JP2003336855A - 電界遮断機能を有する電気カーペットカバー及び電界遮断機能を有する電気カーペット並びに電気暖房寝具カバー及び電気暖房寝具 - Google Patents

電界遮断機能を有する電気カーペットカバー及び電界遮断機能を有する電気カーペット並びに電気暖房寝具カバー及び電気暖房寝具

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JP2003336855A JP2002316358A JP2002316358A JP2003336855A JP 2003336855 A JP2003336855 A JP 2003336855A JP 2002316358 A JP2002316358 A JP 2002316358A JP 2002316358 A JP2002316358 A JP 2002316358A JP 2003336855 A JP2003336855 A JP 2003336855A
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Seibu Kin
征武 金
Shokaku Kin
鐘鶴 金
Michiyoshi Ino
道義 井野
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KEIO BUSSAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気カーペット又は電気暖房寝具から発生する
電磁波のうち、特に電界(電場)の影響を抑えること。 【解決手段】導電性の層を含むカバーで電気カーペット
若しくは電気暖房寝具を覆い、前記導電性の層を所定の
接地装置を介して接地することにより、発生する電磁波
の電界を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気カーペット又
は電気毛布、電気布団等の電気暖房寝具から発生する電
磁波のうち、特に電界(電場)の影響を抑える働きをす
る電気カーペット及び電気暖房寝具のカバー、並びに、
かかる電界遮断機能を有する電気カーペット及び電気暖
房寝具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、洗濯機、電子レンジ及び冷蔵庫
等のように交流電源を使用している電気機器はケースを
接地として用いている。そして、ケースを接地として用
いていない電気機器でも供給される交流電源が内装部品
を通じてケースに誘起される。
【0003】従って、交流電源を使用している電気機器
を設置する場合、ケースに接地線の一端を連結し、接地
線の他端は水道管等のように地中に埋立されている金属
体に連結して接地している。
【0004】そして、テレビ受像機、コンピューター用
モニター及び電子レンジ等の電気機器は、動作時に電磁
波を発生し、発生した電磁波が外部へ漏洩される場合に
は他の電気機器の動作を妨害し、電波障害を起こすとと
もに人体に非常に有害であるので、電気機器の製造業者
は電磁波が電気機器の外部へ漏洩されないように多くの
努力を傾けている。例えば、テレビ受像機及びコンピュ
ーター用モニターでは、動作時に発生する電磁波の逆電
磁波を人為的に発生させ、発生された電磁波で相殺させ
るとともに外部へ漏洩される電磁波の量を減らし、電子
レンジではドアにチョック(chock)構造を形成して、
飲食物を加熱する電磁波をチョック構造で加熱室の内部
へ反射させるか外部へ漏洩させないようにしている。
【0005】一般に、各家庭に供給される交流電源は色
々あるが、図17(a)に示すように、二つの電源ライ
ン(VL1 、VL2 )と一つの接地ライン(VL3 )と
を有する単相3線式では、電源ライン(VL1 、VL2
)間の電圧が220Vであり、各々の電源ライン(V
L1 、VL2 )と接地ライン(VL3 )間の電圧はそれ
ぞれ110Vである。ここで、電源ライン(VL1 、V
L2 )の中点電圧点を検出する場合、中点電圧点は接地
ラインVL3 と同一電圧及び同一位相を有することにな
る。従って、電気機器を電源ライン(VL1 、VL2 )
の中点電圧点に連結する場合、接地させたものと同一結
果が得られる。
【0006】そして、単相2線式では、図17(b)及
び図17(c)に示すように、二つの電源ライン(VL
11、VL12)(VL21、VL22)のうちどの一つの電源
ライン(VL12)(VL22)が接地された状態で110
V及び220Vが入力される。従って、電気機器を接地
されている電源ライン(VL12)(VL22)に連結すれ
ば、接地されたものと同様の結果が得られる。
【0007】しかしながら、電気機器を使用している大
部分の使用者は、接地に関する知識が殆ど無く、その作
業が非常に面倒である。従って、電気機器を接地させず
に、そのまま使用しているのが実情であり、これにより
他の電気機器の動作を妨害し、電波障害を起こすおそれ
があるとともに、人体にも非常に有害であった。
【0008】さて、電気機器から発生される電磁波の周
波数は一定しなく、多様に変化するもので、前記のよう
に逆電磁波を発生させるか、又はチョック構造を形成し
ても電気機器では多くの電磁波が漏洩されているのが実
情である。
【0009】かかる事情に鑑み、電気機器を導電性シー
ト等の遮蔽膜で取り囲み、この遮蔽膜を電源ラインから
検出した接地点に連結して、電気機器の動作時に発生す
る電磁波が電気機器の外部へ漏洩されないようにする電
気機器の接地装置が考案されている(例えば、特許文献
1参照)。
【0010】以下、図18〜図23に基づいて従来の電
気機器の接地装置を詳細に説明する。
【0011】図18は従来の接地装置を示すブロック図
である。
【0012】同図に示すように、前記接地装置は、電源
ライン(A、B)の交流電源を同一インピーダンスでフ
ィルターリングし、整流及び平滑した動作電源(B+ )
を供給する電源供給部(100)と、前記電源供給部
(100)の出力電源(B+ )で動作し、仮想接地部
(200)を設定した後、電源ライン(A)(B)から
仮想接地部(200)に流れる電流で接地点を検出し接
地点に仮想接地部(200)を接地させる接地検出部
(300)と、前記仮想接地部(200)に接地されて
感電事故及び電磁波漏洩を防止する電気機器(400)
と、前記接地検出部(300)の接地点連結完了時、電
気機器(400)の負荷に交流電源を印加する負荷電源
供給部(500)と、前記仮想接地部(200)に流れ
る電流を検出する電流検出用抵抗(R1 )と、前記電流
検出用抵抗(R1 )の両端間電圧で漏電を検出する漏電
検出部(600)と、前記漏電検出部(600)が漏電
を検出する場合、前記接地検出部(300)の出力信号
が前記負荷電源供給部(500)に印加されないように
して、電気機器(400)の負荷に交流電源が印加され
ないようにする漏電遮断制御部(700)とから構成さ
れている。
【0013】図19は図18の接地検出部(300)の
詳細ブロック図で、同図に示すように、電源ライン
(A)(B)と仮想接地部(200)との間に直列で連
結されて、電源ライン(A)(B)が接地されているか
をそれぞれ検出する第1検出部(310)及び第2検出
部(320)と、前記第1検出部(310)及び第2検
出部(320)の出力信号をそれぞれ整形して出力する
検出信号出力部(330)(340)と、前記検出信号
出力部(330)(340)の出力信号を組合して、前
記仮想接地部(200)と接地点の連結を駆動する接地
連結駆動部(350)と、電源ライン(A)(B)の中
点電圧点を検出し、前記接地連結駆動部(350)の駆
動により電源ライン(A)、(B)又は電源(A、B)
の中点電圧点を接地点として前記仮想接地部(200)
に選択的に連結し接地させる接地選択連結部(360)
と、前記第1検出部(310)及び第2検出部(32
0)が順次動作するようにし、仮想接地部(200)の
接地完了時、第1検出部(310)及び第2検出部(3
20)が動作しないようにするとともに前記接地連結駆
動部(350)及び電源スイッチング部(350)に動
作電源を供給する接地検出/駆動制御部(370)とか
ら構成されている。
【0014】ここで、接地検出/駆動制御部(370)
は、電源(B+ )が印加される初期に、予め設定された
時間の間、パルス信号を発生する第1タイマー部(37
1)と、前記第1タイマー部(371)の設定時間の
間、前記第1検出部(310)が動作するようにする第
1検出制御部(372)と、前記第1タイマー部(37
1)の設定時間の経過時、前記第2検出部(320)が
動作するようにする第2検出制御部(373)と、前記
第1タイマー部(371)の設定時間の経過時、動作を
始め、設定時間後に制御信号を発生する第2タイマー部
(374)と、前記第2タイマー部(374)から出力
される制御信号により前記第1検出制御部(372)及
び第2検出制御部(373)の動作電源を遮断する電源
遮断部(375)と、前記第2タイマー部(374)の
設定時間の経過時、前記接地連結駆動部(350)及び
負荷電源供給部(500)に動作電源を印加する動作制
御部(376)とから構成されている。
【0015】このように構成された前記接地装置は電源
ライン(A)(B)に印加される交流電源を電源供給部
(100)が同一インピーダンスを有するフィルターで
フィルターリングし、これを整流及び平滑して各部位に
動作電源(B+ )を供給することになる。動作電源(B
+ )が供給されると、接地検出部(300)の電源遮断
部(375)が第1及び第2検出制御部(372)(3
73)に動作電源を供給し、第1タイマー部(371)
は予め設定された幅のパルス信号を出力することにな
る。
【0016】そして、出力したパルス信号に応じて第1
検出制御部(372)が動作し、第1検出制御部(37
2)の制御に従って第1検出部(310)が動作して、
電源ライン(A)から仮想接地部(200)に電流が流
れるかを検出する。
【0017】第1タイマー部(371)の設定時間が経
過すると、第2タイマー部(374)の動作が始まると
ともに第2検出制御部(373)が動作し、第2検出制
御部(373)の制御に従って第2検出部(320)が
動作して、電源ライン(B)から仮想接地部(200)
に電流が流れるかを検出する。第2タイマー部(37
4)の設定時間が経過すると、電源遮断部(375)が
動作電源を遮断して、第1及び第2検出制御部(37
2)(373)の動作が停止され、動作制御部(37
6)は接地連結駆動部(350)及び負荷電源供給部
(500)に動作電源を供給することになる。そして、
負荷電源供給部(500)が動作して電源ライン(A)
(B)の交流電源を通過させ、電気機器(400)の負
荷に入力されるので電気機器(400)が動作し始め
る。そして、第1及び第2検出部(310)(320)
の電流検出信号は検出信号出力部(330)(340)
で整形された後、接地連結駆動部(350)に入力され
るので、接地連結駆動部(350)は第1及び第2検出
部(310)(320)の検出信号に応じて接地選択連
結部(360)を制御して仮想接地部(200)を接地
させることになる。
【0018】即ち、第1検出部(310)が電流の流れ
を検出し、第2検出部(320)が電流の流れを検出し
得なかった場合に電源ライン(B)を仮想接地部(20
0)に連結し、前記と反対に第1検出部(310)が電
流の流れを検出し得なく、第2検出部(320)が電流
の流れを検出した場合に電源ライン(A)を仮想接地部
(200)に連結し、第1及び第2検出部(310)
(320)が全て電流の流れを検出した場合に電源ライ
ン(A)(B)の中点電圧点を仮想接地部(200)に
連結して接地させる。
【0019】このように接地された仮想接地部(20
0)に、前記接地装置は電気機器(400)を連結して
電気機器(400)での感電事故及び電磁波漏洩を遮断
する。例えば、電気機器(400)のケースが金属等の
導電体でなっている場合にはケースを遮蔽膜として仮想
接地部(200)に連結し、ケースが合成樹脂等の非導
電体でなった電気機器(400)は、図20に示すよう
に、ケース(410)を金属及び炭素等の導電体で取り
囲んで遮蔽膜(420)を形成した後、遮蔽膜(42
0)を仮想接地部(200)に連結して接地させる。そ
して、電気機器(400)で漏電が発生する場合、電流
検出用抵抗(R1)を通じて仮想接地部(200)に多
くの電流が流れ、流れる電流に応じて電流検出用抵抗
(R1)で電圧降下が発生することになる。電流検出用
抵抗(R1)での電圧降下により漏電検出部(600)
は漏電が発生するかを検出し、漏電の検出時、漏電遮断
制御部(700)は接地検出部(300)の出力信号を
遮断及び負荷電源駆動部(500)が動作しないように
して電気機器(400)に交流電源(400)を供給し
得なくなる。一方、図21は図18の電源供給部(10
0)を示す詳細回路図である。同図に示すように、この
電源供給部(100)は、電源ライン(A)(B)が抵
抗(R100 )(R101 )を介してコンデンサ(C100 )
(C101 )の一側端子にそれぞれ連結されることにより
フィルター(110)(120)が構成される。コンデ
ンサ(C100 )(C101 )の他側端子はダイオード(D
100 〜D104 )でなったブリッジダイオード(130)
の電源入力端子(CN12、CN13)に接続され、ブリッ
ジダイオード(130)の出力端子(CN14)及び接地
端子(CN11)との間にはコンデンサ(C103 )及び静
電圧ダイオード(ZD100 )が連結されて動作電源(B
+ )を出力する平滑部(140)が構成される。従っ
て、電源供給部(100)は電源ライン(A)(B)に
印加される交流電源をフィルター(110)(120)
の抵抗(R100 )(R101 )及びコンデンサ(C100 )
及び(C101 )でそれぞれフィルターリングして雑音を
除去する。
【0020】フィルター(110)(120)を通過し
た交流電源はブリッジダイオード(130)でブリッジ
整流され、平滑部(140)のコンデンサ(C103 )で
平滑され、静電圧ダイオード(ZD100 )により静電圧
に変換され各部位に動作電源(B+ )として供給され
る。ここで、抵抗(R100 )(R101 )の値及びコンデ
ンサ(C100 )(C101 )の容量をそれぞれ同一にする
と、接地電圧が電源ライン(A)(B)の中点電圧とな
る。即ち、電源ライン(A)(B)の交流電圧が220
Vだと仮定する場合、接地で電源ライン(A)(B)の
電圧はそれぞれ110Vとなり、電源ライン(A)
(B)の交流電圧が110Vだと仮定する場合、接地で
電源ライン(A)(B)の電圧はそれぞれ50Vとな
る。従って、電源ライン(A)(B)の交流電源が接地
検出部(300)の電流検出ラインに誘起される雑音の
レベルが低くなり、電源ライン(A)(B)から仮想接
地部(200)に流れる電流を正確に検出できる。
【0021】図22は図18の接地検出部(300)を
示す詳細回路図である。同図に示すように、接地検出部
(300)の第1検出部(310)及び第2検出部(3
20)は、電源ライン(A)(B)が抵抗(R310 )
(R320 )を介してネオン管(NE310 )(NE320 )
の一側端子に接続され、ネオン管(NE310 )(NE32
0 )の光を光導電素子(CdS310 )(CdS320 )が
検出して出力するように構成される。
【0022】検出信号出力部(330)(340)は光
導電素子(CdS310 )(CdS320 )が抵抗(R330
)(R340 )及び接地コンデンサ(C330 )(C340
)に接続され、その接続点が抵抗(R331 )(R341
)を介して比較器(331)(341)の反転入力端
子(−)(−)にそれぞれ接続され、比較器(331)
(341)の非反転端子(+)(+)には電源(B+ )
に直列接続される抵抗(R332 、R333 )(R342 、R
343 )の接続点が接続される。比較器(331)(34
1)の出力端子は抵抗(R334 )(R344 )を介してそ
の反転入力端子(−)(−)に帰還接続されるとともに
抵抗(R335 )(R345 )及びフリップフロップ(33
2)(342)のセット端子(SE)(SE)に接続さ
れ、フリップフロップ(332)(342)のリセット
端子(RE)(RE)には電源(B+ )がコンデンサ
(C331 )(C341 )及び接地抵抗(R336 )(R346
)を介して接続されて、フリップフロップ(332)
(342)の出力端子(OT)(OT)から電流検出信
号が出力されるように構成される。
【0023】接地連結駆動部(350)は、フリップフ
ロップ(332)(342)の出力端子(OT)(O
T)がインバータ(IV350 、IV351 )(IV352 、
IV351 )を介して、並列接続されたリレー(RY350
)(RY351 )及びダイオード(D350 )(D351 )
にそれぞれ接続される。又、フリップフロップ(33
2)(342)の出力端子(OT)(OT)が逆方向ダ
イオード(D352 )(D353)をそれぞれ介して抵抗
(R350 )に共通接続され、その接続点がインバータ
(IV354 )を介して、並列接続されたリレー(RY35
2 )及びダイオード(D354 )に接続される。
【0024】接地選択連結部(360)は、電源ライン
(A)(B)の間に抵抗(R360 )(R361 )が直列連
結され、電源ライン(A)及び抵抗(R360 )と、抵抗
(R360 )(R361 )と、抵抗(R361 )及び電源ライ
ン(B)の接続点は直列接続された抵抗(R362 )(R
363 )(R364 )及びリレースイッチ(RYS360 )
(RYS362 )(RYS361 )を介して抵抗(R1)に
接続される。
【0025】接地検出/駆動制御部(370)は、電源
(B+ )が抵抗(R371 )を介して接地コンデンサ(C
371 )及びインバータ(IV371 )の入力端子に接続さ
れることにより第1タイマー部(371)が構成され
る。インバータ(IV371 )の出力端子はインバータ
(IV372 )(IV378a、IV373b)を介してフォトカ
プラ(RTR372 )(RTR373 )の発光部に接続さ
れ、フォトカプラ(PTR372 )(PTR373 )の受光
部は第1及び第2検出部(310)(320)のネオン
管(NE310 )(NE320 )と抵抗(R1 )との間に接
続されて第1及び第2検出制御部(372)(373)
が構成される。
【0026】又、インバータ(IV371 )の出力端子は
インバータ(IV374a)及び抵抗(R374 )を介して接
地コンデンサ(C374 )及びインバータ(IV374b)の
入力端子に接続されて第2タイマー部(374)が構成
される。インバータ(IV374b)の出力端子はトランジ
スタ(Q375 )のベースに接続され、トランジスタ(Q
375 )のコレクターには電源(B+ )が接続され、トラ
ンジスタ(Q375 )のエミッタは前記フォトカプラ(P
TR372 )(PTR373 )の発光部に接続されて電源遮
断部(375)が構成される。そして、インバータ(I
V374b)の出力端子が抵抗(R376 )を介してトランジ
スタ(Q376 )のベースに接続され、トランジスタ(Q
376 )のエミッタには電源(B+ )が接続され、トラン
ジスタ(Q376 )のコレクタは接地連結駆動部(35
0)及び負荷電源供給部(500)に連結されて動作電
源を供給するように動作制御部(376)が構成され
る。前記リレースイッチ(RYS350 〜RYS352 )は
そのリレー(RY350 〜RY352 )が駆動される場合に
それぞれ接続される。
【0027】このように構成された前記接地装置の接地
検出部(300)は、電源供給部(100)から供給さ
れる電源(B+ )が検出信号出力部(330)(34
0)のコンデンサ(C331 )(C341 )及び抵抗(R33
6 )(R346 )によりそれぞれ微分されてフリップフロ
ップ(332)(342)のリセット端子(RE)(R
E)に印加されるので、フリップフロップ(332)
(342)が全てリセットされ、出力端子(OT)に低
電位を出力することになる。又、電源(B+ )が抵抗
(R332 、R333 )(R342 、R343 )により分割され
て比較器(331)(332)の非反転入力端子(+)
(+)にそれぞれ基準電圧として印加され、接地検出/
駆動制御部(370)の第1タイマー部(371)の抵
抗(R371 )を介してコンデンサ(C371 )に充電され
ながらインバータ(IV371 )の入力端子に印加され
る。
【0028】ここで、電源(B+ )が印加される初期に
はコンデンサ(C371 )の充電電圧がなくてインバータ
(IV371 )に低電位が印加されるので、インバータ
(IV371 )は高電位を出力して、第1検出制御部(3
72)のインバータ(IV372)及び第2検出制御部
(373)のインバータ(IV373a)が低電位を出力
し、インバータ(IV373b)が高電位を出力することに
なる。
【0029】そして、電源(B+ )が印加される初期時
間には、第2タイマー部(374)のコンデンサ(C37
4 )に充電される電圧がなくてインバータ(IV374b)
が高電位を出力するので、電源遮断部(375)のトラ
ンジスタ(Q375 )がオンとなる。従って、電源(B+
)がトランジスタ(Q375 )及びフォトトライアック
(PTR372 )の発光部を介してインバータ(IV372
)の出力端子に流れるので、フォトトライアック(P
TR372 )の発光部が点灯して光を出力し、これをフォ
トトライアック(PTR372 )の受光部が受光して導通
状態になる。
【0030】この際、電源ライン(A)が接地されてい
る場合には電源ライン(A)と仮想接地部(200)の
電位及び位相が同一であって第1検出部(310)のネ
オン管(NE310 )が点灯されなく、光導電素子(Cd
S310 )に入射される光がなくて抵抗値が非常に高くな
る。
【0031】従って、比較器(331)は反転入力端子
(−)に印加される電圧がその非反転入力端子(+)に
印加される基準電圧より高くて低電位を出力し、フリッ
プフロップ(332)はセットされなくて出力端子(O
T)に低電位を出力することになる。そして、電源ライ
ン(A)が接地されていない場合には、電源ライン
(A)と仮想接地部(200)の電位及び位相が相違し
て、第1検出部(310)のネオン管(NE310 )が点
灯され、光導電素子(CdS310 )にネオン管(NE31
0 )の光が入射されてその抵抗値が低くなる。従って、
比較器(331)は反転入力端子(−)に印加される電
圧がその非反転入力端子(+)に印加される基準電圧よ
り低くて高電位を出力し、フリップフロップ(332)
はセット端子(SE)に高電位が印加されセット及び出
力端子(OT)に高電位を出力することになる。
【0032】第1タイマー部(371)の抵抗(R371
)及びコンデンサ(C371 )の時定数時間が経過する
と、インバータ(IV371 )が高電位を出力し、インバ
ータ(IV372 、IV378a)が高電位を出力し、インバ
ータ(IV373b)が低電位を出力することになる。従っ
て、電源(B+ )がトランジスタ(Q375 )及びフォト
トライアック(PTR373 )の発光部を介してインバー
タ(IV373b)の出力端子に流れ、フォトトライアック
(PTR373 )の発光部が点灯して光を出力し、これを
フォトトライアック(PTR373 )の受光部が受光して
導通状態となる。
【0033】この際、前記電源ライン(A)と同様に電
源ライン(B)が接地されている場合には第2検出部
(320)のネオン管(NE320 )が点灯せず、光導電
素子(CdS320 )に入射される光がなくて抵抗値が非
常に高くなる。従って、比較器(341)は低電位を出
力し、フリップフロップ(342)はセットされなくて
出力端子(OT)に低電位を出力することになる。そし
て、電源ライン(B)が接地されていない場合には第2
検出部(320)のネオン管(NE320 )が点灯し、光
導電素子(CdS320 )にネオン管(NE320 )の光が
入射されてその抵抗値が低くなる。従って、比較器(3
41)は高電位を出力し、フリップフロップ(342)
はセット端子(SE)に高電位が印加されてセット及び
出力端子(OT)に高電位を出力することになる。
【0034】即ち、電源ライン(A)(B)は、いずれ
か一つの電源ライン(A)又は電源ライン(B)が接地
されているか二つの電源ライン(A)(B)が全て接地
されていないもので、電源ライン(A)が接地されてい
る場合には、第1検出信号出力部(330)が低電位を
出力し、第2検出信号出力部(340)が高電位を出力
し、電源ライン(B)が接地されている場合には、第1
検出信号出力部(330)が高電位を出力し、第2検出
信号出力部(340)が低電位を出力し、二つの電源ラ
イン(A)(B)が全て接地されていない場合には、第
1及び第2検出信号出力部(330)(340)が全て
高電位を出力することになる。
【0035】ここで、電源ライン(A)が接地されてい
る場合には、第1及び第2検出信号出力部(330)
(340)がそれぞれ低電位及び高電位を出力し、第1
検出信号出力部(330)が出力した低電位により接地
連結駆動部(350)のインバータ(IV351 )が低電
位を出力することになる。そして、電源ライン(B)が
接地されている場合には、第1及び第2検出信号出力部
(340)が出力した低電位によりインバータ(IV35
3 )が低電位を出力することになる。又、電源ライン
(A)(B)が全て接地されていない場合には、第1及
び第2検出信号出力部(330)(340)が全て高電
位を出力し、ダイオード(D352 、D353 )が全て遮断
状態になり、インバータ(IV354 )が低電位を出力す
ることになる。 第2タイマー(374)の抵抗(R374
)及びコンデンサ(C374 )の時定数時間が経過する
と、インバータ(IV374b)に高電位が印加されて低電
位を出力するので、電源遮断部(375)のトランジス
タ(Q375 )がオフされ、第1及び第2検出制御部(3
72)(373)に電源が印加されなく、動作制御部
(376)のトランジスタ(Q376 )がオンとなって電
源(B+ )が接地連結駆動部(350)に印加される。
【0036】そして、前記のように電源ライン(A)が
接地されてインバータ(IV351 )が低電位を出力する
場合、リレー(RY350 )が駆動され、接地選択連結部
(360)のリレースイッチ(RYS350 )が接続され
て電源ライン(A)が抵抗(R362 )及びリレースイッ
チ(RYS350 )を介して仮想接地部(200)に連結
され、電源ライン(B)が接地されてインバータ(IV
353 )が低電位を出力する場合にはリレー(RY351 )
が駆動され、リレースイッチ(RYS351 )が接続され
て電源ライン(B)が抵抗(R364 )及びリレースイッ
チ(RYS351)を介して接地点(1)に連結される。
そして、電源ライン(A)(B)が全て接地されなくて
インバータ(IV354 )が低電位を出力する場合にはリ
レー(RY352 )が駆動され、リレースイッチ(RYS
352 )が接続されて、電源ライン(A)(B)の間に直
列連結された抵抗(R360 、R361 )の接続点である接
地点が抵抗(R363 )及びリレースイッチ(RYS352
)を介して仮想接地部(1)に連結される。
【0037】このように電源ライン(A)(B)から検
出した接地点が仮想接地部(200)に連結されると、
電気機器(400)の遮蔽膜(420)を仮想接地部
(200)に連結して接地させる。
【0038】図23は図18の負荷電源供給部(50
0)、漏電検出部(600)及び漏電遮断制御部(70
0)を示す詳細回路図である。同図に示すように、負荷
電源供給部(500)は、動作制御部(376)のトラ
ンジスタ(Q376 )のコレクターがインバータ(IV51
0 )を介して抵抗(R510 )及びインバータ(IV51
1)の入力端子に接続されて波形整形部(510)が構
成される。インバータ(IV511 )の出力端子はリレー
(RY520 )に接続されてリレースイッチ(RYS521
)(RYS522 )の可動端子に電源ライン(A)
(B)がそれぞれ接続され、リレースイッチ(RYS52
1 )(RYS522 )の他側固定接点(b1 )(b2)が
電気機器(400)の負荷に接続されてスイッチング部
(520)が構成される。
【0039】そして、抵抗(R1)に抵抗(R600 )及
びフォトカプラ(PC600 )の発光部が並列接続され、
フォトカプラ(PC600 )の受光トランジスタのコレク
ターは抵抗(R601 )及び接地コンデンサ(C600 )に
接続される。受光トランジスタのコレクター、抵抗(R
601 )及び接地コンデンサ(C600 )の接続点は抵抗
(R602 )を介して比較器(601)の非反転入力端子
(+)に接続され、電源(B+ )に直列接続された抵抗
(R603 )(R604 )の接続点が比較器(601)の反
転入力端子(−)に接続され比較器(601)の出力端
子が抵抗(R605)を介してその非反転入力端子(+)
に帰還接続されるとともに比較器(601)の出力端子
に抵抗(R606 )及びブザー(BZ)と、抵抗(R607
)及び発光ダイオード(LED)がそれぞれ直列接続
されて漏電検出部(600)が構成される。
【0040】又、漏電遮断制御部(700)は、前記イ
ンバータ(IV511 )の出力端子がスイッチ(701)
及びダイオード(D701 )を介して比較器(601)の
出力端子に接続されて構成される。前記リレースイッチ
(RYS521 )(RYS522)はリレー(RY520 )が
駆動される場合に可動端子が一側固定接点(a1 、a2
)にそれぞれ接続され、リレー(RY520 )が駆動さ
れない場合に可動端子が他側固定接点(b1 、b2 )に
それぞれ接続される。
【0041】このように構成された負荷電源供給部(5
00)、漏電検出部(600)及び漏電遮断制御部(7
00)は接地検出部(300)が接地点を検出して仮想
接地部(200)に連結する前に動作制御部(376)
が前記のように低電位を出力することになる。出力した
低電位は波形整形部(510)のインバータ(IV510
、IV511 )を順次通じて整形され、リレー(RY520
)に印加されるので、リレー(RY520 )が駆動さ
れ、リレースイッチ(RYS521 )(RYS522 )の可
動端子が一側固定接点(a1 )(a2 )に接続され電源
端子(A)(B)の交流電源(AC)は負荷に供給され
なくなる。
【0042】そして、接地検出部(300)が電源端子
(A、B)から接地点を検出し抵抗(R1)を介して仮
想接地部(200)に連結し、動作制御部(376)が
高電位を出力すると、出力した高電位は波形整形部(5
10)を介してリレー(RY520 )に印加される。従っ
て、リレー(RY520 )が駆動され、リレースイッチ
(RYS521 )(RYS522 )の可動端子が他側固定接
点(b1 )(b2 )に接続されるので、電源端子(A)
(B)の交流電源はリレースイッチ(RYS521)(R
YS522 )を介して電気機器(400)の負荷に供給さ
れる。
【0043】このように電気機器(400)に交流電源
が供給されて動作される状態で漏電が発生されない場合
には、接地検出部(300)から抵抗(R1)を通じて
仮想接地部(200)に流れる電流がないので、抵抗
(R1)の両端間の電圧降下がなくて漏電検出部(60
0)のフォトカプラ(PC600 )の発光部が点灯せず、
フォトカプラ(PC600 )の受光トランジスタがオフさ
れる。これにより、動作電源(B+ )が抵抗(R601 )
を通じてコンデンサ(C600 )に充電され、抵抗(R60
2 )を通じて比較器(601)の非反転入力端子(+)
に印加されて、反転入力端子(−)に印加される基準電
圧より高くなるので、比較器(601)が高電位を出力
して、ブザー(BZ)及び発光ダイオード(LED)が
動作せず、かつスイッチ(701)の切換状態にかかわ
らずリレー(RY)が動作せず、電気機器(400)の
負荷には続けて交流電源が印加されて正常動作すること
になる。
【0044】そして、漏電が発生した場合、接地検出部
(300)から抵抗(R1)を通じて仮想接地部(20
0)に流れる電流が多いので、抵抗(R1)の両端間の
電圧降下が大きく、漏電検出部(600)のフォトカプ
ラ(PC600 )の発光部が点灯して受光トランジスタが
オンとなる。よって、コンデンサ(C600 )の充電電圧
がフォトカプラ(PC600 )の受光トランジスタを通じ
て接地に流れ、比較器(601)の非反転入力端子
(+)には低電位が印加されるので、比較器(601)
が低電位を出力し、ブザー(BZ)が警報音を出力する
とともに発光ダイオード(LED)が点灯しながら漏電
を表示することになる。ここで、使用者がスイッチ(7
01)を接続させた場合には、比較器(601)が出力
する低電位によりリレー(RY520 )が駆動され、リレ
ースイッチ(RYS521 )(RYS522 )の可動端子が
一側固定接点(a1 )(a2 )に接続されて、電気機器
(400)の負荷に交流電源(AC)が供給されなくな
る。
【0045】
【特許文献1】登録実用新案第3016977号公報
【0046】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年、手軽にで
きる床暖房として電気カーペットが使用され、また就寝
時の暖房として電気毛布等の電気暖房寝具が使用されて
いる。しかしながら、図1又は図9に示すように、使用
中にカーペット表面または電気毛布等から電磁波が放射
され、人体に悪影響を及ぼすことが懸念されている。
【0047】前記電磁波のうち、磁界の発生について
は、発熱体(図1又は図9の点線で示した部分)の中
に、電流の向きが異なった2本の熱線を交互に巻き付け
ることにより、磁界同士が打ち消し合い、磁界の発生を
抑える技術が知られているものの、電界(電場)につい
ては、その発生を抑えることが困難であった。そこで、
その発生を抑えるかわりに、発生した電界を遮蔽するこ
とにより、人体への影響を少なくする電気カーペット等
の提供が要請されている。
【0048】本発明はかかる状況に鑑み、前記の接地装
置を電気カーペット等に利用することにより、電界の人
体への影響を少なくした電気カーペット及び電気暖房寝
具のカバー、並びに、かかる電界遮断機能を有する電気
カーペット及び電気暖房寝具を提供することを目的とす
る。
【0049】
【課題を解決するための手段】本発明は、電界遮断機能
を有する電気カーペットカバー及び電界遮断機能を有す
る電気カーペットに関し、本発明の上記目的は、絨毯生
地等の表地と、導電性のシートからなる中間層と、ニー
ドルパンチカーペット等の基布層との3層から成る電気
カーペットのカバーであって、前記中間層が、電源ライ
ンの交流電源を同一インピーダンスでフィルターリング
し整流及び平滑して動作電源を供給する電源供給部と、
前記電源供給部の出力である前記動作電源で動作し、仮
想接地部を設定した後、前記電源ラインから前記仮想接
地部に流れる電流で接地点を検出し、接地点に前記仮想
接地部を接地させる接地検出部とを有する接地装置の、
前記仮想接地部と接続されることにより、電気カーペッ
ト本体の発熱体から発生する電磁波の電界を遮断するこ
とを特徴とする、電界遮断機能を有する電気カーペット
カバーによって達成される。
【0050】また、本発明の上記目的は、前記接地装置
が、前記接地検出部の接地点連結完了時、前記電気カー
ペット本体の発熱体に交流電源を印加する負荷電源供給
部をさらに具備し、かつ、前記電気カーペット本体の発
熱体の温度制御装置と一体として構成されていることに
よって、より効果的に達成される。
【0051】またさらに、本発明の上記目的は、絨毯等
の電気カーペットカバーと、発熱体を有する電気カーペ
ット本体と、該電気カーペットカバーと該電気カーペッ
ト本体との間に位置し、導電性のシートからなる中間層
と、電源ラインの交流電源を同一インピーダンスでフィ
ルターリングし整流及び平滑して動作電源を供給する電
源供給部と、前記電源供給部の出力である前記動作電源
で動作し、仮想接地部を設定した後、前記電源ラインか
ら前記仮想接地部に流れる電流で接地点を検出し、接地
点に前記仮想接地部を接地させる接地検出部と、前記接
地検出部の接地点連結完了時前記電気カーペット本体の
発熱体に交流電源を印加する負荷電源供給部と、を有す
る接地装置と、前記発熱体の温度制御を行う温度制御装
置と、で構成される電気カーペットであって、前記接地
装置が前記電気カーペット本体の発熱体の温度制御装置
と一体として構成され、かつ、前記接地装置の前記仮想
接地部が、前記中間層と電気的に接続されていることを
特徴とする電界遮断機能を有する電気カーペットによっ
て達成される。
【0052】本発明は、電界遮断機能を有する電気暖房
寝具カバー及び電界遮断機能を有する電気暖房寝具に関
し、本発明の上記目的は、電気暖房寝具全体を包む袋状
の電気暖房寝具カバーであって、該電気暖房寝具カバー
は、導電性繊維が織り込まれた導電層を少なくとも有
し、該導電層が、電源ラインの交流電源を同一インピー
ダンスでフィルターリングし整流及び平滑して動作電源
を供給する電源供給部と、前記電源供給部の出力である
前記動作電源で動作し、仮想接地部を設定した後、前記
電源ラインから前記仮想接地部に流れる電流で接地点を
検出し、接地点に前記仮想接地部を接地させる接地検出
部とを有する接地装置の、前記仮想接地部と接続される
ことにより、前記電気暖房寝具の発熱体から発生する電
磁波の電界を遮断することを特徴とする、電界遮断機能
を有する電気暖房寝具カバーによって達成される。
【0053】また、本発明の上記目的は、前記接地装置
が、前記接地検出部の接地点連結完了時、前記電気暖房
寝具の発熱体に交流電源を印加する負荷電源供給部をさ
らに具備し、かつ、前記電気暖房寝具の発熱体の温度制
御装置と一体として構成されていることによって、より
効果的に達成される。
【0054】またさらに、本発明の上記目的は、発熱
体、前記発熱体全体を覆う導電性繊維が織り込まれた導
電層及び前記発熱体から発せられる熱を保持する熱保持
体と、前記発熱体の温度制御を行う温度制御装置と、電
源ラインの交流電源を同一インピーダンスでフィルター
リングし整流及び平滑して動作電源を供給する電源供給
部と、前記電源供給部の出力である前記動作電源で動作
し、仮想接地部を設定した後、前記電源ラインから前記
仮想接地部に流れる電流で接地点を検出し、接地点に前
記仮想接地部を接地させる接地検出部と、前記接地検出
部の接地点連結完了時、前記電気暖房寝具の発熱体に交
流電源を印加する負荷電源供給部とを有する接地装置
と、を有する電気暖房寝具であって、前記接地装置が前
記電気暖房寝具の発熱体の温度制御装置と一体として構
成され、かつ、前記接地装置の前記仮想接地部が、前記
導電層と電気的に接続されていることを特徴とする電界
遮断機能を有する電気暖房寝具によって達成される。
【0055】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る電界遮断機
能を有する電気カーペットカバー及び電界遮断機能を有
する電気カーペット、並びに電界遮断機能を有する電気
暖房寝具カバー及び電界遮断機能を有する電気暖房寝具
について、図面を参照して説明する。
【0056】図1は、従来の電気カーペットの外観を示
す図であり、発熱体22と、発熱体の温度制御を行う電
気カーペット本体制御部(以下「本体制御部」とい
う。)21を有する電気カーペット本体20の上に、絨
毯やタフテッドカーペット等からなる電気カーペットカ
バー10が載置されて使用されるものである。コンセン
ト30に電源コード23に接続された電源プラグ24が
差し込まれ、本体制御部21のスイッチを入れると、発
熱体が発熱し、暖房効果を奏するものである。
【0057】このとき、発熱体からは電磁波が発せら
れ、これが人体に影響を及ぼすことが問題であった。
【0058】図2は、本発明に係る電界遮断機能を有す
る電気カーペットカバー40の構成を示す図であり、絨
毯、タフトカーペット、又はキルト生地等からなる表地
41と、金属繊維や金属シート等の導電性シートからな
る中間層42と、ニードルパンチカーペット等の基布か
ら成る基布層43とがサンドウィッチ状に形成され、表
地41に接地ターミナル44が取り付けられ、これが中
間層に設けられている接地金具45と電気的に接続さ
れ、さらに、接地金具45は中間層の導電性シートと電
気的に接続されている。接地ターミナル44に接地コー
ド46の一端が接続され、他端が前記接地装置50に接
続され、接地装置50がコンセント30に差し込まれる
ことにより、中間層45が接地されたと同じ効果が得ら
れる。
【0059】図3は、本発明に係る電気カーペットカバ
ーの使用例(第一実施例)を示す図であり、図1に示し
た従来の電気カーペットのカバー10を、本発明に係る
電界遮断機能を有する電気カーペットカバー40で置き
換えたものである。これにより、従来のタイプの電気カ
ーペットをすでに使用している場合に、本発明に係る電
気カーペットカバー40を組み合わせて使用するだけ
で、発熱体22から発生する電磁波の電界を遮断するこ
とができる。
【0060】図4は、図3に示す第一実施例の接続状態
を示す概念図であり、前記電気カーペットカバー40の
中間層42が接続コード46を介して、接地装置50の
仮想接地部200に接続されるようになっている。
【0061】図5は、本発明に係る電気カーペットカバ
ーの使用例(第二実施例)を示す図である。図3の第一
実施例と異なる点は、接地装置50が前記本体制御部2
1の中に一体として組み込まれた点である。この一体型
の本体制御部を従来のものと区別するため、符号を2
1’とする。このように構成することにより、コンセン
ト30に差し込むのは、電気カーペットの電源プラグ2
4のみでよくなり、使い勝手が良くなる。
【0062】図6は、図5に示す第二実施例の接続状態
を示す概念図であり、電気カーペット本体20への電源
供給は、接地装置50の負荷電源供給部500から、本
体制御部21に供給されることにより行われる。なお、
前記電気カーペットカバー40の中間層42は接続コー
ド46を介して、前記本体制御部21’の仮想接地部2
00に接続される。なお、図中、漏電検出部600及び
漏電遮断制御部700は、本発明には必ずしも必要では
ないが、電気カーペット本体制御部21の漏電を検出し
て、負荷電源供給部500からの電源供給を遮断して、
火災事故等を未然に防止する上では有用であるので、製
品化の段階で接地装置50に付加してもよい。
【0063】図7は本発明に係る電界遮断機能を有する
電気カーペットの構成を示す図である。これは、図1の
従来型の電気カーペットの電気カーペット本体20の上
に前記中間層42が張り合わされた形で一体として形成
され、前記電気カーペット本体20の前記一体型の本体
制御部21’の前記仮想接地部と前記中間層42とが電
気的に接続されたものである。このように構成すること
によって、使用者は従来の電気カーペットと何ら変わる
ことのない使用法で使用でき、しかも電界遮断効果が得
られる。
【0064】図8は、図7に示す電気カーペットの内部
接続状態を示す概念図である。なお、図中、漏電検出部
600及び漏電遮断制御部700は、本発明には必ずし
も必要ではないが、電気カーペット本体制御部21の漏
電を検出して、負荷電源供給部500からの電源供給を
遮断して、火災事故等を未然に防止する上では有用であ
るので、製品化の段階で接地装置50に付加してもよ
い。
【0065】図9は、従来の電気暖房寝具の外観を示す
図であり、発熱体62と、発熱体62から発せられる熱
を保持する熱保持体(例えば、毛布の生地、布団の綿な
ど)63、発熱体62の温度制御を行う電気暖房寝具制
御部(以下「制御部」という。)61を有し、コンセン
ト30に電源コード23に接続された電源プラグ24が
差し込まれ、制御部61のスイッチを入れると、発熱体
62が発熱し、暖房効果を奏するものである。
【0066】このとき、発熱体62からは電磁波が発せ
られ、これが人体に影響を及ぼすことが問題であった。
【0067】図10は、本発明に係る電界遮断機能を有
する電気暖房寝具カバー70の構成を示す図であり、布
地からなる表地71と、導電性繊維が織り込まれた導電
層72とが積層状に形成され、表地71に接地ターミナ
ル44が取り付けられ、これが導電層72と電気的に接
続されている。接地ターミナル44に接地コード46の
一端が接続され、他端が前記接地装置50に接続され、
接地装置50がコンセント30に差し込まれることによ
り、導電層72が接地されたと同じ効果が得られる。
【0068】図11は、本発明に係る電気暖房寝具カバ
ー70の使用例(第一実施例)を示す図であり、図9に
示した従来の電気暖房寝具60が、本発明に係る電界遮
断機能を有する電気暖房寝具カバー70の中に入れられ
て使用される状態を示したものである。これにより、従
来のタイプの電気暖房寝具60をすでに使用している場
合に、本発明に係る電気暖房寝具カバー70を組み合わ
せて使用するだけで、発熱体62から発生する電磁波を
遮断することができる。
【0069】図12は、図11に示す第一実施例の接続
状態を示す概念図であり、前記電気暖房寝具カバー70
の導電層72が接続コード46を介して、接地装置50
の仮想接地部200に接続されるようになっている。
【0070】図13は、本発明に係る電気暖房寝具カバ
ー70の使用例(第二実施例)を示す図である。図11
の第一実施例と異なる点は、接地装置50が前記制御部
61の中に一体として組み込まれた点である。この一体
型の制御部を従来のものと区別するため、符号を61’
とする。このように構成することにより、コンセント3
0に差し込むのは、電気暖房寝具60の電源プラグ24
のみでよくなり、使い勝手が良くなる。
【0071】図14は、図13に示す第二実施例の接続
状態を示す概念図であり、電気暖房寝具60への電源供
給は、接地装置50の負荷電源供給部500から、制御
部61に供給されることにより行われる。なお、前記電
気暖房寝具カバー70の導電層72は接続コード46を
介して、前記制御部61’の仮想接地部200に接続さ
れる。なお、図中、漏電検出部600及び漏電遮断制御
部700は、本発明には必ずしも必要ではないが、制御
部61の漏電を検出して、負荷電源供給部500からの
電源供給を遮断して、火災事故等を未然に防止する上で
は有用であるので、製品化の段階で接地装置50に付加
してもよい。
【0072】図15は本発明に係る電界遮断機能を有す
る電気暖房寝具80の構成を示す図である。これは、図
9の従来型の電気暖房寝具60の発熱体62を前記導電
層72で包んだ形で一体として形成され、前記電気暖房
寝具80の前記一体型の制御部61’の前記仮想接地部
と前記導電層72とが電気的に接続されたものである。
このように構成することによって、使用者は従来の電気
暖房寝具と何ら変わることのない使用法で使用でき、し
かも電界遮断効果が得られる。
【0073】図16は、図15に示す電気暖房寝具80
の内部接続状態を示す概念図である。なお、図中、漏電
検出部600及び漏電遮断制御部700は、本発明には
必ずしも必要ではないが、電気暖房寝具制御部61の漏
電を検出して、負荷電源供給部500からの電源供給を
遮断して、火災事故等を未然に防止する上では有用であ
るので、製品化の段階で接地装置50に付加してもよ
い。
【0074】本発明に係る電気暖房寝具カバーが利用さ
れる対象としては、電気毛布、電気布団(掛け布団、敷
き布団)、電気座布団等、電熱線を発熱体として用いる
電気暖房寝具一般である。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電気カー
ペット又は電気暖房寝具から発生する電磁波のうち、特
に電界(電場)を効果的に遮断することができ、人体へ
の悪影響を防ぐことができるという効果がある。
【0076】特に、請求項1又は請求項4の発明によれ
ば、すでに既存の電気カーペット又は電気暖房寝具を使
用している利用者であっても、そのカバー部分を本発明
に係る電気カーペットカバーに置き換えたり、電気暖房
寝具を本発明に係る電気暖房寝具カバーで包むだけで、
所望の効果が得られるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電気カーペットの外観を示す図である。
【図2】本発明に係る電気カーペットのカバーの構成を
示す図である。
【図3】本発明に係る電気カーペットカバーの使用例
(第一実施例)を示す図である。
【図4】図3に示す第一実施例の接続状態を示す概念図
である。
【図5】本発明に係る電気カーペットカバーの使用例
(第二実施例)を示す図である。
【図6】図5に示す第二実施例の接続状態を示す概念図
である。
【図7】本発明に係る電界遮断機能を有する電気カーペ
ットの構成を示す図である。
【図8】図7に示す電気カーペットの内部接続状態を示
す概念図である。
【図9】従来の電気暖房寝具の使用状態を示す図であ
る。
【図10】本発明に係る電気暖房寝具のカバーの構成を
示す図である。
【図11】本発明に係る電気暖房寝具カバーの使用例
(第一実施例)を示す図である。
【図12】図11に示す第一実施例の接続状態を示す概
念図である。
【図13】本発明に係る電気暖房寝具カバーの使用例
(第二実施例)を示す図である。
【図14】図13に示す第二実施例の接続状態を示す概
念図である。
【図15】本発明に係る電界遮断機能を有する電気暖房
寝具の構成を示す図である。
【図16】図15に示す電気暖房寝具の内部接続状態を
示す概念図である。
【図17】一般的に供給される交流電源の入力状態を示
す図である。
【図18】従来の接地装置を示すブロック図である。
【図19】図18における接地検出部の詳細ブロック図
である。
【図20】従来の接地装置によって、電気機器から電磁
波が漏れ出ないように遮蔽膜を形成した状態の一例を示
す図である。
【図21】図18における電源供給部を示す詳細回路図
である。
【図22】図18における接地検出部を示す詳細回路図
である。
【図23】図18における負荷電源供給部、漏電検出
部、漏電遮断制御部を示す詳細回路図である。
【符号の説明】
10 一般の電気カーペットカバー 20 電気カーペット本体 21 電気カーペット本体制御部 21’ 電気カーペット本体制御部(接地装置一体型) 22 発熱体 23 電源コード 24 電源プラグ 30 コンセント 40 電界遮断型電気カーペットカバー 41 表地 42 中間層 43 基布層 44 接地ターミナル 45 接続金具 46 接地コード 50 接地装置 60 従来型電気暖房寝具 61 電気暖房寝具制御部 61’電気暖房寝具制御部(接地装置一体型) 62 発熱体 63 熱保持体 70 電気暖房寝具カバー 71 表地 72 導電層 80 電界遮断機能を有する電気暖房寝具 100 電源供給部 200 仮想接地部 300 接地検出部 500 負荷電源供給部 A、B 電源ライン B+ 動作電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 征武 大韓民国京畿道富川市梧亭区梧亭洞573− 7 (72)発明者 金 鐘鶴 大阪府堺市豊田982番地 (72)発明者 井野 道義 千葉県千葉市稲毛区宮野木町1737−32 Fターム(参考) 3B120 EA07 EA20 EB09 3L072 AA01 AC02 AD15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絨毯生地等の表地と、導電性のシートから
    なる中間層と、ニードルパンチカーペット等の基布層と
    の3層から成る電気カーペットのカバーであって、前記
    中間層が、電源ラインの交流電源を同一インピーダンス
    でフィルターリングし整流及び平滑して動作電源を供給
    する電源供給部と、前記電源供給部の出力である前記動
    作電源で動作し、仮想接地部を設定した後、前記電源ラ
    インから前記仮想接地部に流れる電流で接地点を検出
    し、接地点に前記仮想接地部を接地させる接地検出部と
    を有する接地装置の、前記仮想接地部と接続されること
    により、電気カーペット本体の発熱体から発生する電磁
    波の電界を遮断することを特徴とする、電界遮断機能を
    有する電気カーペットカバー。
  2. 【請求項2】 前記接地装置が、前記接地検出部の接地
    点連結完了時、前記電気カーペット本体の発熱体に交流
    電源を印加する負荷電源供給部をさらに具備し、かつ、
    前記電気カーペット本体の発熱体の温度制御装置と一体
    として構成されていることを特徴とする、請求項1に記
    載の電界遮断機能を有する電気カーペットカバー。
  3. 【請求項3】 絨毯等の電気カーペットカバーと、発熱
    体を有する電気カーペット本体と、該電気カーペットカ
    バーと該電気カーペット本体との間に位置し、導電性の
    シートからなる中間層と、電源ラインの交流電源を同一
    インピーダンスでフィルターリングし整流及び平滑して
    動作電源を供給する電源供給部と、前記電源供給部の出
    力である前記動作電源で動作し、仮想接地部を設定した
    後、前記電源ラインから前記仮想接地部に流れる電流で
    接地点を検出し、接地点に前記仮想接地部を接地させる
    接地検出部と、前記接地検出部の接地点連結完了時、前
    記電気カーペット本体の発熱体に交流電源を印加する負
    荷電源供給部と、を有する接地装置と、前記発熱体の温
    度制御を行う温度制御装置と、で構成される電気カーペ
    ットであって、前記接地装置が前記電気カーペット本体
    の発熱体の温度制御装置と一体として構成され、かつ、
    前記接地装置の前記仮想接地部が、前記中間層と電気的
    に接続されていることを特徴とする電界遮断機能を有す
    る電気カーペット。
  4. 【請求項4】電気暖房寝具全体を包む袋状の電気暖房寝
    具カバーであって、 該電気暖房寝具カバーは、導電性繊維が織り込まれた導
    電層を少なくとも有し、 該導電層が、 電源ラインの交流電源を同一インピーダンスでフィルタ
    ーリングし整流及び平滑して動作電源を供給する電源供
    給部と、前記電源供給部の出力である前記動作電源で動
    作し、仮想接地部を設定した後、前記電源ラインから前
    記仮想接地部に流れる電流で接地点を検出し、接地点に
    前記仮想接地部を接地させる接地検出部とを有する接地
    装置の、前記仮想接地部と接続されることにより、前記
    電気暖房寝具の発熱体から発生する電磁波の電界を遮断
    することを特徴とする、電界遮断機能を有する電気暖房
    寝具カバー。
  5. 【請求項5】前記接地装置が、前記接地検出部の接地点
    連結完了時、前記電気暖房寝具の発熱体に交流電源を印
    加する負荷電源供給部をさらに具備し、かつ、前記電気
    暖房寝具の発熱体の温度制御装置と一体として構成され
    ていることを特徴とする、請求項4に記載の電界遮断機
    能を有する電気暖房寝具カバー。
  6. 【請求項6】前記電気暖房寝具が電気毛布である請求項
    4又は5に記載の電気暖房寝具カバー。
  7. 【請求項7】前記電気暖房寝具が電気掛け布団または電
    気敷き布団である請求項4又は5に記載の電気暖房寝具
    カバー。
  8. 【請求項8】発熱体、前記発熱体全体を覆う導電性繊維
    が織り込まれた導電層及び前記発熱体から発せられる熱
    を保持する熱保持体と、 前記発熱体の温度制御を行う温度制御装置と、 電源ラインの交流電源を同一インピーダンスでフィルタ
    ーリングし整流及び平滑して動作電源を供給する電源供
    給部と、前記電源供給部の出力である前記動作電源で動
    作し、仮想接地部を設定した後、前記電源ラインから前
    記仮想接地部に流れる電流で接地点を検出し、接地点に
    前記仮想接地部を接地させる接地検出部と、前記接地検
    出部の接地点連結完了時、前記電気暖房寝具の発熱体に
    交流電源を印加する負荷電源供給部とを有する接地装置
    と、を有する電気暖房寝具であって、 前記接地装置が前記電気暖房寝具の発熱体の温度制御装
    置と一体として構成され、かつ、前記接地装置の前記仮
    想接地部が、前記導電層と電気的に接続されていること
    を特徴とする電界遮断機能を有する電気暖房寝具。
  9. 【請求項9】前記電気暖房寝具が電気毛布である請求項
    8に記載の電気暖房寝具。
  10. 【請求項10】前記電気暖房寝具が電気掛け布団または
    電気敷き布団である請求項8に記載の電気暖房寝具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101314560B1 (ko) * 2011-12-16 2013-10-07 김평곤 착탈식 발열체를 가지는 전열카페트
JP2015073604A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 株式会社環健スーパーテクノ 敷物ならびにこれを使用する寝具および寝台
US20220079191A1 (en) * 2019-01-04 2022-03-17 Haier Smart Home Co., Ltd. Refrigerating and freezing device

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