JP2003337833A - 情報共有システム - Google Patents

情報共有システム

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JP2003337833A
JP2003337833A JP2002144752A JP2002144752A JP2003337833A JP 2003337833 A JP2003337833 A JP 2003337833A JP 2002144752 A JP2002144752 A JP 2002144752A JP 2002144752 A JP2002144752 A JP 2002144752A JP 2003337833 A JP2003337833 A JP 2003337833A
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Tomohiko Imamura
友彦 今村
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Hitachi Information Systems Ltd
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Hitachi Information Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の担当者の明確にし、且つ効率的に情報
を共有化させること。 【解決手段】 サーバ10に、情報の検索に用いるキー
ワード,このキーワードの関連情報並びに当該キーワー
ド及びキーワード関連情報のキーワード担当者の情報を
関連付けて登録したデータベース11と、ネットワーク
50を介して接続された端末20からの指示に基づき前
記データベース11のキーワード関連情報及びキーワー
ド担当者情報を検索する情報検索手段122と、端末3
0から指定されたキーワードのキーワード関連情報を前
記データベース11に登録する関連情報登録手段123
と、端末20からの新規キーワード,この新規キーワー
ドの関連情報及び当該新規キーワードに係る担当者の情
報を前記データベース11へ登録する新規キーワード情
報登録手段123とを設けること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
共有化された情報を複数のクライアントが互いに利用す
ることができる情報共有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットやイントラネット
等のネットワークの発達に伴い、種々の情報をネットワ
ーク上のサーバに登録(蓄積)し、このサーバの情報を
複数のクライアントが互いに利用することができる。こ
こで、このようなネットワーク上で共有化されたサーバ
の情報の利用を図る為に、例えばインターネットにおい
ては、このインターネット上の情報を自動的に収集する
ロボット型の自動検索システムが使用されている。そし
て、これを利用することで、複数のサーバが所有してい
るインターネット上の多量の各種情報の中から誰もが所
望の情報を簡単に入手することができる。しかしなが
ら、このロボット型自動検索システムではその検索結果
に冗長な情報も含まれることが多い。これが為、効率良
く情報収集を行えない,即ち共有化されたネットワーク
上の情報の効率の良い利用を図り難い、という不都合を
生じさせていた。
【0003】そこで、共有化されたネットワーク上の情
報の効率の良い利用を図る為のシステムとして特開20
02−41339号公報に開示された「情報検索システ
ム」がある。この「情報検索システム」は、検索した情
報の重複を確認してから情報操作を行なうというユーザ
負担の軽減を図る為のシステムであって、新規の情報を
登録するのか、既存の情報を検索するのかの区別をユー
ザに意識させずに入力を開始できるようにし、且つユー
ザが登録する情報が既にデータベースに登録済みか否か
をシステムがチェックする、というものである。
【0004】ここで、企業内においては、業務上必要な
専門知識や過去の業務情報等の種々の情報をその社員が
蓄積、登録し、この登録情報を個々の社員が検索、参照
できる所謂情報共有システムが構築されている。この情
報共有システムにおいては、社員誰もが情報登録者にも
情報参照者にもなり得るので、情報の重複登録防止を図
る必要がある。そこで、この情報共有システムに上記
「情報検索システム」を適用することによって、情報登
録時の手間を省き、且つ情報の重複登録を防止すること
ができる。
【0005】一方、従来においては、上記「情報検索シ
ステム」の他に、人的資源(専門家のノウハウ)を活用
することにより、共有化された情報を効率良く提供する
というシステムが構築されている。この人的資源を活用
したシステムとしては次のようなものがある。例えばそ
の一例として「ALL About Japan」という検索サイトが
ある。この検索サイトは、編集経験者,ライター,研究
者,インストラクター,有資格者又はネット上の人気サ
イト作成者等で構成される「その道のプロ」が夫々の専
門分野の情報を収集して編集し、かかる専門家による種
々の情報からなるホームページを統一化された様式で公
開するものである。
【0006】また、他の例としては「デジタルニューデ
ィール」という検索サイトがある。この検索サイトは、
幅広い分野の技術情報を収集した「産業技術知識データ
ベース」と、この「産業技術知識データベース」と連携
して参加者同士が知識や情報を相互に利用し且つ交流す
る為の「産業技術知識プラットフォーム」とで構成され
たものである。ここで、その「産業技術知識データベー
ス」には高効率な検索プログラムが組み込まれており、
これを利用して必要な情報や最新の知識が速やかに取り
出せる仕組みになっている。また、その「産業技術知識
プラットフォーム」には専門知識を持つプラットフォー
ムマスターが種々の技術分野毎に配置されており、この
プラットフォームマスターが参加者からの相談や参加者
間の仲介を担当することによってコミュニケーションを
円滑に保つ役割を果たしている。
【0007】上述した二つの事例は、何れもテーマ毎に
そのテーマに関しての専門家が蓄積情報の管理や編集を
行なうことで、グローバルなインターネット・コミュニ
ティでの情報共有や情報交換、更には人と人とのネット
ワーク作りを可能にするものである。これが為、その運
営に当たっては高いレベルの専門知識を有するコアにな
る人材を設けることが前提となるが、何れの事例におい
てもインターネットという大きなコミュニティを対象と
しているので、情報共有の対象分野が多岐の分野に渡っ
てもコアとなる人材の確保が容易である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記特開2002−4
1339号公報に開示された「情報検索システム」にあ
っては、全てのユーザが同等の権限を有するという前提
の下にシステムの機能を提供するものであり、例えば全
てのユーザが平等に各テーマに関する登録情報の追加,
変更,削除等の権能を有する。しかしながら、この「情
報検索システム」においては、そのように登録情報につ
いての管理責任が明確でないので、登録情報の内容の安
定性や妥当性の確保等に欠ける、という不都合が生じて
しまう。また、企業内での情報共有システムには、社員
の誰もが容易に(効率的に)所望の専門知識を入手でき
るようして業務効率の向上に寄与することが求められ、
またそれに加えて、その情報の調査(入手や登録等)の
活動のなかでの専門家としての育成をも期待される。し
かしながら、上記「情報検索システム」を適用した情報
共有システムでは、各テーマについての専門家たる担当
者がいつまでも不明確のままである、という不都合があ
った。
【0009】一方、上記従来例に開示したグローバルな
インターネット・コミュニティでの情報の共有化を図る
システムにあっては、インターネットという大きなコミ
ュニティを対象としているので、上述した如く情報共有
の対象分野が多岐の分野に渡ってもコアとなるテーマ毎
の専門家等の人材の確保が容易である。しかしながら、
かかるシステムで例えば企業内の情報共有システムを構
築したとすると、通常この情報共有システムの利用者は
企業内の人間に限られるので、インターネットという大
きなコミュニティを対象とする従来例の如き場合と比し
て人材に限りがあり、必ずしも全ての情報に対して専門
家等のコアとなる人材を確保することができない、とい
う不都合が生じる。これは、企業内においてはインター
ネット・コミュニティと比してコアとなる知識を有した
専門家が少ないことに起因すると想定される。そこで、
かかる場合も、企業内では情報調査等の業務のなかでそ
の情報の専門家の育成を行う必要がある。
【0010】以上の如く、上記種々の企業内の情報共有
システムにおいては、テーマ毎の専門家が決められてい
ない又はそのような専門家が少ない。これが為、企業内
では情報調査等の業務のなかで専門家としての担当者の
育成を図るが、初心者が専門家たりうべき高レベルの知
識を保有するようになるのには時間を要してしまうの
で、専門家となるまでの間での情報の収集や共有化を図
り難い、という不都合が生じてしまう。また、システム
の利用者がある情報に関して調査する際に同じ情報を他
の者が調査しているか判らないので、無駄な重複調査を
行ってしまう可能性がある、という不都合が生じてしま
う。また、担当者の存在しない情報に関しての有益な関
連情報を入手しても、それを誰に伝えれば良いのか判ら
ないので、その情報が利用されず,即ち情報の共有化が
図れず無駄になってしまう、という不都合が生じてしま
う。
【0011】そこで、本発明は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、情報の初期の調査段階からその情報の
担当者の明確化が図れ、且つ効率的な情報の共有化とこ
の共有化された情報の有効利用が図れる情報共有システ
ムを提供することを、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明に係る情報共有システムでは、サーバに、情報の
検索に用いるキーワード,このキーワードの関連情報並
びに当該キーワード及びキーワード関連情報のキーワー
ド担当者の情報を関連付けて登録したデータベースと、
ネットワークを介して接続された端末からの指示に基づ
き前記データベースのキーワード関連情報及びキーワー
ド担当者情報を検索する情報検索手段と、前記端末から
指定されたキーワードのキーワード関連情報を前記デー
タベースに登録する関連情報登録手段と、前記端末から
の新規キーワード,この新規キーワードの関連情報及び
当該新規キーワードに係る担当者の情報を前記データベ
ースへ登録する新規キーワード情報登録手段とを設けて
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る情報共有システムの
一実施形態について図1から図24に基づいて説明す
る。
【0014】先ず、本実施形態の情報共有システムの構
成を図1を用いて説明する。この情報共有システムは、
各種情報が登録されているWWWサーバ10と、本シス
テムを利用して所望の情報を検索する一般利用者用の利
用者端末20と、担当している情報の管理を行う情報管
理担当者用の情報管理担当者端末30と、各情報管理担
当者の登録権限を持つ統括管理者用の統括管理者端末4
0と、上記WWWサーバ10と各端末20,30,40
を接続するインターネットやイントラネット等のネット
ワーク50とから構成される。ここで、上記利用者端末
20,情報管理担当者端末30及び統括管理者端末40
では夫々WWWブラウザ21,31,41が動作してい
る。
【0015】上記情報管理担当者とは、具体的にはある
テーマ内の情報(例えば「プロトコル」というカテゴリ
において担当している「SOAP」という技術情報)に
関連する情報を収集してWWWサーバ10への登録作業
を行う者のことをいう。ここで、本実施形態にあって
は、例えば「SOAP」という技術情報には情報検索に
使用する為の「SOAP」というキーワードが設定され
る。即ちWWWサーバ10に登録される上記情報にはこ
れに対応したキーワードが設定される。このことからす
ると、上記情報管理担当者は、自己の担当する情報に関
連する関連情報をキーワードで管理する者であるともい
える。これが為、以下においては、その情報管理担当者
を「キーワード担当者」、情報管理担当者端末30を
「キーワード担当者端末30」という。尚、このキーワ
ード担当者は、必ずしも一つのキーワード(即ち一つの
情報)を管理する者である必要はなく、例えばあるテー
マ内の種々のキーワード(即ち種々の情報)を管理する
者となる場合もある。かかる場合はキーワード担当者を
「テーマ担当者」と呼んでもよい。
【0016】上述した如く本実施形態にあっては、本シ
ステムを使用する者として一般利用者,キーワード担当
者及び統括管理者の三者に大別している。しかしなが
ら、これは説明の便宜上によるものであり、キーワード
担当者であっても自己の担当外の情報を検索する場合は
一般利用者であり、統括管理者やキーワード担当者であ
っても情報検索を行う場合は一般利用者である。また、
統括管理者が情報管理を兼務する(即ちキーワード担当
者の役割をも果たす)場合もあり、後述する如く一般利
用者がキーワード担当者となる場合もある。以上のこと
は、各端末20,30,40についても同様である。
尚、本実施形態にあっては、プロトコル,ネットワーク
やソフトウエア開発等のカテゴリ毎に統括管理者が決め
られているものとして例示する。
【0017】本システムのWWWサーバ10について説
明する。このWWWサーバ10は、図1に示す如く、種
々のデータが格納されたデータベース11と、後述する
各種処理を行う制御部12とを有する。
【0018】ここで、上記データベース11には、図1
に示す如く、ユーザ情報テーブル111と、ユーザ認証
情報テーブル112と、カテゴリ情報テーブル113
と、統括管理者情報テーブル114と、普及度テーブル
115と、キーワード関連情報テーブル116と、提供
情報テーブル117とが設けられている。以下に、これ
ら各テーブルについて説明する。
【0019】本実施形態のユーザ情報テーブル111
は、図2に示す如く、ユーザ(本システムの一般利用
者,キーワード担当者及び統括管理者)毎に付与された
ユーザIDを格納するユーザID列111aと、そのユ
ーザIDに該当するユーザの氏名情報を格納する氏名列
111bと、そのユーザの電子メールのアドレスを格納
する電子メールアドレス列111cとを有する各ユーザ
毎のレコードで構成されたものである。
【0020】また、本実施形態のユーザ認証情報テーブ
ル112は、図3に示す如く、上記ユーザ情報テーブル
111のユーザID列111aと同様のユーザID列1
12aと、そのユーザ毎に設定されたパスワードを格納
するパスワード列112bとを有する各ユーザ毎のレコ
ードで構成されたものである。
【0021】尚、本実施形態においては上記ユーザ情報
テーブル111及びユーザ認証情報テーブル112にお
けるユーザIDとして数字のみのユーザID番号を使用
するが、必ずしもこれに限定するものではない。
【0022】更に、本実施形態のカテゴリ情報テーブル
113は、図4に示す如く、プロトコルやネットワーク
等のカテゴリ毎に付与されたカテゴリ番号を格納するカ
テゴリ番号列113aと、そのカテゴリの名称を格納す
るカテゴリ名称列113bとを有する各カテゴリ毎のレ
コードで構成されたものである。
【0023】また、本実施形態の統括管理者情報テーブ
ル114は、統括管理者とその者が担当するカテゴリと
の対応関係を示すテーブルであって、図5に示す如く、
上記カテゴリ情報テーブル113のカテゴリ番号列11
3aと同様のカテゴリ番号列114aと、そのカテゴリ
を担当する統括管理者のユーザIDを格納するユーザI
D列114bとを有する各カテゴリ毎のレコードで構成
されたものである。
【0024】また、本実施形態の普及度テーブル115
は、図6に示す如く、あるキーワードがどの程度普及し
ているかの度合いを示す普及度列115aと、その普及
度の意味を示す意味列115bとを有する各普及度毎の
レコードで構成されたものである。尚、本実施形態にあ
っては普及度の数値が大きい程、普及率が高くなってい
るものとして例示する。
【0025】また、本実施形態のキーワード関連情報テ
ーブル116は、図7に示す如く、情報の検索等を行う
為のキーワードやこのキーワードの関連情報(以下、総
称して「キーワード情報」ともいう。)の項目を格納す
る項目列116aと、そのキーワード情報の説明を格納
する説明列116bと、そのキーワード情報を格納する
キーワード情報列116cとを有するキーワードのレコ
ード116A及びそのキーワードの関連情報のレコード
116Bで構成されたものである。ここで、このキーワ
ード関連情報テーブル116は、各キーワード毎に設け
られている。
【0026】また、本実施形態の提供情報テーブル11
7は、あるキーワードにつき当該キーワードの担当者で
ない他の利用者が関連情報を入手した際に、その利用者
が入手した関連情報をキーワード担当者に提供する為に
使用されるテーブルである。この提供情報テーブル11
7には、図8に示す如く、キーワードを格納するキーワ
ード列117aと、そのキーワードの担当者の氏名情報
を格納するキーワード担当者列117bと、そのキーワ
ードについて提供された情報(本実施形態では提供情報
の題名)を格納する提供情報列117cと、その提供情
報の提供者の氏名情報を格納する提供者列117dと、
その提供者のユーザIDを格納するユーザID列117
eと、添付資料(本実施形態における提供情報)に係る
情報を格納する添付資料列117fとが設けられてい
る。ここで、上記添付資料に係る情報とは、データベー
ス11に格納された添付資料を読み込む為の情報(例え
ばショートカットの如きもの)である。尚、この提供情
報テーブル117は、キーワード毎に作成してもよく、
種々のキーワードの提供情報に関する一つのテーブルと
して構成してもよい。
【0027】続いて、本システムの制御部12について
説明する。この制御部12は、図示しない主記憶装置
(メモリ)に読み込まれた本システムのプログラムに基
づいて図示しない中央処理装置(CPU)が後述する各
種処理を行うものである。この制御部12には、その各
種処理を行う為、本システムを使用する際の利用者のユ
ーザ認証を行うユーザ認証機能121と、データベース
11のキーワード情報のデータベース(キーワード関連
情報テーブル116)を検索するデータベース検索機能
122と、データベース11にキーワード情報を登録す
るデータベース登録機能123と、後述する画面を作成
する(例えばデータベース11から読み込んだキーワー
ド関連情報テーブル116の各レコードの情報に基づい
て図13に示すキーワード関連情報の参照画面64を生
成する)文書生成機能124と、後述するが如く利用者
にメールで通知するメール通知機能125とが設けられ
ている。
【0028】次に、本発明に係る情報共有システムの動
作を図9〜図24を用いて説明する。ここでは、この情
報共有システムをある企業内で使用した場合について例
示する。
【0029】本実施形態の情報共有システムは、企業内
で使用されるシステムであるから、予め承認された者の
みにより利用されるものである必要がある。これが為、
利用者(一般利用者,キーワード担当者又は統括管理
者)は、本システムを使用する際に先ず自己の端末2
0,30,40のWWWブラウザ21,31,41を用
いてユーザ認証を行う。このユーザ認証を行う際、各端
末20,30,40のWWWブラウザ21,31,41
には図9に示すユーザ認証画面60が表示される。そこ
で、利用者は、自己のユーザIDとパスワードをユーザ
認証画面60上のユーザID入力欄60aとパスワード
入力欄60bに入力し、認証釦60cを押下してWWW
サーバ10に送信する。そして、WWWサーバ10が、
ユーザ認証機能121により、受信したユーザID及び
パスワードの情報を図3に示すユーザ認証情報テーブル
112と対比してユーザ認証の可否を判断する。
【0030】以下に、利用者による本システムの使用態
様を説明する。
【0031】先ず、本システムを用いた情報の検索方法
を図19に示すフローチャートを用いて説明する。ここ
で、本システムにおいては図10〜12に示す三種類の
検索画面61〜63からキーワード関連情報を検索する
ことができる。一般利用者は、上述した如くユーザ認証
を行い(ステップST1)、利用者端末20のWWWブ
ラウザ21に表示された図示しない初期画面から所望の
検索種別を選択する(ステップST2)。これにより、
WWWサーバ10がデータベース検索機能122により
その選択された検索種別に応じた検索画面61,62又
は63を利用者端末20に送信するので、利用者端末2
0のWWWブラウザ21にはその検索画面61,62又
は63が表示される(ステップST3,ST4,ST
5)。
【0032】最初に図10に示す検索画面61からのキ
ーワード情報の検索方法を説明する。この検索画面61
は、利用者がキーワードの全部又はその一部を知ってい
る場合に使用する検索画面であって、キーワード又はそ
の一部を入力することで目的のキーワードに到達するこ
とを支援するものである。
【0033】一般利用者は、この検索画面61のキーワ
ード入力欄61aに目的のキーワード又はその一部を入
力して検索釦61bを押下する(ステップST6)。こ
れによりWWWサーバ10は、データベース検索機能1
22により、データベース11から上記キーワード入力
欄61aの入力情報に該当するキーワード関連情報テー
ブル116を読み込む。そして、そのデータベース検索
機能122により、読み込んだキーワード関連情報テー
ブル116の各レコードの情報に基づき検索結果を作成
して利用者端末20に送信する。これにより、利用者端
末20ではその検索結果が図10に示す検索結果欄61
cに表示される(ステップST7)。ここで、この検索
結果欄61cにはキーワード入力欄61aの入力情報に
該当するキーワード及びこのキーワードの関連情報が夫
々キーワード表示部61c及びキーワード関連情報表
示部61cに表示されるので、一般利用者はキーワー
ド担当者等の関連情報を参照することができる。尚、キ
ーワード関連情報表示部61cに表示されるキーワー
ド関連情報は、キーワード関連情報テーブル116にお
ける全ての関連情報を表示してもよく、図10に示す如
くその一部のみを表示してもよい。
【0034】このキーワード入力式の検索画面61を用
いたキーワード情報の検索方法を具体的に説明すると、
この検索画面61のキーワード入力欄61aには、目的
のキーワードが解っている場合は一般利用者がそのキー
ワードを入力し、また例えば目的のキーワードの頭文字
(例えば「W」)のみしか思い出せない場合は一般利用
者が図10に示す如く「W*」と入力して検索釦61b
を押下する。かかる場合の「*」とは任意の一つ又は複
数の文字に相当するである。これによりWWWサーバ1
0は、キーワードそのものを受信した場合、このキーワ
ードに該当するキーワード関連情報テーブル116を読
み込んで検索結果を作成して利用者端末20に送信す
る。また、頭文字に関する「W*」の情報を受信した場
合、頭文字が「W」のキーワードのキーワード関連情報
テーブル116を読み込んで図10に示す如き検索結果
を作成して利用者端末20に送信する。そして、このよ
うにして送信された検索結果が利用者端末20のWWW
ブラウザ21に表示される。
【0035】ここで、一般利用者がキーワード情報の詳
細を知りたい場合は上記検索結果から参照することがで
きる。例えば、図10に示す検索画面61に検索結果と
して表示された所望のキーワードを押下(ステップST
8)することによって、WWWサーバ10の制御部12
(例えばデータベース検索機能122)がそのキーワー
ドに該当するキーワード関連情報テーブル116をデー
タベース11から読み込む。そして、文書生成機能12
4により、その読み込んだキーワード関連情報テーブル
116の各レコードの情報に基づいて図13に示すキー
ワード関連情報の参照画面64を生成し、これを利用者
端末20に送信する。これにより利用者端末20のWW
Wブラウザ21にその参照画面64が表示(ステップS
T9)されるので、一般利用者はキーワード情報の詳細
を参照することができる。
【0036】次に、図11に示す検索画面62からのキ
ーワード情報の検索方法を説明する。この検索画面62
は、キーワード情報が表形式で列挙された画面であっ
て、種々のキーワードがキーワード表示部62aに、そ
のキーワードの関連情報がキーワード関連情報表示部6
2bに表示されるものである。一般利用者は、この検索
画面62から所望のキーワードを探し、そのキーワード
情報の詳細を知りたい場合、前述した図10に示す検索
画面61のときと同様に所望のキーワードを押下して図
13に示すキーワード関連情報の参照画面64を利用者
端末20のWWWブラウザ21に表示させる。
【0037】ここで、キーワード情報が多数あることか
ら一つの検索画面62に全てのキーワード情報が表示さ
れず、その画面上に所望のキーワードが存在しない場合
もある。かかる場合、この検索画面62はキーワード,
カテゴリや普及度等の各項目毎にソートできる機能を有
しているので、例えば、一般利用者がカテゴリは解るが
キーワードそのものを全く思い出せないときは、「カテ
ゴリ」の項目でソート(例えば画面上の「カテゴリ」を
押下)し、これにより表示された一覧を眺めることによ
り目的のキーワードに到達することができる。また、図
示しないが表示されている画面をスクロールしたり、次
画面を表示させる為の釦を押下することにより、所望の
キーワードの検索を行わせることも可能である。
【0038】次に、図12に示す検索画面63からのキ
ーワード情報の検索方法を説明する。この検索画面63
は、キーワードが階層形式で表示された画面であって、
主として一般利用者が特定のキーワードと密接に関連し
ていることは解るが目的のキーワードそのものを思い出
せない場合に使用するものである。具体的には、先ず関
連する特定キーワード(例えば検索画面63に表示され
た「HTTP」)を階層上から探し出し、そこから階層
を辿って目的のキーワード(例えば検索画面63に表示
された「SOAP」)に到達させることを支援する画面
である。
【0039】一般利用者は、この検索画面63の階層上
から関連する特定キーワードを探して目的のキーワード
に辿りつく。ここで、この階層上に目的のキーワードが
存在しない場合、一般利用者はその特定キーワードを押
下し、WWWサーバ10の制御部12にその特定キーワ
ードの階層情報からなる次の検索画面(図示略)を送信
させる。そして、利用者端末20のWWWブラウザ21
に表示されたその検索画面から目的のキーワードを探し
出す。尚、この検索画面上にも目的のキーワードが無い
場合は、上記と同様の操作を繰り返す。ここで、一般利
用者が目的のキーワードに辿りついた際には、このキー
ワードを押下することにより、図13に示すキーワード
関連情報の参照画面64を利用者端末20のWWWブラ
ウザ21に表示させることができる。
【0040】以上示した如く一つのキーワードに関する
関連情報を種々の形式で検索して参照できるので、ユー
ザビリティの向上を図ることができる。また、そのよう
な各種検索方法を用いて利用者が所望の情報をキーワー
ドで検索することにより、利用者はそのキーワードに関
するキーワード関連情報を取得することができる。これ
により利用者は、その情報の内容を知ることができるだ
けでなく、その情報の調査事例の有無やキーワード担当
者が誰であるかをも分散環境の中で迅速に知ることがで
きる。そして、これが為、利用者がその情報についての
調査を行おうとしていた場合に、同一の情報について重
複して調査してしまうという弊害を回避することが可能
となる。また、調査開始の段階から誰がどのキーワード
に関する情報の収集や管理を行なっているかが明確にな
るので、未然に重複調査を防止することも可能となる。
更に、これらに加えてその情報に関してのより深い情報
を知りたい場合には、キーワード担当者に問い合わせる
ことも可能となる。かかる場合、例えば図10,図11
又は図13に示す検索画面61,62又は参照画面64
上の該当するキーワード担当者を押下して、このキーワ
ード担当者宛の電子メールの作成画面を端末上に表示さ
せるよう構成することで直接の問い合わせもできる。
【0041】次に、本システムにおける情報の登録方法
を図20〜図23に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0042】ある分野の情報(キーワード)に関して有
益な関連情報を入手した場合、その関連情報をWWWサ
ーバ10上に登録することにより共有化を図り、これを
もって各種情報が各利用者に供されることが望ましい。
上記の如き関連情報は、本来的にはキーワード担当者が
逐次調査・収集してWWWサーバ10上に登録すべきも
のであるが、必ずしもその全ての関連情報を入手するこ
とは難しい。そこで、本システムでは、キーワード担当
者以外の者の得た情報もWWWサーバ10上に登録でき
るようにしている。即ち、本システムにあっては、情報
登録を、大別してキーワード担当者が関連情報を入手し
た場合又は他の利用者が関連情報を入手した場合の二種
類のルートで行うことができるようにしている。
【0043】先ずキーワード担当者ルートの情報登録に
ついて図20に示すフローチャートを用いて説明する。
【0044】自己の担当するキーワードの関連情報を入
手したキーワード担当者は、前述した如くキーワード担
当者端末30からユーザ認証を行い(ステップST1
1)、そのWWWブラウザ31に表示された図示しない
初期画面に担当しているキーワードを入力して、このキ
ーワードに係る登録画面65の表示を指示する(ステッ
プST12)。例えばその初期画面にはキーワード入力
欄と登録画面表示釦が設けられている。上記登録画面表
示指示が為されると、WWWサーバ10は、データベー
ス登録機能123により、データベース11から上記キ
ーワードに該当するキーワード関連情報テーブル116
を読み込み、このキーワード関連情報テーブル116の
各レコードの既存情報が入力された図14に示す登録画
面65を作成(この作成は文書生成機能124により行
ってもよい)してキーワード担当者端末30に送信する
(ステップST13)。これにより、その登録画面65
がキーワード担当者端末30のWWWブラウザ31に表
示される(ステップST14)。尚、図14に示す登録
画面65においては情報入力部65bが空欄であるが、
上記の如くしてWWWブラウザ31に表示された登録画
面65の情報入力部65bには該当する情報(キーワー
ド関連情報テーブル116の各レコードの既存情報)が
入力されているものとする。
【0045】キーワード担当者は、入手したキーワード
関連情報の入力箇所を表示させる為、登録画面65上の
基本情報,調査や事例等の大項目の選択釦65aの中か
ら所望の選択釦65aを選択し、その所望の大項目の情
報入力部65bを表示させる。そして、入手したキーワ
ード関連情報の入力や変更を情報入力部65bに行い、
登録釦65cを押下する(ステップST15)。尚、キ
ーワード関連情報の登録作業を中止する場合は登録画面
65上のキャンセル釦65dを押下すればよい。上記の
如く登録釦65cが押下されると、WWWサーバ10で
は、データベース登録機能123により、上記登録画面
65のキーワードに該当するキーワード関連情報テーブ
ル116をデータベース11から読み込み、このキーワ
ード関連情報テーブル116に登録画面65の各情報を
記録してデータベース11に格納する(ステップST1
6)。かかる場合、キーワード関連情報テーブル116
には、キーワード担当者端末30から送られてきた情報
入力部65bの新規入力情報又は変更情報のみの更新が
行われることが望ましい。
【0046】続いて、他の利用者ルートの情報登録につ
いて図21及び図22に示すフローチャートを用いて説
明する。尚、ここでは一般利用者が他の利用者となった
場合について説明する。
【0047】一般利用者は、あるキーワードに関して有
益な関連情報を入手した場合、前述した如くユーザ認証
(ステップST21)を行った後、そのキーワードの知
・不知に応じて図10〜図12に示す三種類の検索画面
61〜63の何れかから入手情報に係るキーワードを検
索する(ステップST22)。かかる検索作業により該
当する目的のキーワードが存在すれば、次に一般利用者
は、前述した如く利用者端末20のWWWブラウザ21
に表示された図10若しくは図11に示す検索画面61
若しくは62又は図13に示す参照画面64から、その
キーワードのキーワード担当者を確認する(ステップS
T23)。そして、その何れかの画面61,62,64
から目的のキーワードを選択し、その画面上の情報提供
釦61d,62c,64aを押下する(ステップST2
4)。
【0048】上記の如く情報提供画面表示指令が為され
ると、WWWサーバ10は、データベース登録機能12
3により、データベース11から上記選択されたキーワ
ードに該当するキーワード関連情報テーブル116を読
み込む。そして、そのデータベース登録機能123によ
り、このキーワード関連情報テーブル116のキーワー
ド及びキーワード担当者の情報をキーワード欄66a及
びキーワード担当者欄66bに入力した、図15に示す
情報提供画面66を作成してキーワード担当者端末30
に送信する(ステップST25)。
【0049】これにより、その情報提供画面66が利用
者端末20のWWWブラウザ21に表示される(ステッ
プST26)ので、一般利用者は、この情報提供画面6
6上の提供情報入力部66c及び情報提供者欄66f,
66gに夫々自己の入手した情報及び自己の氏名並びに
ID番号を入力し、情報提供釦66hを押下する(ステ
ップST27)。かかる場合にテキストファイルやワー
プロソフトのファイル等の資料を添付するのであれば、
添付釦66eを操作して添付資料欄66dに添付してか
ら情報提供釦66hの押下を行う。ここで、情報提供を
中止する場合は情報提供画面66上のキャンセル釦66
iを押下すればよい。
【0050】尚、本実施形態では、提供情報入力部66
cに提供情報の題名を入力し、提供情報自体は添付資料
のより提供するものとして例示している。また、本実施
形態にあっては情報提供者欄66f,66gに氏名及び
ID番号を入力することとしているが、この氏名及びI
D番号は、キーワード及びキーワード担当者の情報と同
様にWWWサーバ10から情報提供画面66が送られて
くる際に予め入力されていてもよい。更にまた、この情
報提供は、例えば統括管理者宛の電子メールを用いて行
ってもよい。
【0051】上記の如く情報提供釦66hが押下される
と、WWWサーバ10では、データベース登録機能12
3により、利用者端末20から送られてきた上記情報提
供画面66の情報に基づき図8に示す提供情報テーブル
117を作成してデータベース11に格納する(ステッ
プST28)。しかる後、このWWWサーバ10は、メ
ール通知機能125により、情報提供を受けたキーワー
ド担当者のメールアドレスをデータベース11の図2に
示すユーザ情報テーブル111から取得し、情報が提供
されたという内容の電子メールをそのキーワード担当者
宛てに送信する(ステップST29)。
【0052】上記電子メールにより情報が提供されてい
ることを知ったキーワード担当者は、図22に示す如く
キーワード担当者端末30上のWWWブラウザ31を用
いて前述したユーザ認証を行い(ステップST30)、
WWWサーバ10上に登録された提供情報を参照する。
例えば、電子メールには、提供情報を参照する為の画面
(図16に示す参照画面67)へリンクするURLアド
レスが添付されており、キーワード担当者がそのURL
アドレスにより参照画面67の読み込みを指示する(ス
テップST31)。かかる指示により、WWWサーバ1
0は、データベース登録機能123により、データベー
ス11から該当する提供情報テーブル117のレコード
を読み込み、図16に示す参照画面67を作成してキー
ワード担当者端末30に送信する(ステップST3
2)。これにより、その参照画面67がキーワード担当
者端末30のWWWブラウザ31に表示される(ステッ
プST33)。ここで、キーワード担当者端末30が添
付資料の確認を行う場合は、その表示箇所を押下する等
して指定し、WWWサーバ10のデータベース11から
読み込む。尚、この添付資料はステップST32の参照
画面67の送信と共にキーワード担当者端末30に送ら
れていてもよく、かかる場合は、その添付資料の表示箇
所を押下する等してファイルを開けばよい。
【0053】以上の如くして一般利用者(他の利用者)
から情報提供を受けたキーワード担当者は、その情報が
WWWサーバ10上への登録すべきものであれば、前述
した図20に示す登録方法により登録を行う。
【0054】次に、他の利用者による新規キーワードの
WWWサーバ10への登録方法について図23に示すフ
ローチャートを用いて説明する。
【0055】前述した如く本システムでは、他の利用者
があるキーワードに関して有益な情報を入手した場合、
そのキーワードの担当者に情報提供を行うことによりW
WWサーバ10上のキーワード関連情報の拡充を図るこ
とができる。しかしながら、WWWサーバ10上には全
てのキーワード情報が登録されているわけではない。そ
こで、本システムにあっては、以下の如くして新規キー
ワードに係る情報のWWWサーバ10への登録を行い、
WWWサーバ10上のキーワード情報の拡充もを図る。
【0056】先ず、一般利用者が図21に示すステップ
ST22の如くキーワード検索を行った際に目的のキー
ワードが無い場合、その利用者は、図10〜図13に示
す検索画面61〜63又は参照画面64の何れかの画面
の新規キーワード登録釦61e,62d又は63aを押
下する(ステップST41)。これによりWWWサーバ
10がデータベース登録機能123により図17に示す
新規キーワードの登録画面68を利用者端末20に送信
(ステップST42)するので、この利用者端末20の
WWWブラウザ21にその登録画面68が表示される
(ステップST43)。
【0057】この登録画面68には新規キーワード入力
部68a及びカテゴリ入力部68bが設けられているの
で、一般利用者は、入手した情報に該当するキーワード
をその新規キーワード入力部68aに、そのキーワード
に該当するカテゴリをカテゴリ入力部68bに入力す
る。ここで、このカテゴリ入力部68bへのカテゴリの
入力は、登録画面68上のカテゴリ選択釦68cを押下
することで表示される図4に示す六つのカテゴリからな
る一覧表(図示略)の中から選択して行ってもよい。続
いて一般利用者は、自分自身がキーワード担当者となる
のか又はキーワード担当者の選定を統括管理者に委任す
るのかを登録画面68上のキーワード担当者選択部68
dから選択して登録釦68eを押下する(ステップST
44)。
【0058】次にWWWサーバ10では、データベース
登録機能123により、利用者端末20から送られてき
た登録画面68のキーワード担当者選択部68dが何れ
のものであるかを判別する(ステップST45)。そし
て、自分(即ち一般利用者自身)である場合、その図1
4に示す登録画面65を作成して利用者端末20に送信
する(ステップST46)。かかる場合、新規キーワー
ド登録画面68の情報(新規キーワード及びカテゴリ)
やキーワード担当者(即ちかかる登録手続を行っている
一般利用者)の情報が入力された登録画面65を送信し
てもよい。上記の如くして送られてきた登録画面65は
利用者端末20のWWWブラウザ21に表示(ステップ
ST47)されるので、一般利用者は、入手した情報や
知り得る範囲内での情報を登録画面65の各入力箇所に
入力して登録釦65cを押下する(ステップST4
8)。これにより、WWWサーバ10では、データベー
ス登録機能123により、上記登録画面65のキーワー
ド情報に関するキーワード関連情報テーブル116を作
成してデータベース11に格納する(ステップST4
9)。
【0059】また、WWWサーバ10が上記ステップS
T45にて統括管理者に委任する旨が選択されていると
判別した場合は、図24に示す如く、データベース登録
機能123により、新規キーワード登録画面68のキー
ワード情報及びカテゴリ情報が記録されたキーワード関
連情報テーブル116を作成してデータベース11に格
納する(ステップST50)。ここで、かかる場合のキ
ーワードにはキーワード担当者が設定されていないの
で、キーワード関連情報テーブル116のキーワード担
当者のレコードには「<委任>」と記録される。
【0060】また、WWWサーバ10は、メール通知機
能125により、新規キーワード登録画面68のカテゴ
リ情報に該当する統括管理者のユーザIDを図4及び図
5に示すカテゴリ情報テーブル113及び統括管理者情
報テーブル114から取得し、このユーザIDに基づき
その統括管理者の電子メールアドレスを図2に示すユー
ザ情報テーブル111から取得する。しかる後、WWW
サーバ10は、そのメール通知機能125により、その
統括管理者宛てに新規キーワード及びこの新規キーワー
ドに関するキーワード担当者の選定が委託されている旨
を記載した電子メールを作成して送付する(ステップS
T51)。
【0061】統括管理者は、上記電子メールを受け取る
ことでキーワード担当者の登録要請を知り、ユーザ認証
の後にそのキーワードで前述した如く検索を行うと、そ
の検索結果たる図10,11に示す検索画面61,62
や図13に示す参照画面13のキーワード担当者欄には
「<委任>」と表示される。そこで、統括管理者は、統
括管理者端末40のWWWブラウザ41上からキーワー
ド担当者登録画面69の表示指令を行う(ステップST
52)。その指令は、例えば上記電子メールに添付され
てきたURLアドレス(キーワード担当者登録画面69
へリンクするURLアドレス)の押下により行う。かか
る指示により、WWWサーバ10は、データベース登録
機能123により、新規キーワード情報及びカテゴリ情
報が入力された図18に示すキーワード担当者登録画面
69を作成して統括管理者端末40に送信する(ステッ
プST53)。これにより、そのキーワード担当者登録
画面69が統括管理者端末40のWWWブラウザ41に
表示(ステップST54)されるので、統括管理者は、
選定したキーワード担当者の情報(名前やユーザID)
を登録画面69上のキーワード担当者入力部69aに入
力して登録釦69bを押下する(ステップST55)。
ここで、キーワード担当者の登録を中止する場合は登録
画面69上のキャンセル釦69cを押下すればよい。
【0062】上記の如くしてキーワード担当者の登録指
示が為されると、WWWサーバ10は、そのキーワード
に該当するキーワード関連情報テーブル116をデータ
ベース11から読み込む。そして、キーワード関連情報
テーブル116のキーワード担当者のレコードに登録画
面69のキーワード担当者の情報を記録してデータベー
ス11に格納する(ステップST56)。かかるキーワ
ード担当者の設定登録の際、WWWサーバ10は、メー
ル通知機能125により、登録されたキーワード担当者
に対して、統括管理者によってキーワード担当者に任命
された旨の電子メールを送付する(ステップST5
7)。
【0063】上記の如く任命されたキーワード担当者
は、前述した如くして、自身で収集したり、一般利用者
からの情報提供によりキーワード関連情報のWWWサー
バ10への登録を行い、その拡充を図る。
【0064】このように、本システムにおいては、新規
キーワードを登録する際、そのキーワードの関連情報の
管理者(キーワード担当者)として、キーワード登録者
たる利用者自身か、または別途統括管理者に設定依頼か
の何れかを選択指定できるようにしている。これが為、
利用者自身が自己の判断でキーワード担当者となること
も可能であるので、統括管理者の作業負担を軽減でき
る。また、必ずしも新規キーワードの登録者(利用者)
自身がキーワード担当者となる必要が無く、このキーワ
ード担当者の設定登録を統括管理者に委任することもで
きるので、利用者は新規キーワードの登録のみを行えば
よく、その簡便性から新規キーワードの登録促進を図る
ことも可能となる。
【0065】以上示した本実施形態に係る情報共有シス
テムを用いることによって、情報(キーワードやその関
連情報)とその管理者たるキーワード担当者とが関連付
けられるので、登録情報の内容の安定性や妥当性等の確
保ができる。また、検索結果としてキーワード担当者を
利用者に明示するので、一つの情報に対しての重複調査
を抑制することができる。また、そのキーワード担当者
に問い合わせることにより、その者の担当する情報のよ
り深い内容を知ることもできる。また、このシステム
は、種々の形式で情報検索を行えるのでユーザビリティ
に優れる。このように、本システムは、利用者が登録情
報を利用する際の利便性に富む。
【0066】更に、利用者が新規情報のキーワードを登
録する際のキーワード担当者の設定を選択指定でき、そ
の者自身がキーワード担当者とならずともよいので、担
当者になりたくない為に新規情報を公開しないというこ
とが無くなり、新規キーワードの登録促進を図ることが
可能となる。また、利用者自身がキーワード担当者とな
る場合は統括管理者の作業負担の軽減が図れる。このよ
うにして新たなキーワード担当者となった者は、関連情
報の収集等の調査作業の中でその情報の知識を拡大し、
その情報に関する専門家として育成されていく。これが
為、限られた人的資源の中で有用な人材と情報の拡充を
図ることができる。ここで、本システムにあってはキー
ワード担当者に対して利用者が取得したキーワード関連
情報を通知することができるので、そのキーワードに関
する関連情報の拡充を補助することが可能となるだけで
なく、例えばキーワード担当者が初心者である場合の早
期の登録情報の充実化やその者を専門家として育成する
為の補助が可能となる。このように、本システムは、簡
便且つ効率的な情報登録を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】本発明に係る情報共有システムによれ
ば、簡便に且つ効率的にネットワーク上の情報の共有化
が図れるようになり、充実した共有情報を利用者に供す
ることができる。また、情報の担当者が明確になるの
で、利用者は効率的に情報を検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報共有システムの一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】本実施形態の情報共有システムにおけるユーザ
情報テーブルの一例を示す説明図である。
【図3】本実施形態の情報共有システムにおけるユーザ
認証情報テーブルの一例を示す説明図である。
【図4】本実施形態の情報共有システムにおけるカテゴ
リ情報テーブルの一例を示す説明図である。
【図5】本実施形態の情報共有システムにおける統括管
理者情報テーブルの一例を示す説明図である。
【図6】本実施形態の情報共有システムにおける普及度
テーブルの一例を示す説明図である。
【図7】本実施形態の情報共有システムにおけるキーワ
ード関連情報テーブルの一例を示す説明図である。
【図8】本実施形態の情報共有システムにおける提供情
報テーブルの一例を示す説明図である。
【図9】本実施形態の情報共有システムにおけるユーザ
認証画面の一例を示す説明図である。
【図10】本実施形態の情報共有システムにおけるキー
ワード入力形式の検索画面の一例を示す説明図である。
【図11】本実施形態の情報共有システムにおける表形
式の検索画面の一例を示す説明図である。
【図12】本実施形態の情報共有システムにおける階層
形式の検索画面の一例を示す説明図である。
【図13】本実施形態の情報共有システムにおけるキー
ワード関連情報の参照画面の一例を示す説明図である。
【図14】本実施形態の情報共有システムにおけるキー
ワード関連情報の登録画面の一例を示す説明図である。
【図15】本実施形態の情報共有システムにおける情報
提供画面の一例を示す説明図である。
【図16】本実施形態の情報共有システムにおける提供
情報の参照画面の一例を示す説明図である。
【図17】本実施形態の情報共有システムにおける新規
キーワードの登録画面の一例を示す説明図である。
【図18】本実施形態の情報共有システムにおけるキー
ワード担当者の登録画面の一例を示す説明図である。
【図19】本実施形態の情報共有システムにおける情報
検索方法を説明するフローチャートである。
【図20】本実施形態の情報共有システムにおけるキー
ワード関連情報の登録方法を説明するフローチャートで
ある。
【図21】本実施形態の情報共有システムにおける情報
提供方法を説明するフローチャートである。
【図22】本実施形態の情報共有システムにおける情報
提供されたキーワード担当者の操作を説明するフローチ
ャートである。
【図23】本実施形態の情報共有システムにおける他の
利用者による新規キーワードの登録方法を説明するフロ
ーチャートである。
【図24】本実施形態の情報共有システムにおいて、統
括管理者にキーワード担当者の設定を委任した場合の新
規キーワードの登録方法を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 WWWサーバ 11 データベース 12 制御部 20 利用者端末 21,31,41 WWWブラウザ 30 キーワード担当者端末 40 統括管理者端末 50 ネットワーク 111 ユーザ情報テーブル 112 ユーザ認証情報テーブル 113 カテゴリ情報テーブル 114 統括管理者情報テーブル 115 普及度テーブル 116 キーワード関連情報テーブル 117 提供情報テーブル 121 ユーザ認証機能 122 データベース検索機能 123 データベース登録機能 124 文書生成機能 125 メール通知機能

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバに登録された情報をネットワーク
    を介して端末から利用する情報共有システムであって、 前記サーバに、 情報の検索に用いるキーワード,該キーワードの関連情
    報並びに当該キーワード及びキーワード関連情報のキー
    ワード担当者の情報を関連付けて登録したデータベース
    と、 前記端末からの指示に基づき前記データベースのキーワ
    ード関連情報及びキーワード担当者情報を検索する情報
    検索手段と、 前記端末から指定されたキーワードのキーワード関連情
    報を前記データベースに登録する関連情報登録手段と、 前記端末からの新規キーワード,該新規キーワードの関
    連情報及び当該新規キーワードに係る担当者の情報を前
    記データベースへ登録する新規キーワード情報登録手段
    と、 を設けたことを特徴とする情報共有システム。
  2. 【請求項2】 前記新規キーワード情報登録手段に、登
    録対象のキーワード担当者を前記端末の利用者自身とす
    るか、登録対象のキーワード担当者の設定をキーワード
    担当者の管理者たる統括管理者に依頼するかの選択指定
    機能を設けたことを特徴とする請求項1記載の情報共有
    システム。
  3. 【請求項3】 前記新規キーワード情報登録手段に、前
    記依頼された統括管理者が選んだキーワード担当者の情
    報を前記端末からの新規キーワードと関連付けて前記デ
    ータベースへ登録する機能を設けたことを特徴とする請
    求項2記載の情報共有システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバに、利用者が取得したキーワ
    ード関連情報を当該キーワードの担当者に提供する情報
    提供手段を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3
    に記載の情報共有システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205405A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 情報共有システム、単語処理装置、サーバ装置、プログラム、情報共有方法
WO2012060526A1 (ko) * 2010-11-02 2012-05-10 한국과학기술정보연구원 질의에 따른 연관정보 제공 장치 및 방법
US8666972B2 (en) 2009-02-12 2014-03-04 International Business Machines Corporation System and method for content management and determination of search conditions

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