4〜2.5GHz(ISM周波数帯)とする構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば300MHz〜300GHzの範囲の周波数を用いることも可能である。
1…マイクロ波熟成装置
10…冷却器
20…冷媒流路
30…マイクロ波発振部
31…ケーブル
40…熟成室
41…壁部
42…照射口
43…ファン
44…扉
50…断熱部
60…制御部
70…UVランプ

Claims (9)

  1. 食品を収納する熟成室と、
    前記熟成室内にマイクロ波を照射するマイクロ波発振部と、
    前記熟成室内を冷却するための冷媒を冷却する冷却器と、
    前記冷却器で冷却された冷媒が流通する冷媒流路と、
    食品が熟成するように、マイクロ波発振部および冷却器の動作を制御する制御部と、を備えるマイクロ波熟成装置であって、
    前記冷媒流路は、前記熟成室の壁部と直に接しており、前記冷媒流路を流通する冷媒の作用により前記壁部を介して前記熟成室内の空気を冷却する、食品熟成用のマイクロ波熟成装置。
  2. 前記熟成室は、壁部に通気孔を有しない、請求項1に記載のマイクロ波熟成装置。
  3. 前記冷媒流路が、前記熟成室の壁部と断熱部との間に挟持されている、請求項1または2に記載のマイクロ波熟成装置。
  4. 前記熟成室内に送風ファンをさらに有する、請求項1ないし3のいずれかに記載のマイクロ波熟成装置。
  5. 前記制御部が、熟成時に、食品の表面温度を5℃未満なるように前記冷却器および/または前記送風ファンの動作を自動制御する、請求項4に記載のマイクロ波熟成装置。
  6. 前記制御部が、熟成時に、食品の表面温度と内部温度との温度差を3℃以上となるように前記マイクロ波発振部、前記冷却器および前記送風ファンの動作を自動制御する、請求項4または5に記載のマイクロ波熟成装置。
  7. 前記マイクロ波発振部は、熟成時に、マイクロ波を1時間以上照射する、請求項1ないし6のいずれかに記載のマイクロ波熟成装置。
  8. UVランプをさらに備える、請求項1ないし7のいずれかに記載のマイクロ波熟成装置。
  9. 活性炭フィルターをさらに備える、請求項1ないし8のいずれかに記載のマイクロ波熟成装置。
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