JP2003337152A - 電磁放射分布測定装置 - Google Patents

電磁放射分布測定装置

Info

Publication number
JP2003337152A
JP2003337152A JP2002143327A JP2002143327A JP2003337152A JP 2003337152 A JP2003337152 A JP 2003337152A JP 2002143327 A JP2002143327 A JP 2002143327A JP 2002143327 A JP2002143327 A JP 2002143327A JP 2003337152 A JP2003337152 A JP 2003337152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic field
level
electromagnetic
detecting means
radiation distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002143327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4112898B2 (ja
Inventor
Yutaka Saito
裕 斎藤
Yoshio Koyanagi
芳雄 小柳
Koichi Ogawa
晃一 小川
Shoichi Kajiwara
正一 梶原
Akihiro Ozaki
晃弘 尾崎
Yoshitaka Asayama
叔孝 浅山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002143327A priority Critical patent/JP4112898B2/ja
Priority to CNB038157098A priority patent/CN100514073C/zh
Priority to PCT/JP2003/005849 priority patent/WO2003098239A1/ja
Priority to AU2003235923A priority patent/AU2003235923A1/en
Priority to CZ20041123A priority patent/CZ20041123A3/cs
Publication of JP2003337152A publication Critical patent/JP2003337152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4112898B2 publication Critical patent/JP4112898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/08Measuring electromagnetic field characteristics
    • G01R29/0807Measuring electromagnetic field characteristics characterised by the application
    • G01R29/0814Field measurements related to measuring influence on or from apparatus, components or humans, e.g. in ESD, EMI, EMC, EMP testing, measuring radiation leakage; detecting presence of micro- or radiowave emitters; dosimetry; testing shielding; measurements related to lightning

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機等の小型の無線通信装置から放射
される近傍電磁界分布を高速かつ高精度で測定する。 【解決手段】 コの字状に形成したループ素子1a〜1
nをプリント基板2に所定間隔で実装し、下面に電磁波
吸収シート6が貼り付けられた保持基板5に固定された
同軸ケーブル4a〜4nを介してレベル検出部7a〜7
nに接続する。ループ素子1a〜1nで検出された近傍
電磁界信号を、レベル検出部7a〜7nにおいて直流電
圧信号11a〜11nに変換して出力する。そして、A
D変換器15でディジタルデータに変換し、磁界成分の
検出による近傍電磁界レベルの測定データを演算処理部
16において記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁放射特性を測
定する装置に関し、詳しくは、携帯電話機等の無線通信
装置から放射される近傍電磁界分布を測定する電磁放射
分布測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話機等の無線通信装置に
おいて、装置のどの部分からどの程度の強度で電磁波が
放射されているかという近傍電磁界分布を知ることは、
機器の設計上およびEMC対策にとって重要なことであ
る。従来、近傍電磁界分布を測定する装置として、例え
ば、特開昭62−237363号公報に開示されたもの
が知られている。この装置は、平面に1000個程度の
微小ループ素子を格子状に配置し、検出された信号をス
イッチングダイオードにより順次選択するように構成し
た順次選択式の測定装置である。
【0003】また、特開平9−304456号公報に
は、列状に配置した複数のアンテナ素子それぞれに周波
数選択レベル検出回路を接続して構成し、検出した信号
を同時に記憶して処理する並列検出式の測定装置が開示
されている。これによると、複数のアンテナ素子を所定
の方向に移動することにより、近傍電磁界の平面的な分
布を測定することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の順次選択式の測定装置では、約1000個に及ぶ微
小ループ素子を順次選択して測定するので、全ての測定
を完了するまでには多くの時間を必要とするという問題
点があった。また、スイッチングダイオードの端子間容
量や伝送線路の周波数特性により、特に高い周波数帯
域、例えば2GHz帯において、検出感度の低下や隣接
する微小ループ素子相互間のアイソレーションが劣化す
るという問題点があった。
【0005】また、従来の並列検出式の測定装置では、
複数のアンテナ素子からの検出信号を並列に処理するた
め測定時間が短くて済むという利点があるが、携帯電話
機などのように小型かつ複雑な形状の被測定物の測定に
対する考慮がなされていなかった。さらに、携帯電話機
等の無線通信装置のアンテナから放射される高いレベル
の近傍電磁界を測定する際に問題となる、アンテナ素子
とレベル検出部との間、及び無線通信装置と周波数選択
レベル検出回路との間における電磁的遮蔽が十分に考慮
されていなかった。
【0006】また、上記2例の従来の測定装置は、携帯
電話機等の無線通信装置が送信動作を行っている際、送
信周波数の近傍電磁界を測定するために必要となるレベ
ル検出周波数の設定や、間欠送信の際の測定に対する配
慮がなされていなかった。さらに、各微小ループ素子又
はアンテナ素子の検出感度ばらつきや、レベル検出部又
は周波数選択レベル検出回路における回路特性のばらつ
きを補正して、測定精度の向上を図る対策がなされてい
なかった。
【0007】また、これら従来の測定装置は、電子回路
基板などフラットな被測定物から漏洩する1GHz以下
の比較的低い周波数の近傍電磁界を測定することを前提
としており、例えば携帯電話機の送信周波数である2G
Hz帯のような高い周波数の近傍電磁界測定において
は、微小ループ素子やアンテナ素子相互間のアイソレー
ションが十分ではなかった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、携帯電話機等の小型の無線通信装
置から放射される近傍電磁界分布を、高速、かつ高精度
で測定することができる電磁放射分布測定装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁放射分布測
定装置は、無線通信装置から放射される近傍電磁界分布
を測定する電磁放射分布測定装置であって、列状に配置
され前記無線通信装置から放射される電磁界に応じた電
気信号を出力する複数の電磁界検出手段と、前記複数の
電磁界検出手段のそれぞれに対応して接続され各電磁界
検出手段で得られる電気信号のレベルを検出するレベル
検出手段と、前記電磁界検出手段及び前記無線通信装置
と前記レベル検出手段との間に配置された電磁的遮蔽手
段と、前記電磁界検出手段と前記無線通信装置との測定
面における相対位置を変化させる移動手段と、前記レベ
ル検出手段の検出結果である電磁界レベルと前記相対位
置とを対応づけて記憶、処理する演算処理手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、携帯電話機などの無線
通信装置から放射される高いレベルの近傍電磁界分布
を、高速かつ高精度に測定することが可能となる。
【0011】また、前記複数の電磁界検出手段は、導体
をループ状に形成してなる複数のループ素子を列状に実
装したプリント基板を有し、このプリント基板に前記複
数のループ素子に一対一に対応して該ループ素子の一端
がそれぞれ接続される複数のグランドパターンを設けて
構成されることを特徴とする。
【0012】この構成により、電磁界検出手段を構成す
る各ループ素子の電磁的な結合によるアイソレーション
(電磁的遮蔽)の劣化を防止でき、無線通信装置から放
射される高い周波数の近傍電磁界の測定精度を向上させ
ることが可能となる。
【0013】また、前記電磁的遮蔽手段は、前記複数の
電磁界検出手段を保持する保持基板の一面に設けた電磁
波吸収体により構成されることを特徴とする。この構成
により、複数の電磁界検出手段とレベル検出手段との間
のアイソレーションが向上し、近傍電磁界の検出精度が
高まる。
【0014】また、前記複数の電磁界検出手段におい
て、隣接する前記ループ素子の間に電磁的遮蔽手段を設
けたことを特徴とする。この構成により、電磁界検出手
段を構成するループ素子相互間のアイソレーションが向
上し、無線通信装置から放射される高い周波数の近傍電
磁界分布を精度良く測定可能となる。
【0015】また、局部発振信号を発生する局部発振手
段を備え、前記レベル検出手段は、前記電磁界検出手段
で得られる電気信号と前記局部発振信号とを混合するこ
とにより特定周波数における電磁界レベルを検出するこ
とを特徴とする。
【0016】この構成により、無線通信装置から放射さ
れる送信周波数に対応する任意の周波数の近傍電磁界分
布を高速、高精度で測定可能となる。
【0017】また、前記無線通信装置の送信動作に応じ
て測定動作を制御する制御手段を備え、前記演算処理手
段は、前記制御手段の制御に基づき、前記無線通信装置
が間欠的な送信動作を行っている場合に送信タイミング
に同期して前記レベル検出手段により検出された電磁界
レベルを記憶することを特徴とする。
【0018】この構成により、間欠送信を行っている状
態の無線装置装置から放射される近傍電磁界分布を精度
良く測定可能となる。
【0019】また、前記演算処理手段は、前記無線通信
装置の間欠的な送信動作の所定の回数分に相当する検出
期間において、前記レベル検出手段により検出された電
磁界レベルを積分又は平均して記憶することを特徴とす
る。
【0020】この構成により、間欠送信を行っている状
態の無線装置装置から放射される近傍電磁界分布を精度
良く測定可能となる。
【0021】また、前記複数の電磁界検出手段及びレベ
ル検出手段を含む複数の測定系統それぞれの検出感度を
取得し補正データを得るための補正データ取得手段を備
え、前記演算処理手段は、前記レベル検出手段の検出結
果である電磁界レベルを前記補正データによって補正す
る補正手段を有することを特徴とする。
【0022】この構成により、個々の測定系統の特性に
よる補正データを予め取得し、検出された電磁界レベル
を補正データによって補正することで、無線通信装置か
ら放射される近傍電磁界分布の測定精度を向上させるこ
とが可能となる。
【0023】また、前記補正データ取得手段は、周波数
が可変の基準信号を発生する基準信号発生手段と、前記
複数の電磁界検出手段にそれぞれ対応して配置され前記
基準信号に基づき基準電磁界を発生する電磁界発生手段
とを有し、前記演算処理手段は、前記複数の測定系統そ
れぞれにおける前記基準電磁界に対する検出レベルを周
波数に対応づけて記憶することを特徴とする。
【0024】この構成により、個々の測定系統における
周波数特性を求め、この周波数特性に基づく補正データ
によって検出された電磁界レベルを補正することで、無
線通信装置から放射される送信周波数に合わせて近傍電
磁界分布の測定精度を向上させることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る電
磁放射分布測定装置の構成を示す説明図であり、図1
(a)は正面図、図1(b)は側面図である。電磁放射
分布測定装置は、それぞれn個からなるループ素子1a
〜1n、同軸ケーブル4a〜4n、レベル検出部7a〜
7nと、保持基板5、分配器13、局部発振器14、A
D変換器15、演算処理部16とを有して構成される。
そして、ループ素子1a〜1nの上部に配置された可動
台18に載置した携帯電話機17から放射される近傍電
磁界分布を測定するようになっている。ここで、ループ
素子1a〜1n及びレベル検出部7a〜7nを含む測定
系統の数nは、例えば9などであり、一般的に10前後
が選ばれる。
【0026】電磁界検出手段に相当するループ素子1a
〜1nは、直径が例えば0.5mmの銅線を1辺3mm
のコの字状に成形してループ面が形成される。そして、
各ループ面を平行にかつプリント基板2に対して垂直と
なるよう1列に実装される。また、ループ素子1a〜1
nの間隔は、例えば5mmに設定される。
【0027】ループ素子1a〜1nの一端は、プリント
基板2にそれぞれ独立して印刷配線されたグランドパタ
ーン3a〜3nにそれぞれ対応して接続され、他端は伝
送線路を構成する同軸ケーブル4a〜4nの中心導体に
それぞれ接続される。また、同軸ケーブル4a〜4nの
外部導体は、グランドパターン3a〜3nにそれぞれ接
続される。
【0028】同軸ケーブル4a〜4nは、保持基板5を
貫通して接着等の固定手段により固定され、これにより
ループ素子1a〜1nが実装されたプリント基板2は同
軸ケーブル3a〜3nを介して保持基板5に保持され
る。
【0029】保持基板5は、携帯電話機17から放射さ
れる近傍電磁界に影響を及ぼさないようにするため、非
磁性体の部材、例えば厚さが5mmのアクリル等の樹脂
板から形成される。また、保持基板5の下面には、電磁
波を吸収、減衰させるための、例えばフェライト系や合
金系の磁性材料からなる電磁的遮蔽手段に相当する電磁
波吸収シート6が貼り付けられ、ループ素子1a〜1n
とレベル検出部7a〜7nとの間の電磁的遮蔽を図って
いる。
【0030】レベル検出手段に相当するレベル検出部7
a〜7nは、ミキサ8a〜8n、帯域通過フィルタ9a
〜9n及び対数検波器10a〜10nを有して構成され
ており、同軸ケーブル4a〜4nを介して入力されたル
ープ素子1a〜1nによる電磁界の特定周波数成分のレ
ベルを検出し、直流電圧信号11a〜11nに変換して
出力する。
【0031】ミキサ8a〜8nは、微小ループ素子で検
出した特定周波数の電磁界信号を局部発振信号12a〜
12nと混合し、両信号の差に相当する周波数をもつ中
間周波信号に変換する。例えば、携帯電話機17の送信
周波数が2000MHzとした場合、局部発振信号12
a〜12nの周波数を2200MHzに設定することに
より、周波数が200MHzであるn系統の中間周波信
号が得られる。
【0032】帯域通過フィルタ9a〜9nは、例えばS
AWフィルタやセラミックフィルタ等から構成され、中
間周波信号を所定の帯域幅で通過させる。対数検波器1
0a〜10nは、一般に対数出力型の多段アンプで構成
され、中間周波信号のデシベル値に対して直線的なレベ
ルとなる直流電圧信号11a〜11nを出力する。
【0033】分配器13は、局部発振器(局部発振手
段)14から入力された局部発振信号を同一レベルの局
部発振信号12a〜12nとして出力し、ミキサ8a〜
8nに分配するものである。局部発振器14は、ミキサ
8a〜8nにおいてn系統の中間周波信号を生成するの
に必要な局部発振信号を発生する回路であり、その発振
周波数は測定しようとする電磁界の周波数より、中間周
波信号の周波数分だけ高く設定される。
【0034】AD変換器15は、演算処理部16によっ
て制御され、アナログ信号であるn系統の直流電圧信号
11a〜11nを並列にディジタルデータに変換する。
演算処理手段に相当する演算処理部16は、電磁界信号
レベルのディジタルデータを入力して記憶するととも
に、入力されたディジタルデータに演算処理を施して測
定結果を外部モニタやプリンタ等の出力装置に出力す
る。
【0035】保持基板5の上部には、移動手段として、
4個の車輪19で支持され被測定物である携帯電話機1
7を載置するための可動台18が設置される。この可動
台18は、携帯電話機17から放射される近傍電磁界に
影響を及ぼさないように、非磁性体の部材、例えばアク
リル樹脂で構成され、車輪19を介して保持基板5上を
図におけるX方向に移動することができる。
【0036】次に、以上のように構成された本実施形態
の電磁放射分布測定装置の動作を説明する。なお、ここ
では被測定物である携帯電話機17から放射される特定
の周波数の電磁界を測定する場合について説明している
が、任意の周波数の電磁界を測定する場合は、局部発振
器14の発振周波数を、例えば演算処理部16によって
制御、設定しながら以下に説明する動作を繰り返す。
【0037】ループ素子1a〜1nは、可動台18に載
置された携帯電話機17から放射される近傍電磁界のう
ち、主としてY方向の磁界により誘導電圧を発生するル
ープアンテナとして動作する。
【0038】検出された磁界信号は、同軸ケーブル4a
〜4nを介してレベル検出部7a〜7nに入力され、ル
ープ素子1a〜1nの各位置における磁界成分の検出レ
ベルを示す直流電圧信号11a〜11nが出力される。
次いで、直流電圧信号11a〜11nは、AD変換器1
5においてディジタルデータに変換され、演算処理部1
6において記憶される。ここで、この得られたディジタ
ルデータは、可動台18をX方向の所定位置X1に固定
した状態における携帯電話機17のY方向の近傍電磁界
分布となる。そして、この電磁界検出の分解能はループ
素子1a〜1nの配置間隔によって定まり、例えば5m
mとなる。
【0039】次に、可動台18をX方向に所定距離、例
えば5mm移動させる。そして、上記したと同様な手順
で携帯電話機17のX2の位置における磁界成分の検出
レベルを示すディジタルデータを取得し、演算処理部1
6において記憶する。以下、このような動作をm回繰り
返すことにより、2次元に配置されたm×n点からなる
近傍電磁界の分布図が得られる。例えば、9個のループ
素子及びレベル検出部を含む測定系統を設け、可動台1
8を移動させながら9箇所で近傍電磁界を測定すること
により、9×9=81点による近傍電磁界分布が得られ
る。
【0040】以上のように本実施形態では、所定間隔で
1列に配設した複数のループ素子1a〜1nによってY
方向の各点における近傍電磁界レベルを検出し、これを
ディジタルデータに変換して演算処理部16において並
列に記憶し、この動作をm回繰り返す。これにより、携
帯電話機17から放射される近傍電磁界分布を高速に測
定することができる。
【0041】ここで、携帯電話機17から放射される電
磁波のレベルが高く、レベル検出部7a〜7nの回路に
直接漏洩するような場合は、これが雑音となり測定の際
のS/N(信号対雑音比)を劣化させるが、本実施形態
では、保持基板5の下面に電磁波吸収シート6を貼り付
けているので、電磁波吸収シート6の電磁遮蔽効果によ
り携帯電話機17から放射される電磁波を効果的に遮蔽
することができ、レベル検出部7a〜7nへの電磁波の
漏洩を防止できる。これにより、近傍電磁放射分布の測
定におけるS/Nが向上し、測定精度を上げることが可
能となる。
【0042】また、各ループ素子1a〜1nに対応して
プリント基板2にはそれぞれ独立にグランドパターン3
a〜3nを設け、ループ素子1a〜1nの他端及び同軸
ケーブル4a〜4nの外部導体をグランドパターン3a
〜3nにそれぞれ対応して接続しているので、各ループ
素子及び信号線の電磁的な結合によるアイソレーション
(電磁的遮蔽)の劣化を防止でき、測定精度を向上でき
る。
【0043】また、本実施形態のループ素子の構成の変
形例として、図2に示すように、ループ素子1a〜1n
相互間の電磁的シールド効果を高めるために、各ループ
素子の間に電磁的遮蔽手段として電磁波吸収シート40
a〜40nを設けてもよい。
【0044】それぞれの電磁波吸収シート40a〜40
nは層構造をなしており、電磁波を吸収して減衰させる
厚さ0.5mm程度の2枚の磁性体薄膜41によって金
属板42を挟んでサンドイッチ状に構成される。この電
磁波吸収シート40a〜40nを隣接する二つのループ
素子の中間に配置する。これにより、隣接するループ素
子間での電磁的結合を弱めることができるので、アイソ
レーションを高めることができ、近傍電磁界分布を測定
する際の位置分解能を向上させることが可能となる。
【0045】なお、ループ素子1a〜1n間に介挿して
設ける電磁的遮蔽手段は、例えば磁性体等の電磁波吸収
体のみであっても、又は金属板等の導体板のみであって
も一定の効果が得られる。このため、携帯電話機17が
放射する近傍電磁界に影響を及ぼさない範囲で、ループ
素子1a〜1n間の電磁波吸収シート40a〜40nや
保持基板5の下面に設ける電磁波吸収シート6などを、
電磁波吸収体のみ又は導体板のみを用いて安価に構成す
ることができる。
【0046】また、ループ素子1a〜1nの構成や寸法
は、本実施形態の例に限るものではなく、例えばシール
デッドループアンテナを用いてもよいし、寸法は測定周
波数において所望の検出感度が確保できる大きさであれ
ばよい。
【0047】さらに、本実施形態において示したループ
素子は、主に磁界成分を検出するものであるが、微小ダ
イポールや微小モノポールの素子を用いることにより、
主として電界成分の測定が可能となる。
【0048】また、本実施形態では、可動台18を手動
で移動させることにより可動台18に載置した携帯電話
機17を2次元的に走査して電磁放射分布を測定した
が、可動台18の移動手段にステッピングモータ等の駆
動手段を用い、演算処理部16の制御の下に動作させて
可動台18を駆動するようにしてもよい。これによっ
て、測定作業を自動化することができ、携帯電話機17
から放射される近傍電磁界分布をより高速に測定するこ
とが可能となる。
【0049】(第2実施形態)図3は本発明の第2実施
形態に係る電磁放射分布測定装置の構成を示す側面図で
ある。図1と同一の構成については、同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0050】一般に、携帯電話機では電池の消費をでき
るだけ少なくして通話可能時間を延ばすため、送信音声
がない時間に送信電波を切る間欠送信が行われる。従っ
て、携帯電話機から放射される近傍電磁界の測定に際し
ても、実際の使用に即して間欠送信状態であることが望
ましい。本実施形態は、これに鑑みて、携帯電話機の間
欠送信状態における近傍電磁界を測定する電磁放射分布
測定装置の構成を示すものである。
【0051】第2実施形態の電磁放射分布測定装置は、
測定動作を制御する制御部22を備えている。コネクタ
20は、携帯電話機17の動作を外部から制御するため
の制御信号を入力する接続端子である。制御部22は、
図4(a)に示すように所定周期で所定回数(図では4
回)の間欠送信タイミングにおいて出力されるパルス列
からなる制御信号23を生成する。そしてこの制御信号
23をコネクタ20に接続されたケーブル21を介して
携帯電話機17に出力するとともに、ケーブル24を介
して演算処理部16にも同様に出力する。
【0052】携帯電話機17は、図4(a)に示す制御
信号23の高電圧レベル期間(H期間)に送信動作を行
う。これにより、携帯電話機17の送信電力24は、図
4(b)に示すようにH期間に同期して高レベルとな
る。
【0053】ループ素子1a〜1nは、携帯電話機17
の送信に伴って放射される近傍電磁界レベルを検出し、
レベル検出部7a〜7nにおいて直流電圧信号11a〜
11nを出力する。そして、AD変換器15により直流
電圧信号11a〜11nをディジタルデータに変換す
る。
【0054】演算処理部16は、検出した近傍電磁界レ
ベルのディジタルデータを図4(c)に示すように制御
信号25のH期間に同期して入力し、内部のメモリに記
憶する。また、演算処理部16において、近傍電磁界レ
ベルのディジタルデータを入力し、図4(d)に示すよ
うに所定期間に亘って積分、又は平均した近傍電磁界レ
ベル26を記憶する。これにより、携帯電話機17が間
欠送信動作を行っている場合に、所定期間内の送信電力
を積分又は平均した値が得られる。
【0055】このように本実施形態によれば、携帯電話
機17が間欠送信動作を行っている状態において、所定
の送信電力が得られる期間に近傍電磁界分布を正確に測
定することができる。
【0056】なお、本実施形態では、制御部22が携帯
電話機17の間欠送信と、演算処理部16における検出
データの処理及び記憶を制御するように構成したが、逆
に携帯電話機17の間欠送信タイミングを制御部22に
より検出し、これに基づいて制御信号を生成して演算処
理部16の処理及び記憶の動作を制御するようにして
も、同様の効果が得られる。
【0057】(第3実施形態)図5は本発明の第3実施
形態に係る電磁放射分布測定装置の構成を示す説明図で
あり、図5(a)は正面図、図5(b)は側面図であ
る。図1と同一の構成については、同一の符号を付して
説明を省略する。
【0058】ループ素子1a〜1nは、加工時の寸法精
度により一般に検出感度にばらつきが生ずる。また、レ
ベル検出部7a〜7nを構成する回路部品個々の特性は
必ずしも同じではなく、これによっても検出感度がばら
ついたり、周波数特性が変化したりする。そこで、第3
実施形態は、第1及び第2実施形態で説明した電磁放射
分布測定装置において、検出感度及び周波数特性の較正
を行う測定データ較正機能を持たせた例を示す。
【0059】図5において、ループ素子1a〜1nの上
部の携帯電話機の位置に、補正データ取得手段を構成す
るプリント基板27が配置される。プリント基板27に
は、その下面に電磁界発生手段に相当するストリップ線
路28a〜28nが、上面にグランドパターン29がそ
れぞれ印刷等により形成されて配線される。ストリップ
線路28a〜28nそれぞれの一端は特性インピーダン
ス(一般に50Ω)に等しい終端抵抗30a〜30nに
よって終端され、他端は基準信号源(基準信号発生手
段)31の出力信号が供給される分配回路32に接続さ
れる。
【0060】ストリップ線路28a〜28nのY方向の
位置は、それぞれループ素子1a〜1nに対向するよう
に配置される。これによって、ストリップ線路28a〜
28nから放射される近傍電磁界は、それぞれループ素
子1a〜1nで検出されるようになっている。
【0061】次に、以上のように構成された本実施形態
の電磁放射分布測定装置における測定の較正動作を説明
する。ここでは、第1実施形態の測定動作に適用した例
で説明する。
【0062】まず、基準信号源31から所定周波数の基
準信号を分配回路32に供給する。分配回路32は基準
信号をストリップ線路28a〜28nに分配する。これ
により、ストリップ線路28a〜28nはそれぞれ基準
信号に基づく電磁界を放射する。ループ素子1a〜1n
には、ストリップ線路28a〜28nからの一定で既知
の電磁放射が励振され、この励振による電磁界が検出さ
れる。そして、第1実施形態での説明と同様にして、ル
ープ素子1a〜1nそれぞれの検出レベルをディジタル
データに変換し、演算処理部16に記憶する。本実施形
態では、基準信号源31から出力する基準信号の周波数
をf1からf2まで変化させ、このときの近傍電磁界検
出レベルの変化を検出して演算処理部16に記憶する。
【0063】すなわち、基準信号源31において周波数
をf1からΔfづつ変化させながらf2まで変化させて
基準信号を発生し、各周波数における近傍電磁界のレベ
ルをループ素子1a〜1nごとに検出して測定を行う。
そして、この検出レベルをディジタルデータの形式で演
算処理装置16にすべて記憶する。その結果、演算処理
装置16では、図6に示すような近傍電磁界検出レベル
の周波数特性データ33a〜33nが得られるので、こ
れを記憶する。
【0064】実際に被測定物である携帯電話機17の近
傍電磁界を測定する際には、上記のようにして得られた
検出レベル周波数特性データ33a〜33nを用いて、
各系統の測定結果のディジタルデータを補正する。これ
により、複数系統における周波数による検出感度のばら
つきを較正できる。
【0065】このように本実施形態では、ループ素子1
a〜1n及びレベル検出部7a〜7nの各測定系統の検
出感度の周波数特性を、周波数可変の基準信号を発生可
能な基準信号源31を用いて測定し、検出レベル周波数
特性データ33a〜33nとして演算処理部16に記憶
することができる。そして、電磁放射分布測定装置によ
り携帯電話機の近傍電磁界分布を測定する際に、測定デ
ータを検出レベル周波数特性データ33a〜33nで補
正することにより、装置の較正を行うことができ、測定
の精度が著しく向上する。
【0066】なお、本実施形態では、基準となる近傍電
磁界を発生させる手段として、基準信号源31で発生す
る基準信号で励振されるストリップ線路28a〜28n
を用いたが、ダイポールやモノポール、ループ等の基準
アンテナを用いてもよい。また、予め測定によって近傍
電磁界が既知である携帯電話機を用いてもよい。
【0067】上述した本実施形態によれば、携帯電話機
等の小型の無線通信装置から放射される近傍電磁界分布
を、高速、かつ高精度で測定することができる。また、
携帯電話機など間欠送信を行っている状態の無線通信装
置から放射される近傍電磁界分布を精度良く測定するこ
とが可能となる。さらに、測定データ較正機能を持たせ
るようにし、電磁界の検出レベルの周波数特性データを
予め取得して較正に用いることにより、実際の近傍電磁
界分布の測定に際し、測定データを高精度で補正するこ
とができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯電話機等の小型の無線通信装置から放射される近傍電
磁界分布を、高速、かつ高精度で測定することが可能な
電磁放射分布測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電磁放射分布測定
装置の構成を示す説明図であり、(a)は正面図、
(b)は側面図
【図2】本実施形態の電磁放射分布測定装置において配
設可能なループ素子相互の電磁的遮蔽を行う電磁波吸収
体の構成図
【図3】本発明の第2実施形態に係る電磁放射分布測定
装置の構成を示す側面図
【図4】第2実施形態における携帯電話機の間欠送信に
伴う測定動作を示すタイミングチャート
【図5】本発明の第3実施形態に係る電磁放射分布測定
装置の構成を示す説明図であり、(a)は正面図、
(b)は側面図
【図6】第3実施形態において得られる検出レベル周波
数特性データを示す説明図
【符号の説明】
1a〜1n ループ素子 2 プリント基板 3a〜3n グランドパターン 5 保持基板 6、40a〜40n 電磁波吸収シート 7a〜7n レベル検出部 8a〜8n ミキサ 9a〜9n 帯域通過フィルタ 10a〜10n 対数検波器 11a〜11n 直流電圧信号 12a〜12n 局部発振信号 13 分配器 14 局部発振器 15 AD変換器 16 演算処理部 17 携帯電話機 18 可動台 22 制御部 28a〜28n ストリップ線路 29 グランドパターン 30a〜30n 終端抵抗 31 基準信号源 32 分配回路 33a〜33n 検出レベル周波数特性データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 晃一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 梶原 正一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 尾崎 晃弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅山 叔孝 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置から放射される近傍電磁界
    分布を測定する電磁放射分布測定装置であって、 列状に配置され前記無線通信装置から放射される電磁界
    に応じた電気信号を出力する複数の電磁界検出手段と、 前記複数の電磁界検出手段のそれぞれに対応して接続さ
    れ各電磁界検出手段で得られる電気信号のレベルを検出
    するレベル検出手段と、 前記電磁界検出手段及び前記無線通信装置と前記レベル
    検出手段との間に配置された電磁的遮蔽手段と、 前記電磁界検出手段と前記無線通信装置との測定面にお
    ける相対位置を変化させる移動手段と、 前記レベル検出手段の検出結果である電磁界レベルと前
    記相対位置とを対応づけて記憶、処理する演算処理手段
    と、 を備えたことを特徴とする電磁放射分布測定装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の電磁界検出手段は、導体をル
    ープ状に形成してなる複数のループ素子を列状に実装し
    たプリント基板を有し、このプリント基板に前記複数の
    ループ素子に一対一に対応して該ループ素子の一端がそ
    れぞれ接続される複数のグランドパターンを設けて構成
    されることを特徴とする請求項1に記載の電磁放射分布
    測定装置。
  3. 【請求項3】 前記電磁的遮蔽手段は、前記複数の電磁
    界検出手段を保持する保持基板の一面に設けた電磁波吸
    収体により構成されることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の電磁放射分布測定装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の電磁界検出手段において、隣
    接する前記ループ素子の間に電磁的遮蔽手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の電磁放射分布測定装
    置。
  5. 【請求項5】 局部発振信号を発生する局部発振手段を
    備え、 前記レベル検出手段は、前記電磁界検出手段で得られる
    電気信号と前記局部発振信号とを混合することにより特
    定周波数における電磁界レベルを検出することを特徴と
    する請求項1に記載の電磁放射分布測定装置。
  6. 【請求項6】 前記無線通信装置の送信動作に応じて測
    定動作を制御する制御手段を備え、 前記演算処理手段は、前記制御手段の制御に基づき、前
    記無線通信装置が間欠的な送信動作を行っている場合に
    送信タイミングに同期して前記レベル検出手段により検
    出された電磁界レベルを記憶することを特徴とする請求
    項1に記載の電磁放射分布測定装置。
  7. 【請求項7】 前記演算処理手段は、前記無線通信装置
    の間欠的な送信動作の所定の回数分に相当する検出期間
    において、前記レベル検出手段により検出された電磁界
    レベルを積分又は平均して記憶することを特徴とする請
    求項6に記載の電磁放射分布測定装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の電磁界検出手段及びレベル検
    出手段を含む複数の測定系統それぞれの検出感度を取得
    し補正データを得るための補正データ取得手段を備え、 前記演算処理手段は、前記レベル検出手段の検出結果で
    ある電磁界レベルを前記補正データによって補正する補
    正手段を有することを特徴とする請求項1に記載の電磁
    放射分布測定装置。
  9. 【請求項9】 前記補正データ取得手段は、周波数が可
    変の基準信号を発生する基準信号発生手段と、前記複数
    の電磁界検出手段にそれぞれ対応して配置され前記基準
    信号に基づき基準電磁界を発生する電磁界発生手段とを
    有し、 前記演算処理手段は、前記複数の測定系統それぞれにお
    ける前記基準電磁界に対する検出レベルを周波数に対応
    づけて記憶することを特徴とする請求項8に記載の電磁
    放射分布測定装置。
JP2002143327A 2002-05-17 2002-05-17 電磁放射分布測定方法 Expired - Fee Related JP4112898B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143327A JP4112898B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 電磁放射分布測定方法
CNB038157098A CN100514073C (zh) 2002-05-17 2003-05-09 电磁辐射分布测量装置
PCT/JP2003/005849 WO2003098239A1 (fr) 2002-05-17 2003-05-09 Dispositif de mesure de distribution d'irradiation electromagnetique
AU2003235923A AU2003235923A1 (en) 2002-05-17 2003-05-09 Electromagnetic irradiation distribution measurement device
CZ20041123A CZ20041123A3 (cs) 2002-05-17 2003-05-09 Zařízení na měření rozložení elektromagnetického záření

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002143327A JP4112898B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 電磁放射分布測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003337152A true JP2003337152A (ja) 2003-11-28
JP4112898B2 JP4112898B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=29545013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002143327A Expired - Fee Related JP4112898B2 (ja) 2002-05-17 2002-05-17 電磁放射分布測定方法

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP4112898B2 (ja)
CN (1) CN100514073C (ja)
AU (1) AU2003235923A1 (ja)
CZ (1) CZ20041123A3 (ja)
WO (1) WO2003098239A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006003229A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Ntt Docomo Inc 測定位置制御装置及び方法
JP2020034285A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 国立大学法人金沢大学 磁界空間分布検出装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101856756B1 (ko) * 2016-11-07 2018-05-10 한국표준과학연구원 신호 발생기 및 신호 발생기를 포함하는 측정 시스템
CN110398987B (zh) * 2019-04-12 2020-08-28 台州明创科技有限公司 现场设备命令控制平台

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3328506B2 (ja) * 1996-05-20 2002-09-24 松下電器産業株式会社 電磁放射測定装置
JP3300285B2 (ja) * 1998-05-07 2002-07-08 松下電器産業株式会社 電磁放射測定装置及び測定システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006003229A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Ntt Docomo Inc 測定位置制御装置及び方法
JP2020034285A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 国立大学法人金沢大学 磁界空間分布検出装置
JP7216397B2 (ja) 2018-08-27 2023-02-01 国立大学法人金沢大学 磁界空間分布検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
CZ20041123A3 (cs) 2005-09-14
JP4112898B2 (ja) 2008-07-02
CN100514073C (zh) 2009-07-15
CN1666108A (zh) 2005-09-07
AU2003235923A1 (en) 2003-12-02
WO2003098239A1 (fr) 2003-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6384789B2 (en) Apparatus for testing mobile telephones
US8219332B2 (en) Electromagnetic field distribution measuring method, apparatus for the method, computer program and information recording medium
JP4481578B2 (ja) 電磁波測定装置およびその方法
US20180048398A1 (en) Millimeter Wave Test Systems
JP2003337152A (ja) 電磁放射分布測定装置
US20060170430A1 (en) Method for determining the RF shielding effectiveness of a shielding structure
RU2723924C1 (ru) Способ формирования протяженных испытательных зон однородного линейно поляризованного электромагнитного поля
JP3328506B2 (ja) 電磁放射測定装置
JP6196998B2 (ja) 電波到来方向標定装置および電波到来方向標定方法
JP2006208019A (ja) 電磁波結合装置
JP3300285B2 (ja) 電磁放射測定装置及び測定システム
US10148368B1 (en) System and method for over the air analyzing
JPH0713684A (ja) 位置検出装置および位置検出方法
Koo et al. Limit and use of near-field scan for platform RFI analysis
JP2005241421A (ja) 妨害排除能力試験装置
JP2007139472A (ja) 電磁放射測定装置、電磁放射測定方法、プログラムおよび記録媒体
JPH05312867A (ja) ノイズファインダ−装置
JP3292640B2 (ja) 電磁放射測定装置
JP3123907B2 (ja) 電磁放射測定装置
Kataria et al. Electromagnetic Interference Measurements at the MIT Lincoln Laboratory RF Systems Test Facility
JPH11316255A (ja) 電磁波耐久性測定装置
JPH0694764A (ja) 円偏波アンテナの軸比及び軸比パターン測定方法
Valenzi et al. Wireless Power Transfer Test Bed for Rectenna Characterization
Kriz et al. An accurate validation procedure for component testing chambers
Bertocco et al. A measurement system for EMC analysis of far field disturbance in the range 2–8 GHz

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050513

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20071114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071121

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071128

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20071205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071219

A521 Written amendment

Effective date: 20080215

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20080312

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20080410

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees