JP2003336887A - 空調制御方法および空調制御装置 - Google Patents

空調制御方法および空調制御装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加湿器の気化冷却効果による急激な外乱変化
に即応し、安定した給気温度制御を提供できるようにす
る。 【解決手段】 加湿器1−3の起動によって発生する気
化冷却効果による給気温度の低下を相殺する相殺操作量
を予測するFFモデル(予測モデル)8−4を設ける。
このFFモデル8−4からの相殺操作量を加算器8−5
に与え、PID演算部8−2からの操作量にFFモデル
8−4からの相殺操作量を加えて、熱交換器1−5への
操作量とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内への給気の
温度および湿度を制御する空調制御方法および空調制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内への給気の温度および湿度を制御す
る空調制御装置の概略を図4に示す。同図において、1
は空調機、2は空調機1からの給気の供給を受ける被制
御室(室内)、3はコントローラ、4は被制御室2への
給気の温度を検出する給気温度センサ、5は被制御室2
からの還気の湿度を検出する還気湿度センサ、6は冷水
弁、7は温水弁である。
【0003】空調機1は、冷却用熱交換器(冷却コイ
ル)1−1と、加熱用熱交換器(加熱コイル)1−2
と、加湿器1−3と、送風機1−4とを有している。冷
水弁6は冷却コイル1−1への冷水の供給通路に設けら
れている。温水弁7は加熱コイル1−2への温水の供給
通路に設けられている。以下では、冷却コイル1−1と
加熱コイル1−2を総称して熱交換器1−5とする。
【0004】加湿器には、蒸気式,気化式,超音波式な
ど、色々な種類がある。中でも気化式の加湿器はもっと
もよく利用されている。この例において、加湿器1−3
は、気化式の加湿器が用いられているものとする。気化
式の加湿器は、水分を気化させることによって、通過空
気に含まれる水分量を増加させる。このときの空気の状
態変化は断熱(等エンタルピ)変化になる。したがっ
て、蒸発した水分量に応じて、通過空気の温度は低下す
る。また、気化式の加湿器は、ON/OFF(起動/停
止)で制御される。
【0005】この空調制御装置において、コントローラ
3には、給気温度の目標値tspと還気湿度の目標値R
Hspとが設定される。コントローラ3は、給気温度セ
ンサ4からの給気温度の計測値tpvと目標値tspと
が一致するように、熱交換器1−5への冷温水の量(バ
ルブ開度)制御する。すなわち、tpvとtspとが一
致するように、被制御室2への給気温度(tpv)をフ
ィードバック制御する。また、還気湿度センサ5からの
還気湿度の計測値RHpvと目標値RHspとを比較
し、RHpvがRHspを下回ると、加湿器1−3を起
動する。すなわち、加湿器1−3をONとし、RHpv
がRHspを下回らないように給気に含まれる水分量
(湿度)を制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】加湿器1−3が起動さ
れると、直ぐに加湿器への給水が始まり、水分が気化さ
れ、通過空気に含まれる水分量が増加する。これによ
り、通過空気の温度が下がり、被制御室2への給気温度
が急激に低下する。この通過空気に含まれる水分量の増
加による通過空気の温度低下を気化冷却効果と呼ぶ。こ
の加湿器1−3の気化冷却効果は給気温度の制御に対し
て外乱として働く。
【0007】図5に加湿器1−3をON/OFFした場
合の加湿器1−3への空気の入口温度および加湿器1−
3からの空気の出口温度の変化(ステップ応答)を示
す。同図において、Iは加湿器1−3のON/OFFを
示し、IIは加湿器1−3への空気の入口温度、III は加
湿器1−3からの空気の出口温度を示している。この応
答結果からも分かるように、T1〜T2の期間、加湿器
1−3が起動されると、その気化冷却効果によって加湿
器1−3からの空気の出口温度が急激に下がる。すなわ
ち、加湿器1−3の気化冷却効果が給気温度の制御に対
して外乱として働くことが分かる。
【0008】図6に図4に示した空調制御装置の制御ブ
ロック図を示す。同図において、8は給気温度制御ブロ
ックであり、9は湿度制御ブロックである。給気温度制
御ブロック8では、給気温度の計測値tpvを誤差演算
部8−1にフィードバックして給気温度の目標値tsp
との差を求め、この計測値tpvと目標値tspとの差
をPID演算部8−2へ与えて熱交換器1−5への操作
量(バルブ開度)を求め、この操作量によって空調プロ
セス8−3の出力値である給気温度(制御量)を制御す
る。
【0009】湿度制御ブロック9では、還気湿度の計測
値RHpvを誤差演算部9−1にフィードバックして還
気湿度の目標値RHspとの差を求め、この計測値RH
pvと目標値RHspとの差をON/OFF制御部9−
2へ与える。ON/OFF制御部9−2は、少なくとも
計測値RHpvが目標値RHspを下回っている間、加
湿器1−3へON指令を与え、目標値RHspを超える
とON指令をOFFにする。このON/OFF指令によ
って空調プロセス9−3の出力値である湿度(制御量)
を制御する。
【0010】給気温度制御ブロック8における給気温度
のフィードバック制御では、給気温度(制御量)が変化
して(計測値tpvと目標値tspとの差が生じて)初
めて、その影響が操作量(バルブ開度)に反映される。
また、空調制御においては、操作量の変化が制御量の変
化として反映されるまでの時間遅れも無視できない。し
たがって、加湿器1−3の気化冷却効果による急激な外
乱変化に対しては、即応することができない。
【0011】なお、PID演算部8−2におけるパラメ
ータを調整することにより、フィードバック制御の感度
を高めて応答時間を短くすることも考えられるが、オー
バシュートや操作端のハンチングなどが生じる虞れがあ
り、得策ではない。
【0012】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、加湿器の気
化冷却効果による急激な外乱変化に即応し、安定した給
気温度制御を提供することのできる空調制御方法および
空調制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、給気温度の計測値と目標値との差に
応じた操作量を求め、この操作量に基づいて給気温度の
計測値と目標値とが一致するように室内への給気温度を
制御する一方、室内への給気に含まれる水分量を増加さ
せる加湿器が起動された場合、この加湿器の起動によっ
て発生する気化冷却効果による給気温度の低下を相殺す
る相殺操作量を予測し、この相殺操作量を給気温度の計
測値と目標値との差に応じた操作量に加えるようにした
ものである。
【0014】この発明によれば、加湿器が起動される
と、この加湿器の起動によって発生する気化冷却効果に
よる給気温度の低下を相殺する相殺操作量が予測され、
この相殺操作量が給気温度の計測値と目標値との差に応
じた操作量に加えられる。これにより、加湿器の気化冷
却効果による外乱が、系に影響を及ぼす前に先回りして
打ち消される。すなわち、本発明では、加湿器が起動さ
れると、給気温度の計測値と目標値とを一致させるフィ
ードバック制御に加え、給気温度の計測値と目標値との
差に応じた操作量に相殺操作量を加えてのフィードフォ
ワード制御が行われ、フィードバック制御によって給気
温度の定値制御が実施される一方、フィードフォワード
制御によって加湿器の気化冷却効果による給気温度の低
下を相殺する外乱抑制が実施される。
【0015】なお、相殺操作量は、加湿器の起動によっ
て発生する気化冷却効果を表す伝達関数をG(s)、給
気温度の計測値と目標値との差に応じた操作量と給気温
度との関係を表す伝達関数をP(s)としたとき、F
(s)=G(s)/P(s)として設定された伝達関数
F(s)を有する予測モデルにより求める。
【0016】給気温度制御の場合、P(s)とG(s)
は設備仕様(コイル冷暖能力、加湿量、給水量)などか
ら推定できる。もし、相殺操作量による給気温度の変化
(F(s)*P(s))と気化冷却効果とが操作できれ
ば、すなわちF(s)*P(s)−G(s)=0が成り
立てば、給気温度への外乱の影響はゼロになる。したが
って、P(s)とG(s)とを求め、F(s)をF
(s)=G(s)/P(s)として設定した予測モデル
により相殺操作量を求めれば、この相殺操作量を給気温
度の計測値と目標値との差に応じた操作量に加えること
によって、加湿器の気化冷却効果によって生じるであろ
う給気温度の低下が抑制される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示す空
調制御装置の制御ブロック図であり、その特徴的な部分
として給気温度制御ブロックを抽出して示している。な
お、同図において、図6と同一符号は同一或いは同等構
成要素を示す。
【0018】この給気温度制御ブロック8’では、気化
式の加湿器1−3の起動によって発生する気化冷却効果
による給気温度の低下を相殺する相殺操作量を予測する
FFモデル(予測モデル)8−4を設け、このFFモデ
ル8−4からの相殺操作量を加算器8−5に与え、PI
D演算部8−2からの操作量にFFモデル8−4からの
相殺操作量を加えて、熱交換器1−5への操作量(バル
ブ開度)としている。
【0019】なお、図1において、8−6は加湿器1−
3の起動によって発生する気化冷却効果が給気温度(制
御量)に与える外乱を示す外乱モデルである。また、F
(s)はFFモデル8−4における伝達関数、G(s)
は外乱モデル8−6における伝達関数、P(s)は空調
プロセス8−3における伝達関数である。G(s)は加
湿器1−3の起動によって発生する気化冷却効果を表
し、P(s)は空調プロセス8−3における操作量と給
気温度との関係を表す。
【0020】〔予測モデルへの伝達関数F(s)の設
定〕図2に図1の等価ブロック図を示す。図1のFFモ
デル8−4と外乱モデル8−6とは、その伝達関数を
「F(s)*P(s)−G(s)」とするモデル8−7
に置き換えることができる。この等価ブロック図におい
て、F(s)*P(s)−G(s)=0が成り立てば、
給気温度への外乱の影響はゼロになる。すなわち、F
(s)=G(s)/P(s)が成り立てば、給気温度へ
の外乱の影響はゼロになる。
【0021】そこで、本実施の形態では、P(s)とG
(s)とを求め、予測モデル8−4における伝達関数F
(s)をF(s)=G(s)/P(s)として設定する
ことによって、給気温度への外乱の影響をゼロとするよ
うにしている。
【0022】室内温度制御や還気温度制御の場合、室内
熱負荷(照明、人体、機器発熱)や外気温度、日射量な
どの影響を受けるので、P(s)とG(s)を求めるの
は容易ではない。これに対し、給気温度制御では、P
(s)とG(s)は正確に求めることが可能である。
【0023】給気温度制御において、P(s)とG
(s)を「ゲイン」と「1次遅れ」と「むだ時間」で表
現した場合には、それぞれ下記(1)式および(2)式
となる。これらの式において、Kp,Kgはゲイン、T
p,Tgは1次遅れ、Lp,Lgはむだ時間であり、空
調機の設計条件やステップ応答で知ることができる。 P(s)=Kp/(1+Tp*s)e-Lp*s ・・・・(1) G(s)=Kg/(1+Tg*s)e-Lg*s ・・・・(2)
【0024】このP(s)とG(s)とにより、伝達関
数F(s)を、 F(s)=(Kg/Kp)*{(1+Tp*s)/(1+Tg*s)}e-(Lg -Lp)*s ・・・・(3) として求め、FFモデル8−4に設定する。
【0025】〔フィードバック制御とフィードフォワー
ド制御〕図1において、加湿器1−3が起動されると、
加湿器1−3が起動されたことが予測モデル8−4へ知
らされる。予測モデル8−4は、上記(3)式によって
設定されている伝達関数F(s)により、加湿器1−3
の起動によって発生する気化冷却効果による給気温度の
低下を相殺する相殺操作量を予測し、この相殺操作量を
加算器8−5へ与える。加算器8−5は、PID演算部
8−2からの操作量に予測モデル8−4からの相殺操作
量を加えて、熱交換器1−5への操作量とする。なお、
加湿器1−3がOFFの時、予測モデル8−4からの相
殺操作量はゼロとされている。
【0026】これにより、加湿器1−3の気化冷却効果
による外乱が、系に影響を及ぼす前に先回りして打ち消
される。すなわち、本実施の形態では、加湿器1−3が
起動されると、給気温度の計測値tpvと目標値tsp
とを一致させるフィードバック制御に加え、給気温度の
計測値tpvと目標値tspとの差に応じた操作量に相
殺操作量を加えてのフィードフォワード制御が行われ、
フィードバック制御によって給気温度の定値制御が実施
される一方、フィードフォワード制御によって加湿器の
気化冷却効果による給気温度の低下を相殺する外乱抑制
が実施される。これにより、加湿器1−3の気化冷却効
果による急激な外乱変化に即応し、安定した給気温度制
御を提供することができるようになる。
【0027】F(s)によるFF制御成分がどのような
波形になるかについて説明する。Kp=10,Tp=2
00,Lp=50,Kg=5,Lg=50として、Tg
=50,100,200,300,1000と、変えた
場合のFF制御成分の波形をみてみる。むだ時間は同じ
なので相殺され、波形は図3に示すグラフのようにな
る。F(s)の式から分かるように、FF制御成分は、
(KpTp/GpTg)に漸近する。プロセス遅れ時間
に比べて、外乱遅れ時間が小さい場合では、FF制御成
分は、減少漸近の急峻な波形となる(Tg=50、10
0)。一方、プロセス遅れ時間に比べて、外乱遅れ時間
が大きい場合では、FF制御成分は、増加漸近するなだ
らかな波形となる(Tg=300、1000)。因に、
プロセス遅れ時間と外乱遅れ時間が等しい場合には、一
定のFF制御成分(Tg=200)となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、加湿器が起動されると、給気温度の計測
値と目標値とを一致させるフィードバック制御に加え、
給気温度の計測値と目標値との差に応じた操作量に相殺
操作量を加えてのフィードフォワード制御が行われ、フ
ィードバック制御によって給気温度の定値制御が実施さ
れる一方、フィードフォワード制御によって加湿器の気
化冷却効果による給気温度の低下を相殺する外乱抑制が
実施されるものとなり、加湿器の気化冷却効果による急
激な外乱変化に即応し、安定した給気温度制御を提供す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す空調制御装置の
制御ブロック図である。
【図2】 図1の等価ブロック図である。
【図3】 FF制御成分の波形例を示す図である。
【図4】 室内への給気の温度および湿度を制御する空
調制御装置の概略を示す計装図である。
【図5】 加湿器をON/OFFした場合の入口温度お
よび出口温度の変化(ステップ応答)を示す図である。
【図6】 図4に示した空調制御装置の制御ブロック図
である。
【符号の説明】
1…空調機、1−1…冷却コイル、1−2…加熱コイ
ル、1−3…加湿器、1−4…送風機、1−5…熱交換
器、2…被制御室(室内)、3…コントローラ、4…給
気温度センサ、5…還気湿度センサ、6…冷水弁、7…
温水弁、8’…給気温度制御ブロック、8−1…誤差演
算部、8−2…PID演算部、8−3…空調プロセス、
8−4…FFモデル(予測モデル)、8−5…加算器、
8−6…外乱モデル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内への給気の温度および湿度を制御す
    る空調制御方法において、 前記室内への給気の温度を計測し、 この給気温度の計測値と目標値との差に応じた操作量を
    求め、 この操作量に基づいて、前記給気温度の計測値と目標値
    とが一致するように、前記室内への給気温度を制御する
    一方、 前記室内への給気に含まれる水分量を増加させる加湿器
    が起動された場合、この加湿器の起動によって発生する
    気化冷却効果による給気温度の低下を相殺する相殺操作
    量を予測し、この相殺操作量を前記給気温度の計測値と
    目標値との差に応じた操作量に加えるようにしたことを
    特徴とする空調制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された空調制御方法にお
    いて、 前記加湿器の起動によって発生する気化冷却効果を表す
    伝達関数をG(s)、前記給気温度の計測値と目標値と
    の差に応じた操作量と給気温度との関係を表す伝達関数
    をP(s)としたとき、F(s)=G(s)/P(s)
    となる伝達関数F(s)を有する予測モデルにより前記
    相殺操作量を求めることを特徴とする空調制御方法。
  3. 【請求項3】 室内への給気の温度および湿度を制御す
    る空調制御装置において、 前記室内への給気の温度を計測する給気温度計測手段
    と、 この給気温度計測手段によって計測された給気温度の計
    測値と目標値との差に応じた操作量を求め、この操作量
    に基づいて、前記給気温度の計測値と目標値とが一致す
    るように、前記室内への給気温度を制御するフィードバ
    ック手段と、 前記室内への給気に含まれる水分量を増加させる加湿器
    と、 この加湿器が起動された場合、この加湿器の起動によっ
    て発生する気化冷却効果による給気温度の低下を相殺す
    る相殺操作量を予測し、この相殺操作量を前記給気温度
    の計測値と目標値との差に応じた操作量に加えるフィー
    ドフォワード手段とを備えたことを特徴とする空調制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された空調制御装置にお
    いて、 前記フィードフォワード手段は、前記相殺操作量を求め
    る予測モデルを備え、前記加湿器の起動によって発生す
    る気化冷却効果を表す伝達関数をG(s)、前記給気温
    度の計測値と目標値との差に応じた操作量と給気温度と
    の関係を表す伝達関数をP(s)としたとき、前記予測
    モデルの伝達関数F(s)がF(s)=G(s)/P
    (s)として設定されていることを特徴とする空調制御
    装置。
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