JP2003338768A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2003338768A
JP2003338768A JP2002146765A JP2002146765A JP2003338768A JP 2003338768 A JP2003338768 A JP 2003338768A JP 2002146765 A JP2002146765 A JP 2002146765A JP 2002146765 A JP2002146765 A JP 2002146765A JP 2003338768 A JP2003338768 A JP 2003338768A
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antenna
light emitting
light
housing
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JP2002146765A
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Hiroshi Yasuda
洋 安田
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Tu Ka Cellular Tokyo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 卓上等に置いた状態から取り上げたときに持
ち直しの動作が不要となり、操作性の良好な携帯電話機
を提供する。 【解決手段】 携帯電話機10の筐体11は、平面状の
第1の外面11aを有する。第1の外面11a側に、受
話スピーカ12、主表示部13及び主操作部14が配置
される。筐体11の第1の外面11aと反対側の第2の
外面11b側に副表示部16が配置される。携帯電話機
10は、待機状態において筐体11を卓上等の平面部2
3上に置く際に、第1の外面11a側を下向きにして平
面部23上に伏せ置きされるように、構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】筐体の第1の外面側に、受話スピーカ、
表示手段及び操作手段が配置された従来の携帯電話機
は、例えば家庭やオフィス等においては、待機状態にお
いて卓上等の平面部上に置くことが多い。この場合、従
来の携帯電話機では、通常は、着信時等において表示手
段の表示内容を容易に視認することができるように、受
話スピーカ、表示手段及び操作手段が配置された前記第
1の外面側を上にして携帯電話機を卓上等に置いておく
ことになる。
【0003】このため、発信又は着信時に、携帯電話機
を取り上げると、前記第1の外面側が掌側に面すること
になる。したがって、前記第1の外面側に配置された受
話スピーカを耳に当てたり、表示手段を視認したり、あ
るいは操作手段を操作したりするためには、携帯電話機
の面を入れ換えるための持ち直しの動作が必要になり、
操作性が悪かった。
【0004】また、携帯電話機は、一般的に、使用時に
人間の頭部との干渉をできるだけ回避するために、筐体
の前記第1の外面とは反対側の第2の外面側にアンテナ
収容部を備えている。しかしながら、前述したように筐
体の前記第1の外面側を上にして携帯電話機を卓上等に
おくと、アンテナ収容部が卓上等の平面部に接近するこ
とになるため、特に卓上等が導電体から構成されている
場合には、アンテナの性能が著しく劣化し、着信しにく
くなる。
【0005】さらに、従来の携帯電話機においては、筐
体から突出するアンテナ収容部は1つのみ備えており、
このアンテナ収容部は、一般的に携帯電話機の上部の一
側に配置されている。したがって、前記第1の外面側を
正面視した場合に、左右アンバランスなデザインとなっ
てしまう。
【0006】そして、従来の携帯電話機においては、ダ
イバーシティ受信用に2つのアンテナを備え、2つのア
ンテナを受信状態に応じて適宜に切換えることにより、
安定した受信を可能にしてようとしているが、一方のア
ンテナは筐体から突出するアンテナ収容部内に配置さ
れ、他方のアンテナは筐体内の基板上に配置されてい
る。したがって、基板上に配置されたアンテナの受信特
性はアンテナ収容部内に配置されたアンテナの受信特性
に比べて劣ることから、ダイバーシティ受信の効果を十
分に発揮し得ず、必ずしも十分な受信性能を得ることが
できなかった。
【0007】また、従来の携帯電話機においては、受信
強度を示す液晶表示が行われているに過ぎず、ダイバー
シティ受信における受信状況を的確に視認したり、当該
受信状況をデザイン的に優れた表示で視認したりするこ
とは、できなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述したよ
うな事情に鑑みてなされたもので、本発明は、卓上等に
置いた状態から取り上げたときに持ち直しの動作が不要
となり、操作性の良好な携帯電話機を提供することを目
的とする。
【0009】また、本発明は、待機状態において卓上等
に置いたときに、アンテナの受信性能を向上させること
ができる携帯電話機を提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、ダイバーシティ受信の
効果を十分に発揮させることができ、これにより受信性
能を向上させることができる携帯電話機を提供すること
を目的とする。
【0011】さらにまた、本発明は、多彩なデザインが
可能である携帯電話機を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、ダイバーシティ受信にお
ける受信状況を的確に視認することができる携帯電話機
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様による携帯電話機は、筐体が平
面状の第1の外面を有し、該第1の外面側に受話スピー
カ、主表示手段及び主操作手段が配置され、前記筐体の
前記第1の外面と反対側の第2の外面側に副表示手段が
配置され、待機状態において前記筐体を卓上等の平面部
上に置く際に、前記第1の外面側を下向きにして前記平
面部上に伏せ置きされるように構成されたものである。
【0014】この第1の態様によれば、第1の外面が平
面状であり、待機状態において卓上等に伏せ置きされる
ように構成されているので、待機状態において卓上等に
伏せ置きされる。したがって、発信又は着信時に、使用
者が携帯電話機を取り上げると、前記第2の外面が掌側
に面し、受話スピーカ、主表示手段及び主操作手段が配
置された第1の外面側は外側に露出することになる。こ
のため、第1の外面側に配置された受話スピーカを耳に
当てたり、主表示手段を視認したり、あるいは主操作手
段を操作したりする際に、携帯電話機の面を入れ換える
ための持ち直し動作が不要になり、操作性が良好にな
る。
【0015】さらに、第2の外面側に副表示手段が配置
されていることから、伏せ置き状態において、下向きの
主表示手段を視認することができなくても、上側に露出
している副表示手段により、伏せ置き時において視認す
べき又は視認することが好ましい最小限の表示(例え
ば、待機状態においては、時刻、電波強度、電池残量、
未読メール着信の有無等の表示。例えば、着信時には発
信者の電話番号等の発信者情報などの表示。)が可能と
なるので、伏せ置きによる格別の不都合は生じない。
【0016】本発明の第2の態様による携帯電話機は、
前記第1の態様において、前記第2の外面側に副操作手
段が設けられたものである。
【0017】この第2の態様によれば、伏せ置き状態に
おいて、下向きの主操作手段を操作することはできない
が、上側に露出している副操作手段により操作が可能と
なり、使用上の利便性が高まる。例えば、副操作手段が
着信操作部を含めば、着信時に着信操作を行なってから
携帯電話機を取り上げることにより、より迅速に着信操
作を行なうことができ、便利である。また、副操作手段
が、副表示手段に表示させる登録済みの相手先番号をス
クロールして選択させる操作部を含むとともに発呼操作
部を含めば、登録済みの相手先を副表示手段に選択表示
させて、発呼操作を行なうことが可能となり、これによ
り、伏せ置き状態のままで発呼を行なうことができ、便
利である。
【0018】本発明の第3の態様による携帯電話機は、
前記第1又は第2の態様において、前記第2の外面が、
前記第2の外面側を下向きにして前記平面部上に置いた
とき不安定となる形状を持つものである。
【0019】この第3の態様によれば、第2の外面が不
安定な形状であることから、第1の外面を上にして平面
部上に置くと、第2の外面の不安定な形状に基づいて、
筐体全体が揺動などをすることになり、すわりが悪くな
る。したがって、使用者は、当該携帯電話機を卓上等に
置く際には、必然的に伏せ置き状態にすることになる。
【0020】本発明の第4の態様による携帯電話機は、
前記第1乃至第3のいずれかの態様による携帯電話機に
おいて、前記第2の外面が、主として概略凸曲面状をな
すものである。
【0021】この第4の態様によれば、第2の外面が主
として概略凸曲面状であることから、第1の外面を上に
して平面部上に置くと、第2の外面の主として概略凸曲
面状に基づいて、筐体全体が揺動などをすることにな
り、すわりが悪くなる。したがって、使用者は、当該携
帯電話機を卓上等に置く際には、必然的に伏せ置き状態
にすることになる。そして、前述したように、使用者が
携帯電話機を伏せ置き状態から取り上げると、前記第2
の外面が掌側に面することになるが、前記第4の態様で
は、掌側に面する第2の外面が概略凸曲面状をなすの
で、掌に対する第2の外面のなじみが良くなり、使用感
が向上する。
【0022】本発明の第5の態様による携帯電話機は、
前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記伏せ
置き時に前記平面部に当接して前記主表示手段及び前記
主操作手段が前記平面部との間に隙間を生じさせる突起
部が、前記第1の外面側に設けられたものである。
【0023】この第5の態様によれば、伏せ置き状態に
おいて、突起部の存在により、第1の外面に配置された
主表示手段及び主操作手段が前記平面部上に直接に当接
することがない。したがって、伏せ置き状態にて主操作
手段が平面部との当接により誤って操作されてしまった
り、主表示手段及び主操作手段の表面が傷ついたり、そ
れらの表面に卓上等のゴミが付着したりすることが防止
される。
【0024】本発明の第6の態様による携帯電話機は、
前記第5の態様において、前記突起部は、前記第1の外
面の周縁付近に配置されたものである。
【0025】この第6の態様によれば、突起部が第1の
外面の周縁付近に配置されているので、第1の外面側の
全体を確実に保護することができるとともに、第1の外
面における受話スピーカ、主表示手段及び主操作手段の
配置が制限されるようなことはない。
【0026】本発明の第7の態様による携帯電話機は、
前記第5又は第6の態様において、前記突起部は、使用
者が前記受話スピーカに耳を当てたとき当該耳に触れな
い位置に配置されたものである。
【0027】この第7の態様によれば、使用者が第1の
外面に配置された受話スピーカに耳を当てたとき、第1
の外面に配置された突起部が耳に触れないので、突起部
が耳に当たって使用感が損なわれるようなことがない。
【0028】本発明の第8の態様による携帯電話機は、
前記第1乃至第7のいずれかの態様において、前記筐体
からそれぞれ突出する第1及び第2のアンテナ収容部を
有し、前記第1のアンテナ収容部内にダイバーシティ受
信用の第1のアンテナの少なくとも一部が収容され、前
記第2のアンテナ収容部内にダイバーシティ受信用の第
2のアンテナの少なくとも一部が収容されたものであ
る。
【0029】この第8の態様によれば、ダイバーシティ
受信用の2つのアンテナのうち、従来筐体内の基板上に
配置されていた一方のアンテナの少なくとも一部も筐体
から突出するアンテナ収容部内に収容されることになる
ので、ダイバーシティ受信用アンテナの受信性能が2つ
とも向上し、ダイバーシティ受信の効果が十分に発揮さ
れてより安定した通話又は通信を行なうことができると
ともに、2つのアンテナ収容部が筐体から突出している
ので、携帯電話機のより多彩なデザインが可能になる。
【0030】本発明の第9の態様による携帯電話機は、
前記第8の態様において、前記第1及び第2のアンテナ
収容部の基部が前記第2の外面側に配置されたものであ
る。
【0031】この第9の態様によれば、伏せ置き状態に
て、第1及び第2のアンテナ収容部が、卓上等の平面部
の表面から比較的遠い位置に位置することになるので、
平面部が導電体から構成されている場合であっても、ア
ンテナの性能劣化が低減され、より確実な着信が可能に
なる。
【0032】また、第1の外面が平面状であるので、当
該携帯電話機をスーツやYシャツの胸ポケット等に入れ
るような場合、身体側に第1の外面が向くように使用者
が無意識に扱う確率が高い。このため、前記第9の態様
では、ポケットでの携行時にも良好な通信状態(これ
は、アンテナが身体から比較的遠い位置に位置すること
による。)と、快適な身体への装着感との両立を得やす
いという利点もある。
【0033】本発明の第10の態様による携帯電話機
は、前記第9の態様において、前記第1及び第2のアン
テナ収容部は、前記筐体の前記第2の外面から実質的に
立ち上がった後に、前記第1の外面と略々平行な方向に
延びたものである。
【0034】この第10の態様によれば、第1及び第2
のアンテナ収容部が第2の外面から立ち上がっているこ
とにより、外部から観察したとき目立つためこれを強調
したデザインが可能となる。また、伏せ置き状態にて、
第1及び第2のアンテナ収容部が、卓上等の平面部の表
面からより遠い位置に位置することになるので、平面部
が導電体から構成されている場合であっても、アンテナ
の性能劣化がより低減され、より一層確実な着信が可能
になる。
【0035】本発明の第11の態様による携帯電話機
は、前記第9の態様において、前記第1及び第2のアン
テナ収容部は、前記筐体の前記第2の外面から実質的に
立ち上がることなく、前記第1の外面と略々平行な方向
に延びたものである。
【0036】この第11の態様によれば、第1及び第2
のアンテナ収容部が第2の外面から立ち上がらずに延び
ていることから、外部から観察したときアンテナ収容部
が目立つようなことはなく、さりげないデザインになる
とともに、例えば使用者が携帯電話機をポケット等に収
容する場合に、アンテナ収容部の筐体からの突出量が小
さくなるので、携帯性が向上することになる。
【0037】本発明の第12の態様による携帯電話機
は、前記第9乃至第12のいずれかの態様において、前
記第1及び第2のアンテナ収容部は、互いに同一又は対
称的な形状を持ち、互いに略々並行して延びたものであ
る。
【0038】この第12の態様によれば、携帯電話機全
体が、例えば、触覚を持つ昆虫、角のある動物あるいは
自動車のような新規なデザインとなることから、携帯電
話機の多様なデザイン的展開が可能になる。
【0039】本発明の第13の態様による携帯電話機
は、前記第8乃至第12のいずれかの態様において、第
1及び第2の発光表示部と、受信アンテナ選択信号に基
づきアンテナ選択状態に応じて、前記第1及び第2の発
光表示部のいずれか一方を選択的に発光させる手段と、
を備えたものである。
【0040】この第13の態様によれば、ダイバーシテ
ィ受信用の2つのアンテナの受信状態に応じて第1及び
第2の発光表示部のいずれか一方を選択的に発光させる
ことによって、受信状態が不安定なときには、2つの発
光表示部が頻繁に交互に切換えられて発光し、受信状態
が安定しているときには、2つの発光表示部の発光の切
換えが穏やかになるので、ダイバーシティ受信用アンテ
ナによる受信状態を容易かつ的確に視覚的に確認するこ
とができる。
【0041】本発明の第14の態様による携帯電話機
は、前記第13の態様において、前記第1の発光表示部
が前記第1のアンテナ収容部の先端付近に配置され、前
記第2の発光表示部が前記第2のアンテナ収容部の先端
付近に配置されたものである。
【0042】この第14の態様によれば、受信状態によ
る2つの発光表示部の切換え発光が目立つ位置で行なわ
れることになり、より一層確実に受信状態を視認するこ
とができるとともに、当該受信状態をデザイン的に優れ
た表示で視認することができる。
【0043】本発明の第15の態様による携帯電話機
は、前記第14の態様において、前記発光させる手段
は、第1及び第2の発光素子と、アンテナ選択信号に基
づきアンテナ選択状態に応じて、前記第1及び第2の発
光素子のいずれか一方を選択的に発光させる発光制御部
と、前記第1の発光素子からの光を前記第1の発光表示
部へ導く第1の導光部材と、前記第2の発光素子からの
光を前記第2の発光表示部へ導く第2の導光部材と、を
含むものである。
【0044】この第15の態様によれば、第1及び第2
のアンテナ収容部の先端付近にそれぞれ配置された第1
及び第2の発光表示部に、第1及び第2の発光素子から
の光を第1及び第2の導光部材にてそれぞれ導くので、
第1及び第2のアンテナ収容部内に第1及び第2の発光
素子を発光させるための配線を設ける必要がなくなる。
したがって、そのような配線に起因してアンテナの受信
性能が劣化するようなことがない。
【0045】本発明の第16の態様による携帯電話機
は、前記第15の態様において、前記第1及び第2のア
ンテナがヘリカルアンテナであり、前記第1の導光部材
が前記第1のアンテナの中心部に挿通され、前記第2の
導光部材が前記第2のアンテナの中心部に挿通されたも
のである。
【0046】この第16の態様によれば、第1及び第2
の導光部材が第1及び第2のヘリカルアンテナの中心部
にそれぞれ挿通されているので、第1及び第2のアンテ
ナ収容部内の空間が有効に活用され、第1及び第2のア
ンテナ収容部を格別に大きくする必要がなくなる。もっ
とも、前記第8乃至第15の態様では、第1及び第2の
アンテナは、ヘリカルアンテナに限定されるものではな
く、任意のアンテナを採用し得る。
【0047】本発明の第17の態様による携帯電話機
は、前記第1乃至第16のいずれかの態様において、前
記伏せ置きの状態を検出する検出手段を備えたものであ
る。
【0048】この第17の態様によれば、前記検出手段
により伏せ置き状態を検出することができるので、検出
手段による検出結果に基づいて、伏せ置き状態と他の状
態とで異なる作動を行わせることが可能となる。
【0049】本発明の第18の態様による携帯電話機
は、前記第17の態様において、前記検出手段により前
記伏せ置き状態が検出されている場合に、前記主表示手
段の照明がオフされるものである。
【0050】この第18の態様によれば、伏せ置き状態
で主表示手段の照明がオフにされるので、電池の無駄な
消耗が低減される。伏せ置き状態では主表示手段が下向
きで視認不可能であるので、主表示手段の照明をオフに
しても何ら支障がない。
【0051】本発明の第19の態様による携帯電話機
は、前記第17又は第18の態様において、前記検出手
段により前記伏せ置き状態が検出されている場合に、前
記主操作手段が無効化されるものである。
【0052】この第19の態様によれば、伏せ置き状態
で主操作手段が無効化されるので、前記平面部上に突出
した物体等による主操作手段の意図しない誤操作を排除
することができる。伏せ置き状態では主操作手段が下向
きであり、本来、使用者が意図的に主操作手段を操作す
る可能性はない。
【0053】本発明の第20の態様による携帯電話機
は、本体の筐体からそれぞれ突出する第1及び第2のア
ンテナ収容部を有し、前記第1のアンテナ収容部内にダ
イバーシティ受信用の第1のアンテナの少なくとも一部
が収容され、前記第2のアンテナ収容部内にダイバーシ
ティ受信用の第2のアンテナの少なくとも一部が収容さ
れたものである。この第20の態様による携帯電話機
は、伏せ置きされるように構成された携帯電話機に限定
されるものではない。
【0054】この第20の態様によれば、ダイバーシテ
ィ受信用の2つのアンテナのうち、従来筐体内の基板上
に配置されていた一方のアンテナの少なくとも一部も筐
体から突出するアンテナ収容部内に収容されることにな
るので、ダイバーシティ受信用アンテナの受信性能が2
つとも向上し、ダイバーシティ受信の効果が十分に発揮
されてより安定した通話又は通信を行なうことができる
とともに、2つのアンテナ収容部が筐体の第2の外面か
ら突出しているので、携帯電話機のより多彩なデザイン
が可能になる。
【0055】本発明の第21の態様による携帯電話機
は、前記第20の態様において、第1及び第2の発光表
示部と、受信アンテナ選択信号に基づきアンテナ選択状
態に応じて、前記第1及び第2の発光表示部のいずれか
一方を選択的に発光させる手段と、を備えたものであ
る。
【0056】この第21の態様によれば、ダイバーシテ
ィ受信用の2つのアンテナの受信状態に応じて第1及び
第2の発光表示部のいずれか一方を選択的に発光させる
ことによって、受信状態が不安定なときには、2つの発
光表示部が頻繁に交互に切換えられて発光し、受信状態
が安定しているときには、2つの発光表示部の発光の切
換えが穏やかになるので、ダイバーシティ受信用アンテ
ナによる受信状態を容易かつ的確に視覚的に確認するこ
とができる。
【0057】本発明の第22の態様による携帯電話機
は、前記第21の態様において、前記第1の発光表示部
が前記第1のアンテナ収容部の先端付近に配置され、前
記第2の発光表示部が前記第2のアンテナ収容部の先端
付近に配置されたものである。
【0058】この第22の態様によれば、受信状態によ
る2つの発光表示部の切換え発光が目立つ位置で行なわ
れることになり、より一層確実に受信状態を視認するこ
とができるとともに、当該受信状態をデザイン的に優れ
た表示で視認することができる。
【0059】本発明の第23の態様による携帯電話機
は、前記第22の態様において、前記発光させる手段
は、第1及び第2の発光素子と、アンテナ選択信号に基
づきアンテナ選択状態に応じて、前記第1及び第2の発
光素子のいずれか一方を選択的に発光させる発光制御部
と、前記第1の発光素子からの光を前記第1の発光表示
部へ導く第1の導光部材と、前記第2の発光素子からの
光を前記第2の発光表示部へ導く第2の導光部材と、を
含むものである。
【0060】この第23の態様によれば、第1及び第2
のアンテナ収容部の先端付近にそれぞれ配置された第1
及び第2の発光表示部に、第1及び第2の発光素子から
の光を第1及び第2の導光部材にてそれぞれ導くので、
第1及び第2のアンテナ収容部内に第1及び第2の発光
素子を発光させるための配線を設ける必要がなくなる。
したがって、そのような配線に起因してアンテナの受信
性能が劣化するようなことがない。
【0061】本発明の第24の態様による携帯電話機
は、前記第23の態様において、前記第1及び第2のア
ンテナがヘリカルアンテナであり、前記第1の導光部材
が前記第1のアンテナの中心部に挿通され、前記第2の
導光部材が前記第2のアンテナの中心部に挿通されたも
のである。
【0062】この第24の態様によれば、第1及び第2
の導光部材が第1及び第2のヘリカルアンテナの中心部
にそれぞれ挿通されているので、第1及び第2のアンテ
ナ収容部内の空間が有効に活用され、第1及び第2のア
ンテナ収容部を格別に大きくする必要がなくなる。もっ
とも、前記第20乃至第23の態様では、第1及び第2
のアンテナは、ヘリカルアンテナに限定されるものでは
なく、任意のアンテナを採用し得る。
【0063】本発明の第25の態様による携帯電話機
は、ダイバーシティ受信用の第1及び第2のアンテナ
と、第1及び第2の発光表示部と、受信アンテナ選択信
号に基づきアンテナ選択状態に応じて、前記第1及び第
2の発光表示部のいずれか一方を選択的に発光させる手
段と、を備えたものである。この第25の態様による携
帯電話機は、伏せ置きされるように構成された携帯電話
機に限定されるものではない。
【0064】この第25の態様によれば、ダイバーシテ
ィ受信用の2つのアンテナの受信状態に応じて第1及び
第2の発光表示部のいずれか一方を選択的に発光させる
ことによって、受信状態が不安定なときには、2つの発
光表示部が頻繁に交互に切換えられて発光し、受信状態
が安定しているときには、2つの発光表示部の発光の切
換えが穏やかになるので、ダイバーシティ受信用アンテ
ナによる受信状態を容易かつ的確に視覚的に確認するこ
とができる。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、本発明による携帯電話機に
ついて、図面を参照して説明する。
【0066】[第1の実施の形態]
【0067】図1は、本発明の第1の実施の形態による
携帯電話機10を示す正面図である。図2は、図1に示
す携帯電話機10の背面図である。図3は、図1中のA
−A矢視図である。図4は、一部を概略的に透視した図
1中のB−B’矢視図であり、携帯電話機10の伏せ置
き状態を示している。
【0068】本実施の形態による携帯電話機10は、図
1乃至図4に示すように、筐体11と、筐体11の第1
の外面11a側に配置された受話スピーカ12、主表示
部13、主操作部14及びマイク15と、筐体11の第
1の外面11aとは反対側の第2の外面11b側に配置
された副表示部16、副操作部17及び2つのアンテナ
収容部18、19と、を備えており、待機状態において
筐体11を卓上等の平面部23に置く際に、第1の外面
11a側を下向きにして平面部23上に伏せ置きされる
ように構成されている。
【0069】本実施の形態では、主表示部13は、比較
的大型の液晶表示器で構成されている。主操作部14
は、従来の携帯電話機と同様に、発信キー14aと、終
話キー14bと、四方向操作ボタン14cと、4×3個
のキー(10個のテンキー、「♯」キー、「*」キー)
とから構成されている。
【0070】筐体11は、その内部に基板(図示せず)
上に構成された受信回路、送信回路等を含む回路部を収
容している。筐体11の第1の外面11aは、平面状に
形成されている。
【0071】筐体11の第1の外面11aの周縁付近
に、3個の突起部20,21,22が設けられている。
突起部20、21、22は、携帯電話機10が図4に示
すように伏せ置きされたときに、平面部23に当接して
主表示部13及び主操作部14と平面部23との間に隙
間を生じさせるように、適宜の高さを有するように例え
ば筐体11と一体に形成されている。本実施の形態で
は、突起部20、21、22は、使用者が携帯電話機1
0を持って受話スピーカ12に耳を当てて通話する際
に、使用者の耳に触れない位置(図示の例では、主表示
部13の両側及び筐体11の下端付近)に配置されてい
る。なお、突起部20,21,22の数や位置を適宜変
更してもよいことは、言うまでもない。
【0072】前記筐体11の第2の外面11bは、主と
して概略凸曲面状に形成されている。本実施の形態で
は、第2の外面11bは、具体的には、コンピュータの
ポインティングデバイスの1つであるマウスの表面形状
のような形状に形成されている。これにより、使用者が
携帯電話機10を手で持ったとき、第2の外面11bが
使用者の掌になじむように形成されているとともに、第
2の外面11bが平面部23上に下向きに置かれたとき
には、第2の外面11bの表面形状に基づいて、携帯電
話機10が平面部23上で不安定せずに揺動などをする
ようになっている。
【0073】本実施の形態では、副表示部16は、比較
的小型の液晶表示器により構成されており、伏せ置き状
態で主表示部13が見えないときに視認すべき又は視認
することが好ましい最小限の表示(例えば、待機状態で
は、時刻、電波強度、電池残量、未読メール着信の有無
等の表示。例えば、発呼時には、前もって登録されてい
る相手先等の表示。例えば、着信時には、発信元の電話
番号や登録名等の表示)を、それぞれ表示するように構
成されている。
【0074】本実施の形態では、副操作部17は、押し
ボタン機能付きのスクロールダイヤルで構成されてお
り、回転操作及び押操作により所定の操作を行なうこと
ができるようになっている。例えば、発呼時にこの副操
作部17としてのスクロールダイヤルを回転操作するこ
とにより、前もって登録されている複数の相手先を順次
に副表示部16に表示させることができるとともに、こ
のスクロールダイヤルを押操作することにより、副表示
部16に表示されている相手先に対して発呼を行なうこ
とができるようになっている。ここで、副操作部17
は、筐体11の第2の外面11bにて図2中の上下方向
に延びる中心線上に配置されており、使用者の利き手に
かかわらず、良好な操作性が得られるようになってい
る。
【0075】2つのアンテナ収容部18、19は、筐体
11からそれぞれ突出している。本実施の形態では、2
つのアンテナ収容部18、19は、互いに同一の形状を
持つように、例えば筐体11と一体に形成され、それら
の基部18a,19aがそれぞれ筐体11の第2の外面
11b側に配置されている。なお、アンテナ収容部1
8、19は、互いに対称的な形状を持ってもよいし、必
ずしも互いに同一又は対称的な形状を持っていなくても
よい。本実施の形態では、2つのアンテナ収容部18、
19は、第2の外面11bから実質的に立ち上がった
後、第1の外面11aの表面と略々平行に、そして互い
に並行して図2中の上方に向かって延びるように、形成
されている。
【0076】そして、これら2つのアンテナ収容部1
8、19には、それぞれアンテナの少なくとも一部が収
容されている。具体的には、一方のアンテナ収容部18
に、ダイバーシティ受信用の2つのアンテナのうち、送
信用アンテナとして共用される一方のアンテナ18b
(図6参照)の少なくとも一部が収容されており、ま
た、他方のアンテナ収容部19には、ダイバーシティ受
信用の他方のアンテナ19b(図6参照)の少なくとも
一部が収容されている。
【0077】これらのアンテナ18b,19bは、例え
ば、物理的長さを短縮するために、螺旋状のヘリカルア
ンテナ又はジグザグ状の導体から成るアンテナ素子によ
り構成されている。もっとも、アンテナ18b,19b
の種類は、これらの例に限定されるものではない。
【0078】本実施の形態による携帯電話機10は、2
つのアンテナ収容部18,19の先端付近にそれぞれ配
置された2つの発光表示部34a,34bを備えてい
る。これらの発光表示部34a,34bは、それらのい
ずれか一方が、受信アンテナ選択信号に基づきアンテナ
選択状態に応じて、選択的に発光されるようになってい
る。
【0079】次に、アンテナ収容部18の内部構造の具
体例について、図5を参照して説明する。アンテナ収容
部19の内部構造は、アンテナ収容部18の内部構造と
同じであるので、ここではアンテナ収容部18の内部構
造についてのみ説明する。図5はアンテナ収容部18の
内部構造の一例を示す概略斜視図である。
【0080】図5に示すように、アンテナ収容部18内
には、アンテナ18bの他に、発光ダイオード等の発光
素子31a、及び、発光素子31aからの光を発光表示
部34aへ導く導光部材32が、設けられている。本例
では、導光部材32は、ロッド部32aとその基端側の
光導入部32bとを有し、透光性樹脂等の材料で構成さ
れている。発光素子31aは、光導入部32bに対向配
置されている。発光素子31aからの光が、光導入部3
2bから導光部材32内に入り、ロッド部32aにより
発光表示部34aに導かれ、発光表示部34から表示光
として外部に照射される。本例では、ロッド部32aの
先端部自体が発光表示部34aとなっており、アンテナ
収容部18の先端から外部に突出されている。もっと
も、発光表示部34aは、ロッド部32aとは別個の部
材としてもよい。この場合、導光部材32として光ファ
イバ等を用いてもよい。ロッド部32aの先端部、すな
わち、発光表示部34aは、例えば粗面仕上げされてお
り、導光部材32内を伝播した光が当たることにより、
発光表示部34aで散乱され、発光表示を行なうように
なっている。したがって、発光表示部34aの発光表示
は、いずれの方向からでも視認することができる。
【0081】また、図5に示す例では、アンテナ18b
としてヘリカルアンテナが用いられ、その中心部に導光
部材32のロッド部32aが挿通され、導光部材32を
配置するためのスペースとして、ヘリカルアンテナの中
心部の空間が有効に活用されている。なお、図5におい
て、33はアンテナ18bのアンテナ給電入力端子であ
る。
【0082】図6は、携帯電話機10に搭載されている
検波後切り換え式ダイバーシティ受信部及び発光素子3
1a,31b(発光素子31bは、アンテナ収容部19
内に収容され図5中の発光素子31aに対応する発光素
子である。)の発光制御部を含む制御回路35を示すブ
ロック図である。
【0083】制御回路35は、図6に示すように、アン
テナ18b,19bからの受信信号をそれぞれ同調する
高周波部36a,36bと、各高周波部36a,36b
を局部発振させる局部発振器37と、各高周波部36
a,36bからの同調信号をそれぞれ増幅する中間周波
増幅部38a,38bと、各中間周波増幅部38a,3
8bからの増幅信号を検波する検波部39a,39b
と、各検波部39a,39bからの検波信号による電界
強度検出信号を比較する比較器40と、比較器40から
の比較結果信号(アンテナ選択信号)に基づいて、電界
強度が強い方のアンテナ18b又は19bからの検波出
力信号を選択して受信部41に入力させる受信路切換え
スイッチ42と、比較器40からの比較結果信号に基づ
いて、電界強度が強い方のアンテナ18b又は19b側
の発光素子31a又は31bを選択して発光させる発光
制御部43と、を有している。発光制御部43は、逆
に、電界強度が弱い方のアンテナ18b又は19b側の
発光素子31a又は31bを選択して発光させてもよ
い。これは、使用者は具体的にどちらのアンテナ18
b,19bの電界強度が強いかを必ずしも意識する必要
がなく、各アンテナ18b,19bによる受信状態を把
握できればよいからである。いずれにしても、発光制御
部43は、アンテナ選択信号に基づきアンテナ選択状態
に応じて、発光素子31a,31bのいずれか一方を選
択的に発光させる。
【0084】なお、アンテナ18bには、アンテナ18
bを送信用アンテナとして共用するために、高周波部3
6aと送信部44とを選択的に切換えるアンテナ共用器
45が接続されている。
【0085】さらに、携帯電話機10には、図1に示す
ように、伏せ置き状態を検出する伏せ置き検出部46が
設けられている。この伏せ置き検出部46は、例えば、
携帯電話機10が伏せ置きされたときにオフされるスイ
ッチ(伏せ置き時に平面部23に当たって作動する押し
ボタンスイッチと同様の自己復帰式の機械式スイッチ)
から構成されている。
【0086】そして、伏せ置き検出部46が携帯電話機
10の伏せ置き状態を検出したとき(オフのとき)、図
7に示すように、携帯電話機10の回路部(図示せず)
から主表示部13の照明部(バックライト等)13a及
び副表示部16の照明部(バックライト等)16aに供
給される駆動電圧のうち、主表示部13の照明部13a
に供給される駆動電圧のみが遮断されることにより、主
表示部13の照明がオフにされる。この場合、副表示部
16の照明は常にオンになっている。
【0087】これに対して、伏せ置き検出部46が携帯
電話機10の伏せ置き状態を検出したとき、図8に示す
ように、携帯電話機10の回路部(図示せず)から主表
示部13の照明部13a及び副表示部16の照明部16
aに供給される駆動電圧が、主表示部13側から副表示
部16側に切換えられるようにしてもよい。これによ
り、伏せ置き状態では、主表示部13の照明のみがオフ
にされ、伏せ置き状態でないときには、副表示部16の
照明のみがオフされる。
【0088】また、伏せ置き検出部46の検出信号を利
用して、主操作部14を無効化するようにしてもよい。
この際、前述した主表示部13及び副表示部16の照明
部13a,16aの場合と同様にして、伏せ置き状態の
ときのみ主操作部14を無効化するようにしてもよく、
また主操作部14と副操作部17を伏せ置き状態である
か否かに応じて交互に無効化するようにしてもよい。
【0089】なお、前記伏せ置き検出部46は、このよ
うな伏せ置き状態を機械的に検出するスイッチに限ら
ず、例えば前述した突起部20、21、22に設けられ
た接触センサや、第1の外面11aに設けられた照度セ
ンサ等を用いてもよい。このようなセンサを使用する場
合には、主表示部13及び副表示部16の照明部13
a,16aのオンオフ切換えや、主操作部14と副操作
部17の無効化切換えの制御は、センサからの検出信号
に基づいて論理回路やリレー等を使用して行なうことが
できる。
【0090】本実施の態様によれば、筐体11の第1の
外面11aが平面状であり、待機状態において卓上等の
平面部23に伏せ置きされるように構成されているの
で、図4に示すように、待機状態において卓上等の平面
部23に伏せ置きされる。特に、本実施の形態では、第
2の外面11bが第2の外面側を下向きにして前記平面
部上に置いたとき不安定となる形状を持つことから、使
用者は、当該携帯電話機を卓上等に置く際には、必然的
に伏せ置き状態にすることになる。したがって、発信又
は着信時に、使用者が携帯電話機10を取り上げると、
筐体11の第2の外面11bが掌側に面し、受話スピー
カ12、主表示部13及び主操作部14及びスピーカ1
5が配置された第1の外面11a側は外側に露出するこ
とになる。このため、第1の外面11a側に配置された
受話スピーカ12を耳に当てたり、主表示部13を視認
したり、あるいは主操作部14を操作したりする際に、
携帯電話機10の面を入れ換えるための持ち直し動作が
不要になり、操作性が良好になる。
【0091】また、使用者が携帯電話機10を伏せ置き
状態から取り上げると、第2の外面11bが掌側に面す
ることになるが、掌側に面する第2の外面11bが概略
凸曲面状をなすので、掌に対する第2の外面11bのな
じみが良くなり、使用感が向上する。
【0092】さらに、第2の外面11b側に副表示部1
6が配置されていることから、伏せ置き状態において、
下向きの主表示部16を視認することができなくても、
上側に露出している副表示部16により、伏せ置き時に
おいて視認すべき又は視認することが好ましい最小限の
表示が可能となるので、伏せ置きによる格別の不都合は
生じない。
【0093】さらにまた、伏せ置き状態において、下向
きの主操作部14を操作することはできないが、上側に
露出している副操作部17により操作が可能となり、使
用上の利便性が高まる。例えば、携帯電話機10の伏せ
置き状態にて使用者が発呼を行なう場合には、使用者
は、伏せ置き状態の携帯電話機10の上方に露出してい
る第2の外面11b側の副操作部17のスクロールダイ
ヤルを回転操作することにより、前もって登録されてい
る複数の相手先を順次に副表示部16に表示させる。そ
して、所望の相手先が副表示部16に表示されている状
態にて、使用者が副操作部17のスクロールダイヤルを
押操作することにより、伏せ置き状態のままで、所望の
相手先に対して発呼を行なうことができる。
【0094】また、本実施の形態によれば、第1の外面
11aに突起部20、21、22が設けられているの
で、伏せ置き状態において、主表示部13及び主操作部
14が直接に平面部23に当接することがない。したが
って、主表示部13や主操作部14にゴミ等が付着した
り、傷つくようなことがない。突起部20、21、22
は、使用者が受話スピーカ12に耳を当てたとき当該耳
に触れない位置に配置されているので、突起部20、2
1、22が耳に当たって使用感が損なわれるようなこと
がない。
【0095】さらに、本実施の形態では、2つのアンテ
ナ収容部18,19が筐体11から突出しており、これ
らの収容部18,19にそれぞれダイバーシティ受信用
のアンテナ18b,19bの少なくとも一部が収容され
ている。したがって、ダイバーシティ受信用アンテナ1
8b,19bの受信性能が2つとも向上し、ダイバーシ
ティ受信の効果が十分に発揮されてより安定した通話又
は通信を行なうことができるとともに、2つのアンテナ
収容部18,19が筐体11から突出しているので、携
帯電話機10のより多彩なデザインが可能になる。
【0096】さらにまた、アンテナ収容部18,19の
基部18a,19aが第2の外面11b側に配置されて
いるので、伏せ置き状態にて、アンテナ収容部18,1
9が、卓上等の平面部の表面から比較的遠い位置に位置
することになる。したがって、平面部23が導電体から
構成されている場合であっても、アンテナ18,19の
性能劣化が低減され、より確実な着信が可能になる。
【0097】また、アンテナ収容部18,19が第2の
外面11bから立ち上がっていることにより、外部から
観察したとき目立つためこれを強調したデザインが可能
となる。また、伏せ置き状態にて、アンテナ収容部1
8,19が、卓上等の平面部23の表面からより遠い位
置に位置することになるので、平面部23が導電体から
構成されている場合であっても、アンテナ18b,19
bの性能劣化がより低減され、より一層確実な着信が可
能になる。
【0098】さらに、アンテナ収容部18,19は、互
いに同一の形状を持ち、互いに並行して延びているの
で、携帯電話機10全体が、例えば、触覚を持つ昆虫、
角のある動物あるいは自動車のような新規なデザインと
なることから、携帯電話機10の多様なデザイン的展開
が可能になる。
【0099】さらにまた、伏せ置き状態にて、携帯電話
機10は、伏せ置き検出部46が伏せ置き状態を検出す
ることにより、主表示部13の照明がオフされ、あるい
は主操作部14が無効化されている。これにより、伏せ
置き状態においては、消費電力が軽減されるとともに、
平面部23上のゴミ等により主操作部14の操作部が押
下状態となっても、誤操作入力が行なわれるようなこと
はない。
【0100】また、本実施の形態によれば、ダイバーシ
ティ受信用の2つのアンテナ18a,18bの受信状態
に応じて発光表示部34a,34bのいずれか一方が選
択的に発光されるので、受信状態が不安定なときには、
2つの発光表示部34a,34bが頻繁に交互に切換え
られて発光し、受信状態が安定しているときには、2つ
の発光表示部34a,34bの発光の切換えが穏やかに
なる。したがって、ダイバーシティ受信用アンテナによ
る受信状態を容易かつ的確に視覚的に確認することがで
きる。
【0101】そして、発光表示部34a,34bはアン
テナ収容部18,19の先端付近にそれぞれ配置されて
いるので、受信状態による2つの発光表示部34a,3
4bの切換え発光が目立つ位置で行なわれることにな
り、より一層確実に受信状態を視認することができると
ともに、当該受信状態をデザイン的に優れた表示で視認
することができる。
【0102】発光表示部34a,34bと発光素子31
a,31bとの間に導光部材32がそれぞれ設けられて
いるので、アンテナ収容部18,19内に発光素子31
a,31bを発光させるための配線を設ける必要がなく
なる。したがって、そのような配線を流れる駆動電流に
起因してアンテナの受信性能が劣化するようなことがな
い。
【0103】なお、電話着信時の第2の外面11b側へ
の発光表示手段として、第2の外面11bを構成する部
材の少なくとも一部を透光性とし、それに着信時の表示
用発光素子からの光を導入することにより、第2の面2
の一部あるいは主要面に渡って光るようにし、夜間等の
視認性を高めることもできる。
【0104】[第2の実施の形態]
【0105】図9は、本発明の第2の実施の形態による
携帯電話機50を示す、一部を概略的に透視した図であ
り、図4に対応している。
【0106】本実施の形態による携帯電話機50が前述
した第1の実施の形態による携帯電話機10と異なると
ころは、携帯電話機10では、アンテナ収容部18,1
9が筐体11の第2の外面11bから実質的に立ち上が
った後に第1の外面11aの表面と略々平行にそして互
いに並行して延びているのに対し、携帯電話機10で
は、アンテナ収容部18,19が筐体11の第2の外面
11bから実質的に立ち上がることなく第1の外面11
aの表面と略々平行にそして互いに並行して延びている
点のみである。
【0107】この第2の実施の形態によれば、アンテナ
収容部18,19が第2の外面11bから実質的に立ち
上がらずに延びていることから、外部から観察したとき
アンテナ収容部があまり目立たず、さりげないデザイン
になるとともに、例えば使用者が携帯電話機50をポケ
ット等に収容する場合に、アンテナ収容部18,19の
筐体11からの突出量が小さくなるので、携帯性が向上
することになる。その他の点については、第2の実施の
形態によっても前述した第1の実施の形態と同様の利点
が得られる。
【0108】以上、本発明の複数の実施の形態について
説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定される
ものではない。
【0109】例えば、本発明では、アンテナ18b,1
9bは、アンテナ収容部18,19から引き出すような
ことはできないが、例えばアンテナ18b,19bがア
ンテナ収容部18、19から引き出されるような伸縮可
能な構成であってもよい。これにより、アンテナ18
b,19bの引出し時には、受信性能を向上させること
ができる。
【0110】また、上述した実施の形態においては、伏
せ置き状態で卓上等の平面部23に置かれるように構成
された携帯電話機10,50について説明したが、これ
に限らず、通常の筐体を有する携帯電話機にも本発明を
適用することができる。この場合、伏せ置き検出部46
は取り除かれ、また、副表示部16及び副操作部17も
取り除かれる。このような構成によれば、2つのアンテ
ナ収容部18、19を備えることにより、斬新な外観と
良好な受信性能を得ることができるとともに、発光表示
部34の点滅発光により受信状態を視覚的に把握するこ
とができる。
【0111】さらに、上述した実施の形態においては、
伏せ置き状態で卓上等の平面部23に置かれるととも
に、2つのアンテナ収容部18、19を備えた携帯電話
機10について説明したが、これに限らず、通常の筐体
を有するとともに、一つのアンテナ収容部のみを備えた
携帯電話機にも本発明を適用することができる。この場
合、伏せ置き検出部46及び一つのアンテナ収容部19
が取り除かれ、また副表示部16及び副操作部17も取
り除かれるとともに、アンテナ19bは、筐体内の回路
部が構成される基板上に実装される。また、発光表示部
34aは筐体の適当な箇所に配置される。このような構
成によれば、ダイバーシティ受信用の2つのアンテナの
受信状態に基づいて発光表示部34aが交互に発光する
ことにより、2つのアンテナの受信状態を視覚的に把握
することができる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
卓上等に置いた状態から取り上げたときに持ち直しの動
作が不要となり、操作性の良好な携帯電話機を提供する
ことができる。
【0113】また、本発明によれば、待機状態において
卓上等に置いたときに、アンテナの受信性能を向上させ
ることができる携帯電話機を提供することができる。
【0114】さらに、本発明によれば、ダイバーシティ
受信の効果を十分に発揮させることができ、これにより
受信性能を向上させることができる携帯電話機を提供す
ることができる。
【0115】さらにまた、本発明によれば、多彩なデザ
インが可能である携帯電話機を提供することができる。
【0116】また、本発明によれば、ダイバーシティ受
信における受信状況を的確に視認することができる携帯
電話機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による携帯電話機を
示す正面図である。
【図2】図1に示す携帯電話機の背面図である。
【図3】図1中のA−A矢視図である。
【図4】一部を概略的に透視した図1中のB−B’矢視
図である。
【図5】図1に示す携帯電話機のアンテナ収容部18の
内部構造の一例を示す概略斜視図である。
【図6】図1に示す携帯電話機に搭載されている制御回
路を示すブロック図である。
【図7】図1に示す携帯電話機における主表示部及び副
表示部の照明制御の一例を示す回路図である。
【図8】図1に示す携帯電話機における主表示部及び副
表示部の照明制御の他の例を示す回路図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による携帯電話機の
伏せ置き状態を示す、一部を概略的に透視した図であ
る。
【符号の説明】
10,50 携帯電話機 11 筐体 11a 第1の外面 11b 第2の外面 12 受話スピーカ 13 主表示部 14 主操作部 15 マイク 16 副表示部 17 副操作部 18,19 アンテナ収容部 18b,19b アンテナ 20、21、22 突起部 31a,31b 発光素子 32 導光部材 34a,34b 発光表示部 35 制御回路 36a,36b 高周波部 37 局部発振器 38a,38b 中間周波増幅部 39a,39b 検波部 40 電界強度検出信号比較器 41 受信部 42 受信路切換えスイッチ 43 発光制御部 44 送信部 45 アンテナ共用器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04M 1/02 C 5K059 1/23 1/23 Z 5K067 H04Q 7/32 H04B 7/26 V Fターム(参考) 5J046 AB10 AB12 BA10 5J047 AA04 AB10 AB12 FD01 5K011 AA01 AA06 AA09 DA17 HA06 5K023 AA07 CC01 GG12 HH05 LL05 5K027 AA11 BB04 EE00 5K059 CC03 DD02 DD07 DD16 DD23 5K067 AA34 BB04 DD43 DD44 FF23 KK03 KK17

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体が平面状の第1の外面を有し、該第
    1の外面側に受話スピーカ、主表示手段及び主操作手段
    が配置され、前記筐体の前記第1の外面と反対側の第2
    の外面側に副表示手段が配置され、待機状態において前
    記筐体を卓上等の平面部上に置く際に、前記第1の外面
    側を下向きにして前記平面部上に伏せ置きされるように
    構成されたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記第2の外面側に副操作手段が設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記第2の外面が、前記第2の外面側を
    下向きにして前記平面部上に置いた際に不安定となる形
    状を持つことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電
    話機。
  4. 【請求項4】 前記の第2の外面が、主として概略凸曲
    面状をなすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記伏せ置き時に前記平面部に当接して
    前記主表示手段及び前記主操作手段が前記平面部との間
    に隙間を生じさせる突起部が、前記第1の外面側に設け
    られたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記突起部は、前記第1の外面の周縁付
    近に配置されたことを特徴とする請求項5記載の携帯電
    話機。
  7. 【請求項7】 前記突起部は、使用者が前記受話スピー
    カに耳を当てた際に当該耳に触れない位置に配置された
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の携帯電話機。
  8. 【請求項8】 前記筐体からそれぞれ突出する第1及び
    第2のアンテナ収容部を有し、前記第1のアンテナ収容
    部内にダイバーシティ受信用の第1のアンテナの少なく
    とも一部が収容され、前記第2のアンテナ収容部内にダ
    イバーシティ受信用の第2のアンテナの少なくとも一部
    が収容されたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    かに記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2のアンテナ収容部の基
    部が前記第2の外面側に配置されたことを特徴とする請
    求項8記載の携帯電話機。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2のアンテナ収容部
    は、前記筐体の前記第2の面から実質的に立ち上がった
    後に、前記第1の外面と略々平行な方向に延びたことを
    特徴とする請求項9記載の携帯電話機。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2のアンテナ収容部
    は、前記筐体の前記第2の面から実質的に立ち上がるこ
    となく、前記第1の外面と略々平行な方向に延びたこと
    を特徴とする請求項9記載の携帯電話機。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2のアンテナ収容部
    は、互いに同一又は対称的な形状を持ち、互いに略々並
    行して延びたことを特徴とする請求項9乃至12のいず
    れかに記載の携帯電話機。
  13. 【請求項13】 第1及び第2の発光表示部と、受信ア
    ンテナ選択信号に基づきアンテナ選択状態に応じて、前
    記第1及び第2の発光表示部のいずれか一方を選択的に
    発光させる手段と、を備えたことを特徴とする請求項8
    乃至12のいずれかに記載の携帯電話機。
  14. 【請求項14】 前記第1の発光表示部が前記第1のア
    ンテナ収容部の先端付近に配置され、前記第2の発光表
    示部が前記第2のアンテナ収容部の先端付近に配置され
    たことを特徴とする請求項13記載の携帯電話機。
  15. 【請求項15】 前記発光させる手段は、第1及び第2
    の発光素子と、アンテナ選択信号に基づきアンテナ選択
    状態に応じて、前記第1及び第2の発光素子のいずれか
    一方を選択的に発光させる発光制御部と、前記第1の発
    光素子からの光を前記第1の発光表示部へ導く第1の導
    光部材と、前記第2の発光素子からの光を前記第2の発
    光表示部へ導く第2の導光部材と、を含むことを特徴と
    する請求項14記載の携帯電話機。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2のアンテナがヘリカ
    ルアンテナであり、前記第1の導光部材が前記第1のア
    ンテナの中心部に挿通され、前記第2の導光部材が前記
    第2のアンテナの中心部に挿通されたことを特徴とする
    請求項15記載の携帯電話機。
  17. 【請求項17】 前記伏せ置きの状態を検出する検出手
    段を備えたことを特徴とする請求項1乃至16のいずれ
    かに記載の携帯電話機。
  18. 【請求項18】 前記検出手段により前記伏せ置き状態
    が検出されている場合に、前記主表示手段の照明がオフ
    されることを特徴とする請求項17記載の携帯電話機。
  19. 【請求項19】 前記検出手段により前記伏せ置き状態
    が検出されている場合に、前記主操作手段が無効化され
    ることを特徴とする請求項17又は18記載の携帯電話
    機。
  20. 【請求項20】 本体の筐体からそれぞれ突出する第1
    及び第2のアンテナ収容部を有し、前記第1のアンテナ
    収容部内にダイバーシティ受信用の第1のアンテナの少
    なくとも一部が収容され、前記第2のアンテナ収容部内
    にダイバーシティ受信用の第2のアンテナの少なくとも
    一部が収容されたことを特徴とする携帯電話機。
  21. 【請求項21】 第1及び第2の発光表示部と、受信ア
    ンテナ選択信号に基づきアンテナ選択状態に応じて、前
    記第1及び第2の発光表示部のいずれか一方を選択的に
    発光させる手段と、を備えたことを特徴とする請求項2
    0記載の携帯電話機。
  22. 【請求項22】 前記第1の発光表示部が前記第1のア
    ンテナ収容部の先端付近に配置され、前記第2の発光表
    示部が前記第2のアンテナ収容部の先端付近に配置され
    たことを特徴とする請求項21記載の携帯電話機。
  23. 【請求項23】 前記発光させる手段は、第1及び第2
    の発光素子と、アンテナ選択信号に基づきアンテナ選択
    状態に応じて、前記第1及び第2の発光素子のいずれか
    一方を選択的に発光させる発光制御部と、前記第1の発
    光素子からの光を前記第1の発光表示部へ導く第1の導
    光部材と、前記第2の発光素子からの光を前記第2の発
    光表示部へ導く第2の導光部材と、を含むことを特徴と
    する請求項22記載の携帯電話機。
  24. 【請求項24】 前記第1及び第2のアンテナがヘリカ
    ルアンテナであり、前記第1の導光部材が前記第1のア
    ンテナの中心部に挿通され、前記第2の導光部材が前記
    第2のアンテナの中心部に挿通されたことを特徴とする
    請求項23記載の携帯電話機。
  25. 【請求項25】 ダイバーシティ受信用の第1及び第2
    のアンテナと、第1及び第2の発光表示部と、受信アン
    テナ選択信号に基づきアンテナ選択状態に応じて、前記
    第1及び第2の発光表示部のいずれか一方を選択的に発
    光させる手段と、を備えたことを特徴とする携帯電話
    機。
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